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完成した6DJ8 真空管式プリアンプ。半日ほど通電し、異常が無いことを確認して試聴してみることに。測定データを取ってからの試聴では、バイアスが掛かる恐れがあるからね。NH-FMで月~木の14時から放送されているクラシック番組が、あと数分で始まる。取り急ぎFMチューナの出力をプリに繋ぎ、プリからはEL95シングルアンプへ。音出しでの印象は、線が太く厚みがあり、堂々とした鳴りっぷり。FET式の差動プリとはだいぶ違う。差動プリは行儀よく音出しするが、6DJP PG帰還型プリは自由闊達さがある。それでいて細かい音もキチンと出してくるのだ。エージングが完了しているとは思えず、それでも音楽を聴く楽しみを与えてくれる表現力の高さ。ヴィンテージチューブの実力か、それとも・・?やはり真空管は良いね♪高い電圧を掛けるのも、音楽が豊かに聞こえる一因なのだろう。
September 7, 2023
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先日ハラワタを公開の6DJ8 真空管プリアンプ。その外観。シンプルなデザインに仕上げてある。トップパネルはアルミのヘアライン、フロントはアルミの梨地仕上げ。サイドウッドはウォールナット。シャーシサイズは、150×100×40mmのコンパクトさ。入力は2系統で、RCAプラグと3.5mmステレオジャックに対応。セレクターを一番右にセットすれば、ミューティング動作する。パイロットランプは、ヒーターで代用している。拙はパイロット無しで、ヒーターの灯を見るのが好みなのだが。出品のヘッドフォンアンプやパワーアンプには、パイロットを装着しているのが多い。
September 6, 2023
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数年前に設計が完了している、真空管式プリアンプが完成。そのハラワタをいきなり公開。真空管はシルバニアの6DJ8でNOS。信号経路の抵抗器とカップリングコンデンサは、全てアメリカ製。音質を決めるカップリングコンには、オレンジドロップ。キモである電源部は、超ローノイズ・高精度のアナログ電源。トランジスタやローノイズツェナーを駆使し、ディスクリートで組んである。B電源のリップルとノイズは、オシロで確認しても測定限界以下。ACコンセントからのノイズが入りにくいよう、回路を工夫してある。近日中には測定結果を公開。(予備実験で好結果が出ているのは確認済み)
September 5, 2023
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拙リスニングルームで使用しているパワーアンプは、EL95 UL接続シングル・パワーアンプとE235L 三結シングル・パワーアンプ。三極管はとっても高価なので、安く仕入れたE235Lで済ませている(;^_^AそのE235L アンプなのだが、出力管カソードバイアス抵抗器は330Ω 2Wの無誘導巻き線抵抗器を使用している。問題は、発熱が1.97Wなのでほぼ定格一杯!(実装当時は熱容量3Wと勘違いしていた!!)早いうちに、熱容量が大きくて音質的評価の高い抵抗器に交換と考えていたが、決定打に欠けズルズルと今日に至ってしまい。秋葉原でDALE NH-25 330Ωを買い求めようにも取り扱いが無く、NH-50 330Ωを買い求めてみたところ、大き過ぎて実装が困難。やっと発起し、OHMITE BROWN DEVIL 300Ω 10Wを実装。330Ωも300Ωも、真空管アンプにとって大した変化じゃないだろう。写真中央のこげ茶の細長いのがそれ。良さそうな音がしそうなので、ジャケ買いならぬ惚れ買い。1日エージングして、音質評価をしてみることにした。以前の抵抗器とは、同じOHMITEなので音の傾向は似ているかも。ところが、BROWN DEVILは音のスケール感がまるで違う!音場豊かに広がり、堂々した鳴りっぷりには感服である!!ホール感も良い♪しかも、音楽を楽しく聴かせてくれるツボを押さえているのだ。ただ、音源によっては高域がほーーんの少し刺さる。リードが磁性体(鉄?)というのも残念だ。カソード抵抗器のワッテージの重要性は20年以上前から知っていたが、手抜きしてしまった今回で改めて反省してしまった。刺さる高域も、更なるエージングで希薄になるだろう。同じOHMITE製で、35W 無誘導プレート抵抗器があると知り、アメリカの電子部品商社から仕入れて、音質評価をしてみようと思う。納期に3か月以上は掛かってしまうけど。
March 6, 2021
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製作中のE88CC PG帰還型コントロールアンプは、110Vをセミ・チョークインプット方式で整流する電源を搭載。それ用の整流ダイオードに、200V 1Aのショットキバリアダイオードを起用。昔は数10Vの耐圧がやっとだったショットキ、今じゃこんな性能upしたんだね。そのうち、整流管に負けないくらいの高音質ダイオードも出るんじゃ。商社に発注したのは、京セラの10EHA20というショットキ。思い切って300本を仕入れ。ブリッジ整流するとしても、75台分も製作できる!!他にもメガネACインレットや、100V 1Aのショットキも。こちらのショットキは、6N23P ヘッドフォンアンプに起用予定。出品中の6N23P プリアンプにも整流ダイオードはショットキなのだけど、あの抜群の透明感溢れる音質は、このダイオードの影響かも。
December 22, 2020
