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明川さんの講演には、さまざまな気付きがありました。 数日前の日記で、映画は純粋に楽しめばいい、英語の上達道具としてはあまり適していないのではないかと書きました。明川さんは、映画の使い方を教えてくれました。 彼の方法はこうです。(一部私の推測が入っていますので、秋川さんは違うと仰るかも知れません) まず映画ビデオやDVDを見る前に、真似をする俳優を決める。実際に観るときはその真似する相手のせりふを一生懸命聴く。ある程度区切りを付けたら、おもしろい表現とか聴き取れなかったことばを確認するために脚本を読む。これの繰り返しをしながら、自分がその俳優が演じている役になりきるように覚えていくと効果抜群とか。説得力あると思いませんか。 ついでの話で、秋川さんが披露されたのは、米国では連邦法で映画の脚本や歌の歌詞はすべて公開が義務付けられているということ。長くアメリカに住んでいた私も知りませんでしたが、移民を多く受け入れているアメリカでは、英語ができない移民のためにそういう法律があるのだそうです。実際に講演中にフォレスト・ガンプの脚本の取り出せるサイトを披露されました。 英語を学ぶとの最上の方法は、学ぶ目的をしっかり定めることと、最も自分に適した方法を見つけ、自分が終生学べるぐらいに自分の身に付けることだと思いますので、今日紹介した明川さんの方法も試してみられることをお勧めします。私もやってみようかと思います。 ただし、先日書いたように、映画については放送禁止用語的なものを多く含んでいる場合はあるので、その教材としての適切性には留意する必要があると思います。ここにフォレスト・ガンプの脚本があります。全部です。 <追記>別件ですが、買ったばかりの座椅子をオークションに出しました。ご興味あれば、是非! 入札はこちらから
2004.10.31
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六本木ヒルズ内にあるアカデミーヒルズで、明川哲也さんの講演会に行ってきました。 ミュージシャンである明川さんが、ニューヨークのライブハウスで活動するため、発音を徹底的に直さなければいけなかった体験を下に、ごまや、まめや、竹輪などを使って、本当に分かり易く英語の発音をネイティブに近づけるノウハウを話してくれました。 彼の体験をベースにした話は本当に面白く、かつ、話術も軽妙。久々によい話が聴けたなという印象と、彼の主張が私の主張と似通った所もいっぱい有って、「我が意を得たり」という気持ちになりました。私が知らない、あるいは考えたこともない練習法も教わりました。 英語の子音は口の中で起こる気流と音の組み合わせであるというユニークかつ説得力のある切り口、気流だけの子音とそれに音を組み合わせた子音のペアがいくつもあるということなど、どの教科書にもないような話がいくつもありました。2時間を越える講演も、面白いままにあっという間に終わってしまいました。最後に聴いた(聴き取りの材料として流された)ビリー・ジョエルの「オネスティー」も懐かしくて良かったです。 もっといろいろありましたが、書き切れません。ひとつ言えるのは、彼のアプローチは英語の発音を良くするには非常に効果的であろうと思われることです。講演中に聴衆をステージに呼んで行った実験が、実際に効果をその場で現したので、そう思いました。 詳しくは彼の近著「おばけの英語」を読んで下さいとのことなので、早速楽天で注文しようと思います。 今日聴いた話と、本の内容を少しずつ皆さんとシェアしたいなと思っております。 やはり、人の話をたまには聴かなければとつくづく今日は感じました。オバケの英語 ( 著者: 明川哲也 / クレイグ・ステファン | 出版社: 宝島社 )昨日の講演の案内
2004.10.30
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英語を勉強するときに、映画を実際に観に行ったり、DVDを観たりすることが上達の鍵、特にスラングも含む日常会話を学ぶには、最上の教材というようなことが書かれたり、言われたりしています。それも事実だと思います。 しかし、英語をコミュニケーションの手段として身に付けるという意味では、かける時間の割りにはあまり効率が良いとは思えません。いくつか理由があります。 通常、話し、聴きという技術を身につけるときは、反復練習を伴います。映画館に行っても、これはできない。DVDなどを使って行うのはいいかも知れませんが、これとて、英語を教えるための教材として作られているものではないという事情があります。 私はあまり映画を観るほうではないのですが、学生時代に時間をかけて安映画館で繰り返し繰り返し観た映画のいくつかのシーンと、そこで出てきたセリフのいくつかは覚えています。「明日に向かって撃て」などは通算20回くらいは見たと思います。キャサリン・ロスが大好きでした。ただ、1時間半-2時間かけて映画を観て、覚えた表現は1つ2つでは効率は良くないですよね。 もうひとつ映画を教材として使うために注意する点は、いわゆるswearingです。またはfour letter wordsと呼ばれる放送禁止用語的な言葉が、映画によっては繰り返し出てくるので、これらが、公衆の面前で使っていい言葉か、そうでないのかの区別が付かないわれわれが、まる覚えしてそのまま使ってしまうと大変なことになります。(NHKでやっているアメリカの映画などでも、この手の言葉がバンバン出てきてびっくりしたこともあります) あるいは、文法的には正しくないと思われる表現も多く出てきます。"She don't know"(正しくは"She doesn't know"とか"I ain't got nothing to do"(正しくは"I don't have anything to do"または"I have nothing to do")などは、頻繁に登場しますが、これを、外国人であるわれわれが、例えばビジネスの場で使うと、えらく奇妙なことになります。 さまざまに、英語学習者用に編集された教材というのは、このあたりのスクリーニングをきちんとされているので、覚えたものをそのまま使って大丈夫なものになっているのです。 映画や歌(私もこれはよく利用しました)の英語学習のための効用を否定するものではありませんが、これを優先的な学習道具とするのは賛成できないと申し上げている訳です。 映画や歌は、純粋に楽しむ目的で観たり聴いたりするのが一番です。 歌の効果については、別の日に書いて観たいと思います。
2004.10.29
