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おはようございます、紙太材木店の田原です。快晴ですが台風が来るので本日は台風養生です。美濃地方は前回の台風でかなりの被害があり瓦がめくれて飛んだ家が相当数あってその補修がまだ終了してないところに今回の台風新築とリフォーム工事中の現場に加え前回の台風被害現場の養生をすることになります。前回の台風被害屋根瓦と板金の補修が主体ですがこの二つの職種に修理の依頼が集中してます。現実には職人の数はかぎられていますからこのようケースでは順番待ちとなります。多くの被害家屋が応急処置のブルーシートで覆ってありますが土嚢袋に砂を入れて置いてあるだけですから雨露を防ぐ程度。本格的な台風が来るとなるとブルーシートや応急処置のシートなどが飛ばない対策が必要ですが屋根の上ではビスや釘を打つところは限られています。重しを載せてとなりますが屋根は勾配があって斜めになってますからずり落ちてしまうことも考えられるますし。砂を入れた土嚢袋は結構な重さになります。土嚢袋を抱えて梯子を何往復かすることになりますが一度に一つしか運べません。紙太材木店に補修依頼のあるものだけでも50件を越えますが完了しているのは3分の一程度ということで晴天の今日は貴重な台風養生日になりましたから早速出発です。ということで簡単ブログでご容赦下さい。m(__)m近隣で建築中の建物の外壁はガルバ今朝は快晴ですから地表面が放射冷却で冷えて気温がぐんと下がり壁面が結露しています。地表面の温度はこの時間で14度6時頃でしたら10度を切っていたかもしれません。柱や間柱、ガルバの下地の位置がよくわかります。9月でこの現象は珍しいですがもう少し考察してみたいですね。
2018年09月28日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。快晴で気持ちのいい朝なので事務所のドアは開けたままにしてます。でも、蚊が入ってくるんですね・・蚊取り線香を焚きながら書いています。花池の家の工事も佳境に入り様々な工事の職人さんが入れ替わり入っています。紙太材木店では造り付けの家具の大半は大工さんか建具屋さんが作製します。一般には造作家具と呼ばれるもので簡単な棚や手摺からTVボード、キッチンやカップボード(食器棚)洗面化粧台、ダイニングテーブルまで様々ですがこの造付け家具の製作がかなりあります。工程的には大工さんの工事が終わってから引き続き家具製作となり1週間から10日ほどかかります。造作家具は着色はせずオイル仕上げを基本にしていて色は使用する木材の樹種を変えることで出すことになります。建具や引出しであれば面材は明るいシナ、あるいは栓柾を使い引手は茶系や濃い色味を出したい場合はラワン材やアガチスチークは値段が高いのでアクセント的に(笑)オイルを塗ると色味は更に濃くなり、しっとりと落ち着いた色になります。無垢の木材はオイルを塗るか塗らないかで全くの別物手入れをすればそれに応えてくれます。木材の値段は立米単価で決まります。1立米当たり50万円とか100万円とか例えばアガチスを建具の引手で使うとそのサイズは36mmx30mmx2.0m立米単価60万円だと0.036x0.03x2x600000=1296円5cm以下のサイズだと鋸の厚み分削られて、その割合が高くなることや丁度2.0mのサイズはないケースが大半で2.2mのものを2mにカットして残りは廃材となると1296円の単価は1.3倍ほどになります。それに加工手間も加わることになりますからそれなりの値段になるわけですがじゃあ、既製品の工業製品より相当高くなるかと言うとそれほど高くなるわけではありません。ご自分の思ったような造りになって工業製品にはない質感もあるそれらを加味して多くのお客様が造作家具を選ばれますし何よりも地場の職人さんが手作りで作ることに魅力があります。造作家具のポイントであるデザインが出来ていれば既成の工業製品に負けることはありません。その辺りのことに気づいた工務店の多くが造作家具に目を向けていますし雑誌などでも特集が組まれています。工務店にとって時代は性能だけでなく家具も含めたデザインの時代に入ったと思っていいでしょう。本物の無垢の木を使った手作りの良さに目覚めた人たちが既製品に戻ることはあまりないんじゃないでしょうか。オイル仕上げのダイニングテーブル
