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3月中の日記は、毎日ピアノが弾けなかったせいもあってか、「ピアノ練習の過去をふりかえる」シリーズがやたらと多かったような気もするのだが、そろそろそのシリーズも終盤を迎えることになりそうか、はたまた、まだまだ続くかは己自身まだわからない。ただ、先日の日記で「練習教材も年をおうごとに変わっていくのだろうか」のつぶやきがきっかけで、ふと、己の昔のピアノ練習教材についてあれこれ思い出してしまった。■ピアノ弾き初めはピアノのテクニックと思いきや?「みんなのオルガン・ピアノの本」だったそれもそのはず、5歳になったばかりでいきなりケロヨン色の「ピアノのテクニック」から始めるとは思えなかった。というわけで、それ以前に私は一体何の教材でピアノを弾いていたのだろう、と必死に思い出してみた。すると、記憶の片隅に「赤い本」「黄色い本」「緑の本」そして「青い本」がおぼろげに浮かんできた。あ、あれは何?? そう、それこそが、ヤマハから出版されている「みんなのオルガン・ピアノの本」1~4巻であった。これが私のピアノ弾き初めの教材だったのだ。あぁ、懐かしい。当時は別の教室でも同じ教本で練習していた友達がいたので、てっきり、この教本が定番だと思っていたのだが、はて、この教本、今でも使われているのだろうか。表紙はあいかわらず、あのままなのだろうか。■練習教材はお決まりコースのバイエルからツェルニーへ練習教材については過去の日記でも何度か取り上げているので、軽く書き流しておくだけにしておこう。ほどなく、「ピアノのテクニック」と「こどものバイエル」を併用、更にピアノのテクニックと同サイズの楽譜の「ピアノの練習ABC」「ピアノの練習ラジリテー」なるものを使って、そこそこ順調にピアノを習得していった。先日、楽器店を訪れたらまだ例の巨大サイズの楽譜たちは健在だったので、ちょっと嬉しい。そうしてピアノのテクニックを卒業後、ハノンへと移行、そしてツェルニー100番から30番,40番,50番へと進むコースはまさしくツェルニーお決まりコースだが、50番の前半で私のピアノ人生はひとまず中断となったのである。高校時代のことだった。あのまま続けていたら、もう少しは「弾ける曲」の幅も広がっていただろうに。あぁ、これも運命か。■こども用の併用曲集は時代によって定番が異なるのか??さて、今回の日記は「曲集」、こちらに重きを置きたい。私の年代、バイエル当時の併用曲集のなかで印象に残っているものといったら、「ブルグミュラー25番」だった(全音の楽譜一覧においては標準教材として位置づけていた)。この曲集は多くの人が通る道だと勝手に思っていたのだが、実はそうでもなかったらしい。バイエルからツェルニー100番あたりの併用曲集といえば、ブルグミュラーの他に、有名作曲家たちにおける「こどものためのピアノ小曲集」があったので、特にブルグミュラーを弾かなければならないということにはならないのかもしれない。が、発表会では誰かしらブルグミュラーの曲を弾いていたし、私の先生も特にブルグミュラーには重きを置いていた。しかし、今更言っても仕方がない話だが、小さい頃にもっと多くの作曲家のこども曲集にふれておきたかったと思うのである。今、手元に残っているこども曲集楽譜は、カバレフスキーとチャイコフスキー、バッハのみなのだから。(あ、こどものソナチネなんていうのも練習した記憶があるが)。あの頃から、どうも私は練習曲中心の選曲だったように思える。また、あらためて昔の曲集一覧を眺めていて驚いたのは、かなり昔から「ギロック叙情小曲集」が存在していたことだ。現在は、耳にする機会も多く、発表会等でも子供の定番なギロックだが、30数年前は周囲で弾いている者はほとんどいなかったのである。一体、いつごろからギロックが注目されはじめたのだろうか。■ソナチネからソナタへツェルニーとの併用曲集といえば、先日の日記でも話題にしたソナチネアルバムだった。ソナチネからソナタへ、この頃になれば更に多くの作曲家の曲に触れ、選曲の自由度もぐっと広がる。ただ、当時の私は、ソナチネもソナタも練習曲の延長にしか感じていなかった。今考えればとても恥ずかしい考えであるが、ソナチネやソナタのような、ある程度、型にはまった形式の曲にだんだんと「飽き」を感じていたのかもしれない。もっとロマンティックな曲を、もっと感動的な曲を、そんな事を思いながら、レッスン以外の曲を勝手に練習していた。あぁ、なんて我が儘だったのだろう。■バッハインヴェンションは定番的存在か小学生の頃、「こどものバッハ」を経てそのまま「バッハインヴェンション」へと移行した私であったが、世間の声を聞くと「バッハは聴く分には良いけれど弾くのは決して好きではない」という意見をよく聞く。レッスンにおいても「それが義務でなければ、避けて通りたい」と言われる生徒もいるらしい。まぁ、大概そのような意見をいうのは、大人の生徒だったりするのだが、私としては、バッハを少し勉強しておくだけでも、他の作曲家の曲を弾く分においても非常に参考になるのではないかと考える。だからまぁそう毛嫌いしないで・・・と言いたいものだ。とはいえ、現在もバッハのインヴェンションは、バッハを学ぶうえでの定番的存在でいるのだろうか。もしかして、いきなり平均律から始める場合もあるのだろうか。あぁ、書いていてだんだん収拾がつかなくなってきた。つまり、私が知りたかったのは、私がせっせと練習していた2,30年以上前において定番だった楽譜は、今でも定番なのか、それとも新たなる定番があるのか、とそれだけだったのである。それだけのために、なんて長い文章をウダウダ書いてしまったのだろう。半分以上はどうみても私の過去の練習における愚痴ではないか。まぁこれを読み流して、昔、あんな曲を練習したっけ、と思い出すきっかけになってくれれば、それで良いのだが。えっ?思い出すどころか、混乱するって? それは失礼した。■今日の桜(2005/03/31現在)蕾はまだ固めだが、蕾の膨らみが大きくなり、花びらのピンク色が目立ってきた。周囲の桜の木をみてみたが、だいたい同じような蕾の状態だった。さぁ、いつ咲くのかな?楽しみ楽しみ。(午後追記)3月31日午後、東京に桜開花宣言が出されたらしい。我が町の開花宣言はまだ先になりそうだが・・・
Mar 31, 2005
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私が住む町は東京都下のとある田舎町。自宅近くには桜の木々があり、1年のうちでも特に春が待ち遠しい、そんな場所だったりするのだ。ところが、今年の桜は、昨年度(2004年)よりもやや遅めである。現在の土地に引っ越してきてから、毎年春になると自宅近くの桜の写真を撮り続けてきたのだが、今年は3月30日になってもまだまだ蕾は固いままである。ちなみに、過去の写真をみながら我が町の桜開花状況をみると、・2004年度は3月26日時点で5分程度の咲き具合・2003年度は4月01日時点で満開・2002年度は3月20日時点で6分程度の咲き具合・2001年度は3月28日時点で5分程度の咲き具合であった。ということは今年は例年に比べ、かなり遅いということだろうか。ちなみに、さきほど報道番組をみていて知ったことなのだが、開花宣言が出されるのは「だいたい桜が5,6輪咲いた時点」ということらしい。我が町の桜はまだまだか。写真は、自宅近くの桜。つぼみの先に濃いピンクが現れた。
Mar 30, 2005
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ピアノ解禁日まであと数日。実生活における手首の痛みはほとんどなくなった。あぁ、これもひたすら安静・安静な日々のおかげだろうか。手のひらをグー・パー・グー・パーと繰り返してみても全く傷みは感じない。試しに、グイッと親指と小指をオクターブを弾くような感覚で伸ばしてみたが、これでも痛みは感じない。ただ、手首をグイッと押さえると、時々小さな痛みが残っている(常時ではないあたりが不思議)ような気もするのだが、手をねじっても痛みがないので、「この残ったほんの小さな痛みは何なのだろう?」とちょっとだけ不安が残る。「でも、この痛みがあと数日でとれてくれれば、4月からピアノ解禁だ!」■春にちなんで「春のささやき」「春に寄す」の楽譜を入手あまりに嬉しくて、先日の日記コメントにて紹介して頂いた「春にちなんだ曲」を、早速 楽器店で入手してきた。・「春のささやき」(シンディング)・「春に寄す」(グリーク)そして、春にちなんだ曲ではないが、先日の日記で自らが話題にした・「ハッピー・バースディー変奏曲」(M.J.ヒル&S.J.ヒル)以上、3冊の全音ピースである。いずれも全音難易度「C」レベルなので、頭を悩ませる難曲という訳ではなさそうなのだが、まず「春のささやき」の譜面をパラパラッとめくってみると、いきなり右手の分散和音の連続に「うわぉ・・・」。左手で主旋律をとり、それに絡むように右手の分散和音が流れるように続き、まさしく春の風を感じるドラマティックな作品である。(ピティナのサイトで「春のささやき」の実演奏が聴けるので、興味ある人はこちらへ)次に「春に寄す」の譜面を開くと、「うわっ、♯が6つもついてるよ・・・」とおいおい、私ったら素人丸出しである。こちらの曲も左手で主旋律、右手は和音が続く穏やかな曲だが、素直な進行と思いきや、時々「おっ」とさせる和音の響きがあったりして、なかなか面白い。実際に自分の指で音にした訳ではないので、詳しくは後日実際に弾いた際に徒然なるままに語ろうと思っているが、第一印象としては「春のささやき」の方が、より私の心に染みわたった。うむ、早く弾きたいものである。「ハッピー・バースディー変奏曲」についてはまた後日ゆっくり語ることにしよう。譜面をみる限りは、ツェルニー30番程度で弾ける曲のようだ。■春だから気持ちも入れ替えて健康生活へ私は、普段朝食をとらない。実家にいた頃は毎朝きちんとパンと目玉焼き、コーヒー等でごく普通の朝食をとっていたのだが、独立してからは朝食というものに無縁となり、その状態が現在まで続いている。健康維持するならば、朝は食べた方が良いという言葉を各所で聞くのだが、どうしても「食べる時間」をそのまま睡眠時間にあててしまうのだ。幸い、家族も同様な性格ゆえ、朝食はいらないからその分、寝かせてくれと言う。「これではいけない」、これからは朝も何か食べよう、そうは思うものの、結局は睡魔には勝てない。というわけで、簡単にてっとりばやく食べられるものならば良いのではないかと、とりあえずバナナ(またしても?)を食べることにした。そのうち、「食べること」が習慣化されて、きちんとした朝食がとれるようになれば成功なのだが、どうなることやら。また、最近身体各所の関節が痛むことに対しては、軽い運動とサプリメントを併用することにした。これがピアノ生活にも良い影響を与えてくれれば、と願ってやまない。特にここ1ヶ月、飲み薬の影響か、倦怠感が強く、人並みな生活をしていなかったこともあって、私の関節は各所でポキッポキポキポキッとやかましい。ピアノを弾きながら、肩の関節がポキポキッとなるのは、あまりに悲しすぎるではないか。さぁ、健康生活を取り戻そう!ピアノのためにも。
Mar 29, 2005
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3月最終の週明け、関東は鬱陶しい雨から始まった。朝、いつものようにテレビの音声を聞きながら身支度を調えていると、ふと、耳に「ベートーヴェンを聴いて頭が良くなる・・・」といった音声が耳に飛び込んできた。「な、なに?それは」と慌ててテレビの画面をみると、なにやらコンサート風景が画面に映し出された。そう、それは3月26日、東京国際フォーラムで開催された「頭がよくなるベートーヴェン:親子で入門講座」の模様をニュースで伝えていたのである。「頭がいい人、悪い人の話し方」の著者でも知られ、更に2月に新刊「頭がよくなるクラシック入門」を出した樋口裕一氏による公開講座であり、ベートーヴェン講座やベートーヴェンの弦楽四重奏、ピアノソナタ等の演奏、対談などを行ったらしい。ピアノ演奏は、児玉桃さん。私がピアノを再開して初めて購入したドビュッシーのCDが、この児玉桃さんだったりするから、あらまぁとつい画面に見入る。それにしても、ベートーヴェンを聴いて頭が良くなる?どういうこと?としばし耳を傾けると、画面にテロップが出現、それによれば、ベートーヴェンを聴くことで・「物事を論理的に考えられるようになる」・「物事を深く考えるようになる」・「人の歴史について考えるようになる」 (3つめの項目は、ちょっと異なったニュアンスだったかもしれない)ということらしい。ということは、普段からベートーヴェンの曲を演奏する我々ピアノ弾きは、皆、論理的思考の持ち主?ということか。いかんせん、ほんの数分のニュースだったため、これ以上のことはわからなかったのだが、その本に少し興味が湧いてきた。しかし、私は今も昔も論理的思考とはかけ離れた位置にいる。しかし、ベートーヴェンは好きだ。昔から、ベートーヴェンのソナタを弾いたり聴いたり、実家における休日の朝には、ベートーヴェンの交響曲が流れる、そんな環境だった。それにもかかわらず、論理的思考になりきれないのは・・・「弾き方が足りない?」それとも「聴き方が足りない?」まぁとりあえずピアノを再開したら、ベートーヴェンの「月光」(但し第1楽章)や「悲愴」(但し第2楽章)だって弾くことだし、ええい、先日話題になったベートーヴェンのソナチネまでおまけ付きで弾いてしまおう!。ただ、再びクラシック音楽を好んで聴くようになってからの自分は、その音楽自身についてもっと知りたい、その音楽の背景も知りたい、こんな曲を作ってしまった作曲家ってどんな人なのだろう?、といった探求心だけはかなり備わったような気がする。それ自体は偏った知識でしかないが、何かを得よう・考えようとする力は、実生活でも役に立つということなのかもしれない。ちなみに樋口氏の著書によれば、ベートーヴェン以外の作曲家についても、効能を掲載しているらしい。実際に本を入手したら、またそのあたりを含めて日記にしたためたいと思っている。もし、本が気になるならばこちらでどうぞ↓(楽天ブックス)「頭がよくなるクラシック入門」著:樋口裕一
Mar 28, 2005
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何年ぶりだろうか、久々に全音のソナチネアルバムを書棚から手にとってみる。この楽譜には私の小学時代の思い出がぎっしり詰まっているのだ。小さい頃、雷が大嫌いで(って今も嫌いだが)、雷がゴロゴロ鳴る度にその音に対抗すべく、「ソナチネアルバム」やら「こどものバッハ」から元気そうな曲をせっせせっせと弾いていたり、はたまた、日々の練習に飽きてきて、譜面台に漫画本を置きながら弾いていたり(中学時代になると試験前あたりは漫画本から勉強のノートに変わったりもしたが)、譜面を開けば、その頃の思い出が走馬燈のように頭のなかを駆けめぐる。■合格したら?お楽しみ「合格シール」が待っているなかでも最も強く思い出されるのは、当時のピアノレッスン。小学校低学年だった私はまだまだピアノの楽しさを、日々の練習からはなかなかみいだせない状態であった。しかし、そんな私でもレッスンを受けるなかでとても楽しみにしていることがあった。それが、「合格シール」の存在。いやはや、実に単純な性格だと思われそうだが、先生に「はい、合格ね。好きなシールを貼って良いよ」といわれる、あの瞬間が最も好きだったのだ。ただ、当時の合格シールは、現在のようなシール裏面が粘着面になっているものではなく、様々な形に切った色紙シールにのりを塗って貼るタイプのものだったりする。だから、私のソナチネアルバムは、楽譜の至る箇所がゴワゴワしていて、あまり美しくはない。それでも、パラパラっと譜面をめくれば、色とりどりなシールがひょっこり現れ、くすっと笑ってしまう。黄色い家、青い花形、赤い金魚、ピンクのもみじ、緑の汽車、黄色い花形、紫の飛行機などなど、子供心をくすぐるシールがペッタペタ。発表会で弾いた曲には、確か金か銀色のシールだったと記憶しているのだが、残念ながらソナチネアルバムには貼られていなかった。今も、このような「合格シール」ってあるのだろうか。(他に、確か「出席シール」なるものもあって、誕生日が近い時にはバースデーケーキのシールを貼ったなんて記憶もあるのだが、そちらのノートは行方知れずになってしまった。)当時の楽譜といえば、先生はとにかく色鉛筆で色をつけるのが好きで、ピアノッシモやピアノには水色、フォルテやフォルテッシモには赤い色で丸く塗りつぶした跡がある。だから、モノクロな楽譜が妙にカラフルだったりするのだ。子供には、こうやって視覚で覚えさせた方が良いと配慮してのことだろうが、今この楽譜をみると、ちょっと恥ずかしいような、それでいて嬉しいような、不思議な気分だ。■あぁ、懐かしきソナチネアルバム!さて、折角ソナチネアルバムをめくってみたので、小学時代を思い出しながら頭のなかで弾いてみる。あぁ、こんな時、すぐに弾けないのは悔しいところだが、まぁ仕方がない。当時、私が特に好んで弾いていたのは、No.1 クーラウ Op.20-1(ソナチネアルバムではお馴染み。ド~ミ~ソ~~、ソソソ、ソドミードドーシー)NO.4 クーラウ Op.55-1No.7 クレメンティ Op.36-1 (ソナチネアルバムでだいたい最初に弾くのがコレ? ドーミド ソッソッ・・・)No.9 クレメンティ Op.36-3 (文句無しに好きな曲、当時鍵っ子だった私は寂しさ紛らすべく必死に弾いてた)No.10 クレメンティ Op.36-4 (左手のオクターブ進行がとても格好良く感じた)13番以降はソナタアルバム1巻のなかで比較的容易なものが掲載されており、私は当初、この楽譜でソナタを練習したのであった。おぉ、譜面をみると、ほぼ全部弾いているではないか。しかも、この頃になると、合格シールが貼られておらず、「合格丸印」のみになっているので、小学校高学年あたりに練習したということらしい。譜面をみながら、自分の練習跡を追うって結構面白い。更にこのソナチネアルバム1巻にはバッハの平均律1番プレリュードやら、ハイドンの「驚愕交響曲」の第2楽章をピアノ用にしたもの等が掲載されており、今更言うのも変だが、実はピアノ練習者を飽きさせない構成だったのか、と思ってみたり。モーツァルトの「ロンドニ長調」も、是非とも時々弾きたい私の心の1曲だ。◆ ◆ ◆ ◆ ◆自分の技量よりついつい上のレベルの曲を選択してしまう現在だが、時にはこうして子供の頃に弾いた曲を弾いて、初心に立ち戻るのも良いかもしれない。もしかしたら、今の自分に欠如してしまった何かを取り戻せるのではないだろうか。
Mar 27, 2005
