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2021年02月07日
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カテゴリ: 洋画(12~)
1月に観た映画の第二弾。



「新感染半島 ファイナル・ステージ」
原題は「半島」。前回の「釜山行」とは題名からしても別作品。上手くはないけど、まぁよく題名を繋げた。
家族の起承転結ドラマがきちんとあり、ゾンビ映画のお約束をあり、なおかつ「泣ける」作品にしていた前作には及びもつかないけど、アクション作品として成立している。
中学生にしか見えない、長女役のイ・レがかっこいい。
「これはゾンビ映画じゃない!」ということはない。あれだけの状況になっても決して主要人物は噛まれない、というのは最近のゾンビ映画の「お約束」である。むしろ、お約束に忠実すぎて途中からおもしろくなくなった。ラストも、これで終わったら最低点出すぞ、と思っていたらちゃんとそれなりのことをした。でも出来たら主人公がやられて欲しかった。そしたら、韓国映画らしくなるのに。

カーチェイスやセットにはお金かけているけど、平凡なゾンビ映画に終わりました。

(解説)
世界の度肝を抜いた 『新感染 ファイナル・エクスプレス』から4年── 誰も予測できなかった 驚異のアフター・パンデミックを描き 前作を遥かに凌ぐ 新たなステージへと加速する!
感染爆発が半島を崩壊させてから4年後、家族を守れなかった元軍人のジョンソクは、亡命先の香港で廃人のような暮らしを送っていた。そんな彼のもとに、ロックダウンされた半島に戻り、大金を積んだトラックを見つけ、3日以内に帰還するという仕事が舞い込む。だが、潜入に成功したジョンソクのチームを待っていたのは、さらに増殖した感染者たちと、この世の地獄を楽しむ狂気の民兵集団631部隊。両者に追い詰められたジョンソクを助けてくれたのは、母ミンジョンと二人の娘の家族だった。大金を奪えばこの国を出られるという最後の希望にかけて、手を結ぶことにした彼らの決死の作戦とは──?

「戦う母」ミンジョンには、『バトル・オーシャン/海上決戦』など本国での大ヒット作で広く知られるイ・ジョンヒョン。高いサバイバルスキルを身につけ、感染者にも631部隊にも怯むことなく立ち向かう気高い心と、娘たちへの深い愛情をドラマティックに体現した。ソウルのダウンタウンを縦横無尽に駆け抜ける、20分間にも及ぶ怒涛の高速カーチェイスシーンで、ドライブテクニックを披露する娘のジュニには、韓国の若手女優イ・レ。その他、631部隊のメンバーに、アクの強い個性派俳優たちが集められた。
本国で2020年オープニングNo.1を叩き出し、アジア各国でも様々な記録を塗り替え、今、この前例のない危機の中、「エンターテイメントは死なない」と証明して映画界の救世主となったノンストップ・サバイバル・アクションが、日本にも無限大のパワーを送り込む! 2016年、カンヌ国際映画祭でのワールドプレミアで驚愕と絶賛の嵐を巻き起こした『新感染 ファイナル・エクスプレス』。人間を凶暴化させる謎のウイルスが韓国各地で発生、感染者が紛れ込んだ高速鉄道の車内で起きた大パニックを描き、日本をはじめ世界160か国以上で大ヒットを記録したインパクトは、いまだ忘れることはできない。
あれから4年、映画ファンの間では「その後の半島はどうなったのか?」という議論が続いていた。アフター・パンデミックの世界が観たいという熱い声に応えて、遂に続編を完成させたのは、前作で一躍注目の才能となったヨン・サンホ監督。本作もカンヌ国際映画祭公式作品に選出され、映画祭総代表から「『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノに続く、韓国を代表する監督による素晴らしい続編だ」と破格の評価を浴びた。
撮影準備に1年間を費やし、2000平方メートルもの巨大セットを制作。VFXにはアジア随一のクリエイターたちが参加。サンホ監督の手による練りに練られた脚本は、逆転に逆転を重ねながら、誰も予測できない結末へと爆走──舞台・映像・ストーリーと、すべてのスケールアップを成し遂げた。

STORY
「半島」を襲ったパンデミックから4年。香港に逃れた元軍人のジョンソク(カン・ドンウォン)は、任務のために半島に戻ってくる。その任務とは、3日以内に大金を積んだトラックを回収し、半島を脱出するというもの。ジョンソクと仲間はウイルスにより凶暴化した人間たちから逃れ、トラックを回収。しかし民兵集団に襲撃され、トラックも奪われてしまう。
キャスト
カン・ドンウォン、イ・ジョンヒョン、クォン・ヘヒョ、キム・ミンジェ、ク・ギョファン、キム・ドゥユン、イ・レ、イ・イェオン
スタッフ
監督:ヨン・サンホ

