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(前日の日記はこちら)5:45。自然に目が覚めたので窓からそっと外を覗いてみました。しーんと静まり返った早朝の東京ディズニーランド。が、視線をホテル下のあたりに移すと、私達が昨日朝並んでいた東京ディズニーランドステーション脇の保安検査待機場所(舞浜駅側)には既にゲストの姿がありました。皆さん早い…まだ目覚まし時計が鳴りだす前だったので もうちょっと寝よう とベッドに戻りました。6:00。目覚ましのアラームが鳴ったので、瞬時に止めました。と同時に 窓の外からディズニーランドのエントランスBGMが聞こえてきました。6:20。本格的に起床。(夫はまだ夢の中でした。)身支度しつつテレビ画面の「お知らせ」をチェックすると 本日の東京ディズニーランドの開園時刻は8:30、アーリーエントリーは7:50と告知されていました。昨日と同じですね~7:30。夫が起床して宿泊時恒例の朝風呂へ。窓から見ている限りではディズニーランドステーション駅下での保安検査は順調のようでした。この時間には真下のミッキー&フレンズ・スクエアには案内役と思しきホテルキャストさんが立っていらして、アーリーエントリーチケットを持っている宿泊ゲストは(駅下左右に伸びている保安検査待ちの列に並ぶのではなく)直接保安検査場へと優先的に案内されているように見えました。アーリーエントリーの開始まであと20分ですからね。左右の長い列に並んでいては間に合わないので特別に ということかもしれません。7:45。東京ディズニーランドのアーリーエントリー開始まであと5分となりました。窓から見ると、入園ゲートの前はゲストがびっしり。なんだか昨日の同じ時間よりもゲート前が混雑しているような気がするなあ。アーリーエントリーが利用できるのは滞在二日目以降なので、やはり週末だと土曜の夜に泊まりに来て日曜の朝に利用するゲストが多いのかなー と思いました。一番右の窓からはこの時間、ディズニーランドの立体駐車場の向こうに東京湾が見えていました。ゲートブリッジもはっきりと見えました。今のところ空には雲が多いように見えるけど、今日は昨日よりもお天気が良くなるかも と期待してしまいました。8:00。朝食の時間が近づいてきたので、ちょっと早めに部屋を出ました。8:05。朝食前に宿泊者のみが入れる庭園「シャーウッドガーデン」まで行ってみました。入口横の大きな門扉越しの景色が素敵だったので記念撮影をしているうちに時間が経ってしまい、結局中に居られたのはほんの数分。すぐに朝食の時間になってしまいました。8:20。コンシェルジュ&スイート宿泊特典の朝食会場である「ドリーマーズ・ラウンジ」へ。(6月1日からは特典の朝食はシャーウッドガーデン・レストランでの提供になるようです。)こちらのお店へは過去一度か二度くらいしか来たことがないと思うので、この機会に来ることができて本当によかったです。(予約困難店ですからね。)ここで朝食をとるのもまた 今回の「初めてづくし」のうちのひとつです。ふだんはイギリス風のアフタヌーンティーなども提供しているお店ですから 朝食は洋食のみのブッフェなのかな?と思っていたら 雑炊やきんぴらなどの総菜やお漬物、豆サイズのいなりずしや焼き鮭など和食風のものも少しだけありました。こちらの手前のは夫の朝食、一巡目。ラタトゥイユやポテトサラダが山盛りです。(私のは向こう側です。量が夫の四分の一くらい。??)洋食の卵料理はこちらのお店もなぜかスクランブルエッグのみでした。こちらは私の二巡目。左側のが鶏と雑穀の雑炊。雑炊、美味しかったですよ。9:30。朝食を終え、シャーウッドガーデンへ。宿泊者のみカードキーをかざして入ることができる入口はホテル建物側の舗道の先にあります。最初はゲストが少なかったのですが、時間が経つにつれて遊びにいらっしゃる方が増えました。曇りがちだった空もこの時間には晴れてきて、舞浜上空には青空が広がっていました。東京ディズニーランドの建物には青空がよく似合いますね。この池↓には、鴨の親子がいましたよ。このお母さん鴨はこのお庭の茂みで卵を温めていたのでしょうかね~近くで遊んでいた小さなお子さんたちと一緒に 子ガモの数を数えてしまいましたよ~10:15。部屋に戻りました。荷物を片付けたあと室内のあちこちで記念撮影をしましたが、絵になる場所が多すぎてたいへん時間がかかりました。(お部屋が素敵すぎて名残惜しかったです。)11:55。精算は昨日のうちに済ませてあったので、テレビ画面でエクスプレスチェックアウトの手続きをして部屋を出ました。大満足の良いお部屋でした。パーク正面の窓から眺める景色が ほんとうに東京ディズニーリゾートのイメージイラストか宣伝ポスターみたい。機会があれば ぜひまた宿泊したいです。12:10。自分達で駐車場の車まで荷物を運んだあと1階のショップ「ディズニー・マーカンタイル」でお買い物。その後ちょっとだけホテル探検。吹き抜けの下にはロビーやドリーマーズラウンジ。このホテルはロビーも自然光がいっぱい入って明るいですよね。若い皆さんや「シーよりランドに行くことが多い」という皆さんが口をそろえて「泊まるならランドホテル一択!東京ディズニーランドホテルが一番好き!」とおっしゃるのも なんだか頷ける気がします。13:20。東京ディズニーランドホテル駐車場を出発。(皆さんご存じとは思いますが、駐車場は宿泊者でもチェックアウト日の14:00を過ぎると追加料金がかかるようになりました。)13:25。ディズニー・アンバサダーホテル駐車場到着。…数十時間を経て戻ってきました。13:30過ぎ。昼食のため「エンパイアグリル」へ。こちらのお店もテーブルクロス使用しなくなったのですね。運営会社の方針転換でしょうか。お店の雰囲気がガラッと変わって、今までとはまったく印象が違いました。お料理はディズニーイースターのコースのみとのことでしたので、そちらを。それと私はスパークリングワインのグラスをお願いしました。ルイ・ロデレールがカリフォルニアのアンダーソンヴァレーで作っている物(じゃないかなー…??)で、とっても美味しかったです。製法が同じだからなのか、シャンパンにひけをとらない良い香りで 感動してしまいました。(サービスしてくださったキャストさんも香りのよさに驚いていらっしゃいました。)コースの最初には、アミューズとしてキウイエキスや生姜やハチミツのミックスされた小さなグラスが出てきました。食欲を喚起させる効果がある ということなのでしょうかね~デトックスウォーターのような健康を考えた飲み物と思っていただいてもいいです とキャストさんはおっしゃっていました。次がアペタイザーメドレーとミニタコス。こんなふうに三段になってご登場。(この形で提供される前菜も「初めて」といえば初めて。)一番上の段のミニタコスは、スモークサーモンと小海老にワカモーレサルサ、ボロネーゼにトマト、プルドポークにザワークラウト の三種類。真ん中の段は4種類のアペタイザーで、丸いのがアランチーニ(シチリア風コロッケ)トマトソース、透明の容器の中には柑橘を加えたグリンピースのムース、スプーンのような容器には生ハムのスプレッドと杏をのせたブリオッシュ、マグロのマリネに胡麻ドレッシング。一番下はタコス用のソースで、オニオンサルサ、ピリ辛ミントソース、生姜マヨネーズ の三種類。ひとりひとりに取り皿を用意してくださってあるので この段々から自分の好きな順で取って食べるという方式です。エンパイアグリルでは今後しばらくは前菜はこの形で提供するみたいですが、どうしてこの段々方式を採用したのかな~? と いろいろ考えてしまいましたよ。(前菜のお皿たくさん置くスペースないのかなー とか 一度に何皿分もお料理を提供できて手間が省けるからかなー とか…)一方的にお料理を提供していただくのではなくソースと食材を自分で組み合わせたりしてある種の参加気分が味わえるから楽しい! というゲストの方もいらっしゃるのかもしれませんけれどね~そしてここで テーブルにはパンが登場。「ポップオーバー」という中が空洞になっているふわふわの軽いパンです。以前ディズニーシーのSSコロンビア・ダイニングルームでも メインの付け合わせとしてチーズをたっぷり詰めたポップオーバーが出てきた記憶があるので、これもアメリカならではのパンなのだと思います。メインは、夫はポークスペアリブ。ソースは「ザアタルソース」というハーブやマスタードを使った中東風のソースだそうです。付け合わせは小さな蕪や「ハッシュドバック」という蛇腹状のグリルポテト。私はマトウダイのグリルを選択。(このタイミングで、カリフォルニア州ローダイの白ワインもグラスで持ってきていただきました。)半切りにしたレモンまでグリルされて出てきたのでびっくりしましたが、レモン好きなので絞ったりせず切り分けてお魚と一緒に食べてしまいました。デザートは噴火して溶岩(チェリーソース)が出ちゃってるプロメテウス火山(中はピスタチオのムース)。左側のフルーツに添えてあるラングドシャはディズニーシーのポンテヴェッキオの形をしていました。きっと お皿全体でディズニーシーのメディテレーニアンハーバーを表現しているのですよね~このコースには食後のお茶が含まれていないとのことだったので、私達はここで別にコーヒーもお願いしました。15:10。エンパイアグリルを出ました。15:30。ディズニー・アンバサダーホテル駐車場を出発。二泊三日の東京ディズニーリゾート滞在を終え、すぐそばの舞浜入口から首都高速道路にのり 帰宅の途につきました。もとはといえば 自分の誕生日のプレゼントのようなつもりで 長年「いつか泊まりたい」と思っていた客室に泊まるだけの予定だった今回のリゾート滞在。思いがけず急遽アーリーエントリーパスポートを利用してディズニーランドに行くことになり、こちらも「いつか行ってみたい」と考えていた 新しく誕生したエリアを体験することができました。ここ十年ちょっとの間に私達は、「ある日突然日常生活が一変する」ということを メディアを通して あるいは実際に たくさん見聞きし体験してきました。今日ある自分の命が 明日はないかもしれない。人生をとっくに折り返してしまっている私はそんなことを現実味を持ってしみじみと感じるようになりました。だから最近では、まだやってない「やりたいこと」を思い出したら 自分なりにできる範囲でですがなるべく早くとりかかろうと努力しています。いつかその時がきたらやろう と思って先延ばしにしていては、その時が来る前に時間切れになってしまうかもしれないですからね。時間には限りがあるし、その限りいっぱいまで自分の心や身体が自由に動けるわけではないですから。まあ そんなふうなもっともらしい理由付けをして、今回は夫にもわがままをいっぱいきいてもらいました。明日からの実生活、現実の生活に戻ったら、今度はそちらの世界での「やりたいと思ってたけどまだやってないこと」も 引き続きひとつひとつ なるべく楽しみつつ片付けていこうと思っています。(おしまい)** エンパイア・グリル の ”ディズニーイースター”2022・エンパイアグリル・ランチ **・アミューズブーシュ・アペタイザー アランチーニ マグロのマリネ 生ハムのスプレッド グリーンピースのムース ・ミニタコス ボロネーズ プルドポーク スモークサーモンとシュリンプ・メイン(以下より一品選択) 松阪ポークスペアリブのグリル 水郷赤鶏のグリル マトウダイのグリル ビーフサーロインのグリル(別途¥1,500) エンパイア・グリル特製 バーベキューグリル(別途¥2,000) ・デザート ピスタチオのムースとグリオットのコンポート レモンのソルベを添えて ・・・・・・・・・2022年3月31日~5月31日 (6000)(エンパイアグリル ~5月31日のグラス提供ワイン) スパークリングワイン・ロデレール・エステート カルテット・ブリュット アンダーソン・ヴァレー ¥1,900 白ワイン ・ナーリー・ヘッド ヴィオニエ ローダイ ¥1,700 ・ジラード シャルドネ カリフォルニア ¥2,200 赤ワイン ・オーク・リッジ カベルネ・ソーヴィニョン ローダイ ¥1,800 ・オー・ジー・ヴィー オールド・ヴァイン・ジンファンデル ローダイ ¥1,800◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 22, 2022
