2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全2件 (2件中 1-2件目)
1
算数と数学の違いは、数であったり数式であったり、考え方を抽象化できるかどうかにあると思っている(文系人の思考なので違っていたらごめんなさい)。算数は最初は2本と3本を足すと5本になるということを延々とやり続ける。それが小5とか小6になって小数、分数が出てくるととたんに出来なくなる。少々出来る子でも、とにかく問題に書いてある数字を足してみる、違ってたらかけてみる、見たことない大きな桁数になったら割ってみる、割り切れなかったら引いてみる、みたいなことを繰り返している。気持ちは分かる。1.2Mで0.6キロの棒、1Mだと何キロ?とかいう問題になると、とにかく大きい数を小さい数で割ってみる、割り切れちゃうということは正解だろう、みたいな。1.2÷0.6をやっちゃうんですね。正解は逆、0.6÷1.2。こういう事が手始めとなって、数がどんどん拡張されていくのが数学の世界(のような気がする)。2Mで4キロの棒、1Mだったら何キロ?これを聞くと、ほとんどの子がちゃんと4÷2を出来る。頭のなかで、2Mの棒が出現して、2個に分ければ良いから・・・なんてのはちゃんと考えられる。でも、上記のような1.2Mで割るという作業がどうしても頭の中では具体的な映像にならないので、とたんに分からなくなる。これを、何とか理屈で説明しようとするととても難しい。なぜ1.2Mで割ると1Mぶんが出てくるのか。これを説明することに真正面から取り組んだとすると、まずそんな説明が簡単に出来ないし、仮に説明方法を思いついたとしても、小学生にそれを分かるまでじっと聞いてもらう事も困難となる。従って、これを理屈で理解させることは放棄した方が良いと思う。これを放棄することはある面では逃げになるのだが、ある面では算数→数学の本質を突いているとも言える。僕は上記のような「1.2Mで割ると1Mぶんがでてくる」というのを説明するときに、以下のようにする。「小数だと数字がわかりにくいから、簡単な整数で考えてみようか。2Mの棒を量ったら4キロでした。じゃあ1Mだと何キロになるはず??」「4÷2=2、2キロ!」こうすると、先に述べたとおり、ちゃんと答えられる。で、これをそのまま小数に戻して、そのまま式に当てはめる。「4を0.6に置き換えて、2を1.2に置き換えれば良いんだよ。だから0.6÷1.2=0.5だね」自然数でやっていた考え方が、小数・分数・整数・有理数・無理数・・・へと拡張されていくことが数学の世界を広げてきた(はずだ)から、基本的にはこれで良いと思う。考え方はシンプルでいい、それが複雑な数字になっても適用出来るということから導入して、「いつか分かるだろう」的な安易な期待の中で進んでいっても良いと思う。こんなところで「わからん」状態になってつまづいて、算数数学に苦手意識を持つくらいなら、「なんやこんな簡単なんか」とある意味「誤解」してもらって、「得意科目」と思いこんでもらった方がはるかに後々のためになろう。塾の仕事はとりもなおさず「点を持ってもらうこと」なので、点を取ることを優先する。理解を切り捨てるのではなく、まず点を取らせて、理解を先延ばしにすることが結果的に本人の点数を伸ばすことになるということも知っていなければならない。
Aug 12, 2008
コメント(0)
夏期講習に入って、今年は「休んだ日の分をフォローします」という日を設けた。ここ2年くらいはそういうことを普段の授業でも一切公式にはやってこなかった。とは言っても実際には授業外で○付け、質問をするように指導しており、まじめな子はきちんとそういうことをこなしていった。これを公に言うことと、裏で対応することは大きく意味が違うと思う。休んだ分をフォローするということを公にすると、たくさんの弊害が起こる。「代わりの日があるから休んでもいいや」という感じ。2次的には、「休んだときの宿題を教えてください」なんて電話が授業中とか関係なしにかかってきたり。「ピアノがあるから休みます」なんて子もいる。ここまでくるとさすがにごく少数だけど。で、こういう状況になるのはもう分かっていたワケだけと、今回ハッキリしたことは、新しく来た子に「休んで別日に」の傾向が高いこと。休めるなら休んで他の習い事に行きますなんてのは痛恨の極みというか屈辱なんだけど、こちらもこうなることを分かってやっているからまぁ仕方ない。今回なぜこうしたのかと言うと、前述の通り新しい子がそこそこいること、そしてこの地域にしてはそこそこ塾生の人数が多くなってきたことがあげられる。また時間繰り上、中学生の部活とモロかぶり状態になってしまったのもある。新しく入ってきた子なんかは、それまでの習い事感覚が非常に強く特に塾に行ったことがない子なんかにはある程度合わせてあげなければいけない部分もある。あえて商売っぽくいえば、「新しく来てくれたお客様には丁寧に対応」→「慣れてきたらだんだんこちらの流儀に慣れてもらう」という感じかな。また、塾生が増えるに連れ、どうしても塾生数十人の時のような求心力というか、個人的な繋がりみたいなものも薄れていく。そうすると、「塾とピアノどっちが大事なんだテメー!」なんて事は出来なくなり、あまり独善的なことばかり言っていられなくなってくる。現時点ではある程度の妥協は必要と判断した。ちなみにこの「現時点」は、夏休みの間のこと。夏休み開けはフォロー日などは一切なくなる。現時点で生徒数200名程度なので、「小さいくせに~」なんてご意見はごもっともですが、このエリアにおける規模は大きいので仕方ない。大切なのは業界的に規模が大きいとか小さいとかじゃなく、自分のお客さんの意識レベルで考えること。このエリアのお客さん側からしたら大きな塾扱いになって来つつあるのが事実だから仕方ない。そういった消費者側の意識レベルを敏感に感知していかなければ、いつの日かお客さんに選んでもらえない時代錯誤の塾になってしまうと思う。・・・とは言っても、それこそ「フォロー日」みたいなのは嫌いなので、少しずつ合わせていって頂きます。そうした方がwin-winなので。で、合わせてもらうためにはどうしたら良いかというと、「フォロー日なんかに来たくない、ちゃんと普段の授業で来た方が良い!」と思わせればいいワケですね。
Aug 7, 2008
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1

![]()
