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本日は子供たちを引き連れ、演奏会を聴きに行ってきた。会場はわが家から歩いて5分の、愛媛県民文化会館。筆者は仕事の関係で少し遅れて会場入り、モーツァルトから鑑賞する。1 スッペ:喜歌劇「軽騎兵」序曲2 モーツァルト:交響曲第40番 3 ブラームス:交響曲第1番ブラームス:ハンガリー舞曲第5番 今回のプログラムは、家でも聴くことの多い有名曲ばかりだったが、子供たちにとって 長い曲をじっと座って聴き通すというのは やはり困難を伴うようだ。(後ろの席の方々、ゴメンナサイ。ゴソゴソしていたのは、うちの娘たちです。) 筆者も生オケを聴くのは久しぶり、ホールの音響が良くないのがまことに残念だが、それでも大阪シンフォニカーはなかなかイイ音を聴かせてくれる。それにしても指揮者の西本智実サンのカッコよさはどうだろう!!ついつい身を乗り出して見入ってしまった。 比較的ゆっくり目のテンポの中 やや濃厚な味付け、奇抜さはあまりなく、総じてオーソドックスな音楽解釈だったように思う。モーツァルトもブラームスも、なかなか綺麗な演奏だったが、“感動的”という表現を使うにはもう一歩 といったところか。中では アンコールの『ハンガリー舞曲』がノリがよく、一番愉しめた。
January 31, 2006
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コンビニ限定発売の新ビール、サントリーブルワリー「ワールドセレクトビア」を飲んだ。同じような試みの商品としては、昨年10月に発売されたサントリーブルワリー「ボン ビエール」がある。これは香りは良いけれどコクとキレが不足、総じて気の抜けたような味わいであり、あまり美味しいビールとはいえなかった。 しかし今回の「ワールドセレクトビア」は、なかなかイケル味である。万人向けの“洗練された味わい”ではなく、香り・コクともに個性が強いのだが、全体としてうまくバランスをとっているように思う。濃厚な味のビールがお好きな方は一度、お試しいただきたい。筆者の評価=☆☆☆☆
January 30, 2006
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結婚時に買った冷蔵庫がとうとう故障、買い換えることになった。今回購入したのは、Nationalの498Lタイプである。 この13年間に、冷蔵庫はどんどん改良されている。主たる改善点は「ノン・フロン化」と「省エネ化」だが、その他にも「引き出し式冷凍庫」「コンプレッサー小型化+上置化による庫内スペース拡大」「フラットな庫内棚」「自動脱臭機能」「洗浄機能つき製氷機」等が挙げられる。 多分、冷蔵庫は今後も改良が進んでゆくのだろう。10年後?20年後?次回買い換える時はどんな風になっているだろうか? 「取り扱い説明書」の薄さにも、驚かされた。TVやDVDレコーダーの説明書もこのくらい簡潔だとよいのだが。。。
January 29, 2006
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来週のベスト・オブ・クラシック( NHK-FM放送 19:20~21:00 )は、シリーズ「世界の古楽祭」。 1月31日(火)のコレギウム・ヴォカーレと、2月2日(木)のラ・ヴェネクシアーナの演奏会が面白そうだ。(筆者はコンサートを聴きに行く予定があり、残念ながらコレギウム・ヴォカーレは聴けないのだが・・・)31日 《 サント音楽祭2005 から 》「天の女王、喜びたまえ」 イザーク 曲(4分28秒)「聖母マリアに栄光あれ」 オブレヒト 曲(7分24秒)「ミゼレレ」 ジョスカン・デ・プレ 曲(15分14秒)「私は不幸だ」 ウィラールト 曲(6分22秒)「愛する者よ、あなたはすべてに美しい」 イザーク 曲(6分40秒)「ラーマにて声が聞こえ」 ジャッケス・ド・ウェルト 曲(3分06秒)「幸いなるかな、マリアよ」 オブレヒト 曲(5分00秒)「うるわしき救い主の御母」 ウィラールト 曲(6分26秒) ポール・ヒリアー 指揮/コレギウム・ヴォカーレ ( フランス・サント 女子修道院で収録 ) 2日 《 レーゲンスブルク古楽週間2005 から 