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2023.02.03
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カテゴリ: 夢華録 全40話



第3話「お尋ね者」

皇城司の指揮・顧千帆(コチェンファン)は川で漂流しているのが孫三娘(ソンサンニャン)だと知り、お尋ね者という身分も忘れて海に飛び込んだ。
三娘は意識がないものの無事に救出、しかし鄭(テイ)船頭は顧千帆が人相書きの男だと気づいてしまう、
顧千帆は岸の近くで脱出すると決めたが、趙盼児(チョウパンアール)は顧千帆の怪我を心配し、自分が手を打つと約束した。

船頭はやはり顧千帆がお尋ね者だと気づいていた。
そこでパンRは作り話で船頭を脅す。
「あの方の名は蕭凡(ショウハン)、蕭使相(シショウ)の長男よ?
 銭塘(セントウ)には遊歴で訪れ、私と将来を誓い合った仲

 実は私のお腹には彼の子が…
 それで彼と侍女の三娘が殺されかけた、私たち母子も狙われているの」
「使相の公子だったとは…私は何も見ていません
 ああ~もちろん船上の者も全員、口が堅いと保証しましょう」



顧千帆はパンRの話を全て聞いていた。
生娘なら他人に身ごもったなどと言えないはず、顧千帆はパンRが許嫁の子を宿していると気づき、傷薬の成分に流産を引き起こす斑猫(ハンミョウ)が入っていたと心配する。
パンRは顧千帆のために機転を利かせたつもりがあらぬ誤解を招いていた。
「あなたを助けるために嘘をついたのよ?それにあなたの子だと言っただけ…あっ!」
「分かったよ…私の子で構わぬ」
取り付く島がない顧千帆に憤るパンR、すると三娘が目を覚ました。

三娘は夫に離縁され、息子にまで拒まれたと嘆いた。

三娘は難癖をつけられ一族から離縁を迫られたが拒否した。
しかし傅子方が実母を学問を強いる悪い母だと罵り、陶氏をかばったという。
全てを失った三娘は絶望し、離縁状に拇印を押して川に身を投げていた。

三娘は夫と息子の残酷な仕打ちに打ちひしがれていたが、翌朝になると急に取り乱した。
「あの子は私を憎んでる…私が悪かったのね?前世できっと罪を犯したんだわ

 だから毎日、豚を殺して銭を稼ぎ、あの人のために蓄えたのよ!」
すると黙って聞いていた顧千帆がいきなり三娘を手刀で眠らせてしまう。
「衰弱時の興奮は避けるべきだ」
一方、銭塘県役所では知県・鄭青田(テイセイデン)が魏為(ギイ)に賂(マイナイ)を運ぶよう命じていた。
地獄の沙汰も金次第、ここ数年、多額の賂を贈り続けて来たのはこんな時のためだという。
「江南(コウナン)中の官兵が一斉に捜索している、あやつが逃げ延びることは不可能だ」

三娘は目を覚ましたものの、放心状態となった。
そこでひとまず嘉興(カコウ)県で下船し医者に見せることにしたが、町は顧千帆の手配書だらけだと気づく。
「あなたは船に戻った方が良いわ」
「私が助けたんだ、放っておけない
 それに…駆け落ちした以上、君一人に侍女の世話はさせないよ♪」
( ತ _ತ)チッ! チェンファン、コイツ…

医者は三娘が悲しみによる離魂病で衰弱が激しいと診断した。
そこでまず鍼を打って意識を取り戻させるという。
しかし移動は禁物、7日間は近くに留まり、薬を飲ませるよう勧めた。
顧千帆はパンRが穀雨までに東京へ到着しなければ許嫁が結婚してしまうと心配したが、パンRは三娘の命の方が大事だという。
2人はともかく馬車で医館を出発、すると医者の弟子から通報を受けた官兵たちが駆けつけた。
「あいつらです!あの馬車!」
「追え!」
馬車が町を出た頃、顧千帆は追っ手に気づいた。
そこで独り馬車を降り、パンRと三娘を逃がす。
パンRは無我夢中で馬を走らせたが、ふと我に返って引き返した。

パンRが戻った時には官兵たちが全滅していた。
しかし顧千帆の姿がなく、付近の山を登って探してみる。
やがて必死に崖を登ろうとしていた顧千帆を発見、何とか引き上げたが、勢い余った顧千帆がパンRの上に倒れ込んだ。
「ゥッ…ちょ、ちょっと起きて!」
「さっき筋を痛めたうえ、元の怪我もあり動けない…」
パンRは力を振り絞って顧千帆の身体から抜け出すと、眼下に止めてある馬車から手を振る三娘が見えた。

顧千帆はあえて町に戻り、高官御用達の宿に泊まることにした。
まさに灯台下暗し、官兵たちも海賊が嘉興駅站(エキタン)に泊まるとは夢にも思うまい。
顧千帆は身分を示す任命状を見せて部屋を頼むと、衣を縫いたいので針と糸が欲しいと頼んだ。

