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2005/12/11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
メグライアン主演の「恋人たちの予感」という映画には、クリスマスツリーがよく出てくる。主人公たちが路上で売っているクリスマスツリー用の生木を抱えて家に持っていく姿が印象的だった。うちの近所の路上にも今頃になるとツリー屋さんがどこからともなくやってきて、店を広げるのだ。夫と結婚して初めての年に、この大きいツリーを買おうと思って夫に大反対された。「あれは葉っぱがぼろぼろ落ちるし、根っこがないから設置が大変なんだよ」とのこと。

それに、年があけると、あれだけ家庭で愛されたツリーは単なる産業廃棄物となり、ぼろぼろになって路上にいくつも横たわる。そんな哀れな姿をみて(同時にこんなに木を無駄にするアメリカ人に割り箸文化をとやかく言われたくないわと思いながら)、生木を買うのをあきらめた。なので二度ほど鉢植えを買ってきたのだが、結局すぐ枯れてしまった。

ある年、夫が突然生木を買うと言い出した。気が変わった理由はわからないけど、今度は私がいやになった。だって、年明けのあの惨状...。それでも何となく流れで買ってしまったのだ。大きさは6フィートくらい。そんなに大きくもないが、うちのリビングに設置するとすごく立派だ。オーナメントを買い足し、夫と夫の子供と一緒に飾り付けをした。ライトをつけると、気分はすっかりクリスマス。

今年、子供が、「(ママと住んでいる)自分の家は、作り物の小さなツリーしかない」と言った。夫はそれを聞いたのかも知れない。お金の問題じゃなくて、そういうのが面倒くさいと思うのはわかる気がする。私も夫がいなければ多分しないだろうし。しかし、大きな生木のツリーの飾り付けを嫌う子供がいるはずもない。そういう経験って、子供には大切なのだと思う。

根っこを切られて売られている時点で、枯れる運命のツリーたち。ロックフェラーセンターのクリスマスツリーだって、何十年も大地に根を張って育ってきた木なのだ。ひどい文化だよね。でも、そういうのをバカにできない自分もいる...。





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Last updated  2005/12/13 01:41:01 AM
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