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そろそろ3月も終わりが近づいてきた。手の負傷からそろそろ1ヶ月、ようやく快方に向かっているものの、4月からすぐ再開できるかはまだわからない。しかし、ピアノ再開に向けてそろそろ具体的にピアノの練習のことを考えておきたくなってきた。というわけで、これまでの反省をふまえて、練習メニュー、及びピアノに向かうに際しての自分なりの注意点などを列記してみることにする。あまりに当たり前すぎる内容を書いているが、そんな当たり前のことが出来ていなかった自分への戒めもこめて、改めて同じ間違いをしないためにも掲載することにした。と同時に、ピアノを再開して昔のように弾きたいと焦るがあまり、私と同じような状態になる人が出ない事を願って。えっ、こんな間抜けな状態になるのは私だけだって?あぁ、そんな突っ込みが数カ所から聞こえてきそう。■リハビリ期間の練習メニュー当面は指鍛錬メニューとショパンエチュードはお休み、練習中だったドビュッシーは手の具合を見ながら半月~1ヶ月後あたりから再開したいところだが、どうなることやら。ただ、当面は左手に優しいリハビリ曲を中心に、少しずつ手をピアノに慣らしてあげたいところだ。何かアドバイスがあったら是非よろしくお願いしたい!!・スケール(手が慣れてきたらアルペジオも)・クラーマー=ビューロー60練習曲から1曲(しかもテンポはゆっくりで)・バッハシンフォニアから1,2曲(最初は1曲で)・リハビリ曲、手の負担を考えて1,2曲(最初はどちらか1曲。手が慣れてきたら2曲に) 初期段階 (1.過去練習済のベートーヴェン:ピアノソナタ「月光」1楽章) (2.右手のみ譜読済のシューマン:「アラベスク」)>これは私の我が儘 中期以降についてはまたその都度掲載していきたい■ピアノを弾く前に/弾いている最中/弾いた後に・ピアノを弾く環境に気を遣う私が手を痛めた要因のひとつに、「寒すぎる部屋での練習」があげられる。寒いのは最初だけだから、と我慢をして寒い部屋で練習を始めると、筋肉を痛める可能性も大いにあるのだ。特に寒い場合、筋肉が硬くなってしまっているため、そんな状態で無理して弾いた私は手を痛めて当然だった。これには大いに反省、というわけで、ピアノを弾く環境にも十分気を遣ってあげよう。・ピアノを弾く前に軽いストレッチをしてみるピアノ弾きにとってのウォーミングアップといえば、やはりハノン。しかし、私はどうもこのハノンをウォーミングアップではなく躍起になって全開走行で弾き(多分、脱力もままならない状態で)、手を痛めるひとつの原因ともなってしまった。そこで今後のためにあれこれ試行錯誤をしてみようかと思っている。というわけで、ハノンを丁寧にゆっくりこなすことも大切だが、その前に、準備体操をするがごとく、筋肉をほぐしたり血行を高め関節の動きを良くしておきたい。しかし、あまり大層な準備体操を用意すると結局はそれが苦痛になって続かないので、あくまでも簡易的にしておこう。日頃の運動不足解消を兼ねて、ラジオ体操も効果的かも。いっそ、自分で演奏したラジオ体操に合わせて身体を動かしてみる、というのはいかが?・空腹でピアノに向かうと集中力も低下。栄養補給だ!以前、楽天友のaliceさんに「空腹にはバナナが良いのでは」と教えて頂いたのがきっかけで、ピアノ前にバナナ、途中でお腹が空いたらバナナ、とバナナ愛好家になりつつあるのだが、実は栄養学的にも非常に有効だったり(詳しくは「栄養面から」の項目を参照)。いずれにしても、空腹でピアノに向かうと集中力も低下しがちなので、弾く前に何らかの栄養補給をしておいたほうが元気にピアノに向かえる(ってピアノに限った話ではないが)。・手が疲れたな、と思ったらすぐに休む実は、私はこれが出来ていなかった。疲れていようがなんだろうが、一度集中してしまうと、練習がとまらない危険まっしぐらタイプであった。しかし、これは非常にまずい。少しでも手に疲れを感じたらすぐに休むこと。区切りをつけて、学校の授業のごとく、適度に休み時間を設けること。しかも「手がちょっと痛いかな」なんて思ったら、その日の練習はすぐにとりやめよう。苦手箇所を数時間にわたって繰り返し弾き続ける行為も、手にとっては非常に良くないらしい(実はこの行為も私はやってしまっていた(涙)、つまり、ショパンエチュードOp.10-12の数小節だけを1時間以上ずっと繰り返していた)。大丈夫、私の手は健康だから、といっても実は気が付かないうちに疲労している事も多々あるので、結局のところ、何事もほどほどに・・・が大切なのである。・練習後は十分に手をいたわってあげようピアノ練習後、いきなり手を使うような別の作業をするのは少し控えた方が良さそう。まずは手を休め、マッサージをしてあげるのも良い。何かと日常生活ではついつい手を使ってしまうのが現状なのだが、意識的に手を休めてあげることも必要だと感じる。ピアノの練習を終えてすぐにPCの前にまっしぐら・・・という人も割と多いのでは?■栄養面から・元気な筋肉を保つために「ポタシウム」(カリウム)を含む食品を摂取する体内の水分調節の働きをするのがポタシウム(カリウム)とソディウム(ナトリウム)。塩分は食生活のなかでもとりやすいのだが、ポタシウムの方は摂取しにくい。というわけでこのバランスが崩れると筋肉疲労やら筋肉がつったり、という事態が起きるのだとか。普段から筋肉をよく使う人は、元気な筋肉を保つためにも、意識的にポタシウムを多く含む食品を摂取した方が良さそう。というわけで、その代表格が「バナナ」。最近、空腹を満たすために時々バナナを食べているのだが、これにそんな効果があるとは、実は知らなかった私である。他にはどんな食品があるのだろう??・関節の動きを滑らかに!「グルコサミン」と「コンドロイチン」関節痛を引き起こす要因となるのが体内のグルコサミン欠乏によるものというのは割と耳にする話。実は私もここのところ、腱鞘炎のみならず、足などの関節等に傷みが走ることがあり、やはり関節痛なのだろうかと憂鬱に感じる日々だ。勿論、ピアノを弾くうえでも関節はとても大切、というわけで関節の動きもスムーズにしておきたい。あれこれ調べてみると、グルコサミンと共にコンドロイチンという成分も一緒に摂取することで、更に効果があるらしい。ただ、グルコサミンを多く含む食品は、蟹や海老等の甲羅に含まれるキチン質というものでこれを食品から摂取するのはちょっと難しそう。一方、コンドロイチンの方はフカヒレ、鮫の軟骨、ハモの皮、ナマコ等の他、オクラや納豆、ナメコ、大和芋等、俗に言う、ネバネバ食品に含まれているため、ネバネバに抵抗がなければなんとか摂取しやすそうだ。しかし、今の時代、食品から摂取するよりもサプリメントで摂取する方が効率的なのだろうか。個人的にはなるべく食品から摂取したいと考えるのだが、それもなかなか難しいのか、と頭を悩ます今日このごろ。それにしても、家庭科やら科学の授業は非常に苦手だったため、今更栄養について勉強しても、ちんぷんかんぷん。だから、思い切り間違った解釈をしている点もあるかもしれないので、そんな時は是非ご指摘を!ついでに言えば、上記の栄養だけをとっていれば良い、というものではない。やはり日頃から「バランスの良い食事」と「十分な睡眠」をとることが重要・・・そう、重要ということはわかっているのに、それがなかなか出来ていなかったりする。睡眠をたっぷりとることで、筋肉などの疲労・損傷もせっせと修復してくれるのだから。
Mar 26, 2005
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3月も下旬になれば、そろそろ春の風を感じる今日このごろ。そんな日にちょっと弾きかじってみたくなるのがシューマンの「花の曲」Op.19。つまり、私にとってのシューマンブームはまだまだ終わっていないのであった。というか、楽譜は次から次へと読んでいくものの、実際に弾いていないせいか、ブームは終わりようがないのである。というわけで、今日はホロヴィッツの演奏に合わせて十分に弾いた気分を味わおうではないか。あぁ、なんて都合の良い仮想練習なのだ。ちなみにシューマンの「花の曲」は、1839年ウィーン滞在時に作曲され、同年の代表曲「アラベスク」Op.18と共に親しまれてきた曲のひとつ。クララとの結婚を巡って悩んでいた時期ということもあってか、長調の曲であるにかかわらず、どこか感傷的だったりするのは気のせい・・・ではないはず。楽譜をみて貰えればわかりやすいのだが、この曲は5つのブロックに分けられており、それぞれが花の様々な様子、いや、花のある風景だろうか?を描いているように感じられる曲だ。5つのブロックといっても、具体的に「I→II→III→II→IV→V→II→IV→II」と同じブロックが各所に登場するため、人によってはそれがしつこく感じることもあるのではないかと思うが、これぞ、シューマンらしい「くどさの美学」なのかもしれない、と勝手に思っている(ほんと、勝手すぎる解釈だ)。それを「くどいなぁ」と感じさせないで弾く、これぞ難しいのだ。また、パートIIの左手で登場するブンチャブンチャたる進行が、どことなくメンデルスゾーン的な要素を感じさせるのは、私だけか。いや、若き時代、私はほとんどシューマンにふれず、メンデルスゾーンばかりだったせいで、そう感じてしまうだけなのだろう。さて、この「花の曲」を聴いて、一体どんな花を想像するだろうか。個人的には、この曲に春の代表格「桜」はあまり思い描くことなく、もっと可憐で優しい花がぼんやりと頭に浮かんだりもする。あぁ、どこか花畑にでも行きたいものだ。房総や伊豆の花畑はそろそろピークを過ぎているだろうか、花のある風景にふれたいものだ。ホロヴィッツの、春の暖かみを感じるような「花の曲」も良いのだが、ピティナのWebサイトでは園田高弘氏が演奏する「花の曲」も聴けるので興味ある人は是非聴いてみてはいかがだろうか。実に、園田氏らしい、堅実で、まるで花びらがピンッと張ったような生き生きとした「花の曲」が聴ける。はぁ・・・、弾きたい、ピアノが弾きたい。◆ ◆ ◆ ◆ ◆余談だが、今日の手の回復状況はといえば、病院で頂いた湿布が手首に心地よく効いてくれている。ただ、頂いた「モーラス」という湿布は直射日光に当てるのは良くないらしく、何らかで手首を覆った方が良いと薬局で言われてしまった。というわけで、先日購入したサポーターをしてみたのだが、長時間していると逆に手首が疲れてくるのだ。「これは返って手首を痛めるのでは?」と思い、今度は手首をグルグルッと包帯で固定してみる。こちらのほうが、ある程度固定されながらも伸縮もきくため、当面はこれでいくことにした。いやはや、何事も試行錯誤するしかない、ということか。
Mar 25, 2005
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3月24日は我が家族の誕生日。こんな日には、是非ともレストランでの生演奏の気分を味わってもらうがごとく、自宅でバースデーにちなんだ曲でも弾きながらディナーを楽しみたいところだが、残念ながら食事が可能な居間にはピアノはなく、それ以前に、私の手は現在使い物にならないではないか。というわけで、結局、誕生日にはどんな曲を弾こうか、と考えるだけでその日は終わってしまう羽目となってしまった。結局のところ、誕生日の定番といえば「ハッピー・バースディー・トゥー・ユー」であろうか。たまたま全音ピースの一覧をみていると、「ハッピー・バースディー変奏曲」(M.J.ヒル/P.S.ヒル:全音ピースNo.480)なる曲が存在している。そう、これはハッピー・バースディー・トゥー・ユーをテーマとした変奏曲なのだ。これぞ、誕生日にふさわしいだろうと、いそいそと全音ピースを買いに近くの楽器店を覗くと、ピースNo.479の次に並んでいたのは481であった。「ざんねーん」、やはり思いつきで行動するのは良くないか、とすごすごと引き上げる。それにしても、どんな変奏曲なのだろう、興味津々だ(聴いた・もしくは弾いた経験のある人はいるだろうか?)。しかし、誕生日に弾きたい曲をもう1曲発見してしまった。またしてもしつこく話題にするか、と言われてしまいそうだが、なんと偶然にも湯山昭の「お菓子の世界」に「バースデーケーキ」なる曲があるではないか。こ、これぞ、誕生日にふさわしいかもしれない、とニンマリ。病院の待ち時間を利用して、再び視覚譜読みに明け暮れていた。この曲は、どちらかといえばしっとりと歌い上げたい曲であり、旋律も美しい。あぁ、何時の日か誕生日にでも披露したいものである。それにしても、誕生日といって、最初は「ハッピー・バースディー・トゥー・ユー」しか頭に浮かばなかったとは、なんて私は貧困なレパートリーの持ち主なのだろう。◆ ◆ ◆ ◆ ◆話は前後するが、今日はまたしても整形外科にて診察を受けてきた。どうも前回診察を受けた担当の先生との相性が今ひとつだったうえ、2週間分の内服薬も終わってしまったため、今回はあえて別の先生に診てもらったのだが、なんと先生の診断は「うーむ、どうみても、それは腱鞘炎の症状だね」とバッサリ斬る。「先生、あの・・・肉離れとしか診断されなかったのですけれど?」としどろもどろ聞く私。前回、手首の痛みも訴えたものの、前回の先生は腱鞘炎の「け」の字も口にしなかったのである。先生は、しばらくの間、両腕、肘、手首、手先をチェックし、痛みが走る位置を定めながら、「どうしても痛いようだったら注射してみますか。ただ、人によって効果の差が出るので、1回で効くかどうかはなんとも言えないのだけど。今回は最も痛い箇所に打ってみましょう」と言い、腱鞘炎で初の注射体験となってしまった。先生はそこそこピアノのことも知っているようで、「ハノンはねぇ、指の訓練にはなるのだけど、やっぱりやりすぎばダメだね。しばらくは控えたほうが良いですよ。まぁ指を鍛えるうえでは必要なんだろうけれどね。でもまぁ、痛みがなかったら様子をみながら徐々にピアノを弾いてみてもいいのではないかな。」と、今までの先生では到底耳にすることのなかった、具体的なアドバイスをくださったではないか。また腱鞘炎になったら、この先生に診て貰おう、としっかり先生の名前をチェックしておいた私であった(って、腱鞘炎にならないにこしたことはないのだが)ちなみに注射の効果はかなり効いてきたらしく、夜になって痛みが消えている。それでもやはり3月中はピアノを弾かないつもりだ。腱鞘炎にならない自分なりの予防について、もう少し考えてみようと思っているから。更に、毎日の練習を具体的に見直さなければならない。そういえば、運動不足も腱鞘炎になりやすいらしい。運動苦手な私にとっては最も大きな課題である。とほほ・・・
Mar 24, 2005
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楽譜やCDは楽器店やCDショップを巡りながら探し回るのが好きな私だが、自宅近くの楽器店ではなかなか入手出来ないような、マイナーな作曲家の楽譜やCDだって欲しい時はある・・・というか、最近、そんな楽譜を好んで選択してしまうことも多々あったり。都心に出れば、銀座のヤマハや山野楽器である程度の楽譜は入手出来るのだが、東京都下の田舎町に住む私には、都心に出るだけで疲れてしまうのが現状だ(あぁ、なんて情けない)。そんな私にとって頼れる存在が、オンラインショップである。これまで何カ所かのオンラインショップで楽譜やCDを購入した際、気づいた点などをいくつかあげてみよう。っとその前に、何故、今こんな話題をしてしまうかというと、先日、湯山昭の「お菓子の世界」の楽譜を購入したはいいのだが、やはり実際に演奏を聴いてみたいと思ってしまったのだ。ところが、予想はしていたものの、やはり自宅近くのCDショップには並んでいない。その店で注文するのも良いのだが、自宅近くとはいえども、電車で1駅先(その1駅が長い)の、更に徒歩で5,6分は歩かなければCDショップにたどりつけないような環境ならば、いっそ、オンラインショップを利用した方がオトクなのではないか、と思う訳である。あぁ、こんなことを書いていると、つくづく自分が都会から離れた環境に住んでいることを実感させられる。楽天広場内の日記で他のオンラインショップを紹介するのは、気が引けるが、まぁ大目に見てもらうことにしよう。■amazon.co.jp (http://www.amazon.co.jp)CDにしても楽譜にしても品数豊富といえば、やはりamazon。特にCDについてはよほどレアものでない限りは取りそろえているので、何処で探しても無いようなCDについてはついついamazonを頼ってしまうのが現状だ。注文額が1,500円以上は送料無料、各種カード利用OK、代引OK手数料は260円。というわけで、私の場合、電車賃を払って買いに出かけるならば、代引手数料を支払った方が得だったりするのだ。在庫状況は割とまめに更新されており、注文してから「在庫がありません」なんて悲しいメールが届くことも少ない。湯山昭の「お菓子の世界」も収録された「湯山昭の音楽の窓」のCDは、楽天内にはなく、amazonでしか注文できなかった(セブンアンドワイでも取り扱ってはいたのだが在庫無しで注文不可)。ただ、最近のポイント流行のなか、amazonで注文しても何のポイントも付かないのだが、最初から若干値引された商品もある(但し全品ではない)■楽器はじめるならここ!!大谷楽器(http://www.rakuten.co.jp/otanigakki/)楽天市場内のショップであり、楽器店自体は熊本県にある。楽譜の種類は豊富であり、嬉しいことに教則CDも販売しているので、私もここでクラーマー=ビューローの教則CDを購入したことがある。ただ、1,2度楽譜を購入した際、送られてきた楽譜の表紙に折り目(楽譜や書籍を無造作に開いた場合につくような指の形をした折り目)がついており、ちょっとショックだった。支払は各種カードOK。銀行振込や郵便振替の場合は前払い、代引きは注文額30000円までは手数料315円。送料は全国一律630円だが、楽譜1冊のみの注文ならば送料390円(郵送)OKだ。当然ながら楽天ポイントも付加される。■楽器天国Plus(http://www.rakuten.ne.jp/gold/withmusic/)こちらも楽天市場内の音楽ショップ。実店舗は有限会社ヲガタ楽器店(福島県)。楽譜の種類は豊富。送付されてきた楽譜は綺麗にビニール袋で覆われており、譜面自体の状態も良好。ただ、輸送時の衝撃で春秋社版シューマン集の外箱が若干潰れていたのが気になった(ってかなり細かすぎるか)。支払は各種カードOK。銀行振込や郵便振替の場合は前払い、代引きは注文額30000円までは手数料315円。注文額3000円以上ならば送料無料というのは特記すべき事項だろう。当然ながら楽天ポイントも付加される。■カワイショッピングプラザ(http://www.kawai.co.jp/shopping/)楽天日記内で教えてもらったオンラインショップ。その名のとおり、カワイ出版が運営しているサイトであり、カワイ出版の楽譜のみならず、輸入楽譜も入手できる実に貴重なショッピングサイトである。国内版が発行されていない楽譜を手軽に入手したいならば、是非ここがオススメだ。私もここでバッハ=ブゾーニ「シャコンヌ」とメトネルの「悲劇的ソナタ」(いずれも輸入楽譜)を入手した。注文してからの対応も早く、在庫のある楽譜ならば1,2日で手元に届く。支払は商品到着後郵便振込で支払う。◆ ◆ ◆ ◆ ◆現在のところ、上記4サイトを利用して注文していることが多いのだが、他にもオススメなサイトがあったら是非教えて欲しい。それにしても、CD、特にクラシックについては、楽天内のショップは品揃えが少ないと思うのは、私だけだろうか。出来ればamazon並にCDを充実させて欲しいと心の奥底から思う今日このごろである。そういえば、まだラフマニノフの前奏曲集Op.32が収録されたCDを入手できていないままだ。実際に練習に入る前までには、なんとか入手しようと、せっせとお金を貯めるしかないか。ここのところ、ピアノを弾けない寂しさから、散財に走る傾向がいよいよ強くなってきたように思える。
