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愛媛県赤虫村の名家中須磨家の当主権太が、神木の樹上で全裸死体となって発見された。警察は殺人として捜査するも、現場に積もった雪の上には何者の足跡も残っていない。その息子真守は、施錠された蔵の中で自殺と思われる焼死を遂げたが、一抹の他殺の疑念があった。赤虫村に伝わる怪異伝承の取材に訪れていた怪談作家呻木叫子は、旅館「ぎやまん館」の娘で女子高生の金剛満璃に中須磨家連続不審死事件の調査を頼まれる。村に伝わる怪異伝承「無有」と「苦取神」への信仰は中須磨家と如何なる関わりがあるのか。しかし叫子が「蓮太」「九頭火」といった怪異譚の村人への聴き込みを行う途次、真守の妻沙羅までが死亡する。胸部を刃物で突いたその遺体の顔は真っ黒に塗られていた。やはり異形の神が、中須磨家を滅亡させんと祟っているのだろうか。は県警警部渡辺、若手刑事越智の協力を仰ぎ謎解きを試みるのだが.....--------------------ミステリーとしてもホラーとしても佳作としては評価し難い。苦取神(くとる)という名前、「渾沌」という語彙まで持ち出して、クトゥルフのネタどり?満載。「無有(ないある)」はニアルトラホテプのもじりらしいのは面白いけど、その他登場する人名や人外ともに無理があるネーミングだな。主人公の名までペンネームであれ呻木京子なんて、ギャグにしても滑っている。人間も人外もヘンな名前だらけで、漢検一級でも読めないような、難読な名称の羅列と、事件の進行と交互に挟まれる叫子の原稿を行ったり来たりで読みづらく、怪異譚の章は途中で読み飽きて集中力が途切れた。これぞネクロノミコンなみの読みにくさではないか探偵役も一人ではなく、多重推理のつもりかしれないがすっきり頭に入ってこない。ガジェットを散漫にとっ散らかしているだけで、ストーリーとしても推理としても、作者は 何を というより、どう 描きたかったのか判然としない。もっともJKの満璃のキャラは割と好き。JKと若手刑事が推理を巡らせて、古色蒼然たる糸を使った密室作成とか、ドローンを使うとのいかにもイマドキのトンデモ推理はご愛敬で楽しめたので良しとする。それに糸のトリックはいいセンいっていた。でも、警部や刑事が村の妖怪の存在を信じてるらしい設定ってのはミステリとして如何なものか。そうこうして、間違いの推理の挙句たどり着いた真相は、トンデモトリックどころか当たり前すぎる方法だった。これは肩透かし。意外な犯行状況と見せておいて、犯人も犯行方法も何ほども意外ではない。けれどこの犯人指摘も目くらましらしい。犯人を操った黒幕がいるらしいことをにおわせて、犯人は被疑者死亡として物語は終わる。あくまでにおわせだけど。とどのつまり作者はホラー風味を演出して終わらせたかったのか。でもこの幕の下ろし方も中途半端感がハンパない。と、ヘンな本を手にしてまったチラ裏はヘンな日本語で結ぶよりほかない。
2023.02.28
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昼下がりレーザー治療からの帰り途、駅近くの交差点で「鳴門鯛焼き本舗」なるお店を見つけた。いつからここに出来たのかしら。気が付かなかった。何より、鯛焼きにお目に掛かるの、去年の6月25日の歌舞伎座の「めで鯛焼」以来だわ。あのときはコロナ禍の只中、劇場内飲食禁止、衛生上の問題とやらでバラ売りなしでセット売りのみだったけど、今日のお店ではフツーに買えた。早速お試しに小豆餡を購入。先ずは黒猫への供物。腐っても鯛。鯛焼きでも鯛。どーぞ(ΦωΦ)♬
2023.02.27
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本格ミステリ作家クラブ@honkakumystery第23回本格ミステリ大賞研究評論部門候補作受賞するのはどの作品か、只今絶賛選考中.....らしい。評論ナントカ賞などと御大層に構えて、しかつめらしい専門書の体ではなく気軽に楽しめるエッセイ風の読みやすい文体も魅力だが何よりもヴィクトリ風の館のイラストと建築物の絵パース図の素晴らしいこと。描いた村山隆司氏はプロの建築家であって、画家ではない。繊巧で精緻でありながら軽やかなタッチで、洒脱かつエレガント。私はこんな絵柄がとても好き。ああ、私にこんなふうに描く画才があれば。と、北原氏のホームズ正典に登場する建築への解説、蘊蓄以上に村山氏のイラストに感心したので村山氏著作のスケッチとパースの指南書を手にとってみたいなあ。
