全45件 (45件中 1-45件目)
1
ヨーロッパから注文した、ヴィンテージのフィルムコンデンサ。これだけで150個。箔巻きのポリプロピレン・フィルムコンデンサで無誘導構造。箔巻きで無誘導、これだけで良い音がする要素を備えている!!テーピング品らしく、テープを剥いた状態で届けてくれた。テープの残骸があるので、除去せねば。アンプを製作するまでに地味な作業って、結構あるんだよね。でもこうゆのって嫌いじゃない。因みにこのコンデンサ、以前も使って好結果を得られたので大量注文。これからリリースするアンプの、パスコンとして投入予定。
February 17, 2021
コメント(0)
一昨日届いた、フェニックスに特注のRコア電源トランス。12AU7 PG帰還型プリアンプに使うものを、負荷試験してみました。チョークインプット整流回路を組み、電子負荷装置で負荷電流を流し、負荷電流対出力電圧を測るのです。その様子をupしました。ブリッジの後に、8Hのチョークコイル。整流用コンデンサの容量は、試験装置の関係で820uFとしました。実際のプリアンプでは、1200uF×2なのでかなり容量不足ですが、そんなに出力電圧は変わらないでしょう。試験回路と測定結果を以下に示します。この試験装置で様々なチョークインプット整流を実験しているので、整流後出力電圧がほぼ予測できるのです。因みにトランスの1次側は、スライダックでAC100.0Vに調整してあります。
October 19, 2017
コメント(0)
真空管アンプの製作場面で大活躍の、HOZANの半田ごて HS-11。熱伝導率が高く、11Wながら電源トランスの端子部分の半田付けにも使えます。しかも直ぐに作業が完了しちゃうんですよ。とってもエコなので、気に入ってます。拙出品アンプは、全てこれ1本で半田付けをこなしてますよ。そのこて先に、極小の亀裂が見付かったのです。どうも最近熱の伝わりがよくないと思っていたら、亀裂によって熱抵抗が上がっていたんですね。そこで、コテ先を購入することにしました。楽天のパーツショップで購入したのですが、@1,000-弱!!リーマンショック前は、@700-弱だったような気が・・。何でも高くなってますね。これからも値上がりするだろうから、もう1個買っておきました。早速コテ先を交換して作業してみたところ、あまりの違いにビックリ!直ぐに半田が解けるのです。これが初期性能なのか、コテ先が改良されたのか。何はともあれ、作業が楽しくなりそう。電子機器用メーカーのHOZANホーザン ビット HS-201
September 10, 2017
コメント(0)
設計したAMラジオの低周波増幅段は、PNPトランジスタをエミッタ接地で動作させています。負荷は8Ωのスピーカーを直にドライブしており、無理とも言えるほどの重負荷です。音は歪んだ感じしないんですけどね。ロードラインを引いてみると、ほぼ垂直^^;そこで、インピーダンス変換の目的でトランスを挿入。1次インピーダンスが100Ω前後のトランスがベストなのですが、1次に直流電流を流せてそんな低いインピーダンスの有りません。そこで、手持ちの春日無線製シングル用出力トランス OUT-41-357の1次5k-7k間を利用してみることに。確かインピーダンスは、100オームほどになると思います。そしたら、もの凄い音量を得られました。音量が3倍ほど、大声で喋る以上の大音量が出ました。C3は0.022uF前後がバランスが良く、高域はとても綺麗な音です。AMラジオの音とは思えないくらい。逆に上記の回路図の定数のまま、0.15uF近辺ですと音が詰まり気味。モゴモゴ言ってます。これがダイヤゴナル歪のようですね。この実験は大成功です。サンスイのトランスでST-62があるのですが、これは1次インピーダンスが120Ωと今回の回路にちょうど良いです。でもこれって、プッシュプル用??このトランスを購入して、動作確認してみようかと思います。
December 30, 2016
コメント(0)
パーツBOXに保管してある、小信号用ダイオードを揃えてみました。シリコンからゲルマニウム、ショットキとバラエティー豊かです。どういう訳か、巷で人気の1SS108は所有してません。1S1588~1SS277はシリコン、1SS97~MA700はショットキ、1N60とD311はゲルマニウムです。因みに、1N60は20年以上前に購入した国産。中波放送の検波として使うと、銘柄によって音は結構変わりますよ。シリコンは低域から高域までバランスが良いモニター調、ショットキは高音が綺麗だけど低域は引き締まっており、ゲルマニウムは独特の色気を感じさせるふっくら系。一番のお気に入りは、D311です。柔らかい音色で聴きやすく、高域の伸びも申し分なく、ロシア製ながら侮れません。ただ、図体がデカいのでセットに組み込むには注意が必要。久し振りにラジオを製作しようかな。
December 29, 2016
コメント(0)
ストレートラジオの実験に使った部品群です。トランジスタ・CR類は15点と少なめ。FETはゼロバイアス、低周波増幅段のトランジスタは固定バイアスですからね。しかも検波段は半端整流。これ以上削ぎれません。1mほどのアンテナ線をバーアンテナに接続すれば、スピーカーが鳴ります。それでいて選択度は高く、混信はありません。FETの2SK241-Yはディスコンで入手難ですので、反響があればバイポーラトランジスタ版の回路も発表しようかと思います。
December 28, 2016
コメント(0)