Mar 23, 2005
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ここのところ、楽天広場のピアノ関連日記を読んでいると、ピアノ発表会や演奏会話などの話が目にとまる。そんなとき、ついつい懐かしく思い出されるのは、自分もかつてピアノの発表会にむけて練習していた頃のことだ。小学高学年になったあたりで、それまで習っていたピアノの先生から新しい先生を紹介された私は、新たな環境でせっせとピアノに励んでいた。昔とは違い、先生も厳しく、課題も多い。それでも確実に上達している実感を得られ、喜びに満ちていた・・と記憶している。しかしながら、個人宅でのピアノレッスンだったため、他の生徒の演奏は一切耳にすることがなく、時は過ぎていった。そうして、しばらくするとピアノ教室ではお馴染みの行事である、ピアノの発表会の話がやってきた。新しい先生のもとで出る初の発表会のために選んだのが、チャイコフスキーの「舟歌」。ピアノの発表会のようなホールで弾く曲としては、あまりふさわしくはない選曲であるが、主題と中間のあの展開部分のメリハリの良さが好きで、何が何でもこの曲が弾きたかった私は、結局我が儘を通す形となってしまったのである。そうして発表会目前、先生宅に生徒が集まり、リハーサルをすることに。そこで初めて他の生徒の演奏を聴くこととなったのだ。よくよく考えてみれば、最初の頃は、新しい先生のもとで学ぶ生徒はみんなどんなレベルなのだろう、ということにほとんど興味がなかった。ところが、リハーサル当日、10数名が集まるなか、たったひとりだけ、とても気になる人を見つけてしまったのである。その人は3つ年上のお姉さん(仮にAさんとしておこう)。他にも私よりはるかに難曲をこなす人々は数名いたのだが、Aさんは技巧面、表現力ともに素晴らしく、しかも、それを前面に強く押し出すことなく、実に嫌みのない演奏をしていたのである。あぁ、Aさんってステキ・・・彼女が当時弾いたのはメンデルスゾーンの「ロンド・カプリチオーソ」。実は私自身、先生に習うことなく、秘かに練習していた曲でもあった。その演奏に素晴らしい、と感じると同時に、様々な思いが頭のなかで渦巻き始めた。それはきっと誰もが一度は感じるかもしれない、いや、感じる人もいるかもしれない、「私ってまだまだなんだな・・・」という焦燥感。認めざるを得ない自分の現在の技量に、リハーサル後、少しスランプになりかけていた。しかし、ここで落ち込んだまま、というのは、私の性格上、非常に似合わない。ここは大いに発憤して、自分だけの音色を披露すれば良いじゃないか、そう割り切れたのは、発表会当日まで3日となかった。勿論、発表会当日は、自分の心を音にのせるべくピアノに向かい、きっと、自分だけの舟歌が弾けた・・・とあの時はそう思っていた。まぁ、小学6年生のちっぽけな心ゆえ、音にのせきれず、気持ちだけが飽和してしまった感はあるが。しかし、このことがきっかけで、Aさんを目標にしつつも、自分色の音を探しながらピアノに向かえるようになった、と思っている。AさんはAさんで、どうも私の演奏を聴いては、「私にはあんなダイナミックで心にダイレクトにくるような弾き方はできないわよ」と言ってくれていたのだが、うむ、あまり誉められている感じはしないのは気のせいか。ただ、後になって先生から聞いた話では、「Aさん、あの後、舟歌を練習したいって言い出しているわよ」とこっそり教えてくれた。最後にAさんのピアノを聴いたのは、ショパンの「スケルツォ第1番」ロ短調。その後、彼女は教室をやめてしまったため、今、ピアノを弾いているかもわからないままである。でも、きっと何らかの形でピアノを弾いているに違いない、いや、私が単にそう思いたいだけかもしれない。私はといえば、その後、ショパンのスケルツォを少し練習してみたものの、納得できるところまでいけぬまま、私自身、ピアノから離れていってしまった・・・そんな高校時代であった。◆ ◆ ◆ ◆ ◆ピアノを再開した現在は、ひたすら己のピアノに向かうだけであり、あえて言うならば、「過去の自分」がとりあえず低め(笑)に設定した目標か、といったところか。皆さんには目標となる「音色」や「人」、いるだろうか。
Mar 22, 2005
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春の3連休はあっという間に過ぎようとしていた。3連休最終日である21日の関東地方は青空が広がり、実に行楽日和。しかしながら、結局まともな行楽に出かけることもないまま、1日は過ぎていく。・・・って、そのまま過ぎてしまっては困る。午後から、車のタイヤをスタッドレスから夏タイヤに交換すべく、自宅近くのカーショップへ行かねばならなかったのだ。1時間前後待たされ、ようやくタイヤの交換作業が終わると、さて、これからどうするか。勿論、行き先は決まっている。昨日、日記でも話題として掲載した湯山昭の「お菓子の世界」の楽譜が、今、無性に買いたいのだ。あまりに欲しくて、夜中にドーナツまで作ってしまったほどなのだ。ということは、ここで楽譜を買っておかないと、またしても真夜中のクッキングが実施されてしまうではないか、と、必然的に近くの山野楽器へと向かう羽目に。■湯山昭の「お菓子の世界」楽譜を入手山野楽器の楽譜コーナーへ飛び込むと、早速、湯山昭の「お菓子の世界」楽譜(全音版)を発見。中身をパラパラッと覗くと、あらまぁ、予想よりも難しそうではないか。実のところ、ブルグミュラー25番レベルかと思っていたのだが、それよりは若干難易度が高そうだ。初見でなんとか音を追える・・・が、ところどころ迷いどころがありそう、それが楽譜をみた限りの感想である。まぁ「お菓子の世界」については後日ゆっくり楽譜をみながら、またしても仮想ピアノ練習を楽しむことにしよう。ちなみにこの楽譜を買ったところ、我が家族は、レジ袋から透けて見えた「お菓子の世界」の文字をみて、「お菓子のレシピ本なんて買って、何か作ってくれるの?」と真顔で私に聞いたことを、あえて付け加えておこう。湯山 昭:お菓子の世界[改訂版]〔全音〕■ラフマニノフの「前奏曲」集も入手更に、左手のリハビリ曲としてあげているラフマニノフの「前奏曲集」の楽譜も見てみる。店内には、ヤマハから出版されているブージー&ホークス社ライセンス版のもの、そしてドレミ楽譜出版の2種類があるのだが、ヤマハから出版されている楽譜のほうは、音符がにじんで少々読みづらい。(あぁ、みっとんさんが以前、譜面自体は見づらいとコメントしていた楽譜はこれのことだったのかと納得)。それに対し、ドレミ出版のほうは非常に見やすいうえに小節の幅がゆったりしており、あの難解なラフマニノフが、なんとも容易そうに見えてしまうといった錯覚に陥る(あくまでも錯覚に過ぎない)。結局、ドレミ楽譜出版のほうを選択し、これでリハビリ曲用の楽譜もばっちり入手できたというわけだ。それにしても、どうして全音楽譜出版ではラフマニノフの前奏曲集を出版していないのだろう。以前、私が所有していた全音ピースの前奏曲Op.23-5も既に絶版になってしまっているし、曲集としても出版された形跡がない。謎である。早速、ラフマニノフの前奏曲Op.32-5の譜面を見てみたのだが、「うぅ、弾けるかなぁ」と心配になってきたのが本音である。左手5連符に右手3連符や4連符など、やや苦手な箇所が埋め込まれている。救われるのはこの曲のテンポがゆっくり目である、ということだ。ラフマニノフ ピアノ作品集第2巻 (ブージー&ホークス社ライセンス版)〔YMM〕残念ながらドレミ楽譜出版のラフマニノフの前奏曲集は楽天ショップ内に無かった■左手を保護するサポーターを探してみた毎食後にせっせと消炎内服薬を飲み、ただひたすら安静にしている私であるが、左腕の回復はある程度のところで止まってしまったのか、回復の実感が得られない。それどころか、手首と肘にも若干痛みが走るため、今日は手首と肘を固定する「医学サポーター」なるものを買ってみた。パッケージには、関節炎や腱鞘炎の手首保持に良いと書かれていたため、それこそ、わらをもつかむ思いである。アンメルツ医学サポーター 圧迫固定用 手首用M早速家に帰って、サポーターを手首にはめてみる。なるほど、手首がしっかり固定され、良い感じである。心なしか、手首もかなり楽になったような気がする(気がするだけ?)。しかし、肉離れにはなんの効力もないので、結局は湿布と内服薬のお世話になることには変わりない。今日も安静、安静!というわけで、買ってきた寿司をつまみながら、ぐうたらな3連休は終わっていったのであった。◆ ◆ ◆ ◆ ◆これは余談であるが、立ち寄った楽器店の楽器リニューアルフェアで、ヤマハの電子グランドピアノDGP-1が中古品198,000円で販売されていた。これってやっぱりかなり破格なのだろうか。といっても、既に売約済みであったが。
Mar 21, 2005
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今日はマルタ・アルゲリッチが演奏するシューマン「子供の情景」を聴きながら、楽譜をせっせと目で追うひとときを過ごしてみた。頭のなかの指が鍵盤をイメージして、あくまでも自分が弾いているつもりになりながら。つまり、仮想ピアノ練習である。というのも、リハビリ時期に子供の情景の第7曲「トロイメライ」を弾き直してみるつもりのため、ついでに全曲改めて聴いてみることにしたのだ。そういえば、これまで「子供の情景」はまともに譜面をみることもなかったのだが、いざ譜面を広げてみると、あぁ、シューマン節が各所にちりばめられている。「一見、容易そうにみえる譜面も、実のところは難所が隠れているのではないか」、そんなことを思いながら1曲1曲ゆっくりと譜面を追っていく。■第1曲「知らない国ぐに」シューマンの曲はどうして伴奏を左→右手へ受け渡す曲が多いのか、伴奏の3連符が旋律の邪魔にならぬよう、それでいてなめらかに弾くのは、実のところ難しかったり?譜面自体はとても容易に感じ、ある程度のところまではすぐに弾けそう、なのだが、最後の仕上げがポイントになりそう。■第2曲「珍しいお話」冒頭の装飾音符を含む主題部をいかにリズムよく弾けるか、私の課題はそこかもしれない。また、中間部はレガートで優しく、軽快な主題とはガラッと異なるようにメリハリをもって弾かねばならなそう。■第3曲「鬼ごっこ」マルタアルゲリッチはこういう曲が上手いなぁ、としみじみと聴き惚れてしまった曲がこれ。この曲を30秒足らずでサクッと弾いてしまうのだ。冒頭からスフォルツァンドから直ちにピアノで弾く主題部に悩まされそう。しかも16分音符をスタカート、しかもアップテンポで弾くのはなかなか難儀ではなかろうか。そんな難解な箇所がずっと続くのである。弾き方を誤ると、ただのうるさい曲になってしまいがちだ。■第4曲「おねだり」どことなく第1曲に共通する流れを汲み、それでいてもっとメロディアスな展開な印象を受ける。ritとa tempoをいかに自然にできるか、また、3声のシンフォニアを感じさせ、横の流れも非常に大切。■第5曲「満足」失礼ながらこの曲の冒頭を聴いて、運動会でかかりそうな曲なのかと思ってしまったのは私だけ?しかしほどなく、そんな印象をもった自分を後悔することになる。旋律の流れをきちんとつかんでおかないと、曲全体がとにかく雑然でうるさくなってしまいがち。■第6曲「大事件」大事件というわりは妙に明るく楽しく感じるのは気のせいか。おまけに冒頭を聴いて「もろびとこぞりて」と勘違いした私はもっと大馬鹿者である。和音をしっかりつかみ、アクセントを意識すること、左手オクターブ進行にも旋律の流れをきちんと考え、ただむやみに弾かないこと。ペダルの踏み替えを考慮しないと曲が濁って汚くなってしまう(特に中間部)ので要注意。■第7曲「トロイメライ」既に練習経験はあるものの、大人になってから弾くトロイメライはきっとひと味もふた味も違うはず(と思いたい)。各所にritとa tempoがちりばめられているが、くれぐれも極端に、また、テンポが不安定と思われるようなことがないように、あくまでも自然に自然に。この曲に限らず、シューマンの曲はバッハの対位法を強く感じさせる曲が多く、伸ばす音符は伸ばす、切る音符は切る、実に当たり前のことだが、これを曖昧にしてはいけない、と思われてくれる。■第8曲「炉ばたで」左手進行がシンコペーションでとても躍動感を感じる曲(そういえばシューマンの曲にはシンコペーションが目立つような)。実際に練習する際に特に心配な点はなさそうだ。■第9曲「木馬の騎士」譜面だけ見ると、「簡単そう」と思ってしまいがちなのだが、いやいや、とんでもない。正確なリズム感がとことん要求されるアップテンポの曲。この曲もシンコペーションが存分に活用されており、カラッと楽しく弾きたいところだ。この曲の場合、主旋律が左手なので、それを意識して弾くこと。私の場合、ついつい右手のシンコペーションに意識が集中しそうだ。■第10曲「むきになって」1曲のなかにこれほどritとa tempoがちりばめられている曲もなかなか無いのでは、というほど多い。シューマンお得意のせつなさたっぷりの流れが心に沁みる・・・といいたいのだが、この曲は技巧よりも表現力を求められそうな曲。へたをすれば、ただ単調でつまらない曲と化してしまうのだ。そのあたりが課題となるか。それにしても、どうしてこのおっとりとした曲が「むきになって」なのだろう??■第11曲「おどかし」静寂で物悲しい旋律から入るこの冒頭を聴いただけでは、何故この曲が「おどかし」なのか理解できなかったのだが、なるほど、各所で登場する「Schneller」、これがポイントのようだ。とにかく、このメリハリをうまく切り替えて弾かねば、「おどかし」になりそうもない。Schneller部で登場する軽快なスタカート和音、これも粒良く弾くのは私にとって課題になりそうだ。■第12曲「子供は眠る」どことなく子守唄を感じさせるのだが、何故か物悲しい、物悲しすぎる、聴いていると涙が出てしまいそう。曲もピアノ・ピアノッシモだけで表現され、その間で微妙な起伏を表現するのはなかなか難しい。この曲も技巧よりも表現力勝負となるだろう。■第13曲「詩人のお話」終曲は静寂に満ち満ちた曲。音を追うこと自体は非常に容易だが、淡々と、それでいて単調になることなく、歌い上げるのは実のところ、かなり難しいのではないだろうか。きっと私が子供だったら、この曲は本当の意味で弾けていなかったかもしれない、そんなことを思わせる曲。やはりシューマンの曲は技巧もさることながら、その表現力も試される曲が多いことを、今更実感するのであった。・・・と、鍵盤を前にすることなく、楽譜をみながら自己の課題を列記するのは、なかなか難しい。まぁ、己の技量は己が十分にわかっているのだから、課題面に関してはおおむね合っているであろう・・・と思いたい。しかし、実際のところ、「子供の情景」のなかで、これは弾きにくい、譜面以上に実際は難しく感じる、という曲はどれなのだろう??やはり、鍵盤に向かってみると、予想に反する事態が待っていたりするのだろうか。◆ ◆ ◆ ◆ ◆さて、夜中になって無性に空腹に悩まされる。ちょうど日記内で、湯山昭の「お菓子の世界」の話題をしていたものだから、これまた無性に何か甘いものが食べたくなってきた。しかし、あいにく棚を開けても冷蔵庫を開けても、食べるものが何もない。ひもじい・・・結局、「いけない、いけない」と思いつつも、真夜中にいきなりホットケーキミックスで簡単ドーナツを作り出したなんて・・・恥ずかしくて・・・言ってるではないか。まぁ、食べ終わってからもシューマンの「子供の情景」の楽譜と数時間ほど戯れていたら、気がついたら朝になっていた。あぁ、なんて乱れきった3連休を送っているのだろうか。(よい子のみんなは絶対マネしないでね、と一文入れるべきか)
Mar 20, 2005
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昼間、ピアノ部屋の棚にある楽譜を整理していたら、エリック・サティの楽譜がひょっこりと出てきた。そういえば昔、「ジムノペディ1番」が無性に弾きたくて買った楽譜だ。癒しな旋律、どこかけだるい進行が印象的な曲であり、この曲を弾かれた経験がある人も多いのではないだろうか。私も例に漏れずそのひとりであるが、ひととおり満足したところでそのまま棚の奥へしまわれてしまった。そんな楽譜を久々にめくってみると、サティの曲には不思議なタイトルがつけられていることに改めて気づく。「梨の形をした3つの小曲」、うーむ、それはまだいい。「ぶよぶよとした(犬のための)前奏曲」、ぶよぶよ・・・って何なんだ?肥満犬のお話か?更には「乾からびた胎児」には、もうなんと言って良いやら、とにかくすぐにでも弾いてみたいという気力がわいてこないタイトルに、思わず苦笑するしかない(もしかしたら、実際に弾いてみるとかなり良曲なのかもしれないが)。多分、楽譜を購入した当時も、その怪しげなタイトルに「これ以上、サティの世界に踏み込んでは危険だ」とでも思ったのか、楽譜はそのまま封印されてしまったのであろう。(勿論、サティのなかにもまともなタイトルの曲だって存在する。)しかし、よくよく考えてみれば、なにがまともで、何が変なのか、そんなことは個人の主観に過ぎない。だから、大きな声で「このタイトルは変だ」と言ってしまってはいけないのだろうが、それにしてもサティの強烈なネーミングには驚かされるのは確かだ。それでいて彼の目指した音楽は「家具の音楽」、つまり家具のようにそこに存在し、生活を邪魔しない音楽、音楽として聴く構えを必要としない音楽であり、実際に同タイトルの曲も存在している。公演時、「家具の音楽」をコンサートの休憩時間に演奏し、「どうぞこれから演奏する音楽には気にせず、休憩してくれ」といった類のことをサティが言っていたとか。しかし、折角演奏されている音楽を聴かない客もいないだろう、ということでサティの企みは失敗だったという話もあるらしい。いやはや、やはりサティ、ただ者ではない。この話を知り、はて、BGMと同類なのでは?と思ったりもしたのだが、BGMは音楽としての役割を十分果たしているため、家具の音楽とは異なるのだろう。あぁ、うまく言えない。まぁ、その話はとりあえずおいておくとして、他に何か不思議・ユニークなタイトルの曲はないだろうか、と棚の奥を引っかき回す。しかし、結局はそれほど珍しいタイトルな曲の譜面を持っているはずもなく、「残念・・・」と思いながら全音ピースの裏面をなにげなく見つめる。すると、これまた気になるタイトルがいくつか目にとまる。■ふゆのほし的あくまで独断偏見!気になるタイトルな曲たち(全音ピースの曲目リスト、一部は記憶の片隅より)・さらばピアノよ(ベートーベン):えっベートーヴェンにこんなタイトルの曲が?・踊子の稽古帰り(橋本国彦):ど、どんな曲だろう?・彩られた地形第2番(北爪道夫):どこか壮大なタイトルのような?・ピアノメディア(一柳 慧):タイトルから曲が全く想像できないが、なんと上級上の難曲らしい・しばられた手の祈り(高橋悠治):ど、どんなシチュエーションな曲なのだ?・バターつきパン(モーツァルト):このタイトルをみる度にパンが食べたくなる・お菓子の世界(湯山昭):子供向け曲集。美味しいお菓子を思い浮かべながら弾きたい・・・と全音ピースを見ながらあるひとつのことに気がついた。不思議なタイトルだと思わせてくれる曲を作曲しているのは、ほとんどが日本人ではないか。まぁ西洋の曲の場合、原曲タイトルを邦題にする時点で複数の解釈が考えられるうえ、割と意訳されることも多いのだが、さすがに日本人が作曲したものは当然ながら作曲者の意図するものだろうから、ダイレクトに意志が伝わる。邦人作曲家の曲は、こどもの頃、中田喜直氏の曲を幾つか弾いただけで、ほとんど弾くことがなくなってしまったのだが、たまには邦人作品を弾いてみるのも良いかもしれない。特に湯山昭の曲集「お菓子の世界」には、今すぐにでも食べたくなるタイトルがいっぱい。シュークリームやらバウムクーヘン、ショートケーキにクッキー、バースデーケーキ(まだまだ続く)なるものまであり、間奏曲のタイトルには「どうしてふとるのかしら」・・・って、あなた、それだけ食べれば太るでしょうに、と間違いなくつっこみたくなる。