2023.02.26
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今日は歩いていける近場でのゲーム会に参加。1 魔女と魔法使いの村 占い師 ☆ (2日目襲撃)2 魔法都市の人狼 霊能 ★ (1日目襲撃)3 魔法都市の人狼 市民 ☆ (3日目死亡 ギルドカード)4 狐と狸の村 狼 ☆ (3日目襲撃)5 死神の村 蝙蝠 ☆ (3日目以降襲撃)短命で最終局面まで生き延びられなかったけど、まずまずの戦績。魔法都市の人狼を忘れた頃にプレイしてドキドキハラハラ楽しかった。カードの引きが良くて、ギルドカードを選んで護衛先もGJ♬魔法都市カードも好きだけれど、フェルト人狼もやりたいのよね。ああ、だけどあのカードはいまどこに。と言うより、フェルト人狼カードを作ったあの人は何処に。
2023.02.25
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今日は休み明けで、電力量計器点検その他用事が立て込んでいるので、1時間早く出勤した。10時過ぎに電話。点検担当からの連絡かと思って出たらば、自動音声でアンケートを装った営業電話。太陽光発電や蓄電のなんたらに東京都の助成金120万円がどうだら。電力違いでーす。しつこく、しつこく二度も架けてきた。迷惑もいいとこ。ありえんでしょう。こんな話に乗る法人や個人がいるのだろうか。それより健康保険協会から、申請書が今年から新しい様式になっ旨、葉書が来たのでダウンロードなり郵送なりの方法を問い合わせなければならない。だけどけんぽ、これまた電話すれどもなかなか繋がらずなんだわ。ようやく繋がったら、旧来の申請様式で結構ですとの回答。なーんだまぎらわしい。これも迷惑といえる。余計な時間とられた。その後電気量計器の点検は無事終了。これは7年に1度が法定点検だって。うーーん次回は忘れたころのやってくる。
2023.02.24
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今日は比較的暖かい午後だったので、思い立って美容院でカット。先月右耳の後ろが炎症を起こしたことをスタイリスト氏に伝えると、やはり疑わしきはヘアカラーという推理に落着。セルフでオーガニックカラーしか使っていないつもりだけど当分、成分表示に気を付ること。シャンプーのとき、頭皮ならぬ頭蓋のマッサージをグイグイされてこれがきいた~先日琴線に触れるバッグを見かけたのでLUMINEに立ち寄って確認。此方ね。軽くて大きすぎず、小さからずのボストンかブガッティタイプの黒のバッグに出会ったら、おむかえしようとずーと狙っていた。(ダブルジップなのもポイント高い)でも、今ひとつ踏ん切りがつかず今日は見送り。結局お持ち帰りしたのはリチュエルのパンとケーキです。
2023.02.23
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百貨店で猫イベントがあったり駅のデジタルサイネージで交通安全(にゃん全?)のための討論会があったりするのはさすが。やるじゃん猫街。猫が生きづらい世界にしてはいけないわ。寒空の下、無心に ご飯 ご飯 ご飯 ♬ な、この(ΦωΦ)にエールを送る。交通にやん全を心がけておくれ。
2023.02.22
