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2020.05.27
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カテゴリ: 陳情令 全50話
※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です


陈情令 The Untamed
第39話「こぼれ落ちた飴」

義城(ギジョウ)の深い霧を利用して逃げ回る薛洋(シュエヤン)。
夷陵老祖(イリョウロウソ)こと魏嬰(ウェイイン)@無羨(ウーシエン)は憤慨し、挑発しておびき出す。
「お前に嫌気が差した暁星塵(シャオシンチェン)を呼び戻し、こんな遊びに付き合えと?」
すると薛洋が姿を現した。
「誰が奴と遊ぶかよ!」
「じゃあ、俺に霊識を修復させる目的は?」
「目的?ふっ、高潔の士でいようなんて冗談じゃない!」

そこで魏無羨は薛洋を動揺させるため、なぜ常萍(チャンビン)を殺したのか聞いてみる。
「お前のような根に持つ奴は、やり方が残酷であくどい
 皆殺しに何年もかけるか?誰のために復讐したかは明白だ」
「じゃあ言ってみろ!俺の何が分かる!」
薛洋は霧の中から現れては消え、魏無羨を翻弄した。
「殺すにしても肉を削ぐなんて処刑じみた手を使い、しかも″霜華(ソウカ)″を使った
 そして常萍の目をくり抜き、暁星塵と同じ状態にした!」
「くだらねえ、話になるか!復讐するのに相手に気を使えと?」
「お前は確かに復讐した、だがそれは誰のためだ?…笑わせるな
 本当に復讐したいなら、八つ裂きにされるべきはお前だろう?」
痛いところを突かれた薛洋は屋根の上に飛び上がり、魏無羨に向かって釘を投げた。

すると薛洋はどこかに身をひそめた。

薛洋は予想以上に図太く、少しも動じなかった。
そこで魏無羨はさらに挑発することにする。
「だがどうにも気になる
 陰鉄(インテツ)の欠片(カケラ)を持っていても半欠の陰虎符(インコフ)も作れないだろう?

 さっき言ってた迫真の演技をする騙し上手なお友だちか?また助けてもらえ!何とか言えよ!」
その時、魏無羨は阿菁(アジン)の杖の音に気づいた。
「ランジャン!杖の音の方角だ!」

含光君(ガンコウクン)こと藍湛@忘機(ワンジー)は深い霧の中に″避塵(ヒジン)″を放った。
すると戻って来た避塵には確かに鮮血が付いている。
薛洋は思いがけず腹を斬られ、自分の居場所を知らせた阿菁に激高した。
…あのアマ、舌を抜かれて目をえぐられ、ずっと隠れていたくせに
…また姿を現すとは、引き裂かれたいのか!
魏無羨と藍湛は耳を澄ませ、薛洋の気配を探した。
その時、阿菁が水溜りに杖を突き、バシャっと大きな音を立てる。
薛洋は阿菁が後ろにいると知り、振り向きざまに″降災(コウサイ)″で襲いかかった。
と同時に藍湛が避塵を放ち、避塵は薛洋を捉えて戻って来る。
見事に薛洋を仕留めた藍湛、しかしあと一歩のところで間に合わず、薛洋の降災が阿菁の胸を突き刺していた。

魏無羨は霧の切れ間から倒れた阿菁を見つけ、駆けつけた。
その時、薛洋が最後の力を振り絞り、阿菁を抱き起こした魏無羨に襲いかかる。
すると藍湛が瞬時に反応し、避塵が薛洋の剣を握る右腕を切り落とした。

薛洋は激しく出血し、膝をついたまま立ち上がれなくなった。
そこへ突然、鬼面の男が現れ、薛洋を連れて逃げようとする。
しかし魏無羨が札を、藍湛が避塵を放ち、鬼面の男は薛洋の陰虎符だけ回収して姿を消した。
どうやら鬼面の男と薛洋は仲間で、同じ主人なのだろう。
藍湛は先の交戦で鬼面の男を3度、刺していながら逃げられたと悔しさをにじませた。
それにしても引っかかるのは鬼面の男の使っていた奇妙な剣法だという。
「姑蘇(コソ)藍氏を土台に蘭陵(ランリョウ)金氏の技も…」