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拙宅で使用しているメインの真空管アンプは、EL95の軽いUL接続に強力な局部帰還とK-NFB、軽いオーバーオールNFBという構成のシングル。個人的には、音楽性豊かで楽しめる音質と自負している。そのアンプに先日、拙ラクマショップ商品の6N23P プリアンプを通して、クラシック音楽を観賞した印象は・・・。低域の反応がやや悪くて、ぶっちゃけ重い!よく言えばピラミッドバランスなのだが。その原因は電源部にありと、直ぐ解った。電源はチョークインプット方式なのだが、最初の10Hチョークで受け、コンデンサは1200uF、リップルフィルタに1Hのチョークに、フィルタコンデンサは820uF×2。電解コンデンサの容量を増やし過ぎると、低域の反応が鈍ると知っていたのだが。つい手持ち部品の活用と称して、大容量を奢ってしまったのだ。そこで反応の良い、ポリプロピレン・フィルムコンデンサを820uF×2の電解コンデンサに、パラレル接続してみることに。対象のフィルムコンデンサは、↓どれもある程度エージング済み。クリップに繋がっているのが、Jantzen AudioのStandard Z-cap 2.7uF。その右へClarity Capの2.2uF、AUDYN-CAP MKP-QSの3.3uF、SOLENのPPE-MKP-FC 15uF、AUDYN-CAP MKP-QSの47uF。Jantzenはややクールながら解像度が増し、低域のキレが向上。高域が耳につくという事もなく、モニター調な雰囲気で安心して音楽を聴く事ができる。Clarityは低域が程よく締まり、高域はやや重厚感を醸す。クラシックを聴くには、最適なコンデンサかも。Jantzen同様、悪くない印象。AUDYNの3.3uFは打って変わって、かなりウェットな雰囲気に。艶もかなり増して高域はブリリアント、低域は締まりながらも量感はそこそこ。脚色が強いかなという印象で、アンプの音質の方向性としては悪くないのだが、味の濃い洋食という雰囲気で長時間の音楽鑑賞としてはどうかな??SOLENはどうしてか、高域の解像度ばかりが上がり、低域の締まりはイマイチ。色付けが非常に少なく、パラってしまうことを忘れさせるキャラクター。もう少し個性を出しても良いのではと感じた。最後にAUDYNの47uFで、かなり巨大!!これは最初の音出しで却下。高域がカサついて荒々しく、潤いも艶も全く感じられない。乾いた音というのが当てはまる。47uFという大容量が相性良くないのか、同じブランドの3.3uFとは雲泥の差である。以上の観点から、パラうフィルムコンデンサには最適容量があるようだ。また、拙アンプでワーストだったAUDYNの47uFが、他のアンプで好結果を出すかもしれない。容量が違うので、コンデンサのブランドを方向付けるというコンセプトも皆無。それにしても、出品中の6N23P コントロールアンプは、こうも如実にシステムの個性なり欠点を曝け出してしまうとは!逆にこのプリとマッチしたら、最高の音楽空間が広がるんだろうな♪
December 14, 2020
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拙アンプで使用しているスピーカーターミナルは、トモカ電気のSP-359。ヘッドフォン兼パワーアンプとパワーアンプで使用してきており、これまでトラブルのない信頼性の高いターミナル。難を言えば、差し込みの穴がやや小さく5.5スケのケーブルは厳しい。そこでオヤイデ電気から売られている、BI-202を購入しようとしたが、生憎の売り切れ。トモカ電気に似た商品として、SP-09なるものを後で知った。来週、また買い出しに行かないとなぁ・・。
December 11, 2020
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E88CC 真空管式プリアンプとマル秘真空管ヘッドフォンアンプ、それとECL84シングルアンプのパネル、シャーシ加工途中の様子。部品実装時にそれぞれ干渉しないか入念にチェックしたので、こんな遅くなってしまった・・。まだまだ先は長い。
December 9, 2020
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真空管ラジオ・アンプのシャーシ加工にと購入しておいた、不二越製のドリル。その名も『すぱっとドリル』!アルミ板などの薄板の穴あけに特化しているのだそうな。その秘訣は、ドリル先端の形状にあり。真横から見るとロウソクのようになっており、先端に案内のピット。外側はフライスのようになっている。これを用いて板厚0.8mmのアルミ板にφ7の穴あけをしてみたところ、普通のドリルの数分の一以下の時間で穴あけ完了。しかもバリや加工中のビビリも非常に少ない!もう少し早い段階で購入しておけば良かったな。【不二越 ナチ NACHI】六角軸ドリル すぱっとドリル 3.0mm 6SDSP3.0NACHI 6SDSP-3.0mm すぱっとドリル 六角軸(薄板用)
January 14, 2020
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年末恒例の、アムトランスのセール。JJの真空管が2018年から値上げというので、プリ管やパワー管を数本購入。6V6SやEL84、802S GOLDなど、今回はネットで注文。直ぐに使うわけではないが、何時かは使うので安いうちに。
December 26, 2017
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低電圧・大電流タイプの五極真空管である、EL81。MT9Pでトッププレートなので不人気なのか、海外でも安く売られてます。ドイツのVALVOは作りが確かで音質にも定評があるので、そこのEL81を輸入しました。3週間前に発注したのが、やっとリトアニアから届きました。VALVOのEL81はロットにより、グリッドの放熱フィンが有るのと無いのが。フィンのあるものは、マイカに絶縁強化用のスリットも入ってます。1.2kオームのシングル用トランスも入手したので、そろそろEL81 シングルアンプを製作しないといけませんね。
December 9, 2017
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今日から1ヶ月ほど、春日無線さんで出力トランスのセールがあります。以前から欲しかった、KA-6625SとKA-1280を1ペアずつ。1280には、EL81を充てようと思います。6625Sの利用は未定ですが、音質は確かなので確保です。トランス4個ですと、ちょっと重いですね。
