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5月31日、NHK教育テレビ「スーパーピアノレッスン」の日がやってきた。本日で、モーツァルト「幻想曲」ハ短調 K.475も第3週目、つまり本曲の仕上げの回である。しかも、本日はテキスト58~59ページといったたった2ページのみのレッスンだ。「これはどう考えても放映時間が余りそうだけど、どうするのだろう?アントルモン先生が全曲通して弾いてくれるのかな」とあれこれ考えているうちに、その答えはすぐに分かった。つまり、最終2ページのレッスン後、幻想曲全体にわたっての復習と称し、この曲を演奏するにあたってのワンポイントを掲示しながらレッスン風景のダイジェストが放映されたのであった。うむ、これは今までのレッスン曲たちには無かった新たな試みである。というわけで、とりあえずテキスト58~59ページ「Tempo primo」部分のレッスンに入ることにしよう。レッスンの開始に、アントルモン氏はこの曲について「たぐいまれな名曲」と讃えている。私もこの曲を実際にに練習してみて、技術以上に全体にわたる表現面でかなり苦労させられており、ひとつ間違えれば聴き手に退屈感を与えてしまいそうではないか、と大いなる課題をかかえたままだったりする。と、まぁそれはさておき、各小節の注意点についてあげることにする。青字は先生の注意点、括弧内の黒字は私なりのコメントである。【Tempo primo】・172小節:ここはアダージョ、8拍子のごとく弾かないように。そして弦楽器奏者がひと弓で3音弾くように弾くこと。(スタカートにスラー表示がある部分。一息で3音を粒良く丁寧に弾きたいがそれが難しい)・174小節:3,4拍目もっと大きくフレージングして(という意味かどうかは定かではないが)(1音1音を独立して弾くのではなく、大きな流れのなかで弾いてという意味に解釈したのだが、自信なし。)・178~179小節:強弱はしっかりと。178小節3拍目からラレンタンド始めるのは誤り。このフレーズは最後の小節まで続いているのだ(前小節のフォルテ箇所からはっと陰影をつけるようにピアノにしたい箇所。最終小節にむけてどうしてもテンポを遅くしてしまいたい進行だが、これは大いに気をつけねばならない点だろう。)・180小節:3拍目の休符はきちんと切って(ペダルでじんわりと音をつなげたままになりそうな箇所ゆえ、ここはピシッと切ろう)・181小節:ペダル無しで弾くこと(最終小節、フォルテで右手が駆け上がっていく箇所。音を濁らせず一気に上りつめよう)そしてアントルモン氏は総評として「出来るだけシンプルに演奏して欲しい。全てから音楽の中に書かれているのだから、集中して音楽を感じ取って。楽譜の表示にも気をつけて。そして曲全体の調和を守って欲しい」といったメッセージを生徒さんに語られた。つまり、曲の進行上、どうしても感情過多になりがち、あくまでも古典派な曲であることを忘れずに、と解釈してみた。さて、その後前回までの復習として、レッスンダイジェストが流れたので参考までに。・1~6小節:全体のバランスを考えてフレーズをつくる(アダージョの冒頭)・15~18小節:和声上の効果を高めるため、強弱を工夫する(アダージョ ト長調転調前の部分)・23~26小節:ここではブレーキをかけず、先に進む感じを出す(アダージョ ニ短調転調前の部分)・107~110小節:右手が旋律を歌うとき、左手は控えめに(アンダンティーノ 左手同音連打部分)・130~131小節:ドラマチックな表現も乱暴にならないように(ピウ・アレグロ冒頭)全体:演奏がロマン派的になりすぎないように気をつける。力まずに謙虚な気持ちで厳格に演奏する。と、こうして幻想曲 ハ短調の演奏ポイントをしっかり学んだ(つもり)だが、それを活かすも殺すも自分次第。もうしばらくは日々練習しながらコツをつかんでいきたいと思っている。とても良い曲だとは思うのだが、シンプル・・・シンプル・・・このシンプルがなかなか難しい。ちなみにこの日のモーツァルト小話は熱気球の話。当時、飛行実験がヨーロッパ各地で話題になっていたらしく、モーツァルトの手紙にも書かれていたといった話であった。「人生の1/3を旅行で占められていたモーツァルトにとって夢な乗り物だった」という結びであったが、あぁ、高所恐怖症な私には非常に縁遠い乗り物だ。そして、アントルモン氏の演奏は予想どおり全曲通して、であった。個人的には多少ペダルが多いかな、テンポの揺れが結構多いかな、等といった点が感じられたのだが、改めて幻想曲の表現の難しさを思い知ったような気がしてならない。さて、来週からはピアノソナタ ハ短調 K.457。今週まで学んできた幻想曲 ハ短調と共に出版された作品だとか。ヘンレ版の楽譜でも、幻想曲は14番a、ソナタハ短調は14番bと掲載されている。幻想曲に続き、こちらのソナタも私は練習経験ゼロなので、譜読みもドキドキ状態。・・・あぁ、、弾けるのだろうか・・・それにしても、これほど体力・精神力を使うテレビ番組も、いやはや、久しぶりである。もっと気楽に見れば良いのに、ついつい力んで見過ぎのような気がしてきた。このあたりに私の不器用な性格が表れているようである。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●新しいピアノのテクニック(上) #18~19●全調(長・短調)4オクターブスケール(両手・左手のみ)●ブラームス51練習曲 #07,#08#07:両手・左手のみ各練習。(リズム変奏含む)#08:アルペジオ練習。両手・左手のみゆっくりテンポで丁寧に。#18:4-5指トリル練習。●クラーマー=ビューロー60練習曲 #12#12:ゆっくりテンポながら進行に慣れつつあり。同音連打を丁寧に。●バッハシンフォニア #01~05#01~04:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#05:通して数回。(まとめ段階)●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」全楽章:各楽章の荒削りな部分を丁寧にさらって。第3楽章中心に練習。●モーツァルト「幻想曲」ハ短調 K.475通し練習後、まだまだピウ・アレグロ部分を中心に練習。●シューマン「クライスレリアーナ」#01#01:あいかわらずペダル踏み位置に悩むこと多々。乱暴な音になりがちな主題はとにかく丁寧に。中間部、まだまだテンポが揺れすぎ。右→左をもっと滑らかに。●シューマン 子供の情景から#01,02,03,07,08,0901知らない国ぐに:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。02珍しいお話:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。03鬼ごっこ:スタカートがまだ粗くムラがある。まだまだ弾きこみが必要だ。07トロイメライ:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。08炉ばたで:進行には十分慣れたので、表現面を要検討。09木馬の騎士:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から#04,#0504インテルメッツォ:十分に弾きこむこと。05終曲:とにかく楽譜にかじりついて弾くレベルを脱するまで頑張れ。(明確な苦手箇所がまだ出てこない)----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミスで弾ければ1回)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#11(指運動代わりにブラームス51番後に1回ずつ)●バッハインヴェンション #01~05
May 31, 2005
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週明けから憂鬱な雨。こんな日はドビュッシーの「雨の庭」かショパンの「雨だれの前奏曲」あたりで、逆に雨を楽しんでしまえば、憂鬱さも少しは解消しそうだ。といいながら、ふと、なぜか思い出してしまった1曲がある。それが「雨音はショパンの調べ」えっ?知らない?なにそれ?・・・なんて言われてしまうとちょっぴり悲しいが、実はこの曲、小林麻美が歌い、80年代にヒットした曲だったりする。もともと、オリジナル曲はガゼボの「I LIKE CHOPIN」といった海外ナンバーなのだが、日本語歌詞を松任谷由実が担当し、オリジナル曲をもしのぐヒット曲となった(らしい)。と、タイトルを紹介しておきながら、私はCDを持っていない。幸い、某声優が歌った「雨音はショパンの調べ'90」ならば所有しているので、たまに思い出した時に聴くこともあるのだが。そういえば、松任谷由実自身もこの曲をセルフカバーしているとか。一時期は、松任谷由実のCDも必死に集めていたが、最近ほとんど聴いていないっけ。あぁ、雨の日というのはどうも様々な過去が雨粒と共に降ってくるようでもある。と、これは実は本題ではなく。「雨の日」→「雨音はショパンの調べ」→「ショパン」と連想ゲームのようにキーワードが頭に浮かんだのをきっかけに、今日はショパンに耳を傾けてみようという訳で、引っ張り出してきたのが、リパッティが演奏するショパンのワルツ集。さすがに今日はショパンのエチュードな気分ではない。実はこのリパッティのワルツ集、楽天広場が縁で購入した1枚だったりする。ショパンのワルツはこれまで、人が演奏するものより、まず自分が演奏することを優先的にしていたせいもあって、ほとんどプロの演奏に耳を傾けることがなかった。ところがこれを聴いて、それまでの自分を大いに後悔する羽目に。リパッティの奏でるショパンのワルツはどれも気品に満ち満ちており、凛とした印象でいっぱい。時折見受けられる情熱さも決して情に流されるような演奏でなく、あくまでも優雅さを保っているのだ。ただ、1950年モノラル録音ということで、どうしても録音の悪さが気になってしまう感はあるのだが、そんなこもった音質がこんな雨の日には妙にピッタリ合っているから、不思議な感覚だ。私が最も好きなショパンのワルツは、第9番変イ長調Op.69-1、通称「別れのワルツ」。しかし、改めてこうしてワルツ集を聴いてみると、今まで練習していない曲のなかにもこんなにステキな曲たちがあることに、「今更」気付いてしまった。そう、自分でダラダラとさらっていた時は気付かなかったのだから、あぁ、己が情けない。シューマンが一段落したら、いや、練習で指を酷使して疲れた時など、ショパンのワルツをさらってみることで、心身共に癒されるのではないかと思いながら、しばしリパッティのワルツに耳を傾ける雨の日のひとときであった。(ただ、ショパンのワルツも速いテンポの曲においては、かなり高度な指の動きが要求されそう・・・結局またしても苦労させられたりする己の姿が目に見えるようだ)といいながら、結局今日もシューマンに占領され気味な練習だった・・・いっそ、今年はふゆのほし的シューマンイヤーにしてしまうか??----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●新しいピアノのテクニック(上) #18~19●全調(長・短調)4オクターブスケール(両手・左手のみ)●ブラームス51練習曲 #07,#08#07:左手のみ思いつくままリズム変奏。#08:アルペジオ練習。両手・左手のみゆっくりテンポで丁寧に。#18:4-5指トリル練習。●クラーマー=ビューロー60練習曲 #12#12:進行に慣れるための練習。同音連打の指使いに注意。●バッハシンフォニア #01~05#01~04:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#05:通して数回。慌てて弾かないように。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」全楽章:各楽章の荒削りな部分を丁寧にさらって。第3楽章中心に練習。●モーツァルト「幻想曲」ハ短調 K.475通し練習後、ピウ・アレグロ部分をゆっくり練習。徐々に慣れ始めてきたか。●シューマン「クライスレリアーナ」#01#01:テンポをやや落として1音を確実に弾いて。中間部はテンポが揺れすぎないように。●シューマン 子供の情景から#01,02,03,07,08,0901知らない国ぐに:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。02珍しいお話:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。03鬼ごっこ:スタカート進行が思うように弾けずどうも難航している。07トロイメライ:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。08炉ばたで:#03よりも先にある程度仕上がる予感がしたりも。徐々に抑揚をつけていって。09木馬の騎士:通して数回。(本日はウィーンの謝肉祭の道化はお休み。クライスレリアーナに時間を使いすぎてしまった)●シューマン「アラベスク」通して数回。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミスで弾ければ1回)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#11(指運動代わりにブラームス51番後に1回ずつ)●バッハインヴェンション #01~05
May 30, 2005
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昼のひととき、部屋をさっぱり掃除してからピアノに向かおうと、せっせせっせと掃除機をかけていたその時。ガチャン! ドテッ掃除機がコードを引っかけてしまったのか、ピアノの上に置いてあったヘッドフォンが勢いよく落下してしまったではないか。あぁ、なんたる不注意。ヘッドフォンといえば、常時装着してピアノの練習している私にとってはなくてはならない存在である。だというのに、床に落ちたヘッドフォンは耳に当てる部分がパッカリと開いてしまっている。まずい、プラスチック部分が割れてしまったのか、それにしても畳の上に落ちた程度で分解するものか?等と脳裏に怒りと情けなさが交錯するなか、慌てて拾い上げる。すると、左耳側のカバーが外れ小型スピーカがポロリと現れた。幸い、内部の配線は切れていないらしいが、ケースにスピーカを押し込んで蓋をしようにも何故かうまく納まってくれない。むきーっ!!どのくらいの時間、ヘッドフォンと格闘しただろうか。なかば無理矢理?元通りに・・・したような・・・していないような状態ではあるが、ピアノに接続してみたところ、とりあえずヘッドフォンは使用可能なのでほっと一安心。そそっかしい私の性格がまねいてしまった、情けない午後の時間であった。(しかし、その後ピアノの練習をしていたは良いのだが、どうもいつもと聞こえ方が違って感じるのは、あぁ、気のせいと思いたい。)さて時間は経過し、夕食後ぼんやりとテレビを観ていたら、ちょうどTBSで「美空ひばり誕生物語」なるドラマが流れていた。オープニングの画面構成といい、「渡る世間は鬼ばかり」の出演者がやたら多いな、と感じていたら、あらまぁ、プロデューサは石井ふく子氏(石井氏は美空ひばりと親交があったらしい)。洗い物をしながら、なんとなくそのまま流し見していたような状態だったのだが、ふとドラマのなかの、とあるセリフにハッとなる。正確なセリフとしては覚えていないのだが、だいたいこんな感じだったではないだろうか。「どんなに立派な曲や歌詞があっても、魂をこめて歌わなければその曲は死んだも同然」このセリフの後に、美空ひばりはまさしく曲・音に命をこめて歌っている・・・といった誉め言葉が続いていくのだが、その言葉が妙に自分への戒めのように聞こえてしまったのだ。考えてみれば、音楽ってとても不思議。とある楽譜があって、それはただの物体でしかない。それを実際に「音」にすることで、ただの物体だった楽譜、いや、音符の羅列が「命」を宿す。まさしく生かすも殺すも、演奏者次第なのではないだろうか。つまり、その1音がそこに存在する意味あたりを考えながら、1音1音に魂をふきこんであげるように演奏することで、更にその曲は生き生きとしてくる、そんな気がする。そういえば、技量的にはどうもいまひとつ、といった演奏なのに、何故か心吸い寄せられる演奏があったりする。これも、もしかしてそういった類のものなのだろうか。勿論、高い技量はあることにこしたことはない。しかし、そのひとつひとつの「音」をいかに大切に扱うか、はたまた、その「音」をいとおしく思えるか、これが出来そうでなかなか出来ない、難しい点だったりして。ドラマそっちのけで、ついついそんなことを考えてしまった。これこれ、洗い物の手が止まってるぞ。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(またまたシューマンDAY!!)●新しいピアノのテクニック(上) #18~19●全調(長・短調)4オクターブスケール(両手・左手のみ)●ブラームス51練習曲 #07,#08#07:左手のみ思いつくままリズム変奏。#08:アルペジオ練習。ゆっくりテンポで丁寧に。#18:4-5指トリル練習。以前はすんなり弾けていたのにおーいどうした??●クラーマー=ビューロー60練習曲 #12#12:まだまだ譜面にかじりついて弾く状態だが、初日よりは慣れてきたか。●シューマン「クライスレリアーナ」#01#01:主題部が乱暴な音になりがちなので要注意。もっともっと落ち着いて弾くこと。●シューマン 子供の情景から#01,02,03,07,08,0901知らない国ぐに:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。02珍しいお話:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。03鬼ごっこ:スタカート進行、粒良く弾けるように手の位置含めて検討。うぅ、なかなか難しい。07トロイメライ:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。08炉ばたで:鍵盤上で右と左の指がぶつかり合って喧嘩することがあるので、要注意(??)09木馬の騎士:通して数回。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から#04,#0504インテルメッツォ:十分に弾きこむこと。05終曲:通し練習後、終盤を中心に部分練習。●シューマン「アラベスク」本日の締めくくりに通して数回。
May 29, 2005
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土日祝日などの休日は、だいたいピアノの練習もたっぷり出来る人が多いのだろうが、我が家の場合はどうしても休日となると練習は遠慮気味となってしまう。というわけで、限られた時間のなかで何を練習しようかと考えた時、何故かパッと浮かんだのは、私をシューマン熱へと導いたきっかけとなった曲である「クライスレリアーナ」であった。手を負傷して以来、何故かこの曲から遠ざかっていた私であるが、既に手の調子も完全復活した現在、ここらで久々に弾いてみるのも良いのではないか、というわけで本日は先週に引き続き、シューマンデーと称してシューマン中心な練習をすることにしたのである。まずは準備運動のごとく、ピアノのテクニックやらスケール、ブラームスの51練習曲で指慣らし。本来ならば次にクラーマー=ビューローへと続くはずなのだが、クラーマーを始めるとどうしてもたっぷりと時間を費やしてしまうため、今日はグッと我慢だ。そうして早速弾き始めた、約2ヶ月ぶりのシューマンの「クライスレリアーナ」の第1曲は・・・我が脳のなかではアルゲリッチの如く、鬼気迫る演奏を展開させているはずなのに、いやはや、現実はあまりに無情である。そう、それはまるで鬼も逃げるのではなかろうかと、苦しみもだえるおどろおどろしい演奏だったのである。しかも、頭のなかでは既に2小節くらい先を進んでいるのに、実際に奏でる指はといえばいつまでそんなところをウロウロしているの?と、自分自身が腹立たしくなってきた。「まぁ久々に弾いたら、最初はこんなものでしょう・・・」と気を取り直し、壊れたレコードの如く主題の数小節を何度も何度も繰り返し、ようやく以前練習していた程度までには復活させたのだが、今度は焦る気持ちが音になって表れるのか、まるで吐き捨てるような音の固まりが、私を打ちのめす。あぁ、イメージどおりに弾くって難しい。こうして難曲?でどんよりとした気分な時、はてさて、自分をどう癒そうかと考える。結局、傷ついた??心を修復するには、癒される曲を弾くのが一番かと、癒し効果満点な「子供の情景」(結局、シューマンか)で、徐々にふわふわっと気分も上昇。しかし、次なる「ウィーンの謝肉祭の道化」で再びどん底に突き落とされ、「アラベスク」でまたまたふわふわっと上昇。心身共になんとも忙しいピアノ練習である。まぁ、(自分にとって)難曲の合間に、手に優しい曲を弾くことで、適度な休息を与えていると思えばこんな練習も悪くない。(ということにしておこう)教本→練習曲→曲集という、おおまかな練習順序はまぁさておき、日々のピアノの練習において、弾く順序にこだわる人だって、きっといるはずだ。うむ、私だけではないはず・・・と思いたい。◆ ◆ ◆ ◆ ◆さて、夕方からは車で東京郊外のヨドバシカメラに出かけ、閉店の22時まで長々とウィンドウショッピング??。家電量販店をあれこれ散策するのは好きなのだが、ここのヨドバシカメラのCDコーナー、クラシックCDがあまりに少なすぎるのがたまにきずである。えっ?家電量販店にクラシックCDの品揃えを期待してはいけないって??しかしながらCDコーナーの一角にスーパーオーディオCD試聴コーナーがあり、そのなかにラン・ランのピアノリサイタルのCDが置いてあるではないか。って、スーパーオーディオCDを買っても再生できる機械が自宅になければ意味がない・・・ということで、結局ただ見るだけに終わってしまった。22時になって店を追い出されると、今から帰って夕ご飯を作るのは面倒だったため、実に何年かぶりに安楽亭で焼肉を存分に堪能することに。昔は家でも焼肉をすることもあったのだが、いかんせん、後かたづけが大変なうえに、油が飛び跳ねるのがどうも気に入らない。というわけで、いつの間にか焼肉から遠ざかっていたのだが、久々の焼肉でパワーも復活、明日からのピアノ練習にも更に熱が入ることであろう・・・ことを期待したい。そうそう、帰り道に見た真っ赤な月が怖いくらいにとても綺麗だった。こんな日に弾きたい曲は・・・(家族が折角「おっ、真っ赤な月だ!」とわざわざ指をさして教えてくれたというのに、私は「なになに?あの赤い信号?」と目の前の信号にうっとり・・・って、おいおい、大丈夫か私?)----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(シューマンDAY!!)●新しいピアノのテクニック(上) #16~17●全調(長・短調)4オクターブスケール(両手・左手のみ)●ブラームス51練習曲 #07,#08#07:左手のみ思いつくままリズム変奏。#08:アルペジオ練習。ゆっくりテンポで丁寧に。#18:4-5指トリル練習。以前はすんなり弾けていたのにおーいどうした??●シューマン「クライスレリアーナ」#01#01:久々に弾いたは良いが頭で覚えているのに指がついていかないこの現実・・・●シューマン 子供の情景から#01,02,07.0901知らない国ぐに:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。02珍しいお話:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。03鬼ごっこ:どうしてもスタカート進行にムラが出てしまう。焦るな焦るな!07トロイメライ:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。08炉ばたで:本日から譜読開始。この曲は技術的には容易なので表現面がポイントとなる?09木馬の騎士:通して数回。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から#04,#0504インテルメッツォ:十分に弾きこむこと。05終曲:終盤を中心に部分練習。●シューマン「アラベスク」ほっとひといき、心癒されながら通して数回。
