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北京の「におい」ってどんなかな? と最近よく考える。韓国のにおいは「キムチ」と聞いたことがある。空港を降りるとそこには「キムチ」の香り(臭い?)。韓国が好きになれるかどうかは、そのにおいを受け入れられるかどうかにかかってくる。においは頭で考えて受けいれらるものではないから。これは、私が大学入学直後に基礎ゼミで朝鮮専門の先生に聞いた話。そのときは、そんなもんかなーと思う程度だったが、最近これを思い出して、深いなーと思う。「変化の早いここ中国で、毎日、目で、耳で、鼻で、舌で、肌で、感じたことを書き留めておきたいと思って、この日記をはじめました」一昨年2月、留学生活の始まりにあたって、ウェブサイトを開設したときに書いたコメントだ。そう、五感で中国を感じたい、それがこの留学の大きな目的だった。旅行者という一過性の立場としてではなくて、腰を据えて、その土地の立場からモノを見てみたい。聞いてみたい。味わってみたい。触ってみたい。かいでみたい。そして自分が本当に中国を受け入れられるのかどうかを確認したい。留学生活を始めて2年と4か月。日本の友人からは、中国人化していると言われることが多くなった。北京では、南方人と間違われる機会も増えた。素直に嬉しい。が、まだまだだと思う。中国とて北京のような都市部にはにおいが段々なくなってきていると思う。東京と同じ乾いたにおいしかない。こうして書いていると、行き着くところまた今年の目標、「もっと深く、もっと地道に中国」 だ。頭で考えて受け入れられない「におい」を深くかぐというのも矛盾しているようで訳分からないけど、嗅覚をびんびん働かして、あちこち動いてみよう(あんまり鼻はよくないけど)。そうすることで、文字や映像だけからは伝わらない日本との違いが見えてくるのかな? と思う。----18:25 部屋に閉じ込められました。中から鍵が開かないのです。さっき部屋に戻って鍵を開けた際、錠が飛び出したままで、それをほって置いたら、風でドアがバタンと閉まり、そのまま.....。まあ、もうこんな程度では慌てません。隣の人に助けを求めて通気窓から鍵を渡して開けてもらえばいいじゃん。わぁ、頭いい~。......あっ、通気窓って網戸が張ってある。意外に安全面しっかりしているのね。。。。結局、フロントに電話して、保安官に鍵を持ってきてもらいました。ちょっとだけ恥ずかしかったです。でも、淡々とコトは終わりました。18:33です。2年前だったらきっと大騒ぎでした。あー、こうして何事にも慣れていくんだなと思った瞬間でした。※でも、これって考えてみると、場合によってはかなり危険です。みなさまお気をつけください。
2004年05月31日
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北京出身の力士、三段目の仲の国さんが凱旋帰国!1973年以来31年ぶり、2回目となる「中国場所」がまもなく開催される。6月5日(土)、6日(日) 北京 首都体育館6月9日(水)、10日(木)上海 上海体育館前回は周恩来総理も観戦。しかし、裸の競技であることから、女性の入場が禁止された。が、今回はもちろん、「大歓迎」とのこと(「人民中国」6月号)。北の湖理事長、横綱・朝青龍をはじめ100名以上の大相撲の大代表団が中国を訪れる。私も会場内でお手伝いをさせていただけることになった。30日にはその打ち合わせに参加。当日が楽しみだ。 ★公式サイト(中国語)http://www.sumo2004.cn★大使館からのお知らせ(日本語)http://www.cn.emb-japan.go.jp/jp/2nd%20tier/15infojapanem/bunka040402j.htm-----日本で見たことなかったのに中国に来てから見た(る)もの:大相撲、宝塚、小澤征爾<蝶々婦人>、浜崎歩、谷村新司、喜多郎、ロシアバレー……、まだまだいっぱいありそう。なんという幸せ。写真=大相撲の広告看板。西直門地下鉄駅そばで。(5/30夕方)
2004年05月30日
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「日本のメディアは中国をどう見ているか?」古巣・北京語言大学で29日、「日本文化祭」が開催され、そのなかで朝日新聞の五十川倫義・中国総局長による講演が行われた。五十川さんのお名前は以前からもちろん知っていた。なかでも、今年1月25日の朝日新聞に掲載された「日本人の声載せた『魔女』(風 北京から) 」という記事が印象に残っていた。この記事で、「魔女」というのは、中国の雑誌記者で「大学卒業から間もない現代娘」。「対日関係に新思考は必要か」というテーマで受けた取材について書かれている。五十川さんは、西北大学事件に関して、「関係ない人にまで暴行したのは行き過ぎだ」という日本の声を伝えたうえで、「日本の悪い面は報道しやすいが良い面は難しい、と中国人記者から聞いたことがある。互いの本当の姿を全面的に紹介すべきだ」と述べたいう。しかし、中国の雑誌の事情をよく知るがゆえに、こうした反論は掲載されないと思ったという。が、時間をしばらく措いて、「私の記事が今週号に載るよ」と「魔女」からのメール。反論の量は少ないないながらも、掲載されたという。記事の最後をこう締めくくられている。「貿易・投資や北朝鮮問題などで、お互いの関係が年々重要になり、もっと日本人の声も聞いてみよう、と考える人が中国で少しずつ増えていると思う。歴史認識など日中の問題は複雑だが、『これ以上は平行線だ』とあきらめないで、日本にある考え方を中国の人々に積極的に語り、また彼らの声を聞き、ともに接点を探り合うべき時が来たのではないだろうか」。私も、北京に来て2年数か月、毎日メディアを学ぶ中国人学生と机を並べて日中関係を語るにつけ、これとまったく同じ思いを強めていたので、この記事を読んで一種の興奮を覚えた。この講演会を、その前日たまたま見ていた、大使館のサイト(中国語版)で知った時は嬉しかった。願ってもない機会と、足を運んだ。会場に集まった人数は50人足らずだろうか。決して多くはなかったが熱い拍手に迎えられて登場した五十川さん。まず中国語で自己紹介。89年に留学で初めて訪れた北京で、北京外国語学院(当時)に向かうべきところ、間違って語言学院にたどり着き、しかも事務室で自分の名前が見つからず、その後にやっと間違いに気づいた失敗談などが披露された。北京滞在はあわせて9年になるという。講演は、主に日本語で行われたが、分かりずらいところは中国語をつかう気遣いも。中国の学生に日本のメディアを伝えたいという熱い思いが伝わってきた。私の理解による話のポイントは、以下の通り。1)日本のメディアは時に政府ともケンカをする民間会社で政府の監督機能を果たしている。(例:88年リクルート事件、首相の年金未払い報道など)2)日本のメディアの主張はさまざま。同様に日本人の考え方も一つではない。(例:04年元旦の小泉首相靖国参拝に関する社説など)3)日本の中国に対する見方は、脅威論に代わり「チャンス」と捉える見方で一致してきている。4)経済交流が密になる一方、両国の相互理解は不十分、この面で両国のメディアが果たすべき役割は大きい。五十川さんが中国の学生を対象にした今回の講演会で1)2)を特に強調されたことに私は大いに納得。中国では、外交問題など国策に関わる事項の主張は、新華社が一元管理しているため、中国人は他国に対しても同様の見方になってしまいがち。メディアを専攻する私のクラスメートの間でも、日本のメディア=日本政府の考え方という誤解を感じること度々がある。後半3)4)についてはまさに冒頭の記事のメッセージを中国人学生向けに語ったものと理解できた。私自身、中国との関わりは92年以降、10年以上になるが、中国を理解出来ているかといわれればまったく自信がない。しかし、北京で2年を暮らしてもそう感じるのだから、来たことのない人にはさらにそれが難しいだろうと思う。特に、独特のこの「におい」を伝えることの難しさを思う。大きな事件や経済ニュースは毎日メディアを通じて溢れんばかりだが(それでも絶対量はまだ少ないが)、日本にいる人にその「空気」を伝えることは更に難しい。この日記を通じても日々それを感じる。しかし、五十川さんの記事には、「和装の花見“盛況”」(4月23日)や「中国旅行誌に『普段の日本』 庶民の生活特集、『心の静けさ』新鮮」(5月24日)など、その「におい」が感じられる記事が多いように思う。これらの記事が、事件報道などと比べて、日本でどれくらいのインパクトをもって読まれるのかは分からないが、こうした積み重ねが大切なのだ。そんなことを思いながら、やはり取り壊されてしまった「第三食堂」の更地をカメラに収めて語言を後にした。---夕食:帰り道、一人で重慶火鍋。ビールは我慢。
2004年05月29日
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5時の授業終了後、粉ミルク殺人事件 に関するグループワーク(紙面分析)の打ち合わせをした。私のグループは4人。一人はチベット族の現役キャスター(男)。一人は、アモイ出身の元英語の先生(女)。もう一人は本科から人民大学新聞学部のリーダー役(女)。そして最後に、日本からやってきた訳の分からない私(男)。議論まあまあ白熱。しかし私はどうしても聞き役に徹してしまう。そのひとつの理由は言葉の問題。彼らが「私の話を聞くモード」のときは良いとして、「勝手に議論白熱」モードの時に、私が彼らの土俵に割って入っていくのは、今の私にはまだまだ難しい。もうひとつは、メディアの根本的意味の違いに発する問題。単純に「メディアとは」と言えないので、この土俵の違い(国情の違い)を意識する必要がある。そもそも、私は、中国の「土俵」がどんなものかを知りたくてここにいるので、彼らを無理やりこちらの土俵に連れてこようという思いはない。これらが私が聞き役に徹してしまう大きな理由。けれど、一方で、一緒に机を並べている以上、同じ土俵で戦ってみたいという思いはある。また、それぞれの土俵の違いやルールの違いを探って、新しい土俵を一緒に作り出せたらいいなとも思っている。彼らとしても、メディア先進国(と中国では思われている)の日本人の意見を聞きたいという。だが、彼らをこちらの土俵に不用意に連れこんでしまうのはやはり避けたいなと思う。しかし、今回のグループは、私以外の3人の出身もバックグラウンドも違うので、単純に「中国人対日本人」とはならないのは楽しい。土俵は必ずしも二つではないのである。となるとまとめるのは余計に大変だが、やりがいがある。なんかこういう機会があるのはとっても幸せだなと思う。----・上海からのお客さんと「砂鍋居」(西四南大街60号)・トコトコの交流会――新事務所きれいです。・足まだ痛い。泳がず、走らず、飲む。3週間で2キロ減も今後が心配。
2004年05月28日
