全31件 (31件中 1-31件目)
1

「霊魂論」エチカ詳解356(生と死187) 地球上の生物のうち「知性」に関しては高等動物に其の存在を認めるが、捕鯨問題を巡る論争からも揺れ動いています、知性は物事を理解する力であり学習する力とか教養とかが常識的ですが、鯱(シャチ/Killer Whale、グランパス/Grampus、オルカ/Orca)の海域テリトリーでの獲物の特性に対応した 捕捉行動の集団教育などは確かに知性を感じさせます。「理性」に関しては人間の特性だと捉えるのが一般的な傾向です。理性は判断力で感情とか心情に動かされずに自己と外環境を冷静に考え判断する力です。 理性(reason)とは人間のみに本来的に備わっているとされる知的能力の一つであるとされます。つまり抽象的認識を持たず、直接的認識であのみを持つ人間以外の動物は、現在目の前に現れている客観に対応して行動をするにもって生まれた能力で対応しなければなりません。単純化すれば、感性は心、乃至は遺伝的本能の適応の力、知性は脳の力、理性は心と脳の総合判断力としてもいいかも知れません。感性は、外界の刺激に対してなんらかの印象を即感じ取る直観的な働き、高等動物では自己保存の本能的行動を起こさせる反応を御す直観的な心の働きです。哲学・思想ランキング
2019年10月31日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解355(生と死186) 医療科学の現場、臨床研究では生命の根元を追求する生命哲学と立場は異なり、専ら、生の否定である死の定義が医療の現場の問題としても議論の的であるのが現状です。人間の思考上の生命の定義と医療現場の生命の定義には些かどころか異相ともいえるものがあります。生命の定義の難しさが問われる由縁です。仮に脳の活動停止を個体死と規定しても、身体的機能を維持している器官や組織が存在している。個体を組成している全ての細胞が活動を停止すれば、生物学的には完全に死であるが、これも難問を抱えています。なぜなら、細胞が死んだというためには、「細胞が生きている」ということが規定されていなければならない。その完全な規定はまだなされていないのである。このような現状のもとで、「生命とは何か」という問いに対してすべてを満足させる定義を与えることはできない。「霊魂論」の立場から「死」は来たるべき変化への準備に必要な対応だと云えます。人間の生は甚だ短く途切れますが、人間の理知は血脈によらず学習することにより他の人生を読み込むことにより、より高み魂を磨くことに長けています。哲学・思想ランキング
2019年10月30日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解354(生と死185) 生と死は生物一般の基本的な属性であるにしても、其の生物個体の生命の誕生は生物学的に捉えることは容易でも、其れを生命史上に載せて遡及し生命其れ自体の発源と生命発祥となると科学的に捉えるのは現状の生物化学に頼るだけでは処理しきれません。増して、其の発生から数億年をスパンし人間が世界そのものを探究する理知なるものを獲得した発源たるや科学は未だに迷宮に置かれています。解明されていたら信教絡みの宗教や神学は雲散霧消していた筈です。形而上哲学から脱皮したとされる経験主義や実存・実証主義、ひいては唯物主義的思考では、自らが理性の働きの恩寵に預かっているにも関わらず其の根元を軽んじています。人間の深奥に眠る「世界の理」に同調しようとする「理」が唯物主義の観点からは見えないからです。 生命を科学的に規定化することは甚だ困難な課題が幾つも浮かびます。増して、人間精神の規定となると其の深奥は容易(たやす)くは実証科学に正体を顕しません。生命の発生と其後の進化・進展、その後の人類の精神史は世界創造主がその真相を解明することを期待してのものなのか、人間には解けず「世界の当事者である神」のみぞ知る問題です。哲学・思想ランキング
2019年10月29日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解353(生と死184) 1953年にはカリフォルニア州オークランド生まれのドイツ系アメリカ人化学者スタンリー・ロイド・ミラー(Stanley Lloyd Miller/1930年-2007年)が原初地球の大気の発生とその組成に関して、彼の恩師であるハロルド・ユーリーの「惑星形成は低温でおこるので、原始地球の大気には、水素が一定量残っており、炭素原子や窒素原子はメタンやアンモニア中に存在する還元的な大気である」の教授から、シカゴ大学の大学院生だった彼は、その恩師ハロルド・ユーリーの研究室で行ったユーリー=ミラーの実験で勇名を馳せます。この実験は、原始地球の環境で有機物(つまりアミノ酸)が生成されるかもしれないということを示していたのです。これは生物学史上に残る最初の『生命の起源』に関する実験的証明となります。生命の起源は、思考学上永らく自然発生説で説明されていたが、1861年のパストゥールの実験が自然発生説を否定します。それ故以降の生命起源論は、関連科学の関心を集め注目されます。