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(…その3から続く)16:10。部屋を出てホテル内を少々探検した後、1階にあるショップ「ルッキンググラス・ギフト」へ。夕食の予約(ホテル内レストラン)を数日前にキャンセルしてしまっていたので、こちらのお店で夕食になり得るものを調達しました。ディズニーランドホテルにはこのお店があるので、レストランの予約が取れなくてもルームサービスが混んでいてもなんとかなります。助かりますね~16:40。購入したものを置くため いったん部屋に戻りました。16:45。「マーセリンサロン」へ。お茶をいただきながら今日この後どうするかなどふたりで考えました。この時間は混雑もなく、空いているテーブルの方が多かったです。途中でキャストさんが紙のメニューを持ってテーブルにいらしたので「?」と思っていると、 17:00になるのでカクテルタイムスタートです とのこと。(マーセリンサロンは現在ウェブ上のメニューと実際の提供内容が違っているので、QRコード読み取り式ではなく紙に印刷されたメニューを用意しているみたいです。)ふたりともアルコールをお願いしました。17:50。マーセリンサロンを出て部屋に戻りました。部屋の窓から外を眺めると、リゾートラインの駅にもディズニーランドのパーク内にも明かりが灯り始めていてとても綺麗でした。18:45。ディズニーランドに再入園するため部屋を出ました。(窓からの景色がきれいだったのでこのまま部屋にいても良いかな~ と思ったのですけれど、もしも花火があがるならパーク内で観たいとも思ったので。)18:55。東京ディズニーランドに再入園。19:00。ワールドバザールからトゥモローランドあたりをお散歩。雨が降り出しそうな気配だったので、エレクトリカルパレードは場所取りなどせず雰囲気だけ眺めることにしました。(場所取りしてしまうと雨が降ってきた時に気軽に移動できない という大人ならではの考えで。)19:05。なぜか「スターツアーズ」へ。前を通りかかったら5分待ちだったので突発的に行くことに。(実は夫はけっこうコレが好きらしい。)まったく立ち止まらないまま乗り場まで行ってしまいました。えー!なんで夢と魔法にあふれた今日の最後にスターツアーズ乗らなきゃいけないの~?? と思いましたけれど、初めてレイア姫に会えたので(しかもレイア姫から「お願い!助けて!」と懇願されたので)結果的には満足です。本当にこれって乗るたびにストーリーのパターンが違ってくるんですね~19:30。スターツアーズを出てワールドバザールの「リフレッシュメントコーナー」へ行ってコーラなど購入。外のテーブルにつき、エレクトリカルパレードの雰囲気だけでも楽しもうか と思っていたところ、雨が降り出してきました。19:45。雨が本降りに。ワールドバザールの屋根下に避難し、ミッキーがシンデレラ城の正面を通過していくところまでエレクトリカルパレードを眺めて ホテルに戻ることにしました。20:00。部屋に戻りました。20:30の「花火」がもしもあがったら きっとこの部屋からも見えるよー 音楽は聞こえないけどー…ということで窓から様子を見ていましたが、雨はますます激しくなる一方。風も出てきたのでほぼ諦めつつアプリで実施状況を確認していましたが更新されず。20:30。パーク内からうっすら「花火中止」のアナウンスが聞こえてきたのでマーセリンサロンに行くことにしました。20:35。本日三度目となる「マーセリンサロン」へ。こんなお天気なので混雑しているかと思いきや、私達の他にはゲストが一組?二組? というような感じでした。空いていたので、私は年甲斐もなくサロン内をうろうろ…気になっていたカウンターの上の写真を見に行きました。これは、ウォルト・ディズニーの幼少期?家族と一緒に撮った写真でしょうか。このサロンの名前の由来にもなっている ミズーリ州のマーセリンで過ごしていた頃の写真なんでしょうか。(キャストさんにうかがえばよかったかなー?)こちらの下の写真は、既に私達の良く知るウォルト・ディズニー氏ですね。壮年期 といったところ。21:15。マーセリンサロンのテーブルがほぼ埋まり 混雑してきたようだったので、部屋に戻ることにしました。21:30。部屋のテーブルでさきほど購入してきたものなどを広げ 簡単に夕食。窓の外を眺めてみると、閉園時刻から30分が経ってもまだ パークエントランス周辺やディズニーランドステーションのホームにはたくさんの人影が見えました。こちらは左から二番目の窓から望む夜景。意外と綺麗です。22:20。パーク閉園から一時間以上が経ちました。窓のカーテンを開けてみると、ゲストの姿が消えてからも煌々と輝いていたワールドバザールや入園ゲートあたりの明かりが いつのまにか消えているのに気づきました。シンデレラ城やプロメテウス火山や 遠くに見えるタワーオブテラーの照明はまだ点いていましたが、ディズニーランドのパーク内の建物は既に灯りを落としたものもあるように見えました。22:30。パークが閉園した後もずーっと聞こえていた ディズニーランドのエントランス周辺で流れている音楽が止まったようでした。23:10。眠る前にもう一度 とレースのカーテンを開けてみると、シンデレラ城やプロメテウス火山など 最後まで灯っていたパーク内の大きな建造物の照明がすべて消えていました。残るは まだ運行を続けているリゾートラインの駅舎の灯りのみ。東京ディズニーリゾートの長い長い一日も終わる時が近づいてきたようです。13年と7か月ぶり、私達がディズニーランドのパークにどっぷりつかって過ごした一日もこれで無事終了です。来る前に やってみたい と思っていたことは、おかげさまで殆どすべてできました。ディズニーシーにいる時とはちょっと時間の流れ方が違うような、短いような長いような なんだか不思議な一日でした。何に感謝していいのやらよくわからないけれど、とにかくありがとう! おやすみなさい!(明日につづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 21, 2022
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(…その2から続く)14:53。東京ディズニーランドステーションの駅舎下を通り抜け、ディズニーランドホテルのパーク側(ミッキー&フレンズ・スクエア側)の入り口から入館。この時間はホテルキャストさんによる入館者確認が行われていました。14:56。チェックインのため、ホテル3階(ロビー階)にある「マーセリンサロン」へ。今回宿泊するのは「コンシェルジュ&スイート」のカテゴリーに属するお部屋なので、こちらでのチェックインとなりました。(マーセリンサロンを利用するのも、今回の「初めてづくし」のうちのひとつと言えばひとつです。)ミラコスタのサローネは部屋が細長い「く」の字のような形をしていて テーブルも縦並びに置かれているので全体を見渡すのが難しいけれど、こちらは長方形に近い大広間にソファーセットやテーブルセットがたくさん置かれているという感じで どこにいても部屋全体が見渡せます。いかにもイギリス・ヴィクトリア朝風、天井の高い巨大な応接間みたいだな~ って思いました。この時間はドリンクはセルフサービスで、カウンターから自分でお菓子やスナック類と共にいただいてくる形になっていました。(夫撮影のセルフサービスカウンター 壁の写真が気になります)15:30。マーセリンサロンを出て本日宿泊の部屋へ。荷物は既に客室内に入っているとのことでした。3階からエレベーターに乗り 6階で降りると、エレベーターホール近くの廊下にこんな八角形の交差点のような場所が。交差点?を抜け、ホテルに似つかわしい植物柄のカーペット廊下を直進し、左手に曲がると…15:34。本日のお部屋到着。廊下の果て、突き当りの小さな窓の横に部屋のドアが隠れていました。ドアを開けると右手奥に向かってちょっとした廊下があり、その先に明るいリビングコーナーが見えていました。少し前に内装をリニューアルしたときいていましたが、カーペットの柄が以前のシンプルなものからわかりやすい派手目な柄へと変わっていて少々驚きました。バラと蔦と鳥の柄です。…さて。本日のお部屋は「コンシェルジュ・タレットルーム(4-6階)(ダブル)」です。外から東京ディズニーランドホテルを眺めていると、建物の角に「塔」のように見える部分が何か所もあるのに気がつきますが、(皆さんご存じの通り)タレットルームはその「塔」の中に位置しています。パーク側からホテル正面を見上げるとこんな感じですが。この写真の両端に映っている塔の部分が今回のお部屋です。(同じタレットルームでも、ツインのタイプは別の場所の「塔」に位置しているようです。)そして、私達が今回案内していただいたお部屋はこちら側の塔でした。私達が前回ディズニーランドホテルに宿泊したのは13年半ほど前、ホテルが開業して間もない2008年10月のことで、その時は「新しいホテルができたからちょっと泊まりに行ってみよう」くらいの気持ちで宿泊しました。その後このホテルの客室バリエーションをよく調べてみて「次に宿泊する機会があったらタレットルームに泊まりたいなー」と思っていたのですが、ディズニーシー&ホテルミラコスタ一辺倒の私達にはなかなかその機会がなく、いつか…いつか… と言っているうちに13年も経ってしまいました(!)。ではでは、楽しみにしていたタレットルーム、どんなお部屋でしょうか。室内廊下の左手にはクロゼットが二か所と鏡台やティーコーナー、右手には洗面所やバスルーム。廊下を抜けると右に寝室コーナー。ベッドはダブルが一台です。ヘッドボードの上の壁紙も変わったのですね~これはまた可愛らしい…寝室コーナーのさらに奥に ゆったりとしたリビングコーナー。