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気がつけば10月も終わりである。この時期になると、1年の終わりが急速に近づいてくるような気分になる。ビルの中にある職場の窓から見下ろす公園のイチョウの木も、いつの間にか色づき始めたようだ。まだまだ見頃にはほど遠いけれど、都心でも秋は確実に深まっている。夕刻の空に見えた月もかなり冴えてきている。今夜はまた段々冷えて来たようだ。
2006年10月31日
空気がだんだん澄んでくる。今年ももうすぐ、通勤電車からきれいに富士山が見える季節がやってくる。だから出勤時は進行方向に向かって左側の窓が見える場所に自分の位置を確保する。今は、なかなかまだ富士山の姿は見えない。しかし、旧貨物線を走ると、駅の周辺にそれは広い空き地があって、高く伸びたススキの穂やアキノキリンソウの花が一面に群生しているのも、キラキラと光が波打つようで見た目には非常に美しく見える。虫の被害や火事の危険性などということを考えなければ…。
2006年10月30日
中学生や高校生のいじめによる自殺のニュースが続いている。それでなくても自殺というのは、連鎖を起こしやすい面がある。ギリギリのところで悩み、踏みとどまっている人がの背中を、報道が押してしまうことがある。まして、若い世代は他者の影響をストレートに受けやすい。そのことに十分に注意を払ってもらいたい。また、学校側の、いじめの事実を直視しようとしない姿勢も気になる。自ら命を絶つまで悩んだ子が存在する事実をどう考えるのか、死んだ子への責任の取り方という点でももちろんだが、いじめをしたとされる子にどのような対応ができるのだろうか。早急な対応が必要だと思うのだが。
2006年10月29日
夏の同窓会から派生的に実行されることになった、高校1年のときのクラス会に参加した。クラスの約半数が参加、20名を超える賑やかさだった。夕方5時から11時までというちょっと無謀にさえ思える計画だったけれど、実際にやってみれば、多くの人が最初から最後まで参加、近況を報告しあう以外は、とにかく雑談、思い出話はもちろん多いけれど、とにかくよく笑った。そして、すっかり時間を忘れた。明日は声が掠れているかもしれない。
2006年10月28日
緊張感の高い仕事が午前中に終わって、少し気が抜けてしまったのだろうか。夕方になってくしゃみが出るようになってきた。隣の席から「俺の風邪が移った?」と聞かれたので、「そうでしょうかね、一昨日から少し喉の調子が悪かったんですけど…」などと受けていたら、前の席から「因果関係は明らかだよ」という声が飛んできた。「感染ルートは明白だよ」とも…。これはまずい、ということで、ビタミン剤などしっかり摂って、対抗することにする。
2006年10月27日
早めに帰宅できると思ったら、電車が止まっていて、駅の混雑が激しいので、マッサージなどに立ち寄って、少し様子をみることにした。昨日買い忘れた雑誌があったので、駅前の書店にも寄る。昨日既に気づいたことだが、その店の本の並べ方にどうも変化があったようだ。平台の並べ方が、あまり高く積み上げない形になっていて、本によって高さが違うということもなく、平らに全体が見渡せる形になったようだ。これまでは、本の影になったりして、背の低い私などはのぞき込むようにしないと見えないものも結構あったのだが、今回は労せずして並んでいるすべての本が一望できるのがうれしい。明日からは読書週間、神田神保町では古本市が始まる…が、今年はちょっと行けそうもないのが残念だ。
2006年10月26日
必修科目を履修していないためにこのままでは卒業できない高校生が出る、このニュースを聞いたときは、その学校に特異な現象だろうと思った。しかし、あっという間に、11県の学校の1万人以上の生徒に同様の単位不足が生じているという事態に拡大した。大学進学で実績を上げるために、受験に必要のない科目はカットする、そういう選択が広く行われていたものらしいことが判明した。どうやら高校は、大学受験の予備校化し、自らの存在意義を放棄したらしい。指導要領もすでにここまで軽視されていたのかと驚いてしまう。一方、いじめによる自殺者については、自校から自殺者が出たことを学校側がなかなか認めようとせず、きちんと実態が報告されないらしい。報道ではいくつもの事件を聞いたはずなのに、報告される数字は7年間も0が並ぶ。実態を反映しない調査には何の意味もない。そして、実態が把握されないまま、教師までがいじめを助長・先導する現実…。学校は、教師は、一体誰の顔を見ているのか、大いに疑問を感じさせるこの数日の出来事である。