今年の初夏に回路図を公開した、FET+Trによる2石ストレートラジオ。検波効率を格段に向上させ、スピーカーも十分に鳴る改良版を公開します。FETで高周波増幅、ダイオードで検波、トランジスタで低周波増幅です。因みに、ブレッドボード上で動作確認済み。能率88dBのスピーカーを使い、1mのアンテナ線を接続したところ、ここ大宮ではNHKやTBS、文化放送が喋り声くらいの音量を得られました。そのかわり、電源はNi-MH電池を2本直列としました。2SK241で1.5V動作はやや厳しい感じです。イヤホンなら十分ですけどね。大きな変更点は、検波ダイオードにバイアスを与え、シリコンダイオードからゲルマニウムダイオードまで使えるようにしたことです。ダイオードの種類による感度差は大きくは無く、意外な結果に。それでもやはり、ゲルマニウムダイオードの方が音が若干大きいですね。回路図中のR2がダイオードのバイアス抵抗器ですが、これを音量ボリュームに変更も出来ます。音質はダイオードの種類と、C3・C4・R2の時定数で決まります。この定数ですと、C3の容量は0.1~0.22uFに解があるような気がします。思い切って2.2uFにしたら、無音になってしまいました^^;反対に0.01uFと小さくしたら、ボボボッと発振。C4は低域の再生に影響を与え、4.7uFなど巨大なものにしたら低域がブワブワした不自然な音に。R2は検波効率に関係し、1Mだとかなり小さな音に。当方はバリコンにエアバリコン、RFCに四分割巻の正統派を採用しました。ポリバリコンやRFCにマイクロインダクタを使用すれば、部品代は¥1,000-以下に収まるでしょう。デカップリングコンデンサも8200uFと巨大でなく、100uFくらいで問題なしです。C2に0.1uFくらいのフィルムコンデンサをパラえば、◎!この受信機は高周波を扱うだけあって、部品の実装具合いで安定度が変わります。DSP ICを使ったラジオとは、ふた味も面白いですよ。
December 27, 2016
コメント(0)
今年の初夏に完成しました、トランジスタ式2石レフレックスラジオ。2つのトランジスタで組んだ、簡易ラジオです。お気付きになられた方も多いと思いますが、音量ボリュームはありません。音量調整は、同調点をずらして行ってます。レフレックスラジオはストレート方式ですので、選択度はそれなり。ですので受信環境によっては、混信もあり得ます。実際、我が家ではNHK第二が強力過ぎて、微かに他のバンドに漏れますよ。静まり返った部屋でないと気付かないので、このままにしてます。ストレート方式で選択度を上げるには、同調回路のQを下げないようにしないといけません。高周波増幅にFETを使うのもテですね。
December 19, 2016
コメント(0)
先日到着した、ゲルマニウムダイオードのD311。デジタルテスタのダイオードモードで、順方向電圧を測定してみました。0.200Vを中心に数mVばらつきます。特性は揃っているんじゃないでしょうか。次に、逆方向電流を測定してみました。印加電圧は5.0Vです。こちらはばらつきが多く、1.4u~2.8uAと倍近くも。ゲルマダイオードの1N60も、このくらいの漏れ電流だったと思います。ラジオの検波でD311を倍電圧検波で使用する場合、漏れ電流が同じものを使った方が良いような気がしますね。
December 17, 2016
コメント(0)
以前、レフレックスラジオを製作しようと思って輸入した、ロシア製のゲルマダイオードであるD311 300本が国際便で届きました。順方向電圧が0.2V程度とかなり低く、1N60よりも検波効率が高いらしい。肝心のエアバリコンは落として壊したため、廃棄したのでどうしたものか。いっそのこと、ラジオ少年で売られているエアバリコン、20個ばかし注文してみようかな。まずはD311の検品をしてみます。欲しい方はご連絡お待ちしてます。
December 16, 2016
コメント(2)
保守用品としてストックされていたらしい、電解コンデンサを何種類か仕入れました。未使用のデッドストック品らしく、お値打ち価格でGETです。どれも真空管アンプ用に、160V 3300uF、200V 1800uF、250V 820uF、315V 680uF 10V 8200uFです。高圧のものはB電源用に、10Vはカソード帰還のバイパスや、ヒーターDC点火用リップルフィルタなどを予定してます。
December 6, 2016
コメント(0)
今回製作した、2石レフレックスラジオの部品をまとめてみました。併せて部品代も。VC:270p エアバリコン ¥1,300-L1:SL-55GT バーアンテナ ¥400-L2:2.5mH RFC ¥450-IT:ST-23 ドライバートランス SANNSUI ¥670-Q1:2SC1923 ¥50-Q2:2SA1287 ¥70-D1:1SS178 ¥10-D2:1SS178 ¥10-C1:820pF 500V ディップマイカ ¥250-C2:180pF 500V ディップマイカ ¥250-C3:0.01uF 100V ポリプロピレンフィルム AMCH(特別販売品) ¥100-C4:22uF 25V MUSE-ES ¥40-C5:8200uF 10V NCC LXZ ¥300-C6:8200uF 10V NCC LXZ ¥300-R1:68k RP-24C ¥30-R2:30 RP-24C ¥30-R3:15k 6P-24C ¥30-SW:2011 ¥250-単三電池BOX ¥70-テスト端子 ×4 ¥200-5Pラグ板 ¥130-ラグ板:1L3P ¥50-ラグ板:1L2P ¥40-六角スペーサー ×2 ¥200-同調ツマミ ¥110-アルミフロントパネル ¥200-ウォールナットベース ¥300-ネジ・配線材一式 ¥400-合計 ¥6,230- (2016.6現在)オーディオグレード品やエアバリコンを採用したので、レフレックス方式のラジオ受信機としては法外な価格ですね。ITを抵抗器にしたり、ポリバリコンやセラミックコンデンサで代用すれば、価格は1/4くらいに収まるんじゃないでしょうか。トランジスタも、2SC1815で十分実用になります。まぁ、趣味という事で。因みに、スピーカーは外付けですので受信機価格に入れてません。私は殆どが手持ち部品で、エアバリコンは高校生の頃に¥500-で購入。LXZコンデンサも大量購入で、もっと価格は安いです。秋葉原や通販で部品を揃えたらという想定で、価格は算出してあります。
