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『Fantasy Earth Zero』~メルファリア大陸の物語~第二章・第8話「一歩前へ…」「マスターの1人?」アイナはルミナスの言葉に聞き返した「そう…いずれ会うと思うけど…この部隊にはね3人のマスターが居るのよ」ルミナスはそう言って微笑む「今の方々は?」アイナは来た時に出て行った人たちの事を聞いた「みんなあなたの先輩よ…それぞれが別の顔を持って生活してるので氏素性は…」ルミナスがそう言いかけた時どかぁぁぁん!「寝過ごしちまったぜい!」入り口のドアが盛大な音で開きそんな男の声した「例外はいるがな…」ルミナスはそう言ってうなだれるアイナはそれを見て苦笑いを浮かべつつ入口の方を見る今は入口が薄暗いためよく見えないが確かに入ってきた男はケープ等で姿を隠してる様子はなかったそしてずかずかとこちらに向かって歩いてくる徐々にあかりでその男の姿が見え始め顔まで完全に見えた時…アイナは目を見開いたそれは昼間助けてくれたブッチと名乗った男だったからだ「へぇ…今日はルミちゃんが当番ね…」「何度言ったらわかる?私はお前の上官よ…いい加減ちゃんと呼んでもらいたいのだけど」「だから…ちゃんとチャンを付けて呼んでるっしょ?w」ブッチはそう言ってルミナスの顔を覗き込むルミナスはプイッとそっぽを向く「で…今日は仕事あんの?」「ちゃんとした時間に来てればあった…以上」「ちょいちょいちょい…今日はつれないじゃん…この前の夜はあんなに激しく…」「ちょっと誤解を招くような表現はやめてよね!」「だはははは!…さて、仕事がないんじゃ居てもしょうがないか…じゃね♪」ブッチはそう言って口笛を吹きながらその場を後にした…アイナは苦笑いを浮かべる「か、勘違いしないでよ…ホントにあいつとは何でもないんだから!」ルミナスはアイナに身の潔白を力説したそしておもむろに咳払いをすると「では…今日からソーサラーとしての手ほどきをしましょう…本来なら新兵は駐屯地にて訓練を受けないといけないのだけれど…あなたは受けてるしね…例外という事で…よろしい?」そんなルミナスの問いかけにアイナはうなずいて返事をしたアイナは窓から差し込む朝の陽ざしで目を覚ます「ふわぁぁぁぁぁ…」そんな大きなあくびと共にその場で伸びをした…そして起きようとした時に体の異変を感じる「なに…なんか…体が怠い…良く寝たような気がするんだけど…」それでも洗濯などやらなくてはいけない事もあるので重い体に鞭を入れるかのように気合いを入れてベットから起き上がったアイナは身支度を整えて洗濯物を抱えると下の階へと降りた階段を降りたところでミズキとはちあわせる「うん?アイナちゃんおはよ~♪今日は洗濯日和よ~♪」そう言ってミズキは鼻歌を歌いながら洗濯物を持って裏口から出て行ったアイナもペコリとお辞儀をして後をついていきミズキと並んで洗濯を始める洗濯の間中ミズキは鼻歌を歌っていたその姿はとても楽しそうだった「隊長は…お洗濯好きなんですか?」そんなアイナの質問にミズキは微笑んで答えた楽しそうに洗濯をするミズキを見ていたらなんとなく体の怠さが和らいだ気がしたそしていち早く洗濯の終わったアイナが干し始めると「ふーん…アイナちゃんはけっこう地味な下着なんだね…」ミズキがそう声をかけてきた「え?…いや、まだそういうのにお金をかける余裕ないし…」アイナは恥ずかしそうに洗濯物を隠す「おふぁよう…なぁに?…2人とも早いのね…」洗濯かごを抱えてまだ眠そうに眼をこすりながらフネが裏口から出てきた「おはようございます」アイナがフネに挨拶を返すと「お洗濯日和でしょ~♪早く起きちゃったw」ミズキがそう言って笑う「まったく…楽しそうに下着洗わないでよ…」フネはちょっと不機嫌にそうミズキに言ったミズキはそんな言葉を気に留める事無く洗濯を続けはじめた「うん?…………」フネは寝ぼけ眼をこすりながらそんな声をもらして洗濯かごをあさるその時「ほら~これなんて可愛くない?」ミズキはそう言ってアイナにフリルがいっぱいあしらわれた淡いピンクのパンツを見せる「わぁお!…これセクシィ~…ほら♪」今度は黒地にピンクのレースのタンガのパンツを見せる「あとあとぉ…これ!これなんか紐で結ぶんだよ~♪ほどかれたら…ハラ~って…いやぁ~んドキドキしちゃうよねぇ♪」ミズキはそう言ってアイナに見せた純白のパンツを握りしめて悶えるそれを見たアイナは苦笑いを浮かべる「そうだ!