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Bacchus Antiquesにて最初にリリースいたしました、6AK6 三結シングル へッドフォン兼パワーアンプ。それが高音質&高性能化して、再び登場です。外観は同じですが、回路をやや変更しました。具体的には、初段FETのゲインを上げ更に低歪化し、余ったゲインでオーバーオールのNFBで特性を整えました。その結果、f特は10~40kHz(8Ω,50mW,-3dB)と、前作と比べかなりワイドレンジになりました☆ダンピングファクタも1.9→3.3と、大幅に向上です♪せっかっくの再リリースですから、前回と全く同じでは寂しい感じがします。Bacchus Antiquesのアンプは、常に進化してますよ。試聴しても高音質化の恩恵はハッキリと感じられ、よりHiFi調にかつ音楽性豊かになりました。ハイライトコアの出力トランスのせいか、高音はスムースで全体的に音に厚みがあり、若干のピラミッドバランスです。ヴォーカルは自然な感じで、特に良いですね。分解能も上がり、高性能化して正解でした。前回と同様、限定価格!! ¥27,800- → ¥21,800- です!このアンプの詳細は、こちらです
October 13, 2013
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前回の続きです。昨日の日曜は、新木場と秋葉原へ調達に出掛けていたので、測定は今日になってしまいました。歪率5%の時を最大出力とした場合、80mWほどとなりました。本機の動作条件の場合、6AK6三結時のロードラインからの理論最大出力は95mW、出力トランスの損失を加味するとほぼ合ってます。DFはON-OFF法で1.9とやや低い値ですが、ミニワッターですので、このくらいが音楽的にちょうど良いでしょう。10mW時における1kHzの歪率は1.2%と、やや高めとなってしまいました。P-G帰還量を増やし、J-FETの負荷が重くなったのが原因です。電源電圧を上げ、ドレイン抵抗値を増やせば歪はもう少し下がります。このあたりは次回の課題ですね。次回は同じ6AK6をUL接続で使い、出力upと歪の低減を狙ってみます。同時進行で、12AU7 2パラシングル・アンプも製作します。12AU7のほうはOPTにオリエントコア、CRに更なるオーディオグレードを採用し、高品位を目指します☆どちらも、ヘッドフォンとスピーカーをSWで切り替えて楽しめる仕様ですよ。
November 19, 2012
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6AK6 真空管アンプの測定に入ります。写真は測定風景で、オーディオ総合試験機を使って、f特、歪率、入出力特性、DF、クロストークなどが測定できます。残留ノイズはウェイトでLch:2μV、Rch:9μVと、驚異的な低さになりました!リップル・フィルタをしっかりさせたのと、電源トランスからの誘導を追い込んだのが効いてます。因みにフィルタは、Trによる簡易リップル・フィルタで、負帰還型の安定化電源ではないです。聴感で決めたゲインは4.7dBと、一般的なアンプと比べかなり低くなりました。ヘッドフォン用ですので、10dBとかですとVRが8時くらいの位置でガンガンに鳴るような、使いづらいアンプになってしまうからです。5dB弱ですと、CDプレーヤーに繋いでVR11時くらいで、かなりの大音量になります。f特は50mW時、-3dBで15~25kHzとなりました。高域の落ちが早いのは、おそらく初段J-FETのミラー効果によるものでしょう。ミドルクラスモデルでは、OPTにオリエントコアやブートストラップ・カスコード回路を採用して、広帯域化を図る予定です。今日はここまでで、次回は歪率やクロストーク、DFを測定します。
November 17, 2012
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真空管アンプは、NFB量やその掛け方、プレート電流で音が変わってきます。先日に完成した6AK6ヘッドフォン兼パワーアンプは、回路がシンプルなだけに定数変更は音の雰囲気にかなり効いてきますよ。設計当初は、PG帰還とオーバーオールのNFBの併用でしたが、オーバーオールを掛けると音楽がお行儀良くなり過ぎてしまいます。JAZZの泥臭さやサックスの艶っぽさというのが、薄れてしまうんですよね。試行錯誤の結果、PG帰還のみにしました。カップリングコンでも音は変わりますが、エントリーモデルとの位置付けですので、東信工業の赤いポリプロピレン・コンデンサです。ニッセイのAPSが欲しかったのですが、廃版なのか千石でも扱わなくなってしまいました。東信の赤いのは、華やかな音ですがうるさくは無く、非常に透明感がありますね。ヴォーカルでサ行が強調されることは無いですし、コスパは非常に高いと思いますよ。指月の黄色いポリプロですと、もう少し大人しくなります。EROのMKCやMKTシリーズにしますと、更に音楽性と情報量が増しますが、こちらはミドルクラス以上に採用するつもりです。ヘッドフォンとスピーカーの切り替えは、背面の2極SWにて出来るようにしました。フォンにすると、30オームの抵抗器がOPT二次側に並列接続され、16~60オームのヘッドフォンに適合します。フォンジャックにプラグを差し込むと、自動的にフォン側に切り替えられるジャックがありますが、空気中にさらされる為接点の劣化が心配で、SWにした次第です。日本開閉器製の銀接点使用SWですと、信頼性は更に高くなりますね。
November 16, 2012
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6AK6を使った真空管アンプが、無事に完成しました♪配線ミスやトラブルなど無くいたって安産(笑)で、各部の電圧もほぼ設計値どおり。難なく音出しです。スピーカーに繋いで聴いた感じ、高音がややシャリシャリしてて低音が弱い印象ですが、ヘッドフォンからもハムやノイズは聞こえず、いきなり演奏が聴こえるといった感じですね。トランスの位置を吟味した甲斐がありました。音に透明感があり、室内楽などは美しく奏でてくれますよ♪エージングで、シャリシャリ感は無くなっていくでしょう。出来立てのアンプは経験上、音が硬いのですが、鳴らしこんでいくと音にみるみる艶が乗ってきます。これから試聴を繰り返し、負帰還などの定数を追い込んでいきます。それから特性を取ります。