November 22, 2017
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真空管 807は6L6のトッププレート管ですが、この度レイセオン製の807を輸入してしまいました。トッププレート管は人気が無いのですが、私は業務用真空管らしくて割と気に入ってます。プレートキャップがウザいという人が多いようですが、私はいかにも工業製品といった趣が好きですね。807はビーム結ですと高域が刺さるという音質で好ましくないようですが、その場合はスクリーングリッド電圧を200Vくらいと低めにしてみてはどうでしょうか?スクリーングリッド電圧は、その球の音質に大きく影響を及ぼしますよ。私はEp=Esg=225V程度のビーム結シングルアンプを計画しています。この造りの美しい真空管で、音楽を奏でてみたいものです。
October 20, 2017
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昨日届いた、特注のRコア電源トランス。それを1つずつ、動作確認を行います。巻き線抵抗値の確認から始まり、起電力の測定、実際に負荷をかけ、負荷電流と出力電圧のチェックを行います。チョークインプット整流方式を想定しているので、それ用に回路を組み、電子負荷装置にて電流を流すのです。測定をして、流石はチョークインプット整流、レギュレーションが良い!6AN5WAのロフチンアンプには、電圧がやや高めに出てしまいました。設計変更が必要ですね。RA30はコアボリュームが小さいので、レギュレーションは良くないです。想定外の悪さですね。こんな事もあろうかと、次善の策は用意してあるので慌てません。性能確認で半日ほど要したので、ヱビスビールで一息です。
October 18, 2017
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10日ほど前に発注した、特注Rコア電源トランスが到着しました。16個なので重いこと、重いこと・・。出来たてホヤホヤなのか、ワニスが湿ってます^^;これから特性チェックをします。チョークインプット整流で設計したので、それ用に動作確認ですね。
October 17, 2017
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今回発注する電源トランスは、プリ・ミニワッター用で10個、EL36・EL81用モノラル・シングルアンプ用に6個。お代は11万円弱となりました。振込先は八十二銀行なのですが、振込み手数料の安い楽天銀行で。地元にも八十二銀行はあるのですが、それよりも楽天の方が安い。流石はネット銀行!それでも数百円は高いと感じます。
October 12, 2017
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今年はEL36(PL36、E235L)、EL81モノラル真空管シングルアンプを製作予定で、それ用のRコア電源トランスの仕様を煮詰めました。+B電源はチョークインプット整流方式とし、所要電圧はDC120Vと135V。電流は多くても、110mAほど。整流方式はブリッジではなく、両波整流にしました。私は基本、両波整流が好きなんですよね。これまでの経験から、2次ACは140Vと160Vに決定です。両波整流のチョークインプット電源では、取り出せる電流が巻き線の1.4倍ほどにupするので、110mA取り出すには80mAで間に合います。ところが、80mAの仕様は無理なので、最低の0.1A。私は電源トランスを50%ほどの軽い動作をさせたいので、2次AC電流は0.15Aにしました。ヒーター巻き線は設けません。別トランスで補助スイッチを設け、真空管はスタンバイ状態にさせてから+Bを印加するようにするからです。この方法ですとチョークが臨界電流以上で動作するので、コンデンサの耐圧は動作電圧よりも少し高いもので済みます。電圧の微調整ができるよう、1次AC側には105Vのタップも設けました。最後に、ノイズ対策を兼ねて静電シールドも装着です。パワーアンプ用のトランスなので、要らないという人もいますが、最近のコンセントの波形は汚いですからね。色んな成分のノイズが乗ってます。そうして決まったのが下記の仕様。1次 AC 0V-100V-105V2次 AC 160V-140V-0V(CT)-140V-160 0.15A静電シールド付きコイルの外装は黒と茶を選べるので、私は迷わず茶に。黒は何度も言うので恐縮ですが、味気ないんですよね。服も靴も、葬式以外は黒身に付けませんし。このトランスはEL36 シングルアンプの他にEL81シングル、将来の予備を想定して6個発注です。
October 11, 2017
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現行の12AU7 PG帰還型プリアンプをハイグレード化するにあたり、それ用のRコア電源トランスの仕様を煮詰めました。+B電源はチョークインプット整流方式とし、所要電圧はDC180V。電流はモノラルプリアンプなので少なく、18mAほど。Rコアの仕様では最低電流が0.1Aなので、2次ACは200Vに決定。チョークインプット整流では、ACの0.8~0.83掛けが整流後DC電圧と経験で知っているので、2次ACはそのようになりました。電圧の微調整ができるよう、1次AC側には105Vのタップも設けました。我が家のコンセントは、AC103Vくらいなのでその対策です。コンセントがAC100Vで来ているのに、敢えて105Vに突っ込むのは、コアの歪を少しでも和らげるためです。トランスに余裕のある動作をさせることですね。ヒーター回路は小型のパワー管も使えるよう、6.3V 0.8Aに。センタータップを設けました。ここをアースし、ハムバランスの役割をさせます。傍熱管の場合はそれほど恩恵は授かれないと思いますが、気休めに。プリではここをブリッジ整流し、低損失のショットキブリッジと低抵抗のチョークコイルとでDC6.3Vを得る見込み。最後に、プリアンプでは有ると有難い静電シールドも装着です。そうして決まったのが下記の仕様。1次 AC 0V-100V-105V2次 AC 0V-200V 0.1A 0V-3.15V(CT)-6.3V 0.8A静電シールド付き次はもう一つのRコアの仕様をupします。
