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September 30, 2023
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みなさん、こんばんは。
気象庁の検討会が「異常気象」と指摘したこの夏、日本の平均気温は平年と比べて1.76度高く、気象庁が統計を取り始めてからの125年間で最も高くなったことが分かりました。朝の連続テレビドラマ『らんまん』を見ていますがいよいよ最終回ですね。

【放送予定】2023年4月3日(月)より放送開始
【作】長田育恵
【音楽】阿部海太郎
【主題歌】あいみょん「愛の花」
【語り】宮﨑あおい
【出演】神木隆之介、浜辺美波 松坂 慶子 ディーン フジオカ 志尊 淳
佐久間 由衣 笠松 将 広末涼子 島崎和歌子 寺脇康文 牧瀬 里穂 宮澤 エマ

いとうせいこう 宮野 真守 宇崎 竜童 要 潤 田中 哲司 奥田 瑛二 鶴田 真由
皆川猿時 橋本さとし 寺田心 落合モトキ 中田青渚 濱田龍臣 寺田心
濱田龍臣 中川大志

【植物監修】田中伸幸

第1週「バイカオウレン」
第1話
未知の植物にきらきらと目を輝かせる万太郎。朝井まかてさんの小説でも富太郎は「おまんの、まことの名ぁを知りたい」と草花に話しかけるんですよね。幼少期は本家当主が幼く病弱で祖母は意気軒高だが高齢。分家の面々は穏やかならず、と不穏

第2話
おディーン様朝ドラ再登場!豪快な天狗こと坂本龍馬。ついこの間まで薩摩弁を喋っていたのに今は土佐弁。ひ弱な少年が大志を抱く万太郎の未来の姿。

第3話
大政奉還が行われた年、天狗こと坂本龍馬は亡くなる。自分の務めを果たしきったとは言えない無念の死を遂げる龍馬が、万太郎に未来の話をする件は何とも皮肉。豪快龍馬の出番が少なすぎる!


かんざしを拾った幸吉の初恋になるのか綾。女は穢れるなんて失礼な。自分のせいで叱られた姉のために泣く万太郎。命を燃やす植物にきづかせてくれた母がいなくなってしまう事を感じた万太郎は天狗を探すが。過保護すぎる竹雄。

第5話
「龍馬伝」 に続きはちきんを演じた 広末涼子 演じる母退場後颯爽と現れる天狗 ディーンフジオカ 龍馬版「少年よ大志を抱け!」幕末を駆け抜けた龍馬と入れ替わるようにはっきりと望みを口にする万太郎の植物への道はここから始まる。

第2週「キンセイラン」
第6話


第7話
はいあっけなく倒されました。しかし竹雄が自分を庇った時何ともいえない表情の万太郎。感情を絞らせない子役がうまいなぁ。時代が変わるのにしきたりを守って生きていくことが本当にいい事なのか?学ぶことは疑問を持つこと。

第8話
竹雄を置いて入った門の内で植物の名前を知って俄然学問に励み始める万太郎。12歳になってもお坊ちゃま気質は変わらぬようで大事な御用の番頭を待たせた挙句当時まだ珍しい彼の懐中時計をあっという間に分解。揃って万太郎に振り回される不憫な親子。後に峰屋を潰す蕩尽の片鱗が。

第9話
宮尾登美子小説にも書かれた仁淀川 。名教館がなくなり画一的な小学校に。自然との共生に気づく佑一郎。植物への好奇心旺盛な万太郎。すっかり仲良しな二人の将来を予期させるような最後の課外授業。当主でさえなければ思う存分学問ができるが高価な本を買えるのは当主ならでは。

第10話
先生を気遣って英語で話したらバカにしていると誤解される。この種のすれ違いはこれからもありそう。父を亡くし既に道が定まり大人の世界&都会東京へ一足先に出ていく佑一郎。大人になってもあいかわらず高価な本を大阪から取り寄せているらしき万太郎。峰屋は存続できるか?

第3週「ジョウロウホトトギス」
第11話
酒造に興味がある綾と相変わらず植物にしか興味がない万太郎。明治とりかえばや物語。綾のかんざしを拾った幸吉と大人になって再会するもお互い記憶になし。口八丁手八丁で本来の目的を隠し東京行きを実現させる調子のいい当主殿。神木隆之介 くん愛嬌があっていいですね。

第12話
若い若いねえ竹雄。綾への思いをどうすることもできない。そもそも女性にどきどきしたことがない万太郎と好対照。幸吉と一緒に作った酒が受け入れられず辛い綾。まだ壁は厚い。勝手に心の友設定している先生は受け入れてくれるかな?せっかくの先生の申し出を断る万太郎もったいない。

第13話
下戸で体が弱い酒蔵の当主に向いていない体質の愚痴がちらっと垣間見えた万太郎。それでも相変わらず竹雄を振り回す。木に語り掛ける本質を見られた寿恵子さんに一目ぼれするも担ぎ出されてしまった万太郎と運命の女性との再会はいつ?