》モンテヴェルディ 曲“マドリガーレ曲集 第7巻”から「シンフォニア」“マドリガーレ曲集 第8巻”から「タンクレーディとクロリンダの争い」 (※2曲で25分01秒) ロベルタ・マーメリ(S)/サンドロ・ナーリア(T)/ジュゼッペ・マレット(T)「シンフォニア」 “マドリガーレ曲集 第8巻”から「ニンフの嘆き」「シンフォニア」 (※3曲で9分47秒) ロベルタ・マーメリ(S)/サンドロ・ナーリア(T)/ジュゼッペ・マレット(T)/パオロ・ボルゴノーヴォ(B)“マドリガーレ曲集 第8巻”から「情け知らずな女たちのバッロ」 (39分40秒) ロベルタ・マーメリ(S)/アレーナ・ダンチェーヴァ(S)/キアスティ・オーディガード(A)/マッテオ・ベッロット(B) クラウディオ・カヴィーナ指揮/ラ・ヴェネクシアーナ ( ドイツ・レーゲンスブルク ライヒスザールで収録 )
January 27, 2006
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Missa Tertia(第3ミサ)/Regina caeli laetare/Maria, mater gratiae/Sub tuum praesidium/Ave Maris Stella/Virgo parens Christi benedicta/Super flumina Babylonis/Requiem/Cantate Domino/Magnificatデーネシュ・サボー指揮/プロムジカ女声合唱団ショマ・サボー指揮/カンテムス混声合唱団 (HARMONIA CaPm016) 合唱ファンにはおなじみ、プロムジカ&カンテムスによる コチャール宗教作品集の最新作。今回からデーネシュの息子、ショマも指揮者として参加している。 作品群はシンプルな造りながら、素敵な音を随所で鳴らす。芸術性高き「名曲」とはいえないかもしれないが、一聴する価値はあろう。合唱は安定感があり、かつチャーミング。美しきコチャールの世界を満喫できる一枚である。筆者の評価=☆☆☆☆(最高は☆5つ)
January 26, 2006
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カール・ベーム指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団イルムガルト・ゼーフリート(S)/ヒルデガルト・レッセル=マイダン(A)/アントン・デルモータ(T)/ゴットロープ・フリック(B)(ORFEO C 670 051 B 輸入盤) ロジャー・ノリントン指揮/ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ、ロンドン・シュッツ合唱団ナンシー・アージェンタ(S)/キャサリン・ロビン(A)/ジョン・マーク・エインズリー(T)/アラステア・マイルズ(B)(EMI CLASSICS TOCE-13238 国内盤 ¥1,300) ベームの録音したモツ・レクには’56年のフィリップス盤、’71年のグラモフォン盤、同年異演のグラモフォン盤(DVDビデオ)、’75年のLink盤(プライヴェート盤)があった。今回リリースされたのは’55年録音なので、最も古いものとなる。さて問題の中身だが、前宣伝通り立派で雄弁な演奏には違いないが、全体に音楽の流れが悪く、’71年のCDやDVDの域には達していないように思った。合唱団の歌声も もうひとつ。録音の古さのせいもあろうが、その ハンディを突き抜けて聴き手を惹きつけるものは感じられない。これはあくまで“マニア向けの一枚”であろう。筆者の評価=☆☆(最高は☆5つ、★は☆の1/2) ノリントン盤は珍しい「ドルース版」を採用しているところがミソである。ヨークシャー・バッハ合唱団の委嘱で’84年に誕生したというこの新版は、「ラクリモーサ」以降にかなり大きな改変が認められる。初めてモツ・レクを聴く人には向かないが、聴きこんだ人ほど興味深く聴ける内容となっている。演奏も鮮烈で なかなか面白い。今回の再発売にあたって、新リマスタリングが施されており、音質は確かに改善しているようだ。「決定版1300」シリーズの中の一枚、値段の面からもお買い得である。筆者の評価=☆☆☆★
January 25, 2006
