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July 13, 2013
テーマ： どんなテレビを見ました？(79819)
カテゴリ： 吉田鋼太郎
みなさん、こんばんは。
現在毎週日曜日夜9時のTBSでも 『半沢直樹』 が放送中の直木賞作家・池井戸潤さん原作の土曜ドラマ 『七つの会議』 が2013年7月13日（土）から 総合 毎週土曜日 午後9時～9時58分 （全4回）で放送されました。
【原作】 池井戸潤
【脚本】 宮村優子
【音楽】 横山克
【出演】
東山紀之、吉田鋼太郎、眞島秀和、山崎樹範、戸田菜穂、堀部圭亮、村川絵梨、
田口淳之介、野間口徹、中村育二、矢島健一、竜雷太、松尾れい子、
甲本雅裕、遊井亮子、温水洋一、豊原功補、石橋凌、長塚京三 ほか
第一回【誰かが消えていく】
中堅の電機メーカー・東京建電の営業部４課長・原島万二は業績が常にふるわず、会議で上司に叱責され続けだった。対照的に営業１課長の坂戸は営業のエースと誰からも認められていた。その坂戸が１課の万年係長とあだ名される八角から突如パワハラで訴えられ、更迭。後任に原島が任命される。原島は不可解な人事に驚き、下請に発注される製品用のねじに隠された謎に直面するが・・・
第二回【二度と戻れない】
製品用ねじが強度不足で折れる瞬間を見た原島は、前課長の坂戸更迭の裏側に何かが隠されているのではと考え、真実を探り始める。坂戸が課長のころに発注されていたねじを入手するため、カスタマーセンター室長・佐野と共謀して高崎工場への顧客見学ツアーを企画する原島。ねじにまつわる戦慄すべき真実が明らかになるが、報告を受けた宮野社長は意外な指示を出し・・・。
注目していたのは吉田鋼太郎さん。舞台の人ですよね。TVドラマ『カラマーゾフの兄弟』の父親役で注目されていました。小説を読んでいると見るからに不良社員みたいな感じなのですが、ドラマだと幾分スマートですね。競馬場へ行ってるのも顧客とアポを取るためで、花形部署に居続ける業績を上げてる社員といった感じです。
『カラマ―ゾフの兄弟』を見てないのでどんな俳優さんなのか興味深々だったのですが。吉田鋼太郎さんうまいな～。台詞を受けた時の間の取り方といい、表情といい。画面に現れると視線をもっていかれます。どんどん演技を見たいです。 『半沢直樹』 との視聴率が嫌でも気になるでしょうが、そもそもドラマの枠が違うから違っていいのでは。もちろん高視聴率は取りたいでしょうが、皆同じ演出だとそれはそれで食傷気味になりますし。
ベテラン俳優達の演技がうまくて。豊原さんはさすがだし、甲田さんはまんま工場から出てきたみたいだし、吉田さんが登場するとやっぱり場を持って行かれますね。この人何をするんだろうな、と。そんな吉田さんの意味深な台詞で二回が終わってしまいました。
第三回【すべてが壊れていく】
製品にまつわる大がかりな隠蔽を知った原島は、他にどうすることもできずにヤミ改修に手を染める。東京建電の親会社「フロンティア」から出向中の副社長・村西に内部告発の文書が届き、本社から定期調査に名を借りての調査チームが送り込まれてくることになる。下請の町工場で働く人びとの暮らしや、現場で額に汗する社員たちのことを思い、原島はデータを改ざんしてその調査を切り抜けようと決意して・・・。
ちょうど 『半沢直樹』 でも銀行にとって都合の悪い資料を隠す場面が出てきましたが、こちらも企業の資料隠しのハラハラする一幕がありました。それにしても吉田鋼太郎さんと東山さんの対峙する場面は見応えありました。普段はフラフラ、チャラチャラしてるのに胸の奥には悔恨と正義感がまだある、という八角役いいですね。
最終回【だれかが生き残る】
フロンティアは不祥事の罪を坂戸ひとりに着せ、組織の生き残りをはかろうとする。それを承服できない原島と八角は、東京建電の生き残りを賭けて、坂戸から事件の詳細を聞き出し、独自の調査を開始する。しかし、原島がつきとめた真実は、予想することすらできない悪の構図だった。東京建電の再生と顧客の安全のため、原島は最後の行動に出る。そして、その結果は・・・。
親会社から出向してきた副社長の思いと「いずれ本社に帰るんだろう」と部外者として見る東京建電の生え抜き社員達との意識の違い
最初の偽装が次の偽装を生み出してしまう連鎖 その中で商品に金を払っている消費者が一番置き去りにされる悲劇
正義か自分の生活か 両方選べるのが良いのに選べない苦悩
イヤな奴だと思いながらも「辛いんだろうなぁ」と社長を思いやる運転手
原島が強度の足りないネジを作ったト―メイテックの社長に「ねじって何ですか？」
と聞く。「ねじはねじだよ」と答えた時、原島が思いだしたのはねじ六の社長・三沢が
「ねじはねじです。でもうちのねじは誰にも負けない」と言った言葉だった。ねじ＝仕事なんですよね。仕事は仕事でそれ以上でもそれ以下でもないと思うか、そこにプライドを持つか。