第14話
リアル推しに会えて嬉しさが隠せない万太郎。傍で見ている竹雄は今後の峰屋に憂慮するあまりきつい言葉を浴びせる。あれほど熱心に写生し勉強する万太郎にとって植物は遊びではないことを知りながら。

第15話
偶々出会った人にも大盤振る舞いする万太郎の旦那気質。これで稼ぐ手立てを見つけていれば旦那として合格だが気前の良さだけでは。長い竹雄との言い合いの末に一目ぼれの寿恵子に再会してできた縁も植物分類学への夢も振り切るように現実に舵を切った万太郎。

第4週「ササユリ」
第16話
明治政府になったものの薩長が主要役職を占めて土肥にまで割り当てがこなかった。「自由は土佐の山間より出づ」といわれたように士族の反乱を起こすことなく自由民権運動で明治政府に戦いを挑む土佐。

第17話
峰屋の当主は万太郎にとって栄えある仕事ではなく犠牲でしかなかった。姉と信じていた綾との結婚を言われて二人の本音があふれ出す。旧家当主としては真っ当な祖母の言い分も本家の万太郎のスペア扱いだったと聞き飛び出してしまう綾。

第18話
慰めてもらおうとした幸吉には汗をふいてくれる女性がいた。いや、ただの同僚かもしれないが。そこで帰ってきてしまうのが育ちの良い綾。雑草なんて草はない持論を展開してえれく見目好い自由民権弁士に気に入られてしまう万太郎。いい男が朝から二人。

第19話
ロンドン帰国後養生中と言う設定でしょうかジョン万次郎。何でも自由にしていいのか迷う万太郎の指針となるのか。宮野真守 さんもう俳優でいいんじゃ?堂々としてますね。

第20話
普通なら母国への帰国は喜ぶべき事なのに国は自分を歓迎するどころか警戒しイキイキしていた人生を奪ってしまった。やるべき事を諦めた万太郎が出会うべくして出会った人。ロックスターのようにというト書きがついていた(宮野真守)早川逸馬もやるべき事を既に見つけ邁進している人。

第5週「キツネノカミソリ」
第21話
「お二人は前だけ向いちょって下さい。後ろは、わしがおりますき」竹雄は綾の隣にいることは諦めたのか。一生涯見守っていくってどれだけ深い愛なんだ。ラスト手を伸ばしても届かない葉。もう少しで夢に向かえそうな万太郎。盛り上がる民の自由民権運動と植物学に向かう万太郎をクロス。

第22話
「まんぷく 」にも登場した美形拷問シーン視聴者も朝から馴らされていく。今日の名台詞はこれ「何かを選ぶことは、何かを捨てることじゃ」自分の生きたい道を行くことはきれいごとではないよ、と祖母に諭される若。

第23話
峰屋の後見だけではなく当たり前だが万太郎の祖母だったタキ。自分の道を決めたことで何気ない植物の話もできるようになる。両親が死んで弟だと思っていた万太郎が従兄で失恋(これはクエスチョンマークかな?)といろいろ衝撃を受けたにも関わらず受け止めてこれからを淡々と話す綾。

第24話
明治の御代にこれだけ女性に開けた商家があったろうか?と思うが物語としてはこれでOK。若き二人の決意を引き受けた峰屋。史実とは違い富太郎は実家潰しにはならないのか?竹雄は勿論自分が行くつもりだと思っていたからのえ?という表情。

第25話
幼い頃から万太郎の子守しかしてこなかった竹雄。確かに今更他の道をと言われても選択肢が少ないよね。初恋に区切りをつけ万太郎と一緒にいることを選ぶ。かくて高知篇終了。東京では再会と手厳しい拒絶が待ち構える。

第6週「ドクダミ」
第26話
札幌農学校といえばクラークの「少年よ、大志を抱け」蘭光の制御できない川の話を聞いていた少年が金色の道を歩きはじめる。お坊ちゃま気質が抜けず他人にはゴミとしか見えない標本を大都会で持ち歩く万太郎の前途多難と楽観主義。

第27話
月曜日で大学教授らの暖かい歓迎に出会って「東京の人はいい人達ばかり!」と思った万太郎が火曜日ではいきなり油断ならない東京の顔に出会う。下宿も決まらないのに腹がすいたからといって店に入り神社にお参りする見事に隙ばかりの二人。そしてドクダミ登場。

第28話
シェイクスピアの「ヴェニスの商人」ばりの理屈で一歩もひかない凛々しい万太郎。荒んだ暮らしの男と対照的。子供に自分の薬を分けたり優しい万太郎を見てほだされるのかな?そして長屋住まい決定!確かに標本はおいておけそうだが保管環境はいいのだろうか。

第29話
ここは爆笑シーンですね。人のいいのはいいんだけどぽんぽん金を使って大丈夫?まだ誰も稼いでないのに(笑)。峰屋の財布を思う存分使って標本や本を買えた時代は終わったのだということを肌身で感じるには何百ぺん唱えてもだめなのでは。

