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bunakishike
折に触れて聞いた音楽の感想をだらだらと書いています。 音源は主に海外サイトからダウンロードしたハイレゾで、その他観たコンサートや映画などの感想を綴っています。
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(132) 2021年11月18日
カテゴリ： ジャズ
ふと思いついてルシアーナ・ソウザ(1966-)の新譜をチェックしたら、管理人の知らないディスクが2枚あった。
例によってspotifyでチェックした後で、ハイレゾをチェックしたらqobuz usで格安で販売していたが、念のためbandcampをチェックしたらで、qobuzより安く＄9だったので、速攻でダウンロードした。
ダウンロードしたのは「 Storytellers 」(2020)と「 The Book Of Longing 」(2018)の二枚で、今回は最新録音の「Storytellers」を取り上げる。
WDR ビッグ・バンドとの共演でどうなるかと思ったら、ヴィンス・メンドーザのアレンジが非常によく、ブラジル音楽の軽さとビッグバンドの重厚なサウンドがマッチしている。
取り上げられた曲は全く知らない曲ばかりだったが、楽しく聴けた。
個人的には、もう少し低音が軽いほうがしっくりくる。
プログラムはソウザとメンドウサのオリジナルが1曲ずつとブラジル音楽を代表するミュージシャンの曲という構成。
知らない曲ばかりだが、ソロも充実していて、とても楽しめた。
ソウザのヴォーカルはスキャットの多用が目立つ。
メンドウザの曲はテンポが速いサンバ。
ミュート・トランペットとスキャットのユニゾンがおしゃれ。
ソウザの曲は、ブラジリアン・テイストながら、ビッグバンドを鳴らしたアレンジが意外。
途中のシンコペーションの部分が面白い。
後半い出てくるポール・ヘラーのワイルドなテナー・ソロが光る。
ゆったりとしたジョビンの「Coracao Chora」は、実に美しく心を洗われるようだ。
この曲はジョビンが音楽を担当した映画に使われた曲とのこと。
エレクトリック・ピアノとフルート・ソリがいい味出している。
ジルベルト・ジルの「Mar de Copacabana」は軽快なサンバのリズムに乘ってノリノリの演奏が繰り広げられる。
キラキラ輝くコパカバーナの海が思い浮かぶようだ。
PDFが付いているが、CDのケースについているものを広げただけ。
裏に折りたたまれた部分に曲目が載っているため、広げたときには文字がさかさまになってしまっている。
最後に腐してしまったが、アルバムの出来は大変よく、ソウザの健在ぶりを確認できてうれしかった。
Luciana Souza:Storytellers
1.Chico Pinheiro & Tiago Costa:Varanda/ Solo: Rainer Bohm, piano
2.Antonio Carlos Jobim & Paulo Cesar Pinheiro:Matita Pere / Solo: Johan Horlen, Soprano Saxophone
3.Ivan Lins & Lenine:Se Acontecer / Solo: Johan Horlen, Alto Saxophone
4.Edu Lobo & Chico Buarque:Beatriz
5.Vince Mendoza:Choro #3 / Solos: Johan Horlen, Clarinet; Andy Hunter, Trombone
6.Guinga:Meu Pai / Solo: Paul Shigihara, Guitar
7.Luciana Souza:Baiao a Tempo / Solos: Andy Hunter, Trombone; Paul Heller, Tenor Saxophone
8.Antonio Carlos Jobim & Vinicius de Moraes:Chora Coração/Solos: Karolina Strassmayer, Alto Saxophone; John Marshall, Trumpet
9.Gilberto Gil:Mar de Copacabana / Solo: Shannon Barnett, Trombone
10.Djavan:Sim ou Nao / Solo: Ruud Bruels, Flugelhorn
Luciana Souza(vo)
WDR Big Band Cologne
Vince Mendoza(arr.,cond)
Recorded February 15th through 18, 2017 WDR Studio 4, Köln, Germany(exept track 5)
live at Köln Philharmonie,20 February 2017(track 5 only)
ふと思いついてルシアーナ・ソウザ(1966-)の新譜をチェックしたら、管理人の知らないディスクが2枚あった。
例によってspotifyでチェックした後で、ハイレゾをチェックしたらqobuz usで格安で販売していたが、念のためbandcampをチェックしたらで、qobuzより安く＄9だったので、速攻でダウンロードした。
ダウンロードしたのは「 Storytellers 」(2020)と「 The Book Of Longing 」(2018)の二枚で、今回は最新録音の「Storytellers」を取り上げる。
WDR ビッグ・バンドとの共演でどうなるかと思ったら、ヴィンス・メンドーザのアレンジが非常によく、ブラジル音楽の軽さとビッグバンドの重厚なサウンドがマッチしている。
取り上げられた曲は全く知らない曲ばかりだったが、楽しく聴けた。
個人的には、もう少し低音が軽いほうがしっくりくる。
プログラムはソウザとメンドウサのオリジナルが1曲ずつとブラジル音楽を代表するミュージシャンの曲という構成。
知らない曲ばかりだが、ソロも充実していて、とても楽しめた。
ソウザのヴォーカルはスキャットの多用が目立つ。
メンドウザの曲はテンポが速いサンバ。
ミュート・トランペットとスキャットのユニゾンがおしゃれ。
ソウザの曲は、ブラジリアン・テイストながら、ビッグバンドを鳴らしたアレンジが意外。
途中のシンコペーションの部分が面白い。
後半い出てくるポール・ヘラーのワイルドなテナー・ソロが光る。
ゆったりとしたジョビンの「Coracao Chora」は、実に美しく心を洗われるようだ。
この曲はジョビンが音楽を担当した映画に使われた曲とのこと。
エレクトリック・ピアノとフルート・ソリがいい味出している。
ジルベルト・ジルの「Mar de Copacabana」は軽快なサンバのリズムに乘ってノリノリの演奏が繰り広げられる。
キラキラ輝くコパカバーナの海が思い浮かぶようだ。
PDFが付いているが、CDのケースについているものを広げただけ。
裏に折りたたまれた部分に曲目が載っているため、広げたときには文字がさかさまになってしまっている。
最後に腐してしまったが、アルバムの出来は大変よく、ソウザの健在ぶりを確認できてうれしかった。
Luciana Souza:Storytellers
1.Chico Pinheiro & Tiago Costa:Varanda/ Solo: Rainer Bohm, piano
2.Antonio Carlos Jobim & Paulo Cesar Pinheiro:Matita Pere / Solo: Johan Horlen, Soprano Saxophone
3.Ivan Lins & Lenine:Se Acontecer / Solo: Johan Horlen, Alto Saxophone
4.Edu Lobo & Chico Buarque:Beatriz
5.Vince Mendoza:Choro #3 / Solos: Johan Horlen, Clarinet; Andy Hunter, Trombone
6.Guinga:Meu Pai / Solo: Paul Shigihara, Guitar
7.Luciana Souza:Baiao a Tempo / Solos: Andy Hunter, Trombone; Paul Heller, Tenor Saxophone
8.Antonio Carlos Jobim & Vinicius de Moraes:Chora Coração/Solos: Karolina Strassmayer, Alto Saxophone; John Marshall, Trumpet
9.Gilberto Gil:Mar de Copacabana / Solo: Shannon Barnett, Trombone
10.Djavan:Sim ou Nao / Solo: Ruud Bruels, Flugelhorn
Luciana Souza(vo)
WDR Big Band Cologne
Vince Mendoza(arr.,cond)
Recorded February 15th through 18, 2017 WDR Studio 4, Köln, Germany(exept track 5)
live at Köln Philharmonie,20 February 2017(track 5 only)
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