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2004/07/16
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カテゴリ: カテゴリ未分類
例のマンガを読んでうなずけるとこの間の日記に書いたけど、最近のエピソードをひとつ。

夫もマンガの中のトニーさん同様、「お金を払ってサービスを受けているんだから、それに見合わないと思われる扱いを受けた時はクレームする」主義。この間メモリアルデー(5月下旬)に、ホリデーセールで家具を購入した。予算大幅オーバーの箪笥だったが(1350ドルのものが900ドルちょっと)、元がいいものを安く買うというのが魅力でふたりとも納得して購入。

で、デリバリーされてきて、配達のお兄さんが包みを破って指定の場所に置いてくれた。チップを渡すタイミングばかりを気にしていて、箪笥のコンディションをチェックしなかった私。こんな高額なものにミスなどないと思っていたし。配達のお兄さんが帰った後に箪笥を見てみると、小さなくぼみがあるではないか。結構それが目立つ場所にあったのだが、私は「木とはこういうものなのだろう」と特に気にとめなかった。

ところが帰宅した夫がすぐさまそれを見つけて怒り始めた。「こんなに高価な箪笥がへこんでいるじゃないか!」というのである。もうデリバリーされてきたし、受け取り書類にもサインしてしまったので私は夫の反応に青くなるばかり。夫は早速箪笥を注文した店に電話をして、セールスの女性と交渉。「そちらに具合を見に誰かを派遣する」というので待つこと一週間。その間夫は出張に行き、電話攻勢は私が務めることに。

クレームでしらを切るのが得意なアメリカ社会。その「誰か」が来るのは怪しいところと思いつつ、また一週間が経過。電話をしたけど留守だったとかそういう無駄なやりとりが続いた後、夫はついに「書類」作戦に出た。「書類」で相手にクレームを出した事実を保存しておくことは、「後に裁判になっても証拠になる」という気構えの現れとも取れる。「質の悪い家具を売りつけてアフターサービスを何もしないつもりなの?」と書かれたFAXにビビったのか、ようやくサービスの人が家に来たのは、つい昨日。箪笥到着から実に一ヶ月が経過していた。

そのサービスの人は約束通り朝8時にうちに来て、夫と私の目の前で丁寧に私たちの不満箇所を一時間ほど修理して、もちろん代金は受け取らずに帰っていった。作業の初めの方で出勤してしまった夫が電話で私に途中経過を聞いた。「当然代金は請求しないだろう。でもチップは20ドルほどあげておいて」という。あれだけ文句を言ってもチップはあげるんだーと思ったが、さらにきちんとした修理の後は、買った店に「アフターサービスに満足した」とFAXを送ったそうである。うーん。不思議な人だ。





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Last updated  2004/07/17 10:40:02 AM
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