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bunakishike

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2017年09月13日
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最終日とあって結構混んでいた。
過去に別々に開かれていた、レンブラントとフェルメールのリ・クリエイトの展覧会を一つにまとめた展覧会のようで、お得な企画だ。
経年劣化や修復・洗浄などにより退色・変化していたり、腐食性の液体の噴霧などで破損している原画をデジタル手法により忠実に復元したというのが売り。
具体的な方法は不明ながら、描かれた当時の状態に近い状態の原画が見られるというのが売りの様だ。
日本の廣済堂という会社が手掛けていて、その技術はオルセー美術館が「世界一原画に近い復原画」とお墨付きを与えている。
実際に見ると実によくできている。
レンブラントの「夜警」のように、アムステルダム市庁舎へ移される際に、上下左右が切り詰められてた部分も、ヘリット・ルンデンスによる模写と資料を元に、描かれた当時の「夜警」の姿を再現している。
当ブログは実物を見たことがあるが、暗闇の中に人物が埋もれているといった感じだったものが、それほど暗くはなく、人物が良く分かるような状態に変化していて驚いた。

肝心のフェルメールだが、赤や紺の色彩が実に鮮やかによみがえっていて、従来のイメージとはだいぶ違う印象を受けた。
以前、誰の版画展だったか忘れてしまったが、現在まで伝わる版木で刷り直した版画を見たことがあるが、その時の鮮やかな色彩を思い起こしてしまった。
『真珠の耳飾り」などはもっとサイズが小さいイメージだったが、スケール感が増しているような印象を受けた。
絵の具のひび割れも気のせいか少し目立たないようになっていた感じがする。
エッジもピシッと立っていて、原画のぼんやりした感じとはだいぶ違う。
個人的にはリ・クリエイト版の方がいい感じがした。
良かったのは「レースを編む女」のレースの鮮やかな赤い色や、今にも画面から飛び出してくるような「少女」。
特に「少女」の額のテカリ具合は今そこに居るのような錯覚を覚えてしまった。




レンブラントでは「額縁の中の女」が今にも額縁から這い出てきそうなリアル感が表れていた。


今回の展示には盗難にあい、現在は見ることの出来ない絵画2点(フェルメールの「合奏」、レンブラントの「ガリラヤの海の嵐」)の展示もあった。
これらは、現存するデータや模写を基に再現したという。

唯一、不満だったのは、絵の具の凹凸が再現されていないことだ。
現在の3Dプリンターの技術をもってすれば、容易に再現できる筈だ。
次はそこまで進めた進化形を見たいものだ。
他の画家の作品のリ・クリエイト作品もあるそうなので、それらもぜひ観てみたい。
図録はフェルメールとレンブラントが別々で一冊2000円は100ページあまりの厚さしては内容が充実しているとはいえ高い。

肝心の絵の写真もあまり鮮明とはいえず、実物を見たときの驚きはない。
デジタル・データをDVDかBDで出せば、高くても結構セールス出来そうな感じはする。

フェルメールとレンブラント オランダの2大巨匠展
2017年9月10日盛岡市民文化ホール展示ホール

http://www.menkoi-tv.co.jp/vermeer-rembrandt2017/





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Last updated  2017年09月13日 18時57分25秒
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