June 28, 2016
コメント(0)
配線作業にやや手こずったものの、2石レフレックスラジオが完成しました。5Pラグ板を使って、空中配線です。ディップマイカコンデンサは大き過ぎた為、東信工業のポリプロピレンフィルムコンデンサを使用しました。RFCはバリコンの裏に、仕込むようにして配置しました。シールド版のお陰か、発振は起きません。高周波回路の配線には、リッツ線を用いて表皮効果を排除してあります。アースは母線方式で、回路図通りに部品を配置しました。アンテナ線無しで、NHK第一、第二、TBSはガンガンに受信できます。FENはやや感度が低く、無音部分でNHK第二が若干の混信。文化放送はささやき声程度に受信できます。音も良く、満足のいく受信機が出来上がりました!(^^)!次はストレートラジオを製作しようかな。
June 26, 2016
コメント(0)
アルミフロントパネルとベースとなる木材の加工を終え、いよいよ組立に入る、2石レフレックスラジオ。ウォールナットの端材に、ヘアライン加工アルミのフロントパネルとエアバリコン、電源スイッチを取り付けた状態です。バリコンなどの部品はむき出しで行くので、受信機というイメージですね。バーアンテナはシールド板を介して、バリコンと合体させました。これで手のひらサイズのコンパクトさ。この後、背後に単三の電池ボックスとラグ板を取り付けます。そしたら、いよいよ電子部品の半田付け。真空管アンプでおなじみの、空中配線で仕上げるつもりです。
June 25, 2016
コメント(0)
2石レフレックスラジオで使用する部品を用意しました。ニッコームの板抵抗器やディップマイカコンデンサなど、音質に定評のある部品ばかりを揃えました。エアバリコンは、私が高校生の頃バイトして買ったもの。秋葉原の国際ラジオで、@500-だったのを覚えてます。容量はテスタで測ったところ、260pFです。バーアンテナのSL-55GTは、ハトメ端子がついている古いモデル。アルミのフロントパネルは、出品用アンプを製作した際の端材です。贅沢にも、ヘアライン加工のもの。ベースの木材も、サイドウッドの端材のウォールナット。端材は捨てずに取ってあるので、こういう時に活用できると嬉しいですね。次は加工に移ります。あと、完成のイメージも次回のブログにでも。
June 24, 2016
コメント(0)
6/12に設計を済ませた、2石レフレックスラジオ。それの動作・性能確認を、ブレッドボードにて行いました。受信感度は使用するQ1トランジスタで、大きく変わります。hfeの大きいトランジスタの方が、高感度になる傾向です。また、コレクタ電流を多く流すほど、感度も上がります。しかし低周波増幅用の山水製IT(ST-23)はパーマロイコアなので、磁気飽和の懸念からあまり多くの直流電流は流せません。トランジスタは普通、コレクタ電流を流すほど利得が上がるのですが、あちら立てばこちら立たずといった感ですね。コレクタ電流は、0.5mA流しています。次に感度が変わるのが、包絡線検波後のコンデンサC1。脈流の山と山を繋げる役割があり、音声信号になるキーパーツ。音質にも大きな影響を与えます。大きくするほど大きな音が出るようになるのですが、度を過ぎるとダイヤゴナル歪が発生するので、控えめの820pFに。半端な値ですが、手持ちのディップマイカの関係です。Q1はバイポーラトランジスタでベース電流が流れることから、もっと大きくしても良いと思います。追試される方は、聴きやすい音になるよう容量を調整してください。当方標準信号発生器が無いので、耳が頼りです^^;検波ダイオードのD1・D2は、順方向電圧の高いシリコンは使えませんでした。当初、高周波用の1SS277を用意したのですが、うんともすんとも言わず。順方向電圧をテスタで確認したら、0.75Vほど。これはQ1のベース・エミッタ間電圧よりも高いですし、ダイオードを2個直列するので電源電圧よりも高いです。これではダイオードが非導通状態です。高性能なダイオードなだけに、あぁ残念(>_<)使えたのは1S1588と1SS178でした。他にも使えるシリコンダイオードは、沢山あるはずですよ。カップリングコンデンサのC4は、電力増幅のQ2にPNPタイプを用いたので、無極電解コンのMUSE ESをチョイスしました。Q2にNPN型のトランジスタを用いれば、一般の電解コンが使えますよ。上記の回路で、バーアンテナにアンテナ線無しで大宮でのNHK第一受信は、88dBのスピーカを用いて人の話し声くらいの音量が得られました。1mのアンテナ線をSL-55GTの1番端子に繋げると、大声で喋るくらいの音量にupします。選択度も高く音質も良いので、本番機を製作しようと思います。
June 22, 2016
コメント(0)
2石レフレックスラジオの設計が完了しました。一番のポイントは、検波ダイオードにバイアスを与え、シリコンダイオードが使えるようにしました。D1・D2は通常1N60のようなゲルマニウム・ダイオードが使われるのですが、入手性を考慮した次第です。また、ゲルマニウムダイオードは銘柄で感度差がある為です。ここは手持ちの関係から、1SS178を用いました。Q1が高周波と低周波を増幅するトランジスタで、前途の2SC1923です。動作は固定バイアスで、R1でQ1とD1・D2全てにバイアスを与えています。R1の値は割と範囲が狭く、D1・D2の銘柄を変えるとこの値も変更します。L2は高周波増幅のQ1負荷インピーダンス、ITが同低周波増幅です。ITは抵抗器を使うケースが多いのですが、電源をNi-MH1本で済ませることから、電源の利用効率向上の為に。ST-23の1次インピーダンス2kオームを繋げてます。バーアンテナにアンテナ線を繋げれば入力感度が上がるので、ITを1kから3kオームの抵抗器に置き換えることが可能ですよ。