彼らの後にも、多くの研究者が似た実験を行います。其れ等には、新しい太陽系形成論により、原始地球の大気の主成分は還元的ガスである水素・メタン・アンモニア等々ではなく、酸化的ガス二酸化炭素・水蒸気などだと考えられるようになります。そこでそれではと、酸化的ガスでユーレイ‐ミラーの実験をすると、合成されるアミノ酸や核酸の種類や生成量が激減してしまった結果を齎します。ユーレイ‐ミラーの実験以外にも、生命の起源に関しては、原始海洋の熱水噴出系を想定したものや、粘土鉱物を考慮したものなど、多くの研究がなされています。一方、1969年にオーストラリアに落下したマーチソン隕石には、アミノ酸などの有機分子が発見されます。興味深いことには、含まれる有機物の存在度は化学進化の実験で形成される有機物の存在度とよく対応していること。また、1986年のハレー彗星の探査でも、彗星の核に大量の有機物が発見された。こうしたデータに基づいて、生命の起源物質が地球外からもたらされたと主張する研究者が有力になります。哲学・思想ランキング
2019年10月28日
コメント(0)

いっぷ句-6極北の氷山崩れて猛る雨風 愚通人気ブログランキングへ
2019年10月27日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解352(生と死183) 1800年代のはじめまでは、有機物といえば生物体を構成・組織する、炭素を主成分とする物質であり、生物という有機体から生れる特異な物質をさしていました。ところがドイツの化学者フリードリヒ・ヴェーラー(Friedrich Wohler/1800年-1882年)が、シアン酸アンモニウムを加熱中に尿素が結晶化しているのを1828年に発見、無機化合物から初めて有機化合物の尿素を合成(ヴェーラー合成と呼称)したことにより「有機化学の父」と呼ばれます。詳細はシアン酸アンモニウムを作る目的でシアン酸カリと硫酸アンモニウムの混合水溶液を加熱したところ尿素という有機物が出来たという偶然ですが、有機物の生成に生命力を必要とするわけでは無いという大発見で無機物と有機物への経緯を探究する生命科学進展のの第一歩となります。哲学・思想ランキング
2019年10月26日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解351(生と死182) 生命の本質に関する考察は、その起源や未来にに及び生物科学とは区別されます。古くはアナクサゴラスやエンペドクレス、荘子のような自然学的空想論もあったが,アリストテレスは可能態からの現実体。ラ・メトリの機械説、ダーウィンの進化論やホールデンの全体説、ハンス・ドリーシュの新生気論、オパーリンの唯物説、テイヤール・ド・シャルダン(Pierre Teilhard de Chardin/1881年-1955年)の人間の霊的進化説などはいずれも生命の神秘を人間に焦点をあてて考えている生命の哲学であり、「霊魂論」はここに焦点をあてます。歴史的には生気論と機械論的概念との間で分かれてきた経緯があります。生気論では,生物を非生物から区別し生命の根底にある本質を形成するなんらかの「生命力」の存在を認める。機械論では,生命が特質としてもつあらゆる現象は基本的な化学と物理学の法則に従う処理過程と変換現象で説明できるとし,究極的に生物は原子と分子で構成されたものであってそれ以上のものではないと主張する。 原核生物である細菌類や藍藻類は地球上でもっとも古い生命形態と考えられている。南アフリカ共和国北東部トランスバール地方のフィグツリー層から発見された此の種の化石は,年代測定により 35億年前のものとされたことから、地球自体の年齢が約 46億年と考えられているので、此の種の化石から生物が地球の誕生から数億年以内に出現したことを示しています。神による無生物からの生命の創造という宗教的なものから、一連の化学反応によって生命が初期の地球上に誕生したという科学的な理論まで、生命の起源に関する仮説は思想基盤の分野・立ち位置から数多’あまた)の概念を誕生させます。近年の実験結果からの仮説によれば,初期地球上では豊富にあったメタン,アンモニア,水蒸気といった無機化合物が、大気中の放電と紫外線放射をエネルギー源としてアミノ酸などの単純な有機分子へと形づくられたとされます。ところがどっこい、こうして生じた単純なアミノ酸がどのようにして複雑に組織化され、自己複製システムしての生命となったのかは未だに完全には解明されていません。「霊魂論」は何らかの力の発源の意思性を感じとります。哲学・思想ランキング