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今日は朝から大阪へ出張で、日記を書くのが極端に遅くなってしまいました。大阪に行くと、少しずつ東京との違いを感じます。エスカレーターでは、急ぐ人のために右側を開けますが、大阪では反対ですよね、例えば。 アメリカと日本でも、かなりいろんなことを感じました。アメリカは、初心者にやさしい国かも知れません。(確かこの手の話を前にも書きましたね。そうそう機械のマニュアルのことで。)ニューヨーク時代に交流させて頂いた株式投資のプロで、荒井拓也さんという方の著作の中に、こうしたアメリカの側面を、おもしろおかしく紹介するページがあって、記憶に残っています。その本は、新たに書き換えられたようなので、現在のものに、そうした挿話があるか確認しておりませんが、インターネットによる株式投資に興味のある方は、お勧めの本です。(この部分は余談です) 大学の教科書も、かなり初歩的なところにページを割いているので、日本人には高校の授業の復習のように見えますが、このあたりは基礎重視の姿勢がはっきり見えます。「いまさら聴けない」ことがいっぱい書いてある感じです。でも、一般に教科書は非常に分分厚く、最後の方になると非常に高度な本来大学で学ぶようなレベルの記載がこれまた多いという編集になっています。用語の索引もしっかりしていますので、その意味内容をつかむにもうってつけです。 何かの知識をしっかり得ようとすると、アメリカの大学の教科書は非常に良いと思います。ポール・サミュエルソンという人の経済学の教科書などは、日本語にも訳されていたと思いますが、お勧めです。通訳になる人などは、自分の専門以外に守備範囲を広げていく時に、こうしたアメリカの教科書を使うということを聞いたことがあります。何冊も必要ないので、皆さんも何か得意分野を作られるのであれば、一冊しっかり読まれることをお勧めします。 私も、一年の留学時代にサミュエルソン先生の「経済学」の世話になりました。【送料無料商品】1,000ドルから本気でやるアメリカ株式投資
2004.10.28
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ベルギーにいた頃の私の職場の言語環境は、日本語、英語、そしてへたなフランス語が1/3ずつというものでした。その頃の私の悩みは、フランス語は少しずつでも上手くなっている感じがするが、毎日使っているにも関わらず英語は下手になっていっていることでした。 先日プロソディ(10月14日日記)のことを書いていた時に、ベルギーの体験を思い出し、納得できたように思いました。確かに、同僚のベルギー人たちと話していたのは英語でしたが、プロソディを考えると、リズムや強調箇所がフランス語的になっていたのだと思います。 英語は、英語を母国語として話しているようなプロソディで話さないと、ひどいアクセントとして聞こえる、そういうリズムの中で毎日話をしていると自分の英語もフランス語のリズムになってしまう。こういう現象を自分では「英語が下手になっている」と感じていたのではないかと思います。 へたくそなフランス語しか話せなのに、英語で話していても相槌で「ウィ、ウィ」(酔っ払いではありません。フランス語ではYesと言わずOui(ウィ)というのです)と答えてしまう、これはリズムのせいだと思います。英語で話してても「はいはい」だの「エーット」だの間に挟む人知りませんか?同僚に原田君という人がいましたが、彼は「ムシュー・アラダ」(フランス語では"h"が発音されないか、ほとんど聞こえないことが多いのです)と呼ばれていました。 郷に入れば。。。と申しますが、自分の発する英語は「郷に入らず」を貫いた方が、さまざなな国の人とのコミュニケーションを良好に保つためには、良いように思います。 但し、私は同僚の英語をけなしている訳ではありません。日本でも標準語の他に方言があるように、ベルギーの人たちの英語は、英語のベルギー方言とでも考えればよいのではないでしょうか?日本人の英語もやはり英語の方言と。今はJanglishとちゃんと名前もついてますし。。。。 見方を変えれば、英語はもはや、ネイティブの人たちだけの独占物ではなく、国際間コミュニケーションの標準語と考えるべきなのだと思います。標準語をしゃべる人も、方言に対応する必要がありますし、方言を見下してはいけないのです。
2004.10.27
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この日記を書き始めてから、ずいぶん色々な英語の教材に興味が向くようになりました。また、皆さんにご紹介した勉強法に再トライしたりして、自分自身のリフレッシュと刺激になっています。楽しい展開です。 最初の頃に、私の英語の始まりはThe Japan Timesのテニス欄を読むことから始まったようなものと書きました。そう思って本屋に行って見ると、今月の「NHKテレビ いまから出直し英語塾」という番組のテキストにテニス用語が特集されています。なるほどなと思って読みましたし、不思議ですが、自分もプレーしたい気持ちになってきます。 多分、いや間違いなく講師の大杉先生はテニスがお好きなのだなと思いました。おそらく、この講座の仕事も先生にとっては、楽しい仕事なのだと思います。うらやましいですね。 ちなみに、今月のテキストにはこの他のトピックスとして「ジャズで感じる英語のリズム」、「英語落語を学ぶ」、「シェイクスピア劇に学ぶ英語の名台詞」など、おもしろそうなものが並んでいます。皆さんのご興味がわきそうなものがあるのではないですか?ちなみに先月号には野球の用語集がありました。 一時遠ざかっていたNHKの語学番組ですが、また少し取り組んで見ようかなと思っております。番組も昔に比べると、格段に種類が増えてますので、皆さんもご自身にあったものを選ばれて続けられるのが良いのではないでしょうか。ちなみに、私も「英語でしゃべらナイト」はずっと観てます。 ちなみに、スポーツ用語が転じて日常用語になった例は多いですよね。日本でも、相撲用語から転じたものがあります。「肩透かしを食わせる」とか、最近では「がちんこ」とか。今日のNew York Timesにテニス用語の面白い言い回しがありました。Flu Sidelines French Open Winner Myskinaインフルエンザで、全仏オープンの女子シングルス優勝者のミスキナが出場を断念したという意味ですが、sidelineで、サイドラインに追いやるという意味を転用して、出場できなくなったということを表現しているちょっと洒落た用法だと思います。 また、be on the sidelinesというと、サイドライン(横)から観ているという意味が転じて、傍観するということになります。
2004.10.26
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皆さんは、日本の英語学習の先駆者の本を読まれたことはありますか。私は、このような人々がどのように英語に立ち向かったかを無性に知りたくなることがあります。 具体的な名前を上げると、福沢諭吉、新島譲(同志社大学の創設者)、津田梅子(津田塾の創設者)、新渡戸稲造(お札に登場)などの名前があります。その他にも、ロックフェラーに長く滞在した野口英世など、いつか、自分のライフワークとして、彼らの伝記を、英語という側面から書いてみたいと思ったりしています。きっと、非常にむずかしいと思いますが。。。。。 ある時、ジョン万次郎という、維新の時代を通訳として活躍した人物に関する本を読みました。確か、中日新聞社から出版されていた文庫本です。 土佐の駆け出し漁師であった万次郎が、鳥島に漂着し、ボストン近郊の港町を基地とする捕鯨船に助けられ、ハワイ経由でそのマサチューセッツの街に行く話し。そして、数次の捕鯨航海を経て立派な捕鯨船乗りになるのですが、最後には母国への思い断ちがたく、禁を犯して日本に帰国する。その前に、帰国資金稼ぎのために、ゴールドラッシュで沸くカリフォルニアで一時期を過ごした、というような筋であったと思います。 最後に、万次郎の子孫である中浜某氏が、万次郎の出身地の高知県の街(名前を忘れました)と姉妹都市となったマサチューセッツの街(ニューベッドフォードという名前だったと思います)を訪ね、記念式典に出席するというあらすじです。その記念式典は、おそらくアメリカ建国200周年の1976年に行われたと書いてあったように記憶しています。