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キリンブラウマイスター缶は発売期間限定、かつ販売もセブン&アイ ホールデイングスに限定されているため、筆者も味わう機会が少ない。(愛媛県には、セブン・イレブンもイトー・ヨーカドーもないのである。) 昨年秋に大阪で買って帰った時は、プレミアムビールにしては味が薄めなのが気になっていた。バランスは悪くても昔の「ビール職人」のほうが飲みごたえがあって、筆者は好きだったのである。 さて、今回岡山へ出かけたついでに、再びブラウマイスター缶をいくらか購入してきた。前回発売からまだ数ヶ月しかたっていないし、パッケージも変更ないようだったが、飲んでみると少し味が変わっているようなのだ。柔らかな 飲みやすい味わい、という点では旧年タイプと方向性は同じだが、ふくよかな香りと味わいの深みが幾分、増したようである。 現時点では日本のプレミアムタイプ・ビールの中ではサントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」を第一に推したいが、最近やや薄味となったサッポロ「ヱビス」と比較すると(僅かな差ではあるが)今回のキリン「ブラウマイスター」を上位に置きたく思う。筆者の評価=☆☆☆☆(満点は☆5つ)
January 19, 2006
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朝の神話/薔薇/子供のように/2つの夜想曲/神話のような朝(バス、クラリネットと12声の合唱のための)/朝の瞑想(バス、クラリネットと3声の合唱のための)タマーシュ・ヴェテ指揮/アルス・ノヴァ・コペンハーゲン(デンマーク [マルコポーロ] DACAPO 6.220510 SACD-Hybrid) 1932年生まれ、デンマークの現代作曲家ペーア・ネアゴー。彼の合唱作品では、奇声を多用した『子供のように』が有名で録音も多いが、確かに面白い曲だと思う。今回のアルバムでも、この曲がちょうどいいアクセントの役目を果たしている。 アルス・ノヴァ・コペンハーゲンがアルバムを通して大変見事な合唱。過去にリリースされたネアゴーの作品集の中でも出色の出来栄えといいえるだろう。北欧の合唱ファンにはもちろんだが、それ以外の合唱ファンにも広くお奨めできるCDである。筆者の評価=☆☆☆☆★(満点は☆5つ、★は☆の1/2)
January 18, 2006
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昨年の『ハーモニー』春号(132号)の演奏会評で、札幌アカデミー合唱団の指揮者である永井征男氏は、「大学の合唱団は プロの指揮者に全作品の指揮をゆだねるべきだ」という旨のことを書いておられた。 より高いレヴェルの演奏をして欲しい、という氏の考えも分からなくはないが、筆者としてはあまり賛成できない。大学合唱団においては「学生達が主体性をもって音楽を創っていく」という姿勢こそ何より大事と考えるからだ。 とはいえ、岡山大学グリークラブのように演奏会の全ステージが学生指揮者の棒となると、技術面での不安があるのは確かだ。 今年もこの土・日、その後輩達の演奏(第52回定期演奏会)を聴きに一泊二日の日程で岡山へ行ってきた。1st stage 《世界の名曲ステージ》 花 /Beautiful Dreamer/ジェリコの戦い/Green Sleeves 指揮:山本 有花 2nd stage 混声合唱曲集「うたよ!」 うたよ!/よかったなあ/もう すんだとすれば/おんがく/きこえてくる (まど・みちお 詩/木下 牧子 曲) 指揮:上原 広之 ピアノ:池上 陽子 3rd stage 企画ステージ「プレゼント~あるおとぎ話より~」 ワクワク/星に願いを/夢の中へ/ほんまですか/聖者の行進/道化師のソネット 指揮:山本 有花 ピアノ:清水 万稚 企画ステージチーフ:江上 実紀 4th stage 混声合唱組曲「風に鳴る笛」 奏楽/息/地球があんまり荒れる日には/道の夢/未来 (谷川 俊太郎 詩/高嶋 みどり 曲) 指揮:山本 有花 ピアノ:小野 典子 アンコール:決意(鈴木 憲夫 曲) 存続すら危ぶまれる大学合唱団も多い中、一時期より人数が減ったとはいえ77名という団員人数、壇上に並んだ団員達の晴れやかな顔を見ると嬉しくなる。