May 28, 2005
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ふゆのほしの不定期音楽漫画紹介!というわけで、先日楽天ブックスで注文した漫画「あのこにもらった音楽」が手元に届いたので、早速ピアノ練習の合間に読みふける。この漫画は、以前 楽天広場仲間の某a嬢からオススメ音楽漫画としてコメント頂いたものであり、その後機会を見つけては本屋で探していたのだが、なかなか出逢えずじまいだったのだ。というわけで、結局オンライン注文が手っ取り早いかと、ようやく入手したのである。さて、「あのこにもらった音楽」(著:勝田文 花とゆめコミックス全2巻)は白泉社の月刊メロディに2001年から2003年にわたり短編として不定期に掲載されていたほのぼの音楽漫画。音楽漫画といっても、このお話はとあるひなびた旅館が舞台。かつてはショパンコンクールに出場する程の技量をもちながら、訳あって大学の非常勤講師をしながらピアノの先生をしている旅館の一人息子 蔵之介と、幼い頃に母と死別し旅館で育てられた梅子を中心に、ほのぼの旅館ストーリーは繰り広げられる。■ほのぼのノスタルジックな旅館de音楽ストーリーとにかくこのストーリーは「ほのぼの」という言葉が似合っている。「私、ピアノ頑張ってるんです」「世界に羽ばたくために日夜練習に励む日々」等といった音楽漫画によくあるストーリーとは全くかけ離れた、もしかしたら日本の小さな町のどこかの旅館でこんな風景があったら良いなぁと思わせてくれる、あったかストーリー。まぁ、割と旅館の一人息子と、家族同然に育てられた幼なじみの女の子、とくれば、結婚に結びつくあたりは割とお決まり的要素ではあるが、せっせと旅館を切り盛りする梅子の姿はなんとも可愛く、また、たのもしい。一方、どこかだらしがない蔵之介のへたれピアノ先生っぷりやら、ショパンコンクールの本選まで残っていながら何故・・・な話は笑って良いのかいけないのか、なんとも複雑だ。完結編の2巻ではシューマンの「子供の情景」にまつわる話も登場し、ついつい苦笑しながら読んでしまうのは、多分私だけではないはず。■「あのこにもらった音楽」に登場する曲たち音楽漫画といっても、ガツガツとピアノを練習するような展開の曲ではないため、それほど多くの曲が登場するわけではないのだが、ストーリーのなかで良いスパイス的な要素として、各曲が使われている。私は、この漫画を読んだ後、またしても無性にシューマンの「子供の情景」からトロイメライを弾きたくなったのであった。あぁ、単純きわまりない、私である。(何故ならば、作品中において、サラリと曲名が登場するだけだったりするなか、シューマンの子供の情景だけはエピソードがかなり細かかったりするのだ)・ブルグミュラー25練習曲から第13番 なぐさめ (ブルグミュラー)・セレナーデ 何番かは不明(ブラームス)・ブラームスの子守唄 (ブラームス)・愛の喜び (クライスラー)・ヴァイオリンソナタ 第1番ト長調 Op.78「雨の歌」(ブラームス)・超絶技巧練習曲 (リスト)・ラ・カンパネラ (リスト)・魔王 (シューベルト=リスト)・・・だと思いたい・亡き王女のためのパヴァーヌ (ラヴェル)・左手のためのピアノ協奏曲 (ラヴェル)・チゴイネルワイゼン (サラサーテ)・楽興の時 第3番 (シューベルト)・トッカータとフーガ ニ短調 (バッハ)・ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11(ショパン)・ピアノソナタ 第2番 変ロ短調「葬送」Op.35(ショパン)・子供の情景から「トロイメライ」 (シューマン)・子供の情景(全曲)Op.15 (シューマン)・舟歌 (フォーレ)・レクイエム (フォーレ)・12の練習曲 Op.10-3「別れ」(ショパン)と、ほのぼのシューマンな気分になったはずなのだが、何故かBGMは鈴木弘尚氏が弾く、シューベルト=リストの「水車屋と小川」だったりする。穏やかな小川の流れが恋しくなるような、そんな気分をしばし味わいながらぽつぽつと日記を書く、そんなひとときもなかなか心地良い。最近、日記を書く時間は、イコール、音楽に浸る時間だったりするのだ。だからだろうか、日記を書くペースがなにやらとても遅いような・・・(笑)そりゃまぁどっぷりと音楽に浸っていたら、日記を書く手もとまるだろうに。それにしても、そろそろ音楽漫画ネタも底をついてきたか。「のだめ」も「神童」も「いつもポケットにショパン」も「ピアノの森」も読み尽くしたし、世の中にはまだまだ他にもあるのだろうか、音楽漫画。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●新しいピアノのテクニック(上) #16~17●全調(長・短調)4オクターブスケール(両手・左手のみ)●ブラームス51練習曲 #07,#08#07:左手のみ思いつくままリズム変奏。#08:アルペジオ練習。ゆっくりテンポで丁寧に。●クラーマー=ビューロー60練習曲 #12#12:同音連打の練習本日から開始。クラーマーにしては珍しく4ページの曲。指使いを丁寧にさらい、まずはゆっくりと。●バッハシンフォニア #01~05#01~04:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#05:通して数回。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」全楽章:各楽章の荒削りな部分を丁寧にさらって。だいぶまともに弾けるようになってきたか?●モーツァルト「幻想曲」ハ短調 K.475通し練習、及びピウ・アレグロ以降の集中練習。まだまだ曲に慣れておらず。●シューマン「アラベスク」通して数回。●シューマン 子供の情景から#01,02,07.0901知らない国ぐに:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。02珍しいお話:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。03鬼ごっこ:テンポは遅くて構わないから、とにかく音ミスをなくして。07トロイメライ:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。09木馬の騎士:通して数回。後半の左手指使いに気づき修正したところ、音ミス激減??●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から#04,#0504インテルメッツォ:十分に弾きこむこと。05終曲:左3連音符進行に対し右8分音符進行がスムーズでなく、変なリズムになってしまっている。終盤は譜読みレベルがまだまだ低い。部分練習をこころがけて。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミスで弾ければ1回)●バッハインヴェンション #01~05
May 27, 2005
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これまで左手の4指、つまり薬指が弱いことは自覚していたため、ピアノ練習のはじめには出来るだけ左手の4指を中心とした指運動をしてきたつもりなのだが、ここにきて意外な盲点に気付いてしまった。指の負傷から復活して以来、初心に戻って始めたのが音楽之友社「新しいピアノのテクニック」。これは以前の日記にも掲載したように、ケロヨン色の巨大サイズ「ピアノのテクニック」の改訂版的存在であり、上下巻に分かれているものだ。その冒頭に「筋肉をほぐすためにもピアノの練習開始の際にほんの数分でも良いからやりましょう」といった項目がある。そこには、1音または複数音を押さえたまま他の指を打鍵する、幾つかのバリエーションが掲載されているのだ。そのなかで最も私が苦労しているのが「いったん5音全ての音を押さえたうえ、1音ずつ規則的にトントントンと同音連打する(他の4音は押さえたまま)」。まず最初に、4音(1-2-3-4指)押さえて5指のみトントントントン、まぁまだ普通といってよいだろう。次、同じく4音(1-2-3-5指)を押さえたまま、4指つまり薬指、いってみよう。すると、この4指ったらワナワナワナ・・ト・・トトン?、まともにコントロール出来ておらず、なんとも不連動な動きであろうか。それも普段はしっかり動いているはずの右手が、である。その後、3指のみ、2指のみ、1指のみと続くが、いずれも問題なくトントントンと打鍵出来ている。左手の薬指がこんな状態であるのはまだ納得がいくのだが、まさか右手もこのような不甲斐ない状態に陥っているとは思ってもいなかっただけに、大いなるショックである。更にショックを受けたのは、同様に左手も同様の打鍵をしてみたところ、なんと左手の4指のほうがマシではないか。勿論、他の3指のようなしっかりとした動きは出来ていないのだが、それでも右手よりはしっかりと打鍵しているのだ。最近、左手ばかりひいき目に練習していたから、右手がすねて動かなくなってしまっているのか。がんばれ、右手の薬指。もっともっと動いておくれ。あまりに自分の指が不甲斐ないため、今日から指を更に鍛えようとブラームス51の練習曲(練習曲というタイトルではあるが、実のところは指訓練用の教本)も再開。しかし、これまた久々に弾いたため、予想はしていたことだがまともに指が動いてくれず、更にトホホな気分へと落ち込んでいく。指を負傷する以前のほうが確実に指が動いていなかったのではなかろうか、ということに気付かされることもなり、ピアノを再開してから、前進したり後退したりの繰り返しばかりに思えてならない。ええい、今日も「一日一歩 三日で三歩 三歩進んで 二歩下がる~♪」(水前寺清子の365歩のマーチ)でも歌いながら、元気を取り戻そう。ちなみに、両手薬指を鍛えるような良い曲はないだろうか。ハノンのような教本でなく、あくまでも普通の曲でありながら薬指も鍛えちゃう!なんて曲があったら1粒で2度美味しいのだが。えっ?クラーマー=ビューローで十分でないかって?(うぅ、確かにそのとおり)----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●新しいピアノのテクニック(上) #13~15●全調(長・短調)4オクターブスケール(両手・左手のみ)●ブラームス51練習曲 #07,#08#07:左手のみリズム変奏で練習し直し#08:アルペジオ練習。ゆっくりテンポで丁寧に。●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#11#08:明日から左手のための特別練習に移行#11:テンポ急がず状態でとりあえずOK。一旦ねかそう。●バッハシンフォニア #01~05#01~04:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#05:アンダンテであることを頭に入れて。ひとつひとつの装飾符に命を吹きかけるように。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」全楽章:各楽章の荒削りな部分を丁寧にさらって。だいぶまともに弾けるようになってきたか?●モーツァルト「幻想曲」ハ短調 K.475ようやく全曲通して弾くに至るのだが、ピウ・アレグロ以降は特に部分練習。まだ指が進行に慣れていない。●シューマン「アラベスク」通して数回。●シューマン 子供の情景から#01,02,07.0901知らない国ぐに:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。02珍しいお話:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。03鬼ごっこ:テンポは遅くて構わないから、とにかく音ミスをなくして。07トロイメライ:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。09木馬の騎士:通して数回。後半、慌てないで弾くこと。リズムはあくまでも一定で。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から#04,#0504インテルメッツォ:十分に弾きこむこと。ミスも大幅に減ってほっと一安心。05終曲:まだまだ譜読み?中だが、ゆっくりテンポならばかなり進行に慣れてきた。まずはこの調子で正確に弾けることから始めよう。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミスで弾ければ1回)●バッハインヴェンション #01~05
May 26, 2005
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実家の母から電話がかかってきた。どうやら昼間、母は朗読の発表会だったらしく、楽しげな声で「大成功だったわよ。結構誉められちゃったし」、とても嬉しそうである。実は先日実家に帰った時、母は「朗読の発表会、大丈夫かしら。きちんと最後まで出来るかしら」としきりに心配しながら、舘野泉氏ピアノ演奏と岸田今日子さん朗読のビデオに耳を傾けていたのだ。しかし、本番前は多大なる緊張の嵐に襲われても、いざ本番となると度胸がいいのか、それとも場慣れしているのか、見事にこなしてしまったようだ。確かに母は、昔から数々の合唱関連の舞台(といってもあくまでも地元のアマチュアだが)にたち、更にはカラオケ大会やらでは割と満足な結果を得ていたらしい。つまり、歌うことならばドーンと来い、だったのだが、朗読は、セリフの聞きやすさや適度な抑揚、ある時は淡々と語り、歌とは類似しながらも、朗読ならではの要求もある。さすがの母も、初の体験に緊張度もかなりのものだったのかもしれない。あぁ、やはり母にはかなわないなぁ、と思った。6畳の暗い和室でただただピアノを弾くだけの私が、えらくちっぽけな存在に思えた。まぁこちらも近況を、というわけで、先日行った鈴木弘尚氏のレクチャーコンサートの話題をぽつぽつと話す。しかし、話しているうちにこちらも気持ちが高揚してきたのか、「やっぱり人の演奏を聴くってとても刺激になるよね。と同時に一服の清涼剤のような感覚になったよ。またピアノに新たな気分でのぞめそうだよ」と講釈そっちのけで自分の素な気持ちだけを伝える。と、そこで母は言う。「人の演奏を聴くことも大切な勉強よ。更に、人前で演奏することもまた勉強よね」と。確かに、人の演奏を聴くことで、自分とは異なった解釈をみた時、それにはっとさせられる瞬間、自分なりの演奏の幅もまた広がるかもしれない。いや、自分の解釈のままのほうが今の自分には合っている、そう感じることだって当然あるだろう。また、人前で演奏することで、ひとりでただただ練習しているだけでは得られることのない聴衆による反応、緊張に身を置くこと、様々な批評、これらのことは皆、自分の今後に返ってくるだろう。それを繰り返して更に自分に磨きがかかる、というのは私もわかる。しかし改めて母にさらりと言われると、ずっしりと重たい何かを感じたり。きっと、気ままにピアノを弾いている私の姿が、母には「まるでぬるま湯に浸かった状態」に思えるのだろう。精力的に活動する母の前に、今の私は・・・はい、私は私で頑張るから。でも今は、ピアノに向かえている、それだけで幸せ。しばらくはそれで勘弁して。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●新しいピアノのテクニック(上) #13~15●全調(長・短調)4オクターブスケール(両手・左手のみ)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#11#08:左進行再びリズム変奏練習。#11:指の広げ具合によってはどうしても5-4指がまだムラ有り気味。●バッハシンフォニア #01~05#01~04:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#05:臨時記号の見逃しダメ、そして装飾符をもっと冷静に。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」全楽章:各楽章の荒削りな部分を丁寧にさらって。●モーツァルト「幻想曲」ハ短調 K.475アダージョ:強弱をもっと自然に。アレグロ:重音の下行進行が汚い。もっと軽やかに。アンダンティーノ:もっとフレーズを大きくとって。ピウ・アレグロ:譜読み開始。迷い指多すぎ。ゆっくりで良いから進行を身につけること。●シューマン「アラベスク」通して数回。●シューマン 子供の情景から#01,02,07.0901知らない国ぐに:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。02珍しいお話:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。03鬼ごっこ:テンポは遅くて構わないから、とにかく音ミスをなくして。07トロイメライ:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。09木馬の騎士:通して数回。後半、慌てないで弾くこと。リズムはあくまでも一定で。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から#04,#0504インテルメッツォ:十分に弾きこむこと。05終曲:ゆっくり通して譜読み。少しずつ進行に慣れている最中----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミスで弾ければ1回)●バッハインヴェンション #01~05
May 25, 2005
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NHK教育テレビ「スーパーピアノレッスン」の日、ぽつんとテレビの前に座ってテキストを広げる。ふむふむ、今日はモーツァルト「幻想曲」ハ短調 K.475の第2週目。すると、冒頭のタイトル文字をみて「ぎょっ」!!!第2週目はテキスト53ページから58ページ、えっ、58、こじゅう・・・は・ち??げげっ、私ったら56ページ目までしか予習していない。つまり、今週は42小節のアレグロ(53ページ)から91小節~129小節のアンダンティーノ部(56ページ)までだと勝手に思いこんでいたのだ。それが、しっかりと130小節~165小節のピウ・アレグロまで含まれているではないか。とほほ・・・ということは、来週は58~59ページ(166~181小節)のたった2ページのみ?いや、もしかしたら来週は全曲通して弾いてくれるかもしれない、それに望みをかけることにしようか。というわけで、未予習部分も含めた、幻想曲ハ短調 アレグロ→アンダンティーノ→ピウ・アレグロ部の勉強に入るとしよう。早速、各小節について注意点などをあげていくが、例によってレッスン時に注意されている以外の点でも気が付いた箇所を織り交ぜていたりする点はご了承頂きたい。青字は先生の注意点、括弧内の黒字は私なりのコメントである。しかし、ピウ・アレグロ部分はいかんせん予習していなかったため、私自身、コメントをつけようがないのが、あぁ、哀れ。【前回レッスンのアダージョ部】・40小節:意外性を出すために前もってクレッシェンドしないで(40小節にはクレッシェンド表記があるのだが、多分急激に盛り上げろという意味かと?)・40~41小節:フォルテは怒りが爆発するように弾くこと(40小節の3拍目、41小節の1拍目。前の流れからいきなり怒りを爆発というのはなかなか難しい)・41小節:1拍目1音目は親指は使わないで2指で。親指には表現力がないので使い方に気をつける(アントルモン氏は特に親指を使うことにかなり厳しい言葉を言うことが多い。親指ってそんなに表現力がない指なのだろうか。ちょっと親指が可哀想な気もするのだが。)・41小節:4拍目のフェルマータの前でゆっくりしないこと(フォルテからピアノになるとついついテンポを変えてしまいがち。気をつけよう)【アレグロ】・66~67小節:66小節は少し突っ込み気味で。そして67小節の旋律は一息で(67小節のスラーを意識して弾く、ということでもある)・79小節:フォルテをフォルテシモのように弾かないで(右3連音符で下行する盛り上がり部分ゆえ、ついつい勢い余ってしまうことあり。)・86小節:左手の休符はきちんと守って(84小節から全音符のタイで続いている箇所だが86小節は1拍のみ。あとは休符であることを意識して)・89小節:右パッセージははっきり。そして急がないで(アンダンティーノへと続く手前の右下行進行部分。激情に任せて弾きすぎないようにしなければ!)・90小節:右32分音符進行後の8分音符は次への移行部ゆえ、あまりゆっくりしないで。(アンダンティーノ手前小節、柔らかすぎずそして感情移入し過ぎないようにしたい)【アンダンティーノ】・91~94小節:3小節半の反復音型を意識してはっきり表現すること(ここから106小節までは3小節半ずつ反復音型が続くのだ)・92小節:フォルテは乱暴な音にならないで(反復音型の流れのなかでピアノに続いてフォルテで弾く部分。鋭いフォルテにならないように)・93小節:1拍目のスタッカートを見逃すな(あぁ、ついついゆったりとした流れで弾くあまり、私は見逃していた。2拍目の休符も忘れないで)・103~106小節:4小節の長いフレーズで続けて弾くこと。そしてシンプルに。(フレーズをぶちぶち切らないように。あくまでも1つの流れのなかで弾くことが要求される)(また、鍵盤から指をあまり離さないように弾くこともポイントだとか)・104小節:指使いに注意。2拍目のF#音は2指で。(F-B♭-A-A♭ F#--G-- (G)-Gターン-A-B♭ を2-5-4-3- 2--1-- (1)-ターン-2-3・・・で??)・107~110小節:左手の同音連打は2本指(1-2指)で強すぎず、上の音を大切に。