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会社が終わって。帰ろうと思ったら、別の部署の同期の女のこと帰りが一緒になった。四月の研修のときや、五月の配属されたばかりの頃はなんとかみんな一緒に帰ったり、夕飯を一緒に食べようとしてたりしたが、最近はとんとそういうこともなくなってしまった。その子と一緒に駅まで歩いていて、ふとご飯に誘ってみた。最近外食が多いので、できれば約束がなければお家でご飯を食べようと思っていたのだが、自ら禁をやぶる・・・。彼女とご飯を一緒に食べながら話していたこと。「やっぱり一年は頑張ろうと思う」との彼女の発言に驚き。そもそも辞めようとか考えていたわけ?入社してびっくりな離職率なうちの会社。それでも同期は最初にドタドタって二人辞めてから、離職は止っていた。できればこのまま三年はもってほしいと考えてはいたのだけど。でも彼女が会社で辛そうな顔をしているのを何度か見た。あまりに辛そうな顔をしていたときがあったので、こっそり会議室に呼び出してみれば、ドアを開けて入ってきた瞬間、目に涙を一杯浮かべていた時もあった。思わず、「なに泣きそうな顔をしているの・・・」と言うと、ぼろぼろと泣き出す。そんなこともあって、彼女が一時期悩んでいたりしていたことは知っていたが、まさか辞めようとまで考えていたとは思わなかった。実際いま、私の同期は何人が三年間くらいはこの会社で働こうと考えているのだろう。私も含め。久々に同期と話して、そんなことを考えた。近々同期のみがおこなわれるはず。そのときみんなに聞いてみよう。
2004.08.31
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お久しぶりでござる!ご無沙汰でござる!おはようこんにちはこんばんははじめまして!あまりに久々の日記なので、あらゆるあいさつを発したい。ようやく戻ってまいりました。本当は全然インターネットできる状況であったんだけど、なかなかモチベーションが上がらなくてね。って、こんな日記にモチベーションなどが必要なのかと言われたら、それは必要なのですよ。机の前に向かえる健全な肉体と、書きたいと思う欲求の二つのリズムがシンクロ率120%を超えた時に初めて日記を書くモチベーションが生まれるのです。最近はテレビや本やその他のことにエナジー吸い取られて、どっちのリズムも狂いっぱなし。ようやくリズムがもどってきたところで、ちゃちゃちゃと書けるところまで書いてみます。後世の子孫に、如何に先祖様が潔く生きたか、そして如何にマオフイの血が受け継がれていったのか(要訳:王子様を見つけたのか)を伝えるためにも、極力事細かに書きたい。のです。マオフイよ栄えよ!楽天に栄光あれっ!社会人になって早4ヶ月が過ぎようとしている。人事関係のしごとをするようになって。新卒の面接もした。中途採用の面接もした。四ヶ月の新人には過ぎた仕事、と思いながらも一生懸命やってきた。そしてついに今日。中途採用の入社前教育をおこなった・・・。「それっていいの?」って誰もが思うと思う。例に漏れず、私も思った。でもやれって、上の人が言うからさ・・・。やっちゃった。ふふ。中途採用と言っても、私と同じ年の女の子一人(社会人経験なし)。だから任された、っていうのもあるんだけど。研修プログラム自分で組んで。ほかの人にお願いするところはほかの人に頼んで。一日やりました。達・成・感・・・(by薬師丸ひろ子)やはり相手に私が新入社員と知られては、こちらもやりにくいし相手も不安に思うだろうと最初は隠していたのに、経理部長にばらされてしまった(故意ではなく)。そのときのその子の驚いた顔。「ぅえっ?」「えっ?」の前に小さい「う」が入るほどの驚きように、乙女心は多少なりとも傷ついたのでありました。やっぱり新入社員には見えない・・・?新入社員の 新入社員による 新入社員のための 入社前教育(byリンカーン)
2004.08.30
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雨はしとしと降るけれど約束あらば でかけるのよ行った先は東京浅草江戸っ子自ら案内役喰したものは天丼あんみつホッピーラムネ油分糖分摂ったらば明日脂肪になるは絶対下町江戸っ子ホッピー飲み飲み競馬観戦雷門裏 午後3時にて赤提灯
2004.08.29
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美容院にGO。自分の髪型って、ついつい疎くなってしまう。人って見たいものしか見ない、っていうか見たいようにしか見えてないから、「自分ではこんなつもり」と思っていても、意外に自分の持っているイメージと他人の持っている自分のイメージって違うことが多々ある。こういうときに大事なのは、辛口な友人。「そこおかしいよ」と、言ってくれるのは、一瞬ムッとするけど、後から考えてみると客観的な指摘をしてくる人は貴重だ。で、今回私に(遠まわしに)「美容院に行け」と言ってくれた方がいる。それは。社長・・・。「マオフイ、お前のその風呂上りみたいな髪はなんだ」グサッ。確かにその日は湿度が高く、いつもより髪は30%増しにエアーを含んでいましたさ。胸に刺さった刃を引き抜き、それで返り討ちにしようかと思ったけどやめときました。ありがたくその刃を胸にしまい、本日素直に美容院にやってまいりました。しかし社長。前回もそうだったけど、髪の毛切ったら切ったで何も言わない。フィードバックもフォローもない。「上司失格」というレッテルを今懐に隠し持っている次第にあります。
2004.08.28
