森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2026.02.10
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2025年12月12日の「応用森田・活用森田」学習会で、「不安は受け入れるものではない」という話で盛り上がった。
不安は客観的立場に立って感じるもの、味わうものだというのです。

今まで森田の学習会では、不安、恐怖、違和感、不快感などは「あるがまま」に無条件に受け入れましょうと学びました。
一応は納得したつもりだったのですが、現実問題としては受け入れることができませんでした。

その結果、不安になると、苦しさのあまりすぐに取り除こうとしたり拒否してしまう。最初は不安なんて自分の力でどうにでもなると思っていたのに、そのうち不安の勢力が大きくなって、不安に追いかけまわされるようになる。
最後には強迫観念で苦しむことになります。

怒りという感情が立ち上がると、すぐに買い言葉に売り言葉的な反抗的態度になってしまう。

めんどうだ、しんどい、疲れるだけだ、やる気が出ないという気持ちが湧き上がると、つい責任と義務を放棄してしまう。

身体的な痛みや不調感があると、あらゆる手段を講じてすぐに治そうとする。



ではどうするか。今の心の状態、感情、思考、身体の違和感を、第三者的な立場からよく観察して感じるようにするのです。
不安などは、解決すべき問題ではなく、観察すべき一時的な心の現象としてとらえるのです。
空に突然浮かぶ雲を眺めていると、浮かんでは流れ、いずれ消えていきます。
あたかも、災害時に現場に出向いて、その惨状を克明に実況中継するレポーターのような行動を心がけるのです。
注意点としては、コメンテーターのように良いとか悪いとか価値批判、価値評価をしないことです。

すると感情や気分や思考と行動の間にスキマ、スペースが生まれます。
感情と行動、気分と行動の分離が可能になるのです。
時間の経過とともに、多少冷静になると、筋肉や心拍数を上げるほうに回っていたエネルギーが理性を司る大脳の方に戻ってきます。
その段階で洞察を深めて、今後の行動予定や対策を考えるようにすればよいのです。

今まで森田理論には、メタ認知、脱同一化、脱中心化という考え方はありませんでした。これはマインドフルネスでさかんに言われていることです。
現在「森田的マインドフルネス」という言葉を聞くようになりました。






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Last updated  2026.02.10 06:35:26
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