2019年10月25日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解350(生と死181) 生命の本質を究めるには、現時において確認されている有機生命体の基本的特質、自己を維持するための代謝としての自己保存能力、自己能力成長の増殖、自己系列と同形態のものを再生産する複製能力、外環境への反応と其の適合能力等の特質を併せ持つ個体或いは物質複合体を「生物」概念と基底して、「生物」を更に「生命体」たらしめる複合化、有機分子を変換し原形質,細胞,器官などから生体全体というように連続的に大きな単位へと組織化の生態を進化的に経ることを認識する必要があります。生物は代謝により外界から物質を取り込み、生体の構成物質を絶えず更新しています。これは主として原形質の合成と破壊の過程です。成長は生体の大きさを増大させますが、通常には原形質の破壊速度よりも合成速度の方が高いために起こるとします。複製は最も顕著な特質であり,いちばん基本のレベルでは一つの細胞が二つの細胞へと分裂する。この過程で核酸で構成される遺伝子によって遺伝情報が伝達される。遺伝子自体の複製により生体の多様な特徴の指令が次世代へ伝えられる。反応性と適応性は、環境の変化に応じて生物が自己を変える能力があることを意味します。この二つの特質は自然選択過程の基本的な決定因子であるとしています。自然選択を通じて生物の遺伝的特徴は長い時間と多くの世代を経て進化する1859年にチャールズ・ダーウィンとアルフレッド・ウォレスによってはじめて体系化された自然淘汰説(natural selection)が有力です。然し乍ら、人間を他の生命体から特質付ける理性を生み出す源泉は此処にては見い出せません。哲学・思想ランキング
2019年10月24日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解349(生と死180) 生命は有機的とは限らない。持続する組織とエネルギー流のパターンこそが生物の本質なのかもしれない。無機の極小塵をプラズマ状態にすることで、自己組織型の螺旋構造体が形成されるという研究が行なわれている。自律的、再生産性、進化することなどの特質を持っており、「無機生命体」と呼びうるものだというが人間が通常一般に理解する生命感とはかけ離れています。人間は生命に何がしかの概念を幼年期の体験により一定の観念を持ち個別の生命が破壊されれば死滅することを知っています。それ故に、「無機生命体」と呼びうるものが自己組織型のらせん構造体が形成されることが実現されたとしても、おそらく有機生命体と同様には受け止めない、即ち、生命体なかでも「有機生命体」人間に求められる理性が、「無機生命体」には求められないとして生命とは認めず、生命体の模擬態の造物としか捉えないでしょう。そこには、生命に何がしかの世界の側からの干渉を意識していることからの戸惑いです。哲学・思想ランキング
2019年10月23日
コメント(0)

いっぷ句-5弁当に惹かれて紅葉狩り 愚通人気ブログランキングへ
2019年10月22日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解348(生と死179) H.ドリーシュの新生気論に次いで、それまでの生気論と機械論を止揚するものとして生体論を唱え、これをさらに精密に理論づけた一般システム理論により生物をとらえようとしたオーストリアのルートヴィヒ・フォン・ベルタランフィ(Ludwig von Bertalanffy/1901年-1972年)は生体論(有機体論)を唱え,生命現象に段階的発展を認め,変化と発展とが生命の本質であるとします。一般システム理論という新しい思考法が、物理学ではなく生物学から生まれたのです。20世初頭の生物学は機械論と生気論論争の最中にありました。機械論というのは、人間の心臓の機能は何か、脳の機能は何かというように身体を機械のように説明すること。つまり生物体は細胞の集合体であり、細胞はコロイドと有機分子の集合体であり、行動は無条件反射と条件反射の総動である等々です。但し、此の事をもって何故生命体が組織として維持されるのか、個体や種族の維持のため何故各種の調整機能があるのかの解答は得られません。此の疑問に生気論は霊魂に類する因子を持ち込み、機械化論では、生命体が崩壊せずばらばらにならいで、秩序を保ち、自己複製化する説明は不可能事でした。霊魂の存在を前提とすることは科学としては挟持かとしてもできません。しかし機械論で生命の仕組みは説明できても、どうして存在し得ているのかという根本の疑問に答えることができない。L.ベルタランフィは生体論として「有機体論」を唱え,生命現象に段階的発展を認め、変化と発展とが生命の本質であるとします。哲学・思想ランキング
2019年10月21日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解347(生と死178) 古代からの生命に超自然的な原理を認める生気論も、近代生物学の進歩が機械論に有利な事実を提供していきます。ところが20世紀は初頭には、ドイツの生物学者でありで哲学者にしてダーウィン主義を学ぶもアリストテレスのエンテレケイアの概念を導入して,生命現象の根本に超自然的原理を設定し,新生気論を主張します。此のアリストテレスのエンテレケイアの概念、絶対存在「神」を想定したうえで「生命」に物理的化学的説明を認めたうえで、なお生物独自の原理を主張する立場をハンス・アードルフ・エドアルト・ドリーシュ (Hans Adolf Eduard Driesch/1867年-1941年)が 「新生気論」を唱えます。彼は実験中心の機械論を排し、パスツールの生きた細胞に独自の機能の主張を認め、ベルグソンの「エラン・ビタル(Elan vital〉」の主張を容認した上お生物独自の原理を主張する立場を「新生気論」を主張するのです。但し、それは広い意味での生命機械論ではあるが,上位の現象(全体)を下位の現象(部分)に解消されないものとみる点で,全体論的生命観に所属させる論者もある。20世紀初年より提唱されたH.ドリーシュの新生気論は,動物が調和した全体として発生する現象に注目し,それを成り立たせる超物質的原理が存在するとし,アリストテレスの語エンテレケイアを借りてその原理をエンテレヒーと名づけます。これも生物個体の全体性を強調する全体論的生命観の一種とみることが出来ます。哲学・思想ランキング
