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時間の陥穽46 運動や重力によって時間の進み方に違いが出るという、相対性理論により予言された現象。特殊相対性理論による時間の遅れと一般相対性理論による時間の遅れと2種類あることにも注目すべきです。ニュートンが絶対時間という概念を提唱して以降、時間は一定方向、同じ方向矢として同じ進み方をするものとする「絶対時間」と考えられてきました。ところが豈図らんや、どのような運動、何れの座標系に限らない運動をしているかに限らず、光速度が一定であることが19世紀末に判明した以降、アインシュタインは特殊相対性理論で提起した「空間3次元・時間1次元」四次元時空を拡張した一般相対性理論で重力場における時間の遅れを提唱します。一般相対性理論では、重力は四次元時空の歪(ゆが)みのことであり、その歪みの時間的表現が時間の進行の遅れを示す。強い重力場では四次元時空の歪みがより大きくなり、より時間の進行の遅れを示す。言い換えれば光は本質的であり、時間は派生的であり本質の有無が問題として浮上することになります。哲学・思想ランキング
2019年12月31日
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時間の陥穽45 慣性系というのはニュートンの運動法則の座標系を成りたたせる基幹です。特に注目すべきは相対論的にはニュートンの運動の第二法則、質点に力を加えたときに生じる加速度は、力を質量で割ったものに等しい。加速度は、基準とする座標系のもとで測った質点の速度の時間変化であるから、もし、基準とする座標系自身が加速度を有していれば、得られた質点の加速度の大きさも当然異なってくる。基準とする座標系自身が加速度を有していれば、得られた質点の加速度の大きさも当然異なってくる。したがって、ニュートンの運動法則が成り立つのは、ある特定の座標系を基準にした場合に限られます。更に詳細に問えば、地球に固定した座標系は、粗い近似では慣性系であるが、実際は地球の自転のため慣性系に対して回転している回転座標系であって、厳密には完全な慣性系とは言えない。其れが為に地球に固定した座標系で大きな振り子( Foucault pendulum)を観察するならば回転座標系であることが確認されます。惑星でなく恒星系であれば厳密ではなくとも慣性系は成り立ちます。哲学・思想ランキング
2019年12月30日
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時間の陥穽44 アインシュタインの「相対性理論」の取っ掛かりとしてとてもよく出てくるのが「慣性系」でしょう。アインシュタインをして現代でももっとも魅力ある物理学者の一人たらしめている原因です。此の慣性系を基礎にしなければ座標変換や相対性理論の理解し難いのです。慣性系とはニュートンの運動法則が成り立つ座標系をいいます。ガリレオ及びケプラーやホイヘンスらの業績からニュートンが見出した慣性系における運動法則は次の3法則に表現されます。先ず、其の第一法則が慣性の法則と呼ばれるものです。外的な力が加わらない限り、物体は静止或いは等速直線運動を続けるというものです。其の第二法則は物体の加速度は、加えた力に比例し、その質量に反比例する。第三法則は作用・反作用の法則と呼ばれ、物体が互いに力を及ぼし合うときには、同一直線上で互いに逆向き・同一の大きさの力が働くとするものです。此の一般物理の解釈が間違うとアインシュタインの「相対性理論」の取っ掛かれません。アインシュタインの「相対性理論」は常識に対する真相の挑戦ですから其の常識を持ち得ないでアインシュタインの「時間論」に挑戦するのはナイアガラ(Niagara Falls)瀑布を丸太にしがみ付いて落下するようなもので狂気じみています。然しながら、結果を信仰然として信じるのであれば、其の限りではないのですが。哲学・思想ランキング
2019年12月29日