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ついにこの日が来てしまいました。ほくそえみの壮行会。学科友人であるほくそえみが今度はるばるUSAまで留学するということで、その壮行会がおこなわれました。集まったのは学科女子10人ばかり。数人来れなくなってしまったのが残念だったけど、社会人になってこの集まりようは立派。幹事のちづ、お疲れさま。一番の功労者なのに、一番最後に参加した(もちろん仕事で遅刻)っていうところが泣ける・・・。君がもしUSAに留学する時が来たら、私はロサンゼルスの空港まで見送ると決意したわ(そしてそのまま成田へUターン)。新宿に集まって乾杯。卒業以来会っていなかった友人とかもいて、ワイワイ。久々に集まったということで、みんなで自己紹介した。「卒業してからの4ヶ月自己紹介」案の定食べたり飲んだり、他のことに話がずれたりして、一周順番がまわる頃にはお店を追い出される時間だった。また、こうして集まりたいな。がんばれほくそえみ。大丈夫。君は必ず最後にほくそえむ。
2004.08.27
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昼休みに会社のパソコンでインターネットを使っていた。そこで私が熱心に見ていたサイトは。「独身OLまりえの超節約術」けっこうためになって面白かった。独身女性だからこその節約方法がある。参考になるので昼休み、食い入るようにそのサイトを見ていた。昼休みが終わる時間になってしまって、渋々そのサイトを閉じようと思ったんだけど、どうしても気になる記事がある。後で見ようと、密かにウィンドウを最小化にしておいた。仕事をしていると、パソコン上で操作がわからないところが出てきた。そこで我胸がドキめく先輩に、SOSの内線をかけると「じゃあいま行くから」とおっしゃってくれる。わーーおーー♪と喜んで待っているとすぐに現われてくださって。私のパソコンを操作しはじめた。「さすが○○さま」と、感動していると、ふと私の目に止まったものがある。それは先ほど私が最小化したサイト名。それがスクリーンの下のほうに「Internet Explorer」のマークと一緒に表示されている。しかし最小化されているので表示は中途半端。いっそ全部サイト名が表示されてくれていれば言いのに私の目に映ったのは・・・・「独身OLまりえの超」以上。「超」なに?「超」なんなのよ?正解は「節約術」。しかし果たして先輩はそう思ってくれるか。先輩が「なんだよお前。やらしいサイト見てるんじゃないか?」と言ってくれたら私も言い訳の機会が与えられた。「違いますよ。さっきお昼休みに見ていたサイトなんですよ。別にいやらしいものでなく『節約術』を伝授してくれるものです」と、そのサイトを開いて見せられた。しかし先輩は気づいているのか気づいていないのか、そこにはふれてこない。いっそ「なんかこれヤらしく見えますね」と言って自ら告訴し、最大化してそのサイトを見せるか。あれこれ迷っていると。パソコン上の操作でわからないところがあったのか、先輩が「うーん」と伸びをして上を見ている。「チャンス!」と、すぐさまマウスでそのウィンドウを最大化してから閉じようとした。しかし、先輩の伸びはマッハで終わり。またスクリーンに向かう。ぁぐ~~~~~~。恐らく客観的に見れば私の動きは、右手がピクリとしただけだったと思う。結局そのことばかりが気になって、先輩のパソコン操作の説明も上の空で聞き、しかし相変わらず私はその人の前で真っ赤になり汗ばんでいた。絶対気づかないはずないんだけどな、あの表示に。けれどあの場で言い訳ができなかった時点で、二度と真相を話す機会は与えられない。言うは一時の恥。言わぬは一生の恥と、よく昔の人は言った。しかし、勘違いまでインクルードとなると。恥はかき捨てかな。
2004.08.26
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以前四日間だけ弁護士事務所に派遣された話を書いた。マオフイ、自社を追い出されること二度目。弁護士事務所に再度派遣されることになりました。社長に軽く「行って来い」と。うわーーーーん!私はいらない子なんだーー!一応社内での仕事もあるのにーーーーっ。上司も眉毛下がりの困り顔。とぼとぼとマオフイは、自社を後にするのであった。と、ここまではタテマエ。弁護士事務所に派遣されるの、そんなに嫌いじゃない。仕事楽だし。早く帰れるし。スキップしそうな勢いで、行ってまいりました。以前は弁護士先生と司法修習生がいたのだけど、今回はエクスターンで来ている学生の子(♀)もいた。女の子同士ということもあり、なんとなく仲良くなって楽しくやっておりました。でもやっぱりあれだね。司法試験を受けようとしているだけはある。頭いいわ。トピックス多いし、機転きくし。彼女は彼女で私の電話対応の仕方に「さすが社会人です」と驚いていたけど(ってかそれが数少ないこの弁護士事務所でおこなう私の仕事だし)、こんなのは一ヶ月もやれば大抵の人はできるようになる。彼女のポテンシャルの高さに感心させられました。世の上層部はこういう人たちで構成されていくのですかね。さて。今回(も)、先生が一度夕飯をごちそうしてくださった。私と学生の女の子と先生と三人でお出かけ。「前回は鮨屋に行ったんだっけ。じゃあ今日は最高の回転寿司に連れてってやるよ」とおっしゃられ。「(え~。廻らない鮨屋に勝る回転鮨屋はないよ)」と思っていたのだけど、連れて行ってくださったお店に入りびっくり。なんてハイソサエティ(略してハイソ)な回転鮨屋なの!!誰もが聞いたことのあるシェフが作ったパリスタイル回転寿司。確かに。確かに板さんの前にクルクル回転するあの装置が稼働していたけど。実際廻っていたのはおっされーなカクテルのメニューだけ。実際お鮨は板さんからの手渡し。何のための回転装置っ!先生。