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デパ地下でケーキを買おうと物色するも、期間限定のチョコレートケーキがやたらt目に付き食傷気味。そんな時みつけたビスキュイテリエブルトンヌのガトー・ナンテ。これが美味しい。生地の小麦とバター本来の味が生きていて、フィリングやトッピングの取り合わせがいい。大きさも値段も良いぐいだと思う。オレンジとチェリー。他にもいろいろな試してみたい。最近、お菓子はティータイムであれデザートであれ、コーヒーより紅茶に合わせたい気分。そういえば、今日は2月21日で「ベイカー街221Bの日」なんだって。本家英国ミステリにはやはり紅茶が似合う。ブルトンヌは仏蘭西焼き菓子だけど、英国式ビスケットが源流だから気にしない気にしない。
2023.02.21
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柊二とその従兄弟翔太郎は、学生時代の友人裕哉の別荘を訪れた。その他集まった友人は麻衣、花、さやか、隆平で総勢7人。翌日、裕哉に誘われるまま皆で山奥にある地下建築に冒険に出かけとところが、道に迷って夜を迎え、足止めを食ってしまう。そこへ現れたのはキノコ狩りに来てやはり迷子になったという矢崎家の3人家族。合計10人は「方舟」に似た建築物で一泊することした。しかし一夜明けて起きた大地震のため巨大岩石が建物の出入り扉を塞ぎ、浸水によって地下三階が水没する災害に見舞われる。方舟から脱出するためには誰かひとり建物に居残って、地下二階にある巻き上げ機を操作して岩を持ち上げ、退路を開かなければならない。つまり皆が助かるためには、誰か一人が犠牲になるということ。不穏な空気のさなか、裕哉が何者かによって絞殺される。犯人は9人の中の誰か。ならば殺人者が犠牲になるべきだ。奇妙な理屈のもとに一同は犯人探しを始めたが、誰による何のための犯行なのか一向に目星がつかぬうちに、次はさやかが首なし死体となって発見される。方舟には連続殺人鬼が徘徊しているのか。地下を侵食する水位は上がり続け、脱出のタイムリミットが迫る中、さらなる第三の殺人が。--------------------またしても一人称視点のクローズドサークルもの。語り手柊二がワトスン役、翔太郎はホームズ約といったところか。それじゃ叙述トリックなの?と、プロローグを読むやすぐ思い浮かべる、視点人物すなわち信用ならない語り手疑惑のお約束。それとも「そし誰」へのオマージュなら、殺されたはずの人間が犯人?そういった懸念は大外れの妄念で、複数の共犯とか探偵が犯人とかミステリーオタ好みの趣向は一切なしでこれだけ意外性のある謎を描ききった作者の筆力には脱帽である。本作はクリスティーの「そし誰」よりは被害者数が少なく、3人で打ち止め。「そし誰」では殺されても仕方がないと断罪された人々が犯人によって殺害されるのだが、本作では「犯人」を犠牲にされても仕方がないと断罪してしようとする、極限状況下のキャラたちの葛藤が描かれる。葛藤っていうより、ずばりエゴイズムなんだけど。登場人物の心理が殺人者への殺意に転ずるストーリーの展開、ここのところの着眼点と逆転の発想はとてもユニーク。ついでに推理の発想がフーダニットより、ホワイダニットに傾いているのも独創的。意外な推理によってのみ意外な動機にたどり着けるのだろうが、如何ように思案すれども上手くヒットしないところが歯がゆい。ホワイダニットのホワイダニットを考察するという入れご構造におちいってしまう。あたかも閉ざされた方舟が暗礁に乗り上げた如き出口のない思考の堂々巡り。作中の探偵役は動機の推理は棄てて、犯人を消去法で指摘する。この犯人なら判る読者もいそうだ。問題の動機が明かされるラスト10ページに至ってから。この犯人の告白は決してサイコパスがどうのというトンデモ動機ではなく、納得の行くもので返って驚いた。なんとなれば犯人は探偵の裏の裏までかいてミスリードする知能犯だった。狡過ぎ、賢すぎる。そしてエピローグで、「方舟」も新世紀に創案された「そして誰もいなくなった」の変奏曲であることに気付かされる。この仕掛は見事。
2023.02.20