Mar 19, 2005
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と、本題に入る前に3月18日に受診してきた人間ドックの話をしなければ、本題の話題へと話が結びつかないので、まぁ余興と思って読み流して欲しい(本日は妙に長文となってしまったので読みたい箇所だけかいつまんで読んだ方が良いだろう)。18日朝、いつものように朝一杯の紅茶を飲もうとた瞬間、「あっ、今日は人間ドックだから飲んではだめなのか」とカップをしまいなおし、バタバタと出かける準備をする。だいたい、朝一杯の紅茶を飲まないとどうも調子が出ないのだが、これも仕方がない。更に、前日分の日記もまだサイトに掲載していないではないか、とこれまた慌てて楽天サイトにアクセスして、「人間ドックは嫌だ~」と最後のあがきを付け加えてバタバタ~と書き込む。そしていざ出陣。■人間ドックは初体験、胃の検査以外だったらまた受診しても良いのに現在、東京都下の田舎町に住む私は、久々に新宿に出てくるだけでも疲れてしまう。おまけに昨晩21時以降から何も食べていないから、余計、身体に力が入らない。そんななか、ようやく新宿駅から10数分歩いた末、病院にたどり着くと早速受診開始。採尿に始まり身体測定、血液検査、血圧、問診、心電図と続くのだが、心電図をとるのはこれが初めて。しかも3分間階段の上り下りをしてから、またしても心電図をとるなんて言うものだから、ここのところの体力低下と空腹で、限界寸前である。更に検査は続き、腹部エコー、眼底検査を順調にこなしていくと、いよいよ次は胃レントゲン、つまり恐怖のバリウムが待っていた。学生時代に胃炎で、胃の検査をした際にバリウム経験はあったので、まぁ今回はなんとか大丈夫だろうと思っていたのだが、その考えは大いに甘かった。バリウムを飲む前に胃を膨らます発泡剤を飲まねばならないのだが、顆粒状ゆえ、口のなかで粉がぶわっと広がり、水で流し込んでも流しきれない。ゲップをしてはならぬといわれても、つい小さなゲップが・・・。結局、2度も発泡剤を飲まされたうえ、粉が気管に入ってしまった私は・・・その後は言葉にも出来ぬ地獄がまっていた。それでもなんとか検査を終えると、検査医師は「バリウムがつらかったら胃カメラという手段もあるよ」と言うものの、私はいそいで「それはもっと無理です」と小声で答え、フラフラっと検査室を後にした。最後に医師による所見を聞いていると、どうやら私は胃下垂らしい。胃下垂って痩せている人がなりがち、と聞いているが、私はどうみても小太り体型ゆえ、謎だ。更に心電図によると若干の不整脈が・・・っておいおい、私、大丈夫なのか。しかし先生はあっけらかんと、「この程度ならば大丈夫でしょう」と言い切ってくれた。まぁその言葉を信じよう。■フラフラ状態のまま、新宿のHMVに行ったものだから・・・本来はそのまますぐに自宅へ帰ったほうが良さそうだったが、折角出てきた新宿ゆえ、せめてHMVにでも寄っていこうとテクテクと歩く。そうして、店に入ると「あれ、私、何が買いたかったんだっけ」と既に脳は回転していないらしい。ほどなく、「あ、ラフマニノフの前奏曲集とリパッティのショパンを買おうと思っていたのだった」とクラシックコーナーへいそいそと向かう。しかし、残念ながらリパッティ演奏のショパンがみつからない。「せ、折角来たのに」と憮然としながら、次はラフマニノフの棚へ。「えっと・・・、みっとんさんがオススメといっていたのは、ワイセンベルク・・・って言ってたっけ」と必死に探すものの、これもない。「な、なんでやねん」しかし、このまま手ぶらで店を出るのは、あまりに悔しい。だって、バリウムが詰まったフラフラの身体でせっかくここまで来たのだ。何らかの収穫は得たい。というわけで、少ない前奏曲集のCDのなかから選んだのは、ルガンスキーの前奏曲集であった。ところがところが、やはりCD選びは健康状態の時に限ると実感する羽目に。家に帰ってから、よくよくCDを見てみると、なんと前奏曲は「10の前奏曲 Op.23」しか収録されていないではないか。私が今聴きたかったのは「13の前奏曲 Op.32」のほうなのだ。はぁ・・・・■ラフマニノフの前奏曲 Op.23-5を聴くと思い出す私の最後のピアノ発表会しかし折角なのでこのままルガンスキーが弾くラフマニノフの前奏曲を聴いてみる。実はルガンスキーのCDは初めて所有することになったのだが、勝手に「情熱的に、するどい音を奏でるピアニストなのかな」と思っていたものの、いやいや、彼の演奏はどんなに激しい曲であっても、どこか冷静で優しく甘い音を奏でている。今のぐったり体調にはぴったりな音色だ。さて、CDが前奏曲Op.23-5にさしかかった時、私はいつもある出来事を思い出す(フリーページを既に読まれている人は話が重複してしまうかもしれないがご了承頂きたい)。高校時代からエレクトーンに転向し、バンド活動も忙しくなっていた私が最後のピアノ発表会の曲として選んだのが、このラフマニノフの前奏曲Op.23-5ト短調だったのだ。しかし、その高校2年生当時、バンドのコンテスト出場やらエレクトーンの発表会・コンクールなどが目白押し、ピアノの練習もそれなりにしてきた私ではあるが、エレクトーンは夜中でもヘッドフォンをつけて練習ができる一方、ピアノはサイレント機能がついているわけでもないため、そうはいかなかった。バンドでも夜中までスタジオで練習していた私は、結局ピアノ練習を犠牲にしてしまったのだ。先生には、今でも本当に申し訳なかったと思っている。これが一番の心残りだろうか。それでもピアノの先生は「暗譜が心配ならば、当日楽譜をみながら弾いても良いのよ」と言ってくれていた。また、更なる逃げ道として、当時作曲していたピアノ曲を弾くしかないかと考えていた。先生にも何度か聴かせていた曲であるし、この曲ならば楽譜を見ずに弾ける(のは当たり前か、自作曲なのだから)。そうして発表会の当日になって急遽、自作曲を一般披露することになったのである。自作曲は、当時影響を受けていたメンデルスゾーンの無言歌集「プレスト・アジタート」風な派手な曲、そこそこ聴き映えだけはしたのか、なんとか聴衆にはあたたかな拍手を頂いたものの、この一件だけは今でも忘れられないピアノ人生最大の汚点である。だから、前奏曲Op.23-5はピアノを再開した今、どうしても最後まで仕上げたいと考えている。それで当時の汚点が消える訳でもないのだが、自分にとっての一区切りになりそうな気がするから。・・・・ってリハビリ中期に練習しようと思っている前奏曲Op.32-5をCDでゆっくり聴こうと思っていたはずなのに、とんだ勘違い話になってしまった。まぁ、13の前奏曲についてはまたどこかでCDを探してくることにしよう。って、その前に楽譜もまだ入手していないではないか。
Mar 18, 2005
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毎日、シューマンの「アラベスク」の楽譜を読みながらひたすら頭のなかで音符を展開させている私であるが、息抜きに楽譜冒頭の解説を読んでみた。「アラベスク」が掲載された全音楽譜「蝶々とアラベスク」に限らず、全音楽譜出版の楽譜の冒頭にはだいたい簡単な解説が掲載されているのだ。この解説ページ、ちょっとした注釈のものもあれば、作品の由来、作曲者の概略などが書かれているので、実は読み物としても楽しい。ここのところ、全音楽譜の使用率が下がり気味だったのだが、こうして改めて楽譜を開いてみると、思わず「あぁ、良くも悪くも全音楽譜だ」とつぶやいてしまう。と、早くも話が脱線してしまったが、解説ページを読んでいくと、シューマンの生い立ちについてさらりと書かれているなかの、とある箇所で目がとまる。音楽業界では有名な話なのだろうが、「シューマンはピアニストを目指すため、自作の指訓練装置で練習を重ねたがために指を痛めてしまい、ピアニストの道を諦めた」(要約)というのである。今の私には、「指を痛める」という話題にはどうも神経質になってしまうのだ。それにしても、「指の訓練装置」を作って練習するだなんて、まるで巨人の星の「養成ギブス」みたいなものなのだろうか。そういえば、以前テレビドラマ「仔犬のワルツ」のなかで、音大生たちが妙な装置(機械から操り人形のごとくのびた10本のゴムに各指を固定させる。ゴムの反発力に耐えながら弾くことで指を強化させるということなのだが・・・)を使ってピアノを弾いていた風景を思い出してしまった。そのドラマにおいても、シューマンが機械を使って練習を重ねた結果、指を痛めたという話が登場している。しかし、更に調べていくと、この「機械を使って指を痛めた」という話が、実話とは異なるのではないか、といわれているらしい。機械を使って指を痛めた話の出所は、どうやら師であるヴィーク(クララの父)が日記(だったか)にそう書き留めたことにあるのだが、もし、事実と異なるとしたら、ヴィークはどうしてそんな事を書いたのだろう。まぁいずれにせよ、シューマンが指の使い過ぎで指の筋肉か神経を痛めたことは確からしい。あぁ、全音のシューマン楽譜は学生時代から所持していたのに、まともに解説ページを読んでいなかった私が、何故、今、読むことになったのだろう?これは単なる偶然か。それとも、シューマンが時空を超えて「おまえも気をつけろ」と言ってくれたのか。なんとも不思議な偶然である。◆ ◆ ◆ ◆ ◆3月18日、つまり明日は初の人間ドック、あぁ、憂鬱だ。実は人間ドックを受診する年齢には随分前に達していたのに、事情により受診せずじまいで現在に至っているのである。だから、よけいに緊張する。まぁ、日帰りコースなので、検査内容も限られているのだが、事前に書類にはあれこれ記入しておかねばならないうえ、前日は夜21時以降、何も食べてはならないという。そんな時に限って、腹は減るもので、日記を書いている今も頭のなかでは「何か食べたい、何か食べさせて」と浮かんでは消え、またまた浮かんでは消え、そんな状態を繰り返している。あぁ、バリウムが怖い・・・やっぱり憂鬱だ。・・・と日記を書いてから時間は経って、いつの間にか3月18日人間ドック当日。そろそろ病院へ出かけなければならない。なんだか最近病院通いばかりのような気がするが、変な病気が発覚するなんてことがなきよう、祈りたいものだ。
Mar 17, 2005
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本日はまたまた音楽漫画の紹介である。それにしてもよく漫画ばかり読むものだ、と思われてしまいがちだが、音楽漫画から得られる未知な曲も多数あるのだ。というわけで、今回紹介する漫画は、1997年から1998年に双葉社の漫画アクションで連載された、さそうあきら著の「神童」である。「のだめカンタービレ」と並んで、音楽漫画としては有名な作品だ。実はもっと早い時期に読むつもりであったが、地元の本屋ではなかなか見かけずじまい。ようやく入手したのは、ちょうど左腕肉離れの診察を終えて病院から帰る途中の本屋であった。それはまるで「本でも読んで安静にしておきなさい。」とでも言うがごとく、全巻揃って並んでいたのだ。■天才ピアノ小学生と音大浪人生のお話「神童」漫画「神童」は主人公である天才ピアノ小学生 「成瀬うた」と音大浪人中である「菊名和音」をとりまくピアノストーリー。天才的な耳と腕を持ちながらピアノよりも野球が好きなうたと、なかなか思い通りにピアノが弾けずに悩む和音が出逢い、やがて、うたが和音にピアノを教えるようになる。話は、うたのコンクールエピソードや、和音の音大受験から大学生活エピソードが続き、物語の終盤ではうたの才能が世間で認められ、天才ピアニストとして将来を約束される。しかし、うたは自分の耳に異常があることに気づき・・・そうしてクライマックスへと話は進む。私はそれまで、さそうあきらの作品は手にとったことがなく、この「神童」が初めてであるが、読み手によって好き嫌いがはっきり分かれる絵に思える(個人的には、割と苦手な部類の絵だったりする)。ただ、そんなことを忘れさせていまうのが、「音」に対する描写の巧さではないだろうか。まるで、その音が実際に聞こえてくるような描き方をしているのだ。ただ、全3巻(文庫サイズ)のうち、1巻はほとんど野球エピソードで占められていたため、私は間違えて野球漫画を買ってしまったのか、と面食らったことを一応書いておこう。といっても2~3巻はピアノエピソードぎっしりなのでご心配なく。お馴染みのパデレフスキー版ショパンエチュードの表紙と8番の譜面が作品中に登場した時、私は思わずにんまりしてしまったり。あぁ、私って単純きわまりない。■「神童」の作者が選んだ作品BGMは実は、作品中ではエピソードで使用される曲を明らかにしていないものが多い。勿論、試験曲など会話のなかで「あ、この曲か」とわかる描写もあり、楽譜も一部描かれているのだが、きっと作者にとっては「何を弾いているか」が大事なのではなく、いかにその音を絵によって伝えるか、が大切なのではないかと思われる。といっても、巻末に各話のBGMとして、作者が選曲した曲が一覧として掲載されており、その曲のタイトルをみれば、作品中で使用された曲であることがわかる。・映像第2集から「金色の魚」(ドビュッシー)・歌曲「星の輝く夜」(ドビュッシー)・鳥のカタログから「ヒメコウテンシ」(メシアン)・鳥のカタログから「キガシラコウライウグイス」(メシアン)・「さすらい人幻想曲」ハ長調 Op.15 D760(シューベルト)・「即興曲」Op.142 D.935(シューベルト)・「幻想曲」Op.159 D.934(シューベルト)・「前奏曲」嬰ハ短調 Op.45(ショパン)・「24の前奏曲」第24番 ニ短調 Op.28-24(ショパン)・「ノクターン」第8番 変ニ長調 Op.27-2(ショパン)・「12の練習曲」Op.10第8番 ヘ長調 Op.10-8(ショパン)・「舟歌」Op.60(ショパン)・「24の前奏曲とフーガ」Op.87から第7番(ショスタコヴィッチ)・「水の戯れ」(ラヴェル)・「亡き王女のためのパヴァーヌ」(ラヴェル)・「ラ・ヴァルス」(ラヴェル)・「ピアノ協奏曲」(ラヴェル)・「火花」Op.36-6(モシュコフスキー)・「ラデッキー行進曲」Op.228(J.シュトラウス)・歌劇トリスタンとイゾルデから「愛の死」(ワグナー=リスト)・幻想小曲集Op.12から第6曲「なぜ」(シューマン)・「ピアノソナタ」第7番Op.83(プロコフィエフ)・ロミオとジュリエットから「モンターギュー家とキャプレット家」Op.75-6(プロコフィエフ)・「ピアノソナタ」第7番 Op.10-3(ベートーヴェン)・「ピアノソナタ」第16番 Op.31-1(ベートーヴェン)・「ピアノソナタ」第23番 Op.57(ベートーヴェン)・「ピアノソナタ」第32番 Op.111(ベートーヴェン)・「16のワルツ」第5番 ホ長調 Op.39-5(ブラームス)・「15の即興曲」第15番ハ短調(プーランク)・「ピアノ協奏曲第3番」(バルトーク)・「交響曲第5番」Op.64(チャイコフスキー)・「ピアノ協奏曲第20番」KV.466(モーツァルト)・「パルティータ第6番」 BWV.830(バッハ)・「ワルツ・カプリス」第1番 Op.30(フォーレ)一覧をみるとわかるが、いやはや難曲だらけ、しかも万人向けとは言い難い曲が多いのが特長だ。私もまだ聴いたことがない未知なる曲が幾つもあり、新たなる世界をみてしまったような気分である。それにしても、巻末の一覧をみて思わぬ誤植を発見してしまった。なんと、バッハの作品番号「BWV」が、誌面では「BMW」と掲載されているである。BMW・・・っておいおい、車?? と、まぁかなりお茶目な誤植だが、きっと次版では修正されているであろうことを・・・期待しておこう。私にとって最も未知な領域が「メシアン」なる作曲家。曲のタイトルをみると、それこそ鳥図鑑のようだ。いやはや、想像もつかない未知な世界である。実際に聴いたことがある人はいるだろうか。さて、こんな時でもふと左手に優しい曲はないか、と探してしまう自分に笑えるのだが、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」あたりならば、それほど左手を酷使することなく弾けそうではないだろうか。数ヶ月前に、ちらっと弾いた記憶しかないので、覚え違いかもしれないが、少なくとも冒頭主題あたりは間違いなく弾けそうだと、ぼんやりと考えながら時間が過ぎていった。神童(1) ( 著者: さそうあきら | 出版社: 双葉社 )神童(2) ( 著者: さそうあきら | 出版社: 双葉社 )神童(3) ( 著者: さそうあきら | 出版社: 双葉社 )
Mar 16, 2005
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先日、「左手に優しい曲」について日記を掲載したところ、皆さんから様々な曲を紹介して頂き、本当に感謝してもしきれないくらいである。実際に譜面を見たり、CDを聴いたり、はたまたネットで視聴してみたり、曲選びに時間をかけるのもまた楽しいというわけで、左手が完治したらリハビリ代わりに弾いてみたい曲を現時点で決定したみた。実際に手が治る頃には、もしかしたら弾きたい曲も少し変わっている可能性もあるが、まぁ随時更新していくことにしよう。ちなみに「手が治ったら今まで練習してきた曲を弾けば良いのに」という疑問を持たれる方もいるだろう。だが、3月12日の日記にも掲載したように、私がこれまで練習してきた曲は割と左手を酷使する曲やらアップテンポな曲が多かったため、完治していきなりこれらの曲に復帰するのは危険ではないかと思っている。だから、ある程度指慣らし期間を設けたいというわけで、1,2ヶ月ほどは指も心もゆったりした気分で弾ける曲を選ぶことにしたのだ。選曲のポイントは「譜読みに時間がかからない、はたまた、譜読みは既に済んでいる」「リハビリ期間なので当然ながら左手を酷使しない」「テンポはゆっくりめ」「弾いていて緊張しない」というわけで、以下の曲たちを数曲ずつ弾いていこうと考えている。●ベートーヴェン:ピアノソナタ「月光」1楽章(過去譜読済)●ベートーヴェン:ピアノソナタ「悲愴」2楽章(過去練習済)●シューマン:子供の情景から「トロイメライ」(過去練習済)●シューマン:「アラベスク」(右手のみ譜読済)●シューベルト:「即興曲」Op.142-2(楽譜有 初挑戦)●ラフマニノフ:「前奏曲」Op.32-5ト長調 (楽譜未入手 初挑戦)●バッハ:「平均律クラヴィーア曲集」から数曲(過去一部譜読済)過去に譜読み済だったり、仕上がっている曲が2/3を占めているので、初挑戦な曲もあえて盛り込んでみた。ただ、シューベルトは譜面を見る限りはリラックスして弾けそうだが、ラフマニノフの方はさきほどネット上で公開されているmidiを視聴してきたところ、やはり少し難しそうか。他にリハビリ代わりだったらこんな曲が良いよ、という曲があったら是非当方まで!左手完治後のリハビリ期間は、とりあえずショパンのエチュードはお休み、クラーマー=ビューローもいつもは数曲練習しているところを1曲にしぼり、苦手箇所を躍起になって弾きすぎないことを心に誓った。さぁ、後は手を治すことに専念しよう! 飲み薬の効果が出てきたのか、痛みはかなりひいてきているが、3月中はひたすら我慢・我慢である。◆ ◆ ◆ ◆ ◆さぁ、外はそろそろ春の陽気。春といえばやっぱり「桜」。家の近くにはサイクリングロードに沿って桜の木々が植えられており、私はヘッドフォンステレオでお気に入りの音楽を聴きながらその道を歩くのが大好きである。四季折々の桜の木々と風に吹かれていると、なんとも心落ち着くのだ。そんな場所がひとつでもあると、負傷している自分も少しは癒されるような気がする。この日記を読まれている皆さんにも、そんなとっておきな場所がきっとあるのではないだろうか。そろそろ、桜のつぼみ観察にでも出かけてみようと思う今日このごろである。