ソファも肘掛け椅子もテーブルランプも、家具調度の類はホテルと同様 曲線的なデザインのヴィクトリア朝風のものです。テーブルも猫足?このリビングコーナーが、外から見た時に多角形の塔のように見える部分です。窓が五面もあるので非常に明るいです。一番奥の窓に背中をつけて部屋の入り口方向を見るとこんな感じ。変わった形をしていますが、とても広いお部屋です。そして、五面ある窓。窓から眺められる景色も それぞれ違ってくるのでしょうか。こちらは一番左の窓。正面の建物3階には さきほどまでいたマーセリンサロンの特徴的な形の窓が見えます。窓に近寄って覗き見ると、真下にはあずまやのある小さな中庭「ミッキー&フレンズ・スクエア」。続いて 左から二番目の窓。反対側の塔部分が見えています。近寄ると「ボン・ヴォヤージュ」の建物やリゾートラインの軌道も見えます。少し右手に東京ディズニーランドステーションも。左から三番目の窓。この窓は完全にディズニーランドステーションビューです。遠くにはホテルミラコスタの屋根も確認できました。そしてこちらは左から4番目。東京ディズニーランドを真正面に捉える窓です。この窓の前には大きなソファーが置かれているので、窓に近づいて景色を眺めるためにはソファーの後ろに回り込まねばなりません。近づいてみると、手前から ディズニーランドステーションの屋根、東京ディズニーランドパークゲートの屋根、ワールドバザールの屋根 と 薄青い屋根屋根が連なって見えます。その向こうに ディズニーシーやディズニーランドのパークが広がります。視界の一番左にはホテルミラコスタの特徴的なドーム型の屋根がちょっと覗き、少し離れてディズニーシーのタワーオブテラー。正面にはシンデレラ城、その向こうに隠れるようにしてシーのSSコロンビア号の煙突、プロメテウス火山もはっきりと見えていました。最後に一番右の窓。こちらはディズニーランドの駐車場とホテル群しか見えないのかな~と思いきや、遠くに東京湾を望むことができました。いやー ほんとに。当初の予定通りパークに行かないでチェックインからチェックアウトまでこの部屋で過ごしても、きっとじゅうぶんに満足できたであろう贅沢な景色です。それにリビングがゆったりしているのもすばらしい。長い間「泊まりたい」と思い続けてやっと宿泊にこぎつけた客室ですが、足を踏み入れて数分も経たないうちに 私は「再びディズニーランドホテルに宿泊するチャンスがあったら やっぱりまたこのタイプの客室がいい」…なーんて言葉を口にしていました。(その4 に つづく・・・)《おまけ》タレットルームの洗面所は 一般のお部屋と同じつくりのようです。こちらのホテルでもアメニティから小容器のシャンプーやコンディショナーは姿を消して…バスタブのふちにホテルロゴ入りの大きなボトルが置かれていました。《さらにおまけ》マーセリンサロンで誕生日カードと結婚記念日を祝うメッセージカードをいただきました。メッセージカードはキャストさんの手書きで、「ミラコスタでも以前はキャストさん手書きのメッセージカードをよくいただいたなあ…」と 昔のことを懐かしく思い出しました。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 21, 2022
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(…その1から続く)9:50。美女と野獣エリアに戻り、「ファンタジーランド・フォレストシアター」への入場待ち列の最後尾につきました。(12:45開演の「ミッキーのマジカルミュージックワールド」初回。この日は初回のみ先着順でした。)ロープに沿って作られている待ち列は開演三時間前のこの時点で既に折り返していて、私達が並んだのは2列目中盤のようでした。(私達が何番目くらいなのかは見当もつきませんでした。)振り返ってみると さきほど朝一番に訪れた「美女と野獣」のアトラクションのあるお城が見えました。かなりちゃんとした雨が降っていたので腰をおろすこともできず、ここでこの後二時間以上待機。交代でお手洗いなど行く他は、周りの景色を眺めて過ごしました。12:10。列が大きく動き、シアターの建物が見えるところまで進んでいったんストップ。この後、人数を区切りながらゲストは何回にも分けてシアター内へと案内されました。キャストさんがゲストの着席状況(席の埋まり状況)を確認しながら、数十名ずつ中に入れていたようです。(安全のための配慮だと思います。)12:17。入場して1階席のサイドブロックの中盤通路沿いに着席。場内はバケーションパッケージ用などの予約席が大変多くて、私達が入場した時点では1階の中央ブロックはほぼ空きが無い状態でした。劇場の中の座席配置はディズニーシーのブロードウェイミュージックシアターにとても良く似ていました。ロビーの両サイドに2階席に上がる階段があることや お手洗いの位置もブロードウェイミュージックシアターと同じ。客席やステージや天井の「形」もよく似ています。が、劇場そのものも座席も なんとなく全てがブロードウェイミュージックシアターより一回りコンパクト。(ほんとに 図面を縮小して素材を変えて造ったの? って思っちゃいました。)木で作ったような雰囲気がいかにも「森の中」の劇場、小さな生き物も遊びに来そうなお伽話の中に登場する劇場 といった風情です。外観はこんな感じ。(ショー終了後撮影 一部加工してあります)12:45。「ミッキーのマジカルミュージックワールド」初回がスタート。システム調整による中断が多いという噂を聞いていたので 少しハラハラしながら観ていましたが、一応最後まで上演されました。(初めて観たのでこれが完全版だったのかどうかは判りません。)観終わってすぐの素直な感想は、「開演まで3時間近く待ったけれど、観られてよかった」というもの。内容に触れてしまうので詳細な描写は避けますけれど、出演するキャラクターが多彩なだけでなく、様々な演出技術や効果が採り入れられていて舞台装置もとても大がかり。出演者の衣装も舞台も大道具も華やかで、ダンスありアクロバットのようなものもありで、最初から最後までゲストを驚かせるようなシーンのオンパレードです。(こんなに各要素が盛りだくさんでは そりゃあシステム調整が頻発するわけだ と納得しました。)ディズニーランドとディズニーシーに長年通い詰めた者にとってはきっと「あのステージでやっていたあのショーの○○に似てる」といった 終了してしまったショーを懐かしく思い出させるようなポイントも多いのではないかと思います。また個人的には、1988年から東京ディズニーランドで上演されていた「ワンマンズ・ドリーム」と対になるような、「ワンマンズ・ドリーム」をウォルト・ディズニーから投げかけられた東京ディズニーランド自身とそのゲストが それから30数年を経た今 満を持して投げ返した「応え」のようなショーだなー ともちょっと感じました。――このすばらしい世界がひとりの男の夢から作り出されたことは何十年もかけてよく理解したよこれからは一方的に夢を与えてもらうだけじゃなく、自分たちの手で自分たちの新しい夢を探して世界を作っていこう!――と いうような。まあ、何の予備知識もないまま初めて観た私の第一印象にすぎないのですけれどね~機会があったらもう一度くらい見直してみたいですが、それもきっと難しいでしょう。このショーを観たいと願う人がみんな観られる日がやってくるといいなあ と思いました。13:15。ショー終了後 外に出て、シアター周辺の写真を撮ったり ベルの住む「村」をお散歩してあちこち眺めたりしました。この新しいエリア、なんというか、「美女と野獣」の世界の再現度がすばらしいですよね~物語の熱烈なファンの方々なら ディズニーランドに来て何もしなくてもこのエリアにいるだけで満ち足りちゃうのではないでしょうか。建物がきちんと作られているだけでなく山や森や滝などの自然の再現にも手を抜かない というのがディズニーシーとも共通していて、私は非常に好感を持ちました。美女と野獣のお城の全体像もカメラに収めたくて正面に行ってみましたが、この時間は中にあるアトラクションが「110分待ち」ということで、城門の中も外もびっちりゲストが並んでいました。13:30。ファンタジーランドの「キャプテンフックス・ギャレー」に行ってベーコンとパイナップルのピザとシーフードピザを購入。(ここは「ピッツア」じゃなくて「ピザ」なんですよね~)このお店のピザは、私達がディズニーランドの年間パスポートを所持していた頃(1988~1998くらい?)よく食べました。きっと 「冷静に考えたら美味しい物じゃないかもしれないけど、この場所で食べるとそれなりに美味しく感じちゃう食べ物 第一位!」 だと個人的には思います。ほぼ待ち時間無しで購入できました。13:40。(パレード直前ということもあり周辺に空きテーブルも空きベンチも見つからなかったので)アドベンチャーランドのアメリカ河に面したベンチまで行ってピザを食べました。こういう食事の仕方はいかにも「ディズニーランドに来た!」っていう気分になれて楽しいです。時折目の前を通り過ぎていく「ウエスタンリバー鉄道」「カヌー」「蒸気船」のうちのどれかに乗りたいね~ と夫と話しました。14:05。「蒸気船マークトウェイン号」乗り場へ。ディズニーランドでもやっぱり船に乗っちゃうのね~(実際のところは、カヌーは体力的に厳しいしウェスタンリバー鉄道には結構な待ち時間が生じていたのでこうなりました。)14:10。乗船、2~3分ほどして出航。船旅終盤、ジャングルの間からスプラッシュマウンテンが見えてくるこの感じが好きです。14:25。下船。そろそろディズニーランドを切り上げ、チェックインのためホテルへ向かうことにしました。14:30。ワールドバザールをお散歩。来園記念に「ペニーアーケード」で5月のスーベニアメダルを作りました。14:50。退園。再入園のためのスタンプを手の甲に押していただいて、ゲートを出ました。もう一度入園するかどうかわからないので、とりあえず東京ディズニーランドにさようなら。楽しかったよ!さあ、ホテルに向かいましょう。(その3 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 21, 2022