第30話
言わせられたのにまた饅頭全部買いとかしちゃって…なかなか貧乏の実感がない万太郎。すれ違い?と思わせてあっさり寿恵子と再会するも有望な見合い話が。若と見守る竹雄を見て萌える未来の若の妻のお気に入りは南総里見八犬伝。綾とは違う青春を歩んできた東京娘。

第7週「ボタン」
第31話
「どういう人かも知らん」「決まった人がおるかも」竹雄の励まし?にどんどん沈んでいくが何者かになった暁には会いに行く気満々の万太郎。推しにかける熱意が同じ二人。自身の結婚から玉の輿に懐疑的な寿恵子の母。

第32話
まんぷく キャストが多数出演。代わりに応対しようとする徳永助教授に対して「できれば田邊教授に」と言っちゃう万太郎そういうとこだぞ。週一牛鍋リクエストするも自分で稼ぐ気まるでなしの万太郎。物おじしなさと怖い者知らずのおぼっちゃまくん炸裂。

第33話
小学校中退という経歴で最高学府の皆にばかにされる万太郎だが次第に田邊教授や学生たちの信頼を得ていく。しかし反発を抱く者もいるようで。神木隆之介 くんの見せ場でしたね。

第34話
草になって二次元主人公を眺めていたい明治版オタク女子メーキャップに走るの図。コスプレに走るのも時間の問題か。寿恵子に褒められかるやきを作る文太の職人技が朝から見られる。卵の黄身2つどころではない幸運を手にした万太郎に激励と悔しさと複雑な丈之助。

第35話
ジョン万次郎との縁でますます田邊教授に気に入られ仕事ぶりで教室の学生にも受けいれられる。順風満々に見えるが苦い顔つきの人も。ボタンの絵を送られ新しい世界に行くよう励まされる寿恵子。二人とも明治という新しい時代に足を踏み入れる。

第8週「シロツメクサ」
第36話
出来立ての大学は勉強の仕方も手探り。それにしても当時の学生たちの勉強熱凄まじい。「あなたはいいですよね。好きな時に来てノルマもなくて教授に気に入られて」と藤波にやっかまれる万太郎だが講義を見つめる寂しげな眼を学生は知らない。

第37話
万太郎は長屋暮らしのりんがいきなりナイフとフォークを使う西洋料理店に行ったら気おくれするとは思わなかったのかな。りんが気のいい人だから良かったけど。寿恵子は万太郎の事が気になる様子。「あなたよそ者でしょ」どんなに才能があっても正規のルートを経ていないためのけ者に。

第38話
お坊ちゃまの弱音を弾き飛ばす竹雄。確かにいちいち聞いてられない。なるほどそういう語源でしたかシロツメクサ。人物画はからっきしの万太郎。書きたい絵を書く万太郎には生活のために絵を書くという感覚はわからない。「逆らってはいけませんよ」という不穏な台詞を残す野宮。誰に?

第39話
自身もまだ不完全な学者である万太郎。あまりにも完璧主義な教授のやり方に「逆らってはなりませんよ」と言われても思いは止められない。寿恵子に何でも話せるのは好きだから。

第40話
万太郎は野に咲く花なら欠けていても愛おしく早く名付けてやりたいと思う。田邊教授は不完全なものは不要、古いものは全て拒否し新しいもの=洋化こそ日本の進む道と信じる。鹿鳴館の洋化などまやかしと批判的な人もいる中で成功するか寿恵子の鹿鳴館デビュー。

第9週「ヒルムシロ」
第41話
新たな世界に目を向ける寿恵子。植物図鑑のための雑誌作りで立ち止まっている万太郎。資金は?と問われて今実家の金を当てにしようと思ったろ?そうは問屋がおろさない。それにしても彼は自分で稼ぐことができるのか。

第42話
やはり酒税の変更で峰屋が大変なことに。金が必要で仕方がない明治政府。そしてタキは心臓?なかなか田邊教授に言うきっかけがつかめない万太郎。シェイクスピアが教授の心を掴んだ様子。

第43話
「おまん達も貴婦人じゃなあ」薔薇を愛おしそうに見る万太郎。すると本物の貴婦人がやってきた!昔の自分がついていないと何にもできない虚弱な若様ではないことを実感する竹雄。自分の役割に悩む?ゆうの悩み顔も気になる。長屋は江戸時代の名残が残っていていいね。

第44話
だいぶ口がうまくなりましたね万太郎。自分の望みを叶えるために大窪をヨイショ。一方で音楽会では寿恵子がお姫様抱っこされていくのを指をくわえて見ているしかなくもやもや。

第10週「ノアザミ」
第46話
仕事を頼みに来た客だといそいそ迎えた元火消し大畑だが「自分で印刷方法を習って自分でやりたい」と言い出す万太郎にお冠。そりゃ技術だけ盗んでいくと思うわね。高藤は寿恵子を側妻にするつもりで伯母はそれでもいいと思ってる。母親は大反対。