その場合、Q1のコレクタ電圧が1V以上確保できるように、R1の値を変更する必要があります。Q1のコレクタ電圧が1Vを切ると、Cobの増加や利得の低下など招き、トランジスタの性能が落ちてしまうからです。Q2で8オームスピーカーをドライブできるよう、電力増幅させます。この段の電流は多めに、18mAを確保しました。A級増幅回路なので、どうしてもバイアス電流が多くなりがち。R2・C5はデカップリング回路を形成し、高周波回路と電力増幅回路を交流的に分離します。レフレックスラジオは発振しやすく、このくらいの配慮が必要です。C5はかなり大容量ですが、手持ちの関係です。L2は可能な限り、ラジオ用のRFCを用意したいところ。以上で高感度で高選択度、高音質なAM受信機が出来上がります。次はブレッドボード上での動作確認です。実はこの確認で、各定数が決まったのもあります。
June 12, 2016
コメント(0)
私が横浜に住んでいたころ、近くにサトー電気という電子部品屋さんがあり、そこで買い求めた高周波用トランジスタの2SC1923-Yが、50個ほど手元にあります。ローノイズでFM帯域まで使用でき、そこそこのゲインがあるからです。これでAMのレフレックスラジオを設計してみようと思います。目標は、・高感度・高選択度・高音質・Ni-MH1本で動作する手軽さ・入手しやすい部品で製作以上の点を重視します。かなりムシの良い話ですが^^;バーアンテナにアンテナ線を接続せずとも、さいたま市でNHK第1、第2、FEN、TBS、文化放送を受信できるよう目指します。設計したレフレックスラジオの回路図は、後ほどupします。
June 11, 2016
コメント(0)
ラジオの反響が大きいので、回路図をupします。Ni-MH蓄電池1本で動作する簡易ラジオです。高1ストレートラジオとも言われ、FETで高周波増幅、ダイオードで検波、トランジスタで低周波増幅します。高周波増幅は、FETをゼロバイアスで動作させているのがミソ。ゼロバイアスでも動作する、2SK241をチョイスしました。これ以上シェイプアップできない程の基本回路です。このラジオは、出来るだけ入手容易な部品を用いました。その反面、部品の選定はシビアで、トランジスタのランク指定は必須。2SK241-Oランクが入手難の場合、同Yランクの低Idss品でも大丈夫です。ゲイン過剰ならソース抵抗器を入れ、Idを小さくしてゲインを絞ります。その際、ソース抵抗器のパスコンを忘れずに。2SA1282のhfeが小さい場合は、R2の値を小さくしてコレクタ電流を15mAは流すようにしましょう。コレクタ電流が5mAなど小さいと、大きな音は出ません。出力段ですが、スピーカーに16mAの直流電流が流れます。DCを流したくなければ、山水のST-60をマッチングに使えば良いでしょう。それと、アンテナは必須です。使用するスピーカーは、88dBの高能率品を使ってます。私はFE83Enをバスレフ方式の箱に入れてますよ。バーアンテナのPA-63Rは有名で、通販でも買えます。L2の2mHは、できることならラジオ用のチョーク(RFC)を用意します。その方が自己共振周波数が受信帯域と外れているため、安定動作します。バリコンの270pFはポリバリコンでも勿論動作しますが、エアバリコンを使用すると同調回路のQが上昇するため、いくぶん混信に強い受信機になりますよ。D1は検波用ショットキバリアダイオードでも受信できます。1SS108などが有名ですね。このダイオードを変えると、音も変化しますので好みのを探すのも面白いです。ただし、1S1588のようなシリコンダイオードでは検波できません。C2、C3にオーディオグレードを用いると、良い音がしますよ。私はC2にアムトランスのAMCH、C3にMUSE-ESを使いました。
June 10, 2016
コメント(1)
先日、休眠中のアンプをバラした際に使わない見込み濃厚の電源トランスを売却した¥で、当方で出品するアンプの部品を輸入しました。日本ケミコン製 6.3V 220uFの低ESR電解コンデンサです。直径が5mmと高密度実装に適しているので、以前から目を付けていたんですよね。高さは11mmです。ドルが少し安くなったのを見計らい、200個輸入してしまいました。アンプ1台につき数個は使うので、思い切った数にしちゃいましたよ。来月は数台、真空管式ヘッドフォンアンプをリリースする予定ですが、勿論このコンデンサを使うつもりです。
January 29, 2015
コメント(0)
秋葉原で、6W6GT カソフォロ出力アンプの改良部品を調達できました。部品屋のお店の方から聞いたのですが、ニッコーム製プレート抵抗器が、ついに生産終了との事です!当方リリースのアンプにも何か所か使われ、音質も中々だったので残念です。世の中チップ部品が主流なので、こういったスルーホール部品は絶滅危惧種でしょうね。
September 28, 2014
コメント(0)
前回、SONYのチューナ ST-SA5ESの電解コンを交換した際、カーボン抵抗が多用されているのが気になりました。MPXとAF部の音質に影響がありそうなカーボンを、ニッコームのプレート抵抗 1/2Wに交換です。交換後は静寂感が増し、分解能が向上した!ような気がします(笑)付いていたカーボン抵抗器なんか1個¥1-くらの安物ですが、ニッコームのはローノイズですからね。プラシーボが若干入っていると思います。FPGAのチューナですと、こういったお遊びできる箇所、少ないんだろうな。次回は電源部の整流ダイオードを、SiC製に交換しようと思います。現状は恐らく、日本インター製のFRDでしょう。
May 10, 2014
コメント(0)
