全73件 (73件中 1-50件目)
福島県には0頭 手足が不自由な人をサポートする介助犬 訓練費用は9割が寄付で認知度向上が課題 福島テレビ 2/11(日) 20:30配信【3分26秒の動画有り】【以下転載】目や耳、手足が不自由な方の手伝いをする犬を「補助犬」といい、盲導犬・聴導犬・介助犬の3つに分けられる。このうち、指示を理解し素早く動いてくれる介助犬に注目した。<手足が不自由な方をサポート>手足が不自由な人の日常生活や、社会復帰をサポートする介助犬。スマートフォンを探して持って来たり、靴や靴下を脱がせたり、冷蔵庫から飲み物を取り出して届けるなど、果たす役割は実にさまざま。ユーザーがどのような障がいを抱えているかに合わせて、手伝う内容を柔軟に変えることができる。<子どもたちも驚きのサポート力>この日、福島県福島市のこども園にやってきたのは「ファンタ君」と「バディ君」特別なトレーニングを積んだ、日本介助犬協会のPR犬だ。子どもたちの前で、その能力を披露。引き出しを開け、中のタオルを取って閉めてから手元に渡してくれる。さらには、落とした鍵を「テイク」と指示すれば持ってきてくれる。園児は「大変そうだった」「犬が助けてくれるってことを勉強した。かわいくて楽しかったです」と話す。<福島県には介助犬は0頭>介助犬を必要とする人が全国に1万5000人いるとされる一方、介助犬の数は全国で58頭だけ。福島県内には1頭もいない。盲導犬が全国に836頭、福島県内に18頭いる状況と比べても、その数はごくわずかだ。1頭あたりの訓練費用は240万円から300万円ほど。その約9割が寄付によって賄われているため、社会全体の認知度をどう高めていくかが課題となっている。<まずは知ってもらうこと>日本介助犬協会広報グループ後藤優花さんは「諦めることが多かったことが、介助犬が来ることによって出来ることが増えて、その方の生活の幅が広がっていくっていう話はよくお聞きします。やはり、お子さんとかに知って頂くと、お子さんからまた発信してくださったりするので、そういった面でも本当に色んな方に知っていただくっていうのが大事」と話す。介助犬がもっと身近な存在になるために。私達ひとりひとりが、その存在に関心を持つことが重要だ。福島テレビ【転載ここまで】本来は人間がしなければならないことを犬達にお願いしているわけで・・・私にまだ聴力が若干あった時 全く聞こえなくなった時の事を考えたで・・・一番行動力があり若いたにゅに色々教え込んだたにゅは自分だけ かまって貰える嬉しさからどんどん吸収していってくれた元々単純な性格で褒められれば天まで登りそうに喜ぶ犬だったポメラニアンである事から声が高いのでよく通る 離れている場合はお知らせは2声近くにいる時は傍まで来てちょんちょんとタッチをしてくれる耳が聞こえなくなった時 玄関チャイムや電話の呼び出し音などちゃんと知らせてくれるまでになったところがまさかの出来事! 元気そのものだったたにゅもよる年波で心臓に異常が出始め 肺水腫を併発酸素室のお世話になる羽目に・・・肺の水を抜いて貰い酸素室で体調を整え帰宅の予定だったが 半日入院中に 急性心不全であっけなく逝ってしまった2022年2月19日の事だった・・・・それから2年 たて続けに犬猫が天寿を全うし 今や1ワン5にゃんそれなりに頑張る婆であるお雛様を飾りながらふと思った娘の初節句から 何回飾っただろうと・・・(娘の年齢は極秘)
2024年02月11日
コメント(0)
ご飯の上にオシッコをされたり、スリッパの上にウンコが載せてあったり…94歳の「老人デイケアのアイドル」 現代ビジネス 10/19(木) 13:03配信【以下転載】老いればさまざまな面で、肉体的および機能的な劣化が進みます。目が見えにくくなり、耳が遠くなり、もの忘れがひどくなり、人の名前が出てこなくなり、指示代名詞ばかり口にするようになり、動きがノロくなって、鈍くさくなり、力がなくなり、ヨタヨタするようになります。世の中にはそれを肯定する言説や情報があふれていますが、果たしてそのような絵空事で安心していてよいのでしょうか。医師として多くの高齢者に接してきた著者が、上手に楽に老いている人、下手に苦しく老いている人を見てきた経験から、初体験の「老い」を失敗しない方法について語ります。*本記事は、久坂部羊『人はどう老いるのか』(講談社現代新書)を抜粋、編集したものです。94歳のアイドル 今のデイサービスでも同じでしょうが、私が勤めていた老人デイケアでも、認知症の人のお世話は大変でした。ちょっと目を離すと、ティッシュを食べる、鞄に痰を吐く、便器で手を洗う、紙おむつをちぎってバラまく、そして徘徊(はいかい)で一日中職員を引っ張りまわしたりします。職員が慌て、叫び、走りまわって後始末に追われても、当人はまったく知らん顔です。 それでも意外なユーモアがあったりして、職員を笑わしてくれるアイドルのような高齢者もいました。 歯が抜けて顔はシワだらけで、いつも口をもぐもぐ動かしているKさん(94歳・女性)は、デイケア一の人気者でした。 「いつもお世話になっております。ご迷惑をおかけして申し訳ございません」と、ていねいに頭を下げるかと思うと、「コレ、アンタ早よしなさい」と、急に職員を使用人扱いしたりします。 私も「こっちへ来なさい」と、きつい口調で呼ばれたことがありました。 「はい。来ましたよ。何ですか」と問うと、「わたしが来いと言うとるの」という返事。 「だから、ご用は何ですか」 「別に用はないの」 思わずズッコケると、またていねいな口調にもどり、「いつもお世話になっております。わがままばかり申しまして、わたしは悪い人間です」と、拝む仕草で頭を下げます。 あるとき、プログラムで朝食に何を食べたかを訊ねると、Kさんは、「今朝はネコを食べてきました」と答えて、職員たちを唖然とさせました。そんなシュールな回答も、Kさんの人気の理由です。 それでも実際の介護はたいへんです。Kさんの場合は、特に食事の介助が難関でした。嚥下(えんげ)機能が落ちているので、口に入れたものをなかなか飲み込みません。飲み込まないだけでなく、口の中でもぐもぐしてたっぷりの唾液と混じった食物を、ところ構わず吐き出します。職員がティッシュを広げて構えていると吐きません。ところが手をおろすと、待っていたように吐くのです。手をおろさず待っていると、顔を背けて別のところに吐きます。まわりに新聞紙を広げて、どこに吐いてもいいようにすると、今度は職員めがけて吐きました。性格が悪いとしか言いようがありませんが、それでもKさんには独特のキャラがあるので、人気は衰えませんでした。 ですから、送迎バスが到着したとき、Kさんの姿が見えると、職員たちは「きゃー、来てる」と悲鳴をあげながら喜んでいました。 このKさんが、習字のプログラムのとき、墨汁(ぼくじゅう)を飲んでしまい、大慌てしたこともありました。職員が「あーっ」と気づいて、すぐに洗面台に連れて行き、「うがいをして」とコップの水を含ませ、「ガラガラガラー」としたので「吐き出して」と言うと、ゴックンと飲んでしまいました。 仕方がないので、同居している娘さんに連絡して、「誠に申し訳ありません。こちらがちょっと目を離した隙に、Kさんが墨汁を飲んでしまいました。明日か明後日、黒い便が出ると思いますが、どうか驚かないでください」と言うと、「驚きません」との答えでした。よく聞くと、炊きたてのご飯の上にオシッコをされたり、朝起きたらスリッパの上にウンコが載せてあったりしたので、墨汁を飲むくらいはどうということはなかったのでしょう。 さらに連載記事<「上手に楽に老いている人」と「下手に苦しく老いている人」の意外な違い>では、症状が軽いのに老いに苦しむ人と、そうでない人の実例を紹介しています。久坂部 羊(作家)【以上転載】続きはこちらから元気に歳を重ねれば 必ず迎える『老い』老醜を曝したくないのは誰しも思う母は元気な認知症 徘徊や火の始末を心配して 住宅型の介護施設にお世話になった家族は『笑顔』を運ぶだけで介護はプロにお任せした5年が長かったのか短かったのか・・・可愛い『ボケ』を山ほど・・・今は全てが語り草私にはどんな『老い』が来るのやら・・・今のところは超元気な多忙な毎日を過ごす事ができているが 老いた姿を 客観的に眺めている私がいるだんだん動きも・・・と思いながらも 犬猫がいるお陰で素早く対応できる環境であるのが有り難い猫は足元を突っ走るし ブラッキーは何処でも構わず寝ている踏まないように注意力と毎日の脳トレと機敏な動きを与えてくれる1ワン5にゃんに感謝である
2023年10月22日
コメント(0)
18歳になった柴犬 長生きの秘訣とは? シニア犬に寄り添う飼い主の思いHint-Pot 2/20(月) 6:50配信【以下転載】飼い主さんなら誰しも、愛犬にはいつまでも元気に長生きしてほしいと願うもの。食生活や健康状態に気を配っている方も多いのではないでしょうか? 今回ご紹介するのは、18歳5か月になる黒柴のわんちゃん。柴犬の平均寿命12~15歳を上回るご長寿犬です。最近は横になって過ごすことが多くなりましたが、ごはんのときは気合が入るそう。長生きの秘訣や工夫していることなどについて、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。【動画】18歳の柴犬・アトムくんの歩行 飼い主さんのサポートを受けて二人三脚で頑張る実際の様子 ◇ ◇ ◇人間年齢では93~96歳のアトムくん 長寿の秘訣は「食事」にあり 黒柴の「アトム」くんは18歳5か月の男の子。かわいらしいお名前は、「『鉄腕アトム』の頭の形と黒柴の頭(耳)が似ていた」ことから選ばれました。主人公・アトムのような、強くて優しい子になるようにという飼い主さんの願いが込められています。 アトムくんは、生後2か月で飼い主さんのおうちに迎えられました。当初は、環境の変化によるストレスで胃腸炎になったこともありましたが、その後はすくすくと成長。今では人間の年齢にすると93~96歳と、ご長寿犬と呼ばれる年齢になりました。 最近は、自力で立っていることが難しくなってきたものの、ごはんのときには気合が入って立つことができるそう。長生きの秘訣について、飼い主さんは“食のルーティン化”にあるのではないかと考えています。「さまざまな食べ物を与えないで、なるべく同じものを食べさせています。ドッグフード、白ごはん、果物、おやつも1種類だけです」年齢を重ねいくつもの病気を乗り越えてきたアトムくん 高齢になるにつれて、アトムくんの体調にさまざまな変化が現れました。16歳で認知症の症状が見られるようになり、同年には左の角膜に傷が付いたことで失明。17歳4か月のときには、内耳にある「前庭」と呼ばれる部分の機能不全によって神経症状が起こる「前庭疾患」を発症し、飼い主さんのケアを受けながら暮らしています。 今年に入ってからは寝つきが悪くなったため、日によって眠っている時間と起きている時間にばらつきが出るように。飼い主さんは、アトムくんが目を覚ましているときに食事をしてもらうなど試行錯誤しているそうです。「眠ることが最優先で、寝つけず起きている時間にお外へおしっこしにいったり、ごはんをたべたり、お散歩したりしてます。お外を散歩するかごはんを食べると、リラックスして眠れることが多いようです」シニア期に役立ったアイテムとは? アトムくんと飼い主さんの“強い絆” アトムくんが少しでも落ち着いて穏やかに暮らせるようにと、献身的にサポートしている飼い主さん。シニア期の生活を支えていくうえで、購入して良かったものがあるそうです。「ペットマットです。滑りにくく少しクッション性があるので、関節に優しく、転んでも床に直接よりは安全です」 ほかにも、いぬ用の車いすや、最近はロンパースも用意して重宝しているそう。老犬は体温調節が難しく、肌も弱くなるため、アトムくんの体を守るのに一役買っているのだとか。 飼い主さんはアトムくんの体の変化に寄り添いながら、18年もの長い間、二人三脚で過ごしてきました。シニア犬となったアトムくんとの生活について、「アトムの介護をしているつもりはまったくありません」と思いを語ります。「アトムは自分でできることもまだたくさんあります。だから、私はアトムの手助けをしているつもりです」 これからわんちゃんをお迎えする人、そしてシニア期のわんちゃんと暮らすようになる人に向けて「たくさん話しかけてあげてください」と語る飼い主さん。長生きしてくれているアトムくんとの“絆”は、さらに深まっているようです。「シニア期の今がこれまでで一番手がかかっていますが、愛おしさはさらに増しました。一緒にいられる喜び、抱っこできる喜びを日々感じています」 飼い主さんの愛情を一身に受けて、これからも長生きしてくださいね、アトムくん。○取材協力:写真提供:なおぽん(naopon323)さんHint-Pot編集部【転載ここまで】我が家は幸せな事に全員天寿を全うしてくれた犬だけでも14~5匹にはなっていると思う当然老齢にはなって行くわけで介助や介護が必要になる気にならない 苦にならない 程度の手助けが犬も猫も心地良いらしかった私の母が認知症になり独り住まいは火の始末や施錠が怪しくなってきたころ 医師が経営する住居型の介護施設に入居させた医師在中なので医療は万全だったし とてもいい医師だったのであるが あまりに施設環境や食事などが良過ぎたのがアダになったか経営の方がイマイチだったようではあった私は『笑顔』を運ぶだけの役割母に『犬猫並みにはお世話するよ』と言ったら『そんなにされたら鬱陶しいから半分・・・否三分の一ぐらいにして頂戴』と言われてしまったので できる事は取り上げず好きなように暮らして貰った言葉や意思が十二分に伝わり切れない犬猫の老後と付き合っている回数が多かったので人間の介護は非常に楽であった想いがあるさて 今もきーちゃんの元気な徘徊やヘッドプレスを管理しながら アンディの肝臓&胆嚢の検査や投薬 ブラッキーの心臓の管理と定期診断&投薬投薬猫のチャシロンの腎不全の定期検査と投薬チャシロンが一番若く15歳 犬達は気が付けば全員16歳アンディは6歳時にセンターから飼い主持ち込みの殺処分候補生を連れ帰ったので10年くらいの同居キャリアはあるが きーちゃんは2018年7月から ブラッキーは2019年4月からの付き合いである2ワンともブリーダー廃棄否敢えて引退犬と言っておこう看取り視野での引き取りであるこの時期看取り視野で引き取ったのがプードルの愛(16歳)大きなヨーキーのジェラード(12歳)ブラッキーの相棒のホワイティ(12歳)5ワンを丸投げで引き受けた疾患多様ではあったが今の獣医療で改善可能な物ばかりだったのが幸いだった介護は苦痛に思ったら続かない生きていることを飼い主もちゃんと楽しめれば犬猫も心穏やかに過ごせるというものである介護したくても猫の葵やポメラニアンのたにゅの様に心不全で突然死してしまうケースもあったそういえばたにゅは昨日が1周忌だった・・・時の経つのは早いものである
2023年02月20日
コメント(0)
ペットを飼うと認知症の予防になるのは本当?その理由とは【名医が答える病気と体の悩み】日刊ゲンダイDIGITAL 11/28(月) 9:06配信【以下転載】 アニマルセラピーは、動物と触れ合うことによってストレスの緩和や精神的、身体的な活動の機能向上が促され、笑顔などの表情の変化や発話回数の増加につながるといわれています。そのため、認知症予防への効果を期待し、高齢者施設で取り入れられるケースも増えています。アニマルセラピーと認知症に関連する論文は多く、たとえば「認知症高齢者に対するイヌによる動物介在療法の有用性」(2008年、川崎医療福祉学会誌)では、《イヌにつられて行動を起こすことにより、活動量が増し、日常生活の自立度や改善につながる。精神性ではストレスの緩和やうつ状態の改善につながる》といった報告が出されています。 ペットを飼っている人は誰もが認知症にならないわけではありませんが、犬をはじめ、ペットを介して得られるストレスの軽減は明らかで、認知症予防に一定の効果はあると考えます。 認知症の初期段階では、認知機能の低下を自覚して情緒不安定になったり、周囲に無関心になっていく傾向があります。ペットとの触れ合いは、それによる抑うつ状態を改善する効果があります。 動物に愛情を注ぐ行為は、脳に神経伝達物質であるドーパミンを大量に分泌します。ドーパミンの作用により人間は多幸感を得たり、行動への意欲を高めます。またドーパミンによって脳は全身の筋肉に運動の命令を出します。 さらに、ペットの世話はある種のストレスがかかりますが、それも認知症予防になります。定年退職後に認知症の発症が多いのは、自分だけの時間軸で生活していることも関係しています。人間の体内時計は25時間で、生活習慣の乱れとともにどんどんズレていきます。「毎日が日曜日」になってしまえば昼夜逆転し、時間や曜日の感覚も鈍くなる。いわゆる「見当識障害」が起こります。犬を決まった時間に散歩させて、エサをあげる、このルーティンがあるだけで、認知症の進行は抑えられると考えられます。 犬は飼い主に従順に懐いてくれるのも大きなポイントでしょう。かわいがってくれる人間に対し、反論せずに尻尾を振ってくっついてきたり、愛情を見せてくれます。人間は承認欲求を欲していて、満たされるとドーパミンを放出しますから、その点でも、認知症予防にアニマルセラピーがある程度効果的といえるのです。【転載ここまで】文中にペットの世話はある種のストレスがかかりますとある人間も犬猫もずっと若いままではいられない高齢者が高齢の犬猫を飼養しなければならなくなった時は 果たしてドーパミンが放出されるのだろうかと思う通常の家庭では多頭飼養と言ってもせいぜい2~3頭だろうから それほどのストレスはかからないだろうとは思うワン3 にゃん6 ともなるとそれぞれ一病息災状態で 通院が避けられなくなるコロナ予防の観点から お世話になっている動物病院は完全予約制診療予約や薬の受け取りなど 記憶が必要な事が多くなるとそれは結構ストレスになっているかもしれないと思うことがある間違えずに行動する事はまだできているが これも体力勝負!早期発見・早期治療で事なきを得てはいるものの 獣医師の説明のどこまで記憶ができているかは問題かもしれない何分にも耳が聞こえないのであるから・・・マスク越しでは口元も読めない補聴器様のものを使ってみてはいるが 雑音の方を先に拾ってしまう程度の精度のものであるから きちんと聞き分けているか否か・・・今まで積み上げてきた介護の経験から 不明な点や聞き取れなかったものは質問して理解するしかないのである過去の介護の記憶が残っているという事はまだまだ認知は回避できているのではと暢気に構えているしかない!!
2022年11月29日
コメント(0)
ALS罹患のニャンちゅうの声優が2年半で「要介護1→要介護5」になり思ったこと ALSと生きる54 寝たきりとは違う 津久井 教生 2022/06/18 06:00【以下転載】ALS(筋萎縮性側索硬化症)を検索すると「感覚があるままに体が動かなくなる病気」という説明が多くあります、もう少し詳しい書き方を探すと「筋肉が動かなくなってしまい最終的に自力で呼吸が出来なくなる」と書かれています。そして「現在、効果の認定されている治療法がない」と言われていることで知られています。ALS罹患を公表して2年半が過ぎ、病状は進行しています。そしてALSという難病の最初の決断の段階に入ってきたと思います。今回は前回の気管切開のお話しに引き続き、先月認定された「要介護5」についての思いをお話ししていこうと思います。介護のための支援を受けるには、国から要介護認定を受ける必要があります。「自立」「要支援1」「要支援2」「要介護1」「要介護2」「要介護3」「要介護4」「要介護5」と8つの段階に分かれており、令和4年3月末現在要支援から要介護5まで認定がされた方は689万5735人。もっとも重い要介護5に認定された方は58万6039人います。2019年3月に足に異変を感じ、9月にALSを告知された声優の津久井教生さんは、いまでもニャンちゅうの声を演じています。ただ、手足はほとんど動かすことができず、6月1日のブログでは要介護5、つまりサポートを受けられる人の中でもっとも重篤な状況に認定されたことを明らかにしました。それがどういうことなのか。津久井さんの体調はどのようになっているのか。率直に綴っていただきます。「51対49」の多数決の礎になります気管切開に関して執筆した記事に対し、たくさんの反応やコメントをいただいたことに感謝しています。「気管切開を受けても声が出る方がいる」という情報をたくさんいただきました。私も実際にお会いしたり、SNSの情報などでも確認しています。ALS(筋萎縮性側索硬化症)だけでなく、あらゆる病気や怪我などによって気管切開をした方がいて、色々な症例があることが分かりました。「気管切開の手術も種類があります、完全に声が出なくなる分離手術じゃない方はどうでしょうか」という意見。そうなのです、書かなかったのですが気管切開の手術も種類があるのですよね。そして「確かにプロとしてのお仕事の声を出すのは難しいと思います」と実際に気管切開をした方の意見もいただきました。それから「もし津久井さんが手術をしても声が出て状況を発信してくれたら聞きますよ」というコメントもたくさんいただきました。なんだか嬉しくなりました。「津久井さんが、ご自分で出した決定が大事だと思います」「迷って、迷いぬいて出した決定で良いと思います」はい、そうするつもりで日常生活を介護してもらいながらALSと生きていきたいと思います。もちろん「津久井さんのええかっこしいを応援します」という心揺さぶるコメントも大切にします。「51対49」の多数決の礎をたくさんいただきました、ありがとうございます。「要介護5」に認定されて要介護5に認定されたことを公表したらすぐに「津久井さんが寝たきりになった」という言葉が付け足されて広がっていったようです。私が発信したものを読んでいただけると「寝たきりではない要介護5」という状態がお分かりいただけたと思うのですが、伝言のような形になると難しいようです。ましてや「声優の津久井教生が要介護5」という言葉からくるイメージは、「ALS(筋萎縮性側索硬化症)が進行して寝たきりになった」そんな感じでしょう。それどころか、この要介護5の発表をしたおかげで「津久井さんがALSに罹患していることを知りました」という認知効果もまたたくさんありました。お知らせの難しさを毎回感じますが、お伝えし続けたいと思います。この連載をお読みいただいている皆さんに、少しですが実情をふまえた率直な気持ちも知っていただければと思う次第です。私自身も要介護5の判定をいただいた時に、少しは予測はしていたとはいえ、やはり落ち込みました。予測していたくせに思った以上に凹んだと思います。それくらい「要介護5」というランクは重いのだと感じました。要介護5というのは、日本の介護保険制度で申請した人が認定されるランクで1番重いとされているものです。要支援1から要介護5まで7つのランクがあるのですが、この認定を受けないと介護サービスは受けられないのです。よく見かけるようになった介護サービス事業所にいきなり連絡しても、すぐに要介護のサービスは受けられないのです。在住している市町村の窓口がスタートになります。私は妻と共に母を介護していたため、多少の知識がありました。自分の病気が難病指定のALSと診断されたときも、「すぐに現状を認定調査して下さい」と入院していた病院の相談員の方に言われた時も、それほど違和感なく取り組むことが出来ました。この一連の介護保険制度の作業は自分たちでやっていくことになります。もちろん在住している市町村の職員さんや委託されたケアマネージャーさんも手伝ってくれます。要介護認定を受けてみて思ったこと私は進行性の難病のALS罹患者であることと、すでに自力で歩けなくなっていることもあって「要支援」の判定ではなく、「要介護」の認定を受けました。最初に「へえそうなんだ」と思ったのは調査方法でした。調査員さんの聞き取り調査をもとに、コンピューターが要介護認定等基準時間の推計値というのを出して分類していくのだそうです。この要介護認定等基準時間というのが、いまだに介護保険利用者としてよく分かっていない項目なのです。教えてもらった感じでは「要介護認定等基準時間」とは、その介護利用者の方の介護にかかる手間を時間で表した目安なのだそうです。そして大切なのが「基準時間=介護サービスを受ける時間」ではないのです。介護の必要性を判断するための基準として厚生労働省が設定している時間で、これを介護サービスの礎にしていくのだそうです。この連載でも書いていますが、2019年9月、私の最初の認定結果は「要介護1」でした。ちょっと変な言い方になりますが「頑張りすぎた結果」です。普段通りの自分を調査員さんにお見せすればいいのに、必要以上に頑張ってしまって「まだできる自分」をアピールしてしまったのです。当時を振り返ってみると「気合の入った自分」を思い出すことが出来ます。調査される本人は、無意識に頑張っちゃうのです(笑)。これは悪いことではありませんが、日常を伝えた方が良いのです。なぜなら日常の生活状況に合わせた介護サービスを考えるので、必要な時間が得られる介護ランクが大切になってくるからです。もちろんだからといって、出来ないお芝居をしたりするのは駄目です。ご家族やケアマネージャーさん立会いのもと、ありのままの状態を見てもらうことが大切になると私は思います。母の介護や自分が難病に罹患してみて思うのですが、介護サービスや病気などの申請は、早い方がいいと思います。もちろんご本人の性格や状況優先だとは思いますが、制度も含めて受けられるものがたくさんあります。ただし時間がかかるものが多いのです。破綻しそうになってからだと大変だと思います。どんどん声を上げて適切な介護体制が作られることが望ましいのです。ALS進行とともに上がっていく要介護度ALSは治療法の見つかっていない進行性の難病です。かなり頑張ってパフォーマンスをして、そこそこ自分の身の回りの事はできるという要介護1というランクをもらった私です。ケアマネジャーのMさんは「津久井さんらしくて良かったのではないでしょうか」と言ってくれました。と同時にMさんは「これから要介護度は上がっていきますので、しっかりと受け止めてください」とも言いました。まったくMさんの言った通りでした。その次の要介護認定調査では要介護2を越えて、一気に要介護3に認定されました。食事や排せつの項目では、介助されて自分で出来るという要介護2を飛ばして、介助されないと自分で出来ないというランクに進みました。それでもMさんには「津久井さん、今回も頑張っちゃいましたね」とにこやかに言われました。Mさんがそうおっしゃった理由は「前回の調査が要介護2で相当と思っていて、今回も3か4かどうなるかと思っていたから」ということでした。そして介護をしてくださっている皆さんとのミーティングにおいて「要介護度を上げないようにリハビリテーションをして、工夫をしている津久井さんを後押ししていきましょう」ということで進めてもらいました。ALSの進行に抗って抗って、それでも動かなくなっていく手足の状況を真摯に受け入れて、出来なくなっていくことはできる限りの工夫をしてきました。それでもALSは手ごわい難病です、2021年の認定調査では要介護4の認定結果になりました。要介護4とは日常生活全般において介助が必要であるということです。ALSを公表して2年もかからずに認定され、重度障害も区分6と最上ランクに認定されました。これによって重度訪問介護において24時間体制を申請することが出来るようになりました。難病申請や介護申請の仕組みが日本の行政にはあって、しっかりと申請をして認定されると様々なサービスが受けられるということです。それによって介護サービスを受けられて、介護の方の手を借りて日常生活を過ごすことが出来るのです。「要介護5」の重さ最後に残った、「認定されていないもの」が要介護5でした。Mケアマネージャーさんとも「ほとんど身体的には要介護5ですが、コミュニケーションが出来ているうちは要介護4でとどまれると思います」というお話を受け「それが一番大事な部分なので頑張ります」と「声」をだすトレーニングを頑張ってきました。しかしながら、とうとう要介護5の認定を受けました。「いったい何で?」と思いましたが、要介護5には「著しい呼吸機能の低下」という項目があるのです。コミュニケーションが取れていても、いつ呼吸困難になるか分からない身体状況だと常時見守りが必要で、要介護5に相当するということです。喀痰が自分で出来ずに痰吸引器などで介助してもらうようになっていますし、見守ってもらわないと窒息につながります。喋れることとは関係ない進行です。これで要介護5になったことは腑に落ちました。でも時間をかけて母が要支援2から要介護5になって天に召されたのを見てきた私としては、要介護5という重さは自分が思っている以上に脳みその中に打ち込まれていたのだと思います。母の介護時に知ったのですが、施設に入所した場合、要介護度が上がると利用料金が上がっていきます。理由は、それだけ介護することが大変になってくるからです。しかし少し落ち着いてきた今になって思い返してみると、天に召される前の85歳の母はしっかりとした要介護5だったと思えるのです。お見舞いに行くたびにこちらの言う事を理解してくれて、場合によっては私の事を心配して叱咤激励までしてくれていました。人間がゆるゆると年を取っていくっていう事を目の当たりにさせてもらったという感じです。ある意味、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病は「とんでもない速さで全身の老化が進んでいくような病気」なのかもしれません。今現在私は身体的にはドンピシャの要介護5の状況です。でも一つだけ皆さんが思っている要介護5と違うところは「声」が出るという事です。そして寝たきりではなく、なるべく座位で過ごして日常生活を楽しんでいます。【次回は7月2日(土)公開予定です】【転載ここまで】転載元の本文には多くの画像も掲載されている
2022年06月18日
コメント(0)
私の顔も見えないの? 愛犬の失明状態が判明、泣き暮らした飼い主さんがいぬのきもち WEB MAGAZINE 1/11(土) 20:50配信 【以下転載】この特集では、難病や障がいをもった愛犬とその飼い主さんの、闘病や暮らしの様子をレポートします。今回ご紹介するのは、遺伝性網膜変性症で視力を失った、かのんちゃんと、いっしょに暮らす北川美紀さん。目が見えない障がいがあっても、音や記憶を頼りに行動しやすいよう工夫している北川さんとかのんちゃんの生活をご紹介します。北川さんとかのんちゃんの出会い、病気が発症した頃を振り返ってもらいました。 誕生日が同じかのんちゃんとの出会いは「運命」 北川美紀さんが、かのんちゃんに出会ったのは2015年2月のこと。 「ぽよ~んとした感じがなんともかわいくて。それと私と同じ誕生日だったので、『これは運命だ』と思いました」。もともと犬を飼いたいと思っていた北川さん。 「小型犬で、胴長短足で、メスが希望で、かのんはその条件にぴったり。また、犬と暮らすなら、緑が多くて、散歩できる広い道があって、近所に動物病院や救急の動物病院がある場所がいいと思っていました。それで、かのんとの生活に最適な場所を探しました」。 かのんちゃんを迎え入れると決めてから北川さんの“愛犬ファースト”の行動が始まります。引っ越しをはじめ、愛犬にはきちんとしたお世話としつけをしようと、ペットオーナー検定や愛玩動物飼育管理士の資格なども取得。準備万端で愛犬生活をスタートさせました。家具や扉にぶつかるなどの異変が見られるように そんな新生活が始まっておよそ2年が過ぎた2017年春のこと、かのんちゃんの行動に異変が見られるようになりました。 「最近、物によくぶつかるな、と。部屋の中では椅子の脚、外ではガードレールなどです。また、食事のときに、食器を通り過ぎるようになり、これは変だなって。何度か動物病院で診てもらったところ、『目の病気かもしれない。一度、しっかりと検査をしてみては』と言われました」こうして専門的な検査施設が整った動物病院を紹介され、8月に検査が行われました。「まさか病気なんてことはない。病気であってほしくない」という複雑な気持ちで臨んだ検査でしたが、診断結果は“遺伝性網膜変性症”。視力が徐々に失われていく病気ですが、このときかのんちゃんの両目はすでに病気が進行し、ほぼ見えていない状態でした。受け入れ難い事実を北川さんは突きつけられました。 「ショックでした。いい大人がぼろぼろ泣いてしまいました。なんでうちのコだけが? 太陽の光も、いまが昼か夜かもわからず、飼い主の私の顔も見えないなんて……。そんな思いで頭がいっぱいになり、3日間は泣き暮らしました」目が見えないかのんちゃんのためにできること しかし、泣いてばかりはいられません。「犬は強いですね」と北川さんは言います。「自分の病気、置かれている状況を冷静に受け入れていますから」。かのんちゃんのふだんと変わらない様子を見ているうちに、北川さんは一念発起。あらためて“愛犬ファースト”の行動が始まります。【転載ここまで】進行性網膜萎縮症(PRA:Progressive Retinal Atrophy)心タンポナーデで2017年6月3日で急逝した我が家のバルド朝 尻尾フリフリ病院にお薬を貰いに行って 笑顔のまま診察・治療中に急変 病院にて夕方死亡した 2013年 近隣警察より保護したM・ダックス遺伝性のものなので 徐々に見えなくなるのは承知していたが 心臓に爆弾を抱えていた為その進行との見守りだった幸か不幸か死ぬまで光を失う事はなかったが その一生はあっけなく終わってしまったそして 今昨年4月に保護依頼を請け お引き受けしたチワワ君白い方のホワイティは来た時から全盲だったブリーダーの檻の中からやっとの思いで解放され 自由を得た時には 既に光を失っていた全く環境が変わった我が家での生活・・・ところが驚くことに何の不自由もなく暮らしている本当に目が見えないのかと疑いたくなるほど 完璧に生活をしている自由な多頭飼養なので他の犬猫にぶつかりはしないかと内心ヒヤヒヤだったが 他の犬猫も本能的なものなのか ホワイティにぶつからないように気を配ってくれているやんちゃ極まりなく 家の中で暴れ放題のちびクロネコのれいわでさえ 気を使っているように見えるどこでもトイレのキーちゃんやアンディを尻目に 完璧にシートで用を足す12~3歳という年齢からくる落ち着きも手伝って まるで見えているように暮らす秋頃から喜怒哀楽の表現も上手にできるようになってきたおやつの時には小躍りするし 順番待ちできちんと並んで待つことも上手にできる犬猫の能力は素晴らしいといつも感心するのであるが 不便ではあろうが 決して不憫でも不幸でもない事を証明してくれる頼もしさを感じる様々な疾病や障害を抱えて我が家に来る面々のおかげで 私自身がかなり学ばせてもらっていることに感謝しかないさて 10にゃん7ワン 今日も元気に恙なく暮らせたことに感謝!