大好きです。これまたおっされーなカクテルで乾杯。「好きなもの食べていいよ。飲み物も何がいい?」とメニューを差し出されたけれど。開けてみて。すぐに閉じた。数字は見えなかったことにしておこう。図々しくなく。それでいて遠慮なくごちそうになるためには。主(あるじ)と同じものを頼む。主(=先生)が「○○を一つ」と頼んだ時に、「君は?」とこう尋ねてくる。このときメニューを開いてしまうと、どうしても値段が気になってしまう。「もしかして私、先生より高いものをたのんでいるのではないか」「かといって、遠慮しすぎて食べたくないものを頼むのも・・」そこで「じゃあ、同じものを」と頼めば、メニューを開いてないので値段は知らないし、少なくても主より高いものを頼んでいる可能性はない。そもそも太っ腹な先生の前でこんなことを考えている時点で、私が小市民だという証なのだけれど、小市民は小市民らしくいっぱいいっぱいなのだ。ワイン好きな先生のおかげで、ワインの生産地だけで世界旅行した気分。お腹もいっぱいになったところで先生が「河岸を変えるか」とおっしゃってくれたのだけど、一緒にいた学生の女の子が「もう終電の時間が・・・」と帰る意思表示。「チッ」と、せっかくのシンデレラ気分も終焉を迎えると知り舌打ちをした。しかし、事態は女の子を見送り先生と二人で飲むという方向に。そのお鮨屋さんには隣にバー・スペースもあって、そこで飲みなおす。ここでも「先生と同じものを」作戦でいったら、初のドライ・マティーニに挑戦することに。ドライ・マティーニって、きついお酒なのですね。でもおいしい。あの舌と喉にグワっとくる感触は、見た目のかわいさからはわかりませんでした。小さい頃に読んだ漫画か本で、よくドライ・マティーニが出ていて密かに憧れていたのだが。ついに憧れが現実のものとなった。ドライ・マティーニがきつかったのか、それともそれ以前に飲んだワインがまわったのか、先生相手に熱弁をふるってしまった。それを先生が真剣に聞いてくれるものだから、ついついヒートアップして。でも先生と話す時間が持ててよかった。それまで悩んでいたことなどを酔った勢いで先生に話してしまったのだけど、先生が出してくれた答え。それが先生であったからこそ、納得できて相談してよかったと思った。お鮨でお腹もいっぱいになった。先生のアドバイスで、乾いていた部分が潤った。少し元気になって、会社に戻れます。
2004.08.24
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早くも東京に戻ってきてしまった。夏休みの1日を使い、実家に帰ったはいいが、やはり3泊4日じゃあっというま。それは私よりも母が実感しているようで。「もう一日くらいいれば?」と盛んに言ってくる。私も毎回実家から東京に帰る時は、後ろ髪を引かれる思いがするが、母はその何倍も淋しい思いをしているらしい。「あんたが帰ったあとの部屋を見ると、ほんと悲しくなるわ」きっと本当にそうなのだろう。家にいると、「そろそろ新潟にもどってこない?」「転職してみたら?」と冗談半分にしきりに言う。そろそろも何も、まだ働き始めて4ヶ月。しかも大学行くために上京した時も、決して「新潟に戻ってくるから」なんて約束はしていなかった。「新潟に戻って来い」とも「お前の勝手にしろ」とも言わず、「新潟に帰って来たら?」「今の職場でしっかりやりなさい」とどっちつかずに、けれどいつも心配気に見守っていてくれる両親には本当に感謝している。だからこそ東京で就職してよかったなぁ、とも思うんだけど。私自身、実家で過ごしたらどんなに楽だろう、お金貯まるんじゃなか、とも思うけど、でも今回実家に帰ってみて、箸より重いものは持たないといった生活をしていて、やはり私は一人暮らしをすべきなのだと実感した。いつもだったらやっている皿洗いも、実家に帰ると本当に面倒くさい。それは私の仕事ではない、と思ってしまう。本当に甘やかされて育ってしまいました。そんな甘い甘い巣から再び離れ、ようやく東京に戻ってきました。家に着くともう夕暮れ。明日からまた仕事である。なんともセンチメンタルな気持ちになるけれど、これが私の決めた道。流されたようにきたけど、でもこれでよいのだ、とやはり思い至るのであった。
2004.08.16
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今夜は大宴会。というのも、これがあるから実家に帰って来たと言ってもいい。高校時代に所属していた陸上部のOB・OG会。私の上は2個。私の下は4個。学年が違うOB・OGが集まった。下の学年なんて、見たこともない人も交じってる。ついこの間高校を卒業した気でいたが、時間が確実に過ぎていたことを、多くの後輩たちを見て実感させられていた。陸上部の顧問の先生も元気で。「○○(←女性の先輩)はキレイになったな~。おい、マオフイ。お前も少しはああいう風にキレイになれよ」着いた途端隣の席に座らせられたが、つまり私を落とすための道具にするつもりだったらしい。それも昔から変わらないやり取りだ。どうやら私は昔から、年上(しかもかなり)の男性に「だからお前は」とやり込められるのが好きみたい。思えばずっとそのスタンスを守り続けようとしていた。高校の担任の先生も。大学の先生たちにも。そして就職した職場でも。「だからマオフイは」「しょうがないな、お前は」と、苦笑いしてもらいたい。「さすがだな、マオフイ」でも「お前だからこそ」でもない。 「お前は本当にしょうがないなぁ」と、あきれて、笑って、受け入れて欲しい。それが私にとって、一番居心地のよいポジション。と、その先生に会って、思い知った。あまりにもいつも同じパターンをやってきたことを実感した。