第47話
前ばかり向いて自分と一緒に本を読んでくれないかもしれない万太郎を応援したい。一緒に前を向きたい。でも邪魔になりたくない。いじらしい寿恵子の思いは届くのか。二人とも両想い。さっそく意地悪されるお坊ちゃま万太郎が心配でならない竹雄。

第48話
名前呼びになってますます寿恵子から萌えられそうな万太郎&竹雄。一回彫ったらまた更地にして印刷する時間がかかりそうな印刷。遂に高藤からプロポーズ(でも正妻とは別れない)。母親と同じ道を歩むとは思えない寿恵子。

第49話
待っているから「どうして相手は来てくれないのか」と責めたくなる。待つのをやめるといっても大学に出かけてしまう寿恵子思いが募ってるなぁ。自分がいなくても幸せそうな万太郎に声をかけそびれてしまう。彼の行動原理は寿恵子なのに。

第50話
文明開化で古きものを捨てていく田邊や高藤に対して「古いものはなくなっていくのではなく場所を見つけて芽吹いていく」と植物学者らしい解釈をする万太郎。反発を食らっても皆に受け入れられる所以。寿恵子は自分にオファーされてる立場をわかってあんな事を言ったと正妻は思ってる?

第11週「ユウガオ」
第51話
店で話を聞いてすぐに万太郎の所にかけつける竹雄。ぐずぐずしないでプロポーズを!と勧めるがここは慎重な万太郎。長男を生めないから側室を持たれても仕方ないだの本妻に対してあまりな言い方高藤。これで寿恵子にも子ができなければ同じような目にあうのだろうか。

第52話
源氏物語の中で紫の上や明石の上のような良妻ではなく儚げで不遇な夕顔が好きな徳永助教授。何だか人柄に興味が。最初に下げてから上がる徳永助教授の株。万葉集もすらすらっと言える万太郎が怠け者で小学校中退したわけではないことがわかる。学会誌に打ち込む万太郎を知っている徳永。

第53話
細部まで手を抜かない毎日がぱんぱんに詰まっている万太郎を見て刺激をうける3人。徳永助教授の見えない督促の甲斐あって次々と集まる原稿。田邊教授のOKが出るといいなぁ。迷っていた寿恵子は心の中にある人とのダンスでやっと笑顔に。

第54話
あーこの支払も竹雄かー。きっと細かいこと言わずに万太郎の成功を喜んだんだろうなぁ。そしてやはり予想通りだった田邊教授。渡辺や大窪の何ともいえない目。

第55話
フツーの道をめっちゃ歩きにくそう!万太郎の所に一直線に走る寿恵子。いずれ外国に伍して進出するために鹿鳴館のダンスを利用しようとする高藤に反旗を翻す妻たち。教育が必要なのは男たちでは。

第12週「マルバマンネングサ」
第56話
マイナスポイントばかり挙げてどうなることかと思ったらただ正直なだけだった万太郎。夫を支えるだけではなく夫の帰りをただ待つのではなく夫と共に冒険する妻でありたい寿恵子さん。おそらくこの時代にはいないであろう先進的な考え方の持主。でも結婚したら竹雄の居場所は?

第57話
まさかの母娘同時結婚。お母さんいつの間に。万太郎の宣言は聞いたもののはらはらしながら見守ってきたんだろうなぁ。何事かを決意したかのような竹雄。少し寂しげ。推しを認め合う未来の夫婦。もはや寝たきりの祖母。酒屋の救世主になるか万太郎。

第58話
洋装になってさらに男ぶりがあがった竹雄と当主としてしっかりお役人を帰らせる万太郎。美しい許嫁を伴い堂々の帰郷。綾達が土下座するシーンがまんま定番の「お役人様おねげえでごぜえます」タケの挑む勝負とは?

第59話
松坂慶子 さんでかるたというと 「咲くやこの花 」を思い出す。寿恵子を得て頼もしく見える万太郎に比べ寂しそうな綾。そんな彼女に再び告白する竹雄だがいなされてしまう?何事かを覚悟したかのようなタキ

第60話
「名もない花に名前をつけたい」いつかの夢が早くも叶い喜ぶ万太郎。寿恵子との結婚に弾みがつく慶事に欲が出たと話すタキだが万太郎には故郷ではなく東京に行くよう促す。

第13週「ヤマザクラ」
第61話
まさか朝ドラで 歌わない三山ひろし さんを見ようとは。名前が学名に含まれたとはいえ命名はできなかった悔しさがじわじわとわいてくる万太郎には次なる欲が。病気になった桜の話が舞い込む。綾と竹雄充分お似合いなのに節穴のお父さん。