2020年01月11日
コメント(0)
全国に広がる「助け合い」のサイン、ヘルプマークを知っていますか?サンキュ! 7/6(土) 20:42配信 【以下転載】2012年、東京都で生まれた「ヘルプマーク」は日本全国にじわじわと広がり、現在は35道府県の自治体でも配布されるようになりました。しかし、実際にどんな人がこのマークをつけているのか、見かけたらどうすればよいのか、わからない人も多いと思います。そこで、ヘルプマークの普及に携わる人に話を聞きました。 <教えてくれた人> 島倉晋弥さん(東京都福祉保健局共生社会推進担当課長) ヘルプマークは「助け合い」のサイン ヘルプマークの+とハートは、「温かい気持ちをたしていく」という意味。どんな病気や困難を抱えているのかはあえて表示せず、「困難があります」と周囲に知らせることで配慮や助けが得やすくなるように、との思いが込められています。 「2017年にヘルプマークがJIS化されたことで多様な活用ができるようになり、全国にじわじわと広がっています」(島倉さん)。 例えば、こんな人がつけています けがの後遺症がある人 一見しただけでは、後遺症がわからないことが多い。機能障がいが残ると長期的なリハビリが必要になり、公共交通機関での移動を余儀なくされる人も。大気圧や気温の変化によって体調が悪化する人も多数。 重い病気の人 難病の人、抗がん剤治療中の人、糖尿病の人、体にカテーテルを入れている人、心臓ペースメーカーを入れている人など。定期的な通院やリハビリが欠かせず、公共交通機関を利用するときの苦労も多い。 耳が聞こえにくい人 外見では分からず、周囲にはわからないので、コミュニケーションが取りづらい。公共交通機関で事故を知らせる緊急放送が流れても気づきにくい。 精神疾患のある人 統合失調症やうつ病、パニック障がい、認知症、PTSD(心的外傷後ストレス障がい)など多岐にわたる。疲れやすい、不安が強いなど症状はさまざま。 発達障がいがある人 落ち着きがない、動きが独特、人前でも"普通とは違う"言動を取るなど、「変な人」や「しつけがなっていない子ども」扱いされがちな特性がある。ヘルプマークは、東京都内の都営地下鉄各駅の駅務室や都営バスの各営業所などで配布されています(配布しない駅もあります)。詳細は東京都のホームページを見てください。東京都以外については、自治体ホームページや問い合わせ窓口でご確認ください。 参照:『サンキュ!』7月号「ヘルプマークを知っていますか?」より。掲載している情報は19年5月現在のものです。サンキュ!編集部【転載ここまで】ヘルプマーク@東京都福祉保健局友人のバッグに これが付いていた話には聞いていたが実物を初めて見たのは昨年の事だった「これ 耳の聞こえない人ももらえるよ」と 教えてくれた耳が聞こえにくい人 外見では分からず、周囲にはわからないので、コミュニケーションが取りづらい。公共交通機関で事故を知らせる緊急放送が流れても気づきにくい。とりあえず 3・11以来 外出をしなくなってしまったので 公共交通機関を利用する事も殆んどなくなった何しろ誰にでも聞き取れる・・・と言われた緊急地震速報さえ聞こえていないのであるから 耳は全くと言っていいほど役には立たなくなっている『もう こっちが不便だから 補聴器付けておいてよ』と 今日 別の友人に言われた自分自身が不便を感じるのは動物病院などで マスクをしたまま説明された時ぐらいなのである高齢者の家には時折警察官が立ち寄ってくれる笑い話のようであるが 電話による詐欺勧誘には十分注意して と親切に言って下さるが コール音は聞こえないので電話には出ていません・・・と私じゃぁ 安心だ!と警察官17尻尾の為には長生きしなければならないと思い 普段の生活には気を付けているが だんだん動物化してきて《気配》に敏感になっている今日この頃なのであるヘルプマーク 頭の隅に 心の隅に おいて戴けると有り難い・・・
2019年07月06日
コメント(0)
【獣医が教える】10歳からの犬の老化と病気のリスク【以下転載】近年医療は飛躍的な進歩を遂げ、人間の寿命は伸び続けており、皆さんご存知の通り日本は超高齢化社会となりました。獣医療も同様に日々進歩し続けており、新しい薬や治療法が登場し、また飼い主の意識も変化した事もあり、犬の寿命も伸び続けています。最近では20年生きる犬もちらほら見かけたりと、一昔前からは想像もつかないくらい犬の寿命は長寿化してきています。一方で、病気と向き合う機会が増え、闘病生活や動物介護などのケアが必要になっていますが、それらに対する知識は、まだ広く社会に浸透していないという現状があります。 今回は高齢になった時、特に10歳を超える老犬になってきた時、日々の診察でよく見かける病気についての正しい知識や、予防法をお話ししようと思います。また、そもそも犬の老化によって実際にどのような変化が現れるのかなど、日々の生活の中で見られる老化のサインや動物介護についてもお話ししていきます。犬の年齢犬は1歳で成犬になると言われています。つまり人間でいうと、おおよそ20歳です。そこから1つ歳をとるごとに、人間の年齢に換算すると4年分の歳をとることになります。今回お話しする犬の10歳とは、人間の年齢に換算すると56歳になります。還暦が近いとなると、自分の子が想像していたよりも年老いていたことを認識されるでしょうし、病気が出てきてもなんら不思議でないことがお分かり頂けると思います。ただ注意しなければいけないことは、犬の種類によっても寿命は変わるので、一概にこの基準を当てはめることができないということです。具体的には大型犬の寿命は短く、小型犬の寿命は長い傾向にあります。超大型犬では10年生きることが難しい犬種もいますし、これはあくまでも一つの基準でしかないことは覚えておいてください。老化と決めつける前に後述しますが、老化のサインにはさまざまなものがあり、その症状は人間が老化した際に見られるものと類似していることもよくあります。大まかにお話しするだけでも長くなってしまい、大事なことをお話しする前に飽きられてしまっては困るので、先にとても大切な注意点についてお話しします。その大切なこととは、『自分一人で老化と判断しない』ということです。何故ならば、老化のサインだと思っているものが、実は病気のサインかもしれないからです。老化のサインは様々なものが挙げられます。よく寝る、歩きたがらない、反応が鈍くなる、太る、目が白っぽくなる、尿もれをする、毛の艶がなくなる、口臭がきつくなるなどなど、確かにどれも一見すると老化が原因のように思われるものばかりです。しかし、このどれもが病気によって引き起こされる症状という可能性が十分にあります。 動物は体調が悪いとエネルギーを節約するので、寝ることが多くなります。関節痛があれば歩きたがらず、段差も登れなくなりますし、ぎこちない歩き方は骨に癌ができているからかもしれません。ホルモンの分泌異常で毛質に変化が出たり脱毛することもありますし、白内障になることもあります。行動や体質の変化を老化だと決めつけてしまうと、せっかく病気の初期症状として合図を出していてくれていたものを無視してしまい、貴重な治療の機会をなくしてしまうかもしれなのです。 動物は自分の体のことを説明することができません。本能的に体調が優れないことを隠してしまうケースすらあります。もの言えない動物の代わりに、大きな病気かもしれないと疑ってあげることも飼い主の大きな義務の一つです。最悪の事態を常に想定して行動しないと、取り返しのつかない事態になることもあります。実際、老化だと飼い主が思っていたけれども大きな病気だったというケースを何度も診てきています。ご家庭で動物の行動や体質の変化に気づかれた際は、『自分一人で老化と判断しない』で獣医師に相談してください。ちなみに獣医師も一目見て老化だとわかる訳ではありませんし、そんな獣医師がいれば弟子入りしたいくらいです。老化の診断とは、その他の病気でないことを証明しないと診断することができません。老化の判断は、獣医師であっても難しいものなのです。早々に老化だと決めつけずに、まずは相談だけでもいいので病院にきてください。老化のサイン人間も、自分の日常生活の中で老化を実感する機会は多くあると思います。それは犬にも言えることで、若い頃にしていた行動をしなくなったり、できなくなったりということが老化現象として徐々に現れてきます。 一番わかりやすい老化のサインは、寝る時間が増えることです。幼い頃は活発に遊んで、家族が帰ってくると尻尾を千切れんばかりに振って喜んでいたことでしょうが、遊ぶこともなくなり、家族の帰宅時の挨拶もそっけなく、あるいはなくなることがあります。一日中寝ているという印象を受けることも少なくないです。また、寝ている間に周りからの刺激に対しての反応が鈍くなりなかなか起きない、仮に目を開けてもすぐ閉じるといった行動が見られるようになります。そして歩様にも変化が見られ、そのスピードはゆっくりとしたものに変わり、長距離を歩くことができず途中で何度も立ち止まるようになります。階段を登ることができなくなったり、後肢にふらつきが出始め、オスの場合は片足をあげて排尿せず、メスのように座り込んで排尿をするようになることもあります。 外見に関しても老化による変化がみられ、人間と同じように白髪が出てきたり、毛の艶が無くなったりします。皮膚の張りもなくなり弾力性が無くなってきます。顔の皮膚も垂れ下がり、水晶体の核硬化や白内障により目が白くなることもあります。当然視力の低下や聴力の低下も見られ、暗くなると動きがゆっくりになったり、物に当たるようになることもあります。また柴犬などの和犬に多いのですが、頭がボケてしまい、夜鳴きや徘徊いが見られることもあります。基本的にはこれらの症状は徐々に進んでくるので、見逃さないように注意深く様子を見てあげましょう。10歳を超えるとかかりやすい病気犬も人間と同じように、高齢になればなるほど病気にかかりやすくなります。その全てをお話しすると莫大な情報量になってしまうため、今回は普段診察で高齢犬によく見られる病気について、いくつかお話ししようと思います。●前立腺肥大/子宮蓄膿症まず、未去勢のオス犬に多い病気といえば前立腺肥大でしょう。10歳を超える未去勢雄のほとんどが、前立腺肥大といっても過言ではありません。ひどくなれば頻尿や血尿が見られ、歩き方がぎこちなくなることもあります。根本的治療は去勢手術ですが、内服薬で一時的に症状を抑えることもできます。また、未避妊のメス犬であれば、怖い病気として子宮蓄膿症が挙げられます。人間には馴染みのない病気ですが、子宮の中に膿が溜まってしまい死亡することもある病気です。症状としては元気がなくなる、食欲の低下、多飲多尿、高熱、腹部を触ると怒るなどが多いです。生理の1~2ヶ月後に発症することが多く、根本的な治療は卵巣と子宮の摘出になります。犬は人間と違い生理がなくなることはありません。いくつになっても注意が必要な病気のひとつです。●関節炎老化の一種でもあるかもしれませんが、関節炎もよく見れれる病気の一つです。立ち上がった後に脚の動きがぎこちないなど、歩き方に変化が出てくることが多く、長距離を歩けなくなることもあります。一度関節炎が起きてしまうとそれを治す術は残念ながらありませんが、痛み止めやサプリメントで悪化のスピードを緩めてあげることはできます。これも早期に気づいてあげることがさらなる悪化を防いであげるために重要です。●心臓病(僧帽弁閉鎖不全症など)歩きたがらなくなる症状といえば、心臓病も犬の高齢犬でよく見られる病気の一つです。特に心臓に雑音が出てくる僧帽弁閉鎖不全症は、日々の診察でも診断する機会が非常に多い心臓病の一つです。咳が出ることも多く、ただ痰が絡んでいるだけと勘違いされることも多いですが、大きな病気かもしれません。●がんそして忘れてはならない、高齢になることでかかる病気の代表といえば、やはり癌(がん)でしょう。診断する機会も多く、悪質な病気の一つです。ご存知の通り早期発見が治療の上で重要になってきますが、初期症状はないことが多く、末期にならないと気が付かないことも少なくありません。定期的な健康診断が早期発見に一番有効な方法と言えるでしょうが、早期では血液検査に問題が出ないことの方が多いです。10歳を超えるような高齢の子の健康診断としては、ぜひ血液検査に加えて画像検査も行ってあげてください。エコー検査やレントゲン検査などの画像検査は、初期の病変を発見することにおいてとても優れています。少なくても年一回の健康診断をおすすめします。一年で4歳年をとる事を考えると、年2回でも多くないと思います。その他にも、腎不全、肝不全、白内障、緑内障、靭帯損傷、ホルモン異常、挙げだすとキリがないですが、犬も人間同様に歳をとると体のいたるところに不具合が出てくるということを覚えておいてください。老犬に対する日頃のケアまずは当たり前のことですが、毎日様子をしっかりと見てあげてください。前述した通り、老犬は若い頃と比べて圧倒的に病気にかかりやすくなっています。様子を見るといっても、ただ見るだけでなく、実際にスキンシップをして体に触り、全身を撫でてあげてください。これだけでも腫瘍を早期に発見できたり、本人が痛がっている部分を見つけることができます。また行動の変化にも気をつけて、食欲や飲水量を目分量でなくg(グラム)やml(ミリリットル)といったように、おおよそでもいいので計量をしておくことも病気の早期発見につながります。また脱水は万病の元になります。新鮮なお水は常に飲めるようにしておきましょう。また、怪我などを予防するために段差をなくしたり、滑って転倒しないようにフローリングの部分にカーペットを敷いてあげることも重要です。足裏の肉球の間の毛もこまめにカットしてあげて、しっかりと踏ん張れるようにしてあげましょう。ケアを怠ったことで前足が滑って開いてしまい、肩の靭帯が伸びている老犬を見ることが多いです。一度靭帯が伸びると癖になってしまうので注意が必要です。動物介護犬も高齢になれば寝たきりになることがありますし、前述した通り頭がボケてきて徘徊したり、夜鳴きをするようになることがあります。糞尿を垂れ流すことだってあります。これがなんらかの病気によるものでなく老化によるものであれば改善の可能性は低くなり、介護をしていく決心をしなければなりません。自力で食べられない子には口元までご飯を運んであげないといけませんし、糞尿が自力で立ってできない子にはオムツをつけてあげたり、体を支えて排泄の補助をしてあげないといけません。寝たきりの子には褥瘡(床ずれ)ができないよう、寝返りをうたせてあげる必要があります。夜泣きを繰り返す子には昼間運動してもらうなど、生活習慣の見直しが必要になってきます。ここで大切なことは、自分一人で抱え込まないことです。まずは獣医師に相談してください。正しい知識を持って介護にあたりましょう。また獣医師に話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になります。犬が大切な家族であるのと同様、人間も大切な家族です。(一昔前までは言うまでもない当たり前のことだったのですが、近年改めてお伝えしないといけないご家庭もあります。)介護によって人間の生活が壊れて、家庭が壊れていくことほど寂しいことはありません。治らない夜泣きに対して飲み薬で夜寝てもらうことや、疲れた時に一時的に病院やホテルに預ける事は、誰からも責められることではありません。どうか抱え込まずに、相談に来ていただけたらと思います。まとめいかがでしたでしょうか。犬も人間同様に老いていき、様々な変化が出てくることを多少なりご理解いただけたかと思います。●これから犬を飼う方いつまでも愛くるしいばかりではなく、いずれ老いと共に好ましくない一面が出てくることを覚悟してください。変わらぬ愛を持って生涯共に暮らしていけるよう、介護のことまで考えて犬種を選ぶのも重要かもしれません。計画性のある飼育が、殺処分数を減らす近道だと思います。●若齢犬を飼われている方たくさん遊んで活発な時期を楽しみ、ワクチンやフィラリア症など、病気の予防を徹底しましょう。また交配の予定がなければ、早期での避妊・去勢を病気予防の観点からお勧めします。●高齢犬を飼われている方 日々の様子をしっかり観察し、気になる変化があれば獣医師に相談してください。定期的な健康診断はとても重要です。行動・体質の変化が、老化によるものだと決めつけないでください。●既に動物介護が始まっている方 気になることや不安なことがあれば、遠慮せずに何度も獣医師に相談してください。介護において薬や人の力を借りる事は、決して悪いことではありません。 後半のお話しから暗いイメージを抱かれてしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、老犬との暮らしも、癒しのあるとても明るく素晴らしいものです。確かに残された時間は短くなり、寂しさを感じることもあるでしょうが、命あるものなのでそれは仕方のないことです。この記事が、そのかけがいのない時間を少しでも長くする、そして愛犬とご家族の方がより明るく幸せに暮らしていくためのきっかけになれば幸いです。[犬と暮らす]2017/10/09更新【転載ここまで】少々古い記事ではあるが 少々思う所があって・・・古くからの犬を介した知人が 高齢になり犬を飼う事を諦めた夫君の体調不良の介助もあり 犬までは面倒見られないという話だった昨年そんな母親が寂しそうだと感じた娘が 柴犬を買い与えたそしてこの冬 もう一頭仔犬が増えていた娘達は未婚でまだ同居中ではあるが 嫁に行く事も考えられるし 子供が生まれるだろう事もあり得るまた仕事で家を遠く離れるようなこともないとは言えない犬はまだ2頭とも1才前後と6カ月程度であるこの先 高齢になっている母が2頭を見切れるか否か『白の柴も可愛い!』と目がハート状態の母3頭は無理だと思うよ・・・散歩は制御可能な状態は2頭だろうどうしても2回行く羽目になる現時点でも2頭散歩しているのは娘達仕事中の散歩は母が行くだろうと思いきや 娘達が帰宅後との事上記の記事のような老犬介護が始まる頃は 母は80歳前後になるだろう娘達も40歳後半以上にはなる現実が見えていない怖さを感じたあれだけ慎重だった人間が 多頭飼養の楽しさに嵌った状態で先が見えなくなってきているまさか!の思いとともに言わなくてもいい事まで言って来てしまったかも・・・と改めてこの記事を読み直したわけである
2018年03月31日
コメント(0)
“小室ショック”と他人事ではない介護問題のリアル1/20(土) 13:10【以下転載】最後に一言だけいいですか。僕たった1人の人間の言動などで日本であったりとか社会が動くとはまったく思っておりませんが。 先ほども言いましたように、なんとなくですが、高齢化社会に向けてであったりとか、介護みたいなことの大変さであったりとか、社会のこの時代のストレスであったりとか、そういうことに少しずつですけどこの10年で触れてきたのかなと思っているので。 こういったことを発信することで、みなさんも含めて、日本をいい方向に少しでもみなさんが幸せになる方向に動いてくれたらいいなと心から思っております。微力ですが、少しなにか響けばいいなと思っております。ありがとうございます。 これは週刊誌の報道を受け引退表明をした小室哲哉さんが、「以上で記者会見を終わりにします」と司会者がしめた後、発したコメントである。 会見の内容については賛否両論ある。が、私は聞いてとても切なくなった。 「ああ、これが介護問題の本質なんだ」と。 つまり、これだけ高齢化が進み、「介護、介護、介護問題をどうにかしなきゃ!」と問題提起しても、当事者にならない限り、所詮他人事。人は実に勝手で、愚かで、ちょっと悲しい存在で、そのときがきて初めて、出口の見えない孤独な回廊に足がすくむ。 しかも、“変化”は次から次へと予告もなしに突然に、想像を遥かに超えるカタチで起こるので、“介護初心者”はうまく対処するのができない。 「良かった、もう大丈夫!」と安堵する日と、「嗚呼、どうしたらいいんだろう」と途方に暮れる日が入り乱れ、四六時中振り回され、心と頭と身体がバラバラになってしまうのである。 実はこの数年で、私の周りで立て続けに“親の変化”が起こっている。おそらくそういう年回りなのだと思う。80歳前後になった両親、特に父親に変化が起こり、 「お互い、大変だな」 「うん」 何度、こんな会話を繰り返しただろう。 実は私もその一週間前まで、連日ゴルフに行き、「やれ、大学の同窓会だ!」「それ、幼稚園の同窓会だ!(はい、間違いなく幼稚園です)」とバリバリ元気で、「そんなに鍛えて誰に見せるわけ?」と笑ってしまうほど、腹筋・背筋・腕立て伏せをやっていた父に“変化”が起き、右往左往した経験がある。 親の変化と向き合うのは、物理的にも精神的にも容易じゃなかった。 「追い込まれるから必死にやるんでしょうに……」――。以前、私が介護問題について書いたコラムに、こんなコメントをくださった方がいたが、その言葉の重さをつくづく感じた父との7ヶ月間だった(父はガンで亡くなりました)。 働いている人の実に5人に1人が「隠れ介護」で、その数は1300万人を超えるとされている(日経ビジネスより) ※「働く人の5人に1人(=1300万人)が隠れ介護」という数字は、東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部の渥美由喜・研究部長兼主席コンサルタントの協力を得て試算されたものである。政府の公式統計(就業構造基本調査)では、約290万人となっているが、多くの専門家が、政府の調査は過小評価だと指摘している。 「会社には、親のことは話してません。周りに心配をかけたくないとか、自分の評価に影響するんじゃないかとか、あれこれ理由はつけられますけど、ただ単に言いたくなかったんだと思います。 介護で会社を辞める人って、理由は一つじゃないと思います。 結局、『今は両立は難しい』という言葉に、さまざまな問題が含まれている。実家と会社の往復など物理的な問題もあるけど、精神的な問題もかなり大きい。私の場合、自分の仕事のパフォーマンスが低下しているのがストレスでしたね。別に上司から指摘されたとか、ポカしたとかじゃないですが自分がそう感じたんです。 父が倒れてから、これでもか!っていうくらい両親のことが、頭から離れない。 会社で仕事に没頭しているとき以外は、ほとんどの時間が両親のことで頭が埋め尽くされる。 『こんなんで大丈夫か?』と自分が不安になった。つまり、自分が自分の仕事ぶりに納得できなくなったんです。 父親のことがあってから、母親も急速に衰えました。これは想定外の出来事でした。でも、よくよく考えれば、当たり前なんですよね。母親も70代後半ですから、環境の変化は大きなストレスです。私は今まで親が老いているという事実にすら、ちゃんと向き合えていなかったのでしょう。 なので、自分が後悔しないようにしようって思ったんです。そのためには、会社は続けられなかった。金銭的な問題もあるので両立できればよかったんでしょうけどね。やっぱり、後悔したくなかった。ええ、後悔したくなかったんです」 こう話してくれたのは、私がフィールドワークでインタビューしている50代の男性である。 彼の父親に“変化”が起きたのは、半年前のある晩のことだったそうだ。 昼間は元気だった父親が「頭が痛い」と、いつもより早くベッドに入った。 翌日、病院に行くと脳梗塞を起こしていることが判明。ひと月の入院を強いられ、退院したときには介護が必要な状況で、その後は日を追って年老いていったそうだ。 「このままでは、母もおかしくなる」――。そこで退職を決めたのだと言う。 介護問題の切なさは「介護離職」だけではない。 数年前、埼玉で起きた心中事件で、逮捕された女性(47歳)の母親は10年前から認知症で、女性は付きっきりで介護。一家の生計は、新聞配達をする74歳の父親が担っていたが(月収18万程度)、体調を崩し退職。 女性は警察に「母親の介護に疲れた。貯金も収入もなくなり、父から『一緒に死のう』といわれた」と話したと報道されたが、恐らく多くの人たちが、この事件を知ったとき、せつなさと、むなしさと、他人ごとではないなぁ、という気持ちになった。 警察庁によると、介護疲れによる殺人は年間50件。毎日新聞が、介護している自分の家族を殺害した「介護殺人事件」44件を調べたところ、半数近い20件で加害者が昼夜を問わない過酷な介護生活を強いられていたことが分かった。 また、東海大学医学部の保坂隆教授らが2007年に、在宅介護者を対象に行った調査では、回答した8500人中、約4人に1人がうつ状態で、65歳以上の約3割が「死にたいと思うことがある」と回答している。 '''介護⇒離職、離職⇒貧困、病気⇒貧困、介護⇒孤立、介護⇒うつ、孤立⇒うつ……。これらが負のスパイラルを作り出す。 隠れ介護が1300万人もいるという現実。親やパートナーの変化に疲弊する“隠れ介護予備軍”の存在。その多くが40代以上で、管理職クラスの課長以上が半数を占める…。 そんな企業勤めをするビジネスパーソンの現実を、小室さんはカタチは違えど語ってくれたのである。【転載ここまで】有能なアーチストを ここまで追い込んでしまう記事そして会見・・・デビュー当時から見ていた人間には なんとも大きな損失のように思えてならない誰の為に追求しなくてはならないのか?公共の電波を使ってまで 誰に謝罪をしなければならないのか?介護は当事者の考え方で それぞれ違うはずではあるが 多くの場合呪縛とも思える固定概念が付きまとう『親だから・・・』『自分が何とかしなければ・・・』施設に預けるのは世間体が悪い費用が掛かって大変・・・矍鑠としていた父親が 認知に陥った時 家族は信じたくなかったらしい幸か不幸が 私はその以前から 惚けてしまった犬を何頭か介護し続けていた『犬と一緒にするな!』と大怒りした母だったが 私自身は父のそんな姿にショックが全くなかったのであるこうでなければならないこうしなくてはいけないそう言う感覚に縛られる事無く 今まで通りに過ごしていた少々きつい事を言ってしまっても 5分前の事など記憶にない父・・・ある意味楽な介護だった同時期に祖母が入院祖母は新宿 父は佐倉の病院に入院していたので 今の私よりいくらか若いとはいえ 母には重労働自由に飛び回れる私が 子供を保育園に預け両方の病院を掛け持ち介護したこの経験が母の介護には非常に役立ったし楽だったたった5年程度ではあったが 母は医療付きの介護マンションに入居して貰い 私は笑顔だけ運んで行った介護保険も使えたし 父の軍人恩給があった事が恵まれていたとは思うが 入居時の大きな費用以外は 自宅で1人暮しをしているとき程度の出費で済んでいた何を選択するかは介護する側の心の問題でもある専門家に日常を任せて 笑顔だけ運んで行くという方法は結構介護する側にはストレスが無い介護される側より 介護する側が先に倒れてしまってはそれこそ大変である全て送り出し責任は果たせたと思う今度は私が送られる番になる娘には葬儀一式他全ての処理方法と必要金額を預けてある親の介護はしなくてはならないと思わず 自分の人生を大切に生きるよう言い含めてある私は自身のお気楽人生を全うしていこうと思っている小室氏の心が 健やかな平常心に戻って欲しいと願う晴れやかな自信に満ちた笑顔が復活されんことを・・・
