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二週連続の週末台風に日本列島全体が振り回された状態ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 先日は、私信とはいえ、私の政治的信条を述べさせていただき、特定政党、あるいは野党共闘への投票を依頼するという事を行いまして、お心を乱してしまったことと思っております。 結果につきましてはご案内の通り、自民284議席、立憲民主党55議席、希望の党50議席、公明党29議席、共産党12議席、維新の会11議席、社民党2議席、無所属22議席となりました。 希望の党に民進党が吸収されるかと思えば希望の党の小池代表が「排除」という言葉を使ったために大混乱、従来までの「野党共闘」は解体かと思われましたが、共産党が候補者を下して立憲を支援、新しい形の野党共闘がある程度の成果を挙げましたが、その代償として共産党は議席を減らすこととなったのは残念な事でした。 自・公で三分の二を超える形となりましたので、安倍首相の念願でありました憲法改定(私は、「改正」も「改悪」も価値観を含んでいますから、「改定」という言葉を使わせていただいております)、の環境は整ったということになります。 臨時国会は開催されるものの実質審議はわずか三日程度であり、森友、加計の問題が納得のいく形で審議されるとは思えません。森友学園につきましては会計検査院の報告でも、「あまりにも過大な値引き」と指摘されるような案件が、「データを廃棄しました」の一言で闇に葬られようとしています。 加計孝太郎氏も、安倍昭恵氏も国会に喚問もされていません。こんな状態で、「憲法改定」という日本のかたちを変えてしまうようなことを行っていいのでしょうか? 安倍首相も深い関係を持っておられる「日本会議」のなかには、日本憲法の三大原則であります「国民主権」「基本的人権尊重」「平和主義」のすべてを廃棄することを主張されている方もいらっしゃるようですから、私は大変な危惧を持っております。 私自身、七十を目の前にして、大きな反省事項がございます。それは、皆様方と政治のことを話題にしてこなかったという事です。なんとなく、「政治のことを話題にするのは避けよう」と思ってきました一番の理由は、「人間関係を壊さないように」という配慮であったように思います。しかし、政治的信条は人それぞれ違ってあたり前のことであり、それを含めての「人間関係」であると思うようになりました。 「違って当たり前」を出発点として、その違いを埋める努力、率直な提言、疑問の提出がいま必要であると思っております。そのために、パソコンにメールをいただいたり、手紙を交換したり、あるいは直接お会いして意見を交換できればと思っております。 それでは、短い秋が冬に追い立てられようとしている昨今、御身体に気をつけられますように。
2017.10.28
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立憲民主党 枝野幸男氏 演説全文(10月3日)<冒頭> たくさんの皆さんに足を止めていただき、お集まりをいただきありがとうございます。立憲民主党の代表の枝野幸男でございます。今朝、正式に党として届出をさせていただきました。今この国が抱えている大きな課題に、今この国が直面している様々な危機に、政治がしっかりと対応しろ。大きな輪が広がってきています。その声にしっかりと応えていく器が存在しなければならない。そうした器がないならば、自ら作らなければならない。そんな思いで党を立ち上げさせていただきました。<立憲主義> 私たちの社会は、ルールによって規律をされています。みんながルールを守ることで成り立っています。権力といえども、自由に権力を使って統治をしていいわけではありません。憲法というルールに基づいて権力は使わなければならない。ルールなき権力は独裁です。 私たちは、立憲民主党という名前を付けさせていただきました。立憲という言葉は、古めかしい、分かりにくいという意見もあります。しかし、どんな権力でも、憲法によって制約をされる、憲法によって一人ひとりの自由と人権を守る。この立憲主義というのは、近代社会において、あまりにも当たり前のことだから、特に戦後70年、私たちの国では、あまり言われませんでした。残念ながらというべきかもしれません。ここ数年、立憲主義という言葉をもう一度思い出さなければならない、そんな状況になっている。それが、今の日本です。 立憲主義は、確保されなければならないというのは、明治憲法の下でさえ前提でした。少なくとも、大正デモクラシーの頃までの日本では、立憲主義は確保されていました。