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時間の陥穽43 通常生活を送っていると時計の刻みは日付変更線で日時と時間は変更されるものの、其れは人間特有の生活リズムからくる慣習で、東京の地球裏側のリオデジャネイロで時間の刻み方に遅速があるわけではなく、東京人の百歳の人間に対してリオデジャネイロで百年を迎えた人間が二十歳や五百歳になるわけではありません。通常生活を過ごす人間が全くもって時間に遅速の流れの道理を説かれても、常識的には受け入れ難いものです。光の速さに近づくと時間が遅れるのを実感するには人間個人の体験が重要ですが、今現在は其れも望めませんから、感覚的に光の速さに近いようなスピードの宇宙船にのってあなたが恒星間旅行をしているならば、その宇宙船の外側にいる人からみると、宇宙船の中の時間はゆっくり進む、つまり時間が遅れているのが観察できますとの説明に常識が反発します。「光の速さに近づくと時間が遅れるって本当でなのすか?」此の疑問はニュートンの林檎の樹の果実の落下のようには自然科学や観測科学では容易には説明できません。哲学・思想ランキング
2019年12月28日
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時間の陥穽42 双子のパラドックスをもっと簡易に説明すれば、恒星間旅行、何光年を生涯で航行するまでに科学技術が高まった地球文明を仮想して、兄が恒星船に乗り高速で地球を離れてある星に行き、また地球に戻ったと想定する。このとき地球に居続けた弟からみると、兄が高速で運動していたのであるから兄の時間が遅れ、弟に対して兄が年をとっていないと主張する。一方、ロケットに乗っていた兄からみると、弟は地球といっしょに兄から高速で遠ざかっていたのだから、弟のほうこそ年をとっていないと主張する。このように互いが年をとっていないと主張しているため、運動する座標系では時間が遅れるという特殊相対性理論の一つの結論が破れることになり、パラドックスであるというのです。兄弟双方が年をとっていないと主張しているため、運動する座標系では時間が遅れるという特殊相対性理論の一つの結論が破れることになり、パラドックスが浮上します。此のパラドックスは解消すること能わずかといえば、兄と弟のそれぞれの運動が完全には相対的でないとみることから説明すれば解消が見込めます。一つは四次元ミンコフスキー空間での兄のロケットの飛行経路の長さが弟より長いため、弟のほうがより年をとるというもので、他には恒星船の往航の反転に加速度が、再度に一般相対性理論での重力による時間遅れに相当することになり弟のほうがより年をとるという説明がされますが、結果として、時計の遅れ或いは双子のパラドックス、質量がエネルギーをもつことなど、直接あるいは間接に検証され、光速に近い速さで運動する素粒子の研究には、理論や実験を問わず特殊相対性理論を駆使することが必要不可欠となっています。哲学・思想ランキング
2019年12月27日
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時間の陥穽41 双子のパラドックス(twins' paradox)または時計のパラドックスともいう現象は、双子の一方が地球におり、片方が超高速から光速に近い恒星船に搭乗して「超距離を航行して」というのは、結果がわかり易いからですが、地球にいた双子の一方は、恒星船に搭乗していた片方の双生児より老いている現象を指します。此れが特殊相対性理論のパラドックスです。相対的には双方が相互に距離を進行しているように思え、同時性を持つ筈ですが、特殊相対性理論での時計の遅れは等速度で相対的に動いているままで一方が他方と時計の進度を比較するときのことであって、運行し帰ってきて止ってから比較するのには適用できないのを解決しようとしたのが一般相対性理論です。宇宙それも恒星間の移動旅行では出発・折返し・帰着の際に必ず加速度を受けますが,一般相対性理論によれば,これは重力を受けることと同等であると解釈します。一般相対性理論では、重力によって時計の進度が遅くなるので、実際に移動した移動する双子の一方の時計だけが遅れて、地球上の双子より年齢を重ねない。したがって,双子の年齢差はパラドックスではなくて真実であるのです。特殊相対性理論における運動系間の時間の遅れに関する問題。アインシュタインは、時計を例にして、このパラドックス(逆説及び矛盾)を提案したが、のちにランジュバンにより、互いに運動する双子の兄弟間の時間の進み方の違いによるパラドックスという形で示され、此方の説が有名になったとの経緯には注意が肝要です。哲学・思想ランキング
2019年12月26日
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いっぷ句-12晩鐘の音と風に踊る落葉の舞 愚通哲学・思想ランキング
2019年12月24日
