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~おたま~ @ Re:対岸の火事(09/13) 日本でも、1年ぶりにテレビでやっていま…
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2005/01/02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
スマトラ沖地震の津波のニュースは連日のように伝えられ、現地の惨状が明らかになってきた。昨日夫とテレビを見て爆笑していた間にも苦しんでいる人がいるのだが、その人たちの痛みや苦しみを毎日考えながら暮らすというのも不可能な話なのだ。

なぜこんな事を書くのかというと、私も似たような経験があるからである。私の身内は阪神大震災で、倒れた家屋の下敷きになって亡くなった。関東にいた私たち家族は取るものもとりあえず現地に赴いた。道路が寸断されていたのでローカル電車や船を乗り継ぎ、やっとの思いで現地に辿り着いた。そこまでの途中、京都で一泊を余儀なくされたのだが、京都はこれからスキーに行く人でごったがえしていた。大阪に着いても駅の売店で「震災にあわれた方のために、化粧水をサービスしております」などという張り紙がしてあった。トイレを流す水や飲料水すらない現地の状況は全く把握されていなかったのである。

大阪と神戸は鼻の先。彼らには身内を亡くして嘆き悲しむ人間がほんのちょっと向こうにいるとは想像もできぬことなのだ。それはそれで当然なのだろう。同じ様に悲しめというのが無理な話なのだ。

想像を絶する被災地で身内の遺体をとりあえず体育館に収容し、荼毘に付す手はずを整えてまた関東に戻って仕事に復帰した。関東に帰った私を待っていたのは、同情と質問だった。皆私が神戸出身だと知っていたので「親戚とか大丈夫だった?」と優しい言葉をかけてくれた。この優しい言葉が非常に無神経に聞こえるものなのだ。こう尋ねられて「うん、身内が死んだの」とは言えないだろう。言ってもいいんだけど、それからどういう会話を続けろというのか。だから会社の人などには適当な返事をした。何日か休んだので、直接の上司である課長や、親しい友人にだけは真実を話はしたけれど。

夫がスリランカ出身の元同僚に、e-mailででも一言声をかけるべきかなあと言っていたので、「そっとしておくのが一番なのよ」と言っておいた。「心配しているよ。大丈夫なの?」と言いたい気持ちもよくわかるし、言われたくない人の気持ちもよくわかる...。

誰が生きようが死のうが、それでも地球は回っている、と思ったものだ...。





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Last updated  2005/01/04 02:19:08 AM
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