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bunakishike

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2014年03月02日
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カテゴリ: 映画

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ビッグコミック・スピリッツ連載中の劇画の実写映画化。

ほんとうは、「ダラス・バイヤーズ・クラブ」を見に行ったのだが、映画館で題名を言ったらスタッフは「??」という感じだった。

慌ててチェックして、確認が終わりほっとして「月曜日から」だということを冷徹に言われてしまった。

それを受けてパニックに陥ったのはこちらのほうだった。

最近動きがとみに悪くなった頭と目を必死に動かして、近い時間で上映している映画を探した。

5分後に「土竜の唄」が上映されることが目に止まり、この映画を見ることにした。

あとで考えたら「アート・フォーラム」で上映している映画も聞けばよかったと思ったが、後の祭り。

まあ、この映画も興味があったのでそれほどがっかりしたわけではない。

原作はいつも読んでいる「ビッグ・コミック・スピリッツ」の連載ものだが、注目したのはそれほど前のことではない。

きっかけは忘れてしまったが、他の漫画とは全く異なる世界を描いて、それも日本だけでなく中国までが舞台となったスケールの大きさと登場人物の外見の半端でない特異さ、女性たちの色っぽさが読むものを夢中にさせてくれる。

まさに読み出したらやめられなくなってしまって今に至っている。

この映画は主人公が警察学校を出るところからは始まっているので、私の知らない時のストーリーで後のユニークにさに比べるとかなりまともだ。

それでも、普通に比べれば外観のおかしな奴が、何人かいる。

それもおかしいのではなく気色が悪い。

漫画だとコミカルに見えるが外観そのままを実写化すると気色悪さだけが残ってしまう。

ここら辺スタッフわからないはずはないのだが、あえてそのままにしたのだろうか。

主演の生田斗真は原作ほどくだけてはいないが、かなりイメージが近い。

純奈役の仲里依紗は物足りない。

原作では長身で豊満な警察官なので、個人的には別な女優が良かった。

といってすぐ浮かぶわけではない。

イメージは違うとはいえ、演技としては悪くない。

パピヨンは堤真一だが、原作のスマートさにはかけるが、それほど悪くはない。

警察の幹部も一癖も二癖もある連中がキャスティングされているが、それよりも厚生省の麻薬捜査官が傑作だった。

武器になのは全身がタトゥのヒットマン黒川健太(上地雄輔)の凄みが浮いているほどだった。

ただ、この男蜂乃巣会の人間なのにパピヨンを救うのが良くわからない。

蜂乃巣会の鉄砲玉猫沢(岡村隆史)は典型的な道化役だが、ちょっとやりすぎて白々しさが感じられた。

このブログを書いていて、ないないの岡村とは別の人物だろうと思っていたので、びっくりした。

テレビで見ているのと同じ人物とは思えなかったのは意外だった。

もしかしたら結構俳優の才能があるのかもしれない。

もっとまじめな役も見てみたい気がする。

最後はめでたしで終わるのだが今一物足りない。

エンディングでは続編を匂わせる感じがしたので是非続編を期待したい。

できれば中国編をお願いしたい。

ただ、これだと轟迦蓮のキャスティングはかなり難しそうだ。

公式サイト
















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Last updated  2014年03月02日 21時48分43秒
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