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時間の陥穽40 光の速度が何れの観測系の誰から見ても変わらない独自常体のスピードがあることの真相を突き詰めると、「時間は時間、距離は距離としてある」という常識的な価値観は人間の幻想で、時間と空間は本質的な意味では仲間或いは其の類(たぐい)であることがわかります。仮に光速度が、速さ=距離÷時間であるとすれば、光速度=距離÷時間であり秒速299 792 458 m / s≒29万9792km=距離≒29万9792km÷1秒であるということです。このことは、光速度一秒の距離に固定された観測塔をから、此の際、重力や地球の自転など無視して考察すれば、地上に光子を何らかの反射面に照射すれば二秒後には観測塔の先端に戻ります。ところが此の光景を観測塔の頂点すれすれに高速に飛行する宇宙船から見れば、観測点から見れば観測塔自体も動いているので、光が横向きに働き、正にV字の基線を描き基線は29万9792kmの2倍を描きます。この事実は、見せかけではなく、本当に時間の進み方が違う真相なのです。これが相対性理論で有名な「時間の遅れ」です。哲学・思想ランキング
2019年12月24日
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時間の陥穽39 光の本質即ち粒子と波としての光子と波動の速度は見る人(観測系)に依らないので、汎ゆる運動の「基準」としての資格を有しています。「光秒」や「光年」のように、光を使って時間の単位で距離を測るやり方は、実際的で絶対的な意味があるのです。何処其処何れの観測系から見ても常速度を持つということは、「時間は時間、距離は距離」という常識的な我々の価値観が実は幻想であり、時間と空間は本質的な意味で仲間であることがわかります。古史ギリシァの唯物観のゼノンの飛ぶ矢「飛ぶ矢は飛ばずのパラドックス」の解答は此のあたりにありそうです。速さ=距離÷時間だからです。左辺の速さが変動しないということは、そのしわ寄せは当然に右辺の時間や距離に必ず及びます。ゼノンの飛ぶ矢が秒速約29万9792キロメートルで飛ぶとすれば、左辺の速さは29万9792キロメートルで右辺の距離は9万9792キロメートル、時間は一秒の関係であり、此の公式を一般相対論に鑑みれば基準としての光の速さが変わらない以上、距離と時間の相対性が浮上します。仮に光速度がゼロであれば当然に右辺の時間や距離もゼロになり「一点」となります。世界の起点と終点が見えそうです。哲学・思想ランキング
2019年12月23日
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時間の陥穽38 光のスピードが秒速30万kmでどの観測系から見ても同じだというのは現代の常識ですが、果たして其れが実相として確認出来得るものかどうか、無限大の重力を持ち光子さえ捕らえて引きずり込み開放しないブラックホールに其の常識が通用するのかどうか.ところが光速度は火星の最接近の時でも光が地球と火星の間を移動するには3分2秒、往復には6分4秒かかる。火星は地球から約1億5800万マイル離れている。そのため、往復の通信には平均で約28分12秒かかることになり、此のときには光はあまりに遅い粒子だとも喩えられます。いまやスポーツ選手等にも携行されるGPS機能は光「波動性」と「粒子性」を併せ持った共通する同種の電磁波を利用していますが、GPS(Global Positioning System=全地球測位システム)での人工衛星と地上の受信機との時刻合わせを無視すれば、其の電波が人工衛星のスピードや地球の自転・公転に影響されず、場所の表示誤差が無視出来る程度になります。どちらも直進性は儘ないにしても、光のスピードが誰から見ても変わらないというのは紛れもない観測事実がこれを支えます。哲学・思想ランキング
2019年12月22日
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時間の陥穽37 常識が非常識、非常識が常識の時間の進み方、片や、非常識が常識の「光子の粒子及び光波の世界」、新時代の時間の概念及び人間の時間観は従来の常識を変貌しつつあります。「人間は止まっていても実は光速で動いている」と述べれば常識が世間からは非常識と捉えられそうです。光のスピードは「何処の観測系から見ても秒速で真空中の光の速度は、秒速約29万9792キロメートルである」。此の常識で捉えるには其の速度はあまりにも速く、地球上での相対速度、時速380kmで走る新幹線を時速80kmで同方向に走る自動車から見ると時速300kmに見えるのに比して、秒速約30万kmで飛ぶ光を秒速10万kmで飛ぶ未来型宇宙船「観測系」から眺めたら、光はやっぱり秒速およそ30万kmで飛んでいるというのが常識外。これがいまや現代科学の技術の基礎をなすのです。哲学・思想ランキング
