ケーシー・アフレックは少し斜に構えたところが役にぴったり。 また酔っ払うと突然切れて殴りかかるシーンはなかなかリアルだった。 当初プロデューサーであるマット・デイモンが主役を演じる予定になってたが、アフレックに変わったことが却って良かったような気がする。 デイモンだと正面から向き合う感じの人物像になって、出来上がりがだいぶ違っていたと思う。 ほかには「キャロル」で印象に残っていたジョー役のカイル・チャンドラーがここでもかっこいい。 レスリー・バーバーの音楽はシンプルであまり表に出てこないが悪くない。 ア・カペラの「Floating 149 A Cappella」がいい。 挿入歌やバックで流れる音楽も趣味がいい。 特に、ジ・インク・スポッツとエラ・フィッツジェラルドによる「I’M BEGINNING TO SEE THE LIGHT」やメサイヤからの「主は羊飼いのようにその群れを養い」は印象深かった。 今週の金曜日までなので、ごご興味のある方はルミエールへ急げ!!