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( 前日 から続く)土曜日の早朝、東京ディズニーランドのアーリーエントリーチケットを手にした私達はアンバサダーホテルの部屋を出て、本日の宿泊先となる東京ディズニーランドホテルに車で向かいました――…と、そんなふうにきょう一日が始まる前に。普段ディズニーシーのパークしか行かない私達が そもそもなんでこんなことになったのか、ちょっと事情を書いておきますね。元々の計画では今日は、5月に存在する私の誕生日祝いのため「だけ」に 私が「機会があったらぜひ宿泊してみたい」とかねてからずーーっと思い続けてきた東京ディズニーランドホテルのとあるタイプの客室に一泊して パークにも行かないでホテル内でのんびり過ごすことになっていました。(私の誕生日祝いを主目的にディズニーホテルに宿泊したことは実は今まで一度もなかったので。)でもでも、せっかくディズニーランドホテルに宿泊するのに、なぜパークに行かないのか って?…だって、私達の大好きなディズニーシーは2週間前に行ったばかりだし(それにランドホテルから地味に遠いし)、ホテルの目の前にあるディズニーランドの方はといえば とてもじゃないけど私達のような中高年二人組がふらっと行って楽しめるパークじゃないと思うから。もしもディズニーランドに行くとしたら、私達が興味があって「行ってみたいなー」と思うのは まだよく見たことがない2020年9月にオープンしたエリアのみなのだけれど、そのエリアにある新しいアトラクションだってショーだってレストランすらスタンバイパスや抽選が必要で せっかく入園したってきっと思い通りには楽しめないしー(注:3月時点の話です)直営ホテル宿泊者のみ購入できる(一般より朝40~60分早く入園できる)アーリーエントリーチケットの販売も5月には終了してしまうしーー……ねえ。 ところがある日のこと アーリーエントリーチケットの販売期間延長が発表され、さらにある日 新しいエリアで上演されているショーの運営方法が「初回公演のみ座席抽選無し先着順で鑑賞可」に変更されることが発表されました。そのうえ「今後はアトラクションのスタンバイパスは殆どが運営休止になるかも」というお知らせまでが飛び込んできました。――これはもう、年齢的に若くない私達が無理せずディズニーランドの新しいエリアを楽しむには、販売期間延長になったアーリーエントリーチケットを利用して朝のうちに行くしかないんじゃないの?パークが入場者数を絞った状態から以前に近い形に戻ろうと運営方法をいろいろ試行錯誤している過渡期の今が、ひょっとしたら最後のチャンスなんじゃないの??――…と、私達はふと 十数年ぶりに東京ディズニーランドを訪れることを真剣にふたりして考えてみることにしたのです。ただ、アーリーエントリーチケットは現在はチェックイン日の分は購入することができません。ディズニーホテル滞在二日目以降でなければ、アーリーエントリーは利用できないのです。今回の宿泊滞在ではディズニーランドホテルの客室を堪能することを何よりも楽しみにしていた私達。目的の部屋にチェックインする前になんとかアーリーエントリーを利用できないかと考えた末、急遽アンバサダーホテルさんに「前泊先」としてご登場願うことを思いつき、昨夜のうちに到着してチケットを購入して、かくして13年と7か月ぶりに私達は自発的に東京ディズニーランドに足を踏み入れることになったのでした。パークを楽しむために有料のアーリーエントリーを利用することもアンバサダーホテルを前泊地として利用することも そんな方法があることは知識としては知っていたけれど今まで実行したことはなく、自分の誕生日のためだけにディズニーホテルに宿泊することも東京ディズニーランドの新エリアのアトラクションもショーも未体験。今回はそんな「初めてづくし」のリゾート滞在なので、今日の日記はいつもと違って時系列に沿ってなるべくシンプルに 記録として書き留めていこうと思います。では いざ! 6:00。アンバサダーホテルの部屋を出て駐車場へ。(エクスプレスチェックアウト利用)荷物は少なかったのでホテルに託さず 自分たちで車に積んで移動することにしました。6:14。ディズニーランドホテル正面玄関到着。車寄せにいらしたドアサービスキャストさんが大変スムーズに荷物預かりの手続きをしてくださって、その手際の良さにびっくり。(しかも、「急いでいる」とか「焦っている」とかといった雰囲気ではまったくないのです。)ディズニーランドホテルに早朝到着するゲストは「一刻も早くパークに行きたい!」という方が多いので自然とこうなるのかなーと思いました。夫は駐車場へと車を走らせて行き、私はホテルロビーを抜けて階段を降りディズニーランドのパーク方面へ。玄関とロビーの間の風除室にはミラコスタと同じ簡易の検温器とアルコール消毒が設置されていました。パーク側の小さな出入り口にも。6:20。夫が駐車場から戻ってきたので一緒にパーク入園口前の保安検査場に並びました。この時間はディズニーランドステーション下の保安検査場にのみ並ぶことができました。右へ延びる列(パーク駐車場側)と左へ延びる列(舞浜駅側)のどちらかを選んで並んでください とキャストさんがおっしゃるので、左の舞浜駅側の列最後尾につきました。周囲は10代~30代の方が多いように見受けられ、ディズニーシーの開園待ち列に比べるとぐっと平均年齢が若い感じがしました。私達の前にはざっと数えて70~100名くらいがいらしたようでしたが、たぶん私達が一番年齢が高かったのでは?と思います。6:50過ぎ。保安検査ゲート周辺にたくさんのキャストさん達がご出勤。7:00。保安検査がスタート。7:05。保安検査を通過しました。キャストさんが「アーリーエントリーチケットをお持ちの方はこちらへ」と手を挙げて大きな声でアナウンス誘導なさっていたのでそちらの方へ。(チケットはここで回収になります。)この先の入園ゲート前までお進みください と言われたので行ってみると、最前列でした。入園ゲートはたぶん何十か所もあって「最前」にあたる場所もたくさんあると思うのですが、この時点ではまだ空いているところも多かったです。本日のアーリーエントリー開始時刻は「7:50」とのことなので(アンバサダーホテルの客室テレビの「お知らせ」で確認してきました)この場所でしばらくミッキー花壇を眺めながら待機することとなりました。(ちなみに、本日の一般開園時刻は30分繰り上がって「8:30」になったとのことでした。)7:20頃。ゲート最前が全て埋まったらしく、私達の後ろに「2番目」の方がいらっしゃいました。この後、アーリーエントリーのゲストはどんどん増えていきました。(みなさん30分前を目安にいらっしゃるのかな?)7:30。「おはようございます」とエントランス一帯にキャストさんのアナウンスが入り、アーリーエントリーや入園時の注意事項についての説明がありました。7:40。入園ゲートを担当するキャストさん達がゲストに笑顔で手を振りながら多数登場。配置につき、各ゲート前のシャッターが開けられました。振り返ってみると、私達の後ろには20~30組くらい(50~60人くらい?)のゲストが並んでいらっしゃるように見えました。7:50。アーリーエントリー開始。13年と7か月ぶりの 朝一番から二人だけでのディズニーランド入園です。目指すはニューファンタジーランド 美女と野獣エリアなので、ワールドバザールを途中まで行って右手へ。無理せず普通に歩いていたので元気な皆さんがどんどん私達を追い抜いていきますが、この時点でアーリーエントリー利用者全員が私達より先に行ったとしてもせいぜい1000人、多くて2000人くらいでしょうからね~通常開園時の混雑を思えば、大したことはありません。7:54。ようやく美女と野獣のお城のある新エリアに到着。「美女と野獣“魔法のものがたり”」へ。前回ちょっと大人数で来園した時にはスタンバイパスだかエントリーだかに阻まれたので当然のことながら初体験です。同じタイミングで入園した皆さんの8割以上がこちらへいらしたんじゃないでしょうか。城門を入るあたりから既に列ができていましたけれど、どんどん進んでいくので「待たされている」感じはありませんでした。城門の中は細かいところまで作りこまれているのでじっくり景色を眺めたいのですが、後方から「立ち止まらないで 早く進んで」オーラを激しく感じるのでそれもちょっと憚られる感じです。あっという間に建物内に入り、愛の伝説が紹介される階段のある部屋へ。ここで登場するベルとビーストは本当に生き生きとしていて、科学技術の進歩に大変驚かされました。東京ディズニーランドが来年開園から40年になることをあらためて実感。このあと大きな食器にのって物語の旅へと出ました。8:15。美女と野獣のお城を出てこちらも未体験の新しいアトラクション「ベイマックスのハッピーライド」へ。一巡待ちくらいですぐ乗ることができました。なんてことはないのだけれど、とっても不思議な楽しさのあるアトラクションでした。(夫はもう一度乗りたいと言っていて、本日はスタンバイパスの発券もあったのでこのあとちょっと経ってからアプリをチェックしてみたのですが、すでに蒸発したのか 無くなっていました。)8:28。「ベイマックス」終了。あと2分で一般開園時刻となるタイミング、この時間から動いているアトラクションリストの中に未体験の「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”があったので、そちらへ行くことに。ワールドバザール方面へ歩いてアトラクション建物前に着く手前で、一般開園時刻になって入園してきた速足の皆さんとすれ違いました。8:32。待ち時間なし(乗り場まで歩いただけ)で初めての「モンスターズ・インク」へ。私これ好きかも! と思いました。トイストーリーマニア!よりもうんと穏やかで、何より可愛らしい。機会があったらまた乗ってみたいです。8:40。アーリーエントリータイムも終了し、ここでちょっと一息。もう今回の私達の「ディズニーランド」はこれで半分以上終わったようなものです。このあとは「ファンタジーランド・フォレストシアター」のショー「ミッキーのマジカルミュージックワールド」の初回公演(12:45~ 抽選なし先着順)を観たいと思っていたので、シアター近辺まで様子を見に。当然のことながら、待っていらっしゃる方はまだごくわずかだったので(開演まで4時間ありますもの)、このあたりのエリアをいったん離れることにしました。で、シンデレラ城前の広場を流してアドベンチャーランド方面へ。8:50。「ビッグサンダーマウンテン」待ち列最後尾に並びました。(ディズニーランドにやってきたらこれは外せないんです。個人的に。)アトラクションの運営開始は9:00から ということで、岩山の下でしばらく待ちました。9:00になるとアプリその他で各アトラクションの待ち時間が表示され始めて、ビッグサンダーマウンテンはこの時点で「50分待ち」と表示されていました。乗り場まで岩山を上る途中で眺めたアメリカ河方面の景色。作り物だと解っていても、こういう景色には心動かされてしまいます。やっぱり東京ディズニーリゾートのパークって すごいなあ。(実感)9:35。乗り場にたどり着き、鉱山列車に乗車。少し前から雨が降り出していて、けっこう濡れましたがとってもとっても楽しかったです。9:50。岩山のふもとのトンネルの中で折り畳み傘をバッグから取り出し、ファンタジーランドの美女と野獣エリアへ再び向かうことにしました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 21, 2022
