ドン・愚利公の連れづれ草

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Aug 28, 2012

我が家にはヤモリ（家守）が増えている

(2)

テーマ：庭と菜園の生き物たち(7)

カテゴリ：愚利公の動物記

かの額田の王の名歌をパクって詠める。

『西日さすガラス戸越しに出没すヤモリは見ずやわれが写すを』

野守と家守、似て否なる人と動物、なれど家守は害虫から家を守ってくれる、仕事は似ている。

ヤモリって漢字で書けば家守だと思い込んでいたが本当だろうか？

ネットで調べると、自分の知識は間違いではないが正式にはニホンヤモリ（日本守宮）。

勿論「家守」とも書く。立派な社やお屋敷にいるのは「守宮」で陋屋にいるのは「家守」

ネットで見つけた俳句に次のような２句があった。

やもり来て　ほころぶ顔の　夕餉かな　さくらえび

御宅の　担当ですと　守宮かな　　俊彦

ところで我が家のヤモリ、台所と居間のガラス戸、網戸に頻々と出没し家内が嫌がっている。

小学生のころ、夜になると北側のガラス戸に何匹も現れて不気味な白い腹と吸盤のある手足。

非常に恐ろしかった。水ガメに落ちることがありその水を飲むと死ぬと脅されたもの。

しかし、実際のヤモリは愛嬌のある顔をしており、ガラス戸に止まった害虫を食べてくれる。

東京都区部では「絶滅危惧種」だとの記事もある。あまり嫌がることはない。

何故この話題かというと、室内に侵入してきて家内が騒動したから。

捕まえて外に出そうとしたが、意外にすばしっこくてテレビの後ろへ駈け込んで行方不明。