仮面の男が消えて霧が次第に晴れて来ると、金凌(ジンリン)@如蘭(ルーラン)たち子弟たちが駆けつけた。
その時、宋嵐(ソンラン)@子琛(ズーチェン)がふらふらと立ち上がり、驚いた子弟たちは剣を抜く。
「大丈夫、理性を取り戻した」
魏無羨は子弟たちを制止し、あとは2人で決着をつけさせるという。
すると魏無羨は阿菁を抱きかかえ、その場をあとにした。
( ๑≧ꇴ≦)誰も目の前にいる鬼将軍にツッコまないのかw

薛洋は魏無羨たちの後ろ姿を見送りながら、苦渋の表情を浮かべた。
しかし血だまりに映る宋嵐の姿に気づき、意地を張って無理に笑ってみせる。
するとついに宋嵐は″払雪″で薛洋にとどめを刺し、知己の無念を晴らした。
後ろにばったり倒れた薛洋、その時、薄れゆく意識の中で暁星塵の最期の姿が蘇る…。

…あの時、暁星塵は買い物から戻った薛洋の腹をいきなり″霜華″で刺した
「楽しいか?」
「楽しいさ~当然だろう?」
薛洋は暁星塵が自分の正体に気づいたと知り、釈明することにした
もし話を聞いても自分に非があると言うなら好きにすればいい
すると暁星塵はひとまず剣を下ろした
「覚えているか?子供と飴の話をしただろう?
 あの子供はあまりに飴が欲しくて、必死で馬車を追いかけ、馬車の前で止まれと手を振った
 だが…あの男は…声がうるさいと、車引きから奪ったムチで打ちつけ、子供を倒した
 その後、車輪が子供の指を1本1本とひき潰したんだ…7歳だぞ?
 左手の骨は全て砕け、小指はぐちゃぐちゃになった!
 暁星塵…俺を不浄世(フジョウセ)に引き渡して正義でも貫いたつもりか?その男は常萍の父親だ!」
「…常慈安(チャンツーアン)が小指を奪ったのなら、復讐するにしても小指を斬ればいいこと
 それでも気が晴れねば、両手の指を全部、斬ればよい、もしくは一方の腕でも構わぬ
 なぜ一族を殺した?お前の指1本を何十人もの命で償えと?」
「当たり前だ!指は俺の物で命は他人の物だ、何人殺しても償えない
 たかが50人ほどで小指の償いが?」
「では他の者は?なぜ白雪(ハクセツ)閣を襲い、子琛の目を?!」
「お前が邪魔したからだ、なぜ常家の腐れどもに協力した?!
 暁星塵、最初からお前が間違っていたんだ、他人の因縁に首を突っ込むなんて
 誰が正しく、誰に非があるかなんて、他人に分かるか?!
 下山したのが間違いなんだよ…抱山散人(ホウザンサンジン)はどれだけ賢いか?
 なぜ師匠のように山で修行しない?!世間知らずのくせに…!」
「シュエヤン…お前には虫唾(ムシズ)が走るっ」
「だからお前が嫌いなんだ、俺が一番、嫌いなのが正義を自負し、高潔だと気取った奴らだ
 善行で世は変わると信じる大バカどもだよ!おめでたくて愚かだ!」
薛洋は暁星塵に拒絶されて逆上、これまで暁星塵が始末して来た邪祟(ジャスウ)が実は無辜の人間だったと暴露した
「お前は失明してるから殺した奴のことが見えない…
 お前がとどめを刺した時の苦しむ表情や涙を流しながら子供をかばう無様な姿がな
 もし舌を抜いてなきゃ、奴らは大声で泣き叫び、命乞いしてただろうよ!」
「騙したな…私を騙したのかっ!」
暁星塵は呆然となり、立ちくらみを起こした
「そうとも、騙したさ、ずっと騙してた…
 だがお前は俺の嘘を信じただろう?なぜ真実は信じようとしないっ!」
「黙れ!」
すると薛洋は指を鳴らし、ある傀儡を呼んだ

暁星塵は風を斬る剣の音に気づき、霜華で阻んだ
そこで剣を指でなぞってみると、確かに″払雪″と刻まれている
「子琛…お前なのか?どうなっている…何とか言ってくれ!」