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車利用:二人(アンバサダーホテル泊)今日は平日ですが、いろいろありましてディズニー・アンバサダーホテルに宿泊することになりました。19:00頃 アンバサダーホテル到着後すぐにチェックインへ。この二年間ずーっと休止していた ロビーのお子様向けコーナーのアニメーション放映が復活していました。エレベーターホール手前の検温は、キャストさんの操作するサーモグラフィーカメラから簡易の物に変更になっていました。ミラコスタと同じですね。案内されたお部屋はスタンダードフロア・スーペリアルーム・ツインだったようです。(予約していたのはもっと簡素な部屋でした。)アンバサダーホテルでも アメニティから小さな容器入りのシャンプーやコンディショナーは姿を消し…バスルームのバスタブの隅にホテルロゴ入りの大きなボトルが設置されていました。先月末の結婚記念日と 今月の私の誕生日を祝うカードをいただきました。誕生日カードは新しいデザインになったようです。19:30過ぎ 夕食や明日のチケットなど購入するため部屋を出ました。お部屋が4階だったので、エレベーターホールから続く吹き抜けを見ることができました。この場所、好きです。イクスピアリまで行って夕食を調達しようと考えていましたが、ホテル1階の「サンセットサンドリ―」でお弁当を販売していたのでそちらを購入。ロビーのゲストサービスカウンターで明日のパークチケットと、通常開園時刻より40分~1時間ほど早く入園できるという「アーリーエントリー・チケット」(期間限定 一人3000円)を購入しました。こういった類の有料サービスを利用するのは 私たぶん初めてです。20:15頃 部屋に戻りました。明日は朝8時前から東京ディズニーランドです。おつきあいでもなく「バケーションパッケージに付いてたチケット使わないともったいないから」でもなく、私達が自ら選んで東京ディズニーランドに赴くのは、おそらく十数年ぶりとなります。(明日につづく)
May 20, 2022
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(…その1から続く)朝食をとったベッラヴィスタラウンジと隣り合うショップ「ミッキランジェロギフト」に立ち寄ったあと5階の部屋に戻ったのは 間もなく10:00になろうか という頃でした。チェックアウト期限まで残すところ二時間。この素晴らしく美しい景色を眺められる窓辺を 私はもう離れたくありませんでした。私達のホテル宿泊時の恒例「室内でのふたり揃っての記念撮影」は、今回は窓の外の景色を映しこもうとしたため少々苦労しました。皆さんご存じの通りミラコスタの客室は総じて窓が小さめなので、撮影に必要な明かりを確保するために部屋の照明をつけてみたり自然光を反射させてみたりと結構な時間 悪戦苦闘してしまいましたよ~その後 部屋を片付けて荷造りをしていると、窓の外のピアッツァトポリーノには東京ディズニーシー・マリタイムバンドがやってきました。(11:00くらい)以前はこの演奏にミッキーやミニーが飛び入り参加(?)するのが常だったので その登場を待ってピアッツァトポリーノでは熱心なファンの方々が長時間待っていらしたものです。が、最近はそうしたこともなくなり、開園直後の喧騒が落ち着けばメディテレーニアンハーバー一帯にはのんびりとした空気が漂っています。どこからともなく聞こえてくる音楽にひかれてゲストがあちこちから三々五々集まってくる、――それはディズニーシーがこの地に誕生して間もない頃によく目にした光景と同じでした。思えば、二年と三か月ほど前に世界が突然一変し いったんは長い眠りにつきかけたこの舞浜の地のリゾート。ようやく目覚めて 試行錯誤しつつ再びゲストを受け入れ始めたこの一年数か月は、表現の仕方がおかしいかもしれませんが「第二のグランドオープン」期間と言ってもいいのかもしれません。今後のディズニーシーがどうなっていくのか 私達一般人にはそれはまったく見当がつきませんけれど、自分にとって適度な距離と熱量を保ったまま 日々の暮らしの範囲内で 今後もパークの行く末を見守っていきたいものだな と、ハーバーとプロメテウス火山が作りだす美しい景色を窓越しに眺めながら私はそう思いました。きのうのうちに精算は済ませてあったのでテレビ画面でエクスプレスチェックアウトの手続きをし、私達が部屋を出たのは11:50過ぎのことでした。その後の私達は、上階からホテル中央の吹き抜けを見下ろして歩いたり、2階の廊下からパーク内のミラコスタ通りを眺めたり と 久しぶりに少しだけホテル探検をしました。実はこのあと 「今月の杏仁豆腐」目当てでシルクロードガーデンにPSの予約を入れてあったので、それまでに「じゅうぶんに空腹になる」必要が私達にはあったのです。(なにしろ今回はずいぶんしっかりと朝食を食べてしまったものですからね~)なので一時間半ほどかけて、ミラコスタからアンバサダーホテル~イクスピアリまでお散歩をすることにしました。再びディズニーシーのパークエントランス付近に戻ったのは13:20くらい。緑あふるる 木洩れ日きらめくエントランスノースのピクニックエリア。ここで休憩してから、ホテルミラコスタ内シルクロードガーデンへと向かいました。(この時期のリゾート内はどこへ行っても緑が美しい 大好きな季節です)さて、シルクロードガーデン。ジャーニー・スルー・チャイナのランチコースは前回うかがった際に大変美味しくいただいたし、こちらの空腹度もいまいちだし、でも今月の特製杏仁豆腐は食べたいし… とキャストさんに相談すると、「杏仁豆腐以外(デザート以外)のアラカルトメニューからおひとり様一品以上(ふたりなので二品以上)ご注文くだされば大丈夫ですよ~」とのことでしたので、今回は以前食べて美味しかった「春巻(4個)」と シーズンアラカルトメニューから「牛サーロインと焼きトマトのサンラーあんかけ石焼炒飯」をお願いすることにしました。(久しぶりにアラカルトメニューをじっくり眺めたら、お腹が空いていればぜひ食べたいと思うようなお料理がいろいろあったので、いつかまたアラカルトで普通にご飯食べに伺いたいと思いました。)というわけで、まず春巻。いや、普通の春巻なんですけれど、おなかいっぱいのはずなのにとても美味しくいただいてしまいました。やっぱりちゃんとしたお店で出来立てをいただくと違いますよね。次に、お楽しみの石焼炒飯。炒飯の上にたっぷりの牛肉、その上にチーズで包まれた焼きトマト。この状態でテーブルにやってきて、キャストさんがこれにサンラーあんをジャーっとかけて混ぜ混ぜして、ジュージューいわせて「おこげ」を作ってくれます。できあがりは見た目ちょっとトマトリゾットみたいになりました。それを取り分けて、三種のトッピングを好みで足して食べます。グラスの中が三種のトッピング、黒酢とラー油とにんにくチップです。――サンラーとトマトとチーズが器の中で出会って交流する まさにこれは「シルクロードの旅」だね~…なんて 夫はまたいつもの調子でキャストさんに冗談を言って、楽しそうに笑っていました。最後は今月の特製杏仁豆腐、5月は「メロン」です。ただただ おいしかったです。思い通りに楽しい食事時間を過ごすことができて、今年の記念日のディズニーシーとホテルミラコスタ滞在のよい締めくくりになりました。詳しくこまごまと記載することはしませんけれど、やはりこの地のレストランは ただのレストランではない と実感したひとときでした。我が家も今年はふたりそろって数年ぶりの大型連休になるはずが、直前になって明日6日に仕事が入ってしまったため、私達はこの後すぐに家路につかねばなりませんでした。荷物を用意していただくためにベルデスクに向かったのは15:00過ぎで ロビーはチェックインタイムを迎えていて混雑していましたけれど、こちらが視線を向けただけですぐ歩み寄ってきてくださったベルサービスキャストさんも 車をつけた玄関前で荷物を積み込んで見送ってくださったドアサービスキャストさんも 忙しそうな様子は微塵も見せず、最後まで人の笑顔をたっぷり見ることができた今年この時期の一泊二日でした。――そして 幸せなことに。今月はなんと もう一度舞浜に来ることが決まっています。風薫る 緑輝く 美しい五月の東京ディズニーリゾートへ 再度。まもなくやってくるその日を 私は楽しみに待っています。(終)** シルクロードガーデン の シーズンアラカルトメニュー **・牛サーロインと焼トマトのサンラーあんかけ石焼炒飯(3500)・真鯛の葱生姜紙包み蒸し 季節野菜とともに(3500) ・・・・・・・・・2022年4月1日~6月30日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 5, 2022
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(前日から続く)目が覚めると、窓の外は薄明るくなっていました。時刻は5:10。今日はパークへ行く予定も無いので起きるのは6:30過ぎでじゅうぶん と思っていたのですが、目覚ましのアラームが鳴る前に自然と目覚めてしまいました。パーク内の様子を眺めようと窓辺に寄って薄いシフォンのカーテンを開けると、しーんと静まり返ったメディテレーニアンハーバーの水面にはプロメテウス火山の姿がくっきりと映っていました。うわあ 逆さプロメテウスだ(!!)水面を波立たせるような風もなく、行きかう船もない開園前の早朝だからこそ見られる光景なのでしょうね。あまりに見事だったので思わず夫を叩き起こしそうになりましたが、そこはぐっとこらえて写真を撮影するにとどめ、窓のカーテンを開けたまま私は再びベッドに戻りました。聞きなれた音を耳の奥で感じて私が二度目に目覚めたのは それから一時間ほどが経った6:15過ぎでした。朝陽の当たり始めたハーバー水上には既にあのお馴染みの大きな船が姿を見せていて、早朝恒例の操船練習が行われているようでした。水域をぐるーっと大きく回っていく船の先にはポンテヴェッキオの向こうにうっすらと水平線が見えていました。こうしてホテルミラコスタの窓からゲストのいない静かなパークを眺めていると、ほんとうにメディテレーニアンハーバーが遠くの海とつながっているかのように感じられます。6:30近くなって次々と鳴り出すベッドサイドの目覚まし時計やアラームを順々に止めて、私は本格的に起床して身支度を始めることにしました。7:00になると、それまでごくごく小さな音量でパーク内に流れていた音楽がぐんと大きくなりました。それからしばらくすると窓の下から人の話し声が聞こえてきたのでパーク内を見下ろしてみると、ミラコスタ通りからピアッツアトポリーノに出るあたりにいらしたのは婚礼衣装姿の新郎新婦とカメラマンさんやホテルキャストさん、総勢10名弱の撮影隊御一行様でした。こちらもディズニーシーの開園前恒例となっている ホテルミラコスタで挙式するお二人専用の記念撮影プログラムです。皆さんメディテレーニアンハーバーへ出た後はチャペルミラコスタの方へ進んでいらっしゃったようでしたが、今朝はお天気が良いので素敵な写真が撮れそうです。今日のディズニーシーの開園時刻は客室テレビ画面の「お知らせ」によれば8:15に繰り上がったとのことですから、これから約一時間の撮影時間、ちょっと慌ただしいかもしれませんがきっと幸せな時間になることでしょう。