第62話
あらラブシーンがぼやけてしまってもったいない。いく蔵元いく蔵元断られてやけになる綾をわざと煽る竹雄の愛が深い。

第63話
竹雄は残って綾と酒造りをやるのかな。器用だから何でもできそうな竹雄がこれまであれこれ工夫してきたノウハウを教える。寿恵子も素直で何だこの愛されカップルは。竹雄と綾もそのうちゴールインかな。

第64話
万太郎という邪魔者がいなくなりタキも老い先短い。分家の時代がやってきたと意気込むトリオだが竹雄と綾の決意をまだ知らない。裕福な家に生まれた万太郎だからあっけなくその家を捨てられるのだと言うまつの言葉は未来への予言か。

第65話
タキによるタイトル回収が行われ前半幕。病気の桜が接ぎ木で次の世代に移ったように竹雄と綾、万太郎と寿恵子ら新世代にバトンが渡される。そして第一回の万太郎登場。散々下に見られてきた分家からしてみれば連携をいきなり言われても無理があるかも。

第14週「ホウライシダ」
第66話
絶対に口には出さないけど大学の部外者である万太郎の標本がロシアの植物学者に認められ名前がつき自身の標本は突き返されたことで相当焦っている田邊教授。察して渡辺助教授と大窪が「標本を(皆の前で)見せるように」と言ったが食い気味の田邊教授にストップをかけられる。

第67話
シチュエーションによってはキャー!怪しい!となるのだが薄々感じていた視聴者はやっぱりそうだったかと。後妻の聡子は完璧すぎた前妻や彼女を知る使用人に対して引け目がありそう。釣り合いを考えれば田邊は別の人を選びそうなのに聡子を選んだ所に田邊の善性があると信じたい。

この前に「学歴がないと認めてもらえない」という田邊教授の当時の正論に「わしはどうすればよいですろうか」と万太郎が必死の表情で縋っていただけに教授これがあなたの本音でしたかあってなりますね。

第68話
いやあ、ひかなかったですね万太郎。やはり自分で発見し名誉も得たいという自負心があるんですね。気まずい別れになりましたが礼を失しなかったのはさすがの田邊教授。妻同士は意気投合した様子。寿恵子さんはまた枕萌え?

第70話
落合モトキ 初代 おっさんずラブ はるたんの相手役長谷川幸也を演じていました。イメージ違いますね。

第15週「ヤマトグサ」
第71話
今も昔も教え子に手を出したって陰口はあるんだ。万太郎にあんなに高圧的かつ自信満々に振る舞う田邊にも痛い所があった。そして八つ当たりしてしまうあかん奴。万太郎は自分にできることを着々とやっていくが夫婦の時間がない!これもあかんやつ

第72話
「どう考えてもあの人数にうどんが足りないと思っていたら蕎麦が出てきた」アサいちのツッコミナイス。印刷機を購入しようとする寿恵子さん。馬琴の娘を目指すか。どうやれば長屋にあの印刷機が入るんだろう。

第73話
貧乏長屋を訪ねた3人。大窪の意外とサラブレッドな出自が明らかに。だからこそプライドが高く最初は万太郎に居丈高に振る舞っていたのか。彼の真摯な思いは万太郎に届くのか。その穴どういう意味でけしからんなんでしょうね?(笑)

第74話
除夜の鐘を忘れるほど没頭していた万太郎。それでも一気に寿恵子の所へ走る一途さが彼らしい。好きなもののために一途な万太郎によって周りの人達が変わってゆく。学もない彼の周りに人が集まりかわりに田邊は孤独に部屋で一人という対比。

第75話
竹雄、綾、タキ、今までは好きなことを思う存分やりたい万太郎の面倒を皆が見てくれた。しかしこれからは面倒を見る相手が出来ることになる。自分の研究と両立できるのか。貧乏長屋の誰かの幸せを皆が祝う雰囲気いいな。

第16週「コオロギラン」
第76話
ただ単に植物を愛で新種を発見した喜びに浸ってばかりはいられない植物学界。兔を愛でる見るからに闘争本能のない藤丸。やむなしと受け入れる波多野。自分にできるのは待つことだけと言う聡子に何も知らない方がいいと告げる田邊。家に帰ると寿恵子が大変だ。万太郎悩み深し。

第77話
子供を婚家においてきたゆうの後悔。かるやきは万太郎には高いハードル。波多野のようになれない藤丸でも寿恵子のつわりをやわらげる揚げ芋を作ることができる。

第78話
植物に例えて藤丸の居場所があることを諭す万太郎。田邊教授に学者として認められたものの仲間としては認められないある種決別の言葉を投げかけられる。意外だった丈之助の文学者になった暁の願い。朝っぱらからホッペにちゅーがかわいい万太郎。

第79話
「みんな違ってみんないい」まるで金子みすずの詩のようだ。植物学という学問の世界に飛び込んでも興味の対象、得意分野、成長の速度はそれぞれ違う。しかし共に歩んで&組んでくれる仲間がいれば。草花に呼びかけられるとやってくる万太郎どこかの変身ヒーローか。