本を読んだのが、ずいぶん前なので、いろんなことを忘れてしまいました。 決死の覚悟で帰国した万次郎は、やがて明治維新前後の激動時代を幕府や明治政府の通訳として、ずいぶん活躍し、それなりの地位も得たようです。 なぜか懐かしい思いで、ニューベッドフォードを訪れたことがあります。それも、3回も。とうの昔に捕鯨の街としての役割は終わっていますが、今でも捕鯨博物館という、アメリカが世界一の捕鯨国であった時代を思い出させる陳列物が多く飾られています。 アメリカがペリーを送り込み、開国を迫ったのも、捕鯨船の補給基地が太平洋に必要だったからとか。 万次郎の場合は、別に自分から望んで、通訳の役割を担った訳ではないでしょうが、彼が、辞書も教科書もないその時代の彼の地で、どんな勉強をしていたのか(万次郎自身の回顧録があるそうなので、今度読んでみようと思います。紹介した文庫本にもそれからの引用はかなりあったので、想像はある程度できましたが)。興味深いところです。 今日は横道にそれましたが、たまには、こういう話もどうですか?PS:ジョン万次郎のふるさとを見つけました。姉妹都市も分かりました。ここへ。。。
2004.10.25
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昨晩の新潟方面の地震はすごかったですねぇ。被害に合われた方々に、心からお見舞い申し上げます。 東京もかなり揺れました。私はアパートの14階に住んでいましたので、揺れがひどかったのか、本棚のものなどがいくつか落ちて来ました。 かなり昔ですが、学生時代(1978年)に仙台で宮城県沖地震という大地震を経験しました。死者が26-7名と、今回のものに匹敵ないし少し大きいものだったかも知れません。その時は、立っていることができなくて、その時いたテニスコートに這いつくばったことを覚えています。 さて、今日は、以前紹介したシャドーイングと同様、通訳養成に使われている訓練法で、一般の英語学習にも役立ちそうなものを紹介してみます。サイトトランスレーション(略して「サイトラ」)といわれるものです。 定義は次の通りです。 「。。。文章を目で追いながら、情報単位ごと、あるいは意味を構成する単位ごとにスラッシュ(/)を入れ、頭から順番にtranslation、すなわち訳していきます。。。。。中学校や高校で学習する「英文和訳」が文法に忠実に訳出していくのに対し、サイトラは原文の語順に忠実に頭から順番に訳出していくため、このような訳し方を「順送りの訳」と言います。」(「英語速読・速聴トレーナー」柘原誠子編 朝日出版社 8ページ) 例えば、昨日の新聞に関するニューヨーク・タイムズの記事を、サイトラし、従来の訳出法と比較すると次のようになります。<原文>A series of powerful earthquakes jolted northen Japan in quick succession Saturday evening, killing at least 16 people and injuring more than 900, according to preliminary tally by Kyodo News.<従来型の訳>土曜日の夕方、数回の強い地震が立て続けに日本北部を揺るがし、共同通信の仮集計では、少なくとも16人が死亡、900人以上が怪我をした模様。<サイトラによる訳>A series of powerful earthquakes 数回の強い地震が/jolted northen Japan北日本を揺らし/in quick succession しかも立て続けに来た/Saturday evening地震があったのは、土曜日の夕刻で/killing at least 16 people and injuring more than 900 死者は少なくとも16人、怪我人は900人以上/according to preliminary tally by Kyodo Newsと共同通信の仮集計によれば。。。。 分かって頂けましたか。ポイントは、頭から、文章を小さな意味の単位に切っていく、そして、頭から単位ごとに訳していくことです。(私の訳がへたなせいもあって)書いた文章として完璧ではないですが、話し言葉としては、相手の発した言葉に即座に対応する訓練になることが、感覚としてつかんでいただけると思います。 この訓練の延長線上に「区切り聴き」という訓練があり、これは、文章を追う代わりに、耳で聴いた文章を細切れに訳していく方法で、より通訳の仕事に近づくという訳です。 サイトラも、間違いなく役に立つ方法ですし、簡単にできます。あなたのレパートリーに加えられては、いかがでしょう? これまでも、いくつか勉強法をご紹介して来ましたが、もちろんすべてできるわけでもなく、皆さんにすべてを試しなさいといっているわけではありません。 ポイントは、すぐにできそうで、あまりお金もかからず、かつ効果が高いと思われるものとうことで紹介しているという点と、読者の皆さんが、自分に一番適した勉強法のきっかけ作りにして頂ければということなので、どうぞ誤解のないようにお願いします。英語速読・速聴トレーナー 柘原誠子編 朝日出版社
2004.10.24
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Quantum leapということばは、もともと物理の言葉で「量子飛躍」と訳すのだそうですが(意味は私には分かりません)、平たく言うと「急にうまくなる」、「飛躍的な進歩を遂げる」というような意味です。 英語を習うとき、スポーツを練習する時も、ある日突然に今までできなかったことができ始める、昨日よりも数段高いレベルに一気に到達するということを多くの人が体験しています。こういうことをQuantum leapと表します。 逆に誰もが経験するのが、スランプです。毎日練習を欠かさないのに少しも上達しない。そればかりか、昨日まで出来ていたことが出来なくなってしまうこともあります。 しかし、おそらくスランプを抜け出すときにこの現象が起こると思われます。多分、スランプ時期の毎日欠かさない練習の成果が「一気にあふれ出る」という状態ではないかと思うのです。火山が噴火するためには、長い間の、継続的なマグマの蓄積があるのと同じで、Quantum leapは長い、継続的な努力がその前提となるのです。 私自身も、英語やフランス語の上達過程で、かなり長い間のスランプ状態(=いくら練習しても、ちっともうまくならない状態)から、ある日突然それまでとは比較にならないほど流暢にしゃべれるようになった経験があります。 きょうは、理屈っぽい話になりましたが、メッセージは、毎日の、時に退屈な練習の後に飛躍的な進歩が必ず来るということです。これが学習者の希望であると思います。お互い、次のQuantum leapを期待しつつ、頑張りましょう!<追伸>昨日日記リンクして頂いたCafe Englishさんのおかげで、新しい発見がありました。ご存知の方も多いと思われますが、オンライン辞書で、発音も分かるものがあるということです。先日日誌に書きました「ミネアポリス」の発音も分かります。昔の私みたいに発音で悩む問題が解消された訳です。皆さんも是非活用してください。便利です!ちなみに「ミネアポリス」の発音はここ で聴けます。Cafe Englishさんのサイトお勧めです。分かりやすく、日常的に良く使われている表現の宝庫です。是非毎日チェックされることをお勧めします。Cafe Englishさんの日記ページ
2004.10.22
