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いっぷ句-47春一番待たず雪掻く蕗の薹 愚通人気ブログランキング
2021年01月31日
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時間の陥穽394 最近の物理学会には、超ひも理論とM理論が完成に向かっているとの発言が見られます。現在知られている5つの超弦理論を統合する形として表れたM理論、超弦理論は宙を成す空間が、日常的な3次元ではなく、四次元更に五次元に逗まらずに9次元に増加させましたが、M理論では宇宙が11次元の超空間の中で存在すると説明します。其の説くところは自然に存在する様々な粒子や物質は紐(ひも)や膜(membran)で構成され、これらの振動するパターン、バイオリンや1弦琴の弦が奏者の奏でる音色としての振動が其れ其れに異なるように、我々人間の観測・観相ではそれぞれに違う姿で顕れるということになります。現代科学はマクロからミクロ、反対にミクロからマクロへの思考の柔軟さが強要されています。話は変わりますが、今を騒がすコロナ禍のウィルス〈Coronavirus〉にしても、ミクロからマクロ、マクロからミクロの観点から捉えて初めて其の解決が見付かるかもしれません。地球上に生命が発生したと伴に早くから発生した生命体ともつかないウィルス、ところがしかし、其の構成体なしには進化・生存さえなかった人類、闇雲な否定や遺伝子治療だけでは次世代以降へも影響が危ぶまれます。ウィルスにも進化はあるのでしょうか。ウィルスに進化が有ったとすれば其の恩恵は人間が最も受けています。何しろ、人間を構成する遺伝子の50%がウィルスだとされているのですから。哲学・思想ランキング
2021年01月30日
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時間の陥穽393 超弦理論の実証不可能や永久に仮説とされる理論に、その解決に新たなる思考が繰り込まれます。それが「M理論」です。アメリカ合衆国 メリーランド州ボルチモア出身のエドワード・ウィッテン(iea/1951年8月26日 - )は超弦理論においてM理論を提唱した理論物理学者であり、現在はプリンストン高等研究所教授が、1995年に提唱したこのM理論は、超弦理論の低エネルギーの極限、、弦の長さを点、即ちゼロにすると超重力理論になるので、超弦理論の研究の一部として、さまざまな時空の次元のさまざまな超重力理論とその古典解をしらべることがなされてます。現在知られている5つの超弦理論を統合すると期待されるもので、空間次元が10個プラス時間次元が1個の11次元の仮説理論で、「11次元超重力理論」がもつ難点を追及、この理論では弦は存在せず、2次元の膜(メンブレーン)や5次元の膜が構成要素であると考えられを克服すると考えられるものであり、その提唱は第二次超弦理論革命への新たなる宇宙物理科学の星と成りつつあります。哲学・思想ランキング
2021年01月29日
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時間の陥穽392 超弦理論は、宇宙の姿やその誕生のメカニズムを解き明かし、同時に原子、素粒子、クォークといった微小な物のさらにその先の世界を説明する理論の候補として、世界の先端物理学で活発に研究されている理論ではある。この理論の中ではほぼ宇宙のメカニズムが、大凡は矛盾なくして高度に完成しています。然し乍ら、この理論を実証するための実験に必要なエネルギー量はおよそ人類に扱える範囲を大幅に上回っていると想定されるため実験による裏付けがほぼ覚束ない状態であるため理論としては優れていても2020年の時点では「優れた理論」としての評価に止まり、それに甘んじています。また、そもそもが超弦理論は観測・実験物理科学からも「実証不可能」「永久に仮説」と云われるのが現状でした。哲学・思想ランキング
2021年01月28日
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時間の陥穽391 超弦理論では、宇宙世界を弦として扱う空間を9次元として扱うのが従来の理論でしたが、現在の超弦理論では、9次元の空間しか許さないというように次元の数が決めつけたのを、宇宙にもう少し柔軟性を齎し、従来の9次元から、10乃至11次元だと試論する超弦理論へと舞台は変わりつつあります。抑々が、超弦理論( superstring theory)は、物理学の数ある理論のなかの仮説の一つです。物質の基本的単位を、従来の大きさが無限に小さな0次元の点粒子(point particle)、物理学においてよく用いられる理想化された粒子で、理想粒子 (ideal particle) または点様粒子 (point-like particle, pointlike—) とも言う空間的広がりを持たない特徴を定義付けたものです。言い換えれば位置情報のエネルギー因子と捉えられるかもしれません。対して、超弦理論は、物質の基本的単位を大きさが無限に小さな0次元の点粒子ではなく、1次元の拡がりをもつ弦であると考える従来の「弦理論」に、超対称性という考えを繰り込み拡張したものです。超ひも理論、スーパーストリング理論とも呼ばれるものです。此の仮説は、宇宙の姿やその誕生のメカニズムを解き明かし、同時に原子、素粒子、クォークといった微小な物のさらにその先の世界を説明する理論の候補として、世界の先端物理学で活発に研究されている理論であることは衆知の事実です。哲学・思想ランキング