2021年1月7日

★★★★

https://gaga.ne.jp/shin-kansen-hantou/


「おとなの事情 スマホをのぞいたら」
外国映画の翻訳というよりか、競作の雰囲気を持っているが、ホントに是非他の国の作品を観たくなる作品。

まぁ都合よく、隠し事がバレてゆくわけだが、脚本は非常によくできている。だからこそ、本来は「小さい」はずの粗が目立つ。

あそこで、あれを不問にするのはどうなのか?いい話にもってゆこうとするのを責める台詞もあったけど、やはり無理矢理良い話に持ってゆこうとしている。まぁ勿論現実的には、この後修羅場があるはずだ。だからこそ、ラストの場面は其々の「それ」を想像できるように終わらして欲しかった。また、途中何度もある「数秒の沈黙」、アレは必要だったのか?アレのおかげで、テンポが酷く渋滞した。途中まで笑っていたけど、途中から全く笑えなくなった。



STORY
1年ぶりに再会した3組の夫婦と独身の小山三平(東山紀之)がパーティーを楽しむ中、ある人物の提案をきっかけに、スマートフォンに届く電話やメールを公開し合うゲームが始まる。隠し事は何もないと言いつつも、実は全員が誰にも知られたくない秘密を抱えており、通知が届くたびに彼らの緊張感は増していく。やがて、あるメールによって楽しいはずのパーティーは大混乱に陥ってしまう。
キャスト
東山紀之、常盤貴子、益岡徹、田口浩正、木南晴夏、淵上泰史、鈴木保奈美、室龍太、桜田ひより
スタッフ
監督:光野道夫
脚本:岡田惠和
音楽:眞鍋昭大
撮影:須藤康夫
映像:佐藤隆彦
照明:海保栄吉
録音:渡辺丈彦
美術:吉田敬
デザイン:荒川淳彦
記録:荒澤志津子
編集:涌井真史
VFXスーパーバイザー:石井教雄
選曲:谷口広紀
音響効果:西垣尚弥
助監督:佃謙介
制作担当:横澤淳
ラインプロデューサー:武石宏登
協力:XPERIA
製作総指揮:ウィリアム・アイアトン
プロデューサー:上木則安、栗原美和子、山崎淳子

2021年1月11日
MOVIX倉敷
★★★★

https://www.otonanojijo.jp/sp/



「ブリング・ミー・ホーム 尋ね人」
イ・ヨンエ『親切なクムジャさん』以来14年、子育てをした後に選んだのは、子供を探すお母さんの役だった。冒頭の髪を振り乱した姿から、日常的に狂ってゆく物語かと思いきや、彼女の美しさは14年後とは全く思えないほどにそのままで、尚且つかなりのアクションをこなす女優として還ってきた。彼女は説得力ある中堅女優として還ってきたと思う。

韓国映画ほど、冒頭場面を大事にする国はない。当然観ている間中、この場面は冒頭の何に繋がるのか、ずっと考えている。そうか、そう来たか。ちゃんと裏切る。そうして納得させる。当然ラスト場面は「違っていた」表情だと思う。みんな、そうだよね?

「みんな見て見ぬふりをしたじゃないか!」
ホン警長の叫びは、監督の叫びである。けれども、社会問題になりうるほどの幼児の行方不明が起きるのは異常だ。中国でも起きている。日本では起きていない、はずだ。

Story
ソウルの病院で看護師として働くジョンヨン(イ・ヨンエ)。6年前、当時7歳の息子ユンスが公園で失踪し、夫のミョングク(パク・ヘジュン)と共に捜し続けている。
夫婦で支え合いながら日々を送る中、捜索中に悲劇的な事故が起こる。突然の出来事に、憔悴しきるジョンヨン。そんな彼女の元に、ユンスの目撃情報が寄せられる。桃のアレルギー、耳の後ろの斑点、やけどの痕、そして足の小指の副爪(ふくそう)――。目撃された少年とユンスの特徴は一致しているようだ。その情報に一縷の望みをかけ、ジョンヨンは、ユンスに似た少年・ミンスのいる《マンソン釣り場》へと向かう。
 釣り場を営むのは、老夫婦と、夫を亡くした女性と息子の親子、そして何名かの従業員たち。しかし、彼らに尋ねても「ミンスなんて少年は知らない」の一点張り、さらに、地元警察のホン警長(ユ・ジェミョン)でさえ、ミンスの存在を隠そうとしているかのようだ。
引き下がれないジョンヨンは、その夜、一家が寝静まった頃を見計らい釣り場の一角にある家に侵入するが…。

2021年1月17日
シネマ・クレール
★★★★

https://www.maxam.jp/bringmehome/









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最終更新日  2021年02月07日 14時24分59秒
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