2018年01月20日
コメント(0)
75歳以上「老老介護」初の3割超え…同居世帯読売新聞 6/27(火) 12:27配信 【以下転載】高齢者が高齢者を介護する「老老介護」が広がる中、要介護者と、同居する介護者の年齢がともに75歳以上の割合は、前回調査(2013年)に比べて1・2ポイント増の30・2%になり、初めて3割を超えて過去最高を更新したことが、厚生労働省が2016年に実施した国民生活基礎調査の結果、明らかになった。 統計を取り始めた01年に比べると11・5ポイント増えており、介護者の高齢化が一層進んで深刻な状況になっている。 調査は医療や福祉、年金、所得など国民生活の基礎データを全国的に集めて分析するもので、1986年から毎年実施。今回は3年に1度の大規模なもので、介護や世帯、貧困の状況について質問項目や分析対象を増やした。調査対象は質問項目によって異なり、介護は約7000人、世帯は約22万世帯から回答を得た。【転載ここまで】住宅に男女3人遺体、いずれも病死 女性2人は脱水と低栄養/越谷埼玉新聞 6/27(火) 22:18配信 【以下転載】埼玉県越谷市千間台西1丁目の住宅で男女3人の遺体が見つかった事件で、司法解剖の結果、3人の死因はいずれも病死だったことが27日、越谷署への取材で分かった。関係者によると、この家に住む長女(73)が、支援の必要な長男(75)と次女(67)の面倒をみていた可能性があるという。越谷署はきょうだい3人とみて、身元の特定を進めている。 同署によると、男性の死因は慢性胃潰瘍からの消化管出血、女性2人の死因は脱水と低栄養状態などだった。26日午後3時20分ごろ、民生委員女性の通報を受け、同署員が3人の遺体を住宅内で発見していた。【転載ここまで】睡魔に襲われながらも 全部書き終えた・・・半分寝ていたか?あらぬところをクリックし 記事全滅!老々介護は 身の回りに多い夫婦 共白髪まで仲良く暮らせたことは喜ばしいが その先には老々介護が待ち構えている旦那様が定年を迎え家にいるようになった・・・とぼやき介護が必要になったと愕然とし・・・舅・姑と夫の介護が一気に押し寄せてきた人もいる子供のない人 居ても遠方に居住する人 傍にいるのに手を借りれず孤軍奮闘の人様々な介護の姿がある老骨に鞭を打っての介護は 本当に大変であるちょっと お願い と代わって貰える人がるといないでは大きな違いである私はヒトの介護をすることはもう卒業できたので 自分自身が介護されないように元気でいたいと思う縞の通院日うっかりして午後の開院時間が変則だったことを忘れ いつも通りの時間に行ってしまい いったん引き揚げ 2往復する羽目になったが そのツケが睡魔となって表れたか?縞は好調に体重増加 貧血が改善されてきた好きなものを食べて夏を越せれば・・・と獣医師と相談のもと 縞の好物テンコモリに暮らさせてみることになったBUN値は悪化してしまったが 今は縞の体力作りに重点を置きたいと思う目下我が家の介護は 縞がメインフーシャは処方食ではあるが元気に飛び回っている
2017年06月27日
コメント(0)
現代に起きる深刻な問題、高齢者が老犬を介護する「老老介護」2016/7/3 16:50 わんちゃんホンポ 【以下転載】深刻な「老老介護」問題とはご存知の通り、日本は高齢化社会です。それは今後益々深刻化していく事が予想されます。そして今、寿命が伸びているのはペットたちも同じなのです。昔の飼い犬は、人間の食べ残したごはんを与えられ、外で飼われることが普通でした。それに比べ現在は、犬の健康のために手作りごはんを作ったり、無添加のおやつを与えたり、毎年の注射だけでなく、フィラリア予防の薬を飲ませることも普通の事として認識されてきています。30~40年前はフィラリアなどの予防法が普及していない時代で、10歳以上の犬は珍しく、7~8歳で長生きしたといわれていたそうです。そして今、人の高齢化とペットの寿命が伸びていることで問題となっているのが「ペットの老老介護」です。老老介護とは、高齢者が高齢者の介護をすることを指す言葉ですが、ペットの老老介護とは、読んで字の如く高齢の飼い主が高齢のペットを介護することを指します。子供たちが自立し、家から出て行った後に寂しくないようにとペットを飼うことを勧める場面はよくみる光景ですが、では、高齢でペットを飼った飼い主が、犬や猫を世話することは簡単なことなのでしょうか?ここで「ペットの老老介護」問題を抱えていた、ある女性の話をご紹介します。もう死ぬしかないと考えた…今現在は関東の高齢者施設で暮らすその女性は、以前マンションで一人暮らしをしていたときに、知り合いの家で生まれた子犬を譲り受けたそうです。その当時その女性は80歳を超えており、旦那様を20年以上前に無くされて寂しかったのでしょう、その子犬のことを実の子供以上にかわいがっていたそうです。しかし、そんな愛犬も歳をとり、4年程前から行動に異変が起き始めまたそうです。それまではちゃんとできていたおしっこを失敗したり、同じところをずっと回り続けたり、ついには夜鳴きまでし始めました。夜鳴きをし始めると、叱っても口を押えても鳴きやまず、近所迷惑を考えわんちゃんを連れて外へ出ていたそうです。それでも夜鳴きは止まらず、外でも「うるさい」と怒声を浴びながら、夜鳴きの止まる朝方まで外で過ごしていました。このことを獣医さんに相談すると、「認知症になると昼夜逆転してしまうことがあるため、夜鳴きをしている可能性がある」と言われたそうです。そして認知症の薬として、精神安定剤を渡されました。飼い主の女性も高齢ですから、そんな夜中の散歩を続けることで飼い主自身が健康的にも精神的にも参ってしまい、愛犬と共に死んでしまおうかと考えた日もあったと言います。さらに、近所迷惑に悩み保健所に引き取ってもらうことも考えたそうです。しかし、そんな可哀想なことはできないと悩んだ末に出した答えは、声帯除去手術でした。整体を除去しても全く吠えられなくなるわけではありませんが、吠え声はしゃがれた声になりあまり響かなくなります。その手術の翌年、一人暮らしを心配した娘さんから勧められ、ペット同居可の高齢者施設に引っ越しました。愛犬の声帯除去手術をしていなければ、恐らく引っ越せなかったことでしょう。飼い主の女性は「ママと一緒にいれれば声なんていらないよね。」と、半ば自分に言い聞かせるように愛犬に問いかけたそうです。きっとその女性は手術をすることは本心ではなかったのでしょうね。あなたはこの話を聞いて、このわんちゃんことを可哀想と思いますか?ペットが長生きすることで発生する身体的リスクと対策ペットが長生きすることは共に過ごす時間が長くなり、飼い主としては当然嬉しいことですが、高齢による病気などのリスクは考えなくてはいけません。そして飼い主が高齢である場合は、更に多くのリスクが発生します。高齢者がペットを飼う時の懸念点長生きすすればするほど、高額な医療費がかかる『がん』や『心臓病』などのリスクが高まります。年金生活で自分たちの暮らしすら安心できない状態であった場合、果たして犬の治療費まで払い続けることができるでしょうか。歩くことができず寝たきりになってしまった場合は、排泄の手助けや床ずれ防止のために数時間ごとに寝方を変えてあげなくてはいけません。小型犬であればまだしも、中型犬や大型犬の場合は移動させるだけでも一苦労です。体力的にも辛くなってしまいます。そんな介護が必要なペットを残して外出することも難しくなるため、自分自身のための時間もなくなります。犬の介護は人と同じくずっと見て世話する必要があります。それを理解し、できる覚悟と余裕がなければ犬を迎え入れることはできません。犬の認知症介護が必要になった犬の中でも、認知症になってしまった犬の介護は特に大変です。犬も猫も認知症になることがあり、特に柴犬がなりやすいといわれています。犬の認知症は、まだ効果的な治療法がなく、正確な診断が難しいのが現状です。認知症の検査のためにCTやMRIを撮るには、麻酔をかける必要がありますが、老犬の場合だと麻酔によって命を落とす危険性があるため、検査が難しいという理由があります。さらに、研究のために亡くなったペットを解剖することを了承する飼い主はほとんどいないため、研究が進んでいないのです。もしあなたの愛犬が高齢になり、下記のような症状が出たら認知症の可能性があるため、すぐに獣医さんに相談しましょう。夜鳴き同じ場所を何度も回る歩いているとき方向感覚を失っている食欲が極端に増える飼い主が呼んでも反応しない昼夜逆転している様子がある狭い場所を通ろうとすると引っかかる失禁してしまう寝ている時間が増える、ぼーっとする時間が多い老犬の健康対策人が歳を取ることで起きる症状は、犬にも起きます。愛犬が歳をとっても快適な生活を送らせてあげたいなら、そのための対策が必要です。歩行補助ハーネス脚腰が弱ってしまい歩くことが困難な子のための補助道具です。前脚用や胴体用、後ろ脚用の3パターンがあり、弱っている部分に合わせて選択できます。補助ハーネスを愛犬に装着して、ハーネスの取ってを持ち上げるだけで歩行の補助ができ、散歩が困難な子でも無理なく歩くことができます。散歩は犬たちの健康の元です。歩くことが困難になってもできるだけ外の空気を吸わせてあげるようにして、気分転換させてあげましょう。床ずれ予防マット寝たきりになってしまった時に注意したいのが、床ずれです。腰や肩、前脚や後ろ脚の関節部分などの、圧力がかかりやすい部分に発生しやすいです。床ずれが起きた部分だけをクッションなどで保護したとしても、その部分が圧迫され血流が悪くなったり、別の場所に床ずれが発生したりすることがあります。圧力が分散されるような素材のものを使用すると良いでしょう。床ずれを防止するマットは種類豊富に販売されているので、愛犬に合った素材のものを選んであげましょう。徘徊対策認知症になると同じところをぐるぐる回ったり、狭い場所に挟まってしまったりします。徘徊をしてケガをしないためにも、簡易的なサークルを用意するべきでしょう。当たってもケガをしないような柔らかい素材を選んでください。お風呂マットなどで代用することも可能です。最近では介護用サークルも販売されているようです。まとめ老老介護は人の間だけで起きている問題ではありません。人と犬との間でも実際に起きている問題です。最近では保護犬譲渡の場合に、「70歳以上ではないこと」などの条件が記載されていることがほとんどです。「喜ぶから」「一人だと淋しそうだから」という理由だけで、高齢の方にペットを飼育することを勧めるのは無責任なことです。家族が増えることに対して、経済的、体力的、精神的に問題がないか確認して、最期まで世話できる覚悟があるか自分自身に問いかけてから迎え入れて欲しいです。そして、ペットの介護については、全ての飼い主に知っておいて欲しいことです。考えたくないことだとは思いますが、きちんと向き合って愛犬の介護について今から考えておきましょう。【転載ここまで】2016年06月16日の記事と重複するが 今私の周りを見ても高齢者が 新たに犬を購入するというパターンが非常に多い今迄飼っていた犬や猫が死んでしまったが 自分の年齢を考えると次の犬猫を迎える事ができないそう思って諦めてしまうのは若い頃から犬猫と共に長きにわたって何代もの犬猫との暮らしをしてきた人ばかりである定年退職をして 時間に余裕ができたので やっと犬を飼う事が出来ました!と喜び勇んで散歩をしていた人たちの殆んどが 躾ができていないため犬達に引っ張られて転んだり 犬を逃がしてしまったが追いつけなかったり・・・自分が考えていたようなペットライフにはならなかったようで この先の事が危ぶまれる何故か男性陣は柴犬 女性陣はプードル・チワワが多いまた近隣に新築されたマンションは『ペット可』が殆んどで クリーム色のポメを多く見かけるようになったのは『ギガちゃん』の影響か?この文章の中に 『30~40年前はフィラリアなどの予防法が普及していない時代』とあったが 昔は今のように月に一回ではなく毎日飲ませるフィラリビッツという予防薬を飲ませていた既に心臓内に巣食ってしまったフィラリアは 吊り出す手術をしたり ヒ素を与えて徐々に減少させていった我が家は40年以上も前からフィラリア予防はしていた棄てられた犬達の中には 残念ながら罹患していた犬が何頭かいた獣医師の丁寧な治療のおかげで全員フィラリアから解放されたそれぞれ疾病を抱えた犬が我が家に残ったが 皆15歳前後 長生きした犬は20歳を超えたのも数頭いた私が若かったからできた事ではあるあと10年私が健康であるという保証が無い中での多頭飼養ではある老々介護は目に見えているしかし今までの犬達との暮らしの中で介護も学ばせて貰っている40年余りの長きにわたり 犬達に教えられた財産である生かせるだけ活かし工夫を凝らし これからの老齢へ共に向かっていく覚悟である
2016年07月03日
コメント(0)
「両親を離婚させるしか…」 介護費倍増、揺らぐ中流朝日新聞デジタル 6月19日(日)18時41分配信 【以下転載】両親に離婚してもらうしかないのかも知れない――。東京都内の男性会社員(44)は、こんなことを真剣に考えている。 脳出血で半身マヒになった母(80)は最も重度な要介護5。4年待った末、東京23区内の特別養護老人ホームで2年前から暮らす。 その特養からの請求額が昨夏以降、はね上がった。食費や部屋代に介護保険の自己負担分なども含め、月約8万円から約17万円に倍増。両親の年金は月約28万円だが、実家の借地料は月8万円近く、一人暮らしをする父(75)の医療費や社会保険料の負担も重い。男性は毎月4万円の仕送りを始めたが、なお足りない。 負担が増えたのは、介護保険制度の改正で昨年8月から施設の食費・居住費の補助(補足給付)を受けられる条件が厳しくなったため。母は特養の住所で住民票登録をしており、実家の父と「世帯分離」をしている。これまで非課税世帯とみなされた母は補助を受けられていたが、制度改正によって世帯が別でも配偶者が住民税の課税世帯なら補助の対象外になった。 自治体の生活相談窓口では、担当職員から「国にはもう財源がない。生活プランを見直して欲しい」と言われ、在宅介護も勧められた。男性は住宅ローンや教育費を抱え、仕送りはギリギリ。両親を離婚させて再び補足給付を受けるしか手段がないと思い悩み、弁護士とも相談している。 「いくら財政が厳しいと言っても、利用料がいきなり倍なんて尋常じゃない」 住民税が非課税の世帯も一定の預貯金があれば、補足給付を受けられなくなった。厚生労働省によると、昨年8月末の補足給付の認定数は約90万件で、前月末の約120万件から一気に減った。制度改正の影響が大きいとみられる。 金沢市で二つの特養を運営する「やすらぎ福祉会」の酒井秀明さんによると、昨年夏の一連の介護保険制度見直しで計144人の入居者の3割ほどで負担が増えたという。「中間層でも生活がギリギリになる人がいる。『払える人が負担する』という制度の趣旨を超えている。負担増の線引きがこれでいいのか疑問だ」 その特養の個室に入居する認知症の女性(88)も夫(80)と「世帯分離」をしている。夫の年金収入で補助の対象外となり、施設利用料は月約7万円値上がりして約14万円に。合計月23万円余りの夫婦の年金だけでは足りず、貯金を取り崩すようになった。 20歳で上京して電線会社で長年働き、定年後に故郷の金沢に戻った夫は「アベノミクスで成長って言われても、こんな負担増が続けばいずれ暮らしが成り立たなくなる」と嘆く。守り続けてきた「中流」の暮らしの揺らぎを感じている。朝日新聞社【転載ここまで】麻生財務相、北海道・小樽市で講演「いつまで生きるつもりか」フジテレビ系(FNN) 6月19日(日)9時56分配信【以下転載】麻生財務相は、北海道・小樽市で講演し、消費が拡大すれば、景気がよくなるとの話題に関連して、「『90になって老後が心配』とか、訳のわからないことを言ってる人が、この前、テレビに出てたけど、『いつまで生きてるつもりだよ』と思いながら、僕は、テレビを見ていましたよ」と述べた。 日本の個人金融資産が1,700兆円を超えている中で、「金は、使わないと意味がない」、「さらにためてどうするのか」などと述べたあとの発言だが、参議院選挙を控え、議論を呼ぶとみられる。. 最終更新:6月19日(日)9時56分【転載ここまで】自分の事を自分で心配しなくてはならない世の中になったのはいつの頃からだろうか?核家族化が進み 親元を離れてそれぞれの暮らしが始まれば まずは自分の家族を守らなければならなくなる『親は何とか頑張ってくれるだろう・・・』希望的観測が崩れれば 自分の生活にも何らかの影響が出る事になる介護と葬式だけは自分自身で頑張ろうにもどうしても人の助けを必要としなければならない私に関していえば 両親は見送る事が出来たので 今後の介護は問題が無い自分自身に関しても 全て段どり済みである・・・が不測の事態が起きないという保証はない老齢になれば社会から見放されていくのが 今の日本の様である生きているのが邪魔だと言わんばかりに 住み難くなり 生活し難くなる方向へまっしぐら!政治家達の無駄な散財が福祉に使われれば こんなに苦労する人々ばかりではなくなるであろうに・・・そもそも消費税が決定した時 これは全て福祉に使う というような話だったと記憶しているそれが税率ばかり引き上げられ 福祉には一向に恵まれた状態が訪れない今の日本の在り方に不安を感じるから 老齢になればなるほど自分自身を守らなければならない状態に陥らざるを得ない言いたい放題 贅沢三昧の政治家達とは 暮らしている次元が違うのである微々たる年金に頼る収入だけが命綱贅沢品をそろえる必要もない年齢になればつつましく生活していく事でいっぱいいっぱいな現実は 政治家達には理解できまい・・・と敢えて言い切る年金では生活する事すらできない国家認定高齢者の私なのである
2016年06月20日
コメント(0)
プロでも「介護と仕事、両立困難」が半数超-NCCUが調査医療介護CBニュース 12月16日(水)22時5分配信 【以下転載】介護職員やケアマネジャーなど、現場の実情を知るプロであっても、半数以上の人は仕事と介護の両立は難しいと考えている-。そんな調査結果を、UAゼンセン日本介護クラフトユニオン(NCCU)が16日までにまとめた。 NCCUは11月20日から27日にかけて、組合員の介護職員やケアマネジャーら362人に対し、インターネットによって介護離職に関するアンケート調査を実施した。 「あなたは『介護と仕事の両立』ができると思いますか」との質問に対しては、「思わない」と答えた人が56.6%と半数を超えた。年代別で見ると、20歳代では「思わない」とする人が62.0%いたが、30歳代では60.7%とその割合は減少。回答者の年齢が高くなるほど、仕事と介護の両立が難しいと考える人の割合は下がり、60歳代では、思わない人の割合は52.6%まで下がった。 「仕事と介護の両立に最も必要な取り組み」を複数回答で尋ねた質問で、最も回答が多かったのは「在宅サービスの充実(人材確保を含む)」の58.3%で、6割近い“介護のプロ”が、仕事との両立の実現には、在宅サービスの充実と人材確保が重要と考えていることが分かった。次いで多かったのは、「会社の制度的な支援」(49.2%)で、以下は「家族の協力」(47.2%)、「上司、同僚の理解」(47.0%)、「介護休業制度等の充実」(39.2%)、「介護施設の充実(人材確保を含む)」(36.5%)、「地域やボランティアの支援」(15.0%)などの順となった。 この結果を受け、NCCUの染川朗事務局長は、介護離職を防ぐためには、単に施設を増やすだけでなく、さまざまな介護サービスを周知した上で、既にある介護サービスの事業所が採算を取れる制度や体制を整えることこそが重要と指摘している。■「処遇改善調査」の速報版も発表 また、NCCUは2015年の「処遇改善調査報告書」の速報版も公表した。調査は今年9月、全国のNCCU組合員を対象に実施。月給制従事者1650人(回収率82.5%)、時給制従事者966人(同48.3%)から回答を得た。 今年8月の平均月収額を調査した結果では、月給制従事者全体が22万2998円で、同年3月の21万8889円から4109円増加。時給制従事者全体では13万6991円(同年3月比4805円増)だった。 月給制従事者の平均月収額を職種別に見ると、訪問系介護員が20万9492円(5712円増)となったほか、施設系介護員では入所型が19万8757円(5696円増)、通所型が18万513円(4300円増)となった。ケアマネジャーは25万5191円(3196円増)、生活相談員は21万2031円(4357円増)、看護師は30万3854円(2669円増)、訪問系管理者は28万1147円(5207円増)、入所型の施設系管理者は29万2495円(2089円増)、通所型の施設系管理者は25万7336円(3380円増)。サービス提供責任者は21万5903円(6463円増)だった。 この結果について染川事務局長は、今年4月の介護報酬改定で拡充された「介護職員処遇改善加算」を取得した場合、職員1人当たり平均月1万2000円の賃上げにつながるとされる点を挙げ、「加算が本当に働く人のところに渡っているのか、大変疑問。年収ベースで(月額1万2000円の賃上げの1年分に相当する)14万4000円が上がったのか、ずっと見守り続けなければならない」と話している。【転載ここまで】介護は関わった人間にしかその本当の重さがわからないのではないかと思うなんでもそうであるが 中に入ってみなければ実態はつかめない入ってもつかめないものもきっと多くあるのだと思う母がお世話になっていた所には比較的多くのスタッフが居たそれでも 席の温まる暇は無く 各部屋を飛び回っていた入所者も様々認知症も居れば 生活全般に介護を必要とする人も多かった退屈するとスタッフを呼びつけて 話し相手にするお年寄りもかなりいた年寄り同士 暇を持て余しているのだから 話し相手には事欠かないと思うのだが 何かにつけて口論や喧嘩が勃発していたそれを止めたりなだめたり・・・ スタッフさんは大忙しプランを練ったり薬を分類したり・・・病院の付き添いや 散髪・パーマの予約やら・・・何もかもスタッフ任せにするしかない状態の高齢者達を細々お世話している姿は 本当に大変だと感じながら眺めていた介護職員の人数確保は建物を確保するより難しいと思う私はもう 犬猫の介護を残すのみであると思うどこまで頑張れるかは不明!私が犬猫に介護される羽目になるかもしれない・・・何処かでこんなものを見た気がするのだが・・・・
2015年12月16日
コメント(0)
一夜で40cm以上の積雪となった札幌突然寒さがやって来たのは 当エリアも同様な訳で・・・雪は降らないが 冷たい雨の1日になった原因はこれではないかと・・・安倍首相、特養の追加整備指示=介護離職ゼロへ40万人分超に時事通信 11月25日(水)18時27分配信 【以下転載】安倍晋三首相は25日、「1億総活躍社会」の具体的目標である介護離職ゼロの達成に向け、特別養護老人ホームなどの介護施設の追加整備を塩崎恭久厚生労働相に指示した。 首相は介護の実情を把握するため、配偶者らの介護に当たっている一般の男女10人と首相官邸で懇談。同席した塩崎氏に「介護施設の数も十分ではない。さらに整備計画を追加してほしい」と伝えた。 介護施設について、厚労省は従来の整備計画に約6万人分上乗せし、2020年代初めまでに約40万人分を整備する計画を12日に公表している。首相指示は、さらなる積み増しを求めたもので、政府が26日に取りまとめる緊急対策に反映させる見通しだ。 【転載ここまで】介護現場での離職者が後を絶たない離職率も約17%と言う数字が出ているホームヘルパーや介護職員の平均月収は、全産業よりも10万円ほど安く、21万円程度。手取りはもっと低くなり、14万~15万円になることもある。離職率も約17%と全産業の平均を上回り、このままでは10年後、約38万人の介護職員が足りないとも予測女性セブン2015年11月19日号より施設だけ作っても 実際に運営していく人間が確保できなければどうする事もできないまた利根川心中逮捕の三女、事件前に生活保護申請産経新聞 11月25日(水)7時55分配信 【以下転載】熊谷市などの利根川で22日、深谷市の藤田**さん(74)、**さん(81)夫婦が死亡しているのが見つかった事件で、殺人と自殺幇助(ほうじょ)の疑いで逮捕された三女の無職、波方**容疑者(47)が事件の5日前、深谷市に生活保護を申請していたことが24日、同市への取材で分かった。 同市によると、波方容疑者は今月2日、「父親が仕事を辞めるので収入が途切れる。生活保護制度について話を聞きたい」と市役所に相談に訪れ、**さんの介護サービスを申請。17日には生活保護を申請した。 介護サービスは必要書類がそろい認定審査会にかけられる直前の状態で、生活保護は資産状況などの調査を行っている状況だった。同市の担当者は「2日は『来週最後の給料が入ってくるので当座はしのげそうだ』と話していた。その後も『死にたい』『介護に疲れている』といった発言はなかった」としている。 深谷署によると、**さんは約10年前から認知症の症状があり、波方容疑者が介護していた。【転載ここまで】【註】お名前の一部を伏字とさせていただきましたこんな悲しい事件が起こっている現実をどこまで理解しているのだろうか・・・認知症の人間を介護していく事に対する認識不足なのではないだろうか今朝もどこかのテレビ局で 『認知症カフェ』などが紹介されていた介護に疲れ思いつめてしまう人は少なくない介護離職が絡めば 金銭的にも追い詰められていく施設ができてもそこへ入所できる経済力が伴わなければ 結局は在宅介護をしなければならなくなる日本人は 親を施設に入れるという事に 大きな抵抗があるようで 世間体などを気にして 抱え込んでしまうようである実際私の母を入所させることに対し 弟は最後までいい顔をしなかった弟は仕事がある介護に携わらなければならないのは私である弟の連れ合いを味方につけ 二人で介護施設を いくつか見学に行き 『ここなら・・・』と思える所を見つけたこれだけの設備があれば 世間体を気にする事も無く お世話になれると考えた弟も渋々賛成はしたが 費用はかなり掛かる事に難色を示した介護保険や年金それに大きく救われたのが父の軍人恩給費用の多くはそれで賄えた私も今の所 下流老人にならずに済んではいるが 今度は介護する側から される側になる日は遠くない目の前に介護設備のある病院があるここへ入所できれば・・・の思惑は いかがなることやら・・介護は先が見えない親の介護は済んでしまって 後は自分の事だけを考えればいいだけになったそういった意味では 今はのんびり犬猫との暮らしを楽しんでいられることに感謝である
