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↑JR東が所有する最新の特急(写真はあずさ)。緑色のJRマーク、混雑したラッシュの駅構内。あぁこれが甲府なんだと、俺はおもふた。↑ああああああああああしたから普通に仕事だああああああああああぁぁぁ現実見せんなああああああああ甲府予約していた特急が来るまで時間があるので駅近くの蕎麦屋で蕎麦を啜ることにした(晩飯)。↑鮫の海賊あげと山菜蕎麦(旨かった)。意外と内陸部だと知名度があるらしい鮫肉。肉肉しくて良い感じ。実は去年まで中央線特急は通常のチケットレス割引以外にあまり割引がなく(乗車券セットで一部安いチケットがあったくらい)、今年に入って最大35%までのチケットレス割引が導入された。今年の6月末まではキャンペーンで50%、つまり半額まで値引きのあるチケット(レス特急券)を買うことが出来る。↑これなかったら中央線経由では帰らなかった。甲府~立川までは1020円、期間限定の半額割で新宿まで買えば790円。新宿から立川まで帰るのと大差ない位の値段で乗れる。最初の頃は割とガバガバに半額特急券を買えたが、物価高もあってみんなえきねっとに気付き始めたらしく、事前予約とかしないと取れない事もある。今回は事前予約で確保した。新幹線の割引とかだとまず事前予約では取れない感じだが、かいじだし取れた。あずさは割と取れない(常設の35%引きならまだ取りやすい)。↑一般指定席は新幹線と似た硬めの座席が導入されている。最新の研究で硬め座席の方が疲れないとかそんなだった記憶。ひたちの指定席が豪華すぎた事を反省したのか(乗ると分かるがひたちの指定席はグリーン車に迫るくらい良い)、あずさかいじの指定席は指定席相応のシート幅と仕様になっている(それでも大分良い方だが)。↑一番前の窓側座席取っていた。机がこんな感じになっている(他も大体こんな感じだったか)。平成期の中央線特急には、かいじにE257系(稀に189系)が充当され、あずさ用に振り子装置付きのE351系が充当されていた。現在はあずさかいじ共にE353系(稀に臨時でE257系)が充当されており、ひたちときわのようなカラフル配色も無いため、毎日同じ姿を眺める羽目となる。↑夜の山梨の方(多分甲府)の町並み。車窓キチ乗り鉄だが、知識ひけらかそうとする割に知識知性は皆無。この時は特に酷く、IQ3くらいしか残ってなかった。E353系はカーブ路線ではメジャーとなっている振り子式ではく空気ばね式車体傾斜装置で傾斜対応している。専門家じゃないキモヲタク知識のため詳しい説明は省くがこの仕様、振り子式より傾きは弱いが色々扱いやすいらしい。一方で本当にカーブがキツい地域とかの運用だとやっぱり振り子式の方が良いらしく、山陰に新たに投入される273系は振り子式を採用している。詳しく勉強したい方は、キモヲタクにならずに頑張って勉強して親の金だけ払って卒業する訳じゃない専門学校や大学で学べ。勿論卒業だけしてそこで終わりはダメだぞ?ネットで高学歴ひけらかしても、自身の日常生活で橋にも棒にも引っ掛からなかったら(いわゆる金権力地位ィィィズ!!!)全く意味が無い無い無いんぅぅぅぅぅ!!!!!!学校はあくまで人生の目的地を向かうための片道切符、有効期限が切れたらただの紙切れ。しくじったら手数料払っても返金払い戻し効かないゾ♥キャンセル料金逝ゐ353パーセントでありまひゅ~~↑まさにMANさん、魂の叫び。話戻して大月までは普段見慣れた鈍足あずさかいじのイメージを覆す位の荒々しいスピードで線路を駆ける。↑隣の座席ランプも点滅していたが乗ってくる人はいなかった(多分立川から都内に戻る人が買ったのだろう)。本格的なカーブは甲府を越えてからの為、甲府~立川だとE353系の本領発揮とまではいかないが、かつてのE351系よりは明らかに乗り心地が良くなってるとは思う。↑大月の表記。一応まだ山梨なんだよね。見慣れてるけど大月行き中央線は以前より減った。大月を出ると八王子。駅はそこそこあるがここまで来ると後は惰性で立川に着く。↑ああああああああオレンジ色のアレが止まってるぅぅぅぅぅ八王子からはあまり誰も乗ってこなかった。↑降りたら割と現実を受け入れた。
2024.05.26
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↑汎用性を追及したある意味東海イズムの詰まった車両の一つ。たまによくわからない車両にフル区間で乗ることがある。東海道新幹線に逆張りしまくった結果、乗ることにしたのが特急ふじかわ(冗談だが)。かつては東京まで出入りしていたが、現在は甲府を除くと完全に東海管轄内。こんな車両だが、実は東海特急の中だとしなの、ひだの次………………つまり三番目に本数がある。↑際立つステンレス車体(殆どの電車そうだけど)山梨県は中部地方に属するが、鉄道網に限って言えば中央本線の特急を使って関東方面に出てしまうのが一番手軽。だがそれは甲府近辺に限っての話。山岳地域が多い自治体特有の問題として、そもそも自分達の住んでる自治体間の移動がしんどい。勿論高速使えば別。要は山梨は車社会である。一方で山梨県民が車を使わず名古屋やその先に出るのは実は結構面倒くさく、八王子の方まで出て新横浜から新幹線を乗ったりするのも手段の一つになるかも知れない位にはしんどい。そんな状況を静岡までリクライニングシートで送ってくれるのが身延線の特急ふじかわ。その為、鉄ヲタの感想以上にインフラとしての重要性が高いだろう。グリーン車はついてないし、汎用車両感はあるが特急料金は安めに設定されている。↑標準的な特急装備に足おき付き。コンパートメント席は意外と団体で埋まっていた。ソニック同様に途中駅からの方向転換がある。甲府行きふじかわの場合、はじめから方向転換後の座席位置にセットされており、富士駅までは座席の反対方向に電車が進む仕様となっていた。静岡から富士までそこまで時間がかからないことや、小倉のソニック座席転換であわふたしていた車内の様子を見てきたこともあり、こういった運用の方が効率的だよなぁとは思った。ただ彼方は博多から小倉まで時間がかかるし、乗り降りが全く違うから一概には言えないか。↑東海道と分岐する前まで新幹線に追い抜かれる様子を見ることが出来る。何気にこの一帯の優等列車はふじかわやホームライナー位のため、貴重かも知れない。↑富士駅の独自系列っぽい駅弁そば屋が閉まっていた。この時のふじかわの景色はひたすら険しく、旅で疲れまくった弱男の体力を削りながらも何かを弱男に訴えかけるようだった。まぁ文才も知性もない俺がそんな自然的なアレを、要は感受性を昇華なんて出来る訳がない。本当に意味の無い感受性だよ。↑曇をかけながらも雄大に聳え立つ富士山。↑富士川を辿るように進み(多分写真の奴は富士川だったと思う。忘れた)、身延駅(確か)で静岡行きふじかわと対向。着々と旅の終わりが見えてきて現実に引き戻されそうなのに内心発狂してたのかも知れない。ついでに予想以上に疲労していたらしい。↑三両編成でトイレは1ヵ所だけ。コンパートメント席を毎回通り抜けなければならないのはマイナス。とは言えそんな俺をふしがわは特に苦しめることく甲府まで無事に送り届けてくれた。↑実は今まで河口湖までしか行ったことがなかったから新鮮。在来線の高尾表記にいつもの案内音、大分見慣れた車体の特急がホームに止まる。↑たまに立川にもくる水色ラインの211系。まだ遠いが着実に家は近くなっていた………。
2024.05.25
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↑日本で一番最初に完成した新幹線である東海道新幹線。その建設秘話にはガッツリ政治が絡んでいる。どういう評をするにしても数多の功罪があった事は事実であり、現在のJR東海を築いた故葛西氏に関する逸話や結果への歴史修正もまた、民主主義への挑戦以外の何物でも無さそうだ。↑山陽地区と異なり、こだま運用でも新型の700Sがある程度充当されている。豊橋駅は地上ホームになっており、こだまと何本かひかりが停車する中堅ポジの駅になっている。↑ユーラクは本社が東京(なぜか小平というマイナー地域にある)だが、創業者が豊橋出身で豊橋に工場もある。青春18キッパー最大の難所である静岡越え。ネタにはされがちだが、東海のスタンスが静岡に凝縮されている事も越えるのが厳しい要因とも言えるかも知れない。最もJR東海の静岡管内の対応そのものは割としている方で(寧ろ岐阜や愛知の一部エリアの方が悲惨な地域が多い)、根本的には地域の温度差でなく需要の有無で動いている部分は大きいだろう。本州JR各社の主力収益は新幹線で、東京~大阪という最大の鉄道利権を確保しているのは東海である。これは揺るぎ無い事実だ。裏を返すと、東西JR以上に新幹線依存が強いのが東海。↑在来線と並走する区間が多いのも東海道新幹線の特徴。静岡ユーザーは否応なしに毎日通過するのぞみやひかりの姿を見せつけられる形となる。豊橋~熱海の区間を在来線で乗り通すのが青春18きっぷ最大の難所とされる。車両の足が遅く、ロングシートまみれだからだ。だが元々静岡は全国でも有数の農業漁業工業が栄えている地域であり、人の往来そのものが常時多い。過密路線の京浜東北線や山手線にボックスシートをつけるようなモノのため、ラッシュなどでは寧ろボックスシートが邪魔になるだろう。その為、皮肉にも静岡は東海管轄エリアなら新幹線以外で一定の需要が見込める貴重な区間の一つでもあると思われる。ただし東海は路線ごとの採算を開示していない。今後、路線ごとの採算を開示してくる可能性は高いだろう。↑浜松。浜松~豊橋は在来線でもそこまで時間がかからない。そんな中で18キッパー中心に今までトレンドなり考え物となってきたのが、いっそ新幹線を使って静岡を越えてしまおうという発想。そうした中で殊更知名度が上がったのが、新幹線自由席の分割購入という手法だ。これは東海のみならず、各地の新幹線で活用出来る。今回は豊橋~浜松、浜松~静岡で分割して使った。↑ぶつ切りTOKYOかつての日本では、鉄道は陸の移動天下を取っていた。しかし時代の流れと格差増大、少子化などによって着実にその天下には陰りが見えている。地元を活性化させる筈の新幹線は行き場もなく困窮した若者を稼げる都に送るだけの片道切符と化し、老いた足だと重く離れ過ぎた駅舎は、やがて線路と共に消えてゆく。そして痺れを切らした都達は、いずれは使えなくなった元若者達を地方に姥捨てするだけの機械と化すのだろう。その時新幹線が使われることが無いことだけは、なんとなく分かる。↑やたら静岡曇ってた。リニア東海の未来か俺みたいな弱男達の未来なのかは知らない。まぁ………後者でしょうねぇ まだ猶予はあると、そんな余裕持ってそうな人間がこの国にどれくらい残ってるのか俺は知らない。
2024.05.24
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↑にわかなので成田エクスプレス(旧)を思い出す。豊橋~名古屋は新快速も走っている。豊橋は静岡県でなく愛知県だからだろう。当然、豊橋までなら愛知県なので名鉄こと名古屋鉄道も走っている。↑席番モザイクかける意味があったかは不明。当日券よりネット予約の方が安い(100円くらい違った記憶)。登録無しでも買えるので、そっちの方が良いかも知れない。これといった愛称もなく武骨に快特としてやってきた2200系。ザ・旅客車両という感じで悪くない。↑ザ・座席。Simpleシリーズ感あるこの車両で大体50分くらい乗れば豊橋に着く。新快速があるから18キッパーだと飛ばしがちの区間、同期の空港特急ミュースカイとは2Pカラー感ある。↑チケットホルダーついてる(尚、券挿したまま降りてしまったのでチケット持ち帰り損ねた)。↑ザ・通路。 特急というよりも座席指定型のホームライナーポジション。先頭二号車以外は運賃だけで乗れる。ただリクライニング式座席で快適なのは確かなので、有料座席も最近の通勤車両兼用の首都圏座席指定サービス列車よりお得感はある。↑ザ・景色。特にトラブルもなく、無事に豊橋に到着。豊橋駅はJR東海とホーム兼用の割と珍しいタイプの駅だった。↑在来線利用ならここで両社共にタッチするらしい。豊橋まではICカードだったが、豊橋から先は紙券を買ってたのでこの機械を素通りして一回改札を出た。
2024.05.24
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↑真紅フォルムの超特急。日本最大の私鉄、近畿日本鉄道。詳細は省くが豪快な手法が際立つ鉄道というのが第一印象。関東への帰路を目指すに辺り、新幹線をなるべく使わず向かうことにした俺。その道の一つとして近鉄の特急ひのとりを利用すべく鶴橋駅までやってきた。鶴橋にはコリアタウンがあり、山手線ポジションの環状線が走ってる事からも東京の新大久保みたいな感じだろうか。ただ美味そうな飲食店は時間的にだいたい開店前で、コンビニ以外はスタバドトールとかも無さそうなのでやむ得ずJRの入場券を買って構内のロッテリアでコーヒーを飲んで時間を潰していた(コーヒー自体は旨い)。観光以外なら近鉄JR共に鶴橋駅構内も飲食店が充実しているので、時間は潰せる。↑こう見ると西日本色んな顔の特急走ってますね………なんだけど全部指定席化した模様。西日本は大阪京都兵庫などの経済圏、山陽新幹線による大阪~博多の利権などをゲットしている一方、安さや住居アクセスの利便性などで通勤需要では西日本私鉄各社に圧されている印象がある。また交通手段の多様化によって関東や中部などの旅客が、軒並み西日本を高跳びする傾向になった事も逆風。肝心の東京~新大阪の新幹線利権を東海にガッツホされている事も、状況不利に拍車をかけているかも知れない。個人的に西日本は割引やフリー切符類もショボく、マトモに乗ろうとすると九州四国行くのと大差ない金かかるから実は割と高嶺の花感がある。西日本にも乗ってみたい車両とかは結構あるんだが、逆に距離が凄まじく遠くないから急いでそこまでして乗るべきか?という気持ちになってしまうのもある。強いて言えば283系とか………。そういう意味では北陸新幹線の敦賀延伸は色々言われたが、西日本的には起死回生の一策だったのだろう。↑鶴橋駅にあったひのとりグッズ自販機。気になったが結局買わなかった事を後悔してる。当然俺も今回は西日本をスルーした(環状線は使ったけど)。体感だけど鶴橋の乗降客も明らかに近鉄の方が多い感じだった。ただ環状線は一応新車にある程度更新されてるのに、近鉄の通勤車両はあまり更新が進んでいない(関東私鉄もあまり進んでないが)。この辺りは近鉄の財政事情もあるのだろうか。鉄道事業の難しさを垣間見れる一幕とも言える。↑奈良とかで止まる車両に混ざって名古屋の表記。まさに特急仕様。JRもそうだが、完全な通勤車両で路線の終点まで向かう車両はまず無い。特急ひのとりやアーバンライナーも正にそんな特急。アーバンネットワークを越え、都市から都市を結ぶ。↑手洗い場は殆ど新幹線と同じ設備。↑プレミアムシートがある通路にコーヒーマシンとお菓子類やグッズを取り扱うミニ自販機がある。小銭専用のため両替機が設置されていた。今回はプレミアムシートを事前に近鉄のネット予約で抑えていた。近鉄はJR同様に1ヶ月前から座席の指定が可能。