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中経出版という出版社から「TOEICテストにでる順英単語」(河上源一編著)というおもしろい本が出ています。副題に「これだけ覚えれば860点突破!」とあります。 この本はその題名の通り、TOEICで出題された約20万語を分析し、出題頻度順に並べた本です。その分析で面白いのは、頻度上位500単語で出題頻度の70%、1000語で80%がカバーされるというものです。つまり、出題頻度1000位までの単語をしっかり覚えれば、10問出題された中の8問にそれらの単語が入っているということです。2000位までを覚えると、90%カバーです。 試験の点数を上げるという意味では、上位1000語または2000語までを徹底的に覚えるという作戦が良さそうです。また、これら2000語は、日常的にもよく使われる基礎単語なので、英語上達という観点から見ても、非常に良いアプローチだと思います。 ちなみに、昨日のニューヨーク・タイムズの記事をひとつ拾い、そこにどんな頻出単語が出ているかを見てみましたので、ご披露します。文章内の( )内数字は、出題頻度順位、「 」内はその意味です。ちなみに、記事内容は日本で起こったプライベート・バンキング(お金持ち向けの銀行商売)関連のスキャンダルで、当事者のシティバンク(米国の最大手銀行)の責任者の大規模処分があったというものです。Citigroup Ousts Three Top OfficialsIn an iternal memorandum issued late yesterday afternoon, Chief Executive Charles Prince announced(268位「発表した」) Mr. Maughan, head(134位「(組織の)トップ、首脳」) of the bank's international(91位「国際的な」ここではoperationと一緒で「海外業務」) operations; Thomas Jones, chief executive of Citigroup Asset Management; and Peter Scaturro, chief executive of Citigroup Private Bank, will all leave the company.(1位「会社」) こういう非常に短い文章をひとつ覚えるだけで、頻出単語が4つも覚えられる訳です。一日一文で4-5単語、500語なら3ヶ月、1000語なら半年でマスターできてしまうので、こうした時間を一日10分くらい持たれることをお勧めしたいと思います。 いかがでしょう。【送料無料商品】TOEICテストにでる順英単語
2004.10.21
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英語は比較的多くの外来語をその中に取り入れており、特に現在のフランス語、スペイン語、イタリア語などの源流になっているラテン語の影響はかなりあります。 私もフランス語を勉強する機会がありましたが、これが案外英語の理解に役立つのです。英語だけを勉強する場合には、とにかくその単語のつづりと意味を覚えるしかないようなケースでも、その言葉の源流がラテン系の言葉である場合は、フランス語からの類推で、その意味を理解したり、推定したりできることが、比較的多くあります。 例えば、英語に"dormant"という単語があります。銀行などでかなり昔に開かれた口座に何の入出金もない状況が長年続くような場合に"a dormant account"(休眠口座と訳すことが多い)というように使われますが、この"dormant"はフランス語では,眠るという意味の動詞"dormir"の現在進行形("ant"は英語で言う"ing"です)なので、"dormant"=眠っているということが分かるのです。もちろん、現代のフランス語がそのまま英語になっている例も多く、特に料理や音楽など特定の分野では、かなり顕著になります。"cuisine"とか"croissant"などは代表例です。フランス語を習えば、初級レベルで覚えるようなことばが、英語では中級以上のやや上品なことばになったりする訳です。 従って、英語を習う人には、それに影響の大きかった言語、特にラテン系の言葉を同じに習われることをお勧めしたいと思います。ふたつ習うのは大変と感じるかも知れませんが、今日申し上げたように、相乗効果があるのです。 但し、英語をならったことが、フランス語に与える影響はかならずしも大きくないように思います。逆は必ずしも真ならずです。特にフランス語は外来語の流入には非常に神経質な言葉なので、英語からフランス語に入ることばは、フランス語が英語に入る度合いに比べるとはるかに小さいからです。 第二外国語、特にラテン系の言語を学ぶ効用については、まだありますので、続けてご紹介してみたいと思っています。
2004.10.20
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私も学生時代、いよいよ留学が決まったというのに、ネイティブの人と直接会話したことがないということに気づき,かなり不安になりました。それまで、ずっとラジオ英会話で会話の練習はしていたものの、100%の自信が持てないという状況でした。 とはいえ、街の英会話学校に行くお金はないし、どうしようかと考えたいたところ、友人が勧めてくれたのがキリスト系の学生センターという施設でした。いわば、学生向きのカルチャーセンターといった趣の場所で、キリスト教系の団体が、数人の専任講師と、ボランティア講師が語学だけでなく、聖書研究、活花、作動、その他本当に多くの文化クラスがありました。私は、英語の聖書研究、英会話クラスと二つを取りました。 メリットはふたつありました。 ひとつめは、勉強意欲にあふれる(でもお金がない)多くの新しい友人を得たこと。その中で、多くの人とは一生の友人となりました。ふたつめは、とにかく安いこと。只ではなかったですが、ほとんど只同然の価格でした。教室を終わったあとの飲み会の方の支出の方が多かったと思います。 ここでは、アメリカ人の先生から、きちんとした英語とアメリカ的思考法、あるいはその背景にあるキリスト教的世界観などさまざまなことを学べました。習った内容に比べると、本当にコスト効率の良い機会でした。 現在でもこのような施設はあると思いますので、活用されたら良いのではないでしょうか? もうひとつの方法は受け売りです。 かつてニューヨークに住んでいたときに、元キャスターの久和ひとみさんと知り合う機会がありました。そのご縁で彼女の帰国後に出された本を頂きました。 その本(「ニューヨークで見つけた!新しい私(35歳からの留学ストーリー)ダイヤモンド社)の中で彼女がコロンビア大学に研究生として留学していた時の体験として「ランゲージ・エクスチェンジ」という方法を紹介しています。彼女によれば、「英語をたくさん話してうまくなりたい私と、日本語を勉強したいアメリカ人とが、「週一回二時間」などと決めて会い、会話する方法である」とのことです。極めてシンプル。お互いのメリットがあるので、お互いにお金は取らないという方式です。彼女は、留学中、最高で5人の「エクスチェンジ・パートナー」を持っていたそうです。 こうしたことに限りませんが、コストを抑えつつ、やり方しだいでは、きちんとした英語をしっかり学べる機会を見つけることは可能だと思いますし、英語上達というのは、特に「お金をかければかける程効果が上がる」ということが言えない分野の典型だと思いますが、皆さん、いかがですか。 何か、良い方法があったら、投稿お願いします。PS:ご紹介した久和さんは、残念ながら、この本を出されて間もなく子宮ガンで逝去されました。彼女の生き方そのものが、周りを明るくするような方でしたので、本当に残念でした。また、この本も絶版になっているようで、これも残念。ニューヨークで見つけた!新しい私