2021年01月27日
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時間の陥穽390 物質の基礎としての素粒子が17種類あるとする現代素粒子論に対して、超弦理論は、全ての素粒子を一種類の弦で説明するこを可能にしたとしています。つまり、現代の素粒子論では、物質の基礎としての素粒子が17種類あり、夫々が大きさをもたない点状の粒子なのに、そんなにたくさんの種類があるのは宇宙の構成からみても不当だとするからです。対して、超弦理論では、全ての素粒子をただ一種類、単一の弦で説明することが可能だとします。例えば、バイオリンの弦がその振動状態によってさまざまな音を奏でるように、素粒子の弦にも様々な振動状態があり、すべての素粒子がその振動状態から顕れる。これまでの多くの物理理論では、古典力学のニュートンの方程式であれ、電磁気力のマクスウェルの方程式であれ、重力のアインシュタインの方程式であれ、次元の数を選ばず、どんな次元の空間でも設定可能であったことを否定し、超弦理論では、このような特徴をもつ弦を扱う空間を9次元として扱うのです。つまりは、超弦理論では、9次元の空間しか許さないというように次元の数が決まるというのです。此れ迄の物理科学が見い出してきたきた物理法則の根底を揺さ振り兼ねない思考論です。哲学・思想ランキング
2021年01月26日
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時間の陥穽389 超弦理論は素粒子論が抱える矛盾を解決する鍵になる物理論を展開していきます。1つに、物質としての基礎を粒子、所謂、物理学上の点だとする素粒子論では、ブラックホールの特異点のようなエネルギーや質量が無限大になってしまうケースが出てきてしまうという問題があります。これは、点は部分を持たないものであるという特徴から導かれるものです。将又、素粒子論では、素粒子間に働く複数の力の中に重力が含まれていないため、重力を説明できない問題も浮上します。前者、ブラックホールの特異点のようなエネルギーや質量が無限大になってしまうケースについては、場の理論における無限大の解消法「くりこみ」という方法により無限大の問題を別の次元であるより小さなミクロの世にの問題に先送りすることが出来得たのですが、ところが、重力を考慮したとたん、「くりこみ」による先送りができなくなってしまうという迷路に落ち込みます。超弦理論は物質の基礎を弦と考えることによって、無限大の問題を解消するとともに、重力を扱うことができるようになること可能性を示唆するのです。さらに、現代の素粒子論では、物質の基礎としての素粒子が17種類あるとします。大きさをもたない点状の粒子なのに、これだけ多くの種類があるのは私見ですが不可解です。哲学・思想ランキング
2021年01月25日
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時間の陥穽388 現代の宇宙物理科学の最先端を走る量子論を基底にした素粒子理論の最先端でもある超弦理論若しくは超ひも理論。我々がユークリッド幾何学が想い描くのとは異相とも云える世界が超弦理論の世界です。超弦理論は、物質を構成しているのが過去には常識として考えられていた粒子ではなく、「ひも(紐)」のように拡がったものであると思考する理論で、重力の働きによって空間や時間が伸び縮みすると考えるアインシュタインの一般相対性理論と、ミクロな世界の法則を記述する量子力学との間にある深刻な矛盾を解決する理論として提案されたものです。確かに未だ実験や観測によって十分に検証されているとは云えませんが、素粒子について記述する究極の統一理論の最有力候補として現代物理科学は過去の矛盾点の解消に大いに期待されており、学会のみならずマスコミをも巻き込んで宇宙世界に於ける原理を追及する中心を担っているといっても過言ではないでしょう。日本の素粒子論の先駆けのノーベル物理学賞受賞者の朝永振一郎の頃には素粒子は粒子として捉えられていましたが、宇宙のブラックホールの「特異点」、其れを含んだ宇宙の膨張の行く末に待つ、複数のブラックホールの合体からなる新たなる「特異点」の夫々が粒子論ではエネルギーや質量が無限大になってしまうケースが出てきてしまうという問題が浮上します。無限大の大小が顕れる矛盾に陥ります。哲学・思想ランキング
2021年01月24日
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いっぷ句-46成人を祝いたいのか梅一輪 愚通人気ブログランキング
2021年01月23日
