ドン・愚利公の連れづれ草

Oct 5, 2012

スズメバチの巣を回収し巣の中を調査

(2)

何が何でももう蜂は居ないだろうと、刈込バサミの先で巣を動かしてみた。

当然巣はもぬけの殻、ただ幼虫が死んでいるのでなんだか腐った匂いがしている。

巣を動かしてみて巣がなぜ土の上にあったかが判明した。

巣は、ヤブツバキの下枝に作りつけたのが重さが増して垂れ下がってしまったのである。

巣は接地していたが地中にはなかったのでオオスズメバチではない。

枝を切り落として、下側から巣の内部を視ると、８角形の巣が２段に作られていた。

巣の下側からの画像。接地面は開いていた。

一番下の巣は空っぽなので羽化したものと思う。２段目は白い蓋がついていて蛹室である。

下段の部屋は使われてなくて上の段に蛹が入ってる白い蓋の部屋が５０個くらいある。

接地した巣であり、営巣環境が悪くて成虫も少なかった思う。１０匹くらいしか見ていない。

接地側の巣周囲を壊して中が見えるようにした。

巣の中には成虫の死骸が１匹だけ残っていた。羽化直後だったのかもしれない。

やや小さいのでキイロスズメバチであろう。

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Last updated Oct 5, 2012 03:46:09 PM
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