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朝七時過ぎに目が覚めた。起き出していつものようにお茶を飲んで、薬を飲む。なんだかだるくて頭が痛く、めまいがするような感覚。寝起きが悪すぎる気がしたので、もう一度ど眠ることにする。ベッドに戻って読みかけミステリのページを捲っているうちに幸いにも、寝落ちしたと思いきや会社でアルバイトらしい女子にノートパソコンを貸したら、いじったあげく分解してしまい使い物にならなくされてしまうという夢を見た。壊れたPCをなおす術がなく、仕事もならず、困惑と憤りのうちに目が覚めた。またしても悪夢。二度寝するといいことないのかな。早く悪夢の冬が去ってくれ。再び起きて、ミルクティーを飲んで、ちょっとした片付け。まだ頭がぼーとしている。↑今ここ。今日一日この先どうなることやら。
2023.02.19
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イラスト募集のイベントがあって、お題がバレンタイン。14日当日ギリギリ、描いていたら道具や資料でデスク周りがカオスになった。おまけに寒さの余り手がかじかんでスムースに動かない。細密ペン画ムリは最初からわかりきっているので、鉛筆画でラフタッチのシンプルなものに仕上げた。ついつい、余計な描き込みしたくなる性(さが)をぐっとこらえる。仕上げてみると、好きでないテーマで描くのやっぱムズいわ。イメージビンボーでビジョンが浮かばないしね。突貫工事で仕上げたのが14日当日で、締切は19日だけど、次は画像の取り込みが難題。プリンタースキャナーが壊れて廃棄して久しい。携帯で撮影してupするしかなくて、鮮明に映らず、やっぱ細密描写にしなくて正解。だけど、線描が細すぎた。今後はもっと太い線を用いないとボケる。鉛筆ならばB以上の濃さが必要かも。だけど、丸ペンのタッチが一番好きなのよね。スキャナー使用しないなら、今後タッチをの濃度と細さをどう折り合いつけるか課題だわ。
2023.02.18
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昨日は休みで、今朝出勤したら、机の上に書類の束が置いてある。誰が何のために置いたのかわからず不気味。心当たりありげな人物は今日はいない。やむ負えず電話してみたけど、連絡取れないなあ。そういえば、事務所のあちこちに紙袋だの飲料水だのちらかっている。誰の仕業よ。施錠してあったから、侵入者ってことはないでしょ。ミステリじゃあるまいし。正午過ぎ、会計担当の人から電話があった。区に申請するために必要な資料だったと判明。だったら放置しないで保管しといてよ。それで一件落着して良かったけど。だけど、ゴミをちらかしたり郵便物の処理をまるっと一日分怠ったり、業務提携先からの留守電メッセージを放置していたのは、例の問題児の困ったちゃんに違いない。やれやれ。提携先からも都合よく連絡があって、合同会議の出欠状況についての問い合わせ。ええええ、それ委任状といっしょに書面で今週月曜日ポスト投函したのよ。都内の通常郵便が3日たっても届かないって、なんか不審で不便ではないか?だけど、最近郵便物が遅れがちで、直接相手に電話確認するはめになること多しと、先方の回答。他の法人からの郵便物も届いていない.....ってそれは郵政も困ったちゃんですね。
2023.02.17
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一年くらいの空白期を経て、ラ・メゾン・ソレイユのタルトを買った。食い気にしかプレミアム商品券使い道がないとか。だって、だって多分来月値上げ。これが最後の糖質制限違反と思って、なんて大袈裟な。彩りフルーツのタルトと和栗のモンブランタルト。商品名を記録しておかないと次回の購入時に、前回何を買ったかわすれちゃう。閉店30分前にカフェに寄ったら、閑散としていてゆっくり商品券を使って買い物ができた。手提げ袋くれるし、中々いい感じ。以前からこんなお店だった?で、タルトのほうはお味は以前と変わらずと思うも、心なしかサイズ感が.....小さくなってない? (画像ではわからない)そのせいか食べごたえがあっけなさすぎ。やっぱりねー。原料の小麦値上げしたから商品サイズ下げるとか。ウクライナ侵攻の影響がここにも。おのれ、プーチン(ΦωΦ)クワッ!食い物の恨みはーーーーー!!いや、それなんか違う、いえ全然違うわ。