本当は気がついていなかったけど、何年も前にお世話になった先生に会って、その頃からこういうやり取りをしてたんだ、と初めて自分の行動パターンを振り返ってみた。何年ぶりかも会う先輩・後輩たちもいた。短距離・中距離・長距離の選手。走るのをやめたせいか、私の記憶の中よりだいぶ線がやわらかくなっている人たちも多くいる。でも、みんな変わりなく元気でやっているみたいでよかったよかった。この陸上部の飲み会は毎年恒例なんだけど、例年参加率のいい私の代が、本当に参加率が低かった。これも社会人になったせいだろう。来年も恐らく開かれるだろうから、また夏休みをあわせていきたい。24歳になった今だから言えるが、私の青春は確実に高校時代の陸上部にあった。確かに大学時代も、何年後かかすれば青春の1ページなるのだろうが、汗と涙と太陽がぎっしり詰まったあの時期は、やはり私のベスト オブ 青春となるのだろう。こうして夏休みに一回、顔を合わすことでそれが思い出される。
2004.08.14
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会社が終わってから急いで家に帰って。急いで荷物をまとめること10分。それから再び家を飛び出して向かった先は東京駅。イエス。実家、新潟に帰ります。新幹線はそこそこ混んでいたけどなんとか座ることができ、新潟駅に着いたのは夜の8時くらい。そこまで車で迎えに来てもらって、家についてご飯を食べ始めたのが夜の9時。なんやかんや言って、東京と新潟の距離はそれほど遠くありません。なんとこの日は兄ちゃんの彼女(一ヵ月後にはお嫁さん)も夕飯一緒でした。私は仕事帰り&遠路はるばる帰って来た、というスタンスをとって、なかなか腰が重くなっていたのだけど、その分彼女さんが一生懸命母を手伝ってくれた。盛り付け手伝ったり、片付け手伝ったり。その間私はだるだるだる~~~~ん。私、早くも嫌な小姑になってる?しかし如何せん、体が動かない。疲れた体にアルコールが染み入り、すまないと思いながらも今夜の私はただ、登場し、食べて、退場した端役なのでありました。
2004.08.13
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会社で仕事をしているとき。夕方くらいに、携帯に兄ちゃんから電話がかかってきた。仕事をしているのがわかっているくせに、電話がかかってくるってことはもしかしたら緊急かもしれない(そもそも兄ちゃんから電話がかかってくる、ってことがほとんどない)。慌てて席を外して、こちらからかけなおすと。兄「おお。お前仕事してんか」私「そうだよ」兄「悪かったな。ところでお前、俺の結婚式の日ピアノ弾いてくれないか?」私「ピアノ?」兄「そう。しっとりしたやつ」事は緊急な話ではなかったらしい。でも、唐突な頼みごとだった。兄は、来月末に結婚する。それはもう何ヶ月も前から知っていたのだが、ピアノを弾くだの、そんな話は聞いていなかった。せっかくのハレの日なので「よろこんで」と快諾したいのは山々だったのだが、私がピアノを習っていたのは高校生まで。大学生になってからは、たまに実家に帰っても全くピアノには触らなくなっていた。つまりもう5年近くは、ほとんど触っていないということになる。私「無理だよ。こっち(=東京)にピアノがあればまた別だけど、練習もできないし」兄「大丈夫!お前ならできる!これはノルマだ!」私「はぁ!?」なんだかわからないが、即座に断るのもかわいそうだと思って返事を保留にすることにした。とりあえず今週末、一回実家に戻る。そのときピアノに触ってみて、猛練習してみて弾けるようになったら承諾してあげてもいい。その旨を伝えると。兄「ああ。でも言っとくが親父たちには内緒だからな」私「はぁ!?」詳しくは聞かなかったが、恐らくそういうことを言うなら、両親に手紙を読んだり花束を贈呈するときに使いたいのだろうか。でもそういうことなら、尚問題がある。私「ばれないように、って言っても、私がピアノ練習するところ実家しかないんだから、結婚式で弾くころには、お父さんもお母さんにもその曲耳タコになってると思うんだけど・・・」兄「大丈夫大丈夫。なんとかなる。じゃ、頼んだからな」そう言って、電話は切れた。なんとかなるものかしら。そういえば、結婚式って小さい頃に一回従兄弟のに参加しただけだから、親族が何をするべきなのか全然知らない。座っていればいいのかなー。なんだか、すっごく不安になってきた。緊張すると手が震えるクセがある。中学生のとき、理科の実験で塩酸を滴らせたガラス棒を震える手で持って、周囲に塩酸を撒き散らしたことがあった。同じく中学生のとき、鋳型を作る行程で溶かした金属を持っているときも手が振るえ、危なく型をおさえていてくれた教師の手の上に溶解するほど熱された金属をこぼしそうになった。大学になってからはその手の震えは「アル中の証拠」として見られ。社会人になったいまでも2月に1度回ってくる朝礼の当番の時、思いっきり手を震わせながらしゃべっている。さて。兄の結婚式では、どうして手の震えを止めよう。
2004.08.11