2019年10月20日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解346(生と死177) 古今東西今現状に到るまで生命体の物質に対する特質は、形而上学・宗教学・科学的分析学それぞれの対応した思考探求や其の信念や技術に従い諸説が提唱されます。生命とは、、基本的には「生きているもの」と「死んでいるもの」、あるいは物質と生物を区別する特徴や属性などを指す語、あるいは単に其れ等の抽象概念です。伝統的思考では、「生き物が生きた状態」そのものを生命と呼び、生きた状態は目に見えない何かが宿っている状態であるとして、その宿っているものを「生命」「命」「魂」などと呼んでおり、現在でも広く日常的にはそのような用法で使われています。現代の生物学では、代謝に代表される、自己の維持と増殖、自己と外界との隔離等々の現象の連続性をもって「生命」とする場合が通常一般です。古くは生命に超自然的な原理を認める生気論が中心でしたが、生命現象に超自然的原理を認めない立場である機械論が登場します。ベルギーのアンドレアス・ヴェサリウス(Andreas Vesalius、1514-1564)の人体解剖やイングランドのウイリアム・ハーベー(William Harvey /1578-1657)の血液循環の発見などが機械論の追い風となり、17世紀にはデカルトによって明確に支持され生命体の概念のを趨勢に導きます。哲学・思想ランキング
2019年10月19日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解345(生と死176) 生命とは実のところ、「命(いのち)」としての生物の最も本質的な属性を持つものと定義されることが多いが、此の定義にしても曖昧で「生命」と「生物」の両概念の循環論法に陥(おとしい)られかねません。生命は生物の最も本質的な特性といわれますが、生命は生物、高等生物なかでも知性を獲得する能力を得たものには、肉体つまり物質と区別される非物質的原理を前提とする感じ、英語のlifeは生活・生命の両方を指し、生物の英訳organismとは粗方同義の場合もあり,英語のlifeは日本語でいう生命だけを指すことばではない。それでも我々は生命現象や生命の起源等々の語句を普通に用い、通常生活に於いてはそれで意味は通じるのだからそれでよいともいえるが,個別個々夫々の個体生命の生成生滅の厳密な定義をいかに下すかによって,それぞれの生命観があらわれることに其の概念は基礎から変わることを念頭にして各諸説を読み解く必要性があります。哲学・思想ランキング
2019年10月18日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解344(生と死175) 人類は生命の発祥から、本能のミトコンドリアの助力による進化・変異による高度の発展、大脳の活性化による前頭葉の発達による霊性の受動体の完成を下地にした世界理性・神或いは絶対意思への共感、其の意志に共鳴しようとする生を得た人間の精神努力を促す魂、短い人生ながら刻苦奮励、努力研鑽の末に共鳴を得た人間、或いは世界理性から霊性分配の特典を預かる人間、此れ等はすべて前頭葉に関わると覚えます。霊性を得た後は生命を持ち得た自己が受肉した「霊」を成長とともに血縁や家族を始まりとした社会環境の中で、人間社会への順応の規範を、知性を得てからは自己学習及び修練を経て、行動体験に従い霊性を高める「魂」の磨きにかかります。此処に運良く受肉した「霊性」に巡られた人間は霊感に恵まれ、益々自己を高める高位の魂を求め獲得します。此の「霊」と「魂」を一致させ合体した人間が「霊魂」を勝ち得た人間となります。生命に観点を置けば鉱物と植物と動物、それに人類を分かれ目とする観点が有力な分別論です。哲学・思想ランキング
2019年10月17日
コメント(0)

いっぷ句-4床に就く枕をともに秋の虫声 愚通人気ブログランキングへ