ただ販売開始が10時30分と私鉄のため若干JRと違う。プレミアムシートは先頭車と最後尾についていて、先頭車に関しては予約開始日じゃないと取るのが難しい。この日俺が乗った車両は先頭車最後尾共にプレミアムシートが満席だった。プレミアムシートに乗るならどこに住んでるか関係なく、事前ネット予約が必須だ。↑2×1シートの為、単身なら迷わず1列側。グランクラスを彷彿させる座席。↑バックシェルが装備されていて、背もたれを倒し過ぎて後ろとトラブルみたいな事がない。心置きなく倒せる。大阪~名古屋間に限れば若干新幹線より安くなるのが近鉄特急。プレミアムシートに乗ると5690円、名古屋新大阪の新幹線自由席料金に迫る。だがそれでもプレミアムシートにしても新幹線より値段が微妙に安く出来る。↑最前列が取れれば前面展望可能。予約開始日仕事中だったから無理だったが。そもそも着々と新幹線全車指定席化を進めている東海道新幹線。プレミアムシート元来の競合は自由席より指定席だと思うので、それで比較したら更にコスパは良くなる。最も乗り換えや所要時間、大阪の分かりやすいJR接続駅が鶴橋と大阪の土地勘が無いと割と宙に浮いた気分にはなる。↑コンセントは勿論、リクライニングやカーテンも自動式。色々自動仕様が多かった。新幹線だと大阪~名古屋は約50分、近鉄特急ひのとりだと2時間ちょい。俺の場合、九州遠征で大分疲れていたのでこの所要時間の長さが今回はプラスになった。グランクラス相当の座席で存分くつろぎながら、目的地を目指せる。新幹線だと確かに早いが疲労を抱えたまま乗り鉄帰宅をしていた可能性が高いし。↑時系列不問。名古屋~大阪間でも新幹線と見る車窓とはまた違ってくる。個人的に所要時間二時間というのも絶妙なポイントだとは思う。三時間越えるとどうしても新幹線になりそうだが、二時間の枠に収まれば1日の活動猶予にもかなり余裕が残ってるから、割と気にならないだろうし。乗り鉄ならともかく、マトモな一般人にとって鉄道は目的地に移動するための手段にしかならない。そういう意味ではひのとりは需要をガッツリ抑え、中部と関西の関係を強固に結ぶ交通手段の一つとも言えそうだ。↑近鉄名古屋にて。近鉄名古屋駅と名鉄名古屋駅は真横同士で隣接している。JRの駅も近いため、そのまま新幹線で帰路にもつける。今回の俺は乗り鉄旅のため、そのまま乗り換え改札をタッチし名鉄駅に向かうことにした。
2024.05.23
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↑綺麗な船だったけど大阪メインの船のため、関東から乗るにはコツがいる。車内販売終了、乗り継ぎ割引廃止………………別にそれだけが理由ではないが、乗り鉄としてもわざわざ長距離移動を鉄道ばかりに依存する必要は薄れてきた気がする。これを言うとアンチが湧きそう(アンチがつくほど人気もない)だが、新幹線の移動は飽きる。リニアに関してもビジュアルが俺(30)が4、5歳くらいの頃から変わらないような乗り物を見せつけられ、さも近未来的ですなんて言われた所で失笑しか湧かない。↑そもそも品川の掘削工事が全然進んでいないリニア。リニアのイメージなんて下手すると今ボロボロになって山陽を走る500系や700系より古いモノになりつつある。結果的にフェリーとかの方が環境に配慮しつつ新機軸を作ったりして、バンバン進捗しようとしている部分も大きい。技術の進歩といえども目に見えて分からないと意味がないのだろう。↑亀川駅。新駅になっていたらしく、この一帯の駅としては結構綺麗で本数もまずまず(多くはない)。稀にソニックも停まるが、今回は無難に各停で帰ることにした。それはそれとして旅行も通学も通勤も、最後は何の変哲の無い各駅停車で帰路につく。まだ大分だったんだけど(過去形)。そんな気持ちになりながら別府駅で降りて、さんふらわあターミナル行きのバスを待つ。↑さんふらわあのフェリーターミナルへはバスが何本かある。但し16時台からで日中は不寄り。地味に地獄巡りした足でさんふらわあターミナルに向かうことも可能なようだ。ソニックからも見えた巨大な船体が段々近くに。↑と思ったら別の会社のフェリーだった(四国に向かう船らしい)。↑まぁちゃんと見えていた。 割と有名なフェリーさんふらわあ、現在は商船三井と合併して商船三井さんふらわあ。大分(別府)~大阪航路には昨年から新型のフェリーが二隻が就役し、話題になっていたらしい。まぁ俺の場合はフェリーエアプで、たまたま大分から乗れるフェリーを探していたらさんふらわあを見つけた形。ただ新型船舶だけあって最新の技術が投入されているらしく、液化天然ガスを使うことで環境にも配慮したらしい。それでいて貨物の積載量も増加したらしい。↑別府のさんふらわあフェリーターミナルには多様性対応設備が多く充電スポットもある。一方で売店とかはない(自販機はある)ので、酔い止めや細かなモノは事前に買うのが無難。↑左舷に映る自己顕示欲。全体を映すとグロ画像なので割愛。卑屈なのではなく分別。大阪~九州のフェリー航路は多く激戦区。さんふらわあは豪華路線で勝負をする一方、日帰り往復の弾丸フェリー割だったりの割引も多い。俺の場合はそもそも関西まで遠いから関係ないが。 素直に、関西が羨ましい。↑フェリー?それいゆも豪華感あったが、此方も中々の内装。休船日挟んでたからかあまり塩の匂いもなく、陸にいないことを除けば殆どホテルに来た感じだった。それでいて宿泊しながら帰路につける。↑今回はプライベートシングルツインを利用。予約した段階では最も安い部屋だった(集団ベッドは出港日近づくまで予約出来ないらしい)。安めの部屋でこの豪華さ。プライベートツインは部屋の内側から鍵が出来ても外側から鍵をかけられないのがマイナスポイント。人によっては貴重品ロッカーの方が安心出来るかも知れない。一応このグレードで大分~新大阪までの新幹線ソニックの代金より安い。大分から新大阪は鉄道で16990円。此方は一泊出来て14840円。往復割とかを考えなければ、サンライズやかつての寝台列車みたいな宿泊しながらの移動も出来る。↑商業施設なみの売店が船の中に入ってる。売店はお土産やグッズがメイン。一応生活備品も売っているが(タオルや歯ブラシなど)、自前で持ち込めるなら持ち込んだ方が良い。↑さらば九州。大浴場は展望は出来るが乗船時間が短いので露天風呂サウナみたいなモノは無い。ただし備え付けのシャンプーリンスとかは割と悪くなさげな感じのやつ。乗船して直ぐ利用出来るため、動き出す前に風呂入ってきた。今回は出港前だと空いていたが、船が出港した後は混んでます表示が出ていた(電子表示でロッカーの使用状況とかで判別してるんだと思う)。↑朝入浴も可能だが、朝飯とかもあるから利用は微妙。長風呂しない派なら荷物を置いてすぐ風呂に入るのも手かも知れない。因みにタオルのレンタルはやっておらず、持ち込んでないとバスタオルフェイスタオル共に買う必要がある。関東圏から利用を検討してる方いたら特に注意。フェイスタオルに関しては俺の今回使った部屋だと貰えたが、相部屋とかは不明。↑短い航路だが自販機の数は多い。夕食は折角だしバイキングを利用。さんふらわあ自慢のコンテンツだけに美味かったが、凄い安くはない。これが就航した2023年最初の頃より値上がりしてて、確か2300円か2400円位だった。今後の物価高もあるため、3000円前後と見繕っとくと無難。一応現金クレカ両方に対応している。↑やたら美味く盛れたが(自画自賛)、食い意地ヤバイ。カレーは朝夜で味が違う。兎に角りゅうきゅうを食いまくれる。流石に値段取るだけあって満足度は高い。ビールは別料金だがドリンクバーはつく。↑食ってる間に別府湾を出港するくれない。レストランにはカウンタータイプの窓側席が多いので、ひとり旅でもオーシャンビューは楽しめる。楽しめる内に楽しむしかないと最近感じる。人生は理不尽で不平等。綺麗事ばかりを言う人間は美男美女問わず疎まれ、俺みたいな弱者系クダ撒きも割と恨まれてはいるだろう。世の中、狙いやすいやつを狙ってリンチするようなカスしかいない。そんな殺戮的な世界だが、このフェリーでの一時はそんな事を忘れることが出来る。勿論、乗客ガチャはあるだろうから場合によるだろう。全体的にさんふらわあは関西訛りが強い人が多かった(大阪行きだから当たり前なんだけど)。そういう意味では、帰路についたとはいってもまだ俺の旅路は終わりでは無いんだと言う事を自覚させてくれる。↑プロジェクトマッピングは綺麗だったがよく分からなかった。↑豪華客船みたいだがキチンとフェリーの神器であるカップ麺缶ビールアイスの自販機もある。瀬戸内海を通るフェリーのためか、丁寧に西日本の三大架橋通過時刻についての案内が部屋にあった。↑端っこラミネート折れてた(俺が折ったんじゃない)。ただ正直マトモに見れそうなのは大阪別府行き共に明石海峡大橋くらい。別府行きならライトアップの瀬戸大橋も見れそうかな位。瀬戸内海を通るから揺れは穏やかみたいな話もあるが、心無しか東京九州フェリーより揺れた気もした(疲れてたのも影響してるか)。このように体調とかもあるから酔い止めは一応持っておくのが無難だろう。時間が短いので寝る前に1錠飲めば足りそう。俺は最後の一錠を地べたに落としちゃったから飲まなかった(飲めなかった)が。まぁともあれ寝れたし酔わなかったから、瀬戸内海の方が揺れは穏やかなんだとは思う。↑淡路島見えてきていた。大体5時前に起床。やっぱりサンライズよりは寝心地が良い(サンライズDisってる訳じゃないんだが、寝台列車は寝台列車で癖がある)。というよりさんふらわあのベッドはフランスベッドだから俺の自宅の布団より質が良い。↑明石海峡大橋。多分この橋を通過することが一番別府大阪さんふらわあの見所かも知れない。↑朝飯もバイキング。朝飯は5時台とかなり早い。一方でバイキングとしては750円とかなり安い。ガッツリ食おうと思えば食えるかも知れない。↑部屋のテレビで前面展望を中継映像で見れる。部屋で様子を見ながら忘れ物がないか最終チェック。↑見納めファンネル。↑うぉぉぉ大阪だ大阪だ大阪だ大阪だ自宅まであと500kmだぁぁぁぁさんふらわあの大阪ターミナルはかなり施設が充実していた(殆ど開店前だったけど)。この後ターミナルを進んでニューシャトル(ゆりかもめみたいなの)→次の駅であるコスモスクエアで地下鉄に乗り換え環状線の交わる森ノ宮へ。↑前面展望(進行方向は逆)。環状線自体は少し前にある弁天町からも乗ることが可能。JRでさっさと帰りたいなら弁天町から乗るのもよさげだ。今回の俺の旅程だと豊橋まではJRを使わないためまずは鶴橋に向かった(近鉄で名古屋を目指すため)。それに関しては乗車記録の方に記す。↑大阪メトロの新車は中々ハイテク感。港付近でラッシュより少し早い時間と言う事もあってか人も殆どいないため車内も軽く撮影。一人様座席になってるのが凄い。大阪ターミナルはかなりアクセスが良いのでフェリー航路が多いのも納得といった感じだった。さんふらわあに話を戻すと、関東から利用する場合はまず大阪まで何かしら交通機関を利用する必要がある。帰りであれば適当に出来るが、別府行きに乗りたい場合は素直に新幹線を使うのが無難だろう。それこそリニアDisってアレだが、東海がやってるぷらっとこだま辺りを使うとほぼ東京~博多くらいの新幹線料金と同じ位でさんふらわあに乗れる。
2024.05.22
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↑あれだけ長居してたのに初日位以外まともに顔撮影してなかった。今や殆どソニック専用車両でリレーかもめにも充当されていない。九州旅行のラストに乗った九州特急が885系。去年の黒崎~博多は自由席だったので、ようやくマトモにコンセント………………いわゆる指定席に乗れる。と、思ったら確保してたの確定コンセントじゃない3号車だった。↑でもコンセントついていた。基本的にソニックは883系(青いソニック)885系(白いソニック)共に2号車の窓側や椅子の手すり横にコンセントがついている。稀に指定席3号車にもコンセントがあったりして、今回はそれに当たった。↑間に合ったがちょうど座席回転のタイミング。小倉から進行方向が変わるため、にちりんシーガイアやソニック車内では座席の回転が始まる。酒飲んで酔ってる人とかもいたため、座席回転はスムーズではなかった。客層は全体的に九州鈍りがあったけどこの座席回転は皆ダルくなるらしい。寧ろ常態化してるからダルくなるのかも知れない。↑この885系は引き出し机もソニック仕様。昼飯は東筑軒のかしわめし(博多駅で購入)。そぼろ飯とも違うこの唯一無二感(旨い)。勿論ステマではない。新幹線で何とか間に合ったソニックで、地獄に向かう。元々は由布院巡ってさんふらわあターミナルに行く事も考えたのだが、これだけ天気良いし地獄行っとくかというノリに至った。毎日が地獄みたいな弱男人生なのに大枚はたいて地獄に行く謎。↑こんなA○azonで売ってそうな典型的なご当地土産を買ってしまう位のノリ。一応まだ九州滞在で楽しんでいる途中と言えば途中なんだが、翌日には本州戻るんだよなぁと思う気持ちで心揺れていたソニックの車内での一時。↑時折こういうスペース使って黄昏てた。他人が見たらオエ゛ッ案件だが平日と高齢化で大して誰も乗ってないので問題にはならない。今回は陸酔いも無かったので海側を抑えていた。小倉から大分の海側車窓を見たい場合で博多から指定席を取る場合は、進行方向で表示された右側の座席(横画面なら下側の座席)を取る必要があるのが地味な落とし穴。↑この傾きも乗り納め。↑これ四国か北九州の方かよく分からない。うっすら見える位には快晴。↑帰路に使うさんふらわあくれないが泊まっていた。栄えてるけど遮るものが少ない街だからフェリーが際立つ。↑別府タワー。日曜からチラチラ見えてたが、綺麗に見えたのは旅行最終日。無事に到着した後はバスで海地獄から巡って血の池地獄で締めた。バスの本数があり地獄巡りのルートは方向オンチの俺ですら分かる位にマニュアル化してる(標識まみれ)。おそらく現地で迷う層は殆どいない。↑かまどの方が赤くない?青くない?感あるけど、一応血の池はしっかり血の池してた(アニメ絵ばっかあったけど)。飲める温泉は不味かったです、以上。↑なんか将棋のイベントやるらしい。帰りの別府駅は賑わっていた。
2024.05.22