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以前、どこぞの日記にか書いた、えるおーぶいいーな人。会う約束を取り付け。それ以来すっかり先延ばしになってたけど。私も忘れられているんじゃないかと思っていたが、前日の夜、酔っぱらった声で電話がかかってきた。「明日にするか」と、上機嫌な声で言われて。本来だったら軽んじられているんじゃないかと、憤慨してもいいような気がするが、覚えていてくれて、しかも酔っぱらいながらも電話してきてくれたことに感謝の意を表わす。♪ いいえ わ・た・し・は~ ドタリザの女~♪そして本日。会社が終わってから、待ち合わせの場所に向かった。待ち合わせ場所で待っていたのだけど、待ちきれなくなって彼が現われる方角に向かって歩き出して迎えに行った。すると10Mくらい歩いたところで、彼のシルエットを見つける。恐らく私に尻尾があったら、千切れんばかりに左右に振っていたかもしれない。向こうも途中で気づいてくれたらしく、あの人を蕩かさんばかりの笑顔を向けてくれた。ほら。きゅんきゅん。「今日は俺の隠れ家に連れて行ってやる。学生のときは連れて行けないけど。マオフイも社会人になったことだしな」わ~お~。おっとな扱い。いたくご満悦。しかしその人連れていってくれた店。女将さんがいる小料理屋。いいお店なんだけど、しばらくしてから気づいたのだがなんだか女将さんの態度がおかしい。ずっと馴染みにしているお店らしいのだが、どうやら彼は女将さんに気に入られているらしいのだ。そこに私みたいな(彼女からしてみれば)若娘を連れて行ったのだから、機嫌を損ねたご様子。彼が声をかけても、時に聞こえない振りをしたりでなんだか素っ気無い。いや、もしかしたらそういう商売をなさっているから、その嫉妬という素振りもサービスなのかもしれないが。でも私はほんの少し居辛い感を味わった。これも彼の思惑なのかしら。もしかして、私も嫉妬させる役に、まんまと使われてる?とも思ったが。でも居辛い感を少し感じたとはいえ、私も久しぶりの逢瀬なので女将さん眼中になく、甘えまくった。彼は、本当に大人の色気がある。そしてずるい。その大人の色気とずるさを、なんとかして学ぼうとは思っているのだが、どうしても学びきれない。本人に、「そのずるさと大人の色気はどうしたら手に入れられるのでしょう」と相談したら、「年季の差だよ」と、いともあっさり言われてしまった。彼に接した人は、ほとんどの人は「彼は私のことを好きである」と思い込んでしまう。それは決して恋愛感情というわけではないのだが、みんな彼に対して好感を抱く。うっかりすると、「自分だけは特別だ」と思わされてしまうのだから性質が悪い。本当に、どうしたらそんなテクが身につけられるのでしょう。私もそんな彼に、冗談半分、本気半分でぶつかってきた。それは恋愛ポジションを勝ち取ろうとしているのではなく、特別の、その他大勢ではないイスを手に入れようとする戦い。そのイスの名をつけようとすると、それはすごい難しいのだけれど。そしてその戦いは連敗。「お前はもっとね、恋愛をしていい女になりなさい」だそうだ。確かに、このままだったら別に戦いの場が恋愛というカテゴリーでなくても全然相手になっていないと感じる。私が社会人になって、その関係性も変わってしまうなら、私も成長しないと会ってもらえなくなってしまう危機感もあるし。恋愛をして、いろいろ学びなさいっていうこと?「お前の結婚式には出てやるよ」と言われた。出てもらおうじゃないの。それで、娘を嫁に出したさながら、涙流してもらおうじゃない。あの手この手で甘えて口説いて。全然相手にしてもらえなくて。「なんで全然相手にしてくれないんですか」と、酔った勢いで文句を言うと。「だってお前、本気になられたら困るんだろ」と笑いながら言う。やっぱりずるい人だ。逃げもしないし、拒絶もしないし、もちろん受け入れもしない。「困りませんよ。『よろこんで』でですよ」と答えたものの、絶対そんなことならないってわかっているから、考えたこともない。だからこそ本気で甘えられる。逃げられたり、拒絶されたり、受け入れられる可能性があるなら、絶対こんなことできない。我ながら、そういう距離感の取り方に関してはうまい方だと思う。逆に、自分としては近づきたいと思っているのに、オートマティックにその距離感を取ろうとしてしまうところも大きな欠点だと思うのだけど。だからどんなに甘えても、その距離感が縮まらず、かといって離れることもない間隔を保たせてくれる彼は、私にとっては数少ない大甘え対象だ。ゆえに、久々に大甘々な夜を過ごせた。ちょっと焼酎に酔って。23時まで時間を過ごしてしまったので、帰ることにした。社会人になってから、酔っても時間を忘れられなくなった。金曜日と土曜日以外は。別れ際。「たまになら会ってやるからさ。お前もがんばれよ」と言われる。よかった。「お前もがんばれよ」しか言われなかったら、次回どうやって会う約束をとりつけたらいいか、わからなくなってしまう。「春夏秋冬の貴方の顔が見たいです」といったら、困ったように眉毛を下げられて微笑まれた。ふーーん。ってことは、4ヶ月に1回じゃ頻繁過ぎるということか。狙うは半年サイクル。またお会いしましょう。バッハ先生。
2004.08.10
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お夕飯@銀座。大学で学科が同じだった友人に誘われて、銀座まで行ってきました。四人だったのだけど、そのうち一人は本当に卒業して以来、初めて会った。そういうのって、ちょっと感激。でも、就職しても生活範囲があまり変わっていないせいか、けっこう大学時代の友人に会ったりしている。むしろ、大学時代とそれほど変わらないくらい遊んでいる気もする。学科の友人だけで言っても、卒業してから10人くらいには会ってるな。だけど「それも今のうちよ」って言われるのかしら。小学校からの友人でも、なんとか今でも会ってたりするから、ずっと永遠に細々とつながりを保っていけるような気になってるけど、結婚したり子供できたりしたら、今度こそ無理なのかも知れない。そんな心配はまだ早いぞ、と思っていたけど、いやいや、そろそろ何があるかわからないお年頃です。私も。私の周囲も。さてさて。社会人になってからの集まり。やっぱり会話がすっかり社会人になってしまっていました。「ウチの会社は・・・」「残業は・・・」「クレームの電話が・・・」「給料が・・・」などなど。数ヶ月前には話題にならなかった話が主流となっている。