2019年10月16日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解343(生と死174) 地上生物、なかでも細胞膜を有する生命に存するDNAの変異を強力に推進するミトコンドリア、其のパワーは本能の変遷に影響を与えますが、高等生物としての哺乳類の基礎をなす「本性」、より其の本性に則って人間に認識や推論などの能力を高め進化させた、呼吸、循環など生命活動の基本的な営みを支配すると供に、知覚情報を大脳皮質に中継したり、末梢に向かう運動指令を中継する機能を担当する「 脳幹(間脳、中脳、橋および延髄)」。筋や腱、関節からの深部感覚や内耳からの平衡感覚、大脳皮質からの情報を受けて、運動の強さや力の入れ具合、バランスなどを計算して調節するという、運動調節機能を担当する「小脳」。人間の脳で最も発達した部分で、前頭葉・側頭葉・頭頂葉・後頭葉、情報を識別してそれに応じた運動を命じたりする一次機能、記憶や情動、認知という高度の精神作用高次機能を担当し、人間の理知を司り霊性に感応し「霊の受肉」や「魂の醸成」及び「霊魂」の熟成を行うのには欠かせない機関になり、人間を意思ある動物として決定せしめる神の賜物ともいえるのが此れです。即ち、大脳のなかでも理知に関わる前頭葉こそが、世界の理の発振を共鳴させる、言い換えれば、霊性を獲得若しくは受肉する媒介と働く機関だと云えます。前頭葉こそが人間のパラボラアンテナ、全方向パラボラアンテナを持ち得たのが、覚りを手中にした俗名シッダールタこと釈尊です。哲学・思想ランキング
2019年10月15日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解342(生と死173) 人類の精神史はミトコンドリアに始まりミトコンドリア其のものの変化の限界への挑戦です。DNA ・ RNA を含んで細胞質遺伝に関与するからにして、特に呼吸に関与する、棒状または粒状の細胞小器官とすれば、原生生物から多細胞生物へ、海洋の鰓呼吸から肺呼吸に至る陸生動物、恐竜の支配世界で陰に怯えた鼠大の哺乳類の進化まで哺乳類までミトコンドリアは関与しています。「霊魂論」の著者から鑑みれば、人類の発生起因子であり、其の後の脳細胞の発展に従っての理性の獲得にも何らかの関与を疑わせます。子どもには母のミトコンドリアが受け継がれることから、人類の進化は母系をもって進化するのであり、雄性は補助或いは其の生存に贄となる定めかも知れず、其の外環境に対する攻撃性はDNAに組み込まれた神の意志、まさかに、神に雌雄があるとの御方はいないとは覚えますが、世界の意思は地球上の高等生物に雌雄を付与したのは、雌性には勇猛果敢にして子孫のために滅び、雌性には温着にして子孫保在を意図しているのかも知れません。此れは人間の雌雄の内臓機能、なかでも肝機能の強弱を比較すれば女性の優位が目立つことから歴然です。哲学・思想ランキング
2019年10月14日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解341(生と死172) 人間が生命体としての順当な進展をしてきたとは如何なるものを指すのでしょうか。太陽系の生成から生命を育む絶妙の条件「水」を蓄えた地球に、或る条件、現状にては人間が科学を以て生命を創造することが出来得ない以上其の起因を提示することが不可能ですが、無機物から有機物、「水」環境のスープから生命が生じた筈です。其処に生じた真核生物細胞にエネルギー獲得反応系の一部を構成する。即ち、酸化還元のエネルギーをATP合成のエネルギーに変換する反応の機構を持つミトコンドリア(mitochondria)が登場します。其の働き・共生の特異性からみて真核生物細胞独自に発生させたものとは覚えず、核細胞の進化の過程で,何処から発生したにせよ、元々。好気性菌であったものが細胞内で共生するようになってミトコンドリアが形成された、進化の過程で共生した微生物が残ったものとの仮説はロマンを拡がらせます。細胞の中にあり、エネルギーを生み出す器官。独自のDNAを持ち、子どもには母のミトコンドリアが受け継がれる。父からは遺伝しないことから進化は卵核培養液に刺激を与える生殖、雄性不要の女系社会をも想起させます。特に呼吸に関与する、棒状または粒状の細胞小器官。 ADP と無機リン酸とから ATP を合成する酸化的リン酸化を行なっている。また、 DNA ・ RNA を含んで細胞質遺伝に関与し、細胞内で分裂増殖する糸粒体として、高等生物である哺乳類なかでも精神を培う人類には形而上のみならず宗教および神学、更には人間分析科学にとっても「神」の因子であることは疑いを得ません。哲学・思想ランキング
2019年10月13日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解340(生と死171) S.フロイトが「生得的」という語彙に意味づけるのは、心理学や分類学などにおいて「本来備わっている先天的なもの」という意味合いです。彼は本能を衝動(Trieb)と解し心の相互作用としての精神力動(psychodynamics)と位置づけますが、そのフロイトの概念も,時期により揺れています。初期の理論では。自我の安定を求める自我本能(ego instinct)に対し,安定を揺るがす衝動として性本能(sexual instinct)が仮定されており,そのエネルギーがリビドー(libido)と呼称します。後期とされる理論では,愛・生殖・生産に寄与する生の本能すなわちをエロス(Eros)とし、破壊・衰退・死滅をめざす死の本能をタナトス(Thanatos)と呼称し、其の相克が描かれ,其のそれぞれが自我と外界対象に向けられるとした。すなわち,自己愛・他者愛、自己破壊、他者破壊の本能であるとしたのです。此れを物事を深く掘り下げて本質を的確に捉えた見方をすると自己愛・他者愛は神学的な「神」を基底にし、自己破壊、他者破壊の本能は神学的な「神」を基底にする限りは堕天使「サタン」を想起させます。此処から連想させるのは神学的、乃至、形而上は勿論地球上に現存する生命の根源に「善と悪(Good and evil)」が組み込まれることになります。 哲学・思想ランキング