(まぁ基本的に同音連打は2本指というのは分かる。この4小節も1つの流れで弾くこと)・123~129小節:ピアノッシモから2小節ずつだんだんと強くしていくこと。そして127小節後半から128小節にかけてデクレッシェンド。次への移行部である129小節はピアノッシモで。でもテンポを遅くしないで。(テキストにアントルモン氏の解釈で強弱が追記されている。)(ここで生徒さん、2小節で構成された進行についてオペラのようにおどけて弾きたいと申告。)(アントルモン氏はやりすぎないようにね、と言いながらも何故かちょっぴり嬉しそう?)(やはり積極的な生徒さんって、先生としても結構嬉しいのだろうか、と思った一コマであった)【ピウ・アレグロ】・130~135小節:フォルテではあっても乱暴に弾かないで。右手進行も強すぎないように(ここでアントルモン氏の注意表現「かたち討ちではありませんよ」には思わずクスッ。)・139~142小節:あくまでも同じテンポで(左進行がだんだんと音数が減っていく部分なので、テンポが揺られる可能性有り)・145小節:デクレッシェンドからピアノへと変わっても表情は変えず、テンポも遅くしないで。(アントルモン氏曰くここはまだ「ドラマチックで怒っているところ」。)(テンポを遅くすることはコケティッシ過ぎて場違い、となかなか厳しい指摘だ)・147~153小節:8分音符和音進行はメロディを意識して。また、乱暴にならぬように。(147小節和音はEEFG、149小節はEFGA♭、151小節はA♭A♭GF#、153小節はF#GAB♭を特に意識して)・154~155小節:あくまでもテンポはかえずに(右の進行上、ついテンポを遅くしやすい箇所だったりするので要注意)・158~165小節:ラレンタンドは161小節から開始したい(譜面には158小節からラレンタンド表記されている。)(しかし、アントルモン氏の好みとしては161小節から開始したいそうだ。)(そして165小節で消えてなくなるように)◆ ◆ ◆ ◆ ◆さて、いつもはぼんやりと眺めるだけのモーツァルト・スケッチ(スーパーピアノレッスンのレッスン風景後に流れるモーツァルトに関する小話)だが、今回はちょっぴり「へぇ~」(トリビアの泉クラシック編っぽい内容)な内容だったりする。というのも、モーツァルトのケッヘル番号と作曲した年齢は、ある公式によりあてはまる確率が非常に高いというのだ。Y(モーツァルトが作品を作った年齢)=X(作品のケッヘル番号)/25+10番組のなかでは交響曲第40番K.550を例にあげており、Y=550/25+10つまりY=22+10ということは、Y=3232歳、つまり1788年はちょうどモーツァルトが交響曲第40番を作曲した年だったそうな。試しに幾つかのピアノソナタで試してみたが、うむむ、1,2年前後ズレはあるがかなり近い数値になることは確かであった。あぁ、数ヶ月後に、フジテレビの「トリビアの泉」でこの内容が取り上げられていたら、この番組を観て投稿したと思われてしまうかもしれないので、気をつけよう。えっ、音楽好き以外な人には、あまりウケない内容だった??そういえば、先日、ピリス演奏のモーツァルト幻想曲ハ短調のCDを購入したのに、あぁ、まだ聴けていないままだったりする。それどころか、幻想曲のピウ・アレグロ部分の譜読みもしていないままだったため、とりあえず弾かねば!!しかし、この幻想曲を弾くたびに、「うむ、どこかで聴いた記憶がある旋律が・・・何かの曲とどうも似ているなぁ」と思ってしまうのだが、あぁ、なんだったのだろう??うぅ、出てこない・・・健忘症か。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●新しいピアノのテクニック(上) #10~12●全調(長・短調)4オクターブスケール(両手・左手のみ)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#11#08:左進行再びリズム変奏練習開始。#11:教則CDの解説に沿って5-4指スタカート及びリズム変奏練習。●バッハシンフォニア #01~05#01~04:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#05:臨時記号の見逃しダメ、そして装飾符をもっと冷静に。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」全楽章:各楽章の荒削りな部分を丁寧にさらって。●モーツァルト「幻想曲」ハ短調 K.475アダージョ:大きな流れで弾くこと。細々と息切れしない。アレグロ:88~90小節の右進行、及び左手との合わせ部分、まだつまずき気味。要部分練習。アンダンティーノ:ようやく進行自体には慣れてきたがまだ譜読み中。●シューマン「アラベスク」通して数回。●シューマン 子供の情景から#01,02,07.0901知らない国ぐに:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。02珍しいお話:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。03鬼ごっこ:スタカート進行、音ミスまだまだ発生しがち。まずはミスをなくすことから。07トロイメライ:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。09木馬の騎士:通して数回。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から#04,#0504インテルメッツォ:十分に弾きこむこと。中声部、まだ適当に弾く感があり。1音1音をもっと気にして。05終曲:ゆっくり通して譜読み。少しずつ進行に慣れている最中----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミスで弾ければ1回)●バッハインヴェンション #01~05
May 24, 2005
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あいかわらずシューマンの音楽に貪欲な日々を送る私であるが、本日、手にとったシューマンはリヒテルが演奏する「蝶々(パピヨン)/ピアノソナタ第2番/ウィーンの謝肉祭の道化」が収録されたCD。何が目当てだって、最近の日記を読まれている人ならばバレてしまいそうだが、そう、私はただいま「ウィーンの謝肉祭の道化」にどっぷりはまっている。というわけで、ウィーンの「ウ」の文字がCDに書かれていたら、手にとらずにはいられない、という危険な病気に冒されているのだ。実はリヒテルが演奏するシューマンを聴くのはこれが初めてなのだが、あぁ、なんというか、実に甘くせつない音色が耳に優しく響くではないか。パピヨンにしても、ウィーンの謝肉祭の道化にしても、こんなに切なく奏でてしまうのか?とちょっと驚かされたくらいだ。勿論、激しいパッセージだって多数登場するのだが、それがどこか皆、感傷的でふと涙を誘うような音の粒子がちりばめられている。そう、この音色はある意味、私がずっと持ち続けてきた元々のシューマンのイメージ。何処か暗い影がつきまとう、そんなイメージがそのまま形となって表れているようなのだ。比較的古い録音(1962年)、更にライブ録音なので観客の咳や物音が含まれているあたりが、妙にライブ感を感じさせるから、目をつぶって聴いてみると、まるでリサイタルにいるみたいだ。まぁ、録音にこのざわめきや咳の音が収録されているのは鬱陶しいと感じる人もいるであろうが、そんな時は、リヒテルの演奏にグッと集中すればきっと忘れられる、はず?◆ ◆ ◆ ◆ ◆実はここのところ、このようにプロの演奏家の音楽を聴きながら自分なりの演奏に何か役立つことはないだろうかと勉強してみたり、純粋に心癒されたりする日々であるが、ついつい私はその日聴いた音楽について、あれこれ感想を語ってしまう癖がある。それが、時々自分自身、とてつもなく怖い行為に思える時があるのだ。あくまでも自分なりに捉えた感想を書いていたりもするのだが、それが時に、人を傷つけてはいないだろうか、と。人間、誰だって自分のお気に入りの演奏家について批判的なことを書かれていたら、良い気分はしないだろう。「あんた、何様!!」と憤慨してしまう人だっているかもしれない。音楽の好みはまさしく人それぞれ。ある同じ曲を聴いたとしても、華やかでカラッとした演奏を好む人には、しっとり弾く演奏を、時に「重たい、野暮ったい」と感じるであろうし、逆にしっとり派が好みな人には「明るすぎて疲れる」なんて印象を持つかもしれない。更にはその時の心理状況できこえ方にだって差が出てきてしまう。音楽を普段から聴きなれている人は、きっとそうした個人の感想も、うまく自分なりに解釈、あるいは変換?して読まれているであろうが・・・それにしても音楽の印象を言葉で表現するというのは難しいものだ、とつくづく感じている。100人聴けばそれこそ100通りの感想・印象があり、時には他人と印象が異なる感想をもったりすることもあるかもしれないが、どうぞ「個人の戯言」程度にサラッと読み流してもらえれば・・・嬉しい。そして、「ははぁ、こういった音楽が好きなのね~、逆にあの手の音楽は苦手なのかしら~この人は」程度に、ふふふと笑って頂ければ、もっと嬉しい。えっ、もともとそんなに真剣に読むほどの感想が書かれていないではないかって??失礼しました(笑)でも、そうした個人的感想とは別に、音楽に対する的確な表現(好き・嫌いではなく)が出来るようになったら良いな、と思ったりする自分である。昔は、「音楽」ではなくあくまでも「音」を評価する仕事に従事していたこともあったのだが、これもかなり頭を悩ませることだらけで、あの頃は「音楽」がまともに音楽として聴けなくなっていたという、いわゆる職業病に陥っていたこともあった。・・・ってまぁその話はいずれまた・・・今はそれよりも、リヒテルが弾く「ウィーンの謝肉祭の道化」インテルメッツォに、何か一筋の光をみたような気がして、さぁ、ピアノに向かわずにはいられない。さぁさぁ、ピアノピアノ!!ピアノの前に向かおう。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●新しいピアノのテクニック(上) #10~12●全調(長・短調)4オクターブスケール(両手・左手のみ)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#11#08:これ以上の進歩はないのだろうか・・・一旦ねかせるか、意地でも続けるか悩む#11:教則CDの解説に沿って5-4指スタカート及びリズム変奏練習。●バッハシンフォニア #01~05#01~04:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#05:臨時記号を見逃すな。譜面をきちんと見て。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」全楽章:各楽章の荒削りな部分を丁寧にさらって。●モーツァルト「幻想曲」ハ短調 K.475アダージョ:フォルテ部分でテンポをためすぎないで。アレグロ:88~90小節の右進行、及び左手との合わせ部分、綺麗に。アンダンティーノ:ようやく進行自体には慣れてきたがまだ譜読み中。●シューマン「アラベスク」通して数回。今まで若干テンポ速めに弾いていたが、MinoreIはもう少しテンポを落とそう。●シューマン 子供の情景から#01,02,07.0901知らない国ぐに:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。02珍しいお話:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。03鬼ごっこ:譜読み中。スタカート進行、音ミス発生しがち。テンポ慌てないで。07トロイメライ:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。09木馬の騎士:通して数回。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から#04,#0504インテルメッツォ:十分に弾きこむこと。中声部、まだ適当に弾く感があり。1音1音をもっと気にして。05終曲:ゆっくり通して譜読み。少しずつ進行に慣れている最中----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミスで弾ければ1回)●バッハインヴェンション #01~05
May 23, 2005
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どんより雲の日曜日、急遽前日になって山梨方面へ出かけようという話になり、朝からバタバタと準備。実はこの日、睡眠時間約3時間、「ちょっとまずいかなぁ」と頭をよぎる。実は私、車は好きなのにとことん車酔いしやすい体質である。なんて情けない体質だ。更に、外出すればピアノの練習は1日出来そうにもないと、慌ててピアノに向かうとシューマンの「アラベスク」と「ウィーンの謝肉祭の道化」インテルメッツォだけを嵐のように弾きはじめた。おいおい、こんな時に弾いたって、何の進歩もないのでは??事実、アラベスクは互いに絡み合ってもつれ気味の唐草のような状態に陥っている。こんな状態ではきっとシューマンも天から大いに嘆いていることであろう。「私の愛する1曲をそんな風に弾くなー」と。それでも弾かずにはいられない、あぁ、ピアノ中毒症の私はどこをどうみても哀れ・・・ただ、ウィーンの謝肉祭の道化のインテルメッツォは、返って雄大に弾けているような気がしてならないのは、はい、気のせいである。ただただ激情に身を任せてドドーっと一気に弾いてしまったから、そう思っただけだ。やはりピアノの練習、「ただ1,2回弾いただけ~」では練習に値せずか。(時間の無駄なんてつっこみがどこからかとんできそうな気がする、ドキドキ)結局時間切れとなってしまったため、そのままバタンとピアノの蓋を閉めると、いざ車に乗って山梨へ。ところがところが、神奈川に入ったあたりで私の顔色は真っ青になってきた。「うぅ、気持ち悪い、吐きそう」、やはり予想どおり、車に酔ってしまったのである。山梨へ向かうには、これから更なる山道を走らねばならないのだ。さすがにこれは身がもたないだろう、という訳で急遽山梨行きは取りやめ、結局はただ渋滞のなかを走っただけの、意味無しドライブとなってしまったのであった。その後、長きにわたって家族が大いなる不機嫌であった・・・というのは言うまでもない。つい先日、ルンルン気分(死語?)でレクチャーコンサートに出かけていった私を思い出したのか、「自分の好きな事の時だけは元気なのか」「だいたいどうして前の日に3時間しか寝てないんだよ」と厳しい言葉連発。うぅ、返す言葉もございません、って、おいおい、私だって車旅は好きなのに。なんともいえぬ、とほほな休日となってしまったのであった。ちなみに、遅ればせながらこの日記を書いている火曜日現在、いまだ胃の調子が悪い。もしかしたら、車酔いではなく、たまたまタイミング良く胃が荒れているだけなのか。というわけで今日も胃薬を飲んで様子をみているが、もし治らなかったら、またまた病院行きか。しかし、胃関連で病院は、なるべく行きたくない、私はあのバリウムという物体がとことん嫌いなのだ。3月の人間ドックでもバリウムで大いなる失態をしてしまった、嫌な記憶がよみがえる。これを読んでくださっている皆さんもどうぞ身体には気をつけて!!楽しくピアノを弾くにも、そして安定した生活をしていくにも、健康第一、これ一番。これがなかなか難しいが。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(引き続きシューマンDAY??)●シューマン「アラベスク」通して2回のみ。時間がないという焦りから、絡み合った唐草模様のような状態に・・・●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から#0404インテルメッツォ:これまた時間がないがために、逆に激情に身を任せたようなインテルメッツォに。これはこれでかなり迫力がある?ってこんな適当な演奏ではダメ。やはり腰を落ち着けて練習するに限る。
May 22, 2005
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土曜日は午後から洗車だ草むしりだとアウトドア?な半日を送ったせいか、ピアノに向かう時間もかなり制限され、結局今日もシューマンデーと勝手に称して、シューマンな曲たちだけをせっせと練習。今は、これだけ練習しているだけでもとても幸せな気分になるのだ。「子供の情景」も着実に弾ける曲たちが増えていっているし、「ウィーンの謝肉祭の道化」も第5曲の終曲はまだまだオロオロ状態ではあるが、譜読みしているだけでも楽しくなれるだなんて、なんと素晴らしいことだろう、と既に自己陶酔状態と化している。やっぱり、ピアノを弾いている時間が一番幸せ。どうして昔はそう思えなかったのだろう?ただ、ピアノを弾いていなかったあの20年間、もし、あの長き年月も弾き続けていたら、今はどんな気持ちでピアノに向かっているのだろう。もしかしたら、ピアノから遠ざかった20年の長き年月が、今、一層ピアノをいとおしむための予備期間だったのではないか、なんて思えば、長きブランクによる苦しみから少しは逃れられるかもしれない。とまぁ、つまらない独り言はこれくらいにして・・・以前(3月28日)の日記にて、樋口裕一氏が講師をつとめた「頭がよくなるベートーヴェン:親子で入門講座」の話題をチラリと掲載したのだが、後日、その樋口裕一氏の著である「頭がよくなるクラシック入門」なる本を購入してみた。・・・が、今の今まで落ち着いて読む時間がなく、今日に至ってしまった。というわけで、シューマン練習で心地よい疲れを感じた私は、ようやくこの本を開いてみた。さてこの本、帯の一部になにやら気になる文章が書かれている。「頭がいい人はクラシック音楽を聴いている」と。ちょっと待て。私は決して頭がいいとはいえないがクラシックは好きだ(笑)。まぁ、注釈としてここでいう「頭がいい」ということは勉強ができたり偏差値が高いことではない、といっており、ちょっぴりホッと一安心。・物事をしっかり捉える・論理的に思考する・それら(上記)を明確に表明できるようになるクラシックを聴けば、自然とこれらが出来るようになるということらしい。そしてこの本には以下の内容について綴られている。 第1章:クラシック音楽で能力開発しよう 第2章:頭がいい人になるための音楽たち 第3章:クラシック音楽の対立さまざま 第4章:演奏会に行こう 付録:初心者のためのクラシックガイド第1章では、クラシック音楽を聴くとこんなに効果があるのだ、という話をあれやこれやと語り、第2章では結局のところ著者の音楽遍歴さまざま、そして第3章ではドイツ音楽好きと非ドイツ音楽好きなど、音楽の様々を対立方式に語っている。第4章ではタイトルのとおり、演奏会に行くことの素晴らしさや注意点、様々な音楽会を紹介しているのだ。ただ、いきなり「私はなぜ頭がよくなったのか」からの書き出しに少々面食らってしまったのは、多分、読者のなかでも私だけではあるまい。いくら自分が頭がよいと(自分で)思っていたとしても、それを自らの口で言うべきことなのだろうか。そこで一旦、本を閉じてしまった。しかし、折角買っておきながら読まないのは勿体ないと、ほどなく再び読み出した。確かにクラシック音楽に触れることでその曲の由来にはじまり、作曲家について、更にはその歴史背景について調べたくなる、そういったことで知識が広がるというのはわかる。しかし、これは何もクラシックに限ったことではないのでは?? 己の好きな分野については同様に、些細なひとつの事項からそれにまつわる幅広い知識を得ようとするのは、実に自然の成り行きだと思われる。更に、論点が押しつけがましいのも少々本書を読みづらいものにしている感がある。「音楽ならば何でも好きなんていう人のことを私は信用しない」だとか、あたかもクラシック以外の音楽には知性を感じさせないような文面はいかがなものだろうか。確かに、この本の巻末にはクラシックをこれからいろいろ聴いてみたいと思う人向けに幾つかの曲が紹介されており、その曲をきっかけに「次に聴くべき曲」やら「そのうち聴いて欲しい曲」などを紹介されているのは、なかなか面白い。ついつい否定的なことも書いてしまったが、この本を読んで自分なりに導き出したことならばひとつあったか。「なにかひとつでも良い。自分が興味のもてるものを持つだけで、人生が潤う可能性は大」それはなにもクラシックに限ったことではないということ。ガーデニングやカメラ、動物を育てる、何にしたってあるひとつのことをしようと思ったら、多くの知識が必要。だから人間はそれを知ろうとするし、更にそれをきっかけに更に広い分野に足を踏み入れたりもする。そんなことを考えさせてくれた点ではこの本に大いに感謝しよう。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(引き続きシューマンDAY??)●新しいピアノのテクニック(上) #07~09●全調(長・短調)4オクターブスケール(両手・左手のみ)●シューマン「アラベスク」通して数回。先日、プロの演奏家のアラベスク聴き比べをして刺激されたのか練習にも熱が入る●シューマン 子供の情景から#01,02,07.0901知らない国ぐに:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。02珍しいお話:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。03鬼ごっこ:譜読み中。スタカート進行の良い練習となりそうな曲だ。07トロイメライ:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。09木馬の騎士:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から#04,#0504インテルメッツォ:上声を実際に歌いながら練習すると音楽性が増すだろうか。現在試行錯誤中05終曲:当面、譜面にしたがって正確に弾くことを重視して。
May 21, 2005