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時間の陥穽387 人間の内精神世界に時間は存在し、人間の外世界である宇宙にも当然に時間が存在し、夫々が同等に流れているのか否か。相対性理論は重力と光の相関から時間が絶対的でないことを証(あかし)ます。此処に、宇宙世界における重力の基幹性が浮上します。重力とは何かについては、いま現在に進行中の重力研究は、ニュートン、アインシュタインに続き、第三の黄金期を迎えています。時間と空間が伸び縮みする相対論の世界から、イギリスの理論物理学者で一般相対性理論と関わる分野で理論的研究を前進させ、1963年にブラックホールの特異点定理を発表したスティーヴン・ウィリアム・ホーキングを経て、宇宙は9・10・11次元だと考える超弦理論へと舞台は変わりつつあります。我々の学習的に思考する次元とは幾何学的に表象されるものであることを限度とします。ところが次元は更に複数化しているのが超弦理論の次元論です。此処で、次元の定義を再度確認する必要に迫られます。次元の語彙や定義が変化しているのであれば、世界がn次元あろうが其の論は現実には意味合いを持たないからです。「次元」とは、空間の広がりをあらわす一つの指標である。座標が導入された空間ではその自由度を変数の組の大きさとして表現することができることから、要素の数・自由度として捉えることができ、数学や計算機において要素の配列の長さを指して次元ということもあるとしています。此の後半部分の要素の数・自由度として捉えることができ、数学や計算機において要素の配列の長さを指して次元ということもあるとしているところに、空間を離脱した、新たな「次元」を現代は基礎理論に組み込んでいるように想えます。何故なら最先端の超弦理論では、空間は根源的なものではなく、もっと基本的な何かから導き出されるものである可能性があるというのです。更に、時間についてもそれは絶対的なものではなく幻想である可能性も指摘されます。哲学・思想ランキング
2021年01月22日
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時間の陥穽386 超弦理論の次元論は、9次元論どころか、更には、弦と弦の間に働く力が強くなった特殊な場合には、次元が1つ増えて10次元に、そして々、変化を考えるうえで忘れてはならない時間を足して11次元の時空間を説きます。弦と弦の間に働く力が強くなった特殊な場合に空間が増えたり減ったりするわけです。ところが、日本の物理学者であり理学博士で専門は素粒子論ある大栗博司(1962年 - )は、その著書で「空間は幻想である」とさえ指摘しています。此の論に従えば空間なくとも時間は存在位置を与えられるのでしょうか。超弦理論はまだまだ理論の段階で、実験で確かめられるのはずっと先の先だと予想されます。然し乍ら、100年前にアインシュタインが詩論的に生み出したというより発見した相対性理論が、今では全地球測位システム(GPS)の正確性を保つのに欠かせないように、超弦理論もいつかは実際の技術と結びつくかもしれない可能性を秘めています。時間線に関しては複数の宇宙の存在を仮定した多元宇宙論(multiverse)が、理論物理学による論説に様々に登場しマスコミを賑わしています。多元宇宙論とは、物理的に観測不可能な様々な事象を数学や物理学を元に演算を駆使して理論構築し、既知の観測や観察とともに予想し得るものとする仮説です。パラレルワールドの登場です。哲学・思想ランキング
2021年01月21日
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時間の陥穽385 我々が生きて住する空間は3次元、時間を加えると4次元の時空間で、人間が死して住する次元は神秘学に任せるとして、宇宙は多くの属性たる次元を持ち、構成上、夫々に関係しているとするのが、宇宙の究極の成り立ちを探る「超ひも理論」あるいは「超弦理論」と云われる宇宙構成論です。「超弦理論」の名の由来は物質の細部を見ていくと、原子、原子核、素粒子と新たな粒子が現れてくる。その先には、1種類の極微の「弦」があると考え、その弦が様々な振動をすることで、多種多様な素粒子が現れるとしたことから来ています。簡単に説明すれば、弦の振動は1、2、3・・・と整数倍になるとされます。振動そのものはエネルギーでもあり、すなわち質量にも結びつく筈です。これを超弦理論で光子の質量を求める式に当て嵌めて、2+(次元数-1)×(振動数1+2+3+・・・・)×3=0にオイラーの答え「-1/12」を代入する。光子の質量はゼロなので、次元数は9次元になることが導かれる理屈になります。ところが、我々が実情にて観相出来得るのは3次元です。残りのプラスⅠ次元、時間を加えても4次元を超えません。此処に良く例えとして例に挙げられる「綱渡り」、名人綱渡りは我々凡人の観相、三次元の空間に掛け渡された綱を見ていないでしょう。綱は平面上の二次元世界どころか、前か後ろにしか進めない1次元の世界に映る筈です。然し乍ら、仮に其の綱の上を這う蟻がいたら、蟻は前後左右と平面のように動ける二次元の世界と認識するだろうということです。つまりは、アリの見ている平面は綱渡りをしている人には隠されているということになのです。多次元空間理論は、9次元論の場合は残りの6次元の空間は、極めて小さくなっていて、認識はできないけれど、この3次元空間の中に畳み込まれているとしています。哲学・思想ランキング
2021年01月20日