すっかり社会人になったんだなー、と趣き深く感じました、それでもやはり、みんな大変そう。社会人になって、100%満足しているという人はやはりいないらしい。「私なんて、もう転職サイトに登録しちゃったよ」という友人もいた。実は私が行っている会社も、そこに応募を出している。何も知らずに彼女がエントリーしてきたら面白い。私が面接することになるから(笑)。この間、初めて中途採用の面接をおこなった。ちょうど上司が手が空いてなくて、仕方なく私が代打で。社会人経験4ヶ月目の私が、社会人経験5年以上の人を面接。さすがに緊張した。それでも、私が新入社員だとは悟らせまいと、精一杯虚勢をはる。問題はそこではなく、もちろんその人を採用するかしないかなんだけど。幸か不幸か、私は歳相応に見られることがあまりない。大抵2~3歳上に見られる。こんなところで役に立った・・・。その人が採用されるかどうかはまだわからないけど、もし仮に入社して、実は私が新卒だったなんてわかったら心象悪いんだろうな。ちょこっとそこんところが心配です。さてさて。話は元に戻して。銀座の素敵なお店で、少しお酒を飲んで。おいしい料理を食べて。本当にOLって感じ。気分はOLごっこなんだけど、実際OLなのよね。そこんところがまだ、社会人4ヶ月といったところなのかしら。悩む場所は違うけど、それでもやっぱり誰もが少なからず社会人になって不満に思ったり悩んだりするみたいだ。それを互いに共有できたのは、よかったと思う。一人ではないということは、少なからず励みになるし。うんうん。今日は楽しかったです。でもこれはプレ?今月末に、更にでかいのが用意されているので、それが今からとても楽しみであります。社会人になったみんなに会える。どんな風に、お変わりになっているんでしょう。
2004.08.08
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ガンダムの世界にどっぷり浸かった。計10時間。ぶっ通しで観たけど、思ったほど世界に巻き込まれなかった。うーーん。私が成長したのか、そのシリーズがイマイチ君だったのか。でもそこそこおもしろかったので、引き続き録画&鑑賞会をやっていこうと思っております。この日は深夜から、元アルバイト先で、後輩の子が1年間アメリカに交換留学に行くというので壮行会が開かれた。相変わらずそういう場だと、張り切る店長。だんだん趣向も凝らされていくような気がする。営業後なのでバイトをしていた後輩や、店長も相当お疲れだろうに、その日は夜通し飲んで楽しんだ。アメリカに留学する後輩。すごいなー。実際は9ヶ月だそうだが、それでも長い月日に感じる。カナダにだったら3週間留学したことあるけど、9ヶ月とはだいぶちがうし。私ももうちょっと英語を勉強しておけばよかった。そしてもうちょっと海外生活を楽しんでおけばよかった。これって、社会人になった故の感傷?夏休み2日間じゃ、とてもじゃないけど海外行けない。それ以前にお金ないし(涙)。歳はそんなに離れていないけど、すでに「夢ある若人よ」と眩しげな眼差しをして後輩を見ていたマオフイなのであーる。
2004.08.07
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暑い~~~。周囲を見てみれば、夏休みな人が多い。そうだ。私も一年前だったら、すでにお休みの期間。それが社会人になった途端、夏休み 2日間。なんじゃそりゃ~~~~~!!!しかも、新入社員はまだ有給休暇が使えないので、やっぱり二日間。大学生のときは、2ヶ月間だったのに・・・。いきなりの単位レベルで2ダウン。きっと夏なんて、あっというまに過ぎ去ってしまうのーーー。一週間は欲しかったです。さてさて。最近暑くて眠りが浅いのか、朝が弱くなってしまった。節約のために極力お弁当を持って行ってはいたのだけど、最近は無理。今日は、お餅(←焼いてないの)ときな粉を持って会社に行った。会社の電子レンジでチンして食べようと思ったのだけど・・・。それを見て、哀れに思ってくださったのか、上司がお昼ご飯をご馳走してくれた。うううう・・・。ご馳走、という言葉が本当に身にしみる最近です。それは大学時代よりはるかに顕著。ごっつぁんです。今日の夜。花金。しかしいきなりのドタキャン。別にそれはそれで、一人で夜を過ごすことを苦にしない期間もあり、それは今現在そうであるので気にしていなかったのだが。上司に「今日の夜は彼氏と一緒に過ごすのか?(←何度も彼氏いないといっているのに)」と聞かれたので、「いえ。いきなりのドタキャンなので、今日は一人で静かに過ごします」と答えたらば。「それはかわいそうだなー。誰か友だちは誘わないのか?」と、その後しきりに私が一人で過ごすことを哀れがってた。「若い女の子なのに・・。一人で過ごすなんて」以前もどこかに書いたかもしれないが、その上司は昔けっこう遊んでいたっぽい。フェミニストだし、若い人に理解もあるし。だからこそ、若い女性が一人で過ごすことに抵抗があるみたいだけど。どちらがYジェネレーションだか、わからない発言だった。あんまり行動力ないから、どっちかっていうと他人の計画に乗っかり型。褒められたことじゃないが、実際1から自分が計画して行動して、ってあんまりないかも。飲み会とかは、別です。それはけっこう自主的。えへ。まとまりが悪くなってきたので、まとめに入ると。こんな金曜日の夜に一人で過ごしても、何もさびしくはない。なぜにゃらば。読まなきゃいけない本もあるし。見なきゃいけないビデオもたまってるし。実は私には小さな夢がある。どこかに書いたような気もするが。それは。ガンダムを全シリーズ観ること。言っちゃった言っちゃった(嬉)本当に。これは私の中学生のころからの夢。なのに、今だ2シリーズしか見れてないから、夢を果たすにはもうしばらくかかりそうだ。