湖の街へ舞い降りる竜スマウグ。一面炎に包まれた湖の町で辛うじて立つ鐘楼で、弓を手にしたバルドが迎え打つ。「私に刃向かうお前は誰だ 哀れな生き物よ 何をしようというのだ?お前は見捨てられた どこからも助けは来ん!WHO are YOU, that would stand against ME? Now that is a pity. What will you do now, Bowman? You are forsaken. No help will come!」「哀れな者よ 言うがよい どのように私に挑んでくるつもりだ?お前には死しか残されておらん!Tell me, WRETCH, how now shall you challenge me? You have nothing left but your DEATH!」(カンバーバッチの煽る声の演技がいい!)そしてバルドは最後の矢をつがえる。
これと対立するのが、最強の武器を手にしているにも関わらず決して人を害することに使おうとしないビルボの存在だ。部下を疑っても人のよいビルボだけは疑わずにいたト―リンが、彼が石を渡したと知って怒り狂うが、やがて本来の王らしき姿に戻って「お前はどんぐりを植えろ Farewell, Master Burglar. Go back to your books... and your armchair... plant your trees, watch them grow. If more people... valued home above gold... this world would be a merrier... place...」とビルボに言い残してこの世を去っていく所は胸熱。