レトロ感があるのも、1950年が舞台の映画に相応しい。 最期にニッキーが隣のマイヤーズ一家のアンディ(トニー・エスピノサ)とキャッチボールをする場面で流れる「playing catch in the son」が優しく柔らかい音楽で癒される。 1950年代の小道具がなかなか凝っていて楽しい。 アメリカではテレビ放送が1941年に始まっていて、1954年にはカラー放送も始まっている。 映画では白黒だったが、ブラウン管が四角ではなく、楕円形に近い形をしていて、名前はわからないが、懐中電灯みたいなものをテレビに向けて、チャンネルを切り替えていたのが興味深かった。 ところで、二人組の強盗のズボンがつんつるてんなのは何故だったのだろか。