事実本位の生き方をするためには、自分なりに分かりやすい自分だけのキャッチフレーズを作るのが有効だと思います。私は次のように自分に言い聞かせています。
不安、恐怖、違和感、不快な感情がわき起こったときは、台風が接近したときの柳の木のようになろう。
柳の木は、激しい風雨に身を任せて、枝がちぎれんばかりに、荒れまくっている。
反対に、松の大木は、どんなに強い風雨でも抵抗して踏ん張っている。
これを見ていると、柳の木に勝ち目はないように見える。
いずれ跡形もなく吹き飛ばされてしまうだろう。
松の大木は、どんなに強い風雨であっても、力強く耐えぬくことだろう。
耐えるだけの強靭な体力を持っている。
しかし、驚くことに、事実は反対になっているのだ。
台風が通り過ぎたあと、柳の木は、何事もなかったかのようにたたずんでいる。
ビクともしなかった松の大木は、時として無惨にも倒壊している。
弱さになりきった柳の木が生き延びて、松の木に勝ったのだ。
最後まで抵抗していた松の大木は、ぽっきりと折れて命を絶たれた。
弱さになりきり、抵抗したり逃げたりしなかった柳の木は、私たちに不安などの嫌な感情に対する対応方法を教えてくれている。
不快な感情や気分に対して、はからいや逃避は禁物なのだ。
荒れ狂うままに受忍して、時間の経過を待つ。
台風はいつか必ず通り過ぎるのがまぎれもない事実だ。
その事実を信じて、右往左往しないことがことだ。時間の経過は必ず私たちに味方してくれる。
一時的な自然現象である不快な感情に素直に従っている人が、予想に反して神経症に陥ることから免れているのだ。よって 私は柳の木のようになりたい。
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