暁星塵は思わず払雪を握りしめ、手から鮮血が流れ落ちた
しかし宋嵐は薛洋に操られ、もはや知己の叫びも届かない
絶望した暁星塵はその場で泣き崩れ、血の涙を流した
「あはは~!世を救う?笑わせやがる、自分も救えないのに!
 暁星塵、お前は失敗した!どうしようもない、自業自得で身から出たサビだ!」
「許してくれ…」
「あはははっ!俺を殺すんじゃないのか?なぜ許しを請う?」
薛洋は暁星塵をとことん追い詰め、いたぶった。
その結果、耐え切れなくなった暁星塵は霜華で自ら首を斬ってしまう。



その夜、薛洋は暁星塵を藁の上に寝かせ、身体をきれいにして、眼帯も新しく換えた
そして呪符で周りを囲み、あとは傀儡となって息を吹き返すのを待つだけ…のはずだった
しかし暁星塵はいつまで経っても復活しない
「暁星塵…起きなかったら友だちの宋嵐に人殺しさせるぞ?!
 …あの目の見えない阿菁も、首を絞めて死体を野ざらしにし、野良犬の餌にしてやる!」
薛洋がどんなに泣き叫んでも脅迫しても、暁星塵は蘇らなかった
その時、薛洋は鎖霊嚢(サレイノウ)があると思いつく…

義城の3年は薛洋にとって束の間の安息だった。
…甘いものが大好きな子供がいた
…だが両親はおらず貧乏でなかなか食べられない
…そこで子供は毎日、思った
…もし誰かが毎日、飴をくれたらいいのにと
子供と飴の話を聞いた暁星塵は薛洋の寝床にこっそり飴を置いた。
そんな暁星塵の優しさを思い出しながら、薛洋はついに事切れる。
すると力なく開いた左手から飴がひとつこぼれ落ちた。 ←と思うw

魏無羨たちは城外に出て阿菁を埋葬し、弔った。
事情を知った子弟たちが悲しみに暮れる中、藍湛はこうして魏無羨と再会できたことがいかに幸運なのか身に沁みる。
その時、急に刀霊が反応した。

魏無羨と藍湛は子弟たちを城外に待たせ、急いで義荘に戻った。
すると理性を取り戻した宋嵐が暁星塵の棺の前にいる。
「宋兄…」
魏無羨は師叔の霊識が入った鎖霊嚢を託し、亡くなった阿菁を埋葬したと報告した。
…多謝
宋嵐は剣で地面に字を書き、これからは霜華を背負って世を渡りながら、暁星塵と共に魔を除き、邪を倒すと伝える。
こうして宋嵐は藍湛から霜華剣を受け取り、義城をあとにした。

…″清風明月(セイフウメイゲツ)の暁星塵″
…″霜雪(ソウセツ)も恐れぬ宋子琛″
…2人が再会する日は訪れるだろうか
宋嵐を見送った魏無羨はふとそんなことを考えていた。

魏無羨と藍湛は刀霊が反応する棺を発見するも、中は空っぽだった。
そこで刀霊を棺の中へ放って探らせたところ、棺の下に埋められた棺を発見する。
「鎮圧(チンアツ)法陣か…」
魏無羨は呪符を放って陣を解き、藍湛が避塵でふたを開けた。
すると黒い気が噴き出し、そこに首のない屍が現れる。
「陰虎符の痕跡だ…」
そして主人を見つけた刀霊はついに本来の姿を現した。

その夜、魏無羨と藍湛は子弟たちを連れて潭(タン)州へ到着した。
街は灯籠で美しく飾られ、子弟たちは久しぶりに賑わう夜店を楽しむ。
そんな中、藍愿はなぜか竹細工の玩具に懐かしさを覚え、こっそりひとつだけ買った。

一方、魏無羨は露店にいる小さな少年を見かけ、思わず足を止めた。
「阿苑(アーユエン)?」
しかし温苑(ウェンユエン)がいるはずもなく、苦笑いする。
その様子を偶然、藍湛が見ていた。
魏無羨は藍湛に気がついたが、ちょうど側の露店にウサギの絵の灯籠が飾られている。
(^ꇴ^)<ランジャン!本当はウサギが好きだろう?これを買おう
( ತ _ತ)<…そうだな