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↑先頭車が自由席。海外観光客で賑わう由布院。そんな場所に場違いに来てしまった俺は、一応由布院らしさを色々とユースホテルとかで貰いつつ、次の電車と目的地の為に去ることにした。↑登山ハイキング客に混じってユースホテルで飯を食った俺(旨かった)。割と至れり尽くせりだった。俺が軽装過ぎて場違い感はあったが………。別府に来たのに、由布院に来たのに、温泉に行かなかった謎。いや、行きたかったんだよマジ(今となっての話だけど)。ただ衣類処理するのが面倒だし(かさばるから家に殆ど送っていた)、フェリーで散々風呂入ってるから割とどうでもよくなっちゃってたんだよね、この時は。決して風呂キャンセル界隈の人間ではない。とりあえずヤケになって由布院駅設置のあし湯だけ使ってたら、ゆふが来てる状態に(遅延が発生していて油断していた)。何とか乗車し椅子にも座れた。↑利用可能になるのは9時から。遅延してなかったら多分ポストカードだけ貰った。↑最終日が一番天気良かった。九州横断特急と同じ四国キハ185系だが、此方は需要の関係で四両繋いでいる。四両編成の内一両のみが自由席。指定席を取るかは任意だが、確実を求めて多くの旅行客が指定を取ろうと由布院駅の有人窓口は混む。座席は博多行きなら偶数座席なら窓枠広めだった(自由席の席番だけど)。↑意外かも知れないが海外観光客は指定席優先で買ってくれる(ありがたい)。自由席文化があまり無いためだろう。上記のように座れるスペースはボチボチある。自由席の話題になると親の仇のような自由席アンチがよく湧いてきた。安いからズルいみたいな理由。ただアンチしなくても着実に自由席は減りつつある。実際にちりんシーガイアの自由席は減ったし、西日本はサンダーバードややくもはおろかスーパーはくとやいなばも完全指定席にした。東日本には殆ど自由席なんて残っていない。残って欲しいとは思っても、いずれ完全に消えるだろう。↑時系列バラバラだが、空模様が本当に良かった遠征最終日。↑豊後森の機関庫も。うーん降りとけば………。↑日田駅の有名漫画の一コマ書かれた幕。というより作者の出身地らしい。ステマ禁止法があるので言及はしない。ゆふいんの森に比べるとこの地域の足として活用されているので結構乗り降りが多め。ただ俺が今回利用したのは完全な平日の火曜日。それで殆ど指定席は完売で自由席も乗車率が高めだった訳だから、休日は厳しいかも知れない。最も当日指定券を買う人が多かったので、席に拘りが無いならDCきっぷの指定枠で座席を確保するのは難しくなさそうだ。↑ついつい物足りなさにコンビニお茶啜りながら昨日買ったシロヤのサニーパンを食う俺。ステマでは(略。進行方向側が自由席で、何故か途中から前面席にも人が居なくなっていたので車掌に了承貰って席移動。自由席の強みは座席の変更が簡単な事と、払い戻し手数料が当日前日でも一律220円な点。自由席券は当日23:59まで払い戻し可能な為(実際は払い方によって窓口じゃないとダメだったりするので変わる)、乗らないと完全に無駄になってしまう指定席券より取り回しが良い部分が多い。外せない旅行ならともかく、出張や急用などには便利な仕様だった。いつまで残るか分からないから何とも言えない。↑ゆふいんの森との対向(多分一世)も見れた。ゆふいんの森キハ71系キハ72系とキハ185系だと、ゆふの方が乗り心地が良い。これはどうやらゆふいんの森が二階建て車両で全高が高く、座席が基本的に二階にあることが関係しているらしい。更にゆふいんの森一世のキハ71系に関してはゆふのキハ185系より古い車両をベースに改造している。ただゆふいんの森は観光列車として洗練されサービスも充実している。ゆふの事は念頭に置きつつも、由布院まで向かうなら片道はゆふいんの森に乗っておいた方が悔いは無いだろう。↑あそぼーいのマスコットが書かれていた。九州横断特急の運用もあるからだろう。因みにフルネームは「あそくろえもん」らしい。↑個性的な九州特急達ともいよいよお別れ(旅行的に)。尚、鳥栖越えた辺りで多分ななつ星と会った。これ多分そう。↑明らかに雰囲気の違う車両がゆふとすれ違う。回送だったのか旅客中だったのかは不明。当初は遅れがあったゆふだが、概ね時刻通りの11:20に博多駅に到着。そして此方の到着と同じくして、由布院で指定席を取っていたソニックが博多駅を出ている所だった………………。↑ガッツリ隣のホームにいたから出ていくのが見えた(撮れた)。本当券売機にも注意文出てたのにクタクタになり過ぎてたと思う。この後このソニックを新幹線で追いかけた。
2024.05.22
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↑外観は綺麗な車両だったんだが、凄く混んでて揺れた印象しか残ってない。九州のDS列車元祖とも言うべきなのが、特急ゆふいんの森。今回俺が乗ったのはⅢ世にあたるキハ72系。改造車だったキハ71系初代ゆふいんの森と異なり、完全な新造車両として投入されたそうだ。博多から由布院までの区間でなく、久留米から乗ったのは新幹線に乗りたかったから。 久留米から乗る人も結構多く、現地できっぷを受け取らないと指定枠を指定出来ないDCきっぷで席を取るのは至難の業だろう。ゆふいんに関しては尚更指定枠を別料金で抑えておくのが無難だ。↑車内。10時打ちミスって(えきねっと使った)先頭窓側確保したが壁であんまり前面展望は見えなかった(横窓あったので軽傷)。ラビュー同様に前面展望は通路側が強いようだ。↑JR九州特有の荷物置きとフリーWi-Fi。ただ混むので前送りしといた方が無難だろう。↑段差や通路が狭………オシャレ仕様。当たり前だが混雑するので誰でも細心の注意を払っとく必要がある。乗る号車間違ってたので一先ずビッフェを利用。凄まじく混雑しており、通路に並ぶ必要がある。何より久留米からメチャクチャ車内が揺れた。九州大陸特有の線形の歪さがモロ出てくるらしく、振り子車両じゃないのに揺れまくる。※ただ後日乗ったゆふはあまり揺れなかった。乗り心地はゆふ>ゆふいんの森なんじゃないかと思う。この辺り整理券タイプにしていた東武の対策が賢明だったことが分かった。↑カフェビッフェで買ったグッズ。ゆふいんのゆふいんたる要素はカフェビッフェに詰まってる。ただ混むので撮影はほぼ不可能(あそぼーいとかもそうだが)。↑他のJR九州特急同様の引き出し机。此方もドリンク置きのくぼみは殆どオブジェの様なモノの為、アテにしない方が良い。ゆふいんの森の海外認知は突出しており、香港台湾などの旅行客からすればゆふいんの森に乗ることが一種のステータスになるのだという(提頭記事だから真偽は分からないが)。ただ実際に混んではいたがアテンダントの対応は良かったし(この車両に関わらず九州のスタッフの対応は良かったが)、洒落た内装でこれから観光列車に乗るんだ感は凄くあったので、やっぱりイメージは大きい。↑伐株山。こういう頂上平たい山が大分は多いらしい。↑慈恩の滝。色んな伝承がある。ここを通過する時に限り車内アナウンスがあり、ゆふいんのスピードも下げてくれる。↑豊後森機関庫公園。ここで一回降りとけば良かったかなぁと今になって後悔(後から列車も来るし)。ここもDCきっぷ使うならオススメ出来そうなスポット。天気が良かったので景観は良好。前面は壁に阻まれたが、車窓も割と見えた。↑ゆふいん一世(キハ71)との対向。↑本当に森のような線路道。幾度も災害で不通になったエリアだけに凄まじい場所を走っている。博多から由布院に向かう場合は進行方向の右側に名所が密集している。もし座席を狙うなら進行方向右側と覚えとくのが無難(博多方面に向かう場合は左)。↑本当に天気良かった。由布院は未だにICカード非対応らしい。というより久大本線自体がICカードに対応しておらず、通常の改札も無いため完全な人力駅。ただし指定席券売機はあり、指定可能。↑差額は現金前提のためキャッシュレスマンは注意。再三にはなるが、九州在住以外の人間がゆふいんの森をオフろうきっぷの指定枠で取るのはかなり困難。久留米から指定券を取ると若干安くなる(ただ車内が混雑するからカフェ利用するなら博多からのが良いかも知れない)。 特急ゆふと違って殆どの人が由布院まで乗るため、途中駅から由布院までの指定もおそらく空いてない(それこそ博多~久留米間くらいしか無理)。その辺りは念頭に置いとくと無難だ。混雑はしたし揺れもあったが、乗って楽しい列車なのは間違いなかった。
2024.05.21
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↑ベースは700系らしい。博多で飯を食った後、ゆふいんの森に乗るために久留米へ向かうことに。その際に九州新幹線を初利用した。長距離遠征は暫く無いだろうし、行くにしても流石に九州以外が良い(また九州行きたいと言えば行きたいが、今回の遠征で十分に堪能できた)ので、乗り納めも兼ねて800系つばめを利用してきた。博多~久留米自体は大した距離じゃないし割と勿体ないレベルの距離と言えば距離だが、旅行で1000km以上離れてる場所に来てるから俺の場合事情が違う。わざわざフル区間予約出来るタイミングでゆふいんの森の指定席を取っていた訳だし、俺の決意は固かった。↑JR九州初の新幹線。JR九州ネット予約のロゴになるくらいに思い入れが強い車両らしい。九州初の新幹線にして逸話の多いつばめの車両名。並々ならぬ愛情が注がれている車両なのは間違いない。↑最前列取れた(すぐ降りるけど)。最前列にはコンセント付き。この時代の車両としては最先端。↑ベースが700系とは思えないほどアレンジが効いている。乗った感じ旧800系だったらしい(製造年度で若干中とか違うそうだ)。↑基本構造は700系と変わらないとは思うのだが、内装で雰囲気がガラッと変わるんだろう。↑新鳥栖。オフろうきっぷで九州新幹線が対象外になった原因(元々有人改札限定だから乗れなかったとは思うが………)。福岡と佐賀の地形の関係で九州新幹線は勿論、ゆふいんの森やゆふも一時的に佐賀に足を踏み入れる形となる。この辺りは一応選択乗車とかの俺含めてみんな忘れてそうな特殊ルールが存在し、大分・福岡オフろうきっぷだと鹿児島本線・久大本線として鳥栖を越える分には問題がなくなっているようだ。※オフろうきっぷだと鹿児島本線の大牟田駅まで有効。↑すぐ福岡県に戻ってくる。↑久留米駅はホームドアが大分内側に設置されていた。久留米と言うと、俺の場合は東久留米(東京)を思い出す。まぁそれくらい縁の無い土地で、いよいよ俺の九州旅行は佳境を向かえようとしていたのだった………………。
2024.05.20
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↑東海道からは完全に姿を消した700系。500系同様に多客時間を避けるように充当されている。唐突にだが九州に行ってきた。当初は四国遠征を予定していたのだが予算とか乗れる電車の事とか色々考えた結果、九州に行く事にした。本ブログ執筆段階ではまだ九州に滞在中だった(5/14時点)。※尚、最初に書き始めていた本記事を放置していた結果、この日記より後に書いた九州特急乗車記が先に出てしまっている。元々はみんなの九州きっぷ今年も発売されないかなぁと思って期待していたんだが、特に発売されなかった。代わりにこんな切符がJR九州公式で発売されていた。↑大分と福岡の区間なら特急自由席まで乗り放題。特急指定席も3回まで指定可能。た だ し 新 幹 線 に は 乗 れ な い厳密には福岡大分DC企画の一環で発売された企画切符であり、JR九州も別にみんなの九州きっぷ代替案として考えたものではないと思う。今回は此方を活用して九州の特急を利用しつつ、色々な事情で間に合いそうに無い事が多発したので、新幹線をピンポイントに利用してきた。↑門司港はモダンな西洋建築と車止めに停車する個性的なJR九州車両の数々を撮影出来る。朝方早ければこの車止めに787系や783系が停車してたりする。小倉~博多の移動には在来線特急と新幹線の二択がある。あとバスも強く俺達が思っている以上に激戦区となっている。新幹線と併走してるのにガッツリ特急が走っている貴重な区間でもある。これは簡単な話で在来線特急はJR九州が、新幹線は山陽新幹線としてJR西日本という形で、実質別会社が運行してるからだ。 一応競合に近い関係になっている。小田原熱海までの東海道新幹線と東の踊り子や小田急の関係に近い。但しあちらと違い完全な都市間移動での競合となっている為、割と火花を散らすような関係にもなっている。名古屋~大阪間の近鉄と東海とも違い、乗降ターミナルがモロ被りしているのも大きい。↑小倉駅の注意標識に映る区間快速。乗入れはまずないが、この区間の新幹線がJR西日本の管轄であることを示す一例と言える。私的な話に戻すと門司港や旦過市場は見たし、オフろう福岡・大分DCきっぷを買ったからには博多要素が欲しい。博多要素ならラーメンでいい(前も言った気がする)。そんな理由だけでは無いんだが、今年に入ってN700系のお下がりも増えてそうだしそろそろ700系や500系も引退するんじゃないかなぁと言う気持ちも過り、乗り納めも兼ねて利用することにした。と、思って記事調べたら700系はまだ暫く残るらしい(500系は減るらしいが)。↑レールスターの異名。一応新下関6:11発で岡山行きひかりレールスターが残っている(本当にそれだけ)。狙って乗るには別記事で書いた東京九州フェリー+宿泊とかが便利。それだけの意味があるかは微妙だが。小倉から博多までの新幹線料金は自由席で2160円。特定特急料金が適用されているので距離に反して安めになっている。関東で言うと高崎~大宮相当。但し大宮~高崎の新幹線料金は3210円かかる(高崎~大宮の間には二駅ある)。↑自由席付近は至って普通の平成新幹線の内装。この辺り特急の方が安く本数もあるとは言うが、普通に買うと自由席で1910円(指定席で2440円)と実は新幹線と大差ない(勿論まずあんま無いとは思うが)。九州ネットきっぷ等を使ったりネットに疎い層も往復タイプの二枚きっぷを買うなどする事で、片道大体指定席でも1470円くらいになる。というより割引前提価格となっている。流石に往復ランニングコストとなると新幹線の方が高くはなるが時間差がかなり大きい。新幹線は往復あわせて30分ほど(片道15分)に対し、特急は最速ソニックを使っても90分(片道45分)かかってしまう。この区間は高崎~大宮と違ってすべての新幹線が自由席(繁忙期とかはのぞみが使えなくなるけど)で、かつすべての新幹線が必ず停車するので特急より本数があるのも大きい。ここまで来るとコスパ云々なら素直に多少時間をかけても在来線の快速とかになるし、早さならどのみち金をかけるので新幹線と言う感じに地元に住んでいたらなってしまうだろう。但し最寄り駅が小倉ならの話。車社会だから家族が多いなら車で………という結論まで出ると思う。↑その結果、小倉(門司港)~博多向けの往復+買い物券付きの乗車券特急券が販売されている。てかこのなぁぜなぁぜって流行ってる訳?ただ正直これを以てしても厳しい感は否めない。車という強敵が立ちはだかるのが鉄道の常。都内すらぶっちゃけ車>鉄道の図式で成り立っている現実。わざわざ流行語(多分)使って宣伝してる位なんだから、こうしたお得きっぷもまだ免許持ってない層とか中高校生が休日に遊びに行くのを想定してるのだろう。だが一方で、赤間や折尾黒崎など肝心な北九州主要地域からのこうした往復きっぷが設定されて無いのはそれこそなぁぜなぁぜ感。折尾辺りまでなら2500円くらいにして買い物券つければ地元は喜びそうな感じもするが………。門司や門司港も一般人が住んでる地域とは言いがたく、下手すると下関辺り住んでる層の方がこの往復きっぷの恩恵がありそうな始末。要は明らかに特急需要がある駅とかには設定されておらず、JR九州の方向性が強く出ている側面とも言えるだろう。地元の足以上に観光旅客への対応を重視しているのである。ただJR九州に限らず、地方に住むと分かるがまず駅から家まで遠い問題がある。民営化の結果は、時代の流れと共により顕著に出始めているのかも知れない(国鉄時代を知らないからアレだが)。↑新幹線なら折り返し分岐も高みの見物。また去年の10月までJR西日本ではこの博多~小倉間を新幹線よかよかきっぷとして往復3100円で販売していた。トータルコストは高くついても、圧倒的な時間差と本数がある新幹線とよかよかきっぷの存在は圧倒的であり、割と小倉最寄りならソニックを使わなかった可能性が高い(去年は黒崎に泊まったから新幹線使わなかったが)。一方で山陽新幹線の収益は年を追うごとに悪化しており、こうしたきっぷも採算性の関係から終売に至ったようだ。そもそも速度の暴力によって在来線特急に一時間以上差をつけている。終売しても買うやつはいる、寧ろ買わせるという路線に至るのはこの時世では自然な流れかも知れない。実際俺は二回買わされる事になった。↑あ っ と い う ま 博多についたら即座に駅改札外のラーメン街に。↑旨いけどとんこつの匂いは苦手。おそらく最も新幹線と特急の比較や差を感じる事が出来る小倉~博多間。翌日では乗り遅れ(指定ミスだけど)したソニックを追いかける際にも新幹線は活躍した。東京大宮とかと違って余裕で60キロは離れてるからほぼ最高速度の280キロで新幹線が動いてる区間なのも大きいだろう。九州特急は好きだが、観光する上では様々な番狂わせとかが起きたりする事も多い。博多~小倉間の最終手段として新幹線があることは、頭の片隅に入れとくと良いかも知れない。↑この車両はそのまま博多南行きとして回送されていった………………。