October 10, 2017
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2016年の師走くらいに、特注Rコア電源トランスを当方で大量発注するので、それに便乗する方を募りました。残念なことに賛同者ゼロの為、当方のみで発注します。Rコア電源トランスと言えば、長野のフェニックスさん。今回で7回目の特注でしょうか。大量に注文する程単価が下がるので、ちょっと多めに発注掛けます。
October 9, 2017
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昨日到着した、接合型電界効果トランジスタJ-FETの2SK192-GR。使う回路は、6AN5WA 真空管シングル ロフチンアンプの前段。いわゆる電圧増幅段。ロフチンとは直結回路で、カップリングコンデンサが不要。時定数を持たないので負帰還を掛けた時の安定度が増し、コンデンサによる色付けもされません。その代わり電圧配分にはシビアになり、また電圧利用率の低下も。出力段グリッドバイアスは、カソード抵抗値と前段のドレイン電圧によって決定されます。この目的のドレイン電圧を得るため、選別が必要なのです。J-FETソース抵抗器の一部を可変抵抗器にすることにより、目的のドレイン電圧を得られますが、これは禁じ手だと思います。可変抵抗器が断線したら、出力段のグリッド電位は一気に+。経年変化による抵抗値の増減も心配ですし、何より左右でゲインが違う可能性が大。いかにも安く上げたいアマチュア臭プンプンです^^;ここは大変でも、ある程度の数の中から選別するのです。選別に漏れたトランジスタは、CR結合回路で使用するつもりですし。そんなこんなで、設計で必要とされるFETが幾つか得られました。あとは実際に回路を組んで、設計値のドレイン電圧になるか確認。
October 5, 2017
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昨日、半導体商社に注文したJ-FETの2SK192-GR 100個。それが今朝、無事に届きました。早ッ!!ロフチンアンプで使用するのですが、Idssがバラつくので選別しないといけないんですよね。ステレオなのでペア必要ですし。絶版品なので、大事に使わないといけません。
October 4, 2017
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J-FETの2SK192-GRが今後製作する真空管アンプで必要となり、秋葉原は東京ラジオデパートにあるショップに問合せ。1個¥100-で、100個購入しても割引は無いという。殿様商売だなー。ここでは買わん(`´)以前利用したことのある商社で、購入を決定。秋葉原のお店よりも半額以下でget!絶版になった半導体は、手間がかかるなぁ。
October 3, 2017
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プリアンプは真空管式で、出力のカップリングコンデンサには、ASCのポリプロピレンフィルムの2.0uF 400Vを使ってます。これはこれで評価が高いのも頷く、なかなかの高音質なのですよ。色気があるんですよね、特に高域に。それでも以前から気になっていた、錫箔の超低損失フィルムコンがあるのです。重量感があり、巻きがしっかりとしていそうで振動とは無縁そう。振動しないというのは、コンデンサでも重要な事項ですよ。それを今日、清水の舞台から飛び降りて購入しました。コンデンサなのに、@4,000-弱ですよ!直輸入でも送料を鑑みると国内で買っても同じくらいなので、アキバで購入。この価格帯となると、もう自己満足の領域ですな。これで音が悪かったら、嗜好品のコンデンサだからと相性が悪かっただけで、無理に納得せざるを得ません。高性能なので、プラシーボがかなりの割合を占めそうですね。この価格と性能で、悪かろうはずがないと。期待を込めすぎると外した場合にショックが大きいので、これくらい書いておきました。テンション下げて試聴に臨まないとね。プリアンプに実装し、エージングして明日にでも音質評価をしてみましょう。
September 25, 2017
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都内出張が終わり、ついでに秋葉原の真空管屋に立ち寄りました。五極真空管のE83Fを購入しようと思ったのですが、3倍以上の価格に値上がり!!こりゃーアカン!!@3,000-弱ですよ。とても手が出せん。お客様も、この価格では無理と断られ。仕方ないので、手持ちのをだいぶ安くして納品です。E83Fの製作記事が、雑誌に掲載されたのかな?何でも高くなるなー、この業界は・・。
July 27, 2017
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EL95 UL接続シングル 真空管アンプが完成してから、殆どこのアンプばかり聴いてしまっている私。このアンプ完成の時を同じくして、ロシアから6P3S-Eが届いたのですが、エージングもそこそこに本格的に試聴してません。そこで、6L6GC UL接続シングル 真空管アンプに挿して音楽をかけました。このアンプ、6L6でも動作するよう、かなり軽い設計。ですので6P3S-Eは問題なく使用できます。火を入れて30分、チャイコフスキーの『悲愴』を聴いてみました。常用ではJJの6L6GCを使用しているのですが、このロシアのはややゴリッとした鳴り方をしますね。現行管はワイドレンジで透明度が高く、綺麗めな音楽を奏でるのですが、こちらはややナローレンジでがっちりとした印象。芯が太いとでも言いましょうか。それがジャズとなると顕著に確認でき、ジャズ向きとでも言いましょうか。サックスなんかはブリブリとした演奏なんですよね。味がある演奏と言うべきか・・。同系統の真空管なので大きな差は無いですが、上記な違いを若干感じましたね。もっとエージングが進めば、レンジ感も広がるかもしれません。6L6系は種類が多く、現行管も多くのメーカーから供給されているので、気に入った球を探す楽しみはありますね。