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「日本人ってどこの家でも皿を7回洗うって本当?」「日本人の窓の拭き方って決まってるんだよねー? 縦縦横横横縦だったけ??」私「????」----「富士・芸者・ちょんまげ」に代わる、中国北京における「新日本人のイメージ」は、勤勉、精密、そしてエロなんではないかと思ってみたりする。上記の質問は、クラスメートの中国人学生から私に寄せられた質問だ。「皿洗い7回」はどこかのメディアから。「窓拭きの規定」は日本に行ったことのある先生が発信源になっているらしい。たぶんどちらも、高級レストランとか、高層ビルのメンテナンス会社とかの取材結果が、誇張され、誤解されて、伝えられ、理解されているものと思われる。最近メディアでよく聞く「反日」とは裏腹に、中国人の多くの若者の間には(少なくとも私の周りのいわゆるエリート学生には)、日本への憧れとか尊敬の念というものがあるのを感じる。特に日本製品への信頼度は厚く、あんなに精密なものを作る日本人に対するイメージは、どんどんと膨らんでいっているのだと思う。しかし一方で、またもうひとつの日本人のイメージはエロだと思う。そういうと、あの集団売春事件がねーという展開になりがちだが、実際にはそれよりも、いわゆるアダルトビデオによる効果のほうがより大きいと私は睨んでいる。というのも、これもまたクラスメートから「日本のアダルトビデオってすごいんだよねー」とそんな話を、可愛い女の子からされたりするからだ。ここ中国ではアダルトビデオは禁止されているが、しかし、地下(いや草陰といったほうがより正確か)では、日本のビデオがCDに焼かれて売られている。そのほとんどは、香港・台湾から流れてきたものと思われる。しかし、もちろんこの方面に関する取り締まりは特に首都北京においては厳しいので、市民への広がり度はさほど大きくないのではと思ってもいた。が、この辺りはお国が変わっても変わるものではないようだ。にしても、こうした「新・日本のイメージ」は、「富士・芸者・ちょんまげ」よりも、「反日」よりも、広範で正確さを増してはいるけれど、やはり歪んだイメージだということには変わりがない。しかし、じゃあ、日本ってどんな国? 3つのキーワードでお願いします、と言われれば回答に困ってしまうんだけど……。----・日本から来た友人と四川料理。・グループワークの打ち合わせを行うはずなのに、メンバー集まらず。・剥けた足の皮、まだ痛い。
2004年05月27日
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「中国人は、ドアも敷居もないトイレで向かい合っても平気だけど、日本の銭湯は、あんなの恥ずかしくて耐えられないっていうんだよ。これって文化の違いだよね。ハハハ」たぶんこの話は95年、大学の第二外国語の授業で先生から、聞いたんじゃないかと記憶している。また、その後にも、人づてにも同じ話を聞いた気がするし、私自身もばらまいていたと思う。が、最近、私の中でこの説に疑惑が生じている。というのも、最近行くプールのシャワー。銭湯と化しているそこでは、誰も恥ずかしがっている様子などない。敷居もなにもないところに、十数人が並び、の~んびりと頭を洗い、体を洗っている。ロッカールームまでの数メートルも、タオルなど一切まとわずに堂々と歩いている。その姿は同性の私からみても惚れ惚れするほど。そして、これは、たまに行く銭湯でもやっぱり同じなのである。大衆の面前での全裸垢すりだってへっちゃらでなのである。<もっとも、いわゆる温泉は、水着を着けての、男女混浴(っていうか?)が多いようだが。果たして、中国人は銭湯は苦手というのは嘘だったのだろうか?もしかして、ここ数年で中国人の間に大きな意識改革が起きたのか?あるいは、銭湯での裸の付き合いを恥ずかしいと思う中国男が、日本の銭湯を批判した話が単に広まっただけなのか?あるいは、同じ中国でも、地域差があるのか?あるいは、プールや銭湯で私が出会う男たちは恥ずかしさを知らぬ勇敢な戦士たちなのか???あるいは、日本の銭湯に打撃を与えたい者の「犯行」だったのか???……どうでもいいことが、ちょっと気になっている。---・相互学習3回目(星が欲しい坊さんの話&2課)・中国の友人たちと魚太郎→后海(すごい久しぶり。お洒落に磨きがかかった印象。)・足のマメがつぶれて痛い。ジョギングお休み。ダイエットの危機?
2004年05月26日
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「北京って狭いよねー、友達の友達はみんな友達だもんねー」日本人がたくさん集まる会合にいくと、よくこんな話になる。「えっ、Aさん知っているんですかー? 私もいつもお世話になってますよ!」とこんな具合。しかし、少ないといっても、約1万人と言われる北京の日本人。そのなかには、留学生もいれば、現地就職者、駐在員とその家族、起業家もいる。その他、いろんなことをしている人がいる。こういう人が果たしてどうやってくっついているのかは、いまいち分からないでいた。ところが、これはあながちあり得ない話ではないと最近思い始めた。それは、ソーシャルネットワーキングサービス : グリー ( gree.jp )なるものを知ってから。しばらく前に、私も友人の紹介を受けて、訳もわからぬままにネット上のこのサービスに参加してみた。「新手のねずみ講?」そんな発言が誰かの自己紹介の中にあったけど、私も最初はそんな印象を持った。紹介者からもらったメールに書いてあるURLにアクセスして、自分の本名とニックネームなどを登録すると、自分専用のページが出来て、そこに次々と友人が増えてくる。自分で新たな友人を招待することも出来るし、すでに参加している友人とのリンクを張ることも出来る。楽天とは違って、多くの人が本名と自分の写真を公開しているのが特徴。だから、友人のページをみていて、「あっ、こいつ昔の同級生じゃん」とすぐに分かる。従ってネットにありがちな自分を偽るというのも難しく、まさにネット上にソーシャルネットワークが出来たということなのだろう。Greeの紹介ページによると、「世界中の全ての人間は、6つの知人の連鎖で繋がっている」という理論があるのだという(アメリカ人社会心理学者のスタンリー・ミルグラムの「Six Degrees of Separations」理論)。いわく、「世界中の全ての人は、『友達の友達の友達の友達の友達の友達』以内のどこかにいると、考えられている」のだという。これはきっと学問的にもいろんな分野で面白い研究対象になるんだろうなと思う。同時に、社会である以上、問題も出て来るだろうと思う。好き嫌いはあると思うけど、大きな可能性を秘めていることは確か。みなで知恵を絞って、いい社会を築いていけたらいいなと私は思う。ところで、このGREE.jpを開発した田中良和さん(http://www.tanakayoshikazu.com/)は、楽天広場や楽天アフィリエイトの生みの親なのだという(そう聞いておじさんを勝手に想像していたら77年生まれなのだという.....すごい)。私はライコスから楽天に移行した組なので、楽天に対してこれといった知識も、思い入れもない。が、知らず知らずのうちに楽天広場20万の会員の一人になり、Greeでは33,036人(5/26 6時)の仲間になっていた。頭の柔軟体操をしっかりしておかないと、これからどんどん社会に取り残されそうな気がする。-----(メモ)・今日はトラック7周(昨日より+2周)。でも1周って何メートルだ??・ところで、また改めて書くつもりだが、このGreeが将来、中国語をはじめとした多言語対応になったらものすごく面白い。・「出版」出席者がみるみる減ってきた。・「編集研究」あるグループの発表長すぎ。・今日の食費 2(豆腐脳+小皿)+7(魚+2品)+5(コロッケなど)=14元
2004年05月25日
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朝6時起床。窓の外はすでに明るい。最近の日の出は5時ごろなんだねー。先月くらいまでは朝やる仕事があったので4時か5時ごろには起きていたけど、最近はちょっとだれ気味。超朝型人間なのである。小学校のときは高学年になっても基本は8時就寝。受験時代もとにかく早く寝て、勉強するなら朝だった。さすがに最近は夜遊びの機会も少なくないのでそうはいかないけど、何にもすることがなければ、8時にでも寝られる。今日の朝は、気持ちが良かったので、校内のトラックに行って走ってみた。学生からお年寄りまでたくさん。中国で良く見かける後ろ歩きのおばちゃんもたくさんいた。中国の朝は早い。日の出とともに始まっているのだろう。近ごろ、毎日の生活に慣れきって忘れてしまっていたけど、朝の散歩は昼や夜とはまた違う北京を発見することが出来る。パソコンの前を離れてもっと外に出なきゃ。----(メモ書き)・評論研究ー来週までの宿題あり。 若者10万人アンケートの番組見る。・夏はQQ友達を訪ねて貴州の農村計画、実現へ向けて一歩・昼、白米を抜いておかずだけにしたらさすがにおなか減る。
2004年05月24日
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以前商社勤めをしていた時、取引先のお偉い方とご一緒させて頂き中国に来たことが何度かあった。私が出張に出る時の目的は主に二つ。新規メーカーと取引を開始するにあたっての打ち合わせおよび工場監査への同行、あるいは既存メーカーのフォロー(不具合対策など)であった。会社に入る前は会社のお金で中国に来れるなんて夢のようだと思っていた。だが、現実はもちろんそんなに甘くはなかった。高い経費をかけて出張に出るからにはそれなりの仕事を果たして来なければならない。そういう意味で、当時のプレッシャー大きかった。けれど、今改めて振り返ってみれば、その仕事内容は未熟という以外になかったなと改めてそう思う。一方で上司にはたくさんのことを教わったし、大変よくしてもらった。入社数年でろくな専門知識何か持ち合わせていない私を出張に出してもらえたのは、将来につながる勉強をして来い、という意味合いが強かったものと理解している。にも関わらず、約3年の勤務で会社を離れて留学の道を選んでしまった私は、会社に恩返しをせずに逃げてしまった「食い逃げ」である。当時は、自分なりに迷惑をかけないように出来る限りのことをしたつもりではあったけれど、それは自己満足に過ぎない部分が多々あったことは否めない。それにも関わらず、退社後も上司や同僚が時折連絡をくれたり、帰国時に宴会に呼んでもらえたいることは本当に有難く感謝してもしきれない。昨日ある集まりでたまたま元の勤め先の関係会社の方とお会いして、以前お世話になった方々の顔を改めて思い出した。部屋に戻って、退社時に頂いた色紙を眺めて色々な思いが蘇ってきた。どんな形になるかは分からないけれど、将来大きな恩返しが出来るように、今の時間を大切にしたいと思う。----・相互学習2回目(手紙を書く手伝い、『漢語口語習慣用語教程』1課)・中関村でキーボード購入35元(以前のがキーが硬くて打ちにくかったので。)・プール1時間ほど (クロールも力を抜いて泳ぐ感覚が徐々に蘇ってきた)
2004年05月23日