2006年10月25日
昨日からの雨が続いて、時折風も強く、全く気温が上がらない一日になった。一挙に冬が来たように寒い。まだまだ冬支度はしていなかったのだが、このままでは風邪を引いてしまいそうだ。あわてて毛布を引っ張り出したりしている。今度の週末にはホットカーペットくらい出しておかなければと思う。気がつけば11月まであと1週間しかない。
2006年10月24日
しばらくきちんとした休日がなかったので、仕事の谷間の一日有給休暇を取った。一日冷たい雨が降り続くが、もともと休養が目的だったので、洗濯などもせずにお昼ごろまでは音楽など聴きながらごろごろして過ごす。昼食後には、先日から考えていたプロットでエッセイを書いてみる。まだまだエピソードのデッサンに過ぎないが、書きたいものがはっきりと見えてきた印象を掴めた。もう少し大切に温めながら形にしていきたいと思う。せっかく充電したのだから、明日からはまた仕事に頑張らなくてはと思うが、肩こりなどは全く改善しない。寝る前にもう一度じっくりストレッチングをした方が良さそうだ。
2006年10月23日
師匠林望が出演するということで、日本女性作曲家連盟主催の室内楽と朗読のコンサートを聴きに、埼玉県川口まで行ってきた。8人の女性作曲家の作品が紹介され、師匠の文章がその半分の4本、そのうちの3本は師匠自身の朗読だった。お母様の死について書かれた「誄(るい;こんな言葉は初めて知った、弔いの言葉という意味らしい)」では、師匠のお母様に対する想いの深さと、日々衰えていく自分の父の姿と重なるところを感じたのとでつい涙があふれてしまう。一転、「おじさんと呼ぶなっ!」はおじさんの本音をコミカルに描いて笑わされるが、後半心は若くありたいという願いを感じてちょっとセンチメンタルな後味も残って、なかなか楽しめた。職人気質を感じさせるパーカッションのおじさんにもちょっと感動…。瓢箪を共鳴管に使った木琴状の楽器を運んで来たかと思うと、金属のゴミバケツのようなものに様々な打楽器を入れてきて、それを全部並べると、バケツをひっくり返して床に伏せたと思うと、それをばちで叩いてしっかり楽器にしていたりして。芸術の秋満喫の一日だった。
2006年10月22日
月曜日に休暇を取っているので、全く個人的に三連休である。今回の目的は専ら休養&リフレッシュである。今日のところは、普段どおりに外回りの用事を済ませる。先週仕事で出来なかった分も含めて少しバタバタとする。けれど、手首の具合も今ひとつ不安が残るし、埃を吸ってしまったのか、アレルギー鼻炎の症状が出てきたので、買い物はそこそこにしていつもより1時間くらい早めに帰宅。夕方から少し執筆活動。特に目的や締め切りがあるわけではない原稿を少しずつ書いているのだが、少しまとまったものになってきたので、時間を忘れてキーボードを叩く。やがて左手首にまたもや違和感が生じる。痛みを再発させてはいけないので、本日の作業は終了とする。
2006年10月21日
昨夜からの左手首の痛みは、湿布で大分抑えることができ、仕事の上ではちょっとしたトラブルもあって、厄日になりそうな悪い予感が微かに過ぎるが、何とか持ちこたえて今週も無事に乗り切ることができた。来週は少し楽になると思うのだけれど…。帰途に、封筒を買うために文房具店に寄って、秋の装いの一筆箋や文香などがいくつか目についたのでつい買ってしまう。メールばかりではなく、たまにはちょっと手紙など書いてみようか…。
2006年10月20日
夕方まで快調に仕事をしていたのに、帰り際になって左手首が痛み始める。肩や肘のこりも気になったので、ほぐしてみたが、左手首の痛みだけはだんだん強くなってくる。帰宅した時点で、洋服を着替えるのも、お茶碗を持つのも駄目というほど痛みになる。特にぶつけたりひねったりした覚えはないし、外見は変わらないし、あちこち押さえても特に痛む場所があるわけでもない。しかし、指一本動かすにも痛みがひどい。筋とか腱といったところの炎症とおもわれるが…。この日記も今日は右手だけで打っている。湿布をして寝たら、明日は痛みがとれるだろうか。
2006年10月19日
仕事が予想外に早く片付いたので、切れてしまいそうな口紅など買いに行く。そのついでに、東京駅の前のデパートに久々に立ち寄る。すっかり秋の果物や松茸が並んでいるかと思うと、お菓子売り場では、ハロウィン用のカボチャのお菓子や千歳飴が並んでいる。そして、呼び止められた漬け物屋さんでは、本日入荷の千枚漬けを勧められる。もう千枚漬けが出ているんだ…と大いに驚く。最近、一番季節の変化を感じられるのが、実は食べ物であったりする。