アンプのフロントパネルに、音量調整ボリューム用の目盛りに使う袋穴加工をフライス盤で加工しようとしたところ、モーターが動きません。何回か電源をON-OFFしても動かず・・。モーターに、調光器に使うトライアックをダイレクトに接続したところ、唸りはするが回りません。恐らく、故障の原因はコントローラーでしょう。コントロールBOXを分解してプリント基板を見ると、全体的に半田の盛りがとても少なく、何時クラックしてもいいような状態。全てのランドに半田を盛って電源ONも、いまだモーターは回らず。基板から出ている線を全て見ると、回転数制御のボリュームに行く線の接続が怪しいのを発見。そこを修理して電源ONしたら、ようやく直りました。昼過ぎくらいから格闘してて、途中休憩を挟みながら直ったのが深夜0時を回ってました。加工は、明日早く起きて済ませよう。メーカーに頼むと、コントローラーごとゴソッと交換されて、修理代¥50,000-くらいは取られるんだろーな(>_
January 18, 2014
コメント(0)
ソニーのステレオFM・AMチューナのST-SA5ESのオーディオ出力は、22μF63Vの電解コンが使われてます。写真上の赤っぽい円筒の2つが、それです。ここをBlack Gate Vシリーズの50μFに交換しました。(写真は交換前)数年前に購入しておいたのですが、何かのためにと取って置いたものです。容量が倍になってしまいましたが手持ちの関係です。音出しですが、交換直後なのに分解能が高く音に厚みもあります。たいていの場合、電解コン交換直後の音って、長く聴いてられないのですが・・Black Gateはさすがに違いますね☆エージングでワイドレンジ、しなやかさと深みが加わると思います。前回の修理後、この部品だけ交換しておらずずっと気になっていたのですが、これで一安心ですね。あとはアンテナを正式に建てて、更なる高音質を目指します。
May 7, 2013
コメント(0)
ヘッドフォンアンプが完成して数日、その間にOPアンプのOPA2134とLME49720を、交互にバーンインしてエージングさせました。ダイヤモンド回路は、受けに2SC2240/2SA970(BL)、出力に2SC2120/2SA950(Y)、電源は±6Vでディスクリートのシャントレギュレータ方式です。OPアンプをユニティーゲインで使い、非反転増幅でバッファ出力をフィードバックループ内に入れた回路構成です。2SC2120は、もっと高hfeの2SC3247コンプリを使いたかったのですが、入手できず断念です。■OPA2134■全体的にタイトで硬質感を伴い、モニター的だが嫌な音はしない。透明感もありフレッシュで溌剌としており、ハッとするような鮮度も併せ持っている。録音のアラもさらけ出す癖があり、ソースの良し悪しが解ってしまう。素晴らしい録音に出会えると、生々しさに感動する☆真空管で言うならば、旧西ドイツ製のヴィンテージチューブのような音作り。オールマイティーだが、私はこの石でJAZZを聴くのが好きだ。■LME49720■響きが綺麗で豊か、弾力性がありウォームな佇まい。OPA2134とは趣がだいぶ異なるが、やや響きがうるさく感じる事もある。音楽を芸術的かつ色っぽく味付けする癖があり、その点が良く評価されていると思う。クラシックやヴォーカルとは相性が良く、特に弦楽器の再生は素晴らしい!真空管で言うと、MULLARDやBRIMARといった英国のヴィンテージチューブに似ている。以上は個人の主観によるもので、再生装置が違うと評価も変わります。再生装置:DCD-S1、MP320ヘッドフォン:HP-D1000、ATH-EW9
April 26, 2013
コメント(0)
恒例のハラワタです。電流帰還型ディスクリート・ヘッドフォンアンプに改造できるよう、中はスカスカです。左半分は電源部で、増幅回路なんてささやかなもんですね。ダイヤモンド回路は、トランジスタを銅板で熱結合させました。電源投入直後は終段アイドリングが19mAだったのが、18mAに落ち着きました。コレクタ損失は100mWほどなので、ここまで温度補償かけなくても大丈夫でしょう。OPA2134ですが、カッチリとした筋肉質の音質でモニター的ですね。音が更に良くなりそうな潜在能力を感じます。チョークインプット電源のお陰なのか、音の薄いと感じられたMP3プレーヤーが、密度の高い充実した演奏に激変しました!DCD-S1との接続では、更に充実した演奏で生々しいです。ほぼ狙い通りです☆ですが音はまだだいぶ硬く、エージングに数日間は必要な雰囲気です。完成品をご希望でしたら、製作を請け負います。
April 23, 2013
コメント(0)
足りない部品のアキバ調達が遅れてしまい、暫く放置プレイでしたダイヤモンド回路ヘッドフォンアンプですが、先日のお店休業日に一気に完成させました。ケースはタカチのYM-150、150×100×40です。半導体アンプは外観のデザインに拘らないと、のっぺりしちゃいますね。パイロットランプは青色LEDですが、写真ではCCD感度の関係で白っぽく映ってます。OPアンプは、OPA2134でエージングを進めながらインプレします。気になったハムやノイズですが、全く聞こえません。残留ノイズ(A)は、30Ω負荷で0.5μV以下で、オーディオ総合試験機UA-1Sでは測定限界以下です。レンジを最高感度にしても、針がちょこっと振れるくらい。リベンジは果たせました!(^^)!レベルが中学生の頃よりも格段に上がってて安心しました。
April 22, 2013
コメント(0)
ダイヤモンド回路に使うトランジスタは、入手性から入力段を2SC2240/2SA970、出力段を2SC2120/2SA950としました。秋月で仕入れたのですが、私の普段の行いが悪いのか(笑)、同じhfeランクでもペアは揃いませんでした(>_
April 6, 2013
コメント(0)