2019年10月12日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解339(生と死170) フロイトは言う。本能的行動は外的要因と内的要因の両者によって規定されている。外的要因とは本能的行動を解発する特定の刺激 としての信号刺激ないし解発刺激 であり,それが生活体に生得的にそなわった構造的・機能的機構 としての生得的解発機構を作動させる。内的要因とは飢え,渇き,性的動機づけなどに伴う各種の代謝物質やホルモンの体内レベルの変動に基づいて中枢神経系に蓄積された「ある種のエネルギー」であり,それが解発刺激と相まって,生得的解発機構の活動を解放させる。このた「ある種のエネルギー」語句が表わすように其の発源は特定されないことから、外的要因にたいする本能的行動、内的要因にたいする生得的解発機構の活動も、生命其のものの発生メカニズムが解明されない以上、「神の手」の関与を認めるスピノザの絶対意思の様体の延長の顕現だとも捉えられます。人間の理知に本能的な生への執着衝動が、死への衝動も起動されているならば、絶対意思が人間の根源の精神に何らかの目的意識を齎す死の願望の何らかの神の「アガペー(Agape)」の顕れなのかもしれません。哲学・思想ランキング
2019年10月11日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解338(生と死169) フロイトが説くところの人間の本態性に組み込まれた本能的衝動を。DNAの流れを汲むとした「本能」と捉えると、生物は生への執着があることには肯んじます。、然し乍ら、フロイトは本能論で、生物のなかでも、とりわけ人間には生の衝動と死の衝動の対立本能をDNAが併せ持つとしています。原始・原初的生物であるウイルスや外環境の高耐性で知られる「クマムシ」には死の衝動の本能はまずないでしょう。このことはレミングの集団自殺を死の衝動と捉える思考は別にして、高等生物である哺乳類、なかでも人類に顕著に見られる傾向です。人間の精子が卵殻への先陣争いをする頃は、此の因子は働かないと想われますが、胎盤着床からは其の成否は微妙となります。当然に、生への執着衝動としての本能は多勢でしょうが、死の衝動も起動されている可能性もあります。フロイトは精神分析学から、本能を自己および種族保存に関する生 (エロス) の本能と、攻撃的に破壊的な死 (タナトス) の本能相伴うことを掲げます。哲学・思想ランキング
2019年10月10日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解337(生と死168) S.フロイトは人間の本能的衝動を概ね二つに区別しています。其の代表的なものが生の衝動と死の衝動の二つの様態です。生への執着が人間の本能的なものであれば、片や死への衝動も人間の本能が齎すものだとするのです。フロイトはヴントの意識を自己観察で捉えるという実験心理学の非科学性を非難し、ヴントの構成主義が意識のみを対象としているのに対して無意識の精神活動の重要性を唱え、精神分析(phychoanalysis)を作り上げ、人間の本能的衝動を重視し「本能論」を著します。まずは「欲動の動きはすべてこの二種類の欲動の今述べたような混合、合成から成るという仮定をするのです。むろんその混合の割合は実にさまざまです。」「サディズム」は解離の典型であり、癲癇発作は解離の産物あるいはその徴候である。「置換エネルギー」の仮説はさらにリビドーの進歩と退行という性的現象の解明に、なかんづく、「心的装置」の構造と二種類の本能との間の関係の解明に有効である」「単細胞の要素的な有機体が多細胞の生物に結合する結果、単細胞の死の本能を中和し、破壊的興奮を、特別な器官を媒介にして外界に向け換えることができたのであろう。この器官は筋肉系統であり、死の本能はおそらくただその一部分かであろうが、外界あるいは他の生物を破壊する衝動-云々-として現われることになったようにみえる」「(多細胞)生物においてリビドーは、細胞中に支配する死あるいは破壊の欲動にぶつかる。この欲動は、細胞体を破壊し、個々一切の有機体単位を無機的静止状態(たといそれが単に相対的なものであるとしても)へ還元してしまおうとする。リビドーはこの破壊欲動を無害なものとし、その大部分を、しかもやがてある特殊な器官系、すなわち筋肉の活動の援助のもとに外部に放射し、外界の諸対象へと向かわせる。それが破壊欲動とか征服欲動とか権力への意志とかいうものなのであろう。」。即ち、人間が意識していないいわゆる「無意識」を初めて扱ったフロイトの精神分析は、「無意識の哲学」人間の本能に重きを置く哲学とも云えるものです。哲学・思想ランキング