2006年10月18日
このところ、通勤電車のダイヤに乱れが多い。今朝も少し遅れていたが、出勤には影響なし。多少雲が出たものの晴天が続いていて日中は夏日となる。夕方になって職場のサーバに不具合が発生、仕事にならないので、定時に仕事を打ち切る。思わぬ時間ができたので、早めに帰宅することも考えないではなかったが、そろそろ長さが気になりだした髪を切ることにして美容院へ向かう。6時にはすっかり日が沈んで、真っ暗になっていることに今更ながら気づく。さすがにこの時期は待ち時間なしでカットを済ませることができた。さっぱりしたところで、明日からまた頑張ろうと思う。
2006年10月17日
元々今週は忙しいのに、今日も予定外の仕事が入る。かなり気合いを入れないと一週間がかなりつらくなりそうだ。風邪らしい症状は特にないのに、昨日あたりからときどき急に声が掠れる。理由もよくわからないのに突然声が出にくくなる。これも疲れといったものの影響だろうか。少し生活をコントロールしなければと反省する。
2006年10月16日
夏の同窓会のときに会えなかった友人と会おうと計画を立て、女ばかり4人、大磯を散策することにした。西行の和歌に詠まれた景勝地に作られた鴫立庵、島崎藤村が晩年を過ごした家と夫婦の墓所、湘南の海まで見える城山公園などを、文学の香りと自然を愉しみながら歩き、美味しい物を食べ、その間中、思い出話や現状の報告等、いろいろな話をずっと続けた。心地よい身体の疲れと、その何倍もの心の元気をもらった。写真は、城山公園の展望台からの眺め。
2006年10月15日
約2か月に1度の休日出勤の日。平日よりも30分早い出勤に備えて、朝食を摂っていたときに震度3の地震があったので、何となく嫌な予感がした。そのせいか、いつも以上に忙しい一日となり、間には約1時間半のドライブまで入った。結局2時間ほどの残業となり、心身ともに疲れた。
2006年10月14日
週末を迎え、ややこしかった仕事の大半がほぼ山を越え、ようやく先が見えて来た。7時で何とか区切りをつけて、書店に寄って家路に着く。さあ週末というところだけれど、明日は休日当番で一日勤務である。
2006年10月13日
6時で何とか仕事を切り上げて、同僚と一緒に日比谷シティへ、夜能を見に行った。高層ビルの谷間での薪能(薪が火災の危険のためなくなったので現在は夜能と呼ばれている)を見る贅沢、近年はこれを観るのを年中行事にしている。今日の演目は狂言が「萩大名」(野村萬斎ほか)、能が「石橋」(梅若六郎ほか)だった。後半少し風が出たものの、雨の心配もなく、冷え込むこともなかったので、心おきなく幽玄の世界に浸る。季節に相応しい狂言と、獅子の舞が華やかでめでたい能の組み合わせは十分に楽しめた。唯一残念だったのは音響の問題。後ろの方の席だったので、スピーカーが近すぎて舞台とは違う方角から強く音が聞こえるのには閉口した。が、この環境では仕方がない。歌舞伎よりも、能・狂言の方が好きなのは、余計な物を徹底的に廃していて、そのために却って素直にその世界に酔うことができるからかもしれないと改めて思うひとときだった。終演後に近くで夕食、ちょっと贅沢をして鯛づくしのような懐石をいただく。お腹の方もたっぷり満足して帰途についた。
2006年10月12日
日中はバタバタしたものの、外注に出している仕事がまだ出来上がってこなかったので、今日は仕事に一区切りがついた。ここのところ肩こりが悪化していたので、久しぶりにマッサージに行く。首の痛みが少し軽くなった。ついでに、書店に寄り、連休中に読んだ本の記述から気になった本を探す。しかし、目当てのものは見つけられないまま、目についた別の物を3冊ばかり買ってしまう。給料日を前に、今月も予算オーバーである。
2006年10月11日
先週アンソロジーの印税が支払われるという連絡があり、今日が支払日だったのだが、連休明けの510日(ごとうび)、銀行は大変な混雑だったようで、振り込みの確認は見送った。帰宅してみると、今度はエッセイ集2刷分の印税支払い通知が届いていた。来月末に支払われるらしい。こちらは、個人の本だし、2刷分ということもあって、作者としては前回より何倍もうれしい。今から楽しみだ。。
2006年10月10日
三連休も今日で終わり。こんなに天候に恵まれた連休は久しぶりだったように思う。静かに過ごすことができたのも久しぶり。いろいろな意味で疲れを癒すことができた。ただし、肩こりだけは解消できなかった。日中は少し動くと汗ばむような陽気だったが、朝夕はかなり冷え込むようになってきた。季節はどんどん進んでいるようだ。これからは芸術の秋を愉しむシーズンで、月末までは土日にも予定が入っている。仕事ばかりではないのだから、愉しみながら過ごしたい。