2015年11月25日
コメント(0)
“認知症”記者が神戸で30分「徘徊」 パニックの恐怖を語る〈週刊朝日〉dot. 11月13日(金)11時36分配信 【以下転載】認知症早期治療に励み、MCI(軽度認知障害)から回復基調にあると思い込んでいた山本朋史記者がまた失敗した。講演に行った先で、自分がどこにいるのかわからなくなって30分以上も「徘徊」したのだ。症状が進んだのか。不安は膨らんだという。 * * * 先月、「ボケてたまるか!認知症早期治療に取り組んで」という講演をするため、神戸市に行った。認定NPO法人「認知症予防ネット神戸」からの依頼だった。本誌で2度の連載をして以来、こうした声がかかることもたびたびある。ぼくは同じ悩みを持つ人の力になれるのならばと思って出かけた。 新幹線で東京から新大阪まで行き、在来線に乗り換えてJR住吉駅へ。そこから徒歩5分の「コープこうべ生活文化センターホール」が会場だった。せっかちなぼくは予定より40分以上も前に住吉駅に着いた。駅まで理事長の伊藤米美さんが迎えに来ると言ってくれたが、目的地まで地図を見ながらぶらぶら歩いていくことにした。 ところが、5分以上歩いてもそれらしき建物はない。途中で地図を見直すと、どうも逆方向に歩いていることに気づいた。線路を挟んで駅の反対出口から出てしまって、どんどん歩いていたようだ。 すぐに駅まで戻って、通路を渡って正しい出口から目的地を目指した。しかし、そこでまた道を間違えてしまった。何度か同じ道を行ったり来たり。この風景は前にも見た。「あれ、あれ」と左右を見回す。ちょっとパニック状態になって、自分がどこにいるのかさえわからなくなった。 このまま探し当てられないのではないか。予定の時間に遅れてしまうのではないか……。不安と焦りが膨らんでいく。横断歩道の真ん中で途方にくれた。 時計を見ると30分以上も「徘徊」していた。誰かに道順を聞けばいいのに、地図があるんだからわかるはずと過信したのが失敗だった。早足になっていた。本来は大股で歩くようにしているのに、歩幅が狭まって、お嬢様歩きのようになって足もほとんど上がっていなかったのだろう。道路の段差につまずいた。 そのときに、反対方向から歩いてきた中年女性から、 「何かお困りですか」 と声をかけられた。ぼくは、手に持っていたiPadを開き、画面の地図を女性に見せて言った。 「ここに行きたいのですが、わからなくて」 顔が青ざめているのが自分でもわかる。喉はカラカラで、声はかすれてしまっていた。すると、女性は、 「私もその近くまで行きますから、一緒に行きましょうか」 と言ってくれた。完全に道を間違えていたようで、住吉川沿いにだいぶ戻った。国道2号と住吉川が交差する場所まで来た。 「この橋を渡って20メートルほどで左側に、生活文化センターがあります」 そう言って女性は静かに消えた。お礼を言う間もなかった。橋を渡りきったところで、遅れたぼくを心配したのか、自転車で迎えに来た伊藤理事長がこちらに気がついた。 嬉しかった。本当に何気ない、ちょっとした女性の親切だが、パニックになっているぼくにとっては救いの神だった。あの女性がいなかったら、ぼくはまだ「徘徊」を続けていたかもしれない。道に迷っただけじゃないかと思われるかもしれないが、認知症予備軍の当事者としては不安だ。 幸いパニックもすぐに収まった。聴衆約350人を前にした講演では、ときどきつっかえながらも何とか1時間余り話すことができた。質問コーナーでは、 「認知症になると、体内のナビゲーターが壊れて自分のいる位置や方向がわからなくなるといいます。そういう経験はありますか」 と聞かれた。 まさに、この日の自分がそうだったわけで、会場に来るまで「徘徊」したことを詳しく話した。不幸中の幸いだった。「体内のナビ」って使える言葉だと思った。質問によっては、専門的な医学用語も含まれていて、ぼくには答えられないものもあった。みんな認知症についてよく勉強している。専門の先生に助け舟を出していただいた場面もあった。やはり、ぼくは早期治療の実体験者であって、専門家ではないということも思い知らされた。 もともと方向オンチで、東京でもよく道に迷う。ぼくの体内ナビは若いころから不良品で、年をとってから壊れてしまったのだろう。多くの人に、道がわからなくなったら人に聞けばいいと言われる。だが、東京で道を聞くと、「ちょっと急いでいるので」「私もこの辺はわからないので」などと言われてしまうことも多いので、できるだけ交番などを探すようにしている。 認知症患者の「徘徊」が問題になるたびに、その人はどこかを探して歩き回っていたに違いないと、同じような経験をするぼくは思っている。決して不思議な行動ではないはずだ。 それがどこなのか、人によって異なるのだろう。自宅だったり、昔住んでいた家だったり、友達のところだったかもしれない。あの日、神戸で会った女性のように気軽に声をかけてあげると、ぼくの体験したようなパニックが収まり、事態は変わるのだと思う。 後日、NHKテレビの収録でご一緒した日本認知症予防学会理事長の浦上克哉・鳥取大学医学部教授にその話をしたら、 「私の患者さんで、かなり前に定年退職した男性がいます。その人は朝になると遠方の米子市に出かけてしまう。勤務先だった会社を何度も探し歩いていたのです。でも、会社は倒産してなくなっていた。すでにない会社を時間をかけて探し求めていたのです。他人には『徘徊』に見えるかもしれません。家族も最初はそんなところで何をしていたのだろうと思ったそうです。患者のみなさんはきっと何かを探しているのだと思います」 と言われた。今までのぼくの疑問が氷解した気分だった。そうだとすると、「徘徊」という言葉自体を別の言葉に変えたほうがいいのではないだろうか。※週刊朝日 2015年11月20日号より抜粋【転載ここまで】母を介護施設に入所させることに決めたのは 1つは火の始末ができなくなっていた事鍋をいくつも焦がしていたこれは火災でも起こされたら自分だけの事ではなく 近隣に迷惑を及ぼしてしまうそしてもう1つが徘徊である私自身がそれを見つける事はなかったが ご近所の方が連れ帰って下さり 連絡を頂いた弟の連れ合い(嫁)を迎えに行くと駅に出掛け とんでもない所で保護された事もあったその日 迎えに行く用事などは無かった年寄りがのんびり歩いていれば 全く知らない人から見れば『徘徊』だとは思うまいしかし知人であれば なぜそんなところに? 何処へ行くんだろう?と 気にかけて 声をかけて下さったりが 度重なった一人暮らしは限界に来ていた認知症は見た目では殆んど判らない話していても 会話は成立するしかし母の場合は 5分前に話したことは記憶に残っていなかった自身の行動に関してもきっと同様であったと思う東京で道を聞くと、「ちょっと急いでいるので」「私もこの辺はわからないので」などと言われてしまう生粋の東京人 所謂江戸っ子と言われた人間の末裔ならば そんな事は無いお節介なくらい丁寧に・・・場合によっては現地まで案内してしまうそれが東京の人間だった筈今は そう言った人間が東京から離れて行ってしまっているのかもしれない『似非東京人』そんな言い方をした昔もあった地方から 大都市にむかって出て来て そのまま居を構える今は 何処の地域においても 生粋の土地の人間の方が少ないのだろうと思う東京住まいではなくなったが お節介の江戸っ子のまま 人生を終われたら 私は幸せなのかもしれない・・・そう思う
2015年11月13日
コメント(0)
衣服に汚物・手回らず無視…老人ホームの質、見分け方は朝日新聞デジタル 11月8日(日)19時38分配信 【以下転載】有料老人ホームをめぐる問題が相次いで明らかになっています。高めの料金を支払うかわりに快適な手厚いケアを受けられるはずなのに、何が起きているのでしょうか。【写真】劣悪な施設を見分けるには… 神奈川県の40代女性は、有料老人ホームに入居していた祖母の部屋を訪ねたときのショックが忘れられない。昨年9月のことだ。 臭いが鼻についた。認知症の祖母が着ていたカーディガンや寝具には便がこびりついていた。トイレの便座、手すりも便で汚れていた。洗面台に水あかとかび、テレビ台にはほこり。ナースコールを押しても反応はなかった。 まだ暑さを感じる気候だったが、窓は閉め切られ、エアコンもついていなかった。足元のおぼつかない祖母がきちんと水分補給できているのか気になったが、ホームのスタッフには「ご自分で摂取できています」と返された。 部屋や衣類の汚れを指摘すると、「すぐ確認します」という返答があった。気になって翌日に再訪問すると、祖母は前日と同じ汚れた服を身に着け、部屋は清掃されていなかった。施設側は「人手不足で、できませんでした」と平謝りだった。 入居費用は月額25万円程度。祖母の年金だけでは足りず、息子である女性の父親(70代)の年金も投じた「終(つい)のすみか」だった。 祖母のお金で日用品の買い物をする際、職員が自分のポイントカードにポイントをためていたことも発覚。不信感が高まって転居先を探し、今年1月になって空きがあったグループホームに転居した。 有料老人ホームで起きた一連の問題と、自ら目撃した現場の実態が底流でつながっているように思えてならない。「あのとき私が気づいていなかったらと思うとゾッとする。泣き寝入りの人はたくさんいると思います」■ネグレクト常態化 東京都内の有料老人ホームで介護職員として働く50代の女性は「人手不足で、ネグレクト(放置)と言っても過言ではない状況が常態化している。質のよい介護などしたくてもできない。それが月30万円近くを入居者から受け取る有料老人ホームの実態です」と打ち明ける。 入居者の大半が認知症だ。身体的介助が必要な人も数多くいる。排泄(はいせつ)介助と歯みがき、自室誘導などが重なる食後の時間帯や、夜勤帯は特に忙しい。個室やトイレの複数のナースコールが同時に鳴る。「早く来てー」と叫ぶ入居者たち。対応が追いつかず、ナースコールを引き抜きたい衝動をこらえながら「待ってくださいね」と言い続ける。「そのうち鳴っている状態に心身がまひしてしまう。最後は(入居者が)叫んでも無視しています」 夜勤がきついから、と「妊活」のため職場を去った優秀な女性職員がいた。穴埋めに来るのは経験の浅い新人だ。中堅の介護福祉士でも夜勤手当などを含めて手取りは月20万円台前半。「募集しても人が集まらない」と上司も不機嫌だ。介護施設の現場は慢性的な疲弊状態にあるという。 おむつを外してしまった認知症の入居者を「だめじゃない!」と子どもを怒るように叱責(しっせき)する同僚の姿を時折見かける。「心を鬼にするか、まひさせないと、今の現場では生きていけません」■職員が虐待、13年度221件 介護職員による虐待件数は急増している。厚生労働省によると、2013年度に自治体が介護職員らによる虐待と認定したのは221件。施設別で最も多かったのは特別養護老人ホーム(特養)の69件で、有料老人ホームは26件だった。自治体が受けた相談や通報は計962件に上った。 虐待の背景には何があるのか。介護を市民の視点から追ってきた「市民福祉情報オフィス・ハスカップ」の小竹雅子さんは「施設の急増に、人材確保と行政の指導力が追いつかない」と分析する。特に近年、異業種からの民間参入が目立つ有料老人ホームの数は14年に9581件で、この10年で約10倍になった。 介護現場の人手不足は深刻だ。15年8月の有効求人倍率は全体の1・23倍に対し、介護分野は2・67倍。その理由に待遇の悪さも指摘されており、介護職員の平均月給は約22万円と全産業の平均より11万円ほど低い。平均勤続年数も全産業の半分以下の5・7年。1年間で辞める人の割合は全産業(常勤)より3割多い16%に上る。人手不足で、経験の乏しい職員で穴埋めせざるを得ないのが現状だ。 小竹さんは「介護職員を虐待まで追い込まないよう専門技術の習得が必須だが、労働環境が整っていない」と指摘する。厚労省が虐待の発生要因を自治体に調査(複数回答)すると、最多は「教育・知識などに関する問題」で66%、次いで「職員のストレスや感情コントロールの問題」が26%を占めた。厚労省は団塊の世代が全員75歳になる25年には介護職員が約37万7千人不足すると推計。安倍政権は「介護離職ゼロ」の目標を掲げるが、「介護職の離職」を減らすめども立っていない。 虐待の実態をつかむ難しさもある。13年度中に自治体が相談や通報を受けて調査した事案のうち3分の1は虐待の有無を認定できなかった。 さいたま市は家族らから通報があると、「調査に入ると施設側に入居者を特定される可能性がある」と家族の意向を確認。すると、調査を拒む家族が多いという。入居者が行き場を失うといった懸念からとみられる。 家族の了承がなければ、原則として事実確認は施設任せになる。「行政が主体的に調査できなければ、証拠をつかむのは極めて難しい」と担当者。また、千葉市の担当者は「記録を書き換えられたら見破りようがない」と話す。 ◇ 有料老人ホーム選びは、老後の生活に大きくかかわります。失敗しないためには、どんな点に気をつけたらいいのでしょうか。劣悪な施設を見分ける注意点や対応策を専門家に聞きました。■職員の表情や清掃状況は 建物の外観がきれいでも、内部の介護の「質」はわからない。入居を決める前に、施設をよく知ることが重要だ。 高齢者住宅財団の高橋紘士理事長は、有料老人ホームを選ぶ際の注意点として「見学をして泊まり、食事をする。1カ所だけ見に行くのではなく、複数を比較することが大切」と指摘。焦って選ばないように早めの準備を勧める。 実際に見学する時にこそ、劣悪な施設かどうか見破るヒントがある。介護保険制度が始まる前から「特養ホームを良くする市民の会」で活動してきたNPO法人「Uビジョン研究所」の本間郁子理事長は、職員が笑顔かどうか、配膳がぞんざいでないかなどに注目するという。■退職者数もヒントに インターネット上にも手がかりがある。介護の苦情や消費者トラブルを長年分析してきた元国民生活センター調査室長の木間昭子さんは、介護保険法に基づいてネット上で公表されている「介護サービス情報公表システム」の活用を勧める。このシステムは、有料老人ホームなど介護保険の対象となる施設を地域やサービス種別ごとに検索できる。気になる施設があれば、介護職員に関する項目のうち「退職者数」「経験年数」などを見ておきたい。 木間さんは「多くの職員が辞める施設は、労働環境に問題がある可能性がある。職員が頻繁に入れ替われば入居者の特性を把握した介護がしにくくなり、介護事故の原因にもなる。経験年数も重要です」と話す。 もちろんデータだけで判断するのは危うい。気になる点があれば、施設側に説明を求めるようにしよう。 一例として、転落死や虐待が問題となっている「Sアミーユ川崎幸町」(川崎市)の従業員情報を調べてみた。開示されている情報では、8月31日時点の常勤介護職員数は29人で、2014年度の退職者数は18人。6割ほどが入れ替わったことになる。更新前の開示情報によると、13年度には22人が退職していた。 運営会社の親会社メッセージ(岡山市)に確認したところ、系列施設への異動も「退職者」に含めており、実際に会社を辞めたのは14年度で11人だという。ただ11人でも常勤介護職員の4割近い。同社経営企画部は「離職率が高いのは事実。採用後の教育およびフォロー態勢に問題があったと思われる」と説明する。 朝日新聞社介護離職ゼロがうたわれているが 介護職員の離職に歯止めがかからない母も 永住型の介護施設に入居をしたが 5年足らずではあったが 経営者だった医師が撤退医療設備のある業者に経営権が変わったが 入居当初のように十分な医療は受ける事ができなくなっていった何かにつけて提携病院へ出向かなければならなくなったが スタッフには恵まれていた方だと思う年がら年中 しかも時間も不定期に足を運ぶ 小うるさい家族がいれば 襟を正した対応しかできなかったのかもしれないが・・・ 永年 犬猫を病院に預けたりしていた経験から 何も自分から言いつける事の出来ないものを預ける時に観察力がかなり必要であると思っている母も 認知症状があり 数分前の記憶さえ無くしてしまう状態虐待されようが 嫌がらせをされようが きれいさっぱり忘れてしまうそれも幸せなのかもしれないと思いつつ 母の状態や 荷物管理 衣服管理などから目を離す事は無かった幸いにしてお世話になった最後の最後まで 十分すぎる介護をして頂けたと思う葬儀の際には 忙しい業務の合間をぬって大勢のスタッフが駆け付けて下さったこの様子を見ただけでも 行き届いた介護に努めようと頑張ってくれたスタッフであるのが読み取れる母が亡くなって数年・・・今度は介護する側だった私が介護される番になるのかもしれない私を知る人間達は 『絶対に惚ける事は無い』と皆が皆言い切る果たしてそれが幸せな事なのかどうか・・・【転載ここまで】
2015年11月08日
コメント(0)
7割が介護ロボットに肯定的 可愛い容姿で「セラピー」効果も〈AERA〉dot. 10月29日(木)11時44分配信 【以下転載】 介護の現場を支えるべく、近年様々なアイテムが登場している。そのひとつとして、愛らしい容姿で人々を癒す介護ロボットが注目されている。 ふわふわした毛に、くりくりした瞳。「いい子だね」と頭をなでると、こちらを向いて「キ ュウー」と鳴きながら寄ってきた。なんて愛くるしいんだろう。 アザラシ型ロボットの「パロ」(36万円=税別、以下同)だ。人工知能を搭載し、ペットと同じようになつく。アザラシを選んだのは、丸い体でかわいくデザインできるのに加え、イヌやネコのように好き嫌いがはっきり出ない特性も考えたそうだ。 10月上旬、東京ビッグサイトで開かれた「第42回国際福祉機器展2015」の会場は、国内外522社の最新介護機器を見ようという人であふれ返り、3日間の入場者数は約12万人に達した。 主催した保健福祉広報協会によると、今年出展が目立った機器の使い道は、二つのキーワードでくくれるという。「認知症」と「在宅」だ。 パロも単なるペットロボットではない。 「パロはセラピーロボットでもあるんです。世界で3千体ほど活躍していますが、相手とコミュニケーションを取ることができ、認知症の方の心を穏やかにするという効果も出ています」と大和ハウス工業ロボット事業推進室長の田中一正さん。 高齢者向け住宅を運営するオリックス・リビングの「介護に関する意識調査」(14年)によると、回答した40歳以上の男女1238人の約7割が介護ロボットに肯定的。理由は「気を使わないから」が半数を超えた。今後、パロのようなロボットが介護現場で活躍することは間違いない。※AERA 2015年11月2日号より抜粋【転載ここまで】血の通った気ままな連中と40年以上も付き合っていると 機械物に癒されるという気持ちがなかなか理解できない私である確かに世話は要らないだろうし 食費も医療費も雑費もかからない しかし 部品などの提供が終われば いずれ終焉の時が来るのではないだろうか宮崎での暴走車を運転していたのは認知症で数年前から治療を受けていたそうな・・・高齢化社会云々と言われ始めて久しいこの界隈でも高齢者の方が運転している姿を見ない日は無い高齢になればなるほど 病院通いも買い物も車が必要になるようである対象物に対してブレーキを踏むという行動が一様に遅いこの反応が気にかかる頼れる家族との同居は極めて少ない老人だけの家族形成であれば自らがハンドルを握るしかないのだろうが・・・認知症は本人が気付く事は殆どないのではないだろうか対象物に接近し過ぎる前に停止するような操作が自動的にできるような車も開発されつつあるようだが 介護ロボットよりも 他の人命や人生まで左右してしまう大きな事故にならないような 安全な交通手段ができたら・・・と思ってしまう独居老人は 話し相手もなく 鬱や認知を引き起こすような暮らし向きになり易き気がするスポーツクラブに通うくらい元気な老人も 様々中には話し相手を求めて訪れている人もいる運動したり のんびりお風呂に浸かりたいお方は 捉まらないよう 気をつけながら上手に避けている様子本当の意味で『介護』ができる社会になるには時間がかかりそうな気がする
2015年10月29日
コメント(0)
昨日の 福祉は何処へ?(03/31) の記事に対して 以前ケアホームひまわりに働いていた者です さん よりコメントを頂戴したので ここに掲載【以下転載】 ケアホームひまわりは 皆さんが思うような施設ではありません。ご利用者 職員のことを思いやる施設です。家族の事情で退職せざるおえませんでしたが今でも ひまわりさんに戻りたいくらいです。ひまわりさんを退職してからひまわりさんほどの施設に巡り会えず他の社会貢献とうたっているけれどご利用者 職員を大切にしていない施設が多く介護施設を転々としています。3名の職員が行ったことを考えると 怒りがこみ上げてきますし ご利用者 ご家族のことを思うと胸が張り裂けそうです。でも 皆さんに 報道 ニュースで伝わっている情報が表面だけなのでケアホームひまわりの思いやりを持っている 管理者さんや職員さんたちのことを思うととても心が痛いです。(2015年04月01日 01時29分17秒) 【転載ここまで】一部の不心得者の所為で 世間からの見る目が変わってしまう信用を崩すのはほんの一瞬しかし それを取り戻す事は時間も労力もとてつもなく大変なものがある何処の介護施設でもそうであろうと思うが 本当に頑張ってくれている介護スタッフは 寝る間もないほど 介護に駆け回っている母も5年弱ではあったが 介護施設でお世話になった認知症 要介護3何かあっても全く記憶に残らない為 入居当時は 足繁く施設に通いスタッフの様子を見ていた私が居た住宅型有料老人ホームで 入居時 自立・要支援・要介護 原則として満60歳以上という条件であった自立の方は 悠悠自適にマンションライフ母のように要介護は 1フロアーに 危険が無く完全に管理できるように 自由に外には出られないエリアに住んでいる自由に歩き回れるのは 自室と他の居住者の部屋とサロンだけあとはお風呂も外出もディーサービスも病院もスタッフが付き添ってくれる認知症状も様々で 凶暴になるヒト 大声で騒ぐヒト 物がなくなった 盗まれたと被害者意識が強いヒトただただニコニコ1日を過ごすヒト 様々な人とのそれぞれの対応に追われ トイレの介助から 食事の介助 その間に必要なミーティングや引継ぎ・・・座っている姿は事務仕事の時だけそれもコールがかかれば作業途中でも 走って行く家族は笑顔だけ運ぶ全く楽な立場それすらもしない家族の方が圧倒的に多かった入居させたら任せっぱなしで面会にも来ない年中出向いていることに罪悪感すら感じるほど寂しそうな顔のお年寄りの姿がそこにあった幸いにして 良いスタッフに恵まれて母は生涯を終える事が出来た葬儀の際には休憩時間や出社時・帰宅時に駆けつけてくれたスタッフの数に驚くばかりであった基本的には 全て介護に携わろうと思う人の気持ちは 優しく尊いものだと思う友人にも介護施設で働く人が数人いるみんなとてもいいヤツなのである利用者の家族って こんな事はどう思う? 等と 時折尋ねられた事もあるより介護される人やその家族に安心して貰おうと努力する姿がそこここに見られるのであるそんな中の たった何人かの不心得なスタッフの為に 利用者やその家族は不信感や不安感を持ち 頑張るスタッフは信用を取り戻すためにより一層頑張らなければならなくなる都市部の特養の介護施設は 空室はあるのにスタッフ不足で 待機される期間がさらに長くなっている現実があるなり手が無いという現実があっても 誰でも雇用すればいいという訳にはいかない本来家族がしていかなければならない介護様々な事情で施設を利用する側の身勝手かもしれないが 安心してお任せできる施設であることが 何よりも望まれるのである今日はもう4月おちゃめなウソをついている暇も相手もなかったなぁ・・・
2015年04月01日
コメント(0)
ペットと同居できるアニマルセラピー老人ホーム QOLを重視NEWS ポストセブン 2月24日(火)16時6分配信【以下転載】横須賀市西部の山間にある特別養護老人ホーム「さくらの里山科」。アニマルセラピーは施設や病院に招かれてNPOなどが訪問することが多いが、この施設では入居者100名と犬6匹、猫8匹が“同居”する。 4階建ての建物は個室と共用のリビングなどの「ユニット」に大別され、2階に犬や猫と過ごすユニットがある。 ここで暮らす動物の“出身地”はさまざまだ。飼い主に先立たれたペットもいれば、保健所で殺処分寸前だった犬や猫もいる。かつては原発事故後、福島の避難エリアで保護された犬もいた。引き取った動物には獣医が健康管理や予防接種を行っている。 施設長の若山三千彦さんが言う。 「3年前の開所当初から犬や猫と暮らせる体制をめざしました。高齢になるとペットをあきらめざるを得ないかたもいます。年をとっても動物が好きな人は安心して動物と暮らせるよう支援したかった」 セラピーを意識して動物との同居体制を始めたわけではないが、その効果はてきめんだった。 「認知症の80代女性は夜になると怖い妄想を見て眠れなくなり、昼夜が逆転して生活リズムが崩れましたが、犬が同じ部屋で寝るようになると、心の平静を取り戻して夜に眠れるようになりました。いくら話しかけても無言だった入居者は、『ジローはどこにいったの?』と人に聞くようになりました。動物という共通の話題ができ、入居者同士がコミュニケーションするようになりました」(若山さん) ここではもともと飼っていたペットと入居できる。澤田***さん(71才)は昨年春、猫の「ゆうすけ」と一緒にやってきた。 「捨て猫だったこの子を引き取ってからずっと一緒に暮らしていて、私には家族以上の存在です。離れて暮らすなんて考えられませんでした」 そう話す澤田さんの近くでじゃれる猫はその場を離れようとしない。 施設内には、犬や猫に囲まれて自然とにこやかになる高齢者ばかりいる。 介護施設は入所者をただ「介護」するのではなく、「QOL」(Quality Of Life=生活の質)を向上する場でもあるべきと若山さんは言う。 「昔の老人ホームには、食事、入浴、排泄という三大介護ケアさえやっておけばOKという面がありました。でも、人生最後の年月を過ごす場だから、ただ生き長らえるだけでは寂しいですよね。たとえ寝たきりでも『今が楽しい、幸せだ』と思ってもらいたくて、ペットと暮らせる環境を整えています」※女性セブン2015年3月5日号【転載ここまで】【註】 個人のお名前は当方にて一部伏字とさせていただきました自分の明日は分らない古くからの知り合いの犬飼いは もう全てと言っていいほど『高齢者』それでもまだ若い犬と暮らしている人がかなりいる先日も ヨーキーとダップ―飼いの高齢者が 繁殖制限手術を延ばし延ばしにいていた為に 知らない間にかかってしまい しかもご丁寧に2ヶ月で生まれるという事すら知識になかった動きが鈍くて 太り気味・・・なんだかいつもと違う・・そう思っていたら出産が始まってしまい4匹の仔犬が生まれた2匹は貰い手があったようだが 折角 我が子が生んだ子を手元にも残したい・・という思いはどうしても捨てきれないマンション規約で2頭までしか飼養できない困り果てて 何でもいいから近場で戸建を探そう という事になり 中古の空き家を発見目下リフォーム中だそうな高齢の人間が住むには 立地条件は悪くないが 家そのものは今迄 フラットフロアーで長い事住み馴れていた人には 階段の昇り降りがだんだん困難になりはしないかというような家屋玄関までのアプローチには手すりをつけたり 大ごとである当節引越で棄てられる犬猫が多い中 引っ越ししてまで犬達と暮らしたいと思うのは嬉しい事であるが 何分にも70歳はとうに超えたであろうというお歳と推察余計なお世話ではあるが 後10年後が懸念される高齢になると戸建を捨てて 楽なマンション暮らしや 介護マンションに住み替えする友人達がかなりいる中 犬達と暮らしたいが為の戸建てへの住み替え身体的負担はかなり大きいと思われる私自身も『🎶70歳になったら 住めないお家です!』と毎日口ずさみながら雨戸を開け閉めしている戸建管理は高齢になればなるほど 大変かと思われる『健康第一! 犬達の為に元気でいなくちゃね』と言うしか言葉が無かった犬達に癒されるのは事実だが 散歩や日常の世話は かなり気骨の折れる作業病気でもされれば毎日の通院は大仕事であるさてさて 犬と人間の共存生活 どうなる事やら・・・