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時間の陥穽384 1から10までの合計の答え:1+10=11、2+9=11、のように足すと11になる数字の組が5個あるので、11×5=55は誰しもが初等教育で教わります。更には中等教育に進めば1+2+3+・・・・+nであれば1+2+3+・・・・+(n-1)=n(n+1)/2の公式が成り立ちます。ではその記号nが象徴する数が無限大にするどうなるのか。nが有限ではなく無限数の場合は此の公式は使えません。この答えを驚くべきことに、18世紀の数学者であり、天文学なかでも天体物理学者であるレオンハルト・オイラー(Leonhard Euler/1707年 - 1783年)、19世紀のカール・フリードリヒ・ガウスと並ぶ数学界の二大巨人の一人とも呼ばれている人物が解答を導き出しています。此れが現代に盛んに言われるc宇宙の構成体である超ひも論の次元構造の「11次元」を導き出す重要な小道具となります。「次元」とは何かをくどい迄も述べれば、「1点の位置を決めるのに必要な数値の個数」という説明がわかりやすいだろう。1次元は直線の世界で、原点からの距離だけで位置は決まる。2次元は平面で縦と横の2個の、3次元ならそれに高さを加えた3個の数値があれば良い。我々が在している空間は3次元、時間を加えると4次元の時空間とされる。でも5次元以上は途端に見当がつかなくなる。哲学・思想ランキング
2021年01月19日
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時間の陥穽383 我々人類が在する宇宙世界は、今までは空間に時間が加わった四次元とするのが当たり前とする立場が多数でした。ところが、IТ世界を迎えたなか、宇宙の次元の考察に革命的理論が続々と登場します。アインシュタインの相対性理論の基礎となる時空、即ち、縦・横・高さからなる空間としての3次元と時間の1次元を加えた「時空」の他に、隠された次元「余剰次元」が存在する可能性があるとの理論です。「超対称性理論」では、物質粒子と力の粒子が入れ替わる「新しい種類の次元」が存在するとも考えられています。今や、量子論や超弦理論によって宇宙は単なる時空間ではなくなりつつあります。「次元」とは何かと問えば、「1点の位置を決めるのに必要な数値の個数」という説明がわかりやすい。1次元は直線の世界で、原点からの距離だけで位置は決まる。2次元は平面で縦と横の2個の、3次元ならそれに高さを加えた3個の数値があれば良い。我々が住んでいる空間は3次元、時間を加えると4次元の時空間とされる。然し乍ら、5次元以上はと問われると我々の常識では途端に見当がつかなくなります。哲学・思想ランキング
2021年01月18日
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時間の陥穽382 我々が身近に感じる乃至は観想する4次元世界とは如何なるものでしょう。通常生活での我々の取り巻く物理世界としては、見得る若しくは実想を観念している基本世界としては、3次元の物理空間と1次元の時間からなる4次元時空、ミンコフスキー時空といわれる世界があります。現代物理論における4次元とは、特殊相対性理論に基づいた現代の標準的な力学・電磁気学・場の量子論は、空間3次元・時間1次元のミンコフスキー時空によって記述されます。特殊相対性理論を重力を記述するよう拡張した一般相対性理論は、この4次元時空に「曲がり」を導入することで記述されています。このように、現代物理学の基本的な枠組みでは、我々が存在しているこの時空は「空間3次元・時間1次元」をプラスした4次元として扱われています。また、我々が生活一般で知覚している「空間3次元・時間1次元」だけではなく、4つ目以降の更なる空間次元や時間1次元の更なる2つ目以降の時間次元の存在を仮定する物理学理論も数多く研究されてきています。このような、「空間3次元・時間1次元」を越えた5つ目以降の次元空間のことを、物理学用語では余剰次元(Extra Dimension)といいます。例えば超弦理論では、この宇宙は「空間9次元+時間1次元」であるとされる理論が有力です。この理論の立ち位置では、我々の世界が「空間3次元+時間1次元」に見えるのは、残りの空間6次元が通常の手段では観測不可能なほど短いためだと考えることから可能だとします。驚くべきことにヘテロティック弦理論においては「空間25次元+時間1次元」の時空が考えられるとしています。これらの余剰次元を持つ理論体系の研究は現在も進んでいますが、いずれも物理科学における実証実験的な方法を獲得している訳ではなく、理論にまで達せず仮説に甘んじています。哲学・思想ランキング
2021年01月17日