開園前のディズニーシーを独占できるなんて良いですよね~7:50くらいには、向かって左手のヴェネツィア運河から小舟が一艘 ハーバーへと漕ぎ出してきました。パークの人気アトラクションでもある「ヴェネツィアン・ゴンドラ」です。普段 パーク営業中のゴンドラの航路は、運河からメディテレーニアンハーバーに出たらすぐ大きく左に曲がって リドアイルに沿うように航行してまた狭い運河に戻っていく という感じですが、ゲストのいない早朝はゴンドラも航路を離脱して漕ぎ放題。(?)広い水域の真ん中まで漕ぎ出していましたよ~(たぶんこれも操船の練習だったのでしょうね!)8:00を過ぎて開園時刻が近づいてくると、パーク内各所には多数のキャストさんの姿が見えるようになってきました。とはいっても、その数は以前(三年前)の半分にも満たないほど。入園者数を絞っている上に特にシーズンイベントもない今は、開園直後に持ち場にスタンバイしてゲストを安全に誘導するキャストさんの数もそんなに必要ないのかもしれません。この時間に出勤していらしたキャストさんの多くはディズニーシープラザやミラコスタ通りでの「ゲストのお出迎え」に向かわれるようで、皆さん小旗を手にしてエントランス方面へと急いでいらっしゃいましたよ。そして8:15、ディズニーシー開園。1分後には多くのゲストの皆さんがミラコスタ通りを抜けてメディテレーニアンハーバーへと出ていらっしゃいました。左が「トイストーリーマニア!」「タワーオブテラー」やブロードウェイミュージックシアターのあるアメリカンウォーターフロント方面。右が「ソアリン・ファンタスティックフライト」やプロメテウス火山に向かうアラビアンコースト&マーメイドラグーン方面。この時間は1:10くらいの割合で右に向かうゲストの方が多いように見えました。開園から5分後の8:20には、右側に進むゲストはこれくらいの数に。ちょっとみたところ、ソアリンの待ち列最後尾は既に火山の麓の高台まで達して さらに折り返しているようでした。(スタンバイパスの発行はありませんでした。)ところで。昨夜はすさまじい強風だったため「ホテルから予告されている夜間ショーのリハーサルもきっと行われないだろう」と思ったらしく(注:実際行われなかったようです)いつになく早寝した夫は7:30過ぎにはミッキーさんからのモーニングコールで気持ちよくお目覚め。パーク開園直後の喧騒が落ち着くころには朝風呂も終え支度も済ませて準備万端でした。なので、ディズニーシーの今日の開園風景を見守った後 私達は慌てることもなくのんびりと部屋を出て、朝食のため2階のベッラヴィスタラウンジへと向かいました。ここ何回かの宿泊時は朝食はルームサービスに振り替えていただいていた私達、ベッラヴィスタラウンジで朝食をとるのも実は4年ぶり。運営方法はまあ こんなご時世だからいろいろ変わっているのは当然だろうけれど、朝食ブッフェメニューの内容もやはり変化したのだろうか と興味津々でお店に伺うと、以前とかなり変わっていてちょっとびっくりしましたよ。一番の変化は、洋朝食の定番のベーコンやハム、ソーセージの種類が減って 卵料理のメニューもスクランブルエッグのみ一種類になったこと。夫はエッグベネディクトがとてもお気に入りだったので、なくなってしまったことを残念がっていました。しかし一方、サラダの具が充実。また、「ライスサラダ(海鮮)」と称する どう見てもこれは海鮮ちらし寿司でしょう というメニューがあったり、シーフードのパスタがあったり…(さすがイタリアンレストランというべきか)新しいお料理もいっぱいあって楽しかったです。↓こちら、夫がおかわりしてきた山盛りのリングイネですけれど、エビ、イカ、貝類、オリーブ、キュウリ、パプリカなどたっぷり具も入っていました。いずれにせよ、朝だというのに「ちょっとグラスのスパークリングワイン持ってきて~」とキャストさんに声をかけたくなるようなお料理揃いであることは以前と変わりなく、たいへん美味しく楽しい朝ごはんで、私にしては珍しく朝から食べ過ぎてしまいました。座席は 初めて座った壁沿いの二人掛けテーブル。いわゆる「3~4列目」の席ですけれど、店内のいろいろなものが見えてこれもまた楽しかったです。ベッラヴィスタラウンジは窓近くの席のPS予約が最近は平日でも大変取りにくく、もうなかなか来ることもできないかな とちょっと諦めていたのですが、こちらの席からでもプロメテウス火山が見えないわけではないし、今後は3~4列目の席でもいいから予約を入れてランチコースを食べに伺おうかな と思い直しましたよ。お店の隅っこのテーブルは案外居心地がよく、そのうえキャストさんの中に意外なお顔をみつけて食後のコーヒータイムがついつい長くなってしまい、私達がようやく席を立ってベッラヴィスタラウンジを出たのは お邪魔してから一時間以上が経った頃でした。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 5, 2022
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(…その2から続く)1階のホテル&パーク・ゲートウェイから(保安検査を経て)ディズニーシーに再入園した私達がまず向かったのは、メディテレーニアンハーバーのザンビーニブラザーズ・リストランテの裏手の小径、ヴィア・パペリーノです。今年の春は、このあたりの街並みに飾りつけやペインティングが施されているそうです。(パペリーノとはイタリア語でドナルドダックのことだそうですからドナルド通りと呼んだ方がいいのかもしれませんが、公式サイトでは「パペリーノ通り」としているので、今後はこの呼び方が定着するのかもしれませんね~)行ってみると、緩やかな坂道沿いにはたくさんの春の花々が飾られ、春の到来を祝うタペストリーやバナーが飾られていました。こういった↓さりげない窓辺の飾りは、以前のディズニーシーで春になると行われていた「スプリングカーニバル」などのイベントを彷彿とさせますね。ディズニーシー中が音楽と花々であふれた昔々の春のイベント、とても懐かしいです。一方、壁には直にこんなペインティングもされていました。建物に直接「描いちゃう」のは、せっかくの美しいディズニーシーの景観が乱れるような気もして なんだかちょっとなー という感じもしますけれど、実際に見るととても素朴で可愛らしく、こんなひと工夫でこのあたりが賑わうのならそれもまた良いのかもしれません。でもやはり、普通の街並みでするように季節ごとに自然なデコレーションを施すのが 東京ディズニーシーのパークには似つかわしいなあ と パペリーノ通り周辺の景色を眺め渡してそう思いましたよ~そして、坂を上りきったところにあるザンビーニブラザーズリストランテのテラスの藤棚は今が見ごろ。こちらは正真正銘の本物の「春の花」です。そういえば、一週間ほど前に訪れたオチェーアノのカウンターにもこんな藤の花咲く景色を描いたオブジェが置かれていたなあ とちょっと思い出しました。その後、私達はメディテレーニアンハーバーの船着き場からスチーマーラインに乗って奥地へ向かいました。(16:00過ぎ頃、10分ほどの待ち時間でした。)(水上から眺めたSSコロンビア号)ロストリバーデルタに到着してからはマーメイドラグーンへ向かい、トリトンズキングダムの中へ入って今月5月のスーベニアメダルを作りました。(一応誕生月なので記念にと思い。)それから、15分待ちだった私の大好きな小さなアトラクション「スカットルのスクーター」に乗り…(これ↓はアトラクションのあちこちにいるホタテくんです。貝柱が大きい!)火山の中を通り抜けてポンテヴェッキオを渡り、17:00頃にはメディテレーニアンハーバーに戻りました。ポンテヴェッキオを渡り切ってコロンビア像のあたりでふとブロードウェイ方面をみると、ニューヨークデリの壁面にイタリア(メディテレーニアンハーバー)でワインやオリーブの生産を手掛ける「ザンビーニ兄弟商会」の大きな広告を見つけたのでカメラに収めておきました。パークのあちこちに散りばめられているこういったものを眺めて 隠された様々な物語を想像するのは楽しいですよね~いつでも入園できるパスポートを手に自由に何度でもパークに出入りできた頃は、私もここにひとりでやってきて そういったことばかりして過ごしていたものです。ハーバー水域周辺やミラコスタ通り内のショップを覗いてから、私達がホテルに向かったのは17:20頃のことでした。ホテル内のショップへ寄って夜食などの買い物をし、いったん部屋に戻って荷物を置いてから私達が向かった先はカクテルタイムを迎えていたサローネ・デッラミーコでした。案内していただいた小さな二人掛けのテーブルの脇には、パーク内を望める素敵な小窓がありました。陽は傾き、暮れゆくパーク。窓越しに眺める景色はまるで絵画のようでした。ホテルミラコスタの建物は夕日の色に染まり、遠くには水平線。思えば、昨年この時期に宿泊した時は政府と自治体からの要請でサローネではアルコールの提供がされておらず、お部屋で楽しめるように とキャストさんが客室持ち帰り用の缶ビールを用意してサローネの出入口あたりで手渡してくださっていました。さらにその前の年は といえば、この時期は国中すべてが息をひそめるようにして活動を止めていて、ディズニーリゾート内のホテルもパークも休業中で、私達のホテル予約もレストラン予約も有無を言わさず自動的にキャンセルとなっていたので、サローネからこんな景色を眺めることなど 妄想の中でしかできなかったことでした。でも今年は。こうして舞浜に来ることができて、ディズニーシーとホテルミラコスタを訪れることができて、サローネの窓辺で以前と同じように夫とふたり 他愛ない話をすることができています。明けない夜はない という この数年あちこちで何度となくささやかれていた言葉を 今になって私はしみじみと心の中で反芻していました。美しいパークの夕暮れと夜を「せっかくだからハーバービューの部屋の窓からも眺めたい」と考えた私達は、またあとでもう一度お邪魔することにしよう と話し合って 18:00過ぎにはいったんサローネを出て部屋に戻ることにしました。部屋のドアを開け窓に寄ると、窓から眺めるディズニーシーはもう間もなく日没か というところ。ザンビーニブラザーズ・リストランテの向こう、フライトミュージアム(ソアリン)の建つ丘に陽が沈んでいくのを、私達はなんとか見ることができました。「夕暮れを眺めたらすぐサローネに戻る」と言っていた夫は、ふと見ると 疲れたのかベッドに横になって眠ってしまっていました。起こしてしまっては申し訳ないので、私はしばらくお茶を飲んだり今日一日撮った写真を見直したりして過ごすことにしました。やがて19:00を過ぎ 19:15頃になると、窓の外はすっかり「夜」。そろそろ起こしてもいいだろう と声をかけると 意外に元気に夫は目覚めたので、19:40過ぎに再びサローネへ。今度は キャストさんのおすすめにしたがって奥のソファーの席につくことにしました。