第80話
あれこれと花の名前を挙げたものの決まったのはどの花も受け入れる名前。長屋の狭い部屋が内職で狭くなり更に子供が動き回ったら危なそう。まあ長屋の連中が見てくれるのかな。高藤のドレスに続いて火鉢も質入れする寿恵子にお茶とかりんとうをふるまう質屋優しい。

​第17週「ムジナモ」
第81話
田邊に恩を感じている万太郎に対して聡子に「槙野はもう二度とここへは来ない」と告げる田邊。年上の田邊が折れれば人の良い万太郎の事、すぐに訪れるだろうに。血で血を洗う争いを経て大学に戻る気になった藤丸に嬉しそうな波多野。万太郎の周りは幸せばかり。

第82話
てっきり子作りの事だと思っていたのに新酒の事を綾が言っていたと知り鳩が豆鉄砲を食ったような竹雄。長屋の連中の引っ越し手伝いでも植物採集に余念がない万太郎。「万ちゃんは不安にならないのかね。こんなにいい事が続くと悪いことが起きるような」不穏な台詞で幕。

第83話
支出が収入を大きく上回るので寿恵子のやりくりは相当大変なはず。それを割り引いていってくれているのがわかるので万太郎もこの表情。園子ちゃんも育てないといけないしね。

第84話
法学部でくすぶっていた所を田邊に拾われ和魂に拘っていた徳永が遂に留学を決意した時咲かないはずのムジナモに花が咲く。日本初の学部といっても手探りで人材が必ずしも豊富ではなかった植物学教室に万太郎が入り環境が変化したことで花開くそれぞれの進路。

第85話
感謝を忘れず燻っている田邊のために当然業績を分け合ってくれるものと思っていた万太郎が犯したミス。東大出入りは田邊の気まぐれから始まったのだから彼に拒否されたら誰も覆せない。万太郎楽園追放。

植物学教室で目立った功績がないという直前の指摘。如才なく振る舞ってきた万太郎の見落とし。悪気はないとわかっているものの、フラッシュバックで積もり積もった他者の万太郎評価を聞いてきた田邊と自身の功績のなさというぐさぐさささる棘がたたみかけるように描かれる。

第18週「ヒメスミレ」
第86話
田邊教授の言っている事が100%間違ってるとも言い切れないんですよね。必ずしも万太郎への嫉妬だけで言ってるのではないのですが周囲はそう取っている所が田邊教授の孤独。結構これまでが自由すぎてその有難さに気づいていなかったのです万太郎。

第87話
森有礼日本で初めての婚姻届と離婚届を出した人だがやはり43歳にして非業の死が最もよく知られている。

第88話
野田も里中も万太郎を励ましたいのはわかるけど無責任なことを。ロシアに行きたいとか言い出すじゃないか~。そして「よろしいんじゃないですか」と受けてしまう寿恵子さん。先回りして読んでおいてよかった。園子ちゃんもともかく生まれたばかりの子を酷寒の地に連れていくなんて無謀

第89話
幼子と妊娠した妻がいながらロシアに行きたい、渡航費くらいは峰屋に都合してもらって渡航先で給料をもらいたいという万太郎の甘い目論見が破綻する。そしてあろうことか園子まで。とことん落ちたら後は昇るだけと知りつつ辛い。

第90話
園子役のおこちゃま大人しかったですね~かわいい。さすがNHK子役が豊富だ。

第19週「ヤッコソウ」
第91話
悲しみに浸っているけれど一歩で寿恵子のお腹には新たな命が宿っている。前に進まないといけない。それをゆっくりゆっくり実感しながら進んでいく日常を描いた回だったと思います。

第92話
博士の訃報が伝えられ最後の希望が潰えたと誰もが思ったその時まだやることがあると光を取り戻す万太郎。どんな人にも寿命がありやり残したことがある。後に残された者は引き継いでいく責任がある。

第93話
万太郎の冒険の伴走者の自覚はあるが自分は絶対物語の主役にはなり得ないと思っている寿恵子が綾に言われて「読みが浅い!」と原点に返る。この頃モデルがはっきりわかる小説が露悪的で人々に好まれたのだろう。モデルとされた田邊教授と聡子の災難。

第94話
聡子との恋愛は新聞小説に書かれたような淫らなものではなくもっと純粋で打算抜きだった。かつての田邊にはそのような感情があったにも関わらず寿恵子がやってきた理由を夫のとりなし=打算だとまず勘繰ってしまう田邊。夫どうしの関係とはきっぱり線を引く妻たちが強い。

第95話
神木隆之介 寺田心 新旧子役二人の邂逅。そして植物学の芽も万太郎から虎鉄に引き継がれていく。まず「お帰りなさい」とハグする寿恵子さんは母性。大学という研究の場は失ったが人の縁は続いていく万太郎。大学という安全な場にいながら自らを誹謗中傷する世間を切り捨てる田邊。