藍湛と魏無羨が客桟へ到着すると、門の前で子弟たちが待っていた。
「何事だ?」
「沢蕪君(タクブクン)が到着して2人をお待ちです」
すると藍湛は灯籠を藍愿に預け、客桟へ入っていった。
「莫前輩…この灯籠は…」
「ちゃんと持っていろ、どうやら本題のようだ」
魏無羨はまた仮面をつけなければならなくなった。

藍渙(ランポワン)@曦臣(シーチェン)は刀霊が本来の″覇下(ハカ)″の姿に戻っていることに驚いた。
「確かに大哥の骸だったのか?」
「義城で封印された陣に首のない骸が…状態は良く、衣も朽ちていなかった
 そして刀霊は骸を確認して本来の姿に…」
魏無羨の報告を聞いた藍曦臣は悲しみをこらえるようにぐっと目を閉じた。
そして刀霊を引き取り、あの日のことを思い出す。
「この目で見たのだ、大哥は金麟(キンリン)台で気が暴走し、金脈が断たれた
 ずっと音沙汰はなかったが…すでに心の準備はしていた」
「沢蕪君、もうひとつ聞きたいことが…
 俺たちは義城で陰虎符を奪った鬼面の男と交戦した
 含光君によれば、その男は姑蘇藍氏の剣法を知り尽くし、金氏の必殺技も使えた
 沢蕪君、心当たりは?」
鬼面の男は藍金両氏の剣法を熟知し、神出鬼没で正体は不明、擽陽(レキヨウ)で刀霊を奪おうとし、義城では薛洋を助けた。
赤鋒尊(セキホウソン)の骸や薛洋の復元した陰虎符を見られては困るからだろう。
鬼面の男にどんな秘密があるかはさておき、事実は歴然、この男は清河(セイガ)聶(ニエ)氏の祭刀(サイトウ)堂の存在を知り、恐らく姑蘇藍氏とも非常に近しい。
しかも赤鋒尊ともゆかりがある。
すると藍曦臣は″彼″ではないと否定した。
「刀霊を探し、鬼面の男に遭遇したのは今月のことだ、だが今月、彼はずっと私と議論を重ね、
 先日も来月、蘭陵(ランリョウ)で開かれる清談(セイダン)会について計画を練っていたのだ
 移動はまず不可能、よって鬼面の男は彼ではない」
「伝送符(デンソウフ)を使えば?」
魏無羨は鬼面の男が伝送術を使ったことを思い出した。
しかし藍曦臣は彼が修行した形跡はないと否定、またこの術を使えば霊力を消耗するが、先日、夜狩へ行った時も疲弊した様子はなかったという。
「一番、疑わしいのは誰か分かっているはず、認めたくないだけだ」
「そう、分かっている…世人は彼に対し誤解がある
 だが私は自分が見てきたことを信じる、そんな男ではない」
「かばいたい気持ちは分かる、俺から見てもそれほど悪い印象はないしな」
その時、子弟たちが言い争う声が聞こえてきた。
「薛洋の話をしているのに、なぜ魏無羨のことを?!」

藍愿は薛洋と魏無羨を同列に語るべきではないと訴え、詭道(キドウ)を修めたからと言って悪党とは限らないと言った。
これに金凌は反発、藍愿が魏嬰を擁護していると非難する。
藍湛は仕方なく様子を見に行くことにした。
魏無羨も後を追うことにしたが、その時、藍曦臣が呼び止める。
「魏公子、気にするな」
実はすでに正体がバレていたと知った魏無羨は、バツが悪そうに仮面を外して拝礼した。
「先ほど確信してな…」
「では分かるはず、莫家荘の刀霊は誰かが放ったと…どうかよく考えて欲しい」

つづく

(꒦ິ⌑꒦ີ)ぁぁぁ~白衣哥哥…安らかに眠ってね…
でもちゃんと埋葬してくれたのよね?( ̄▽ ̄;)
ところで…宋嵐は傀儡からあっさり復活した?…の?え?w





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最終更新日  2020.05.28 00:29:41
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