パンRは皇城司が偽の任命状を持たせていることを怪しみ、″顧千帆″も偽名だと疑った。
しかし顧千帆は名前も任命状も本物だと否定、確かに大勢を騙したがパンRを騙したりしないと安心させる。
「…この針をどうするの?」
「医者は金目当てに大袈裟に言ったんだろう、針でうっ血が解けるやもしれぬ」
顧千帆は皇城司の尋問で針を使うため手慣れたもの、朦朧としている三娘の指に針を刺した。

パンRは三娘を助けてくれたお礼に顧千帆へ茶を入れた。
すると背後からそっと忍び寄った三娘がいきなり顧千帆の頭を花瓶で殴りつけてしまう。
( ๑≧ꇴ≦)_旦 .:;*.’:;.. ブハッ!サンニャン!
「さっき針で私を拷問しようとしたのよ!」



パンRは顧千帆が命の恩人だと説明し、今や友でもあると訴えた。
三娘は信頼するパンRに従うと決めたが、そんな二人の話をちょうど意識が戻った顧千帆が聞いているとは気づかない。
「三娘、目が覚めたなら元気を出して、表裏がある人間もいる
 鄭知県が良い例よ、楊府の件がなければ善人だと信じたわ
 最初は顧千帆が嫌いだった、でもこの数日で良い人だと分かったの」
するとそこで顧千帆は何食わぬ顔で起き上がり、黙って庭に出て行った。

パンRは顧千帆を追いかけ、三娘の代わりに謝罪した。
しかし顧千帆は病人と争うつもりはないという。
「それよりいつから鄭青田を疑っていた?」
「襲って来たのは寧海(ネイカイ)軍の都頭よね?
 でもさっきの追っ手は明らかに秀州兵馬都監(ヘイバトカン)の配下だった
 …不仲な両者が容易に手を結ぶ?手配書を出した銭塘の知県が怪しいわ
 あなたを海賊だと断定した」
パンRは知県ごときが六品の官吏である楊(ヨウ)運判をためらわずに殺したのは利益があるからだと指摘した。
見事な推理に舌を巻く顧千帆、そこで駅站であえて偽名を使わなかったのは黒幕の正体を知るためだったと明かす。
「付近の皇城司駐留所へ私の足取りを伝えた、何が起こるか確かめる…宿を変えるぞ」
すると顧千帆の目論見通り、駅站に官兵たちが駆けつけた。

翌朝、顧千帆はパンRたちと町に出て状況を探った。
三娘はひと足先に朝食を探しに行ったが、その時、官兵がやって来る。
驚いたパンRは咄嗟に顧千帆とかがんで露店のかんざしを見ながらやり過ごし、難を逃れた。
安堵したパンRは急いで三娘が見つけた店に入ると、顧千帆を手招きして呼ぶ。
すると顧千帆は手に取った珊瑚のかんざしを買い、すぐ追いかけた。
「…皇城司に裏切り者がいるの?」
「恐らく高官だ…船頭は巻き添えを恐れ沈黙するはず、まだ1日ある
 陸路なら用心棒を探せば穀雨の前に東京に着ける」
そこで顧千帆はパンRに路銀を渡したが、パンRは顧千帆を独りにできないと拒んだ。
しかし顧千帆には秀州の皇城司駐留所に万奇(バンキ)という親友がいる。
「独りの方が好都合だ、忘れたのか?私の通名が″生き閻魔″だと…」
思わず麺を吹き出しそうになる三娘、その時、偶然、買い物帰りの銀瓶(ギンヘイ)を見つけた。
「銀瓶!」
「三娘?!…趙娘子も?!なぜここに?!」

パンRの忠告を無視して許嫁と旅立った宋引章(ソウインショウ)。
銀瓶の話では確かに周舎(シュウシャ)は婚儀の直後まで優しかったが、華亭県で急に下船し、応天府には行かなかったという。
すると周舎の金の無心が始まった。
銀瓶は周舎を怪しみ密かに調べてみると、本当は華亭県が周舎の地元だったと分かる。
引章に問い詰められた周平は逆上、嫁荷から500貫を出せと迫り、拒まれると暴力を振るい始めた。
実は嫁入りの体裁を考え、嫁荷と偽って緞子(ドンス)で包んだ岩を箱に入れたという。
「私は一昨日、売られてしまいました…出て行く時には姑娘は足を折られて監禁されていたんです」
「…ここから遠い?」
「いいえ、50里ほどです」

パンRは顧千帆を人目のつかない場所まで連れて行った。
「力を貸して」
「また人助けか?穀雨に間に合わないぞ」
「欧陽旭(オウヨウキョク)より引章が大事よ、間に合わなければそれも運命」
パンRは金子10両を貸して欲しいと頼んだ。
しかし顧千帆は身分を証明する皇城司の金牌を渡すことはできないと断る。
そこでパンRは取引を持ちかけた。
「夜宴図を探していたわね?本物は私が持っているの」

つづく


( ๑≧ꇴ≦)サンニャンwww好き過ぎるw





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最終更新日  2023.02.04 16:03:19
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