私がスパークリングワインをお願いするとキャストさんは通常のおつまみセットを用意してくださいましたが、夫の方にはさきほどお邪魔した時に食べそびれて残念がっていた「パスタスナック」を山盛りで(別皿で)出してくださいましたよ~もともとアルコールはそんなにいただけない夫は「コステッラツィオーネ」というソフトドリンクをいただいていました。(コステッラツィオーネ って イタリア語で「星座」という意味だそうです。ちょうど私達の座っていたソファー席の上の天井にも大きな星座盤↓がありました。皆さんこの星座盤のことはご存じだと思いますが。)20:30の花火「ディズニー・ライト・ザ・ナイト」がもし行われるようならパークに再入園することも考えていましたが、強風のために早々と中止が決まっていたようでしたので、私達はゲストの少ないサローネの一番奥で一時間もの間をのんびりと過ごさせていただきました。20:40を過ぎるとパークの閉園時間も迫ってきたせいかサローネが混雑してきた気配を感じたので、私達はキャストさん達におやすみなさいと挨拶をして 部屋に戻りました。さて それからは。閉園時刻を迎えるパーク内を見渡せるホテルミラコスタの窓辺にいて私がすることといったら ディズニーシーが今日一日を終えて眠りにつくのを見届けることだけです。やれお風呂だ 夜食だ と夫が背後でバタバタする中で、私はずーっと窓辺にいて、名残惜しそうに帰りに向かって行くゲストの皆さんや、だんだん閉じていくパークの姿を眺めていました。きょうのディズニーシーの正式な閉園時刻は21:00ですが、時間過ぎてもメディテレーニアンハーバー周辺の賑わいぶりはあまり変わらないようにみえました。21:15には閉園を知らせる落ち着いた男声アナウンスが帰宅を促すように二度繰り返して流れましたが、それでもまだミラコスタ通りへ向かってくる人波は絶えませんでした。21:30を過ぎるとパークの奥からピアッツアトポリーノへと戻ってくるゲストの姿もだいぶ減ってきたようでした。ふと遠くに目を遣ると 帰宅するゲストの皆さんを追いかけるようにしてサーチライトを手にして点検しながらこちらへやってくる警備のキャストさんの姿も多数見てとれるようになってきました。目を凝らしてみると、パーク内の路上だけではなくレストランのテラスやショップの中でも キャストさんの持つサーチライトが駆け回っているのがわかりました。そうして21:40になろうとする頃には、部屋の窓から見える範囲のパーク内にはゲストは誰一人いなくなり、ピアッツアトポリーノにはサーチライトの光が集結して最後の点検をしているようでした。22:00頃 警備のキャストさん達が一斉に去ると、私はようやく窓辺を離れてお風呂に入ったり床に就く準備を始めることにしました。パーク内から人影が消えてからもずーっと流れ続けていた音楽がぱたりと止まったのは22:30頃でした。その一時間後の23:30には、ホテルミラコスタなどパーク内の建物を照らす照明が静かに消えました。日が暮れてからは私達の部屋の正面に青い照明に照らされて浮かび上がるように見えていたプロメテウス火山も、気づけば真っ暗になっていました。たくさんのゲストを迎えて賑わったディズニーシーの一日もようやく終わりです。ありがとう 久しぶりにとても楽しかったよ。東京ディズニーシーが朝目覚めてから眠りにつくまでそばにいられて 今日の私はとっても幸せでした。おやすみなさい。(翌日につづく)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 4, 2022
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(…その1から続く)大きな船の中の3階(船なので実際には3階ではなく「Bデッキ」と呼ぶそうですが)まで上がりSSコロンビア・ダイニングルームの入り口に着いたのはPSをお願いしていた時間ほぼぴったりのタイミングでした。(階段上がって右のこちらはお手洗いです。入り口はこの向かい側。)店頭には他に待つゲストも無く、名前を告げるとすぐにダイニングルーム内へと案内していただくことができました。このお店は窓からたっぷり光が入って明るいですね~ちょっと店内を見渡したところ、連休中のしかもランチのピークタイムだというのになんだかとても空席が多い印象でした。様々な配慮でわざと空席を作っているのか、PS入れたものの急に予定が変わってしまったゲストが多かったのか、どちらなのかはわかりませんけれど。本日案内していただけたのはお店の奥の船首部分に一番近い窓辺のテーブルで、グランドピアノのすぐそばのダイニングルーム全体を見渡すことができる席でした。 屋内だから ということなのでしょうか、テーブルの真ん中には透明アクリル製のついたてが置かれていました。(カナレットや櫻やザンビーニのテラス席を利用した際にはありませんでした。)このお店は現在はメニューがプリフィックスのセット一種類のみとなっているので、注文したのはもちろんその「東京ディズニーシー20周年スペシャルセット」。今期のテーマは「さくら」だそうです。それに、私だけスパークリングワインをグラスでいただき、デザート後のコーヒーも追加でお願いしました。最初のお皿は前菜かスープかの選択になりますが、夫も私も前菜にしました。グリーンピースで色と風味をつけたクスクスの上に半熟卵とサーモンのムース。回りの赤いのはトマトのエスプーマ。見た目きれいで味もおいしい、イースターに因んだ素敵な前菜でした。メインは「ローストビーフ(量は二種類から選べます)」か「真鯛のポワレ」か「ローストビーフ&オマール海老」の中から選べますが、夫も私もローストビーフとオマール海老のコンビにしました。私はオマール海老大好きなので、オマール単品でおかわりしたいくらいでしたよ~つけあわせのマッシュポテトはトリュフ風味で 少量のボロネーゼソースと薄焼きのパイも添えてあったので、一緒に食べるとものすごく美味しいミートポテトパイのような味になって面白かったです。デザートは全体的にラベンダー色で、特に説明はなかったですが どうやらダッフィーのお友達のウサギ「ステラ・ルーちゃん」をイメージしているようでした。(公式サイトにはそのように記載されていますね。)右のムースはチョコの耳がどう見てもステラ・ルーちゃん。食べられるお花も顔のように見えますよね。左のグラスデザートはジュレの中に大粒のブルーベリーがたっぷり入っていました。食事を終えてお店を出たのは14:20ころ。それから私達はチェックインのためホテルミラコスタへと向かいました。ホテル&パーク・ゲートウェイから館内に入り、5階のサローネ・デッラミーコに到着したのは14:40少し前でした。この時間のサローネにはチェックインの手続きを待つ皆さんやお茶を飲みにいらした滞在中の方が多くいらしたようで、半分以上のテーブルが埋まっていたように思います。お茶をいただきながらしばらく待っていると、手続きの順番が回ってきたようで夫は入り口近くのデスクの方へ。このころになるとお部屋に戻る方も増えてきて周囲のテーブルがどんどん空いてきたので、私は近くの窓辺に寄ってパーク内を覗いてみました。わあ。やっぱり5階からだと水平線がよく見えますね~本日のお部屋の窓からもこんなふうにパークの向こうの海がよく見えるかしら。そんなことを考えながら景色を眺めていると、私の誕生日カードとシール、それに部屋位置の地図などを手に夫が席に戻ってきました。(結婚記念日カードはなぜだか夫が「僕にもらったんだから!」と言ってなかなか見せてくれませんでした。どうやら「結婚生活がこんなに長続きしているには僕が頑張っているおかげ」ということを主張したかったみたいです。)ホテルミラコスタでは今日時点でも、人と人との接触機会を減らすため スペチアーレ&スイートカテゴリーの宿泊者であっても希望しない限りキャストさんがお部屋まで案内してくださることはありません。なので私達はお茶を飲み終わると、本日宿泊する部屋に向かうためサローネを出ました。(荷物は既に部屋に入っているとのことでした。)14:50くらいのことでした。さて、本日のお部屋は、公式サイトの表記に則っていうと スペチアーレルーム&スイート・スーペリアルーム・ハーバービュー …ということになります。いわゆる「サローネを利用できるハーバービューのツインの部屋」ですね~こちらの部屋があるのは5階と決まっていて、部屋位置はミラコスタ通りの上部(ハーバー正面)かアラビアンコースト側ウイングか のどちらかですが、きょう私達が通していただいたのはハーバーを正面に見るお部屋でした。サローネを出てイルマニーフィコスイートの前を通り過ぎてすぐの、エレベーターからそう遠くない場所のお部屋でした。(たぶん5年前に宿泊した部屋のお隣なんじゃないかと思います。)窓からの景色は…正面にはハーバー水域とプロメテウス火山がドーンと見え…左手はリドアイルまで。ポンテヴェッキオの向こうの海も見えますね~右手はこのあたりまで。写真ではわかりにくいですが、長く伸びたソアリンの待ち列もよく見えました。窓辺に座っているだけでディズニーシーの全てを手にしたような錯覚に陥ってしまう、文句のつけようのない眺めです。お部屋の中を見回してみると。特徴的なベッドのヘッドボードは以前と変わらず。窓側から見た感じ、内装も以前と大きく変わりはなしです。変わったのはお部屋備え付けのアメニティの種類。(手前の赤いのとミッキーフェイスのはこのカテゴリーのみに備え付けられているアメニティです)さんざん話題になっていることですが、小さな容器入りのシャンプーやコンディショナーは姿を消しました。かわりに大きなボトルが浴室のバスタブの端に置かれるようになりました。このボトルはミラコスタの客室専用のようでした。(また、シャワーキャップとシェーバーが「備え付けではなくなった」とのことでしたので、サービスホットラインに電話してシャワーキャップだけ後でお部屋に届けてもらいました。)10分ほどすると、パーク内メディテレーニアンハーバーでは船上グリーティングが始まりました。(15:00「ミッキー&フレンズのハーバーグリーティング “タイム・トゥ・シャイン!”」)陸地に沿ってゆっくりと回る大きな船。リドアイルの方へと水上を進んで行く船は、そのままポンテヴェッキオをくぐって水平線目指して大海原へと滑り出していきそうにも見えました。ミッキー達の姿や火山の噴火も見逃さずに見られて 短いけれど楽しい数分間でした。グリーティングが終了してからは荷物を解いて一息つき、少し休憩してからディズニーシーのパークへ再度出かけることにしました。15:30を大きく過ぎた頃でした。(その3 に つづく・・・)(火山の見える窓辺が好きです)** SSコロンビア・ダイニングルーム の 東京ディズニーシー20周年「シーズナルテイストセレクションズ」スペシャルセット **◆スモークサーモンのムースとエッグのモンブラン仕立て オレンジとナッツ入り または ソーセージとチキンのベジタブルスープ◆メインディッシュ(下記から一品) ・ローストビーフ(120グラム)グリオットチェリーソース クリーミーマッシュポテト添え ・真鯛のポワレ ペルノー風味のブールブランソース クリーミーマッシュポテト添え ・ローストビーフとオマール海老のオーブン焼き グリオットチェリーソースとペルノー風味のブールブランソース クリーミーマッシュポテト添え ・(1400円加算で) ローストビーフ(240グラム)グリオットチェリーソース クリームマッシュポテト添え◆パン◆ブルーベリーヴェリーヌ サクラ風味のフロマージュムースケーキ ・・・・・・・2022年3月31日~5月31日(4900)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 4, 2022