2023.02.16
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オッドは図書館から紛失した「ヨハンネスの書」の複製を作成していた学芸員シルヴィア・フロイトを聴取した。一方トロンハイム警察はとある人物を、グン・ブリーダ・ダール殺害の容疑者と特定するが、その者は行方知れずとなってしまった。逃亡したのだろうか。今一つ腑に落ちないオッドのもとを、わざわざフェリリッチモンド警察のフェリシアが訪ねてくる。彼女もまた「ポー殺人事件」つまりボンド殺害の重要参考人として、アメリカからある人物を追ってきたのだ。意気投合した二人は、国境を越えた二つの事件を繋ぐ謎を解くべく捜査を共にする。トロンハイムとリッチモンドの殺人は同一犯によるものと確信した警部と刑事。しかし連続殺人鬼は次なる犠牲者を血祭にあげようとしていた........恐るべき犯人を追跡して奔走するフェリシアとオッドが辿り着いた驚愕の真相とは。--------------------物語の後半部になっても怪しい人物が登場。灰色だらけの目くらましで、白や黒が見えてこない。限りなく黒に近い人物が犯人扱いされたかと思ったら、なんとスケープゴードだった。これが文字通りの意味の生贄の羊で、容疑者が犠牲者(被害者)に転じる成り行きはなんとも気の毒。いや、ひど過ぎるし後味が悪い。刑事ドラマなみのアクションシーンを経て残すところ50ページくらいで犯人名が特定され、ああそういえばなるほどという人物だった。時空をこえた事件のピースを嵌め込むこのあたりの作業は、つじつまが合ってはいるがかなり段取り的で性急に思えた。それに犯行動機もこの手の猟奇犯罪にはこれしかないというあの理由。もはや事件の設定やストーリーの展開を意外性のある魅力的な描き方にしても、ホワイダニットを説得力がありつつ斬新なものにするのは至難の技ということか。さらには、せっかく中盤まで先が見えない感にwakutekaしながら楽しんだのに、幕切れがとってつけたようなハッピーエンドでは「ヨハンネスの書」の秘密が最後に明かされる演出の効果も半減。ちなみに「ヨハンネスの書」については序盤から 偽書じゃないか(。ŏ﹏ŏ)ウーーンンと疑ってかかっていたが、私のこの直感が当たらずとも遠からずだったのは良しとしよう。フェリシアもオッドも個々に探偵役としては悪くないキャラだが、恋愛要素はなんだか。北欧ミステリは面白いし、この作者の次作も読みたいと思うも、御両人が相棒になるシリーズだったら手に取るのは躊躇する。
2023.02.15
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井戸の底に漂着して出番を待っているファーカシミアニット。先月末お迎えした黒猫(ΦωΦ)じゃない、シーナリーの黒服。軽く柔らかく、何よりも暖かくて着心地最高。カラーはひたすら地味に黒だけれど、天鵞絨を思わせる控えめな光沢と長すぎない毛足の手触りが気に入っている。そう、黒猫を撫でてるような。琴線に触れるプラチナにサファイヤとエメラルドをあしらったチャームを見つけたので、この黒服に合わせるためにオーダーしたくなった。
2023.02.14
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朝目覚めて再び寝落ちして悪夢を見た。私の郵便物が家族によって隠されてしまう。何故かそれがDMばかり。なぜ、どーしてと言っても、答えの見つからない不条理は夢のことゆえ。隠した人物への憤りが頂点に達したところで、今度こそ目が覚めた。二度寝の短い悪夢。窓の外を見ると雨が降っていた。悪夢が終わったあとも雨は夜まで止むことがなかった。
2023.02.13