2024.05.20
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↑全長222メートルと正真正銘の巨大船。関東から遠方へ船舶を使っての移動。鉄道や航空機の発展、旅客需要の変化もあって今では数える程にしか残っていない。そんな中で2021年に開拓された新航路。時の流れに対する逆行なのか?それとも新たな時を刻む可能性なのか?そんな東京九州フェリー自慢の新造船舶「それいゆ」に乗って、俺は5月10日(金)に九州へと向かった。↑全体的にターミナルは綺麗で売店や飲食店もあり(海軍カレーも食える)。既に晩飯食ってるのに葉山牛コロッケやミックスジュース飲み食い。今さら見た目気にする必要無いしね。健康診断だけ怖いので後で色々気を付けないとだが………まずフェリー初利用の方にオススメしたい事がある。前日までに酔い止め薬を買っておく事だ。東京九州フェリーの航海時間は21時間、長距離フェリーとしては短めだがほぼ一日海の上にいる事になる。初見の船酔いの特徴として、起きている時より寝ている間に自分の身体の器官がやられて発生する事が大半。「おっ、わりとヘーキヘーキぼくあたし船強い船強い最強最強最強ォォォ」と思っちゃって翌朝目覚めたらオ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!ってなっちゃうパターンが様式美となっている。横須賀にもドラッグストアは複数あるのだが、どこも微妙にアクセスが土地勘無いと面倒な場所にある。ターミナルには夜間向かうと思うので、真っ暗な中酔い止めを横須賀市内で探すのは至難の業だ。わずか500、600円ケチって最悪な結果にならないようにしよう。酔い止め薬は医薬品の為(販売に薬剤師資格が必要な為)、フェリー船内及びフェリーターミナル売店では売ってない。似たような非医薬品の酔い止め飴は売っているが、医薬品では無いので完全な防止策にはならないだろう。酔い問題さえ解決すれば、最新船舶での快適かつ優雅な船旅が待っている(ガチで)。【乗船後】↑殆どホテル。床はそれいゆの花………ひまわりをあしらった模様になってるようだ。日曜以外ほぼ毎回スパンで往復しているフェリーの為、フェリー特有の匂いはあるがすぐ慣れると思う。苦手な場合は休船日を挟んだ翌日辺り利用してみると多少変わると思う。一方で広い船内に明るい空間は、真面目に自分が海の上にいるのか分からなくなる程。フェリーも進化したんだなぁという事がよくわかる設備となっている。↑自販機はフェリー特有のカップ麺のやつもある。自販機の値段は物価高もあってか陸と大差なし(陸の価格が洋上に追いついた感)。お湯は入れられるが電子レンジは無いので注意。↑浴場は乗船したらすぐ利用可能。バスタオルは200円でレンタル出来る(フェイスタオルもレンタル可能)。下船前まで使って良いため荷物増やしたくない場合は借りた方が無難。とりあえずまずサッと風呂入ったら夜食メニューとビールが飲みたくなったのでレストランに直行。夕食後二連チャンの会食、今回ばかりの無礼講で行く。↑ビールサーバーでキンキンに冷えたグラスに生ビールを注ぐ。高いメニューだったが唐戸市場直送ブリのカマ焼き(高いだけあって旨い)を摘まみながらエンジョイ。因みに東京九州フェリーの母体SHKライングループの親である関光汽船の本社は下関にあり、唐戸ブリはそれに因んでいるのかも?ただ後述する理由から、乗り鉄基準だと北九州福岡のみならず下関ないし山口や広島に向かう際にも東京九州フェリーは便利となっている。↑今回はツーリストSを利用。質素だが個室としてプライベートが確保されている。またこの日のツーリストSは満席。個室の扉はスマホ又は乗船手続きをして貰える紙に記載されたQRコードで開く。このQRコードの読み取りが中々コツが必要で、かなり押し当てないと反応しない。俺は慣れるまで時間がかかった。こうして一段落した後、寝る前に酔い止めを服用し就寝。酔い止めは大体4~5時間位が最大の効き目になっていて、深夜出発の東京九州フェリーの場合だと動き出して直ぐより寝る前に飲むのが無難。勿論、酔わない自信があるならこの作業は不用。かくして睡眠タイムに。【船内でのひととき】↑本格的に太平洋の方を走り出したそれいゆ。漁船が船団作って漁をしていたり、普段絶対見れない光景が色々。率直に言おう。サンライズよりちゃんと寝れた。波の状況にもよるんだろうけど、船内の広さだったりで充実度に鉄道とかなり違いが出ると思う。この日はキャプテン放送(船長の案内)によれば快晴で波も穏やか。荒れる事に定評がある太平洋航路では割と奇跡的。↑朝食は無難に和食プレート(1200円)。しっかり食わないと後に響くし。夜食もそうだったがレトルト感は全くなく、ちゃんと飯食えた感があった。朝食で出されてるパンは売店で売られたりするんだが、此方も割と良い感じ。主食である米とパンどちらも悪くないのでかなりテンション上がった。↑大体朝10時頃にキャプテン放送があり、姉妹船であるはまゆうとのすれ違いを見ることが出来る。この日は天気が良いのでデッキで見れた。はまゆうは横須賀の市の花、それいゆはフランス語でひまわりを意味し此方は北九州の市の花がモチーフ名となっている。ただ何より思ったのが、「この船、速くね?」という点。↑12時手前時点で既に四国まで到達している。このそれいゆと姉妹船はまゆうは最高速力28ノット。一般的なフェリーが22~24ノット辺りで動くなか、それを遥かに上回る速度で航行する。この速力はミリヲタクが大好きな戦艦大和の27ノットを上回り、海上自衛隊が使っているミサイルとか積んでる護衛艦の最高速度30ノット前後を肉薄する。フランスネタにするとフランスが第二次世界大戦の頃に保有していたダンケルク級巡洋戦艦の速力と同じ。積み荷満載のトラックを積みまくった全長200メートル越えのフェリーで、この速さ。全長は200メートル越えになると日本の法律上では名実共に巨大船に分類され、その為多くの制約や条件税金とか色々追加されてるのだが、やはり大手海運だけあってノウハウが違うのだろう(大半のフェリーは制約を避けるために200メートル超えないようにギリギリ199メートル前後が多い)。これは海運会社のノウハウだけではなく、はまゆうそれいゆの航路や関連会社の新日本海フェリーでの運用もある程度想定しているからかもしれない。↑そんな様相に反して、天気も波も穏やかだった。太平洋は勿論のこと日本海は更に荒れやすい地域であり、その関係から日本の船舶は船体を安定させるため大型化する傾向があった。現在でも自衛隊で運用されている護衛艦群が米国製艦船より大型に建造されているのも、過酷な日本海での運用を想定している為。関連会社である新日本海フェリーの現役船も高速大型(大体27ノット位)になっている事から、荒れた日本海太平洋両方で安定した航海を主眼に汎用性を確保するためこのサイズなのだと思う。それでいて殆ど揺れない。↑ただし安全性のため椅子などは厳重に固定されている。↑電子グリルだが、潮風感じながら屋外テラスでバーベキューが可能(事前抽選制)。肉と野菜焼きながら冷えたコーラ飲むのは中々格別。バーベキューに関しては乗船後に抽選箱に名前と部屋番書いて入れ、かつ翌日天気が良ければ利用できる場合がある。今回は運良くバーベキューに当選し天気も良かったので利用(コーラ含めて1990円ほど)。バーベキューセットに肉野菜とライスがセットになっているため、余程の拘りが無いのであれば抽選時にバーベキューセットをまず書いとくのが無難(抽選前にセットか単品かも書いとく必要がある)。塩ダレ中辛ダレとあるので、野菜も肉も米も箸が進んだ。↑トレーニングマシン、映画、プラネタリウム、風呂………一通り全部利用した(風呂は3回入った)。一方で外洋を走るため通信環境は殆ど皆無。船内Wi-Fiも備わっているがあくまでオマケと考えるのが無難。いわゆるデジタルデトックスになるため、ネット好きには辛いかも知れない。 船内ではトレーニングマシンでキャンディを倒したらカフェオレと対峙し、予想外にフィールド・オブ・ドリームスで涙線刺激され、風呂はガンガン入り、プラネタリウムは素直に寝てた。映画は割とランダムガチャ。他の乗船レビュー見るとトップガン(初代)やジュラシックパークに当たったり、普通のアニメ映画(豚向けではない)だったり。↑船首にあるフォアードサロンは日中なら前面展望を楽しめる(飲食禁止、人がいなかったので下船前に撮影)。風呂は天候が良ければ屋外露天も利用できるが、季節感失うほど風が寒かった。ただ動く船や波を切る様子を眺めながらの入浴は唯一無二だと思う。プラネタリウムは割と酔ってしまった場合とかにも使えるかもしれない(酔わない方が良いに越した事は無いけど)。↑豊後水道に入り姫島も見え始める。ついに船は九州へやってきた。初回だった事もあり、夕食前になると船旅あっという間だなぁ感が出てきていた。↑晩飯は太平洋カジキのポワレセット(1500円)。太平洋や台湾辺りとかでカジキがよく捕れる(流石に生カジキでは無いと思うが肉厚で旨かった)。レストランは朝昼夜夜食で殆どメニューが異なる。悪天候でバーベキューがダメだったり外れたりしても食の楽しみは尽きないだろう。↑最寄りの門司駅まで約10キロ。門司までの道は完全に車向けの為、ターミナルから駅への夜間の徒歩は殆ど不可能と言っていい。素直に連絡バスを利用するのが無難(予約不用だが下船後すぐ出るので足早に乗る必要がある)。タクシーの場合は横須賀で乗船前に手配しとかないと無理。かくして新門司に到着。予定より少し早く到着したらしい。真っ暗だし終電手前だからユニークな九州特急たちと直ぐご対面とまではいかなかったが、九州まで来たんだなぁという実感はひしひしと増していった(過去形)。↑それいゆ、ありがと~んで小倉駅まで到着。大体22時前についたため、行こうと思えば熊本下関佐賀、駆け足で無理をすれば鹿児島中央や広島まで向かう事も可能。↑深夜と言えば深夜だがまだ割と街は起きている時間帯。【東京九州フェリー所感】費用だが横須賀~新門司まで基本料金だけのツーリストAなら14000円、ツーリストSなら20000円となっている(ただし繁忙期は若干上がる)。夜間到着の為、そこから宿泊料金を考慮すると新幹線より高くANAやJALの通常料金より安いくらいになる。また現在旅客商品としてSHKライングループの関連会社のヴィーナストラベルで30歳以下限定だがアンダー30というプランも期間限定で存在する。↑ギリギリ俺も範囲(汗)。連泊するので使わなかったがツーリストAならホテル代込みで20000円を切り(休日宿泊だと値段変わるので要確認)、かつ大体2食分のクーポンが貰える。追加料金でツーリストSも選べる。ステマではない。ホテル宿泊無しのプランなら11000円からあり、そこから安ホテル独自に組み合わせて連泊したりすることも可能。JR九州の大分・福岡DCきっぷとの相性も抜群で、フェリーの到着翌日に開始日を設定しとけば取り忘れとかもなく安心してきっぷを受け取る事が可能。公共設備の感想としては風呂場やトイレも航行中に清掃が入ってくれてるので、いわゆるフェリー特有の下船前のグダグダ感も少なめ。乗り鉄基準で考えると、翌日の九州や山口県とかの始発電車に乗る事が出来る点が大きい。船内の揺れに関しては波の状況もあるから全く揺れませんとかは言えないが、新型船で最先端の技術が詰まってるだけあってかなり安定しているのは間違いない。実際、今回は陸にいるのと大差ない感覚だった(陸で酔っちゃったが)。個人的には下手に筋トレとかで女がなんだとか言ってるZ世代とかゆとりがいるなら、友達なり彼女でも誘ってフェリーでも乗るのがオススメだと言える。勿論ソロ旅でもツーリストSなら個室だし、ツーリストAは男女分かれている(女性専用のツーリストAツーリストS区画がある)。ソロ客がツーリストAの寝台区画で男女相部屋になることはまず無いと思うので、心置きなく男女平等に一人旅も楽しめるぞ。↑翌日海に浮かんでそうなオッサン(俺もだが)。スタッフ含めて対応は厳格丁寧にやってくれた。トラックドライバーの専用区画もあり(風呂場食堂含めてあるみたい)、一般旅客とトラックドライバー双方に配慮もされていた。全体的に船旅の認知度が高いシニア世代が多かったが、認知度が上がれば若手も増えそうな気もする。船旅というのも唯一無二な上に、関東で手軽に長距離航海出来る旅客航路はオーシャン東九や大洗(茨城)から出ている北海道に向かうさんふらわあ位。学生なら学割も効くし、夜間から夜間の移動は癖がある一方で乗り鉄旅の乗り鉄幅を広められる可能性も秘めている。何より非日常が同居したオーシャンビュー広がる船の旅は、きっと忘れられない思い出になる筈だ。
2024.05.19