しかし、ステージに登る際、皆が皆、足元を見ながら“とぼとぼと”歩いて行くのは(まるでお通夜のような雰囲気だ!)どうしたことだろう。舞台に上がったら一人一人がまず、観客席に向かってあいさつ(会釈)をし、にっこりと笑いかけて頂きたい。それだけで観客は華やかな気分になれるはずだ。 演奏開始第一声から若々しい、爽やかな歌声である。耳に馴染みやすいソフトな歌いぶり・・・しかし前半のステージはこぢんまりとまとまりすぎているように感じた。声が飛んでいないため、まるで中高生が演奏しているかのような“幼い”印象を聴き手に与えてしまう。 やはり、常任の先生がいないということで、発声面でのビハインドは大きい。今回の演奏会では全体にピッチの悪さが耳についたが、これは音取りや練習時間の不十分さが原因ではなく、発声の問題だと思うのだ。 そんな中、出来が良かったのは、やはり第4ステージ。正直言って この『風に鳴る笛』は さほど芸術性が高い曲と思えず、筆者自身は あまり好みではない。しかし一聴したより(実際に歌うと)音もリズムもかなり難しいのが“高嶋作品の常”なのだ。その難曲をきっちり歌い、かつ“自分たちの歌”として表現できていたのは良かった。 しかしさらに良かったのは、アンコールの「決意」であろう。アンコールにしては長めの曲だが、気持ちがこもっており、最後まで一気に聴かせた。(指揮者ではなく)観客席の方を向いて歌えていたのも、大変よかったと思う。 正指揮者の山本さん、ただ図形を描いていた昨年と比べて、かなり上達した。彼女の棒は優等生的で欠点はたいへん少ない。欲を言えば、自分らしさ、個性のようなものをもっと出せればよかったのに、とも思う。しかし指揮者を務めたことは大変貴重な経験となったはずだ。今後も(卒業後も)ぜひ合唱活動を続けて頂きたい。 副指揮の上原クンはまだ一年目、それにしては棒はきっちりと振れていたようで、次回の演奏会ではどう化けるか、期待大である。まだ振り方がワン・パターンで曲想との不一致がみられた部分もあったが、その辺の柔軟性は今後の課題だろう。なお小節の最終拍→第一拍で、棒がちぢこまって速くなる(最高点から第一拍へ向かって降り始めるのが早すぎる)癖があるようなので、今のうちに修正されたい。 今年は12月9日に第53回定期演奏会が予定されており、筆者は既に今から楽しみにしている。。。
January 15, 2006
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グレゴリオ聖歌「来たれ聖霊よ」/タリス「汝のほかに望みなし」/パーセル「主よ、私の祈りを聞きたまえ」/バッハ「フーガの技法」-コントラプンクト1(オルガン版)/同 (ア・カペラ版)/ハーヴェイ「来たれ聖霊よ」/ニューステット「不滅のバッハ」/コダーイ「オルガン讃歌」/サンドストレム&パーセル「主よ、私の祈りを聞きたまえ」/アントニー・ピッツ「XL」/グレゴリオ聖歌「来たれ聖霊よ」サイモン・ハルシー指揮/ベルリン放送合唱団(ハルモニア・ムンディ・フランス HMC 801873 SACD-Hybrid) 大変凝った選曲内容であり、演奏も かのベルリン放送合唱団となれば、たとえSACDを持っていなくとも購入意欲が湧こうというものだ。ところが聴いてみると、期待したほど面白くないのである。 なるほど声はいいし、ピッチは正確でハーモニーは美しい、が、肝心の演奏そのものが平板なのだ。これだけ多彩な曲を取りそろえたのだから、それぞれの曲にあった表現をして欲しかったと思う。どの曲も似たような味付け、同じような調子になってしまっている。 本当のところ、曲に応じて 合唱とマイクの配置を変更・工夫しているらしいのだが、残念ながら筆者の装置では その“仕掛け”の再生は出来ない。これはあくまで「サラウンド再生可能なリスナー向け」のCDであろう。筆者の評価=☆☆★(満点は☆5つ、★は☆の1/2)
January 11, 2006