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ヴァージニア州リッチモンドのエドガー・アラン・ポーミュージアムの館長ボンドが、殺害された。その遺体は頭部を切断され皮膚を剥がれた上、ポーの銅像に磔になっていた。同様の猟奇殺人はノルウェートロンハイムのグンネルス図書館でも起きた。犠牲者の司書グン・ブリーダ・ダールはやはり皮膚を剥がれ、頭部を切断された惨死体となって地下室で発見された。リッチモンド警察署刑事フェリシアは、ボンドが分析を依頼していたバイロンの詩集の表紙に着目する。その貴重なポーの蔵書「チャイルド・ハロルドの遍歴」は、あろうことか羊皮紙ならぬ人間の皮膚で装丁されていた。一方ノルウェイの事件の担当者、脳腫瘍の術後の不調に悩まされるトロンハイム警察の警部オッドは、図書館の警備主任ヨン・ヴァッテンに疑惑の目を向ける。ヨンには失踪した彼の妻子への殺害容疑がかかった過去があった。そしてグンに代わる新任の司書シリ・ホルムは同僚のヨンを、さらにオッドまでも誘惑するのは何の意図あってのことなのか。それぞれの思惑を秘めながら捜査を進めるノルウェーとアメリカの捜査陣。フェリシアは情報共有のためオッドと連絡を取る。しかしトロンハイムの図書館では司書殺害に続いて、16世紀の稀覯本「ヨハンネスの書」の紛失騒動が持ち上がっていた。司祭ヨハンネスが著したその書には、時空を超えて二つの事件の点と線を結ぶ言葉が記されているのだろうか。--------------------現代の猟奇殺人と中世の司祭ヨハンネスの事蹟が交錯してストーリーが展開する。行きつ戻りつする時空の描写がどれも私にとって興味深く面白い。ポーミュージアムという事件の舞台、人の皮膚で装丁されたバイロン卿の詩集というガジェット、中世の稀覯本に拠ったとする作中作のエピソード。ヨハンネスの彷徨を描いた章はユルスナールの「黒の過程」を思い起こさせ、無茶苦茶私好み。こんな具合に嗜好にはまったので、どんなに時系列があちこち飛んでも苦痛なく読み進めることが出来た。と言って気になる箇所がないわけではない。登場人物の男女が脇がユル過ぎやしないか?なんでそんなに簡単に誘惑したりされたりするの。だいたいフェリシアやオッドのように仕事には厳しい刑事や警部が、そちらの方は自分に甘いってどうよ。オッドやヨンを誘惑するシリ・ホルムって尻軽女も限りなく怪しい.....いやこれも伏線で、彼、あるいは彼女はレッドヘリングなのか。それに違いない。フーダニットで挙動不審なやつは取り敢えず除外、にしてもハウダニットとホワイダニットは推論どころか妄想力すら及ばない。おそらくはポー奇譚集さえ次元を異にするほど、奇天烈な落ちが待ち受けているのだろう。と、思い込みつつ物語終盤に向かうとしよう。ついでに黒猫のイラストの書影が素敵。稀覯本ネタのミステリーだから本篇の装丁にも凝ったのかしら。やるじゃん、ハーパーコリンズ・ジャパン。ハーパーBOOKSはミステリの問題作を出版してくれているなあ。は良いミステリというか問題作を出版してくれているなあ。
2023.02.12
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昨日からマンションのエレベーター扉の開閉がおかしい。なかなか開かず、ものすごーくゆっくり重たーく開き始める。ドンくさいなんてレベルではないその鈍い感触と音。閉じるときも同様なのね。土日は管理人も管理会社も休業で、修理や点検の依頼のしようがない。万が一、扉が閉ざされたまま閉じ込められたら、非常ベルを押してセキュリティシステムに来てもらうことはできるけど。自宅マンションが死刑台のエレベーターなんて、ミステリーオタでも洒落にもなんないから乗らないのが吉。非常階段で出入りしましたよ。明日になればなんとかなるでしょう。外は、昨日とは打って変わって明るい日差し。まだちょっと風が冷たいけど。そのまま予約しておいた鍼治療へ出かけた。鍼灸院へ行く道すがら、真っ白な毛並みの淡い茶の斑点が一点だけ浮かんでいる犬が散歩しているのとすれ違った。散歩日和なのね U^ェ^U帰路はグレーのワイヤーテリアとクリームのプードルとブラックのミニチュアダックスと出会う。ワイヤーテリアの腕白なこと、笑えること、ギャラリーに受けていた。今日はいい日だ。街へ出たついでに、LUMINEで注文していたニットの受け取りとデパ地下で食品の買い出しも。
2023.02.11