May 26, 2017
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先日の日記で、Jエレクトロニクス製の6L6GCという真空管は低域がやや弱く(量感的に)と書きました。ですが今日聴いた感じでは低域の量感が増し、豊かで弾力のある感じに。エージングが更に進んだのでしょうか??因みに部品交換など一切行ってません。どのソースを聴いても、先日とは違ってピラミッドバランスになってます。なかなか良い感じです♪こうなると、真空管は生き物のようですね。また一つ、お気に入りの真空管ができてしまいました。
January 25, 2017
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先日入手しました、JJエレクトロニクス製の6L6GCという真空管。拙アンプに挿して聴いてみました。アンプの構成は、半導体式ローノイズのカスコード回路+3300H パーマロイグリッドチョークによるC結合。出力段はウルトラリニア接続のシングルで、出力トランスは旧タンゴ(平田電機製作所)のXE-20S。出力段に4dBほどの軽いPG帰還に、オーバーオールのNFBを10dB弱。先週の土曜に到着したのですが、体調不良でレポが本日に。NHK-FMのクラシック番組を試聴してみました。第一印象は、音が凄く綺麗なこと。透明感が非常に高く、歪感が無くてまさにクリスタルという表現が相応しい。高域はどこまでも伸びるようで、ガラスの天井なんてなんのその(笑)久し振りにこんな美音を体験しました。以前はロシアの現行管であるSVETLANA製 6L6GCを使っていたのですが、明らかに音の雰囲気が異なります。SVETLANAは現代的でニュートラル、フラットで癖が無いんですよね。優等生な感じのする音を出します。それに対してJJの6L6GCは、気品すら感じさせる高音の美しさ。その反面、低域がやや弱い感じです。が、更にエージングが進めば、低域の量感が出るかもしれません。クラシック音楽、特にバロックや古典派の再生と相性が良いと思います。予想ですが、ソフトンのRコア出力トランスと組み合わせれば、高音の美しさと押し出しの強さを楽しめるかと。久し振りに満足のいく現行の出力管と出逢えました。真空管,ギター・ベース,アンプ,海外,輸入 T-6L6GC-JJ-MPのアメリカ限定品が手に入る。ファミリーポケットは全品送料無料!真空管 ギター・ベース アンプ JJ Electronics T-6L6GC-JJ-MP Vacuum Tube Beam Power AMP Matched Pair
January 24, 2017
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旧ソ連時代から、アメリカ製真空管の互換球が沢山あります。6L6の派生品5881と互換できる、6P3S-Eなる真空管も。現行ロシア製のSVETLANA 6L6GCと音質はどう異なるのか気になり始め、思い切ってウクライナから輸入してみることにしました。1970年代の、ヴィンテージチューブです。音がハズレだったら嫌なので、1ペアのみ。これだと送料がバカにならない・・。
January 14, 2017
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12AU7によるPG帰還型プリアンプの音がたいへん音楽性豊かで、モノラル構成の本番機を製作しようと思い立ちました。キモである電源トランスは、漏洩磁束の非常に少ないRコアトランスに。フェニックスさんに特注です。12AU7 PG帰還プリの他にも構想中のアンプに使えるよう2次回路を熟考したところ、以下の仕様に決めました。コアサイズ:RA30 96×76×45mm1次 0V-100V-105V2次 0V-200V 0.1A 0V-3.15V(CT)-6.3V 0.8A静電シールド:有 外装:茶B電源はチョークインプット整流方式を想定し、DC180Vほどを得る予定。ごく軽い負荷で使うので、この付近の電圧が出るはずです。将来のアンプ用に6個ほど予定しているのですが、相乗りしてみませんか?個数によりますが、@6,000~7,000-(送料別)になると思います。B電源はブリッジ整流ですと、EL95シングルステレオアンプにピッタリですよ。
December 26, 2016
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今日から秋葉原の真空管ショップ アムトランスのセール。ネット注文でも10%offで、¥10,000-以上は送料が無料なので、早速参加してみました。本当は実店舗に行きたいのですが、時間が無くネットにて。注文したのは、全てJJの真空管。ECC802S 3本、E88CC 1本、6L6GC 1ペアです。どれも以前から気になっていた真空管ばかり。ECC802Sはプリアンプに、E88CCはヘッドフォンアンプ、6L6GCはパワーアンプに挿して使ってみようと思います。
December 14, 2016
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6L6GC ウルトラリニア接続シングルアンプは、数々の改良を重ね音質も満足いく結果となり、実験終了とします。最終的な回路構成は、半導体式カスコード+3300H グリッドチョークコイル+ムンドルフ製ポリプロピレンカップリングコン 2.2uF 630V。出力段はEp=200Vのウルトラリニア接続に、8dBの負帰還という構成。隠し味に、4dBほどのPG帰還を掛けています。音質は現代的でワイドレンジ、高解像度な再生音が楽しめます。これは出力トランスの、XE-20Sの恩恵が大きいですね。出力管はSVETLANAの6L6GCで進めていきましたが、6L6の定格以内で使用しているため、6L6にも差し換えが可能です。SYLVANIA製ヴィンテージの6L6GAYに交換してみたところ、野太く高域がややブリリアントな再生音を楽しめました。この再生音の違いは、誰でも分かるレベルだと思います。現行管の6L6GCも悪くなく、好みで使い分ければいいでしょう。気になるのは、JJ製の6L6GC。これは入手出来たらレポするつもりです。