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続けてご紹介するのは音楽史分野の2枚、指揮はいずれもアントニー・ピッツである。 レオナン/ペロタン:地上の全ての国々は、他~ノートルダム楽派の音楽~(NAXOS 8.557340) ダンスタブル/スウィート・ハーモニー ~ミサとモテット集 (NAXOS 8.557341) トヌス・ペレグリヌスの歌唱は美しさの極み、女声が混ざっているため既存盤とは異なる響きがするのが特徴といえる。 「ノートルダム楽派の音楽」は角の取れた柔らかな歌いぶりで、流麗な演奏。悪くはないが、この時代の音楽としては コシの弱さがいくぶん気になるところだ。レオナン/ペロタンの演奏としては、デイヴィッド・マンロウ指揮/ロンドン古楽コンソートによる名盤(アルヒーフ)があるので、そちらを第一に挙げるべきだろう。筆者の評価=☆☆☆★(満点は☆5つ、★は☆の1/2) 今回のオススメは「ダンスタブル作品集」の方。同じく 柔らかい流麗な演奏だが、より曲にマッチした歌い方であり、聴いての満足度は高い。ダンスタブルの作品は不当なほど録音が少ないが、忘れ去られるにはもったいない魅力をもっているので、これを機会に多くの人に味わって頂きたいと思う。筆者の評価=☆☆☆☆★
January 10, 2006
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アントニー・ピッツ指揮/トヌス・ペレグリヌスアドロ・テ/主の祈り/始まりと終わり/7つの手紙/愛 /神の知恵/聖域/アーメン (ハイペリオン CDA 67507) 男声5名+女声3名からなるイギリスのアンサンブル「トヌス・ペレグリヌス」は、現在たいへん“気になる存在”である。ペルト『ヨハネ受難曲』 (NAXOS 8.555860)での超絶歌唱で世を驚かせた後も、「トゥルネーのミサ/ルカ受難曲」(同 8.55581)、「ナクソス・ブク・オブ・キャロル」(同 8.557330)と 次々に優れた録音をリリース、合唱ファンの耳を愉しませてくれた。今回の新作は合唱団の指揮者でもある アントニー・ピッツの作品集である。 ディスクの開始第一声から“イイ感じ”、これは耳からすんなり入ってくる、癒し系のアルバムだ。一曲一曲をピック・アップして演奏するなら、日本の合唱団にとっても貴重なレパートリーとなりうるだろう。ただし、総じて作品群の芸術性が特別高いというわけではないので、通して聴くと後半に飽きがくるのも事実である。トヌス・ペレグリヌスの歌唱は 申し分ない出来ばえだと思うが・・・筆者の評価=☆☆☆(満点は☆5つ)
January 9, 2006
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わが家で 家族そろって大河ドラマを見るようになったのは、一昨年の『新撰組!』からである。もともと筆者は大河ドラマがあまり好きではなかった。『新撰組!』は“大河らしくない”点がかえって良かったのだろう。 逆に(大河ファンには)評判の良かった昨年の『義経』は、筆者にとってはイマイチだった。途中から まともには見なくなり、代わりに韓国の大河ドラマ『チャングムの誓い』(コレは本当に面白い!)にはまっていった。 今年の大河は 山内一豊とその妻、千代が主人公の『功名が辻』、本日からいよいよ放送スタートである。せっかくなので、日本酒の「山内一豊」を頂きながら鑑賞することにする。ちなみにこの「山内一豊」は京都伏見の純米吟醸酒、、、うーん、同じく京都の純米吟醸酒「新撰組!」よりはまともな味だと思うが、もう少し辛口でかつ味わいが濃厚な方が筆者の好みだゾ。 テーマ・ミュージックが、例によってアシュケナージの指揮で演奏されるが、どうも期待したほどの音楽ではないなァ、という印象(新聞評では褒められていたが)。『新撰組!』の方が(ちょうど口ずさみやすいテノール・ソロもあったし)良かったゾ。
January 8, 2006