2015年02月25日
コメント(0)
いつもいろいろ学ばせていただいているブログで紹介されていた記事であるアニマルセラピー 医者にできぬ事を動物は一瞬でできる例も女性セブン2015年3月5日号 2015.02.23 11:00【以下転載】職員がさまざまなケアをしてくれる介護施設は安心だが、長年親しんだご近所と離れ、ひとり施設暮らしをするのは寂しいもの。日常の会話が少なくなり、自然と心を閉ざしてしまう人も少なくない。そこで今、動物とのふれあいを通してお年寄りを元気づける施設が増えている。 今、介護の現場で注目を集めるアニマルセラピーについて、公益社団法人日本動物病院協会の吉田尚子さんが解説する。 「正式には『動物介在活動』といい、一定の基準をクリアした動物と飼い主が老人ホームや医療施設などを訪問し、ふれあいプログラムを実施します。1980年代にアメリカで確立して日本に導入されました。メインは犬ですが、猫やウサギなども用いられます。 動物とのふれあいによって『オキシトシン』という“幸せホルモン”が分泌され、ストレスが軽減されたり、心が穏やかになったりする。自分の手で動物に触れたり、話しかけたりすることで脳が刺激され、生活の向上や認知症の予防に役立つといわれています。それまでふさぎこんでいた患者さんが明るく活発になるなど、人間の専門医ができないことを動物は一瞬で成し遂げることがあります」 実際、動物は人間の健康に大きく貢献する不思議な力を持つことがさまざまな調査・研究で報告されている。1990年代のアメリカの調査では、ペットを飼っている人は飼っていない人より、年間約20%も病院に行く回数が少なかった。 また、65才以上の高齢者がいる世帯にペット飼育の効用を聞いた一般社団法人ペットフード協会の調査(2014年、524世帯対象)では、「情緒が安定するようになった」「寂しがることが少なくなった」と精神的な効果を認める声が多かった。 介護界の関心も高く、前出の日本動物病院協会が犬などを伴って高齢者施設や病院などを訪問した回数は年々増加している。2013年度は180の施設にのべ1232回訪問した。 愛知県常滑市の「愛の家グループホーム とこなめ」を訪れた「NPOアニマルファンフェア わんとほーむ」代表で介護福祉士・動物介在福祉士の向宇希(むかい・ひろき)さんは介護現場での創意工夫が大切だと主張する。 「ただ単純に動物とふれあうのではなく、現場の職員と情報交換しながら、入居者みなさんのために何ができるかを考えます。関心を引きつけても喜んでもらえなければ参加してもらえないので、1時間ずっと楽しめることも大事。今回、『とこなめ』では認知症をケアする『回想法』を取り入れたプログラムを実施しました」 回想法とは、過去の出来事や暦などを思い出すことで脳を活性化し、認知機能の改善を計る方法のことだ。 前出の「とこなめ」では、向さんがぷぷちゃんに獅子舞の服を着せ、「1月1日は何の日だったでしょうか?」と尋ねた。入居者から「お正月!」の声があがった。 さらに2匹の犬に鬼の帽子をかぶせ、「2月3日は何の日?」と尋ねるが、なかなか返答がない。「ヒントはこの帽子です」と重ねると、別の80代の女性が「節分!」と答えた。いずれも回想法を用いた認知症対策のプログラムの一環だ。 その後、「2月22日は何の日でしょうか?」というクイズを出し、「2=ニャ」という鳴き声から猫の日であることを伝える。さらに、猫に関する○×クイズを出題し、入居者は「○」「×」の札を上げて解答する。正解者は犬におやつを優先的にあげられるため、みんな張り切って札を上げる。【転載ここまで】そう言えば母のお世話になっていた介護施設にも センターから譲渡を受けた 中型雑種犬の「メイ」が活動開始準備中だった実際に 動物介在活動に力を入れているグループの活動がブログにつづられている和歌山のお方の記事を見ていても 動物による効果の大きさを感じることができる・・となると私は毎日が動物介在生活脳は活性化されているのだろうか・・・65才以上の高齢者がいる世帯に於けるペット飼育の効用=「情緒が安定するようになった」「寂しがることが少なくなった」=精神的な効果15尻尾も介在されると 情緒は不安定に たまには静かに暮らしたい願望が・・などと言いたくなるが 実際暮らしていると 15尻尾が存在しているという感覚は全くないのである実に静かな日々であるたまには小競り合いや 吠え吠えコーラス団のハモらないメロディーを強制的に聞かされることもあるが 誰もがにゃん10 ワン5が共存している事が信じられないと言う本当に穏やかな日々が流れているここまでたどり着くには紆余曲折一気に 3ワン増えた一昨年の修羅場を 犬達の努力で掻い潜ってくれた事に他ならないたにゅもそうだったが かまいすぎて分離不安症その結果 のべつ幕なしに吼える犬が仕立てあがるそうなると近所からの苦情やら自分自身も嫌気がさすのか 遺棄される・・・そうして こういう犬を好んで(?)拾ってしまうバカに出会い 矯正されて 人間社会で住みやすい犬に仕立て直される・・・こうやって私の生活に介在してくれていることが 私が健康に気を付けなければならない状態を作ってくれているのかもしれないん? じゃ 感謝しなければならないのは 私か?
2015年02月23日
コメント(0)
人が人として 穏やかで楽しい毎日を送る事が難しい時代になってしまったのか?★停戦合意が更なる争いを生み ウクライナでは重火器撤退の実行如何で 政府軍と親ロシア派武装組織のにらみ合いが続けば停戦自体が危ぶまれる★コプト教徒のエジプト人21人を殺害したとする映像を公開したことへの「報復」により 隣国リビアの過激派組織「イスラム国」の拠点を空爆 40人余りが命を落としたとの報道があった★欧米と連携する日本も聖戦の標的になるとの認識日本人と言うだけで 地球上のどこに居ても安全という神話が崩れ去っている「イスラム国」が宣戦布告! 「日本の悪夢を始めよう」 誘拐リスク急上昇の海外リゾート〈週刊新潮〉多くの記事は 殺戮の連鎖を伝えている報復による報復は何も生み出さない多くの尊い命が失われるだけである憲法9条が日本を守り国民を守って来た今やこの砦も危ういのでは・・・犬だ 猫だと 小さな命にかかわって 一喜一憂している暢気な毎日が申し訳ないような気になるさて 昨日はPCの調子が非常に悪く 文章が表示されない為 変換する事もかなわず お手上げであった殺処分ゼロを目指す事に力を入れ始める・・・大事な事なのかもしれないが それは単なる結果であるといつも思う飼育放棄や遺棄が無くならない限り どんなに頑張ってもどこかで命を絶たれてしまう犬猫は存在してしまう迷子然り・・・どんなに賢い犬であっても 自分から『迷子になりました お家に連絡したいので・・・』と申し出る事はできない今迄保護した犬達に 自宅に帰れる手がかりがあったものはほんの一握りだった室内飼いが主流になって来たころから 室内では首輪なども外している為 うっかり逃がしてしまうと 何処の犬かさえ分からない散歩を頻繁にしていれば 『どこそこさん家の犬では?』などの情報も得られるが 保護をしても 逃がした方が探し方がわからず 諦めてしまう事も少なくないダックス君@バルドもシーズー君@ブシャールもその口であろう単に遺棄でなかったと思いたい保護主の希望的観測でもあるシャトも2008年 警察に届けられて保護された後 センター送りになった犬である翌日に小型犬純粋種の大量放棄があり その犬達はいくつかの団体が引き取って行ったのだが シャトは1つ前の檻に居たので処分される流れに入ってしまっていた『10歳以上 5kg以下であれば どんな犬でも・・・』と譲渡希望を出していたので連絡を頂き 処分の朝センター獣医師によって拾い上げられたヨーキーであるその日から間もなく7年人に聞かれると 16・7・8歳とみょうちくりんな返答しかできないのであるが このところ好不調の波が出始めて来た食が偏ったり 全く食べなくなったり 多飲多尿だったり 若干の認知症状も見え始め 散歩なのだか徘徊なのだか微妙なラインであるが お外が大好きである1月末から2月の初めにかけては もう長くはないか・・・と思うような衰えぶりだったが 好きなものを好きな時に食べるように切り替えて わがまま放題暮らさせている事が性に合ったようで 少々生きられる方向に舵を取り直してくれたようである他の4ワンシャトだけが美味しそうな物を貰っているのを横目で見ながら ちょっと覗きに来たり並んでみたりしているが これはシャトのだ! と自分に言い聞かすような感じで 横取りもしなければ 欲しがることもしない健気な奴らである造ろう手術をしている事もあって 尿漏れや 失禁は仕方がない就寝時や 飼い主外出時は 本犬が心地よく過ごせるのでオムツ着用最近は気配を感じて自らお尻を持って来てオムツを要求こんな状態を見ると惚けてもいないか?と思ったりもするこの先 どれだけの命を与えられているかは誰にもわからないが 充分に楽しい日々が快適に送れるよう手助けしていきたいと思っている便宜上飼い主と表記はしているが 私にとっては15尻尾は協同生活者という認識であるまたしばらくは介護の日々が続くだろうが 笑顔で接していかれればよしとしている
2015年02月16日
コメント(0)
増え続ける「シングル介護」 このままでは共倒れ西日本新聞 2月10日(火)14時43分配信 【以下転載】後ろ髪を引かれる思いを断ち切った。佐賀県内の40代女性は昨春、大手アパレルメーカーの正社員の仕事を辞めた。 「赤の他人の嫁よりあんたがいい」。2年前に父が病死して以来、介助がないと歩けなくなった母(78)に、同居を懇願されたからだ。 高校卒業後、衣料品販売に携わってきた。仕事が面白く、気付けば独身。キャリアを重ねた4年前、契約社員として働いていたアパレルメーカーで正社員に抜てきされる。「ここまで来た」。勝ち取った「正社員の座」だったが、フルタイムで残業は深夜まで及ぶ。母と同居するなら、この仕事は続けられない、と悟った。 《総務省によると、2007~12年の5年間に親の介護や看護で離職したのは約48万7千人。このうち女性は約38万9千人で8割を占める》 近くに住む兄2人には「女が介護するのが当たり前。独身ならなおさら」と言われた。この1年近く、「介護との両立」を目指し、派遣社員として衣料品店で働いてきた。しかし、求められる勤務日数は増え続け、最近は月20日近くにもなる。仕事、家事、介護。体がきしむ。「フルタイムじゃないと生活を維持できないけれど、それだと体がもたない」 晩婚化、非婚化が進む中、増え続ける「シングル介護」。高齢の親を独力で支えようと頑張れば頑張るほど、自分の仕事が不安定になり、苦しむ。 「天神(福岡市)でウインドーショッピングするのが息抜きです」。福岡県久留米市の独身男性(55)は力なく笑った。 宝石販売会社で働いていた。16年前に父が亡くなった後は母(85)と2人暮らし。76歳までホテルの厨房(ちゅうぼう)に立つほどの働き者だった。仕事を辞めてほどなく、物忘れが頻繁になり、徘徊(はいかい)するようになった。 男性は介護のため退職した。週2~3回、保険の電話勧誘のアルバイトを始めたが、1日に2回警察の保護を受けた7年前、「もう無理だ」と仕事を辞めた。 月約15万円。父の遺族年金と母の年金で生活する。一日中母につきっきり。週2回のデイサービス、月1回のショートステイのときだけが自分の時間だ。妹は「私には家族がいるから…」と介護に関わらない。 「このままでは共倒れ。働きながら母をみとりたいが」 介護の仕事をしたいが、どこから手を付ければいいのか。 久留米市の男性(57)は7年前に建設会社を辞めて以来、再就職先が見つからない。認知症の父(96)と2人暮らし。父がデイサービスから帰ってくる午後3時ごろには家にいなければならず、月2万円の新聞配達のアルバイトでしのぐ。 《育児・介護休業法では、対象家族が要介護状態になるたびに介護休業が取得でき、家族1人につき最大93日間取れる。しかし厚生労働省の調査によると、13年度に介護休業を取得した人がいた事業所は1・4%にすぎない》 「ほかに介護休業を取っている人なんかいなかったし、認知症じゃ93日間休んだところでどうにもならんでしょ」。父の年金約10万円と新聞配達、独身で蓄えた貯金を取り崩しながら生計を立てる。父は要介護5。「施設には入れたくない。自分が面倒をみられる間は、自分がみたい」。この暮らしがいつまで続くかは、分からない。 ◇ ◇ 今や就業者の40%に迫る非正規労働者。賃金が低い、雇用が不安定など、さまざまな課題の直撃を受けやすいのが、生計も人生も1人で背負う「おひとり非正規」ではないだろうか。彼らの不安を通して、非正規労働の問題を考えたい。 =2015/02/10付 西日本新聞朝刊=【転載ここまで】私の両親はもう他界した今後は介護する立場ではなく される立場になるかもしれない子供は1人まさにシングル介護予備軍である父の介護は殆んど母が一人でしていたようなものだった考えてみれば今の私の年齢で 父の介護に 毎日のように病院通いをしていた訳である自分がその年齢になってみて はじめて身体的にも精神的にも良く一人で頑張って来たと 妙な感心をしてしまった勿論全く手伝わなかった訳ではないが 大した役には立っていなかった筈である小さい子供がいる時期だったので 母は 早く帰りなさい しか言わなかったような・・・祖母も入院中だったので 私は 午前中は父 午後は祖母などとダブル介護の日々だった母の介護が必要になった頃には 子供も成長し 社会人になっていたので 気分的にも楽な介護ができたしかし年中電車利用で介護に通っていた私を見ていた娘は 親とは同じエリアに住む方が楽だと言い始めていた専門家の手を借りる事を良しとしない考えの人も多く また少々休暇をとったぐらいで納まらないのも介護そもそもあの煩わしい書類や 面談など 老々介護となってしまった人には その期間さえもシングル介護では難しい『ちょっとお願い』と言える人が居るだけで 気分的には大部楽になるはず何時まで続くか見通しのたたない介護一時的な無理で済む話ではない無理の積み重ねは禁物である介護する側が倒れてしまったのではそれこそ大変である海外支援で鼻高々のお国のお偉いさん方納税者の苦難は放置?足元に火が付いているのは見過ごすつもりか?
2015年02月10日
コメント(0)
安藤優子 認知症の母の壮絶な介護を語る〈週刊朝日〉dot. 12月8日(月)11時39分配信 【以下転載】認知症が社会問題となって久しいが、認知症の本人や家族を取り巻く問題は山積している。フジテレビ系「スーパーニュース」のメインキャスターを務める安藤優子さんの母、みどりさん(89)は、約15年前に認知症を発症した。一人暮らしのみどりさんを安藤さんらきょうだい3人が支える生活を経て、6年前から民間の高齢者施設で暮らしている。認知症の家族との関わり方について聞いた。 * * * つい先日、母は89歳の誕生日を迎えました。ホームの一室に親戚一同が集まって、大好きなうなぎを食べてお祝いしました。そのままでは食べられないので、ペースト状にしましたが、ぺロッと食べてくれました。認知症は進行していますが、調子がいいときは私たちの名前を言ったり、言葉を言ってくれたりしますし、機嫌がよければにっこり笑ってくれます。 母が一人暮らしをしていた時期は壮絶でした。犬の粗相を始末できなかったり、冷蔵庫の中で大量の食料を腐らせたりして、家の中はぐちゃぐちゃ。私たちきょうだいではどうにもならなくなり、施設への入居を決断しました。 施設に入居してもらうことをためらう方も多いと思います。母も、入居当時は、自分の家があるのに住めないという怒りの感情が強く、抵抗もすごかった。だから、今でも「入れてしまってごめんね」という感情がどこかにあります。 でも、施設にお願いしていることを私は恥じていません。「ママのことは心配しているんだよ」という気持ちは変わりませんから。今も、私たちきょうだいのうち誰かは、できるだけ母のところに行って一食はごはんを食べさせています。毎日関わって、母を見守っていく。施設に入れたら終わりじゃありません。母らしく生活できるように考えています。 第三者に介護に関わってもらうことをためらう必要はないと思います。 たとえば入居当初、私から見える母は怒りで鬼のようでしたが、施設の職員が見る母は違いました。「お母さん、笑顔がすてきですね。かわいいですね」と。そう言われて、母は昔と変わっていなかったんだと気づかされました。第三者が入って、私たちの心に、母を見直すゆとりを持たせてくれたのです。あのまま仕事以外の時間、四六時中、母と向き合っていたら、崩壊していたかもしれません。 ご家族が認知症になると、絶望的になることがあると思います。あのやさしかった母は、毅然とした母はどこへ行ってしまったのかと、私も失望しました。病気のせいとわかっていても受け入れられず、無力感に襲われることもあります。でも、自分やご家族を責めないでほしい。どこかに必ず「らしさ」が残っていると信じてほしいと思います。 そういう余裕を持つためには、頼れるものはなんでも頼る。使えるサービスは全部使ったほうがいいと思います。申し訳ないと思ってはダメ。そうやって煮つまらないことが大切です。※ 週刊朝日 2014年12月12日号【転載ここまで】誰にも親がいる不幸にして若くして亡くなられてしまった方もおられるだろうが いずれ介護の時を迎える事になる認知であっても無くても 介護を正面から向き合って 親をサポートするという事は大変な事なのだと思う私はたった5年ばかりだったので大きな事は言えないが 愉しく介護をさせて貰ったと思っているきっと大変な事だったのだろうけれど 関わってる本人は何とも思わずに見送りの日まで続けることができた介護付きのマンションで 専門家のケアを受ける事ができた事が一番だったと思う金銭的には 何年かかるか見通しもないままの入居になる為 不安な面がなかった訳ではない83歳で入居を考え始め 弟達は大いに反対したが 根気よく説明を重ね合意に至っての入居だったその間の2年は在宅介護に通い続けたその間に2頭の犬が天寿を全うし 猫だけになったので 少々長い時間でも家を空けていられるようにはなった認知の度合いが増すにつけ 火の始末が危うくなって来たことが 入居の決め手『冬の間は寒いから 別荘を買ったのでそこで過ごしてみてね』大ウソつきの子供である母は 初めてのマンション暮らしがもの珍しかったようで 暫くの間は はしゃいでいた『ここはすごいのよ 雨の日でも傘を差さないでお隣にお邪魔しに行かれるの』『お風呂はとても大きくて 良くあったまれるの』などなど・・・暫く経つと やはり『いつ帰ればいいのかしら 家の事も気になるし・・・』認知は何処へ?というくらい 日増しに 帰宅願望は強くなって来たとうとう家に帰る事はかなわず その一生を終えてしまったが みんなが笑顔のままで暮らせたことは とても幸せで有難い事だと思ったそれぞれに抱える事情はさまざまであるが ディーサービスでもショートスティでも 介護認定の状態に合わせ 使えるサービスをフル活用していく事が 介護する側の心身ともに休息の時間を持ちリフレッシュして 笑顔で親を迎え入れる事ができる大切な時間である事の様な気がする今度は介護される立場になるのも時間の問題かもしれないが まだまだ犬猫の介護に明け暮れられる健康を大切にしていきたいと思っている
2014年12月08日
コメント(0)
両親を送り 次は自分が介護される番になる?母の兄の連れ合い・・私の伯母にあたる娘夫婦の家で晩年を過ごし このほど長男の住む地へ 転居の運びとなった90歳半ばを過ぎている筈であるが 母と違って 認知症状もなく元気に暮らしていた介護保険の使いどころもない生活ぶりであったが 昨年春ごろから ディーサービスに通うようになったとハガキを頂いた『やっと 介護保険を使わせていただく事になりました』 と・・・娘婿への気遣いか 長男の責任か 詳細は知る由もないが 介護付きのマンションに居所を移したと連絡があった母も同様なところで世話をしていただき 私は笑顔だけを運ぶ得な役回りに終始したたった5年・・・それでもできる限りのことをさせて貰う事ができた事に感謝しているよくできた嫁と 出来の悪い娘が足繁く通ってくることが 嬉しそうだったことを思い出すそういう所に入居したものの家族が全く訪問しないといった例を母の時に体験した通う頻度を落とさないといけないような気さえしたことがある母の居住空間は 介護の必要な人ばかりで 殆んどが認知症状がある人だったが 数人は 身体的介護が必要なだけで 頭脳は明晰な方も居たそんな方のお一人が 家族が訪れない寂しさを淡々と語られた『厄介払いですよ・・・』と寂しく笑っておられたが 目には涙がいっぱいだった誰しも年をとる晩年家族と離れて過ごさなければならない状態になる事も多いと思う伯母の介護をする長男も 70歳は過ぎている筈正しく老々介護である家庭の事情は分からないが 四半世紀ほども同居をしていた娘の所を離れ 見ず知らずの土地へ移った伯母この先 会える機会はないであろうと思うと 母の葬儀に出向いてくれた日が最後・・・法事の折には伯母の次男が亡くなった時期だったので 連絡を控えさせていただいた次男も遠方に住んでいたのであるが 母の葬儀の際に出向いて下さった葬儀など全てが終わってしまってからの連絡に 愕然とした思いだったのを覚えている晩年をどう自分らしく生き 人生を全うできるか・・・今後の自分の生き方を改めて考える機会になった
2014年12月03日
コメント(0)
<仮名2年認知症男性>身元判明し家族再会 警察照合ミス?毎日新聞 4月28日(月)3時0分配信 【以下転載】2年前に大阪市の路上で警察に保護された重い認知症の男性が、氏名や住所などが不明のまま仮の名前を付けられ介護施設で暮らしていた問題で、男性の身元が27日、兵庫県の74歳と分かった。家族と対面を果たしたが、家族により兵庫県警に行方不明者届が出されていたことも判明。見つかった氏名不明者との照合作業で何らかのミスがあり、長期間身元が判明しなかった可能性があるとして兵庫県警は調査を始めた。 男性は2012年3月11日朝、大阪市内の住宅街で保護され、認知症で氏名や住所を話せず、市は保護された場所にちなんだ名字に「太郎」という仮の名前を付け、年齢を70歳(当時)と推定して仮の生年月日も設けた。 毎日新聞が4月19日朝刊で男性の存在を報じて身元判明につながる情報提供を求め、同日夜にはNHKもニュースで放送。家族はこうした報道で男性が保護されていることを知り、自治体や警察に申し出た。 27日は、警察の立ち会いの下、男性の成年後見人を務める山内鉄夫司法書士が家族と面会し、家族が持参した写真などから本人に間違いないことを確認した。今後については山内後見人と家族が話し合い、男性の体調などを見極めながら方針を決めるという。 兵庫県警によると、男性は12年3月8日午後7時25分ごろ、県内の路上で一緒にいた家族が目を離したすきに行方不明になった。家族は同8時15分ごろ、最寄りの警察署に届け出た。警察署は消防や福祉施設、タクシー会社などにファクスで行方不明者の情報を送り発見の協力を求める「SOSネットワーク」も使って捜したが見つからなかった。 大阪府警が男性を保護したのは3日後。最初に行方不明になった場所から数キロしか離れていない場所だった。府警によると、保護した人の名前が分からない場合は通常、全国の警察本部に写真を添付した「迷い人照会書」を送り、該当する行方不明者届がないか確認を依頼する。今回のケースも兵庫県警を含む全国の警察本部に照会したという。 兵庫県警が作成した行方不明者届には家族が提供した男性の写真が添付されていた。 同県警が迷い人照会書と行方不明者届を正しく突き合わせられていればその時点で身元が判明した可能性が高く、何らかの理由でこの照合作業ができていなかったとみられる。 ◇兵庫県警の福本明彦生活安全企画課長のコメント 本日まで行方不明者をご家族のもとにお戻しすることができなかったことは残念であり、今後、より一層、行方不明手配・発見業務に努めてまいります。【転載ここまで】認知症などの疑いで警察に保護された高齢者らのうち、名前が分からないために自治体が介護施設に暫定入所させるなど「緊急一時保護」の対象となった人が、2008年度からの約6年間に少なくとも546人いたことが毎日新聞の調査で分かった。そうである初期の認知症は気付き難い母の場合天然ボケと言われる状態でもあったので 『おとぼけ』なのか本当に認知症状があるのかが判別付き難かった父の法事の折に 娘に言われて その後じっくり観察・・・と言っても母とは別に住んでいたので まずは頻繁に電話をすることにした家を訪ねる回数も増やしたが 大好きなお芝居のチケットの 日付を過ぎてしまったものがいくつも出てきた友人と出掛けるつもりだったのか2枚とってあることが多かった聞けば 先方が入院してしまったり 亡くなってしまったりで 一人で行くのが億劫になったり 忘れてしまったり・・・そんな事が続いていた母が元気そのものであって友人も多かったので こちらも迂闊だったが 高齢者の友人はだんだん一人では出られなくなったり 具合が悪くなったりで 徐々に減少してしまうという事を全く気付かなかったその後ご近所の方から ありえない時間帯にありえない場所にいた母を保護したという連絡を頂き 本格的に対策を考え始めた介護認定を受けない事には各種サービスも使う事が出来ず 七面倒くさい書類を提出したり面談を受けたり・・・老夫婦二人で暮らしていたらこの書類や手続きが果たして可能か否か 考えさせられた認定が済み まず ディー・サービスを利用したが 送り出して出迎える・・・これに立会いが必要であるという8時に迎えに来る・・・と言われ私は5時起きして犬猫作業を済ませ 飛んで行った一旦家に戻り 犬猫仕事を終えるや否や また出迎えの為に取って返す・・・こんな日々が続いたのではこちらがまいってしまう・・で 医療介護付きの居住型の老人施設へ入居して貰う事にした介護は専門家がしてくれる私は時折笑顔を運ぶだけ・・これならストレスなく介護ができる自宅で看るというのは大変な事であるその為に余儀なく離職と言う道を選ばざるを得ない人も少なくない老老介護ともなれば 介護している方が倒れれば 介護されている方はどうにもならなくなってしまう親の介護がいずれ必要になる・・・と漠然と思ってはいたが 直面した時に自分に無理なくできる方法を考えておかないと共倒れを招きかねないと痛感した子供としての役目は無事終える事が出来たが 今度は介護されるかもしれない当事者の立場の年齢に差し掛かっている葬儀の段取りは 娘にきちんと依頼してあるものの そこへの道中は 犬猫付!さてさて 介護されずにポックリ逝かれるよう精進あるのみ(?)か・・・