Mar 15, 2005
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あいかわらず暇人的な企画「同題名異作曲家な曲たち」第2弾は、「舟歌」「アラベスク」「ラプソディ」「インテルメッツォ」「幻想曲」である。もともと、アラベスクに限って調べようと思っていたのに、何故かあれもこれも調べたくなるあたりが、良くも悪くも私らしい。しかしながら、プロの演奏家も割とタイトルにこだわって演奏会やCDをプロデュースすることがあることを、今更ながら気づいてしまった。なんだなんだ、決して珍しい企画ではなかったのかと少々恥ずかしいが、まぁ適当に読み流して頂ければ嬉しい。さてさて、皆さんのお気に入りの曲はあるだろうか。■舟歌オッフェンバッハ(「ホフマンの舟歌」)ギロック(「舟唄」)グルリット(24の旋律的練習曲から「舟歌」)ショパン(「舟歌」Op.60)チャイコフスキー(四季から6月「舟歌」)フォーレ(「舟歌」第1~6番)ブルグミュラー(25の練習曲から「舟歌」)メリカント(子供の世界Op.31から「舟歌」)メンデルスゾーン(無言歌集から「ヴェニスのゴンドラの歌」)ラフマニノフ(舟歌)・・・他多数■アラベスクガーデ(「アラベスク」)シューマン(「アラベスク」Op.18)ドビュッシー(「2つのアラベスク」)ブルグミュラー(25の練習曲から「アラベスク」)・・・他多数■ラプソディガーシュイン(「ラプソディインブルー」)ブラームス(「2つのラプソディ」Op.79-1,2、4つの小品Op.119から第4番「ラプソディ」)リスト(「スペイン狂詩曲」、「ハンガリー狂詩曲」第1~15番)・・・他多数■インテルメッツォアレンスキー(「インテルメッツォ」Op.13)カプースチン(8つの演奏会用エチュードOp.40から「間奏曲」)ギロック(「間奏曲」)グルリット(24の調による練習曲Op.201から「インテルメッツォ」)シューマン(ウィーンの謝肉祭の道化Op.26から「間奏曲」)ブラームス(「3つの間奏曲」Op.117、4つの小品Op.119から第1,2,3番、6つの小品Op.118から第1,2,4,6番8つの小品Op.76から第3,4,6,7番、幻想小曲集Op.116から第2,4,5,6番)ムソルグスキー(「間奏曲」)・・・他多数■幻想曲アルベニス(スペイン組曲Op.47から「アラゴン(ファンタジア)」)シューベルト(「さすらい人幻想曲」Op.150)シューマン(「幻想小曲集」Op.12、「幻想曲」Op.17)ショパン(「幻想曲」Op.49、「幻想ポロネーズ」、「幻想即興曲」)スクリャービン(「幻想曲」Op.28)平井康三郎(「幻想曲さくらさくら」)モーツァルト(「幻想曲」K.396/7)・・・他多数◆ ◆ ◆ ◆ ◆それにしても、なにやら左手の中指が痛い。これは、決して肉離れや腱鞘炎のせいではなく、よくよくみると爪のフチあたりがぷっくらと膨らんでいるではないか。どうも私の左手は呪われているのか、ここのところ、負傷続きである。どうしても痛みがとれなかったら明日は病院に行こうと、深いため息をつくのであった。(それよりも厄払いにでもいった方が良いのか)また、安静第一ではあるが、どうしても耐えられずに以下の2曲のみ右手でのほほんと弾いてみた。あぁ、ピアノの鍵盤がこんなに恋しいだなんて、昔ではありえない感覚だ。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例本練習)【左手負傷中により大幅に練習量削減中】すべて右手のみで練習●シューマン 「クライスレリアーナ」#07第7曲:まだまだ後半主題部に戻る手前、オクターブ進行で下る箇所でつまずく。音のキレもまだまだダメ。●シューマン「アラベスク」本日もCDに触発されて、さらってみる。テンポのゆれがなかなか難しい。自然にrit出来るように流れをつかむこと。
Mar 14, 2005
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先日、シューマンのアラベスクの話題を日記に掲載したところ、アラベスクといったらブルグミュラーにも同名の曲があった、等という話で少し盛り上がったため、ふと、そこで頭をよぎったのは「様々な作曲家のピアノ曲のなかで、同じタイトルの曲ってどのくらいあるのだろう」といった疑問。そこで、好奇心旺盛な私としては、同題名異作曲家の曲たちを少し調べてみたくなってきた、というわけで、第1回目は最もメジャーなタイトルである「プレリュード」「ノクターン」「エチュード」「バラード」について列記してみよう。しかしながら、ここに紹介したものは、星の数ほどあるピアノ曲のなかからほんの一部に過ぎないかもしれない。他にも「この作曲家にもあるよ。この作曲家が掲載されていないなんて、納得いかん」といった作曲家の「プレリュード」「ノクターン」「エチュード」「バラード」があったら、是非当方までどうぞ!ピアノが弾けないからって、なに暇な事をしてるのだ?なんて突っこみは・・・無い事を祈る。■プレリュードカスキ(前奏曲Op.7-1 変ト長調)カバレフスキー(24の小品集Op.39から「前奏曲」、ピアノのための6つのプレリュードとフーガ)カプースチン(24のプレリュード、8つの演奏会用エチュードOp.40から「前奏曲」)サティ(4つの前奏曲、ぶよぶよした前奏曲、星たちの息子への3つの前奏曲)ショスタコーヴィチ(24のプレリュード、24の前奏曲とフーガOp.87)ショパン(24のプレリュード)スクリャービン(24のプレリュードOp.11、2つの前奏曲、4つの前奏曲、5つの前奏曲、左手のための前奏曲)ドビュッシー(ピアノのために「前奏曲」、プレリュード第1,2集、ベルガマスク組曲「前奏曲」)バッハ(9つの小プレリュード、平均律クラヴィーア曲集第1,2巻)パルムグレン(24のプレリュードOp.17)フランク(前奏曲コラールとフーガ)ラヴェル(クープランの墓から「プレリュード」)ラフマニノフ(「前奏曲 嬰ハ短調」Op.3-2、10の前奏曲集、13の前奏曲集)リスト(ハンガリー狂詩曲 第10番「前奏曲」)・・・他多数■ノクターンアレンスキー(24の小品Op.36から「ノクターン」)ギロック(ノクターン)グリーク(抒情小品集 第5集Op.54から「ノクターン」)サティ(「ノクチュルヌ」第5番)ショパン(「ノクターン」第1~20番)スクリャービン(2つの左手のための小品Op.9から「ノクターン 変ニ長調」、詩曲夜想曲Op.61)チャイコフスキー(6つの小品Op.19から「夜想曲」)ドビュッシー(「ノクチュルヌ」)フィールド(「ノクターン」第1~18番)フォーレ(「ノクターン」第1~13番)レスピーギ(6つの小品から「ノクターン」)グルリット(24の調による練習曲 Op.201から「夜想曲」)・・・他多数■エチュードカプースチン(8つの演奏会用エチュードOp.40)グルリット(24の旋律的練習曲Op.131、24の調による練習曲)シューマン(交響練習曲Op.13)ショパン(12の練習曲(作品10,25)、3つの新練習曲)スクリャービン(12の練習曲、8つのエチュードOp.42、3つのエチュードOp.65)ツェルニー(110番、100番、24番、30番、40番、50番、60番)ドビュッシー(ピアノのための12の練習曲)ブルグミュラー(25の練習曲、12の練習曲、18の練習曲)ヘラー(25の練習曲、30の練習曲)モシュコフスキー(15の練習曲、20の小練習曲)ラフマニノフ(絵画的練習曲集)リスト(12の練習曲、超絶技巧練習曲、2つの演奏会用練習曲、パガニーニ練習曲)・・・他多数■バラードアレンスキー(24の小品Op.36から「小さなバラード」)ショパン(「バラード」第1~4番)ドビュッシー(「バラード」)ノルドグレン(「小泉八雲の怪談によるバラード」)ブラームス(6つの小品Op.118から 第3番「バラード」ト短調、「バラード」第1~4番Op.10)ブルグミュラー(25の練習曲から「バラード」)リスト(「バラード」第1,2番)・・・他多数◆ ◆ ◆ ◆ ◆これが新曲選択にすこしでも役に立ってくれれば本望である(・・・って役に立つはずもないか)。明日は、第2回「舟歌」「アラベスク」他を予定している。乞うご期待!(誰も期待してないだろうに)。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例本練習)【左手負傷中により大幅に練習量削減中】すべて右手のみで練習●体調不良によりお休み
Mar 13, 2005
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3/12土曜日、この日はどんよりとした曇り空のせいか、体調はいよいよ悪くなるばかりで、結局この日はほとんど横になるしかなかった。しかし、いろいろな意味で睡眠は身体を回復させるのに良い効果がある、というわけで、夜中に目が覚めてみると、少しは身体が軽くなっていることに気がついた。も、もしかしてただの睡眠不足か?なんて楽観的に思ってしまった私であるが、やはり筋肉や関節に重い痛みが生じるのは変わりない。つまり、この日はピアノに全く向かうことなく過ごしてしまった。腰が痛く、あの固い椅子に座るのがつらかったのである。そんな訳で、まどろみのなか、ただぼんやりと左手が復帰したら何を弾こうか、と考えていた。先日の日記のコメントにも一部書いたのだが、これまで私が練習している曲はかなりテンポの速い曲が多く、左手が復帰したときにいきなりこれらの曲を弾くのは、左手のためにも良くないと考えたのだ。やはり、何事にもリハビリ期間は必要だ・・・というわけである。「左手の指に優しく、しかもゆったりしていて、しかもそれほど譜読みに時間がかからない曲」、そんな曲はないだろうか。私なりに考えてみた幾つかの曲は以下のとおり。勿論、先日の日記で惚れ直したシューマンのアラベスクも含まれる。■リハビリに使用したい 左指に優しいゆったりな曲たち・ピアノソナタ悲愴 第2楽章 (ベートーヴェン)・無言歌集より「春の歌」 (メンデルスゾーン)・アラベスク (シューマン)・夢 (ドビュッシー)・12の練習曲より第9番 (リスト)・ノクターン 第20番 (ショパン)いざ考えてみると、なかなか思い浮かばない。もっと「これだ!」という曲はないだろうか。ってそんなことを考える前に早く手を治しなさいってば、という突っ込みが各所から聞こえてきそうだ(笑)。まぁ病は気から、ということだし、こんな事を考えてきを紛らわすのもまた良いかと思って、どうぞ戯言につき合ってやって欲しい。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例本練習)【左手負傷中により大幅に練習量削減中】すべて右手のみで練習●体調不良によりお休み
Mar 12, 2005
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3/11金曜日の関東地方は1日雨。そのせいだろうか、痛い箇所は左手のみと思っていたら、その痛みは全身に回り、歩くだけでも関節がきしむようである。背中の筋肉も、足の筋肉もどんよりとした痛みがあり、どうも身体中が疲れているようだ。しかたがなく、今日は1日ゆっくりしていようと雨の憂鬱さに身を任せながら半日ほど横になったまま過ごす。こんな時というのは、どうにも気弱になってしまい、嫌なものだ。もそもそと床から起き出すと、楽天の日記を読みながらシューマンの「アラベスク」の文字に目がとまる。「あっ、そういえばこの曲、譜面をもっていたっけ」と棚の奥から譜面を引っ張り出す。一体いつ買ったのだろう。学生時代、シューマンにはほとんど近づくことなく過ごしてきたはずなのに、確かに学生時代に購入した黄色帯付きの全音楽譜「シューマン蝶々とアラベスク」。なかを開けば、確かにページをめくった形跡はあるのだが、先生にみてもらった形跡はひとつもない。きっと友人にでも触発されて買った楽譜だろうが、当時は結局シューマンの良さがわからずに、そのまま棚の奥へと押し込められてしまったままだったようだ。そうして20年以上もの歳月が流れ、再びこのシューマンの楽譜をめくる日が来るとは、私自身、予想もしていなかった。早速、右手だけでぽつぽつと「アラベスク」を音にしてみる。この曲はハ長調なのだが、根っから明るい曲ではなく、どこかせつなく情緒がこめられた実に美しい曲である。「こんな良い曲が、どうしてあの当時(中学時代)、理解できていなかったのだろう」ハ長調の主題も美しいが、途中、短調へと変わる旋律なんて思わず声に出して歌ってみたくなる。幸い、この曲の譜読みはとてもとっつきやすく、頭をひねらすことなく最後まで進む。体調の悪い日だからこそ、こういった心にも指にも優しい曲の譜読みは心に沁みる。といってもやっぱり右手のみで弾くのはどこかせつない。すごすごと居間に戻ると、ホロヴィッツが演奏するアラベスクを何度も何度も繰り返し聴きながら譜面を追い、なんとなく弾いた気分になってみる。雨の日は憂鬱でけだるい。でもどこかほっとする時間を過ごしたような、そんなひとときだった。◆ ◆ ◆ ◆ ◆ちなみに、どうして学生時代にこのシューマンのアラベスクを弾くことはなかったのか、だいたい想像はついている。当時は、とにかく派手な曲ばかり選んで弾いていたような気がするのだ。近寄りがたいと勝手に思っていたシューマンでも「飛翔」はしっかり弾いていたあたり、それを証明しているようでもある。年月を経て、ようやくわび・さびの世界がわかってきたのか、そう思えば、年をとることも悪くはない。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例本練習)【左手負傷中により大幅に練習量削減中】すべて右手のみで練習●シューマン 「クライスレリアーナ」#01,#05,#07第1曲:当面は指慣らし代わりに通して練習。第5曲:後半で1指を押さえながら4-5指での装飾符、音がいまひとつキレイに鳴ってくれない。躍起になって練習せず、ゆっくり弾いてみて。第7曲:後半主題部に戻る手前、オクターブ進行で下る箇所でつまずき気味。要部分練習。全体的にもっと音にキレをもたせて。●バッハシンフォニア #01~#06#01,#03:(上声/一部中声)通し練習。ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#02:(上声/一部中声)さらっと通し練習。#04:(上声/一部中声)さらっと通し練習。#05:練習しながら癒される曲というのもなかなか嬉しいものだ。現在の身体の状態にピッタリということで、本日のシンフォニアは#05を中心にゆっくり装飾符の音を確かめながら練習。#06:本日から右手譜読み開始。シンフォニアのなかではかなり容易な部類。気を張らずに譜面を追いつつ弾いてみる。特に難関箇所は無し。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミス1回コース・復習)●なし----------------------------------------------------本日の試し弾き(あくまで体験弾き)●シューマン「アラベスク」弾いて癒される曲をさらっと譜読みしてみる。あぁ、弾けば弾くほど・・・両手で弾きたくなる(笑)
Mar 11, 2005