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時間の陥穽381 この宇宙が、四次元時空であり、4元数は四次元実空間上の点で表されると説明される「ミンコフスキー時空」とは何ものなのでしょう。ヘルマン・ミンコフスキーまたはヘルマン・ミンコウスキー(Hermann Minkowski/1864年- 1909年)は、当時のロシア領リトアニア生まれのユダヤ系ドイツ人数学者であり、アインシュタイン(Albert EinsteinA.)の特殊相対性理論を幾何学的に洗練された形で表現したことでも知られています。チューリッヒ工科大学の数学教授をしていたときにはアインシュタインが学生として数学を学んだのですが、相性の問題からかアインシュタインは数学よりも理論物理学を目指します。簡略すれば、ミンコフスキー時空とは単独としての1次元としての時間線と空間である3次元を統一的に扱う4次元概念の事を言います。言い換えれば、通常の三次元空間(ユークリッド空間)に、時間と光速度を乗じたものをもう一つの次元として加えた四次元空間のことです。ミンコフスキーの講義ぶりはかならずしも優れたものとはいえず、アインシュタインは数学をあきらめ、理論物理学に進む決心をしたとも伝えられるのですが、その師がアインシュタインの特殊相対性理論は、空間の座標x・y・zと時間tとを座標とする四次元空間において、ローレンツ変換で不変な性質を研究する幾何学とみなしうることを示したことは歴史の皮肉というべきでしょう。哲学・思想ランキング
2021年01月16日
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時間の陥穽380 四次元を簡略すれば、四次元とは、端的に云えば「ある集合 S の一点を指定するのに、他の4つの集合から1つずつ元を選ぶ必要があるときに S は4次元だといわれます。4次元ユークリッド空間を物理空間に対する描像から考察すれば、二次元としての面は一次元の対象としての線をそれとは独立な方向に並べたものであり、三次元たる立体は二次元の対象としての面を並べてできるものであるから、四次元は三次元の対象である立体を、視覚により、それとは知覚はできないものの独立の方向に並べてできると考えられる。即ち、四つ目の方向として時間軸を取れば、三次元の対象を連続移動するときの軌跡を四次元と考えることができる。我々の環境で四次元といえば、中身の詰まった多胞体生物、少し高度に捉えれば、五次元空間における四次元球面の回答が返ってくるかもしれません。これを我々が在する宇宙で単的に説明すれば、この宇宙は、三次元の物理空間と一次元時間からなる四次元時空(ミンコフスキー時空)であり、4元数は四次元実空間上の点で表されると説明されます。哲学・思想ランキング
2021年01月15日
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いっぷ句-45コロナ禍にインフルエンザ冬眠す 愚通人気ブログランキング
2021年01月14日
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時間の陥穽379 我々人間の理性一般は自己が属する世界が、点・線の一次元と面である二次元、体積や空間を齎す三次元に生きるが、其の生きるとは一瞬間ではなく、昨日・今日・明日があり、たとえ死の模擬体験んとされる睡眠を通しても連続性を感じ取ります。即ち、一次元たる点や一応幾何学的に点の集合とされる線は単なる位置の基本概念であり、幅などは持ちません。線幅として表わせられる場合には変化・移動が仮想的に持ち込まれています。二次元である面となると其れは一次元の対象である線をそれと独立な方向に並べたものだと云えます。通常三次元とされる立体は二次元の対象である面を縦横に並べてできるものです。然し、それだけでは其れ自体に変化の流れは見得ません。此処に四次元の概念が導入します。四次元は三次元の対象である立体をそれとは独立の方向。視覚による知覚は出来ないが、それを並べてできると考えられています。此処に其の連続性を顕わにさせるために4つ目の方向としてば時間軸を取れば、三次元の対象を連続移動するときの軌跡を流れとして捉えることが可能となり、四次元の経緯を導入することで変化が生まれ一応連続した時間概念が成り立ちそうですがが、現代物理学は其の常識に多くの疑問点を投げ掛けます。a href="//blog.with2.net/link/?1472862:1620">哲学・思想ランキング
2021年01月13日
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時間の陥穽378 イギリスの理論物理学者でエディンバラ大学名誉教授のピーター・ウェア・ヒッグス(Peter Ware Higgs/ 1929年5月29日 - )博士から名付けられたヒッグス粒子、ヒッグス自身は「so-called Higgs boson(いわゆる ヒッグス粒子と呼ばれているもの)」と呼んでおり、その通り他にも様々な呼称で表されています。先ず、ベンジャミン・W・リーらによって「ヒッグス粒子」と命名された経緯があります。その後、レオン・レーダーマンらの著書「The God Particle(神がつくった究極の素粒子)の書名が元となって「God particle(神の粒子)」という呼称でマスメディアに紹介されるようになります。ただし、この著書の中では、レーダーマン自身はこの粒子を 「goddamn particle(いまいましい粒子)」という呼称で紹介しようとしていたそうですが、編集者の意向で却下され、いまいましさを感じさせています。ところが、「神の粒子」という呼称は、素粒子物理学やLHCについてジャーナリストらに興味もたせるのには役に立ったようで、マスコミは「神の粒子(God particle)」の呼称を採用します。然し乍ら、実勢的には多くの物理学者は「神の粒子(God particle)」の呼称に批判的です。確かに、此の「神の粒子」という異名には、レーダーマンが自著で語った、この粒子が特別に重要だとする主張が込められてはいるが、実際的には、たとえ此のヒッグス粒子・神の粒子と称されるものが見つかったとしてもそれは量子色力学、電弱相互作用と重力の統一理論の解答にはならないし、将又、宇宙の究極の起源について解答を与えてくれるものでもなく、物理学的に見て究極のものとしては左程のものでもない。更には、ピーター・ヒッグス自身も、インタビューされた時には、この「神の粒子」という呼称は避けたいと述べたという事実もあります。此の「神の粒子(God particle)」呼称は宗教関係への挑戦になるのでは懸念から出た発言なのでしょう。哲学・思想ランキング