2019年12月21日
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時間の陥穽36 9:光速度に挙げた光の速さは、実はどんな観測系で観測しても同じです。其れ故に、どの地点から大宇宙の世界の果てを観測しても同じ膨張速度が観測されれば、光の速度が一定である以上、大宇宙の中心は古史世界観「世界の中心は地球だ」もまんざら虚言だと否定するわけにも行きません。然しながら、ブラックホールの中心に進行する宇宙船内は地球とは時間の進み方が違うために、他の観測系から見れば光速が変化したように捉えられます。哲学・思想ランキング
2019年12月20日
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時間の陥穽35 光子速度に限りなく近付いた速度を保つ宇宙船の船内環境の8に挙げた衝撃波(shock wave)は、通常環境の地球上で我々が体験するものです。即ち、衝撃波は相対論的効果ではないことになります。静止している観測者の傍を超音速の物体が通り過ぎたとき、其の直後に、物体が其処へ来るまでに立てていた音が全部殆ど同時に聞こえるという現象です。其れ故に光子速度に限りなく近付いた速度を保つ宇宙船の船内環境ではジョギング程度でも衝撃波が発生します。哲学・思想ランキング
2019年12月19日
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時間の陥穽34 アインシュタインの相対性理論における同時性とは、極簡単に述べれば、違った動きをしている各々二人の観測者は空間的に隔たった場所で起きた二つの出来事が同時であったかどうかについて意見をことにすることになります。因果関係については双方の意見は食い違うことはなく、結果が原因より前に観測されることはありませんが、二つの出来事の時空的な分離関係については意見が双方異なることが起き得るというものです。従来の理論では静止している座標系 K と運動している座標系 K’であっても常に時間tは共通に流れ0 = t が成立するとしていたのを、アインシュタインは此のようなは2つの座標系の絶対的な時間の流れを全否定したのです。彼は自己の同時性の定義にしたがって判定するならば、それぞれの系の内部で時計は同調していても一方から他方を見れば時計は同調していないと主張するに違いないとします。新たな四次元座標を示したのです。哲学・思想ランキング
2019年12月18日
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時間の陥穽33 相対論的現象は光子速度に限りなく近付いた速度を保つ宇宙船内だけに限らず、事実的には我々地球環境での日常の実速度にも影響を及ぼしています。但し、其の相違とは感覚的なもので光子速度に限りなく近付いた速度を保つ宇宙船内では相対論的現象が実感され、地球環境では日常的には感覚的には無視される程の影響なので近代になるまで問題が浮上しなかったのです。其れ等の相対論的影響とは、先に上げた1:物体の短縮、2:ドップラー効果、3:重力による赤方偏移、4:光の屈曲、5:質量の増大、6:基準系の有り様なのですが、此処からは続いて7:同時性、8:衝撃波、9:光速度、10:時間の遅れを取り上げます。「7:同時性」とはインシュタインの相対性理論の革新的な概念であり、其れまでの静止しているものであれ、運動しているものであれ、時間は共通に流れるという其れまでの物理学が根拠にしていた絶対的な時間の否定にあります。哲学・思想ランキング
2019年12月17日
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時間の陥穽32 我ら人間の属する慣性系はアリストテレスは勿論、ゼノンやユークリッド及びピタゴラスの説の道理が発展し、ニュートンやガリレオ・ガリレイ及びコペルニクスの論が罷り通る世界、とりわけニュートンの慣性系は永きに渡って世界の基準系であり続け、今なお、其の基本的な概念の重要性は衰えているわけではなく、次期の宇宙自然の矛盾を解消するための基準系のニュートン力学的な直感とは一見して相容れない理論、、慣性運動する観測者が電磁気学的現象および力学的現象をどのように観測するかを記述する物理学上の理論、アルベルト・アインシュタインが1905年に発表した論文に端を発する特殊相対性理論と発展型相対論と量子論です。6番目に上げた基準系の有り様とは、世界の中には通常空間とは異なる世界を含有しており通称空間とは異相の空間、慣性系を持ち込みます。通常空間の慣性系と異層空間の慣性系の両性を世界の基準系に取り入れたのです。通常一般思考の時間や空間の常識と非常識が一体混合した世界、其れが我々の大宇宙です。哲学・思想ランキング