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雪は降り積むことなく雨に変わった。冷たい空気の部屋でも家パフェを。苺が雪うさぎの眼のよう。なんて、季が違っているとしか思えないものを美味しく食べる自分へのいいわけ。夕方から出掛ける予定を変更して雨降りのお籠りの真最中。今とても面白いミステリーを読んでいる。
2023.02.10
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AI探偵対AI犯人という特殊設定をいかしてここまでぶっ飛んだフーダニットを創案するとは、あきれて感心した。ちなみに犯人のみならず、被害者役、探偵役のフーダニットにもひねり技がきいている。このミステリーの意外性の多重性と多様性には瞠目すべきだろう。四元館の名が、四台元素火・風・土・水に由来すると書かれていた時、「黒死館殺人事件」とのネタどりと思つた。黒死館の主役は、実はお館黒死館そのものと讃えられているごとく、さては本作も事件の舞台となる奇館が影の主役か、ということをちらと考えはした。しかしAI探偵相以が示したのはその斜め上を行く真相だった。まさかの、そのものずばり、「○○〇」が犯人。トリックに関しては刺殺、射殺、毒殺などのオーソドックスな殺害手段を、人工知能を利用した特殊設定の発想に上手く嵌め込でいるが、リアルにはあり得ないハウダニっトであることをお断りしておく。と、奇想にみちた犯人像なだけにトリックもバカミス的無理筋なのだが、むしろ無理ある設定を、読みやすい文体と巧みなストーリー展開でさらりと面白く読ませてしまう作者の才能に脱帽せざるおえない。シリーズ三作目の此方から読んでしまったが、前作、前々作へ遡って読んでもいいかな。時間があれば。
2023.02.09
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先週末から体調が崩れ始め、本日絶不調。二週間ぶりでBスポット治療に行ったところが、2時間半待ちになって診療所を出たのが夜9時過ぎ。寒さの余り具合が悪くなる人が多いのだろう。喉の痛みはなほぼなくなったが、まだまだ鼻右側の炎症が残っているようだ。8割近く改善したと思って油断して放置するとぶり返す。というか、耳鼻咽喉の症状じゃなくて、頭痛や胃の不快感が出現するのが悩ましい。今日は高血圧の相談をしていたクランケがいた。どうして耳鼻科で?先生の対応してあげているようだけど。
2023.02.08
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闇サイトで開かれた犯罪オークション。オークションの開催者にしてAIの以相(いあ)が、実行するにふさわしい犯罪を競り合う。落札者は従妹を殺された復讐を依頼する少女だった。少女の誕生日の翌日、少女の従妹が頸部を刺されて死亡した。雪の積もった現場に足跡はなく凶器も発見されなかった。以相の仕事は犯人を探し出して、少女に敵を取らせることだが、従妹殺しの犯人は誰なのか。以相が殺人をもくろんでいるという情報を得た探偵のAI相以(あい)は、相棒合尾輔(あいおたすく)とともに殺人が起きると予想される四元館(よんげんかん)へ向かう。建築家伊山九郎が建てたその奇妙な館には、失踪した主人四元(よつもと)錬二の親戚が財産目当てに集まっていた。錬二の遺児四元錬華が殺人の依頼者なのだろうか?輔たちの到着後、早速といわぬばかりに錬華の伯父欽一がバルコニーで亡くなり、叔母のカトルが青酸カリで服毒死する。そのうえ錬華のぬいぐるみにまで毒針が仕込まれているのが判明して謎は深まるばかり。警察を呼ぼうにも、交通路である吊り橋が燃やされ、電話線が切断され、ネットも繋がらず、四元館の人々は孤立してしまう。お館ミステリのお約束通りのピンチを、相以の知能は救えるのか。スマホの中から相以は輔に語り掛ける。「犯人がわかりました」相以以相合尾輔四元錬華四元凜花四元欽一四元銀子四元銅太四元カトル三名本光五代守二村一ノ瀬伊山久郎うーーーん。いかにもラノベっぽい名前の登場人物たち。この中に果たして犯人が????
