ゲミュートリッヒな暮らし~Seit 2005

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命がけの証言 [ 清水 ともみ ]


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2007.12.31
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 年末恒例「今年の漢字」が清水寺で発表された。その一文字とは「偽」~筆をとった森清範貫主の「情けない」という慨嘆の表情に、今年の世相が滲み出ている、などと新聞では報じている。食品偽装・年金問題・防衛省のスキャンダル~様々な「偽り」に世論・マスコミは激高した。


 週刊誌でこんなことを言ってる評論家がいた。レコードの音はいい。昭和という、アナログの世界独特の温かさがある、と。レコードに記録されている情報の精度は極めて低い。だからこそ細かい粗が目立つことは無い。それはまた「昭和」というアバウトな時代を現している。全てにアバウトであるから、多少の嘘や粗は見えないし、そこからくる錯誤もある程度許容する人間の温かさがあった。
 多少のごまかしは通用したのである。思えば個人情報という概念もなかったし、企業会計基準も緩やかだった。総会屋に便宜を図ってしゃんしゃんとシメても良かったのである。ケータイも無いからアリバイは何とでもなったし、営業マンは外に出てしまえばそれっきりという自由があった。人間様の味覚や嗅覚、長年の勘と経験等など、あいまいな基準で真偽の多くが決められた牧歌的な時代である。

 それに比べて、現代における「0」と「1」の数字の羅列で情報が精査されるデジタル社会において、もはや昔のごまかしは利かない。日々、膨大な情報の処理をせねばならず、計算結果の不一致はただちにシステム障害、ひいては公共インフラの停止を招きかねない。そこから来るストレスは、人々の神経をすり減らし、メンタルヘルスに関わる問題となってくる。このようなシビアな時代に多くの人々がそれなりの努力をし、苦労をさせられている訳で、だからこそ今年も様々な事実が解明されていった訳である。それでもなお、日本全体が「偽」であると決め付けていいのだろうか。不本意な結果が出ることは多少あるだろうが、少なくとも現実世界で働き生活する人々の「真」を現している一語とは思えない。無数の人々の努力を認めない、高見の見物を決め込んだ傲慢な物言いに聞こえてならない。

 もっとも、マスコミの報じる見出しだけ追っていけば、日本全体が「偽」に染まった1年だったと思えなくもない。ちなみに今年最初の「偽」を飾ったのは偽科学を垂れ流した「テレビ番組におけるデータ捏造」であったから皮肉だった。
 最後に 時代のウェブログさん のブログに興味深いお話が。「偽」をよく見ると「人」と「為」に分けられる。人の為に努力すれば「偽」もやがて本物になる、と。これには感銘を受けた。





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最終更新日  2007.12.31 14:19:56


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