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ひまわりが亡くなって、もう6年になりました。今日、11/27は、ひまわりの命日です。ひまわりの事は、下記の記事に書きましたが、映画モデル犬ひまわり永眠https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201303180000/検索で辿り着くのでしょうか、この時の記事は、今でも多くの方が閲覧下さっています。ひまわりがきっかけで、「ひまわりの家」(3/31閉鎖)が出来ました。「ひまわりの家」で満足してはいけない…まだ終わってはいけない…次の道に進むべきか悩んでいたときに、背中を押してくれたのもひまわりでした。裸一貫となり、ゼロからの再出発「いのちのはうす保護家」電気も水もない、この更地での2年間の経験は、私にとって財産となりました。ひまわりが、命を懸けて守ろうとした「命」とは…?同じ母親として、自分に置き換えて考えようとしても、どうしても答えが出てきませんでした。嘘や綺麗事を書きたくなかったので、当時出版した本の中でも、こう書き記しました。同じ母親としてふと考えさせられました。「私は、他人の子でも同じように育てられるだろうか。深く愛せるだろうか」・・・・と。でも、今は違う!おこがましいかもしれないけど、ひまわりのあの時、命を懸けて守り抜こうとしたあの時の気持ちを、10年後にやっと、理解できるようになったのです。私は、心が壊れかけ、顔面麻痺になりましたが、この先の真実を伝える事は、もっと先だと思っていましたが…実は、顔面麻痺から復帰した数日後、過呼吸で倒れました。藤井副代表が、泣きながら私の口に酸素缶をあててくれました。「ゆみさん…ゆみさん…」何度も私の名前を呼びながら泣いていました…。酸素缶を持つ藤井副代表の手が震えていました。瞬時に、藤井副代表を不安にさせてはいけないと思い、「保護家に酸素缶があって良かったね。老犬ホスピスの犬達に命救われたわ~(笑)」私は、笑いました。気を失ったのか睡魔なのか分かりませんが、「大丈夫やからね、少し仮眠取るからね」藤井副代表にそう言った後の記憶はありませんでした。そのとき初めて気付きました。有志である藤井副代表の事を、私はこんなに大事に思ってたんだ…と、自分の本当の心を覗き見ることが出来ました。長い時間、今後の事を医師と話したのですが、「私が保護家を辞める時は、私が死ぬときなんです」という言葉が、私の口から出てきたときに、真っ先にひまわりの姿が目に浮かびました。保護家に居る子達は、私にとって我が子と同じ存在。藤井副代表はじめ、ここに集まる仲間達も、家族同然の大事な人たち。「母親とは何なのか、どうあるべきなのか…」10年前に出せなかった答えが、自分が倒れたとき、ハッキリと出せたのです。保護家の犬猫人間、命を懸けて守り抜きたい。そう思ったから、私は保護家に居ます。居続けます。ひまわりは、私にとって過去ではないと感じました。今も、私の人生の中で、多くの事を教えてくれる先生、大切な存在なんだと…。きっとまた、職員さんの元に帰ってくる…そんな気がしてなりません。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年11月27日
なかなかタイミングが合わず、ご報告が遅くなってしまいましたが、日南市の榎原中学校講演会ご報告をさせて頂きます。この日は、「立志式」と合同での講演会でした。「立志式」とは、「二分の一成人式」とも言われており、自分がこれから歩んで行く道への「志」を誓い、親御さんに抱いている感謝の気持ち、想いを伝える行事です。宮崎県のほとんどの中学校が、この「立志式」を行っています。こんな大切な行事の日に、呼んで頂けたことを深く感謝いたします。テーマは「命」…。私が語れる事は、「命は数ではない」という事でした。殺された数字を見たときに、殺された「命」を想像して欲しいと。数字ではなく「命」なんだと…。助ける事の出来なかった犬達の写真、動画を流しました。ただの数字ではなく、ただの犬ではなく、私達と同じ命。私達と同じように、それぞれに生きてきたドラマがあり、邪魔だからという理由で、奪われていく命たち…。皆さんが、一生懸命モニターを見て、話しを聞いて、心で感じて下さっているのが、私も心で感じました。そして・・・私自身、榎原中学校二年生の皆さんから力を与えてもらえた、そんな気がします。立志式で発表した生徒たちそれぞれの座右の銘。●「出来ない」「不可能」とは、現状に甘んじる言い訳に過ぎない。●小さく砕いて1つずつ解決すれば、解決できない問題はない。●偶然は準備の出来ていない人を助けない。●諦めからは決して何も生まれない。発表する生徒たちの言葉は、私の胸に強く突き刺さりました。泣きわめいても良い!カッコ悪くても良い!その言葉を思い出しながら、頑張り続けたいと…。榎原中学校の皆さん、本当にありがとうございました。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年11月26日
毎年恒例ですが、この時期は、なかなか譲渡が進まない…多頭崩壊、ブリーダーからレスキューしたトイプードル33匹は、25匹良縁を掴み、現在、まだ8匹のトイプードルが保護家にいます。ペットショップるんるんさんで、「トリミング券」をご支援購入下さった皆様、メイ、プラン、モン、タク(その後譲渡)に使わせて頂きました。ご支援本当にありがとうございました。モン、男の子。ミニチュアプードル。10歳位だと思います。弱い子には強気に出てしまうので、先住犬には、強い性格の仔と合うと思います。強い子には絶対逆らいません。10歳位とは思えない位、元気のあるモンちゃんです。プラン 男の子。トイプードル。10歳位だと思います。心臓が悪く、歯がほとんどないのでずっと舌が出ています。2キロ位の体の小さなプランちゃん。怒ったり咬んだりは絶対にありませんが、物欲が強くて、おもちゃ、ごはん、一生懸命!心臓が悪いので、走らせたり、長時間のお散歩は出来ません。ご年配の方のお家に行けたら良いな…と思ってます。メイ 女の子。トイプードル。10歳位のおっとりさん。関節が悪いので、走らせたり、長時間のお散歩は出来ません。ほとんど吠える事がなく、しばらく声を聞いていません(;'∀')甘え方もおしとやかです。アッコ 女の子。5歳以上この子はプードルではなく、コッカーのmixだと思います。ビックリするくらいの美人さんだと思います(^^)性格もすごく良いです。ライライ 女の子。トイプードル。10歳位だと思います。年齢による白内障かと思ったのですが、ライライは、糖尿病でした。一日二回、インシュリン注射を打っています。全盲、インシュリン注射…譲渡が一番厳しいのかもしれませんが、インシュリン注射は、針が細く短い注射器なので、誰にでも打つことが出来ます。目が見えなくても、ライライは毎日不自由なく過ごしています。嗅覚と聴覚があるので、物の場所を把握できれば、普通に歩くことも出来ます。「ライライ!」と、呼ぶと…「こっちから声がした!」クンクンと嗅覚も使いながら…「…!」「母ちゃん、みーっつけた♪」一般の家庭で、ヌクヌク甘々で過ごせる日がライライにも絶対に来ますように…コロコロ 女の子。ここまで太らせるのは「虐待」と同じ事…超肥満が原因で、コロコロは、立ち上がることも歩く事も出来ませんでした。足に負担がかからないよう、色んな作戦を実行して…10キロ→7キロの減量に成功しました。ですが、コロコロは「トイプードル」です。まだまだダイエットは続きます。コロコロは、長い期間体を動かす事が出来なかったので、寝ころんだまま自分の意思を伝える力を身に着けたように感じます。不思議なんですが…その逆に、私達の事を観察する力も持っています。寝ころんだまま(笑)この子達が、保護家で年を越すことがないよう、早く新しいお家をみつけてあげたいです。そして・・・現在満員のホスピス棟のサークルが空けば、レスキューを待っている子達に、手を差し伸べる事が出来ます…猫達も同じ状況で…譲渡が停滞しています。愛護センター内の譲渡会に参加しても、譲渡ゼロは当たり前の日曜日が続いています。保護家では、各部屋猫達が満室状態で、保護するスペースもそうなのですが…病気を抱えている子達の治療費、子猫達の不妊去勢手術が、これから10匹一気に始まるので、費用の面でも、もう1匹もレスキュー出来ない状態です。毎年毎年・・・この時期は、一年間の反省しか出てこない。力不足を感じます。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年11月24日
※「タイ・猫カフェ事情」※バンコク保護施設「犬の家」訪問※前編※「バンコク保護施設犬の家訪問※猫編下記は、上記リンク記事の続きとなります。↑を先に読んで頂けると助かります。~~~~~~~~~~~~~~~~~~「犬の家」を見学させてもらった後、コーディネーターとして日本から一緒に来てくれたトミーから、「山下さん、どうでしたか?」そう聞かれたときに、私は答えが出てきませんでした。「・・・分からない」本当に分からなかった。この感覚は、11年間味わってきたあの時の感覚と同じでした。管理所の檻の前に立つあの感覚…。両隣りにある檻の通路を歩く感覚…。私は、「無」になって通路を歩きまわっていました。正確には、感情のスイッチがいつの間にかOffに切り替わっていました。テレビやネットの「半身麻痺の犬が治る」というモニター越しの情報で、私は勝手な希望を抱いて来ました。実際は、9割の犬は半身不随のまま…という事でした。もちろん、誰も嘘は言っていない。ただ、小さな部分が大きく取り上げられすぎて、私が勝手に都合良く解釈していただけです。ここにいる半身麻痺の犬達は、スタッフさん達から献身的なお世話を受けています。1頭1頭、名前が付けられみんなから想われています。ただ・・・一日のどのくらいの時間を、この四角い箱の中の中で過ごしているんだろう…そう考えると、とても複雑な思いがしました。それは、もちろん、ここにいるスタッフ皆さんの方が、私が抱いた感情よりも、もっと強い願いだと思います。この保護、管理方法でしか、この子達を助けることが出来ないのです。守ってあげる事が出来ないのです。ケージの並び方にも、スタッフ皆さんの愛を感じました。相性の良し悪しはもちろんの事、強い子の隣には弱い子を置かないとか、隣り合わせだけではなく、向かい側の犬にも、配置を考えているように思いました。この子達が幸せか幸せじゃないかなんて、外部の私には分かりません…。ここに居る子達は、スタッフ皆さんから愛されている子だから…。きっと、私の「いのちのはうす保護家」の麻痺っ子たちを見て、可哀想だと涙を流される人と、ここで感じた私の感情は、同じ気持ちなのかもしれません。可哀想に・・・そう感じてしまう私は、失礼なんだろうなと思います。だって・・・自分の小ささに情けなくなるくらい、スタッフ皆さんが、優しくて素晴らしい人たちだったから。皆さんが、今、出来る事を一生懸命されていて、私なんかまだまだだと感じさせられました。皮膚病が激しく、治療を頑張っている子も沢山いました。この仔は、他のサイトでも何度か見たことある子でした。だからかな?初めて会ったとは思えなかった。長い期間、ここに居るんでしょうね…不思議とみんな、この子にカメラを向け、不思議とみんな、upする写真に選んでいる。400頭いる中で、この子に何か感じるものがあるのでしょうか‥。この子は、後足の関節から切断されていましたが、歩行は出来るようなので、いずれナコンパトムに移動できるのだと思います。瀕死の状態の仔が2頭いました…。この子は、寝たきりの状態で、床擦れの治療痕がありました。スタッフ皆さんの献身的な介護が続きます…。責任者のカーンチット・ワーピライさんに聞いてみました。「24時間敷地内に寝泊まりしてて、息抜きしたい、遊びに行きたいと思いませんか?」そう質問した時に、「いいえ、ここには心優しいスタッフばかりなので」の返答に、私の胸がざわざわしました。「でも、でも、本当は、夜の街にお酒飲みに行きたいとか、ありますよね?」こんな失礼な質問にも、カーンチットさんは、ニコニコ笑顔で本音を話して下さいました。「もちろん、その気持ちもありますよ」このときに、不謹慎かもしれないけど、自分と同じ人間なんだと、ホッとしてしまいました。「犬の家」施設前には、オシャレなカフェがありました。多分、「犬の家」の見学者をターゲットにしようと、一般の方がオープンさせたのでしょうか…。カフェの看板犬を見て・・・なんだか悲しくなりました。家庭犬として可愛がられ、お店でも可愛がられ、カットも綺麗にしてもらってて、とても幸せな子です。それなのに、道路の向こう側は・・・こんなに近いのに、なんだか全く違う世界。数メートルの道路が、遠い不思議な距離に感じました。感情のスイッチがオンになったのは…日本に帰国して直ぐの事でした。保護家から届いた「みんな元気にしてるよ~」という麻痺っ子の犬達の写真を見た瞬間でした。写真を見ながら、皆の声(特にやらかしサンバァ(笑))が、写真から聞こえてくるようでした。「さほど広くはないけど、部屋の床はよく滑るから後足が動かなくても、立てなくても、素早くスイスイと移動できるし、まあまあ楽しいかな」「時々、掘り出し物が出てきます。今日はフカフカな枕を見つけられて幸せ…」「ごはんとお散歩の時間が一番大好き!」時に、良い匂いに釣られて遊んでいると、何だか知らないけど、「ギャ~!!」と大きい声を出されて驚かされる事も多々あるけれど…」「何か知らないけど、皆が自分を見て笑ってくれる。そんなみんなを見ていると、なんだか自分も嬉しくなってくる」時々、場所争いやご飯の取り合い等、ケンカもしながらも、毎日色んな刺激の中で麻痺っ子たちはみんな笑顔です。何が幸せで何が不幸なのか・・・まだ答えを出せずにいますが、頭から離れないのは、「犬の家」の半身麻痺の犬達に私が出来る事ってなんだろう…という事でした。先ずは自国から!先ずは宮崎から!先ずは保護家から!頭では分かっているんです。でも、私はあの子達に会った…出会ったから…。次は、ナコンパトムの施設の事をご報告いたします。ナコンパトムの施設は、「犬の家」で治療完治した子、半身麻痺が完治した子が移動する施設です。~~~~~~~~~~~~~~~~~~いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年11月19日
※「タイ・猫カフェ事情」※「バンコク保護施設犬の家訪問前編」下記は、上記リンク記事の続きとなります。↑を先に読んで頂けると助かります。「犬の家」は、猫も保護しています。ここが猫達のスペースです。ここ「犬の家」には、週三日獣医師チームが往診に来て下さるそうです。中には、完全ボランティアの獣医師さんもいらっしゃるとの事です。現在何らかの治療をしている子達。病気が完治したら、ナコンパトム(後に書きます)に移動するそうです。日本に居る猫と、猫カフェに居る猫と、何ら変わらない可愛い猫達…。病気は、風邪など軽い病気の子もいれば、重いけがや病気の仔も居ます…。トイレが設置されてないケージの子達は、半身麻痺の仔だと思います。唸る仔も、威嚇する子も、怯えている子も、ここには1匹もいませんでした。触って触って!と、体をすり寄せてくる仔ばかり…。病気や怪我が完治して、健康になった仔達もここで自由に遊ばせてあげたい…と、日本円で300万円かけて、猫部屋を作っているとの事でした。床は丸洗いできるようにしていますが、床は、水はけの良い素材のようでした。天然の木もあります!キャットウォークもあちこちに設置中との事でした。私自身、施設を運営している同じ身として書かせて頂きます。傍から見て「かわいそう」だと思う事は、携わってる本人たちが一番強く持っていると思います。犬猫達に「ごめんね」という辛い部分だったりします。改善したいけど、お金がない、場所がない、人手が足りない。色んな壁にぶつかりながら、犬猫達にごめんねと胸を傷めながら、最低限の中で保護管理をしている…私はそう思うのです。この建設中の猫部屋を見せて頂いたときに、「わぁ~!良かったね!」という言葉が真っ先に出てきました。それは、猫達への感情の前に出て来た物…この子達を守っているスタッフさん達に対して自然に出た言葉だと思いました。同じ仲間として…有志として…いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年11月18日
タイ視察後報告part1※「タイ・猫カフェ事情」いつか絶対学びに行きたい!そう思い続けていたタイの半身不随の保護施設「犬の家」この場に立っている自分が信じられない位!夢のようでした。専門的な事を沢山聞きたかったので、タイのチュラロンコン大学獣医学部の助教授チャヤポーンさんに、通訳に入って頂きました。犬の家には、400頭の犬猫が保護されています。一日当たりのフード代は、日本円で15,000円程ですが、世界中から届くご支援により、ギリギリまわせている感じでした。ここの犬達のほとんどが、半身不随であったり、足が無かったり…日本の施設と同じように、施設に入る前には、必ず動物病院にかかります。辛い体験をした子達なので、ケアが出来ない程激しい子もいるとの事でしたが、そんな子達には、どのような接し方がベストなのか、獣医師さんの指導の元、ケアをしているそうです。まだまだ狂犬病のあるタイでは、毎年、狂犬病予防の注射を、犬もスタッフも必ず受けているそうです。以前は、木のすのこを床に敷いてたのですが、ケガもあり、木は菌が浸透するため不衛生だったので、プラスチックのすのこに変えたそうです。糞尿は下に落ちて、床は水を流して掃除するのだそうです。私の勝手な解釈だったのかもしれませんが、テレビで放送された内容とは、若干違います。半身不随犬が、歩けるようになると、感動物語で放送されたような気がしますが、立ち上がり、歩けるようになるのはごくわずか。9割の犬は、半身不随のままだそうです。私達の施設「いのちのはうす保護家」と同じ割合でした。ここでリハビリ方法を学べたらという思いでしたが、肉球を温め、刺激をして、伸び縮み運動…リハビリの方法も、保護家と同じでした。テレビで放送されたプールでのリハビリは、水質の問題があって今はやっていないとの事…。外を引きずって歩くという本能を起こさせるのも、ケガをするので今はやっていないとの事…。どこも問題は同じなんだな…と思いました。車椅子も、寄付で集まっているとの事ですが、400頭の子達にスタッフ40名…お散歩に行ける子は、当然限られていますし、激しい子は、車いすに乗せる事も出来ません。中には、寝返りも打てない程の重症の仔も居ます。スタッフ全員、敷地内に住んでいるので、夜勤のスタッフが、交代で体位交換したりと努力はされているのですが、やはり、床擦れ問題は多いとの事でした。ウォーターベットは高級で買えないので、点滴の袋を繋ぎ合わせて、ウォーターベットの代用にしているそうです。国が違っても、施設での知恵出し合戦は同じなんだな…と思いました。でも、ひとつ決定的に違うと思ったのは、タイの犬は、犬の本能が強いと感じた事。日本で生まれ育った犬とは、違う物を感じました。施設訪問者は、三種類あるとの事。学生などの見学をしたい人、寄付を持ってきてくれる人、そして・・・引き取ってくれと犬を連れてくる人、飼い犬や外犬のご飯を分けて欲しいと来る人…。私達と同じように、基本、飼い犬は引取り拒否。スタッフさん達が、一生懸命説得されるのだそう…。飼いきれなくなって、夜中コッソリと施設の前に遺棄する飼主も多いようです。その他にも、野良犬がケガや病気をして、目を背ける事の出来ない人たちが、なんとか助けて下さいと、連れてくる場合も多いようです。その際には、必ず動物病院に連れて行ってもらってから、引き取るようにしているそうです。スタッフさんは言います。「タイでは、簡単に犬を買う事も出来ます(ペットショップやネット)飼う事が、ファッションのようになってきている。ただ、犬は病気もする。医療費がないからと簡単に捨ててしまうんです」いいえ・・・日本ではもっと酷い状況が何年も続いてるんです…ネット販売が禁止になったのはまだ最近なんですよ…とは、恥ずかしくて言えませんでした。ごめんなさい…タイにはなぜ、この施設にはなぜ、こんなにも半身不随犬が多いの?虐待?という質問もありましたが、この交通事情を見たときに、答えが出ました。正直、運転は乱暴です。荒いです。そうしなきゃ、車を走らせられないから。少なくなったとはいえ(その件は後日書きます)バンコクの街にはあちこちに犬の姿がありました。交通事故に遭う犬はとても多いのでしょう…そうして・・・ごく一部の犬達が、「犬の家」に運ばれてくるのです。後半に続きます・・・。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年11月18日