2014年04月28日
コメント(0)
気づいて!新型認知症 見分け方&対策大公開NHK ためしてガッテン~これまでも6回にわたって認知症を取り上げてきているためしてガッテンのサイドバーからその内容を見ることができる今日スポーツクラブで ひょんなことから会員同士で介護の話になった介護をする側から『される側』になる年齢ばかりの会話である中には介護する側だった期間の大変だった話や 愚痴や 様々な話題に飛び火していった介護する側より 『される側』の方が大変だろうなと思いながら母の介護をさせて貰った5年余り私は不詳の娘であると自他ともに認めているまずは自分が大切なヤツなのである自分のやりたいことを制限してまで 母の介護をするつもりはなかったギスギスした関係にならない為には 『笑顔』で居る事だと思った掛かり切りになれば お互いがストレスだろうと考えたなので居住型のケア施設に入居させた介護はプロに任せ 私は美味しいものと笑顔だけを運ぶ体調不良などの起きる病気ではない歩行や生活に困る状態でもない歯も欠歯無しの自前裸眼で針のめどを通せる視力補聴器など全く不要の地獄耳どれをとっても私の方が劣っていたのであるこれだけ元気な人が 認知症しかも徘徊がお得意!目の届かない間の不安防止はプロの手と 何重にも関所のある環境が必要だったのである足しげく通ってくれたり 泊り込んだり 付きっ切りだったりしたのは 弟の良くできた嫁入院すれば補助ベッドを置いて貰って泊り込んだり・・・とてもよく世話をしてくれたのであるが まだ若いので それが重石になってしまう事には気付いて貰えなかった何度も婉曲には伝えたが 『大丈夫です』と頑張りぬいてくれてしまったある時 あんまりずっと付いていられると オナラもゲップもできないから・・と笑いながら伝えたが 『そうですね それじゃぁ 他の場所にいます』ただの優しさなのであるが 正直すぎる故に 医者に言われた事でかなり表情が変わってしまうそのまま母の前に現れるから 曇った顔をしていると母が心配してしまう認知症であっても その場その場の状況は把握できる過敏なほどに心に響いてしまう3分も経てば忘れるが 変に記憶が残る『あなたはいつも笑顔だけど ○○ちゃん(お嫁さん)はいつも暗い顔なのよあなた意地悪してるんじゃないでしょうね(笑)』笑いながら話しているが 母としては心配しているという事を私にそれとなく伝えているのだと思った『負の感情』を残さない介護それだけを心掛けて来た水鳥は 湖上にある姿は美しいが 足はせわしなく動いている介護はまさにこの姿だと思って駆け抜けた5年だった母『あら あなた 還暦なの? ずいぶん年をとっちゃったのね』私「あら あなたは傘寿を過ぎたはず…』母『まぁ・・・私若いからネ 追い越されちゃったの? あなたそそっかしいから』母は傘寿を30と捉えたつまり自分は まだまだ乙女気分そのまま そのまま・・・昔の記憶はとても鮮明地震や戦火を潜り抜けて生きたおっとりさん幸せそうなきれいなお顔で 旅立ってくれたことが 何よりだったと 番組を見ながら 改めて思ったのである
2013年10月02日
コメント(0)
95歳を殴る?元介護福祉士を再逮捕 高齢者施設連続死産経新聞 6月11日(火)16時51分配信 【以下転載】埼玉県春日部市の高齢者介護施設「フラワーヒル」で平成22年、入居する高齢者4人が短期間に死亡したり大けがをしたりした問題で、95歳の女性を殴り死なせたとして、埼玉県警捜査1課は11日、傷害致死の疑いで元職員の無職、大(おお)吉(よし)崇(たか)紘(ひろ)容疑者(29)=同県松伏町、別の入居者への傷害容疑で逮捕=を再逮捕した。 捜査1課によると、大吉容疑者は「拳で胸付近を複数回たたいた」と容疑を認め、「第一発見者になって同僚にほめられ、認められたかった」と供述。同課は事件の経緯について詳しい裏付けを進める。 逮捕容疑は22年2月18日午前、介護福祉士として勤務していたフラワーヒルで、入所していた無職、三笠みさゑさん=当時(95)=の胸を拳で殴り肋(ろっ)骨(こつ)を折るなどして死亡させたとしている。 三笠さんは施設の関連病院に搬送されたが同日午後2時35分ごろに死亡。「胸部大動脈瘤破裂」による病死と判断されたが、当時撮影されたCTスキャンの画像を精査した結果、骨折していたことが判明した。 県警は先月、別の入居者の女性=同(84)=への傷害容疑で大吉容疑者を逮捕。その後の捜査で、三笠さんの急変を最初に発見した大吉容疑者が、暴行を加えた疑いが強まった。【転載ここまで】「第一発見者になって同僚にほめられ、認められたかった」己の欲望達成の為に失われた命・・・安心した介護が受けられると信じて入所しただろうに・・母も認知があり 一人暮らしでは火の始末が不安かと言って同居は頑として受け付けなかった『別荘』と偽って介護施設に入所させたが 家に帰りたいと時折言っていたが 食事は上げ膳据え膳 大きなお風呂もお気に入り 何よりも気に入っていたのが マンション形式の施設だった為 『雨が降っていても お隣に行くのに傘が要らないのよ♪』と感激していた生まれてからずっと戸建ばかり マンションというものに住んだことがない目新しさに子供のようにはしゃいでいたスタッフにも恵まれていたが 週に何度も家族が訪れると言う環境作りを心がけた曜日も時間も全くバラバラ何時家族が訪れるか分らない・・と言うことが親切な介護に繋がっていたと思う預けっ放しで家族が訪れないご老人も多かったその場ではとても羨むのであるが 多くの入居者が認知症であることが幸いする『あの人はいつも家族が訪れる』という事は5分も経てば忘れてしまうであるから 母に何かあっても その時の不快な思いは継続し得ないし思い出すこともないと考え 足繁く通ったのである介護はプロに任せてあるので 私は笑顔を運ぶだけのお気楽訪問今回殺害と言う最も悲しい犠牲となられたご老人達のご家族がどうだったかは知る由もないが 『まさか!』の出来事を起こさない為にも 足繁く通える範囲にお世話になる場所を決めるのは大切な事であると再認識した介護は期限を持たない5年10年とかかるかもしれない事も考え 家族に無理のかからない程よい距離を選択するのは非常に大切な事だと思う今度は介護される番になる私自分で終の棲家探しを始めているその時に空きがあるか 施設自体が存続しているかが問題にはなるが 取りあえず3~4の候補に絞れてきているたった一人の心無い介護士の為に 施設全体 また介護現場全体が疑惑の目で見られてしまう母の所のスタッフは いつも笑顔だったその裏にはきっと大きな苦悩も背負っていただろうに・・・穏やかに見送ってもらえた事に今更ながら感謝したい間も無く3回忌である
2013年06月11日
コメント(0)
認知症、高齢者の15%に 厚労省調査、85年から倍増朝日新聞デジタル 6月1日(土)13時50分配信 【以下転載】65歳以上の高齢者のうち認知症の人は推計15%で、2012年時点で462万人にのぼることが、厚生労働省研究班(代表研究者・朝田隆筑波大教授)の調査でわかった。軽度認知障害(MCI)と呼ばれる「予備群」が約400万人いることも初めてわかった。 調査は、09~12年度、専門医などがいて診断環境が整っている茨城県つくば市、同県利根町、愛知県大府市、島根県海士町、佐賀県伊万里市、大分県杵築市、福岡県久山町、同県大牟田市など8市町で選んだ高齢者5386人分の調査データを使い、国立社会保障・人口問題研究所による高齢者人口(12年)に有病率を当てはめて推計した。 1985年に行われた前回の全国調査は、本人と家族への聞き取りデータだけ使っていたが、今回は画像診断も併用して国際基準に従って専門医が診断した。【転載ここまで】・・で無届け有料老人ホーム、403施設 全体の5%占める朝日新聞デジタル 6月1日(土)12時45分配信ついでながら都市高齢者、分散を議論 厚労省、地方受け入れ模索 都市部の高齢者は地方に飛ばして姥捨て山計画が進行中認知症状が出る理由は様々なのだろうが 私の母の場合は 明らかに社会から遠のいた所為であろうと思う高齢者同士のお付き合いは 日に日に人が欠けていく亡くなったり 入院したり 歩行が困難になったり・・・様々な理由はあるが 元気な母も 話をする相手が徐々に減り 観劇に出かける人は更になく 退屈な日々を一人で過ごしている内に 思考回路が退化していった様な・・・早い時期に気がついたが 一人暮らしで万が一のことがあったら・・と考え同居を提案したが 今までの気楽な一人暮らしを制約されたくないようだったので 然るべきケアができる施設に入居となった施設内には カラオケやバー・サロン・ビリヤード・卓球等年寄りが退屈しないで済むような娯楽設備や温泉・美容室・理容室・出張式の歯科などもありちょっとしたものは揃う売店もあった入居時のオーナーは医者だったので 医療付きの介護施設だった途中オーナーチェンジがあったが やはり医療機関を持つ会社が引き継いだので システムは変わったが医療は受けられた何よりも母の自宅に近いところで 友人達が気楽に遊びに来られる場所を探した訪問者の宿泊設備もあり 入居当初は訪問者も多かった皆 介護が必要になった時に・・・と施設探訪方々の訪問ではあったが 母には刺激も多く楽しかったようである何時しか家族しか頻繁には訪れなくなったが そのころには 認知の度合いも進み 訪問者の記憶もない様だった第3子以降の園児を無償に=第2子は半額補助―文科省方針時事通信 6月1日(土)18時1分配信 こんな計画も検討されている昨今何かが違っている気がする・・・『家族』という単位を毀しているのが政治のような気がするのである待機児童や待機高齢者をいかに減らすかではなく 家族単位で生活が可能な政治にならないものか・・・と爺ちゃん婆ちゃんの手を借りた子育てや 老人介護が各家庭内でできていたのは何時までだったのだろうか・・・と考える家は欲しい 車は欲しい 贅沢品に埋もれて ブランド品を身につけて 子供をアクセサリーに青山通りを 六本木を・・・その為に親の懐はあてにしても介護はせず 子供は保育園に預けてせっせと働くそれも人生かもしれないが 短絡的に殺人が起きてしまうこの時代の背景に潜むものは 家族関係の崩壊の所為のような気がしている言い過ぎだろうか・・・
2013年06月01日
コメント(0)
終(つい)の住処(すみか)はどこに老人漂流社会NHKスペシャル2013年1月20日(日)午後9時00分~9時49分総合【以下転載】『歳をとることは罪なのか――』今、高齢者が自らの意志で「死に場所」すら決められない現実が広がっている。ひとり暮らしで体調を壊し、自宅にいられなくなり、病院や介護施設も満床で入れない・・・「死に場所」なき高齢者は、短期入所できるタイプの一時的に高齢者を預かってくれる施設を数か月おきに漂流し続けなければならない。「歳をとり、周囲に迷惑をかけるだけの存在になりたくない…」 施設を転々とする高齢者は同じようにつぶやき、そしてじっと耐え続けている。超高齢社会を迎え、ひとり暮らしの高齢者(単身世帯)は、今年500万人を突破。「住まい」を追われ、“死に場所”を求めて漂流する高齢者があふれ出す異常事態が、すでに起き始めている。ひとりで暮らせなくなった高齢者が殺到している場所のひとつがNPOが運営する通称「無料低額宿泊所」。かつてホームレスの臨時の保護施設だった無料低額宿泊所に、自治体から相次いで高齢者が斡旋されてくる事態が広がっているのだ。しかし、こうした民間の施設は「認知症」を患うといられなくなる。多くは、認知症を一時的に受け入れてくれる精神科病院へ移送。症状が治まれば退院するが、その先も、病院→無届け施設→病院・・・と自らの意志とは無関係に延々と漂流が続いていく。ささいなきっかけで漂流が始まり、自宅へ帰ることなく施設を転々とし続ける「老人漂流社会」に迫り、誰しもが他人事ではない老後の現実を描き出す。さらに国や自治体で始まった単身高齢者の受け皿作りについて検証する。その上で、高齢者が「尊厳」と「希望」を持って生きられる社会をどう実現できるのか、専門家の提言も交えて考えていく。【転載ここまで】単身高齢者といっても 様々なのではないだろうか子供を持たなかった方は 連れ合いを亡くせば そうなろう独身を通した方もそうであろう母が 居住型の介護施設に入居していた間 様々な高齢者の方との接点を持たせていただいた入居の高齢者の方に必ず聞かれる事は 『お近くなんですか?』『ご一緒にお住まいだったんですか?』だった施設の方との接点を多く持っておこうという考え方から 頻繁に笑顔だけを土産に訪れていた認知症であるが故に 起きた事を記憶できない施設側からの虐待や 入居者同士のトラブルがあっても 本人の記憶の中には全く残らない家族が頻繁に訪れることで防げるものが多いと感じたので そうしていた(幸い 穏やかな時間と良いスタッフに恵まれ 心地良く過ごせていたようである)頻繁に行くものだから 他の高齢者とも親しくなる自慢話や 家族の話や 愚痴も多々聞かされた入所してから一度も家族の訪れない高齢者が 予想を超えて多かったのに愕然とした言葉は悪いが 『厄介払い』と言うヤツである毎月の費用さえ支払っていれば 亡くなるまでの永住権はある病気で入院しても 自分の部屋は そのままである転々とする事はないが 家族の訪れない寂しさは隠せない頻繁に訪れることに後ろめたさを感じるほどである 訪問する事自体が 高齢者の心を傷つけていたかもしれない・・・そう思うことが何度もあった家族を持たないことは ある意味気楽ではあるしかし何かが起きた時 不安を共有したり 慰めてくれる人間がいない・・・家族を持ちながらも 迷惑をかけたくないと頑なに思うことで 距離を置いてしまう事それも双方にとって寂しい事である福祉だなんだと言いながら 現場には全く行き届いていない息子に先立たれた95歳になる伯母は 元気であり 認知もなく 娘の家に同居しながら悠々自適に暮らしていたが 今年から ディーサービスを受ける事になったようである とられていた介護保険料の中から ほんの幾許かの利用が認められたあの煩わしい申請は 高齢者には難しい数年前だったから出来たが 今だったら面倒臭いことが先になって 申請用紙すら読む事をしないだろう細かい字がだんだん見えにくくなる上 理解力も根気も失われている高齢者自身で申請するには 難しい事も多く 手間がかかりすぎると感じていた私自身 爆弾をあちこちに抱えた身である介護がそう遠くない将来に必要になる可能性は大いにありうる親の介護は自分の自己満足でしかないできる範囲の事をさせて貰い 死んでゆく者も 残される者もどこかで納得をする為の時間であると思う自宅介護から始まって5年余りの月日ではあったが 介護をさせて貰ったことに感謝をしている今度は自分が介護される側になる娘は ずっと通っていた私を見ていて 大変そうに見えたらしい『自宅介護にする』と言っているが 自宅では全部自分が背負うことになるから やめろ と私が言う『だって ワーキングプアだから おばぁちゃんみたいなところに入れてあげられないじゃない』そうだよねェ~もしかしたらお国から 消費税値上げの際の支援金が貰えてしまうくらい 低所得者だものねェ~笑っていられるうちはいい親が存命しているという事は 今に深刻な問題に変わるかもしれない可能性を充分に含んでいる訳である誰もが避けて通る事のできない『老い』その対応は 本人も 周囲も 決して簡単なものではないとは思うのである
2013年01月18日
コメント(0)
「親が認知症に」76%が自宅介護を希望-エーザイが意識調査医療介護CBニュース 9月18日(火)21時31分配信エーザイが行った認知症に関する意識・実態調査によると、もし親が認知症になった場合、「自宅で介護したい」と回答したのは全体の76%だった。その場合には、「毎日の生活ペースが崩れる」「経済的な負担」「自分の家族への負担」について危惧していることが分かった。 アンケート調査はインターネットを通じて、65歳以上の親を持つ全国の成人男女9400人(各都道府県で200人ずつ)に対して行われた。調査期間は8月16、17日。 アンケートでは、親(自身の両親、配偶者の両親)が認知症になった場合、どのように介護したいかを尋ねており、認知症について知っている、もしくは聞いたことがあると回答した9385人のうち、76.3%が自宅で介護したいと回答した。 内訳は、「できる限り、家族・親族だけで自宅で介護したい」16.0%、「できる限り、近所の人にも協力をお願いしながら家族・親族中心に自宅で介護したい」4.8%、「できる限り、ヘルパーなどにも力を借りながら家族・親族中心に自宅で介護したい」34.3%、「自宅にいながら、家族、医師などの医療関係者や介護関係者などと共に地域全体で介護したい」21.2%だった。 自宅以外を望む回答では、「病院に入院させたい」6.6%、「介護保険施設、または有料老人ホームなどに入所させたい」15.9%、「その他」1.2%だった。 男女別に見ると、「できる限り、家族・親族だけで自宅で介護したい」は男性が22.7%に対し、女性は9.7%だった。また、女性は6割以上が、ヘルパーや地域の医療や介護の専門家の協力を得ながら自宅で介護したいと思っており、男女で意識に違いが見られた。 親が認知症になることで、自分の生活にどのような影響が生じるかとの質問には(複数回答)、「毎日の生活ペースが崩れる」が82.0%と最多で、これに「経済的な負担がかかる」78.7%、「夫や妻、子供など、自分の家族に負担がかかる」72.8%と続き、自分だけではなく、家族全体にも影響を及ぼすと考えていることがうかがえる。■相談が遅れて後悔するケースも 認知症について知っている、もしくは聞いたことがあると回答した9385人に、認知症の対応・治療に関して、自分のイメージに最も近いものを選んでもらったところ、「早く対応・治療すれば、進行を遅らせることができる」が81.7%と圧倒的に多かった。 しかし、認知症と診断された、もしくは認知症の疑いがある親を持つ990人に対し、親の様子や症状の変化に気付いてからどのくらいの期間で家族・知人以外の専門家に相談したかと質問したところ、30.8%が気付いて1年以上たってから相談していたことが分かった。さらに、23.3%は「まだ相談していない」と回答しており、親の症状に気付いていても、医師などに相談するまでに時間がかかっていた。 また、1年以上たってから医師などの専門家に相談したと回答した305人に、もっと早く専門家への相談を親に勧めておけばよかったと後悔したことがあるかと質問したところ、47.0%が「はい」と回答した。【以上転載】今までは 『子』の立場で親の介護に当たってきたこれからは我と我が身の心配である父親は享年68歳 癌が全身に転移し壮絶な闘いとなったなんでもソツなくこなし 頼もしかった父が がん治療の入院後間も無く 自分が誰かもわからないほどの認知症に襲われたご飯を食べようと 箸を持つのだが 自分が何故箸を持っているかさえ記憶にない状態であったこの後 全身転移までは加速度的に進行 見る見るうちに 皮膚にまで野球のボール大の腫瘍が盛り上がってきたがん細胞は脳にまで行ったらしく この後は記憶も何もない代りに 痛みの中枢まで犯されてしまったようで 穏やかな顔になっていった全身 管だらけ!延命治療は本人の意志に基づいてお断りした安らかな最後だった私としては この年齢を1つの節目においているあと数年後・・・何が訪れてもうろたえないだけの覚悟はしておけと勝手な言い草を娘に言い放っている母が残していったものを 処分するのに1年以上を要した形見分けをしたものかどうか・・・今時は そんな風習など消えうせているように感じる本来ならもっと手早く出来たであろうが 震災後の死去やら 私の引越しに関する雑務に追われたことやらで 時間ばかりがかかっているこんな思いをさせないよう 綺麗サッパリ処分しておこうと思ったが ケチなのか未練がましいのか たまにしか使わない茶道具や 楽器類なども 老後の楽しみ用!などと言って しっかり仕舞い込んでしまった片付けとは面倒なり・・・やがて行く道ではあろうが 介護は一人で背負い込まないことが鉄則のように思う何年かかるかわからない介護の月日を考えれば 費用の面などの心配はあって当然である介護保険を充分に使って 上手にプロの手を借りれば 自分の時間を失う事も ストレスを背負い込むことも 心の均衡を失うことも 最小限に止めることが出来ると思う母の介護は 自宅へ通って世話をすることから始まったが 様々な情報収集もプロの力を借りた介護認定も早々に行い 要介護2から始まった認知かも・・・と思ったらまずがかかりつけの医師に相談し 然るべき病院で検査をして貰うのが 早ければ早いほどいいと思う親の認知を認めたくない気持ちや 世間体など 精神的に様々な思いが立ちはだかるとは思うが 『病気』は治療や進行を遅らせることで 楽になることがあると同様な考えで 認知にも対応して欲しいと思う永住型の医療介護施設に入居してもらった我が家の介護ではあるが 母は最後まで楽しく穏やかな笑顔溢れる毎日だったと思う私も 笑顔だけを運んで 頻繁に母を訪れることができた早めの介護認定と一人で背負い込まない事で 随分道が開けると思うのである
2012年09月18日
コメント(0)
認知症、被災地で深刻化=震災後の環境変化が要因時事通信 7月14日(土)14時49分配信【以下転載】東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島の3県で、認知症高齢者の症状が悪化したり、新たに症状が出たりするケースが目立っている。住環境の変化やコミュニティーの崩壊が一因とみられるが、支援は十分でなく、一人で不自由な生活を送る人もいる。 宮城県石巻市では、医師らでつくる協議会が5月に津波浸水域で被災者調査を実施。65歳以上の347人のうち45人(13%)が、置き忘れや探し物で困ることが「週3、4回ある」「毎日ある」と回答し、初期の認知症に見られる傾向があることが分かった。 同市の女性(85)は震災後、認知症状が顕著になった。経営していた洋裁学校は被災し閉鎖。浸水した自宅を補修したが、夫が2月に病死して一人暮らしに。長男(64)は「父の死も分からない。どう対応すればいいのか」と苦慮していたが、同協議会の助言で介護認定を申請した。 同県南三陸町の地域包括支援センターの担当者は「震災から1年がすぎたころから、認知症が増えた」と指摘。地域住民がばらばらで仮設住宅に入居し、顔なじみによる支援ができないことが影響したとみている。東北大の調査では、被災した認知症患者の症状が震災後3カ月で3~4年分悪化したという。季節が答えられない例もあり、古川勝敏准教授(51)は「異常な現象」とみる。 【転載ここまで】月日の経つのは早いもので 明日は母の一周忌新盆でもある・・明るく楽しい認知症だったから 家族は笑顔で付き合ってきた本来ならば 深刻に受け止めねばならないのかもしれない同じ話を何回も 堂々巡り・・今言った事は忘れている面白かったのは ご飯を用意しようと 米をとぐさて 電気釜に投入しようと思ったら そこには炊きたてのごはんが・・・『あら嫌だわ 誰でしょう・・・ ご飯炊いたなら炊いたって言ってくれたらいいのにね困ったわ・・ そうだ! お鍋で炊きましょう・・・』そこいら辺りに置いてある鍋は 全て炊いたご飯が 黒こげ状態で 3つ・・4つ・・それでも尚 ご飯を炊こうとする母こんなことが続いたので 些か一人暮らしの火の始末が心もとなく ご近所迷惑にならぬうちに 永住型の医療付き介護マンションに入居をして貰ったのだ丁度冬に向かう頃・・・母には 温泉付の別荘と言っておいた確かに大きな風呂があり 快適な空間であった娘の騙しに 上手に乗っかってくれた母には感謝であるプロの介護専門職が24時間体制で 世話を焼いてくれる監視込みではあるが 生活上の危険は回避された上げ膳据え膳・・・全てにおいて恵まれた環境に身をおいても 認知はドンドン進行していった被災地においては 環境が変わり ストレスがないわけはない家も 家族も 知人も 仕事も奪われ 見知らぬ土地で 見知らぬ人との暮らし・・・どれか1つ失っても 人は心のバランスを保つのが大変なのである恐怖の中から 命辛々逃れ 寒さや 寂しさや 心細さの中に押し寄せてくる 頻繁な余震高齢者を誰が守ってくれるのだろうか・・・そんな心配をしながら 足繁く母の元へ通った日々があった母にとっては いつまで経っても私は子供だった・・・『暗くならないうちに 早く帰りなさい』『何か美味しいものでも買って帰りなさい お金はあるの?』何かにつけて こころにかけてくれていた・・もう心配しなくても大丈夫な還暦越えである『あら いやだわ 60歳過ぎちゃったの? おばぁさんじゃないのじゃぁ私の方がずっと若いわ・・・』おいおい じゃぁ あなたはお幾つであらせられるのか?と思いながらあら そうなりますぅー??? と笑い飛ばして帰路につくそんな楽しい認知会話が 妙に懐かしい一周忌である
2012年07月14日
コメント(0)