2006年10月09日
いつも3冊くらいの本を平行して読んでいるのだけれど、ここ2日ばかりは連休でもあるので少し夜更かしをして読書のピッチを上げる。ひとりの作家の作品を立て続けに読んで見ることも結構あるのだが、今はこの夏に亡くなった「狐」こと山村修のものを読んでいる。昨日読み終えたのは、「気晴らしの発見」。詳しくはメインサイトの読書日記にアップしたのだが、睡眠障害とコレステロールの増加、という症状の苦しみの描写は身につまされる。そして、回復への道を感じさせる青空のイメージの鮮明さ。まさに、気が晴れる思いである。
2006年10月08日
夕刻、地下鉄が地上に出たときに、予想外に大きな月が昇っているのに気づく。自宅の最寄り駅で降りてから、撮影ポイントを探して歩き、まだまだ地平線に近く、大きく見える月をデジカメに収める。月明かりは非常に明るい。十六夜月だが、月齢としては今日が満月。一日遅れではあるけれど、美しい月を、虫の音を聴きながら愛でて、三連休の初日を終える。
2006年10月07日
芋名月、仲秋の名月は、関東では台風のような風雨に阻まれて見えなかった。テレビのニュース番組を見ていて、古舘伊知郎のコメントで、名月が見られないときにさえ「無月」、「雨月」などという季語を用意したこの国の豊かさを思う。雨に邪魔されて見えなくても、厚い雨雲の上には間違いなく満月は存在しているわけで、今夜は想像力の中で、名月を愛でることにする。風はまだ強いものの、雨は上がって来たようだ。明日は里芋でも煮て、十六夜月を待つことにしようと思う。
2006年10月06日
先ほどから我が家の辺りはかなり強い雨になっている。明日にかけて台風が近くを通過するらしく、予報では6日は大雨になっている。6日は仲秋の名月、お月見を楽しみたかったのだけれど、今年はどうも無理のようだ。3連休も控えていることだし、雨で気温も低めなので、明日はせめて芋煮でもしようかと思う。その前に、乗り越えなければならない仕事は大きいけれど。
2006年10月05日
高校の同級生が載っているというので、仕事帰りに、雑誌を買いに書店に立ち寄る。仕事人としての同級生の姿を確認して購入する。ついでに、気になっていた文庫本を探しに行くが、一番欲しいと思ったものはやはり品切れになっていた。ここのところ、日刊ゲンダイに「狐」の名で書評を書いていた故山村修の著書を立て続けに読んでいる。こうした物を読むとまた欲しい本が膨大に増えて行くのでいけないのだが、そんな中で、およそ30年ぶりくらいに梶井基次郎の「ある心の風景」が気にかかり、結局は文庫で「檸檬」を買う。そのときにすぐ脇で何やらオーラを発しているのを感じて堀辰雄の「大和路・信濃路」も購入。自分の心に微かな変化の兆しを感じている。
2006年10月04日
帰宅して、ふと畳の汚れが気になる。何か黒っぽい物が落ちている。少し近づいてみると植物の種子のようだ。しかし、ベッドの脇にこんな種子が何故おちているのだろう…。とさらに近づいてみると蕎麦殻であることがわかった。洗濯のために枕カバーを外した際に、枕からこぼれたものであるらしい。蕎麦殻はほんの少ししか使われていない枕だったので、予想外の事態に少々慌てた。ここまで来ると、枕も交換かな。
2006年10月03日
実質的には今日が10月スタート。衣替え、赤い羽根の募金、街頭の風景が急に秋めいて見える。朝晩とも雨が降り、肌寒い一日だった。先月2刷になったエッセイ集が新聞広告に登場しているのを、出勤時に駅の売店で新聞を購入して確認する。1冊分の広告は小さなものだけれど、「2刷」の文字がうれしい。今日は、仕事を早めに終えて書店に寄り、気になっていた物を3冊ばかり購入する。外注に出していた仕事ができあがってくれば、明日からまた本業が忙しくなる。
2006年10月02日
疲労が強かったので完全に休息の1日とする。朝の内から雨が降り出し、肌寒い日になったので、掃除も洗濯も最低限にして、ひたすらのんびりと過ごす。ラジオ体操とストレッチングで身体を解し、音楽を聴いて本を読んで気持ちや頭もリフレッシュする。あまりに無為に過ごしたかなという思いが、この時間になると起こらないでもないが、たまには無駄も必要だと自分を納得させる。さて、いよいよやっかいな仕事が最後の1週間を迎える。
2006年10月01日
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