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(↓これ、本当は金曜日の日記でした。が、削除して訂正するとコメントもきえてしまうようなので、金曜日のところに土曜日の日記を掲載します。)----------目をつり上げて、目の前にいる相手を詰問するかのような、この言葉。一度でも中国に来たことのある方ならば、ホテルのカウンターで遭遇して、己は何か悪いことを聞いたかと一度は反省し、しかし「いや、そんなことはない」と思い直し、ではなぜ、初めて会う相手、しかも俺は客なのに、こんな態度をとられなくちゃ、いけないんだと、そんな思いをしたことがあるかも知れない。私も今の今までずっとこの「あぁぁああ↗↗↗????」には悩まされ続けてきた。どう考えても自分は相手が気分を害することを聞いているわけではないと思うのに、しかし、この「あぁぁああ↗↗↗????」は、どう聞いても、こちららを詰問しているようにしか思えないのである。よく中国滞在者の集まりの場でも、これは話題になり、あの「あぁぁああ↗↗↗????」はどうにかならないものかね? なんて話していた。今後2008年のオリンピックに向けて、国際的心象を悪くするよと本気で心配する仲間もいて、私もそれに少し同調していた。ところが.......である。あれ? ん?えええー、私も言っているじゃん。「あぁぁああ↗↗↗????」(自分の声)今日、韓国人と電話で話をしながら、この事実に気づいてしまった。しかも、思い返せば、少し前から使っていた節がある。わぁぁ、何たることか。あんなに忌み嫌っていた「あぁぁああ↗↗↗????」を自らマスターしてしまうとは。しかも、である。中国人との喧嘩のときに意識的に登場させるならまだしも、おだやかでちょっとお惚(とぼ)け風の韓国人の女の子に「あぁぁああ↗↗↗????」を使ってしまったのである。はぁぁぁぁ。非常に複雑な心境だ。しかし、気を落としていても仕方ない。なぜ、我はこの言葉を習得してしまい、そしてそれを嘆いているのであろうか?そんなことを考えることを「現実逃避」とも言うけれど、ともかくも、この語を、かの小学館の第2版で引いてみた。「呵」(a2) 【感嘆詞】問い詰めたり、聞き返したりするときに発する言葉とある。わぁ、あるんじゃん。ならば、日本語でも、あるよね? と慰めを求めて大辞林のネット版を確認してみた。が、ない。ない。どうも見つからない。じぁあ日本語ではなんと言うんだろう? と考えた結果、日本語にはこれに該当する言葉がたくさんあることが分かった。「うん?」「ん?」「あ?」「お?」「う?」など。これらを、個人の好みとシチュエーションにあわせて使い分けているのではないか? というのが、私の研究における今のところの結論である。では、なぜ、これが辞書に載ってないのか?これを、専門的に分析してみると(いやいや私は専門家ではないが)、中国語には「四声」というのがあって、同じ「a」でも4通りの発音の仕方がある。今、話題にしている「あぁぁああ↗↗↗????」についていえば、これは第2声といって、上り調子の音なのである。したがって、第二声の「a」イコールこの言葉という定義づけが出来る。だが、一方、日本語の場合、それぞれの語と音は、セット販売ではない。そのため「?」をつけることによって、はじめて上り調子の疑問の感嘆符となる。と、いうことは、この「あぁぁああ↗↗↗????」は日本人には言語的に馴染みにくいものであって、然るにその習得も難しいのではないか?ならば、この言葉を習得したことは喜ぶべきことか???なーんて、思いつきの解釈をしてみたものの、実は何の解決にもなっていない。喜びの前に、この調子で行くと、日本語のなかにも、この「あぁぁああ↗↗↗????」を登場させて、そのことによって相手に誤解を与え、喧嘩を売り、結果として友人を失うことが大いに予想されるところだからである。「あぁぁああ↗↗↗????」----朝:なし 授業=「水門事件」の映画を見る昼:学食3品夜(5時):学食3品さらに夜(8時):加藤屋→悟空 いろんな出会いがある。※「あぁぁああ↗↗↗????」のなかに、右上がりの矢印を使用しています。機種依存文字ではねられなかったので、そのまま掲載していますが、もしかすると文字化けしてますか? 実験的に使ってみましたが、お見苦しかったらなにとぞお許しを。
2004年05月22日
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「今日はあなたに会えて嬉しいわ」ドキドキドキ♪日本語でこんなことを言われたら、心臓バクバクかも。(もちろんシチュエーションにもよるけど……)ところが、中国では我很高興認識ni(わたしはあなたと知り合えてとても嬉しい)は日常的に聞く言葉だなと思う。プライベートでも仕事でもこういわれる機会は度々あるのでもう慣れっこだ。たとえ、可愛い女の子に言われても、社交辞令かと思える(ようになった)。要は、英語で言うNice to meet you! と同じ感じなのかな?ある日本語の堪能なオーストラリア人は、日本でまだ日本語を習い始めのときに、これを言いたくて仕方ないのに、長くて言うのに苦労したと言っていた。まぁ、日本人としてはこう言われたら嬉しいだろうね。ほほえましい光景が想像できる。だが、日本人同士で「あなたに会えて嬉しい」というのは、なかなか使えない言葉だろうという気がする。人によって個人差もあるだろうけど。けど、じゃあ、逆に、普段言われるのが当たり前の国(中国や英語圏?)の人にとって、こう言われなかったらどう感じるのだろうか?こいつ俺のこと嫌いなのか? と勘ぐったり、冷たい奴だ、と軽蔑したり、礼儀がなってないと、見下したり、そんなこともあるのだろうか?そんなことがちょっと気になった。実際、私も、これまで、いつも言われっぱなしで、自分で言ってこなかったなぁーとちょっと反省。「はじめまして、どうぞよろしく」(←これは普通の中国人はまず言わない。)の代わりに、「あなたに会えて嬉しい」をもっと積極的に使えるように頑張ってみようかと思っている。
2004年05月21日
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何がどうって訳じゃないけど何となく落ち着かないので、今日の日記は、簡単に覚え書き。○顔文字(*^。^*)ネット上で使う顔文字や略語なんかに関する真面目な論文が《新聞記者》(2004年5月)っていう真面目な雑誌に載っていた。復旦大学新聞学院の修士研究生。同志にしてやられた。僕もちょと調べようと思ってたのに~。って、いやいや、でもおもしろい。日本と中国の違いなど。今度またまとめてみよう。中国語の勉強にもなる?! ちなみに、顔文字は1986年に日本人が初めて使って世界に普及したんだって。へぇ~~。○「黒色的世界第一」っていう記事あった。これも専門雑誌《記者観察》の最新号(04年第5期)。副題は、「我国道路交通事故的調査与思考」(中国語のままだけど日本人なら誰でも分かるよね。便利!)。03年に交通事故による死者が3年連続で10万人を突破したとの書き出し。その後、細かな分析が続く。交通事故については、この日記でも何回か書いているけど、本当に多い。日本からの旅行者の中には、「あんな危なっかしい運転でもよく事故起きないねー」なんていう人もいるけど、いやいや実はたくさん起きている。私も上海で目の前で見た事故は今も忘れられない。11日には北京語言大学の韓国人留学生が、バイクの酒酔い運転で死亡。人民大の留学生宿舎に注意を促す掲示がなされた。注意しすぎてしすぎることはない。自分に向かって改めてもう一度。----朝:肉まん2つ、野菜の小皿(2.1元)昼:毛沢東(湖南)料理 毛家の豆腐、ジャガイモ炒め、あと名前の分からない1品 ご飯2杯(31元/2人)夜:学食3品(4元) 昼ごはんを2杯食べたので、夜は減らした。見た目にはちょっと痩せた?との意見も、だが体重は変わっていない……。
2004年05月20日
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最近あまり辞書を引いてないけど、もっと引かないといけないなと思う。辞書を引かないということは、要は中国語の勉強をしてないということだ。中国滞在の先輩方からも、同じ話を聞いたことがあるけど、やはり向上心を維持するっていうのは難しい。ところで、この1年で急にあちこちのメーカーが新商品を発売している中国語の電子辞書。早速買った人からはすこぶる評判もよく、ちょっと欲しいなと思っている。値段もずいぶん下がっているようだ。新しい電子辞書を持てば、楽しく勉強できるかもという幻想もある(たぶんすぐ飽きるけど)。けれど、どうも踏ん切りがつかないのは、どのメーカーも、小学館の第一版の辞書だということ。これは1992年1月に発売(奥付表記。実際には91年末?)された辞書だ。私が始めて中国に来た年、まだ外国人専用紙幣(兌換券)があって、買い物も基本は友諠商店、国有企業がたくさんあって、マクドナルドや吉野家が第一店目をオープンした年。その年に発売された辞書。辞書というのはそもそも編纂に長年かかるので、ということは、辞書の中身はもっと古い、ということである。小学館の辞書は、私が95年に大学に入って第二外国語で初めて中国語を勉強した際、担当の先生からは、「これが絶対お奨め、これを買いなさい」と言われた買った辞書。当時今ほどすれてなかった私はそれを信じたし、実際その後ろんな話を聞いても定評はやはり小学館ということのようだった。けれど、辞書は第一刷より第二刷、第一版より第二版というように次第に次第によくなっていくものとの観念があったので、一向に第二版の出ない小学館の辞書には不満もあった。が、それが2003年1月やっと第二版を出した。私はすぐに購入した。まだ、小学館信仰があったから。なのに、なんとなく裏切られた気持ちが隠せない。というのも、第二版が出た途端に、第一版の電子化の速度が速まったから。それまでは、ソニーがかなり大型の電子辞書を出しているのが唯一だった。が、この後でカシオやらセイコーやらが次々に小型で多機能な電子辞書を発売しだした。これには昨今の中国ブームが大いに関係があるのは確かだが、同時に小学館の営業もあるのではとの邪推がはたらく。昨今の出版社不況のなかで、電子辞書への版権というのはそこそこおいしい商売なのではという気がする。ただもちろん、92年以降中国語がブームになる前の辞書作りにおいては多大な投資と苦労をしておられることであろうから、そこで儲けようというのは当然のことでもあると思う。けれど、それでもやはり、今の時代、より良い辞書を電子版で出すことには社会的な意義があると思うのだ(PCと連動機能があれば勉強法もずいぶん変わると思う)。果たして、第二版の電子化はいつ行おうというのであろうか?ずっとそんなことを思っていたのだけど、待っていても始まらないので、小学館のサイトを通じて、今日、思い切って、質問メールを送ってみた。そうしたら、なんとたった5分で返事が返ってきた。返事:「中日・日中辞典2版の電子化予定に関して、現在のところ、出版予定はございませんし、出版計画についてはわかりません。」内容はこれだけだった。ちなみに私からの問い合わせ内容は以下の通り。「中国語辞典2版の電子化予定に関していつもお世話になります。標記の件、中国留学をしている身として、大変心待ちにいたしております。2版をすでに購入、使用しており、1版にはなかった語句の重要性を確信しております。ところが、最近次々に発売される電子辞書はすべてが第一版の由。 これは貴社と製造会社との間の取り決めなのでしょうか?電子辞書の使い勝手はやはり良いので、購入を考えていますが、2版でないと意味がないとも思っております。 そこで、貴社の2版の電子化に対する基本的考え方、および今後の予定について、ご回答賜りたく、お願い申し上げます。」なんとも、寂しい思いがした。この辺の版権ビジネスの考え方はまったく分からないが、第二版の電子がされるのは、第三版をだしてからという考え方なのだろうか? 金儲けしか頭にないのか? 公益性とかいう考え方を求めるのは間違っているのかな? ところで、もうひとつ気になるのは、北京の新京報が4月14日に掲載した、共同編集元である北京・商務印書館が小学館にクレームをつけているという記事。九一八事変の記述のなかで、「日本侵略軍」を「日本軍」に、「侵略」を「占領」にし、「中国東北部」の後に「旧満州」としているなどというもの。この記事へのフォローはまだなので、これ以上のことはまだ分からない。これが電子化への障害になっていることはあるのか、ないのか? ただ、このニュースを聞いて、条件反射で思い出したのは、小学館のSAPIOの編集方針。ただこれも果たしてこれとも関係があるのかを私は知らない。けれど、私のなかで小学館といえば、学年誌とドラえもんのイメージが強く、「夢を与える会社」なのだ。これ以上自分のなかでイメージが悪くなるのはなんとも悲しい限りである。まあそれはともかく、早く、良い電子辞書を買って、辞書を引きまくりたいなと思うのである。小学館がダメなら、ほかの出版社とは組めないのかな? >メーカーさん どこも版権が高くて商売にならないということなのかな?【追記】そういえば、exiteのページに中日・日中辞書のβ版が公開されています。これは、デイリーコンサイス中日辞典 (三省堂)だそうです。版などは未確認です。---友達と飲みに良く予定が仕事が忙しそうなので延期に。面倒なので夕食を抜いた。いつも食べすぎだからたまにはいいか。朝:ワンタン 昼:宮保鶏丁丼