戦前の主要政党、時期によって色々名前若干変化しているんですが、民政党と政友会という二大政党と言われていたそれぞれ、頭に「立憲」が付いていた。立憲主義は、あの戦前でさえ、ある時期まで前提だったのです。 ところがどうでしょう。憲法によって縛られているはずの内閣が、自ら積み重ねてきた解釈を勝手に変えた。論理的に整合性のない形で勝手に変えた。それに基づいて、自衛隊は日本の領土や領海を守るけれども、外国に出て行って戦争はしないんだという第二次世界大戦の教訓を踏まえた、先人たちが積み重ねてきた私たちの国是が、変えられてしまっている。これが安保法制です。 憲法に違反した法律は、一日も早く変えなければならない。違憲の部分を廃止させなければならない、主義主張、政策以前の問題であるということを、私は皆さんに強くお伝えをさせていただきたい。そうした力をしっかりと与えていただきたいと思っています。<表現の自由> 立憲主義だけではありません。共謀罪で表現の自由が危うくなっています。その間のメディアに対する有形無形の様々な圧力で、報道の自由度のランクは大幅に下がっています。<情報公開、公文書管理、森友・加計問題> 情報公開、その前提となるべき公文書管理、この24年の間に積み重ねられてようやく一定の水準にきた。良く知っています。どちらの法律も、作るとき、改正するとき、そのチームの責任者を私枝野幸男はやってきました。ところが、積み重ねられて一定のところまできていたはずの情報公開も公文書管理も、森友・加計、自衛隊日報問題、法律はどこにいったんだ。役所が、政府が、法律を守らない。こうしたことを前提にルールは作られていません。公文書管理法も情報公開法も、行政がちゃんとルールを守る、その前提で作られています。それをいいことに、作ってないわけない、捨てるわけない、そういう文書が捨てられた、全部真っ黒けなら、どこがおかしいのか、この先は公開してもいいんじゃないか、そういうことすらチェックできない。こういったやり方で開き直っている。 森友・加計は、スキャンダルではありません。税金の無駄遣いです。小さな問題なんでしょうか。1円たりとも税金の無駄を許さない。党派を超えて言っているはずじゃないですか。それなのに小さな問題ですか。森友学園の国有地の値段は億単位ですよ。国有地が安く払い下げられたら、その分は皆さんの税金が食い物にされたのと一緒です。認められるべきではない大学の設置が認められれば、そこに毎年毎年支払われる私学助成金は皆さんの税金です。森友も加計も、税金の使われ方の問題なんです。単なるスキャンダルではありません。<国民生活、経済> そして何と言っても国民生活。一億総中流。今私は53ですが、私が子どもの頃言われていた日本の社会の姿です。べらぼうなお金持ちも少ないけれども、特別なひどい貧困というのも少ない、そういう社会です。だから日本は経済成長できたんです。今の豊かさが作れたんです。世界一と言われていた治安のいい社会がつくれたんです。 三種の神器。テレビとか、洗濯機と冷蔵庫だったでしょうか。私の生まれるもっと前の話です。3Cと言われていた、カラーテレビ、カー・自動車、そしてクーラー・エアコン。最初は中流の中でもお金持ちしか買えなかったけれども、お隣うらやましいなと思っていると、いつの間にかほとんどのご家庭でそうしたものが手に入る、そうした時代でした、いつの間にかそうした日本社会はどこかに行ってしまいました。 格差が拡大し、貧困が増大している。これで景気が良くなるはずないじゃないですか。年収100万の人は100万しか買い物できないんです。消費できないんです。年収300万の人が仕事を失って、非正規でアルバイトでパートで何とか食いつないで、年収100万になれば、結果200万だけ消費は減るんです。逆に年収100万の人がそこそこの給料の正社員になれて、300万になれば、増えた200万はほとんど消費にまわるんです。貧困格差は気の毒な人を助けてあげましょうという問題であると同時に、そんなことを放置しているから、いくら株価は上がっても景気は良くならない。 格差が拡大をすれば、社会が分断をされます。社会が分断をされて、むしろ政治が対立をあおって、それで本当に日本の社会の未来は作られるんでしょうか。大きな政治の流れを変えていきましょう。<民主主義> 東日本大震災のとき、絆という言葉が使われました。分断をされていた社会が、あの未曾有の災害の中で、お互いに助け合おう、支え合おう、そうした絆が生まれたはずでした。しかしこの5年の間にどんどんどんどんその絆はむしろ弱められている。 しかしその一方で、安保法制をきっかけに、さすがにおかしいじゃないか。それまで政治にあまり関わりのなかった人たちが、ネットワークを組んで声をあげていただけるようになった。この流れを止めてはいけない。