2004.10.19
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今日の日経の朝刊5面の「インタビュー領空侵犯」という記事で、梶原岐阜県知事が、パソコンや携帯電話のマニュアルが分厚い上に分かりにくいと主張しています。こんなことは分かっているだろうという前提で専門家が作っているので、分かりにくくなっており、素人が作るべきであると。 英語圏の国ですべてそうかどうかは分かりませんが、私が都合10年を過ごした米国では、この辺りはかなり親切だと感じます。ベースに、多民族国家であることがあるのか、アメリカ人が(というかアメリカに住む人たちが)「言われたこことが分からないのでもう一度言って欲しい」と頼むこと、頼まれることに慣れているような気がするのは私だけの体験でしょうか。 私も、日本から義理の弟夫婦が遊びに来たときに、ナイアガラに案内しましたが、その時に義妹が、「お兄さんが相手に何度でも質問するので、驚いた」と言っていました。しばらくアメリカに住むと、こうしたしつこく聴く態度が身に付くので、以外に感じたのですが、このあたりが、日本人が英語を身につける上で、障害になっているのではないでしょうか?よく本屋で「今さら聴けない。。。。。」とう本が出ていますが、アメリカではこの手のタイトルはあまり見かけません。 留学時代も、日本人の感覚で見るとかなり初歩的な(お前、そんなことも知らないのかよ!と言いたくなる様な)質問に、先生は丁寧に答えていました。正直言うと、日本人的感覚を引きずっていた私は、そうした質問でいろいろな疑問が解けたので、質問した学生にも、丁寧に答えた先生にも、陰ながら感謝したものです。 相手は、こちらのいうことが分かっていないのが当たり前という感覚で暮らしている人たちは、「分からないことが恥ずかしい」という感覚があまりないようです。 でも、振り返って見れば、日本にも「聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥」ということばがあります。英語学習者たる者、この精神でどんどん分からないことを聴いていくべきでしょう。
2004.10.18
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この日記を始めて約2週間。できるだけ毎日書こうと努力はしているのですが、昨日はおさぼりでした。金曜日の仕事が真夜中に及び、土曜日はほとんど寝てましたので。。。。。 それはともかく、今日は、話すより聴くほうがむずかしいとうことを書いて見たいと思います。 もう7-8年も前のことになると思いますが、ニューヨークに住んでいた私は、日本企業相手のビジネスに関わっているアメリカ人のグループの会合に呼ばれました。その日のスピーカーは当時某官庁からニューヨークに駐在で来られていたお偉方でした。 この方のスピーチは文章も平易でこなれた英語、発音もすばらしいもので、私も感心して聴いていました。ところが、Q&Aセッションになったとたん、この方は、投げかけられている質問がほとんど聴き取れないようで、まったくの窮地に追い込まれた。参加者も、そのことに気づいて、途中からは日本語の分かるアメリカ人が助け舟を入れたり、私も少しご助力申し上げました。 彼の発音の良さと、聴解力のなさの大きなギャップに一同戸惑った訳ですが、ここに日本人の勉強法の改善に関するヒントが隠れているように思います。 つまり、日本では英語の上達を「話せるようになること」と定義することが多いのですが、学習内容としては、話せることよりも、むしろ聴くことに重点を置くべきではないかということです。 よく、さまざまな教科書では、海外旅行でのこんな場面ではこんな聴き方をしましょうという問いかけの練習がされるけれる。あるいは、決まり文句をこれだけ覚えていれば大丈夫的なキャッチフレーズで売られている本が多いと思います。 しかし、自分からの問いかけは、自分が発する言葉なので、よく理解できるのは当然なのですが、実は日本人が弱いのは、これらの問いかけに対する答えの聴き取りなのです。つまり、問いかけたは良いが、返って来た答えが分からず、分からないまま笑顔で、「サンキュー」。こんな展開が多いのではないでしょうか? 教育現場でも、ラジオやテレビの英語教育番組でも、もっとこの聴き取りと強化するようなプログラムを多く取り入れたら良いのではないかなと思います。例えば、数回ご紹介したシャドーイングとか、ディクテーション(聴いた英語を書き取る練習)などです。シャドーイングでは、話す力も同時に付くし、ディクテーションでは書く力が付きます。 聴く力の養成から話し、書くことばの養成に発展させる考え方です。皆さんのご意見は。。。。。。 ちなみに、聴くことの重要性は、現在スタンフォード大学で教鞭をとっておられる彼の野口悠紀雄先生も「超英語法」で述べられています。その他のヒントも多いので、一読をお勧めします。「超」英語法 ( 著者: 野口悠紀雄 | 出版社: 講談社 )
2004.10.17
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アメリカ中西部にあるこの街の名前を発音する時のアクセントの置き場所をご存知ですか?この手のことは、あまり学校でも、英会話学校でも教えてくれないし、講師がアメリカ人だったりすると、なぜ日本人にとってこれが分かりにくいのか自体が理解できないので、うまく教えてくれません。 実は、アメリカに留学したてのころ、ミネアポリス行きの飛行機を予約するのに、えらく苦労したことがあります。日本語では「ミ、ネ、ア、ポ、リ、ス」とどの音も平坦に読みますが、原語では「ミネ、アー(↑)、ポリス」と「アー」のところで強調され、かつ音が上がる(上向き↑で表現してみました)のと、「ポリス」のところは、「プリス」のように聴こえる短い音になるのが、正解です。(文章で発音を表現するのは、本当にむずかしいですね!) このことがわからなくて、電話で飛行機の予約をする時に、ミネソタ(これは「ソ」の所にアクセント)州の州都だとか、ツインシティのセント・ポールじゃないほうとか、ミネソタ・ツインズのあるところだとか、いろいろ、いろいろ苦労して説明したところ、相手が、"Oh, you mean,Minneapolis!"と「ミネ、アー(↑)、ポリス」を教えてくれたのです。一時は「この旅行は諦めるしかないか」と思ったくらいでした。この手の固有名詞の発音(機能もリンカーンの例を出しましたが、現地に行ってみないと分からないものも多いですね) こうして苦い経験を経て覚えた単語は決して忘れません。ということは、苦労を買ってでもする、つまり、どんどん外国人をつかまえて、遠慮なく話しかけ、相手に自分の表現の悪いところ、わからないところをどんどん指摘してもらうというのも英語上達の一方かも知れません。 私は「とにかくネイティブと話をすればうまくなる」とか、「留学すればなんとか英語くらい話せるようになる」という見方には必ずしも賛成できませんが、こうした経験を積むという点では、現地に行くことは意味があるかも知れませんね。 ついでに申し上げると、「インディアナポリス」も同じように、真中の「ナ」の所を強く、長く発音すると通じます。何かのときに試して見て下さい。 本日は恥さらしでしたが、言葉の習得に関しては、恥かき大いに歓迎だとおもいます。発音はここでわかります