ディスクリートの電流帰還方式ヘッドフォンアンプを、リファレンス用に製作しようと思っていましたが、トランジスタのペアが足りず二の足を踏んでました。そこで、使用トランジスタが少ない、ダイヤモンド・バッファという回路で組む事にしました。ダイヤモンド回路、ダイヤモンド・エミッタフォロアという別名がありますが、全て同じです。私が中学生の頃、2SC1815/2SA1015で組んだ事あるのですが、配線か半田付けが悪かったせいか、ザ~というホワイトノイズみたいなのが酷かったのを覚えてます。そこで今回は、リベンジも兼ねてます。最近では、この回路に特化した電流バッファICが出てますね。LME49600などがそうです。上はLME49600の内部等価回路です。基本のダイヤモンド回路に、定電流回路と保護回路が加わってますね。今回はQ1から右側の部分で、保護回路を取ったものにチャレンジします。電源は贅沢にも、チョークインプット方式+シャントレギュレータを採用です。チョークインプットは整流ダイオードに常に電流が流れるので、ノイズの点で非常に有利です。加えて濃密な再生音を期待します。2SC2240が数百個あるのですが、コンプリの2SA970がありません。次のお店の休みにA970の買い出しに行って、回路を仮組してみましょう。
April 2, 2013
コメント(0)
ヒートシンクが大きいですが、手持ちの関係です。最大出力2Wですので、半分のサイズでも大丈夫でしょう。もう片chこしらえて、調整が完了すればシャーシに組み込みます。
March 12, 2013
コメント(0)
昨日、壊してしまった(作りが雑で壊れた?)ヒューズ。楽天の期間限定ポイントがあと1週間で切れる事から、楽天内でヒューズを探したのだが・・メール便を扱っているお店が無く、送料だけでも¥500-!¥20-のヒューズにそれだけの送料は払えないので、次回アキバへ行く時に仕入れます。最近のネットショップは、送料が一本化されている場合が多く、小物部品の購入には向いていないですね。
March 8, 2013
コメント(0)
ヒューズのキャップ部コンタクト表面が若干曇っていたので、布でゴシゴシ扱いてたらとんでもない事に!キャップが取れてしまいました。よからん事をしたかなと、ちょっと後悔してます^^;にしても低品質なヒューズ、中○製でしょうか?これで最後のヒューズだったので、仕入れないと出荷に支障が出そう。
March 7, 2013
コメント(2)
お店の業務の合い間に、電流帰還アンプの大物部品を取り付けました。左側が電源部なのですが、半分近くを占めてますね^^;上質なアンプを作ろうとすると、殆どが電源の製作に費やされてしまいます。まるで、アンプを作っているのか、電源を作っているのか解らなくなりそう(笑)話は戻って、右上はZOBELと呼ばれるフィルターです。緑のでっかいのは、無誘導抵抗器。ヘッドフォンアンプ計測用に買っておいたものの、長らく眠っていたので起きてもらいました。自分用に作るアンプは、手持ち部品のバーゲンセールですな(^^ゞ入力は2系統で、後ろのスナップスイッチにて切替えられるようにしました。私はCDとFMチューナーなので、プリアンプが要らなくなってしまいます。今日はここまで。
March 2, 2013
コメント(0)
部品の配置を実際のシャーシ上で決め、穴あけ加工を済ませました。タカチのこのシャーシは、リアとフロントパネル、上下カバーが分離できるので、加工の際楽ですね♪電動シャーシパンチマシンが、いかんなく発揮されます。一番時間が掛かったのがIECインレットの四角穴。数時間で加工完了です。電源部を組み、ここからブレボ確認用の電源を取ります。なんせ、トラッキング電源を持ってないですからね。今日はお店の事もあるので、ここまで。
March 1, 2013
コメント(0)
アンプの設計・製作を20年近くやってると、部品は結構集まるもんですね。この方式のアンプを作ろう!と意気込んだものの、設計変更で部品だけが残ったり(笑)特殊な部品ではないので、後々になって別のアンプで使う可能性は高いですけどね。電流帰還アンプの部品をかき集めました。ブレボに組んで、オシロで波形など観察しながら安定性に問題が無ければ組み立てに入ります。シミュレータは便利だけど、ブレボが好きな私は昭和だなとつくづく思います^^;写真にシャーシが無いですが、タカチのアルマイトのブロンズカラーアルミシャーシがあるので、それにします。このシャーシ、10年以上前に買ったような。6AK6 三結アンプが完成間近なので、先ずはそっちを完結させてからです。
February 21, 2013
コメント(0)
真空管を落札頂きましたお客様とアンプの話をしているうち、半導体アンプを作りたくなってきました。きっかけは、チョークインプットです。チョークインプット電源の真空管アンプは何台も作ったことあるのですが、半導体式は無いなと思ったのです。せっかっくなので、電流帰還アンプに決めました。音に特徴がありますからね、この方式は。電流帰還アンプは2台作りました。5年以上前に作った、プリアンプの回路を引っ張り出し、パワーアンプ用に変更↓基本回路ですので、これに高域の位相補償やZobel、DCサーボ回路が加わる可能性も。ミニワッターだし軽いAB級だからと、終段Trはダーリントン接続してません。その代りドライバー段に多めに電流を流します。電源電圧はチョーク出口で9V前後の予定、最大出力は3W程とささやかにします。自宅SPの能率は94dBだから、0.3Wの真空管アンプでも結構な音が出るんですよね。回路図には無いのですが、入力は2系統をSWにて切り替えられるようにします。RCAとステレオジャックですね。ノイズなどの問題が無ければ、Bacchus Antiquesにてこれから出品するアンプにも、入力切替を装備する予定です。手持ちのパーツがあり、秋葉へ行かなくとも済みそう。お店の商品じゃないから、解体したアンプの部品を有効活用したいと思います。因みに、お店にupしているアンプの部品は、全て未使用品ですよ。
February 20, 2013
コメント(0)