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ピアノ練習に没頭できない、そんな現在の状態を利用して、ここぞとばかりに様々な音楽漫画を探してみた。そして今回見つけたのが、1996年から2001年にかけて白泉社の月刊ララに連載されていたマツモトトモ著の「キス」(単行本全8巻)である。このお話は、「のだめカンタービレ」や「いつもポケットにショパン」のように主人公が天才的な才能を持っていたり、音大やコンクールなどの専門分野ではなく、主人公はあくまでも普通にピアノを習う女の子。しかも、話の中心はあくまでも恋愛中心だったりする。登場する音楽も決してクラシックに限ったものではなく、割と幅広いジャンルから選曲されている。■音楽付き青春ラブストーリーの「キス」さて、かんじんの話であるが、主人公16歳の小川加恵は5年前からピアノ教室に通う女子高生。24歳の若きピアノ講師である五嶋柾桁からはいつも子供扱いされて不満げであるが、実は彼のことが気になってしかたがない。そんな想いに気づいてもらうべく、強引なキスから始まったこの恋は、さぁ、一体どうなる?。と、まぁいわゆる音楽付き青春ラブストーリー兼加恵の成長物語といったところである。ピアノ教室が舞台なので、当然ながらピアノを中心とした話ではあるものの、加恵のピアノの才能がどうのこうの、という話は一切なかったりする。しかし、ピアノ講師である五嶋柾行に関しては、ピアノエピソードも幾つか登場、一種のカリスマ性を感じたりも。全体において、加恵と五嶋の掛け合いがなんとも面白く、また、どこかほのぼのとさせてくれる。読んで一言、「あぁ、若いっていいな」・・・そう思ってしまう自分があまりに情けない。全体的に細いタッチの絵であり、キャラクターもみな整った印象を受ける(割と万人受けするのではないだろうか)。時々、登場人物をデフォルメしてすねた表情などを表現するのもとても可愛い。個人的には、線の細さとキャラクター性に、どことなく小手川ゆあ(おっとり捜査や死刑囚042などの作品を描かれている漫画家)に似たような感じを受けたりもするのだが、まぁこれはあくまでも私感である。タイトルからもわかるように、とにかくキス場面が多く(でも決して嫌みでなく、とてもキレイ)、更に恋愛話がストーリーの中心なので、そういった話が苦手な人にはあまりオススメしないが、私的には、いろいろな意味でもっと体当たりで生きたいな、と思わせてくれたお話であった。■「キス」に登場する曲たち作品中に登場する音楽たちは一部曖昧に掲載されていることもあり、どの曲を指しているのかがわからないものもあるので、とりあえずわかる範囲であげてみよう。・アヴェ・マリア (ブルグミュラー)・SAY YOU LOVE ME (パティ・オースティン)・曲目不明(ガーシュイン)・カノン(パッヘルベル)・CRY BABY (ジャニス・ジョップリン)・YOU ARE SO BEAUTIFUL(ジョー・コッカー)・Dancing In The Moonlight (BAHAMEN)・メリークリスマスミスターロレンス(坂本龍一)・主よ人の望みの喜びよ(バッハ)・ピアノソナタ「月光」 (ベートーヴェン) ※作者は読み手のお好きな月光を・・・と注釈有り・ラ・カンパネラ (リスト)・ボレロ (ラヴェル)・あなたが欲しい (サティ)・楽しみを希う心 (映画ピアノレッスンより)・セクシャル・ヒーリング (マーヴィン・ゲイ)・ポロネーズ・・・詳細不明 (ショパン)・キラキラ星 (モーツァルト)・ジェラシー (チャールズ&エディ)・カルメンより「ハバネラ」 (ビゼー)ピアノ教室が舞台ではあるものの、純粋なクラシックピアノ曲はかなり少なめ。しかし、マツモトトモさんが描くピアノ風景はとても爽やかで心に染みとおり、あぁ、ピアノを弾きたいな、という気分にさせてくれる。作品中に登場する「パッヘルベルのカノン」は、これまで何度も耳にしてきた曲なのに、私自身はまだ実際に弾いたことがなかったりするのだ。たまにはゆったりした気分でパッヘルベルのカノンあたりを弾いてみたい、そう思いながら本を閉じたのであった。さぁ、今日も少しはピアノに向かおう!!----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例本練習)【左手負傷中により大幅に練習量削減中】すべて右手のみで練習●ハノン #01-20,#39#01-20,(各指の独立訓練)、右手のみで指慣らし。#39全長短調の4オクターブ音階を1回ずつ弾く(リピート有り)テンポ120●ブラームス51練習 #09ab,#07,#08ab#09ab:各指を広げる運動、1回#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動、2回往復。#08ab:aの運動で指を慣らし、bでアルペジオの練習。aからbへと続けて弾くこと2回●クラーマー=ビューロー60練習 #09,#10#08:お休み(左手の状態が回復次第再開)#09:通して数回。#10:テンポ四分音符120/125/130にて左手パート録音と共に合わせる。現在のところ、テンポ130が限界か。あぁ、本物の左手と合わせたい。●シューマン 「クライスレリアーナ」#01,#05,#07第1曲:テンポ86で確実に弾けるべく練習。緊張感が切れるとすぐにミスしがち。もっと強弱をつけて。主題部と中間部の差をもっと考えて弾くのだ。第5曲:まだ後半部で苦手箇所あり。しっかりと進行を頭にたたきこんで。第7曲:中間部右手がコロコロと動く部分、現在はややねばっこくなっているのでもっと1音をはっきりくっきり弾いて。●バッハシンフォニア #01~#05#01,#03:(上声/一部中声)通し練習。ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#02:(上声/一部中声)通し練習。#04:(上声/一部中声)通し練習。#05:本日から右手譜読み開始。この曲は全体にわたって装飾符がポイントの曲。まずはその装飾符を美しく曲中に盛り込めることを考慮して弾くこと。まぁ#05はいわゆる右手中心な進行なので現在の状態には丁度良いかも。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミス1回コース・復習)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #04,#07----------------------------------------------------本日の試し弾き(あくまで体験弾き)●なし
Mar 10, 2005
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左腕を負傷してから1週間が経過したというのに、一向に治る気配がみられない。しかも、ピアノの練習においても左手は全く使っていないというのに、痛みは左腕から肩の方まで広がり、ついには手首にも痛みが走るようになってきた。さすがにこれはまずいぞ、と慌てて病院に走る。朝10時過ぎに市内の総合病院に到着。受付を済ませ、待合室へ。これからが長い待ち時間の始まりだ。待合室には多くの患者であふれ、ぼんやりと待つ者、本を読んだりゲーム機で遊ぶ者、居眠りをする者など、それぞれである。私は割とぼんやりと待っていることが多かったのだが、今日は違う。おもむろに鞄から取り出したのは1冊の楽譜。鍵盤はなくとも、譜読みは出来ると信じ、この長い待ち時間を譜読みして過ごすことにしたのだ。ピアノと過ごしていた学生時代は、譜面を見るだけで頭のなかにその音が鳴っていたものだが、社会人になって音楽から離れた数十年間、いつの間にか楽譜をみても頭のなかで音楽を繰り広げる事が出来なくなっていた。しかし、再びピアノを弾くようになって、ようやく昔の感覚をほんの少し取り戻したか、譜面を見るだけでもその音が頭に鳴り響く。これならば、あくまでも擬似的にではあるものの、譜読みが出来るのではないか。思えば、左手が使えなくなってからは、ピアノに向かうことも少しずつ辛くなりかけていた。それでもそんな思いを消すがごとく、右手のみでせっせと弾く日々。人はそれを真面目過ぎるというが、多分、ひとたび練習から離れてしまえば、またピアノから離れてしまうのではないか、そんな恐れがあったのも事実。だから、あえてピアノに触れるようにしている。一度ピアノから離れ、再び戻った時に感じるあの辛さはもう経験したくないから。弾けていたはずの曲がまた弾けない、そんな思いはもういやだ。そうして、シューマンのクライスレリアーナ第7曲の譜面を何度も何度も目でおいながら、ひたすら頭のなかで弾き続ける。右手、左手、両手で、と一体何回繰り返しただろうか。しかし、やはりこの譜読みは疲れる。鍵盤で実際に弾く譜読みが、いかに楽であるかを思い知る。そのうえ、はっと時計をみれば12時過ぎ。さすがにこの譜読みに飽きていた私は、待合室のテレビを観ながら、まだまだ待つ。◆ ◆ ◆ ◆ ◆結局、診察室に入ったのは午後1時過ぎ、診断結果は「肉離れ」であった。「ピアノを弾いて、に・・・にくばなれ・・・?」、以前、足を肉離れさせてしまった経験はあるが、腕の肉離れ経験は初めてである。だいたい完治までには3週間かかるので、とにかく安静にしなさい、と飲み薬と塗り薬が処方された。1週間程度でなんとかなる、なんて思っていた私だが、実に甘かった。自宅に戻った私は遅すぎる昼食をとり、早速、薬を飲むと少しだけピアノに向かい、さきほどの譜読み効果を試してみる。って両手では弾けないので効果のほどは定かではないが、右手で弾きながら左手の音を頭の中で浮かべやすくなったような気がする。ってあくまで「気がする」の範囲に過ぎないが。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例本練習)【左手負傷中により大幅に練習量削減中】すべて右手のみで練習●ハノン #01-20#01-20,(各指の独立訓練)、右手のみで指慣らし。●クラーマー=ビューロー60練習 #09,#10#08:お休み(左手の状態が回復次第再開)#09:通して数回。#10:テンポ四分音符120/125にて左手パート録音と共に合わせる。テンポ125でも9~10小節の崩れはなくなったものの、後半が慌ただしくバタバタしたような音になっている。もっと余裕をもって。●シューマン 「クライスレリアーナ」#01,#05,#07第1曲:本日はテンポ86で確実に弾けるべく練習。しばらくはこのテンポのまま続けることになりそう。とにかくミスタッチゼロを目指せ。第5曲:後半最も盛り上がる箇所においてまだ手が止まることがあり。静寂な箇所にも生き生きとしたリズム感を漂わせたいのだが、あぁ、難しい。第7曲:最後を除き、とにかく緊張に満ち満ちた曲。しかし今はまだテンポを上げて弾くことを考えてはだめ。進行に十分慣れ、更に左手とのコンビネーションをうまくつかんでから徐々にテンポを上げていこう(ってまだまだ先の話か)。●バッハシンフォニア #01~#04#01,#03:(上声/一部中声)通し練習。ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#02:(上声/一部中声)通し練習。#04:(上声/一部中声)通し練習。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミス1回コース・復習)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #04,#07----------------------------------------------------本日の試し弾き(あくまで体験弾き)●なし
Mar 9, 2005
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2005年2月23日に発売された「園田高弘バッハレコーディング集」は、2004年に亡くなったピアニスト園田高弘氏の追悼の意味も含まれた再版シリーズのひとつである。以前、園田高弘氏の演奏をテレビで観てから、彼が弾くバッハを是非とも聴いてみたいと思っていただけに、このCDは自分にとってもかなり楽しみであり、発売を待ち望んでいたのだ。この「バッハレコーディング集」は、全7枚組5,800円。平均律クラヴィーア曲集第1,2巻、インヴェンションとシンフォニア、イギリス組曲が収録されている。平均律とイギリス組曲については再版ということだが、インヴェンションとシンフォニアについては初CD化と記載されている。(園田氏が演奏したインヴェンションとシンフォニアは既にCDとして存在しているが、きっと録音年月が異なるのだろう)というわけで、全7枚組を一気に聴くのはちょっと大変ということで、本日はまずはインヴェンションとシンフォニア、そして平均律クラヴィーア曲集第1巻のみを聴いてみることにした。特にインヴェンションとシンフォニアは現在習得中ということもあって、かなり気になる。そして、平均律クラヴィーア曲集第1巻もつい先日グルダの演奏を聴いたばかり。耳もすっかりグルダ慣れしてしまっているので、さてさて、私は違いを感じとることが出来るだろうか。■園田高弘氏が弾くインヴェンションとシンフォニアまず、その音の分厚さにビックリ。園田氏の演奏にはまさしくスーツがよく似合うと言いたくなるほどに、きっちりとした印象をもっていたのだが、それにしてもずっしりと重みのある音を聞かせてくれる。更に特記すべき事項は、そのテンポだろうか。インヴェンション1番にしても2番にしてもかなりゆっくり目である。ところが3番になると、まるでアレグロかのごとくテンポアップし、今まで自分が抱いていた3番とはかなり異なるものであった。また、速い曲はより速く、遅い曲はより遅く弾いているのも特長だろうか。ペダルはほとんど使用せず、ちまたにある教則CDよりも教則CDっぽいとも思える。ただ、テンポが遅い曲に関しては、ゆっくり、というより、ややもたついた、という箇所も感じ取れてしまう点が残念。個人的には、園田氏には申し訳ないのだが、以前から所有しているアントルモンのほうがさらっと聴けて耳に心地よいと感じる(ただ、アントルモンはペダルを多用して、インヴェンションとシンフォニアが叙情的に仕上がっているため、勉強上においてはあまり参考にはならないのだが)。■園田高弘氏が弾く平均律クラヴィーア曲集第1巻と、インヴェンションとシンフォニアは期待とは少し異なったものの、平均律クラヴィーア曲集第1巻のほうは己の期待をはるかに超えた演奏を聴かせてくれた。ピアノの音色はとても暖かく、それでいて完璧なまでの指さばき、ゆっくりな曲においてもインヴェンションで「あれ?」と感じてしまったような違和感はなく、実に冷静沈着なのだ。先日聴いたグルダの演奏は、どことなくチェンバロを連想する凛とした軽い平均律だったのだが、園田氏の演奏はまさしく「ピアノで弾く平均律」である。もっともっとじっくり聴いて、自分が平均律を弾く際に参考にしたい、そう思わせてくれる演奏である。◆ ◆ ◆ ◆ ◆イギリス組曲は、楽譜こそ所有しているもの、実際に弾く日はまだまだ遠いであろうから、今は平均律クラヴィーア曲集第1,2巻をじっくり聴きこんでいきたいものだ。それにしてもバッハの音楽というのは、弾くにしても聴くにしても、これほど心落ち着かされるものなのか、としみじみと感じる。普段の生活のなかでの鬱陶しい事項なども、バッハが清涼剤代わりになってくれるのだ。そう言いながらも、いざ自分が弾くと、まだまだ己を癒すところまでは到達できていないのは、少々悲しい。そうして今日も片手でバッハシンフォニアを弾くのであった。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例本練習)【左手負傷中により大幅に練習量削減中】すべて右手のみで練習●ハノン #01-20,#39#01-20,(各指の独立訓練)、右手のみで指慣らし。#39全長短調の4オクターブ音階を1回ずつ弾く(リピート有り)テンポ120●ブラームス51練習 #07,#08ab#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動、2回往復。#08ab:aの運動で指を慣らし、bでアルペジオの練習。aからbへと続けて弾くこと2回●クラーマー=ビューロー60練習 #09,#10#08:お休み(左手の状態が回復次第再開)#09:通して数回。#10:テンポ四分音符120にて左手パート録音と共に合わせる。テンポを上げると9~10小節の運指に戸惑うことがあるので、要部分練習。●シューマン 「クライスレリアーナ」#01,#05,#07第1曲:テンポ80で確実に弾けるべく練習(指定テンポは100以上なので、まだまだ仕上がりにはほど遠い)。中間部もかなり慣れてきたものの、左手と合わせた時のバランスを考えると右手のみの練習に限界を感じる。第5曲:進行に慣れたとはいえ、まだ譜面にかじりついて弾かねばならない状態なので、もう少し余裕をもって弾けるように。後半は若干ミスタッチが発生気味なので気をつけて。強弱も考慮すること。第7曲:我慢できず本日から譜読み開始。途中、右→左への弾きつなぎがあるので早い段階で左手と合わせて弾きたいところだ。ゆっくりテンポでは特に難解な箇所は感じないのだが、テンポを上げていくことでかなり指に負担をきたしそうなのも心配。●バッハシンフォニア #01~#04#01,#03:(上声/一部中声)通し練習。ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#02:(上声/一部中声)通し練習。#04:(上声/一部中声)通し練習。17~19小節の運指、まだ戸惑うことがあるので、しっかり指を慣らそう。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミス1回コース・復習)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #04,#07----------------------------------------------------本日の試し弾き(あくまで体験弾き)●なし
Mar 8, 2005
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留守番電話に「ご注文の品が届いています。都合のよろしい時にどうぞご来店ください」なる楽器店のメッセージが入っていた。ご注文の品・・・というのは、園田高弘の「バッハレコーディング集」のことである。「ポイントもたんまり貯まっていることだし、今日は懐が痛まないな」なんて、にんまりしながらいざ楽器店へ足を運ぶ。ついでといっては何だが、他のCDも見てまわろうとクラシックコーナーをぐるり一周していると、シューマンコーナーで足がとまる。そして小声でつい「あっ」と叫んでしまった。アルゲリッチとシフのクライスレリアーナCDを購入してからも数回、このCDコーナーの前にやってきては眺める日々だったのだが、今日来てみると、もともとのお目当てであったホロヴィッツとポリーニ演奏のCDが並んでいるではないか。な、何故・・・「ま、まさか、楽器店の人がひそかにこの日記を読んで入荷してくれたのではないか」と、まぁ素っ頓狂な考えまでが頭に浮かんでくる始末である。(確かに以前の日記に「ポリーニとホロヴィッツのCDが店頭にない」とぼやいてしまったが) 更にアシュケナージや他の演奏家のクライスレリアーナまで並び、「あれ?以前はこんなにクライスレリアーナは並んでいなかったのに。楽器店的にもブームなのか?」と思わず苦笑。結局、ポリーニとホロヴィッツ版を手にとりながら、着実にクライスレリアーナ・マニア化への道を歩いている自分に気づいたのであった。こうしてせっせと貯めたポイントはあっという間に消え去ってしまった。本日買った園田高弘のバッハについては明日ゆっくり聴くとして、まずはポリーニとホロヴィッツの各演奏を聴いてみることにする。■マウリツィオ・ポリーニが弾くクライスレリアーナ第1曲ポリーニが演奏するクライスレリアーナは「初版」とわざわざ注釈がある。確かに初版と改訂版では随所に異なる箇所があり、ライナーノーツにもその旨記載されているものの、第1曲については特に記載がない。しかしながら、いざ聴いてみれば、主題のリピートが無い(私が持つ譜面にも、「古い版には繰り返しが無い」と注釈がある)のは明らか。だから、あれよあれよという間に曲が終わってしまう。さてかんじんの演奏のほうだが、やはり技巧派ポリーニならではの、華のある、それでいて冷静な演奏を聴かせてくれる。アクセントもしつこくなく、割とこざっぱりとした印象を受け、更に中間部の左手アクセントもほとんど効かせていないのではないか、というくらいにサラッと流している。■ウラディミール・ホロヴィッツが弾くクライスレリアーナ第1曲4人のピアニストが弾くクライスレリアーナを聴いたなかで、もっとも驚かされたのがこのホロヴィッツ演奏のクライスレリアーナである。多くの演奏家が冒頭の主題からペダルを多用するなかで、このホロヴィッツはまさしく楽譜に忠実にまでにペダルを使用せず、バスのややまったり目のスタッカートが非常に印象的である(後半はややペダルを使用しているが、それでもあくまでもポイント的に使っているだけだ)。ただ、曲中の各区切りで1呼吸おいたりもして、思わず「えっ」とビックリすることも。更に、たまに楽譜にない音が追加されていることもあり、これまた「あらっ」とビックリ。(楽天内にCDあり→シュ-マン:子供の情景/クライスレリア-ナ)久々にホロヴィッツの演奏を聴いたのだが、あぁ、ホロヴィッツの音はホロヴィッツにしか出せない独特の音を感じる。