民主主義というのは、選挙で多数決で選んで、選ばれた議員が多数決でものを決める、これが民主主義だと思っているから間違えているんです。みんなで話し合って、できるだけみんなが納得できるようにものを決めましょう、それが民主主義なんです。 どうしても決められないときがあります。どうしても意見が食い違うときがあります。そのときに、ここまでみんなで話し合って、それでも一致しないならば、多数決で決めれば、少数の意見の人も、仕方がないですねと納得できる。この納得のプロセスが多数決なんです。 残念ながら、今まで国会で多数を持っている人たちに、この本質が分かっているんでしょうか。選ばれたから勝手に決めていい、数を持っているから勝手に決めていい、こうした上からの民主主義は民主主義ではありません。 俺たちの声を聞け、俺たちの現場を見ろ。そうした草の根からの民主主義こそが本当の民主主義であります。上からの民主主義に歯止めをかけて、草の根の民主主義を取り戻しましょう。 強い者をより強くして格差を拡大しておきながら、いずれ皆さんのところにいきますよ、トリクルダウン、滴り落ちますよ。上からの経済政策はもうやめましょう。生活に困っている人たちから、暮らしから、それを下押さえして押し上げることで、社会全体を押し上げていきましょう。経済全体を押し上げていきましょう。<対立軸、保守とリベラル> 右か左かなんていうイデオロギーの時代じゃないんです。上からか、草の根からか。これが21世紀の本当の対立軸なんです。リベラル新党よくできたと期待を頂いているんです。保守とリベラルがなんで対立するんですか。保守とリベラルは対立概念ではありません。 だいたい今の自民党が保守なんですか。一億総中流といわれて、世界一治安がいいと言われて、お隣近所、地域社会、お互い様に支え合っていた日本社会を、壊してきたのは誰ですか。日本社会のよき伝統を壊している保守なんかあるはずがありません。 私は人それぞれの多様な生き方を認め合う。困った人がいればここに寄り添って支えていく。お互い様に支え合う社会。 リベラル、そのことによって、おそらくここにお集まりいただいている多くの皆さんが育ってきた時代、日本が輝いていたと言われていた時代の、あの一億総中流と言われていた時代の、社会がこんなにぎすぎすしていなかった時代の、みんなが安心して暮らせていた時代の、日本社会を取り戻す。私はリベラルであり、保守であります。 今この国には、そういう勢力が残念ながらなくなってしまいつつある。伝統を、社会のこれまで積み重ねてきたものをぶち壊す、保守なんかではない保守を称する勢力と、その隣に、多様な価値観を認め合い、支え合い、そしてそうしたことが実現をされていた日本の社会を取り戻そうという、こういうぽっかり空いた穴があるんです。私たちは、そうした声をしっかりと受け止めていきます。<守るべきもの> 70年以上にわたって戦争をしなかった。平和を維持してきた。お互い様に支え合う社会で、世界一の豊かなはずの国を作ってきた。この社会を、平和を、民主主義を、立憲主義なんていう言葉みんな忘れてしまう、そのことが許されていた、そんな社会を私は守るために、新しい政治勢力を立ち上げました。 みんなで守りましょう。立憲主義を守りましょう。本当の民主主義を守りましょう。お互い様に支え合って、みんなで豊かになっていく。みんなで安心を作る。そんな日本社会を守りましょう。そのためには、東日本大震災を機に思い出した絆、支え合い。安保法制で気付かざるを得なかった、そこで声を上げざるを得なくなった。この国の主役は私たちなんだ。今国会で数をたまたま持っているから何でもやっていいわけではないんだ。俺たちの声を聞けという、そうした、今まではどちらかというと政治から遠かった、まさに民主主義の主役の皆さんの、そうした皆さんの声をしっかりと受け止めて、前へ進めていく、そういう政党として、立憲民主党は前へ進んでいきます。<まとめ> 生まれたばかりの政党です。生まれたばかりで選挙に突っ込んでいかなければなりません。自分の選挙も心配です。でも今日、何とかちゃんと10月10日に、立憲民主党として届出ができるように、その作業を進めています。 私たちは、私が昨日来皆様にお伝えをしている思いというものを、この国の、本当にこの国の未来を信じている、この国の未来を考えている多くの、これまではサイレントマジョリティだったかもしれない、そうした人たちに、大きな輪を広げていただいて、私たちに力を貸していただける、そう信じて決断を致しました。 まだまだよちよち歩きかもしれません。でも間違いなく、その歩みの進んでいく方向は、皆さんのご期待に応える方向である。そのことを自信を持って皆様にお約束申し上げ、是非力を貸していただき、お育ていただきたいとお願いを申し上げ、立憲民主党の代表として、皆様にお伝えをさせていただきます。本当にたくさんの皆さんにお集まりをいただき、足を止めていただき、ありがとうございます。皆さんのご期待に応えられるように頑張ります。ありがとうございます。