2004年05月19日
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中国の学生と机を並べて勉強していると、「政治」的なイベントに時折遭遇する。優秀共産党員の選出選挙、正式共産党員への加入式(中国語で「転正式」zhuan3zheng4shi4)など。これらは基本的に党員を対象にしたものなので、私のような外国人を含めた非党員には参加権はないのだけど、その様子を垣間見れるのは、面白い。私がそもそも、今、中国の大学院でメディアを勉強している大きな理由のひとつは、中国人の中に入り込んで同じ視点でものを見てみたかったからだ。ちなみに、私のクラスの場合加入率は、正式な数は知らないが約半数とのこと。一人ひとりの話をしてみると、それぞれにいろいろな考え方があるのも分かる。ところで、今日(火曜日)は、北京のマスメディア系学部の全学生を対象にした学習会が、人民大学の世紀館という体育館を使って行われた。体育館の前には10数台のバスが止まり、参加者数は数千人規模。中国人学生は出席表に署名を求められていた。題して「穆青同志の先進的事績を学習の首都大学生報告会」。大変にオカタイ。それもそのはず、主催者は、中共中央宣伝部、教育部、中華全国新聞工作者協会、新聞戦線"三項学習教育活動指導者グループ事務室"。報告者は、新華社の新聞研究所の所長で、お話の内容は、穆青さんという立派な記者さんに学びましょうというもの。穆青というのは、ムーチン(mu4qing1)と発音するのだが、その音は母親(mu3qing0)の発音に少し似ている。なので、私はクラスメートに今日のテーマを聞いたときに、ふーん、母の日のイベントかと思った....なんていうネタのような本当の話もあるんだけど、それはさておき。まあ、私のこの書き振り察しがつく通り、それはそれは、とても有難いお話だった。このことは、4月15日の日記でも書いたので、繰り返さない。だが、今日の有難いお話はとても幸せなことにとっても長かったので、数千人の学生たちも喜びをこらえ切れず、話の切れ目を狙って大きな拍手が鳴り止まなかった。何度かそれを繰り返すうち、講演者も感激をこらえ切れず、予定を早めて終了した。会場にはCCTVを含めた何台ものテレビカメラが入っていたから、ニュースでも取り上げられたのだと思うけれど、この雰囲気は実際会場にいないと感じられないものだと思う。---朝:お茶とガム *二日酔い昼食(11時30分):肉カリフラワー炒め、モヤシ炒め、ご飯(100g)<留学生食堂>3元夕飯(17時):マーボー豆腐、トマト&卵の炒め物、コロッケ、ご飯(100g)<東食堂2階>6.8元夜食 プラム
2004年05月18日
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二日酔いである。月曜日午後の授業中、「兄」からショートメッセージ。「兄弟、授業が終わったら10人で九頭鷹に夕食へ行く。望光臨! 兄」兄は非常に気合が入っていて、授業が終わって身支度をて、後ろに座っていたはずの場所を見るとすでに姿はなく、5階の階段を下りて、外に出るとすでに自転車に乗って待っていた。「デジカメ、持ってる?」と兄。首を横に振ると、残念そうな表情。「じゃあ取りに行ってくる」。急いで取りに行って戻ると、すでに他のメンバーも集まり、先方を歩いていた。集まったのはすべてクラスメート。班長を含む9人。女6:男3、華やかだ。「今日は何の集まり?」と、一人に聞くと、「グループワークが終わったのと、後はなんだろうね……?」と、はっきりは分からない。ちなみに、私は兄のグループではないし、グループ以外の人も混じっていた。しかし、ともかくも、こうやって誘ってもらえるのは感謝感謝である。中国では(地域によって多少違うかも知れないが)、通常、こういう集まりでは、誘った側が全額を払う。クラスメートとの食事でも割り勘(中国語でAA級)ということは、学食を使うとき以外はほとんどない。とは言っても、個人差もありながら、「遠慮」というのも当然存在する。たとえば、以前、兄が今回と同じような形で、食事を誘ったときには、班長は激しく固辞し、自分が払うといってきかなかった。この時は、ならば私が払うといって、争ったのだが、自分から誘ったのでないのに、精算だけすると(特に私のような外国人の場合)、かえって彼らの面子をつぶすこともあり、そのさじ加減は意外と難しい。しかし、今回はその班長も初めからごちそうになることで話がついていた。なんか納得するような口説きをしたはずだが、それが何なのかは分からない。さて、店に着くと、メニュー選びである。ここでも兄は大張り切りだった。まず、女性陣にメニューを回し、好きなものを一品ずつ注文させる。しかし、みんなちょっと遠慮気味と分かると、立ち上がってテーブルの後方にまわり、店員と直接相談。5分以上にわたって、この料理はどんな味?、辛いのか甘いのか?、これだと豚肉が重なっちゃうねー、と研究を重ねていた。それを見ていた女性陣たちは、「頼みすぎ! そんなにいらないよ!」「おいしく食べればいいんだから。浪費はダメ!」兄は以前、公安養成学校の先生として働いていたから、他の学生に比べればお金はあるだろうが、それでも子供もいて余裕はないはずだ。私は、兄が注文の途中で、前回やはりこの店で皆をおごってくれた際のレシートを見て注文の参考にしている姿を見て、ちょっと悪いなー、と思った。しかし、そんなことを考えている暇もなく宴会はさっそく始まった。「白酒、飲もうな!」おごられる身で兄にこう言われたら、私は素直にハイとうなづくしかなかった。そして兄が白酒と言ったら、北京の名産「二鍋頭」である。安くて度数は高い庶民のお酒。聞いて驚くことなかれ56度である。500mlで市場価格7元(約91円)。しかも、兄は女性陣には、「何、飲む?」と質問。私に対する態度とは違うのだ。そして、皆、「コーラ」「オレンジジュース」を注文。また、もう一人の男子学生は、「俺は飲めないからビールで。」兄もそれを知っているから、「仕方ないな」とそれを許可。すると、女性陣のなかの一人が、「あっ、ビール飲むんだ」と嬉しそうな表情。そう、彼女は飲める女性。「じゃあコップをもうひとつもらおう」と私。しかし、56度の白酒500mlを二人で飲むことには変わりがない。こうなったら、まあ、後先を考えても仕方ない。どんと来いだ。料理が来たところで皆もう勝手にご飯を食べ始めているが、その後、酒の準備が整い、女性陣から、「じゃあ、今日はお兄さんに感謝、乾杯!」と掛け声がかかる。みな立ち上がり、兄は満面の笑みだ。そして、いろんな会話が始まる。誰々の恋人の話、授業のこと、バイトの話などなど。だが、やはりいつでも欠かせない話題は故郷自慢である。中国は何と言っても広い、日本の26倍だ。9人が集まれば、それぞれに故郷があり、みな文化も習慣も言葉も好きな料理も違う。ちなみに今回のクラスメートの出身地は、湖南省長沙、湖北、江蘇省常州、甘粛省、遼寧省、河北保定、江西、陝西省ってな具合だ。中国人同士でも、違う地方のことは当然知らないことだらけなので、こういう席では、その地方の名産やら、有名人やら、食べ物の話に花が咲く。私にとっては絶好の勉強の場である。そして、中国人だって中国のことをこんなに知らないんだから、中国理解っていうのは本当に難しいなと改めて思うのである。こうして話が弾めばもちろん酒も進む。日本なら基本はマイペース、コップの残りが減ればすかさず注いでってな具合だが、ここではそうはいかない。正しいかどうかの確証はないが、これまでに私が学んだルールは、1)酒を飲みたい場合、自分一人でコップを持つことは礼儀上良くない。飲みたいときは誰かを誘う。2)まず主催者がゲストに感謝の言葉を述べて乾杯その後、間を置いて、ゲストが主催者に感謝を述べて乾杯3)感謝を述べるときには、成語を使ったり、気の利いた言葉を使うべし。ユーモアと言葉のリズムも大切。こんな感じである。(もっとも、これは私もまだ研究中なので、異なる情報、意見などありましたら、どしどしお願いいたします。)よく中国ビジネスのマニュアル本に、「中国人に乾杯を何度も強要されて困る」といった類の話があるが、まあここでは、乾杯をすることは、礼儀であるため、この分野での日中文化摩擦の解消はなかなかに難しいと感じる。そして、私は、兄の指導によって、この乾杯を強要する側へとなった。兄は、隣で私に小声で、「彼女と乾杯しろ」という。つまらなそうにしている女性へのフォロー、料理を取り分けてくれた女性に対するお礼、そういう意味での乾杯をするのである。特に私はクラスで二人しかいない留学生なので、そういう意味でも、こういう機会にこちらから挨拶する意味で、乾杯をするのが礼儀というわけである。だんだんその辺のことが理解出切るようになってきた。ただ、やはり難しいのは気の利いた言葉だ。人の言葉を聞きながら、勉強しているのだが、一昼夜には身につきそうにない。この辺の研究内容はまた項を改めて。まあ、そうこうしているうちに酔いもまわってきた。兄の酒の勧め方のうまさもあって、結局私は、二鍋頭を半分よりも少し多めに飲んでしまった。思い返せばこの酒を初めて飲んだのは1996年8月。北京師範大学で1ヵ月の短期留学をした際の打ち上げだった。100ml瓶で飲んで、それも全部を空けたわかではなかったはずだが、次の日は記憶がなく、夕方くらいまで二日酔いが続いた。世の中、こんなにつらいことがあるんだと実感したことを今でも覚えている。その後も酒を飲み過ぎての失敗は枚挙に暇がない(多くの方々にお詫び申し上げます)。が、いつの間にか酒量も増えたものである。特に仕事時代には、当然のことながら二日酔いだろうが何だろうが仕事に行かなきゃいけないから、その無理やり解消法を学んだ。詳細はあえて割愛するが、まあとにかく胃の中を洗ってきれいするというやり方。酒を飲むと翌朝の目覚めは良いため、終電で帰宅して1時半ごろ帰宅、2時に寝ても、5時には目が覚めた。そして仕事に出る8時までの時間を使って、二日酔い対策。しかし、3時間あっても時間が足らず、山手線では必ず毎駅で降りて、綺麗な空気を吸って、なんてこともあった。うーん、懐かしい。閑話休題。さて、昨日のことである。お開きが何時だったのかその記憶はない。兄が400元くらいの会計をして、一緒に外に出たのは覚えている。女性陣を寮まで送り届けたのも覚えている。兄と留学生楼の前で別れたのも覚えている。しかし、いつ寝たのか、記憶がない。朝起きたら、机にオレンジジュースがあったが、これを冷蔵庫から出した記憶もない。そして気分は最悪。今日も朝5時の起床。胃を洗った。シャワーを浴びた。それでもやはり気分はさえなかったが、授業に向かう。8時からの授業に15分の遅刻。昨日のみんなはどうしているかあ? なんて思っていたら、兄が自転車を降りているのが見えた。兄も私同様に遅刻だった。「兄~!」と声をかけたら、びっくり。そして二人で笑いこけた。兄にガムをもらって一緒に食べた。先週ネットが使えなくて機嫌の悪かった先生は今日はDVDに焼いて資料を持ってきていて、上機嫌だった。でも、私たちはなんとかノートをとるのがやっとだった。現在、21時50分。やっと二日酔いが完全に抜けた気がする。長かった。でも、明日は日本から来ている中国人とゴクウに飲みにいく約束をしている。。。。
