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2013.01.26
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カテゴリ: 政治
13年度予算案:新規国債、税収未満に 4年ぶり、景気好転を見通し
財務省は24日、13年度予算編成で新規国債発行額を税収見通しより引き下げる検討に入った。税収と国債発行額が逆転するのは4年ぶり。歳入のうち税収見通しを43兆円台半ば、新規国債発行額はこれを下回る水準とする方向で調整。国債発行が税収を上回るという、民主党政権下で続いた異例の借金依存体質を解消し、新政権として財政再建に取り組む姿勢を明確にする。

12年度当初予算の国債発行額は44・2兆円、税収は42・3兆円で国債発行が約2兆円多かった。13年度予算では税収見通しを前年度比1兆円以上多い43兆円台半ばにする方向で調整している。1月に決定した20兆円規模の緊急経済対策の効果で13年度の名目経済成長率を2・7%程度と高めに見込んだため。国債発行は税収が大幅に増える見通しであるため、12年度より減らす方針。一般会計の歳出総額は92兆〜93兆円台で調整している。

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わずか一ヶ月足らず前には以下のように報じられていました

安倍新内閣:国債44兆円枠突破へ 首相、財務相に指示
安倍晋三首相は26日の初閣議で、景気対策を柱とする12年度補正予算と、13年度予算を早期に編成するよう指示した。麻生太郎財務相は27日未明の記者会見で「補正予算は新規国債発行額44兆円の枠にこだわらず大型にと指示を受けた」と説明。補正予算は10兆円規模に膨らむ見通しだ。(以下略)
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どうも、1ヶ月のあいだに主張が一変したような気もするのですが、しかし今年度の10兆円規模の補正予算は、「やめる」という話ありません。ということは、今年度は大盤振る舞いで国債をジャンジャン増発して、13年度からは一転して引き締める、ということなのでしょうか。年度が変わった途端に、ジキルとハイドのように予算編成方針が一変するというのも不思議な話です。

もちろん、予算を野放図に膨らませて借金をどんどん増やすのが正しいやり方とも思えないので、そのような方針転換をするのだとすれば、悪いことではないでしょう。ただ、詳細に内訳を見てみると

      2012年度 2013年度
予算規模  92.9兆円 92.7兆円  △0.2兆円
税収見込  42.3兆円 43.5兆円   1.2兆円
新規国債  44.2兆円 43.0兆円  △1.2兆円



※追記
産経の報道 によると、2013年度の税収見込43.1兆、新規国債は42.8兆だそうです。前述のとおり、大筋で大差はないでしょう。


何というか、微々たる違いしかないような気がするのですが、これで「民主党と違って」と言われてもねえ。麻生財務相は「新規国債発行額の比率が税収より少ない状況が一番分かりやすい。」と言っているそうです。見た目に分かりやすいのは確かですが、分かりやすい部分だけクリアして、全体として大差がないことをごまかしている、と言えなくもありません。

もっとも、これらはあくまでも当初予算であって、実績ではありません。歳出は決まった予算の範囲内で動くしかないわけですが、歳入がどう動くかなんて、現時点では何ともいえません。2009年の当初予算では、国債33.3兆の見込みでしたが、5月の一次補正の段階で44.1兆に激増、9月の政権交代後も国債増発は続き、最終的には新規国債は51.9兆まで膨らんでいます。なぜかというと、予算規模が当初88.5兆から補正で102.5兆に拡大されたことと、税収が当初予算(補正後予算も同じ)では46兆見込んでいたのに、実際は38兆しかなかったからです。
当初予算編成時点で既にリーマンショックは表沙汰になっており、深刻な事態ということも分かっていました。ただ、その時点で影響を完全に予測することは不可能だったでしょうから、当初予算での税収読み違いはやむを得ないかもしれません。しかし、5月の補正予算でもなお、当初予算と同じ税収を見込んでいる。その時点では、当初予算どおりの税収が不可能なことは明白だったはずです。それでも、補正予算の税収見込みは、当初予算と変えなかった。結局、作文したということでしょう。

今回の報道でも、「13年度予算では税収見通しを前年度比1兆円以上多い43兆円台半ばにする方向で 調整している 。」と報じられています。税制度とか税額は「調整」するものでしょうが、税収見通しは「調整」するものでしょうか?「予測」するものだと私は思うのですが。
「13年度の名目経済成長率を2・7%程度と高めに見込んだ」ので税収増といううのですが、その経済成長率の実現可能性がどの程度あるのか、ということに尽きます。私には判断はつきません。ただ、大手シンクタンクが昨年末に出している経済成長見通しは、それより低い。もちろん、大手シンクタンクの予測が正しいわけではないけれど。

結局のところ、国債より税収のほうが多くなるように作文しました、実際にどうなるかは分かりません、というのが現実だろうなと思います。





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最終更新日  2013.01.27 11:25:52
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