タイ、バンコクにある日本人が経営している猫カフェ「MOHU MOHU」に行ってきました。日本と同じ、脱走防止の二十扉です。日本と同じように、先ずは手を洗って消毒してからの入店です。中は、とても広くて、臭いも無くとても綺麗でした。ここの猫達は、元々外猫だったそうです。おそらく、地域猫として、お世話されてた仔だと思います。タイ人の地域猫活動されている方々が、ここに連れてきているんだと思います。保護猫という事で、譲渡はしていないのか伺ったところ、譲渡はしていないとの事でした。この子達を保護したタイ人が、譲渡には反対されているのだそう。皆が皆、猫を大事に飼ってくれるとは限らない。カフェに居た方が幸せ…とのお考えのようでした。タイでは、保護→譲渡という流れは、まだ難しいのかもしれません。数十年前の日本がそうだったように…。タイの外猫達は、人間を見ても怖がったり逃げる事がありません。日本人のように、追い払ったり虐待する人間は、ほとんどいないのでしょうね。なので、カフェ猫の子達も、とても穏やかで知らない人が来てもお腹出して甘えたりと、元外猫だったとは思えない位です。とにかく、店内が凄く広く、清潔でした。1階に猫達のトイレが見当たらず…二階の別室にトイレがありました。そこは、猫達の「スタッフルーム」のような感じで、店内とスタッフルームをと、自由に行き来できるのです。窓から店内の様子を伺ってる白黒ブチ猫さん(笑)この後、店内に降りて来てくれました(^^)スタッフルームもあるし、店内は広いし、ここの猫さん達は、本当に幸せそうに見えました。次は、バンコクでも一番人気と言われている猫カフェへ。料金は、入場料、食事、グッズ、全ての物が、タイにしてはとても高い値段なんです。それでもなぜ、人は集まるのかを知りたくて…。多いときは、1時間待ちも多々あるそうです。中は、臭いも無く清潔で「かわいい」をコンセプトにしてるカフェ。照明一つにも、妥協していない感がありました。キャットウォーク、キャットタワー、ひとつひとつアイデアが素晴らしい感じがしました。タイの人に聞いてみました。「なぜ、この猫カフェにお客さんが集中すると思いますか?」私達からすると、とても痛い答えでした…。「ここの猫カフェは、色んな種類の猫がいるから」ブリーダーから購入している猫達なのでしょう…。そこを否定するつもりはありませんが…。抱っこは禁止なのですが、300円(日本円に換算して)払えば、お気に入りの猫を抱っこしてチェキで写真撮ってもらえます。タイでの300円は、日本人の価値では1500円位でしょうか?お金のある人しか来れないように思えましたが、その分、お客さんを満足させようというひとつひとつのこだわりも感じさせられました。タイのドッグカフェ(いつかご報告します)でも感じたのですが、子供が騒いでも、走り回っても、猫にしつこくしても店員さんが一切注意しません。犬も猫も全く動じません。無関心とか、放置とかではなく、「嫌な時は怒るなり逃げるなり自分で対処してね」という感じでした。生まれ育った環境によって、こうも違うのかと…不思議な感覚でした。その一方で・・・ここは、観光地ではなく、地元の人たちがお参りする日本でいう普通の神社です。普通に猫が歩いてくつろいでいます。みんなコロコロ太っています。首輪のしている猫は、この神社がお世話している猫達。元々が外猫ではなく、飼いきれなくなった飼い主が、捨てに来ることも多いそうです。明らかにお腹の大きい猫も数匹いました…。観光地でもある某市場では、ペット販売のお店全てが移転したと聞きました。ここを見たときに、移転ではなく、追い出されたのでは?と感じました。市場から数百メートル歩いた場所に、小さなビルがありました。その2階部分に上がると…ペットショップが数点並んでいましたが、ほとんどの店が、もぬけの殻でした。閑散としてて少しホッとしましたが…1件だけ看板も出さずに「本当に営業してるの?」という感じの店が。「入ってもいいの?」と聞かなきゃ分からない位の店構えでした。敷物一枚もない…暑いとはいえ、この硬い網の上で毎晩過ごしているのかと思うと…タイに限らず、日本のブリーダーはもっと酷いのでしょうが、ペットショップでこんな感じなんだと思うと…ここ最近、バンコクでも小型犬を飼う人は増えたと言います。増えるという事は、このような事なんだろうなと…どの国も同じなんだな…と感じました。明らかに悪環境による皮膚病。値段は掲示されていないので、お客さんを見て値段を決めているのかもしれない。生後3ヶ月のチワワ…「いくらですか?」と聞いたところ、日本円で38,000円。日本人だと分かって、値を釣り上げたのかもしれませんが、タイの平均月収の一ヶ月分に近い位でしょうか…頑張って買ったとしても、飼いきれなくなるのは目に見えています。一般的なブリーダーから買う場合、必ずその犬猫の親と対面して、不妊去勢手術をしてから、売るそうです。もし、売った直後に病気などが判明した場合、全てブリーダーが治療して、責任を負うそうです。なので、産ませてポンポン物のように売るというブリーダーは基本存在しないようですが…やはり、裏社会もこのように存在しているのです。ですが!!日本とは逆のパターンだなと思いました。日本の場合、悪徳繁殖屋、悪徳ペットショップの方が多すぎるため、ブリーダーとペットショップは悪だと、信念持って命と向き合ってるブリーダーとペットショップまでもが、「悪」とされ、攻撃を受けているというのが日本の現状です。タイは・・・という前に、私たち日本人は、もっとひどい犬猫の問題を抱えているんだという事を忘れてはいけないと思いました。日本でも流行ってしまっている「フクロウカフェ」。タイにも上陸してしまったようです…。営業時間前に行ってみたら…足枷をされたフクロウが店内にいました。一晩中ここに居るのでしょう…。一日中ここにいるのでしょう…。窓から見える木々を、どのような思いで見ているのでしょうか…いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年11月18日
「ハンデのある保護猫カフェ」のお部屋が、完成へと近づいてきました。奥に見えるオレンジの建物が猫部屋です。環境がとても良いです。屋根と雨どいは、藤井副代表のお義父さんと竜一パパ!藤井家、家族総出で頑張ってます!お部屋は・・・というと、ここは、エイズ陽性の子達のお部屋(6畳)テーマは「元気っ!」ここは、半身麻痺等ハンデのある子のお部屋(6畳)テーマは「ガーリー」仕切りの壁に、大きなガラスを設置してもらい、お互いの部屋を見渡せるようにしました。ここは、スタッフルーム「物置部屋」(3畳)車一台停めれるよう木の伐採工事・・・見積もり額が23,000円で計算していましたが、読みが甘く、木の本数、平らにする大掛かりな工事となり、すでに12万7千円の赤字が出てしまいました。私がこんな調子なので、完成するまでドキドキです…。11月中には、工事も全て完了すると思います。完成後は、「老犬デイサービス」のお部屋を改装していきたいと思います。来年1月には、両部屋完成する予定です。「ハンデのある子達にも、譲渡の道を広げたい!老犬デイサービスで飼主さんと老犬を守りたい!」その夢を、私達ではなく、ご支援下さった423名の皆様が、実現させてくださいました。3,000円あれば、美味しい料理が食べれます。10,000円あれば、洋服が買えます。30,000円あれば、洋服も靴もバッグも買えます。50,000円あれば、エステにも通えます。100,000円あれば、宝石も買えます。そんな大事なお金を、汗水流して働いて得た自分のための、家族のための大切なお金を、犬猫のためにと寄付して下さった皆様の、心優しく、そして温かいお気持ちが、このように「形」となりました。その「形」の中身、ソフト面をどのように作り上げていくのかは、私達「いのちのはうす保護家」にかかっていますが、スタッフ全員みんな同じ気持ちです。スタッフ全員の口から、「支援者さんのお陰だよね…ありがたいよね…」という言葉を何度も耳にしていますので…。スタッフ全員、ご支援下さった皆様を裏切るような結果にしないよう絶対に頑張っていこうねと話しています。私は、明日から15日までインターネットが繋がらない場所に移動します。スタッフを残し、保護家の子達を残し、長期空けるのは申し訳なく、淋しく悲しいのですが、私自身、もっともっと、学ばなければいけないから…。ハンデのある子達と、これまで以上に真剣に向き合っていくために、先ずは自分が成長しなければいけないから…。私が留守中は、藤井副代表が代表を務めます。そして、「いのちのはうす保護家」は、私が留守中も、24時間体制でスタッフが交代制で常駐しております。10月の寄付金、ありがとうございました。下記、会のブログにてご報告させて頂きました。http://hogoya.miyachan.cc/e527707.htmlいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年11月08日
昨日の夕方、数名のボランティアさんが集まってくれ、みんなで遺骨を埋葬しました。それぞれの子達の相性の良し悪しを考慮しながら、みんなで場所を決めていきました。看取った子達を自然に還す時…この時が本当のお別れなんだと色んな思いが込み上げ、涙が止まらなくなりました。幸せだったんだろうか・・・かける言葉は何もない。ただ、「ありがとう」「ごめんね」それだけでした。エミちゃんも・・・チャージも・・・ニッシーも・・・ハクも・・・しろじぃも・・・ミヤマンも・・・トミーも・・・死産だったバルーンの子犬も・・・愛美も・・・イブも・・・幸生も・・・ドーモ君も・・・2017年11月5日、みんな保護家から旅立ち、自然に還っていきました。せめて、せめて・・・今度生まれかわってきたときは、今度こそは、幸せになって欲しい・・・みんなでそう祈りました。二度と、保護家に戻って来ちゃダメだよ…と、そんな犬生を選んじゃいけないよ…と、エミちゃん、バルーンの子犬、ミヤマン、ニッシー、しろじぃ、チャージ、幸生、ハク、トミー、イブ、ドーモ君、愛美、みんなが還った土の上から、強く、強く…念を送りました。生まれかわっても、二度と私達を探さないで…と、保護家で過ごした時間、保護家の仲間達の事は、きれいさっぱり忘れて次に向かって欲しいと。振り返ると、とても綺麗な夕日でした。さよなら・・・これで本当のさようなら・・・「母ちゃん…もう二度とあんた達とは会わないからね!」いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年11月06日
6月にレスキューしたアイちゃん母子。アイちゃん含め、なかなか良縁に恵まれず、母子共みんなまだ保護家に居ます。アイちゃんは、エイズ陽性。子猫達は陰性でした。感染の確率を少しでも低くするため、離乳後、母子はバラバラの部屋に移動しました。まだまだお母さんと一緒に居たかっただろうに…まだまだ我が子と一緒に居たかっただろうに…母性が強いアイちゃんは、我が子のかすかな声を聞きつけ、我が子を愛おしそうに呼ぶのでした…。そんなアイちゃんだったので、お乳はいつもパンパンに張っていて、乳腺炎にならないよう気をつけていました。ですが、子猫達にもなかなかご縁がなくて…というのも、妊娠中にあまり環境が良くなかったせいか、産まれてきた子猫達は、身体が弱く、病気なりやすい体質でした。生後4ヶ月まで譲渡会を欠席する事も多く、やっと安定してきたと思ったら…6匹中、1匹の子、ネネちゃんの様子がおかしいことに気付いたのです・・・。「食道拡張症」病名通り、食堂が肥大し、食べた物を胃に上手に流せないのです。ネネちゃんの場合、先天性だと思います。現在、固形物ではなく、高栄養の流動食を、シリンダーで1日4~5回に分けて食べさせているので、体重が減る事もなく、かろうじて元気はあります。流動食が逆流しないよう、食道が真っ直ぐになるよう、立たせた状態でシリンダーで流し込みます。症状は、重症の部類に入っていると思います。逆流しないよう、食後20分位この体勢でしばらく様子を見ます。「急死する事も覚悟しててください」獣医師さんにそう告げられました…。なんでネネちゃんが・・・なんでネネちゃんだけが・・・「ねぇ、ネネちゃんはもう幸せになれんと?ネネちゃんはずっと保護猫のままで一生を終わると?」「保護家は、いつも奇跡を起こす場所よね?保護家に来た仔達は強いよね?・・・・・ネネちゃんは死なんよね?」ネネちゃん担当スタッフは、愛おしそうにネネちゃんを抱きしめながら何度も何度も、私に確認してきます。病状の重い子が居ると、彼女はいつも必ず私に聞いてきます。「今までもこういう子いたの?その子は今も生きてるの?」…と。きっと、「大丈夫だよ…」という私の言葉を待っているんだなと感じる。四年前、食道拡張症の子が居ました。ネネちゃんと同じように立たせながらご飯を食べさせ、食後は20分縦抱きで管理していました。お水を飲むのも、人間の管理が必要でした。あれから4年後・・・食道拡張症だった「あらた」は、今も時々吐く事はあるけど、状態は安定しています。確かに、譲渡の道は閉ざされてしまったけど、今もこうして「あらた」は生きている!スタッフにそう告げると・・・「そうだよね…保護家から卒業する事は出来ないかもしれないけど、生きてるだけで凄いことだもんね…」私達は、ネネちゃんを守りつつ、ネネちゃんの姉妹5匹の譲渡にも力を入れていこうと、ネネちゃんの分も幸せになってもらおうと、やっと気持ちが落ち着き始めたところです。明日、「みやざき動物愛護センター」の譲渡会に、ネネちゃんの姉妹5匹参加してきます。ネネちゃん担当スタッフは、施設に残ってネネちゃんの管理とお世話。現場から「ネネちゃんの姉妹譲渡決まったよ」の一報が入れられるよう、スタッフ一同、明日はアピールを頑張ってきます!お願い事ばかりで申し訳ございません…今後、胃チューブか鼻カテーテルの手術の可能性もあります。ネネちゃんの今後の医療費のご支援を頂けると大変助かります…。どうか、よろしくお願いいたします。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年11月05日
10/30 13:00頃、リックは、おばあちゃんの元へ、旅立つ準備に入った…。「行ってらっしゃい」「リック…さよなら」リックの体に触れながら、スタッフ皆、お別れの言葉をかけ続けた。私は・・・思いあがっていたのかもしれない。このままでは、生きる気力を失くし、センターの檻の中で死ぬだろう…リックの体に触れた瞬間、そう感じた。だから、連れて帰った。生き生きしている皆と一緒に居れば、きっと、生きる気力を取り戻せるだろうと…みんな、新しい仲間を優しく受け入れてくれた。でも・・・リックが求めているものは、ここには何もなかった。おばあちゃんに会いたい・・・飼主さんに会いたい・・・お家に帰りたい・・・リックの願いはそれだけだった。おばあちゃんは、今、リックの側に居るのだろうか…息を引き取った瞬間のリックの表情は…まるで笑っているかのような、穏やかで優しい顔だったから…。10/30 13:30リック、永眠・・・保護家に来て、たった6日間だった。リックにまだ会っていないボランティアさんもたくさん居たけど、「私はリックの事を知らない…でも、ブログでリックの願いを知って、居ても立ってもいられなくなって…」大勢のボランティアさん達が、同じ想いで保護家に集まった。リックの頑張り、深い想いを称えるかのように、沢山のお花がリックを囲んだ。保護家の犬達も、同じ気持ちだった。リックが息を引き取る前後、誰一人吠える事無く、動く事なく、静かに目で見守っていた。きっと・・・おばあちゃんが、リックの側に寄り添っていたからでしょう…。リックの願いは叶った・・・。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年11月01日
人間以外の生物は、自ら命を絶ちたいとか、絶つとか、元々持っていないとは思っている。だから、みんな「今」を一生懸命に生きているんだと…だけど、時々感じる事がある。この子は、自分の命を終わらせたいのかな…とだから、そういう仔とは懸命に向き合ってきたつもりでいた。もっともっと楽しい事が存在するんだよという事を教えてあげたいと…。満腹感、安心して眠れる環境、友達と遊ぶ楽しさ、撫でられた時の心地良さ、その子にとって大切なものを一番に考えていきたいとずっと思ってきた。でも、リックが必要としているのは、大切なものは…未来にはない物でした。リックは、認知症がある中でも忘れていませんでした。亡くなったおばあちゃんの事も、飼主さんの事も。次々に大切なものを失ったリックは、次は、自分自身の生きる気力さえも失っていました。リックから感じたものは…もう全てを終わらせたい…という感情でした。リック自身、どこまで受け入れてくれるのか分からないけど、もう一度「生きたい」という感情を取り戻すことが出来たら…いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年10月28日
愛護センターに行くと、受付に年配の男性が座っていました。その足元には、ミニチュアダックス…どうやら持込のようでしたが、長い時間、職員さんとお話をされている様子でした。その間、飼主さんの足元から離れる事無く、静かに待っているМダックス…。その姿は、全てを悟っているかのようでした。バックヤードで猫達を見ていると、とうとう、そのМダックスが檻の中に連れて来られました…。声を上げる事無く、小さな唸り声を出してブルブルと震えていました…。14年間、信頼していた飼主さんに捨てられ、この場所に連れて来られたのですから当然です。14歳・・・譲渡犬に回る事は難しいだろう…その前に、生きる気力を無くし、ここで力尽きてしまうかもしれない…そう思うと、連れて帰るという選択肢以外はありませんでした。トリマーのボランティアさんが、きれいにトリミングして下さいました。「リック」男の子。14年間、呼ばれてきた名前のままです。「持込みなんて飼い主は酷い!」ですが、皆が皆そうではないんだという事を、私は、この活動の中で知りました。リックの飼主さんも、自分が生きて行くために、どうしてもリックを連れていけなかったのです…。新しい飼主さんを探す力も、精神力もなかった場合、「遺棄」「持込み」しか選択方法が分からないのです。センターの職員さんには、飼主さんに伝えて欲しいとお願いしました。リックが無事だという事を…。新しい犬生を歩もうとしている事を…。前庭疾患で倒れてた「ケンジ」は、その後、回復しましたが…老犬ホスピス棟にお引越ししました。これからは、余生をゆっくりここで過ごします。ホスピスルームの小型犬達や老犬達とも上手に馴染んでいます。完全回復ではありませんが、穏やかな時間を楽しそうに過ごしています。保護家の猫達の方は・・・なかなか厳しい状況が続いております。また後日猫達のご報告をします。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年10月26日