お客さんのお品の発送を終えてから、秋葉原へ交換するコンデンサの調達です。電源の整流直後には、63V2200μFの大容量電解コンが載ってますが、ここを5600μFの低ESR高リップル品に交換しました。1μF以下の小容量電解は、WIMAのフィルムコン、10μFのパスコンはMUSE BP、電源部の中容量コンデンサはUTWRZ低ESR電解にしました。その他、手持ちのMUSE KZも交え、混合部隊となってしまいました^^;古いコンデンサの半田を、吸い取り機で吸い取ってコンデンサを取り外し、新しいコンデンサの実装。これをひたすら繰り返し、徹夜の作業となってしまいました。特にパターンが細い部分と、電源部大容量コンデンサの取り外しには、神経を使いました。古い基板は、パターンが剥がれやすいですからね。古いコンデンサ↓コンデンサ交換後↓所々に、不釣合いな大きさのコンデンサが載ってますが、手持ち部品の関係です。電源のデカップリングコンは、2~5倍の大容量にしてレギュレーションの強化を図りました。部品の実装ミスが無いことを確認し、電源ON。問題なく音が出ました☆コンデンサ交換前よりも、音に透明感が出て力強さも増したようです。ですが、相変わらずチューニングはズレたまま。IF段かPLLのコイル調整が必要のようです・・。IFTコイルにはたいてい、小容量のコンデンサが内蔵されているのですが、恐らくは経年でそのコンデンサ容量が変化し、チューニングがズレたのでしょう。眠いので、仮眠摂ってからにするべ(-_-)zzz※おっしゃ!オレもいっちょやってみるべ!!みたいな安易な気持ちでの改造はオススメできません。半田吸い取り線だけで挑むのも、遠慮したほうが良いと思います。全て自己責任です。
January 27, 2013
コメント(0)
2Fのリビングには、SONY最後のハイエンドFM/AMチューナーである、ST-SA5ESがあるのですがここ何年か灯を入れてません。FM放送は専らSONYのポータブルラジオICF-M770Vか、MP3プレーヤー内蔵のFMラジオの出力をHPAで聴いているからです。たまにはNHK-FMのクラシック番組を、ST-SA5ESで聴いてみるかなと思いました。電源SWをONしても、インジケーターが点灯しません。内部のリレーは、カチカチと動作しているのですが。SONYのサービスに出しても、年数が経ち過ぎていて修理不可なのは解っているので、自分で診てみることにしました。カバーを開け、電源電圧をテスターでチェックしましたが、電圧はほぼ正常値です。ところが、基板下側の回路の電源電圧が出てません。テスターのリードを当てると、インジケーターが点いたり点かなかったり。どーやら、電源周りのパターンに異常があるようです。しばらくいじっていると、基板の中央を走る銅のバスバーにガタがあり、そこを手で動かすとインジケーターが点きました。どうやら半田クラックのようです。基板固定のビスを外し、エンコーダのコネクタを外し基板のパターン面をチェック。バスバーに半田クラックを発見しました!↑赤丸付近に半田クラックその他にも半田クラックが見つかり、全部で5か所もクラック!バスバー、RCAジャック、Fコネ周りの古い半田を電動半田吸い取り機で取り除き、アルミットで盛り直しました。その後、電源ONしたらインジケーターは点灯し、音も出ます。ですが、チューニングが-0.1MHzくらいズレてます。強電界のNHK-FM埼玉ですと、85.0MHzにチューニングでステレオ受信できました。昔のエアバリコンと糸掛け方式のアナログチューナですと、目盛りがずれた位置でチューニング出来るのですが、デジタルシンセチューナですと0.1MHzステップですのでそうはいきません。問題は、IF段かPLL辺りでしょうか?このままでもポータブルラジオよりも遥かに良い音なのですが、先ずは電源部とFM部の電解コンデンサを、全て交換することにしました。AMはこのチューナで聴かないので、野放しです(笑)部品リストを作成し、明日は秋葉原へ調達に行きます。
January 26, 2013
コメント(0)
アルプスのロータリースイッチSRRNシリーズの一部が廃盤になりますね。5654ヘッドフォン・アンプで使っている2段2回路12接点のも、売ってるの見ません。コレを去年に門田で20個ほど買ったのですが、もう売ってなかったです・・先日ネジの西川に行ったとき、違う接点構成のをついでに何個か買ってきました。上のは2段12回路2接点(2-12-2)なので、プリアンプの入力切替スイッチに使う予定です。接点の最大定格は12V、0.15A(DC)なので、電池ドライブによる小型アンプの電源SWにも良いでしょう。15年ほど前にこしらえた鉛蓄電池電源の電流帰還型プリアンプ、アースの引き回しがヘボなのか、ボリュームMAXでノイズが耳につきます。代替のプリが欲しいこの頃、部品だけは買っておきました。最近、アマチュアが使いやすいと思っていた部品が、どんどん廃盤になっていく気がします。時代の流れなのか、昔から電子工作をしている人にとって、ちょっと寂しいですね。でも今は、ネットでRSや海外から色んな部品を調達できるようになり、こちらでは助かっています☆作業机が散らかり放題なので、片付けて5847シングル・アンプのレイアウトを考えるとしましょう。
January 12, 2011
コメント(4)
購入して3ヶ月で壊れたSANWA製のデジタルテスター、PC5000a。サービスから修理できましたと連絡があり、アキバへ引き取りに行きました。中のコンデンサーが壊れていたそうです。まったく、人騒がせな・・受付の眼鏡美人さんは電話対応中で、他の女性の方が渡してくれました。チョッと残念・・帰宅して早速抵抗値を測定したところ、正常でした。電圧やダイオードチェック、コンデンサーの容量チェックもOKでした。暫く使い込んで、エージングをかけてみます。今日もあまり時間が無く、アキバ散策は出来ませんでした・・
November 29, 2010
コメント(0)