2004.10.15
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先日ご紹介した鳥飼玖美子さんが出されている(正確にいうと監修されている)「はじめてのシャドーイング」(学研)に出ているのですが、英語を理解し、通じるものにするには、「プロソディ」が大変重要なのだそうです。 「プロソディ」というのは「発音、強勢(ストレス)、抑揚、リズム、ポーズなど話し言葉に含まれる各種の音声(音韻)要素の総称」で、いわば話し言葉の「音声的特徴」といえると説明されています。(同所22ページ) 10月3日の日記で私が書きました「マイネームイズ。。。。」を例にとれば、プロソディは「自分の名前に強勢をおくこと」、「マイネーズイズ。。。。」部分は聴こえるか聴こえないくらいにする」ことかと思います。文章のアクセントとリズムと置き換えて理解しても良いかと思います。発音が良くても、このプロソディがちゃんとしていないと通じないということでしょうか。 単語単位でもこれは言えるそうです。 例えばアメリカの大統領リンカーンの名前を発音する時、日本人は最初の「リン」の所を弱く、「カーン」の部分を強く発音しますが、言語では逆に「リン」を短く強く、「カーン」のところを口を閉じほとんど聴こえない位に発音します。また、発音の長さも、日本語では「リン」と「カーン」を同じ位に、原語では「リン」を極端に短く「カーン」をやや長くという調子です。 シャドーイングを行うことによって、教材に録音されている文章の意味合いをプロソディを含めて自分のものにできる、したがって通じる英語をものにできるということのようで、これは英語学習者にとっては、十分に学ぶ価値のある練習法だと思います。はじめてのシャドウーイング ( 著者: 鳥飼玖美子 | 出版社: 学習研究社 )
2004.10.14
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ニューヨーク・タイムズのサイトに行くと、これが本当にすばらしい英語の勉強の資料になります。いわゆる時事英語に通じるようになるために、先ごろご紹介した石田さん流の勉強法読む場所を毎日決めて、意味を考えながら読み、使えそうな表現を蓄積していくというのが良いのではないでしょうか。新しい記事であれば、ほとんど無料で読めます。 最近見て、やや感動したのは、大統領選討論のビデオを見ることができることです。これをダウンロードし、添付されているテキストも利用すれば、アメリカの現在の最重要問題を、最新の英語で聴きかつ読むことができるのです。教材の進歩は著しいものがあります。 誰かとパートナーを組んで、英語ディベートの真似事をしたり、ひとり芝居のように、ブッシュとケリーの二役をやってみると、英語の力が格段に上がると思います。どうぞ、お試しあれ! ニューヨーク・タイムズのサイトはhttp://www.nytimes.com/。(私のサイトのブックマークにもあります) ちなみに、今日のサイトを見ると、松井の写真が出ていて、ボストン・レッドソックスとのプレーオフ第1戦で6-0でヤンキースリードという記事が読めます。途中経過も詳しく回ごとに書いてあります。こんな、自分にとって身近かつ興味の深い記事から読んでいくのもお勧めです。当たり前だけど、アメリカで起こっていることに関しては、日本のメディアよりも速報性もありますし。 この後、松井は3安打5打点の大活躍で、ヤンキースが初戦勝利(10-7)となりました!
2004.10.13
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何日か前に、中学校の頃テニスの記事を読みたくて、英字新聞を読み始めたということを書きました。その延長線上で英語がすんなり上達したかというと、決してそうではありませんでした。 高校2年の時、AFS(アメリカン・フィールド・サービス)というアメリカの奨学金でアメリカに一年間留学できるという制度の試験を受けました。校内の試験、県内の試験は筆記テストで幸いにも合格しました。しかし、中国地方の最終試験で悲劇は起こりました。 あるカードに書いてある短い物語、おち(punchlineというそうです)がついているのですが、その物語を手短かに試験官に英語で説明するという問題でした。私はその試験官の質問さえも聴き取れず、憐れんだ試験官が最後に質問と答えを説明してくれたのです。 もちろん不合格。さすがに落ち込んだのですが、これが奮起のきっかけになりました。ただ、通っている高校でこうした問題に対応できるような教育をしてくれていなかったことに気がつき、そのことは非常に残念でした。 この不合格がきっかけで、いつかは留学してやるぞという意欲が湧くと同時に、学校の英語に頼っていては英語を話せるようにはならないと思いました。その日からNHKのラジオ英語会話と続基礎英語という番組を聴き始めました。これが高校2年の時に始まり、大学4年でアメリカについに留学できた時まで続きました。NHKのラジオには本当に感謝しています。 この留学が決まった頃に、はじめてキリスト教系の学生センターというところで、初めてアメリカ人の先生と直接話しをしました。しかし、それまでネイティブの発音をラジオの講座とFENというアメリカ軍(広島出身の私は、山口県岩国の基地から流れる放送を聴いていました)の放送でほとんど毎日のように聴いていたので、当たり前といえば当たり前ですが、そのアメリカ人の先生との話は、最初からまったく問題ありませんでした。 自分の体験から、留学とか、ネイティブの先生がいる英語学校に行かなくても、十分英語の運用能力はつくのだと、はっきり申し上げられます。私の場合は、ラジオ講座で十分でした。クラブもESSなどの英語関連には入らず、体育会のテニス部です。 振り返れば、私の英語の上達を支えたのは、いつか留学したいという夢と、ラジオ講座での単調な訓練だったかなと思います。ちょうどテニスの練習を毎日やったかのように。もうひとつのクラブ活動のようなものでした。 何かの参考になればと思いますが。。。。。
2004.10.12
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石田健さんという方が書かれている「1日1分英字新聞」という文庫本を読みました。これは、毎日石田さんが発行されているメルマガに基づいて出されたそうです。私もそのメルマガを3月くらい前から読んでいますが、非常によく考えられた方法です。これでTOEFLの点数がものすごく伸びたという人の体験談も迫力ありますし、石田さん自身の英語の学び方も参考になります。 この日記が受け売りになるのは、あまり良くないとは思いますが、でも良いものは紹介するのも、この日記の使命と思いますので。1日1分!英字新聞 大丈夫!この学習法なら続けられる( 著者: 石田健 | 出版社: 祥伝社 )メルマガ購読はここからhttp://www.ka-net.com/magazine.html
2004.10.11