November 13, 2012
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製作中の6AK6ヘッドフォン兼パワーアンプですが、シャーシの前面と両側に革を貼ってみました。アンプのデザインは、アルミのヘアーラインパネルやサイドウッド装着が一般的です。真空管アンプとなると発熱が物凄く、稼動中のバルブ表面温度は200度にもなるほどですので、パネルも当然熱であおられてしまいます。ですので、革貼りはまず見掛けないですね。ですが本機の消費電力は4Wほどと、超エコな真空管アンプですので、熱で革が傷むということは無いのです☆貼るにあたって、位置合わせはとても苦労しましたね。完成まで、半日あればできるでしょう。
November 12, 2012
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今日はお店がお休み、午後から雨というので、アンプのパネルに貼る革を調達しました。大宮駅近くに革クラフト専門店があると聞いているのですが、場所が解らずユザワヤへ。ダークブラウンの、落ち着いた雰囲気のに決めました。シャーシ加工も完了しました。板厚2mmのアルミ板をヘアーライン加工し、補強を兼ねてアルミ弁当箱と合体させてます。一番苦労したのが、インレットの十字穴ですね。次回は、簡単に取り付けられるのを選ぼうと思います。シャーシ加工に半日でしょうか。久し振りだというのと、寒いのとでペースがガタ落ちです^^;先日の金曜に注文した革用のポンチがまだ届いていないので、電源部と増幅部の基板を起こすとしましょう。
November 11, 2012
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空き時間を利用して、アンプのシャーシ加工に入ってます。アルミの弁当箱タイプを使っているのですが、フロントとリアの穴開けはマグネットクランプと、ハタガネを使ってます。ボール盤のテーブルを垂直にしてクランプしているのですが、微調整のコツを掴むには熟練が必要。ハンドパンチャーを導入しようか、迷っているところです。おっと、お店のお品にご注文が入ったので、中断します。ご注文下さったお客様、どうも有難うございますm(__)m今から発送いたしますので、今しばらくお待ち下さいませ。
November 9, 2012
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真夏の暑さも遥か彼方へ遠のき、アンプ製作の意欲が湧いてくる季節になりました。6AK6という真空管ラジオでよく使われた、MT7Pの五極管を使ったミニワッターを製作してます。三極管接続にして、130V程の低電圧で動作させ、出力200mW付近を狙ってます。ヘッドフォンもスピーカーも鳴らせるようにしました。Walkmanなどの出力を受け、ニアフィールド・スピーカーで聴いたり、ヘッドフォンで高音質を楽しむ場面を想定してます。今、製作中のはエントリーモデルで、ミドルクラスのも作る予定ですよ。パネルはおめかしして、お店に出品する予定です☆
November 7, 2012
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今日は急遽、都内へアンケートに出席しました。調査会社実施によるもので、モニターとして当選したのが昨日の夕方。謝礼が出るので、げんきんな私は早速参加です^^;その謝礼を元手に、先月から構想を温めていた、真空管アンプの不足部品を調達しました。↑目玉は、TOEIのT-600という出力トランス。これで本格的オーディオを作成するのは初めてです。.3Wに満たない真空管アンプですので、十分なスペックですね。千石電商に、ポリプロのフィルムコンが新規取り扱いされてましたので、どんな音なのか確認のためにも使ってみます。ちょっと判りづらいですが、中央のビニ袋の中の赤いのがそれです。電解コンデンサーは低ESR、抵抗器はタクマンのオーディオ用と、ぬかりはございません。お店のお品にご注文が入ると、お客さんを待たせてしまうので、調達が終わったら直ぐに帰宅です。
November 6, 2012
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Bacchus Antiquesではアンティークやヴィンテージ品を扱っておりますが、オーディオもヴィンテージ・サウンドを目指しております。真空管アンプを出品する予定なのですが、ヘッドフォンでもスピーカーによるニア・フィールドでも楽しめるアンプを設計・製作します。設計思想は、数ワットの低消費電力、高音質、A5サイズよりも小さいコンパクトさ、ディスクトップに置いてサマになるデザイン性です。回路は2段増幅器によるシング・ルアンプで、半導体用の小型トランスと真空管用の小出力トランスを使い、小型化します。真空管サウンドを楽しむため、出力段は小型出力管である6AK6を採用しました。ラジオ球か、とバカにする方もいらっしゃいますが、三結にて高音質を目指します。三結時のプレート特性曲線は素直なカーブで、音が良さそうなのが理由ですね。120V程のプレート電圧ですので、最大出力は200mWくらいでしょう。能率の高いSPであれば、かなり大音量が出ますよ。ニア・フィールドでは充分、ヘッドフォンですとガンガンに鳴らせます。前段も真空管といきたいですが、スペースや部品の関係でJ-FETによるドライブにしました。音質的に気に入っているPG帰還により、6AK6の出力インピーダンスを大きく下げ、小型OPTの弱さを補います。雑誌等のパクりではなく、完全オリジナルですよ。去年設計したのを、更に練り上げました。以前、メーカーにて電子回路の設計もしてたことを活かし、真空管アンプの良さを発信してまいります。
November 5, 2012
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