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2006/06/05
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カテゴリ: NY情報
最近のお気に入りのレストランに、 佐分利 というお店がある。名前が悪く(SABURIって英語で書くと...日本語を知らないアジア人が日本語に似せようとして考えたような名前に聞こえる)、Japanese-Chinese Restaurantと言うカテゴライズもアヤシイお店に思えて非常にまずいので、なかなか流行らない不遇な店だ。

要するにラーメンや中華丼、麻婆豆腐、カニ玉などを出す日本でいうところの中華屋さんなんだけど、味がけっこうイケるのだ。日本だと駅前なんかにある、中華屋さんの懐かしい味。味付けは上品目。何でもシェフは料理の達人の陳さんのお弟子さんだったらしく(友達からの受け売り。真実は不明)、あんかけラーメンやエビチリなどは上品だ。夫を連れて行ったらハマってしまい、ほぼ毎週行っている時期もあったくらいだ。

そもそも、こういうふつうの味をアメリカ在住の人は求めているんじゃないかなあ。「MEGU」みたいなヌーボー・ジャパニーズなんて、一度行ったら飽きるというものだ。神戸ビーフの石焼なんて毎日食べたいと思わないもの。

実はここのお店は以前寿司レストランだったところで、寿司カウンターがある。それが多分問題だと思うのだが、ふらっと入ってきたアメリカ人客が、メニューをまずみて言う言葉が、「あれ、ここスシはないの?」なのだ。そういう場面にほぼ毎回出会っている。その度にウェイターさんはここがどういうお店か説明せねばならない。アメリカではメニューを開く前に飲み物の注文を取るシステムが定着しているので、もうサケやビールを頼んでしまっている場合はアメリカ人は結構蒼白になるのだ。いろんな料理を食べ慣れているニューヨーカーと言えど、所詮日本料理はスシぐらいしか知らない。日本人がインド料理屋で「チキン・ティッカ・マサラ」、ベトナム料理屋で「生春巻き」、イタリア料理屋で「シーザーサラダとボンゴレ(NYではボンゴレやペスカトーレなんて結構お見かけしない)」と頼むようなものだ。お刺身はあるのでサケとサシミでディナーをすますことになる哀れなアメリカ人...。もう頭の中はスシになっていて、それ以外のメニューにチャレンジしようとしているアメリカ人を見たことがない。少なくとも今のところね。「スシがないの、じゃ、中華丼!」って言う訳にもいかないんだろうね。

ちなみにここのちゃんぽんめんは絶品です。日本人で良かった。





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Last updated  2006/06/07 01:02:45 AMコメント(0) | コメントを書く


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