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5月20日午前、ピアニスト鈴木弘尚氏と音楽評論家 萩谷由貴子氏によるレクチャーコンサートが、埼玉県の所沢市民文化センターミューズで開催された。夜は鈴木弘尚氏によるピアノリサイタル、この夜の部も是非聴きたかったのだが、夜は時間の都合がつかず、結局この日は午前の部のみ聴きに行ったのである。特に、シューマンに限定したレクチャーコンサートならば、今の私には「これを逃してなるものか」といったところだ。それにしても、朝10時半から開演となると、ちょうど朝のラッシュ時の電車に乗って行かねばならない。そのうえ、我が町から所沢市は近いようで遠く、普段ほとんど乗る機会のない路線を幾つも乗り継がねばならないため、方向音痴の私は無事にたどり着くのであろうかと心配になってしまった。それでもなんとか無事に会場にたどり着くと、当日券を手にして、開場を待つ人の列に並ぶ。平日の午前ということもあってか、音楽関係者、つまりピアノの先生風な層、そして主婦層が多いのだが、学校や会社をお休みして来た学生やOL風な人もちらほらと見受けられる。男性はかなり少なめ・・・ってまぁそれは平日の午前たる宿命だろう。さて、開演のベルが鳴り、いよいよレクチャーコンサートの始まり始まり。■レクチャーコンサートでシューマンを取り上げたのは・・・勿論、鈴木弘尚氏のデビューアルバムのタイトルが「Etudes symphoniques」、つまりシューマン「交響的練習曲」だからである。鈴木氏によればこの交響的練習曲は、小学生の頃から漠然と弾きたいと思い、1990年にコンクールで優勝した人がこの曲を弾いていることで強く印象に残り、そして1997年、イタリアのイモラに留学した際に初めて取り組んだ曲でもある、ということらしい。(実は、第5回浜松国際ピアノコンクールで演奏した鈴木氏の「交響的練習曲」は絶賛されていることを音楽誌などで御覧になった人もいるだろう。)今回のレクチャーコンサートでは、そうしたシューマンの若き時代の作品からクララとの愛を巡る苦しい時代、そしてようやく得た結婚生活から14年、晩年の作品まで、萩谷氏の解説を織り交ぜてシューマンの代表的な曲を鈴木氏が演奏する、といったプログラムであった。■今回取り上げられたシューマンの各曲たちと鈴木氏の演奏今回、鈴木氏が演奏したのは全5曲。なかには私が現在練習中のアノ曲もあったりで、大感激である。今回は楽譜を見ながらの演奏だったため、逆に「この曲では何の楽譜を使っているのかな」なんてところについつい着目してしまったりもしながら、じっくりと聴かせてもらった。●アベッグ変奏曲 Op.1(楽譜:ヘンレ版使用)●パピヨン Op.2 (楽譜:全音版使用)●子供の情景 Op.15 (楽譜:全音版使用)●クララ・ヴィークの主題による変奏曲 Op.14 (楽譜:ヘンレ版使用)●ロベルト・シューマンの主題による変奏曲 Op.20 (楽譜:?クララヴィークの顔が表紙の赤っぽい楽譜)(なお、全音版の楽譜については今回のレクチャーの参考資料的な意味合いで使用したとの、ご本人からコメントを頂きました。私が妙な点に着目してしまったがために、申し訳ありませんでした。そして本当にありがとうございます。)初めて生で観る鈴木氏の演奏は、実にダイナミックで、CDを聴いた時の感想同様、キレが良い。かなり小柄な身体であるにもかかわらず、あのパワーはどこから出てくるのだろう、というくらいに安定した力強さを感じるのである。アベッグ変奏曲の時には、ペダルの踏み音がまるでバックリズムのようにも聞こえたりして、あれは効果的にやっているのだろうか、とさえ思ったりもした。演奏スタイルは、やたら身体全体を動かすことはせず、それでいて、鍵盤上で指揮をしているような姿にも見える(そういえばコンサート中のお話のなかで、鈴木氏は指揮者志望の時期もあったと言われていた)。上手く言えないのだが、手をふわっと上げて余韻を表現するといった感じだろうか。あの姿が実に印象に残っている。実はコンサートの最初に、交響的練習曲のテーマを少しだけ弾いてくれたのだが、あれを聴いた時、つくづく夜の部のリサイタルに行けないことを後悔した瞬間であった。やはり、音楽はCDだけで楽しむのではなく、生演奏を聴くことで更に音楽と一体化出来るような気がする、そう実感させられた。■演奏の合間に・・・萩谷氏が「鈴木さんはもしピアニストにならなかったら何になってますか」と聞くと、鈴木氏が答えたのはなんと「格闘技が好きなんですよ」と予想外の回答に会場もクスクスクスクスッと笑いが起きる。どうやら、格闘技のレフリーに興味があったらしい。更にまだまだ聞く萩谷氏、「鈴木さんからみたシューマン夫妻はいかがです」。すると鈴木氏は「そうですねぇ、現代にはみられない・・・ですよね」。確かに最近、夫婦のあり方というのは随分変化している。主人に献身的につとめる妻クララは、自身も作曲家でありピアニストでありながら、主人を優先し、更に主人の音楽を世に広めるための演奏に力を尽くしてきた。それにひきかえ今の時代、「相手が幸せになる方法」よりも、「自分が望むこと」を優先してしまってはないだろうか。ふと、己を振り返ってみたりする。なお、コンサートの最後に、萩谷氏の書籍や鈴木氏のCDが当たる抽選会もあり、鈴木氏自らがくじをひいたのだが、いざ、鈴木氏のCD抽選となると、なかなか該当者がおらず(チケット半券の番号)、会場内は大爆笑。抽選会があることを知らず、チケット半券を捨ててしまわれた人も多かったのだろうか。4度目にしてようやく鈴木氏のCDは無事に当選者に手渡され、ほっと一安心。終了後、ミーハーな私はサイン会の列に並び、しっかりとCDと楽譜に鈴木氏のサインを貰い、感激の余韻のうちに会場を後にしたのであった。自宅に帰って、コンサート時に頂いたパンフレットをみると、9月に都内で鈴木氏のリサイタルがあったり、更に翌年の1月にはニューイヤーコンサートもあるらしい。生演奏の素晴らしさを今再び実感した私は、「行かねば・・・行かねば・・・」と頭のなかで唱えている。特に9月のリサイタルでは私の大・大・大好きなバッハの「半音階的幻想曲とフーガ」が含まれているのだ。勿論、シューマンやラフマニノフもプログラムに組み込まれている。他にもシューマンの曲を含むピアノリサイタルがあるよ~といった情報があったら、是非是非教えて欲しい。(私が弾きます、でも大いに歓迎)久々に生演奏を聴いて興奮気味な私は、その日、時間がなかったこともあってかほとんどピアノに触れずじまいであったが、それでもシューマンの曲だけはしっかり練習したのであった。私のシューマン熱は更に高熱と化し、ただいま煮えたぎっている。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(シューマンDAY??)●シューマン 子供の情景から#01,02,07.0901知らない国ぐに:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。02珍しいお話:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。03鬼ごっこ:譜読み開始07トロイメライ:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。09木馬の騎士:通して数回。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から#04,#0504インテルメッツォ:あぁ、曲に慣れるとやはり中声が荒れ気味。気をつけて。05終曲:まだまだゆっくり通して譜読み。その後、リピートまでを中心に進行に慣れること。
May 20, 2005
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私にとって、ピアノ再開後の初シューマンの曲は「クライスレリアーナ」Op.16だったはずなのだが、指の負傷をきっかけに「アラベスク」Op.18を優先的に練習してきた。が、ある程度弾けるようになってくると、今度は表現面で試行錯誤する羽目となってしまった。というわけで、今日はプロの演奏家が弾くアラベスクをじっくり聴きながら、様々な解釈を勉強することにしてみた。現在、手持ちのCDのなかでシューマンの「アラベスク」が収録されているものは4枚。私自身、シューマン・ファン歴はまだまだ短いゆえ、そんなに多くのCDは所有していないのだが、それでも4人それぞれの演奏家のアラベスクを楽しめるのは嬉しいのだ。おまけに、各演奏を聴き比べてみると皆、それぞれに独自の解釈をもっているうえに、演奏時間にもかなりの差がみられる。■アンドラーシュ・シフが弾く「アラベスク」演奏タイム:5分54秒主題部:主題は「軽く優しく」の部分。シフは実に軽くさらっと弾き流している。主題の展開部のritもそれほどテンポの揺れはみられず、あっさり気味Minore I:テンポ的には主題とそれほど変わらず。表現はかなり豊かなうえに後半の盛り上がり部はテンポ的にもかなりエキサイティング、情熱的ともいえる。Ruhiger:静かだが旋律が際だつ。テンポ的にもそれほどもたれ気味になっていない。(再び主題登場)Minore II:旋律際だち、中声、下声は割と流れ気味に弾いている。途中、長調的な展開部ではかなりアップテンポに。(再び主題登場)Coda:Lento部分であるが、割とあっさり気味に。しかし最後4小節のritはたっぷりとゆっくり。■ウラディミール・ホロヴィッツが弾く「アラベスク」演奏タイム:6分38秒主題部:ホロヴィッツは上声つまり主旋律と下声(バス)の進行を際だたせ、中声の分散進行は割と控えめに弾いている。軽く、それでいて優しさがにじみでている演奏だ。Minore I:楽譜の指定どおりテンポをやや遅く、そしてあくまでも演奏は穏やかで。しかしながら起伏はかなりある方だ。といっても盛り上がり箇所でも急激にテンポを変えることなく強弱のみでメリハリを出している。Ruhiger:ここでグッとテンポを落として1音1音丁寧に奏でている(再び主題登場)冒頭の主題よりややあっさり気味に流しているうえ、中声の分散進行の流れも耳に残る。Minore II:楽譜の指定どおりテンポはやや遅め。バスの進行、及び中声の付点音符進行はペダルでにじむことなく割とくっきり。長調的進行部分はやはりテンポがアップしたりも(シフほどではないが)。(再び主題登場)Coda:Lento部分は全体的にじっくりゆっくり。最後4小節のritも事実上は最後3小節途中から更にゆっくり。■舘野泉が弾く「アラベスク」演奏タイム:7分13秒主題部:舘野氏の主題部は上・中・下声それぞれが割と自己主張をしているようにも思えるが、それでも上声の旋律は綺麗に響いている。他の演奏家より全体的なテンポはゆっくり目。Minore I:テンポはここでぐっと落ちる。楽譜には細かなクレッシェンドとデクレッシェンドが記載されているが、特にMinore Iの前半はオーバーに表現することなく、割と平坦な感じである。フォルテもフォルテシモもそれほど圧迫感がなく、穏やかにそれでいて厚みを感じるフォルテ表現だ。Ruhiger:更にテンポはゆっくり。1音1音を確実に奏でる弾き方が印象的。(再び主題登場)Minore II:他の演奏家はここでかなり曲の性格を変えてくるのだが、舘野氏はキリリとしたなかにとても穏やかな味を出している。中声・下声の進行は流れるように叙情的に弾いているのが印象に残る。(再び主題登場)Coda:主題からCodaへ進むその「間」が長め。各所のritも実にたっぷりとため気味。■仲道郁代が弾く「アラベスク」演奏タイム:5分58秒主題部:4者のなかでは主題部におけるテンポの揺れはかなり多い方ではないだろうか。弾き方はあっさりだがテンポ的には叙情的といった感じである。16小節目の左手10度和音はアルペジオで対処しているようだ。Minore I:主題部からほとんどテンポ変化は無し。主題に引き続き、あっさり感を特に感じさせたのは左手アルペジオ指定されている箇所を何故かアルペジオではなく和音で弾いている点だろうか。極端な起伏は無し。Ruhiger:弾き方によってはだらけがちなこの場所を実にサラッと弾き流している感じ。(再び主題登場)Minore II:主題より更にテンポはアップ気味。実に独自の解釈で演奏され、ここも流れるような弾き方が特徴。(再び主題登場)Coda:このアラベスクのなかでは最も穏やかで静かな部分であったが、決して粘っこくはなくサラリと終曲であった。と、あれこれ聴いてみたものの、同じ曲であるはずの曲が、演奏家によってここまで変わるのか、と思うと、それはそれで面白い・・・(といって良いのだろうか)。結局、譜面に書かれた解釈を更に超越して自分なりにその曲のイメージで演奏される人も多いということだろうか。どれが良く、どれが悪いなんていうことは決して無く、皆、それぞれのアラベスクを表現しているといった方が良いのかもしれない。しかし、アマチュアでしかもまだまだ勉強不足な私がそれをマネするのは100年早い。うむ、早すぎる。今は、やはり楽譜に記載された解釈をかみ砕いて、その範囲内で自分なりの演奏を模索するほうが良いのだろう、そんなことをぼんやりと考えながら、今日もアラベスクを弾くのであった。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●新しいピアノのテクニック(上) #07~09●全調(長・短調)4オクターブスケール(両手・左手のみ)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#11#08:テンポを落として確実に左手進行をモノにする。くれぐれも指を滑らせないこと#11:教則CDの解説に沿って5-4指スタカート及びリズム変奏練習。●バッハシンフォニア #01~05#01~04:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#05:曲の進行に慣れると同時に装飾音符を丁寧に弾くこと。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」全楽章:各楽章の荒削りな部分を丁寧にさらって。●モーツァルト「幻想曲」ハ短調 K.475アダージョ:感情入れすぎてテンポが揺れないように。アレグロ:88~90小節の右進行をもっとスムーズに。更に左手の指使い要検討。アンダンティーノ:譜読み中。左手同音連打はムラなく。右手の重音進行もバラバラにならないように。●シューマン「アラベスク」通して数回。暗譜をターゲットに頑張れ!●シューマン 子供の情景から#01,02,07.0901知らない国ぐに:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。02珍しいお話:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。07トロイメライ:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。09木馬の騎士:通して数回。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から#04,#0504インテルメッツォ:昨日同様、中声の流れを手を抜かないように。上声は旋律の流れを更に音楽的に。05終曲:ゆっくり通して譜読み。その後、リピートまでを中心に進行に慣れること。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミスで弾ければ1回)●バッハインヴェンション #01~05
May 19, 2005
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今週になってからテレビのニュースやワイドショーで話題となっている「謎のピアノマン」をご存じだろうか。私が初めてそのニュースを見たのは水曜日の朝。「謎」「ピアノをプロ並みに演奏した」なんて言葉がやたら耳に残る海外の小さなニュースだった。これがまさかここまで各局が多数取り上げるほどの大ニュースになるとは予想もしていなかったのだが、ここ数日はどこのチャンネルのニュースでも必ずといって良いほど、「謎のピアノマン」の話題を取り上げている。このピアノマン、実はイギリスの南東部海岸の町シアネスで、ずぶぬれで歩いていたところを保護された男性であり、どうやら対人恐怖症の症状がみられ、ひどく他人に対しておびえているうえに、一言も言葉を発しようとしないらしい。困った病院関係者が筆談しようと紙とペンを渡したところ、それは見事なグランドピアノの絵を書いたとか。というわけで、教会のピアノに連れて行くとその男性は、はじめてリラックスしたような様子でプロ並みの腕前でピアノを長時間弾き続けたため、それ以来、彼は「ピアノマン」と呼ばれているらしい。報道ではクラシックやビートルズの曲を弾いたという話だが、どうやらクラシックというのはチャイコフスキーの白鳥の湖だったという。個人的にはショパンだベートーヴェン等をばりばり弾いたのかと勝手に期待していただけに、少々ビックリ。「うぅむ、なぜ白鳥の湖なのだ・・・」。それにしてもこれだけ大々的にニュースとして取り上げられているにも限らず、有力情報が得られないのは一体どうしたことなのだろう。今でもまだ彼の名前も、そして今までどこで何をしていたかなどといった情報は得られないまま、謎は深まるばかりである。一時期、「この人を見たことがある。大道芸人として街頭で演奏していた」等といった情報もあったということだが、その情報もどうやら違っていたらしい。(間違われた当の大道芸人も困惑しているとか)発見された当時、高級そうな黒のスーツ姿だったことから、何か事件に巻き込まれた音楽関係者説もあるし、公開されている写真が新緑の前に佇む知的な雰囲気のルックスから興味をひく人も多いのか、何かと話題はつきないようだ。しかしこの話題、全世界を巻き込んだ映画の宣伝だなんてことが無いことを祈りたいものだ。というのも、イギリスの映画にてこの話題とそっくりの映画が、昨年2004年イギリス国内で公開されているのである。その名も「ラヴェンダーの咲く庭で」。日本でも今年6月に公開されるという話だ。ひとつ違うといえば、海岸で見つかった男性はピアニストでなく、ヴァイオリニストといったところだろうか。当の映画製作側はあまりに似ていて逆に困惑しているといっているが。さぁ、謎のピアノマンの今後はどうなるのだろう。是非とも演奏風景も報道して欲しいと思うのは我が儘だろうか。こんなことを言っては不謹慎かもしれないが、もし自分がどんな状態になったとしても、ピアノだけは弾ける人でいたい。プロ並とはいかないであろうが、唯一自分であることの証としてピアノが弾けたら本望かもしれない、なんて思ったりもしている。さて、人のピアノ話はこのくらいにしておいて、自分のピアノ話も少々しておこう。あいかわらずシューマン熱におかされた私はとうとう、今日「ウィーンの謝肉祭の道化」の第5曲、つまり「終曲」にまで手を出し始めた。まぁ、第4曲のインテルメッツォがようやく形になってきたので、ここで勢いついでといったところだ。この曲、CDで演奏を聴く限りはテンポもかなり速く、非常に難しそうに聞こえるのだが、ゆっくりゆっくりと譜面をおっていくと、苦手意識を感じさせたり、指の弱点をついたような難解なパッセージなどは含まれていないのが幸いだったりする。ただ、手を交差させたり、曲のメリハリを考慮したり、勿論、旋律をしっかり把握して歌い上げることだって必要。いや、最終的にテンポをアップさせるのが最も厄介かもしれない。でも、これが弾けたらきっと気分が良いだろうな、そう思うと、もう弾かずにはいられないといった感じだ。それにしても私のシューマン熱を冷まさせてくれるような作曲家との新たなる出逢いは、何時あるのだろうか。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●新しいピアノのテクニック(上) #07~09●全調(長・短調)4オクターブスケール(両手・左手のみ)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#11#08:本日も中間部中心にムラない進行を目指して。但しやりすぎに注意。#11:教則CDの解説に沿って5-4指スタカート及びリズム変奏練習。●バッハシンフォニア #01~05#01~04:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#05:過去、この曲の練習中にピアノをやめてしまったため、ある意味複雑な思いで練習開始。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」全楽章:各楽章の荒削りな部分を丁寧にさらって。●モーツァルト「幻想曲」ハ短調 K.475アダージョ:やはり放映後は自分の演奏もかなり表情豊かになって嬉しい。後はミス無きよう練習だ。アレグロ:88~90小節の右進行をもっとスムーズに。アンダンティーノ:じっくり譜読み開始●シューマン「アラベスク」通して数回。暗譜をターゲットに頑張れ!●シューマン 子供の情景から#01,02,07.0901知らない国ぐに:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。02珍しいお話:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。07トロイメライ:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。09木馬の騎士:和音弾きの際、勢いにまかせて余計な音まで追加しないこと。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から#04,#0504インテルメッツォ:中声の流れも丁寧に。上声は旋律の流れを更に音楽的に。05終曲:試しに譜読みしてみる。ゆっくりゆっくり譜面にそって弾いてみると割ととっつきやすいがその状態から次の段階へと進むのはなかなか困難そうだ。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミスで弾ければ1回)●バッハインヴェンション #01~05
May 18, 2005