◆ ◆ ◆ ◆ ◆というわけで、こうして何人もの演奏を聴いていると、根っこは皆「同じ曲を弾いている」というのに、解釈の違いだけでこれほど変身してしまうものなのか、と考えると実に面白い。しかし、自分なりの解釈を見つけるって結構難しい。その解釈がどう考えても間違っていることもあるだろうし、ただただ譜面に忠実に弾いていても、どうしても表現できない「味」も存在するだろう。譜面を分析しながら、譜面にない部分をどう表現するか、ここが各人の個性につながるのだろうか、なんてあれこれ考えてみた。私も、自分なりのクライスレリアーナをみつけていきたいものだ。更に余談って、まぁいまさらな話だが、クライスレリアーナはもともとクララに捧げるための曲だったはずなのに、何時の間にやらショパンへ献呈という形になってしまったとは、それだけショパンへの敬愛の気持ちが高かったのか。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例本練習)【左手負傷中により大幅に練習量削減中】すべて右手のみで練習●ハノン #01-20,#39#01-20,(各指の独立訓練)、右手のみで指慣らし。#39全長短調の4オクターブ音階を1回ずつ弾く(リピート有り)テンポ120●ブラームス51練習 #9ab,#07,07ab,#08ab#09ab:各指を広げる運動、2回往復#07ab:3度を4-1,5-1指で弾く運動、2回往復。#08ab:aの運動で指を慣らし、bでアルペジオの練習。aからbへと続けて弾くこと2回●クラーマー=ビューロー60練習 #09,#10#08:お休み(左手の状態が回復次第再開)#09:通して数回。あぁ、いまごろ左手と合わせていれば既にノーミス1回コースへ送り込めているだろうに。#10:テンポ四分音符120/125にて左手パート録音と共に合わせる。●ショパン エチュード Op.10,25Op.10-01:テンポ四分音符130で練習。まずい、ミスタッチが増える傾向にある。Op.25-02:特に前半部を中心にしばらくノンストップ状態で続ける。こうして弾いていると、やはり右手も4指が他指より若干弱いのがわかってしまう。●シューマン 「クライスレリアーナ」#01,#05第1曲:アクセントとスラーを意識し過ぎか。音の流れが非常に悪いので、もう少しスムーズに弾いてみよう。第5曲:進行に慣れてしまったため、譜面を改めてじっくり読みながら、伸ばすべき音、切るべき音をしっかり把握する。それにしても、同進行ながら一方は休符があったり、はたまたもう一方はなかったり、そんな箇所が幾つもあるので、非常に記憶しづらい。●バッハシンフォニア #01~#04#01,#03:(上声/一部中声)通し練習。ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#02:(上声/一部中声)通し練習。#04:(上声/一部中声)通し練習。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミス1回コース・復習)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #04,#07----------------------------------------------------本日の試し弾き(あくまで体験弾き)●なし
Mar 7, 2005
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知人と電話で話しているなかで、たまたま私の左手がピアノを弾いて負傷したことが話題となった。すると知人は、「たかが趣味なのに、よくそこまでやるよね」と言い放ち、おまけに思いっきり笑われてしまった。やはり、一般的には笑われることなのだろうか。そんな知人も昔はピアノを弾いていた時期があったのだが、どうもピアノの練習というものはある種の義務感のようなものと思っているらしい。きっと、幼い頃、両親に無理矢理ピアノの前に座らされた経験だけが記憶として残っているのだろう。現在はピアノから全く離れ、ピアノ自体に興味もなくなってしまったらしい。だから、私がピアノを再開して、毎日のように弾いているという話を聞いても、「あんなこと、毎日なんて続けられない・・・」とほとんど興味も示さない。あげくの果てには「趣味は楽しくなくちゃ。趣味で疲れるのはいや」と知人が力説し出すものだから、まずい、このままでは言い合いになりそうだ、と慌てて話題を変えた小心者の私であった。あぁ、私にはピアノの練習が十分楽しいのだが・・・。確かに、なかなか思うように弾けない、おまけに手まで壊すわ、暗譜もままならずで苦労することも多いのだが、それもひっくるめて自己満足ながら段々と仕上がっていく曲を実感できるのは、このうえなく幸せではないだろうか。前にも一度言ったかもしれないが、私は「楽譜」という平面状のものが、「音」となって立体空間を描くあの瞬間がたまらなく好きなのである。そのための苦労ならば惜しまない。知人のように、趣味はあくまでも気楽にやりたい、という意見も勿論有りだろう。私だって否定はしない。しかし、苦労しながらも何かを完成させる趣味もまた良いものだ。それはピアノに限らず・・・だが。その苦労ひとつひとつも、決して無駄なことではないと思うし、自己の向上にも少しは役に立ってくれているのではないか、と勝手ながら思う(特にピアノあたりは、忍耐力もつきそうだ)。・・・と、電話で知人に語れなかったので、ここで愚痴っぽく語ってしまった。それにしても、そろそろ左手が恋しい今日このごろ。しかし、左手を動かしてみるとまだ少し傷みが走る。まだだめか・・・と深くため息をつく。あぁ、クライスレリアーナの第5曲も右手進行はそこそこ弾ける状態になってきたため、余計に早期の左手復活を願うばかりなのである。なんとか楽しみながら練習してる右手オンリー週間だが、やはり早く抜け出したい。(なんだか今日は愚痴ばかりだ)----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例本練習)【左手負傷中により大幅に練習量削減中】すべて右手のみで練習●ハノン #01-20,#39#01-20,(各指の独立訓練)、右手のみで指慣らし。#39全長短調の4オクターブ音階を1回ずつ弾く(リピート有り)テンポ120●ブラームス51練習 #9ab,#07,07ab,#08ab#09ab:各指を広げる運動、2回往復#07ab:3度を4-1,5-1指で弾く運動、2回往復。#08ab:aの運動で指を慣らし、bでアルペジオの練習。aからbへと続けて弾くこと2回●クラーマー=ビューロー60練習 #09,#10#08:お休み(左手の状態が回復次第再開)#09:通して数回。左手と合わせられないのが辛い。#10:テンポ四分音符110にて左手パート録音と共に合わせる。●ショパン エチュード Op.25Op.25-02:少しテンポを上げてみると、多少音ムラが発生するため、再びテンポを落として1音1音を確実に弾くことを心がける。左手が復帰するまでは更に右手を仕上げていこう。●シューマン 「クライスレリアーナ」#01,#05第1曲:主題部、中間部を分けて部分練習が続く。主題部の進行にはかなり指が慣れたものの、主題後半がどうしても乱暴気味になってしまう。第5曲:曲全体にわたり、進行に慣れてきたが、左手と合わせるとまだまだ苦労しそうだ。●バッハシンフォニア #01~#04#01,#03:(上声/一部中声)通し練習。ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#02:(上声/一部中声)通し練習。#04:(上声/一部中声)通し練習。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミス1回コース・復習)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #04,#07----------------------------------------------------本日の試し弾き(あくまで体験弾き)●なし
Mar 6, 2005
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土曜日は所用で実家に帰ったため、その日のピアノの練習は全く出来なかったので、夜中にフリードリヒ・グルダが弾くバッハ平均律クラヴィーア曲集第1巻のCDを聴きながら、とりあえず自分が弾いた気分になってみた。(これこれ、なんておこがましいことを言っているのか。)シンフォニアが思うように進まず、更に左手負傷中で更に遅れるばかりだが、時々平均律集を聴いては「早く弾きたい」度を増して、明日の練習をより活性化させようと思っているのだ。というわけで、今日は、あくまでも独断と偏見で、気分別に平均律の各曲を分別してみた。■平均律クラヴィーア曲集第1巻 独断・偏見だらけの×××な気分の曲たち1.穏やかな気分になる #01(ハ長調)2.静かに弾きたい #08(変ホ短調),#22(変ロ短調),#24(ロ短調)3.無心に弾きたい #02(ハ短調),#06(ニ短調),#11(ヘ長調),#14(嬰ヘ短調),#19(イ長調)4.弾いて明るくなれる #03(嬰ハ長調),#05(ニ長調),#15(ト長調),#21(変ロ長調)いずれも前奏曲をメインに分別したので、当然ながらフーガはまた違った印象な曲もあるのだが、私的には、前奏曲+フーガで1曲と考えてしまうのでご了承頂きたい。なかでも優先的に弾きたい曲たちが、ちょうど「無心に弾きたい」「弾いて明るくなれる」気分な曲に偏っているような気がする。いっそ、シンフォニアと同時進行で平均律も練習してしまおうか、そんな誘惑にどこまで耐えられるのか、私よ。(これ以上、練習量を増やすと自滅しそうなので、耐えるしかないのだ)平均律曲集も、人によって好みも千差万別だと思う。みなさんのお気に入りの1曲はどれだろうか?◆ ◆ ◆ ◆ ◆今回聴いているフリードリヒ・グルダといえば、私が所有する平均律の演奏を聴く限りはかなり正統派な演奏にも感じるのだが、実はかなり自由性を求めたピアニストだったとか。先日、NHK教育テレビの芸術劇場にてグルダの特集を放映していたのだが、彼が舞台で演奏するその姿は、毛糸の帽子にウールのセーターという実にカジュアルな服装なのだ。彼が作曲した曲も、クラシック的な要素にジャズやポップス色をたっぷり盛り込んだものが多く、その自由な発想に驚かされた。モーツァルトをこよなく愛したグルダのメモリアルコンサートでは、弟子であったマルタ・アルゲリッチと、グルダのふたりの息子たち(いずれもピアニスト)が3人が共演し、3台のピアノのための協奏曲(モーツァルト作曲)などを演奏、しばし耳を傾けながら穏やかな時間を過ごすことが出来た。◆ ◆ ◆ ◆ ◆実家に帰った際、いつもはすぐにピアノに向かう私が、いつまで経っても弾こうとしないので、母が一言ぽつりと言う。「あら、もうピアノの練習はやめちゃったの?」と。熱しやすく冷めやすい私の性格をよく知っているから、飛び出した一言であろう。しかたがなく私は湿布だらけの左腕を見せて、「まぁこんな状態な訳で、現在は両手で弾けないの」と苦笑い。確かに熱しやすく冷めやすい性格ではあるが、ピアノを再開してからもうすぐ半年、まだまだピアノ熱は上昇する一方だったりする。あぁ、このままどこまで上がっていくのか。
Mar 5, 2005
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3月4日、朝起きたら外は一面雪景色。しかも、吹雪いているではないか。東京での3月における積雪は実に7年ぶりというが、3月といえばもう春なのに、どうみてもこれは冬まっただ中な風景である。(写真は、和室からみえる雪の庭。下に写っているのは電子ピアノの横で活躍の場を待っている懐かしきYAMAHA DX-7II)こんなに寒いと左手負傷の治りも遅くなってしまうのではなかろうかと心配しながらも、今日もピアノに向かい、右手のみの練習を始めた。たまに左手が鍵盤の上へとひょっこりと顔を出したくなる衝動にかられるが、そのたびに「治りが遅くなるぞ、いつまで経っても治らないままだぞ」とどこからか心の声がきこえ、急いで左手をひっこめる。そして、クラーマー=ビューローの10番をせっせせっせと弾きながら、ふと頭をよぎるのは次のようなことであった。「左手パートを右手で練習し、それを録音して右手と合わせたら、楽しいかな」早速、左手パートの練習にとりかかる。普段、ほとんど弾く機会がないといって良いであろう、右手における左手パート練習は、実に新鮮である。以前、楽天広場仲間のころころ。。。さんが「右手は左手の良いお手本」と語っていたのだが、まさしくそのとおり、右手で完璧な左手パートを弾いて、いずれ左手のお手本となるであろう状態にしてあげたい。しかし現実はそうはいかず、どうもいまひとつ納得いく左手パートが奏でられない。まぁ今日のところはこんなものか、とそのまま電子ピアノで録音開始。2トラック(2曲分)録音可能なのだが、そのうちの1トラックが壊れているので、結局1曲しか録音が出来ないのは寂しいが、そうも言っていられない。そして、いざ再生開始。左手パートに合わせていざ右手で本来の右手部分を弾いてみる。「た、楽しい・・・」それはまるでひとりアンサンブル気分である。普段、なにげなく両手で弾いてしまう曲をこうして右手のみに集中、更にまるで誰かと合わせて弾いているような気分を味わえるのは久々である。そして、電子ピアノのメトロノームのテンポをアップすれば、録音された曲も必然的にアップするため、そこそこ弾けてきた右手にも、わざわざ録音しなおすことなく追従できるのが嬉しい。こんなときは、電子ピアノもすてたもんじゃない、と思うのである。こんなことならば、練習中の曲すべてにおいて左手パートを右手で練習し、ひとりアンサンブルを楽しむのも良いかもしれない・・・と思ったものの、結局はクラーマーだけで満足してしまった私は、あとはぽつぽつと右手のみの練習をしてその日の練習を終えたのであった。どちらか一方の手の調子が悪い時は、無理して両手で弾かず、こんなお遊び的な練習をしてみるのも楽しい、というひとつの例ということで、まぁ読み流して頂ければ幸いである。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例本練習)【左手負傷中により大幅に練習量削減中】すべて右手のみで練習●ハノン #01-20,#39#01-20,(各指の独立訓練)、右手のみで指慣らし。#39全長短調の4オクターブ音階を1回ずつ弾く(リピート有り)テンポ120●ブラームス51練習 #9ab,#07,07ab,#08ab#09ab:各指を広げる運動、2回往復#07ab:3度を4-1,5-1指で弾く運動、2回往復。#08ab:aの運動で指を慣らし、bでアルペジオの練習。aからbへと続けて弾くこと2回●クラーマー=ビューロー60練習 #09,#10#08:お休み(左手の状態が回復次第再開)#09:やはり今日もすんなり弾けている。あぁ、左手と合わせた時がコワイ。#10:9~10小節がややもつれ気味だが、練習を重ねることで解消。更に左手パートも右手で弾いてみる(本日はこれに時間をかなりとられてしまった)。●シューマン 「クライスレリアーナ」#01,#05第1曲:中間部を右手のみで弾くのは予想以上に難しい(右→左へとアルペジオ的な動きなので)。主題もテンポを落として丁寧に練習。第5曲:昨日よりもかなり曲調がつかめてきた感じ。このまま右手のみでも完璧に仕上げておきたいと意気込むが、後半部はまだすんなりと指が進行にのれていない。●バッハシンフォニア #01~#04#01,#03:(上声/一部中声)通し練習。ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#02:(上声/一部中声)通し練習。上声の旋律の流れによく耳を傾けながら丁寧に弾いてみる。#04:(上声/一部中声)通し練習。こちらも#02同様、上声の旋律の流れによく耳を傾けながら丁寧に弾く。これを期にとにかく上声の流れをしっかり頭にたたきこむこと。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミス1回コース・復習)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #04,#07----------------------------------------------------本日の試し弾き(あくまで体験弾き)●バッハ=ブラームス「左手のためのシャコンヌ」お遊び感覚で弾くとはいえ、やはり1曲通して弾くのはかなりしんどい。
Mar 4, 2005