2019年12月12日
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時間の陥穽31 人類が生身で恒星を行き交うには当然に何千何万年、将又幾数十億年超の永き年月を要しますが、此処には時間と空間が相対的な関係にあるという特殊相対性理論による効果が顕れ、強い重力場においては一般相対性理論による効果が顕著となりますが、特殊相対性理論から時間の進み方は絶対的なものではなく観測者に依存して決まることから「浦島効果/ウラシマ効果」、光速度に近い速度で運動している系の時間の進み方は、静止している観測者に比べて遅くなる現象。たとえば光速度の99パーセントで進む宇宙船内の時計は静止系の約1/7の速さで進むため、宇宙旅行から帰ってくると地球上では約7倍の時間が流れています。名称はこの現象を浦島太郎の説話になぞらえたものですが、その時間の遅れ( time dilation)は、相対性理論が予言する現象であり事実おこると想定されます。二人の観察者がいるとき、互いの相対的な速度差により、または重力場に対して異なる状態にあることによって、二人が測定した経過時間に差が出る。 時空の性質の結果として、観測者に対して相対的に動いている時計は、観測者自身の基準系内で静止している時計よりも進み方が遅く観測されるはずです。哲学・思想ランキング
2019年12月11日
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時間の陥穽30 相対性理論では、時間と空間が相対的な関係にあるという立場をとります。 光速に近い速度での運動では特殊相対性理論による効果が顕れ、強い重力場においては一般相対性理論による効果が顕著となります。特殊相対性理論から時間の進み方は絶対的なものではなく観測者に依存して決まること。一般相対性理論からは重力の正体は時空に生じる歪みであるといった結論が得られます。片や共に現代物理学の根幹を成す量子論(quantum theory)は、一般相対性理論と共に現代物理学の根幹を成す理論として知られ、主として分子や原子、あるいはそれを構成する電子など、微視的な物理現象を記述する力学です。量子力学とその発展としての場の量子論や量子統計力学は原子・分子から原子核・素粒子・天体・はては宇宙に至るまで適用範囲をも持ち、物性物理学や量子化学・量子生物学・量子光学・量子エレクトロニクス等々、広範な研究分野に拡がっているのが現状です。二者相俟(あいま)っての相対論的量子力学としての場の量子論は素粒子物理や宇宙論に多くの成果をもたらし、今日現代さらに発展しつつあります。量子論の相補性原理や不確定性原理などは思想・思考の原点と云われる哲学などにも対して強い影響を及ぼしています。哲学・思想ランキング
2019年12月10日
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時間の陥穽29 光子速度に限りなく近付いた速度を保つ宇宙船乃至物体は、静止している観測者から見た場合の質量は増加しますので「5:質量の増大」が顕れます。光子速度に近付いた速度を保つ宇宙船乃至物を加速し続けるには増々おおくのエネルギーを付与することが必要になり、光速に達するためにはエネルギーを獲得するための無尽蔵のエネルギーが必要です。とは云え、其の速さは限りなく光速には近付きますが、決して光速其のものには至りません。此のように見かけ上の質量の増加と加速効果の減少が共々に組になって現れるのは、 エネルギーが、ある形態から他の形態へ変換する前後で、エネルギーの総量は常に一定不変であるといエネルギー保存の法則が働くためです。即ち、外界との相互作用のない系がもつ力学的エネルギー・化学エネルギー・電磁エネルギー・核エネルギー・質量エネルギー等々、すべてのエネルギーの総和は不変であることをいう最も基本的な法則であるエネルギー原理が働くためです。哲学・思想ランキング
2019年12月09日
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いっぷ句-11吹き上げる銀杏の風に狛犬吠え 愚通人気ブログランキングへ