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NHK教育テレビ「スーパーピアノレッスン」、4月の放映から早くも第7回目。レッスン曲もいよいよ3曲目に入るのだ。というわけで、今回から3週にわたって、モーツァルト「幻想曲」ハ短調 K.475を学ぶ。実は私自身、この曲に触れるのはこれが初めてだったりするのだ。だから、この1週間ほど譜読みを続けてきて、モーツァルトの別の顔をみたような気がしてならない。それほどまでにこの曲は、今まで弾いてきた2曲のソナタとは異なり、深みのある厳粛な曲である。さて、早速レッスンの話題に入ることにしよう。今回は新たな曲を開始するということもあってか、アントルモン氏は最初にレッスン曲である幻想曲K.475についてポイントを語ってくれた。「(この曲は)モーツァルトのピアノ曲のなかで最もドラマティックな曲。古典派の域を脱してロマン派に迫っているが、演奏はロマン主義的になりすぎないように気をつけること。力任せでなく、あくまでも謙虚に厳格に演奏すべきである」と。本日は、幻想曲第1週目というわけで、「アダージョ部分」のみのレッスンである。それでは各小節について注意点などをあげていってみよう。なお、例によってレッスン時に注意されている以外の点でも気が付いた箇所を織り交ぜていたりする点はご了承頂きたい。青字は先生の注意点、括弧内の黒字は私なりのコメントである。・全体:Adagio(アダージョ)というテンポ表示を誤解してはいけない。遅すぎるという意味でもない。曲の始めから終わりまで全体の構想を練ること。細々としたフレーズではなく大きなラインを築くことが大切(生徒さんの演奏があまりに重くテンポ的にも遅すぎたので少々ビックリ)(テキストにはテンポ八分音符=88と掲載されているとおり、あまりに重々しくしたくない)・1~4小節:2小節ずつの反復音型が書かれているが出来るだけシンプルに弾くこと(厳粛な冒頭なためどうしてもドラマティックに弾きすぎてしまう感あり。気をつけて)・1小節:(うんと)レガートで(左手はオクターブでのレガート。スラー表示でもわかるとおりフレーズを大きくとりたい)・2小節:4拍目はきちんと休符をとって(切って)(どうしてもどんよりと続けてしまいがちな箇所。休符どおりにスッと切ること)・6~15小節:ロマン派風にならずシンプルに。音楽自体がドラマチックなので大げさに弾く必要はない。強弱のメリハリ、10小節以降は左手側が旋律であることをきちんと意識して(個人的な解釈なのだが、フォルテ箇所は少し溜め気味に弾くと良さそうかな?)・17~18小節:音量を落とすのが早すぎるとト長調に転調する効果が出ない。(ディクレッシェンドが記載されている訳ではないため、音量を下げるタイミングが難しい)・18~19小節:左手の32分音符進行はシンプルに、間をとりすぎないでスッと。(私の場合はどうしても32分音符進行が転び気味になってしまう。気をつけなければ!)・22~23小節:休符はきちんと切って(テキストにも休符部分に「ブレス」と掲載されている。)・22小節:フォルテピアノはフォルテを強すぎずに。また、4拍目はテンポ変えずに(フォルテピアノは鋭い音にならず豊かなイメージで弾きたい。)(4拍目の注釈だがここで穏やかにし過ぎると後々困る・・・といった意味らしい。だからスッと弾こう)・25小節:前小節から続き更に小さなピアニッシモで。そして3,4拍目はクレッシェンドで次小節ピアノへ(前小節つまり24小節にcalandoの記載があるようにだんだん遅くそして消えていくように弾かねばならない。とうわけで、該当25小節のピアニッシモは更に小さく消え入るように。)(そして3,4拍目はピアニッシモ状態から1音ずつ少しずつ音量を上げていくといった感じだ)・28小節:1,2拍目はクレッシェンドせず、3拍目のスフォルツァンドはやり過ぎに注意。(3拍目のスフォルツァンドを意識して自然とクレッシェンドしがちだが気をつけよう)・29小節:1拍目右手の32分音符3連音符は急がないで(ざっと弾いてしまいがちな3連音符だが、丁寧に丁寧に弾くと曲も美しくなりそう)・31小節:2拍目は、楽譜改訂後F音はナチュラル(アントルモン氏は#のままがお好き)(現版以前は30小節の2拍目同様、F音は#付きで弾かれていたのだろうか。まぁ譜面どおりということで、ここはナチュラルで弾くべき。)・34小節:28小節同様スフォルツァンドをあまり強くし過ぎないで(曲の流れを考えて、スフォルツァンドを弾くということだろう。また、38小節には1オクターブ上で同進行箇所があるが、ここも同様であろう。また、「表情豊かに」というコメントもあり。なかなか難しい。)・37小節:3,4拍目の右32分音符進行はテンポを変えないで(ここに限らず、この前後に登場する右手32分音符進行はテンポを変えずにサラッといこう)その他にもジェスチャー等で注意した点も幾つかあったのだが、文章上うまく表現できなかったため(単に私の文章能力がないだけだが)、割愛させて頂いた。また、レッスンを始める寸前にアントルモン氏が、今回のイタリア人生徒さんに向かって「期待してますよ!待ちきれない気持ちです」とあえて話しかけていたため、「おや、今回の生徒さんには何か思い入れがあるのかしら」と思ってしまったのは私だけだろうか(笑)アントルモン氏の模範演奏は、レッスン中に「シンプルに」と言っていただけあって、割とシンプル目である。確かにこの曲、進行が非常に劇的なため、演奏まで劇的に弾いてしまうとそれこそ演歌調になってしまいそうなのだ。このシンプルさ、私もじっくり学ばねばならない。なにしろ、私もどっぷり浸る派だからである。気をつけよう。私は来週のレッスンであるアレグロ部分が、この曲のなかで最も好きなところ。更に続くアンダンティーノとのコントラストがとても素晴らしいのだ。それにしても弾きかけな曲がどんどん増えていってしまうような気がするのは・・・いや、気のせいではあるまい。とりあえず、モーツァルトのピアノソナタK.331は一旦ねかせて、また機会をみつけて弾くことにしよう。ピアノソナタK.311のほうはまずまず弾けるところまでもっていきたいし、今回の幻想曲は割と私好みだったりするから、譲れない。だいたい世の中には弾きたい曲が多すぎる。あぁ、なんて罪なことなのだ・・・----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●新しいピアノのテクニック(上) #05~06●全調(長・短調)4オクターブスケール(両手・左手のみ)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#11#08:本日も中間部中心にムラない進行を目指して。但しやりすぎに注意。#11:5-4指スタカート練習。進行自体は慣れてきたのだが、まだまだ「音」的には弱々しい箇所あり。●バッハシンフォニア #01~04#01~03:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#04:明日からノーミス1回コースへ。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」全楽章:1楽章の荒削りな部分を丁寧にさらって。第3楽章もフォルテ箇所は乱暴にならないように。●モーツァルト「幻想曲」ハ短調 K.475アダージョ:どうもテンポ感がつかめないまま、レッスン放映日になってしまった。後はレッスンを参考にさせて頂くことにしよう。アレグロ:アレグロ冒頭部分、右手の進行がうるさくならないように。●シューマン「アラベスク」通して数回。暗譜をターゲットに頑張れ!!●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から「インテルメッツォ」少しテンポをあげて弾いてみる。やはり曲最後付近になると音ミスを発生しやすいが、それ以外は少しずつゆとりをもって弾けるようにはなってきた。ただ、中声の3連音符をついつい適当に弾いてしまいがち。気をつけて。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミスで弾ければ1回)●バッハインヴェンション #01~04
May 17, 2005
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現在所有している電子ピアノの調子がどうもいまひとつな時があるため、そろそろ真剣に次機種を考えねばならないか、と思ったりもするのだが、そんな時、必要になるのがさらりと弾ける1曲。というのも、楽器店などでピアノの機種選定の際にどうしてもしてみたいのが試し弾きだ。しかし、かんじんの「弾ける曲」が無いと、試し弾きすら出来ないではないか。「まてよ・・・暗譜で弾ける曲が果たして今の私にあるだろうか」ピアノを再開して半年が経過したものの、練習中にはなんとか暗譜出来ていた曲たちも、別の曲を練習している間に忘れ去られてしまったり、人前で弾くには少々戸惑い気味なレベルの曲だったり、あれこれ考えるとまともに弾ける「1曲」が見当たらないのである。皆さんは、急にピアノを弾いて欲しいと言われた時や、楽器店などでピアノをいざ試し弾きする場合、さらりと弾ける1曲はどんなレパートリーをお持ちだろうか。1.とりあえず練習中の曲を弾いてみる2.自分には18番的存在な曲があって、是非とも弾きたい1曲がある3.弾ける曲がないので、とりあえずスケールなどでごまかす(これは楽器店等での試し弾きに限るが)折角ピアノを再開したのだから、やはり3,4曲程度は常時弾けるレパートリーが欲しいところだが、どうも暗譜にまで到達できないのが、私の大いなる悩みである。結局、先日楽器店のピアノフェアに出かけていった際も、ポロンポロンと音楽にならない音を奏でてみただけに過ぎないのだ。なんて情けない・・・というわけで、今日は奮起一番! ピアノを再開するきっかけになったドビュッシーのグラドゥス・アド・パルナッスム博士やらベルガマスク組曲、更には学生時代の18番的存在だったショパンのワルツ第9番あたりを弾き散らかす。が、・・・やっぱり暗譜できていない自分に失望するのであった(詳しくは下記の練習日記を参照)。ということは、当然、手を負傷する以前まで割と熱心に練習していたショパンのエチュードOp.10-1あたりもメタメタ状態に陥っているだろう、と思いながらも怖くて弾く気になれなかった自分が更に哀れになる。今年の目標、せめて2曲程度は暗譜しよう。そして自信をもってレパートリーといえる曲を探そう。えっ、志が低すぎる目標??暗譜が苦手な私には、かなりの重労働なのである。このくらいで勘弁してもらおう。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●新しいピアノのテクニック(上) #05~06●全調(長・短調)4オクターブスケール(両手・左手のみ)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#11#08:中間部中心にムラない進行を目指して。#11:冒頭の解説を読むと5-4指の8分音符を16分音符で倍にする練習が掲載されていた(これ、みっとん氏がコメントで言われていたのと同様である)。試しにやってみたが、やはりキツイ。指にかなり負担をきたすため、あっけなく撃沈。代わりに5-4指部分をスタカートで練習してみることにする。●バッハシンフォニア #01~04#01~03:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#04:通して数回。あとひといき!●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」全楽章:1楽章の66~74小節のもつれ箇所はほぼ改善。すると今度は第3楽章の粗が気になり出す。右手16分音符進行各所がどこも皆荒い。もっとセンス良く弾けないものだろうか。●モーツァルト「ピアノソナタ イ長調 K.331」1楽章:主題及び各変奏は通して数回ずつ。2楽章:TRIO部分はまだ両手交差でミス有り。特に繰り返し練習。(前回同様)3楽章:中間部、焦らない急がない。粒良く弾いて。変なところで力まない。(前回同様)●モーツァルト「幻想曲」ハ短調 K.475アダージョ:少しずつこの曲の魅力がわかってきたような予感。ただ音数が少ないため、表現に苦労。アレグロ:アダージョからアレグロに変わった際のテンポの変化がしっくりいかない。それ以外は割とスムーズに弾けるようになってきたが、アンダンティーノへ入る手前の右手進行、これが美しく弾けない。●シューマン「アラベスク」通して数回。主題部は暗譜でも弾けるようになったが中間部はまだまだ・・・----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミスで弾ければ1回)●バッハインヴェンション #01~04----------------------------------------------------たまには弾かねば忘れてしまうぞタイム●ドビュッシー こどもの領分から「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」手の負傷から復活し、今日本当に久々にこの曲を弾いてみたのだが、なんたる無様な状態か。折角暗譜まで出来ていたのに、暗譜はおろか、進行をど忘れてしまっている。いや、これには原因があるのだ。それまで全音版で割と自由に練習していたのだが、急遽音楽之友社版の楽譜(手の負傷中に購入した)を開いたことで、「あれ、ここの部分って左手で弾くの?」「あれ、ここはウナコルダ?」、自分にとっては新情報ゆえ、戸惑うのもまぁ仕方がない・・・ということにしておこう。数回繰り返して、ようやく勘を取り戻したような・・・まだまだのような?。●ドビュッシー ベルガマスク組曲から「プレリュード」最近掲示板でドビュッシーの話題再燃(笑)から、私もそろそろ弾いてみないと指が忘れているかも、と慌てて楽譜を開いてみる。まぁ、何故か上のグラドゥス・アド・パルナッスム博士よりは指もしっかりと記憶されていたようで、一安心だが、しっかり練習していた頃よりはミスが多い。ただ、以前練習していた時よりも指ひとつひとつにしっかりとした力が入っていることに気づき、「もしかして少しは進歩している?」とニンマリした瞬間であった。たまには昔練習した曲を弾いてみることで、気付かされることもあるのかもしれない。●ショパン ワルツ第9番Op.69-1実はこの曲、学生時代の私にとっては18番的存在であった曲。ピアノをやめてからもしばらくは弾けていた曲だが、そのうち全く弾かなくなってしまい、現在に至る。というわけで、実に久々に弾いてみる。結果は「とりあえず弾けている」レベル。それでも、暗譜こそ危ういものの、指はそこそこ覚えていてくれて助かった。
May 16, 2005
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土曜日はほとんどピアノに触れずじまいだったため、日曜日はガツガツとピアノの練習をしようと、昼過ぎからピアノの前に座っていた。すると何時頃であろうか、薄暗い部屋がなにやらピカリッと光ったような気がした。「げげっ・・・もしかして雷?」、それでもヘッドフォンをつけて練習している私には雷の音はほとんど聞こえなかった。「まだまだ弾くわよ」と雷にはとても似合わないモーツァルトのソナタをせっせせっせと弾き続けていると、いきなりドーンッッッッ!雷は容赦なく鳴り響く。「ひぇー」・・・、電子ピアノに落ちたらたまったものではない、と慌ててピアノの電源を抜くと、居間にかけあがって縮こまりながら一体どのくらいの時間を過ごしただろうか。実は私は、大の雷嫌いである。遠くでゴロゴロ・・・と言い出したその音ですら警戒するほど、苦手である。それには過去いくつかの思い出があるのだ。■雷大嫌い!だから負けじとソナチネアルバムで応戦だ!の小学生時代私が小学生の低学年くらいの頃、それは本当に雷が多い時代だった。しょっちゅう停電はするわ、ゴロゴロなんて甘いものではなく、バリバリバリバリといった耳をつんざくような凄まじい雷の連続は、私はなんどベソをかいたことだろう。それでもある程度ピアノが弾けるようになってきた頃になると、雷が鳴るたびにピアノを弾いて応戦していた。本人としては気を紛らわす手段として考えたのだろう。その頃、よく弾いていたのが、ソナチネアルバムのなかのクレメンティのソナチネOp.36-3及び4、つまりソナチネアルバム1巻の9番、10番である。今冷静に考えれば、ソナチネの9番のような明るいハ長調が雷に応戦できるはずもなかったのだが、本人としては必死だ。しかし、弾いているうちに雷が去り、青空と日差しが戻ってきた時には、あのハ長調が実にしっくりくるのだ。それを期待してひたすら弾いていたのであろう・・・と、大人になってしまった現在はその時の気持ちを推測するしか出来ない。そういえば現在はちょっとやそっとの雷では停電もせず、雷が鳴ろうとも平気でテレビを観ている人も多いが、あの時代、雷が少しでも鳴り出したら、慌ててテレビを消したり、懐中電灯やろうそくを用意していたっけ。なんとも懐かしい時代である。■更に私を雷嫌いにした、パソコンに落雷!事件こちらは音楽エピソードではないのだが、短大から社会人時代、私は一時期、アマチュア無線が好きで毎日のように交信したり、パソコンを使ったデータ通信などに明け暮れていた。大人になっても雷は嫌いであったが、子供の時のような極端な状態からは脱していた。ところがある日、「あっ、雷が鳴り始めたな」と気付き、そろそろ無線機やパソコンの電源を切ろうとしていたその時だった。いきなり・・・ドーン!!という音と共に部屋のなかの「何か」が破裂した。そう、パソコンに落雷したのである。その時、無線機とアンテナ、そしてパソコンが接続されていたため、アンテナを伝わってパソコンに雷が落ちたらしい。あの時の恐怖は今でも忘れられない。それにしても、落雷というのはいきなりやってくるものだ。「まだまだ遠いなぁ」なんて呑気なことを言っていてはいけないのだ。無線機やアンテナにはとりあえず被害はなく、被害の集中はパソコンのみだったのだが、蓋を開くとコンデンサ(部品のひとつ)がものの見事に爆発していた。その後どうしたって? 会社のハードに詳しい先輩にその部品を付け替えてもらい、何事もなく無事に動作したのであった(そのパソコン自体、中古で購入したかなり旧機種だったため、修理代のほうが高くつくのだ)。あぁ、雷って怖い・・・■そして現在はこうした過去のトラウマから抜け出せず、結局今でも雷が鳴ると、慌ててパソコンの電源を落とし、雷が通り過ぎるのをひたすら待つしかない、情けない姿がある。多分、今だったらピアノで応戦!再来なんてこともしたいのだが、生ピアノならばいざしらず、電子ピアノは電子機器、ということはまたしても落雷の被害に遭うのではないかというトラウマにとらわれて、ピアノの練習もままならない。だから、雷がなる度に、昔弾いたソナチネの旋律が耳のなかで踊るのだ。これから夏が近くなるにつれて、雷も多くなってくるだろう。あぁ、私のピアノ練習時間を奪わないで欲しい、しみじみと思う、雷の午後であった。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●新しいピアノのテクニック(上) #05~06●全調(長・短調)4オクターブスケール(両手・左手のみ)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#11#08:練習時間がとれず、通して1回のみ#11:ゆっくりと右手5-4指を強化。和音位置によって5-4指が弱々しくなる箇所あり。ムラなく弾けるようになるまで焦るな。●バッハシンフォニア #01~04#01~03:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#04:後半若干音ミスするが安定して弾けるようになってきた。この調子。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」全楽章:1楽章の66~74小節のもつれ箇所、少しずつ改善の兆し有り。テンポを上げてもつれるということは、まだしっかり指が馴染んでいなかったということか。●モーツァルト「ピアノソナタ イ長調 K.331」1楽章:主題及び各変奏は通して数回ずつ。2楽章:TRIO部分はまだ両手交差でミス有り。特に繰り返し練習。(前回同様)3楽章:中間部、焦らない急がない。粒良く弾いて。変なところで力まない。(前回同様)●モーツァルト「幻想曲」ハ短調 K.475アダージョ:少しずつこの曲の魅力がわかってきたような予感。ただ音数が少ないため、表現に苦労。アレグロ:こちらはまだ譜面にそってただ弾くだけレベル。●シューマン「アラベスク」通して数回。主題部は暗譜でも弾けるようになったが中間部はまだまだ・・・●シューマン 子供の情景から#01,02,07.0901知らない国ぐに:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。02珍しいお話:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。07トロイメライ:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。09木馬の騎士:まだまだリズムが重いぞ。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミスで弾ければ1回)●バッハインヴェンション #01~04
May 15, 2005
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あぁ、まるで悲哀の川柳のようなタイトルとなってしまった。実は、先日の旅の土産を持って実家に帰ったは良いが、またしてもたどり着いたのは夕刻となっており、ピアノの前に座る時間は与えられなかったのであった。だったら、もっと自宅をはやめに出発すれば良いのに、と思われがちだが、早々に帰っても、ピアノがドーンと置いてある実家の居間は、家族団らんの場でもあり、そう簡単には弾ける機会が得られないのである。家族が居間から出て行った時間を見計らって、慌ててピアノの前に座る、これが私が実家でピアノを弾ける唯一の方法だったり。結局、鞄にひっそりと入っているシューマンの楽譜は、今日も実家で開かれることはなかったのであった。そろそろ、どこかの楽器店の練習ルームを借りる事を真剣に考えよう・・・その時、まじめに思った私である。まぁその代わりといってはなんだが、実家のビデオで録画していた舘野泉氏のピアノリサイタルのビデオを、居間で視聴会のごとく?観ることが出来た。舘野泉氏については過去の日記でも何度か語っているので割愛させて頂くが、突然の病、そして左手のみのピアニストとして復帰したのはご存じの方も多いだろう。舘野氏のCDは何枚も所有しているのだが、こうして実際の演奏をテレビで観るのはこれが初めてだったりする。リサイタルの内容は、2004年11月東京オペラシティで収録されたものであり、・左手のための二つの小品 作品9 (スクリャービン)・小泉八雲の『怪談』によるバラード II」から「忠五郎」(ノルドグレン)・風のしるし・オッフェルトリウム(間宮芳生)以上3曲。特に小泉八雲の演奏の前には女優の岸田今日子さんが朗読をつとめている。それにしても、目をつぶって聴いていると、とても左手のみで弾いているとは思えない音の広がり感・充実感だ。個人的には、特にスクリャービンの「左手のための二つの作品」が深く深く心に突き刺さり、改めて「音楽を奏でることの素晴らしさ」を思い知ったような気分である。「音が生きている」ってこういうことを言うのだろうな・・・と。出来ればバッハ=ブラームスの「シャコンヌ」あたりも弾いて欲しかった(舘野氏のCDには収録されている)と思うのは、我が儘だろうか。実のところ、こんな凄まじいリサイタルのビデオを見せつけられたあとで、己のつたない演奏などとても恥ずかしくて弾けるはずもないといったところが本音であり、今日もまた、実家のピアノをぼんやりと眺めたまま、自宅に戻ったのであった。で、夜中の0時過ぎに帰ってきて、なんやかんやと荷物の整理をしていたら、あっという間に1時近くになっている。しかも、楽天が同日(15日)1時から午前中の11時半くらいまでメンテナンスで閲覧不可となり、「さぁ、これからネット三昧を・・・」と思ったその気持ちもいきなりダウン。こんな日はおとなしく寝よう。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●新しいピアノのテクニック(上) #03~04●全調(長・短調)4オクターブスケール(両手・左手のみ)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#11#08:練習時間がとれず、通して1回のみ#11:こちらは右手5-4指を意識しながらゆっくりと。和音を押さえながらの5-4-指連続というのは結構疲れるのだが、5-4指強化と思えばやる気も出てくる。がんばれ!