このところ 同年代 若しくは若い年齢の方の急死の報を受けることが多い忙しすぎる所為なのか 様々なストレスを背負い込み その捌け口を持たない為なのか・・とにかく 死に急ぎしなくても・・・そんな思いで過ごしているある方が 『これから先にある 地震や 津波や 液状化なんかの恐怖から逃れられて きっと今頃 ホッとしているかも・・・ 薄情な人・・ 人に全部押し付けて逝っちゃうなんて・・・』そんな話を聞いて 晴れ間を見て出かけた犬の散歩から戻って来たら・・・直ぐ御近所の方が 我が家の玄関の鍵の求め所を聞きに来た・・我が家の玄関には 2箇所鍵がついている現在では珍しくもない光景であるこれは 通常何処にでもある鍵なので 当然の事ながら 内外どちらからも開閉が出来る・・が もう1つ 外からしか開錠出来ない鍵の部分品が付いているのであるこれは ドアを外側から押さえる鍵と言ったらいいのだろうか実はずっと以前であるが 散歩中に鍵を紛失した直ぐに 落ちていたのを見つけたのだが その場所がなんとも不自然だったので 念の為に簡易的に工事不要のこの鍵を 自分で取り付けたのである簡単な構造で数分あれば取り付けられるのであるが ディンプルキーになっており 補助鍵としての安全性はかなり高いと思っているホームセンターで購入したのだが もう10年近く前の話なので 今は改良されているか 廃盤になっているか定かではない・・・で 何故そんな鍵が 必要になったのかと問えば妹さんのご主人の様子が どうも認知による徘徊ではないかと思える節がある先日 パジャマのまま 家を出たきり 音信不通見れば携帯は室内に放置してあったそうな・・・常に携帯していたご主人なので 不安が胸をよぎったそうである翌朝 某警察署からの電話で起こされた自宅とはかなりの距離のある場所の警察胸騒ぎを抑えながら 落ち着いて 話を聞こうと思うが 動揺していて聞き取れないとにかく 電車を乗り継いで 某警察署まで出向いたそこにはパジャマ姿の夫が保護されていた・・・一晩かけて そこまで辿り着いたらしい勿論財布も何も持たず出て行ったわけなので 歩いて辿り着いたようなのである本人には全く記憶がない声をかけられ ふっと我に返ったらしく 名前と おぼろげながら住所を告げた警察で該当する家を探し出し連絡があったという顛末らしいそのままでは帰れないと服を買い与え 帰途についたと言うその後も 不審な行動が多く 夜 家を出歩かないようにとの配慮で 家中の各所に 補助錠を付け 開閉できないよう 工事をしたが 玄関だけは 適当な鍵が見付からないと 相談があったと言うのであるそこで 我が家のこの鍵を思い出したという訳である私も 母の徘徊が 判明した頃に 身の回りの世話をして帰る時に 外からの鍵を取り付けようかと散々悩んだことがあるしかし 万が一の時 玄関が開閉できなければ きっと慌てて事故を大きくするのでは・・という不安が大きく また閉じ込める事は虐待とも通じてしまう気がして 取り付けを断念した経緯がある幸いこの相談者の方の妹さんは 当然ながらご主人と寝起きを共にしているわけで いざという時でも 慌てる心配はないわけであるから 妹さんの安眠の為にも この鍵の説明をして差し上げた次第である妹さんのご主人は 私と同い年だと言う認知症や徘徊の介護は 考え方一つではあるが 思い込んでしまうと介護者が先に塞ぎ込んだり 体調を崩す事になりかねない『ちょっとお願い』と 短時間でも交代要員が居ればともかく 一人で介護を背負うにはとても大変である散歩の途中ですれ違った おばぁちゃま私がこの地へ越して来た頃は そのお方は40代くらいだったろうちゃきちゃきと物事を手早く片付け 町内会でも頼り甲斐のあるお方だった我が家の歴代の犬達も大層可愛がって下さったお方なのである今日久々にお目にかかれたので 『こんにちわ』と声をかけたのだが ニコニコ笑ってはいたが 明らかに私が誰であるか認識していないと思われたそう・・母もこんな穏やかな笑顔を見せて会話を弾ませてはいたが 内容は堂々巡りだった・・・いつか行く道・・・このお二方ともが ご家族の皆様と共に 穏やかな時間が共有されん事を 影ながら祈りたい・・・
2012年04月26日
コメント(0)
毎日のように 大きな地震が来るぞぉ~ 大きな津波も来るぞぉ~ 34mもの高さの津波が襲ってきたら 逃げ場は殆んどない!もう ここまで存分に生きたので 運を天に任せて 腰を据える事に決めた14の尻尾 全てを救う事など無理中の無理だったら全員抱えて あの世行きってのも 乙な物かも知れないと 開き直る事にした今日も突風荒れ狂う関東地方こんな日に出かけなくても・・・そう思いながら 午前中はのっぴきならない用事で外出降ってないのを良いことに 一旦帰宅し 留守番ワンコのガス抜き!昼過ぎ まだ降ってこない! スポーツクラブへすっ飛んでいったサウナ三昧の間に 突風土砂降りは通り過ぎたらしく 難なく帰宅待ち構えてたワンコと夕方の散歩へ・・・風は冷たくなっていたが 雨は何処かへ飛んで行ってしまった様である冷たくなっては困るのがこちら!老人ホームで孤独死…87歳女性、1週間後発見読売新聞 3月31日(土)6時29分配信【以下転載】茨城県つくば市の有料老人ホーム「サンシャイン・ヴィラつくば倶楽夢(くらぶ)」で、入居者の女性(87)が、死後約1週間たってから発見されたことがわかった。 女性は要介護者ではなく、専用居室で一人暮らしをしており、職員らも気付かなかった。 運営する医療法人社団「みなみつくば会」(今川民子理事長)によると、24日午後7時頃、女性の親類から「電話に出ない」と連絡があり、職員が合鍵で入室、浴室に裸で倒れている女性を見つけた。つくば中央署は、急性心不全による病死とみている。 室内には新聞が17日朝刊からたまっていたが、外からは見えない構造になっていた。女性は15日に胸の痛みを訴え、職員に送迎されて市内の総合病院を受診している。16日頃、入浴しようとして容体が急変したとみられる。居室や浴室にナースコールのボタンがあったが、呼び出しはなかった。 【転載ここまで】老人の一人暮らしでは 何かあってもSOSの出しようがない事故や病気の折に必ず誰かが居てくれる安心感で 介護付き有料老人施設への入居を選択するのであろうと思う母も 医療付の有料介護施設でお世話になっていた入居時に若干の認知症状があった為 キッチン・バスは事故を伴う不安があったので それがついていない部屋を選んだそこは主に要介護の人達が生活をしていた永住型の介護施設であるから ご夫婦で入居の方や 連れ合いを亡くされてお一人での入居の方など 生活様式も様々普通のマンション暮らしと何ら変わることなく日々が送れたその施設から仕事に通われていた殿方も多かったそんな自由があるステキな環境には カラオケルームや ビリヤードコーナー ラウンジ バー グランドピアノが自由に弾けるサロン 小さな茶室・・・様々なお楽しみが建物内にあり 美容室や理容室も日を決めてではあるが 予約制で利用できるちょっとした日用品も購買コーナーにあったり すぐ傍には駅があり 大型スーパーもあった母は 一人で外出する事はできなかったが それでも建物内で充分に楽しい時を過ごせていたようであるそんな暮らしの中にも盲点があり 孤立死 孤独死が起きてしまうとは・・・プライベートを重視する余り 命に関わる盲点に注意が行き届かなかったのだろうかと 残念に思う自炊のできる部屋は 食事の際に食堂などへ来なくても不思議には思わないだろうから・・こうしてみると 認知とは言え スタッフの手を煩わせながら 天寿をまっとうできた母は 大いに幸せだったと思えるのである
2012年03月31日
コメント(0)
大任終了!荘厳な中にも静かに執り行われた 母の告別式全てが滞りなく・・・きっと母も慶んでいるであろうと思われる ・・・と言うのは子の自己満足か生を受ければいつかは訪れる死その間が いかに本人にとって有意義に満たされていたか・・・親族が口々に 幸せな一生だったと言ってくださるのが嬉しい正直な話 親を失った悲しみは全くない涙は全くでなかったこれは私自身がもう若くはないからだろうと思うホッとした・・不謹慎かもしれないが 安堵の気持ちが大きい今は 長男である弟の自宅でゆったりとしている筈である空の上から 帰りたかった自宅を存分に眺めている事だろう人生のドラマの幕を どのように引くか・・・大きな課題であり また一方では 成り行き任せに漂うしかないものなのかも知れない
2011年08月02日
コメント(0)
母が暮らしていた介護付きの永住マンションの解約に出向いたかなり贅沢な空間と 落ち着いたセンスのいい居住空間の広がる建物である個室自体は何の事はない空間なのだが パブリックスペースは かなり落ち着いて寛げるビリヤードコーナー 麻雀室 カラオケルーム バーカウンター 囲碁や将棋を楽しめる静かな空間 最近は仮設ではあるが茶室もどきに 茶釜を設え いつでもお抹茶が味わえる空間も備えられていた母が 元気な時だったら 毎日のように茶を点てに行っただろう・・・そんなステキな空間を楽しむ贅沢が 私の前からもなくなってしまう母が亡くなったことを スタッフの誰もが信じられず 耳を疑っていたまさかまさかの急変・・・老衰は突然やって来て 穏やかに 穏やかに その身を削りながら 事切れる夏が越せたら 秋には戻るつもりで 全て段取りをとっていたが かなわぬ夢と終わった遺影に使う写真の心配やら 居室の片付けはいつでもOK とかいつでもお遊びにいらして下さいとか・・・フロントスタッフ陣の心配りと温かい言葉に 母が楽しく暮らし続けていたことが理解できるような気がした8月のリクリエーションスケジュールを戴き 参加お待ちしています!と言われて 入居体験扱いとか・・・とまぜっかえして大笑いをして分れた母の荷物を片付けに行くのは 中旬辺りになるだろうラウンジでゆっくりお茶でもいただいて この贅沢な空間を楽しんでこようと思っている
2011年07月31日
コメント(0)
台風の所為か・・気温がグッと下がった寒いくらいの気温となっている 寒いといえば 何処のシェルターも ここへ来てボラ不足 資金不足 物資不足の呼びかけが目立つ呼びかけさえすれば 何でも集まる今は 嫌な言い方ではあるが『稼ぎ時』たった4ヶ月で 支援者への依存度の高さと支援者の協力度に差が・・・この先まだまだ 助けに行きたいと思う心と現実の間に大きく溝が開き始めたのでは・・・母の命のろうそくの炎が 微妙に揺らぎ始めた感がある昨今今 何をするべきか 何が出来るかで奔走していたが 方向性に結論が見え始めたあとどのくらいの時が残されているのかは神のみぞ知る所 より良い介護環境を作ることしかできないが この夏をヤマと見て 親孝行の真似事開始である老人医療の難しさを痛感せざるを得ない日々を実感中検査結果には 何処といって際立って悪い数値はないが 年齢に伴う機能低下は 遠慮なく訪れている何処も悪くなく 治療や薬も特に必要ではないそれでも 『死』へ向かい歩み始めるのが 老衰なのであろう明日は我が身・・・残された時間の過ごし方が 逝く者 逝かれる者にとって 悔いの残らぬ 納得したものであるよう 日々をおくれたら それでいい・・・
2011年07月20日
コメント(0)
台風6号台風6号2011年7月14日22時30分発表 大型で強い台風6号は、14日21時には小笠原近海にあって、西へ毎時20kmで進んでいます。中心気圧は955hPa、中心付近の最大風速は40m/sです。台風は、日本の南海上を西寄りに進み、17日21時には南大東島近海へ達するでしょう。その後は、北寄りに進路を変える見込みです。台風周辺海域および進路にあたる海域は、シケ~大シケとなるため厳重な警戒が必要です。次回の台風情報は、7月15日4時30分の予定です。 台風6号 アジア名 Ma-on(マーゴン) 位置 北緯20度10分 東経144度55分 大きさ 大型 強さ 強い 中心気圧 955hPa 最大風速 中心付近で40m/s 進行方向 西 速度 20km/h 暴風半径 中心から190km 強風半径 中心から東650km 中心から西460km 以上Yahoo!天気情報 今尚日本は大変な状態であるから お立ち寄りいただかなくて結構なのであるが・・・たった1頭の犬 たった1匹の猫が見つけられないもどかしさ生きているのか 死んでしまったのか 保護されているのか 放浪したままなのか・・・自分の犬猫だったら 何を置いても捜し歩く・・・結局見放したそんな追い討ちをかける言葉があちこちのブログで見かけられる法を犯してでも捜し歩いたほうが楽に決まっているそれをしたい気持ちを封じ込めることがどんなに辛く哀しいものか・・・情報入手が困難な中 食べるものさえままならない状況の人間に 犬猫を捜しに行けと言えるだろうか・・4ヶ月経って 漸く 犬猫の現状が把握され 探す手段が手探りながらも見付かった人が 今 賢明に携帯を片手に ネット情報を探し回っている首都圏に大きな災害がおきれば 今以上の混乱を招くのは必至相手の立場に身をおけなくなってしまった 人間の多さと 見ず知らずの犬の為 ネット上や 現実で探し回る人間を 対比している自分自身アナタ任せではいけないことが我が身に起きている諸々の症状で熱中症の疑いもあり 母を検査入院させたのが6月末血液検査はもとより胃の内視鏡 頭のMRIまでとって 大きな異常は見られなかったが・・連日点滴されている母の状態は日に日に悪くなる食事も殆んど口をつけていない状態である胃の内視鏡の検査後に 医師に面会を申込み結果を聞くと共に 診療状態を訊いてみた点滴は電解質のみ・・・水分だけ与えて 蛋白源も何も無しで吸収が可能か否か?素人にガタガタ言われたくはないだろうが と前置きをして言いたい放題言い捲くってきた犬猫の救命で得た知識がなければ・・・と考えると恐ろしいこのまま気付かずにいたら 母は餓死へ向かって一直線だった医者と言う専門職を信頼できないのでは・・・現状 母には高栄養の点滴が施され 衛生面を考慮して 当分の間導尿との事・・・最初から ちゃんとしてくれていたら 今頃元気に退院できたのではないだろうか?今日あたりは 会話も出来るようになり テレビを見る気にもなってきたようであるあの幽霊のような無気力な状態の中 母の目が救いを求めていた事を見逃さなかったのは 言葉を持たない犬猫との長きの付き合いのお陰だと 歴代の犬猫に対して感謝の気持ちでいっぱいである心の嵐・・・今は静まりかけたかも・・・
2011年07月14日
コメント(0)
いやぁ・・・今更ながらだが 猫が一杯いると感じる我家・・・冬場は思い思いのところに居てあまり姿を見かけない夏になると 狭い我家は 風の通り道がふんだんにあるのだが そこここに猫が散らばって床に張り付いて寝ているそ-か 冬は 箪笥の上だったり 炬燵の中だったり ソファーやベッドの上だったりするから お邪魔感がないのだという事に やっと気付く・・・・この暢気さ加減が 多くの四足獣と暮らせる秘訣なのかもしれない・・・と 自分に都合のいい解釈をしている飼い主である何処の家庭でも繰り広げられているこの平和な毎日が 一気に失われた恐るべき震災現実であって欲しくない惨状が次から次へと報道されてきた一番肝心な所を隠蔽しながらの対応も多くあるのだが・・・熱中症死、1か月で19人…搬送は8372人読売新聞 7月5日(火)22時18分配信【以下転載】5月30日~7月3日の熱中症による死者が19人に達し、昨年同時期(6月1日~7月3日)の5人の約4倍となったことが5日、総務省消防庁の統計(速報値)でわかった。 搬送されたのは8372人で、昨年同時期(2704人)の約3倍。梅雨のさなかに猛暑が続いているのが原因とみられ、総務省消防庁は「節電が呼びかけられているが、無理せず、エアコンや扇風機を上手に使って、熱中症を予防してほしい」としている。 気象庁によると、昨年は、7月3日までに、最高気温35度以上の猛暑日が計4日で延べ20か所だったが、今年は3日までに計11日、延べ245か所と猛暑ぶりが際立っている。6月29日には、今年最多の全国74か所で猛暑日を記録し、全国で1154人が熱中症により搬送され、うち6人が死亡した。 【転載ここまで】律儀なお年寄りは 節電と言われれば 暑いのを我慢してエアコンのスイッチを入れない・・・入れることに罪悪感さえ覚えるらしい実は 母もだんだん代謝が悪くなってきたようで 体内に熱が篭りがちになり 微熱が続いていた 介護や看護スタッフに 室温管理や 氷枕などを使って放熱させてくれるよう 重々お願いしてきたのであるが 6月末に連絡があり 食べ物を受け付けない 嘔吐症状あり の連絡が入った熱はなく 血圧はいつもより低め 云々かんぬん・・・前夜の食事は? いくら丼!この時期 体調不安定な年寄りが多く集っているところで なまもの?O-157やら食中毒だったりしたら 他の居住者にも迷惑をかける熱中症の心配もあったので 緊急搬送で入院させて貰った・・な訳で現在入院生活を満喫(?)している母である永住式の介護施設とは言っても 住んでいる人々は それぞれに 何かにつけ 手のかかる老人達ばかりである母ばかりを優遇してもらう訳にはいかないが 個々に行渡るほどの介護が出来ないことが 何時しか当たり前のようになってくる 人間の慣れの怖さが現場にはある自由に生きてきた母には ここでの状態が必ずしもベストでない事は承知しているが 母の 子供達には必要以上に手を煩わせたくないと言う意見を尊重しての入居となって 早いもので 間も無く5年目を迎えるそれなりのストレスもあるようで 病院のベッドでの寝顔が とても安らいで見えるのが不思議なくらいである昼間も点滴を受けながらうつらうつらと夢の中夜も熟睡しているようで 永遠の眠りに誘い込まれないよう気にかけていなければ・・・と思えるほど穏やかな日々を過ごしているこの機会にオーバーホール検査三昧なのではあるが 元々自分の健康には気を遣う母なので 検査を嫌がることもなさそうである要介護3の認知症が 4になってしまうかもしれないが それはそれでいいとしよう今はこの穏やかな寝顔の番人を暫しさせていただこうかと・・・・入院したいと思えば 受け入れてもらえる病院があり 介護をする時間があり 穏やかに過ごせる日々がある親孝行の真似事ではあるが 介護の日々がもてることが貴重に思える常日頃憎まれ口をたたきあってる親子なのである親孝行 したい時には親は無し・・・ と言えば親孝行 したくもないのに 親が居り・・・ と言い返すような江戸っ子気質丁々発止のやり取りは 認知症でも変わりないこの瞬間の会話が成立していさえすれば 3分前の事など忘れてしまっても全く関係ないのである何処にでもあるような日常が 一瞬で失われていく事など 誰も想像していなかっただろう今日を・・いや 今この時を悔いのないように 積み重ねていこうと思う毎日である
2011年07月05日
コメント(0)
新しい年が始まったここまで歳を重ねてくると 気持ちを引き締め改めて指針を立てることより門松は 冥土の旅の一里塚・・・その年その年を悔いの無いものにしていく以外ないのかな・・・と思えてくる人間は 安全な場所に『居る』と言うことを過信してはいけないとシミジミ感じた1日であった弟夫婦が 元旦に母のところに出向くと言うので 明日行こうと思っていた予定を急遽繰り上げ 娘を急かし 御節の料理の追加を作らせ お重に詰めて出かけて行った母の姿が見当たらなかったが 取敢えずは部屋の片付けをいつも通りして 再度サロンへ向ったのは30分ほど経った頃だったまだ 母の姿が見当たらない弟達が初詣にでも連れて行ったかと思い フロントで外出届が提出されているかを確認してみた・・・出ていない・・正月の事でスタッフは手薄である再度サロンに戻ったがスタッフの姿がない母の姿も無い・・・入浴用意のバッグは置いてあるので 風呂ではないだろう・・・そこへ通りかかったスタッフに声をかけた『○○ですが 母はどちらか 他のお方のお部屋にでも入り込んでいないでしょうか?先ほどから30分ほど姿が見当たらないのですが・・・』『あれ?』それからスタッフがてんやわんや・・・結局 サロン内のトイレに入っていたのであるが 尾篭な話で恐縮であるが 大便の排泄が困難で 二進も三進もいかず トイレから出られなかったそうである女性スタッフが介助して下さり 排泄は無事に出来たようなのだが 肛門辺りの違和感が治まらず 部屋に戻って横になることにした結局御節は見て 大喜びしたのであるが 入浴時間となり 経緯を話してゆっくり温まらせて頂きたい旨 お願いして部屋で待っていた弟夫婦も待てど暮らせど来ないので 犬の散歩時間に間に合うようにと 折角持って行った御節を担いで 帰宅する事にした一人では出られるはずの無い場所この安心感がうんだ 30分以上の行方不明状態・・・・もし・・これが トイレで事故が起きて倒れていたまま気付かれなかったら・・・・と思ったら 心安らかではいられなかった行方不明といえば 年末に ひろしまDP原告の会BBS にソースは出せませんが 投稿日:2010/12/31(Fri) 09:27:23 No.942と言う記事が上がっている先様の発信では犬の数がやたら強調されてはいたものの スタッフの姿は無く 年末年始にかけてはお二人での活動だと記載されている稀に見る大雪に閉ざされた上に 犬達の世話をたった2人で・・と言うことになれば 緊急助っ人が12名みえるとのお話に 即座に安堵感を覚えることができない居ると思われている犬達が 何らかの形で 移動されている・・・NPOとしての公開情報が不足なのではないかと案じられてならない犬の状態 毎日の犬の様子の全体像が全く掴めない情報の中に 消えた40~50頭 との情報が流れれば 心穏やかではいられない・・介護施設だから・・・シェルターだから・・・と言う妙な安堵感の中で 何が起こっているのかは 外部では掴みきれない居るはずと言う思い込みに隠された 不安感を感じた新年であった
2011年01月01日
コメント(0)
人間の病気は全てあるといっても過言でない犬・・・不埒な飼い主が勝手放題に犬を放して遊ばせている公園には 絶対入ることがなかった筈の人を 公園周りを散歩しながら見かけた昔はよくこの公園を散歩したものだが 最近はマナーの悪い飼い主達の集会所と化している為 昔からのまともな犬飼は近付かなくなってしまっている公園脇の緑道を散歩中に 再び出会ったのだが 犬を抱きかかえていた・・傍には 分らんチン飼い主が犬を連れて散歩中だったので 避ける為に抱き上げたのだと思っていた・・・にしては 距離があいたのに 降ろさない怪訝に思って立ち止まって様子を見ていた抱いたまま 私の方へ近付いて来たシャトの手術と同じくらいの時期に 右前足の指の病巣を指共々切除し 漸く歩行可能になっていた筈なのに・・・悪性腫瘍だったとの病理報告があったと聞いていたので 何か嫌な予感がした数日前 何か様子がおかしかったので 注視していたら いきなり倒れて硬直し始めた一瞬何が起きたか分らず 慌てて獣医師へ駆け込んだと言うMRIなどを撮らないとはっきりした事はいえないが おそらく脳梗塞と思われると言う診断だった現状ではMRI検査は犬の身体に負担がかかりすぎると判断症状から脳梗塞を前提とした治療が施され 一命を取り止めたと言う数日間は 投薬する事も出来ず 排泄も出来ず 全て病院で対応して貰っていた早い対応とリハビリ 落ち着いた環境確保で 取敢えず快方に向かい 何とか立てるようになり 排泄も自力で出来るようになったとの事突然よろける様に倒れこみ 首が曲がり 眼がぐるぐる廻った状態で 体が硬直していくまるでそれはスロー再生された画像のようだったと振り返っていた我家の娘と同級生の男の子・・・と言ってももう26歳なのだが 母親からの連絡で 大慌てで家に帰ったが 病院への連絡中に犬に付き添いながら 止めどなく涙を流していたと言う死んでしまうかもしれない・・・それほどの状況だったと思われるまだなんとなく 覇気がない状態ではあった 眼振は殆んどなくなっているが 何処となく焦点はあっていない様子に見えた機能障害は 徐々に無くなっていくだろうと思われるが はっきりした原因はまだ診療がついていない状態なので なんとも言えないだろう居住空間はまだ限られた場所のみの生活四六時中誰かが付き添っている生まれた時から知っている犬だけに 我家の犬達より馴染みが深い若い頃は元気そのものだった犬 老年期に一気に病が押し寄せてきた通院はまだ続いているとの事獣医師との連係で 良い方向へ行って欲しいと願っている
2010年12月27日
コメント(0)
Merry Christmas!こんなカラーのクリスマスイヴを過ごしている何故か我家は今夜 トルティ-ヤパーティーゴージャスに並んだ食材本来幸せに感じられる筈ののものが何故か色褪せて見える娘の力作! 非の打ち所はない味もバラエティーも玄人はだしのご馳走なのであるが・・・今年は時間もなくケーキは購入母の所へ届ける分も購入してくれた娘の厚意を携えて おやつの運搬と相成ったBy コージーコーナー目で楽しめて 味でも楽しめるように 配慮のプチケーキ本来なら サロンで居住者の皆さんと共にお茶をいただきたいところであるが 高齢者ゆえの食制限や アレルギーなどでの制限がある方が多く お部屋でひっそりこっそり楽しむしかないのである入居時はおおらかな 楽しい雰囲気のステキな場所だったのであるが 経営者が変わってからは グッと格落ちした感じが否めない居住者同士のギスギスしたやり取り 老人の僻みや妬みが渦巻く所にこのまま入居させておくのは申し訳ない気がするのであるが 入所時から居る数名の旧いスタッフ達の心配りに救われているこのスタッフ達とのやり取りを見ていると 母が心和んでいる様子が手に取るように分るのである可愛らしいケーキを手に微笑む母の姿を見ていると すっかりこの部屋で寛ぐ事に慣れたと思われる季節感を全く失ってしまいそうな暮らしなので 娘の心遣いに改めて感謝であるあと何回お正月が迎えられるのだろうかと・・・御歳89歳歳相応の症状と 要介護3の認知症を抱えてはいるものの 歯も耳も眼も達者! 足腰の衰えは見られるものの 歩行や活動に不自由はない幸せと言えば幸せなのだろうホームパーティーが大好きで 腕を振るっていた頃の母を思うと このケーキのサンタさんと雪だるまを見て 嬉しそうに微笑んでいる母の脳裏には このケーキのレシピが駆け回っているのではないかと ちょっと勝手な想像を廻らせてみたりした幼き日の贅沢なまでのクリスマスのご馳走・・・ローストチキンを彩った 野菜達の凝った細工・・・ミートローフの中にはゆで卵が綺麗に並んで切り口を彩っていたそんな過去のクリスマスが妙に懐かしく思え 窓の外に見える近隣のお宅のイルミネーションに目をやっていた私がいた・・・
2010年12月24日
コメント(0)