【送料無料】七つの会議 ［ 池井戸潤 ］ 楽天ブックス
【送料無料】 七つの会議 【BLU-RAY DISC】 HMV ローソンホットステーション R
現在毎週日曜日夜9時のTBSでも 『半沢直樹』 が放送中の直木賞作家・池井戸潤さん原作の土曜ドラマ 『七つの会議』 が2013年7月13日（土）から 総合 毎週土曜日 午後9時～9時58分 （全4回）で放送されました。
【原作】 池井戸潤
【脚本】 宮村優子
【音楽】 横山克
【出演】
東山紀之、吉田鋼太郎、眞島秀和、山崎樹範、戸田菜穂、堀部圭亮、村川絵梨、
田口淳之介、野間口徹、中村育二、矢島健一、竜雷太、松尾れい子、
甲本雅裕、遊井亮子、温水洋一、豊原功補、石橋凌、長塚京三 ほか
第一回【誰かが消えていく】
中堅の電機メーカー・東京建電の営業部４課長・原島万二は業績が常にふるわず、会議で上司に叱責され続けだった。対照的に営業１課長の坂戸は営業のエースと誰からも認められていた。その坂戸が１課の万年係長とあだ名される八角から突如パワハラで訴えられ、更迭。後任に原島が任命される。原島は不可解な人事に驚き、下請に発注される製品用のねじに隠された謎に直面するが・・・
第二回【二度と戻れない】
製品用ねじが強度不足で折れる瞬間を見た原島は、前課長の坂戸更迭の裏側に何かが隠されているのではと考え、真実を探り始める。坂戸が課長のころに発注されていたねじを入手するため、カスタマーセンター室長・佐野と共謀して高崎工場への顧客見学ツアーを企画する原島。ねじにまつわる戦慄すべき真実が明らかになるが、報告を受けた宮野社長は意外な指示を出し・・・。
注目していたのは吉田鋼太郎さん。舞台の人ですよね。TVドラマ『カラマーゾフの兄弟』の父親役で注目されていました。小説を読んでいると見るからに不良社員みたいな感じなのですが、ドラマだと幾分スマートですね。競馬場へ行ってるのも顧客とアポを取るためで、花形部署に居続ける業績を上げてる社員といった感じです。
『カラマ―ゾフの兄弟』を見てないのでどんな俳優さんなのか興味深々だったのですが。吉田鋼太郎さんうまいな～。台詞を受けた時の間の取り方といい、表情といい。画面に現れると視線をもっていかれます。どんどん演技を見たいです。 『半沢直樹』 との視聴率が嫌でも気になるでしょうが、そもそもドラマの枠が違うから違っていいのでは。もちろん高視聴率は取りたいでしょうが、皆同じ演出だとそれはそれで食傷気味になりますし。
ベテラン俳優達の演技がうまくて。豊原さんはさすがだし、甲田さんはまんま工場から出てきたみたいだし、吉田さんが登場するとやっぱり場を持って行かれますね。この人何をするんだろうな、と。そんな吉田さんの意味深な台詞で二回が終わってしまいました。
第三回【すべてが壊れていく】
製品にまつわる大がかりな隠蔽を知った原島は、他にどうすることもできずにヤミ改修に手を染める。東京建電の親会社「フロンティア」から出向中の副社長・村西に内部告発の文書が届き、本社から定期調査に名を借りての調査チームが送り込まれてくることになる。下請の町工場で働く人びとの暮らしや、現場で額に汗する社員たちのことを思い、原島はデータを改ざんしてその調査を切り抜けようと決意して・・・。
ちょうど 『半沢直樹』 でも銀行にとって都合の悪い資料を隠す場面が出てきましたが、こちらも企業の資料隠しのハラハラする一幕がありました。それにしても吉田鋼太郎さんと東山さんの対峙する場面は見応えありました。普段はフラフラ、チャラチャラしてるのに胸の奥には悔恨と正義感がまだある、という八角役いいですね。
最終回【だれかが生き残る】
フロンティアは不祥事の罪を坂戸ひとりに着せ、組織の生き残りをはかろうとする。それを承服できない原島と八角は、東京建電の生き残りを賭けて、坂戸から事件の詳細を聞き出し、独自の調査を開始する。しかし、原島がつきとめた真実は、予想することすらできない悪の構図だった。東京建電の再生と顧客の安全のため、原島は最後の行動に出る。そして、その結果は・・・。
親会社から出向してきた副社長の思いと「いずれ本社に帰るんだろう」と部外者として見る東京建電の生え抜き社員達との意識の違い
最初の偽装が次の偽装を生み出してしまう連鎖 その中で商品に金を払っている消費者が一番置き去りにされる悲劇
正義か自分の生活か 両方選べるのが良いのに選べない苦悩
イヤな奴だと思いながらも「辛いんだろうなぁ」と社長を思いやる運転手
原島が強度の足りないネジを作ったト―メイテックの社長に「ねじって何ですか？」
と聞く。「ねじはねじだよ」と答えた時、原島が思いだしたのはねじ六の社長・三沢が
「ねじはねじです。でもうちのねじは誰にも負けない」と言った言葉だった。ねじ＝仕事なんですよね。仕事は仕事でそれ以上でもそれ以下でもないと思うか、そこにプライドを持つか。
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