May 14, 2005
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ここのところ、己の苦悩話ばかりを展開してしまい、まったくもってお恥ずかしい限りなのだが、まぁ自分への戒めのつもりで書き留めておくことにしよう。実は、手の負傷後、ようやくピアノの練習を再開してから1ヶ月以上が経過したところで、クラーマー=ビューロー練習曲と共に、全調の4オクターブスケールの練習も再び始めたはいいのだが、左手のスケール下行がまるでなってない調が存在することに今更気付いてしまったではないか。って気付くのが遅すぎる。どうやら、スケール練習にあたり、ある程度指使いに慣れた時点で両手でスケールを弾くことにとらわれて、右手に引っ張られるように左手が動いていたようなのだが、左手単体で弾かせてみると、転ぶわ、音の粒はデコボコだわ、リズムは崩れるわの、それこそ「まるでだめ」状態なのである。実はこの話、年末の反省日記でも同じようなことを書いており、あれから左手のみの練習をしたりと、あれこれ試行錯誤はしてきたつもりなのだが、ちっとも改善されていなかったのだ。ところが、左手のスケール下行「まるでだめ」状態が発生するのは、全ての調ではなく、ある限られた調だけだったりする。得意と思われる調においては、まるで水を得た魚のようにきびきび動いてくれ、とても同じ指とは思えない。「何故、何故なんだ?」と左手のみでスケールをさらいながら、苦手な調を洗い出してみる。すると、それは以下のとおりであった。・ヘ長調・ト短調・ヘ短調・変ロ短調・変ホ短調・嬰ト短調・ニ短調・ロ短調・ト長調なんと全24長短調中、9調も存在したではないか。なかでも、変ロ短調と変ホ短調については上行もあまり得意としておらず、音が曖昧になったりもする。これはいかん、なんとかしなければ、と思ったところで、あることに気付いてしまった。それは、どうも苦手とする調の場合のなかでも、「特に3-4指が丁度白鍵にあたる調」が極端に苦手である、ということだ。勿論、苦手ななかには3,4指に黒鍵が混じる調もあったり、はたまた、ハ長調のように全音白鍵だったりするものでも、きちんと弾ける調はあるのだが、何か苦手な因子がそこに存在するようだ。このまま曖昧な練習を、ただ、していても進歩は無い、と年末の反省をここにきて最後思い出す。というわけで、今日からはスケールは「左手のみ」で弾くことも追加し、更に苦手な調ほどテンポをグッと落とし(当たり前か)、1音1音の指運びをこの目で確かめながら弾いていくことにしよう。どうも苦手調に関しては、指くぐりがスムーズに出来ていない、という全くもって初歩的且つ致命的な問題点も存在するようだ。ちょっとでもなんとなく弾けるようになると、ついつい両手でヘラヘラ~と弾いてしまうこの癖から、そろそろ脱しなければ、進歩はそこでとまってしまいそう。改めて自分への戒めとして心に刻もう。(あぁ、なんだかレベルの低い戒めであるが)スケールはピアノを弾くうえでの基本中の基本であるが、いまだに苦手意識がある調が存在してしまう私は、まだまだ精進が足りなさすぎるのだろうか。しかし、スケールに限っては黒鍵が多い調の方が大得意。まぁ、手の構造上当たり前ってつっこみが入りそうだが。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●新しいピアノのテクニック(上) #03~04●全調(長・短調)4オクターブスケール(両手・左手のみ)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#10,#11#08:なんとなくレベルでは弾けていても、まだまだ1音の音が明確でないのが気になる。速く弾くことにこだわらず、もっとくっきりとした音でいこう。#10:本日でとりあえず終了#11:本日から譜読み開始。右手5-4指、3-4指の強化に良さそうな曲である●バッハシンフォニア #01~04#01~03:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#04:ようやく形になり始めた。アンダンテなのだから無意味に急ぐ必要はないのだ。旋律の美しさに耳を傾けて●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」全楽章:1楽章の66~74小節でまだもつれ気味箇所あり。焦らないで。●モーツァルト「ピアノソナタ イ長調 K.331」1楽章:主題及び各変奏は通して数回ずつ。2楽章:TRIO部分はまだ両手交差でミス有り。特に繰り返し練習。3楽章:中間部、焦らない急がない。粒良く弾いて。変なところで力まない。●モーツァルト「幻想曲」ハ短調 K.475アダージョ:まだまだ譜面にかじりついて音をひろう状態。アレグロ:勢いにまかせてそのまま進んでみたが、こちらもまだ譜面にそってただ弾くだけレベル。●シューマン「アラベスク」通して数回。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミスで弾ければ1回)●バッハインヴェンション #01~04
May 13, 2005
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指折り数えて待っていたクラシック音楽漫画「のだめカンタービレ」が今日、5月13日発売。楽天広場のピアノ弾きの皆さんの間でも愛読者が多いであろうこの漫画だが、例に漏れず、私は「のだめカンタービレ」に影響されすぎて、難曲にチャレンジしては玉砕を繰り返す、哀れなピアノ弾きである。さて12巻の読みどころは、コンセルヴァトワールでの新学期を迎えたのだめ(野田恵)だが、初見もアナリーゼもちんぷんかんぷん、受け狙いな演奏も先生からことごとくダメ出しされてすっかり気落ちしている。そんななか、指揮者修行の旅?から戻った千秋は無事にパリでの指揮者デビュー大成功。久々にのだめと千秋の笑える掛け合いに、思わず声を出して笑ってしまうこと間違いなしだ(私の馬鹿笑いが部屋中に響きわたってしまった)。なかなか進展しないのだめと千秋の間も少しは進展の兆しあり?芸術的なイマジネーション養うために美術館へ行くエピソードは、いろいろ考えさせられるものがあるうえ、アパート向かいの画家が、アパートからきこえる演奏をイメージして描く奇妙?な絵のエピソードあたりは、自分の演奏がまさかそんなふうに聞こえていただなんて、と我に返る話だったりもする(いや、画家の感性にもやや問題有りか)。そしてなによりも今回印象に残ったのがバッハ平均律クラヴィーア曲集に取り組むお話。感覚と本能だけでピアノを弾いていたあののだめがついに「対位法」の本に手をのばす・・・というあたりが彼女なりの成長ぶりを伺わせる。実はこの私、今の今まで対位法を真剣に勉強していない。それこそ「弾いて理解すれば良いか」な人だったのである。もう少しまじめに勉強しようか・・・、でないといつか大いなる壁につまずくこともあるかもしれない。いやはや、漫画を読んで考えさせられるだなんて、うむ、私にとっては立派な教養漫画となっているらしい。というわけでお馴染みの登場曲をあげてみよう。さて、早速弾きたくなる曲があるだろうか。今回はピアノ曲だけでなくオーケストラ曲も合わせて掲載した。・リスト「超絶技巧練習曲」から数曲(11巻登場曲と同様と思われる #01,#02,#05,#10)・シューマン「クライスレリアーナ」(但しこれはCDのジャケットのみ)・ラヴェル「マ・メール・ロア」 ・野田恵「もじゃもじゃ組曲」(残念ながらこれは現実世界には無し)・シューベルト「ピアノソナタ第16番イ短調D.845」・ベートーヴェン「交響曲」?番ピアノ連弾バージョン・武満徹「遠い呼び声の彼方へ」・シベリウス「交響曲第2番」・ベートーヴェン「ピアノソナタ」悲愴・バッハ「平均律クラヴィーア曲集第2巻」第14番ヘ短調BWV883・バッハ「平均律クラヴィーア曲集第2巻」第05番ニ長調BWV874あぁ、何度も何度も読み返していたら、己のピアノを練習する時間がすっかり無くなってしまったではないか。これから少々ピアノの練習をしてくることにしよう。とほほ実は、今年中にはバッハの平均律に手を出そうと思っているのに、シンフォニアの復習がなかなか進まないこの現状に少々めげている。私も自分のバッハで心を洗われたい。でも今の自分のバッハは心が荒みそうな予感・・・
May 13, 2005
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シューマンのアラベスクOp.18を練習していて、当初とても悩まされることがあった。実は、シューマンの曲は平気で10度の和音が登場する率がなんとも高いのである。10度の和音の場合、2音であればまだなんとかギリギリ押さえられるものの、3音の場合はかなり辛い。こんな時、普通はどのように対処していくものなのだろう。アラベスクの場合、主題の終わりの小節には左手10度の和音が存在する。練習はじめの頃は、3音となるとどうしても押さえられなかったため、アルペジオで弾いていたのだが、どうにも曲の雰囲気に合わない。しかも、プロの演奏家の演奏を聴いてみると、その部分を誰ひとりとしてアルペジオで弾く者はいないのだ。やはりここでアルペジオはだめなのか・・・と、無い知恵を絞って考えた末、左手の和音の一部を右手で弾くことにした。あぁ、やはり邪道???しかし、その後も各所で10度の和音は容赦なく登場、しかも指使いの指定を見る限り、どうみても片手のみで押さえろと訴えている。シューマンの曲というのは、小さな手の者には向かないのか。先日、日記のコメントで某a嬢が語っていた「小さな手を大きく使う奏法」について知りたくなってきた。それにしても、どうしても届かない和音に遭遇した場合、1.とりあえずアルペジオで弾いてしまう2.和音の響きにこだわり、もう片方の手を駆使する3.いっそ、音を間引きして弾いてしまうどれが一般的なのだろう、と考えてしまった。まぁ、2の場合は片方の手の位置によっては物理的に困難な場合も多々あるだろう。それよりも、スーパーピアノレッスンのアントルモン氏がドーンと頭のなかに登場し、「そんなところを別の手で弾かない!」って怒られそうな気がしてきた。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●新しいピアノのテクニック(上) #03~04●全調(長・短調)4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#10#08:どうも苦手意識がある箇所をさっさと通過してしまおうと気持ちが走り、テンポが勝手に走るのか。もっともっと丁寧に。しかし、当初より随分と左手が動き始めている。これならばショパンの革命にそろそろ戻れるか。#10:通して数回●バッハシンフォニア #01~04#01~03:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#04:後半の指使いを見直し。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」全楽章:たっぷりと弾きこむこと。後はとにかく経験を積もう。本日も1楽章の66小節~74小節を集中的に練習。ここさえクリア出来ればそこそこ形になる・・・はず?いや、まだ第3楽章が大きな壁となっている。頑張れ!●モーツァルト「ピアノソナタ イ長調 K.331」1楽章:主題及び各変奏は通して数回ずつ。細かな部分がまだまだ荒削りだが昔練習していただけあって弾きやすい。2楽章:TRIO部分まだ両手交差でミス有り。12~16小節、42~46小節はかなり指慣れてきた。3楽章:中間部は指使い含めて集中練習。●モーツァルト「幻想曲」ハ短調 K.475アダージョ:まだまだ譜面にかじりついて音をひろう状態。●シューマン「アラベスク」通して数回。Minore II集中練習。左手のタッカタッカのリズムをもっと自然に。●シューマン 子供の情景から#01,02,07.0901知らない国ぐに:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。02珍しいお話:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。07トロイメライ:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。09木馬の騎士:木馬というよりブルトーザーのような状態。もっと軽やかにいこう。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から「インテルメッツォ」曲最後付近の進行で音ミスしがちだが、かなり曲には慣れてきた。あとは旋律の流れをもっと美しくきこえるように表現面を検討していこう。----------------------------------------------------本日のおさらい●バッハインヴェンション #01~04
May 12, 2005
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旅行から帰ってきて、久々にピアノを弾くのはやはり感慨深いものだ。と同時に、つくづく自分の未熟さを感じる今日このごろである。左手の3-4指を強化練習したりと悪戦苦闘・試行錯誤をしても、なかなか昔のようには動いてくれないままだし、スケールを弾いていてもいざ左手のみで弾いてみると、まだまだナヨナヨ状態。毎日練習していた時はそれほど気にしていなかったのだが、数日ぶりに弾いてみると、改めて自分の下手さ加減に我に返る、情けない自分である。それでも楽しくピアノに向かえているのだから、まぁ良しとしよう。なかなか昔の自分に戻れないもどかしさを感じるものの、やっぱりピアノが好きなのだ。それだけで今は十分ではないか。しかし、ここのところ、自分の知識不足にあきれ果てていることがある。というのも、モーツァルトのソナタを弾き始めて、改めて「トリル」の存在に悩まされているのだ。トリルといえば、主音と上二度の音との間を反復する記号(って何を今更)であるが、私は特に今まで何も考えることなく主音から弾いてしまっていた。ところが改めて調べてみれば、モーツァルトの時代(更に言えばバロックから古典派あたりまで)は上二度の音からトリルを開始するのが主流だったというではないか。しかしながら、スーパーピアノレッスンのテキストには、時々「このトリルは主音から」「こちらのトリルは上から」等と注釈があるものもあり、時と場合によって変わるトリル解釈にも途方に暮れる始末。トリルによってはあらかじめ開始手前に前打音がついているものがあり、それによって奏法も判断つくものもあるのだが、何も書かれていないものに関しては、「はて、どちらから弾くべきだろう」と・・・あぁ、どうして今更こんなことで戸惑ってしまうのだ。ちなみにロマン派以降は主音から弾くトリルが主流とも聞いているが、ショパンはトリルを上二度から弾かせているという話らしい。だから、主音の手前に前打音で主音と同じ音が指定されていれば、それが主音から開始するトリルという意味だということはなんとなく納得がいく。しかし、様々なピアニストが演奏するピアノ曲を聴けば、トリルひとつをとっても人によって様々過ぎて、あぁ、一体私は何を信じれば良いのやら・・・状態に陥っている。まぁ、モーツァルトのソナタひとつをとってみても、全音版とヘンレ版ではトリル奏法指定もかなり異なっているのだから、仕方ないか。結局のところ、前後の流れをふまえて自分が良かれと思ったトリルを弾くしかないのか。しかし、それにしても前提条件というものがあるだろうし、楽譜を読むってつくづく難しい。あぁ、今日も恥を覚悟で「何を今更」な話をしてしまった。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●新しいピアノのテクニック(上) #03~04●全調(長・短調)4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#10#08:左手中心のこの曲を弾くたびに今の自分の状態を知ることが出来るのだが、どうしても中間部で暴走気味になるのが頂けない。もっと1音1音をしっかり奏でることを意識して。#10:通して数回●バッハシンフォニア #01~04#01~03:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#04:後半の指使いを見直し。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」全楽章:たっぷりと弾きこむこと。後はとにかく経験を積もう。1楽章の66小節~74小節がテンポを上げることでつまずき気味なので特に時間をかけて練習。●モーツァルト「ピアノソナタ イ長調 K.331」1楽章:主題及び各変奏は通して数回ずつ。Var.VIの125,126小節の両手16分音符進行、まだつまずき気味2楽章:12~16小節、及び42~46小節のパッセージでつまずき気味。レガート含めてまだまだ部分練習要。3楽章:先日のレッスン番組の注意点を気に留めながら練習。中間部は指が転びがちなのでテンポを落として。●モーツァルト「幻想曲」ハ短調 K.475アダージョ:次回レッスン放映のために譜読み開始。それにしても前2曲と異なりかなり厳粛な曲だ。不気味さすら感じる。●シューマン「アラベスク」通して数回。Minore IIの進行をもう少し音楽的に奏でたい。左手付点進行が時々ずっこけるのが情けない。----------------------------------------------------本日のおさらい●バッハインヴェンション #01~04
May 11, 2005