2019年10月09日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解336(生と死167) S.フロイトは二つのタイプの人間の本能的衝動を区別しています。生の衝動と死の衝動です。生への執着が人間の本能的なものであれば、片や死への衝動も本能が齎すものだとするのです。自己および種族保存に関する生 、フロイと定義するところのエロスである本能と攻撃的若しくは破壊的な死であるタナトスの本能が区別されます。本能的行動の機構に関して,動物の習性行動を取扱う比較行動学の研究から多くの知見が得られている。それによれば,本能的行動は外的要因と内的要因の両者によって規定されています。外的要因とは本能的行動を解発する特定の刺激 である信号刺激ないし解発刺激 であり,それが生活体に生得的にそなわった構造的・機能的機構 である生得的解発機構 を作動させる。内的要因とは飢えや渇き、性的動機づけなどに伴う各種の代謝物質やホルモンの体内レベルの変動に基づいて中枢神経系に蓄積されたある種のエネルギーであり,それが解発刺激と相まって、生得的解発機構の活動を解放させる。そのほかに,本能的行動に関して比較行動学が指摘する重要な概念に転位行動と刷り込み (インプリンティング) がある。転位行動とは,攻撃と逃避のように両立しがたい弐種の本能的行動が抗争する場合。トゲウオの砂掘りのようにそれらとは無関係な別の生得行動が生じることであり,刷り込みとは,家禽類の雛の親への追随行動のように,一見生得的にみえながら。生後の早い特定の時期に習得さ、不可逆的に定着する学習を指すとしますが経験心理学の枠組みからは逸脱せず「夢判断」にしろ実生活の行動理論から説明します。然し乍ら、W.ブントにしろS.フロイトにしろ行動経験主義の立ち位置にあり形而上学には立ち入りません。哲学・思想ランキング
2019年10月08日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解335(生と死166) Wilhelm Wundt(W.ブント)の構成主義が意識のみを対象としているのに対して、無意識の精神活動の重要性を唱え、精神分析(phychoanalysis)を作り上げたジークムント・フロイト(独: Sigmund Freud/1856年-1939年)は、オーストリアの精神科医で、神経病理学者を経て精神科医となり、神経症研究、自由連想法、無意識研究を行い、さらに精神力動論を展開し、此方は精神分析学の創始者として知られ、W.ブントが学窓生活に欠かせないならば、日常の「夢判断」でお世話になります。フロイトは、マルクスやニーチェとならんで20世紀の文化と思想に大きな影響を与えた人物の一人とされますが、彼の「本能論」はリビドーの進歩と退行という性的現象の解明。リビドーを我々個人の振る舞いを方向付ける衝動や直感からくるエネルギー、即ち衝動と定義していました。哲学・思想ランキング
2019年10月07日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解334(生と死165) 人類が脳細胞の進化発展に伴い、生得的で定型的な特徴を持つDNAの流れを汲む「本能」概念を時代が進むにつれて、最近では生得的,1次的動機づけ,またはそれらに基づいて解発される行動のパターンなどを意味する記述概念となってきています。本能の分類は多くを試みられてはきましたが,此れが心の概念だとされた決定打となると難しい。通常最も頻繁に援用されるのが、ドイツの生理学者にして哲学者でもある心理学者、 現代心理学の祖といわれるヴィルヘルム・マクシミリアン・ヴント(Wilhelm Maximilian Wundt/1832年-1920年)、現代心理学の祖といわれる第一の理由は、心理学を直接経験の科学、物理学は間接経験の科学と同様に定義して、たとえば感覚のような単純な精神現象を実験室の中で実際に生起させそ研究する方法、現代でも同様の精神療法は精神医が取り入れています。大学心理学原論では「夢判断」のフロイト先生よりもヴントに始まりヴントに終わる状況を見れば、現代心理学の祖といわれるのも肯(うなず)けます。ヴィルヘルム・マクシミリアン・ヴントの「本能」定義は、一言で云えば「自己保存の本能」です。此処には精神以前の生命因子の遺伝子が人間精神に或る規定を与えています。哲学・思想ランキング