2004年05月17日
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遅ればせながらセブンイレブン北京一号店に初めて行って参りました(4月15日開店→ニュースリリースへ)。同行者は日本からリサーチにきている出張者と、中国の新聞社で記者の友人。足は、記者氏の買ったばかりのマイカー(27歳で8万元のお買い物)。北京の東部、東直門のセブンイレブンに着いて。私の感想「(ちょっと興奮気味に)わぁセブンイレブンのにおいだ~!」(=これ、たぶんおでんのにおい) 日本人出張者「うん、日本に近いね」中国人記者「(感想を求められて)とってもよい。こんな小さなところに、雑誌もファーストフード(お弁当コーナーやおでんのこと)もコピー機もある」店員さんの愛想もよい。「日本人のお客さん多いですか?」と私。「多いですよ、あと韓国の方も」続いて店員は、「(おにぎりを指差しながら)あ、これ、お薦めです。おいしいですよ!」「これは日本にないですね」と冷たい私。「いや、ありますよ! 豚肉とキムチ…」店員も負けていない。しかしそれでもいまいちピントきていない私。「。。。。(沈黙の後、やっと分かって)あー、豚キムチおにぎりかぁー。うん、きっとあるんでしょうね。食べたことないけど。いやー、よく研究してますねー」私の負けである。中国語で書かれた豚キムチにとっさに反応できなかった。「いえいえ。また、来てくださいね!」他愛もない会話ではあるが、客への物腰など、日本風の教育が行き届いていることを感じた。他のお客さんの会話では、「ここは日本人が開いたとこかい?」「はい、そうですよ!」こんな会話もあった。私は、サーモンおにぎり(2元)とシュークリーム(5元)とエクレア(6元)を購入(ダイエット中なのに意志が弱い)。日本の出張者は「セブンイレブンは今や日本人にとっては、なくてはならないものになってるからねー」と記者氏に語りながら、日本人二人は、「いやー、これからセブンイレブンが北京をどう変えますかね? 教育の問題は?」などと語りながら、初のセブンイレブンを後にした。次に、出張者の希望でイトーヨーカ堂へ。私はこちらはもはや見慣れた風景だけど(と言っても近くないので買い物に来ることはまずないけれど)、出張者氏にとっては、中国に現地化されている様子は「微妙だなー」という感想だったようだ。ところで、ヨーカ堂の地下一階で、ビアード・パパを発見!もちろん、1個(6元)購入。留学前の02年2月5日の日記で「中国では食べられない」と思っていたこのシュークリームが食べられてしまった(ただ味はちょっと落ちるような…)。次の目標は、みはしのあんみつだ(おいおい、ダイエットは…)。その後、記者お奨めの四川料理へ。雰囲気の良い店、味もよい。記者氏の友達のオーナーが出てきて、「日本人の集まりに使って欲しい」。夜は、中国人の友達のボトルがあるという夜景の見えるスナックへ。まったりとした時間を過ごし、2時前に帰宅。あっ、セブンイレブンに行く前のお昼には中華を食べながら、新生「北京ビール」を味わった。朝日と合弁で最近北京工場での製造を開始したもの。味はまあまあ。もっとも私にとってビールはどれもさほど区別がつかない…。というわけで、かなりカロリーをとった日曜日。体重計に乗るのが怖いです。
2004年05月16日
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HSK(漢語水平考試)高等を受験した。初受験である。受験体験記の前にひとつ訂正。4月16日の日記で「語言大学の学生に限り、1500人まで、試験当日の午後、別の試験問題でもう1度試験を受けられる。成績はよいほうを選べる」と書いたが、これは「語言の学生に限り」ではなかった。私は人民大学の学生だが、受験票をもらったら、裏に「模擬試験受験票」というのが貼り付けてあって、午後も受験してきた。私は人民大学の対外漢語学院の事務室で受験を申し込んだのだが、この模擬試験を受けることが出来た。しかし、申し込みが遅かった人のなかには受験出来なかった人もいる様子。模擬試験会場の名前チェックリストには、大学名が書かれていたので、各大学への割り当てがあったのかもしれない。成績については、先に書いたように、よい成績が選ばれるとのこと。両方の成績を知ることが出来るのか、あるいは勝手に選ばれてしまうのかは不明。ただし、HSKの高等試験は、筆記試験(ヒアリング、閲読、総合)の他に、作文(400~600字)と口答試験があるのだが、午後の模擬試験は筆記試験だけだった。つまり、筆記試験についてのみ、よい成績を選んでくれるということらしい。ただ、個人的な結論を言うと、午後の試験は、本当にダメダメだった。ヒアリング、閲読ともに難しい! 自分の知っている語彙、関心がある話題かという相性の問題もあるとは思うが、個人的には午前の問題と午後の問題とはその難易度が格段に違ったように感じる。午前中の問題は、ひとつの文章のなかに分からない単語がいくつかあるといった感じだったのに対して、午後はキーワードとなる単語のほとんどが専門性の高い単語で日本語も分からん、ってな感じ。もっとも、中国語検定や通訳案内業試験のように日本語訳が求められる問題はないので(英語のTOFLE と同じ)、その単語の意味は分からなくとも、大体のニュアンスが分かれば、ABCといった記号で置き換えてやれば、解答は出そうだ。が、やはり分かる単語、話題が多ければ難易度は下がるわけで、午後の試験は私にはとても難しかった。そして、2度目の試験ということもあって気力も落ちていたので、最後のほうはサイコロを転がすような気持ちでマークを塗った部分もある(わぁ、本当ダメダメだ)。ただ、ほかの受験者の反応を取材しないので何とも言えないが、この模擬試験の意図には、そういう単語選びに関する要素も入っているのかなと勘ぐってみた。たとえば、午後のリスニングにあったひとつ問題に所謂「315」の問題があった。中国に暮らしている人なら、多くの人が知っている消費者の権利を守る日、3月15日に関するもの。ラジオの取材をそのまま録音したものが問題に使われていた。私は、そのラジオ聞いたことあるんじゃないか? と自分で思うくらい、そのテープを聞く前から、話す内容が予想できた。その後でテープで流される質問の内容についても、問題用紙に書かれた選択肢を見ながらほぼ予想できたほどである。つまりは、この問題に関しては、ヒアリングの試験になっていない。知識で解いたまでである。こう考えてみると、中国語の能力を測るための試験が、中国に関する知識の多少を測る試験にもなっているということである。もっとも、語学は、その国の文化や生活とは切り離してはありえないのだから、これは致し方ないとも言える(「実用的」ということでは、そこには積極的な意味もある)。一方で、中国語が使われる範囲は非常に大きいので、特定地域(たとえば北京や上海など)に住んでいる人になら分かるという問題がたくさん出題されることはフェアではないだろう。であるならば、語学の能力を単純にみるためには、嘘でもいいから現実離れした内容を問題にするほうがよいのかもしれない。が、さすがに嘘はまずいだろうから、誰も知らないような専門チックな話題を使うというのは、もしかすると良い方法なのかも知れない(それでも一部の専門家にはラッキー問題になるから同じことか??)。。。。そんなことを試験中に考えながら問題を解いていた(集中力ないじゃん! 本当、ダメダメ!)。なお、午前中に行われた試験については、天津で受験されたzhenguiziさんも書かれているとおり。作文は、「喫煙の個人の健康と公衆に対する影響」(記憶がちょっと曖昧)、そんなテーマだった。参考文として、ある都市では、歩きながらの喫煙を禁止する規則を作ったこと、公衆の場での喫煙がだんだんに禁止される方向にあることなどが書かれていた。口答試験は、テープへの吹き込み方式である。問題文の朗読(3分以内)のあとに、与えれた問題2題について答える(それぞれ2分以内)。朗読の内容と質問内容は試験用紙に書かれており、録音の前に10分間の準備時間が与えらている。メモをとってもよい。録音は、LL教室内で一斉に行われた。テープは自動で動くので、途中で止めることは許されない。一度始まると、朗読から、問題に関する解答まで一気に行う。よって時間配分も自分で行う必要あり。今回のテーマは家族に関するもの。問題は、(1)何か問題が起こったとき、あなたの家ではご両親は子供にどうさせますか? 具体例を挙げて答えなさい。(2)あなたは問題が起こったとき誰に相談しますか? なぜですか? 大まかなニュアンスはこんな感じだったと思う。私は、今回の試験にあたって何も準備をしていなく(昨年少し対策講座を受けたことはある)、何級をとらねばいけないというプレッシャーもなかったので、とりあえず高級試験というものがどんなものか? といった気持ちで受けたので意外と楽しく受験できた。でも、高級試験は年1回(新彊では年2回)なので、目的がある人にとっては非常にプレッシャーがかかる試験だと思う。という私も来年は、卒業年度なので、就職に備えるためにも、ちゃんと受験しないとだめかなーと考えている。と思って、帰りに語言大学近くのそばの留学生用本屋さん(2割引き)で、口語のテキストとテープを買った。相互学習で利用する予定。。。。。まぁ、いつも試験の後にはやる気になって試験前には力の入らないダメダメ君なのだけど。あっ、ちなみに、今日の試験の会場は、午前中は北京外国語大学東院国際交流学院4階、午後は北京語言大学教二楼でした。久しぶりに行った語言で、以前毎日食事をしていた第3食堂が壊されているのも見てショックを受ける。散歩の後、ばんりのおいしいとんかつを頂いてから、銭湯で汗を流して帰ってきました。さて、来年に向けて中国語もっと勉強しなくっちゃ。
2004年05月15日
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今日は班長のお話。中国の学校にはほぼ必ず「班長」が存在する。留学生の受ける中国語の授業にも、中国人学生と一緒の学部の授業にも、研究院(大学院)の授業にも班長が一人ないし二人くらいいる。日本語で班長と言うと、クラスの中の小グループの代表のようだが、中国語の「班」は、日本語のクラスに相当する。つまり「班長」(Ban1Zhang3)は、クラス委員といったところだろうか。そして大学における「班長」の存在は、絶大である。休校の知らせや宿題のとりまとめなど、教授陣や教務担当の先生との窓口はすべて班長が引き受ける。日本の大学では、休校の通知は掲示板を使うのが一般的だと思うが(最近は携帯電話でも確認できたりするようだが)、中国の場合には先生からの連絡は班長がすべて受けて、それをクラスメートに伝える。大変な仕事なのだ。もっとも中国の大学の場合、ほぼ全寮制だから、班長はその後、各部屋長(学部の場合、8人ほどが一部屋)に連絡すればよく、日本の大学の連絡網のような煩雑さはない。ただ、それでも我がクラスの場合には、一部外に住んでいる人もいたり、テレビ局などでバイトしている学生も少なくなく、連絡が取りにくいため、クラスのBBSが活用されている。いずれにしても、私のように中国人に混じって授業を受けている留学生の場合、班長に頼るべきところは大きく、決して足を向けてなんて寝られないのだ。今日(金曜日)も、班長から電話ももらった。もっとも今日は、「CCTV(中央電視台)のテレビ収録見に行かない?」というお誘いだったけど。(実は、電話を受けた際、まだ出していない宿題の催促かと思ったのだが、当てが外れてよかったぁ(笑)。結局、このお誘いは断ってしまったのだが、あとで考えてみたら、きっと彼女の先輩から頼まれて人集めしているんだろうなーと、悪いことをしてしまったなと思った(もっとも授業がある時間だから仕方ないんだけど。。。)。そうそう、ちなみに、我が班長は、出身地の江西省で高考(大学入学共通試験)が一位だったとか。しかも、普通よりも2年早く大学に入っている。言わゆる飛び級。だから大学院1年でもまだ21歳。若い! けど、非常に頭が切れる。しかも、クラスメートの面倒見がよく、細かいことに気がつく。すばらしい。と、うん? 訳のわからない展開の日記になったけど、要は班長は偉いというお話。こんなところで褒めても仕方ないんだけど、本心から感謝しているのです。