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↑至ってふつうの京急通勤車両。唯一の違いは着席保証の有無。過密化の進む首都圏の人口密度。奴隷トロッコと揶揄される程の車内。JR私鉄含めて各社がこうした状況の打開のため、有料のグリーン車の投入や有料の着席サービスを投入する形で解決を試みようとしている。そう………………。特に通勤ライナー投入は関東私鉄各社のトレンドになっている。物価高や円安、都内は過密化しているが結局国内としては少子高齢化で着々と収益に影響が出ているからだろう。多くの鉄道事業はある意味輸送業でも突出した自転車操業で、更に利益面でも旅客事業がかなりの比重を占める。陸路輸送なドライバー問題があってもやはり車両がメインで、早さなら飛行機、質と量なら船舶がある。そうした事もあってか昨今の鉄道会社は本業を疎かにしてでも多角事業に首を突っ込まざる得ない状況が増えてるのだろう。まぁ俺にわかだから内情なんて大して知らんけど。↑時たま使う勢としては当たり仕様のボックスシート型の2100系。京急の有料着席保証サービスの一つであるイブニングウイング号。かなりのスパンでやってくる京急のダイヤの中に、幾つか交じる形で稼働している。九州に向かうためにフェリーターミナルのある横須賀中央までの移動に利用した。平日で帰宅ラッシュの京急の混雑具合もすごかったからだ。勿論俺はブルジョアじゃないから普段そんな真似しない。たまたまだ。品川を出ると上大岡駅までノンストップで、京急の主要ターミナルである横浜駅も通過する。横浜での乗降時間のカットや横浜から乗る都内通勤ユーザーを弾く意味合いがあるのだろう。京急は走行距離長く乗るほどJR東に比べて安くなるが、品川~横浜間に関しては京急の方が値段が高く設定されている。この区間ではJRとは競合しつつも、極端に利用者が流れ込まないようにする為の対策の一つかも知れない。↑前面展望席取ったが、割と混むのでこだわりがなければ中間窓側とかの方が良い。↑webでの事前購入と当日駅での券売機で購入の二択。紙で出てくる分、現地購入の方が楽かもしれない。車両入場時にQRコードを係員に読み取って貰う。それ以外は至ってシンプル。↑横須賀中央駅は出口そんな無いので分かりにくいという事は無いと思うが、中心やフェリーターミナルに向かう場合は東口から出るのが無難。殆ど閑話休題みたいなネタ。この後飯食った後、フェリーに乗った。東京九州フェリーの乗り場は横須賀中央線駅まで遠くはないが1.2キロと絶妙。また送迎は無い。天気が悪かったりするとしんどいため、都内から向かう場合は体力温存とかも兼ねて京急の着席サービスなどを利用すると良いかも知れない。あと横須賀中央付近にはタクシーが何からしら停車しているから、そこから先も一応は何とかなる(今回は普通に歩いたが)。↑21時回ると横須賀の名店は大体閉まってる時間帯だが、CoCo壱は空いている。因みに横須賀市内のCoCo壱では横須賀名物の横須賀海軍カレーを取り扱っている。ステマではない。↑横須賀(神奈川)から北九州行きフェリーとか言う文字の看板。中々インパクトがある。
2024.05.19
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↑つばめ(かもめ)にかささぎとひたすら鳥になりつ続ける787系(かいおうやにちりんもあるけど)。因みにこの写真はリレーかもめ(かささぎ写り悪いのしかなかったので)。九州遠征二日目。初日と異なり何とか一睡は出来たものの疲れが微妙に取れない状況。翼を授けるエナドリ………………は飲まず、カフェイン無しのアリ○ミン辺りで無難に凌ぎながら足早にホテルをチェックアウト。↑割とビジホの朝飯もコロナの頃と違ってバイキングスタイルを復活させつつある。エナドリアンチでは無いんだが、匂い臭くねあれ?まぁそれはそれとして二日目は二日目で違う電車に乗りたい。そして早起きはガチで三文の徳と言わんばかりに早朝の小倉駅には割とレアな電車がやってきていた。↑早朝来た者だけが乗れる。かささぎは基本博多~肥前鹿島(佐賀県)を結ぶ特急だ。だが早朝に限り、その次にやってくるリレーかもめ同様に門司港からやってくる。そしてこのかささぎ最大の特徴は博多までの区間に限り、グリーン車以外全て自由席になっていると言う点だ。※但し平日限定。つまりにちりんシーガイアでは乗れなかったコンパートメント席に合法的に乗車可能。現在これが出来るのは平日の博多~門司港間のかささぎと博多~直方を結ぶ特急かいおう(787系)のみ。↑他のかささぎにはこの仕様は無い。いわゆる通勤時間であるからこその措置とも言える。混むと不味いので急ぎ撮影。小倉では誰も乗ってこなかったし、チャンスか。↑乱射感覚に撮影。広い空間の占有を一時的に楽しめる。ふじかわとかもそうだったけど、この会議タイプの席って需要無さそうに見えて案外リーマンの集団が集まって使ったりしている。一両まるまるは流石に過剰感もあるが、需要が全く無い座席では無いのだろう。普通の指定席券で乗れるし。ただ通常の座席と違いリクライニングはせず(構造的に不可能)、混雑すれば相席だけでなく見ず知らずの他人と対面する仕様。かいおうやかささぎの仕様は元からだろうし、自由席時代のにちりんシーガイアのコンパートメント席が空いていたみたいなレビューが多かったのもこうした仕様を地元の人々は理解していたからだろう。↑西小倉駅の日豊本線と鹿児島本線の分岐点。↑高速道路との並走。↑スペースワールド駅を通過。何気にこの駅10時台に1本だけ大分行きソニックが停まる。↑香椎辺りでみた西鉄の車両。雨が開けたばかりの為、雲はあったが天候は比較的穏やか。去年の九州遠征は大雨だったし今回も初日は雨だったから、ようやく九州に来てマトモな天候にめぐり会えたような気もした。↑赤間からグッと人が増えた。折尾や黒崎からはあまり乗ってこなかった。折尾や黒崎は他にも特急とかが来るからかも知れない。JR九州の特急料金は他社に比べて安めに設定されていて、殆どライナー券に近い。平日の為、通勤客は多かったが特急は一応俺含めてどこかしら座れる位の混雑具合。ただすれ違った快速や各停の中は中々だったので、通勤は中央線程では無いにしてもしんどそうだった。
2024.05.19
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↑悪天候だったからか水に当たってメタリックブルーの車体がより際立っていた(杵築駅にて)。ソニック自体は去年の乗車記録でも取り上げている。同一車両だしそっちの乗車記録に足すか考えたが、再度新しい乗車記録としてブログにすることにした。前回のソニックが都市間輸送をネタにした内容なら、今回のソニックは大分県と福岡県を結ぶ特急ソニックとしての内容になる形。↑大分から乗った時のはもしかすると2000年代に新造された客車かも知れない。但し自由席だとコンセントは無い。グリーン車もしくは指定席だと1号車か2号車窓側のみ。客車ガチャがあるので確実にコンセント取りたいなら1号車窓側が無難か。今回の九州遠征ではソニックにかなり乗りまくった。正直去年乗る必要があったのか?って位、乗れた。ただ青ソニックに限って言えば、12日の宇佐から別府に向かう際と大分から小倉に戻る際、13日の門司港に向かうために折尾から小倉まで乗車の計3回。12日は体調不調だった事や翌日利用は門司港に行く事に目的が向いていた為、去年に比べると目的地への移動感がかなり強く印象は少なめ。去年は去年で目的地が違ったし、やっぱり去年乗っておいた意味はあったかもしれない。↑振り子車両らしい傾き。通路を移動する分にはキツい。だが乗ってるとこの区間は普通のにちりんよりソニックの方が良いことが分かる。ワンダーランドエクスプレスと呼ばれ、ソニック弁当なんてモノも売られていたのも今や昔(あんま売れなかったらしいが)。↑一応ちゃんとD&Sの一員となっているソニック。今やDS列車の末端として、ひたすら大分福岡を淡々と結ぶ特急列車でしかないソニック。↑自販機遺構が未だにそのまま。復活フラグ?しかしそのスピード感ある走りや揺れる振り子は健在。やくもよりは揺れてない筈なんだけど、揺れてる感があったのはやっぱり外観の力強さとかイメージなんだろうか?今回乗っていた時は陸酔いの影響があったのもありそう。↑パスポート無しで行けるUSA。アトラクションはソニック日輪。↑宇佐駅近くの喫茶店で食ったパフェ。普通に旨かった。↑何故か大分にあるサンリオのテーマパーク(大分県が誘致したらしい)。大分県自体は割とボチボチと歴史的観光地以外にもカジュアルなエリアが多く、そこへの輸送も担っているのがソニック(車考えなかったら)。ただ速達ソニックの停車ルーチンは割と無慈悲で、大分県内だと別府大分以外は中津にしか停車してくれない。確実に停車してくれるのが博多・折尾・黒崎・小倉・行橋・中津・別府・大分となっている事からも分かるようにやはり大分と福岡の都市間輸送に特化した車両なんだろう。↑それでもゆふいんと並ぶ九州の代表的な特急として大分では親しまれている特急。とはいえ五、六割くらいは大分の主要観光地に停車してくれる。宇佐に降りてみたり、杵築から乗れたのも速達タイプ以外がボチボチあったからこそだろう。何より中津~別府間は駅間距離はあるし駅数もあるため、特急の有無は結構大きい。↑雑だが九州滞在最終日の亀川駅にて。一応亀川駅にも稀にソニックが停まる。個人的に印象に残ったのは最終日の亀川駅を通過してゆくソニックの姿。全身メタリックブルーの車体には劣化を誤魔化す意味合いもあるらしいんだが、個性的なDS列車が数多く走る九州を去りゆくんだなぁという事をひしひし俺の脳裏に際立せてくれたと思う。↑財布に優しい小倉駅7、8番ホームのかしわそば(12日の晩飯)。結構かしわが肉だくで満足感高め。小倉駅の他のホームには無いので注意。12日は本来白ソニックで博多まで戻る予定だった為、青ソニック利用は予想外だったが、貴重な思い出にはなったと思う。
2024.05.19
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↑元四国製。ケチ臭い………設備が質素な特急として有名。山岳部の非電化地域、その為だけの新車開発なんて中々ハードルが高い………………でも特急は欲しい。そんな九州の事情を解決すべき四国からやってきたのが、九州以上に強いられているJR四国の生んだキハ185系である。関係性は省略するが、この四国製キハ185系は九州の山岳部の非電化地域を走る特急として各地で運用されている。下手すると四国より酷使されているかも知れない。↑中々立派な駅舎の豊後竹田。目の前には崖。駅メロは荒城の月(滝廉太郎出生の地)で、列車の出発前には鳥の鳴き声とかをかき消すような力強い楽音がホームに響く。↑地元の人が撮影した鉄道写真だったり市長のお言葉だったり色々。利用者数が増えても人口増にはならなくない?感はあるが、利用者数が多い=駅にくる列車本数には関わりそうなので割と重要なのかもしれない。こうした市長の呼びかけに竹田市や市民の努力もあってか、秘境率が高いこの地域としては大体1~2時間に1本、あそぼーいも九州横断特急も必ず停車する駅となっている豊後竹田駅。↑電車(非電化)で来ても大分方面なら何とか観光出来そうな本数。とはいえ観光する余裕は無かったので九州横断特急で戻ることにした。何より睡魔が酷く、一歩間違えばそのまま野宿コースになりかねない。連泊も終わり月曜までには荷物を送らないといけない。そんな状況で電車を待ち、九州横断特急がやってきた時には妙な安心感が俺の頭を過っていた。↑ローカル感あるゴミ捨て場。↑指定席一両+自由席一両という寂しい構成。DCきっぷの指定枠勿体ないからとついつい九州横断特急に使ったんだが、窓割確認してなかったので無茶苦茶窓の狭い座席を取っていた。キハ185系の窓割は凄い歪になっていて、極端に広い枠とそうじゃない枠に分かれている。↑大分方面だと偶数座席が多分窓枠広い。↑至ってスタンダードな設備。ドリンク置きのくぼみは若干小さいのであまり宛にならない。↑乗降口と車掌室との境目がほぼ無い。この辺りは四国っぽい。あと指定席より自由席の方が空いていた。色んな意味で下手こいたなぁと思った。ただ大分方面の前面展望座席も指定席の一号車だった為、大分方面に向かう場合で前面展望をしたいなら指定席を取っておくのが良いかも知れない。当然、現地で受け取るDCきっぷの指定枠で確保するのは難しい(埋まってたので)。↑眠くて殆ど景色も撮影していない。走りは間借りなりとも特急で、座席もしっかり特急ではあるのでまぁ許容範囲だろう。似たような両数で去年松江まで行った際に乗ったスーパーおきに比べると動きも穏やかだった(おきは振り子車両というのもあるけど)。何より帰路に九州横断特急を乗っていたおかげで、ゆふの座席や窓割をある程度把握できたのは良かったと思う(個人的な話ではあるんだが)。
2024.05.19
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↑あの手この手で活用され続け、気付けば貴重な車両の一つとして九州を横断している。九州のDS列車の一つ、あそぼーい!熊本~別府という中々長い距離を結ぶ車両となっている。JR東や富士急で使われていたパノラマエクスプレスアルプスに似ているが、どうやら車両改造にあたって参考にしていたらしい。ただしあちらと違ってあそぼーい!は気動車。↑大分から熊本の文字。特急以外でこの表記は出てこない。この区間の定期特急は九州横断特急と呼ばれており、名前の通り九州大陸を横切るような形で大分までやってくる。あそぼーい!は休日限定で運行されている。俺の旅程だとDCきっぷの為、大分までの区間しか乗ることが出来ない。DCきっぷの範囲であそぼーい!が使えるのは豊後萩まで。今回は豊後竹田まで利用することにした。これは事前に帰りの電車本数などを考慮した結果だ。↑くろちゃんとかいう、一応JR九州公認のマスコットキャラ。サン○オっぽく見えるがデザインはソニックや787系をデザインした人と同じ。折角だし事前にパノラマシート席を確保していた。地味に指定席料金+追加料金の仕様になっているため、九州のネット予約含めてweb予約が出来ず、みどりの窓口を使わざる得ないきっぷの一つとなっている。※特殊な座席だが、JR各社のみどりの窓口で一応予約出来る。現在都内の窓口は10時打ちを拒否している上に10時前の50分代直前の申し込みにも難色を示された状況。この切符も一度並び直した後、一部駅員や周りの並んでいた利用客の慈悲でようやく確保した形(その点は皆様に感謝)。5月12日の為、予約開始が4月12日………つまり一番みどりの窓口が学生定期とかで混む時間だった。んで打つ人に若干嫌味とか言われながらも何とか座席確保して貰ったんだが、取れたのは第三候補の8A。↑九州の特急は大半がB特急料金(形骸化してるけど)。追加料金込みの座席でも極端には高くならない。このように発売当日の10時打ちじゃないと確保出来ないし、サンライズほどメジャーではないので座席割もある程度事前知識で抑えておく必要がある(公式ホームページで確認可能)。↑天気が悪かったのでいまいちアレだが、展望はかなり良い為、熊本まで行くなら阿蘇山とかも見やすいと思う。何より電化されてないから電線もない。観光列車はゆふいんの森>あそぼーい!>36ぷらす3の順に人が多かった(あそぼーい!36ぷらす3の時は天気悪かったのも響いてはいそう)。ただ全体的に価格の安い指定席列車ほど海外旅行客が多く、価格の高い列車ほど高齢の日本人FIRE組が多い印象で、海外インバウンドが日本経済に効果を成しているのかは正直疑問しかない(ななつ星すら主要旅客は国内の人らしいし)。↑大まかな座席とか。パノラマシートは展望の代償でリクライニングしないので人によっては一長一短。↑フリースペースが比較的充実していて、ゆふいんの森よりは段差も少ない(ただバリアフリー対応とかではない)。極端に定員を確保出来る車両じゃない分、極端に混むケースは少ないと思われる。子ども向け車両というコンセプトにはなっているが、利用者の大半は大人。一応白いくろちゃんシート(こちらも乗りたい場合はみどりの窓口必須)には子連れも見られた。最も天候が悪かった為、直前に払い戻しや変更した人も多かったとは思う。↑その為キッズスペースはかなり撮影出来た。地味にあそぼーいにはWi-Fiがついてるがコンセントは無いので利用する人はそんな多くなさそう。↑熊本行かないのに熊本のアイスやくまモンサイダー飲み食いしてる中年。↑乗車記念カードはカフェ近くにある。マグネットとか買っとけば(売ってたか忘れた)良かったかなと今になってプチ後悔。雨天だったとはいえやっぱりパノラマシートで乗れると魅力が段違いになる。もし旅行であそぼーい!に乗ることを考えている方がいたらパノラマシートがオススメだ。【DCきっぷを使ったあそぼーい!の利用について】あそぼーい!自体は熊本~大分を結ぶ観光列車であり、当たり前だがDCきっぷだとピンポイント利用しか出来ない。DCきっぷで利用する場合は別府行きのあそぼーい!に先行して待ち伏せする形で豊後萩や豊後竹田で乗るか、別府や大分から豊後竹田か豊後萩で降りる方法がある。参考までに別府行きあそぼーい!の豊後萩への到着時刻は11:02、豊後竹田だと11:16。熊本行きあそぼーい!の出発時刻は別府で15:06、大分で15:23となっている。鈍行が複数系統に別れていてかつ本数が殆ど無いため、別府行きに乗りたい場合は大分に宿泊するしかないだろう。若しくは素直にフル区間買うか。↑ハードルは高めだったが、乗って良かったとは思える車両。豊後竹田から別府行きに乗る場合は小倉6:39発のにちりんで大分→鈍行乗り継ぎで間に合うが、かなりしんどいと思う(当たり前だが博多からだと無理)。熊本行きだと豊後竹田もしくは豊後萩まで行けるが、豊後竹田と比べて豊後萩は本数が殆ど無い。豊後萩は駅舎が魅力的ではあるのだが、滝廉太郎の生誕地である豊後竹田(日本最古の駅メロの地らしい)も悪くない。そういう意味でも熊本旅行ではなく、あくまでDCきっぷであそぼーい!を乗るのであれば15:06発の熊本行きあそぼーい!が無難だ。また豊後竹田であれば対面でやってくる16:58発の九州横断特急に乗って大分にスムーズに戻ることも出来る。この九州横断特急は遅延がなければ大分に17:57に到着する。18時台の博多方面ソニックは勿論、18:36発の博多行きゆふにも乗ろうと思えば乗れる。また豊後竹田には駅レンタカーやタクシーもそこそこいるため帰れなくなって詰むリスクは低い。大分から先は一気に本数が減り、交通の弁も変わってくるため注意した方が良いだろう。