December 11, 2016
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ほぼ完結した感のある、6L6GC ウルトラリニア接続シングルアンプ。改造を重ねた増幅部の写真をupします。私は基本、空中配線なのでアクロバティックな配置です。実験機なので、本来短くするべきリード線もかなり長め。あまり参考にしないでください。
December 9, 2016
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6L6GC ウルトラリニア シングルアンプですが、音の広がりやスケール感、高音の美しさなどは好みの範疇です。ところが、低域となるとややダンピング不足かなと思う時も。曲によっては、何だか緩いんですよね。局部帰還がウルトラリニアとPG帰還ですからでしょうか。ここで音をより洗練させ、低域を引き締めるために負帰還を掛けます。真空管アンプのライ○ップ化ですね。手持ちにREYの680オーム 1Wのちょっとだけ使ったのが4本あるので、それでオーバーオールの負帰還を掛けてみることに。負帰還量は8dBほどです。同じ音量になるよう音楽を再生したところ、音が前に出るような浸透力は若干後退したものの、全体的に筋肉質に。低域のダンピングは向上し、音の重なりも明瞭になりスッキリ。オケのffでも混濁感が改善されました。音質的には、ほぼ最終形態でしょうか。負帰還抵抗器にREYの1Wを採用したのは、音痩せが殆ど無いからです。ここに1/4Wを用いると、やや貧相な雰囲気になるパターンが多いんですよね。使用経験は無いのですが、アムトランスのAMRG 2Wも良いと思います。ちょっと高いので、買うか迷います。
December 8, 2016
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6L6GC ウルトラリニア接続シングルアンプのレポートです。パーマロイ製グリッド・チョークコイルに交換してエージングが進み、音質がだいぶ安定してきました。音像のシャープさが増し、全体域で情報量が増した感じです。パーマロイコアならではの高解像度ですね。ここで、ムンドルフ製ポリプロピレン・フィルムコンデンサの出番です。先日、秋葉原のコイズミ無線で買ったもので、高信頼なドイツ製。CMF6というモデルの2.2uFです。630V DCで、耐圧的にはオーバースペック。実装後↑サイズが大きくて、リード線の取り回しに苦労しました。耐圧は100Vで充分なんですけどね。交換直後の試聴では、解像度が更に増しフラットな感じ。EROのMKP1813と比べ、ややアッサリ系の音質ですね。変な癖が無く聴きやすくて、まずまずのコンデンサだと思います。まぁエージングが進んでいないので、これから化けるかもしれませんが。音の傾向としては、悪くないと思います。
December 7, 2016
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昨日届きました、3300Hのパーマロイ製グリッドチョークコイル。早速ノグチのPMC-80Hと交換してみました。交換後の音質は、まるでアンプが換わったかのような別物に!!高分解能で低域の量感もあり、バランスは良好。このサイズからは想像できない程の、低域のスケールです。取り付けネジがM3のトラスなので、このコイルのサイズの小ささが想像できるかと思います。良くできたCR結合と同じくらいの、低域再現性です。高音のキラキラするような感じが若干しますが、嫌味じゃないですね。このチョークの推奨回路の定数とほぼ同じなので、100%近い性能が出ているはず。エージングを済ませたら、カップリングコンにムンドルフ製のポリプロピレン・フィルムコンデンサに交換してみます。これで良い結果が得られたら、6L6GC UL接続アンプの実験は終わりですね。パーマロイコア、ファンが多いの頷けます。ノグチのチョークは、別の機会にでも。
December 5, 2016
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+B電源の巨大電解コンのエージングが完了しつつあるようなので、ようやく新基板を導入してみました。出力インピーダンスが10kオーム弱、ゲインは60倍ほどです。Idssの大きいFETに、最適負荷抵抗器を低めにしました。カスコード回路なので、恐らくMHz帯まで延びているはずです。出力段周りは、グリッド回路にチョークコイルのPMC-80H、カップリングコンは1.5uF MKT1815です。新基板との相性は、高域の伸びを感じさせますが、ややハイ上がり。低域が弱いのが目立ちます。以前の基板と比べ、細かいニュアンスが出るようになりました。やはり、チョークコイルのインダクタンスがより大きいものか、カップリングコンの容量upが必要ですね。そうこうしている内に、3300Hのグリッドチョークが届きました。親指の先位のサイズで、ちっこい!!こんなんで大信号に耐えられるのかな?新ドライバー基板をエージングして、チョーク交換に移ります。
December 4, 2016
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6L6GC UL接続シングルアンプのB電源に3300uF 350Vを追加し、通電して24時間が経ちました。初期と比べ音は激変し、低域にダンピングが効いてきました。音の見通しも向上した感じです。チョークインプット方式電源の、音の充実感に近いですね。音の粘りみたいな雰囲気はまだまだ及ばないですが。この音の変化で、チョークインプット電源で大容量電解コンを使ったとしたらどうなるか、非常にワクワクしますね。製作予定アンプにEL81 シングルがあるのですが、その電源部のパイ型フィルタには、3300uF 160Vを両端に据えます。電源はもちろん、チョークインプット方式。早くもこのアンプを作ってみたくなりました。