2021年01月12日
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時間の陥穽377 車椅子の天才ホーキングによるいずれはブラックホールは蒸発するとの預言ともつかない発言、2013年にスイスのCERN研究所によるヒッグス粒子の発見、今までは神域に属するとされかねない宇宙の神秘が顕わにされようとする感があります。此の二つの世界的な事柄は物理学会から否定されないことから見て真相に近いのでしょうが、我々が常識をもって一朝一夕に理解出来るものでものでもありません。ヒッグス粒子の発見でヒッグス粒子が素粒子に質量を与えているとした提唱者のヒッグス博士は当然にノーベル賞受賞を受賞、真実性は一層高まりました。「私の体重はヒッグスのせいか」と言ったジョークさえ生まれました。確かにそれに誤りはないのですが。ところで、余談ですが、因縁めいた話として不可思議な話題があります。ヒッグス粒子の発見は3月14日、ホーキング博士の死去は3月14日、アインシュタインの誕生日も3月14日です。下世話としては話題になりますね。哲学・思想ランキング
2021年01月11日
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時間の陥穽376 此の宇宙の地平線上からは見得ざる密度無限大の「特異点」を、現代宇宙物理学理論の「裸の特異点」は、此れ迄の観測物理天文学によって発見されてきた謎の高エネルギー現象の幾つかに解答を与える力を秘めています。更には、裸の特異点は時空の構造を最も微細なスケールでもって探るための実験室を提供してくれるかもしれない可能性さえ期待できます。仮に、裸の特異点が発見されれば,構築中の統一理論を観測事実によって検証できるようになる等々、世界の理の統一理論を目指す物理学の研究を大きく変えるだろうことが予想されます。此処では超巨大ブラックホールの中心に真実「特異点」は在るのかどうか、密度無限大とは何の様な世界なのか、「事象の地平線」に隠された特異点は何も語りません。とりわけ、ホーキング博士曰く、いずれブラックホールは爆発するの説が成就したときには、特異点が此の世界に見得るものとして顕出するのであろうか。抑々の成り立ちが矛盾を避けんとした特異点ですが、現代は其の特異点を解消しようとの動きが活発化しつつあります。哲学・思想ランキング
2021年01月10日
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時間の陥穽375 21世紀のiT技術時代、現在でも標準とされる観測物理科学・宇宙物理科学理論・アインシュタインに代表される物理哲学理論にも陰りが見え始めます。宇宙が「無」から生じたとするインフレーション理論や此の宇宙の地平線上からは見得ざる密度無限大の「特異点」の存在です。相対性理論は「特異点」の存在は仄めかすものの実体が見えざるものであるから、宇宙の始原の元々の遡及と同様に、哲学的な「神の見得ざる手」として不蝕の問題として、本来的な意味での物理哲学と云うよりも宇宙物理神学論と云うが如き回答で矛先をかわす感がありました。ところが、21世紀のiT技術は観測天文学に飛躍的発展を齎せ、理論物理学を先行する勢いを見せます。そこに「裸の特異点」が登場します。仮に、見得る「裸の特異点」が存在するなら、その意味するところは宇宙・世界観にとっては非常な重要性を帯び、宇宙物理学と基礎物理学の殆どすべての面に関係してくることになります。仮に此の宇宙に事象地平がなければ、「特異点」は、もはや。此の宇宙の地平線上からは見得ざる密度無限大の「特異点」ではなく、現状宇宙に革命的組成の根本を付与する可能性さえ秘めています。オカルト・ホラー小説 ブログランキングへ
2021年01月09日
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時間の陥穽374 現代世界における標準とされる観測物理科学・宇宙物理科学理論・アインシュタインに代表される物理哲学理論にも、それぞれの分野における論証と仮定に21世紀のiT技術を駆使した検証がなされ、宇宙物理学の「イチジクの葉(Fig leaf)」としての役割の事象地平面の理論に疑問を差し挟む研究成果、星が崩壊する過程で事象地平が生じないケースがいろいろ考えられることが主張されています。其の理論が事実ならば宇宙の事象地平面の理論に大きな変化を齎すことは疑いを得ません。何故なら、此の世界からは見えないからこそ無視を装ってきた特異点が世界内視野に入るとなれば、物質も光もブラックホールの中心に落ち込んでいって再び出て来ることが出来得ることになります。従来はブラックホール内の特異点を訪ねるのは、行ったきりの片道旅行なのに対し、裸の特異点には持ち前の科学技術次第では好きなだけに近づいた後に戻ってきて、旅の土産話をすることが原理的には可能。現代の宇宙物理学と基礎物理学は津波をもろに喰らった様な衝撃を受け、安全弁としての事象地平がなければ、特異点 (singularity)の近くで起きている不可解なプロセスが外界、即ち、特異点の存在外に影響を与えうることになります。観測物理科学・宇宙物理科学理論・アインシュタインに代表される物理哲学理論は基礎から揺さぶられる筈です。哲学・思想ランキング