2024.05.18
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↑デザイナーが本来要望していた配色になったことで、787系のデザインがより際立つようになった気はする。DS列車として九州各地には様々な観光列車が走っている。一方で昨今のJR九州はこうした大半の車両を旅行企画商品として売り出しているため、ソロ旅だと中々ハードルが高い。↑36ぷらす3の後ななつ星も来る。行き先表示でもう次元が違う。そんな中で最近就役したにも関わらず、通常の列車同様に座席を予約可能な上に格好いい車両がある。それが36ぷらす3だ。僅か10分しか乗ってないんだけど。↑同じ大分駅のホームに最近デビューしたばかりのかんぱち&いちろくが停車していた(こちらは旅客商品専用)。36ぷらす3は曜日によって運行ルートが異なる。DCきっぷが運賃(乗車券)として使えるのは日曜日の大分~博多ルート。日曜日の為、比較的狙って乗りやすいとは思う。↑カメラに拘り無いので適当撮影だが、ついつい撮影したくなる高級感。グリーン特急券なので高くはなるが、DCきっぷを考慮すると大分(別府)~博多までで6610円、大分(別府)~小倉まで5100円、大分~別府まで3800円となっている。↑ある意味、真・つばめ。見て分かるように大分~別府間が一番コスパが悪く、大分~小倉まで乗るのが一番無難な構成になっている。DXグリーン席と大差ない値段で乗れる。個人的には小倉まで乗りたかったなぁと今になって悔やみがある(あそぼーいがあるから別府で降りるしかなかったんだけど)。↑空いてるからって6号車取ったんだが、まさかの床材畳(乗り鉄だが紹介通り基本知識は無知に等しい)。気付かず一時土足になり………。正直これネット予約にも書いてほしい(5号車は普通の床材)。ソロ客なら6号車より5号車の方が無難。兎に角畳に関しては全く気付かず意表を突かれた。あそぼーいやゆふいんの森は乗る気満々だったから座席割や仕様も事前に予習したんだけど、36ぷらす3は完全にこんな仕様があるとは知らなかった。眠気が酷くて把握力落ちてたのもでかいけど………。↑よく見たら確かに靴箱。動き始めたらビッフェに行き、グッズを買ったら即退散。別府までは殆ど立っていた(一応自分の座席だけは上記の様に撮影したが)。東京~品川間と殆ど変わらない距離のため、東京~品川間のグランクラス座席を買うレベルの企画系YouTuberみたいな真似してるのが、うん………………。ただこんな超短距離利用でもアテンダントの人がしっかり乗車記念のカードとパンフを渡してくれた。↑ゆふいんの森やあそぼーいと違って直接もらえる。クリアファイルと手拭いしか買わなかったが、他も見とけば良かったなぁと………………。↑5号車。シート配置が若干異なる。靴脱ぐ必要がなく海側1シートだしこっちの方がおそらく良い。↑マルチカーと表記。フリースペースらしい。電子表示になっていてベースは古くても新車感は更に増す。ほぼ懲罰感ある気持ちで通路とか誰も座ってない5号車座席をすれ違い様に撮影とかしてあっという間に別府。 ↑漂う明治西洋文化感。やはり維新志士の土地って感じがス。36ぷらす3は運行の仕様上、他の観光列車と組み合わせるのは難しい(多分無理)。あそぼーいは土日、ゆふいんの森は毎日走っているから数日滞在なら予定ずらせるとは思う。もし乗るのであれば小倉までは乗った方が間違いなく良いと断言したい。ゆふいんの森やあそぼーいより確かに高いが、その分満足感も高い車両だと思うし。↑大分で回送されていたかんぱち・いちろくが別府にいた。ここから本格的に由布院に向かうようだ。名残惜しさと座敷へのトラウマで皮肉にも眠気が多少冷め、腹も減ったから昼飯は少し豪勢に天丼食った。↑とよ常という店。大分名物りゅうきゅう&とり天コンボもあったので頼んで食った。
2024.05.18
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↑JR最長特急とされるにちりんシーガイア。その走行距離の一端にだけお世話になる形に。まず皆様にお伝えしなければならないことがある。にちりんシーガイアの有名な3号車コンパートメント席だが、今年のダイヤ改正の関係で3号車そのものが指定席化されたので自由席では乗れません。ネットでは未だに旧情報が大量に出回ってますが、にちりんシーガイアでは指定席化されてるのでコンパートメント席には乗れない。↑あっあっあっ………………なので今回は門司から783系で向かった折尾駅から、再び折り返す形でにちりんシーガイアの普通の自由席を使い大分に向かう事にした。にちりんシーガイアとは言ってもDCきっぷマンの俺の利用範囲だと殆どただの(ソニック)にちりん。↑自由席は至ってシンプルな座席。ただ洒落ていたことが分かる床材や椅子の模様。にちりんシーガイアとにちりんの違いは博多から出るか位か。にちりん自体は大分や宮崎とかのユーザーが宮崎鹿児島方面に向かうためにはかなり重要で、一定の需要はある。その運用の合間に小倉~博多の都市間移動や大分~宮崎方面の列車本数を補填するような形で現在のにちりんシーガイアは運行されているとも言える。実際にソニック代わりに小倉や別府大分で降りる人は多く(逆に乗る人もいる)、完全に通しで乗る人は少ない。一方で名前元のシーガイア自体が名前変わるかも知れないみたいな状態になっている。売却された後もシーガイアのままかも知れないが。スペースワールドと違って駅名にもなってないからこの車両のシーガイアが消えそうなピンチかも知れない。個人的ににちりんシーガイアという名前は絶妙にダサそうに見えてなんか響きの良い格好いい名前だとは思うので、シーガイアが消えても列車としては残ってほしいと思ったりする。↑しっかりにちりんシーガイアの表記が出てるのは少し感動出来る。↑津波に関する注意書き。大分止まりだと実感が湧かないが、これからより凄い秘境地域を走るんだろうなぁという事が既に分かる。元々は別府で降りる予定だったが、36ぷらす3に乗ることにした為足を伸ばした。大分から別府って品川から東京くらいの距離しかない。思った以上に周りの景色が険しいので距離があるように感じた。↑振り子車両が走る地域のためかなりカーブも多い。体感シーガイアよりソニックの方が乗り心地良かったのでなんやかんや振り子機構は役立ってる気がする。睡魔が酷かったので、ひたすら山側見て凌いでいた(海見ると頭が揺れるような感じ)事からも、かなり体調が響いていたのかも知れない。↑大分止まりのソニックを尻目に、にちりんシーガイアは更に先の目的地へと旅立っていった………。
2024.05.17
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↑地味な印象だがこの車両がJR九州の方向性を固めたと言っても過言じゃないらしい。大枚はたいて九州まで行ったのだから乗りまくる。フリーきっぷがあるから乗りまくる。………………だが初日は天気が悪かった上に、運休不安や体調不調(身体揺れる感じ)が続き一睡も出来ない状態で突入してしまった。フェリー使ったから陸酔いしていたらしい。せっかく海で酔わなかったのにこれは………うん。またホテルからの出発が遅かった為(ホテルの朝飯食ってたからどのみち間に合わなかったけど)、門司港からきらめきに乗ることは諦め門司駅から乗ることになった。門司駅自体は本州下関と小倉を結ぶ重要な駅だ。門司港にはJR九州自慢の個性的な交流車両が停まるのだが本州からは直流車両しか向かえない為、交直両用の車両が大量に使われている。↑どちらも交直両用の415系。違いはステンレスか普通銅か。これ栃木とか甲府辺り走ってる車両に似てね?と思われそうな位に素人目に外観の差異がないのが国鉄車両らしさ。 ………………要は俺はおろか、60代70代くらいの世代が若者だった頃からずっと現役だった車両が未だに現役やっている。小倉~下関は絶妙な路線でもあり、他にも交通手段が多い為あまり鈍行での本州越えやその逆の需要が青春18きっぷ利用者が主。下関も小倉も一応街だから進学校もバカ学校も充実していて、頭良すぎて地元に進学校が無いから小倉へ行く必要があるだとか、頭悪すぎて地元に入れる学校が無いから下関に行く必要があるというパターンがまず無い為、学生需要も稀。交流直流両方に対応した電車はそもそも開発費が高い。↑勿論783系も交流専用で本州には渡れない。ただ現在のハウステンボス仕様はかつての485系ハウステンボスを踏襲したデザインになっている。下関までは歩く事も可能な距離で新幹線も(新下関だけど)1000円切る値段で乗れて、本数のある連絡船もある。管轄がJR九州になっているし、この区間の為だけに新車を作る意味は無いのだろう。関門トンネル自体が老朽化しているのもある。なら西日本に任せればみたいな考えもあるが、西日本からすれば山陽新幹線で需要を吸えるため、在来線の下関行きは絶対引き受けたくない事案になってる。↑小倉駅同様に時代を感じる特急券売機。ソニックとかは小倉で折り返すので、この駅にくる特急はきらめきや一部のかささぎ位。その為メニューもシンプル。そんな門司駅から俺は特急きらめきに乗ることにした。↑主にハウステンボス運用されている車両に乗った。きらめきは787系と783系で運用されている門司港と博多を結ぶ特急だ。基本的に朝に博多方面が夜に門司港行きが設定されている。門司辺りから博多に向かう人の通勤ライナー的要素もあるが、人の動きが多い小倉~博多間の特急ダイヤの補填や博多からのリレーかもめやハウステンボスみどりを回送代わりに運用という意味合いもありそう。きらめきの783系と787系の見分け方は簡単でJR九州のHP時刻表にDXグリーンがついてるか否か。ついてなければ783系となる。 ↑チケットホルダー跡………経年の結果なのかまばら。扉が一両の中間にあり、仕切りと共に指定席自由席と分かれていたりする風変わりな構造。全体的に実験車両感ある部分もある。民営化最初に完成した非国鉄車両だが、開発計画は国鉄時代からあったという。国鉄の主力だった485系の改善という要素が強いのかもしれない。良くも悪くも783系のノウハウは後半の車両には殆ど採用されてないように見えるが、実はパノラマ展望という概念を本格的に周知させたのはこの車両かも知れない。↑日本初の立体交差駅の地らしい。去年は素通りだったが、かなり最近新しくなったらしく中も綺麗。ただ人の乗入れは翌日の平日含めてそんな多くなかった(赤間の方が多かった)。とはいえ北九州の主力市街地の一つとなっている。↑かしわめしで有名な東筑軒の立ち食いそばうどん屋がある。東と違って系列化された店舗はないので、何気にここでしか食えないはず。↑そのかしわうどん(翌日寄った際に食べた)。有名なかしわめしも大と小の2サイズに別れて売っている。値段も手頃(確か400円ちょい)でかしわの肉肉しさもあり予想に反して満足感高め。小倉駅にもかしわうどん屋(こっちはJR九州)があり、どちらも甲乙つけがたかった。↑ハイパーサルーン短い乗車時間ではあったが、九州の個性を感じた783系。主力としては佐世保ハウステンボス運用で二枚切符は勿論、ハウステンボスのパスポートとセット往復券があったりと割と充実している。今後も多くの人がお世話になる車両かも知れない。
2024.05.17