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5月10日のNHK教育テレビ「スーパーピアノレッスン」は、モーツァルト「ピアノソナタ K.331 トルコ行進曲付き」の第3楽章、つまり「トルコ行進曲」のレッスンである。私自身、小学生の頃のピアノの発表会に向けて練習をし、更に中学生になってピアノソナタとして練習した経験があるだけあって、特にこの第3楽章「トルコ行進曲」は馴染み深い曲だったりする。だから、レッスン番組の予習として何度か弾いてみても、第1,2楽章と比べて頭の中では深く記憶されていた。といっても、問題は指がついてこないこと・・・か。なんとも哀れである。と、まぁそれはさておき、いざ番組を観てみれば、いつもは生徒さんの実演奏に入る前に講師のアントルモン氏がレッスン曲について幾つか語るのだが、今日はいきなり生徒さんが通して演奏を始めた。生徒さん、快調にとばすとばす。「は、速いぞ・・・」(これはアントルモン氏が注意するのではなかろうかと頭をよぎる)。案の定、アントルモン氏は、「あなたの演奏は、イタリアの軍隊が突進する時の音楽に聞こえる」と指摘。トルコ行進曲としては速すぎる、と語る。テキストの注釈にもあるように、アレグレットを守って弾かねばならない。そういえばこの曲、アレグロな勢いで弾いていまう人って多くないか。私ももしかして子供の頃はそうだったかもしれない。今は指が追いつかなくて、必然的にアレグレットになっているが・・・って、まぁ私の話はここではおいておこう。それでは各小節について注意点などをあげていってみよう。なお、例によってレッスン時に注意されている以外の点でも気が付いた箇所を織り交ぜていたりする点はご了承頂きたい。今回は、冒頭の主題部では注意されていなかったのに、中間部後に再び主題部(後半部)に戻った際に指摘を受けている事項が多かったため、その内容は冒頭の主題部の小節数に当てはめて掲載した。というのも、その注意事項が前半にも共通する内容だからである。青字は先生の注意点、括弧内の黒字は私なりのコメントである。【イ短調部】(主題)・1~4小節:急がないで落ち着いて弾くこと。優しく弾こう(実際の指摘は65~68小節で)(変なアクセントを付けず、さらって優しくピアノで、という意味のようだ)(ちなみにこの指摘は65小節でアントルモン氏が語った内容だが1~4小節も同じと理解)・5~7小節:前打音はピリッと(実際の指摘は69~71小節で)(前のフレーズとの対比のごとくキリッと締めた感じで。)【ハ長調部】・8~15小節:テンポを保って(ハ長調部 ついつい気持ちが高揚してしまいがち。わずかな強弱もつけてメリハリをつけたい)・8~9小節:乱暴でなく、でも歯切れ良く。指使いは3-4-3で(実際の指摘は72,73小節)(指使いの指摘は重音進行部分の高音部に対して。実は私は3-4-5の順で弾いていた)・10,14小節:1拍目2音目(8分音符)の音は左手で?(実際の指摘は74,78小節)(譜面をみる限り右手で弾くものと思っていた箇所だが、アントルモン氏によると左手で弾けと)(確かに前小節の流れからすると左手で弾く方が素直ではあるが、私はずっと右で弾いていた)【再びイ短調部】・20小節:2拍目はパッとすぐに静かに弾いて(1拍目はフォルテだが、2拍目以降はすぐにピアノで。この強弱は結構なポイントどころ)【イ長調部】・25~31小節:左手の前打音は太鼓の連打のようにすばやくザザッと。(ここはいわゆる右手オクターブ奏法部分。左手の前打音がもたつかないように一気にザザッと決めたい)・25~31小節:ペダル踏む位置は拍子の頭で(実際の指摘は56小節にて)(実際は中間部後の56小節にて指摘された事項だが、このフレーズ共通の指摘事項だ)【嬰へ短調部】(中間部へ)・32~40小節:粒良くそして弱さのまま保って、左手はもたつかず軽く(中間部の嬰ヘ短調に突入。ここを粒良くムラなく弾くのはなかなか難しいのだ。)(左手も軽やかに粒良く弾きたいが、それこそ手にコインを載せたような状態で弾きたいところだ)【イ長調部】・46小節:レガート表記をよく見て(トルコ行進曲には数少ないレガート表記。だからこそレガートを守って)・47小節:指の位置が鍵盤の奥・手前とバタバタ変わらないように。焦らず自然に。(ここは確かについつい指が速くなりがちな部分。気をつけねば!!)【再び嬰へ短調部】・55小節:曲区切りの手前小節、ついつい走らないで(次小節を意識するとつい走り気味になってしまうため、あくまでも落ち着いて弾きたい)【イ長調】(コーダ手前)・89~96小節:急がないで(コーダ手前の右手オクターブ分散進行は私が最も苦手な部分。どうしてもバタバタしてしまう)【イ長調】(コーダ)・99小節:指示された指使いを守れば速くならないのだ(右手16分音符進行、4-3-1-3 4-3-1-4で弾くこと。ここは私もつい4-3-2-3で弾いてしまっていた)・101小節:前打音はピリッと(和音前の前打音、これがなかなか難しい。)・109~115小節:弱く、そして急がないで(フォルテから一転、ピアノな部分)(左手の16分音符分散和音がどうしてもテンポを焦られてしまうので要注意な部分だ)と、指摘事項が少ないようで満載だったトルコ行進曲だが、最後にアントルモン氏は「大変良くなりました。指使いを工夫すればもっと良くなるでしょう」と言ったうえで「あなたの勉強の仕方は間違っていませんよ。ブラボーお疲れ様でした」とあたたかな一言。確かに、私もこの生徒さん、演奏中に何処を見てるのだろう?という点を除けば結構な好印象だったように思える。なんといっても、手が大きいのは羨ましい。今回のトルコ行進曲にしても、私ったら必死でオクターブをバタバタ弾いているというのに、あの生徒さんはいとも簡単にさらっと弾いている。あぁ、手の大きさだけはどうにもならない。それにしてもアントルモン先生、アレグレットと強く言っていた割には、模範演奏はかなりテンポアップしていたように思えるのは私だけだろうか。
May 10, 2005
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とにかくどっと疲れた・・・というわけで、5月5~8日、3泊4日東北のくるま旅を無事に終え、5月8日の夜中に東京都下の我が家に戻ってきた。それにしても、東北道から首都高速、約700km近い距離ながら渋滞にはほとんど遭遇することなく帰って来られたのは、ほとんど奇跡に近い。だいたい、関東圏内になると土・日曜日の夜は渋滞するのが当然となっているからである。って、長いゴールデンウィークの最終日の夜までウロウロ走っている人は、さすがに少ないのかもしれないが。実は、旅の途中でネットへのアクセスを試みたのだが、携帯電話の電波状況が非常に悪く、結局アクセスもままならぬ状態のままとなってしまい、旅先更新が実現できなかったのがちょっと残念。おまけに、折角皆さんから日記やBBSにコメントを頂いていたのに、返信がとんでもなく遅れてしまうこととなり、本当に申し訳ない。現在、山のような洗濯を片づけながら、ぽつぽつとコメントさせて頂いているので、「今更~」なんて言わずにどうぞ読んでやって頂けると嬉しい。5~8日の旅日記は、5日分のみ既に宿でせっせと書いていたため、画像含めて今日中には掲載予定である。これで少しでも訪れた気分になっていただけると、これまた嬉しかったりする。ちなみに各日のコースはこんなテーマ(仮題)となっている。・5月5日:寒さに震えながら十和田湖ぐるり周遊・5月6日:新緑にはちょっと早かったか、奥入瀬渓流・5月7日:桜満開時期を過ぎた弘前公園・5月8日:帰りがてら厳美渓~中尊寺へさて、いつまでも旅な時間に浸っているわけにもいかない。家に帰れば、毎食の食事だって自分で作らねば何も出てこないし、洗濯掃除だと当たり前の家事をこなさねばならないうえに、あまり考えたくない憂鬱な問題だって、再び思い出される。旅の時間から日常に戻るこの瞬間が、最も現実を感じる瞬間であるが、だからこそ、時には非日常を味わう大切さを感じる瞬間でもあったりする。心のゆとりを得るためにも、たまには旅に出るのも良いのではないだろうか。といっても、ついつい「折角旅行に行ったならば、あれもこれも観て廻ろう」という気持ちが先走り、結局疲れて帰ってくることが多いのも事実。なんだか本末転倒のようにも感じられる今日このごろである。時間を優雅に使えるようになって、初めて旅の達人と言えるのかもしれない。なんて・・・思ったりも。(でもこれはお金と時間にゆとりがなければ実現も困難か・・・)数日間、ピアノから離れていて、ピアノが恋しいはずなのにピアノに向かう元気がないのは、それだけ疲れすぎてしまったということか。あぁ、まだまだ未熟者だ、私。
May 9, 2005
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5月6日、秋田・青森地方のこの日の天気予報は「晴れのち雨」。あぁ、なんて不安定な天気なのだ。今回の旅では今日訪れる奥入瀬渓流がメインだというのに、困ったものである。しかし、朝5時早々に目が覚めた私がカーテンをささっと開けると、太陽の光がやけにまぶしい。どうやら、今のところは天候も良さそうではないか、期待も膨らむ。というわけで、本日訪れる場所は十和田湖からほど近い位置にある奥入瀬渓流。■奥入瀬渓流とは?ガイドブック風に奥入瀬渓流を語るとするならば、十和田湖から続く唯一の川、それが奥入瀬川であり、特に焼山から子ノ口にかけての約14kmほどの区間を奥入瀬渓流と称している。渓流には遊歩道があり、川の流れに癒されながら歩いていけば、途中、様々な滝や躍動感に満ち満ちた流れを見ることが出来る。四季それぞれに美しい姿に変え、訪れる人の心に残る場所である。ちなみに奥入瀬の由来は、奥に入るほど瀬が多くなるということから付けられたらしい。実は十和田湖をぐるりと廻りながら、周囲の風景がまさしく冬そのものだったことに少なからずショックを受けていたため、新緑の奥入瀬を楽しむのはすっかり諦めていた。そう、奥入瀬の新緑を見たいならば、5月末から6月初めにかけて訪れるべきだったのである(今後、新緑目的で訪れようと考えている人はどうぞお気を付けて)。ということは、今回、なんとも中途半端な季節にやってきてしまったらしい。まぁ、宿の割安宿泊プランで、普段よりもかなり安く泊まれただけでも良しとしようか。■いざ奥入瀬へ!冬の顔を残しながら春の始まりへ宿から十和田湖畔の道を駆け抜け、途中、瞰湖台展望台から朝の十和田湖を拝むといざ奥入瀬渓流へ。5月6日といえばとりあえず平日。しかし、観光スポットに平日も休日も変わりはない。観光バスはいるわ、小学生くらいの遠足団体はいるわ、ファミリー等の姿も目につく。三脚と一眼レフカメラを抱えた本格派もいれば、コンパクトカメラでフットワークも軽く、バシバシと写真を撮る者、更には携帯電話のカメラでせっせと撮っていたり、いやはや、各所からシャッター音が賑やかだ。それにしても、最近は携帯のカメラで写真を撮る者がこれほど多いとは、あぁ、これも時代の流れか。私なんぞ、電子小物が好きな割には、いまだ携帯電話にカメラ機能がついていない。なんだか時代に乗り遅れた感がある今日このごろである。って話が脱線してしまった。さて、「銚子大滝」で圧巻な滝パワーを見せつけられ、「阿修羅の流れ」ではまるで巨大洗濯機を見ているような(情緒のかけらもない表現だが)水の流れに思わず吸い込まれそうになり、石ヶ戸付近ではようやく新緑らしい緑明るい川の風景に出逢い、数時間かけて奥入瀬を満喫させてもらった。次は是非とも紅葉の時期に訪れたいものだが、きっと紅葉シーズンの混雑ぶりは、今の比ではないのではなかろうか。そう思うと、ついつい躊躇してしまう、人ごみ嫌いな我々である。昼食には、奥入瀬渓流から十和田市の市街地方面へと国道102号を走らせた途中にある道の駅「奥入瀬」のレストランで十和田湖和牛のステーキに舌鼓をうち、身も心も胃袋も十和田を満喫したのであった。「さて、これからどうしよう・・・」、今回は特に細かなスケジュールなど全く決めていなかったうえ、時計をみれば14時過ぎとなっていたため、またしても奥入瀬渓流に戻る羽目に。途中、奥入瀬湧水館なるところでは、奥入瀬源流水を使用した「水出しアイスコーヒー」(1日50杯の限定だとか)を堪能。あぁ、大人の味だ・・・夕刻の奥入瀬渓流は、なんと午前中以上の混雑ぶり。観光バスの量も更に増え、呆然である。それでも16時を過ぎる頃には訪問客もグッと減り、ようやくゆっくり観て歩き、本日の奥入瀬散策の旅は幕を閉じたのであった。それにしても、奥入瀬散策は体力勝負、もっと鍛えてからまた来よう。心配されていた「晴れのち雨」といった天候も、どうにか今日1日晴れのままもってくれて、ほっと一安心であったが、明日はどうやら本格的な雨が降るらしい。あぁ、どうしよう・・・明日の予定。実は、5月6日夜の時点で、翌日の予定を全く決めていないままではないか。なんて呑気過ぎる旅なのだ。瞰湖台からみる朝の十和田湖圧巻!銚子大滝奥入瀬の定番的な風景阿修羅の流れ石ヶ戸の瀬石ヶ戸付近の穏やかな風景十和田湖和牛のステーキ奥入瀬湧水館の桜
May 6, 2005
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実に久々の長旅決行ということで、5月5日朝5時過ぎに東京都下の自宅を車で出発、首都高を抜けて東北自動車道へと突き進む。休日ゆえ、早朝から渋滞に巻き込まれることも多少は覚悟していたのだが、まるで久々の旅を歓迎してくれているかのごとく、渋滞はなく、あれよあれよという間に東北圏内へ。そう、何事もなければ東京-東北は近い存在であるのだ。といっても、車で片道約7時間以上はかかるため、これを近いといって良いのかは定かではないが。■新緑の十和田湖を見に来たはずが、残雪?東北道 十和田ICから一般道をひた走り、十和田湖方面へと向かうなか、ふと頭の中を不安がよぎる。「ちょっと待てよ、私たちは確か新緑の十和田湖を楽しみに来たつもりなのに、これは一体どういうことか」。そう、山道を走る車道から見える風景、それはまさしく「冬そのもの」であった。木々は枯れ、ほんの少しだけ新芽がチラッと見える程度、更には斜面には雪が残っているのである。東北でも5月になればそれなりの新緑が見られるかと思っていた我々の勝手な期待は、見事なまでに外れてしまった訳である。■寒さにふるえつつ十和田湖1周枯葉舞う冬の様相であっても、とりあえずはここで十和田湖を満喫しないでどうする!と気持ちを奮い立たせ、本日は「十和田湖をぐるり1周めぐる」と称し、以下のコースで「走り」「休み」「歩く」を満喫してみた。発荷峠展望台(ここでまずは今日初めての十和田湖をのぞむ)↓休屋(名物のひめます料理を食べ、乙女の像、十和田神社、遊覧船で十和田湖を満喫)↓瞰湖台(展望台で十和田湖をのぞむ)↓御鼻部山展望台(周囲の道路はまさしく雪の壁状態。)↓宿へ十和田ICから国道で十和田方面に向かうと最初に現れる展望台が発荷峠展望台、というわけである。まずはそこで十和田湖を高台から眺めると、次は十和田湖で最もメジャーなスポットといわれる「休屋」。ここにはお土産店や食事処が軒を連ねている他、各種宿泊施設や遊覧船、湖畔の散歩が出来たりとちょっとした観光スポットとなっているのだ。あの「乙女の像」や「十和田神社」もこのエリアにある。昼食はといったら、勿論、名物の「ひめます刺身」を食べる。十和田湖はもともと魚が生息しない湖として有名であったが、のちに様々な試行錯誤の末にようやく、初めて「ひめます」の養殖に成功したのであった。現在は、鯉や虹鱒、岩魚など15種類ほどの魚も生息しているという。ちなみに、ひめますの刺身の味は、まさしくサーモンの刺身を食べているような感じだったりする。身もしっかりしており、それでいてプリッとした感触がなかなか美味しい。それにしても、この時期の遊覧船といったら、春の風が気持ちよいと思われがちだが、この日はとんでもなかった。肌をさすような風、冷たい空気にさらされ、デッキで写真を撮る我々は身も心もシャッターをおす指も凍りつく。そして固く誓う、「今度、新緑を期待してここに来るとしたら、やはり5月末あたりにしよう」・・・と。更には十和田湖の廻りを1周まわって、まさか雪の壁に遭遇するとは思いもよらなかった。それはもう何メートルにも及ぶ壁が出来ていて唖然。雪国に迷い込んだのかと一瞬思ってしまったくらいだ。ただ、雪は既に土や排気ガスによる汚れがべったりと混ざり、お世辞にも綺麗とは言えない状態ではあったのだが。それでも、ここのところ関東では暑い陽気に身体が慣れていたせいか、冬をも感じさせるこの冷たい空気に「日本ってやっぱり広い」とあらためて思わざるを得なかったのである。さて2日目は十和田湖周辺の名所として知られる「奥入瀬渓流」を訪れる予定。しかし、天気予報では天候の悪化を告げるばかり。あぁ、どうなるのだ、この旅は。(っと日記を書いている6日早朝は太陽の光が窓から差し込み、天気も良い。この天気、いつまでもってくれるやら)p.s この日記を書いたのは5月6日早朝だったのだが、結局携帯電話の電波状況が悪くてリアルタイムに日記更新が出来ず、自宅に帰ってからの公開となってしまった発荷峠からみる十和田湖ひめます刺身乙女の像十和田神社湖上からみる十和田湖瞰湖台からみる十和田湖どうみても冬の風景御鼻部山からみる十和田湖
May 5, 2005
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5月5日から8日にかけて東北の十和田湖方面を訪れるため、しばらくピアノの前に座ることが出来ない。というわけで、出発の前日はとにかくピアノの弾きだめをしておこう、と心に決めていた。ところが、いざ前日になってみれば、旅行鞄にあれやこれやと荷物を詰め込んだり、持ち歩き用ノートPCのハードディスク容量不足を補うために、急遽部屋の隅っこに転がっていたハードディスクユニットを適当なケースに入れて動作テストをしたりと、何かとバタバタしっぱなし。これではゆっくりピアノに向かう暇もありゃしない。あぁ、このままピアノに触れずじまいで旅へと行く羽目となるのか。しかし、夕方近くになってようやく時間が空き、慌ててピアノの前へ。「うーむ、今日で弾き納めか・・・」っておいおい、数日後にはまたこのピアノの前に座っているというのに、何を言っているのだ。時計を気にしながら、バッハだモーツァルトだシューマンだとせっせせっせと弾きまくる。特にここ数日、モーツァルトのソナタを中心に練習していたため、シューマンの各曲がすっかりおろそかになってしまっていた。そんな状態のまま、旅に出るのはあまりに心残りだ。今日ばかりは優雅にピアノの練習、というよりは、まるで空腹の子供がガツガツと白飯を口に放り込んでいるような状態と化している。とにかく、「弾けない時間」をまるで埋めておくかのごとく、弾く!弾く!弾く!今更言ってもはじまらないが、もう少し若い時代にこれほどの情熱があれば、また違った人生が・・・あっただろうに・・・いや、無いか。結局、今の人生を歩いているであろう。それにしても、長旅のたびに「あぁ、ピアノが・・・ピアノが・・・」なんて言っていること自体、自分があまりに小さい人間のような気がしてきた。非日常で得られるものを、どうして今後のピアノに活かそうと考えないのだ?まぁ、旅行中に音楽欠乏症にならないように、こっそりとMP3プレイヤーを鞄にしのばせていくことにしよう(PCのなかに入っていた音楽ファイルは、ハードディスクの容量確保のために削除されてしまったのだ)。静寂な湖、湖畔の道、そんな風景にピッタリな曲は・・・はて・・・なんだろう?というわけで5~8日の間、日記を更新できるかどうかはまだ分からないのだが、出来れば旅先から風景写真付きの日記でも掲載したいと思っている。ただ、ネット接続が可能かどうか不明なので、日記更新どころか、皆さんのサイトへお邪魔することもままならないと思うが、旅から帰ってから怒濤の訪問をさせて頂くつもりなので、嫌がらずにどうぞよろしく。また、折角日記に頂いたコメントに返信する時間がないまま出発時刻となってしまい、あぁ、申し訳ない!!後日ゆっくり返信させて頂くのでどうぞお待ちを!(って待ってないって??)ただいま5月5日午前4時半過ぎ、久々に東北道ロングドライブとなるわけだが、それでは「行ってきます!」----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●新しいピアノのテクニック(上) #01~02●全調(長・短調)4オクターブスケール●バッハシンフォニア #01~04#01~03:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#04:まだまだミスは多い状態。がんばれ、自分。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」全楽章:たっぷりと弾きこむこと。後はとにかく経験を積もう。1楽章の左手進行が何かと慌ただしくなりがち。気をつけて。●モーツァルト「ピアノソナタ イ長調 K.331」1楽章:主題及び各変奏は通して数回ずつ。Var.IIIのオクターブレガート、Var.VIの125,126小節の両手16分音符進行は要部分練習。2楽章:先日のスーパーピアノレッスンの指摘を気に掛けながら練習。42~46小節のパッセージはレガートとそうでない箇所の違いをうまく出すことが出来ない。3楽章:少しずつ昔の勘を取り戻している状態。●シューマン「アラベスク」通して数回。数日ぶりに弾いたが相変わらずMinore.IIの右手進行が綺麗につながらないのと、左手の付点がいまひとつ。●シューマン 子供の情景から#01,02,07.0901知らない国ぐに:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。02珍しいお話:仕上げに向けて通して数回。07トロイメライ:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。09木馬の騎士:勢い余ってまだまだ乱暴になり気味。気をつけて。でも弾いて楽しくなってきた。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から「インテルメッツォ」進行にもかなり慣れてきたが、3連音符がかなり雑。この点を改良するためにはまだまだテンポをゆっくり目にして1音1音を確実に弾くことを心がけて。----------------------------------------------------本日のおさらい●バッハインヴェンション #01~04