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左手を負傷して2日目、今後の事を考えてここは絶対安静が一番だと、まず1週間程度は右手のみでピアノ練習にのぞむことにした。意志の弱い私がどれだけ我慢していられるか、いささか心配ではあるが、痛みを感じてから割と早めに対処したので、完治にそれほど時間は要さないだろう・・・・と思いたい(あくまでも希望的憶測である)。それにしても片手のみの練習というのは、なんとも味気ないもの、と思いきや、いざ弾いてみるとかなり熱中したりする。しかも、普段、気づかないことに気づいたりで、新たな発見もあり、逆にとんでもないミスまで発覚した。今日はそんな珍練習を紹介しよう。■暗譜できているはずの曲が片手のみでは弾けない?普段、ショパンエチュードOp.10-1はなんとか暗譜で弾いている。だから、当然右手のみでも、暗譜で弾けるものと思っていた。ところが、いざ弾き始めてみると、左手のオクターブから始まる1拍目が無いと、それこそ拍子抜けである。更に、「あれ、あれあれ?」、数小節進んだところで、ふっと次の小節を忘れてしまう始末。つまり、完璧には暗譜できていなかったことがここで証明されてしまったのだ。普段、左手と共に両手で弾いているばかりなので、どうやら両手セットで記憶されてしまったらしい。そのかたわれがいないと、普段の記憶と異なる、と脳が判断するのか、「いつもと違うぞ、左手はどうしたのだ?」とでも言いたげに、記憶のだしおしみをしてくるのだ。まるでいつもいるはずの家族が長旅にでも出てしまい、調子が出ない気分のようか。ショックにうちひしがれながら譜面をめくるしかなかったのであった。■嬉しい誤算も?そしてしぶしぶ譜面を見ながら弾き始めたエチュードOp.10-1であるが、65小節にさしかかった時、「あれ?」と手が止まる。いつも弾いていた音が、実は間違っていたことに、「今更」気がついたのである。具体的にいえば、G#で弾くはずの音をAで弾いていたという、なんとも間抜けな記憶間違いだったのである。もし、譜面を再びみることなく、ずっと暗譜で弾いていたら、この間違いには一生気がつかなかったかもしれない。ということは、これは怪我の功名ではないか。■左手のための曲を右手で弾いてみる両手用の曲を片手で弾くというのは、やはり少し寂しい気持ちもあるので、以前購入したブラームスの曲集のなかからバッハ=ブラームスの「左手のためのシャコンヌ」を右手のみで弾いてみることにした。以前の日記でも紹介しているので、ご存じの人も多いと思うが、この曲は左手のみで構成されているのだ。こういう時にこそ弾くにふさわしいではないか。ところがところが、当然左手よりも簡単に弾けるものと思っていたものの、いざ弾いてみると、かなり厄介である。特に広い音域のアルペジオが多いため、普段弾く体勢のまま、右手で低い音域を弾くのは難儀である。「よっこらしょ」と鍵盤の低い音域側に椅子を移動し、更に続ける。それでもやはり難しさは変わりない。しかも、この曲は長いため、弾き終える頃にはすっかり疲れ切っていた。そしてこう思ったのであった。「この曲、左手で弾いたほうが楽なような気がする・・・」と。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例本練習)【左手負傷中により大幅に練習量削減中】すべて右手のみで練習●ハノン #01-20,#39#01-20,(各指の独立訓練)、右手のみで指慣らし。#39全長短調の4オクターブ音階を1回ずつ弾く(リピート有り)テンポ120●ブラームス51練習 #9ab,#07,07ab,#08ab#09ab:各指を広げる運動、2回往復#07ab:3度を4-1,5-1指で弾く運動、2回往復。#08ab:aの運動で指を慣らし、bでアルペジオの練習。aからbへと続けて弾くこと2回●クラーマー=ビューロー60練習 #09,#10#08:お休み(左手の状態が回復次第再開)#09:右手のみで弾くとつまずく箇所が無い、ということは左手がネックだったのか。#10:譜読み開始。右手のみで譜読みをする限りはクラーマーにしてはかなり素直な進行な曲であるが、これに左手を加えたら難解になるのだろうか等と想像してみる。●ショパン エチュード Op.10,25Op.10-01:テンポ四分音符130で練習。この曲を右手のみで弾くのは実は大変だったりする。というのも1拍目が左手で始まるからだ。Op.25-02:昨日、つまずく箇所(8小節、12小節、15小節以下同様のパターン箇所、及び64小節)が判明したものの、今日改めて右手のみで弾いてみると、何故かつまずかない。つまり左手と合わせることで何らかのバランスが崩れているのか。しかし、今日は1音1音のつぶを気にしながらひたすらくり返す。●シューマン 「クライスレリアーナ」#01,#05第1曲:曲に慣れてくるとテンポを意識するあまり主題部が乱暴になりがち。もっともっと丁寧に。第5曲:まだまだ楽譜にかじりつく状態だが、曲の雰囲気に慣れてきた。主題の静寂なリズムがまだつかみきれていないが、指運びがスムーズにいくことを優先に。●バッハシンフォニア #01~#04#01,#03:(上声/一部中声)通し練習。ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#02:(上声/一部中声)通し練習。30小節の上声トリル弾きながら中声を弾く部分は、3-5指で弾くことに決める。#04:(上声/一部中声)通し練習。後で左手を加えた時にスムーズに弾けることを期待しながら、右手のみで確実に弾けるように繰り返す。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミス1回コース・復習)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #01~#07----------------------------------------------------本日の試し弾き(あくまで体験弾き)●バッハ=ブラームス「左手のためのシャコンヌ」この曲は左手のためのものであるが、それをあえて右手のみで弾いてみる。
Mar 3, 2005
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私がせっせとPCに向かっている横で、二足歩行ロボット製作にいそしんでいた相方であるが、組立自体はあれよあれよという間に終わったものの、電池が充電されていなかったり、仕事で毎日帰りが遅く、時間的に限られているせいか、なかなかロボットが立つところまではいかなかった。そんななか、3月3日ようやく・・・「おぉ、ロボットが立った」拍手喝采、パチパチパチ。「じゃぁ、次は歩いてみよう」と、相方がPCを操作しながらロボットに歩く動作を指示する。すると、ロボットはよたよたと歩き出した。・・・が、どうにもまっすぐ歩かない。それどころか、支えてあげないとすぐにパタリと倒れてしまう。やはり一筋縄ではいかないようだ。次は片足で立ってみよう、と再びPCをパタパタと操作しながらなにやら指示すると、ロボットが少しずつ足を上げる。「おぉ、足あげてる。」(そのままだ)拍手喝采、パチパチパチ再び。しかし、この組立キットだけで出来ることは限られており、現状では前後にしか動かないのである。旋回などの動作をさせるためには、部品やら基盤を追加しないといけないらしい。ロボットにはまだ名前もつけられておらず、名無しの権兵衛。「おーい、五郎」「三郎が寝てるよ」「ガッチャンと遊ぼう」・・・って、ロボットを呼ぶたびに異なった名前を呼ぶのは、そろそろやめたいものだ。
Mar 3, 2005
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左腕に痛みを生じてから1日が経過した。マッサージをしてみたり、湿布をはってみたり、いつもよりゆっくりお風呂にはいって腕をいたわってみたり、睡眠をたっぷりとってみたり。それでも完治までは少々時間がかかりそうだ。いっそのこと、本日のピアノの練習はお休みにしようかとも思ったのだが、習慣とは恐ろしいもので、気がつけばピアノの椅子にちょこんと座っている自分がいる。「うーむ、左手はほとんど使えないといって良いし、こんな時はどうすれば良いのだろう?」としばし考える。左腕に力をかけないよう、全身を集中させながら試しにハノンを弾いてみたところ、「うむ、痛くない!」。しかし、やはり無理はいけない。スケールやアルペジオ、更にはブラームスの指酷使練習には手をつけず、そのままクラーマー=ビューローへ。しかし、たまたま練習しているクラーマーも左手酷使曲。他の曲をさしおいて、意地をかけて左手酷使の#08に取り組んでいたため、いざこの曲を練習できないとなると、ぽっかりと心に穴があいたようである。と同時に、普段いかに左手を酷使していたか、反省。指を動かすことばかりに集中するのではなく、きちんと指の形・腕に余分な力が入らないこと、これらを考慮して弾かねばならなかったのだ。結局、左手に負担が少ない曲を軽く練習し、いざショパンへ。ショパンのエチュードもしばらくはOp.10-12(革命)はお休み。しかし、Op.10-1ならば、左手はオクターブのみ。とことん右手集中の練習曲ゆえ、こちらに重点をおいてみる。が、今度は右手を壊しては元も子もないため、長時間はやめておこう。同様にOp.25-2もこれまた右手中心。ここのところ、ほとんど弾いていなかったOp.25-2だが、これを期に弾くのも悪くない。更にシューマン「クライスレリアーナ」第1曲もこれまた右手中心な曲。左手はオクターブやら和音で、右手の忙しさとはうらはらに呑気なものだ。いやはや、こんな事態を予想していたかのごとく、あらかじめ右手中心ながらお気に入りの1曲が見つけられていて、本当に良かったと思う。ここでふと考えた。片手がこのように負傷している間、ピアノ弾きのみなさんはどのように練習しているのだろうか?と。以前の日記でも書いたが、左手のための曲はかなり多く存在している。右手を負傷したクララ・シューマンのために、ブラームスがバッハのシャコンヌを編曲してあげた、という話も有名だし、病で右手が動かなくなってしまった舘野泉氏のためにノルドグレンが曲を献呈したという話もある。そういった片手で弾ける曲を練習するのも良いのだろうが、いかんせん私が負傷したのは左手。したがって左手のための曲は弾けない(当然だ)。右手のための曲もあると以前教えてもらったものの、地元の楽器店には譜面がなく、わざわざ遠方まで出かけていく元気が、今の私にはない。結局は、今、所有する楽譜のなかからとことん右手中心の曲を練習して、左手の回復を待つしかないか。しかしながら、左手はほとんど動かさず、右手中心な曲って何があるだろう?いざ考えてみるとなかなか浮かんでこないものだ。今、私の頭に浮かぶのは上記のエチュードOp.10-1とクライスレリアーナの第1曲程度、という乏しい脳内ライブラリである。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例本練習)【左手負傷中により大幅に練習量削減中】●ハノン #01-20#01-20,(各指の独立訓練)、左手の調子をみながら指慣らし。(当面、ハーモニックスケールとブラームスはお休み)●クラーマー=ビューロー60練習 #09#08:お休み(左手の状態が回復次第再開)#09:まとめ段階。基本的には弾けているはずなのだが、通して弾くと必ず何処かで凡ミスをすることがあり、悔しい。●ショパン エチュード Op.10,25Op.10-01:テンポ四分音符130/135で通し練習繰り返し。Op.25-02:中間部までなんとか記憶を取り戻し、譜めくりは必要なくなったが(つまり、後半はまだ覚えきれていないのだ)、つまずく箇所が明確になってきた(8小節、12小節、15小節以下同様のパターン箇所、及び64小節)。どうも下り進行が苦手とみた。一時期は無難に弾けていただけに、練習不足を実感する。要部分練習。●シューマン 「クライスレリアーナ」第1曲主題リピート後のブロックにて、スラーを意識して弾くとつまずく点はまだ変わらず。中間部も音ミスはかなり減ってきたものの、やはりリズムが不安定になりぎみ。自分にとってのネックなのはこの中間部かもしれない。●バッハシンフォニア #01~#04#01:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#02:25小節目は数回に1回程度つまずくところまで慣れてきたが、確実に弾けるまでは部分練習も続けること。30小節の上声トリル弾きながら中声を弾く部分は、4-5指より3-5指のほうがより弾きやすいと感じるものの、中声の運指を考えると4-5指のままでいくか悩むままである。#03:明日からノーミス1回組へ#04:練習再開。一時期取りかかっていたもののすっかり指が忘れてしまっていたため、1からやり直し。まずは譜面にそって正確に弾くことをこころがけて。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミス1回コース・復習)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #04,#07----------------------------------------------------本日の試し弾き(あくまで体験弾き)●シューマン 「クライスレリアーナ」第5曲一部のショパンエチュードが練習不可なことを口実に、今日も第5曲を試し練習。曲的にはさほど難易度は高くないものの、独特のリズム感を習得することと、異なる曲調の切り替えが自然にできることが必要そうだ。
Mar 2, 2005
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といっても私ではなく、家族が・・・である。最近、我が家族は毎週日曜日の夜に放映されるワールドレコーズ(日本テレビ)が大のお気に入り。といっても、二足歩行のロボットバトルのコーナーのみである。あれを見ては「ロボットを作りたいなぁ」とやたら熱く語られ、そんなことが何週間続いたやら。しかし、テレビを見ながらただ他人のロボットばかりうらやましがっている姿をみるのはしのびない。ここは第一段階として、ロボットの製作キットを買おうということになった。と簡単に言ってはみたものの、二足歩行ロボットの製作キットは12万円もするのだ。「た、高すぎる・・・」と呆然とする私。しかし、ロボットの世界ではどうやら12万程度は、いわゆる はした金らしい。テレビに出演するような強者たちは、一体ロボットに幾らのお金をかけているのだろうか。個人的には、技術的な向上が見こまれる趣味は大歓迎なので、ここは折角やる気になっている家族の気持ちを思い、ひそかにオーディオスピーカを買おうと貯めていた貯金をおろし、買ってしまったのであった。あぁ、居間のスピーカは今も壊れたまま・・・、未来もこのまま壊れたままなのか。近藤科学製品小型二足歩行ロボット 組立キットKHR-1というわけで、2月末に届いたロボット製作キットを早速組立開始(私はただ見ているだけである)。しかし、ロボットの動力源であるバッテリーは12時間ほど充電しないと使えないということに気づき、部品を組立ながら充電するだけで本日の作業は終わってしまったのであった。あぁ、ロボットが立つのは何時??
Mar 1, 2005
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ショパンのエチュードOp.10-12、つまり「革命のエチュード」で悲鳴シリーズ第二弾、ってあまりシリーズ化したくない内容であるが、今回もあまり歓迎したくない事態に遭遇する羽目となってしまった。ここのところ、クラーマー=ビューロー練習曲#08で左手を酷使し、更に続けてショパンエチュードOp.10-12でまたしても左手を酷使、しかも特にクラーマーはかなり長い時間かけて練習していたうえに無理な弾き方がたたったのか、左手の疲労度が蓄積していく一方であった。そして本日、「革命」を練習すべく、いつものようにダダダダダーっと左手が鍵盤を駆け下りていき、手がある角度を向けた際、「い、痛っ!」左腕内側の筋にズキッとした痛みを生じる。いやはや、先日は左膝、そして本日は左腕、先日悲鳴をあげた鍵盤も左側(ってこれはあまり関係ないか)、どうも私は左半身が呪われているのだろうか。ちなみに視力も左の方が悪かったりするし、肩こりも左側専門である。それにしても、ようやく左膝の痛みがとれてきたとひと安心していたら、今度は左腕にのり移ったのか。しかも、今回は明らかに私が悪い。左手の3-4-5指を鍛えようと躍起になっており、逆に手にダメージを与えるような弾き方を続けてしまっていたのだろう。世の中には腱鞘炎をまるで勲章のように語る(それだけ練習したと言い張るのだ)輩がいるが、こんなもの、勲章でもなんでもない。だいたい間違った弾き方をしているから、手を痛めてしまうのだ。結局、このまま左手を酷使してはまずい、と慌てて傷みを生じる箇所に、以前病院で貰った湿布を貼ると、気を取り直して右手中心の練習曲を選んで練習をするしかなかったのであった。幸い、ショパンのエチュードの他に左手を酷使する曲はなかったため、それ以降、腕の痛みを感じぬまま練習が出来、ほっと安心。逆に左腕になるべく力をかけないように練習できて、それはそれで学べるものもあったような、なかったようなところである。普段練習している曲のなかには、右手をかなり酷使する曲(例えば、エチュードOp.10-1など)もあるのに、その時は多少手がだるくなることはあっても決して後には引かない。つまり、右手はそれなりに脱力等が出来ているのに対し、左手はピアノを弾く基本姿勢がなってなかったのだろう。実はピアノを再開してほどなく、左手は軽度の腱鞘炎を経験している。その際に、弾き方が悪いということを学習したはずなのに、あぁ、私の脳は学習機能オフ状態なのか。まぁその時とは傷む箇所が異なるのだが、腕が痛いなんていうこと自体、腕に力が入っている証拠ではないか。ここのところ、お恥ずかしい内容ばかり日記に書いて、我ながら情けない。明日になったら緩和していることを祈って、今日は湿布三昧で休むことにしよう。って、ただの筋肉痛だったりすることを願うばかりだが。どうしても治らない場合、以前行った病院にまた行く羽目となるのだが、以前も結局は湿布を貰っただけで終わってしまったため、やはり安静第一にするしかないのか。自宅で出来るマッサージ法などはないのだろうか。とりあえず、状態によってはしばらくはエチュードOp.10-12は封印するしかなさそうだ。まさしく自己嫌悪である。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例本練習)●ハノン #01-20,#39,#41,#44#01-20,(各指の独立訓練)、まずは指慣らし。#39全長短調の4オクターブ音階を1回ずつ弾く(リピート有り)テンポ120#41全長短調アルペジオ、テンポ108#44同音連打 左手が確実に弾けるテンポに落として練習。両手→左手のみを繰り返す。同音を3-2-1指で弾くパターンの繰り返しだが、2-1指の音がくっつき気味になってしまう。●ハーモニックスケールハ長調,ト長調,ヘ長調,ニ長調,変ロ長調,イ長調3,6度並進行/反進行:3オクターブ(調によっては2オクターブ)。●ブラームス51練習 #9ab,#07,07ab,#08ab#09ab:各指を広げる運動、2回往復#07ab:3度を4-1,5-1指で弾く運動、2回往復。#08ab:aの運動で指を慣らし、bでアルペジオの練習。aからbへと続けて弾くこと2回●クラーマー=ビューロー60練習 #08,#09#08:通し練習後、17小節~24小節左手のみ部分練習。#09:まとめ段階。●ショパン エチュード Op.10,25Op.10-01:テンポ四分音符130/135で通し練習繰り返し。Op.10-12:あぁ、だいぶ弾けるようになってきたのだが、左手負傷につき、しばらくはこの曲は封印か。それとも明日の手の状態次第か。Op.25-02:中間部手前まではほぼ暗譜していたはずなのに、数カ所忘れ去っているところがある。以前よりだいぶ感情面が豊かになったような気もするような?●シューマン 「クライスレリアーナ」第1曲主題リピート後のブロックにて、スラーを意識して弾くとつまずき気味。全く意識していなかった頃はすんなり弾けていたのに、残念。もう少しじっくり練習しよう。中間部はだいぶ慣れてきた。7,8小節の音ミスもほぼなくなった。●バッハシンフォニア #01~#03#01:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#02:25小節目、まだ若干怪しい。30小節の上声トリル弾きながら中声を弾く部分、今まで3-4指でトリルを弾いていたのだが、譜面指定の4-5指で弾き直してみる。数回練習してなんとか4-5指でもいけると判断する。#03:昨日は仕上がり度が後退していると思ったものの、今日改めて弾いてみると明らかに後退という訳ではなかった。もう少し各声が綺麗に流れるよう、練習しよう。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミス1回コース・復習)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #04,#07----------------------------------------------------本日の試し弾き(あくまで体験弾き)●シューマン 「クライスレリアーナ」第5曲第1曲に引き続き、第5曲もためしに弾いてみることに。うむ、この曲も続けて弾きたい・・・
Mar 1, 2005
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