2021年01月08日
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時間の陥穽373 世界内構成の中のブラックホールの特異点における現状の観測物理科学や理論物理科学論の描像は真偽に異論はないのだろうか。既知の物理法則によれば,特異点ができるのは確かだが,事象地平についてははっきりしていない。大部分の物理科学者は,事象地平が科学上の不都合を覆い隠してくれる「イチジクの葉(Fig leaf)」としての役割が矛盾から遠ざからせて非常に魅力的だという根拠にたって、事象地平が形成されなければならないという仮定を基に研究を進めているのが現状です。特異点で何が起きているのか。実態はというと実相を物理科学者は未だに捕まえてはいません。特異点で物質は押し潰されるが、その後どうなるのかの疑問には、事象地平が特異点を覆い隠す根拠に従って、特異点そのものへの知識の欠落を問題の外に押しやっているとも云えます。特異点では科学的に未知なあらゆる類のプロセスが起こるのかもしれないが,それは外側の世界にまったく影響を及ぼさない。巨大ブラックホール内で起きていることは、須らくブラックホールの内にとどまる。丁度、世界の始まりがビッグバンで始まるように。哲学・思想ランキング
2021年01月07日
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時間の陥穽372 世界内構成の中の特異点。此処では再度ブラックホールの構成を探求します。現在ではブラックホールは二つの部分から成り立っていると考えられます。ブラックホールの外殻は「事象の地平線(事象地平)」と呼ばれる空間の境界に覆われ、ブラックホールに落ち込む物体は光速度を持つものさえも吸引するので、其の境界の外側にいる観察者は二度とその物体を見ることができない不可視領域となります。更には、超新星爆発で爆発の後には中性子からなる核が中性子星として残されるが、中性子星が光やX線を激しく放出するパルサー(pulsar)となることもあるが、質量が太陽の約38倍以上もある星の場合には、自己重力が中性子の核の縮退圧を凌駕、重力の強さで中性子が潰れ始めるために、超新星爆発の後も核が収縮する重力崩壊を続け、星の収縮を押し留めるものは何も無いため永久に縮み続ける。こうしてシュバルツシルト面より小さく収縮した天体がブラックホールなのですが、超新星爆発で吹き飛ばされた残骸は尚も中心に向かって圧し潰され、遂には「特異点」の存在に至ります。それならば、特異点のみの存在が在ってもいいように思われますが如何なものでしょう。哲学・思想ランキング
2021年01月06日
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時間の陥穽371 仮に、因果律を破壊する存在が、此の宇宙世界に特異点として事象の地平面で覆われない「裸の特異点」として存在するならば、時空のなかでも、取り分け、時間の方向性が意味合いを異にすることになります。通常の物理法則の視点からは、特異点の存在は、因果律を破壊する原因になるので避けたいものであると云えます。ブラックホールなどの特異点は、事象の地平面で覆われることで問題にならないとしますが、事象の地平面で覆われない「裸の特異点」が出現すれば世界内物理を扱う上で厄介な事実か浮かび上がります。ペンローズ はこの立場から、宇宙検閲官仮説 (cosmic censorship conjecture) を提唱したのです。自然界には裸の特異点は存在しないだろうという希望的予想です。然しながら、此の仮説の真偽については、現状では明らかとは云えず、特殊な状況の数値シミュレーションでは裸の特異点が出現するという報告さえもある状況です。相対性理論の示す特異点は敢くまで、今は、はや古典物理学論とされる理論の範囲においてであり、量子力学的効果が無視できなくなる領域では相対性理論は破綻すると考えられているのです。此のことから、量子効果を含めた特異点の考察は、ペンローズとホーキングの特異点の範囲外になります。相対論と量子論を融合する理論は「量子重力理論」と呼ばれており、この理論が特異点を解消、あるいは説明するものと考えられており、現在多くの理論物理学者が数多の量子重力理論を構築中である状況です。哲学・思想ランキング
2021年01月05日