第20週「キレンゲショウマ」
第96話
明治も時代が進み社会も安定してきて倉木も職を得たということか。長屋に残る万太郎一家のスペースが横に広がっていく。一方田邊教授は本は出しているものの植物学研究者としてよりも管理者としての仕事が多くなる。この事が将来どう響くか。そして 六平直政 さんの不穏な登場

第97話
世の中欧化に進んでいるようで国粋主義者がいる。森有礼倒る。借金取りを追い返すだけではなく新たな借金を申し込み本を買わせる寿恵子のしたたかさ。

第98話
「凡学校ニ於テハ男女教場ヲ同クスルヲ得ス」により男女別学となりそれはイコール女性の中学校入学が認められないことに。良妻賢母教育ではあったものの女性の教育に熱心であった森有礼の方針と逆行する社会。先進国米国でも残る差別を語る佑一郎。

第99話
聡子の叱咤激励により不得手だった学内抗争に背を向け元来の植物学に戻ってきた田邊。金欠でフィールドワークに出ていけない万太郎にも新種が届けられる。さあ新種発表の栄冠はどちらに輝く?

第100話
田邊教授が念願の新種発見を果たすも東京大学から追われてしまう。万太郎と同じ立場に置かれるも徳永がドイツから戻り和一辺倒だった彼が流暢な英語を話す。植物学教室の種はしっかり蒔かれ根付いたことを確認して去る田邊。

第21週「ノジギク」
第101話
やたらユーシー呼ばわりされていた田邊教授。しがらみにきいってなっていた頃よりも子供達との海がすっかり日課になって幸せそう。幸せな中逝くユーシーと未だ有力な出資者を見つけられない万太郎。植物学教室で田邊教授を尊敬しつつ敢えてその色を消す職務につく渡辺。

第102話
黎明期の日本植物学を確立する上で政府要人との付き合いに忙殺され本来の研究に戻れた矢先に免官になる。「大学に殺された」=使い捨てとみる人もいるが最も傍にいた妻は突然の死を気丈に乗り越え彼の忘れ形見を育てようと決意する。蔵書と共に植物学の未来を託された万太郎。

第103話
「龍馬伝」 の上昇志向の塊 香川照之 演じる岩崎弥太郎の弟弥之助。強烈な個性の持ち主の兄に隠れた感があるが日本郵船の生みの親でもある。三菱財閥の二代目総帥なのでお金は浴びるほど持っていそう。万太郎に投資してくれる?

第104話
暮らしに窮する庶民がいる中たかが菊に大金をはたく酔狂な富豪もいる明治。遅すぎる万太郎の我が家の事情を知る瞬間。だって自分で何一つ稼いでないのに金がどこから湧いてくると!(笑)

第105話
どんな派手な菊も探すことはできたろうがやはり坂本龍馬を思わせる土佐で力強く咲くノジギクを差し出す万太郎。岩崎弥之助たちも素朴な菊に何事かを思い出した様子。古巣に戻り給料ももらえることになった万太郎。でも図鑑のスポンサーは弥之助になりそうな。

第22週「オーギョーチ」
第106話
万太郎が入ってきた当初からずっと渋い顔をしている大窪。喜色満面の波多野と好対照。田邊が去り渡辺になってどこが変わったのかわからないながら、窮乏生活の万太郎には出張費も月給も出るのはありがたい。やりたいこととの兼ね合いに折り合いがつけられるのか。

第107話
幕末に結ばされた不平等条約が尊王攘夷の動機だった。明治政府になり30年。ようやく戦勝という実力によって認められたアジアの小国日本が世界に旅立つ時が来た。戦争という言葉と最も縁のなさそうな万太郎はこれからの時代をどう生きるのか。芸者さんより場が持つ寿恵子の里見八犬伝。

第108話
全部日本語で会話して構わないといわれても台湾語で語り掛ける万太郎。ピストル持参しろと言われても本を持っていく万太郎。国のための学問という考え方についていけないでいちいち軍人がぴん!と怒りフラグたてるのをはらはらして見守る優しき教授たち。

第109話
日本中が戦争景気に沸いて、新生日本がこれからやるぞ!とまさに上り龍だったほんの短い幸せな時代。女実業家になるのか寿恵子。成長著しい虎鉄上京す。

第110話
きらりと光る天才ではないが地道に努力を続けてきた二人がやっと報われる。台湾で見つけた花の学名を当地の言葉にして残す万太郎。この後日韓併合で名前も奪っていく日本とは真逆のフラットな視線がこの先国家とぶつからずにいられるものだろうか。

第23週「ヤマモモ」
第111話
まだまだと思われた真打になり牛久が出ていき長屋メンバーも総入れ替え。綾と竹雄がやってきたのは万太郎にとって嬉しい驚き。人間の欲望と戦うと宣言する万太郎の真意をわかるのもまた竹雄お兄ちゃんしかいない。

第112話
皆が月を見上げるシーンに被さるヴィオラの深い響き。海外から馬鹿にされるばかりでなく国内では学歴学閥がものを言い発見者という真実を覆い隠そうとする。それは今も変わらないのでは。迷い続けた藤丸がようやく目標を見つける。

第113話
商いのために渋谷を訪れる寿恵子今でこそ若者の街になっている渋谷だけど明治のはじめはこんなに寂れたところでした。やりきれない思いの波多野に比べ全てを飲み込んで去っていく野宮。

第114話
石版印刷からより軽易でモノ自体も軽い印刷方式へ。昨日に続き本日もディスられ続けた若者の街渋谷。自治もなっていない寂れた渋谷が繁華街の一つになるとは誰も想像していないが寿恵子はおにぎりに宝の鍵を見つけた?