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↑かつての九州は様々な夜行列車の終着点になっていた。さる5月12日~5月14日の3日間を使い、主に九州の特急に乗りまくってきた。本当に電車に乗るだけであまり観光は出来てないのが乗り鉄クオリティ。そんな旅だし、これから主に関東でDCきっぷを使って観光をしようと検討している方の参考になるかは分からないがモデルケース的に記載をしていこうと思う。↑関東圏でも3月こんなフェアをやっていた。これに触発されたのか分からないが結果的にここに載ってる人吉以外の車両には全部乗ってきた。財布ゆるキャラし過ぎたし、この九州旅行でブログ更新しまくったら10月くらいまでは何も書かないだろう。飲んで食うに徹したし、し過ぎたので身体の丸みにも更に磨きがかかってしまった。まぁそれだけあって純粋に楽しかったので悔いはない。5月10日(金)①会社退社後に品川駅へ→②18:45発の京急イブニングウイング号で横須賀へ→③飯食った後フェリーターミナルへ徒歩→④横須賀23:55発の東京九州フェリーそれいゆで北九州の新門司を目指す。↑ワクワク感は凄かった(過去形)。今回はフェリーを使用。関東から九州方面に向かう旅客路線は二つしかなく、サンライズ感覚に使えるのは東京九州フェリーのみ。中々良かったのでいずれ番外編で書くと思う。5月11日(土)①21:50頃に新門司港に到着、無料送迎バスで小倉へ→②小倉駅でDCきっぷを受け取った後、駅近のビジホに宿泊。↑本格的な出発は明日から。因みにDCきっぷはJR九州の券売機でしか受け取れない。九州きっぷ同様に管轄外の民は現地でしか受け取れない。指定席の指定枠もJR九州の券売機やみどりの窓口じゃないと出来ない。またきっぷの有効期限当日までに受け取る必要がある。今回の場合だと5月12日開始のきっぷを13日に受け取ることは出来ず、12日に受け取れないと自動的に払い戻しにされてしまう。サンライズなどの日をまたぐ移動手段を使って予定修正が必要になったりした場合は注意が必要だ。5月12日(日)①6時起床(てか不眠状態)。朝食後に小倉駅で鈍行に乗って門司駅に向かい、門司駅で改札出入りした後、7:30発のきらめき(783系自由席)で折尾駅へ→②駅舎軽く眺めた後で再び折尾駅に入り8:15発のにちりんシーガイア(787系自由席)で大分に→③大分10:48発の36ぷらす3で別府。別府で早めの昼飯の後で12:18発のソニック(885系自由席)で宇佐へ→④宇佐の駅前喫茶店でお世話になった後、13時42分発の鈍行で杵築駅に。そこから14:12発のソニック(883系自由席)で別府駅に→⑤15:06発のあそぼーい(自腹パノラマ指定席)で豊後竹田駅へ→⑥駅舎見た後、16:58発の九州横断特急(きっぷ指定枠)で大分→⑦大分から18:11発のソニック(883系自由席)で小倉へ戻り寝る。↑漫画の街らしい。尚、新幹線口と小倉城口とでまるで漫画のように雰囲気がガラッと変わる。この日は運休や寝坊への緊張やカフェインの取りすぎ(あと陸酔い)などで前日寝れなくなり、起きているのが苦痛状態。雨も降ってるから、ひたすら意識を保つ為に電車に乗り続けるという惨状だった。念仏みたいな凄い仰々しい文章になったが、雨がかなり酷くて屋外施設を殆ど観光出来ないことや、眠くてしょうがなかった事もあり駅から駅ぶらぶらするしかなかった訳。予報通り雨が降っていたし勢いもあった。↑スプラトゥーン仕様の885系。初日に一回すれ違って以降は全く会わなかった。そのため地獄巡りを断念し、土壇場で乗る予定がなかった36ぷらす3に乗った。グッズ購入の為の入場料に近く乗車感はない。当たり前だが乗るなら博多まで乗った方が良い。ただ元々別の観光列車に乗る関係からフル区間で乗ることが出来なかった。↑わずか1駅でも4000円近くかかってしまう。余程の事がなければフル区間乗った方が良い。こればかりは自己責任だけど。36ぷらす3で別府まで折り返したら別府で昼飯。その後次の電車のための時間潰しも兼ねてソニックで宇佐まで向かいなんとなく降りた後、杵築まで鈍行に乗り、そこからソニックに乗った。↑最近大分方面にも乗り入れるようになったという813系。見てる分にはお洒落。一応ボックスシートは空いてると快適。杵築で止まるソニックは宇佐でも停まるのだが、雨が酷い上に駅舎の屋根がボロ………ナチュラル仕様だった為、雨宿り代わりに使った。杵築までは42分発の鈍行が先行するからだ。そこからなんとか本命のあそぼーいに眠気飛ばして乗った。大人向け特急車両に10分ほど、子ども向け特急車両に一時間ちょい。ま さ に こ ど お じ豊後竹田で駅舎見た後、大分行きの九州横断特急に乗り大分に。本来は少し晩飯や土産見たりして18:44発のソニックの博多まで乗り通すため、DCきっぷ指定枠で抑えていたのだが、眠気酷くて無理でした。結果的に貴重な指定枠を一つ無駄にする形に。同じホテル連泊にしていたので送り返す着替えとか纏めて梱包した後、直ぐにバタン。流石にこの日は睡眠出来た。5月13日(月)①6時起床。朝飯後に6:56発のかささぎ(787系自由席)で博多に→②博多で改札出て直ぐに改札入り8:02発のソニック(885系自由席)で折尾駅へ→③駅内の店でかしわうどんを啜った後、8:58発のソニック(883系自由席)で小倉へ→④小倉から門司港駅に向かい周辺建築の見学や展望台、鉄道博物館を見た後で小倉駅へ→⑤モノレールで旦過市場に寄ってブラブラ→⑥戻って12:34発の新幹線(700系自由席全額自腹)で博多に→⑦博多駅外のラーメン街で食った後、14:36発の新幹線(800系自由席全額自腹)で久留米に→⑧久留米からゆふいんの森(自腹指定席)で由布院に。18時頃ユースホテル着。飯とかガイドサービスとか色々してもらった後で寝る。↑バナナ叩き売り発祥の地らしいが、今バナナ叩き売りってやってなくない?仰々しいが前日よりは単純。門司港はそこそこ見れた(駆け足だったが)。↑若干雲が残ってたが向こうの下関や巌流島に門司港の全容を一望できた。↑鉄ヲタには有名なウソニックも今やここに頭しか残ってない………………。↑旦過市場は確かに良さげな商品が多かったが生物大半だからまず持ち帰れない。一週した後、近くの揚げ物屋でメンチ買って戻ることにした。ゆふいんの森の項でも書くかもだが、JR九州圏以外に住んでDCきっぷを使う場合だと人気の観光車両の指定席は自腹で買っておくのが無難。ゆふいんの森に至っては翌日の14日は平日なのに全日空席なしだった。実質DCきっぷの指定枠は地元民以外だとオマケレベルだと思った方が良い。円安効果で海外観光客は勿論、国内の海外旅行勢も九州沖縄とかに一部シフトしているため平日でもかなり埋まってる。あそぼーいは兎も角、ゆふいんの森に関しては指定枠期待して現地で満席で取れませんでしただと泣くに泣けないと思う。5月14日(火)①5時頃起床。由布院の朝霧を見た後、朝食とチェックアウト→②支配人の方に由布院まで送ってもらえたので由布院駅で時刻表を確認→③9:07発の博多行きゆふで博多に(実際は遅延で15、16分頃)→④博多から12:36発の新幹線(N700A系自由席全額自腹)で小倉へ→⑤小倉12:07発のソニック(885系きっぷ指定枠)で別府→⑥別府からバスで海地獄に行き地獄めぐりをした後、亀川駅で下車→⑦15:56の大在行きで別府→⑧別府からバスでさんふらわあターミナルに行き、18:45発のさんふらわあくれないで帰路に。↑ほぼ同じ場所から(霧明けの景色だけホテル近く)撮影した由布院の夜景や朝霧。幻想的な風景であると同時に盆地という性質から、九州にも関わらず涼しく避暑地にもなるらしい。ただ盆地なので暑いときは暑い。由布院は殆ど泊まっただけ。口が裂けても同僚とかに由布院に行ったとは言えない(話すような相手いないから問題ないが)。ただ海外旅行客でごった返しだったし、仮に真面目に由布院に長居して満足な観光出来たかは疑問。ツーリングやハイキングとか山登りとかは海外客もあまり想定してないようだから良さげ。元々は金燐湖あたり見とこうか考えたんだけど、移動に時間がかかって大変な事、9時台の博多行きゆふに間に合ったので乗り納めも兼ねて博多からソニックに乗ることにした。微妙に遅延していたので由布院駅の足湯も利用出来たし(利用には200円。ただしタオルポストカード付き)↑由布院駅の足湯。貴重な30おじさん生足サービスショットだぞぉぉん………………オエ゛ッ………………と思ったんだが、由布院駅で博多11:20発のソニックを買っていた事に気付く(ゆふの到着も11:20)。連日移動の疲労がぼちぼち粗として出始めて、ゆふが博多に到着する時刻に出発するソニックを予約していた。つまり間に合わない。おまけに遅延もしていたからどうなるかヒヤヒヤした。疲労回復やリフレッシュが売りの由布院の土地で疲労しまくってる状況。やむ得ずEX予約で新幹線を予約し11:36発のぞみで小倉へ先行し強引にDC指定枠で指定席を確保していた博多11:20発ソニックに間に合わせた。↑やっぱり早くて便利な新幹線なんだよね(うぅッ、出費が………)↑地獄のような思いをして地獄にたどり着き地獄を巡ってきた。後から思ったのだが地獄めぐりは順路やバス網が充実してるので帰りの予定に組み込んだ方が良さげ。次のソニック自由席でも行けるんだけど、別府到着に1時間以上差が出てしまうからやむ得ない形。この一時間の差はデカく、新幹線で追いかけたソニックに間に合わなかったら多分地獄めぐりは出来なかったと思う。5月15日(水)①5時頃起床。大阪のさんふらわあターミナルから色々乗り継ぎ近鉄の鶴橋駅に→②鶴橋から近鉄名古屋まで9:06発の特急ひのとりを使い、近鉄名古屋から名鉄名古屋駅に移動→③11:18発の名鉄快特で豊橋→④豊橋から浜松まで新幹線を使い浜松で昼飯→⑤再度新幹線で静岡に向かい、静岡から15:45発の特急ふじかわで甲府に→⑥甲府で晩飯の後19:02発のかいじで立川に戻り帰路↑大阪まで戻ってきた(まだ遠い)。さんふらわあは大阪止まりのため、そこから更に私鉄やJRを乗り継ぎ帰る。帰路のためだけに有給取っちゃったからね。だから1日使って家に帰るまで乗り鉄し切ると決めていた。今回は途中まで近鉄名鉄を乗り継いで関東へと向かう。↑有名な豊橋~浜松、浜松~静岡区間の自由席券で新幹線は分割。浜松ではさわやか食ったし静岡ではホビースクエアを見学したので割と分割購入にも意義がある(まぁケチってるだけだけど)。ふじかわで態々迂回したのは長々電車旅で東京の帰宅ラッシュに重なりたくないから。余談だがこの乗車券は普通に買えない。みどりの窓口又は券売機で身延線経由を指定し購入する必要がある。普通の乗車券より高くなるのでまずオススメはしない(豊橋から立川まで6050円になる)。↑甲府に来て緑ロゴのJRマークとコイツが来て完全に今回の九州旅行が終了したことを感じた。《DCきっぷの所感》↑対象が福岡~大分のため、番狂わせな事態が起きても軌道修正はしやすいし屋内施設も多いが………。遠方から来た分には九州きっぷばりに便利なきっぷだとは思ったが、俺みたくガンガン乗りまくる予定を組まない場合は通常のJR九州の割引きっぷを買った方が安く済む場合がある。何より福岡の主要観光地はJR九州より西鉄やバスが強く、大分の場合ならレンタカー主体になると思う。大分福岡の交通網はかなり栄えているからだ。また値段設定も絶妙で6月30日までの出発分だと8000円だが、7月以降は10000円と値上がる。正直10000円になってしまうと普通の旅行者なら素直にゆふいんの森とかもJR九州が通年でやってる旅客券買ったりした方が安くなる。みんなの九州きっぷと異なり平日を跨いで使えるのが魅力だが、裏を返すと地元民でなければ最低でも2泊3日は宿泊しないと使いきれない。宿泊地を徹底的に抑えることでなんとかなったが(個人的には今回泊まったホテルはどちらも悪くはなかったが)、良いホテルに拘る場合は更に考えものになるだろう。《着替え問題》↑コインランドリーは大阪航路とかだと無い場合が多い。旅行がネックになる一つの要素が着替え問題だ。当たり前だが鉄道は公共交通機関です。臭い服持ち越しで電車乗るのは絶対止めよう今回の旅行ではフェリー泊含めると5泊6日ほど。本来はTシャツだけで5着、ズボンは3着持ち込む必要があり、俺はTシャツ4着とズボン2着で対応(下着は倍いる)。東京九州フェリーにコインランドリーがあったのでそれで初日衣類を最終日に回す形でケチった。内3着と1着を下着類と共に往復便でホテルに送る形で荷物も減らしている。連泊の強みは、大体の宿が荷物を置いたままに出来ることだろう。ズボンは最悪現地調達も考えたが初日たいした動きにならなかったので持ち越し。連泊ホテルチェックアウト時に往復便で家送りに。《実際のDCきっぷ使い勝手》↑デカデカ大文字で書かれてて草。まず有人改札を通らないといけない(改札非対応)※上の工程ではかなり急な折り返しもしてますが、折り返す場合はちゃんと全部一回駅出て入ってます。割と有人改札は色んなタイプの(俺もだろうけど)対応で混んでいる事が多く(出口が少ない小倉は特に)、場合によっては思い通り入れない場合もある。余裕を持った工程を作ることが必須だ。またゆふやゆふいんなどは鳥栖(佐賀県)に停車する。大分博多以外に使える貴重な事例に見えるがこれはDCきっぷの有効範囲が駅ではなく路線として設定されている為。博多~鳥栖のハウステンボスやリレーかもめには乗れないので注意(多分そう、まぁ区間短いしこの辺全く書いてないからよく分からない。DCきっぷで乗らない方が良いとは思う)。ゆふいんの森に関してはほぼ確実に別腹で指定枠を抑えないと乗れない。前面展望に関しては乗車記録記事にも書くが四国キハ185………もとい特急ゆふでも割と悪くない。特に大分から博多に向かうゆふは先頭車が自由席になっている。あそぼーいは座席に拘らなければ乗れると思うが、時刻表を確認しとかないとレンタカー前提の過疎地に暫くいないといけなくなる。幸い豊後竹田なら近くに駅レンタカー屋がある。結論言うと、DCきっぷの指定枠三回分は主にソニックに使った方が良い(てかそれくらいしかない)。ゆふや九州横断特急は自由席で事足りるし。ソニックは指定席の窓側にのみコンセントがついてるからだ(大体が二号車窓側のみだが稀に三号車窓側にもコンセントがある)。《総評》↑個性的な車両の数々。乗り鉄からすれば四国と九州は特急王国。マイナスばかり書いたが、お値段以上の価値はある。気ままに特急を乗り降り出来るし、博多~大分の区間は各停も特急も本数がある。しかもこの区間だけでJR九州の保有車両の八割九割くらい乗れてしまう。改めて企画券出してくれたことにはJR九州に感謝。梅雨も近くなる前に、皆様もご一考を。
2024.05.15
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↑先月20日にフェリーターミナル再確認の為に使った鎌倉。この日は水色E653系が充当されていた。西国分寺から横浜は普通に買うと1020円だがJREポイント引換なら460ポイントで割安(ステマではない)。ショートカットの参考にどうぞ。各種メディアの情報は錯綜していて景況に反して旅行率は盛況だったとか、逆に即して不況だったとか様々だったGW。まぁGW外して旅行する人も増えてる今、あまり宛にならない数字ではあると思う。かくゆう俺もGW明けに三連休取って遠方に出掛ける事にした(だから風邪引きたくねぇ)。↑流石に苦情が多かったのか、先月から券売機でもクレカ決済の指定券の払い戻しが出来るようになった(但し一部出来ないモノもあり。新幹線なら殆ど対応出来るようだ)。GW一泊の値段で土日含めても三泊出来ておつり来る訳だからそりゃGWは外す。何より物価高に様々な事情で円安は進んでいる。 今もキツいがこれから更にキツくなるのは間違いない。上がり幅は無い。そもそもまだ現物価は140~150手前くらいのものを転化し切れてない。ものがあるうちはまだマシで、その内棚から消えるんじゃないかと考える事もある。↑こういうチー牛も食える内に食っとけ(ステマではない)。あまり言うと愛国戦士に凸されそうだから止めてはおくが、俺のぼっちショボ安旅行すら一部陰口叩く職場の方もいる位には色々時流は変わってる(最も俺のなんか殆ど移動費の旅行なんだが)。一番憂慮すべきは、この流れすらまだ序章に過ぎないと言う事だろう。ボクシングとかのジャブレベル。ブログ以外では溢す気も無いんだが、普段話かけてこない人とかがGWとか後の予定とかリサーチかけてくるのはなんなんだろうな。善意ならともかく、そうじゃ無さそうなのがひしひし分かるからこっちも胃が来るんだよね(レとは言えそれにばかり気を取られてもどうしようもないし、今のうちに行ければ行くかと考え旅程を立てた。幸い今のところ母親の容態も安定している。そんな状況なのに5月に行こうと考えたのは6月以降は九州は天候が安定しないため。九州は本当に通年で天気が悪い。あっちに住んでれば旅程を軌道修正しやすいが遠方だと本当に運が絡む。前回の遠征では雨ドシャ降りで色々快活には済ませようとしたが、やっぱりマトモに乗れなかった(運休とかもあったし)事にかなり内心不満があった。↑快晴とまで行かなくてもこれくらい晴れてれば……(写真は横浜手前まで来た鎌倉からの鶴見川。鎌倉らしさは横浜までの貨物路線走ってる時に集約されてると思う)。関東から九州に行くのはとにかく金もそうだが天気がネックになる。梅雨時期を鑑み5月10日~5月15日で旅行を設定。時間が長いが往復フェリーを使うため。実質滞在は5月12日、13日、14日の3日間。そしてメインとなる12日と13日がもののみごとに雨にぶち当たる最悪な展開に。↑天気JPより。全域が悪いので潰しが利かない。これほんとさぁ………他は天候安定してるのに、ものの見事にこの2日だけピンポイントに潰してるの本当呪いかなんかだろ………………。荒れやすい地域は他にもあるが、九州は遠いから予定を事前に作るのでショックもデカくなる。もう九州行くの止めるかなと思ったが二週間前の予報だと(精度低いとは言え)12日、13日といい晴れてたんだよね。それでスルーしたらこの様に。止めたら止めたでキャンセル料払うから頭痛い。既にキャンセル料だけで往復と大差ない値段取られる状況だしやってられねぇ。豊肥本線とか使うから止まったら更に地獄。だからとりあえず行こうと思う。(流石に冬は別のとこ行きたいし)直前に体調不良or災害などで不通、親の緊急事態、事故発生など考える事は数多あるけどもう退けない。↑横浜に停車するE653系。ある意味この車両辺りがZ世代の鉄ヲタとかが高齢者になった時に昔を懐かしむ時に思い浮かべるポジションになるんだろうか?今日荷物もホテルに送っちゃったし。傘持ってくが小雨で頼む、天気。