2017.10.04
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ようやく秋も深まり、朝夕は寒さを感じる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?普段は賀状のやり取りだけで済ませて頂いておりましたが、本日は最近の政局及び予定されております衆議院議員選挙について私見を述べさせていただき、ご理解を賜りたいと思い、お手紙を差し上げました。 すでに70近い私の人生の中で、これほど腹が立ったことはありません。言うまでもなく、現政権による党利党略解散です。森友学園、加計学園獣医学部新設を巡ってお友達、腹心の友に対する露骨な配慮が行われたことは状況証拠からしてほぼ確実だと思われます。その事を裏付ける書類は処分され、処分した人物は論功行賞として国税庁長官に栄進しました。 露骨といえばこれほどわかりやすいやり方も珍しいところです。 それだけではありません。 歴代の元内閣法制局長官が実名を出して批判をした「集団的自衛権行使」(「戦争法案」と呼ぶ向きもありますが)。これは歴代自民党政権の、「日本を戦争に巻き込まない」「自衛隊はあくまで専守防衛の部隊であり、その事によって国民の理解が得られている」という選択の結果でした。 それを「閣議決定」で変更しました。 続いて、「共謀罪」です。ニュース等で報じられましたが、当の法務大臣がろくに答弁できず、ついには答弁しようとすると制止されるという醜態を伴ったいくらでも拡大解釈可能な法案です。思想、信条の自由、そしてその現れとしての言論、出版の自由にタガをはめようという悪法です。 給料は上がったと報じられていますが、それは正規職員の場合であり、若い人たちが多くを占める非正規雇用の人たちとの格差は一向に縮小しておりません。 現政権が一日でも多くその座にとどまり続けることは日本にとっての不幸に他ならないと考えます。 そして、上に書かせていただいた諸問題と疑惑にすべて蓋をしての解散です。 本来ならば、野党共闘によって現政権を追い詰める絶好の機会であったと思われますが、ここに来て様相が複雑になってきました。それは、小池新党・「希望の党」の誕生と、前原氏による民進党解党です。 こういう職業についていることもあって、政治の動向については関心を持たざるを得ないのですが、小池百合子という人の過去を見るにつけ、あの方は、「自分が総理大臣になるためには、何でもするし、自分以外の人はそのための駒」という姿勢を一貫して貫いてきた人だと思います。 誕生したばかりの「小池チルドレン・都議」たちはどうなるのでしょうか?「育児放棄」と揶揄した方がいらっしゃいますが言い得て妙であると思います。 「希望の党」の構成メンバーは、右派から極右までずらりと並んでおり、解党した民進党のメンバーを小池氏が「選別」するようです。 選挙用に「マニフェスト」を作っているようですが、それは彼女のこれまでの言動を見ますのに、単なる人気取りの包装紙であり、もしも政権をとるようなことにでもなれば、「政治の現実」に合わせていくらでも変えることになるでしょう。消費税引き上げ反対も、原発廃止も、反故にされるでしょう。これは、彼女の経歴と言動を見返してみますと容易に想像できることだと思っております。「天性の詐欺師」とは言いすぎでしょうか? 私は、憲法を守り、それを生活の中に生かすことを望んでいます。戦争はどんなことがあっても行ってはなりませんし、思想信条の自由、そして言論出版の自由、教育の自由は基本的人権の中核をなすものとして大切にされねばならないと思っています。 民進党、共産党、社民党、自由党が地域の人々の要望に押される形で手を組み、現政権の議席を奪い取るというやり方はいったんストップせざるを得ないでしょうが、各地で、この厳しい状況の元でも初心を忘れずに共闘を探っていく動きは確実に存在しております。 選挙区で、野党統一の初心を忘れていない候補者がおりましたら、ぜひともその方に一票を投じて下さらないでしょうか。また、不幸にして共闘が成らなかった場合には、共産党候補に一票を賜ればと思っております。 ここまで読み進めていただいてありがとうございます。投票なさる時の参考にしていただけましたら幸いです。 季節の変わり目の気温の変動の激しい折、御身体を大切になさってください。
2017.10.01
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