2019年10月06日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解333(生と死164) 本能(instinct)が、生物遺伝子に組み込まれた進化遺伝子から派生するものだとすれば、進化は遺伝子設計図に変化を齎す複製が頻繁に起きることが生物にとり望ましい、どっこい然れども、本能には環境或いは自己本体の活動からの生命の維持が遺伝子に組み込まれていることは容易に想像できます。本体DNAが複製を行わない、近似するものとして細胞を持たない半生命体ウイルスがありますが、細胞体に巣食うことで増殖するので複製可能で進化することから生死は離れません。極めて明快なことは地球上に存する生命は、死に先んずる生があり、次世代の進化発展には生に迫る古体然としたものには滅びが必須だという訳です。此の見解が、近頃マスコミを賑わす老化をコントロールしていると考えられるすべての人が持っている遺伝子サーチュイン遺伝子の、通常生活を人間が送る上でスイッチがオフの状態になっている真相かもしれません。長寿を望み老化を抑制するにはサーチュイン遺伝子のスイッチをオンにするか、「クマムシ」の超耐性を解析探求することから新たな可能性を生命科学が真相を解明すれば、我々現代人のサーチュイン遺伝子のスイッチをオンにすることの理非が決断されます。哲学・思想ランキング
2019年10月05日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解332(生と死163) 遺伝情報の担い手「遺伝子」の複製は何故に行われるのか、生命の発生に摺り込まれた本能の奥歯のさらに奥底の「生命の理」、本能以前の摂理です。其の摂理の第一は誕生と死の問題でしょう。DNAは・RNAの複製段階に「死」が持ち込まれていることはまず間違いないところです。生物進化とともに雌雄が生じ、自己増殖生物よりも寿命(長寿・老化崩壊)因子が持ち込まれます。抗老化遺伝子でサーチュイン遺伝子は文字通り老化に抗う因子ですが、当然に老化崩壊を促す因子も予想されます。生命体が高度化するほどに生々流転する進化が求められるからです。長寿化が進めば万事塞翁が馬とは限りません。長寿化並びに生物体の細胞から無性生殖的に増殖し、それと全く等しい形質と遺伝子組成を受け継ぐ別の個体クローンは人類の宇宙に対しては何等寄与するものは無いでしょう。例外があるとすれば、星間宇宙探索の初期目的完遂にあるかもしれません。永遠に生きる不完全体は聖書に云う「サタン」以外の何者でもありません。長寿を人類が真に必要とするならば、普段はスイッチがオフの状態になってい不確定な抗老化遺伝子でなく、寧ろ「クマムシ」を探求すべきかもしれません。哲学・思想ランキング
2019年10月04日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解331(生と死162) 遺伝情報の担い手である「遺伝子」の複製の段階で設計図に書かれた塩基の並びが変化するのは、生物判別の基本基底の自己増殖機能のないウイルスを含めて「本能」を「生命原初の能力=神の原初にある意思の顯れと捉えれば、將に、生命は「神の意志」世界の理知を解するものを求めた絶対意思の延長だとも云えます。世界存在にとっては数万・数臆はおろか時間経過は意味をなしません。遺伝情報の担い手である「遺伝子」のDNAは・RNAは神の意志「絶対意識」の自己表現の期待値、神が求める意思更には完全体たる神の望み・望まない經緯を待つのが「絶対意識」の目論見なのかも知れませんが、目論見なるものが「神の有」に存在すること能わず、世界の側の存在意識の表現なのかも知れません。何れにしろ。生命の証である「遺伝子」と其の複製活動は「絶対意識」の発源なのだとも読み取れます。世界構成体としての宇宙が創造の原初の理に従いエネルギー行動をしているとすれば、エントロピー増大の変化にも抵抗するき期待値が残されます。人間が世界で唯一神を認識出来得るのであれば人間精神は世界を認識するのが可能となります。神が人間に期待するものは「神の理解者、言い換えれば嫡子」を求めているとも取れます。哲学・思想ランキング
2019年10月03日
コメント(0)

いっぷ句-3衣替え暑から寒にりーんりん 愚通人気ブログランキングへ
2019年10月02日
コメント(0)

「霊魂論」エチカ詳解330(生と死161) 地球上の総て若しくは殆どの生物において遺伝情報の継承と発現を担う高分子生体物質生物が持つDNAは、RNAとともに生命の遺伝情報の担い手の核酸です。此の内、DNAは大部分の生物において遺伝情報の担い手であり、RNAは主にDNAの遺伝情報をもとにしてタンパク質を合成しています。遺伝情報の担い手である「遺伝子」は代々其の情報が複製され伝達されていくのですが、そこは生命の神秘、複製の段階で設計図に書かれた塩基の並びが変化するのです。「神秘」とされるのは、現代に到っても未だ其のメカニズム(mechanism)が解明できず、環境に適合していくための「生物の知恵」という進化論でお茶を濁す有様です。此れ等が生命本元の様態を進化、一時的に退化及び活性酸素や紫外線・放射線・テトラクロロ-ジベンゾ-パラ‐ダイオキシン(TCDD)通称ダイオキシンなどにより傷つきやすく、その度々に人類は修復遺伝子により事なきを得ましたが、破綻すれば突然変異や悪性のガンが待ち構えます。生命の遺伝情報の担い手の「遺伝子」は、通常一般的に頭脳を持つ生物一般の「本能」より先んじています。「遺伝子」こそが、蒼き地球を生み出した「神意」、絶対意識の原意の顯れなのかも知れない。人間構成体の基底に鎮座するものでしょう。哲学・思想ランキング
2019年10月01日
コメント(0)
全31件 (31件中 1-31件目)
1