May 4, 2005
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NHK教育テレビ「スーパーピアノレッスン」では先週に引き続き、今週もモーツァルト「ピアノソナタ K.331 トルコ行進曲付き」のレッスンである。といっても今週のレッスン対象曲は、第2楽章。シンプルながら優雅、それでいて各所でキリッと引き締まっている曲であり、個人的には特に前半は弦楽4重奏あたりで聴いてみたくなるような曲だったりする。さて、レッスンの最初にアントルモン氏は、この第2楽章について「古典舞曲の形式で書かれている」「トリオ(中間部)のある古典的なメヌエット」と語っている。そう、この曲はメヌエット→トリオ→メヌエット(に戻る)といった構成だ。私ったら普段の練習時、トリオからメヌエットに戻るのをすっかり忘れていた・・・だなんて恥ずかしくて言えない(言っている)。それでは各小節について注意点などをあげていってみよう。なお、例によってレッスン時に注意されている以外の点でも気が付いた箇所を織り交ぜていたりする点はご了承頂きたい。青字は先生の注意点、括弧内の黒字は私なりのコメントである。【メヌエット】・1~2小節:自信をもって弾こう。スラーを意識して。(アントルモン氏は生徒さんに「今の弾き方で満足しているか」といきなり問いかける。確かに冒頭はフォルテ気味に弾きたいところだが、各小節に指定されたスラーを意識して弾くことも重要。特に2小節目の2拍目はフッと力を抜くように)・7~9小節:強弱記号は正確に(7小節後半から8小節にかけてクレッシェンド、そして9小節でパッとピアノで弾く、ここがポイント!)・15小節,39小節:左手の休符を正確に(左手の進行は割と単純でシンプルゆえ、つい指定音符以上の長さを押さえたままになりがち。要注意)・17小節:強弱記号は正確に(前小節にて16分音符のパッセージが続くため、つい勢いで17小節目も強く弾いてしまいがちだがここはピアノ)・20~23小節:スラーをきちんと意識して(実際に歌うように、スラーの終わりでふっと息を抜くような感じを意識して。)・24小節:すぐにピアノ(弱)で弾く(前小節がフォルテゆえ、該当の24小節もその流れでピアノにしきれない事があるがここはパッとピアノで)・36~38小節:左手の1音目を伸ばして弾かないこと(そういえば昔、リストが左手進行の1音目をわざと残して疑似ペダル効果のような弾き方をしていたことがあったらしいが、もしかして生徒さんも同様の効果を狙ったのか??それともたまたまか?いずれにせよ、アントルモン氏から注意を受けることとなってしまったようである)・41小節:装飾符を含む小節、はずむように(前小節からの流れでそのまましっとり弾かず、41小節からパッと切り替えるがごとく明るくはずんで弾く)・42~46小節:レガートとそうでない箇所を意識して弾くこと(42,44,46小節の各小節には各拍ごとにスラーが指定されているのだが、このスラーをしっかり意識して弾くこと。つまり、タラララ タラララ タラララといった具合にである。決して、タラララララララララララではないのだ、ということらしい。更に、スラー指定がない45小節の16分音符進行はレガートとの対比という観点で割とはずむようにケタケタケタケタケタケタ(少々、例が悪いかな)と弾くと良いとか。なるほど、奥が深い。)・47小節:指使いに注意!親指をやたら使うな(アントルモン氏は多分、3拍目の和音について親指を使うなと言ったのだと推測されるのだが、ここでの注意の仕方は凄まじかった。いかんせん、足をドンッと踏みならして「親指使うな」とかなりキツめの口調で言ったのである。これにはテレビを見ていたこちらの方がギョッ。つまり、親指を使いすぎることで曲の流れを悪くすることを考慮して注意されたのであろう)【トリオ】・49~51小節:メヌエットとは対照的にゆったりと弾くこと(勿論テンポまでどんよりと遅くなってしまってはまずいが、気分的にゆ~ったり、という意味で言われたのではなかろうかと思う。また、あえて注意点としてはあげないが、50小節の2,3拍目の重音進行を生徒さんは両手で弾いていたため、アントルモン氏がすかさず注意「ここは右手のみで弾きなさい」と。個人的にもここを両手で弾くなんて考えもつかなかったのだが、ソナタK.311の時の生徒さんといい、今回といい、かなりの技量があるにもかかわらず「どうしてこんなところで両手で弾いたり、本来左手で弾くものを右手で弾いたり」といった解釈をしているのが少々不思議に思えてしまった)・52~54小節:両手を交差させる箇所の場合、右手が左手以上に強くならないように弾くこと(これは52~54小節に限らず、交差させる箇所すべてに言えることである。あくまでも主旋律は何かであることを意識して弾きたいものだ)・67小節:テンポを遅くしないでサッと弾くこと(曲の展開や進行でついついテンポを揺れてしまいたくなる箇所もあるのだが、不必要にテンポをかえない)・68~71小節:両手オクターブ進行、乱暴にならないで(これはテキストにも掲載されているコメントであるが、ついつい両手でオクターブ、しかもフォルテ指示の場合、乱暴に弾きがちになってしまう点、要注意である。)・72小節:気持ちをパッと切り替えて優しく弾いて(71小節までのオクターブ進行から一転、優しくピアノ気味で弾くことで曲自体にもメリハリがついて良さそう)・82~84小節:休符記号は正確に(メヌエットのなかでも注意されていたが、左手の休符はきちんと守ろう・・・と私にも言えることかもしれない)というわけで今回は曲自体が短かったため、アントルモン氏の模範演奏も十分に堪能できたのであった。ただ、レッスン時に指示されていた時よりもかなりあっさり目、しかもテンポもそこそこ速めに弾いていた感があったりもする。さぁ、いよいよ来週は単品曲でもお馴染みな「トルコ行進曲」。個人的には歯切れ良く軽快に弾く曲だとばかり思っていたのだが、以前購入したピリスの演奏ではかなりテンポも遅くしっとり目なトルコ行進曲だったため、かなり驚かされたのだが、アントルモン氏はトルコ行進曲をどう料理してくれるのだろう。今から楽しみである。(ちなみに、グールドの弾くトルコ行進曲もかなりゆったりとしているという話を聞いたのだが、聴いた事がある人はいるだろうか??)◆ ◆ ◆ ◆ ◆昼間は天気も良かったので、実に久々の洗車をした。さぁ、車もピカピカになったことだし、あとは荷物をまとめるだけである・・・が、どうやらゴールデンウィーク後半の天候はあまり良くない、としきりに天気予報のお姉さんが言うものだから、気分は沈みがち。あぁ、私の日頃の行いが悪いのだろうか。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●新しいピアノのテクニック(上) #01~02●全調(長・短調)4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#10#08:テンポ100で練習。左進行が非常に曖昧なのでスタカートで1音1音の独立を指にたたきこむ。#10:テンポ130/135で通し練習。●バッハシンフォニア #01~04#01~03:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#04:テンポをぐっと落として弾くことでようやく曲の感じがつかめてきた。まだまだ譜面に沿ってただ弾くだけの状態。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」全楽章:たっぷりと弾きこむこと。後はとにかく経験を積もう。各章とももう少し練習に時間をかけられれば進歩もそれなりに見られるのだろうが、それもままならぬ状態。無理に早弾きせずにゆっくり弾いていこう。●モーツァルト「ピアノソナタ イ長調 K.331」1楽章:主題及び各変奏は通して数回ずつ。Var.IIIのオクターブレガート、Var.VIの125,126小節の両手16分音符進行は要部分練習。2楽章:TRIO、手の交差部分でまだミス、更に指使いの間違いが多いので十分に気をつけて。3楽章:本日は時間切れにつき練習できなかった----------------------------------------------------本日のおさらい●バッハインヴェンション #01~04
May 3, 2005
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東北旅行を数日後にひかえ、旅行中に録画しておきたい番組をチェックしておこうとインターネットのテレビ番組表をぼんやりと見ていると、とある文字にはっと気が付いてしまった。それは5月7日土曜日の番組表。午後の欄に目をやると・・・NHK教育テレビ15時00分から16時15分にわたり、「スーパーピアノレッスン ~モーツァルト~」ピアノソナタニ長調K.311全楽章、つまり3週にわたって放映された番組を一気に再放送するのである。初回を見逃してしまった人、番組自体は興味があったのになかなか都合が合わずに見ることが出来なかった人は、要チェックだ。そろそろ再放送がある頃だろう、と思っていたのだが、まさか土曜日の午後に放映するとは思ってもみなかった・・・いや、ちょっとは予想していたかもしれない。というわけで録画予約も万全、これで安心して旅に出られる。と思いきや、旅先でのネット接続用として持参するノートPCの整備が手つかず状態であった。ここ半年ほど、まともな旅はしていなかったため、携帯用ノートPCの活躍の場が全くといってなかったのだ。慌ててWindows updateでPCの状態を最新にし、不要なファイルをハードディスクからザクザクと消していく。なにしろ、旅先で撮影したデジタルカメラの画像を全てノートPCに移動しなければならないので、ある程度ハードディスクの容量を空けておかねばならないのだ。更に、携帯電話でのアクセス、または宿の電話線を使用したアクセスが可能なように接続環境を整備。昔は、旅先に応じてアクセスポイントを変更する必要があったが、最近はプロバイダ側で全国統一の電話番号なるものがあるので、いやはや、便利な世の中になったものだ。と、ノートPCを整備していて、ふと思い出してしまったのが、入院時の出来事。私はいつどこででもノートPCを手放せない性格だったゆえ、入院時に看護婦さんから「入院の時くらい、パソコンを使うのはやめなさい」と言われたとき、入院をやめようと思ったくらいだった。まぁ病院側からしてみれば、入院患者はとにかく安静第一ゆえ、パソコンのような疲れる機械は使わずのんびりしろ、と言いたかったのだろうが、私には逆にそれがストレスとなってしまったのだ。結局、私はある言い訳を考えた。入院して数日後に手術、そして個室に移された私はベッドの上にノートPCを置き、平然としていたのである。そして看護婦さんにはこう言った。「私、CDプレイヤーの代わりにこの機械(PC)で音楽を聴いているのですけど、だめですか」と。あぁ、きっとあの看護婦さんは「なんて屁理屈な患者だ」と思ったに違いない。しかし、渋々ながら了承してくれ、これで安心してノートPCと戯れることが出来たのであった。いやはや、持ち歩き用の小型PCを手にするたびにそんなことを思い出してしまう。もう10年以上も前の話である。(実は私、かなりのノートPC、いや、小型電子端末マニアだったりする。まぁその話はまたいずれ)きっと現在だったら、入院中は楽譜を持ち込むであろう。ついでに最近流行?のロール型ピアノあたりを持ち込めば簡単な譜読み程度は出来るに違いない(勿論、ヘッドフォン常用で。ってヘッドフォン端子はあるのだろうか)。もし、次に入院することになったらこれでいこう。・・・って何考えてるのだ、私は。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●ピアノのテクニック #13~15●全調(長・短調)4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#10#08:指の感覚だけは記憶していたが、お話にならない状態ゆえ、テンポ90でじっくり練習し直し。しかしこの曲、左手にそこそこ負担をきたすため、くれぐれも練習し過ぎに注意だ。#10:テンポ130/135で通し練習。良い感じに仕上がりつつある・・・か?●バッハシンフォニア #01~04#01~03:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#04:なかなか各声の進行に慣れない。ゆっくりで良いから曲の進行を頭に入れていくこと。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」全楽章:たっぷりと弾きこむこと。後はとにかく経験を積もう。(第1楽章の36小節、どうしても4指がらみでつまずくため、全音版の指使いを急遽採用。これで安定して弾けるようにはなったのだがこれで良かったのだろうか)●モーツァルト「ピアノソナタ イ長調 K.331」1楽章:主題及び各変奏は通して数回ずつ。特にVar.IIIのオクターブレガート、Var.VIの125,126小節の両手16分音符進行は要部分練習。2楽章:TRIO以降、まだミス多し。練習を重ねて。3楽章:右手オクターブ分散、及び中間部の右手16分音符進行、ミスや音の粒が悪し。要練習。----------------------------------------------------本日のおさらい●バッハインヴェンション #01~04
May 2, 2005
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音楽之友社の「ピアノのテクニック」といってすぐに頭に浮かぶのは、あのケロヨン色の巨大サイズな楽譜の外観である。その名のとおり、ハノン同様の指訓練のための教本のひとつであり、ハノン代わりに使用している人もいれば、ハノン導入の前に使用する人もいるだろう。はたまた、全く使用経験がないなんて人も当然いるかもしれない。私自身は幼稚園の終わりか小学校に入学したての頃に「ピアノのテクニック」に初めて触れ、以後、何年もの間、使用していた。そう、小学校6年にハノンに移行するまでの期間である。だいたい幼い頃なんて、指の訓練ほどつまらないものはないと思っていたのか、楽譜の扱いも決して良かったとはいえず、ページの各所はボロボロに破れ、それをなんとか補強しようとテープで留めていたり、はたまた、譜面には何故か血の痕のようなものまでこびりついている始末。年月の経過と共に、譜面の痛みは更に激しくなる一方であった。いや、決して譜面に八つ当たりをしていた訳ではないはずなのだが。そうしてハノンに移行してからは全く開くことのなくなった「ピアノのテクニック」は、やがて書棚の奥に押し込められ、20年以上もの間、姿を現すことはなかった。私はてっきり捨てられてしまったものだと思っていたのだ。ところが、ある時、実家の書棚の奥から朽ち果てた「ピアノのテクニック」を発見、慌てて自宅へ持ち帰ったのである。 2004年9月、20年ぶりにピアノを再開してから、決してハノンのやりすぎで手を負傷させたつもりはないのだが、それでももう少し基本中の基本に立ち戻りたいと思った私は、持ち帰った古い「ピアノのテクニック」を再度開くこととなったのだ。しかし、年月の経過はあまりに残酷過ぎた。ページをめくるたびにテープで補強した箇所はバラバラと外れていくわ、更には、ページの一部は欠けて行方知れずになり、読めないところまであるのだ。これでは練習どころではない。このまままこの楽譜を使い続ければ、間違いなく崩壊するであろう。ま、まずい・・・、当時、先生が山のように書いてくれたコメント付きの楽譜をここで崩壊させてなるものか。(譜面には先生の字で、日々の練習の仕方やら手の形やらリズム変奏の追加、更には変奏形に悩んだ形跡からか、たっかたん、たっかたっか、等とリズムが書かれてあったり。いやはや、見ているだけでも懐かしいのたが、それどころではないようだ)結局、私は「ピアノのテクニック」を買い直すことにしたのであった。そういえば、「ピアノのテクニックは、あの巨大サイズの他に、上下巻に分かれたタイプも出ている」と以前教えて貰ったことを思い出した。どうせならばそれを買おう。 というわけで買ってきたのが、その名も新たに「新しいピアノのテクニック」(上下巻)。ケロヨン色の「ピアノのテクニック」はあの安川加寿子氏が訳・改訂を行っているのだが、こちらはピエール・マイヤール=ヴェルジェ氏が改訂者である。内容は両者ともほとんど違いはないものの、「新しい」だけあってか若干内容が追加されているうえ、各頁に掲載された音符サイズが大きいので、見やすいのは嬉しい。ちなみに何故、今わざわざ「ピアノのテクニック」なのか?と聞かれてしまいそうだが、指をほぐす運動の各曲がハノンに比べて短めであり、且つ、各練習曲に合わせたリズム変奏が掲載されている点が好みだったりする。そして冒頭に掲載されている3つの練習法、1.レガート - マルカート2.スタッカート3.レガーティッシモ初心に戻ってこれらを合わせて練習することで、出来ていなかった脱力や均一なる指の力を得られるのではないかと考えたのであった。特にショパンはスタッカートでの練習を勧めていた、ということも含めれば、俄然やる気も出てきた、・・・か。ピアノの練習は試行錯誤の繰り返し、でも、嫌々ながら「ピアノのテクニック」やら「ハノン」を弾いていた昔と比べれば、自発的にせっせと弾く自分がほんの少し成長できたような気がしてならない。いや、気がする・・・だけであるが。新しいピアノのテクニック 上 〔音楽の友社〕新しいピアノのテクニック 下 〔音楽の友社〕それにしても、譜面を開くたびにページが朽ちて外れる、まるで宝探しの古地図のような状態だなんて、一体どんな使い方をしていたのか、ホントに恥ずかしい。って、きっとそんな楽譜の1冊や2冊、誰でも持っているであろう、と思いたい。えっ、私だけか??----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●ピアノのテクニック #13~15●全調(長・短調)4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#09,#10#08:久々に左手強化の練習曲を弾いてみる。案外と指は覚えていてくれるものだが、やはり中間部以降の左手はまるで腰くだけ状態。もっと指先をしゃっきりさせねば・・・#09:通して数回。#10:テンポ125/130で通し練習。良い感じに仕上がりつつある・・・か?●バッハシンフォニア #01~04#01~03:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#04:元々の練習量が少なかったのか、負傷前に弾いていたはずなのにほぼやり直し状態。まずは譜面にそって確実に弾くことから。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」全楽章:たっぷりと弾きこむこと。後はとにかく経験を積もう。●モーツァルト「ピアノソナタ イ長調 K.331」1楽章主題:通して数回Var.I:通して数回Var.II:左手もっと淡々といきたい。各所のトリルも綺麗に。Var.III:オクターブレガート、焦らずいこう。Var.IV:通して数回Var.V:通して数回Var.VI:125,126小節の両手16分音符進行、特に左手がうるさくばたばたしないように。2楽章:特にTRIO以降、指使いで多少戸惑う箇所有り。練習を重ねて。3楽章:久々に弾くトルコ行進曲だが、指はそこそこ覚えていてくれていたらしい。ただ、右手オクターブ(分散)の連続箇所は相変わらず慌て気味、しかも乱暴になってしまうので、もっと落ち着いて弾くこと。----------------------------------------------------本日のおさらい●バッハインヴェンション #01~04
May 1, 2005
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