音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2022年01月02日
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カテゴリ: ジャズ

最近聴くことが多くなったジャズ・ピアニストのカーステン・ダールが参加していることから知ったアルバム。
リーダーはデンマークのドラマー、アレックス・リールで、ベースはボ・スティーフというデンマーク出身者で固めたトリオ。
彼らは音楽的な「遊び仲間」だそうだ。
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カーステン・ダールの演奏は、管理人が聞いてきたアルバムの中で最も納得のいくものだったのは皮肉だ。
リーダーという責任ある役割がないために、のびのびとやれたのだろうか。
全11曲で、2分半から長くても5分ほどなので、さらっとした仕上がり。
リリカルな曲が多い。
最初のタイトルチューンはキース・ジャレットの「My Song」で、名前を変えただけ。
ダールの声がうるさいがそろの切れ味がよく、フェイドアウトするのが惜しいほど。

速いテンポの、荒々しいケルト音楽が展開される。
「ムーン・リバー」はミディアムテンポで、さらっとした仕上がり。
オーソドックスなアプローチだが、重厚で悪くない。
「Den Milde Dag Er Lys Og Lang」は、デンマークの作曲家カール・ニールセンの独唱者、合唱と管弦楽のために書かれた「フューンの春」の第3曲。
タイトルはデンマーク語で「穏やかな一日は明るく長く」という意味。
原曲は聞いたことがないが愛らしい小品だ。
スタンダードは「ムーンリバー」以外は「My Funny Valentine」と「Stella By Starlight」の2曲。
どちらもミディアム・テンポで、「My Funny Valentine」でのダールの熱を帯びたソロが実に素晴らしい。
「Stella By Starlight」では冒頭の骨太なベース・ソロが聴かせる。
ソロの後はテンポが少し速くなり、中間にドラムスのソロが入り、前後に軽快で流麗なピアノ・ソロがくる。
コルトレーンの「Giant Steps」はミディアムテンポで、メロディーの断片が出てくるだけで、そこにピアノとベースのソロが入る。

トラディショナルが3曲含まれている。
「Vem Kan Segla Forutan Vind」は硬質な叙情とても言える雰囲気から、一転ケルトのダンス音楽に変わる。
「Jag Vet En Dejlig Rosa」は抒情的な民謡。
アドリブを含めシンプルな演奏なのだが、感動してしまった。
最後の「Drømte Mig En Drøm」は冒頭にクジラの鳴き声を模したようなアルコ・ベースの音が聞こえる。

リーダーの切れ味抜群のドラムスと、ベースの存在感が印象的だ。
録音は音が太く鮮度、ダイナミック・レンジとも素晴らしい。

Alex Riel, Bo Stief & Carsten Dahl:Our Song

1. Keith Jarrett:My Song
2. Riel, Stief, Dahl:Høstdansen
3. Henry Mancini:Moon River
4. Carl Nielsen:Den Milde Dag Er Lys Og Lang
5. Carsten Dah:The Poet
6. Trad.:Vem Kan Segla Forutan Vind
7. Richard Rodgers:My Funny Valentine
8. Victor Young:Stella By Starlight
9. John Coltrane:Giant Steps
10. Trad.:Jag Vet En Dejlig Rosa
11. Trad.:Drømte Mig En Drøm

Carsten Dahl (p)
Alex Riel (ds)
Bo Stief (b)

Recorded On June 8&9, 2021





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Last updated  2022年01月02日 15時07分50秒
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