2004年05月14日
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中国には56の民族がいると言われている。一番多いのは漢族で、全体の91.59%を占める。ということは、残りの55民族はすべて「少数」民族ということになる(が、そうは言っても全部合わせれば1億人を越す)。水曜日、中央民族大学に通うモンゴル族の学生と一緒に「相互勉強」をした。彼女は昨年学部を卒業、本当は日本に留学したかったのだけど、ビザの取得が難しくなって実現せず。今年は、言わば「浪人」中の身だ。その彼女に私が日本を教え、代わりに中国語を教えてもらうことになった。「日本語は4年生の時に始めたんです」という。つまりまだ1年足らずしか勉強していない。しかもほぼ独学。しかしそれでも、私がゆっくり話せば大体の会話は理解できる。「モンゴル語と日本語は文法の順番が一緒で似てますから」「モンゴル語には、『らりるれろ』以外は日本語の発音は全部ありますから」というが、上達の早さには舌を巻くばかり。やる気にあふれ、素直な性格が短い時間の間に感じ取れた。綺麗な瞳の奥から熱意がひしひしと伝わってくる。果たしてこのやる気はどこから生まれてくるのだろうか?「私、英語は苦手。私たちは高校まで外国語を勉強できないんです」、彼女はそう言う。彼女の母語はモンゴル語。いわゆる中国語(普通話)は彼女にとって外国語も同然だ。だからこそ、日本語の勉強は頑張りたいということのようだ。聞いたところによると、小学校に上がる前の「学前班」の段階から、彼女たちは普通語を勉強する。そして普通の科目の授業は、中国語から翻訳されたモンゴル語の教科書を使う。北京など都市部の小学校ではすでに英語教育が始まっているのに対して、内モンゴル自治区に住む少数民族は英語学習の機会を与えられない。しかし、大学に入れば、英語が必修となる。しかし、小さいころから英語を勉強してきた他のクラスメートと同じレベルまで追いつくことは通常ほとんど無理である。これと同じ話は、私のクラスメートで、チベットの放送局から派遣でメディア学を学びに来ているチベット族の友人からも聞いたことがある。漢族の学生は1学期で語学の授業をとり終えるのに対して、彼は2学期になっても2コマの英語をとらねばならない。彼はチベット語のキャスターだが、そんなことは関係ない。少数者の視点について、自分のこれまでの想像力の乏しさを恥じた。そして、私は日本人としてこれを他山の石としなければと思う。日本にもこんな問題は決して少なくない。これから水曜(と出来たら日曜の週2回)に行う相互学習では、そんな少数者の視点を少しでも勉強させてもらいたいと思っている。----木曜日。CCTV新聞の人気インタビュー番組「面対面」のキャスター王志の講義。立ち見者大勢。夜はプール。
2004年05月13日
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日本でもポツポツと報道されているようですが、中国では4月20日頃から大きな注目を浴びているのが、「劣悪粉ミルク殺人事件」です。安徽省の阜陽市で、昨年5月から今年4月末の1年間に、赤ちゃんばかり171人が入院、うち13人が死亡。調べてみると、赤ちゃんが飲んだ粉ミルクは、黒龍江省などで製造された粉ミルクで、たんぱく質や鉄分が大量に不足していたり、異物が混入おり、それが原因で、湿疹が出たり、顔色が赤紫色でまだらになるほか、下痢など同じ症状がみられたというもの。その後、これが全国に拡大し、今では地方政府の官僚主義への批判にもつながっています。...この事件が、「編集研究」という授業のグループワークのテーマになりました。私は上海の夕刊紙(新民晩報)を担当。紙面分析にとりかかるため、とりあえず資料は集めました。締め切りまであと2週間。また追って報告します。火曜日は一日中授業のため疲れました。一昨日から引きずっている話題は、「中国人学生のコンピュータ事情」と合わせて書くため、現在内容を確認中。また改めて。
2004年05月12日
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火曜日、「出版」(正式名称:現代出版理論と実務研究)の授業に少し遅れていくと、先生の機嫌が悪かった。「インターネットがつながらない」と叫んでいる。パワーポイント(PPT)のファイルが開かないらしい。通常ネット経由で落としていて、ハードを持参していないので、ネットがつながらないと、PPTが使えないらしい。そのため板書がなく学生には辛い授業になった。先生の機嫌もよくないが学生の気分だってよくない。昨年出来たばかりの「教四」(第四教室棟)はハイテク教室で、すべての教室にパソコンが備え付けられている。先学期、「教一」の時には、パワーポイント(PPTと中国の学生は呼ぶ)を使う授業は皆無だったが、今学期「教四」に移ってほとんどの授業が電脳授業になった。95-99年にかけて私が日本の学部で学んだときにも、PPTを使う先生はいたが、数は少なかった。パソコンも教室に備え付けではなく、ノート型を持参。プロジェクターも備え付けではなかった記憶がある(まぁ、もっと進んでいる大学もあったのだろうけど)。インターネットだって、96年くらいに急速に広がったのではないか。「教四」で授業を受けていると、中国にいる気がしない。この発展は本当にすごい。...でも、ファイルくらいディスクに保存して持ってきてもいいじゃん、と思う。(...そういえば副学部長はDVDーRに焼いていた。これもまたスゴイ)。--------すごいといえば、最近面白い講義になると、数人の学生が教卓に何やらを置きに行くようになった。少し前まではほぼ見られなかった光景だ。その何やらを最近、クラスメートに見せてもらった。とはいっても名前がよく分からないのだけど....。録音機能・ラジオ付きMP3とでもいうのかな? 「iPod」の中国版だろうか?(iPodはまだ見たことがない....)ともかく中国版のこれの大きさは名刺の2/3ほど。値段は600元(約7800円)。音楽でもファイルでも128MBくらい保存出来るらしい。見せてくれた彼女は確かに外国製は良いのだけど、どうせ数年でもっと良いのが出るんだから、あまり高いのはいらないと言っていた(確かにそのとおり)。最近これが学生に大流行。授業をさぼってこれで後で講義を聞くという使い方もされているよう。中国ではウォークマンとかウォークマンCDが一般的になる前にこういうのがバッと広がるんだもんな。もちろん、これは中国の限られた場所、限られた人のことなんだけど....。でも、やっぱりすごい。
2004年05月11日
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昨日、今日と必要があって、図書館で古い新聞を調べていた。本来見たかったのは、1992年の北京日報なのだが、興味が出てきて、ついでに82年と72年のも引っ張り出してきてしまった。もっとも中国の新聞の電子化は非常に進んでいて、その多くは無料で使えるので、実際の紙面を繰る必要性はそうそう多くない。(中国では、新聞は「党の喉舌」つまり宣伝物であるという社会主義の考え方に基づいているため、商業主義の日本の新聞とはスタンスが違う。)ただ、北京日報の場合、古いものも、紙面はすべてスキャナで読み込まれているものの、テキスト化されているのは見出しだけ。従って、見出しの想像がつかないものは、実際の紙面を見ていくほうが早い。まぁ、そんなわけで、今日は古い新聞とにらっめこ。しかし、これが結構楽しかった。12年、22年、32年前の記事記事だが、概して意外と古さを感じないなと思う一方で、92年の記事に、「電話を受けるマナー」なんていう電話を始めて使う人へのハウツーものの記事があったのにはちょっと笑った。「電話をかけてすぐに『あれ、俺にくれよ』なんて急に話始める人がいるが、『彼はいません』と言われるようなケースがある。きちんと始めに名乗ってから....」見たいな感じの記事。確かに私が92年に北京を訪れた際には電話がない家が多く、隣近所を呼び出すという話を聞いた。中国人は電話よりも目の前にいる人を大事にするから電話にでない人も多い、なんていう講義も受けた(本当かな?)。10年ちょっとで、ここまで、携帯が普及するとは考えてもなかったなぁ。改めて、中国を捉える際に変化の早さという時間の要素を頭に入れておく大切さを思った(時間軸に加えて、地域格差という空間軸、それに民族の多様性も同じく重要だと思う)。まぁ、他にも面白い記事をいくつかメモったのだけど、長くなるのでそれはまたの機会に(対日報道の変化、パンダ大使、「中国在建設中」、野麦峠など)。昨日予告したソーシャルネットについても明日以降に。------....今日も連続2000mを泳いだ。最後の100mだけクロールであとは平泳ぎ。ちょうど70分。さきほどダイエットのページをいろいろ検索していたら、私の場合、肥満から抜け出すには最低でも7キロは痩せなければいけないらしい。それをカロリーに直すと4万9000キロカロリー。一方、平泳ぎ70分の消費カロリーは700キロ(ゆっくりの場合には本当はもっと少ないんだろうけど)。ということは70回泳げば、とりあえずは目標達成になる(?)。理論上は....。まぁ、考えても仕方ない。まずは、規則正しい生活と毎日の運動を目標に。----昨日の報道によると、日本が米国を抜いて世界最大の中国人留学生の受け入れ国に。 日本の大学(短大・専修学校を含む)に在籍する中国人留学生は昨年五月時点で前年比約1万2000人増の7万814人。一方、米国の大学の中国人留学生(米国際教育研究所調べ)は昨年8月時点で6万4757人。また日経新聞によると、早慶で留学生の争奪戦が起きているのだとか。。。
2004年05月10日