2019年12月08日
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時間の陥穽28 光子速度に限りなく近付いた速度を保つ宇宙船内で構造的及びライフジャケット着用し人間が耐え得る環境を空間では、光の速度が秒速十数メートルと音速が単に数メートル、音速は勿論の事、光の速度は微々たる速度にまで陥ります。重力ポテンシャルを光子船が人間に耐えうる構造的及びライフジャケットさえ用意できれば「4:光の屈曲」を観測・体験するでしょう。其の環境下では人間は凸面が凹面に、凹面が凸面に、曲がったものが真っ直ぐ或いは曲面が平面に観測者に錯覚を与えることになります。レッドライト等の懐中電灯は地上で庭の芝にホースで水撒きしている状態になります。即ち、空中に動き踊る光のイルミネーションです。 哲学・思想ランキング
2019年12月07日
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いっぷ句-10落葉が並木の小道で照り映える 愚通人気ブログランキングへ
2019年12月06日
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時間の陥穽27 一般に天体の発する光の波長が伸びて観測されることを、赤い側にずれるという意味で3:重力による赤方偏移、今日(こんにち)では赤方偏移が起きる原因は三種類が挙げられて、其の其々に異なる呼称が付与されています。其の第一は、相手の天体が相対的に観測者から遠ざかっている場合です。其の場合の赤方偏移はドップラー効果で説明されており、運動学的赤方偏移と呼称されます。第二は、重力ポテンシャル、位置のエネルギーのように物理的な場が、物体に潜在的に与える働きに起因する可能性で重力ポテンシャルがより深い場所から発せられた光は、観測者に到達するまでに波長が伸びることになります。これが一般相対性理論の効果で重力赤方偏移と呼ばれ、エネルギー保存則からも一応の理解はできます。第3は、宇宙膨張の効果によるものです。相対論的に十分に遠方の天体であれば全てが赤方偏移を示す、これを宇宙論的赤方偏移と呼びます。これは定性的にドップラー効果として説明することが多いのですが、厳密には其のように解せません。天体が発した光がわれわれ観測者に届く間に、宇宙空間が膨張したために光の波長が伸びるのです。即ち、重力場から外へ出てくる光はエネルギーを消耗し失うために赤方偏移します。一方逆に、重力場に落ちていく光はエネルギーを獲得するため、其の色はと云えば碧(青)方偏移」します。更に、其れ等の変異が大きくなりすぎると人間の可視領域を超えてしまうことさえあります。多分に光子速度に限りなく近付いた速度を保つ宇宙船内の場内アナンスはこう告げるでしょう。「光子船の構造により、大きな重量勾配のある場所では、頭上から来る単波長の光は青みを帯び、下からくるものっは赤みを帯びることになります」と。哲学・思想ランキング
2019年12月05日
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時間の陥穽26 欧州オーストリアのJ・C・ドップラー(Christian Andreas Doppler)が1842年に着想を得たのち、音波や光波の分野でこの効果について数多くの研究が行われ、この効果はさまざまの方面に応用されてきた、光や音などの波の振動数波を発生している波源とそれを観測している者の何方かの一方、若しくは両方が動いていると波の振動数がずれて観測されるドップラー効果( Doppler effect or Doppler shift))とは、波(音波や電磁波など)の発生源(音源・光源など)と観測者との相対的な速度の存在によって、音と動く物体の波の周波数が異なって観測される現象をいいます。気体の原子は走りながら光を放つ。気体原子の速度はマクスウェル分布に従っていろいろの値をとるので、ドップラー効果により、原子スペクトルの振動数は気体の温度に比例する幅にわたって分布します。銀河系外の星雲の放つ光の連続スペクトルには数本の暗線(吸収線)が観察されるのです。この暗線の振動数は、実験室内で観察される原子スペクトルの対応する線の振動数に比べると赤方偏移します。ハッブルはこの赤方偏移がドップラー効果によって生ずると考えて、銀河系外の星雲は、遠方の星雲ほど大きな速度で遠ざかっているとし、宇宙は膨張しているという解釈に到達したのです。