December 2, 2016
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先日購入した、巨大な高圧電解コンデンサの3300uF 350V。これを数日間掛けて自作の装置でエージングし、6L6GC UL接続シングルアンプに接続してみました。接続場所は、+B電源部のパイ型フィルタ出口部分です。上が6L6GC アンプの電源部ですが、C6と並列接続です。安直にクリップ接続で、すみません^^;既設の1000uFとパラうので、都合4300uFの大容量!!出てきた音質は、何だか締りのない低音で期待外れです。う~~ん、やはり実機にてエージングが一番効果的なのかな?容量が大きいので、自作のエージング装置ではまだ足りなかったか。数日間様子見です。音が安定してきたら、新しいドライバー基板を実装ですね。
December 1, 2016
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時間の合間を縫って製作していた、6L6GCアンプ用の増幅基板。それがやっと完成しました。部品を選別したので、レギュレータの出力電圧や増幅度は左右の基板で誤差は1%もありません。増幅部のトランジスタに電流を多めに流したので、出力インピーダンスは10kオーム以下に出来ました。カスコード増幅器なので、かなり高帯域なはず。今日はもう作業時間が無いので、明日にでも基板交換です。
November 26, 2016
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現行の6L6GC シングルアンプのドライバー段出力インピーダンスは、6W6GTアンプの流用・改造品もあって30kオームと高め。このハイインピーダンスとカップリングコンの容量不足とで、ややハイ上がりな音質となっていると思うんです。そこで、ドライバー段を新たに新調することにしました。普通の人なら、カップリングコンの容量UPですけどね。ドライバー段があり合わせなので、根本から解決です。新たに設計するに当たり、今までにない機能を追加することに。それは、高精度・低雑音のシャントレギュレータ搭載です。ドライバー段のカスコードアンプは、ここから電源供給します。ドライバー段の低出力インピーダンス化ができたとしても、カップリングコンには2uFくらいの容量が必要なことに変化はありません。このくらいの容量となると、電源ドリフトが心配になります。シャントレギュレータで供給すれば、ドライバー段からのドリフトが無くなります。ドライバー段の回路構成は決まっているので、さっそく製作です。
November 20, 2016
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手持ちにノグチトランスの80Hチョークコイルが2つあるのですが、何時か使ってやろうと思ってはや数年。8mAまで流せる、80Hのチョークコイルです。今日がその時です!6L6GC UL接続 真空管シングルアンプに使ってみました。出力段のグリッドリーク抵抗器は、ソリストの390kオーム 2W。これを、ノグチのPMC-80Hに交換してみました。あわせてカップリングコンデンサを、MKT1815 1.5uF 250Vに交換。大容量のカップリングコンデンサが必要なのは、低域遮断周波数を稼ぐためです。それでも80Hのインダクタンスに、1.5uFは足りない気がします。手持ちの関係という事で。換装後、さっそく音質を確認してみました。カップリングコンの容量不足で、ややハイ上がりな印象です。ですが、音が前に出るような浸透力、これは素晴らしいですね!以前グリッドチョークを使用した、あの感動が蘇ります。先日、投資で利益を上げたこともあり、思い切ってグリッドチョークを注文。パーマロイコア製で、インダクタンスは3300Hほど。凄いですね、このインダクタンスは。もう少し改造してみる価値のある、6L6GC UL接続アンプ。次回はドライバー段の低インピーダンス化です。
November 19, 2016
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私のお気に入りの真空管の一つである、E83F。五極管なのですが、シルバーのメッシュが美しく、音もすこぶる綺麗。PHILIPSやVALVO、あまり見掛けないZAERIXのを50本ほど仕入れました。珍しいZAERIX製のをUPします。作りはVALVOとそっくりで、シルク印刷が消えたら判別は難しそう。足は金メッキされてます。E83F ロフチン シングルアンプは製作が停滞してますが、少しずつ進めていこうと思います。
November 17, 2016
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6L6GC UL 真空管シングルアンプですが、ドライバー段は拙出品アンプ6V6GT ロフチン シングルアンプと同じローノイズFETのものと同じ基板を別途製作し、実装しています。今日は6W6GT カソフォロ・シングルアンプで使用していた基板を再活用。この基板は、半導体式カスコード回路で、ゲインは200倍。それをゲイン60倍になるよう回路変更し、実装してみました。ドライバー基板は、上の6W6GT用。トランジスタによるディスクリートです。基板交換前とトータルゲインが揃うよう、PG帰還をごく僅かに掛けました。出てきた音質は、音にパンチがあるような感じです。グイグイ前に押し出すような。そんな雰囲気がプラスされたようです。最大出力電圧を、70Vと十分な余裕を確保したからでしょうか。6L6のシングルで、前段の出力電圧は15Vで充分とみると、70Vは過剰なほど余裕がありますからね。この余裕が、音に現れたのかもしれません。
November 16, 2016