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○水泳の「深水合格証」をゲット! です。っていうかこんなものがあるんですねー。初めて知りました。「深水合格証」とは、その名の通り深いところで泳ぐための合格証。これがないと、人がいっぱいの浅いところでしか泳げません。(人民大のプールの場合、ちゃんと泳ぎたい人と、練習やゆっくりと泳ぎたい人のスペースが半分に区切ってあります。発行元は北京市体育局。大学のプールで独自に発行しているものかと思いきや、そうではなく、これがあれば北京市内どこのプールでも使えると注意書きにあります。この合格証取得のためには(人民大の場合)、1)プールの受付で取得したい旨を申し出て手数料10元を払う。2)チケットを受け取り、それを持ってプールへ。3)200mを連続で泳ぐ(泳ぎ方は自由、時間制限はなし)。4)泳ぎきったら写真を1枚提出。そうすると、その後、「深いプールで泳いでいいよ」と言われ手続き終了。帰る際に、パウチされた証明書がもらえます。有効期限は3年。ちなみに、ネットで調べてみると、プールの管理については数多くの条例があり、この「合格証」も条例に基づいたものなんですね。試験についても、200mを連続で泳ぐことときちんと書いてあります。また、「30秒以上手と頭を出して立ち泳ぎ」、なんていうのもあるんですが、これは何も言われませんでした。うん?、これって犬かきのことですよね???...(なくて良かった)。ところで、この「合格証」でネット検索していたら、「北京市游泳减溺工作实施办法 」(1997年7月2日)なんていうのも見つけました。意味的には、「溺れるのを少なくするための実施規則」ってな感じでしょうか。興味深いのは、この中には具体的な数値目標があり、溺死の数を10万人(延べ)中0.1人にするとあります。これがどれ位のものなのか、ちょっと見当がつきませんが、プールで溺死する事故がかなり多発していたということなのでしょう。中国では日本のように小学校での水泳教室が一般的でないためか、泳げない人の割合は日本よりも相当高そうです。「合格証」の裏にも、「政府提示市民:珍愛生命、注意安全」とあります。その通りですね。私も肝に銘じます。...さて、というわけで、今日も5時に夕食、7時半から1時間ちょっと泳ぎました。200M+1750M連続平泳ぎ、+最後に50Mだけクロール。だんだん慣れてきました。しかし、お腹がすいた。もう寝ようっ。0時47分。明日は、1992年の新聞についてと、「ソーシャルネットワーク」なるものについて書く予定です。---こんな↓ニュースもありました。三陸産アワビが中国で人気2004/05/09, 00:35, 日経速報ニュース http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20040509AT3K0802V08052004.htmlふーん、アワビは日本のほうがとれるんですね。そういえば、フカヒレも日本から輸入しているという話も聞きますねー。おやすみなさい....。0:53
2004年05月09日
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今日から授業再開。4時に午後の授業が終わって5時に早い夕食。6時半に2度目のプール。クロールも少しは軽い泳ぎになったかな。でも、まだまだ力が入っている。50Mを泳ぐと最後はちょっと苦しい。まぁ、徐々に感覚を取り戻していこう。そして子供が今にも生まれそうなお腹をどうにかしなければ....・その後、中国の友人からショートメールがあり一緒に飲む。日本留学準備中の学生との相互学習をアレンジされる。水曜と日曜の週2回、中国語と日本語の勉強をすることになった。こういうのも本当ひさびさである。今日行った店は昨年SARSの際に毎晩のようにお世話になっていたお店。昨年のこの頃を思い返すと何とも懐かしい。今年もまたSARSは再発するも昨年に比べて危機感は薄い。何とかこのまま沈静化することを祈るばかりである。店に自転車で向かう途中、多くの人が赤信号を渡るなかで一人信号を待ちつづける女性を発見。さて、明日は日曜ながら8時から授業。さてと今日は早めに寝よう。
2004年05月08日
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体重計を買った。カルフール中関村広場店(*1)のお買い得商品で積みあがっていて衝動買い。体重計があれば、ちょっとは自分へのプレッシャーになるかな? と思って(...本当かな?)。*1 3月17日オープン 3.2平方キロ アジア最大らしい(?)(株)タニタ(中国名:百利達)という日本の会社製(工場は東莞←懐かしい!)で29.9元。至って原始的な普通の奴。体脂肪も計れるデジタルな奴もあったけど300元以上はさすがに高い。体重計を買ったからって痩せる訳じゃないし...。売り場には、サンプルの体重計が二台置いてあって、みんな代わる代わる体重を量っていた(土足のままで)。普通の家庭にはまだ体重計は普及してないのだろう。そういえば、道端に身長兼体重計を置いて暇そうに商売をしている人がいるけれど、こんなところで計るのは子供だけだろうと思っていたら、若いOLさんが計っている姿も何度も目にしたことがある。ところで、私が買った体重計。説明書をみると、誤差が0-65キロまでを測るときで±1.2キロ、65-130キロだと±2キロと書いてある。えっ、2キロの誤差?? 2キロ痩せるのって結構大変なのに、それは誤差のうちなんだね.....。まぁ一番安い体重計だから仕方ないんだろうけどさ。日本製でもそんなものなのかーと思う。---連休も今日で終わり。明日は土曜日だけど木曜日の振り替え。日曜日には金曜日の授業がある。休み明けのいきなり9連ちゃん。うぅ~、ハードだなぁ。※写真館ー写真で見る中国とその周辺ーをオープンしました。※北朝鮮の写真をUPしました。コメントと日記はまだ手付かずです....^_^;
2004年05月07日
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「私、日本のファーストフード好きよ!」湖南旅行で同じグループになった、山西省から参加の50歳間際のマダムは私にこう語りかけてきた。「名前、何ていったかしら? 牛肉の...、あれ!」とくれば、もちろん吉野家のことだ。しかし、私はそれを聞いて実はちょっと意外だった。そんな地方の人が吉野家を知っているとは思わなかったし、年配の女性に牛丼が受けるとも思わなかった。だが、彼女はとても得意げだった。周りの中国人は、「へぇー」と頷きながらそれを聞いていた。彼女にとって、吉野家を知っていることは一つのステータスのようだった。と、この話を思い出して、吉野家についてちょっと調べてみた。中国の吉野家第一号店は1992年、北京でオープンした。マクドナルドよりも数ヶ月早い。当時の新聞を眺めてみると、高級料理ながらも地元市民に受け入れられている様子が伝えられている。北京は、香港のフランチャイズ加盟企業を通じての出店だったが、02年にオープンした上海一号店は、現地企業の上海新亜大包や三井物産の現地法人との合弁会社、上海吉野家快餐による。ところで、日本では、牛丼不在で苦労している吉野家だが、中国では相変わらず牛丼は健在だ。中国産と豪州産の牛肉を使用しているという。ただ、中国の吉野家の牛丼は味がいまいちと思うことがある。米や水、肉の質の問題もあるのだろうが、それよりも調理法に問題があるのではないかと思う。日本では、牛丼のご飯と定食のご飯を分けたり、炊飯のタイミングまでマニュアル化しているというが、中国ではそれがあるかは定かでないけれど(*)、少なくとも徹底されている気配を感じない。それは、例えばマクドナルドも一緒で、ビックマックのレタスの量が極端に少ないことなどがよくある(マックは、バイトしていたことがあるので、こだわりもあり、文句をつけたこともある。笑)。マニュアル主義は弊害も多いが、マニュアルによってサービスを一定レベルに保つことで、顧客に安心感と満足を与えることが可能になり、それがチェーン店の強みでもある。北京では、吉野家を筆頭に、ラーメンや回転寿司、カレーなどが一般市民に広く受け入れられつつある。これらの店は、味は当然のことながら、日本式サービスとそのイメージを売っていることも間違いない。そして、日本的サービスを受けたことのない従業員にそれを伝えるのは教育であり、そしてマニュアルだ。いずれにしても、日本料理が中国で中国人に喜んで食べてもらえるというのは、日本人として嬉しい。そして、おいしい日本料理が安く食べられるのもまた嬉しい。頑張れ吉野家、頑張れ日本食!...痩せなきゃいかんというのに、またご飯の話を書いてしまった...。(....実は今日のお昼は68元の日本食食べ放題に行ってきました。お刺身やお寿司をたらふく食べて大満足。そんな訳で、頭の中は食事のことばかり。それで思いつきでこんな日記になりました.....。)*サイトを見ると、「インターナショナルカレッジ」というのがあり、「海外展開におけるトレーニングや商品開発等の海外拠点として機能しています」ということではある。○今年4月20現在で、在中国の吉野家の店舗数は、北京 52、上海 11 、台湾 50、香港 20。(北京は天津、瀋陽・大連、内モンゴルなどを含んだ数。)【参考】安部修二、伊藤元重『吉野家の経済学』(日経ビジネス文庫、2002年)吉野家公式サイト http://www.yoshinoya-dc.com/top.html...そういえば、中国の吉野家は鶏丼もおいしいんだよね♪その話はまた改めて。
2004年05月06日
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指紋が危ない。 風光明媚(めいび)な観光地として人気の高い、湖南省・張家界を旅行中、そんな真剣に考えた訳ではなかったが、ふとそんなことを思った。そして、北京に戻り、新聞を眺めながら、ここ数週間で指紋を巡る動きが急に活発になっていることを知った。住民基本台帳に指紋が記載されるのもそう遠い話ではないのかもしれない....。これは、張家界の森林公園に入るために指紋を採られている風景。「えっ、なんで観光地で指紋をとるの?」と思ったが、周囲の中国人観光客は特に驚く様子もなかった。もっとも、ここで指紋をとる理由は、犯罪対策などではなく、今話題の「生体認証(バイオメトリクス)技術」なのだろう。つまり、ICカード式の入場券に指紋を登録することで他人が使用できないようにする仕組みである。この森林公園の場合、二日間かけて登山を楽しむケースが多いため、他人による不正使用を防ぐ目的で導入したものと思われる(ちなみにこの入場券は158元)。機械的に指紋を採られたのは私は生まれて初めてだったので、中国にこんな技術が普及しているのかと驚いた。ところが調べてみると、国際指紋認証コンテスト(FVC200)というのがあり、中国科学院のチームが先月、1位を獲ったという(http://www.cas.ac.cn/html/Dir/2004/04/22/1334.htm)。一方、日本に目を転じると、富士キメラ総研(東京・中央)は、バイオメトリクス(生体認証)の国内市場が2010年には、現在の3倍強の292億円まで拡大するという調査結果をまとめたという。また、富士通が、NTTドコモの第三世代携帯電話「FOMA」用の最新機種「F900i」で指をスライドさせるだけで指紋を読み取る最新技術を導入したり、パソコンにも指紋読み取り装置がつくなど、日本でも指紋ビジネスが盛んなようだ。しかし、「指紋」と聞いて私がどうしても思い出すのが、日本で2000年3月まであった、外国人に対する指紋押捺制度だ(永住者については92年に廃止)。6歳以上の外国人が日本に1年以上在留する場合、「外国人登録証明書」と「外国人登録原票」にそれぞれ左手ひとさし指の指紋を押捺することが義務づけられていた。中国では現在、この制度はないが、もし私がこれを強要されたら犯罪者になったような気分になり、いい気持ちがしない。ところが、世界的には、国家による指紋採取の動きは強まっているようである。米国は、今年9月末頃から日本人などビザの免除されている短期旅行者に対しても、指紋採取することを決めた。