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旧日本海軍の軍艦・・・戦艦となれば2千人くらいの乗員を擁していた訳で、毎日の食事を用意するだけで戦争状態だったことだろう。基本的に水兵と士官の食事は別々に作っていたという。勤務内容と健康を加味すれば、20代の水兵さんと40代の佐官が同じものを食べる訳にもいかないからだ。 「うまい!海軍めし」というレシピ本によると、士官食は量が少なめながらも、ちょいと豪華な洋食が多い。ちょっと真似をしてみたのは、「チーズマカロニ明治版」という、グラタンのような料理である。まず、ひき肉とタマネギをフライパンで炒めて塩こしょうで味をつけておく。茹でたマカロニをグラタン皿に敷き詰め、炒めたひき肉とタマネギを上からかける。さらにマカロニを敷き詰める。いまどきのグラタンとの違いは、ホワイトソースを使わないところだ。ホワイトソースの代わりに、とき卵を上からかける。最後に粉チーズをふりかける。 仕上げは、オーブントースターで5分くらい火を通し、表面に焦げ目がつくぐらいになったら出来上がりだ。どんな味がするのかというと、パリパリっとしたマカロニと粉チーズの香ばしさがよろしいところだが、非常にあっさりしている(笑)。ひき肉に染みた塩こしょうが唯一のアクセントだからだ。戦前の食事なんてまぁこんなもんだったんだろうなぁと思う。それでも当時にしてはご馳走に違いない。マカロニを食べたいなら、海軍入って士官までなる必要があった訳だ。コンビニ行けば、マカロニサラダやグラタンが平気で売ってる現代は、みんな王侯貴族みたいな食事してんだなぁ。 食べ終わった後に気がついたのだが、卵が熱で固化して、グラタン皿にびっしりこびりついてしまうので、初めに皿の表面に軽くバターを塗っておくのもいいかも知れない。 自分でつくるうまい!海軍めしということで、いろいろ参考になったこの本。また面白い料理が出来たらネタとしてUPしていきます。それでは最後に・・・敬礼!海上自衛隊横須賀基地の写真集もあります。(フリーページ)写真集はこちらから・・(フリーページ内です)
2011.07.31

ロベルト・シューマン~個人的な感想を申し上げると、眠いクラシック音楽の代表格のように感じる。常になだらかで、優雅に流れるライン川の景色が目に浮かぶような曲を書く人で、生暖かい日差しの中で小舟に揺られて居眠りしているような気分になってしまう。そら眠いわけだ。もっともシューマン本人は、精神を病んでライン川に投身自殺を図ったこともあるので念のため。ピアノ協奏曲イ短調~N響アワーで見たことがあるが、面白くてたまらない演奏があった。ピアニストの名前はとっくに忘れてしまったが、ドイツ人のようで、まるでヒグマのような大男だった。それなのに、まぁどうしてそんなに柔らかなソフトタッチで弾けるんだろ、と感心してしまったことがある。グローブのような手で、一撃でピアノも壊してしまいそうな感じなのに、まるでピアノをいたわるかのように、優しく弾く大男。確かにシューマンの作品ならではの優雅さ、柔らかさが表現出来ていると言えばそうなんだが、あまりにもぼんやりしててかえって不満だった。しかしながら、風貌に似合わない柔らかな音色が紡ぎ出されることの面白さったらなかった。素晴らしい出来栄え~仲道郁代の弾くシューマンところが、やっぱり演奏というのは演奏する人によりけりなんだろうか。仲道郁代女史のCDを聴いて、わたしは完全に目が覚めた。シューマンでも、こんなに刺激的な曲があったのかという感じで。もっとも仲道郁代サンのパッと見はタレ目で、ちょっと眠たそうな雰囲気があるのだが(失礼!)。 初めて聴いたCDは、ペーター・フロール指揮:フィルハーモニア管弦楽団でシューマンのピアノ協奏曲とグリーグのピアノ協奏曲がセットになっていた。いま楽天で探すとCDは別々に出てくるので、同じ演奏かどうかは分からなかった。仲道郁代が弾く究極のシューマン・・仲道郁代さんは、かなり強くてはっきりしたタッチで弾いてる。目が覚めるようなタッチなのだ。まるでベートーベンみたいな感じで。あのヒグマのようなピアニストよりも、はるかに力強く感じるのだから面白い。緊張感があるんですよ。でもロマンチック街道のような雰囲気もちゃんとある。 何よりも好きな場面はシューマンの第一楽章。わたしは音楽の専門教育を受けてないのでうまく表現できないのだが、恐らく展開部だと思うが、ピアノが弾くメロディーをフルートがずっと追いかけて行くところがある。このフルートが常に余韻を残すところがたまらん!これは吹いてる人のセンス?音楽ってやっぱり空気の振動なんだなということがよく分かる訳だ。電子音楽では表現不能な趣だ。その後のガデンツァも目が覚めるような緊張感のある演奏だった。グリーグのピアノ協奏曲も素晴らしい。グリーグはノルウェー出身の人。第三楽章を聴いてると、白樺の林から澄み切った風が流れてくる情景が目に見えるようだ。シベリウスもそうだが、北国の人が曲を書くと、なんでかそうなってしまうのが面白い。(♪白樺ぁーあおぞぉーら・・・(千昌夫)を熱唱したところで、そんな光景目に浮かんでも来ないんだが・・)余談だが、シューマンのピアノ協奏曲日本初演は1927年(?)、宝塚交響楽協会によって行われたという。宝塚歌劇は西洋音楽の窓口として機能していた訳だ。ちなみに「ウィキペディア」によると、独奏者は不明だそうで。この話、参考になったのは、杉浦さんのホームページでした。
2011.07.10
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