夢をかなえるのにためらっていた理由は。金銭と時間の問題がまず大きい。そしてもう一つは・・・。なんか病んじゃいそうじゃない?ガンダムとか、一気にがーーーっと観たら、なんとなくあっちの世界にイッちゃいそう。「私は何故生きているのだろう」とか「人は何故殺しあうのか」とか「ニュータイプになりたい」とか口走りそうじゃない?そもそもまだガンダム初心者なので、何をもってしてニュータイプというのかよくわからないのだけれど・・・。そういう諸々の事情があって、あえてその夢は封印していたが。引越しケーブルテレビに加入して。ついにその封印を解く時がきた。今月からガンダムやりまくり。私、ビデオとりまくり。まだ一回も見てないけど、そろそろ見ないと重ね録りできなくなってしまう。ってなことで。アナザワールドに旅立ちますが、その前に皆様に一言ごあいさつを。アニメキャラに恋し始めてたらごめんなさい。なんかのキャラになりきっていたらごめんなさい。ここでの日記、文調変わっていたらごめんなさい。専門用語、連呼してたらごめんなさい。ガンダム讃え始めたらごめんなさい。ってか、もしそんな兆候が現われたら、貴方の豪腕で連れ戻して。私を。ウツツの世界に。
2004.08.06
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それは、小さな願いから始まった嘘。その人ともう一度会いたかった。もう一度会って、話がしたかった。その人とは一度会ったきりで、「今度○○(←その人の職場の近く)の方へ来るときは連絡ください」と言われて別れたままだった。そんな風に言われると頑なに、本当にそこの近くまで行かない限り声をかけられなくなってしまう。しばらくその願いは据え置いておいたんだけど。どう待っても、その人の職場近くに行く機会が現われない。・・・ない。「ないものは、作ってしまえホトトギス」と、先人は言わなかったか。「今度そちらの近くに、一週間くらい派遣されることになりました。都合が会えば、ご飯でもいっしょにいかがですか?」常套手段だ。実際そこの近くには一度派遣されたことのあるかの法律事務所があり、再びそこに派遣されることになりましたということにしたので、なんともスムーズな嘘だった。別に実際そこに派遣されてなくても、夕飯なら仕事後そこに駆けつけて、あたかも法律事務所で働いていました、って顔をすればいいし。いしししし。完璧完璧、と思っていたら。返ってきたメールに仰天。詳しい話は省くが、「週は3日遊ぶ」と豪語していたその人は、急に転職することにしたために、日々忙しく過ごしているらしい。そのため「週3日遊ぶ」は返上。「そんなわけで夜遊ぶ暇はないのですが、昼飯でよければぜひお願いします」という返信にしばし呆然。その人が働いている職場まで、私の働いている職場から軽く30分はかかる。ちなみに私のお昼休みは、12~1時の一時間。・ ・・無理だ・・・。どんなに急いで行っても、行って帰って来るだけ。でもあきらめられない。そのメールを見て、呆然としていたが。隣に座っていた上司に向かって、思わず口からこぼれた言葉。「実は、兄が新潟から上京してくるのですけど・・・」かくかくしかじか。せっかく上京してくる兄に、一目会いたい。ですから、少し昼休みを長くいただいてもいいでしょうか。オートマティックに口から流れてくるストーリー。優しい上司は、OKをくれた。さっそくその旨をメールで伝えると。「お昼休みは自由が利くのでしょうか。できれば1時からとかの方がゆったりできますよね」・・・私もゆったりしたいっ。上司に向かい。私「実は兄の仕事の都合上、会えるのが1時くらいになってしまうんですが・・・」上「いいよいいよ。せっかくなんだから、ゆっくり会って、おいしいものでもごちそうしてもらいなよ」・ ・・・ぐすん。決してうちの職場が自由な時間配分ができるというわけではない。私もこの上司でなければ、こんな頼みごとはできなかったと思う。そして迎えた今日。上「××(←取引のある会社)に行くってことにしておきなよ。もし何か聞かれたら俺がうまく言っておくから」うわーーーーーーん(泣)。会社のホワイトボードには、「マオフイ××に外出」と記され、上司には暖かい笑顔で見送られた。会社に嘘をつき、上司にも嘘をつき、会う本人にさえ嘘をついてこぎつけた再会。あたかもたったさっき、ビルから出てきました、みたいな顔して。本当は30分前に電車を乗り継いで、ここまで来てるんだけど。おいしいお昼ご飯をごちそうになった(なんとかのチャンピオンになったことのあるパエジャというものを食べさせてもらった)。会話も淡々と楽しかった。私がどれだけ嘘をついてここまで来たか、という話をしたら、引くだろうか。言ってみたい気もするし、言ったら致命傷な気もする。結局言わなかったのだけれど。私にとっては大きな冒険をして、ようやく手に入れたランチ時間だったが、その人にとってみれば何気ない時間だということが、ひしひしと伝わってくる。あっという間に時間は過ぎて。自分の分のお金は払おうとしたのだが、さっさと会計を済まされてしまった。私「私の分は、私払いますよ」そ「いいんです、いいんです」私「私、社会人ですよ」そ「じゃあ、マオフイさんが出世して、自分が転職に失敗してお金に困っていたらお世話になります」そんな、ありえるかどうかもわからない遠い話は嫌だった。私「私宝くじ買ったんです。それが当たったら、どーんとごちそうします(後で冷静になって考えてみたら、こちらの方がありえない話だった)」そ「でも宝くじって、そんなに当たらないものですよ(笑)」私「でも当たる気がしてなりません。ビギナーズラックで」そ「じゃあ、今度宝くじ当たったらごちそうしてください」そして私たちは淡々と別れた。このまま一生、会えなくなる気配満々。こんな軽い口約束をしてしまったがために、今度は「宝くじ当たりました」という嘘をつかない限り、会う約束などとりつけられなそう。そしてついうっかりついてしまう予感がする。でなかったら、会うことをあきらめるしかない。臆病者は、臆病者ゆえに、正当な理由がほしい。それがたとえ嘘でも。会社に帰ると。上司に笑顔で迎えられ。上「お帰り。兄ちゃんは元気だったか」私「はい。元気そうでした。でも相変わらず手土産はなしで。もし何かお土産もって来ていたら、ぜひおすそわけしたかったのですけど・・・」こんな風に滑らかな口で、真実が伝えられればいい。ただ一言。「会いたいんです」と。