「ハンデのある猫達の保護猫カフェ」部分工事が着々と進んでいます。毎日作業を見ながら・・・胸が熱くなります。私一人では絶対不可能だった事。全国の支援者皆様が、汗水流しながら得たお給料から、生活をやりくりしながら、老犬のために、ハンデのある猫たちのためにと、大きな力を貸して下さいました。それが、今、こうして・・・材料一つ一つが、皆様の優しさから保護家に来た物であり、その木材が形になっていく姿を見て、毎日涙が出る思いです。1日でも早く完成させたいと、安藤工務店さん2人の大工さんが暗くなるまで頑張って下さっています。奥がエイズ猫さんのお部屋で、手前が体にハンデのある猫さん達のお部屋になります。下の窓は、下半身麻痺のサラや、これから来るもしれない半身麻痺の猫も外の景色を眺められるようにと、アンディーにお願いして作ってもらいました。頑固職人アンディーと藤井副代表の会話にいつも笑わせて頂いてます(笑)ここが完成したら、老犬デイサービスのお部屋も改装工事に入ります。老犬デイサービス、猫カフェ、アンテナショップ、1月オープン目標に頑張ります。そんな中・・・保護家の「ケンジ」が、前庭疾患で倒れました…。宮崎では、ずっと雨が続いているので、また天気が回復したら、きっとケンジも回復に向かう…そう信じて介助しています。乳飲み子猫の時期にも入ってしまい、保護家でも2匹レスキューしました。現在、ミルクボランティアさんがお世話してくれてます。保護家の猫達も、なかなか譲渡が進まず、現在46匹、施設に居ます。平日も13時~16時、譲渡のご案内は出来ますが、前日までにご連絡頂けると助かります。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年10月18日
10月6日、浅田美代子さんと一緒に、「アニマルフュージ関西 アーク」の篠山シェルターに見学に行ってきました。まだまだ完成には程遠く…40%しか完成していないとの事でした。ここまで来るのに、8年という歳月がかかったそうです。日本一の愛護団体、日本一のシェルターでもあるアークさん。私のような小さな施設とは全くレベルが違い、何でも可能にできる巨大な組織だと思っていましたが、やはり、小さくても大きくても、資金で苦しんでいるのは同じなんだな…と感じました。犬舎は個室になっており、各部屋冷暖房完備で、床暖房だそうです。そのため、篠山シェルターに連れて来た仔は、老犬や、群れが苦手な子や、心のケアの必要とする子達。譲渡が長期戦になりそうな子は、スポンサーさんを募集したり、その子にとって、何がベストなのかを常に考えて下さり、募集内容が異なっています。中型犬、大型犬の子のシャンプーも、その子も人間も負担がかからないようにと、抱きかかえる事無く、この浴槽でシャンプーできるそうです。人間のバリアフリー浴槽と同じ作りです。「咬むかもしれません」という書き方ではなく、「犬舎を守るので」という犬目線でのメッセージに、アークさんの優しさを感じました。私も見習っていかなきゃな…と思いました。犬舎には、指が入らない位の穴が開いています。犬達が、廊下を通る人の匂いを確認できるようにです。何気ないひとつひとつの作りに、犬達への思いが伝わり感動しました。この子達は、廃業したブリーダーから引き取った仔だそうです。愛情のある素晴らしいブリーダーさんだったそうです。お金儲けの為だけのブリーダーとは呼びたくない繁殖屋、ペットショップとは呼びたくない生体販売店が、ぼろ儲けしているのが現状です。愛情持ってその犬種を守ろうとしているブリーダーやペットショップの方々は、繁殖屋と生体販売店にどんどん廃業に追いやられているのです。私は、ずっと疑問でした。今ある能勢にあるシェルターは素晴らしいのに、なぜ、また莫大な費用をかけて篠山シェルターを作る必要があったのか…失礼だと思いながらも質問をぶつけてみました。「能勢シェルターは、もともとオリバーさんの家しかありませんでした。阪神大震災のときに、犬を受け入れるために慌てて犬舎などをボランティアさん達で手作りしました。現在、老朽化が進み、建て替えが必要となりましたが、取り壊すだけでも莫大な費用が掛かるので・・・」との事でした。一時的な避難所として作った能勢シェルターは、多忙な活動の中、22年が経過し、今、やっと!一時的避難所から、本当の「ティアハイム」に生まれ変わろうとしているのです。代表のオリバーさんは、ガーデニングが大好きだそうです。「何もない殺風景で淋しい場所にいる犬達は、かわいそうに…という目で見られてしまう。だけど、綺麗な中で会う犬達は、きっと輝いて見えると思うんです…同情心ではなく、この子達の素晴らしさを知って欲しい!」スタッフさんがそう教えてくれました。お話を聞けば聞くほど、勉強になる事ばかりです。世界中集まる皆さんからの寄付は、このように、ネームプレートがフェンスや壁にありました。寄付金が集まれば、猫舎や第二犬舎等も建てていきたいとの事でした。私が、この視察で一番興味津々食いついたのが…雨の中一人傘もささずにいる男性、施設管理担当の奥田さんでした。奥田さんは、24時間体制でシェルターに寝泊まりしながら、管理をしているそうです。まだスタッフの部屋は出来ていないそうで、冷暖房もない倉庫で寝泊まりしているとの事…家族の理解があり、それが出来ているんだと…。自分と重なり、色々聞きまくりました。「夜の見回りは?」「いつ寝てるの?」「寝たきりの子が居たら?」「なぜアークに?なぜ長年続けられてるの?」やはり、オリバーさんの考え方、価値観に賛同できたからだとおっしゃっていました。ドッグランも、ただフリーにするだけではなく、出来るだけ嗅覚を使い、脳を活性化させてあげたいと、ドッグランには、奥田さん手作り作があちこちにありました。私自身、奥田さんから沢山の事を学べたら…そう思いました。シェルターまで送迎してくれたナターシャさん、案内して下さったジェフさん、奥田さん、声かけてくれた浅田さん、庭さん、本当にありがとうございました!お土産で、壁掛け&卓上カレンダー戴きました(^^)こちらでご購入できるみたいです↓http://www.arkbark.net/about/news/arknews/17063/いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年10月14日
明日の講演会のため、今日は大分県日田市に来ています。講演会の場所、聴衆の方々、人数によって、いつもお話する内容を変えています。今回は、色々な作業事が重なり、講演会前日にやっと準備が終わりました。今回は、20年間宮崎の犬たちのために保健所職員として尽力してきた今は亡き「メタル」の事も、お話したいと思いました。動画がやっと仕上がりました。作りながら、メタルの事を思い出していました…涙しながらの作業でした。大分県日田市は、始めて来ましたが、食べ物も美味しく、人も温かく、景色も素晴らしく、今度はプライベートで家族と一緒に行きたいと思いました。旅館の窓から見える屋形船。太鼓の音を聞きながら、明日の準備をしていました。保護家では・・・着々と工事も進んでいるようです。スタッフが写真で報告してくれました。工事を依頼した安藤さん事、通称アンディー。生粋の頑固さと、俺様キャラが保護家の老犬達とかぶってしまい、保護家のスタッフからも大人気のアンディー♪トレードマークの麦わら帽子で、暑い中頑張ってくれています。私が出す色んな無理な注文も、「あぁ~?」と言いながらも、一生懸命受け入れて下さるアンディーなのです(^^)いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年10月12日
↓前半はココから↓「三年間考え続けた半身不随犬への想い」https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201710020000/前半からの続き・・・メディア関係の有志は、片言のタイ語なら喋れる方でした。「保護家の今後の活動に役立てるのであれば…バカンス気分で視察してくるので遠慮なく!」そう言って、有志は自腹を切ってタイに飛んでくれました。もう…本当に、有志には何度頭を下げても足りません。なぜか、今は「犬の家」は撮影禁止となっていますが、有志がメディア関係という事で、写真撮影も許可が下りました。「犬の家」は、バンコク中心部から車で60分位の所にあり、(東京よりも渋滞している)保護している犬は、犬400頭、猫100匹だそうです。スタッフは40名。皆さん給与頂いているそうです。獣医師も常駐しているそうでした。日本語はもちろんですが、英語はほとんど通じず、タイ語のみで、片言のタイ語が分かる有志も、細かい説明は聞けなかったそうです。運営費は、国からの補助金もなく、寄付金だけでの運営ですが、金額はオープンにしていないそうです。保護施設は、3つのゾーンに分かれており、※A、治療ゾーン98個のケージ?スペース?があり、検疫スペースでもあるそうです。Aゾーンの子達は、失明した犬、骨折してる犬、癌の犬達がいます。病院のような独特の雰囲気と匂いで、施設の中で一番重さを感じたそうです…※B、リハビリゾーン障害が一生治らない犬達のゾーン。※C、リハビリゾーンBゾーンより比較的軽く、活発な犬達がリハビリを行ってるゾーン。※レッドゾーンここには、健常の犬達のゾーン。レッドゾーンという名所は、危険なわけではなく、清掃が簡単なように赤いレンガをゆるやかに敷かれている事からその名前がついているようです。しかし、このゾーンが一番問題となってきている。というのも・・・「犬の家」に収容される犬が年々増加傾向にあり、その数は5000頭!レッドゾーンの混雑は、犬の心理状態や衛生面、更には隣家に対する騒音問題も起こっていますが、スタッフが医療面、心理面、懸命にサポートをしているようです。身体障害も多いけど、精神障害の犬猫もいるそうです。多くは交通事故で、道路上で保護された仔が多いそうです。バンコクは東京よりも車が多いそうなので…。日本と同じように、飼主から遺棄された仔もいるとの事…。ちなみに・・・施設は、1人の女性とその家族が1981年にケガをした犬を保護したことがきっかけとの事でした。たった一人でスタートした保護活動は…今では、世界中から見学者が来るくらいの大きな施設になっています。譲渡方法を聞いてもらったのですが、タイ在住の人にしか譲渡はしないそうです。世界中から視察や見学が来ているのに…もったないないなと思うけど、それだけ1頭1頭に、深い愛情があるのでしょうね…。訪問したら、先ず事務所に案内され、寄付をして下さいと言われるそうですが、タイでは、「寄付する事で来世の功徳を積む」という文化なので、寄付は日常的に普通だそうです。バンコクの隣県、ナコンパトムにも保護施設を作り健康になった仔をナコンパトムの施設に移動。ここには、現在600頭の犬が居るそうです。常駐の獣医師は居ないけど、月2~3回獣医師が回診に来るそうです。スタッフは8名だそうですが、ここもまた8人皆さん給与頂いてます。「犬の家」視察した有志の感想としては・・・「臭いが全くしなかった。ケージ等の床がかさ上げされていてその下がコンクリートなので、水がそのまま流せる。大量の水を引いているようなので、非常に衛生的。管理所や愛護センターよりも衛生状態は良かった。スタッフは、それぞれの子について熟知していたので、プロだなと感じました。」との事でした。英語が通じず、片言のタイ語だったので、リハビリの方法、スタッフの想い、詳しいことが聞けなかった…との事でしたが、ここまでの道を切り開いてくれた有志に心から感謝しています。私一人では、「犬の家」で、学びたいけど学びにすら行けないと三年間くすぶっていただけなので…。話を聞きながら思ったのですが、タイの文化は分からないけど、「犬の家」という施設は、「かわいそう」という思いはなく、決して可愛い可愛いと甘やかすのではなく、対等の位置に居る感じがしました。お互いを尊重している…そんな感じがしました。半身不随の子達が、どのようなリハビリで歩き出すのか、半身不随犬達の心に触れてみたい!マールたちとの違いは何なのかを知りたい!なぜ、日本の半身不随犬は、半身不随になったら直ぐ、今の自分を受け入れるのか、本能ってなんだろう…今すぐにでもタイに行きたい!「犬の家」のこの子達から感じ取りたい!スタッフの皆さんから学びたい!今の私には何が足りないのか、何がダメなのか、言葉ではなく、第六感で、心で、感じたい!私はまだまだだ・・・自分の未熟さを突き付けられました。ワントゥワンズ代表のクラウドファンディング、どうか、ご支援、応援、よろしくお願い致します。「犬猫の代弁者になる。動物と家族に寄り添うフリーペーパー継続!」いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年10月03日
数年前、「ウルルン滞在記」で放送されたKABAちゃんリポート(2007年放送)タイの「犬の家」。残念ながら、私はその番組観ていません。話を聞いて、ネット検索かけてもHPはあるもののタイ語が分からず、翻訳しても正確な文章が分からず…日本人のリポートも一件しかヒットせず…タイの「犬の家」は、沢山の保護犬を抱えた施設ですが、半身不随の犬達も多く、リハビリで歩けるようになっているとその辺位までの情報しかありませんでした。いのちのはうす保護家が、最初にレスキューした半身不随犬は、マールでした。↓マールのレスキュー経緯は下記過去記事より↓※2014/3/20 「半身不随になった管理所の犬」※2014/3/21 「半身不随の犬レスキュー」※2014/3/23 「初体験・犬の膀胱絞り」マールも、タイ「犬の家」の半身不随犬達のように、マールも歩けるようになるかもしれない!そう信じて、リハビリを続けてきましたが…↓当時のブログで、私はこう書き綴っていました↓「毎日事務所でリハビリしながら、少しずつの変化はあるものの、マール本人のやる気の無さ、やらされてる感のマールに、違和感が付きまとった。インドやタイの犬達と何が違うのか…答えは明らかでした。マールは、半野生で育った犬ではない。狩らなくてもご飯も食べれてきた。逃げなくても殺られる事もなかった。《本能》の違いだとは分かってはいましたが、《心》の違いにも大きな差がある事に気付いた。」その本能を、私は引き出してあげる事が出来ませんでした。マールに続き、よっちゃん(譲渡済)、サンバァ、しげる、半身不随犬達が保護家に来ました。私が心にずっとひっかかってたタイの「犬の家」にいる半身不随犬達…どんなリハビリをしてるんだろう…という事もですが、リハビリをしているスタッフ達の思い、私が感じてた犬達の本能の違い、いつかタイに行きたい…三年間ずっとそう思い続けてきました。ある日ふと、私の有志にタイ好きのメディア関係者が居たな~と、何気に私の思いを伝えると…「取材を兼ねて視察に行ってきます!」直ぐにタイに飛んでくれたのです。※写真が多いので・・・後編はタイの「犬の家」リポートに続きます・・・ワントゥワンズ代表のクラウドファンディング、どうか、ご支援、応援、よろしくお願い致します。「犬猫の代弁者になる。動物と家族に寄り添うフリーペーパー継続!」いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年10月02日
多頭飼育崩壊の22頭のトイプードル達、保護主さんや新しいお家が見つかった子が14頭!今回、本当に多くの方から助けて頂きました。熊本県からは「senju~千手」さん、鹿児島県からも「犬猫を守る会天使のおうち」さんが、保護家まで来て下さり、保護主さんとなって下さいました!スタッフ一同、本当に頭が下がる思いでした。現在、預かりさん宅にいるのは、前日までにご連絡頂けましたら、保護家に連れて来るので、施設内で面談となります。プルプルは、現在「交渉中」の段階です。いのちのはうす保護家に居るのは、↓この子達です↓おじいちゃんで少し認知症の症状が出ていましたが、神戸から来た11頭のプードルと一緒に居る事で、頭もしっかりしてきた感じがします。すごく甘えん坊な子です。小さな体ですが、他の子に負けていません。歯がないので、いつもベロが出ています。イケメンで足の長いモンちゃん。人がとても大好きな甘えん坊です。オス同士では、俺様的なところはありますが、攻撃性は全くありません。女の子には優しいです。肝臓が悪いです。後日再検査があります。おっとりしてる性格で、甘え方も控えめでしおらしい。少々肥満気味です。糖尿病のライライ。目はほとんど見えていませんが、上手に歩き回ります。人間が大好きで、いつも積極的に甘えに来てくれます。困ったもんだ・・・のコロコロは、10キロもある超肥満体形。全く動かないので、半身麻痺と思いきや、太りすぎて、立つ事も歩く事もあまり出来ないのです。足に負担がかかるので、タオル補助など支えながら立たせています。かなり根気のいるダイエットです。私の仕事部屋に置いてたのですが、なかなか目が行き届かないという事と、他の犬達と一緒に居た方が、刺激になるのでは?そう思い、コロコロのお部屋を事務所にお引越し。最初は不満そうにしていましたが、他の子達への刺激でしょうか・・・自分で立ち上がることが頻繁に出てきました。まだまだダイエットは始まったばかり。コロコロと一緒に頑張っていきたいと思います。さて!神戸チームはというと・・・8畳の老犬ホスピスは、すっかりプードル達で足の踏み場もない位になりました。女王様のハナちゃんも、居場所がなくなり、流し台の所に逃げてきました(笑)スタッフが、連日夜も通ってサポートしてくれてます。今回のプードルさん達は、比較的若い子が多いので、多頭飼育崩壊から来たプードルたちとは、同じフードというわけにはいかないな…そう思い・・・「岡ちゃ~ん!助けて~!」閉店間際ギリギリにペットショップるんるんに駆け込みました。今回来たプードルたちの状況を話し、岡オーナーがフードを選んでくれました。「うちより楽天とかAmazonの方が安いから、そっちで買え!もったいない!」岡オーナーに叱られながら、「在庫がないんだもん!今要るんだから早く選んで!」岡オーナーをせかしながら、るんるんでフードを購入。1頭でも早くご縁がありますように・・・譲渡や面談はは毎日可能ですが、必ず、面談希望日時のご連絡くださいm(__)m人手が足りず、日々作業に追われておりますので、スタッフのスケジュール調整が必要なので…ご了承ください。飼主さんではなく、保護主さんも募集しておりますので、どうか、よろしくお願いします。会のブログ「空き店舗探してます」新着記事uphttp://hogoya.miyachan.cc/e525543.htmlワントゥワンズ代表のクラウドファンディング、どうか、ご支援、応援、よろしくお願い致します。「犬猫の代弁者になる。動物と家族に寄り添うフリーペーパー継続!」いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年10月01日
神戸の有志が、ブリーダー放棄のプードルレスキューに奮闘し、少しでもサポートが出来ればと、11頭保護家で受入れる決心しました。宮崎空港に到着!みんなお疲れ様!今までよく頑張ってきたね!でも、これからが本番だよ!これから一緒に、新しい飼主さんを探していこうね!仕事を有給取ってサポートに来てくれたスタッフ、休み返上してかけつれてくれたスタッフ、空港で3手に分かれ、病院とトリミングに向かいました。保護家のボランティアさんでもあるドッグサロンパピーの志風オーナーが、トリミングして下さいました。詳細は後日ブログにて書きたいと思います。取り急ぎ、本日はこの子達の紹介です。2キロ~10キロのプードルです。トイプードルとミニチュアプードルのようです。中には、コッカーが入ってるのでは?ミニピンが入ってるでは?というmixかな?という子も3匹居ます。年齢も、ハッキリわかりませんが、3歳~5歳位の若い子もいますし、10歳位の仔もいます。大きな病気を持っている子は居ないようです。本日からみんな譲渡可能なので、是非、飼主希望者さん、保護主希望者さんは、国富町にある「いのちのはうす保護家」までいらしてください。午前中は、清掃で手が離せないため、午後からのご案内となります。スタッフのスケジュール調整があるので、必ず、前日までにご連絡宜しくお願い致します。090-4484-5165(担当・藤井)電話に出れない事もあるので、その際、ショートメールにて履歴を残して下さるとスムーズにご連絡できるかと思います。ワントゥワンズ代表のクラウドファンディング、どうか、ご支援、応援、よろしくお願い致します。「犬猫の代弁者になる。動物と家族に寄り添うフリーペーパー継続!」いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年10月01日
広告様、個人サポーター様、もふもふを置いて下さってる店舗様には、封書やメールにてご連絡してありましたが…フリーペーパー「もふもふ」10月号は休刊させて頂きます。体調不良で記事が書けなかったこともありましたが、毎月発行は、私自身何度も徹夜をしての原稿書きで、体力的に限界に来ておりました。その事を、発行者「ワントゥワンズ」代表に打ち明けたところ、ワントゥワンズも、同じ苦しい状況にあった事を知りました。出納帳を確認すると・・・よくこの予算状況の中、発行を頑張ってくれてたね…と、弱音を一度も吐かなかったワントゥワンズ代表に、頭を何度も下げました。私の体力面、ワントゥワンズの資金難・・・これらの事があり、急遽、発行を二ヶ月に一回に減らす決心をしました。広告様や個人サポーター様にご迷惑をかけないよう、その分、発行部数は増やそう!という事になりました。私は、原稿が二ヶ月に一回に減ったので、私自身の問題はクリアーしたのですが・・・もふもふを発行しているワントゥワンズ代表の問題は、解決に至っておりませんでした。広告様と個人サポーター様には、返金という形で廃刊にするべきではないのか…?という所まで、話は行っていたのですが、ちょうど私がクラウドファンディングをしていた事もあり、ワントゥワンズ代表に、その方法を勧めてみましたが、「私の努力が足りなかったから資金難になったのに…」と、なかなか首を縦に振ってくれませんでした。「自分の頑張りが足りないから…それで今以上に頑張ると?私はそれで倒れたんだよ?貯金も底をついたんだよ?ワントゥワンズ代表まで倒れたら、保護家ももふもふもお終いやん!もふもふは廃刊しても良いよ。でも、やる事をやってから、廃刊にするかしないかを決めようよ!」何度も何度も、そう説得してきました。だって、私は、ずっとワントゥワンズ代表の頑張りを見て来たから…二年半、頭を下げて営業に回っている事も知ってたから…いつも側から私を支えて来てくれた人…もうこれ以上頑張ったらいけないよ…そう思ったから。自分と同じ目にあわせちゃいけない…そう思ったから。「頑張りが足りないからだと批判されるかもしれんけど、その批判もちゃんと受け止めるよ。クラウドファンディングに挑戦してみる!」やっと首を縦に振ってくれたのです!これは、ワントゥワンズの挑戦ではなく、私の挑戦でもあります。一人でも多くの方に伝えていきたい!フリーペーパーもふもふを廃刊にしたくない!そのための挑戦です。皆さんにお願いがあります。ワントゥワンズ代表のクラウドファンディング、どうか、ご支援、応援、よろしくお願い致します。「犬猫の代弁者になる。動物と家族に寄り添うフリーペーパー継続!」いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年09月28日
8月上旬から始まった挑戦、クラウドファンディング、皆さんのシェア、402名の心優しいご支援のおかげで、「老犬デイサービス」「ハンデのある猫達の保護猫カフェ」二つの「夢」が、今、夢ではなく実現する事になりました。今まで応援下さり、本当に本当にありがとうございました。まるで「夢」のようです・・・。この間私は二度、顔面神経麻痺と過呼吸で倒れてしまいましたが、今は回復へと向かっております。取り返しのつかない最悪な事態にならなかったのは、この「夢」が力となっていた事、希望となっていた事…シェア下さった皆さん、402名の皆さん、スタッフのみんな!感謝の気持ちでいっぱいで、どう言葉にして良いのか分からない位です。実は・・・クラウドファンディング終了日でもある明日、ブリーダー放棄のトイプードルが、飛行機に乗って11頭、保護家入りします。私がお世話になった活動家の方が、懸命に繋いで下さった11頭の命です。ネクストゴール達成後の24万円(手数料引かれた金額)は、先日レスキューし残っているプードル達の医療費と、明日到着する11頭のプードルたちの医療費に大切に使わせて頂きたいと思います。実は、ネクストステージで「ハンデのある猫達の保護猫カフェ」選んだ写真、両手麻痺の「バトン」…。きっと、保護猫カフェの看板ちゃんになるだろうなと思っていました。そのバトンが・・・トライアルに入ったのです!私は、何度も何度もトライアル先の後藤さんに確認しました。毎日のリハビリ、トイレの失敗もある事、体が大きくなった時に左手に負担がかかる事、色んな覚悟がいる事も…ですが、一度も躊躇することなく、ハンデがあって可哀想だからではなく、バトンが可愛くて仕方ない…そんな可愛いバトンだから、何でもしたい!そんな素晴らしい方でした。なんだか・・・後藤さんとは不思議と、これからもご縁があるような気がしました。後藤さんのような方と出会わせてくれた「バトン」、やはり名前の通りの仔でした!ありがとう!バトン!今、クラウドファンディングの自分のページを開くと、カウントダウンが始まり、時間が動いています。この減っていく時間を眺めながら・・・「この挑戦は終わるんだな…」と、色んな思いがよぎってきます。いよいよ明日、29日のAM11:00に、クラウドファンディング終了を迎えます。https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年09月28日
「いのちのはうす保護家」の検疫室は、2011年に、ボランティアさん二人が作って下さいました。資金も無くて、廃材を利用した検疫室。一人は大雑把、一人は慎重派だったので、険悪のムードの中、お互いをなだめながら色々あっての検疫室の完成でした(;'∀')今となっては良い思い出の一つです。2017年3月末に閉鎖となった「中央動物保護管理所」には、検疫室、隔離室もなかったので、管理所では何度もパルボが発生していました。そんな環境に居る子達をレスキューしている側として、検疫室も、自分達で作るしかなかったのです。案の定、レスキューした犬が、ケンネルコフ、レプトスピラに感染してた事もあり、検疫期間、検疫室の重要性を感じる事も多々ありました。保護家居る子達は、みんなこの中で一週間頑張った子達です。検疫室で、お産に立ち会ったこともありました。この環境の中で、お母さんは頑張って命を誕生させました。まだご縁がなくて保護家にいる「のっぽ」も、お母さんと兄弟と一緒にここで一週間頑張りました。譲渡先で脱走して大騒ぎした真央。真央は野犬の仔だったので、リードに馴れていませんでした。検疫期間中に、リードに馴れさせ、人間の手に馴れさせました。検疫室は、私にとってただの検疫室ではありませんでした。人慣れしてない仔、怖くて咬む子を中心にレスキューしていたので、検疫期間が終わり、群れデビューする前に、「人間は怖くないよ…」「咬んだらいけないんだよ…」という事を、検疫期間の一週間で、教えなきゃいけなかったんです。保護家の作業が終わった夜、この検疫室で、犬達と真剣に向き合ってきました。検疫期間の中で、この子はどんな性格なんだろう…とか、ここに来るまでこの子にどんな背景があったのか、理解する事で、心がやっと繋がり合える…私自身も知る大切な時間でもありました。まだ触る事を許してくれない仔、パーソナルエリアの広い子は、一晩一緒に眠ることもありました。同じ空間に人間が居る事に馴れさせるために。長靴に穴が開くくらいガッツリ咬まれたこともありました。私自身、「怖い」という感情を捨てる事も怖かったです。辛い思いをしてきた仔程、こちらの感情を読み取る力が強いような気がしました。だからこそ、唸りがなくなったとき、手を舐めてくれた時、尻尾を振ってくれた時、素の自分を出してくれた時、「信じてくれてありがとう」そう何度検疫室で涙を流したか分かりません。検疫室は、犬達が頑張った場所。そして、私も頑張った場所。ですが・・・検疫期間中に亡くなった仔もいました。姫ちゃん・・・夜中に検疫室で看取りました。看取ることが出来て良かったと思う反面、あともう少しで検疫室から出れたのに!悔しさも残った最期でした。飼い主に捨てられ、新しい飼主からも捨てられたデン…体の中は限界だったのでしょう…検疫室で最期を迎えてしまいました。管理所で衰弱してたゴウは、検疫室で介助をしていましたが…たった3日間で、検疫室で、最期を迎えてしまいました…。亡くなるギリギリまで、ゴウの目は、未来を見据えていた目をしていたのに…管理所では、もうダメかもしれない…と、想うような仔達もレスキューしてきましたが、中には、生きる希望を持てた事で、驚異の回復を見せてくれる子もいました。一言で言えば、「検疫室」。でも、私にとって、ただの検疫室ではありませんでした。犬達と共に、一緒に頑張ってきた場所・・・。4月に完成した愛護センターには、検疫室も観察室もあります。だから・・・保護家には検疫室は要らないのです。クラウドファンディングで皆様のご支援により、「老犬デイサービス」「ハンデのある猫達の保護猫カフェ」が無事、実現できる事になりました。6年間フル活動してた検疫室を撤去する事になりました。ここに猫カフェが建ちます。撤去作業を見ながら・・・色んな思いが込み上げてきました。ここで頑張った皆の顔が、次々と浮かんできました。今まで本当にありがとう・・・いのちのはうす保護家は、未来に向けて前進します。クラウドファンディング、残り時間3日となりました。ご支援下さった392名の皆様、本当にありがとうございます!今回、プードル22頭レスキューも重なり、クラウドファンディングで呼びかけていた医療費の金額で補えないところまで来てしまい、動物病院にも、お支払いを待って頂いているそんな状況です。大変申し訳ございませんが、クラウドファンディング終了ギリギリの時間まで、医療費の呼びかけをさせて頂きたいと思います。どうか、ご支援ご協力よろしくお願い致します。クラウドファンディングご協力お願いしますNextGoal→ハンデのある猫達の保護猫カフェを!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年09月26日
東京出張に行ってきました。学んだ事を活かし、これからも宮崎県で発信していきます。8/27記事 「トミーの介護がはじまりました」https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201708270000/東京に向かう日の朝、トミーと約束しました。母ちゃん必ず帰ってくるからね!ボランティアさん達を困らせんでね!ちゃんと食うててね!そして・・・21日、22時に保護家に帰り着きました。「トミー!ただいまー!」この日のトミーは、珍しくワガママでした。何度も何度も夜鳴を繰り返し、「母ちゃんここに居るよ!」身体に触れると落ち着く。その繰り返し。夜中の3時にやっと静かに眠りについてくれました。慣れない出張の疲れもあり、私は、隣の部屋で犬猫とゴロゴロしているうちにいつの間にか眠ってしてしまいました。朝、9時30分、スタッフ二名保護家に到着。その音で目が覚め、「トミーおはよう」真っ先にトミーにあいさつに行くと・・・トミーは、もう動きませんでした…私が眠っている間に、トミーは一人で逝ってしまいました…スタッフが教えてくれました。「ゆみさんが出張でいないときにね、トミーが音に反応してキョロキョロしたり、ジーッと顔を見るしぐさをする事が多々あったの。ゆみさんを探しているのかなって…」トミーは約束を守ってくれたんです。だから、帰宅したあの時間、ずっと吠えてたんだ…何度も何度も母ちゃんが居る事を確認してたんだ…なんであの時、私は眠ってしまったのか。スタッフが来るあと数時間、なんで起きていられなかったのか。なんで最後に添い寝すらしなかったんだろう…母ちゃんとこうして寝たかったんだよね?最期にこうして抱きしめて欲しかったんだよね?トミーは、最後の最後まで赤ちゃんにはなりませんでした。赤ちゃん抱っこして、赤ちゃん言葉を使うと、トミーは、体全身使って怒って吠えました。「俺はパブちゃんじゃない!」って。のほほんと、ひょうひょうとした男でしたが、トミーは最後まで男気ある男でした。最後まで、ドッグランで限界まで立ち続けました。どんなに寝たきりになっても、犬らしい食べ方を崩しませんでした。おしっこが出たぞー!キレイにしてくれー!いつも吠えて教えてくれました。「とみちゃんとみちゃん」そう慕ってくれてたボランティアさん達。この沢山の手は、トミーを介護してくれた優しい手たち…その優しい手たちは、トミーを見送る最期の花を準備していました。その作業している手をボーっと見てて、涙が出てきました。多分、その手たちにありがとうございましたという感謝の気持ちだったと思います。保護家には、彼岸花が沢山咲いていました。トミー、お帰りなさい!トミーレスキューした頃の業務日誌をさかのぼって読んでいくと…ごはんも食べずに「お家に帰りたい」と主張してたトミーの姿を思い出しました。今頃は、ぴょんぴょんひょうひょう、笑顔で飛び跳ねながら、飼い主の元に帰っていると思いますが、保護家で過ごした1年半、保護家の仲間達、・・・母ちゃんの事、忘れないでね。トミー、ありがとうクラウドファンディングご協力お願いしますNextGoal→ハンデのある猫達の保護猫カフェを!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年09月24日
とても残念です・・・。このようなスクショでのご報告の仕方は、自分でも悩みましたが、今後このような事が起らないようそして、ご本人であるH氏がこのブログを閲覧して、計算の元、時間をかけて巧妙な手口を使ってきたので、あえてそのまま真実を載せる事を決めました。当会では、メールはメール担当スタッフが内容をチェックして、緊急性のあるメールや、私にしか分からない内容のメールは、このようにLINEにて転送してもらっています。ラインの相手はご本人ではなく、メール担当スタッフです。最初にH氏から来たメールです。※H氏→保護家このメールを頂いたときに、正直とても嬉しく、何か困った事がありましたらいつでもご相談くださいと連絡したところ、直ぐにサポートを求めるメールが返ってきました。あまりのタイミングに、違和感を覚えました。メールの内容も、あまりにも綺麗な言葉が並びたてられてて、さすがにおかしいかもしれないと感じ、保護活動サポート団体「ワントゥワンズ」に調査を委託したのです。下記は、H氏にメールした内容です。※保護家→H氏そして・・・数日後に再度来たH氏のメール。※H氏→保護家直ぐに電話が無くて不安になったようで、再度メールが来ました。※H氏→保護家※保護家→H氏その後、9/6、14時に、ワントゥワンズ代表と、保護家スタッフ二名で自宅面談に行きました。・・・調査の報告では・・・1、とても生活保護受給者とは思えない贅沢品の数々が部屋にあり。2、薬の確認をしたら、胃がん手術をした人に処方される薬ではなかった。(ワントゥワンズ代表は薬剤師)3、数年間、ワクチン接種、狂犬病予防、未接種。フィラリア予防等、健康診断も無し。4、老犬なので、ワクチン接種と狂犬病は、直ぐに獣医師さんと相談して、摂取できるようであればお願いしますと伝えたところ、ワクチンのお金がないとの事。5、お仕事をされていないとの事と、ボランティアの私達が現段階で出来る事は、日中9時30~17時30までボランティアで預かるので、日中休まれてくださいと提案。老犬の送迎は無料だと伝える。やはり違和感は大きくなるばかり…。とても生活費に苦しんでいるように見えなかったので、送迎の際のガソリン代だけでもご負担いただくべきなのか、私も考えるようになりました。ガソリン代までも私の財布から負担する事に違和感があるような人だったのです。デイサービスを利用するのならば、動物病院には必ず行って、お話はそれからなのでと伝えるも、何日経過しても電話連絡がありませんでした。とにかく犬が心配だからと、ワントゥワンズ代表が電話するも一向に出る事もなく…9/15、やっとH氏と電話連絡取れたのですが・・・「自分が眠れなくて電話も出れない、かけれない状態で、ご飯も食べれず点滴までした」と、連絡しなかった事の言い訳から入り、「犬は近くに捨てに行った。だって、引き取ってくれないんだろう?日中しか預かってくれないなら、意味ない」すいませんが・・・私、キレました。ワントゥワンズ代表には、電話も着拒するよう指示しました。16年も一緒に過ごした家族を、歩くのもままならない老犬を、捨てに行ったのです。置き去りにしたのです。一緒にこの子を守っていこうと約束したのに…私は、人間の救済をするために老犬デイサービスをしようと思ったのではない。一生懸命頑張って介護をしているその子と飼主さんは私にとって一心同体の存在だと思っていました。飼主さんを守ることによって、老犬が幸せでいられるならと、ただそれだけだったんです。サポート体制もあるというのに、引き取ってくれないならと、簡単に捨てたH氏…愛護センターにも証拠を全て揃えて連絡済みです。今週中に、H氏を動物愛護法違反として警察署に証拠書類提出してきます。そして・・・自宅に入った際に、飾っていた高級な品々への違和感。生活保護受給者として疑問を感じるので、そこも市役所に話しに行きます。ワントゥワンズ代表と連絡が取れなくなり、H氏は、ストーカーのように会の電話にかけてきます。スタッフには履歴と留守電も残すよう指示しています。「お前らはボランティアなんだから俺のために動け」そんな暴言の数々です。あまりに綺麗なメール内容、当初の物腰の柔らかい口調、泣きながら謝罪してた姿、全ては、犬を引き取って欲しいための演技だったのです…。H氏のシナリオ通りに行かず、自分が捨てた犬をなんとかしろと、一人で焦っているのです。もう手遅れだったのに・・・あの子を守ってあげれなかった・・・生活の苦しい方、介護に苦しんでいる方のサポートをしたいとボランティアのデイサービスをと思った時に、まわりはみんな心配していました。悪い人間もいるから、変な利用のされ方がないようにと…もちろんそのつもりだったので、審査はちゃんとやっていく事を決めていましたが、こんなことになってしまい本当に悔しく、悲しく、残念でたまりません。変に期待させなきゃ、あの子は捨てられることもなかったのでは?そう思えてならないのです…。このままではあの子に申し訳ないです・・・。クラウドファンディングご協力お願いしますNextGoal→ハンデのある猫達の保護猫カフェを!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年09月19日
プードル多頭飼育崩壊は、ブリーダーではありませんでした。個人で飼っていた6頭のプードルから始まったようでした。2005年、宮崎市のある地区で、大きな台風被害がありました。1階に完全に水が押し寄せ、床上浸水。飼主は、プードル6頭と一緒に2階に避難したそうです。2階には、6畳一部屋しかありませんでした。この部屋で、不妊去勢手術をしていない6頭から、繁殖が始まったのです…。一時期は、80頭まで増えたそうです。今回、レスキューした43頭、なぜみんな高齢なのかとても不思議だったのですが、その謎も解けました。若いプードルや譲渡できそうなプードルは、某動物病院の先生が、40頭レスキューしてそれぞれの子達に新しい飼主さんを見つけて下さっていたのです。きっと、不妊去勢手術の話もされたと思いますが、その前に、心臓の悪い子達の治療や薬代等、飼い主は先生の善意を裏切り、約200万円ふみたおしたのです。台所のテーブルの上には、数年前のワクチン接種証明書が置いてありました。その証明書の写真は、綺麗にトリミングされた姿で写っていました…。飼い主は、お手伝いさんも雇える程の経済力があったようです。それがどう今になったのかは分かりませんが…部屋には、無造作に置かれた沢山の表彰状、おそらくお孫さんの写真、娘さんが着てたであろう服や靴、壁に書かれた娘さんの楽しそうな落書き…いつからどう変わったのか、家族が楽しく住んでいたはずの家は、床も壁も全て、「犬屋敷」仕様に変わっていました。とても一般家庭の家ではありませんでした。群れは相性で三つに分けられ、繁殖を止めようとしていたのでしょうか、サークルの子と、フリーの子で分かれていました。確かに、汚いし臭いし現場は凄い状態でしたが、多頭飼育崩壊の中では、まだ綺麗な方だったと思いました。サークルの床には、一枚一枚バスタオルが敷かれ、バスタオルが動かないよう、床板にクリップで留めてたり、サークルの回りをタオルで囲ってたり…汚れた感じでは、数日前に変えたんだろうな…と思いました。最初は、普通の愛犬家、プードル好きの家族が、一体いつから、こんなに変わっていったのでしょうね…食べさせるだけ食べさせ、この子は、プードルで10キロありました。太りすぎて、自分の足で歩く事も出来ません。そんな身勝手な飼主の犠牲になるのはいつも罪のないこの子達…あなた達にとって、飼主が一番だったでしょうに…信じてた人から、ある日突然置いてけぼりにされ、ずっと待っていたのでしょう…これから、本当の幸せってどんな事なのか、保護家を卒業した時に、生まれて初めて経験していくのでしょうね…この子達は、国富町にある「いのちのはうす保護家」に居ます。飼い主さん希望、保護主さん希望、の方のみご案内をさせて頂いておりますが、9/19、9/20の二日間は、手が足りないため、お休みとさせて頂きます。クラウドファンディングご協力お願いしますNextGoal→ハンデのある猫達の保護猫カフェを!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年09月18日
やっと…やっとこの子達の紹介までたどり着いた!という感じです。みんな歯がボロボロです。重度の歯周病の仔、心臓の悪い子、白内障の仔、足に障害のある仔、眼球のない子、健康で若い子はいません。ですが、みんな性格が凄く良い…申し訳ない位に健気で、みんな良い子なんです。スタッフと話合い、今は預かりさん募集ではなく、飼主さんと保護主さんの募集のみにしていこうという事になりました。あくまでも今の段階で…です。飼主さんと保護主さんになって下さる方を探しています。県外の方は、一度ご連絡下さいm(__)m1頭でも構いません…どうか、よろしくお願い致します。早速、ブログを見て下さった方が、駆けつけて下さいました。「ミミ」ちゃん、トライアルに入りました!「多忙な中、保護家さんにお手間をかけられない」と、色んな事に気遣って下さるとても優しい飼主さんで・・・私達スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいでした。ドッグサロンパピーpuppy志風オーナーは、旧保護家からの長いお付き合いがあり、保護家にもボランティアに来て下さり、ジュウジュウと弓の保護主さんになって下さいました。これから飼主さんを探していきますと…。お世話になっている病院の先生と、先生のお母様が・・・診察に連れて行った仔達の中から、一番心臓の悪かった子達、足に障害のあった仔を、家族として迎え入れて下さいました。出来る限りの協力はしていくから…と、言って下さり、ただただ、頭が下がる思いです。ーーーーーーーーーーーー取り急ぎ、ここまでのご報告のみですいません…またpart4に続きます。クラウドファンディングご協力お願いしますNextGoal→ハンデのある猫達の保護猫カフェを!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年09月17日
プードル多頭飼育崩壊レスキューから4日目。現場に踏み込んだとき、この家から色んな事が見えてきました。またその状況は、後日落ち着いてから書きたいと思いますが…レスキュー初日は、何もわからないまま現場に向かったので、とにかく乗れるだけ乗せようと。衰弱してる仔を中心に。電気も水も止められていて、とにかく先に持参した水を…。スタッフと二人で黙々と作業。そこには、もう感情はありませんでした。感情すら出てくる暇がない…そんな現場の悲惨さだったのです。初日連れて出れたのは、犬15頭。猫5匹。比較的元気のある子は、バルーンが子育ての時に使用してた奥の部屋。部屋と言っても、半分は外です。性別と首輪で、個体を識別できるよう、写真撮り。心を捨てた淡々とした作業が進みます。衰弱している子は、私の作業部屋兼、子猫部屋に4頭。ペットショップるんるん岡オーナーに連絡。「参ったよ~こんな状況になってしもた~」「お店閉めたらトリミングセット全部持って行くわ!」ルンルントリマーさんを二人連れて来てくれました。そして、保護家ボランティアグループLINEで、トリミング介助に来れる方いませんかー!と、よびかけたところ、6名のボランティアさんが、仕事を終えて保護家入りしてくれました。みんな仕事でくたくたな体に鞭打って、深夜二時までのトリミング。6時間ずっと立ちっぱなしで汗だくでした。みんなの優しさに感謝しかありません…翌日、現場に残してきた子達のレスキューへ。高原の「咲桃虎」さんと手分けしての作業でした。猫がまだ4匹、残っていたのですが、「みやざき動物のいのちを守る会」小倉代表から朝方連絡がありました。残ってる猫はうちが引き受けるから…と。小倉代表も猫の保護でいっぱいなのに…感謝の気持ちでいっぱいです…。そして・・・二日目もまた、ペットショップるんるんチームがトリミングに来てくれました。保護家からは、スタッフが居残りしてくれ、トリミングの介助に入りました。事務所組の「カムカム」「サンバァ」「マール」「しげる」「テイ」「れい」は、邪魔にならないようにと、お利口さんに見守っててくれてました。うちの藤井副代表はというと、電話窓口やボランティアさんの振り分けや、病院管理で多忙な人なので、体力温存のため、夕方には即帰らせ自宅待機させてます。今、彼女が頼りなのです!うちのスタッフ、薫母さん(年は変わらないけどお母さんキャラ)が、トリミング中に、カルテ作成用のデータをいつの間にか書き上げていました。みんな凄いな・・・頭が働くな・・・効率よいな・・・横でぼーっと見る事しか出来てない私です。みんなの協力もあり、完璧なカルテが作れました!病院運搬ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。ただ・・・やはり医療費の問題があり、みんなに完璧な検査すらさせてあげれてないのが悔しいです・・・本当に・・・。スタッフからは、「これはみっともないから載せたらいかん!」と、ストップされたこの写真、あえて出します。このテーブルの散乱具合・・・実は、月曜日からプードルたちの管理で日常業務が全く手が付けられていない状態です。頂いている支援物資の開封もままならず、お礼状のはがきも書けず、スタッフもみんな遅くまで残ってくれてます。私が静養中なので、スタッフが交代で深夜勤まで…。ボランティアさんは、保護家に深夜勤に入り、そのまま保護家から仕事場に出勤している状態です。今、人手が足りていません。ありがたいことに、ボランティア希望のご連絡は頂くのですが、正直申し上げてしまいますと・・・保護家の衛生管理はストイックで、猫部屋は毎日が大掃除並みの清掃手順なんです。朝の清掃中は、和気あいあいもなく、集中してやって頂いています。そういう事もあり、初めてのボランティアさんが来てくれた時は、スタッフが必ず一人ついて手順や物の場所を教えたりとあるので、人手が足りていない今、新しいボランティアさんを受け入れる事すら出来ない状態です。なので、今、皆さんにお願いしたいのが、・ごみの持ち帰り(毎日大量の汚れた毛布やトイレシートが出ます)・病院運搬・猫の爪切り&ブラッシング・プードルのお部屋掃除(11時~)・プードルの預かりさん(後日詳細を書きます)です。今、このような状態なので、電話にもあまり出ることが出来ません。出来れば、ご連絡はショートメールか、会のfacebookからメッセージ(コメント欄ではなく)か、会のメールアドレスまでご連絡お願い致します。その際には、お名前とお電話番号をご記入よろしくお願い致します。「プードル多頭飼育崩壊part3に続きます」「プードル多頭飼育崩壊part1」https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201709140000/クラウドファンディングご協力お願いしますNextGoal→ハンデのある猫達の保護猫カフェを!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年09月15日
Facebookでは、ご報告を続けて来たのですが、ブログではどこからご報告して良いのか分からず…Facebookされていない方に、一連の流れのスクショを貼ります。(もしかしたら抜けているのもあるかも…)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーご報告第二弾は、本日中に必ず・・・クラウドファンディングご協力お願いしますNextGoal→ハンデのある猫達の保護猫カフェを!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年09月14日
私は・・・全て正直にお話すると、半年程前から「鬱」の扉の前に立っていた状態だったそうです。半年位前から、みんなに頻繁にこう口にしていました。「私、いつ死んでも良いと思ってるんだよね」「もし、私が死んだらさ~」「ねぇ、私が死ぬときは交通事故やろか?」もちろん、自ら命を絶ちたいという気持ちは全くありませんでしたが、やたらと「死」のキーワードが出て来るようになり、スタッフは危機感を覚えていたと、今、聞きました。自分の体に鞭打ち続け、過労からそれは「心」の破壊へと自ら向かっていたのです。まだまだ頑張りが足りない、まだまだ頑張りたい!この時が一番、正常な判断が出来ない状態だったと思います。とうとう「鬱」の扉の前に来てしまい、その扉へ手をかけたときに、「老犬デイサービス」「ハンデのある保護猫カフェ」夢だったものが、どんどんビジョンが固まっていき…と同時に「鬱」への扉を開ける事無く、どんどん離れていったのだと今となってはそう感じました。私は、この子達を守っていたようで、実は、この子達から守られていたような気がしました。私は、「夢」に助けられたのです。ただ、「まだまだ頑張りたい」という思いは、更に強くなり、ますます体に鞭打つ一方だったので、過労へのストレス性から「左顔面神経麻痺」になったのは事実なので、今後は休むときはちゃんと休み、睡眠もちゃんと取ろうと思えるようになりました。まだ復帰は早いと、怒られそうですが…6日の深夜勤から、保護家に戻ってまいりました!聴覚障害が治ったと書きましたが、すいません…また再発してしまいました。聴こえ難さや軽い痛みはありますが、犬猫達のお世話等の活動には何の支障もありません。みんな!ただいまっ!保護家の作業は、もちろん、私が欠けてても、スタッフ、ボランティアさん達が回してくれる。確かに、まだ静養は必要な時期だと分かっています。でも・・・私が、復帰したかったんです。トミーには、もう時間がないから…。トミーと一緒に、まだまだ色んな事を共有したいから…。だから・・・トミー!母ちゃん帰って来たぞっ!そして・・・私が一日でも復帰したかったのは、腎不全のテイの存在もありました。テイは、何年も何年も飼主からの虐待に耐えてきました。この写真は、レスキューする前の写真です。ここに閉じ込め、棒で突いていたのでしょう…飼い主の怒号と犬の叫び声が、頻繁に響き渡っていたと聞きました。やっと地獄から抜け出せ、これからというときだったのに…テイに残された余命は、奇跡が起こったとしても僅か2年。もしかしたら…数ヶ月かもしれない。そんなテイが、「おもちゃ」で遊ぶことを覚えました。「母ちゃん、これなに?」「・・・???」「バクっ!」「母ちゃん!これ、キュッキュッ音するよ~♪」テイは、6歳になってやっと、沢山の事を経験し始めました。最近では、色んなおもちゃを引っ張り出してくる始末。猫のおもちゃまで(;'∀')しかも、ドッグランまでコソコソと運び、誰にもとられないように穴を掘ってコッソリ隠す事も覚えました。でも、メモリーに見つかっちゃったね(笑)テイは、床とコンクリートのひんやり感も覚えました。譲渡会でも、人間よりもコンクリートに夢中で、もうこうなったら周りが何も見えていないのです(笑)テイの残された時間は、あと僅か・・・。私が、テイとの時間を優先したかったのです。「え?もう復帰出来るの?」スタッフも驚いていましたが、それ以上は何も言いませんでした。私がなぜ、復帰を急いでいたか知ってたのだと思います。復帰して冷蔵庫を開けると、ボランティアさんが、私の大好きな甘いコーヒーを用意してくれていました。私の留守中、事故が起きないようにと、心配かけまいと、藤井副代表を筆頭に、スタッフボランティアみんながピリピリ緊張してたと知りました。藤井副代表は、何度も私にLINEしてきました。「由美さん、保護家には素晴らしい仲間が沢山いるよ!だから…保護家は大丈夫!心配ご無用!思い切って自分の時間を過ごして来~い!」私には・・・嬉しくもありがたくも面白くも、「由美さんの事は、私が守る!」「俺の母ちゃんは、俺が守る!」藤井副代表とカムカムが、山下由美の相棒の座を奪い合ってくれている(笑)二人とも、ドジくさいし暴走しやすいし口うるさいけど…私にとって、とても大きな存在です。必要な大切な存在です。クラウドファンディングのNextGoal「ハンデのある保護猫カフェ」、目標額まで遥か遠く、残念ながら実現できないかもしれませんが、この子達の幸せの為にも、ギリギリまで諦めずに自分が今出来る事をやりたいと思います。(今月レスキューした半身麻痺のサラ)愛護法改正を宮崎県でも署名活動したり、フリーペーパー「もふもふ」に記事を書いたりさせて頂いている身なので、自分自身、まだまだ学ぶことがあり、今回、シンポジウムの参加を決めました。ちなみに、まだ参加者募集はしています。http://www.eva.or.jp/2017sympoもちろん、もう私は頑張り過ぎませんっ!翌日には、浅田美代子さんの舞台を観に行きます!学びながら、発信しながら、犬猫達と向き合いながら、その中で自分の自由な楽しむ時間も、入れていきたいと思います。だから・・・山下由美はもう大丈夫です!上京まで顔面神経麻痺がどこまで回復しているか分からず、この顔で東京に向かうのは不安がありますが(;'∀')クラウドファンディングご協力お願いしますNextGoal→ハンデのある猫達の保護猫カフェを!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年09月08日
保護施設を起ち上げて7年。判定に落ちた犬達を、みんな見殺しにするしかなかった数年があったからこそ、何があっても「いのちのはうす保護家」を命を懸けて守ろうと思っていました。(旧・保護家)有志と二人だけでスタートした小さな保護家は・・・(現・保護家)支援者さん、ボランティアスタッフの力で、少しずつ「出来る事」が多くなっていき、三年前から、私は24時間体制での勤務になりました。「頑張らなきゃ!」ではなく、「もっと頑張りたい!」いつもそう思っていました。もっと頑張りたい!その結果が・・・疲労によるストレス性「左顔面神経麻痺」でした。実は、この病気をしたのは2回目です。身体はきっとサインを送っていたのだと思いますが、中も外も丈夫な身体なので、そのサインに気付けませんでした。老犬デイサービス、ハンデのある保護猫カフェ、クラウドファンディングの8/30の日記にも書きましたが、本当は怖かったくせに「大丈夫大丈夫、必ず実現する」と、自分の本当の気持ちに封印して、「心」をかなりいじめてきました。その自分でも気づけない「強がり」は・・・「いい加減に気付いてくれよ!休息を取れよ!」私の身体は、とうとう「左顔面神経麻痺」という形で、体と心の疲労を、私に伝えてきました。最初に左耳の痛み、聴覚障害が出てきました。左耳に大きなスピーカーをつけている感覚です。次に味覚障害です。口の中と舌が麻痺して(麻酔を打ってる感じ)、何を食べても味がしないのです。↓気持ち悪い写真なので、小さくしました(;'∀')左側の顔が麻痺しているので、まばたきをしても、左目が閉じれません。指を使って強制的にまばたきをさせたり、数分毎に目薬点眼したり、寝る時は眼帯して乾燥を防いでいます。口の中が麻痺しているので、うまくしゃべれないようになりました。ここ三年、病気の仔や介護犬がいるときには、夜熟睡しないよう、椅子を二つ並べて寝返りも出来ない、足も曲げたまま、こんな夜の睡眠のとり方も、私にとっては当たり前でした。身体が悲鳴を上げ続けて当然の事をしていたのです。保護家を起ち上げて7年、私の身体は頑張ってくれてたんだと、今になって気付きました。みんなが気遣ってくれて、「ゆみさんにも休みを作ろうよ」そう動いてくれてたのに、自分が休みを取るなんて「罪」だと感じていました。ボランティアスタッフ達が一生懸命頑張ってくれてるんだから、私が誰よりも一番に頑張らなきゃ!…と。この子達をおざなりにして、丸一日休むことに対して、罪悪感を抱えていた。私には、「休む」という人間にとって当たり前の正常な判断すら、出来なくなっていたのだと思います。9/4に「左顔面神経麻痺」と診断を受け、スタッフ達の好意を素直に受け止め、二日間お休みをもらいました。身体はいたって健康な私・・・先ずは「心」を休ませてあげようと思い、大好きなドラえもんのマンガを読みたくなり、思い切って買いました。あと、左目がおかしいので、人前に出れるようサングラスと貼る眼帯も。実は、自宅ではゆっくりできないので、療養するための場所に移動しました。あまり外を歩きたくないのもありますが、ここ7年間、ずっと保護家だけだったので、どこに行ってどう過ごしていいのかすら忘れてしまい、ずっと外を眺めていました。保護家の星空も綺麗ですが、夜景も凄く綺麗で、ずっと見てても飽きません。療養の効果か薬の効果か分かりませんが、夕方から口の中と舌の麻痺も無くなり、久しぶりにちゃんとしたご飯をいただきました。左顔面が麻痺しているので、左の口からボロボロこぼれたり酷い食べ方でしたが、とても美味しかったです。スタッフに、この写真をLINEしたら自分の事のように喜んでくれました…。「やっと自分を甘やかしてあげれたんだね」…って。私が居ない2日間、スタッフとボランティアさん達が一生懸命頑張ってくれました。仕事を有給取って、保護家に入ってくれたボランティアさん、24時間体制で2日間、私の代わりに夜勤に入ってくれたスタッフ、休日返上して保護家に来てくれたスタッフ、心配するボランティアさん達を安心させるために熱弁をふるったであろう藤井副代表・・・今日、読んだ本にこう書いてありました。私一人欠けたって、保護家は回るのに…保護家には素晴らしいスタッフ、ボランティアさん達がいてくれてるのに…。休んだらイケナイ!自分が一番頑張らなきゃいけない!そう思い込んでいたのかもしれません。「ゆみさんが抱えてる仕事を少しでも減らしてあげたい」スタッフ達が、苦手な分野だろうに、お礼状のはがきをデザインして印刷してみたりと、夜遅くまで作業を手伝ってくれる日々です。会のブログ、ホームページの更新、犬猫のカルテの管理、病院運搬…全部スタッフとボランティアさん達が引き継いで頑張ってくれています。みんなから「もっと私達に甘えて!」と、叱られました。もう頑張り過ぎるのはやめようと思いました。二週間に一回お休みいただいたり、手が回らない事は頼ってみたり、夜、介護で眠れないときは、日中にちゃんと布団で熟睡しようと思いました。自分の身体と心を大切にしてあげようと思いました。老犬デイサービスでは、もっとスタッフに頼ろうと思いました。現在クラウドファンディング中の「ハンデのある保護猫カフェ」も、もし、目標額達成出来たら、みんなの力を借りようと思いました。「身体がもう限界だよ!」身体の危険信号に気付かず、私の場合、顔面神経麻痺という形で出てしまいましたが、もし、保護と譲渡だけの繰り返しだったら、顔面神経麻痺ではなく、鬱の方になっていただろう事でした。老犬デイサービスとハンデのある保護猫カフェという未来ある「夢」を追いかけていたから助かったんだと言われました。・・・追伸・・・今、私と同じようにシェルターを運営してる方、多くの犬猫を保護している方、時には、人に頼ることも必要です。休むことも、遊ぶことも、必要です。どうか、どうか、頑張りすぎないでください。辛いことも多々あるかと思いますので、まんがいち私のように追い詰められた時には、明るい未来予想図があると、症状も軽く終わります。決して顔面神経麻痺が軽いとは言えませんが、私のように早く気づき、診断と治療とリハビリと「逃げる」事を少しでも早くスタートさせれば、回復も早いように感じます。(味覚と耳の痛みがなくなったので)どうか、どうか・・・お体を大切にされてください。今、私自身がそうなってしまったから、心から切にそう願います。どうか、頑張りすぎないでください。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★掲載マンガ・「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由 [ ゆうきゆう ]クラウドファンディングご協力お願いしますNextGoal→ハンデのある猫達の保護猫カフェを!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年09月06日
最初に愛護センターで「バトン」を見たとき、室内飼育の猫だったんだろうな…と感じました。正直、飼い主に対して色んな思いはありますが、ある程度大きくなって捨てた事が、バトンが擦り傷一つなく、生き延びられた理由だと思うようにしました。捨てるのが一ヶ月早かったら、上半身を支える左手もボロボロになり、走ることが出来なくなり、カラスに襲われたり…バトンはもう生きていないと思います。今は、生きている事に感謝。ただそれだけです。センターに収容中に、左腕に添え木をしてもらったり、テーピングしてもらったり、固まらないようにセンターの獣医師さんにも色々やって頂いていましたが、腕の上部は感覚があるので、腕が回転してしまったり、トイレが出来なくなってしまったりでした。これまで色んな麻痺の子を抱えてきましたが、やはり、その子の性格や麻痺具合によって、リハビリ方法はその都度、違うんだと感じました。バトンは、一通り遊び終わり、まったりしているときに、さり気なく正しい位置に戻す…を繰り返すリハビリにしました。自然と内側に曲がってる左手を伸ばして枕にして寝ていたり、最近はようやく関節を自然に伸ばすようになりました。使わない右腕は、動かないからとそのままにしてたら、体が「不要個所」と覚えてしまい、更に固まり、退化して小さくなってしまうので、出来るだけ自然なまま残していけたらと、「右腕も生きてるよ~」とバトンの体に言い聞かせながら、日々、右腕の関節もリハビリしています。一年半前にレスキューした半身麻痺のホタル。ホタルの場合、歩き回れる環境を作った事で、四本足で歩けるようになり、高い所もスイスイ。圧迫排尿で人間が排尿排便のコントロールしてたのに、最近では、トイレに入り、自分で排尿排便のコントロールが出来るまでに回復しつつあります。ハンデのある子達をレスキューするたびに、私自身、教えてもらう事が沢山あります。「いつか…」と、漠然としてた夢、ハンデのある猫達の保護猫カフェもそうでした。夢への思いを強くしてくれたのが、「バトン」でした。ちょうど老犬デイサービスのクラウドファンディングが皆様のお力で成功し、その流れで、自分が抱えていた夢「ハンデのある猫達の保護猫カフェ」を、お話しする機会を与えてもらいました。ネクストステージなので、成功する確率は低いと分かっています。ですが、皆さんに知ってもらうきっかけ、挑戦する機会を与えてもらった事だけでも、意味のある事だと思いました。ネクストステージである「ハンデのある猫達の保護猫カフェ」が、不成立であったとしても、いつかは必ず実現させようと、漠然とした夢が、本気の夢へと変われたから…。クラウドファンディングご協力お願いしますいっしょに介護し殺処分を未然に防ぐ、老犬デイサービス開設へ!NextGoal→ハンデのある猫達の保護猫カフェを!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年09月02日
老犬ホスピスのトミー。一年半前に、管理所に居たトミーのレスキューは、「判定」に不合格となり、これからガス室に向かおうとするときに、連れて帰る事を決意したというギリギリな状況でのレスキューでした。最初にトミーから感じたのは、「家に帰りたい」…でした。検疫室でトミーと抱き合い、一緒に泣いたことを今でもハッキリと覚えています。ですが、あの時の私の涙は、トミーの涙だと感じていました。私の感情ではなくて、トミーが泣いているんだな…と。その後のトミーは、それなりに、老犬ホスピスではゆったりとした穏やかな時間を過ごしていたのですが・・・時折見せるトミーの淋しそうな表情を一年半での老犬ホスピスでの生活の中で、多く感じてきました。トミーの老衰は、ここ一年半で少しずつ進んでいきました。食べても食べても、どんどん痩せ細っていき…今週から寝たきりになりましたが、出来るだけ立たせたり、座らせたりさせて、自信をつけさせたいと思っていますが…寝たきりになったトミーから伝わってくるのは「哀しみ」という感情です。何の哀しみなのか…今はまだ何も分かりません。ハッキリと言えるのは、トミーの体に触れたときに手の平から伝わってくる「哀しい」という感情。このままでは、お互いに強い後悔が残ってしまうので、今更遅いのかもしれませんが、しっかりとトミーと向き合っていきたいと思います。~お知らせ~↓クラウドファンディング8/27新着記事↓「愛護センター設置を願い続けた想い」クラウドファンディングご協力お願いしますいっしょに介護し殺処分を未然に防ぐ、老犬デイサービス開設へ!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年08月27日
宮崎県愛護センターには、左前脚が曲がってて、右腕が後ろに向いて麻痺してる子猫が居ます。二本足で歩行しているような感じでした。人には馴れているので、飼い猫だったと思います。保護期限が切れて、高鍋保健所から愛護センターに連れて来られましたが、譲渡猫にまわれる可能性はゼロだと思います…。今、こうしてブログを書きながら…今日行くべきかと迷っているところです。正直、保護家も麻痺の子達でいっぱいになりつつあるので…。↓レスキュー後の報告です↓先週レスキューした斜頸の皮膚病のキューちゃんは、ノミダニで皮膚がボロボロになっていたようなので、どんどん皮膚の状態も良くなりつつあります。目も生き生きして、毎日嬉しそうにドッグランを歩き回ってます。斜頸の傾斜も緩やかになってきた感じがします。ハンデのある猫達をレスキューする事も多くなり、健康な子猫達の譲渡をどんどんしなきゃパンクしてしまうと焦っていましたが・・・いつも手を差し伸べてくれるのは、ペットショップるんるんの岡オーナー!もうペットショップというよりも、保護猫の方が多い状態のお店で…ちなみに、もちろん保護猫は販売していません。譲渡です。保護猫を抱えれば抱えただけ、医療費やフード等、全て自腹の岡オーナーなので、私達も遠慮してしまうのですが…「可愛い~…幸せ~」と、写真のようにいつも幸せ表情を演じている岡オーナー。財布の中はピーピーなはずなのに…。「必ず良縁繋げるから安心してね~!」保護家の保護猫4匹を連れて帰ってくれました。この子達は、今、ペットショップるんるんに居ます。販売の子犬と同じお部屋で、飼主さんを待ってるので、是非、子猫が欲しい方はお願いしますm(__)m乳飲み子でレスキューした兄弟猫、今はここまで大きくなりました。生後数日でレスキューしたブチャイクミケ娘も、今ではこんなに美人に育ちました。代理父ちゃんカムカムから、甘やかされて育ったので、ご覧の通り、物怖じしないやんちゃ娘です。ぜひ、ペットショップるんるんにお引越ししたこの子達に会いに来てください。エイズ陽性のアイちゃんママ、子猫と一緒にレスキューしましたが、子猫達みんな、簡易検査でエイズ陽性反応が出ました。生後半年くらいにもう一度検査したら、おそらく陰性になっているのでは?と、思ってはいましたが、生後半年といえば、もう大きくなって譲渡の道も厳しくなります。なので、6匹分大きな検査費用(1匹7000円)は、正直資金面で痛かったのですが、前に進むためにと、6匹全員の、抗原検査に踏み切りました。「陰性」という結果が出たら、直ぐに譲渡活動スタートします。どうか陰性でありますように…。右目がこんな状態だったポンちゃん。こんな小さな体で、2回も手術頑張りました。今では、こんなに目も良くなりました。ポンちゃんと一緒に頑張って下さった獣医師さんには心から感謝です!次は、新しい飼主さんとの良縁を繋げていきたいです。皮膚が破け、骨まで見えていたコッシー。今では、新しい皮膚が再生され、すっかり完治しました。左後ろ足の麻痺は完治しませんでしたが、トイレもちゃんと自分でできます。先輩猫からも、犬からも可愛がられ、物怖じしないやんちゃさんに育っています。コッシーももちろん譲渡対象の子です!保護家の子達は、何らかのケガや病気を乗り越えた強い子達、頑張った子達です。麻痺っ子も多いですが、普通の子と何ら変わりありません。このような子を家族として迎え入れたいけど、心配や不安でなかなか一歩踏み出せないという方は、いつでもご相談くださいm(__)mクラウドファンディングご協力お願いしますいっしょに介護し殺処分を未然に防ぐ、老犬デイサービス開設へ!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年08月24日
現在の宮崎県愛護センターは、京都と同じ方式、都道府県と政令都市が、共同で運営しているセンターですが、京都の愛護センターと違うところは、県と市が全て別々で運営している…という所です。以前、京都のセンター長にお話ししたところ、「え?分ける必要性が分かりません」との事でした。県民からしたら、同じセンターなのに窓口が二つあるし、わけが分からないシステムなので、いずれ本当の意味での共働センターになれば良いなと思います。今は、愛護センターが設立されただけでも「ありがたい」ので、そこは追い追いと…で良いかなとは思いますが…宮崎市側の愛護センター収容施設では、収容犬で溢れかえっています。宮崎市の犬舎は、「経過観察室」「保護室」12犬舎が満杯となり、「譲渡犬室」を閉鎖してそこに入れているという状況でした。宮崎県側の愛護センターでは、犬舎にはまだ空きはありましたが、少ないわけではありません。センターの管轄は、宮崎県全般ですから。日向市の管理所も、都城の管理所も、犬は沢山収容されています。管轄の高鍋保健所は、酷い状態でした。この小さなケージの中に、ほぼ24時間…なのです。センターが出来た事で、高鍋保健所が犬舎を作ったのですが、6畳ほどの広さでしょうか…少しでも良くしたいと、冷暖房付けたりと、一生懸命されていましたが、詰め込み…生き地獄ですが、一番胸を痛めているのは、高鍋保健所職員さん達です。一日でも早く、愛護センターに連れて行きたいのに、愛護センターでは、空き状況を見ながら受入れていかなきゃ、直ぐに満杯になってしまうので、仕方がないというのが現状です。この子は老犬です。この床が滑りやすく、立つ事すら出来ません。メス 推定16キロ位。この子はまだ若いと思います。凄く人慣れしてて元気の良い子です。メス 推定8キロ位凄く人慣れしている子です。多分、5歳以上だと思います。オス 推定16キロ位老犬だと思います。もう一ヶ月位ここに居るので、精神的に弱っている感じがしました。オス 推定30キロ位もうかなり長い期間、高鍋保健所に居るそうです。人間の事が大好きで、凄く元気の良い子です。なんとか譲渡出来たらと、高鍋保健所職員さん達が、一生懸命されていましたが、やはり大型ということで、飼いきれそうな方でないと難しい…との事でした。「殺処分」はギリギリまでしたくない…と、宮崎県の愛護センターも、高鍋保健所も、頑張っています。ただ、その頑張りは本当に正しい選択なのか…小さなケージに1ヶ月も2ヶ月も入るしかない子達を見て命さえあれば良いのか…そう感じているのが、行政側と私の本心です。きっと、本年度の殺処分頭数は激減しているでしょう。その数字を見て、またマスコミは躍り、県民は躍らされるのか…根本的な所は全然変わっていないのに…。~お知らせ~↓クラウドファンディング8/21新着記事↓「お金の格差が命の格差と繋がらないよう」クラウドファンディングご協力お願いしますいっしょに介護し殺処分を未然に防ぐ、老犬デイサービス開設へ!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年08月21日
先日のブログ記事で書いた子達…半身不随の白猫と、右前脚麻痺の子、金曜日、レスキューしてきました。環境が変わり、緊張しまくりです。白猫は、ヘルニアの手術で傷口が開いてしまったようで、少し縫い直してもらいました。保護期間中で、状態がかなり悪かったため、ボカシをかけて掲載してたこの子は…保護期間過ぎたので、レスキューしました。正直、飼主が名乗り出て来ないでホッとしました。家に帰ったら、また生き地獄の始まりだから…床の黒い斑点は、全部ダニと糞です。斜頸のあるこの子は、そんなに長期間放浪してたとは思えません。明らかなネグレクトだと感じました。よく逃げ出してきたね!良かったね!長い期間、こんな目に遭いながらも、この子は、きっと、飼主を恨むこともないんです。むしろそれでも大好きなんだろうな…と感じました。だって、この子はこんなにも人間の事が大好きでいてくれてるから…これから皮膚病の治療に入ります。みやざきの愛護センターには、犬舎に入りきれないほどの犬が収容されています。それなのに、「譲渡犬」として表に出ているのは宮崎県0匹、宮崎市4匹しかいません。愛護センターも今、うまく回らない現状に、頭を抱えていると思いますが、私達レスキュー活動をしてきた側からすれば、予想ついていた事態でした。数字と現場の現状は違いますから…熊本県愛護センターボランティアさんのブログです。↓ ↓ ↓殺処分ゼロと愛護はイコールではない。熊本県動物愛護センターの現場から。今の宮崎県も、熊本県と同じ状況にあります。宮崎県の愛護センター内では、殺処分は行われていません。ですが、いつまでもバックヤードに居る子達は、「良かった」とは言い難い環境です。詰め込みはありませんが、1日23時間くらいを、畳2枚分でしょうか、その位の範囲でしか動けない何も見えない感じない…そんな中にずっと閉じ込められているのですから…。1頭でも多くの子達が収容できるようにと、1頭分の犬舎の広さを削るしかなかったので、それが悪いとは言えないし、言いたくないのですが…なんとか収容頭数を減らし、どうすれば譲渡犬にまわせるのか、愛護センターと私達の課題かな…と思いました。~お知らせ~↓クラウドファンディング8/19新着記事↓「二日分の薬」クラウドファンディングご協力お願いしますいっしょに介護し殺処分を未然に防ぐ、老犬デイサービス開設へ!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年08月20日
副代表フジイは、私が「いのちのはうす保護家」を組織にする前から、ずっとサポートをしてくれてました。そのフジイが、12日、いきなり泣き出したのです。「え?なに?どしたと?」「く、車…車が…駐車場が…ヒーン( ノД`)」「車がなんね?(笑)」この日、15人のボランティアさんが保護家に来てくれていたのです。(通常ボランティアさんゼロの日もあります)満車になった駐車場を見て、フジイは泣いていたのです。こんなにボランティアさんが来てくれる日が来るなんてと…。私が、ひとりぼっちで保護家にいた時代も、色んな苦悩を抱えてた時代も、フジイはずっと見てきました。ずっと味方でいてくれました。ずっとずっと・・・山下由美を守ってきた人でした。だからこそ、保護家にたくさんのボランティアさんが来てくれたことを、誰よりも喜んでくれたのは、フジイでした。福岡県から日帰りで来て下さった江頭さん、ご家族全員で来て下さった疋田さん、修繕作業に来て下さった園田さん、12日は、多くの優しさに包まれた保護家でした。今、全国のあちこちでも、一人で頑張っている人は居ると思います。人に裏切られたり、助けられない命に一人で苦しんでいたり、便利となったSNSが逆に叩かれる場になってしまってたり、色んな苦しみや悲しみがあると思います。まさに今、その中で、一人で戦っている人もいると思います。過去の私がそうだったように…。苦しみや悲しみを共に背負ってくれる仲間、有志、一人でも多くの方に、素晴らしい出会いがあるよう宮崎県から全国に向けて願っています。いのちのはうす保護家代表 山下由美いのちのはうす保護家副代表 藤井正子~お知らせ~クラウドファンディング8/18新着記事※初めての持ち込み犬レスキュークラウドファンディングご協力お願いしますいっしょに介護し殺処分を未然に防ぐ、老犬デイサービス開設へ!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年08月18日
一日に何度も痙攣を起こすようになり、もういよいよ看取りに向けての介護生活に入った…そう思っていました。自分の足で立ち上がる事も、歩く事も出来なくなり、日に日に後足が弱っていく事も感じていました。「立ちたい!歩きたい!クッソー!!」寝たきりのまま手足をバタバタさせるので、テーピングしたり・・・ちょっと目を離すと、サークルごとひっくり返ってたりと、体が重くて暴れる元気がある分、気を抜けられない介護生活でした。あと半年位かな…1年かな…なんて思っていたのですが、あれ?顔がしっかりしてきてない?出来るだけ、老いのスピードを遅らせようと、自分の足で立つ感覚を忘れないようにと、歩行器に乗せたり、タオル補助で歩かせたり、日中は、ボランティアさん達がリハビリしてくれてたので、ヌーンの気力と筋力は、リハビリによって保てていたのだと思いました。ヌーンが立ち上がった!ヌーンが歩き出した!ヌーン、完全復活です!あー・・・やはり人間の介護と同じなんだな…と思いました。寝たきりにさせちゃいけないと、自分でできる事は、まだ自分でやらせる事。寝たきりになっても、ギリギリまでシリンダーを使わず、自分の口で水を飲ませたり、ごはんも、体を起こした状態でスプーンでサポートしながら、自分の口で食べさせたりと、介護する側も諦めない事が大事なんだな~…って、それも尊重なのかな~…って、老犬介護の時、いつもそう思います。ヌーン、まだまだ頑張っています!ヌーン、まだまだ頑張って生きます!~お知らせ~追伸・最近はクラウドファンディングの日記を集中して書いているため、こちらのブログの更新が出来ずに申し訳ございません。クラウドファンディング内での日記は、下記ページの「新着情報」にあります。クラウドファンディングご協力お願いしますいっしょに介護し殺処分を未然に防ぐ、老犬デイサービス開設へ!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年08月15日
8月10日、24時45分ミヤマンは、誰にも迷惑かけたくないかのように、静かに静かに…声一つあげる事無く、亡くなりました。ミヤマンは、ブルーが似合う子だから、全部ブルーにしようねと、冷静に、ブルーのマット、ブルーの枕、ブルーの掛布団をゴソゴソと探し出し、ロウソクとお線香のセットを引っ張り出してきたリ、朝、みんなに綺麗なミヤマンに会ってもらわなきゃねと、どっちの顔を上にした方が可愛いかな?とか、気を張り詰めて、淡々と準備している自分が居て…体を拭こうと、ミヤマンの腕から点滴の針を抜いたときに、少し逆流したミヤマンの血が手の甲にポタっと落ちた瞬間、張りつめていたものが全部飛んで行った感覚がしました。もう一回、ミヤマンの目が見たかった!もっとしっかり見たかった!私は、ミヤマンの事をどれだけ知っていたのかすら分からない。ミヤマンをレスキューして、二ヶ月ぶりに降り立った土の上に、ミヤマンはとてもご機嫌でした。外はもう真っ暗なのに、ご機嫌すぎてなかなか中に入ってくれず、大変だったけど、そんなミヤマンを見て私も幸せだと感じた時間でした。そんなミヤマンは、もういなくなってしまいました。あまりにも早すぎたお別れでした・・・母ちゃんは・・・まだまだ介護できたんだよ?まだまだミヤマンと真剣に向き合えてなかったんだよ?これからだったのにね・・・母ちゃんと保護家には何の遠慮も要らなかったのにな・・・もっともっと、自分を出せる環境を作ってあげれば良かった。ごめんね・・・ミヤマン。クラウドファンディングご協力お願いしますいっしょに介護し殺処分を未然に防ぐ、老犬デイサービス開設へ!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年08月11日