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6L6GC 真空管アンプを一度改造してしまったら、病み付きになってしまった私。以前から試してみたかった事を、実践してみることに。それは、出力段のグリッドリーク抵抗器を、グリッドチョークにすること。グリッドチョークとは本来、真空管50のようにグリッド電流が流れやすいタマに用いられる部品です。低いDCRでグリッドがアースされるので、出力段の安定動作が見込まれます。何度かグリッドチョークを使ったのですが、どれも音の伸びやスピード感、開放感が増す効果が得られました。先ずは、手持ちにノグチの80Hのチョークコイルがあるので、グリッドリーク抵抗器 390kオームと交換してみます。あと、ドライバー段をカスコード回路のものに交換してみます。6W6GT カソフォロアンプで使用していたドライバーが、コレなんですよね。バイアス調整で使用できると確認できました。6L6GCにグリッドチョークとは、贅沢で呆れる方もいらっしゃると思いますが、どうぞお付き合いよろしくお願いしますm(__)m
November 15, 2016
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旧平田電機の真空管シングルアンプ用出力トランス XE-20Sと、ASCのポリプロピレンフィルムコンデンサ X363の相性が良いと睨んだ私。そこで、20年近く前に製作したEL84 プッシュプルアンプから、そのコンデンサを2個拝借。0.33uF 400Vで、現行品と違い全身白色、薄いピンクのラインがあるもの。それを6L6GC UL接続シングルアンプの出力段カップリングコンに。音質は、解像度が増したな!と一番に感じました。MKT1813の濃厚さは薄れましたが、薄っぺらな感じはしません。15年以上も通電していないコンデンサなので、もう少し様子見です。ASCのX363は、ポリプロながらきつさが無いのが良い所ですね。
November 14, 2016
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SVETLANA製の6L6GC、なかなか綺麗な作りで拙アンプにも使用中です。SVETLANAの真空管を初めて使ったのは、もう20年近くも前のこと。その時は6550Cでした。6550A掲載のシングルアンプのデータシート、Ep=400V、Esg=225Vの動作条件をそっくりそのままパクッたものです。シングルアンプながら出力20Wは伊達じゃなく、底知れぬパワーを感じさせるアンプだったのを覚えてます。話が逸れましたが、SVETLANA製の真空管は手頃ながら高音質だと思いますよ。
November 13, 2016
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6L6GC UL接続 シングルアンプのカップリングコンを、EROのMKT1813 0.33uF 400Vに交換して数日エージングしました。このコンデンサのキャラクターの一つである、充実した密度の濃い雰囲気が醸し出されます。ポリプロピレンのような解像度を追う感じではなく、雰囲気で聴かせる感じも。そうは言ってもポリプロと比べ解像度が極端に落ちることは無く、若干丸みが帯びたかなといったニュアンスです。出力トランスは旧タンゴのXE-20Sを使用しているのですが、こちらは広帯域で現代的なサウンド。カップリングコンとは、ややアンバランスな気がします。次にカップリングコンを、ASCのポリプロピレン X363 400Vに交換します。
November 12, 2016
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6L6GC UL接続 シングルアンプのカップリングコンは、東信工業のポリプロピレンが実装されています。これをEROのMKT1813 0.33uF 400Vに交換してみました。上の写真の、黄緑色のと同じ種類です。このコンデンサ、ポリエステルフィルムらしからぬ密度の濃い音がします。果たして、6L6GCアンプでもそうなるのでしょうか?交換直後はエージングが進んでおらず、あまり正しい判断は出来かねますが。それでもポリプロのUPZとくらべ、若干密度感が上がった気がします。音像が中心にギュッとしたような。もう少しエージングが進んでから、再評価してみます。6L6GC UL接続シングルアンプですが、まだまだ試したい事が多くあります。1.出力段グリッドリーク抵抗器をグリッドチョークに交換2.ドライバー段の低出力インピーダンス化 現行:24kオーム→改良:10kオーム3.オーバーオールのNFBを10dBほど掛けてみる(現状は0dB)
November 10, 2016
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カップリングコンデンサとは、交流は通すが直流的に分離し次の増幅回路のバイアスに影響を与えない役目があります。交流信号が通過するだけに、音質に大きな影響を与えます。6L6GC UL接続アンプのドライバー段と出力段の間には、このカップリングコンデンサが使われているのですが、東信工業のポリプロピレンコンデンサUPZを起用しました。変な癖が無く、聴きやすい音質でありながら、解像度が高めだと記憶してます。それに何と言っても安い!0.22uFで¥100-しなかったと思います。耐圧は100Vですので、そのせいでしょう。赤いキャンディーの様なコンデンサで、秋葉原の千石電商などで買えます。エージングもほぼ完了し、音質も落ち着いてきました。このへんで音質レポといきます。音の傾向ですが、解像度はやや高めながらきつさは無く、綺麗系です。ポリプロピレンコンデンサは、妙に色っぽい色付けがされる傾向があるのですが、このコンデンサにはそれがありません。ニュートラルでバランスが良いのですが、何か物足りない感じ。カップリングコンを、MKT1813 0.33uF 400Vに交換してみました。音質レポは、後ほど。
November 9, 2016
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大袈裟なタイトルで恐縮ですが、タマを刺した状態です。遠くから見ると、6AR5という真空管アンプみたいですね。やはり茶色のベースは良い!!
November 8, 2016
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