…今度さヴィネルに下着を買いに行こうよぉ~♪」ミズキが満面の笑みでそう言った時「み~ず~き~さん?…今のは誰の下着かしら?」そんな事を言いながらフネが顔をひきつらせながらミズキを背後から見下ろしていた「ほらぁフネちゃんいつも起きるの遅くて慌ててお洗濯してるからさぁ…手伝ってあげようかなぁ…ってね…テヘッ♪」ミズキはそう言って微笑み返した「て、テヘッ♪…じゃねぇよ!ひ、人の下着を鼻歌混じりで楽しそうに…ってか手伝うとか言って下着だけ抜き取ってんじゃねぇかこのド変態が!」そう言ってフネは鬼の形相でミズキを蹴ろうと足を振り上げるミズキは慌ててアイナの背後に回り隠れる「ほぉぅ…アイナちゃんを盾にするなんて…どんだけ卑怯者なの?…アイナちゃん動いちゃダメよ…怪我するから…」そう言うが早いかフネの鋭い蹴りがアイナの頬の横を突き抜けてミズキにヒットする「だぁぁぁ!ゴメン!フネちゃん許して!」「いいえ…今日という今日は許しません…」フネは許しを請うミズキに指を鳴らしながらにじり寄る「だ、だって…私の下着よりフネちゃんの方が可愛いのいっぱいあるしさ…やっぱりぃ可愛い下着の方が洗濯してて楽しいでしょぉ?…女の子だもん…テヘッ♪」ミズキはそう言って笑う「な、なにが女の子だもん…だ!それから…て、テヘッ♪って言うなぁぁぁ!!」フネがミズキを捕まえると怒涛の攻撃を叩き込む(「あ、相変わらず…あの2人は朝からファンキーね…起きちゃったじゃない…」)「おはよ♪」(「あ…ゴメンね…昨日寝付けなくって…寝坊しちゃった」)「ううん…こっちこそ…なんか私だけしっかり寝ちゃって…」(「気にしないで…まぁ、私はいつでも寝れるし…それより…もう…平気?」)「え?…あぁ…平気と言えば嘘になるけど…無事だったし…それにね…あの人たちが言ってたのも間違いじゃないから…」(「うん?どういう意味?」)「だって…無警戒だったのは事実だし…街の中だからといって弛んでたんだと思うから…」(「そうね…確かに弛んでいたかもね…これからはお互い気を引き締めないとね…」)「そうだ!」(「???」)アイナは突然ポンと手を打った「あのぉ…お取込み中ごめんなさい…」アイナはそう言ってミズキとフネに話しかけるマウントポジションを取って拳を振り上げているフネが振り返る「えっと…昨日、セスタスのお店のロンさんから聞いたんですが…お仕事を探す方法でバーに行ってみたら?って言われたんですが…私でも出来るお仕事ってあるんですか?」フネは振り上げた拳を下ろしてしばらく考え込む…「うーん…そうね…あるにはあるけど…なんで?」フネは逆に聞き返してきた「昨日…装備ダメになっちゃったし…すぐに買う事は出来ないから…」アイナはそうフネに告げてうつむいた「お給料の前借り…とかじゃ嫌?」フネはにこっと微笑んでそう聞いてくる「う、うん…できれば…まだたいして役に立ってないですし…」アイナはそうつぶやくように言う「わかった…ちょっと待ってね」フネはそう言うとぐったりしているミズキの襟首を掴んで引き起こすと睨みをきかせてからミズキを開放するそしてアイナを手招きして店内へと入って行ったアイナはその後をついて行くフネはアイナをカウンター席に座らせると目の前に何かが入った重そうな皮袋を置いた「さて…ちょっと大変なお仕事だけど…大丈夫?」フネはそう言ってアイナを見る「え、えっと…私にできそうな事であれば…が、頑張ります」アイナの答えを聞いたフネは数回うなずいて微笑む「まぁ…内容的にはそんなに難しいお仕事じゃないのよ…その革袋をある人の所に届けて欲しいの…それだけ」フネはそう言ってカウンターに置いた革袋をアイナの方に押し出すアイナはその革袋を持とうとして驚く「!!!…思ったより重いんですけど…これは?」アイナは苦笑いを浮かべてフネに質問する「お金w」フネはあっさりとそう答えてほほ笑むアイナは苦笑いを浮かべるほかなかった「届ける先はヴィネル島の遊技場前にある換金所…ヴィネル島には定期船が出てるからそれで行けるから…あと、もしもそこで頼まれ事を依頼されたら…そうねぇついでだから受けちゃって♪」フネは満面の笑みでそうアイナに告げたアイナはフネにお辞儀をすると革袋を預かって店を出て行ったこうしてアイナは届け物という仕事をこなすためヴィネル島に行く事となった…『To Be Continued♪』
2011/09/04
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