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一度目はハード・ディスクから、二度目は出来上がったDVD-Rで、「オルフェイ・ドレンガー」の歌声を聴く。デジタルの録画にはややこしい“決まり”があり、DVD-Rに移し替えた段階で、ハイビジョンではなくなってしまう・・・らしい。(なのに何故「一回きり」というコピー制限があるのだろう?)今回はなるべくの高画質を狙って、XPモード(=4.7GBのDVD-R1枚に1時間しか録画できないレヴェル)でコピーを行ったところ、なかなか画質は良い。もとのハイビジョン映像とほとんど変わらないのではないか。 演奏も大変素晴らしく、特に弱音部の柔らかなハーモニーには魅了された。(ついでながら、ガス・アントン指揮/ガス・アントン・コンツェルトコアーによる新譜『シューベルト:男声のための合唱作品集』というのも本日聴いてみたのだが、やはりオルフェイ・ドレンガーの方が男声合唱として“格上”だと思った。) 選曲もバラエティに富んでいて飽きさせない。間宮芳生や池辺晋一郎の曲も面白かったが、一番興味深かったのは武満徹の「さくら」!男声合唱版は筆者も今回初めて聴いた。 ロベルト・スンド氏の指揮は意外なほど「素直」で、特に“巧い”わけではないけれど、わかりやすく歌いやすそうな感じが印象に残った。 スウェーデン王立男声合唱団の前回の来日は、まだ「オルフェイ・ドレンガー」を名乗っていなかった1984年のことであり(この時の指揮はかのエリック・エリクソンであった)その際の演奏テープも筆者は持っている。昨年の来日は本当に久しぶりだったわけだが、噂によると今年また再来日の予定があるらしい。まったくもって楽しみなことだ。
January 7, 2006
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今日はキリン樽生ブラウマイスターを味わった。この寒いのにビールかい?と言われそうだが、筆者の一番好きな飲みモノだけに 止められない。昨年6月にはよく売れていたこの「樽生」も、冬季(11月末限定発売)の売れ行きはサッパリ、筆者が4つも買わなかったら、まだ売れ残っていたかもしれない。 ところで、このところの気温の低さである、ビールを冷蔵庫に入れる必要がないことに最近 気がついた。暖房のきいた部屋の中はさすがにまずいだろうが、例えば玄関などに放置してみるといい、ちょうどよく冷えた 飲み頃ビールが出来上がるだろう。冷蔵庫などに入れていたら、逆に冷えすぎて美味しい泡が立たなくなってしまう。
January 6, 2006
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うちのTVもだいぶ普通の大きさに見えるようになってきた。本日は「オルフェイ・ドレンガー」演奏会の模様を予約録画する。デジタル・ハイビジョンでの録画は これが初めてである。出来栄えをちらっと観てみたが、確かに映像はキレイだ。後ほど、じっくり観ながら「DVD化」するとしよう。 それにしても・・・デジタルの録画は一回しかコピーができない(正確には「コピー」ではなく、「ムーヴ=移動」させるだけだ)、一倍速でないとコピーできない、ディスクも特別なモノが必要、、、と面倒くさいこと この上ない。「便利さ」を謳うなら、もう少し簡単にしてもらいたいものだ。
January 5, 2006
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♪~♪♪\(^o^)~ノ▽☆賀正☆▽\~(^o^)/♪♪~♪ 毎年、お正月は実家の宇和島で迎えることにしている。筆者の父も80歳となり 体力はだいぶ衰えたが、それでも趣味の写真撮影で各地を行き来しており、まだ元気だ。道路が整備されたおかげで、この混雑時期でも帰省に2時間かからなくなった。ありがたいことだ。 今回帰ってみると、居間に新しいテレビが幅を利かせていた。Panasonicの「プラズマ42型」というやつで、かなりでかい!映像が綺麗で迫力があるのは当然として、音声が予想以上に充実しているのには驚かされた。ウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートなど、TVだけでまったく問題なく愉しめるのである。うちのテレビではこうはいかない、音楽を観るときはステレオ装置の音が必須だ。松山に戻ってみると、見慣れていたはずの液晶テレビ(26型)が異様に小さく見えた。 おせちと雑煮、そしてお酒浸けの毎日で、体重も3キロほど戻ってしまった(また頑張ってダイエットしなければ)。。。なんにせよ、今年も酔い年でありますやうに!
January 3, 2006
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