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英語の勉強も含め、習い事の常は、なかなか長続きしないということです。どうやったら三日坊主にならないようにできるのでしょうか。月並みな答えは「はっきりした長期的目標を持つこと」だと思います。志が大きければ、確かに学ぶ意欲は湧きます。しかし、これも見失いやすいものです。長期的な目標は、現在の自分の状態に比べると、かなり高いレベルに設定することが多いので、それを基準にすると、毎日、毎週の進歩があまりに小さく見えてしまうため、意欲が次第に減退するためだと思います。 結論を言えば、目先の、達成可能そうな目標を少しずつクリアして行くと方法が最良だと思います。英語であれば、英検合格とかTOEIC、留学を目指す人であればTOEFLなどの点数を少しずつ上げることを当面の目標として常に掲げておくのもいいのではないでしょうか。 短期的な、現在の自分のレベルより少し高い目標を設定すれば、目標と現状の格差でさほど悩むこともないとともに、小さいながらの進歩が自覚できるので、学ぶプロセスが楽しいものになると思います。 もうひとつのこつは、同士をつくること。 同じ目標を持ったライバルを常に意識したり、その人と一緒に学ぶこと(英会話の場合であれば、その人と一緒に会話練習をすること)は大変な力になります。一方が進歩が自覚できず悩んでいるとき、片方が慰めることができます。また、仲がよければよいほど、率直な批評をお互いにできるので、そのこともお互いの進歩に役立ちます。もちろん、ライバル心も大事。片方が英検に合格すれば、もう一方も頑張るぞという意欲を持ちます。 短期的な実現可能そうな目標を立てることも、よいライバルを持つこと、お勧めです。
2004.10.10
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何日か前に書いたのですが、私が最初に英語に親しみを覚えたのは、Japan Timesのテニスの記事を読み始めた頃です。通訳の学校に言ったときに感じたのは、人間自分と関係のない分野のことを覚えることは本当に難しいということです。単語を覚えるにしても、自分の関わっていることに関する経済、金融用語は覚えるというより既に知っているわけですが、それが、軍事、軍縮、環境、人口問題、医学、科学などになると、まるで頭に入らないわけで、テストの点数も悪いし、どうかすると「何で俺がこんなもの覚えなきゃならんのだ」というようになってくる。通訳というのはそういう何でも屋という考え方もあるかも知れないけれども、この専門化の進む世界では、通訳学校のコース作りも、専門コースを多く設けるようなことが必要なのではないのではないでしょうか? それはともかくとして、一般に英語が上手くなりたいなら、自分の興味のある分野の題材を取り上げていくのが、早く上達することであり、学習が長続きするこつでもあると思います。 最近のNHKのテレビやラジオ講座でもそうした題材は拾えます。NHKテレビの「いまから出直し英語塾」では、今月は「英語のスピーチ」、「大リーグの英語」、「料理の英語」、「英文日記で過去形の使い方を覚える」などの材料を提供しています。11月での私の好きな「テニスの英語」も出てくるらしい。今から楽しみです。 自分の得意分野で読んだり、聴いたり、話したりということがうまくできるようになると、次の興味分野へと学びに幅を広げて行けばいいのではないでしょうか?
2004.10.09
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昨年、一昨年と通訳養成学校に行きました。実務で通訳をやる場面もありますので、実力アップという目的と、そもそも通訳の養成がどのように行われているかと知りたいという好奇心から通った訳です。その中で行った訓練法をして、通訳養成に限らず一般人が英語の能力をのばすために使える方法がいろいろあると感じました。そして、それらは、学校での英語教育にはまだあまり反映されていないようなのです。 誰でもすぐにできる方法に、シャドウーイングという方法があります。まずあらかじめ録音された英語のテープ(またはMDなど)教材を用意します。それを聴き取りながら、聴いた英語をすぐに後追いで口頭で発声するというものです。聴いた英語の後を「影を追うように」追いかけながら発声するので、シャドウイングと呼ばれるこの方法は、「聴けなければ話せない」ことがすぐに実感できます。 意味を理解できたと思った文章が実は分かっていなかった、聴き取れたと思った単語が思い出せないなど、いろいろな弱点が即座に分かるため、改善点を見つけ出すのもそれだけ早いことや、すぐ後追いするスピードを要求されるので、話す力を急速に伸ばすことにもつながるという点で非常に有効な方法だと思います。 皆さんも、今日からできる方法なので、是非試されることをお勧めします。もう少しシャドウーイングについて理解したい、具体的な訓練方法を知りたいという方のために、参考図書をご紹介しておきます。(このほーページの「日記で紹介した本」から購入できます) 「はじめてのシャドウーイング」 鳥飼玖美子(有名な同時通訳者です) 学習研究社 1700円>はじめてのシャドウーイング ( 著者: 鳥飼玖美子 | 出版社: 学習研究社 )
2004.10.08
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ノーベル賞受賞者の田中耕一さんに「生涯最高の失敗」という著書があります。 その中で氏は、ある学会で外国の権威が話した内容が間違っていたため、それを正したくて必死にその権威に英語で話をしたと書いています。普段は英語をしゃべるのが苦手で、かつ「上がり症」の氏が、学問上のちゃんとした議論をその場でやりたいという熱情から、英語で訴えかけたということのようです。 英語の上達というより、英語でしゃべることができる条件の第一は、こうした「自分を伝えたい」という強い願望にあるのではないでしょうか。 同じ本の中で、氏は、ある先生からさかんに「英語で論文を書け」といわれ、半ばしぶしぶそうしたことが、ノーベル賞につながったとも書いています。つまり、日本語で書いた彼の研究成果が国内では誰にも認められず、英語で書かれた論文を見て、海外の研究者たちが先に彼の業績を認めたという皮肉な展開についても言及していて、なかなか面白い本でした。ご一読をお勧めします。(個人的には知り合いではないけれど、同じ大学の後輩なので、応援したいと思います)。生涯最高の失敗 ( 著者: 田中耕一 | 出版社: 朝日新聞社 )生涯最高の失敗 ( 著者: 田中耕一 | 出版社: 朝日新聞社 )
2004.10.07
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「語学」ということばの響きは、言葉についての「学問」という響きがしますが、大学の先生など一部の人たちを除けば、これを「学問=研究対象」として取り組んでいる人はほとんどいないと思います。ほとんんどの人にとっての「語学」とは要するに外国語をしゃべれる、読める、書ける、聴いて分かるという運用能力を身につける実学だと思います。 「英語をどうやったら上手くしゃべれるようになりますか?」、「どんな教材が良いんでしょう?」という質問はよくもらいますが、その前に認識してもらいたいのは、要は練習すればうまくなることは間違いないということ。この点では、スポーツでも、芸事でも毎日の練習を欠かさないのが上達のこつであるということです。 また、教材もいくらでもあります。 同時通訳の草分けとして有名な国広正雄さんの有名な「英語の話し方」という本には、中学校の教科書を何千回、何万回もひたすら読んで暗記しろと書いてあり、これがまさに国広正雄という英語の達人を生んだのだと書いてある。何を使うかは別にして、毎日少しでも英語を読む(できれば音読)を続ければ、かなりの効果があることは、疑う余地がない。それは、例えばテニスを上手くなりたいと思っている人がコートに立たないことには、あるいは、ゴルフを上手くなりたいと思っている人が打ちっぱなしや実際のコースに立たないことには、うまくならないことを知っているのとまったく同じことだと思います。つまり、テニスとかゴルフとかいう技能が「からだに」しみこむ過程がすなわち上達の過程ということ。この当たり前のことが、外国語の学習という点になると、案外分かっていない人が多いのではないかと思う。 確かに教材が氾濫しているのは事実。学び方に関する方法論も、ほんとうに山ほど紹介されている。技能を高めるにしても、実際どうしたらいいのという人たちも多いと思います。 この日記では、そうした方々のために、手近な教材で、お金もそんなにかけず、かつ効果の高いと思われる練習方法を紹介して行きたいと思います。