メスバウアー効果の実験では、無反跳γ(ガンマ)線の線源を一定速度で動かしたときにおこるγ線のドップラー効果が用いられています。通常世界でも、路上を走行する自動車の速度の計測には、ドップラーレーダーが用いられ、センチメートル波の電波が車で反射したときのドップラー効果が利用されています。光子速度に限りなく近付いた速度を保つ宇宙船内ではどの様な状況になるかと云えば、貴方から遠ざかる物体はスペクトルの低い赤方偏移、あなたに向かってくる物体はスペクトルの高い菫色に近い青方変異へとシフトします。光子速度に限りなく近付いたときには可視スペクトルを逸脱し見えなくなるでしょう。此の現象は音についても当て嵌まり音源が近づくときは音が高くなり、遠ざかるときには低くなるのが通常世界の体験を超えたものになります。哲学・思想ランキング
2019年12月04日
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時間の陥穽25 相対論的現象が光子速度に限りなく近付いた速度を保つ宇宙船内だけに限られる筈もなく、実のところは地球の実速度でも影響を被っています。ただ光子船内では日常として感ぜられ、地球環境では日常的には捉えきれず、物理学的思考に依らずば納得し難いだけなのです。其れ等の相対論的影響は、1:物体の短縮、2:ドップラー効果、3:重力による赤方偏移、4:光の屈曲、5:質量の増大、6:基準系の有り様、7:同時性、8:衝撃波、9:光速度、10:時間の遅れとしての現象です。先ず最初の1:物体の短縮では光速に比べても無視できない速度であなたの側を通過する物体は、其の運動方向に短縮して見えます。勿論のこと貴方も、貴方と一緒に運動方向に運動していない人間から見れば、人間身体が物体である限りは貴方は其の人間の目には貴方が運動方向に運動するのが短縮化されます。貴方自身は短縮を感じることはありませんが、其れは万事が相対的だからです。つまり、視点が観測に影響を及ぼすからです。膨張或いは縮小する大宇宙、若しくは、膨張縮小を繰り返す世界には内世界に停止は有り得ません。停止が在り得るとすれば大宇宙生成の核の前段階の何ものか、運動を知らず不変の何ものかでしょう。哲学・思想ランキング
2019年12月03日
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時間の陥穽24 相対論的現象を単純にして仮想的に述べれば、光子速度に限りなく近付いた速度を保つ宇宙船内では、光の速度が秒速十数メートルと音速が単に数メートル、此れ等の値により光子速度に限りなく近付いた宇宙船内では地球の生活環境に馴れた人間にはいずれにしても驚異となります。ところが、「相対論」など存じないとする方々も、実のところはそうした影響を堅実の通常間でも我々は影響を受けています。其の確認にはアインシュタインの特殊相対性理論と一般相対性理論及びニュートン力学に帰結します。ただ一つ、光子速度に限りなく近付いた速度を保つ宇宙船内と地球の生活環境との顕著な違いは光子船内では日常的に、地球の生活環境では日常的には気付かず感覚的には捉えきれないところです。哲学・思想ランキング
2019年12月02日
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時間の陥穽23 光子速度に限りなく近付いた速度を保つ宇宙船内では。搭乗者の個々の世界時計機能を持つ高級ブランド腕時計にしても相対性時間には単機もでは適合するとは想えずも宝飾以外の何ものでもありません。恐らく想像するに場内アナンスはこう告げるでしょう。「お持ちの腕時計の示す時針が示すものを信頼しないでください。あなたの時計はあなた自身の主観的時刻を示すだけで、此の光子速度に限りない速度を保つ宇宙船内では、他の誰の時計との一致点を見出すことはありません。」と鶯声で奏でます。更には「音や光の伝達に時間がかかるため、目や耳に入る汎ゆる現象は幾らかは過去のものであることを認識してください。」即ち其れ等が起きたのは自分の目で見た及び耳で聞いた事柄よりも過去であることになり、触感を信じたほうが信頼できることになります。また「光が曲がって進むため、本来は凸型であるものが逆に凹型に見える場合があります。」即ち停止状態の物の色彩は変化し、形も歪むで見えるのです。更には限りなく光速の船内乗客は、自転車速度を出すくらいで其の者は光速を突破することになり「時間線」は不可思議な挙動を示すでしょう。哲学・思想ランキング
2019年12月01日
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