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時間の陥穽370 ロジャー・ペンローズの裸の特異点は自然界には発生しないだろうと予則した宇宙検閲官仮説 (cosmic censorship conjecture)に対して、シャピーロとトイコルスキーの円盤状の塵 (dust) の崩壊のシミュレーションに次いで、1993年にはチョプティックが、ブラックホール形成に対する臨界現象を数値計算で発見します。それによると、球対称時空のスカラー場すなわち大きさしかない量の重力崩壊においては、ブラックホールが形成されるかどうかの臨界点付近ではスカラー場の初期振幅とブラックホールの質量との間に、冪則の関係があることが示された。この結果は、宇宙検閲官仮説が破れる可能性があることを示唆するものとしますが余りにも専門過ぎて意味不明です。一応はシャピーロとトイコルスキーの円盤状の塵 (dust) の崩壊のシミュレーションと共に宇宙検閲官仮説が破れる可能性があることを示唆していることは間違いのないところです。車椅子の天才ホーキングがアメリカ合衆国の理論物理学者でありジョン・ホイーラーの弟子で重力の理論や、相対論的宇宙論の分野に貢献したキップ・ステファン・ソーン(Kip Stephen Thorne、1940年6月1日 - )と「宇宙検閲官仮説」は守られるかどうかで賭けをしていたが、これらのシミュレーション結果を受けて、数年後には負けを認めたのは物理的条件をより厳しくした場合を除き敗北を認めています。此れも、現在の物理科学理論の範疇では仮に裸の特異点が存在するとしても、量子重力理論が完成すれば回避されるのではないかとの期待がされている現状です。哲学・思想ランキング
2021年01月04日
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時間の陥穽369 ブラックホール外部即ち通常宇宙の因果関係に関わる形で、このような無限大の量を含む点が仮にも存在すれば、一般相対性理論は破綻するので、既存の理論では因果関係に混沌を持ち込み過去はもとより未来もを予測することができなくなります。一般相対性理論自体の解として特異点が予言されることは事実でしょうが、はたして、裸の特異点が存在するのかどうかが長い間の理論上の問題となっているのが今現在の実情です。科学哲学者の肩書を持つロジャー・ペンローズは、このような裸の特異点は自然界には発生しないだろうと予想して宇宙検閲官仮説 (cosmic censorship conjecture) を唱え、特異点は必ず事象の地平面によって隠されると考えました。ところが豈はからんや、1992年に公表された合衆国のアーウィン・シャピロ(Irwin I. Shapiro/1929年10月10日 - )とトイコルスキーの円盤状の塵 (dust) の崩壊のシミュレーションでは、崩壊した軸上の少し外れた点において、曲率は無限大に破綻したのです。シミュレーションとはいえ、事象の地平線が出来なかったので、裸の特異点が形成されたと考えられたのです。結果は、宇宙検閲官仮説が破れた例であるといえます。哲学・思想ランキング
2021年01月03日
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時間の陥穽368 裸の特異点とは、物理学における相対性理論に基づいた概念の一つであり、事象の地平線に囲まれていない特異点をいいます。通常では、ブラックホールの特異点は、光も脱出すること能わずの空間に囲まれており、その外側にいる我々がその特異点を直接観測することは出来得ないとします。つまりは、特異点の情報は、特異点外の世界には伝わらないため、事象の地平面の外側では特異点の存在にかかわらず、物理現象・因果律を議論することが出来ます。それに対して、裸の特異点では、物質密度が無限大となる点あるいは時空の曲率が無限大となる点が、外側から観測することができてしまうことを意味し、物質密度が無限大となる点あるいは時空の曲率が無限大となる点が、外側から観測することが可能だとすることに其の論拠の特異性が際立ちます。哲学・思想ランキング
2021年01月02日
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時間の陥穽367 アインシュタインの宇宙の世界観は、「自然法則こそが神」、「理性における成功を強く体験した者は誰しもが、万物に顕れている合理性に畏敬の念を持っている」として、「科学、宗教、芸術など様々な活動を動機づけているのは、崇高さの神秘に対する驚きだ」としていました。然し乍ら、そうした世界観、アインシュタインの相対性理論の美的世界に一石を投じる理論が、1960年代に時空のもつ大域的構造の研究に取り組んだホーキングとペンローズによって特異点証明された真なる命題によって証明された特異点定理により崩壊の危機に陥ります。物理法則の観点からは、特異点の存在はそのものが、因果律を破壊する原因になる可能性を秘めています。巨大ブラックホールの重力の中心にあるとされる特異点は、事象の地平面で覆われ隠される、即ち見えざることで世界内法則からは問題とならないが、ペンローズ の言う事象の地平面で覆われない「裸の特異点」即ち見える特異点が出現すれば物理的には矛盾点が現在する世界に顕れることになり世界秩序は混沌に陥る事態を招き兼ねません。哲学・思想ランキング
2021年01月01日
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