第115話
浜辺美波 さん美しい!今や高級住宅地松濤hも昔は活気はあるがまとまっていなかった。二か月振りに帰ってきた万太郎の甘い期待を思いっきり外して計画を話す寿恵子に梯子を外される視聴者。祭とはコロナ禍で中止されていた渋谷金王八幡宮例大祭ですね。

第24週「ツチトリモチ」
第116話
阿部サダヲ さん も演じた小林一三登場。鉄道単発でなくその先の住宅地や宝塚劇場までセットで考える土地開発のプロ。万太郎もだけど寿恵子もどんな人の懐にも入れる。図鑑は皆の目に触れないと意味がないとお悩みモードの万太郎。

第117話
今では超有名人南方熊楠がかつての万太郎のような立場に。何かを追い求める立場から教えを請われる立場になったことはそれだけ彼が認められたということなのだけれど、寂しさを感じる表情を浮かべる万太郎。

第118話
明治神宮の再開発に反対していた故・坂本龍一さんを彷彿とさせるようなエピソード。戦争に勝ちますます物資を豊かにするために開発が行われ土地が開けたが切り株が象徴するように自然破壊が密かに行われ始める。土佐の元代議士で早川といえば…?

第119話
大学に雇われ給料をもらったもののかえって窮屈になり閉塞感を感じていた万太郎が早川逸馬と再会して解放されさらに篤志家と繋がる縁が。世は戦勝に浮かれ進め進めモードだがじっくり研究を進める万太郎にやっと日の目が。姉夫妻にも酒の醸造で新たなステージへ。

第120話
そういえばこの二人CMで共演していたのでした!(笑)藤丸はああ言ってましたが味のある巾着だと思います!

第25週「ムラサキカタバミ」
第121話
皆寿恵子さんの遺伝子を受け継いでいるのか逞しい!信念のため大学を辞める決意をした万太郎。

第122話
初めての子を失い次の子にわかりやすい願いを託して名付けた千歳。両親を尊敬し誠実な相手を選ぶ素晴らしい女性に成長。万太郎ついに東大に別れを告げる。徳永教授らしい和歌による別れ!

第123話
かわいいおじいちゃんおばあちゃんだ 神木隆之介 浜辺美波 として関東大震災の日。こんな大地震は過去の話だと思っていたのに

第124話
震災直後極限状態に置かれた人たちがそれでも助け合う風景を描き出すかと思えば流言飛語に惑わされ物々しい雰囲気で異分子を排除する者もいる。万太郎は次世代に残す標本を必死に探すが婿=人間が生きていた時の嬉しさはまた格別。

第125話
蓄財の才も商才もないがパートナーは全て持っていた万太郎。震災という天災中の天災にあってもくじけない夫を見て繁盛している店を手離す決意をした寿恵子。最終週は彼女の思いに報いる万太郎が見られる。

最終週「スエコザサ」
第126話
ここからいきなりの現代で宮崎あおい ちゃん 登場。とんでもなく面倒そうな資料の分類に一度は怖気を振るうものの折からの雨に戻ってくる。万太郎が呼び戻したのだろうか。

第127話
小学校中退という学歴で何の肩書もなかった万太郎についにやってくる名前。藤平さんが図鑑に向かって挨拶する様子に人柄が窺える。あれほど生命力に溢れた寿恵子が弱っていく。ダメな父でも愛していた事が窺える愛らしい千鶴。

第128話
「称賛と引き換えに、学問に貢献する立場と義務を。」称賛と引き換えに野々宮を捨てなければならなかった波多野からの言葉。やってきた万太郎の晴れの日。誇らしげな徳永名誉教授&波多野&藤丸。声に力がない寿恵子。

第129話
子供たちも寿恵子の病気を知り寿恵子の命が尽きないうちに図鑑を作ってしまいたい万太郎。各方面からやってくる助っ人たち。

第130話最終回
史実とは異なり寿恵子の生前に図鑑を完成させた万太郎。らぶらぶ夫婦。亡くなる時に花に自分を仮託した母から始まり妻もまた死んでも草花として傍にいると告げる。万太郎の周りにはまさに爛漫と人材が咲き誇る。そして新たな植物が見つかる限り二人の冒険はいつまでも続く。



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最終更新日  September 30, 2023 12:00:23 AM
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