島流れ者 - 悪意なき本音

島流れ者 - 悪意なき本音

2004.09.23
XML
カテゴリ: 内側から見た異国
昨日ようやく完全なグリーンカードが届いた。条件付のグリーンカードは2001年に貰っていたが、その条件をとるための手続きをして長々待ち続けてようやく晴れて、アメリカ合衆国の永住が正規で認められたわけである。

一番初めに手続きを始めたのは即席結婚してからすぐの2000年の1月だった。当時、どうやって申請していいかわからずに、友達に聞いたところ、地元のコミュニティーカレッジの経営するシティズンシップセンターで比較的安く手続きを手伝ってくれるといので早速行ってお願いした。

それからどんどん月日は流れ、所々でいろんな書類と手数料を取られ、あるときは、夜明けの3:30にイミグレーションのインフォメーションセンターの前に並び、要約必要な手続きを終えたのが昼の1:30だったという今思い出してもどっと疲れる経験もした。

そんなわけで今回のグリーンカード獲得は、祝杯すべき出来事だ。その夜、ジャックとお高いおフランス料理を食べに行った-ということはなく、普通に夜を過ごしたが、次の段階はシティズンシップ、アメリカ帰化することを話していた。私の中では日本国籍を捨てて、アメリカ人となることはまだかなりの抵抗がある。それはたぶん外国に住む日本人なら誰もが多かれ少なかれ持っている感情だと思う。

その理由としては、
1. 日本人でなくなってしまうような気がする。
2. アメリカ市民になることに依ってのメリットがそれほど感じられない。
3. 日本に万が一帰ったときに、法律上アメリカ人扱いになる。

私の中での一番の争点は、やはり3だ。たとえば、もしジャックと離婚して、日本に帰りたい、もしくは帰らざるを得ないとする。その時点でアメリカ市民になっていて、日本の国籍を失っていたら、自国に帰ってまたさらに、上記のような長~い手続きと、それによる精神的な苦痛を体験しなければいけないとなると今から頭が痛くなってくる。



この私の意見を聞いたジャックはうっすらと残念な表情を浮かべた。彼からしてみれば、自分のワイフがアメリカ市民になる権利があるのにそれを拒むのはなんだか片足アメリカの土地に置き、片足を日本の土地に置いて、いつでも逃げられるようにしておいた状態のように感じるのであろう。

もちろんこの彼の複雑な感情を察した私は即座に、今までのグリーンカード獲得の長かった道のりをもう一度体験することはとても考えられないし、市民にならなくてもあまり変わりはないからとフォローをした。でもやっぱり彼はなんだかしっくり行かないようで、“君の思うとおりにするのが一番。僕がどうこうしろって指図はできないから。”と悲しく言って暫くした後、”一番大切なことは、君が僕のそばにいてくれるってこと。”

それはかなりの苦し紛れの言葉だと思った。もし、彼がこの言葉の後に、“...だから、どこの国の市民であろうと関係ない。”と、強く言ってくれたなら、私もそれほど気にしないでこれからも永住権をとったまま、日本国籍を保持して行こうと思うのだが。

海外に長く住んでいる方々でこの問題に直面したことのある人が多くいらっしゃると思うが、どうされているんだろうか?もしもこの日記を読んだ方で、日本国籍を再獲得する件について知っておられたら、ぜひぜひコメントを入れてください。ほかにもご意見をお待ちしてます!







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004.09.23 04:16:04
コメント(12) | コメントを書く
[内側から見た異国] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

島流れ者

島流れ者

コメント新着

前世もギャンブラー@ ふぇじょーーーあwwww これヤった後でパチ屋に行ったら勝率上が…
けんじ@ ちょおおww 皮www いやーココのおバカ女w オレの包茎チン…
目が魚みたい@ ユー、やっちゃいなYO! 自分からリードするのやめて女の子の好き…
前かがみ@ パクーーーンチョ!!! 今日の女・・一緒に街歩いてたらオレのズ…
一週間目のくつ下@ コキコキ嬢wwww ココのヒロエちゃんが凄すぎる件wwww…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: