2013年05月の記事
全61件 (61件中 1-50件目)
-
TEX ５３戦目
本日のレンジャーズは９－５でダイヤモンドバックスに勝利しました。先発グリムは６回を投げて３奪三振無四球とＫ／ＢＢは３．００を記録、batted ballも９：６：８といつものグリムのようにフライやライナーが多く、球威で押しこむらしい投球でした。やはり回を重ねると球威が落ちてしまい、ダルビッシュ同様そこを突かれて打たれてしまいがちですね。それでも打たれた長打は二塁打一本のみで３失点とまとめ、勝利投手となりました。二番手カークマンは４安打と集中打を浴びて２失点と相変わらず奮わない状態が続いていますね・・・。三番手コッツ、ロスは無失点としっかりと結果を残しています。 一方野手陣は２回に先頭クルーズが二塁打で出塁すると、ピアジンスキーがタイムリー二塁打で先制、更にマーティンがセンター前タイムリーを放ち２点目をあげます。３回には再び先頭マーフィーがセンター前安打を放ち、ベルトレがタイムリー二塁打で３点目、更にクルーズがレフト前タイムリーで４点目、そして今年覚醒気配のあるモアランドがダメ押しの１１号２ラン本塁打でこの回で一挙４点を奪い、試合を決めました。その後はマーフィーの本塁打、アンドラスの２点タイムリーで９点をあげました。今日は先頭打者で出塁したことや二塁打や本塁打など長打が飛び出して効果的に得点することができました。個人に目を向けていきますと、プロファーが３安打を放ち打率は．３７０と高打率を記録中、またもう一人の期待の選手マーティンも本日２安打を放ち打率は．２８０を記録、不調だった主砲ベルトレもさすがと言うべきでしょうか、なんだかんで打率．２９２に引き上げるなどエンジン点火といたところでしょうか。キンスラーの故障はありますが、若手選手の成長やモアランドの覚醒、ベルトレの復調で寧ろ打線の力は引き上がっているように思います。やはりレンジャーズの野手陣は頼もしい限りですね。【送料無料】マネー・ボール完全版 [ マイケル・ルイス（ノンフィクション作家） ]価格：987円（税込、送料込）
2013.05.31
コメント(0)
-
４９戦目
『一寸先の失望』 本日の広島は２－１０でソフトバンクに敗れました。先発バリントンは３回６失点でＫＯ、５奪三振２与四球とＫ／ＢＢはまずまずだったものの、ゴロの打球が抜けてしまうなどで内容以上に失点する形となりました。３回は二死まで取っていただけにそこから崩れてしまったのは勿体なかったですね。三番手河内はラヘアに２ラン本塁打を浴びてついに失点、いつかは止まってしまうだけに致し方ないところでしょう。四番手小野は前回とは打って変わって最速１４５キロとスピードが出ており、１奪三振無四球に４つのゴロと良い内容でした。とりあえずは敗戦処理や大量リード時の展開の役割を与えても良いのではないでしょうか。 一方野手陣は２回に梵の本塁打で先制し、３回にも待球作戦が発動し、石原の四球をきっかけにしてチャンスを広げると、本日４番に座ったニックのタイムリーで２点目を奪い、同点に追いつかれた直後すぐさま引き離しました。しかし、それ以降は無得点と抑え込まれてしまいました。まあ先制、すぐさま勝ち越ししたのにその裏に一挙５点ではさすがに意気消沈でしょうか。ただニックが３安打、廣瀬も２四球を選ぶなど中軸のメンバーに結果が出たのは良かったのではないでしょうか。今日は１、２番があまり出塁できませんでしたが、これまでの二人の打撃内容は悪くはなかっただけに明日立て直してくれることを期待したいと思います。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート（2） [ 岡田友輔 ]価格：2,520円（税込、送料込）
2013.05.31
コメント(0)
-
レンジャーズ選手紹介 １
『イアン・キンスラー』 今回はレンジャーズの試合も中止で、広島の試合もないのでレンジャーズの選手を紹介していきたいと思います。記念すべき第一回はイアン・キンスラーです。正直この選手の詳細はプロ野球ファンの方でも最早説明不要でご存知の方が多いと思いますが、数字を見ながら紹介していきたいと思います。 キンスラーは２００３年にドラフト１７巡目で指名されたレンジャーズ一筋の内野手で、ポジションは二塁手を務め、走攻守全てにおいて高いレベルを誇るレンジャーズの頼れる二塁手です。主に１番打者を務めていますが、長打力は抜群でシーズン最多で３２本塁打を記録し、毎年ほぼ２０本塁打前後を記録しており、長打力不足のチームならば３、４番辺りを務められる選手です。打率こそ大体のシーズンで．２５５前後と低いものの、選球眼は寧ろ良い方で、出塁率は．３２７～．３８２と打率の割には出塁率は悪いというわけではなく、２０１１年は打率．２５５でしたが、出塁率は．３５５を記録しています。この１番打者であるにもかかわらず、この驚異的な破壊力こそが脅威のレンジャーズ打線と言われる所以の一つと言えましょう。 また、走塁能力も高く、盗塁数は大体２０個を記録し、キャリアハイで３０盗塁を記録し、BSRもキャリアハイで９．５点を記録するなど、走攻守の三つの中で最も得点を生みだしにくいとされている走塁得点ではかなり高い数字を残しています。１番打者ながら３０本塁打３０盗塁を記録するほどのポテンシャルを持つ恐らくメジャーリーグの中で最も脅威的な核弾頭なのではないでしょうか。 守備面でも２００９年や２０１１年にUZR１０．１、１６．０と高い数字を記録していましたが、２０１２以降は－０．３、今年も－１．９とマイナスとなっていますが、悲観するほどではないでしょう。現にDRSというUZRとは別の守備指標では近年常にプラスを記録しているなど守備力自体はそれほど悪くなく、走攻守全てにおいて本当に素晴らしい選手であることが分かっていただけたでしょうか。期待株のプロファーがキンスラーの代わりを務めていますが、これほどの選手を追い抜くのは並大抵のことではないでしょう。 今年のキンスラーは打撃好調で、現在打率．３０２と高いアベレージを維持し、本塁打も７本とＯＢＰ．３６９、ＳＬＧ．５００でＯＰＳは．８６９と本当に１番打者？高い数字を記録していたものの、現在は故障でＤＬリスト入りしています。まずはしっかりと故障を治して再び戦列に戻ってきてもらいたいです。レンジャーズの１番打者はやはりキンスラーでしょう＾＾。MLB レンジャーズ #5 イアン・キンスラー Player Tシャツ (ブルー) Majestic【あす楽対応】価格：3,990円（税込、送料別）
2013.05.30
コメント(0)
-
４８戦目
『なす術なし』 本日の広島は１－８で日本ハムに大敗しました。先発大竹はbatted ballこそ１４：４：１とゴロを打たせたものの、１発を含む７安打を打たれ、Ｋ／ＢＢも２奪三振４与四球と悪く、５回を投げて６失点と奮いませんでした。今日は連続四球を出して押し出し四球や走者が溜まったところで一発を浴びてしまいましたね。二番手今井は３回投げて３奪三振も２失点２与四球と元々定評のある制球力が乱れました。どうもリリーフだと制球が乱れ傾向にありますね。一番気になったのは投手の起用、５回を終わって６－１と大きく離されていて相手の先発は吉川、この展開で勝つのは厳しい状況で同点、もしくは均衡している展開で登板する今井と久本二人を起用するのはどうだったのでしょうか一人はかくごしていましたが。やはりここは育成の意味合いも兼ねて小野を起用するべきだったのではないでしょうか。福井の時にも以前指摘させていただきましたが、ここで起用しなければどこで起用するのか分からず、一軍に置いている意味がありません。大量リードを許している展開のポジションで小野を置いているのならば、小野を起用すべきではないでしょうか。 一方野手陣は廣瀬の一発のみで吉川の前に沈黙、１０奪三振２与四球と完璧にやられましたね。新人鍵谷にも１回２奪三振とやられてしまいました。安打は出ない四球も出ないでは厳しかったでしょう。【送料無料】マネー・ボール完全版 [ マイケル・ルイス（ノンフィクション作家） ]価格：987円（税込、送料込）
2013.05.29
コメント(0)
-
番外編 ドラフト会議考察
『今年はバッテリー』 広島はスカウト会議を行い、上位指名候補を３０名程度に絞った模様です。スカウト部長曰く今年は即戦力投手を２枚獲り、捕手や長打力のある打者らを獲っていきたい考えだと述べたそうです。しかし、その中でも今年はバッテリーを重点ポイントとして置くとコメントしています。新聞記事では１、２巡目は投手になる模様と書かれていましたが、昨年『右の強打者を獲る』とコメントし、実際のドラフトでも外れたからという事情もありましたが、高橋、鈴木と連続で指名した経緯を考えると、１、２巡目は即戦力投手となると決めつけるのは早計であり、ひょっとするとどちらかの枠で捕手を指名し、３巡目辺りに即戦力になれる可能性のある投手、もしくは投手は一人で上本のように地元、もしくは地元周辺出身大学野手を指名するというプランも十分考えられそうです。 とりあえず即戦力投手と捕手で名前の挙がった選手として高校生では松井、大学生投手では大瀬良、白村、久里、社会人では東明、浦野、吉田、東明、秋吉、捕手では梅野、吉田、小林ら三人が挙がります。以前ランク付けした中では大瀬良、東明、浦野、秋吉、吉田、捕手では小林後の二人は分からなかったというのは禁句ですが高評価だっただけにこの中から上位指名できればと言ったところではないでしょうか。特に投手は前田健太のＦＡやバリントンの去就などが近づきつつあるだけにしっかりと手を打つ必要があるだけに何としても確保したいところです則本獲っておけば良かった。 また、今年の地元、地元周辺出身大学野手として候補の挙がる選手として岡、社会人の井上が挙がります。二人とも長打力に魅力のある選手で、スカウトのコメントとも合致するだけに今年のドラフトはまだ一回ですが、何となく輪郭が薄らと見えているのかなと感じます。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート（2） [ 岡田友輔 ]価格：2,520円（税込、送料込）
2013.05.28
コメント(0)
-
TEX ５１・５２戦目
本日のレンジャーズはダブルヘッダーで２試合行われ、それぞれ３－５、４－５で連敗してしまいました。１戦目の先発は故障から帰ってきた若手左腕ペレス（ダルビッシュと書いてあったんですが・・・）、６回途中で２奪三振２与四球、batted ballも９：５：７でピリッとせず、９安打やロスに１発を浴びるなどで４失点でした。ただ相手打線はゴールドシュミット、ロス、プラードや若手のグレゴリアスやパーラなどいますが、そこまで強力な打線というわけではないだけに何とか踏ん張れたのかなと思います。三番手オルティスは今日も１失点、ちょっと打たれ始めてきています。 一方野手陣は若手のスカッグス相手に僅か３安打に抑え込まれ、９奪三振３与四球と完全にやられてしまいましたが、９回にマーフィー～ベルトレまでの連続安打で３点を奪いましたが、反撃もここまででした。 ２戦目の先発はダルビッシュ、８回途中まで投げて１４奪三振を奪い、batted ball５：５：６といつものように力で押す投球を見せましたが、どうしても球威で押す投手はメジャーの舞台となると手痛い一発を浴びてしまいがちで、今日も８回裏の場面で１打席目で三塁打を打たれたグレゴリアスに同点２ランを浴びてしまいました。ダルビッシュの場合、変化球の変化量が大きいだけに相手打者に見極められがちで球数が多くなってしまいがちなので、やはりもう少し微妙な変化をする球種を身につけたいところ。最後はフレーザーがモンテロに二塁打を浴び、一死二塁となったところでロスにスイッチ、プラードを歩かせて打撃力の劣るペニントン勝負を選びましたが、そのペニントンにタイムリーを浴びてしまい、サヨナラ負けとなりました。 野手陣は２回に先頭ベルトレの二塁打で出塁すると、暴投で三塁に進むとピイアジンスキーが犠飛で先制、４回も内野ゴロの間に１点を奪うと、６回はバークマンが四球で歩き、ベルトレのライト前安打でチャンスを広げると、ピアジンスキーのタイムリー、ジェントリーの遊ゴロの間に得点して２点をあげ、皆様もご存じ？のケーヒルから４点を奪いました。打線がケーヒルから４点を奪っただけに何とかダルビッシュには抑えてもらいたかったのですが・・・。 結果的に２連敗してしまい、散々なダブルヘッダーでしたね。その間にアスレチックスが４連勝しており、そろそろ狭まってきているだけにここらでもう一度引き締め直したいところです。しかし、明日の相手の先発はマッカーシー、今年は防御率４．３６ですが・・・中々手強い投手が来ますねぇ・・・＾＾；。ただコルビンが来ないだけマシとしましょう。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート（2） [ 岡田友輔 ]価格：2,520円（税込、送料込）
2013.05.28
コメント(0)
-
TEX ５０戦目
本日のレンジャーズは３－４でマリナーズに敗れました。先発テペッシュは６回途中まで一発を浴びましたが６奪三振１与四球と高かったものの、batted ballは５：６：３といつものようにゴロを打たせることができず、徐々に打ち込まれていったものの、何とか２失点とまとめました。ゴロを打たせることが身上のテペッシュですが、今日のような本格派のような投球でも抑えられたのは意外でしたね。１１回に勝ち越してその裏に登板したネーサンはイバネスに一発を浴びてしまい、同点に追い付かれてしまい、最後はカークマンがモラレスに二塁打を打たれ、代わったウルフがベイにタイムリーを打たれてサヨナラ負けとなりました。ただ、ネーサンはいつもしっかりと抑えてくれているだけにたまには致し方ないでしょう。 野手陣は岩隈から期待株プロファーが先頭打者本塁打を放つと、２回にはクルーズが安打で出塁すると、モアランドが二塁打でチャンスを広げた後、マーティンが犠飛で２点を追加し、幸先良いスタートでしたが、その後はチャンスを走塁死や盗塁死で潰してしまって立ち直らせてしまい、試合が均衡状態になったものの、１１回にアンドラスが安打で出塁した後、マーティンが犠打で送った後に代わったペレスから代打ピアジンスキーがタイムリーを放ち、勝ち越しに成功したものの、追いつかれてしまいました。キンスラーの代わりに出ているプロファーは今のところ．２６３を記録しているなど着実に成長が見えます。今日は岩隈が途中から完全に立ち直り、終わってみれば８奪三振無四球とやられましたね。 明日からは現在西地区で首位にいるアリゾナ・ダイヤモンドバックスに対戦相手が代わります。こちらはダルビッシュが先発し、向こうは若手左腕スキャッグスという一見こちらが有利に見えますが、アスレチックス戦の時もあるので油断は禁物です。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート（2） [ 岡田友輔 ]価格：2,520円（税込、送料込）
2013.05.27
コメント(0)
-
TEX ４９戦目
本日のレンジャーズは５－２でマリナーズに勝利し、３連勝となりました。先発ホランドは７回途中で１０奪三振３四球とＫ／ＢＢが高く、batted ballこそ４：３：４でしたが、内野フライ３つ打たせるなど球威満点で、長打も二塁打一本で自責点は０点で、勝利投手となりました。これが復調のきっかけとなってくれれば良いですね。後はロス、シェッパーズ、ネーサンとお決まりの三人が試合を締めてくれました。 一方野手陣はモアランド、ピアジンスキーのゴロの打球が安打となった後、期待株プロファーのタイムリーで１点を生成すると、更にマーフィーが２点タイムリー二塁打でこの回３点をあげました。５回にはクルーズの本塁打が飛び出し、６回にはマーティンが三塁打を放ち、アンドラスが四球で歩くと、マーフィーが代わったペレスからタイムリーを放ち、５点をあげました。サイヤング賞を受賞したことのある大物ヘルナンデスでしたが、バーランダーに次ぐ大物喰いを見せました。今日はプロファーやマーティンら若手野手がヘルナンデス相手に活躍を見せましたね。あまりレンジャーズにはいないタイプの選手（アンドラスとジェントリーぐらいですかね？）なだけにこの手のタイプの二人がレギュラー級へと成長してくれればより攻撃の幅が広がりますね。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート（2） [ 岡田友輔 ]価格：2,520円（税込、送料込）
2013.05.26
コメント(0)
-
４７戦目
『エース救助』 本日の広島は６－４で何とか楽天に勝ち、１勝１敗で終えました。先発前田健太は８回を投げて１０奪三振無四球でしたが、６：６：２とフライが多く、本塁打なども打たれて３失点と前田健太にしてはらしくない投球でした。少し気になるのが、４回以降に安打を集中されている点、前回の球数が響いてしまった格好なのでしょうかやっぱ引っ張りすぎだったんじゃないですかねぇ＾＾；。それでも粘って抑えるところはさすがエースといったところですね。今村は前回と違って球がまた荒れており、聖沢に三塁打を浴びてしまいました。以前から指摘しているのですが、スピードほど球威がないタイプなだけにもう少し他の球種も使っていかないと今の時点でさほど長打のない打者にもあっさり長打を打たれているようでは夏場かなり苦しくなりそうですが・・・。 一方野手陣は３回まで無安打でしたが、４回に丸の死球と廣瀬の四球でチャンスを広げると、５番に座った松山が逆転３ランを叩きこみ、何と１安打で３点をあげます。６回には菊池が四球で出塁した後、代わった金刃から丸がレフト方向へ本塁打を放って２点を追加し、７回にも菊池がライト前タイムリーを放ち６点をあげました。今日は四球からチャンスを広げると言う今年の象徴である待球作戦の後、待望の長打が飛び出して２安打で５点をあげるというかなり効率的に点を取れました。個人に目を向けていきますと、松山がここ５試合で再び上昇気流に乗り始めており、それが今日の爆発に繋がったのではないでしょうか。元々好不調の波が激しい選手選球眼向上してくれ～ですが、好調なだけにしばらくはスタメンで起用しても面白いかもしれませんね。 いつもいつも前田健太におんぶにだっこな状態でしたが、今日は逆転して前田健太を助けることができました。次回は今度こそバリントンに援護してあげてくださいというかバリントンで勝てないとＡクラスがますます遠ざかります＾＾；。【送料無料】【ブックスで初購入ポイント10倍】マネーボール [ ブラッド・ピット ]価格：800円（税込、送料込）
2013.05.26
コメント(0)
-
番外編 育成チェック 投手編
『人材枯渇』 まずこの一言が広島投手陣の二軍の投手陣を示す一言として相応しいかなと思います。まず広島の二軍で登板している投手の殆どが一二軍ボーダーライン投手ばかりで、先発では篠田や斉藤、リリーフでは上野、梅津、岸本、菊池原、岩見、金丸、横山など育成の終わった投手達が殆どで、若手育成として登板しているのは戸田と武内、福井くらいで、そもそも武内も福井２５歳ともう育成する年齢ではなく、福井に至っては新人の年に一軍のローテーションを一年間務め、本来主力として投げなければいけない立場の投手で、実質戸田一人ということになりそうです。ただし、これは悪いことではなく、寧ろそれだけ若手投手が一軍へ昇格していることの表れであり、現に中崎や中村恭平、中田など（中崎、中田は二軍に戻ってきましたが）が一軍の舞台へ巣立っていっていることを示しており、紆余曲折あったものの一軍へ昇格できるだけの力はつき、昇格したからこそ二軍の投手陣には若手が少ないということです。 しかし、その状況にも関わらず、怪我でもないのに二軍でも登板機会のない若手の伊東、弦本、富永辺りは本当に危険な立場であることを認識すべきでしょう。三人共スピードや投球内容にまるで成長がなく、正直今年切られてもおかしくありません。まあ伊東は育成プランを誤まってしまっただけに完全に指導側に責任がありますが・・・。また、岩見や金丸ら社会人コンビもかつて筒井や仁部、田中、川口らが２、３年で解雇された過去があるだけに油断しているとこの二人も危ないでしょう。この二人も上記三人同様まるで課題を解消できず、成長がないだけに尚更危険です。特に金丸はサイドスロー転向していますが、そもそもサイドスロー転向というのは投手としての最後の手段だけに今年一軍に昇格できないのならば戦力外の可能性が非常に高いでしょう。 今の二軍には有望な人材がおらず、現状は一軍戦力として計算、期待されている投手の調整の場となっており、育成の場とはなっていません。なので今年のドラフトでは３、４巡目辺りに有望な投手を指名して人材を確保する必要があるのではないでしょうか。昨年の野手のみの指名がこういったところでも弊害が出てきていますね。以前も投手のみの指名しかも他球団が指名しそうもない投手をを行いましたが、広島のようなチームはもっとバランス良く獲るべきでしょう。そうでなければ『野手は揃っているが投手陣は・・・』、『投手は揃っているのに野手が・・・』のサイクルを延々と繰り返すこととなるでしょう。【送料無料】マネー・ボール完全版 [ マイケル・ルイス（ノンフィクション作家） ]価格：987円（税込、送料込）
2013.05.25
コメント(0)
-
４６戦目
『因縁個人的な』 本日の広島は１－２で楽天に敗れ、中々波に乗れない状況が続いています。先発バリントンは８回投げて８奪三振２与四球で、batted ballも１２：６とゴロを打たせる投球ができ、失点は一発による１点のみと相変わらず素晴らしい投球が続きます。ただ、巡り合わせ・・・というよりかは開幕投手を務めてしまったが故に相手投手がエース級になってしまい、中々点が取れないという事態になってますね。ただ、広島にはエース対エースなどということをしていられるチーム状況ではないだけにちょっと先発ローテをいじり、勝てる投手で必ず勝っていかないといけないと思うのですが・・・。 一方野手陣は先発則本の前に１点のみ、この則本という投手は新人投手で、以前ドラフト候補を数字で評価した時に菅野を除いて明らかに突出した数字を記録しており、文句なしのＳ評価をさせたいただいた投手です。その時の投稿がこれです。http://plaza.rakuten.co.jp/02061182uk/diary/201301020001/ 絶対に広島が一巡目で行くべきだと思っていた投手だと見ていて、指名しなかった時は相当がっくりした個人的に深い思い入れのある投手で、個人的な因縁があります。ここまでの活躍ぶりを見て、やはりＳ評価は間違っていなかったという喜びと獲れば良かったのにという後悔があります。敵ながら素晴らしい投球でした。 こういう展開では一発が勝負の分かれ目となりますが、その一発のある打者が向こうには二人いて、こちらには一人もいなかったのが大きな要因だったかなと思いますニック外れた。【送料無料】マネー・ボール完全版 [ マイケル・ルイス（ノンフィクション作家） ]価格：987円（税込、送料込）
2013.05.25
コメント(0)
-
TEX ４８戦目
本日のレンジャーズは９－５でマリナーズに勝ち、またまた連勝街道となるでしょうか。先発グリムはbatted ballが示すように１０：３：９とライナーが多く、１０本もの安打を打たれたものの、７回途中５奪三振無四球で３失点、最少失点で切り抜けられたのが大きかったでしょうか、何はともあれ勝利投手となりました。オルティスはやはりいきなり連打を浴びてしまいがちな部分は解消されず、今日も連打であっさり失点されてしまいました。中々課題が解消されず、ネーサンを出す羽目になってしまいました。 一方野手陣は２回にクルーズが四球で歩くと、今季好調のベーカーが２ラン本塁打を放ち、逆転に成功します。同点に追い付かれた３回は先頭プロファーが安打で出塁すると、本日上位の２番に格上げとなったモアランドが二塁打を放ってチャンスを広げると、バークマンがレフトへの逆転３ランを放ち、再び勝ち越しに成功、４回には先頭ピアジンスキー、ベーカーの連続安打の後にジェントリーの犠打を失策した後、アンドラスの犠飛で１点を追加し、ほぼ勝利を決定づけました。７回もクルーズ、マーフィーのタイムリーで３点を追加し、大量９得点をあげました。今日の先発はソーンダースだっただけに得点はしやすい投手でしたが、２発の本塁打で５得点とレンジャーズらしい攻撃でしたね。今はキンスラーが離脱していますが、誰かが欠けてもレンジャーズ打線には力のある打者が揃っているだけにしっかりとカバーでき、頼もしい限りです。また、モアランドが今年の活躍が認められ、２番に座りましたね。この活躍を維持して、将来主砲として引っ張っていける選手になってほしいですね。【送料無料】The Extra 2%: How Wall Street Strategies Took a Major League Baseball Team fr...価格：2,930円（税込、送料込）
2013.05.25
コメント(0)
-
TEX ４７戦目
本日のレンジャーズは３－１でアスレチックスに勝利し、何とか一矢報いました。先発は故障したテペッシュの代わりにウルフが先発、こちらもコッツと同じく実績は全然違いますけどメジャーの舞台からは遠ざかっていただけに久々に見ましたね。そのウルフは６回途中３奪三振２与四球、battted ballは６：３：４でさほど良い内容というわけでもなく、球威があったのかと言えばスピードもそれほどあるわけではなかった（９１マイル程）ですし、直球系統のキレも５．５程と良いわけでもなかったのですが１失点に抑えるという不思議な好投を見せました。打たれた長打が二塁打の一本だけだったのが大きかったのかもしれませんね。二番手はコッツ、ピンチの場面且つモス、好調のドナルドソン、功打者スミス相手に三者連続三振で切り抜け、２回投げて３奪三振と素晴らしい投球を見せてくれました。今日は久々コンビの二人が試合を救ってくれました。特にウルフは長年燻っていただけに内容こそ微妙ですが、勝利投手になれたのは大きな自信になったはずです。これをきっかけに頑張ってほしいですね。 一方野手陣は初回の３点だけといういわゆる『スミ３』、初回にアンドラスが安打で出塁し、マーフィーが２ラン本塁打を放ち２点を先制、更に二死となったところでベルトレがソロ本塁打を放ち、３点をあげました。チーム安打数は僅か６点でしたが、２本の本塁打によって得点は３点と非常に効率的な攻撃ができました。やはり本塁打攻勢はレンジャーズ打線らしいですよね。ただ、復帰したピアジンスキーがここ数試合安打が少なく打撃不振なのが気になりますね。【送料無料】マネー・ボール完全版 [ マイケル・ルイス（ノンフィクション作家） ]価格：987円（税込、送料込）
2013.05.23
コメント(0)
-
４５戦目
『一発の醍醐味』 本日の広島は６－２で西武に勝利し、連敗の後に連勝を決めました。先発野村は初回と２回こそフライの打球が多く、少々ヒヤヒヤさせられた感がありますが、４奪三振１与四球とＫ／ＢＢが高く、batted ball1も終わってみれば１２：７：２とゴロを打たせる自分の投球に持っていったところはさすが昨年の新人王といったところでしょうか。それ以降は河内、今村、ミコライオと繋いで安定した試合運びができました。今村はゴロの打球と三振とようやく力押しではなく丁寧に投げ始めた感があります。一つだけ気になったのですが、西武ドームのスピードガン表示は辛いのでしょうか？ 一方野手陣は久々に長打力が飛び出しました。まず５回に菊池が内野安打で出塁すると、中東と丸の連続二塁打で２点をあげて同点に追いつくと、７回には石原が内野安打で出塁すると、丸が２ラン本塁打を放って勝ち越しに成功し、８回には岩本の二塁打の後、ニックが止めの今シーズン第１号となる２ラン本塁打を打って試合を決定づけました。やはり今日のように長打が効果的に出ると点は入りやすく、特に本塁打なら安打１本で１点、走者がいれば２、３点とよりその効果を得ることができます。 今日は何よりニック、チームに欠けている長打力を前面に押し出す選手に本塁打が出たことはやはり大きく、丸や岩本といった長打力を持っている選手らにも本塁打や二塁打などが飛び出し、ようやく広島に欠けているピースを埋めてくれる選手達が揃い始めました。今は中東や廣瀬、梵、丸辺りがチャンスメーカーとして頑張ってくれただけに一発を放つ役割のニックや岩本には安定した得点力を身につけるための原動力になってほしいですね。後は栗原と堂林だけですね。やっぱりあの打撃内容の向上はたまたまだったのか堂林！【送料無料】マネー・ボール完全版 [ マイケル・ルイス（ノンフィクション作家） ]価格：987円（税込、送料込）
2013.05.23
コメント(0)
-
４４戦目
『精神的柱』 本日の広島は１－０で西武に勝利し、連敗を止めました。先発大竹は２奪三振３与四球とほぼ毎回ピンチを作る苦しい投球でしたが、それでも１４：４：３と課題を克服するために磨きあげたゴロの山を築く投球で７回を投げて無失点と好投して５勝目をあげました。チームの苦しい時に勝利をもたらす、以前書かせていただきましたが、前田健太がエースならば大竹は広島投手陣の精神的柱です。二番手今村は先頭に安打を許すも１奪三振と牽制で無失点に抑え、最後はミコライオが先頭に四球を出し、ピンチの場面を作りましたが、何とか逃げ切りに成功しました。 一方野手陣はチャンスを作るも後一本が出ないう長打力不足のチームにはありがちの展開でしたが、７回に石原が四球で出塁して安部が安打を放ってチャンスを作ると、２番中東がタイムリーを放ち、勝利を呼び込みました。チャンスの場面で信頼できる打者に二度チャンスが廻ってきたのが大きかったですね。ただやはり１点では苦しく、もう少しコンスタントに取れるようになって欲しいですが、早く栗原やニック辺りが本調子になってもらいたいものです。【送料無料】マネー・ボール完全版 [ マイケル・ルイス（ノンフィクション作家） ]価格：987円（税込、送料込）
2013.05.22
コメント(0)
-
TEX ４６戦目
本日のレンジャーズは０－１でアスレチックスに連敗・・・、う～んどうもアスレチックス相手だといつもの戦い方ではなくなるのか・・・。先発ダルビッシュは元祖待球チームであるアスレチックス打線、球数が多めになってしまうダルビッシュにとっては天敵の相手でしたが、６回を投げて５奪三振３与四球で１発のみの１失点とまとめました。ただ今日はボール球が多く、苦しい投球でしたが９：５：２と今日はダルビッシュにしてはゴロの多かったことと、そこまで強力ではないアスレチックス打線だったことが粘れた要因でしょうか。二番手ロスはフライ、ライナー、ライナーと少し危ない投球でピンチを作ってシェッパーズにスイッチ、そのシェッパーズはセスペデスを遊ゴロに抑えました。三番手はローの代わりにかつてホワイトソックスやカブスで登板していた左腕コッツが久々にメジャーに昇格して登板、僅か６球で無失点と上々のデビューを飾りました。 一方野手陣はアスレチックス先発ストライリーの前に僅か２安打に抑えられ、５奪三振無四球と完全に抑え込まれてしまいました。その後はドリトル、バルフォアとお得意のリリーフ陣の前に沈黙してしまいました。う～ん、今日はこちらが有利だと書いた罰が当たったかもしれませんね。明日こそ勝ちましょう。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート（2） [ 岡田友輔 ]価格：2,520円（税込、送料込）
2013.05.22
コメント(0)
-
番外編 得点力安定化へ 打線考察
『出塁率重視』 今年の広島打線は待球作戦によって安打や盗塁だけでなく、四球という新たな武器を手にして、本塁打こそ出ませんが０点で終わる試合がめっきり減った広島打線。しかし、最近の試合では１２点や７点と大量得点をあげたかと思えば、それ以外の試合では２、１、１、０、２点となっており、やはり長打のない繋ぎ傾向の打線となっているだけに得点のブレが非常に大きくなっています。 今年はやや飛ぶようになったこともあり、セ・パ両リーグの各チーム防御率は２．９７～４．４６（広島は３．２９）となっているだけに数字上では最低でも３点、確実に勝つためには４点取らなければなりません。にもかかわらず０～２点の得点数では勝つ確率は低いと言わざるを得ず、ここ７試合トータルで見れば確実に勝てると言える試合は大量得点を記録した２試合のみとなります。７試合平均の得点は３．５７、しかし確実に勝てる試合は２試合、つまり勝っていくには得点力の安定化が必要です。それをするために最も有効な策は不足している開幕前は結構人数いたのですが・・・長打力のある打者を据えたいところですが、今の広島には殆どその人材がいないだけにやはり出塁率重視となるでしょう。とりあえずは今一軍にいる選手の中で調子の良い選手を起用していくしかないかなと思います。それでもやはり長打力がない以上、やはりコンスタントに得点できるかは微妙ですね。「１番菊池」５試合の出塁率は．３６０、ミート力も６．００、選球眼も１．００と高く、長打もそこそこあり、盗塁も決められますし、将来的にも１番ではないでしょうか。「２番中東」絶好調中東、足も速いですから文句なしだと思います（個人的に犠打はしないでもらいたい）。「３番丸」打撃成長が見られ、長打力もありますし適任だと思います。明日からスタメン復帰するそうなので期待したいと思います。「４番梵」出塁率．３５７、選球眼も１．００と打撃状態を維持しているので任せても良いかと思います。「５番廣瀬」出塁率は下降気味ですが、まだまだ安打は出ているので５番で。「６番ルイス」出塁率は．３５３と高く、調子は良いものの、ミート力や選球眼が低いので、少し信頼に欠けるかなと・・・。「７番ニック」掃除屋を一人置いておきたい。「８番石原or倉」「９番堂林」【送料無料】セイバーメトリクス・リポート（2） [ 岡田友輔 ]価格：2,520円（税込、送料込）
2013.05.21
コメント(0)
-
TEX ４５戦目
本日のレンジャーズは２－９でアスレチックスに敗れ、連勝が止まってしまいました。先発は今年レンジャーズに移籍してきたリンドブロム、５回途中で４奪三振２与四球でbatted ballは５：６：３、一発や二塁打を浴びるなどで４失点でＫＯされました。昨年のキャリアは主に中継ぎの投手ですが、オガンドがＤＬ入りしたこともあって先発を務めたものの、やはり初登板で慣れないポジションで登板させるのは無謀でしたかね。二番手オルティスはやはり先頭打者に打たれる傾向あり？３連続ライナーを浴び、敬遠含む３四球でピリッとしませんでした。その後のバーンズも投球自体は悪くなかったですが、安打２本に暴投で１失点、カークマンも２四球にライナー性の打球２本とこちらもピリッとしませんでした。 野手陣は全てプロファーの内野ゴロの間と中犠飛の２点に終わりました。ちなみにプロファーはキンスラーの代わりに昇格した選手です。今日は相手先発ミローン相手に６安打のみと沈黙、後はアスレチックス自慢のリリーフ投手陣の前に抑え込まれてしまいました。アスレチックスは大量リードの展開でも接線の展開でも出てくるリリーフ投手の力量が高く、やはり先発を打ちこまないと苦しい展開になってしまいがちですね。 明日はダルビッシュとストライリー、先発投手を見た限りではこちらに分があるので明日しっかりと勝ちましょう。【送料無料1円クーポン対象商品】 ★ニューエラ オーセンティック テキサス レンジャーズ レッ...価格：5,250円（税込、送料別）
2013.05.21
コメント(0)
-
TEX ４４戦目
本日のレンジャーズは１１－８でタイガースに勝利し、勝ち越しに成功しました。先発ホランドは昨季三冠王のＮＯ．１バッターカブレラに２発の本塁打を浴びるなど４回途中で降板し、６奪三振３与四球４失点でＫＯされる形となりました。８：３：４とゴロを打たせられたわけではなく、長打も５本浴びるなど球威で押しこめず、これならば炎上しても仕方ないかなと思います。それにしてもライナーの打球で本塁打にするとはさすがカブレラ・・・、日本人打者ではまず無理ですね＾＾；。六番手シェッパーズはカブレラに一発を浴びて久々の失点してしまいました。それにしても今日カブレラは１試合で３発の本塁打と大爆発、これまでの鬱憤を晴らすかの如くの活躍でした。 一方野手陣は２回にベルトレの二塁打の後、モアランドの犠飛で幸先良く先制、５回にはソトの二塁打、ジェントリーの安打の後、アンドラスの打席でジェントリーが盗塁を決めて遊ゴロの間に２点目、マーフィーの四球の後にバークマン、ベルトレ、クルーズの長短打でフィスター相手に５得点を奪う猛攻でＫＯ、更にオルテガからマーフィーが３ランを放つなどで４点を奪い、コークからも先頭マーティンが二塁打で出塁した後、マーフィーが犠飛を放ち、バークマンのタイムリーで計１１点を奪いました。今カードはバーランダー、サンチェス、フィスター相手に打線が大爆発するという思ってもみない展開となりましたね。キンスラーが故障で戦列を離れてしまいましたが、アンドラス、ベルトレらが完全復調し、バークマン、モアランドらも好調を維持するなど上位打線らが活発で、更に元々打撃先行捕手のソトまで３安打の固め打ちをし、ジェントリー、マーティンらも安打を放ち、盗塁でチャンスを広げる働きをすればそりゃ得点できるでしょう＾＾。大技小技のレンジャーズ打線は今他球団にとっては脅威であることでしょう。明日からはアスレチックスが相手なだけにより一層気合が入りますね。明日も爆発してもらいたいですね。【送料無料】 ジョシュ・ハミルトン / Josh Hamilton オーセンティック ジャージ Authentic Jer...価格：30,450円（税込、送料込）
2013.05.20
コメント(0)
-
４３戦目
『天敵』 本日の広島は２－３と千葉ロッテに敗れてしまい、連勝したにもかかわらず３連敗となってしまいました。先発前田健太は制球が定まらず、５四球と前田健太にしては目を疑ってしまうほどの数を記録してしまいました。それでもbatted ballは１４：７とゴロを打たせ、ここら辺りは調子が悪くとも試合をまとめることができるところでしょうか。意外に思われるかもしれませんが、元々球威があるタイプ（２０１０年は統一球前でしたが外野フライで押し込んだ）なのでゴロを打たせられるようになったところは非常に大きな成長だといえましょう。 一方野手陣は西野の前に１２奪三振を喫し、まともに打てませんでしたが、７回以降は球数の影響もあるのでしょうか？フライ３つと制球が甘くなり始めたこともあり、ついに９回に四球と二塁打を放ち、代わった益田から松山が二塁打を放つもその後は抑えられてしまい、１点差で敗れました。そもそも今日の相手投手である西野は与四死球率が２．１１と四球を出さない制球力が売りの投手で、広島の打線の攻撃の根本となっているものは待球作戦ですが、その攻撃の基となる四球を奪うことができない相手だっただけに広島打線にとっては正に天敵だったと言わざるを得ないでしょう。何度も言っていますが、相手にミスが出ない四球を中々奪える相手でない以上やはり長打が絡まなければ得点することは難しいでしょう。それでもしっかりと四球を選んで得点した攻撃は、最後に広島らしい得点の仕方ができたのではないでしょうか。とはいえ負けは負け、結果的に広島は前田健太で落とすという致命的な敗戦を喫してしまい、これで交流戦の勝敗もタイ、有利な交流戦でこのままズルズル行ってしまうのならばＣＳ入りは厳しくなってくるでしょう。 それにしてもパリーグはＳＢの千賀といい、千葉ロッテの西野といい、若手投手の台頭が多く羨ましいですね。しかも育成枠出身という他球団からは見向きもされない投手を主力にまで叩き上げたのは本当に凄いですね。こういうことは育成球団の広島がやらなければいけないことなのに・・・。ちなみに２球団ともＢＯＳというシステムを導入しており、しっかりとした育成システムができているのでしょう。特にＳＢのような資金力のある球団が育成にも力を入れているにもかかわらず、広島のような育成が大事なチームが無計画な育成プランを未だにやっているようでは益々チーム力に差が出るでしょう。いい加減眼ではなく、しっかりとデータや数値で判断していきませんか？【送料無料】プロ野球選手ホントの実力価格：1,365円（税込、送料込）
2013.05.20
コメント(0)
-
TEX ４３戦目
本日のレンジャーズは７－２でタイガースに勝利しました。正直相手がサンチェスだったので分が悪いかなと思いましたが、まさかのワンサイドゲームになりました。先発グリムは６回３分の２を投げて２失点、ただ２奪三振１与四球でＫ／ＢＢは２．００とそこまで高くなくbatted ballも１０：６：６でそこまでライナーが６本もあるだけにそこまで良い投球でもなかったような気がしますが・・・現に被安打数も投球回数とほぼ同じで力で押し切ったわけでもありませんし。ただタイガース打線を２失点に抑えたことはグリムにとっても自信になったのではないでしょうか。それ以降はカークマン、シェッパーズ、ネーサンが投げて安打も打たれることもありませんでした試合放棄でしょうかね＾＾；。 一方野手陣は好投手サンチェスに初回から相手のミスにもつけこんで猛攻をかけます。初回に先頭アンドラスがレフト前で出塁し、失策によって三進してバークマンの打席で捕手の後逸により、幸先良く１点を先制します。２回はまたも先頭打者のマーティンがライト前ヒットで出塁し、すかさず盗塁した後にアンドラスがタイムリー三塁打で２点目、更にマーフィーの打球を捕手が失策して３点目、しかもそのうちにマーフィーが三塁に進み、バークマンのライト前タイムリーで４点目、３回にはモアランドのソロ本塁打で、５点目、更にチリノスの安打でマーティンが犠打で送り、二死三塁となったところでアンドラスのセンター前タイムリーで６点目、７回にも１点追加して７得点をあげました。安打の後に盗塁を決めたことや相手のミスで一気に塁を稼ぐことができたこともあり、長打は少なめでしたが効率良く得点することができました。攻撃側のミスは致命傷にはなりにくいですが、守備側のミスは致命傷になりやすいという典型的な試合ではないでしょうか。また個人に目を向けていきますと、アンドラスが後少しでサイクルヒットという５安打の固め打ち、盗塁も二つ決めてチャンスメーカーとクリーンアップの仕事二つを見事にこなしました。ベルトレも２安打を放ち、何だかんで打率が．２８０付近にまで上昇、３番バークマンも３出塁を記録しました後は本当にマーフィーだけですね。 バーランダー、サンチェスら好投手から大量得点をあげ、予想外な試合展開となりました。明日もフィスターと簡単には打たせてはもらえないでしょうが、明日の試合を取ればこのカード勝ち越しが決まるだけに何とかホランドに頑張ってもらいましょう。 『元カープ戦士紹介』 まだ未紹介の選手は誰でしょうか。正解の一人はビクトル・マルテ、カープアカデミーからやってきたドミニカ右腕ですね。２００９年にはロイヤルズに所属して２２試合に登板しましたが、防御率は９点台と奮わず、カージナルスへと移籍しましたが、３Ａで地道に結果を残して遂に昨年メジャーリーグに昇格してリリーフ投手として４８試合に登板、防御率は４．９１とそこまで良い数字ではありませんでしたが、充分な成長を見せています。今年はまだ３Ａに所属していますが、防御率は２．４１と結果を残しているだけに頑張ってメジャー昇格を目指してもらいたいですね。ダルビッシュ有 テキサス・レンジャーズ特集！ダルビッシュ有も着用！MLB オーセンティック バ...価格：4,725円（税込、送料別）
2013.05.19
コメント(0)
-
４２戦目
『逆戻り』 本日の広島は０－７で連敗中のロッテに敗れ、２連敗となりました。先発中村恭平は４回投げて一発を浴びるなどして４失点、２奪三振３与四球に６：２：３とゴロを打たせて取る投球ができませんでした。気になるのが今日の登板は１４０キロ前後と持ち前のスピードが影を潜め４回は１３０キロ前半明らかに球速がガタ落ちしており、何の変哲もない左腕投手に逆戻りしてしまっていることが気になります。これは先発ローテーションを経験したことがないことによる疲労なのか、はたまたおかしくなったのか定かではありませんが、ちょっと気になるところですね。二番手小野は１３５キロ前後とスピードなく、２奪三振２与四球に５：５とこちらも特別特徴のない投手で、ちょっと一軍では厳しいかなと思います。 一方野手陣は先発大嶺の前に沈黙、完封されたものの７奪三振３与四球に１１：９：１とさほど良い内容ではなかったのですが・・・。やはり現状は長打のない打線なだけに四球をもう少し絡めないと今日のように無得点になってしまいがちですね。安打数は殆ど変わらないのに広島が０点でロッテは７点、やはり効果的に得点するには長打力が必要ですね。ただ今日からニックがスタメン復帰しただけにニックに長打を打ってもらえればと思います。 今日取れなかったのは少々痛いですね。明日は前田健太なので、是が非でも勝ちたいところです。【送料無料】マネー・ボール完全版 [ マイケル・ルイス（ノンフィクション作家） ]価格：987円（税込、送料込）
2013.05.19
コメント(0)
-
TEX ４２戦目
本日のレンジャーズは１－２でタイガースに敗れました。先発テペッシュはシンカーの落差が元に戻った影響か？奪三振数が１、与四球は３とＫ／ＢＢは低かったものの、batted ball は１３：３：２とテペッシュらしいゴロを打たせる投球を十二分に発揮していました。ただＫ／ＢＢの低さが５回に一挙に掴まってしまった要因かもしれません。タイガース打線相手だと一瞬のスキを突かれてしまうということでしょうか。それでもタイガース打線相手に２失点は健闘ではないでしょうか。 一方野手陣はソトの一発のみでポーセロの投球にやられてしまいました。ただ打球内容は９：１：７とライナーばかりで、ライナーの打球では安打は出るものの、本塁打にはなりにくいだけにその辺りが安打は出るも１点のみに繋がったしまったのかもしれませんね。タイガース先発ポーセロもこれでＫ／ＢＢが高く完成されているということは、即ちこの投球では通用しないということであり、それがＫ／ＢＢは高いも結果が出てない要因ではないかと思います。まあ負け試合でこのようなことを言うのは負け惜しみみたいですが・・・。今日は勝てそうな試合だっただけに勿体ない結果となりましたね。『元カープ戦士紹介』 前回書ききれなかった現在ワシントン・ナショナルズに所属している元カープ戦士のチャド・トレーシーが本日の試合に代打で出場し、パドレスのクローザーであるストリートから決勝本塁打を放ち、ナショナルズに勝利をもたらしました。トレーシーは広島退団後、ナショナルズに所属してサブ選手（ジマーマンやラローシュ、モースなどが所属）として７３試合に出場して．２６９、３本塁打を記録し、ＯＰＳ．７８４と頼れるサブ選手として活躍しました。今年もメジャーに在籍し、サブプレーヤーとして出場しています。実は元カープ戦士はまだ未紹介の選手が二人います。その二人が誰なのか、皆様も推測してみてください。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート（2） [ 岡田友輔 ]価格：2,520円（税込、送料込）
2013.05.18
コメント(0)
-
４１戦目
『敵の砦』 本日の広島は１－２でオリックスに敗れ、連勝がストップしてしまいました。先発バリントンは初回に伏兵坂口に一発を打たれ、２四球を出したことや打球内容も８：５：１といつものゴロを打たせる投球ができておらず、そんなに良くない出来でしたが６回を投げて１失点とまとめました。僅か３安打と向こうの打線の打ち損じも大きかったかなと思います。二番手は今井、こちらも伏兵川端に一発を打たれて１失点、今日は２失点と抑えましたが、相手がエース金子と打てないことは分かった状況で、伏兵二人に一発を打たれてしまったのは少し勿体なかったかなと思います。三番手久本は１４４キロの直球で３奪三振、やはりリリーフの方が向いてそうですね。 一方野手陣は金子の前に全くなす術なく、安打の辺りも内野安打かルイスの詰まった当たりの安打の４安打のみに留まり、完封されるかと思いましたが、それでも今年の待球作戦で２四球を奪い、代わった平野から代打岩本がタイムリー安打を放ち、１点差に詰め寄りましたが、平野の前に高打率廣瀬、好調ルイスが連続三振して試合終了、この二人が打ち取られたのならば致し方ないでしょう。やはりさすがはエースと１２球団で最も安定しているクローザー、先発金子は最終回に２四球出しましたが、８奪三振で１０：５と完璧な投球をされ、ちょっと打てる気配がありませんでした。今日の試合は仕方なしといったところでしょうか。【送料無料】マネー・ボール完全版 [ マイケル・ルイス（ノンフィクション作家） ]価格：987円（税込、送料込）
2013.05.18
コメント(0)
-
TEX ４１戦目
本日のレンジャーズは１０－４でタイガースに勝利し、連勝を３に伸ばしました。先発ダルビッシュは２本の本塁打を浴びましたが、６奪三振１与四球に１０：１０：４と手痛い一打を浴びながらも力でねじ伏せるダルビッシュらしい投球でしたね。ただ、タイガース打線（１～９番まで気が抜けない）はやはり手強く、結局１３０球投げて８回４失点とやはりこの打線相手だと力だけでは厳しいかなと思います。最後はペレスを外した代わりにバーンズがメジャー登録され（ペレスは２Ａ、３Ａで登板中）、登板を果たしました。バーンズは１回を投げて１奪三振と結果を残しました。 一方野手陣は初回に１点を打った後に３回に現在メジャーＮＯ．１右腕と言っても過言ではないバーランダー相手にマーフィー、マーティンの連続安打の後、キンスラー、アンドラスの四死球の後にモアランドの２点タイムリー二塁打の後、ソトが止めの３ランを放ち、一挙に７点をあげました。５回にもバークマンの四球の後、暴投もあって二死二塁になったところでモアランドのタイムリー二塁打が飛び出し、７回にもクルーズの一発が飛び出して１０得点を記録しました。 今日はバーランダーとダルビッシュ、誰もが投手戦を期待しましたが結果はまさかの乱打戦でバーランダーがノックアウトという結果になりました。正直、このような形はレンジャーズファン以前にメジャーファンとしては残念な形でしたね。ただレンジャーズの勝利はやはり嬉しく、今日は広島とレンジャーズの両方が勝ち、気分良く寝れそうです＾＾。またバーランダー対ダルビッシュの再戦を見てみたいですね。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート（2） [ 岡田友輔 ]価格：2,520円（税込、送料込）
2013.05.17
コメント(0)
-
４０戦目
『貪打』 本日のカープは１２－１と６連勝中のオリックスに快勝し、４連勝を決めました。先発野村は打線の大量援護にも支えられて９回９奪三振２与四球とひょっとすると今まで一番のＫ／ＢＢの高さを記録し、そのＫ／ＢＢの高さが示すようにbatted ballも１４：３：１と持ち味のゴロを打たせる投球（安打すらが半分程がゴロの打球）冴え渡っていたことを物語る素晴らしい投球でした。三振も９個と野村にしてはかなり多く取っていました。ただ、やはり故障箇所が箇所なだけにケアだけはしっかりしてもらいたいですね。 一方野手陣は言葉通りの大爆発、２回に会沢の安打を皮切りに迎、堂林の連続二塁打の後、２四球を選んだ後に小窪が走者一掃タイムリー三塁打でこの回一気に６点を奪いました。まあ先発海田の１回の投球が全てライナー、フライの打球で、スピードも１３５キロ前後と力で押しこむ投手ではなさそうな投手がこの打球内容ですから今日は行けそうと感じましたが・・・正直ここまで爆発するとは予想外・・・。＾＾；その後も投手野村の二塁打、迎の犠飛、石原の二塁打、堂林の二塁打などで６得点を奪い、合計１２得点を奪いました。本塁打こそありませんでしたが、四球と二塁打三塁打を絡ませて大量得点を取る事に成功しました。 本日の試合前のオーダーを見て、「またいつもの左右病か」と思われた方もおられるかもしれませんが、今日は左投手でも中東が出場するなど柔軟なところを見せましたね。個人に目を向けますと、今日は３番に座った小窪が応援歌の如く右に左に中にと４安打、中東も左投手の海田相手でも四球を選ぶなど２出塁、迎も２安打を放ちました。その中で個人的に一番気になっているのが堂林、以前を四球を選び始めて覚醒し始めているのではないかと言うことを書かせていただきましたが、今日もしっかりと四球を選び、ここ５試合のＢＢ／Ｋは４四球１三振で４．００、ミート力も５試合で１三振しかしていないだけに当然高く、ミート力と選球眼の両面で向上ぶりを見せています。長打力こそ持ってはいるものの、長打力を全面的に押し出すというタイプではないだけに自分のスタイルを見つめ直したのかもしれませんね。期待の若手のこの向上ぶり、もしかすると、もしかするかもしれませんね。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート（2） [ 岡田友輔 ]価格：2,520円（税込、送料込）
2013.05.17
コメント(0)
-
番外編 pick up player of shikoku island league dispatch 3
『塚田晃平』 それでは今回も四国アイランドリーグに派遣されている選手のうちの一人を紹介していきたいと思います。今回は高知ファイティングドッグスに派遣されている塚田晃平です。 塚田は２０１１年に育成選手として指名されたものの、昨年は二軍の試合に登板せず、私自身どのような投球をするのか分からず、そもそも大学時代もあまり登板機会が少ないという全くの未知の投手ですよくこんなリスキーな投手を指名したものだ＾＾；。とりあえず情報では１４７キロの直球とフォークを売りにするという永川のような投手というイメージがあるのですが、春先に行われた練習試合では最速が１３２キロと春先とはいえ少し寂しい数字を記録していましたが・・・。大学時代ですら登板機会を与えられない程の素材型投手なわけですから当然二軍での登板機会なども得られるはずもなく、四国アイランドリーグへの派遣は妥当な判断だと思います。 そんな塚田の成績は僅かに２試合のみの登板と、主戦投手として登板している他三人と違ってあまり登板機会がない状況です。つまり四国アイランドリーグの選手たちと比べても投手としてかなり未熟であるということでしょう。それでも３回を投げて被安打２、３奪三振１与四球と少ない登板機会ながらまずまずの成績を残し、かなり大目に見て非凡なものは感じさせる？投球ではないでしょうかたった２試合でここまで書くのはちょっと暴論な気もしますが・・・＾＾；。やはりフォークを武器にする投手らしく三振を取る投手なのかなと感じますが、２試合ではまだ何とも言えません。 現時点では高知ファイティングドッグスの戦力にはあまり慣れていない塚田、しかし昨年二軍での登板機会がなく、実戦感覚がほとんどない塚田にとっては投げられたというだけでも大きな糧ではないでしょうか。とりあえず塚田の場合は成績は度外視で、とにかく実践の機会を積む必要があるでしょう。果たしてこのカープアカデミーからやってくるドミニカ選手並みの投手をどう育成していくのか？塚田の場合はドミニカ選手とは違い、外国人枠に引っかからないだけに指名したからには腰を据えて育成してもらいたいと思います。う～ん、散々長文で引っ張っておきながら中身のないものになってしまいました＾＾；。もっと登板してくれ！【送料無料】セイバーメトリクス・リポート（2） [ 岡田友輔 ]価格：2,520円（税込、送料込）
2013.05.16
コメント(0)
-
TEX ４０戦目
本日のレンジャーズは６－２でアスレチックスに勝利し、同地区アスレチックスとの３連戦を勝ち越すことに成功しました。先発オガンドは６回を投げて３奪三振１与四球で２失点、２：８：４とゴロがかなり少なかったものの、内野フライを５本打たせるなど今日は球威充分で、力押しの投球でアスレチックス打線をねじ伏せました。ただし、回を重ねるにつれライナー性の打球が増えてきただけにやはりこの投手の本来の適性はリリーフなんでしょうね。二番手はカークマン２四球ながらも３奪三振、こちらも２本の内野フライと力がありました。 一方野手陣は３回に二死からマーティンが安打で出塁してすかさず盗塁を決めると、ストライリーが２連続死球を出してラッキーな形で得点すると、バークマンのタイムリーで２点目。５回にはアンドラスの打球を遊撃手が失策し、すかさず盗塁を決めると、バークマンが四球を選び、ベルトレの打席にアンドラスが更に三盗を決めると、ベルトレがタイムリー安打を放ち、代わったチャベスからクルーズが止めの１０号３ラン本塁打を放ち、６点目をあげました。今日は相手のミスに付け込んで得点することができました。チャンスメーカーのアンドラス、マーティンが２つの盗塁を決め、バークマンが持ち前の選球眼で四球をもぎ取り、ベルトレがしっかりと走者を返し、クルーズが持ち前の長打を放つというそれぞれの持ち味が出た試合でした。毎試合誰かがヒーローになっており、今の打線は本当にノリに乗っています！！【送料無料】不動心 [ 松井秀喜 ]価格：714円（税込、送料込）
2013.05.16
コメント(0)
-
３９戦目
『かつての自分＋ａ』 本日の広島は２－０とソフトバンクに勝利し、交流戦初戦を連勝することに成功しました。先発大竹は初回２四球を出すなど１５０キロを出すなどスピードがあり、６回３分の２を投げてほぼ毎回の６奪三振、打球も１２：４：１とゴロを打たせる投球でソフトバンク打線を寄せ付けず、４勝目をあげました。大竹といえば打たせ取る投球が身上ですが、今年は奪三振率７．５０と高い数字を記録しており、三振を奪える投手へとなりました。しかし、元々大竹は三振を奪うタイプの投手でしたが、制球面が荒れるというパワーピッチャーでしたが、制球面やシュート、チェンジアップを磨いていき着実に成長を見せましたが、いつしか元々大竹の才能だったものが消えていました。今の大竹は『かつての自分の投球』を取り戻し、課題を解消するために『新しく作り上げた投球』の二つが混ざり、一段上の投手へと進化したように思います。 一方野手陣は初回にいきなり三塁手の失策でチャンスをもらって廣瀬の犠飛で先制、２回にはルイスの本塁打で２点目をあげました。ただし、その後は寺原のゴロを打たせる投球に翻弄されてしまい、その後の投手に対しても打てず、僅か２安打に終わってしまいました。 今日気になったのは相手投手の千賀、２０１０年育成ドラフト４巡目で指名された投手ですが、一軍へ昇格して以降は中継ぎとして登板し、今日も最速１５５キロを計測など１５０キロ台の直球を連発するなど素晴らしいボールで一際目を引きました。それにしてもこの投手をこの順位まで放っておくとは・・・、つくつぐスカウトなどが評価する『将来性』や『ノビシロ』って何なんだろうと思いますね。やはり人の可能性は眼で計ることはできないということですね。ソフトバンクどころか日本を代表する投手へと成長してもらいたい投手ですね。 ソフトバンクとの二連戦は前田健太、大竹の二本柱ということもありましたが連勝に成功、交流戦は日程に余裕があるだけに主演投手で勝っていきたいですね。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート（2） [ 岡田友輔 ]価格：2,520円（税込、送料込）
2013.05.15
コメント(0)
-
TEX ３９戦目
本日のレンジャーズは激戦の末、６－５でアスレチックスに勝利しました。先発ホランドは５奪三振１与四球とＫ／ＢＢは良かったものの、打球内容は７：５：７とフライ、ライナーの打球が非常に多く、特にライナーの打球が７つとこれだけ捉えられては４失点も致し方ないでしょう。Ｋ／ＢＢは高かったものの、ボール自体は打者に苦にならなかったということでしょうか。四番手シェッパーズは２回を投げて安打を許さず無失点、勝利投手となりました。今年のシェッパーズの成長ぶりは本当に素晴らしく、正直最初はこの布陣で大丈夫なのか不安に思いましたが、今では頼れるセットアッパーです。恐らくレンジャーズの若手投手の中で最も成長している投手なのではないでしょうか。 野手陣は４回にアンドラスが投手内野安打で出塁すると、ベルトレの二塁打の後にクルーズが犠飛を放ち先制すると、直後に好調モアランド８号２ランで３点をあげます。その後はコローンにゴロを打たされて抑えられ、ドリトルの前に相手のミスもあってチャンスを作るも無失点。しかし、劣勢の展開で迎えた８回にアンドラス、ベルトレの安打の後に再びクルーズが２本目の犠飛で同点に追いつくと、延長１０回にベルトレ、モアランドの２本の本塁打が飛び出して勝ち越しに成功し、勝利を収めました。 今日は３発の花火のうち、２本がモアランドの本塁打、放った本塁打は今シーズン９本を記録して、これはバティスタやフィルダー、ロンゴリア、モース、トランボ、ウェルズ、ベルトレ、クルーズら名の通った大砲と並ぶ本塁打数をマークしています。これまではレギュラー選手として出場していたものの、．２７０前後で本塁打は１５本ぐらいと正直一塁手としては物足りない成績で、オリオールズに放出したデービスが昨年３３本塁打を放つなど水を空けられた感がありましたが、ようやく殻を破って左の大砲と呼べる程になってきたのではないでしょうか。是非ポスト・ハミルトンとしてこれからも打ちまくってもらいたいものです。ちなみにこのモアランドが今日打っていた打順は６番、ハミルトンは抜けましたがやはりレンジャーズ打線は強力ですね。MLB レンジャーズ #18 ミッチ・モアランド Player Tシャツ (ブルー) Majestic【あす楽対応】価格：3,990円（税込、送料別）
2013.05.15
コメント(0)
-
３８戦目
『理想的スタート』 本日の広島は７－１でソフトバンクに快勝し、良い形で交流戦スタートを切ることができました。先発前田健太はラヘアに一発を浴びたものの、球速も１５１キロを記録して６回を投げて６奪三振１与四球と相変わらず高いＫ／ＢＢを維持し、打球内容も１２：４：１と素晴らしい投球を見せており、寧ろさすがメジャーリーガーラヘアといったところではないでしょうか。二番手久本はいきなり長谷川に二塁打を浴びましたが１回を投げて１奪三振無失点、ただ基本は力押しの投球なので打球は３つ共ＦＢ、スピードのある投手ならばいざ知らず久本の場合、１４５キロこそ出ますが、突出したスピードではないだけに不安定さは否めません。三番手は何ででしょうね・・・今井、しっかり抑えて無失点で締めました。７－１と大方勝利が決まった展開で勝ちパターンの今井を投げさせることはレンジャーズを見ても分かる通りあり得ません。やはりここは福井を出すべきだったのではないでしょうか？それともこの点差でも福井では不安だということでしょうか？ならば一軍に置いておく理由はないと言わざるを得ず、福井に対しても「お前ではこの点差は不安なんだ」と言っているようなものなのですが・・・。 一方野手陣は初回に中東がプロ初本塁打を放ち、２回も中東が安打で出塁するとすかさず盗塁し、一死三塁となった後に廣瀬が犠飛で２点目。４回には梵、堂林の連続四球の後、石原が送り、二死二三塁となったところで菊池がタイムリーを放ち、これで勝敗が決まったかなと思います。その後も５回に３安打３四球１犠飛で２得点、７回も二死から２安打１盗塁で１得点するなど今日は大技小技に加え、今年の攻撃の象徴である四球をしっかりと選び、更に足でチャンスを作るなど幅広い攻撃で得点することができました。特に中東は初本塁打を含む猛打賞と絶好調、足でチャンスメークするなどチャンスメーカーの役割を果たし、梵は調子こそ落ちてきましたが、落ちてきた中でも２四球を選ぶなど選球眼の成長ぶりを見せています。堂林も前回の試合では久々の本塁打を放ち、今日は１安打２四球、果たしてこの覚醒ぶりが本物かどうかも見物です。 今日はエースが好投して打線が理想的な攻撃を見せ、完勝でした。明日も大竹が先発なだけに３連勝したいところですね。【送料無料】マネー・ボール完全版 [ マイケル・ルイス（ノンフィクション作家） ]価格：987円（税込、送料込）
2013.05.14
コメント(0)
-
TEX ３８戦目
本日のレンジャーズは１－５でアスレチックスに敗れました。先発グリムはセスペデス、モスの二者連続本塁打を浴びるなど５回３分の０を投げて５失点、３奪三振２与四球とＫ／ＢＢこそ良くなかったものの、打球内容はそれほど悪くはなかったですが、２回裏の四球が響いてしまった形でしょうか。本当に投球内容はそれほど悪くなかったので何とも勿体ない投球となりました。また、課題としては被安打数が投球回数を越えるようになってきただけに力だけではなく、もう一工夫する必要に迫られてきているかなと感じます。オルティスはやはり今日も初っ端に二塁打を浴びてグリムの出した走者を還してしまい、その後は抑えるという投球となりました。課題は『初っ端』ということが鮮明になっています。 野手陣はモアランドの本塁打のみに終わってしまいました。相手投手グリフィンはやはり素晴らしい投手で、８奪三振無四球と完全にやられましたね。その後もドリトル、クックと向こうの勝ちパターン投手が登場し、今日はレンジャーズ打線を持ってしても得点できませんでした。明日はコローンなので、今日のような展開にはなることはないでしょう。明日こそは打てると信じましょう。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート（2） [ 岡田友輔 ]価格：2,520円（税込、送料込）
2013.05.14
コメント(0)
-
TEX ３７戦目
本日のレンジャーズは１２－７でアストロズに勝利しました。先発テペッシュは６回を投げて８奪三振１与四球、制球力が売りの投手ですが、今日は投球回数を越える奪三振数を記録しました。ただbatted ballは６：４：４とややＧＢが下回っており、ノックアウトされるか否かはひょっとして紙一重だったのでしょうか。しかしＫ／ＢＢは８．００、しかしいつもの投球内容ではなく打球は危なっかしい打球、こういった矛盾は実に興味深いところです。考えられる点としてはシンカー、普段記録しているシンカーのV-MOVEMENTは６．０前後なのが今日は２．９といつもよりも落差が大きく、ひょっとするとそれで空振りを取れていたのかもしれませんねただ3.6％程しか使ってないみたいですが・・・。今日も大量リードの展開だったので、勝ちパターン投手ではないローとやや信頼が低下しましたが、持ち直してきたオルティスが登板、しかしローは３ランを浴びて４失点、オルティスは２ランを浴びて２失点と奮いませんでした。正直ローもカークマンと同じく、このままでは危うい立場なのでそろそろ結果を出さないと・・・。オルティスはスロースタートなのか？いつも速攻で失点されて後半持ち直して粘る投球が最近見受けられます。 野手陣は今日も花火を打ち上げます。初回はこの日キンスラーが欠場したので代役１番を務めたアンドラスが四球を選び、３番バークマンがタイムリー二塁打で先制すると、３回には本日スタメンのガルシアが安打で出塁すると、バークマンの当たりが失策となって１点を追加し、その後もベルトレの二塁打の後にジェントリーのタイムリーヒットが飛び出し、止めにクルーズの２ラン本塁打でこの回一挙４点、４回にもまーてぃん、アンドラス、ガルシアの連続安打の後、バークマンの一塁ゴロ、ベルトレの二塁打で３点、５回にもマーティンの本塁打、ベルトレの二塁打で一気に４点を取るなど打線が大爆発、本塁打に二塁打を連発し、痛快な攻撃を楽しむことができました。これまでやや不調だったアンドラスがついに打率．２７０に引き上げ、ベルトレも．２６０にまで戻すなど上位打線は全員勢いづいています。今日はクルーズ、キンスラーが欠場していたにもかかわらず１２得点を記録、やはりレンジャーズ打線はどこからでも得点できますね。レンジャーズの期待株マーティンも確かな成長が見えますし、アンドラスと共に渋い左右の功打者として大成して欲しいですね。 アストロズには悪いですが、勝てる相手にしっかりと勝って４連勝、明日からはアスレチックス戦が始まり、先発はグリフィンなので気を引き締めたいところです。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート（2） [ 岡田友輔 ]価格：2,520円（税込、送料込）
2013.05.13
コメント(0)
-
TEX ３６戦目
本日のレンジャーズは８－７でアストロズに勝利しました。先発ダルビッシュは３００奪三振を達成し、７回投げて８奪三振３与四球、batted ballは４：６：３とフライが多かったものの、そこは元々力で押せるダルビッシュ、安打は３安打しか打たれませんでしたが、そのうちの２本は本塁打を浴びてしまいました。まあアストロズ打線なので多少甘めに投げても大丈夫でしょうが、２本の本塁打を浴びたところは今後の反省材料でしょうね。ましてや期待株のドミンゲスの目を覚めさせてしまいましたし＾＾；。二番手、三番手は大量リードという展開だったので、シェッパーズやロス、オルティスではなくフレーザーやカークマンが登板、広島ももう少しこういった部分を参考にしてもらいたいですね。その二人が揃ってピリッとしない内容、特にカークマンはかなり厳しく、正直このままだとリリースされてもおかしくないだけに奮起してもらいたいところです。 一方野手陣は２回にベルトレが先制の一発、６回にはバークマンの安打の後から代わったハンバーからクルーズが２ラン本塁打を放ち、モアランド、マーフィーの連続長打が飛び出した後にソトが四球で歩き、マーティンが走者一掃三塁打で一挙６点をあげて試合を決めました。７回にはバークマンの一発も飛び出して８得点をあげました。今日も三発の花火が飛び出すなどレンジャーズ打線が本領発揮、今年絶賛炎上中のハンバーをしっかりと捉えることができました。各打者も比較的調子を維持し、切れ目もありませんし一発を秘めているという理想的な打線となっています。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート（2） [ 岡田友輔 ]価格：2,520円（税込、送料込）
2013.05.12
コメント(0)
-
番外編 今村の不振を考える
『力で抑えられるという誤解』 交流戦を前に何とか最下位を脱出した形で終えた広島、課題だったリリーフ陣も今井や久本がリリーフに廻ったことやミコライオが昨年よりも成長した姿を見せ、徐々にではありますが輪郭ができてきたように思います。しかし、そんなリリーフ陣において中々結果が出ていないのがセットアッパーの今村、ここまで１８試合登板で２１．２回と登板過多という面もあるものの、それを差し引いたとしても防御率は４．５７、Ｋ／ＢＢも２．３３は到底信頼のできる成績とは呼べません。何故このような不振に陥っているのか？その原因は統一球の変化に投球がついていけていない点が挙げられます。 まず今村は甲子園選抜のイメージでクレバーなタイプと思われがちですが、実は意外と直球でぐいぐい押す投球スタイルで、制球自体もアバウトで常に低めに来るタイプではなく、中村恭平のようにゴロを打たせるタイプでもありません。現に昨年のゴロ：フライ＋ライナーは９８：１１２とフライやライナーの方が多いのです。また、その肝心の直球の被打率が実は．２７０台と昨年の時点でも高いのです。それでも昨年までは打球が飛ばない統一球によって押し切れたものの、今年になって飛ぶようになった統一球では外野フライだった打球が二塁打や本塁打へと変貌し、力では押し切れなくなっているのでしょう。それでも今村は昨年までの投球スタイルには変化がなく、前回の登板でも３連続長打を浴びる格好となっています。元々球威はさほどないタイプで、今村の球威では抑えられないことはＷＢＣでも証明されていましたが、今村自身がそれに気づいていないかもしくは意固地になっているのではないでしょうか。 「何とか調子を上げて欲しい」という声が聞こえますが、私自身は投球スタイルに緩急や変化球などの比率を増やすといった工夫をしなければこのまま打たれるだけではないかと見ています。何とか今村自身がそのことに気づいてもらいたいところですが・・・。ＰＳ：ちなみに本塁打増加の理由は外国人打者が打っているだけで統一球自体は変わっていないという意見もありましたが、私自身は変わっているように思います。というよりかは、そもそも打者やチーム打率自体が急上昇している時点で明らかにボールが違うのでしょう。現にパリーグの最低打率は日本ハムの．２５１、これは統一球前の２０１０年のシーズンで横浜が記録した．２５５とさほど変わらない数字です。やはり統一球はやや飛ぶようになっているのではないでしょうか。MLB ジョシュ・ハミルトン Josh Hamilton 4HR Panoramic Photo Mint 1試合4本塁打記念フォトプ...価格：8,400円（税込、送料別）
2013.05.12
コメント(0)
-
３７戦目
『展望と影』 本日の広島は１１－６で中日に勝利し、一日で最下位脱出に成功しました。先発は中村恭平、今日は球が高く初回に中村らしくない打球内容だったので少し心配でしたが、結果的にbatted ballは６：４：３といつものゴロを打たせる投球ができず、２奪三振３与四球で４回を投げて３失点で降板しました。ただ、一発以外は長打はやはり出ず、やはり中村恭平が崩れるとすれば、連続四球で自滅してしまうところですね。ここさえ改善できればといったところですね。三番手は昨日２イニング投げたにもかかわらず今井、そして五番手は何とファームで５月８日先発したばかりの小野、正直言いますと何で先発登板した投手を一軍に引き上げたのか自体疑問そもそも上げても起用できないであるにもかかわらず、ましてや２回も投げさせるのは如何なものか？ファームでは６回９１球を投げ、中三日で２回３１球とメジャーもビックリのとんでもない起用だと思います二軍首脳陣と連係とれているのか？。プレーオフや終盤クライマックスシリーズを争う時期でもないのにこのような起用をしていてはいつかパンクしてしまいます。もう少ししっかりと役割を分担し、リスク管理を考えた投手起用をしてもらいたい。後投手をころころと代えすぎで、６回の時点でワンポイント投手投入など早すぎます。結果的に打ったから良いようなものの、あのまま試合が硬直したらどうするつもりだったのか？もう少し考えてもらいたいです。 一方野手陣は初回に連続四球の後、松山の犠飛で無安打で１点を先制することに成功します。４回は廣瀬のレフト前、梵と倉の四球の後に代打丸が満塁本塁打を放ち、一気に逆転に成功します。６回には梵の内野安打、倉のライト前で一三塁とチャンスを作ると、代打中東がレフト前タイムリーを放ち、ルイスが四球を選んで満塁となると、菊池が満塁本塁打を放ち、この回一気に５点を取り、再び突き放し、７回には堂林の本塁打でダメ押しとなりました。やはり広島になかったものは『後一本』ではなく、『長打』であり、一発だと思います。４回の安打合計数は２本、６回は４本、にもかかわらず得点はそれぞれ４、５と安打数を上回っています。それに丸や菊池、堂林ら三人は長打力を前面に売り出すというタイプではありませんが、それなりのパンチ力を秘めている選手達なだけに時折こういう一発を打ってもらいたいですね。菊池は大振りが目立つとの批判があるみたいですが、長打を打てる選手ですし小さくまとまって欲しくはないので今はそれで良いのではないでしょうか。 長打力を持つ選手に中々一発が出ていませんでしたが、ようやく長打力を持った３選手が一発を放ち、栗原やニックもそろそろ復帰しそうですし、ようやく長打力不足も解消されつつあり、攻撃面ではようやく展望が開けてきたのではないでしょうか。しかし、その一方でリリーフ陣は今村の不振や無策な投手起用、二軍との連係が取れていないのか、先発した投手を昇格させて２回投げさせるなど今後影を落としそうな心配が募るという両面が見られた試合でした。ＰＳ：後もう一つ気になったのは選手の無駄遣い、６回は菊池の満塁本塁打の後、廣瀬が出塁しましたが既に二死、わざわざ代打小窪を出す必要あったのか大いに疑問で、普通に河内を打席に立たせて次の回交代で良いのでは？もう一つは８回にも岩本の代打に迎を起用、これも正直必要ないですよね。後は守りを固めるだけなのですから一塁に慣れている岩本をそのまま打席に立たせるべきなのではないでしょうか。以前、適材適所に代打、代走を使えていないと書きましたが、今日は野手の無駄遣いが目立つ試合でした。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート（2） [ 岡田友輔 ]価格：2,520円（税込、送料込）
2013.05.12
コメント(0)
-
番外編 中東積極起用されない理由
『キーワードは信頼感』 最近広島ファンの間でよく見かける言葉として、「何故中東をスタメン起用いないのか？」ということです。現在中東は打席こそ少ないですが打率．４２１と廣瀬と肩を並べる程の数字を残し、しかも俊足で菊池の状態が下降気味の中チャンスメーカーとして正にうってつけの選手です。にもかかわらず殆どスタメン起用されず、昨日もルイスがスタメン出場しており、非難の声は益々大きくなるばかりです。しかし、実はメジャーでも中東と同じ現象が起きているのです。 それは私が応援しているテキサス・レンジャーズに今年から移籍してきた出身地が何と珍しい欧州ドイツ出身というジェフ・ベーカー、この選手も今年は打撃好調でここまで打率．３３３を記録して本塁打も４本をマークしており、もしこれが広島での出来事ならば彼も常時スタメンですべきという声が上がることでしょう。しかし、ベーカーも３６試合中、１９試合と中東ほどではありませんが常時スタメン起用されているわけではなく、寧ろベーカーよりも現在打撃不振が続いているマーフィーが起用されています。何故こういった起用が起こるのか？それは長シーズンを考えた上でどちらが成績を残すことを計算できるかという信頼感にあるのではないでしょうか。 ルイスは日本プロ野球の実績こそありませんが、その日本プロ野球よりもレベルが上のメジャーや日本とほぼ同じレベル（最近はやや上かも）の３Ａでの実績があります。そしてレンジャーズのマーフィーもレギュラー選手と言うわけではありませんが、準レギュラーレベルの選手で打率．２８０、１５本塁打前後を見込める実績のある選手です。それに対し、中東やベーカーはどうでしょうか？中東は昨年こそ打率．３１０を記録しましたが、打数自体は２９と少なく、それまでのシーズンでも殆ど打っていないだけに実績がなく、ベーカーも一時期はマーフィーと同じ成績を残していた時期もありましたが、ここ数年は．２７０前後で本塁打は４とレギュラーで起用したいと思うほどの成績ではありません。 つまりルイス、マーフィーの二人にある『使えばそれなりの成績を残してくれるだろう』という信頼感に対して中東、ベーカーの二人には『このまま使って果たして成績を残してくれるだろうか？』という疑問符が首脳陣にあるのでしょう。ましてや中東とベーカーは共に３２歳ともう若くありません。そういった理由が堂林や菊池らのように『我慢してでも使う』若手選手とは違い、覚悟が割り切れないところなのでしょう。少し厳しい言い方になりますが、やはりフレッシュな時期にチャンスを掴めなかった中東自身にも責任があるのではないかなと思います。 ただ、広島の場合はレンジャーズと違い、今一軍にいる選手の中でそこまでの信頼感の置ける実績ある選手と言えば梵、丸の二人ぐらいしかいません。なのでやはりもっと中東は起用しても良いのにな・・・とは思うのですが・・・。こういった選手たちは出場すればとにかく結果を残すしかないのでしょう。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート（2） [ 岡田友輔 ]価格：2,520円（税込、送料込）
2013.05.12
コメント(0)
-
TEX ３５戦目
本日のレンジャーズは４－２でアストロズに勝利しました。先発オガンドは６回途中を投げて３奪三振４与四球、一発も打たれましたが２失点。打球は１０：６：２でさほどゴロを打たせる投球でもない上にＫ／ＢＢも低く、アストロズ打線に救われた格好でしょうか。どうもピリッとしない投球が続いていますがね・・・。二番手、三番手、四番手のロス、シェッパーズ、ネーサンらは共に素晴らしい投球を見せて無失点に抑えました。 一方野手陣はクルーズ、ベーカー、マーフィーの一発などで４得点、花火を打ち上げる試合が増えてきて、最近はレンジャーズ打線らしさが出ていますね。後は本塁打の前に走者を置ければというところでしょうか。ただレンジャーズファンにとっては残念なお知らせです。てか遅っ！正捕手として試合に出場していたピアジンスキーがＤＬ入りすることになりました。代わりにチリノスが昇格し、しばらくは他球団で正捕手を務めていたソトが代役となると思いますが、ピアジンスキー以上に頑張ってもらいたいですね。MLB ジョシュ・ハミルトン Josh Hamilton 4HR Panoramic Photo Mint 1試合4本塁打記念フォトプ...価格：8,400円（税込、送料別）
2013.05.11
コメント(0)
-
３６戦目
『最下位転落』 本日の広島は３－５で中日に敗れ、最下位転落となりました。先発バリントンは５回を投げて３奪三振２与四球ながらも１１：１：３とゴロを打たせる投球で３失点でした。代打を送られたので５回で降板しましたが、そのまま投げていてもおかしくなかったかなと思います。四番手今村は長打３本打たれて２失点、これまでは力量の落ちる打者が打席に立っていたので無失点に抑えていましたが、やはり力のある打者と対峙すると今のままでは苦しいでしょう。球威がないのに高めに集まってしまっては連続長打を浴びるのも致し方ないでしょう。やはりちょっと自分自身を過信しているのか？今年になって投球が雑になった感があります。 一方野手陣はバーゲセンの前に２失点と沈黙、３奪三振無四球で１０：５：２とゴロを少し多めに打たされた格好でしょうか。それでも５回に三連打で１点、６回は丸が内野安打で出塁すると、岩本が二塁打で１点を返し、８回にも廣瀬が安打で出塁すると、ルイスが四球、小窪がセンター前安打、堂林が犠飛を放つなど終盤に追い上げを見せましたが、今村の２失点が響いた格好となりました。ただし、長打力がほとんどないチームで相手のミスもなく、相手先発投手の制球が良いとやはり中々点が取れないですね。 バリントンで勝つことができなかったのはかなり痛いですね。更に交流戦を前にソコロビッチが右肩に痛みを訴えて抹消、中々ベストメンバーで戦えませんね。今村がやはり力のある打者相手だと苦しいことが分かっただけにソコロビッチには代役を期待していたのですが・・・、久本が務めるということになるのでしょうか。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート（2） [ 岡田友輔 ]価格：2,520円（税込、送料込）
2013.05.11
コメント(0)
-
３５戦目
『癒えたのか？』 本日の広島は３－４で中日に敗れ、お得意様横浜と最下位中日の２カードで勝ち越すことができずに終わってしまいました。先発野村は６回を投げて２失点、５奪三振２与四球とＫ／ＢＢはまずまずだったものの、２本の本塁打を含み、batted ballは８：５：２と特別ゴロを打たせているわけでもなく、野村のようなゴロを打たせるタイプの投手にしては物足りない内容です。それ以上に気になったのがスピード、最速こそ１４２キロを記録したものの、殆どが１３０キロ台中盤で１４２は恐らく誤測では？、回を重ねるにつれ１３０キロ台前半が多くなり、１年目に比べて球速が出ていません。野村は右肩関節唇損傷というデリケートな部分を故障しているだけに本来ならばもっとしっかりとケアさせてからでないと取り返しがつかなくなってしまうと思うのですが、本当に大丈夫でしょうか？二軍でもスピードは殆ど出ていませんでしたし、まさかまた「尻を叩いて」復帰させたのでは？と思ってしまうのですが・・・。三番手河内はついに安打を打たれてこれが決勝点となりました。 一方野手陣は小窪の一発、５回には相手のミスの後に丸が二塁打を放ち、廣瀬の犠飛を放ち、２得点。しかし、やはり３回の無死満塁のチャンスで得点することができなかったのが痛かったですね。今日は５番の迎がブレーキとなってしまいました。少し気になった点としては９回の代打赤松、これには衝撃を受けました＾＾；。 交流戦の日程は基本的に２連戦１休日なだけに三本柱がしっかりしている広島にとっては有利なはずです。勝ち越しはできなくなりましたが、明日はバリントンなだけに是が非でも勝ち、最低でも３勝３敗に持ち込みたいところです。【送料無料】マネーボール【Blu-ray】 [ ブラッド・ピット ]価格：3,591円（税込、送料込）
2013.05.10
コメント(0)
-
番外編 元カープ戦士を応援しよう
『安定の広島ブランド？』 では今回はメジャー選手紹介ということで、かつて広島に在籍した選手を紹介していきたいと思います。まずヤンキースに所属しているのが皆様もご存知元広島のエース黒田博樹、広島時代の直球やシュートは封印し、シンカーという新たな武器を手に入れ、最近ではカーブも取り入れるなど年齢は３８歳になりながらも年々投球が進化し、昨年は３３試合に登板して１６勝１１敗、防御率は３．３２、球速も未だに１５０キロを越すなど寧ろ今が全盛期ではないかと思うほどで、今年の成績は４勝をあげ、防御率も２．３０と好結果を残しています。いずれはダルビッシュが日本のエースになるでしょうが、今の日本のエースは誰？と言われれば間違いなく黒田でしょう。次に皆様ご存知なのが、かつてヤンキースやレンジャーズにも所属し、ワシントン・ナショナルズで４６本塁打４１盗塁と破格の記録残したアルフォンソ・ソリアーノ、今年はカブスに所属して．２７６、３本塁打４盗塁とカブスの手法として活躍中、昨年も３２本塁打１０８打点とこちらも３７歳と高齢ですがまだまだ衰え知らずですね。 次はつい最近広島に所属していた選手で、皆様記憶に残っているでしょうか？２０１０年に広島に在籍したエリック・スタルツ、現在はサンティエゴ・パドレスに所属して、昨年は１８試合に登板して８勝３敗、防御率は３．２２と活躍、今年もドミニカ代表として参加していたボルケスと共に先発ローテーションを担い、３勝をあげています。日本ではあまり活躍できませんでしたがスタルツは途中入団、あまり調整もせずに見切り発車で一軍に昇格させてしまいました。もう少ししっかりと調整させてから一軍に昇格させていれば・・・と今でも思う投手です。ちなみに今年はメジャーで本塁打も放っていますので皆様も映像で見てみてください。次はカープアカデミーから広島にやってきたラモン・ラミレス、広島には１年ほどしか在籍しませんでしたが、メジャーで花開き、貴重な中継ぎとしてロイヤルズやレッドソックスで７０試合登板を果たしています。昨年はメッツで登板していましたが、５８試合登板して防御率は４．２４と平凡な成績で、今年はサンフランシスコ・ジャイアンツに移籍しましたが、現在は３Ａに所属して防御率は４．９１とまだ調子が上がらないようで、スピードも年々下がっているので少し心配です。最後にレンジャーズに所属している元広島のコルビー・ルイス、今年は故障でＤＬ入りしてまだメジャー登板がありません。今年はテペッシュ、グリムなど若手投手の台頭があり、あまりうかうかしていられない立場ですが、まずはしっかりと怪我を治して戦線に戻ってきてもらいたいですね。 こうして見ると広島出身の選手は主力として活躍しており、嬉しい限りです。いずれ前田健太もメジャーに挑戦することが濃厚ですが、前田健太も彼らに続いて欲しいところですね。メジャー関係者からは『メード・イン・広島は安全だ』と思われるかもしれませんね。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート（2） [ 岡田友輔 ]価格：2,520円（税込、送料込）
2013.05.09
コメント(0)
-
TEX ３４戦目
本日のレンジャーズは４－１でブルワーズに勝利しました。先発ホランドは被安打１０本打たれ、打球も８：８：５とゴロを打たせる投球ができませんでしたが、６奪三振無四球とＫ／ＢＢは高く、序盤は球威で抑えていた感があります。ただ、終盤は球威がなくなってきて三塁打や二塁打、フライ、ライナーなど立て続けに良い打球が飛んでいたので最後はヒヤヒヤものでしたが・・・。二番手シェッパーズは１三振に２つのゴロの打球と今日も安定した投球、最後はネーサンがいきなり二塁打を打たれて暴投するなどバタバタしましたがそこはベテラン投手、後続は内野フライ２つとゴロと落ち着きを取り戻し、無失点で切り抜けました。 一方野手陣は初回に内野安打２本の後ベルトレのタイムリーで先制してラッキーな形で先制、２回は二死からキンスラーが一発を放って２点目、３回には好調モアランド（覚醒中？）が今日も一発を放ち、最近５試合で３本塁打と爆発ぶりを見せつけます。１点を取られた直後の７回、アンドラスがセンター前で出塁すると、ベルトレが四球を選び、二死一二塁となった後に再び好調モアランドがセンター前タイムリーを放ち、４点目をあげました。今日の先発は皆様ご存知？のブルワーズの二枚看板ローシュが相手だったものの、ラッキーと一発で３点をあげることに成功しました。ちなみにブルワーズには昨年までオリックスに在籍したフィガロとこちらは皆様ご存知の青木がいますので、オリックスファンの方やヤクルトファンの方は注目してみてください。【送料無料1円クーポン対象商品】 ★ニューエラ オーセンティック テキサス レンジャーズ レッ...価格：5,250円（税込、送料別）
2013.05.09
コメント(0)
-
TEX ３３戦目
本日のレンジャーズは３－６でブルワーズに敗れました。先発グリムは初回に２本のゴロ安打を打たれて何とか二死まで漕ぎ着けましたが、安心してしまったか？ゴメスに二塁打を打たれた後にベタンコートに３ランを打たれて一挙５失点。その後は４：３：１とフライピッチャーのグリムの割にはまずまずの打球傾向で、７奪三振３与四球と悪くない投球だっただけに非常に勿体ない投球でした。オルティスは今日も無失点、少しずつ疲労が取れてきたでしょうか。 野手陣は好調モアランドの一発で１点、６回にはベーカーが安打で出塁し、アンドラスが二塁打、三塁手の失策で１点返し、更にその後クルーズの犠飛で２点返したものの、コーゼラニー、ヘンダーソンらの継投で凌がれてしまいました。今日は先発ペラルタの前にゴロの山を築かされ、中々長打力を発揮することができませんでした。また、普段は指名打者で入っているバークマンがブルワーズ戦ということで指名打者制度はなしとなってしまったのも痛かったでしょうか。【送料無料】プロ野球選手ホントの実力価格：1,365円（税込、送料込）
2013.05.08
コメント(0)
-
３４戦目
『投手陣の精神的支柱』 本日の広島は３－２で横浜に勝利し、連敗を止めることに成功しました。先発大竹は９奪三振無四球、１４：８：１と文句のつけようのない素晴らしい投球で９回途中まで投げて２失点に抑えました。最後はミコライオに交代して完封はなりませんでしたが正直右肩痛持ちですし８回で代えるべきだったと思いますが、今日は今年結果を残している大竹の投球の中でも特に素晴らしい投球だったと思います。 一方野手陣は初回に中東が安打で出塁すると、すかさず盗塁して丸のレフトフライで三進すると、廣瀬のタイムリーで先制。５回には菊池の安打の後、中東がセーフティバントで内野安打をもぎ取り、廣瀬が四球で歩くと５番岩本がタイムリーで２点目、その後は暴投で３点目を取りました。今日は長打こそ出なかったものの、四球や足、相手のミスなど複数要素が絡んで３点を取ることができました。また、今日スタメンの中東は高打率にも関わらず、殆ど打席に立つ機会こそありませんが、打撃好調を維持して３出塁に盗塁を決め、チャンスメーカーとしての役割を十二分に果たし、５番に座っている岩本も貴重な場面でタイムリーを放つなどこちらも中軸としての役割を果たしています。岩本は二軍で選球眼の成長が見られ、中東も少ない打席機会をモノにし、今日も結果を残しています。特に今の中東はレギュラーとして起用しても申し分ないように思います。 これで連敗をストップして中日戦に臨めますね。広島の投手陣にはベテラン投手がおらず、長らく苦しい時に支えてくれるような精神的支柱がいませんでしたが、昨年あたりから大竹がその役割を果たしているように思います。これまで大竹は若きエースと呼ばれて黒田の後釜とされてきました。しかし、エースこそ前田健太に譲ったものの、大竹は投手陣の精神的支柱の存在としてチームを支えています。これからも若手投手陣の良いお手本になってくれればと思います。【送料無料】The Extra 2%: How Wall Street Strategies Took a Major League Baseball Team fr...価格：2,539円（税込、送料込）
2013.05.08
コメント(0)
-
TEX ３２戦目
本日のレンジャーズは２－９でカブスに大敗し、連勝もストップしてしまいました。先発テペッシュは４奪三振４与四球とピリッとせず、４回６失点でＫＯとなりました。その４回に掴まりましたが、それ以前のイニングから不安定でしたね。オルティスは１回３分の２を無失点と徐々に調子を取り戻してきたでしょうか。 野手は９回に２点を返したのみで、昨年までの同僚フェルドマンに抑え込まれてしまいました。【送料無料】マネー・ボール完全版 [ マイケル・ルイス（ノンフィクション作家） ]価格：987円（税込、送料込）
2013.05.07
コメント(0)
-
３３戦目
『失策』 本日の広島は３－７で横浜に敗戦し、これで５連敗となって２チームとの差が開き始めています。先発前田健太は６奪三振２与四球で８：３：１と投球内容はいつものようにさすがの投球でしたが・・・失策絡みで４失点でしたが、自責点は１点と試合は作っていただけに何とももどかしい試合でした。三番手福井は敬遠気味の四球から連続四球で押し出し、やはり制球面に課題が残ります。まずはしっかりとカウントの取れる球種が必要ではないでしょうか。五番手中田は２奪三振１与四球、３：３：２とピリッとしない投球、防御率は１．００でしたが正直いつもアップアップの投球で後続の投手に助けられていましただけに内容自体はさほど良くはありません。球種は豊富ですが、スピードもそれほど速くありませんし、武器になる球種も制球力もなく、やはり今の状態では一軍でやっていくには厳しいかなと思います。 一方野手陣は５回に石原の本塁打、６回に丸、廣瀬の連続四球の後に岩本のタイムリー二塁打で３点を取りましたが、その後は横浜のリリーフ陣に抑え込まれました。横浜は先発陣こそ頼りなさが否めませんが、後ろの投手は実績や力量の高い投手が揃っているだけにできれば６回までにまとまった点を取らないと厳しいですね。 今日は菊池の３失策で３失点してしまいましたが、これまで菊池の守備力にはかなり助けられてきただけに今日の試合で委縮しないでもらいたいと思います。現に菊池の失策がなかったとしてもどのみち４失点で負けたと思って、明日に気持ちを切り替えてもらいたいですね。ただ今週は横浜、中日の３連戦なだけに勝ち越ししたいところでしたが、早くも２敗・・・何とか立て直ししたいところです。【送料無料】The Extra 2%: How Wall Street Strategies Took a Major League Baseball Team fr...価格：2,539円（税込、送料込）
2013.05.07
コメント(0)
-
TEX ３１戦目
本日のレンジャーズは４－３でレッドソックスに勝利し、これで３連勝となりました。先発はダルビッシュ、２発を浴びたものの、１４奪三振２与四球で打球もゴロを打たせるなど素晴らしい投球、やはりダルビッシュの場合は初回ですね。ただ、球数は７回の時点で１２７球とやはり多めで、もう少し楽にアウトが取れるようになれればといったところでしょうか。二番手カークマンは二死から２四球を出して交代、変わったフレーザーは一人を抑えて交代しました。 野手陣は今日もモアランドの一発、６回にはベルトレが安打で出塁した後、クルーズが２ラン本塁打を放ち同点。９回には二死からアンドラスが安打で出塁すると、モーテンセンが暴投で二進した後にバークマンが敬遠され、４番打者ベルトレがサヨナラタイムリーを放ち、サヨナラ勝ちを収めました。今日は好投手レスター相手で苦しい展開が予想されましたが、今日もレンジャーズ打線らしい花火連発で３点をあげることができました。広島にもこういった一発が出てくれれば・・・。個人の方に目を向けてみますと、ベルトレが２安打放って．２５０まで打率を引き上げてきました。４番打者の調子が上がれば、打線はもっと良い方向に向くだけに頼みます！＾＾テキサス・レンジャーズ MLB カジュアルキャップ（CLEAN UP CAP）価格：2,600円（税込、送料別）
2013.05.06
コメント(0)
-
３２戦目
『収穫の敗戦と古い殻』 本日の広島は２－３で横浜に敗れ、これで４連敗となりました。先発中村恭平は４奪三振３与四球、今日は巨人戦のように甘め（主に高め）にボールが集まってしまい、ブランコに一発を浴びてしまいましたが、それでも７：３：１と今日もゴロを打たせる投球で、大怪我はせずに５回を投げて３失点、高めに来ても中村の場合はスピードで何とかなるのは強みですね。このまま先発五番手として飛躍していってもらいたいですね。二番手今井は２回を投げて無失点、このままミドルマンとして投げるのでしょうか。三番手は新外国人ソコロビッチ、４つの打球全てがゴロと安定していました。若手の中村恭平が今日も試合を作り、ソコロビッチも上々の初登板で、敗戦したもののこれからのシーズンに向けての明るい材料が出てきたのではないでしょうか。 一方野手陣は４回に丸、廣瀬、岩本の連打で２点を取ったのみで得点できませんでした。終盤に四球は選べてはいるものの、やはり長打がないだけにまとまった点が取れません。長打力不足が深刻になってきており、岩本や堂林、ニック辺りの復調や復帰を期待したいところですが・・・。気になった点としては８回裏の無死一二塁での廣瀬の打席、打率４割も打っている打者に犠打をさせるとはこれ如何に？ここに広島だけでなく、日本プロ野球の進化の停滞が見えます。ＷＢＣ決勝戦でドミニカも初回、アイバーに犠打を指示しましたが、それはレイエスが二塁打を打ったこと、その後の打者がアイバーよりも期待できるカノ、エンカーナシオンらが控えているからに他なりません。廣瀬の後に廣瀬以上に期待できる打者が果たしていましたか？ 世界でもスモールベースボールと言われ、世界一となったかもしれませんと言っても一流の打者が揃った日本代表と広島では犠打の意味もまるで違いますし、そもそも２００６年は長打力が大きかったように思いますが＾＾；。しかし野球は年々進歩してスポーツ科学や統計学が発達し、今は『古い殻』となって非効率性が明確になっています。ところが日本の野球は未だに過去の栄光に異様なまでに拘り、進化を遂げずに来ています。ＷＢＣでも台湾相手にはこれまで圧倒してきましたが、今年は後一歩まで追いつめられ、キューバには圧倒されました。しかし、彼らが急激な成長を遂げたのかと言われればＮＯだと思います。一番しっくりくる理由は一つ、『日本のレベルが下がっている』からです。現に近年メジャーに渡っても奮わない野手が続出しています。『古い殻』を破らなければ進化も未来も失われていくのではないでしょうか。もしこれがＷＢＣならば、世界中が疑問の目を向けたことでしょう。かつてヒルマン監督も仰られてましたが、免罪符からはそろそろ卒業しませんか？【送料無料】セイバーメトリクス・リポート（2） [ 岡田友輔 ]価格：2,520円（税込、送料込）
2013.05.06
コメント(0)
-
番外編 pick up player of shikoku island league dispatch 2
『永川光浩』 それでは四国リーグに派遣されている４選手の紹介をしていきたいと思います。今回は香川オリーブガイナーズに派遣されている永川光浩を見ていきたいと思います。こちらの永川は皆さんもご存じの永川勝浩の弟で、育成選手として指名されましたが、登板機会自体が少なく、昨年も徳島インディコソックスへ派遣されましたが不振に終わり、オフには解雇されるのではと思いましたが、育成選手として再契約し、今年も四国アイランドリーグに派遣されました。それでは成績を見ていきたいと思います。 香川オリーブガイナーズでは主にリリーフとして起用され、９試合に登板して２勝１敗、防御率は１．５０と今年は結果を残しています。投球内容を見ていきますと、１２回投げて四球こそ７つと多いものの、奪三振数は１３と投球回数を越える奪三振率を記録し、被安打も僅か３安打と球威の面でも四国の打者を圧倒しています。ただし、やはりまだまだ制球面に課題があり、Ｋ／ＢＢは１．７１と四国アイランドリーグのレベルで考えると寂しい数字であることは否めません。しかし、これまでの永川からすれば十二分な成長を見せており、今年四国アイランドリーグに派遣された選手の中で最も大きく成長している選手ではないでしょうか。 これまでプロレベルなのかどうかすら怪しいほど結果が全く伴わない永川でしたが、今年は初先の３月の時点で香川との練習試合にて最速１４１キロ（平均１３８キロ）を記録するなどスピード面の向上、そして四国アイランドリーグでも球威面で大きな成長を見せ、三振奪取型としての道筋が出来てきました。今二軍にいる広島の若手左腕の中ではこの永川光浩が最も楽しみな成長株として頭角を現したのではないでしょうか正直伊東や金丸よりも期待できそう＾＾；。このまま成長していけば、支配下登録も夢ではないのではないでしょうか。入団当時は超素材型と言われ、かなり時間がかかると評された通り、入団してから４年の月日は経ちましたが、ここにきてようやく成長を見せています。左の若手投手は枯渇状態なだけに更なる成長を見せて頭角を現してもらえたらと思います。【送料無料】マネー・ボール完全版 [ マイケル・ルイス（ノンフィクション作家） ]価格：987円（税込、送料込）
2013.05.06
コメント(0)
-
TEX ３０戦目
本日のレンジャーズは５－１でレッドソックスに快勝し、２連勝となりました。先発オガンドは不振な状態が続いていましたが、今日も４奪三振２与四球で７：７：４とbatted ballも悪かったですが、何とか要所を締めて６回を投げて１失点にまとめました。ただし投球内容は良いとは言えず、tERAも５．４８とさほど良くはなく、調子は良くなりそうにないかなと感じるのが気掛かりです。後はロス、シェッパーズ、ネーサンと勝利の方程式で試合を締めました。 一方野手陣は花火を期待と書きましたが、早速初回にキンスラーが先頭打者本塁打を放ち、先制すると４回にはベルトレが四球を選ぶと、ピアジンスキーがレフト前に運び、二死となったところでモアランドが四球を選び、ジェントリーの内野安打で２点を加点、８回裏にはモアランドが安打で出塁すると、何とジェントリーが上原から２ラン本塁打で今日４打点をあげました。いつもは打力に定評のある選手達ばかりが目立ちますが、今日は伏兵ジェントリーの大活躍で勝てましたね。 マツダ商店はなぜ赤字にならないのか？ 堀治喜〔文工舎新書〕価格：840円（税込、送料別）
2013.05.05
コメント(0)
全61件 (61件中 1-50件目)