7月末日で失効する楽天の期間限定ポイントが、10800ポイントほどあります。これで以前から欲しかった、SANWAのデジタル・マルチ・テスタを買うことにしました。PC5000aとゆモデルです。このテスタ、パソコンと接続してデータ・ロガーとしての機能も持っています。彩球アンプ工房で、これからは絶対に必要となると思うので、設備投資です。試しにタンゴのシングル用出力トランスである、XE-20Sの1次巻線抵抗値を測ってみました。30Ωと出ます。夏が過ぎれば、真空管アンプ工作にはもってこいの季節♪このマルチテスタが活躍する日が来るの、楽しみです☆
July 31, 2010
コメント(0)
±141Vのドライバ用電源の設計が固まったので、秋葉原へトランス類の購入。要は絶縁トランスで、二次側が120Vのタップがある5VAの容量を2つ。一次並列、二次直列にしてDC±160Vを目論む。当初はノグチのPM-5WSを予定していたのだが、東栄の絶縁トランスが\200-程安いと判明。そっちにした。二次は115Vまでしかないのだが、一次は90Vがある。二次DC出力が足りないようなら、一次90Vタップに商用電源突っ込んじまえ!モノはついでにと、東栄で一次5k-7kΩのあるシングル用出力トランスを1個と、.5A.1Hのチョーク・コイルを2個購入。その他に電源SWやCR類。写真にチョークを入れるのを忘れた・・。200Vの電解コンデンサで安いのが、なかなか売ってないもんだ。仕方が無いので、千石で250V100μFの、ややオーバースペック(耐圧)にした。電源SWはMIYAMAのAC125V3Aの単極SW。門田無線で\100-だったと思う。帰宅してシャシー加工・製作に入ろう。
December 19, 2009
コメント(0)
電子部品を大量購入する個人にとって、RSコンポーネンツは心強い見方だ。前職のエンジニア時代から、公私共に10年越しのお付き合いでもある。大量購入の割引もあるのも魅力的だ♪私は狙いを定め、これだ!と思った電子部品は100個単位で購入している。その場合、秋葉原の千石電商でも太刀打ち出来ないほどの単価になる。\8,000-以上の注文で送料無料となるので、纏め買いする時によく利用する。今回は真空管アンプ用の電子部品。先ずはTLV431。1.25~6.0Vまで可変できる、TL431の低電圧・低バイアス電流版である。カソード電流は80μA~20mAまでと、真空管アンプ電圧増幅管の固定バイアスに使う予定だ。50個弱気に購入。次は2SA1937。600V、0.5A、1W(理想放熱器で10W)のドライバ用トランジスタ。hfeが100~500と比較的高いのがミソ。安定化電源の、ウィルソン型定電流回路に使う予定。200個と強気の購入。お次はRHRP1560。600VのFRDで定格15Aの大容量。trr:40nS(max)、QRR40nC(typ)と高性能で、ヘッドフォン・アンプやミニ・パワーアンプ用に使う予定。パッケージがTO220タイプで信頼感があり、頑丈なイメージ。もう1N4007みたいなちっこいダイオードには、心理的に戻れない・・。100個と、やや強気の購入。次は20ETS12。1200V20Aの一般整流ダイオード。チョーク・インプット用の整流ダイオードに使う予定。VFが1.0V、rtが10.4mΩと低いのがミソで、チョーク・インプットのレギュレーションの良さと併せ、力強い再生音を目指す。コイツも100個と強気の購入。あとは400V、300V耐圧のドライバ用小信号トランジスタ、500V、600V耐圧のパワートランジスタを、それぞれ50個ほど購入。残念なのは在庫が一部無く、分納となってしまった。趣味で1つの型式の電子デバイスを200個購入なんて、オレくらいかな??でも、その方が断然安いから。何だかんだで\4万くらい使ったよーな・・。依頼アンプでは、これらの高性能なデバイスをふんだんに使おうと思う。
December 17, 2009
コメント(1)
先日、±141Vの安定化電源の設計に引き続き、高電圧OPアンプをディスクリートで設計した。135Vp-pは出力できる、汎用の増幅器↓簡単な2段増幅器で、終段はプッシュプルのエミッタ・フォロワ。1段目はカスコード・ブートストラップの差動増幅器で、入力トランジスタにはhfeが2000程ある、スーパーベータ・トランジスタを起用。2段目もカスコード・ブートストラップで、高域特性の改善を図った。高域の位相補償は、カット&トライで位相補償コンデンサを決定するつもり。これから必要な部品を揃え、ブレボで動作確認をしてみるとしよう。明日あたり、アキバ・ダッシュかな・・。
December 16, 2009
コメント(0)
真空管式カソフォロ出力アンプには、カソードをドライブするのに高いドライブ電圧が必要。依頼アンプだった6Y6Gカソフォロ・アンプでは、300Vp-pものドライブ電圧が必要だった。実験用に半導体ドライブ回路用の、±141Vの中圧電源を用意してみようと思う。それ用の電源を設計してみた。何故141Vとゆ中途な値か?定数の都合でそうなっただけで、深い意味は無い。ここで使用した78、79シリーズ・レギュレータICは、リップル除去比が50dBもない、非力な能力の三端子レギュレータ。本番ではLM337L、LM317Lを採用する予定。こちらはリップル除去比が80dBもある、高性能な三端子レギュレータである。回路的には単純で、三端子レギュレータのGNDにツェナー・ダイオードを接続したものと同じ。入力側のトランジスタは、負荷電流が10mA程度を予定しているので、ダーリントン接続をしていない。本番ではVce:200V、hfe:300前後のトランジスタ一発で済ますつもりだ。この回路では、入出力電圧差の少ない三端子レギュレータは使えないと、メーカーのアプリケーション・ノートにある。起動時にGND側に数十mAもの起動電流が流れ、ツェナー・ダイオードが破損する可能性があるのだろう。
December 15, 2009
コメント(4)
全45件 (45件中 1-45件目)
1