2004.10.06
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思い出すと、ずいぶん昔のことになります。30年以上前です。私が、最初に自発的に英語に触れようと思ったのは、テニスがきっかけでした。 今でこそ、松岡修三だとか、伊達公子、杉山愛だとか、テニスプレーヤーも一般の人たちに知られる時代になりましたが、私がテニスを始めた1967-8年というのは、テニスはマイナースポーツで、まだ、新聞でもテニス報道がほとんどない時代でした。わずかに「テニスマガジン」という雑誌があり、月に一回、世界の大会の様子を垣間見るという状況でした。 そんな中で、世界中で行われているテニスの大会の様子をかなり詳しく伝えてくれるメディアを発見しました。英字新聞の「Japan Times」でした。試合の期間中は、毎日学校の図書館に通って、テニスの記事を追っていました。分からない単語は辞書を引かず、でも、自分がテニスをやっているので、かなりの内容が推測できるため、記事がむずかしいという感じは、割と短期間で消えた行ったと思います。 日本の新聞やテレビのどこを見ても出ていない情報に触れることができる喜びと、こうして得た情報が学校中で誰も知らない情報だという満足感とあいまって、結構持続したのではないかと思います。(次の月の「テニスマガジン」が来るまで、他の人が知らない情報を、ほとんどリアルタイムで私だけが得ていた訳ですから。。。。) こうした自分の興味のある分野のことへの好奇心を英語へのきっかけにするというのは、動機付けとしてはかなり有効なのではないかと思います。
2004.10.05
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昨年、ある高校で外部講師として、「どうやったら英語がしゃべれるようになるか?」という題で話をさせてもらった。 授業の最後の方で、生徒から質問があった。「今の話を聴くと、学校での英語の授業の意味がない、少なくとも、英語を話すようになるという目的を達成するためには役に立たないという気がするが、学校の英語の勉強はすべきだろうか?」というものであった。私は、「大学に入りたいなら、学校の英語の勉強はすべきだと思う。英語を話したいと思ったら、別の勉強が必要」と応えた。 本来、学校の授業で、話すという能力も含めた英語の運用能力を養成すべきだと思うが、実際には、「大学入試に出る問題を解く能力をつける」という限られた目的のためだけに学校での英語教育の意義を見出さざるを得ない現状を見れば、私の答えが残念ながら妥当だと思うがいかがでしょうか? 確かに中学、高校時代は、自分自身の経験から考えても、生徒が与えられた科目を勉強する意義について事前に自覚を持つことは少ないであろう。実際に授業を受けて見て、そのおもしろさに後で気づくというのが通常のプロセスである。 しかし、英語に限らないが、授業の中で折に触れて科目を学ぶ意義を、先生が生徒に伝えるべきものではなかろうか。そうすることによって、生徒の学習意欲は向上、持続すると思われる。英語その他の外国語の学習にあたっては、その言語を習得することによって得られるものを、生徒に教えてあげるという先生の役割は、非常に大切だと思う。 昨日も書いたが、この点が、日本の英語教育には欠けている部分ではないだろうか?「英語が話せるようになりたい」という願望は多くの人が口にするが、それが、どうしてそうなのかをよく追求してみるというプロセスがなければ、かける時間とお金は無駄になる。
2004.10.04
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日本人の英語での自己紹介には、あまり良くない特徴がある。それは、最初の「マイネームイズ。。。」というところだけよく聴こえること。これはコミュニケーションのやり方としては、大いに改善の余地があると思う。 つまり、「マイネームイズ」のところは、言わなくてもいいくらいなのだ。伝えるべきは自分の名前の部分。 つまり、あなたが佐々木博なら、「マイネームイズ、ヒロシ・ササキ」の最初の部分は聞こえなくても、「。。。ヒロシ・ササキ」とだけ相手に聴こえさえすれば十分目的は達せられるのである。もう少し言えば、ゆっくり、大きな声でいうべきである。なぜなら、名前というのは、相手にとっては聞きなれない外国語なので、普通のスピードで、小さな声で伝えられても、ほとんど理解できないのである。 私の個人的な経験では、中学校でも、高校でも、さらに大学でも、このことを教えてくれた先生はいなかった。また、英語で自分を表現するような場所を設定するような授業もなかった。この点が、日本の英語教育に欠けている大きな部分ではなかろうか。英語という道具を使って何を伝えたいのか、そのためにどういう表現をするのが一番いいのかという点である。 この点が、英語教育というコミュニケーションの手段を教えることの中で軽視されているのは、実は非常に大きな問題なのではないかと思う。このことを次の数回で掘り下げてみたいと思う。
2004.10.03
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本屋に行くと、よく「外資の英語」と「外資で働くための英語」などというタイトルが目に付きますが、そんなものはないと思います。確かに、外国人の上司に仕えるためのノウハウとかコツとかいうものはあるかも知れませんが、外資系企業のみで使われるような英語などというものは存在しません。(逆に日本の企業だけで使われる日本語などというものもないはずです。)また、外資といっても千差万別、なぜこんなタイトルが氾濫しているのでしょう? また、「ビジネス英語」なることばも、非常にあいまい。日常会話とビジネス会話の区別など、日本語でもしないでしょう。 「外資の英語」、「ビジネス英語」などというのは、一言でいってしまえば、「企業で働く場合に想定される場面で使われる語彙を基本的な英語の構文に加えていくもの」なので、英語は英語でその言葉としてのルールを覚え、それとは別に自分の仕事に関連する用語を習得するというふうに、身に付けるものの中身を区分して考えるべきだと思います。 このような考え方をすると、例えば実業界に身をおいたことのない大学の英文学の先生が「ビジネス英語」の講座を受け持つこと自体に無理があることがわかるし、そういう人が書いた「ビジネス英語。。。。」というタイトルの本は買わないほうが良いという判断が出てくると思いますが、いかがでしょうか?
2004.10.01
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