2004.08.03
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モンモンガールは果たして沈没船に乗るのか、豪華客船に乗るのか。思い出あぶくになってなって空へと昇っていくのか。ハート目サングラスして、心臓バフバフさせているのか。モンモンガールの前夜でした。
2004.08.02
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唐突だが、ある本を読みたくなった。それはシリーズもので、全巻揃えるとなったら4000円以上かかる。そこで、公立の図書館で借りることにした。インターネットで検索したところ、私が住む区にある図書館では、全シリーズそろっている図書館がなかった。私が所属する区立の図書館は何館かあって、それは全て一つに統括されているのだが、当然のことながら場所はバラバラにある。そのなかで、借りられていなくて、現在貸し出し可能の書籍を見ると、○○図書館には3巻まで。××図書館には最終巻と1巻だけ。といった感じに、全部バラバラになっていた。しかも私の家から一番近い図書館には一冊も置いていない。しかし暇だったこともあって、それらを全巻そろえるべく、出かけてみることにした。インターネットで調べ、行くべき先は、二つの図書館。一個目は駅2つ分くらい離れたところで、もう一個はさらに駅1つ分離れたところにあった。自転車で、ばびゅーーんと出発。右手にはインターネットで引き出した地図を持って。しかし、好調だったのは国道沿いを走っていたときまでで、地図読めない・方向音痴を兼ね備える私は、住宅街に入ったところで程無くして迷子になった。住宅街は好きである。何故だかと理由はうまく言えないが、生活感溢れる狭い道路を自転車で走ったり、歩いたりするのは嫌いでない。車の音でなく、テレビの音や話し声。食器が洗われている音など、実家にいたころはよく耳にした音を聞くとなんなく落ち着くのである。少しの間、好き好んで迷子になっていたが、さすがにこのままだとは目的地にたどり着けない。こぼれ落ちてきた汗を袖で拭ったら、よく干された布団と同じ匂いがした。このままじゃ干上がる・・・。と思ったときに、ちょうど良く向かい側から、おじさんとお兄さんの中間ぐらいの人が歩いて来た(それまであんまり歩行者に会わなかったのだ)。「すいません・・・」と道を尋ねると、「ああ、ここはね・・・」とある一方方向を指差して、そしてそのまま固まった。どうやら口で説明するのは難しい場所みたいだ。そのまま地図を持って歩き出したので、私も慌てて自転車を引いて歩き出す。結局、その人に道案内をしてもらった。お礼を言って別れた後、元来た道を戻っていったから、恐らく道案内のために遠回りしてくださったのだ。「東京もまだまだ捨てたもんじゃない」と、妙に感激。ありがとう、おじさんお兄さん。そこの図書館で目的のブツをゲットし、二つ目の図書館に向かってGO!したらまた迷子になった。とりあえず国道に出たいのだが、国道がどっちの方向にあるのかわからなくなってしまった。太陽の位置から計算し、「こっちだ!」と方向を定め自転車で走っていたのだが、しばらく走っても国道に出ない。「やはりこれは方向を間違っていたか・・・」と、自転車を走らせながら周りをキョロキョロしていると、右手の方向に車がたくさん通っているのが見えた。どうやらごく近くのところを平行して走っていたらしい。ようやく知っている道にたどり着き、今度こそ二つ目の図書館に向かってGO!目印となる駅までは順調に行けた。問題は、その後だ。今度の図書館は商店街の中にあるらしいが、そのインターネットから引き出した地図をよくよく見てみると。目印になる建物が。「銀行」と書かれていたりする。「銀行って何銀行?」と思わずツッコミを入れたが、まあ銀行は許そう。銀行は。私が許せなかったのは、商店街の中の地図でありながら、右折すべきポイントの目印を「飲食店」と表記しているところ。飲食店。一風景に4店舗くらいは目に止まるんですけど・・・・。せめて何系かくらいは書いて欲しい。案の定、三度迷子になった。そこでいいことを思いついた。一つ目の図書館に行った時に、「区立図書館の案内」と記されたパンフレットをもらった。確かその中に各図書館の案内地図があったはず。それにはもう少し詳しく地図が書かれているにちがいない。途中の道端で自転車を止めて、案内のパンフレットを広げてみた。「フッ」と思わず笑みがこぼれる。インターネットの地図と、寸分違わなかった。「もはやこれまで」と、近くのコンビニに入り、水分補給のお茶を買うついでに道を聞いた。意外と近くにあった図書館。それでも聞かねばわからぬようなところにあった。ようやく二つ目の図書館に着き、ターゲットを捕獲。全シリーズを揃えることができました。煩悩を満たして、ちょっと幸せ。なんかその本を読むことより、手に入れることで何よりも充実感が得られた気がする。これらの本をわずか二週間で全部読み終えなければならないのが、大きな課題であるが。
2004.08.01
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