新聞報道によると、米国は、身体的な特徴(バイオメトリクス)を記録した「機械読み取り式の旅券」を今年の10月26日までに導入するよう各国に求めてきたが、ほとんどの国が期限に間に合わないと返答してきたため、暫定的に、米国独自で指紋を採取することとしたようだ。また、英国は、2007年までに全住民を対象として、指紋や眼球などの特徴を記録した身分証明書を発行するという。イタリアでは、在留資格をとるためには、両手10本の指紋に加えて手形までとられるという。一方、中国では、指紋情報などを盛り込むという話は聞かない。ただ、中国人に対しては身分証の携帯を義務付けており、いわゆる国民総背番号制が徹底している。その身分証明の切り換えが今年1月から3―5年をかけて行われており、この新しい身分証明書はIC化されている。果たして、日本はどうなるのか?パスポートについては、米国の圧力もあり、指紋情報を入れる動きが強まりそうだ。さて、その次は?? メーカーにとっては大きなビジネス拡大につながるから、政府への売り込みも強まっていることだろう。しかし、指紋を他人に管理されるということについて、ちょっと立ち止まって考えてみる必要があると思う。【参考】・米への入国、日本人からも指紋――9月末メド、27カ国追加。2004/04/03、日本経済新聞 ・米短期滞在、指紋と写真撮影を義務化 日本人観光客も 朝日新聞2004/04/03・米、日本人観光客も指紋採取へ――客足に悪影響、旅行業界懸念。2004/04/04、日本経済新聞 ・英、身分証に生体情報、指紋や眼球、特徴を記録――全住民対象、2007年発行目標。2004/04/28, 日本経済新聞 ・32本分の「指紋」(特派員メモ ローマ) 朝日2003年08月01日・山武、携帯電話使う防犯システム。2004/04/27, 日経産業新聞 ・生体認証、300億円市場へ――2010年民間予測、「静脈」が急拡大。2004/04/24, 日本経済新聞 ・特集――守る個人情報、生体認証で「本人」確認、ほか(ニュースで知る経済)2004/05/04、日本経済新聞
2004年05月05日
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最近本当に体が重い。昨年から10キロほど太った。危機的状況。空気の綺麗な湖南で数日、山登りをして、少しは健康的な生活の癖がついたかと思ったが、やはり北京に戻れば、また元に戻ってしまう。しかし、そろそろ本気で「生活習慣病」の恐れが。どうしようか?、思っていたところに(実行が伴わずにただ考えているあたりこれまた危機的状況...)、「プールに行きませんか?」とのお誘い。やはり、論文執筆で体がなまり、お腹が気になるという先輩(私ほどでは全然ないのだけど)。今回初めて行くプールだが、実はとても近い。宿舎から歩いて300メートルほど。昨年出来たばかりの50Mプールだ。シャワーつきで、お風呂代わりにしている人多数。サウナはない。希望者には水泳教室も開かれているようだ。プールの半分は「上級者用」になっていて、特別なカードがないと入れない。私は極端な運動音痴だが、中学まで水泳スクールに通っていたので、水泳だけは自信があった。しかし、休日ということもあって、子供も多い。クロールで泳ぐと気を使う。なーんていうのは言い訳で、50Mをクロールで泳ぐと息が上がりすぎ。はーはーはー.....、とことんダメダメである。諦めて、平泳ぎに徹した。これなら、す~い、す~い。気持ちが良い。3ヶ月有効で20回使える季節カードを作った。110元。1.5時間当たり5.5元の計算。これで何とか健康的な体を取り戻さねば。○利用時間と料金は以下のとおり:12:00―16:30 学生6元(1.5時間) 外部20元(無制限)16:30-21:00 学生8元(同上) 外部25元(同上)*季節カード(3ヵ月有効、20回券)学生110元 外部280元*写真1枚を持参(問い合わせ:62514343)--------渋いDVDを買ってみた。日本にいた時には日本の古い映画を見なかったが、こちらの学生の方が詳しかったりして、情けない。七人の侍 黒澤明羅生門 楢山節考 今村昌平零戦燃ゆ(加山雄三)あゝ海軍(中村吉右衛門)これは日本のではないけれど....卓別林(チャップリン)大独裁者CIA東欧眼中之赤軍王朝パレード9.11事件簿これだけ買っても千円もしない。連休を利用して、DVD三昧もいいかも。いや、でも、動かなきゃまた太る(笑)
2004年05月04日
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【訂正します】「改正・道路交通安全法」と書きましたが、実は、「新しい法律」でした。従来《机动车管理办法》《中华人民共和国道路交通管理条例》《道路交通事故处理办法》があったのですが。これらは5月1日をもって廃止、そして今回の法律を作ったとのことです。また、道路交通安全法に基づいて、「実施条例」が同日施行されました。中国の道路交通安全法が、5月1日に施行された。(中国語全文→ココ)歩行者や自転車の信号無視に、最高50元(約650円)の罰金が課せられる。自動車での違反の場合には最高2000元の罰金。どちらもこれまでの10倍だ。一昨年10月の日記に、自らの戒めのため、《赤信号をみんなで渡らない「勇気」》を書いた、しかし、ここ中国では赤信号を渡らないと、道を渡れないのもまた現実。結果、人と自転車と自動車が入り乱れての大混乱という悪循環がある。果たして、この法律によって何かが変わるのだろうか?何はともあれ、まずは自分が罰金を取られないようにしなくっちゃ。※懺悔(ざんげ)※97年ハルピンを旅行中に渡ってはいけない道路を渡り、罰金を取られそうになったが、中国語が分からない振りをして(本当にほとんど出来なかったけど)、「意味が分かりませーん」というジェスチャーで逃れたことがある。.....あのときは、ごめんなさい!
2004年05月02日
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中国に来てからインスタントラーメンをほとんど食べなくなった。その理由を考えてみると、1)他に安くておいしいものがたくさんある。2)日本に比べておいしくない(口に合わない)。ということかな~、と思う。なんてったって、大学の学生食堂なら、おかず3品にご飯山盛りで4-5元(約60円)。カップラーメンの値段も大体これと同じ、もしくはもうちょっと高い。中国式ラーメンを町の小さな店で食べても5元前後。日式のラーメンチェーン店「面愛面」(北京京日味千食品=東京国際貿易100%)でも12元くらいから食べられる。というわけで、私は外に出てご飯を食べるほうを選ぶ。とはいっても、日本にいたときには、日清のカップヌードルやサンヨーのサッポロ一番は、値段ではなく、その独特の味に魅せられて、週末のお昼に好んで食べていた私である。しかし、中国に来てからあまり食べなくなったのは、やはりその味付けに大きな理由があるかもしれない。中国でも、日清のカップヌードルは売られているのだが、現地生産であり、味も中国バージョン。決してまずくはないけれど、子供の時から食べているあの「おふくろの味」(?)ではない。※日清食品のサイトによると、日清は「海外8カ国25工場で即席めんを生産しており、どの国においても それぞれの国・地域の食文化に根ざした味や香りや食感を取り入れ、即席めんの味にその国の食文化を反映致している」とのこと。ちなみに、そのため、「海外製品の日本での販売は、いたしておりません」という。そんなわけで、普段はあまりお世話にならない中国のインスタント面(中国語で「方便面」<方便は便利の意味>)だが、方便面なくして語れないのが列車旅行である。通常最低一晩以上を過ごす中国の列車内での定番料理は方便面である。夕方の5時から6時過ぎ、そしてお昼の11時から正午にかけては、右を見ても左を見てもどこも方便面という光景も珍しくない(インスタントのお粥などもたまに見るが)。かくいう私も今回の湖南旅行には、クラスメートが事前に買ってきてくれた、 を食べた。驚くことにこのカップ麺、「ゆで卵」まるごと1個入り。ふたを開けると真空パックされた黒色のたまご。どうやら期間限定の付録らしい。ちなみに帰りに買った日清のカップ麺にはソーセージが一本おまけでついていた。日本では、30%増量とか、ふたを集めて送ると何かがあたるっていうのはあるが、たまごやソーセージのおまけなんて過去にあったのかなー??(品質管理、大変そう...。中国は大丈夫なのか?)そうそう、ちなみに、ソーセージをカップ麺に入れて食べるのは中国の若者(特に女性?)の間でのはやりらしい。以前、重慶のネット友達にも「ねーねー、おいしい方便面の食べ方知っている」と言われ教えられたし、今回の旅行で隣に座った湖南出身の女子大生もソーセージを入れて食べていた。....と、食べ物の話になると、ついつい色々と書いてしまいたくなるのだけど、インスタントラーメンを巡る日中の文化比較なんていうのも結構面白いかなーなんて思う。ところで、日清食品は4月13日、即席めんで中国2位の河北華龍麺業公司との資本・業務提携に基本合意したと発表した。華龍に33.4%出資するんだって。日清のプレスリリース(http://www.nissinfoods.co.jp/news/news_release.html?nid=713)によると、 資本提携の理由は、 「中国(香港含む)は、年間の総需要が277億食(2003年・IRMA世界ラーメン協会推定)にのぼる世界最大の即席めん消費国で、今後も年率20%前後での成長が予測されています。現在、中国における即席めんメーカー数は300社前後と推定されていますが、市場経済の導入によって年々競争が激化、統廃合が続いており、結果的に上位数社に集約されていく傾向にあります。 こうした状況下で、弊社はこのたび、中国における即席めんのマーケットシェアが第2位の「華龍」と提携することによって、中国全域への販売体制の確立を早期に実現し、拡大する中国市場での地歩を築くこととなりました」という。なお、日経産業新聞(4/14)は、、「内弁慶、日清食品、巻き返しへ賭け」との見出しで、「内市場で四割を超す圧倒的なシェアを持ちながら海外では国内のライバルに後れを取り、「内弁慶」と揶揄(やゆ)されることもあった日清食品にとって巻き返しへの大きな賭けとなる」との評価だ。いやはや、今後中国でも家でカップラーメンを食べる日は来るのかな? 今後の動向がちょっと楽しみでもある。康师傅http://www.tinghsin.com/MG/index.htm河北華龍麺業公司http://www.hualong.com/日清(中国)http://www.nissinfoods.com.cn/【追記情報】○世界初の インスタントラーメンは、「チキンラーメン」。日清食品創業者・安藤百福会長が、1958年8月25日にを発明、発売した。○その安藤百福氏は今年、満94歳。開発中の即席めんを「吸い物代わり」に毎日食べるという。3月10日には上海を訪れて、世界ラーメンサミットに出席。「利益追求だけではダメだ」。食の安全が注目されるなか、居並ぶ世界の即席めん大手の幹部らに食品業者としての責任を説いたという。(日本経済新聞2004/03/11)○そうそう、中国のカップ麺には、フォークが入っている。これは便利。日本ではなぜやらないか?○中国語でカップ麺は「杯面」。袋面はそのまま「袋面」。----5月1日の私・中関村図書大厦へ。(同学とばったり会う。2冊購入)・夜は、急なお誘いを受けて、胡同の中のバーのオープンパーティーに。そのまま、第二外国語大学の先生宅に泊まる。
2004年05月01日
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