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数日前の夕刻やってきた時は大雨だった舞浜。連休まっただ中のきょうは どうやら良いお天気が期待できそうです。今朝、私達が車で舞浜に到着したのは5:50を過ぎた頃。運動公園前の交差点を右に曲がると、誰の胸をも高鳴らせてしまうあの景色が目に飛び込んできました。朝陽の中にプロメテウス火山の姿を確認して 無事ここにやってくることができたんだー と私は妙にほっとして、過去二年間のこの時期のことを感慨深く思い出しました。パークの営業時間短縮や様々な対策など施設独自の規制はまだ続いているけれど、自治体や政府からの自粛要請が何もない中で過ごす久々のホテル&パーク滞在です。今年もまた たった一泊だけれど。ホテルミラコスタの車路ゲートを入り 坂を上り、夫が車を正面玄関車寄せにつけたのは5:55過ぎくらいでした。ごく少ない荷物をキャストさんと共に手早くおろし私が助手席からおりると、夫はいつものようにホテル駐車場に向かって車を走らせていきました。時刻がまだ6時前だったので荷物の預かりは玄関前にいらっしゃったドアサービスキャストさんの手によって行われることとなりました。(滞在中のゲスト以外がホテルに入館できるのは6:00からとなっています。)宿泊代表者の名前を問われたので夫のフルネームを答えると、小柄な女性キャストさんは預かり証にその名を記入して控えを作成してくださいました。そして私の顔を見上げるとにっこりして 朝の光のような元気な声で、 ……様 お待ちいたしておりました! とおっしゃいました。...いえいえそんなこちらの方こそお待ちしていましたのよ! 今日のこの日がやってくることを!なんだか思わずそんな言葉が口から出そうになりましたが、年甲斐もなくはしゃいでいては恥ずかしいので 精一杯の感謝の言葉をお返しして頭を下げて、私はディズニーシーのパーク方面へと向かって歩き出しました。パークエントランスへ続く石造り風のかわいい階段をゆっくり下りていると、今までしーんと静まり返っていた空気を打ち破るように突然 あたりに音楽(~アクアスフィアのテーマ~)が流れ始めました。時計を見ると、時刻は6:00。東京ディズニーシーとホテルミラコスタもようやくお目覚めのようです。ふと見ると、パークエントランスノースの植栽に沿って作られている入園待ち列は この時間どこもそれぞれ7~8組ほどが並んでいらっしゃる様子。比較的手前の列を選んで私が最後尾につくとすぐに夫が駐車場から戻ってきて、私達はふたりそろってピクニックエリアを眺められる「いつもの場所」で保安検査(手荷物検査と検温)が始まるまでの時間を過ごすことになりました。6:00数分過ぎのことでした。6:55頃になるとパークエントランス周辺には保安検査を担当するキャストさん達が姿を見せ始めました。また6:58頃には、一帯に本日初めてとなる男声のパーク案内アナウンスが入りました。7:10にはキャストさんの誘導によって保安検査ゲート前まで待ち列が大きく移動し、7:20過ぎには「本日のディズニーシーの開園時刻は8:15」「保安検査の開始は7:55頃」という大切な告知がありました。その後 予告通り7:55に保安検査がスタート。私達も数分後には検査を経て入園ゲート前のエリアに入ることができました。そして開園まであと10分ほどとなったこの時点で初めて「本日スタンバイパスの発行はありません」とのアナウンスがキャストさんによってなされました。周囲のゲストの皆さんがそれを聞いて一斉にざわざわし始めたのは言うまでもありません。(皆さん急遽作戦の変更を迫られて慌てていらしたようでした。)8:15にパークが開園したあとは、私達は今日は立ち止まらず(スタンバイパス発行がないので急いでパスポートを読み込ませる必要もないですからね~)ミラコスタ通りを通り抜けてまっすぐメディテレーニアンハーバーへ出ました。同じタイミングで入園した皆さんはハーバーへ出ると右(ソアリン?)へ 左(トイストーリーマニア?)へと大きく二手に分かれて進んでいらっしゃいましたが、私達は清々しい朝のパークで記念撮影などしてからのんびりアメリカンウォーターフロントへと続く緩やかな坂を上り始めました。朝一番にこちら側の景色を眺めるのもなんだか久しぶり。(ここ最近は入園すると「ソアリン」に向かって一目散でしたからね~)さて、東京ディズニーリゾートではここ数か月の間に次々とパーク運営方法が変更になり、入場者数上限の規制が緩やかになったりスタンバイパスの適用が突然縮小されたり レストランでのアルコールの提供の制限が無くなったり…と 毎週のように目まぐるしく様相が変化しています。長い間ずーっと一部の予約席以外は「全公演全席抽選制」だったディズニーシーのブロードウェイミュージックシアターのショーも、十日ほど前(4月25日頃)からついに「初回公演のみ自由席を設ける場合がある」と公式サイトに表記されるようになりました。なので私達、今日もショーの初回が自由席となるなら ぜひ鑑賞したい! と思ってやってきたのですが、ゴールデンウィーク中の今日も果たして自由席の設定があるのかどうかは(まだこの方式の運用が始まって間もないので)直接現地へ行ってキャストさんに確認しなければわからない とのこと。というわけで、トイストーリーマニアに向かう皆さんに混じってブロードウェイを下ってとりあえずシアターに向かってみると、キャストさんから「本日初回は先着順自由席です」とのお答えをいただくことができました。が、本日初回公演は「12:20」で まだ4時間も先です。(このとき8:20過ぎ。)もちろん、熱烈なファンの方でしょうか 既に初回に並んでいらっしゃる方も何名かいらっしゃいましたけれど、私達にはそれほどの熱量はありませんでした。(鑑賞したことありますしね~)ではこの朝の時間、どう過ごすか??ちょっとだけ考えて、結局すぐそばの「トイストーリーマニア!」に行くことにしました。しかし。パーク開園時刻が早まって8:15になってもアトラクションの方は時間を早めて営業しているわけではなく、トイストーリーマニア!が動き始めるのは公式開園時刻の9:00からとのことで、私達はアトラクション建物沿いの屋根下の場所で30分以上待つことになりました。いいお天気で湿度も高く朝から蒸し暑かったので、日陰にいられて助かりましたよ。9:00を過ぎると、列はゆっくり動き出して 私達が乗り場まで進むことができたのは9:15頃のことでした。アトラクション建物から出ると、トイビルトロリーパークの賑わいぶりはまるで三年前のよう。用心しながら慎重におそるおそる楽しむ というようなゲストの姿は もうどこにも見当たりませんでした。見上げると太陽が高く昇ってきた空はどこまでも青くて きょうは久しぶりの最高のパーク日和のように思われました。トイビルトロリーパークを出た私達は、すぐ隣の 当初の目的であるブロードウェイミュージックシアターへ行き、「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~」本日初回自由席の入場待ち列にならびました。この時点(9:45くらい)で既に、私達の前には40~50人以上の方がいらしたと思います。長時間の待機になるので と腰をおろし 空を仰いでみると、庇の上に劇場の看板が見えました。なんか、懐かしい 昔よく見た景色だなあ。ビッグバンドビートの鑑賞がまだ全て先着順だったころは ここにこうして並んでブロードウェイの空ばっかり眺めて過ごしたものです。ふと周りを見渡せば、二年前の運営方式変更に伴い 人が密集するのを避けるために「極力行列を作らせない」方向で稼働していた人気アトラクションの前にも、今日は長い行列ができています。長いお休みを経て再開したばかりのフードワゴンにも人だかりや行列ができています。キャラクターグリーティングも、キャラクターに触れることは未だにできないけれど「距離をとってください」とのアナウンスはもう殆ど聞こえなくなりました。このまま、このまま少しずつ規制が緩和されて、皆が思い通りに自分のペースで楽しめるパークになっていくといいな。もう決して元通りになることはないとしても。水分補給以外の飲食は禁止されている(注:マスクを外す時間が長くなるため とのこと)ロープで囲われた待ち列内で見慣れた景色を飽きもせずただひたすら眺めてそんなことを考えながら、私はシアターの開場時間を待ちました。シアターが開場し、安全確保のためか人数を区切って ゲストを何組にも分けて座席への誘導が始まったのは11:50頃でした。私達は二組目の案内だったので席の選択には比較的余裕がありましたが、中央ブロックにはバケーションパッケージなどの予約席がとても多く設定されているように見受けられたので避け、サイドブロックの通路沿いの席を選ぶことにしました。前から数えて6~7列目でしょうか。このあたりの座席は、以前の「全席自由席」だった頃にもよく座った席です。(きょうこの回は、1列目と2列目は出演者との距離確保のため「使用中止」、中央ブロックの3列目はバケーションパッケージ用の予約席となっていました。)この眺めもまた懐かしい 昔よく見た景色でした。突然訪れた社会状況の変化に沿う形でショーの内容こそ変わってしまったけれど、自分で選んだ馴染みのある席で観た今日のビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~は、ショーを楽しむ気持ちがまだ私の中にちゃんと存在していたんだ と思い知らされる貴重な体験となりました。ステージの上には楽器を演奏する皆さんの姿やシンガーさんの姿はなかったけれど。記憶の中のかつての完璧なライブショーの映像を頭の中で同時進行で再生しながら、たくさんの思い出と一緒に私はショーを楽しんでいたように思います。素直に笑い、心から拍手をし、目の前で繰り広げられることにただただ感嘆し続けた25分間でした。シアターから出ると時刻は12:55になっていました。私達はそれから、昼食のPSをお願いしてあった「SSコロンビア・ダイニングルーム」へと向かいました。こちらのお店でふたりで食事をするのもずいぶん久しぶりです。船のデッキへと続く外の階段を上ると、正面にはアメリカンウォーターフロントの景色の向こうにプロメテウス火山が見えていました。13:00頃のことでした。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 4, 2022
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