来園者が発見、赤ちゃん2頭誕生 姫路市立動物園のシロクマ2010/12/06 12:38更新By 産経新聞【以下転載】兵庫県姫路市立動物園は6日、園内で飼育しているシロクマ「ユキ」(11歳)が、雄と雌の赤ちゃん2頭を産んだと発表した。父親は「ホクト」(10歳)で、同園では昭和33年の飼育開始以来、初の赤ちゃん誕生。国内の動物園では過去10年で4例6頭の繁殖例があるという。記事本文の続き 同園によると、ユキは展示場内で5日午前10時10分ごろに体長25センチ、体重570グラムの雌を、続いて同11時50分ごろに体長28センチ、体重780グラムの雄を産んだ。来園者の知らせを受けて、同園の飼育員が出産を確認した。 同園は11月初旬にユキの妊娠の可能性を把握。獣舎内に産室を用意して出産に備えていたが、「偽妊娠の可能性もあるので様子を見ていたところ、展示中に出産してしまった」(河野光彦飼育班長)という。 雌の赤ちゃんは当初、体温低下で衰弱していたが、飼育員が湯などであたためると元気になったという。河野飼育班長は「母子が健康に育つよう見守りたい。順調に育てば来年3月には公開したい」と話している。【転載ここまで】そして・・・・シロクマの赤ちゃん2頭死ぬ 母乳飲まず衰弱死か 姫路市立動物園 産経新聞 12月7日(火)19時10分配信【以下転載】兵庫県姫路市立動物園は7日、同園で飼育しているシロクマ「ユキ」(11歳)が初めて産んだ雄と雌の2頭の赤ちゃんが死んだと発表した。解剖した結果、2頭の胃に母乳を飲んだ形跡がなく、衰弱死したとみられる。 同園によると、7日午前11時25分ごろ、ユキが産室を離れたすきに飼育員が2頭を確認したところ、雄が衰弱し、雌が死んでいるのを見つけた。雄も園内の病院で治療したが、間もなく死んだという。 2頭は5日に誕生したばかりで、ユキが産室で育てていた。福岡敏夫園長は「ユキが育児の姿勢をみせていただけに残念。次の繁殖に期待したい」と話している。【転載ここまで】国内で生まれたホッキョクグマの赤ちゃんが順調に成長する確率は15%程度という・・・たった二昼夜の命・・・母乳を含むことなく衰弱死・・・哀しすぎる結果である母親の元にあっても85%が命を失う・・・次の繁殖に期待・・・上手く育てば動物園の快挙と言うことか?最近年寄りの僻みか? 言葉に棘があっていけない・・・己の命が残り少なくなっていく先が見えた人間の偽らざる心境命 に対して もっと真摯に向き合って欲しいと思う生まれ来る命があれば 去り逝く命もある生まれたからには必ず訪れるのが死である母が昨日で89歳を迎えた穏やかに過ごすはずだった毎日に翳りがさし始めた穏やかで 心豊かな老人ばかりが集っていた母の介護施設このところ入所してきた居住者が 少しばかり雰囲気が異なる今までの 穏やかで静かな空気が 一気に乱された感は否めないそこで起きた 食欲不振・・気持ちのコントロールがつき難くなり 不快な表情が多く見られるようになってきた本人も 最近気分が悪くて・・・と落ち込む何事にも口を挟み 思うようにならないと突っかかる頭ごなしに怒鳴り捲くり始める・・・そんな老婆が一人・・・何処でもここでもしゃしゃり出てくる全ての居住者の具合は一挙に悪くなった・・・居室に居てもやってくる逃げ場はサロン・・・付いて来る・・スタッフと言えども 四六時中見張っている事は出来ない環境改善の要望は出してあるものの 防ぐ事は不可能に近いせいぜい母の気分転換を図ろうと画策中ではある幸い クリスマス 正月とイベントも多いこの間に何とか・・・老人施設にもたにゅが居た・・・神経を逆撫でされてストレスはますます拡大中・・・笑って過ごせればいいが・・・・
2010年12月07日
コメント(0)
シャトが退院し 快調に放尿できる毎日を送っているその状態を確認し 尿路閉塞の大先輩のトーニャは にゃん生の幕を下ろした6月に退職した娘には 再就職に待ったをかけ この一連の介護と Gのケア たにゅの分離不安症の回避訓練の手助けをして貰っていた11月中には 何とか目鼻がつくと思うから 再就職は12月目処に・・・等と勝手な事を言っていた親(私)トーニャ没の翌日は 本来なら娘は この今季最終戦を戦って退職しようと思っていた日であるお世話になった 他支店のスタッフの皆さんにきちんとご挨拶をした上で退職する予定だった新任のマネージャー女史は元社員を笠に着た再入社1年ほどのアルバイトのオバハンと結託マスターズの担当から 訳の分らぬ理由をこじつけ 娘を引き摺り下ろした担当や指導を外されたのでは 11月まで在籍している意味はないので さっさと退職したと言う経緯があるところが今度は このオバハンコーチ 2月退職を申し出したマネージャー女史 『年内退職勧告』を出した何故かこれを甘んじて受けた オバハンコーチ・・・で このスイミングクラブには 子供の指導に関わるコーチで水泳経験者はたった一人となったついでながら 娘の退職以降本日までで 5人の退職者が居る更に1人は アルバイト入社1ヵ月で 現在3ヶ月になろうとする長期欠勤中・・・男性コーチ1名は 子供の指導から外れ アルバイト契約に変更した音を立てて崩壊中のこのクラブ今回の試合のエントリーも本人の知らない所でコーチが変更し 当日のエントリーを確認して 吃驚仰天! 眼がテン!の出場者が多々あったとの話であった今たった1人の水泳経験者のコーチに対し 多くの今大会出場会員から不信任が出ている確証はないが 総合的に経緯を纏めれば 陰で暗躍したのはオバハンコーチ強制退職の置き土産としては 最高のしっぺ返し恐ろしい世界である・・・そんなところから足を洗った娘は 多くの方々にご挨拶をし 再就職の報告をして来たうちのチームにせめて選手で復帰して欲しい と温かいお言葉をいただく事数多明日からの新スタートを迎える事になったたにゅを長時間放置できないので 今日は 久々母の所へご機嫌伺い不足品を買い揃えたり 個室を片付けたり・・・何しろ10日以上 犬猫に関わりっきりで 母の様子を見に行きそびれてしまった10日間行かなくても 母は全く頓着がない私は 認知症を逆手にとって居る性悪娘である室内をクリスマスリースや ポインセチア(造花)で飾り なんとなく季節感を出してみた窓からは 近隣の住宅のクリスマスイルミネーションが見渡せる12月6日は母の誕生日娘と共に 何かプレゼントでも届けようと計画中時の流れの中の出来事は 自然に 充分自然に 心の向きも変えてくれるような気がしている明日からは師走気忙しきない1ヵ月が 走り過ぎるのだろう・・・・
2010年11月30日
コメント(0)
愛護も介護も する側 される側 傍観者 全てものの受け取り方が異なる所に溝が生じる100%理解しているものが 何も知らない白紙の状態の人に説明を施す難しさがここにある言わなくても常識的に解るだろうと言うものの言い方が 時に大きな誤解を生じる元になる解っているであろう事も親切丁寧に説明して 初めて相互の理解が確立するのではないかと 最近特に思うのである『そんなこと 言わなくても解るでしょ?』『そんなことまで言わなきゃ 解らないの?』この似て非なるもののお陰で 人生大きな躓きを産む介護施設で働く介護士介護の勉強をしたプロフェッショナルだと認識したい私と 机上の空論 実績の欠如等と頭からその仕事振りを否定している私がいる犬と人を同列に並べることに不快を感じる方もおられようが 母を看ていると犬猫の介護時と何ら変わりないと思えてくる言葉はあって無きが如しの感がある今ここでの話は辻褄も合い楽しい会話が成立するのであるが つい5分いや1分前の事すら記憶にないだから話も堂々巡りで 同じ会話がエンドレスで繰り返されている周りがみんな同じ様な認知症であれば 楽しい会話が果てしなく続くそこへ認知症状のないお方が入ってきた途端に 楽しい会話に棘が刺さる口論が生じたり 不快感が生じたり・・・介護士さん達とも同様である年寄りに優しくしようと思う心遣いは十二分に理解できるが そこで何故幼児扱いをするのであろうか?痩せても枯れても人生堂々と歩んできた大先輩達である 尊敬の念を持って会話をすることができない介護士 多くないだろうか?やっていることは幼児並ではある一人で食べられなかったり 食べ溢しが多かったり 器を引っ掛けてしまい溢してしまったり 箸を落としてしまったり・・・・入れ歯を外して味噌汁で洗いそれを飲んでしまったり・・・お漏らしは日常茶飯事着替えも儘ならない などなど・・・多かれ少なかれこんな症状をお持ちの方が 要介護エリアには居住しているのである手が足りない人が居つかないスタッフが目まぐるしく変わる入所した頃は殆んど変わらない顔ぶれで 何時行っても様子が分り安心だったたった2年余りで オーナーチェンジに伴って労働環境が変わってしまったのかもしれないが 老人を心から理解し 老人の身になって物事を行えるスタッフが殆んど居ない犬猫を病院やトリミングに預けた時に 口の利けないのをいい事に どんな扱いをされているか分らない という不安を良く耳にする全く同じ不安が老人介護施設にも発生しているのである気が利かないのか 注意力がないのか 仕事が杜撰なのか・・・私は 母がディーサービスに出て行った留守に 部屋の掃除に出向くのであるが 床暖房もエアコンも全開!トイレは汚物がそのまま・・・この状態・・・ 気付くスタッフはいないのだろうか?廊下を行き来するスタッフとは何度かすれ違っている他の部屋からも糞尿臭が流れてくる・・・管理不足の証である・・・・老人介護の問題点介護スタッフと 家族の間には 感覚的に大きなズレがあるこのズレが 修復できるのか 大きな歪みとなり大地震となるのか・・・・う~~~~む 難しい時を迎えている
2010年01月14日
コメント(0)
母のところへ年始の挨拶・・・恙無く暮している昨秋 要介護3の認定となった介護保険とはうまくできている介護度が上がれば より多くのサービスが受けられるかと言うと そうではない1つ1つの介護単価も上がるよって受けられるサービスは同等か 若しくは削減される事もある担当するスタッフの能力やキャリアにもよるが 家族から見れば充分とは言いかねる好意と言う言葉はここにはない全てがビジネスである個室での事は全く関知できない家族からの依頼があれば 夜の排泄の促しや 朝の身支度など 身の回りの介護は受けられるしかし個室内で失禁したり 転倒したりした場合 目の届く範囲でないのが 居住型介護施設の負の部分である今日も訪ねて行った私と共に個室に戻った折 トイレが間に合わず 失敗をしてしまった相当量が衣類を伝わり床を濡らす自分では濡れてしまった衣類を脱ぐことすら骨が折れる床はびしょびしょ・・・スタッフを呼ぶボタンさえ押す余裕はない・・・というよりは知られたくないのかもしれない全て人の手が必要になる汚してしまった衣類は 当然の事ながら自分で洗いに行かれる訳もなく・・・今日は私が全て処理し 体も綺麗に拭いて ケアをして来ることができたが 何故かその時間 スタッフは男性ばかり・・・年老いても女である部分は残っている汚れた衣類は 洗濯に廻したかったが 今日は洗濯の日ではないとのスタッフからの回答有料でも構わないのであるが 手が足りなかったのだろうか?時間もなかったが 有料洗濯室で私が洗濯機を廻す乾燥機は更に40分かかるので 室内に 洗濯済みの表示をして干して来た再度洗濯されてしまう分には構わないと思いながら・・・杓子定規で臨機応変の対応が全く出来ない 介護法失禁したままの衣類が室内放置されるのは時間の問題だろうたまにバッグの中や 箪笥の中から出てくることがある介護する側の迷いが起きない為の法律 規則に何の意味があるのだろうか?介護される側に優しい法律には当面ほど遠い感がある以前障害者の水泳サポートをしていた時にも 障害者自立支援法に大きな壁を感じた小難しい表現や ややこしい申請手続き・・・優しくない政治 行政何処へ預け様がそれなりに利用者の家族には 不満や疑問があるのだろうが 母の言う『あなたの犬の半分・・・ イエ 三分の一の介護でいいわよ あそこまで看られたら 息が詰まりそうだから・・・』そう言って笑っていたが その程度の介護が今の介護の現状なのかもしれない不十分なくらいの方が 介護される側としては気楽なのだろうか・・・月に何度となく通うよりは 所謂お手伝いさんに家事をお願いして 全て自分で看てしまった方が気分的には楽である一人で置いておけない状態がこの先増えるだろうから・・・楽しそうに 居住者やディーサービスに来る仲間達と歓談している姿を見ると この環境も捨て難い認知症には他人との接触や 会話は何よりの妙薬である事は言うまでもない短時間しか居られないが 不十分であってもこのまま 継続するのが 母の為には楽しい生活なのだろうと 不承不承の納得にて本日は着地!
2010年01月03日
コメント(0)
12月も半ば・・・街はクリスマス お歳暮商戦真っ只中!色々な人生模様が織り成されている・・・・何が幸せで何が不幸せなのだか・・・そんな思いの中 母を訪ねた・・・街の喧騒を他所に ここはゆったりとした日々が流れている認知の度合いも若干増してはいるが 穏やかに暮すことができている・・・米寿を迎えたのではあるが 本人は『そんなに歳をとった覚えはない』そうで・・・今日は娘を伴って行ったのであるが『あら! こんなに大きくなっちゃって・・・ 私が歳をとるはずだわねぇ~』と目を細めている娘に対してはおばぁちゃんである事を自覚するのであるが 私に対しては母である部分がクローズアップされていて 自分は40歳~50歳である認識を持っているらしい そして介護スタッフに対しては 20歳~30歳あたりに自分を置いて会話が成立しているようである認知症・・・不思議なものである会話は堂々巡りなのであるが 本人は楽しそうに話をしているまだ帰り支度の荷造りはしてあるが 持ち帰ろうとするものが 徐々に減少しているここが仮の住いである事に拘りがなくなってきている自宅を空けてあることに対する心配は薄れ 心の負担が大分取れてきている様子が見られるここまで落ち着けるようになるまで要したのは2年・・・帰宅願望に関しては認知であるのが嘘のように全ての記憶が鮮明なのである12月は 趣味の活動や 写経 カラオケ大会 茶話会 麻雀大会 クリスマスパーティーと この先 盛り沢山の企画が用意されている残念ながら麻雀の嗜みは無いが 楽しく年が越せるのは喜ばしい事である備品の不足を整え 部屋に灯を付け 床暖をし サロンでの夕食を済ませて自室に戻った時の寛ぎ空間を拵え いとまを告げてきた人としての心配りは昔に変わらず・・・穏やかに 楽しく 今宵も暮れていくようである
2009年12月14日
コメント(0)
寒い上に 大雨 強風・・・なんという1日だろうと思わずにはいられないこんな日に選りにも選ってアポあり・・契約関係の書類の見直しやら 介護に関する意見交換やら・・・その他諸々の事務処理の為 母のいる介護施設へ赴く破目になる認知症というのは 書類などに直接印を押せない内容の把握や記憶ができない以上 物理的に困難なのである・・で代理人の登場を余儀なくされる長男である弟が便宜上そうなるのであるが 動くのはその嫁と私の2人である様々な契約条項に添えて こちら側の意見や希望を介護上に取り入れて頂く為には 随時細かい打ち合わせが必要となってくる介護保険だけでは到底賄いきれないオーバーした部分に関しては 当然自己負担となる雨風の心配なく ディーサービスを得 炭酸泉による大きな湯船にゆったりと浸かり マシーントレーニングや カラオケ コンサートなど老人達が退屈しないように配慮されているお元気な方達は ビリヤードや卓球に興じ雨でも楽しく過ごせる環境を頂いているピアノの得意な居住者さんが音楽会を開いたり コンサートや合唱など和やかな催しも自発的にしていらっしゃるそんな環境の中で過ごしていけることを有難いと思う反面 これからの医療に関しての綿密なる打ち合わせも必要と感じているスタッフは所詮仕事としての関わりである親身に世話をしては下さるが 費用に関することには立ち入れない『自分の親であればこうするだろう』ということを基本に考えてくれるよう常に伝えてはあるが ここにも個人差やキャリアの差が歴然と現れる良かれと思って判断された事も 母が老齢であるが故に 足りない部分が見られるようになってきている嫁という立場の人間には判断しかねる事象もこの先増えてくると見越して 共に動いてはいる本来ならば 私がしなければならない事なのだが 家を離れた人間としては 長男の嫁という立場をずっと尊重してきて今に至る為 私はあくまで補助的役割に徹している嫁である妹が決定したことに関しては 口を挟むことはしないが より良い方向に進路が取れるよう 日頃から小まめに相談しあうようにしている介護は周りの協力なくしてできるものではない一人で背負い込んだ場合 大きな負担が圧し掛かる背負い込んだ人間が倒れたことで 二進も三進も行かなくなった例を目の当たりにしてきた経験から これだけは避けたいと思って介護に当っている先は全く見えないし 何が起こるかも皆目見当が付かないのんびり 穏やかに介護が出来たら・・・する者 される者 共に心地よい環境であり続けられればと願っているこんな可愛い顔で待っててくれたら 疲れなんて吹っ飛んじゃうよね
2009年10月26日
コメント(0)
先日伯父が亡くなった長男は70歳に手が届くはずである当然連れ合いも似たり寄ったりの年なのであるが・・・従姉妹達も全て世間から おじいちゃん おばあちゃんと呼ばれてしまう年である親が健在なのは有難いが こちらが介護されるかもしれない年になってきている親に介護されてしまう様な事になれば笑うに笑えない老々介護・・・避けては通れない道である母が介護を要するようになって3年元気な体に認知症の頭がのっかっている当然のように起こる徘徊朗老快娯・・・そうしようと決めて 介護を始めた母が口癖のように言っていた事を尊重しながら・・・『貴女の所の犬の半分・・否 三分の一でいいわ あそこまで看られたら息が詰っちゃうもの・・・』戸建から介護付きの居住型施設に転居これで徘徊から守れるお仲間も沢山いるので おしゃべりをする相手に事欠かないこれが認知症の進行を若干でも食い止めているようである『帰らなくちゃ・・・』暫くの間は家に帰ることに執念を燃やしていたが 2年たった今 ここでの生活も何とか軌道に乗ってきて それなりに楽しんでいる帰り支度の荷物の中には 必ず父のお位牌と写真が詰め込まれている何処へ行くにも父の存在がまだ記憶にあるようである認知が始まった頃は 『お父さん このところ帰って来ないの 今までそんなこと一度も無かったのに・・・』と言い続けていた死んでしまった・・・と言う事実がわからなくなっていた時期である父は既に23回忌を過ぎている・・・認知症はある意味幸せなことだと思っている5分前の事すら記憶にない不快感が無いので いつも朗らかでいられる最近は失禁も見られ 私は家でも母のところでもトイレ掃除の専門家状態なのではあるが 粗相した事すら記憶に残っていないので 本人が気に病む様子もない老いるという事はある意味幸せな事のように思えてきている何もかも記憶の内から抹消され いま この瞬間瞬間の時のみ生きている 存在しているという感じがするのである素晴らしきかな認知症・・・と思っているなぜなら 友人の母親は 頭はしっかりしていて 体の自由が全く利かないオムツを使用し 取り替えて貰わなければならない状態その度に諦めきれない屈辱感を味わっているのが解る・・・オムツを替えながら 申し訳ない気持ちで一杯になるそれがとても哀しいと言っていた母上も 体の自由が利かないことでイライラすることが増えてきているらしいとも言っていた『してあげる事』『してあげなければならない事』と思うから大変なのである『してあげたい事』と思えば万事解決!無償の愛を注いで育ててくれた人に対して 最後にできる心ばかりの恩返しである
2009年10月16日
コメント(2)
NHKテレビで そりゃ あんまりだ! 介護する男達の告発と 題して介護問題に取り組んでいた離職 転職 虐待 鬱・・・介護する者にとっても大きな問題を抱える何時まで続くか わからない介護生活介護保険の導入で 介護者の負担が軽くなったと思っている御目出度い頭で幾ら考えたところで 現実に介護しているものの苦労は分るまい認知症・・・母のように元気であればあるほど困る 徘徊・・・どこまででも出かけてしまう昼間は母のところへ通って 日常の事など手伝ってきた全部取り上げてしまう事は母の為にならないと 時間も手間もかかるが極力自分でして貰うように仕向けていった認知の度合いが急速に進んだ頃には我が家の犬達にも介護が必要になってきた週に2日は娘に休んでもらい 犬を管理させ母のところへ出向く介護認定を受け ディサービスを利用したりヘルパーさんを頼んだり・・・ところが これが反って家族の負担を招く事になろうとは予想だにしなかった迎えの時間までに支度をしておかなければならない最初は気楽に考え電話で 起こして 食事をした頃にまた電話持参するものを伝え電話機は切らないまま 支度をさせたここに大きな間違いが生じる用意するものを1つ1つバッグに詰めている事に 集中してしまうと 電話をしていたことなど全く記憶になくなってしまう受話器は放置されたまま・・・かけ直そうにもすべが無い当然時間には間に合わない迎えの車が来ても 用意ができていないので『今日は止めます』と断ってしまうしかし 考えてみれば要介護2の本人に支度など出来るはずが無かった・・・でヘルパーさんを頼んだが チャイムを鳴らしてもお返事がないと 我家へ連絡されてしまう事が度重なったそこで ヘルパーさんの事務所に鍵を預ける事にしたのだが 何時も同じ人が来るわけではないので 朝起きたら知らない人が家に上がりこんでいると大騒ぎになった結局 朝出向いて送り出して 夕方出向いて出迎えるという生活を余儀なくされる事となった我家から母のところまでは乗継が悪いと片道2時間半かかる1日10時間近くを交通機関のみに費やす事になる・・・で朝は弟の嫁さんが引き受けてくれた夕方だけ出向き 夕食を共にし 休ませて帰宅するがそれでも往復の時間を入れて8時間以上にはなる暑くなり犬の様子も気になる この頃から夜間の徘徊が始まったまさか外から鍵をかけて緊急の場合に逃げられず 命を落とされでもしたら悔やみきれないが かと言って私が帰った後に徘徊されるのも 危険極まりない苦肉の策が 終身利用居住型介護施設 への転居であるここでは身の安全は確保された24時間体勢での介護が可能であるよう 一般居住エリアでなく 認知症居住エリアに入居させた家族は笑顔を運んで好きな時に通えばいい入居して1年7ヶ月思わぬ落とし穴が・・・スタッフが頻繁に変わり 管理も杜撰になってきた生活の中に無駄が多い上げ膳据え膳である 勝手に動かれると面倒なのでサロンに座らせられている時間が増える何もしなくなる 筋力の低下が著しいリハビリのメニューが組まれる これは有料である 保険も範囲内なら適用可能である筋力・気力の衰えた年寄りは 面倒がって今更運動などしようという気が起こらなくなる入浴後に洗濯をすれば1度で済むのに 入浴前に洗濯を始めている今 入浴後に取り替えた衣服は そのまま残されている指摘すると 『これから もう一度洗います』と言うが これにはきっちり料金が発生する訳である料金の問題ではなく 人間を相手にしている姿勢の問題なのであるスタッフの要領の悪さや仕事の出来なさ加減は例えようも無い若ければ年寄りの身になれないから 何をするにも急かされるおばちゃんスタッフは 言われた事を失念している事が多々ある文句だけ言うのは容易いが そうもいくまいスタッフ個々の キャパシティーの問題でもあるわけで・・・仕事能率の改善要望をしてはいるが 実現できる日は遠そうである結局他人をあてに介護をする弊害はいずれの場合も生じている当然の事ながら 充分の介護を依頼すれば 介護保険の域を超えるその越えた部分は当然ながら カットされるか 100%自費と言う事を選択することになる介護する人間が先に参ってしまったのでは 本末転倒介護される側に優しく 介護する側に便利で負担(金銭的・時間的・体力的・気分的)の少ない介護保険が確立されるのは何時の事になるのだろう
2009年07月24日
コメント(0)
母の様子がおかしい・・といっても体調に変化があるわけではない気が滅入るそんなこととは一切無縁の根っからの江戸っ子的性格どちらかと言うと天然で慎重ではあるが明るい性格の人間である楽しそうに笑顔で暮していたのであるが 今日はなぜか沈み込んでいるのか不機嫌なのか・・暫く犬の事&猫の事などを話していたら晴れ晴れとした笑顔が戻ってきた認知症の特権(?)とでも言おうか それまでの事は消えてしまったかのような 明るい表情に変わっていた夕食の用意がサロンに整った所で スタッフと会話し帰途についたが・・・スタッフが若いと言う事は 良い点も悪い点もある総じて言えるのは 仕事の段取りが悪い事と 老人と言うものに対する理解が不足している事である自分自身がその年齢にならなければ理解するのは難しい事ではあるが 毎日のように接している事が災いして小さな変化を見落しがちである残念な事ではあるが 人間一人一人が流れの中で十把一絡げに扱われる事が多い歩行に支障がある人 認知症の人 食事が一人で摂れない人 下の世話が必要な人・・・様々な老人が集っている不思議な事に老人同士は助け合っている自然と補い合っている事が多い同病相哀れむ と言っては語弊があるが そんな風にお互いの思いや気持ちを理解できる優しさを持ち寄っているその優しさをスタッフがもう少し理解の範囲を広げて見守りながらフォローをすることに努めてくれたら・・・と思ってしまう『早く 早く』とせきたてられて育った子供は待つと言う単純な動作が下手である老人を急かした所で そうそう物事早くは出来なくなっているのである急かすのなら5分でも3分でもスタッフの方で時間に余裕を持って接してあげて欲しいと何度言っただろうかスタッフの入れ替わりが激しい所為もあるが 一向に変わる事無く スタッフ時間で引き回されている感がある近所のお年寄りが 週何回かディサービスに出かけるバスを待つ間 シャトの散歩でその場を通りかかる私に挨拶をして下さるのが日課になった お二人とも車椅子を利用していらっしゃる時にはバスが遅れていたりすると お話をすることも・・・ある時 大きな車が曲がるのに 車椅子の場所が悪く曲がり切れない事があったちょっと移動のお手助けをしたことから 急速に親しさを増したずっと犬を飼っていたが 数年前亡くなってしまった自分の体の自由が利かなくなってしまって もう飼う事ができなくなってしまったので お他所の犬を見せていただく事で我慢していると仰るお一方は秋田犬 お一方はシーズー散歩ができなくなってしまっては犬が可哀想なので 飼わない事がせめてもの犬達への愛情だと思って・・・と仰るシャトもまだ躾が完璧ではない知らない人の傍には行きたがらない何ヶ月かかかったが傍で伏せしながらお話の輪に入れるようになった今日は頭を撫でて貰いにシャトは自分から傍に寄って行った頭を撫でながら『ありがとね ありがとね』と何度もシャトに言って下さった『あ~ 久しぶりです こんな素敵な気持ち・・・・ またね』笑顔のまま 介助を得ながらバスに・・・シャト セラピードッグでは無くても こんなに喜んでいただけてよかったねシャトも人の役に立ったのであるあの日取り止めた命があればこそ こんな嬉しい日が訪れたのであるお一人暮らしだという元シーズー飼いの老婦人の笑顔とても輝いていた
2009年06月29日
コメント(2)
全73件 (73件中 1-50件目)