寝たきりになったヌーン。まだまだ、自分の足で立ちたいという意思はあるので、歩行器で頑張ってます。なにぶん、母屋は狭いので、直ぐに壁にぶつかり歩行器も動かなくなっちゃいますが、この体勢の視界が、一番居心地よいのでしょう。それなりに嬉しそうにしているヌーンです。そんなヌーンの介護生活がスタートしたと思ったら…次は、ミヤマンが倒れました。レスキューする前、愛護センターでひんぱんに痙攣を起こし始めたというミヤマンは、腎臓がかなり悪くなっていたのです…。保護家に来て、まだたったの14日?これからだったのに…皮肉にもミヤマンの写真は、愛護センターでの檻越しの写真の方が多い…まだまだ、これから一緒に居れると思ったのに…。ミヤマンの肝臓も腎臓もボロボロでした…。余命…あと何日だろう。今日、今、生きている事も奇跡に近い…。ミヤマンがどんな最期を望んでいるのか、まだ私にはわかりません。でも、ミヤマンも私も、お互い後悔の無いようにしたい。介護が2匹に増えた事で、介護する私自身、ここからが体力勝負となります。こんなタイミングで…と思いましたが、ちょうど「老犬デイサービス」のクラウドファンディングがスタートしたばかり。プロジェクト概要にも書いたように、「3年間の老犬介護をしてみてわかったことは、介護する側にもサポートが必要」必ず成功させなきゃいけない!夢で終わらせたらいけない!ヌーンとミヤマンの介護生活となり、その思いは、更に強くなりました。私自身、24時間体制での介護が出来ているのは、ボランティアさん達のサポートがあるからなんです。だって、私は超人じゃないし、善人じゃないから。朝4時に介護のサポートに来てくれたボランティアさん。その間、私は仮眠を取ることも出来ました。今夜も眠れないので、日中は介護をスタッフにお願いして眠ることも出来ました。心に余裕を持って、集中して介護を出来ているのは、一人じゃないから!ミヤマンと一緒に過ごせるのは、あと何時間なんだろう…ドッグランをヨチヨチと歩いてたミヤマン、顔をうずめて静かに甘えてたミヤマン、名前を読んだときに、丸々した目でジーッとみつめるミヤマン、こんな事なら、こんな事になるのなら、もっともっとその姿を、脳裏に焼き付けておけばよかった。寝たきりになってはじめて声を出したミヤマン。こんな声をしてたんだね。こんな声で吠えるんだね。ミヤマンの事を、まだまだ知りたい…そう思いました。~御 礼~先日からブログにて呼びかけておりました「子猫用システムトイレ」「システムトイレ砂」「ケージ」全国の温かい皆様のおかげで、無事、ピンチを乗り越えることが出来ました。ご協力くださった皆様、本当にありがとうございます。スタッフが順次、お礼のお葉書をお送りしております。クラウドファンディングご協力お願いしますいっしょに介護し殺処分を未然に防ぐ、老犬デイサービス開設へ!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年08月09日
宮崎愛護センターの負傷猫達です。この子は、右手麻痺してます。今まで色んなタイプの麻痺を保護してきましたが、この子の場合、もしかしたら切断した方が、生きやすいのかもしれません…。まだ子猫なのに…。この子は、確か骨盤骨折だったと思います。まだ人間が怖くてシャーシャー言いますが、直ぐに心開いてくれそうな子です。こんな小さな体で、大手術を頑張りました。この子は、上の写真の事兄弟では?との事でした。同じ場所で同じ日に、ケガで保護されました。この子は、下半身に神経が残っていると思いますが、四本足で立つのは、もしかしたら厳しいのかもしれません。ですが、この状態でもトイレでおしっこできるそうです。この子は成猫です。以前ブログに載せた顎の骨折で、首からチューブで流動食を流していた子、チューブも取れて、口から食べれるようになっていました。凄く人慣れした甘えん坊な子です。この子は、以前ブログに載せたこの子、右目の酷い子でしたが、ここまで回復していました。毛並みもフワフワ綺麗になっていました。凄く人慣れしてて、とてもやんちゃさんだとの事です。愛護センターには、可愛い子猫達がたくさん保護されてます。うちの施設にも、可愛い子猫達がたくさんいます。ですが、その子達は無条件に可愛く、幸せになる道はいくつも持っています。譲渡のチャンスはあります。ですが、ハンデのある子達には、当たり前に幸せになれる道、当たり前の道すら、とても険しいのです。切に願います・・・。ほんの少し、人間の手、サポートがあるだけで普通に笑顔で生きていける子達です。普通の猫となんら変わりないと思っています。この子達にも小さくても良いです…健康な猫達と同じように、スポットが当たりますように…以前ブログに載せたこの子、猫風邪も酷く、腰の皮膚が壊死して骨まで出て来てたくらい、大けがしていましたが、レスキュー後、ここまで回復しました。皮膚も再生され、やっと皮膚を縫うことが出来ました。皮膚が裂けないように、リハビリも出来なかったので、残念ながら、麻痺してた左後ろ足の関節が、固まってしまいました。左後ろ足の麻痺の完治は、厳しいのかもしれません。トイレはちゃんと自分で出来ます。あと・・・保護期限がまだ切れてないので、写真は出さないで欲しいとセンターに言われました。なぜなのか…それは、誰が見ても明らかに酷いネグレクト。この子の姿を見た人から、飼主は非難されるでしょう。もし、飼主が現れた場合大変だからと…。飼主の事まで配慮しなきゃいけない日本の動物愛護法はおかしいという事ですよね。本当に・・・馬鹿げてる!この子は、皮膚はボロボロ、大量のダニ。斜頸の老犬。係留のフックが外れて、脱走したようでした。この子は、生きるために脱走した。そんな風に感じました。どうか、どうか・・・飼主がみつかりませんように・・・お迎えなんて来ませんように・・・お家に帰ったら、また生き地獄の始まりです。せっかく脱走できたのに。保護期限が切れるのが待ち遠しいです。保護期限が切れたら、直ぐに写真アップします。新しい犬生がはじまりますように…。~御 礼~先日からブログにて呼びかけておりました「子猫用システムトイレ」「システムトイレ砂」「ケージ」全国の温かい皆様のおかげで、無事、ピンチを乗り越えることが出来ました。ご協力くださった皆様、本当にありがとうございます。スタッフが順次、お礼のお葉書をお送りしております。クラウドファンディングご協力お願いしますいっしょに介護し殺処分を未然に防ぐ、老犬デイサービス開設へ!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年08月09日
保護家の猫達のお部屋は、大きく分けて5部屋あります。・元気猫部屋・ヘルペス猫専用部屋・エイズ猫部屋・老猫&健康管理が特に必要な猫達の部屋・体にハンデのある猫達の部屋エイズ猫部屋は3畳しかなくて、これ以上増えたら大変…との心配が的中。6匹にまで増えてしまいました。3畳に6匹詰め込むなんてできません…。急遽、隔離部屋に使ってた隣の3畳間を潰すことになりました。もうそうするしか方法が無くて…。赤い部分のベニヤ板を取り外し、無理矢理6畳間にリフォームしてしまいました。とうとうやってしまった…だって、もう、これしか方法なかったんだもん。仕方ないよね…仕方ないよね?と、自分に言い聞かせ…。大事な隔離部屋を潰してしまったことに、この後隔離部屋をどう確保しよう…隔離が必要な子が出てきたらどうしよう…不安感に押しつぶされそうになりながらも、エイズ部屋の猫達が、伸び伸びしている姿を見て、壁ぶち破り作戦は間違いではなかったと、そう言い聞かせながら、「とりあえず今が良いなら良し!」日々そう言い聞かせて次を考えます。エイズ部屋の子達は、なかなか譲渡がありません。人間のエイズと同じように受け止める方や、感染力が強いと思われる方や、短命だと思われる方…一通りの説明はするのですが、お部屋に入る事すら怖がってお断りされることもありました。これまで2回、東京の「ネコリパブリック中野店」さんに学びに行きました。ネコリパブリック中野店は、エイズ猫専用の保護猫カフェです。ストレスなく、みんな伸び伸びしている様子でした。先ず、「エイズ」という言葉だけで、戸惑う方も多いので、呼び名から変えたそうです。「りんご猫」!!由来は、人間のエイズへの「レッドリボン」(エイズの理解と支援の象徴)の赤と、ウィルス検査キットの赤い丸から、「りんご猫」となったそうです。ネコリパブリック中野店さんでは、フリーペーパー「もふもふ」も置いて下さってました。エイズの子達を幸せにすることが、これからの私達の課題なので、ネコリパブリック中野店さんにはまた勉強しに行きたいと思ってます。ここ数年、保健所(センター)にはエイズ陽性の仔が多く、関西の有志に助けてもらいながら、なんとかレスキューも続けて来れましたが、一般の方への譲渡も進めば、助かる子達も増えるのではと思います。↓保護家のエイズ部屋っ子達↓アイちゃん。左目にハンデがあります。人が大好きで、ずっとついてまわります。ニコ。顔が個性的で、人に対しては女王様気質。エイズ部屋では一番の古株です。トランプ。強面の顔していますが、凄く優しくて穏やかな子。キイ。右目に少し障害があります。ニコの次に古い子で、どんな新入りが来ても優しく迎え入れてくれる子です。かおり。エイズ部屋で一番若い女子。甘えん坊ですが、新入り猫には厳しい女の子。タマ。左前脚がありませんが、高い所もすいすい。甘えん坊ですが、他の猫に遠慮しちゃう優しい子。エイズは決して、怖い病気ではありません。人間に感染する事はありませんし、猫同士、血を流すケンカさえなければ、ほぼ感染する事はありません。健康な事どこが違うのか…少し体が弱いので病気(猫風邪等)しやすいというだけです。ぜひ、保護家のエイズ猫の子達にも会いに来てください。クラウドファンディングご協力お願いしますいっしょに介護し殺処分を未然に防ぐ、老犬デイサービス開設へ!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxx▼▼▼ご支援のお願いです▼▼▼お願い事ばかりで申し訳ございません。猫のシステムトイレ用の砂ご支援頂けると大変助かります。ケージ、子猫用システムトイレのご支援、ありがとうございました。大変助かりました!いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年08月06日
いよいよ「老犬デイサービス」へ向けてのクラウドファンディングがスタートしました。『いっしょに介護し殺処分を未然に防ぐ、老犬デイサービス開設へ!』https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxx私が、老犬や瀕死状態の犬へのレスキューを始めたきっかけは、クラウドファンディングでも書いた「王子」でした。王子の自分らしい最期を看取れたときに、保護家に老犬ホスピスを建てたい!と、支援者の皆様のお力で、実現することが出来ました。その老犬ホスピスで、レスキューし介護と看取りをした子達。1頭1頭、それぞれの子から教えてもらう事がありました。老犬ホスピスが本当に現実化できるのだろうか…心が折れかけてたときにレスキューした「レオン」共に過ごせた時間は、たった三日間でしたが、レオンが最期に伝えてくれたことは「幸せだったよ」というレオンの穏やかな感情でした。猟犬として生まされ、猟犬として生きてきて、年老いて役に立たないからと棄てられ、レスキューしたマルオ。猟犬としての誇りを持っていたマルオ。猟犬を、否定する事をやめました。猟犬だったマルオを尊重しながらの介護を続けました。かわいそうかかわいそうじゃないのかは、本人が決める事だと、自分の価値観を捨てるという事を、マルオから学びました。脾臓に大きな腫瘍を抱え、レスキューしたエミちゃん。動物には不思議な力があります。エミちゃんは、自分の願いを全部伝えてきました。逝く日時、逝く瞬間を誰に看取って欲しいのか、エミちゃんは全て自分の思う通りの最期の瞬間を迎えたのです。人間も動物。自分の第六感を疑わないで!自分を認めて!そう教えてくれたのはエミちゃんでした。瀕死の状態でレスキューしたチャージ。「一番介護してた母ちゃんが泣いたら、母ちゃんに申し訳なくなって誰も泣けなくなるよ。母ちゃんはスタッフの前で泣いちゃダメだ!!母ちゃんの任務は、みんなにちゃんとお別れできる泣かせる場を守ってあげる事」最後の最期に、チャージから叱られた気がしました。チャージとの約束以降、私は頑張ってその約束を守っている。そして・・・老犬デイサービスを作りたいと決意させてくれたのが…コナンでした。コナンは、左前足に悪性腫瘍が出来、10万円の手術費用が無いからと管理所に持ち込まれた老犬でした。私は・・・コナンを棄てた飼い主の事が、一度も頭から離れる事はありませんでした。そして、私自身、今は、飼い主への憎しみの感情はありません。多方面で取材を受ける事がありますが、「この子達を捨てた人たちをどう思いますか?」多分、私の怒りは相当なんだろうと思われるのかその様なインタビューもありますが…「本人(犬)が飼い主を憎んでないなら、私も憎しみの感情はありません」「飼い主の野郎~という気持ちでその子と接したら、その事を望んでいない子に対して申し訳ないでしょう?」コナンを看取った後、いつもそう答えてます。「本当に怒りの感情はありませんか?」そう聞かれるけど、抱えている感情は、全部犬に伝わっちゃうから。「飼い主の事を悪く思わないで」コナンが私に残して逝った「柔らかな感情」…。コナンを看取った日から、自分の怒りの感情を自然に抑えられるのは、コナンが残してくれた大切な物を守りたい・・・ただそれだけ、そこから来ていると思います。2016年7月に放送されたNHK番組にて…責める前に、自分に出来る事は…?そう考えるようになりました。番組のラストで、次の目標を語りました。この放送から一年が経ちました。お金も人徳も代表としての器もない力のない私を、ずっと支えて来てくれたスタッフ、ボランティアさん、全国の支援者皆さん…。その一歩を行動に踏み出せる時期にこれたのは、みなさんのおかげです。『いっしょに介護し殺処分を未然に防ぐ、老犬デイサービス開設へ!』https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxx「老犬デイサービス」このプロジェクトは、56日間という短期間のクラウドファンディング、挑戦です!57日後に、この夢が実現するのか、夢は夢のままで終わるのか、正直、どんな結果が出るのかと怖いです。330万円という大きな目標金額ですから…怖いです。それでも、挑戦しなきゃ何も変わらないと思いクラウドファンディングへの挑戦を決意しました。▼▼▼ご支援のお願いです▼▼▼お願い事ばかりで申し訳ございません。猫のシステムトイレ用の砂が、在庫がゼロになってしまいました。ご支援頂けると大変助かります。隔離している子猫もいるので、子猫用のシステムトイレの数が不足しております。花王の「ニャンとも清潔トイレ」の大きさが大きく場所を取らずピッタリなので、ご支援頂けると助かります。ケージのご支援、ありがとうございました。大変助かりました!いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年08月05日
老犬は、年を取ると頑固になります。人間と同じです。これまで看取った「コナン」も・・・「チャージ」も・・・「王子」も・・・抱っこや目的地場所まで誘導しようものなら「おいおい!何しやがる!」いつもそう怒られていましたが、寝たきりになると、もう怒る事もありませんでした。「やっと抱っこさせてくれるんだね」身体に沢山触れられるという嬉しさ半面、「頼むから怒ってよ!触んなっていつもみたいに怒ってよ!」淋しくて涙が出て来ることも多々ありました。介護は、これまでその他大勢の1匹でしかなかった時間を取り戻せる大切な時間…だと思います。飼い犬も同じ。余命僅かとなったときに、初めて「後悔」が出てきます。その後悔を少しでも埋めたくて、残り少ない時間を、大切に過ごしていきます。その子にとっては、何も「後悔」はないと思うけど、飼主さんがかける優しい言葉、自分だけに向いてる心、どんなに心地良い時間かと思います。怒りん坊のヌーン・・・いつもドッグランと室内を行ったり来たり一日中せわしなく動き回ってたヌーン。少しでも行く手を阻止しようものなら、「触んないでよ!」と、怒り爆発。首輪を引こうものなら、雄叫びあげて抵抗してたヌーン。 ブログにも書いてきましたが、そんなヌーンが・・・とうとう寝たきりになってしまいました。24時間体制の介護が必要なため、常に目が行き届く事務所に移動させました。私の場合、日中はスタッフやボランティアさんが来てくれるので、仮眠を取ることも、こうして介護の合間にパソコンに向かう事も出来ています。老犬介護には、その子に合った介護が必要なんだという事も、この三年間、老犬ホスピスで看取った子達に教えてもらいました。明日の午前中、いよいよクラウドファンディングがスタートします。とても大きなプロジェクトなので、全国の皆様のご理解を頂くために、これからちゃんと自分の信念をブログ記事にて書いて行けたらと思います。クラウドファンディングがスタートしたら、先ずはその経緯をブログにて書かせて頂きます。▼▼▼ご支援のお願いです▼▼▼お願い事ばかりで申し訳ございません。猫のシステムトイレ用の砂が、在庫がゼロになってしまいました。ご支援頂けると大変助かります。隔離している子猫もいるので、子猫用のシステムトイレの数が不足しております。花王の「ニャンとも清潔トイレ」の大きさが大きく場所を取らずピッタリなので、ご支援頂けると助かります。ケージのご支援、ありがとうございました。大変助かりました!いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年08月03日
国富町にある「いのちのはうす保護家」ドッグランの修繕工事出来る方を探しています。ドッグラン入口のこの部分↓ここが土という事と、個室みたいな感じなので、犬達に人気の場所なのですが、人気なだけに、好き放題穴掘りして遊んでみたり…ここは、お客さんの入口になるのですが、穴がボコボコで危ないし、雨が降ったら泥が溜まってしまうのです。この部分を、コンクリートにしたいのですが、ド素人の私達には自信がありません。犬達がフリーなので、16時以降の修繕作業になると思うのですが、出来ます!その時間帯から来れます!というボランティアさん、ぜひぜひ、よろしくお願い致します。あと・・・保護家のドッグラン。木のお陰で、木陰は沢山あるので夏は最適なのですが、ドッグランを覆う位の木という事と、元は畑に最適な土をそのまま使用しているので、雨が降ったら、日が直接あたる部分が少ないので、数日はジメジメしたままです。木の剪定をしたいのですが、木が高すぎて難しいです。大がかりな剪定の経験のある方、慣れている方、どうか、よろしくお願い致します。この部分は、日中犬がフリーの状態でも出来ますので、犬が苦手でない方・・・どうかよろしくお願いします。あと・・・保護家の犬達は、朝~夕方の長い時間、ドッグランで自由にさせています。ここで過ごす時間が長い分、アジリティーのひとつでもあれば、犬達も楽しいのかな…と思い続け、古タイヤで何かできないかな?トンネルみたいなのがあると面白いかな?展望台みたいなのがあると楽しいのかな?アイデアばかり出しながらも、不器用で未経験の私は、ずっとそのまま手付かずでした。アジリティー作ってみても良いよ!という方は、ぜひぜひ、よろしくお願い致します。材料費などは全部こちらで用意いたします。メールはこちらから↓http://pawstamp.com/hogoya/contact.php電話はこちらから↓090-4484-5165(担当・藤井)