2023.02.07
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遅ればせながら先月のゲームのメモを記す。猫又にしてやられた狼の村 ★狼鴉にしてやられた村 ★村人狐にしてやられた村 ★騎士事故でノーゲームの村 ガターの一日。いい思い出がない。参加人数の調整が難しいと思った。以前は大人数、他役職村が面白かったが、最近は初心者、中級以上のプレイヤー混在の場合は15人が限度ではないかと。クローズで多人数を集めてしまうと、メンバーに見合ったレギュレーションの用意も難しい。そういえば最近今一つレギュレーションそのものに面白さを感じていないというのが正直なところ。
2023.02.06
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1945年8月15日わたし、警視庁捜査一課警部補三波は、海軍衣料廠の防空壕で女の全裸死体が発見されたとの報を受け、犯行現場へ赴く。被害者の名は宮崎光子。後ほど武藤大尉と片山伍長という憲兵がやってきて、大尉は衣料廠女子寮内に潜んでいた、朝鮮人の老人を犯人として斬殺した。その一年後芝公園でまたしても全裸死体が発見されたのを皮切りに、敗戦下の東京で起こる連続女子殺人事件。事件を追う三波の前に立ちはだかる、GHQの陰謀と警察組織とヤクザの暗躍。しかし三波こそが自らの心に解明しえない暗部を抱えていた。やがて殺人鬼として小平義雄が逮捕され、自供によって宮崎光子事件も小平の犯行であることが判明するのだが..........-------------------ミステリーとも幻想小説とも暗黒小説とも言えず、その全部の要素が渾然一体となった作風とでも言っておこうか。視点人物「わたし」の人物が三波から別人へ変わったことは文体で察することが出来た。けれど誰に変わったかは最後まで解らない。鬱蒼たる樹海に踏み込んで出口を失ったように心地になる。いや、最後まで読んで解らない人のために解説が答え合わせ(ネタバレ?)になっている。そちらをカンニングしたうえで再読しても読みにくさ、理解のしがたさは余り変わらないように感じた。傑作とも怪作とも毀誉褒貶のレビューが見られる、難解かつ難読作品だが、このわかりにくさ故に、次の作品は理解可能かどうかの好奇心が起きて、つい読まずにはいられない。このままシリーズは帝銀事件から下山事件へと時を移すのだが、イギリス人の作者は敗戦後日本の事件をどう描いていくのか興味津々である。
2023.02.05
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昨日スタジオでレッスンの最中、気分が悪くなった人出た。現在スタジオ内は皆マスク着用。やはりマスクを着けての運動には無理があるかな。だけど未だスポーツクラブでもマスク着用必須のところが多いし。それより不思議なのはスタジオとかスポーツクラブとか暖房の節電をしていないこと。温度が高すぎて息苦しさを感じるほどに。運動する施設は適切な空調を考えたほうが良くない?個人的にはマスクの着用は自由、各人の判断に任せるべきだと思う。私はコロナとは無関係にほこりよけや花粉防止のためマスクを使うことが多い派。マスクを外さない人をバカモノ呼ばわりする意見もあるけど、それってどうよ。
2023.02.04
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ニャン二ャンの日を過ぎた今日出会えた随分とながのご無沙汰だったキジトラたち三兄弟?で零下の寒さを生き延びたんだね他の二匹はすぐに隠れて人懐こいこの(=^・・^=)だけが居残ってるいつものパターンモフモフ冬の絨毯にくるまって 春の衣替えにはまだまだ遠い
2023.02.03
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昨日は三月の陽気というので油断していたら、夕方急に冷え込んだためか具合が悪くなった。頭痛と胃の不快感。今日はどうにか回復して歯科医院へ。大学病院で根管治療の予約を取った話をして、それが7ヶ月先だと伝えると「そんなにー?」はい、そんなに多いんですよ。歯根を患っている人。だけど、私の歯はこれ以上増悪する病態ではなく、8月まで何とかやり過ごせるだろうと説明されて取り敢えず安心した。念のため検診を1ヶ月後に行うことにした。帰り途、山手線が事故で止まっていた。おかげで東京メトロに振り替え乗車して帰宅するはめになった。まっゆっくり座ってのんびり帰ったからいいけどね。
2023.02.02
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★ Setzen wir Poesie zusammen南の風がもたらした女神が雨ならば北の風が送る女神は雪湖の上に花園は煌めき王子の彫像の足元で燕は死ぬ千億のダイヤモンドの欠片は今に今を重ねるほか為す術もない時間の営みのごとく降り積むそんな絶望的な光景が謳われた詩集をさがす
2023.02.01
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