2024.05.08
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↑より進化した先頭車。線路垂直に伸ばしたらそのまま離陸しそうな新型スペーシア。日光に来たは良かったが凄まじい急ぎ足で東武日光駅まで戻ってきた俺。帰りの特急が15時台のスペーシアXの通路側スタンダードシートしか空いてなかったからだ。バス渋滞の関係もあって三仏堂みた後に駅まで往復徒歩で戻る形となった。多分滞在時間の半分が徒歩移動。↑京都などと同様の景観を損なわないような配色調整されたチェーン店群。観光地あるある。駅アナウンス「本日の浅草方面行き特急は最終まで満席です」改札入る前までなら幾つかスペーシアの一本前のけごんに空席があったから売り切れたのだろう(後発は元々全部満席)。当然鈍行もかなり混むだろう。間に合って良かった良かった………。駅アナウンス「新宿行き日光(253系)に限り空席があります、こちらもあわせてご利用下さい」……………悲しい。誇張や虚構でなくマジで日光だけ余ってたの本当(新宿スペーシアも満席だったのに)………。新宿直通の車両は東武のネット予約じゃ取れないのも影響してるのだろう。そもそもどちらも一本しかないし。また特急きぬがわは鬼怒川温泉駅、特急日光は東武日光が終点で地味に行き先が違う列車であるという部分もややこしい。※日光ときぬがわは下今市駅で行き先が分岐する(鬼怒川温泉に行く筈なのに日光に乗ってしまったら下今市駅で乗り換え、東武日光に行く筈なのにきぬがわに乗っていたら下今市駅で乗り換える必要がある)。東武ユーザーは必然的にスペーシアに流れる。で、東武ユーザーではない俺もスペーシアXに流れた。↑電子表示じゃなくて液晶表示。↑スペーシアXのロゴ。↑窓よく見たらXを模倣してる感じらしい。通常座席相当のスタンダードシートならけごんより300円ほど高い特急料金、そこから更にシート毎に値段が上がる。上位の座席は近鉄のしまかぜ、スタンダードでひのとりのレギュラーやプレミアムシートの中間位に相当する。最も運用趣旨やコンセプトが全く違うので単純比較は難しい。だが関東圏の私鉄の大半がどうしても人口や通勤網を抱える関係で車両設備も抑え気味になる状況で、本格的に観光地とセットで楽しめる特急としてスペーシアは更に進化したのだと思う。それでいてスタンダードシートなら北千住までスペーシアX乗っても新宿まで日光乗るより安い。↑高級感ある配色と座席。スタンダードでこの仕様。リバティとコンセント位置が異なる。各席1つ存在しているが前席の背中側についてるため、座席を回転させてると地味に使えないかも知れない(最も俺みたいなひとり旅ならデメリットにはならない)。そしてカフェラウンジの存在も欠かせない。上位座席のある一号車と六号車に存在し、基本的に上位座席の利用者が優先だがスタンダードシートの乗客も整理券を入手出来れば指定の時間帯に限り利用する事が可能となっている。↑各座席に備え付けされている説明書の横についているQRコードから整理券を先着順で入手出来る。ただし東武日光~新鹿沼の間は地形や電波塔の関係で通信環境があまり良くなく(車内Wi-Fiでも)、基本的にスタンダードシートだとカフェラウンジの利用は運が絡むと思う。確実に利用したいなら上位座席の予約必至だ。一応発車前からカフェラウンジに関する注意がアナウンスされているため、必要な飲み物の持ち込み忘れと言った事態はあまりないだろう。またカフェラウンジは現金に対応していない。東武は紙の切符の廃止に積極的だったりと割と最先端を行っている(一応キャッシュレスしやすい環境がちゃんと追随してるから不満そのものはあんまない)。ICカードやクレカやコード決済のみとキャッシュレス化の最先端の為、利用する方は注意。↑整理券取れたのでアイスとクラフトコーラを買ってきた。因みに下今市駅あたりですぐ整理券の配布は終了した為、始発から乗ってないとカフェラウンジは使えないと思う。通路側だったので車窓は相席後は撮影していない。ただ厠だったりで通路に出る機会があったので、外の景色はそこそこ撮ることが出来た。↑春日部駅辺り。某五歳児アニメの舞台という事もあって通勤電車ばかり停まりそうな印象だが、大半の東武特急が停車する割と大きい駅となっている。↑春日部出ると一気に通勤圏に戻ってきた感が増してくる。今回は休日おでかけパスの関係で北千住で下車。人にもよるけど浅草駅に向かう際にはメトロ24時間券を活用すると、浅草からも割安に乗り継げる。定期や通勤圏に応じて北千住か浅草を選ぶのが無難だろう。北千住は一応常磐線の快速と千代田メトロになる常磐線各停の二つ両方が停まるため、比較的面倒な駅が多い常磐線の駅としてはそこまで使い勝手が悪くない。また余談だがスペーシアXに限らず上位座席のある特急は高い座席から売り切れる(席数も少ないため)。GWに限らず、休日や祝日のスペーシアXはネットでの事前予約が必須だろう。↑今度は鬼怒川方面に行く時に別の座席で乗りたい所。純粋に乗って満足度の高い車両のため、行き帰り問わず日光方面に行くならスペーシアXがオススメだ。
2024.05.06
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↑流線形じゃないのに格好いいデザイン。関東最大の私鉄である東武の新たな主力特急の一つ。関東にはJR東は勿論、多彩な私鉄が走っている。その中で最大規模の鉄道網を保有するのが東武鉄道だ。その路線網は関東を越えて一部東北に到達する程。日本一の私鉄である近畿日本鉄道に次ぐ規模の私鉄が東武鉄道なのだ。急な予定変更だったが、神頼みも兼ねて日光に行く事にした俺はきぬがわが去った後にやってくる特急リバティを待っていた。↑一応わずかながらに流線形になっている。貫通出来る車両になっていて、増結したりと取り回しに長けている東武500系はライナー運用も考慮した汎用車両。俺は東武にはあまり馴染みがない。全体的に下町とかを走ってるからだろう。上京後は交遊関係も殆ど消えてるから、進んで日光行ったりもしないしね。東武への馴染みの有無が上京民と江戸っ子とそうじゃないか、陰キャ陽キャとか言う存在のリトマス紙になるかもしれないね。最も30にもなって陰キャだ陽キャだとはしゃいでるおぢがいたら、正直ホラーだろう。↑新型特急として標準的な設備が備えられている。253系だとWi-Fiやコンセントが無いので尚更差がある。ただコンセントの位置は俺みたいなデブには厳しいかも知れない(座席ひじ掛けの内側にある)。東武500系は元々ライナー運用されていた快速が特急に格上げされる形で運用されている。スペーシア100系やスペーシアXのN100系とリバティの500系という風に、やたら新幹線チックな型番が多いのも東武特急の特徴だ。今回乗ったリバティは下今市駅で切り離しがあるタイプで、片方は会津、もう片方が東武日光に向かうタイプとなっていた。こうした器用な運用は非貫通型のスペーシアけごんでは出来ないのでリバティの特権となってるかもしれない。↑田んぼに水を入れ始めている。寒暖の差が激しいが季節は流れている事を実感。新型車両で線形もそこまで悪くないため揺れは少ない。割とこのリバティでも十分な位。↑下今市駅にはSL大樹で使われている客車やディーゼル車が置かれていた。回転台もチラッと見れる。車両にもよるが、リバティあいづ&けごんは切り離し作業があるため下今市駅でそこそこ停車時間がある。車掌アナウンスで飲み物買ってくる際の注意などが丁寧に流れる程。俺はこの時帰りの特急予約に四苦八苦していた。かくして東武日光に到着した俺。寺社知識なんてろくに無いし突貫到着だった為、一先ず東照宮行きのバスを待っていたら渋滞してるから歩いた方が早いとか言うアナウンス。↑13時台のためあまり混んではいなかった。↑如何にも観光地の食堂で名物のゆばそば↑片方車線だけ渋滞。そういや帰宅ラッシュ?とりあえずまず飯食った後、東照宮の方へ向かったが帰りの特急が15時台のため登ってすぐの輪王寺の三仏堂だけ見て引き返すのだった。↑きぬがわが綺麗だった(多分鬼怒川だよねコレ?)財布に5000円しか入れてなかったからそもそも殆ど見れないという。↑堂内撮影禁止。ここだけでも結構色々見れる。ザル観光だったが、また今度スペーシアやけごんに乗る機会と考えれば悪くないかも知れない。
2024.05.05
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↑なんかすげー汚れてた。母親が入院というとんでもな知らせで幕を開けた俺のGW後半。見舞い大丈夫癌ではないでも腎臓やられて透析必要入院2ヶ月ですという情報の暴力に圧倒され頭が痛い状況。2月末位からGW明けに遠方遠征も計画していたから、どうするか迷うも見舞い止めろで詳細分かんないしキャンセル料かかるしうーん状況(とりあえず予定通り遠征は進める予定)。出かける事向こうに話してないから、向こうが配慮している訳ではないと思うよ?俺が気にしないようにフォローしてんのかも知れないけどさ。そんな悶々と心配だったりでドヨンとした状況だったが、気を紛らわしがてら栃木の方に出かける事にした俺。とはいえ親の事や金曜からの遠征もあるからあまり出費したくない。そんな流れの中で新宿から栃木まで特急きぬがわを使うことにした。当初の目的地はあしかがフラワーパーク………だったのだが、花を見に行く気力も出ず色々目的を変更して東武日光まで結果的に足を伸ばしている。栃木止まりだったのはあしかがフラワーパークに行く事を考えていたため。新宿から日光方面まで向かう日光・きぬがわは、JRと東武鉄道との相互直通で運用されている特急電車だ。特急名が違う事から分かるように日光は終点が東武日光駅、きぬがわは終点が鬼怒川温泉駅となっている。双方のお古………もとい歴史と伝統のある車両が使われている。JRからは成田エクスプレスとして使われていた253系の比較的車齢が若いものが充当されている。↑新旧成田。階段後方に人がいなかったので撮影。新宿駅のきぬがわ成田エクスプレスのホームは突出して人の出入りが少ない。乗り換え不要で乗れるという特徴に反してきぬがわの利用者は少ない。というのも私鉄JR双方の運賃が入り乱れるので割高になる事や、直通で乗るなら東武側が充当しているスペーシアで良いやという人が大半だからだろう。↑地味。実際前二本の新宿発スペーシアは(GWで本数増えてるかも)、空席が殆ど無かったのに対し253系は空いていた。一応きぬがわとして運用されている253系も空港リムジンだった旧成田エクスプレスで悪くはないのだが、それを上回る位に100系スペーシアの方が旅客層の日光行き特急としての心象を掴んでいる。東武側から直に行った方がスペーシアXとかもあって快適というのも拍車をかけている。やけくそで新宿きぬがわにはえきねっと割引のあるチケットが売られているほど。↑新宿さざなみのE257系が停車していた。あずさかいじばっかりな印象の新宿駅だが、時間帯によっては今も色んな特急がやってくる(サフィールも来るし)。勿論割引きっぷだけはものの見事に完売していた。じゃあもう運行止めたら止めたで良いかと言うと、そうでもない気がする。きぬがわは世界遺産ひしめく日光に向かう観光列車。そこに向かうという概念だけで、利益以上の意義だったり宣伝効果が東側にもあるのだろう。調べると日光観光列車に関する東武と旧国鉄の激しい競争とかも絡んでいるらしく、鉄ヲタの理屈以上に東が重きを置いてる特急かも知れない。↑きぬがわは今では珍しくなった山手線外回り側(路線としては埼京線と新宿ラインの線路を走る)を走る特急。今は成田エクスプレスも踊り子も大宮の方までいかない。結果的に日光きぬがわは変わり種の特急になった感がある。↑大宮出てすぐJR貨物が記念塗装かなかんかの式典やってた。↑栗橋で東武側とバトンタッチ。首都圏だと貴重なデッドセクションもある。↑利根川を渡るきぬがわ。当初はあしかがフラワーパークに行く予定だったから紙の休日おでかけパスを買っていた俺。地味に両毛線の小山から足利までの区間は休日おでかけパスの範囲に含まれている(高崎方面から足利に行くのは差額払わないとダメ)。栃木駅にはJR両毛線も走ってるからきぬがわもJR運賃になるのかと思われがちだが、厳密には栗橋から東武鉄道の線路の上を走るため栗橋から乗り換えた扱いになる。↑真横に211系いたりするが別駅扱い。大宮から先のきぬがわで休日おでかけパスを使う場合は有人改札で栗橋からの乗車料金を精算しないといけない。きぬがわレビューが大宮止まりか終点まで直に行くか二極化してるのはこのためだったりする。栃木駅ではGWなのもあってか似たような乗り方して降りる方が割とぼちぼちいた。新宿から栃木駅に向かいたい場合、JR一本なら小山で両毛線に乗り換える必要があるのだが、他社路線経由とは言えきぬがわなら栃木まで直で行ける。まぁ休日おでかけパス使ってフラワーパーク行くのに追加料金かけるなら大宮から新幹線(自由席)で小山まで乗った方が安いし早い。当たり前だが、栃木より先まで行く場合は素直に乗車券買った方が安い事が多いのでまずオススメ出来ない。俺も平時なら多分やらない(予定変更したからこうなっただけで)。↑精算して改札出てチャージした後、東武日光に向かうためリバティに乗ることに………………。新宿きぬがわがガラガラだったから錯覚しがちだったが、東武特急はフツーに混んでて往復特急券買うのギリギリ(一応両方買えた)。結果的にどっちも違う車両に乗ったのでそれは別回にて。
2024.05.04
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