2017年08月02日
多分脳腫瘍だろうと診断され、薬を服用続けてた老犬ホスピスのヌーン。どんどん薬が効かなくなり、痙攣する回数も多くなっていき、今日だけで三回発作が起きました。発作後は、奇行が多くなるので、24時間目が離せない状態です。ふと、考えます。保護家は、24時間体制で誰かが必ず犬猫の側に居る。明け方まで続く介護であっても、日中はスタッフが来てくれるから、私も多少仮眠を取ることも出来ます。24時間体制の介護は、心身共にとても大変なんです。今週末、クラウドファンディングがスタートします。毎日のように担当者と打ち合わせしながら、着々とお伝えしたい、訴えたい文章が完成に近づいてます。センターに持ち込む前に、病院での安楽死を選択する前に、そして…棄てる前に!飼主さんにもうひとつの選択肢を作りたかったんです。老犬のデイサービス。介護の時間を飼主さんとシェアしていく事で、介護生活に疲れ果てて、最悪な決断を出す事のないよう、経済的に余裕の無い人でも、選択肢を増やしてあげたい!こうしたひとつひとつが、殺処分や安楽死ではなく、お互いに後悔の無い「尊厳死」につながると信じています。私は、今残っている自分の時間を捨てる覚悟も出来ました。「私」ではなく、私にその時間を分けてくれてる副代表はじめ、スタッフ、ボランティアさんが居てくれるからこそ、実現に向けて動き始める事の出来た「デイサービス」なんです。今日は、痙攣が何度も続き疲れたのでしょう…ヌーンは、疲れ切って眠っています。こんなに疲れてる顔したヌーンを見るのは初めてかもしれません。ヌーン、あともう少し頑張ろうね!生きようね!母ちゃん、必ずデイサービスを実現させるから、それまでちゃんと、母ちゃんを見張っててね!▼▼▼ご支援のお願いです▼▼▼お願い事ばかりで申し訳ございません。猫のシステムトイレ用の砂が、在庫がゼロになってしまいました。ご支援頂けると大変助かります。隔離している子猫もいるので、子猫用のシステムトイレの数が不足しております。花王の「ニャンとも清潔トイレ」の大きさが大きく場所を取らずピッタリなので、ご支援頂けると助かります。猫の隔離に使用したり、譲渡会に使用したり、このような折り畳みケージが老朽化して今、三つしか在庫がありません。このメーカーのМサイズとLサイズが不足してます。ご支援頂けると大変助かります。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年08月01日
先日告知してたMRTテレビの放送、https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201707280000/無事終わりました。全国から「観たい」と、ありがたいことに、沢山のご連絡頂けたのですが、動画をupするのは違法になるので、スクショでのご報告で申し訳ございません。ひとまず、保護家の群れの子達を、須崎トレーナーに見て頂きました。その後、ニックの場所に案内しましたが、須崎トレーナーとはいえ、ニックに会わせるのは危険なので、外から、私とニックの関係性を見てもらう事に。ここから画像が荒くなるのは、事故防止のため、金網越しの撮影という事と、小さな無人カメラでの撮影になったからです。リードをしっかりと握り、藤井副代表をニックエリアに呼んでみます。ここでイケナイ!藤井副代表のワルフザケが入ってしまいました!興奮するニックに、ファインティングポーズ!一気にみんなの緊張がほぐれ(ニックと私以外)、須崎トレーナーもまさかの展開に笑ってしまい、須崎トレーナーに怒られる藤井副代表(笑)その後、気を取り直してトレーニング再開!私は一言もニックの性格を話してないのに、須崎トレーナーは、ほんの数分の観察で、ニックの性格を当てて来たのです。ここで、私とニックの関係性が、ニックにとって良くなかったんだと聞かされました。ニックには私しかいない…という思いから、ニックと接するときの私は、完全にオフモードだったのです。「ママァ~」「ニッチュ~」の甘々な関係性だったのです。群れの子達と同じ接し方をしなければいけなかったのに。ここでちょっと私も須崎トレーナーに反発しました。「私はほぼ24時間気が張っています。こうやって群れをまとめて強がっていますが、本来の私はそんな強い人間ではないんですよ。本当は犬とイチャイチャ甘々したいのに、群れの前では毅然とした態度でいなきゃいけないんです。素顔を出せるのは、ニックと相棒カムカムの前でだけなんですよ。それで日々の精神を保っています。それをやめろと言うならば、私が精神的に倒れてしまいます」なんとも身勝手なワガママなんでしょうね・・・「ん~・・・じゃあ、プレイの時間だと割り切らせたらどうですか?イチャイチャ甘々に付き合うのがニックの仕事だと、私の仕事に付き合ってくれと、それをプレイ、仕事にさせるんですよ。イチャイチャ甘々して、山下さんの精神が安定してきたら、ニックお疲れさん!と、ちゃんとメリハリをつける!」凄いな・・・こんなアドバイスは初めてでした。だから、須崎さんはヒューマンドッグトレーナーなんだと思いました。ニックとの関係性を変えてから三週間後・・・こんな近くに人が居ても、ニックは落ち着けるようになりました。ニックがニコニコしながら人に触れるなんて!ただ、残念なのですが・・・リードを緩めることが出来ません。ニックは人の心を体で感じる子ですから、一瞬でも「怖い」という気持ちが伝わったり、少し手を退こうものなら、豹変する事が分かっていたから。リードを緩めないという事は、首輪が絞まる=ニックがカーッときて咬む。そこはほんと・・・悪循環なのは分かってはいるのですが、まだまだこれからひとつずつのトレーニングだと思います。今回は、ニックも取材クルーの皆様もそうなのですが、何より一番頑張ったのは、藤井副代表だと思います。何度か襲われかけた経験のある藤井副代表。恐怖心よりも、ニックに触れたい、少しでも信じてもらえたらと、行動に移してくれた藤井副代表の勇気にありがとう!記念撮影でもやっぱりワルノリの藤井副代表。けが人を出したらどうしよう…という緊張感の中での撮影で、その場を和ませてくれてたのも藤井副代表でした。最後に・・・ニックは、自分より体の小さい子には優しいのです。人間不信の子をレスキューすると、ニックの庭に入れます。ニックが全身で私に甘える姿を見て、人間不信だった仔も、人間への恐怖心がなくなり、ニックの見様見真似で甘えられるようになります。ビクビクして逃げ回っていた子が、数時間後にはここまで変われました。ニックは、私のパートナーでもあるのです。ニックはこれまでにいない難しい子だと須崎トレーナーもおっしゃっていましたが、難しい子だからこそ、信頼関係が築けたときには、素晴らしいパートナーになれると思いました。あとは、スタッフ皆とも仲良くなれるようにこれからニックと一緒に頑張りたいと思います。先ずは私がしっかりしなきゃ・・・。▼▼▼ご支援のお願いです▼▼▼お願い事ばかりで申し訳ございません。猫のシステムトイレ用の砂が、在庫がゼロになってしまいました。ご支援頂けると大変助かります。隔離している子猫もいるので、子猫用のシステムトイレの数が不足しております。花王の「ニャンとも清潔トイレ」の大きさが大きく場所を取らずピッタリなので、ご支援頂けると助かります。猫の隔離に使用したり、譲渡会に使用したり、このような折り畳みケージが老朽化して今、三つしか在庫がありません。このメーカーのМサイズとLサイズが不足してます。ご支援頂けると大変助かります。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年07月31日
私が知っている限りですが(先週の情報なので)、愛護センターの譲渡犬は、現在3頭のみ。内1頭が、リターンした子らしき犬が居たような…。凄いね!譲渡犬が3頭しかいないなんて!いえいえ…バックヤードにはその数倍もの収容犬達が隠れているだけなんです。先日、UMKニュースで放送されたスクショです。(顔と名前は私の判断で隠しました)賛否両論あるかと思いますが、私は、宮崎市センター所長の勇気に拍手を送りました。こんな事言ったら「悪者」になると分かっていながら、自分が悪者になってでも、真実を伝えるべきだと所長は覚悟を決めての発言だったと思います。そう確信しているのは、私は約8年間、この所長を見てきたから。とにかく「いのち」を諦めない所長なんです。どんなに大けがを負っている犬猫でも、どんなに寝たきりの老犬であっても、ハンデを抱えて収容された犬猫であっても、殺処分ギリギリまで、殺処分の延期長を繰り返してまでも、いのちを繋げようと奮闘していた所長でした。数時間後には殺処分になる老犬なのに、丁寧に床擦れの消毒をしてた…それが所長でした。最後まで、生きれる事を信じて、奇跡を信じて、懸命に命と向き合ってきた所長ですから。(この老犬の実話は「王子・尊厳死」書籍にあります)政治家や議員のように、綺麗な言葉を並び立てるのは簡単です。「殺処分ゼロ」「命を大切に」人に好かれよう、賛同されようと思えば、実に簡単な魔法の言葉です。逆に、カメラの前であの言葉を出した所長の真実、あの言葉の裏にある心の声は、私の魂が震える程でした。殺処分せざる得ない状況になったとき、本当につらいのは、センター職員さん達、そのセンター職員さん達を守り切れなかった上司、誰よりも辛いのは犬猫はもちろん、所長なのですから。あんな事を言わせてしまってごめんなさい…所長には、いち県民として申し訳ないと感じました。所長がおっしゃってたように、今、愛護センターは大変な状況になっています。現在、バックヤードに居る子達です。この子達の他にも、まだまだ収容されている子が居ますが、長くセンターに居る子の順から写真掲載します。一度は判定に合格して、旧・ひまわりの家に行けたのに、センターが出来てそのまま戻されてしまいました。網膜変性で、センターにいる間に全盲になりました。この子は、管理所からセンターに移送されました。スイッチが入ると咬みそうになるとの事で、トレーニングしているとの事。もう4ヶ月になりますが…四国犬(ミックス?)なので、日本犬をよく知っている方、飼育経験のある方とご縁が繋がれば…ハスキーのミックスでは?と言われています。まだ人間が怖いようです。攻撃性や激しさはないように思いました。少し年齢は高そうですが、まだまだ元気のある子です。皮膚が悪かったのですが、少しずつ良くなっているようです。少し吠えがあります。天真爛漫で人間が大好きな子です。老犬です。まだ自分の足で歩けます。白内障で、あまり目も見えていないのかもしれません。嫌な事をされるとカプッと口が出そうになるそうです。中型のテリア系です。この子も、嫌な事をされると口が出そうなるそうですが、嫌な事をされて怒るのは人間も同じですから。まだトレーニング中なので、一般譲渡が出来るのはまだ時間がかかるそうです。飼主の持込です。子犬の頃から室内飼育で、ほとんど外に出る事もなく、飼い主以外の人をほとんど知らずに育ちました。見るもの全てが怖くて仕方ない…そんな子でした。ひきつけを起こすようになり、判定に合格する確率がゼロになった老犬・・・先日レスキューしました。レスキューして初めて歩いた土の上!二ヶ月ぶりの外!病院や私の自宅に寄り、保護家に戻れたのがすっかり夜遅くなったのですが、真っ暗な中、とても嬉しそうに長時間外を探索してました。その姿を見て、ウルッときました(´;ω;`)良かったね…楽しいね…嬉しいね…って。愛護センターで呼ばれてた「ミヤマン」という名前、そのままミヤマンになりました。ミヤマン オス フィラリア陽性心臓もかなり悪くなっているようでした。6/21の記事 虐待犬メメタの家族レスキューメメタ、仁、テイ、の他にも、あと2頭その飼主から虐待を受けている子がいましたが、進展がないまま一ヶ月…。やっと、所有権放棄すると連絡があったとの事で、保護家で受け入れるという約束をして、その方にレスキューに向かってもらいました。柴mix ユウ君 オス 生後7ヶ月ユウは、最初はビクビクしていましたが、その日の夜には、すっかり馴染みました。ひと月ぶりに再会したテイとユウ…お互い覚えてるのかな?ユウは、生後7ヶ月という事で、虐待を受けてた時期も短かった事で、心の傷も深くはありませんでした。誰にでも尻尾フリフリで子犬らしさがまだ残ってますが、両手で顔を包まれたり、拘束されるのを怖がります。柴mix 礼ちゃん メス 成齢礼は、マンソンが出たので別室で隔離中です。メメタ、仁、テイ、ユウの中で、一番心の傷が深く、心のケアにまだまだ時間がかかりそうです。二度と、二度と犬を飼わないで欲しい!犬嫌いの人間よりも、中途半端な犬好きが、このような「殺処分」という状況を作っている事に気が付いて欲しい。犬嫌いの人間をつくるのも、中途半端な犬好き。先日ブログに載せた腰の皮膚が裂けているこの子、レスキューしました。壊死してる皮膚が多すぎて、骨まで見えています。皮膚を縫えるほどのレベルではないので、皮膚の再生から治療をスタートしました。皮膚が再生したら、麻痺している後足を切断しなければいけません。歩行の際、傷つけてしまうから…。この子は、これから生きて行きます!生きるために、治療をスタートしました!その一方では・・・おそらく事故で半身不随になった成猫が愛護センターに収容されました。人馴れはしていません。圧迫排尿が必要な子にとって、一日でも早く人に馴れてもらえないと、とても厳しい状況です。なんとか・・・なんとか助かる道を・・・。▼▼▼ご支援のお願いです▼▼▼お願い事ばかりで申し訳ございません。猫のシステムトイレ用の砂が、在庫がゼロになってしまいました。ご支援頂けると大変助かります。隔離している子猫もいるので、子猫用のシステムトイレの数が不足しております。花王の「ニャンとも清潔トイレ」の大きさが大きく場所を取らずピッタリなので、ご支援頂けると助かります。猫の隔離に使用したり、譲渡会に使用したり、このような折り畳みケージが老朽化して今、三つしか在庫がありません。このメーカーのМサイズとLサイズが不足してます。ご支援頂けると大変助かります。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年07月29日
宮崎県内のみですが、明日AM9:45~MRT「つづくさんのどようだよ」にて保護家が放送されます。今回取り上げて頂くのは、保護家の「ニック」という犬です。ニックは、二年前に管理所からレスキューしました。他の犬に攻撃性があると、判定に落ち、今からガス室に向かうと…殺処分だと言われ、急遽レスキューした子でした。ニックは、これまで多くのボランティアさんを咬んできました。正確に言うと、走って、飛びついて、襲いかかるのです。正直言うと、最初はそこまで酷くはありませんでしたが、「咬む」=「怖い」=「心に距離が出来る」=自分が拒絶されていると感じ、カーッと来てしまう。自分の感情をコントロールできない…それがニックでした。ニックはとても敏感な子で、他の犬よりも、人間の感情を身体から感じ取る能力がある…そんな子だったから、力で抑えつけても無意味だし、こちら側が抱えてる感情が全てニックに伝わってしまい、襲い掛かってしまうのです。本来ならば、「咬むから気を付けて」という言葉を出してしまうと、その言葉から恐怖心を与えてしまう。それもニックが心を閉ざしていった原因かと思いますが、ただ歯を当てる程度ではなく、大けがをする程の咬みなので、その言葉を出さざる得ませんでした。絶対に人を咬ませてはいけない。絶対に人にけがさせてはいけない。ニックを群れから離し、ニックだけの場所を増築しました。私の事務部屋の隣に広さ12畳ほどの庭を作りました。ニックはいつもここに一人でいます。ニックは、私だけには、心許してくれました。もちろん、私も何度か咬まれたことありますが、それは、ニックの気持ちをおざなりにした私のちょっとしたミスが原因でした。なぜ、ニックは私だけは襲わないのか…最初の頃は、ニックに触れる時、皆と同じように恐怖心はありました。ですが、「あ~…今夜の夕飯何にしようかなぁ」とか、いつの間にか、触りながら違う事をボーっと考えていたのです。そのボーっとした性格が、それがニックの警戒心をなくし、私という人間を受け入れるきっかけだったとの事でした。あともう一つ、須崎トレーナーから指摘された理由があるのですが、それは、明日の放送で流れるかもしれないので、ブログでは今日はとめておきますm(__)m(その部分が放送されなかったら後日ブログにて)ニックには・・・私しか居ません。だから、いつも考えてました。みんながケガ無くお世話するにはどうしたら良いのか…と。もし、もしも、私が急死したらニックはどう生きて行けばよいのか…私が命を絶つときは、ニックと無理心中するしかないのか…我が子の事よりも、残して逝くニックが気がかりでした。そんなときに、テレビ局からヒューマンドッグトレーナー「須崎大さん」を紹介されたんです。本当は違う企画内容でしたが、須崎さんが普通のトレーナーではなく、犬だからではなく、その子一人一人の心を感じ取って躾や訓練ではなく、飼主とその子との関係性から改善していく方法をみつけていくという方だと知り、「是非、ニックの事を!」とお願いしたのです。このエリアに私以外誰も入った事はありません。その中に、須崎トレーナーと藤井副代表。ニックと同様、私も心臓バクバク、ド緊張でした。誰一人ケガさせちゃいけないから…。そんなニックと私に、須崎トレーナーはどのような策で?ニックは変われたのか…変われなかったのか…是非、明日、MRTテレビ9:45~「つづくさんのどようだよ」を観て頂けたらと思います。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年07月28日
愛護センターには、譲渡猫のお部屋には居ないバックヤードの猫達がたくさんいますが、コクシやカビ等の治療が終われば、何の問題なく譲渡猫に行ける子達が多いです。やはり難しいのは・・・ハンデのある猫や、病気や怪我が重傷な子。この子は、成猫です。顎を骨折して、首からチューブで流動食ですが、見た感じ状態は良くなっているようなので、そろそろ口から食べれるのでは?と思います。性格の可愛い子でした。この仔も・・・先日レスキューしたポンとドンと同じ症状の子…ポンとドンは、状態がもっと悪かったので、眼球摘出しましたが、この子はまだそこまで酷くはないと思います。摘出しなくても良いのかもしれませんが…まだ子猫です。この子は、右手が麻痺していました。ですが、リハビリで感覚が戻る事もあるかもしれません。全身麻痺だった保護家の亀ちゃんが、今は四本足で歩けるようにまで快復したので、希望はゼロではないと思います。ビビりさんでしたが、抱っこするとビビりながらもゴロゴロと喉を鳴らしてくれました。この子もまだ子猫です。この子は、下半身の皮膚が開いた状態で保護され、後足が麻痺しているようでした。圧迫排尿が要るのか、まだ確認していません。この子も、まだ子猫でした。麻痺の仔も多いですが・・・先月レスキューしたイチゴも、骨折した場所があまり良くなくて、歩行も上手に出来ず、圧迫排尿が必要な子でしたが、今では普通に歩き、走り、少しずつ少しずつ、おしっこも出せるようになり、補助で圧迫排尿していましたが、今ではほとんど排尿のサポートも要りません。もうしばらくしたら、自力で完全に排尿できるようになると思います。今収容されている愛護センターの負傷猫達にも、もちろん、回復する可能性もあります。リハビリによって(状態にもよりますが)、回復した子は沢山います。気にかけて下さった子が居たら、是非、会の携帯までご連絡よろしくお願い致します。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年07月23日
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