第4回「ダイアナとチャールズ」The Enemy Within 1992年。エリザベス女王が11月の即位40周年の記念式典でこの年を表した言葉は「恐ろしい年」だった。 チャールズ皇太子とダイアナ妃、アンドリュー王子とセーラ妃。女王の2人の息子の結婚は破局に向かっていた。セーラ妃は不倫スキャンダル発覚後に正式に離婚が決まり、王室を追われる。その姿を見ていたダイアナ妃は自分を守るためにマスコミを味方につけ、王室との闘いを開始。皇太子妃の暴露話に世界中が注目する。
第5回「カミラの存在」/How Do You Solve a Problem Like Camilla? エリザベス女王の伯父エドワード8世がシンプソン夫人との恋を貫くために王位を退いてから60年以上経ち、再び王位に関わる人物と離婚歴のある女性の恋が王室を揺るがす。チャールズ皇太子はダイアナ妃の死後、離婚の原因とされていたカミラ・パーカー・ボウルズと堂々とつきあい始める。2人は若いころからの恋人同士で、皇太子は再婚を望む。女王は元不倫相手を次期王の妻と認めたくなかったが、世論は容認へと変わり始める。