2018年09月26日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。週末はぎふ木造塾で中村好文さんの講演改修事例や家具のお話でした。実は中村さん、若いときに品川職業訓練校の木工科で家具つくりを勉強されているんですね。ですから家具には思い入れがあって中村さんの設計された住宅は家具付き設計料の中に家具も入っているからお値打ちとはご本人が以前どこかで書かれてました。さて、建築知識ビルダーズの8月号西方先生とH・カウフマンさんの対談が出ています。一般の方はあまりご存知ありませんがカウフマンさんは省エネな木造建築や高層木造建築の第一人者です。6月に来日されて東京や大阪で講演されていて西方先生とはその合間に対談されています。この対談や一緒に掲載されている西方先生の欧州のエコハウス最新事情などを読むと日本のこれからの木造住宅が進むであろう方向性が見えてきます。とはいえ、日本の現状を見るとあまりに多くの問題が山積されていて一体、日本の住宅建築はどうなってしまうのか不安な面もあります。首都圏近郊では注文住宅と分譲住宅が半々で分譲住宅の半分を大手のローコストメーカー1社が建てているとかお隣の美濃加茂市でもこのメーカーの分譲が数多く出ています。地元の不動産業者と手を組み、空いた土地があればミニ開発で数棟まとめて建てて分譲し土地込みで2000万円台前半先日も知り合いの工務店の30代の社員大工がこのメーカーの仕事をするということで辞めていきました。単価は安くてもまとめて仕事ができるから手取りが増えるのが魅力と言うのが理由です。また、最近は中古住宅に必要最低限のリフォームをして売上を伸ばしているところもあります。ポイントは水回りと外観この二つに内装を加えれば見た目は新築と変わりません。中身は20.30年前のものでも違いは分かりませんし国の省エネ基準などは適用外ですから購入は自己責任という事になります。国の施策は既得権を持った集団にも配慮しながら進める事になりますからその歩みは非常にゆっくりなものになります。2歩進んでも1歩後退でも1歩は進んでいると言う亀の歩みです。性能が担保された家が適正な価格で取引される欧米何年か後に建てた時の価格より高い価格で住まいが売却できるとなれば日本の家づくりも劇的に変わるでしょう。何十年先になるか分かりませんが少なくても今家を建てる方はその家に何十年も住むことになるのですからそのあたりのことを少し考えておいても損はありません。
2018年09月24日
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20年ほど前に建てたログハウスの屋根の葺き替えカラーベストからガルバリウムにおはようございます、紙太材木店の田原です。昨日は来月上棟する可児の家Bの構造打合せプレカット工場で担当者x2と大工さんと私で最終確認個別で確認はしているのですが複数で見るとやはりいろんな変更点が出てきます。今回の家も来月完成する花池の家と同じく付加断熱をします。4年前、粟野の家を建てたのが転換期で以後、紙太材木店で建てる住宅の8割は付加断熱仕様となりました。今現在打合せ中のお客様も全てこの仕様ですが断熱仕様は4年前より漸次(ぜんじ)強化されていて厚みは同じでも性能のよりよいものに変わっていますし、換気システムも改良されています。今回の住宅はQ値は0.9w/m2・K Ua値は0.27最近は上記の数字だけが良ければ良しとする風潮も見られますが一般の方がその住宅の断熱性を判断するにはもう一つの数字である「自然温度差」を加える必要があります。特に日本海側に比べ冬季の日射の豊富な美濃地方や愛知県は設計上の工夫で自然温度差を高くすることができます。自然温度差とは「暖房してない状態での室温」と外気温の差です。何も暖房してない状態で外気温と何度差があるか?家の中では暖房をしてなくても人がいることで熱が出ますし冷蔵庫や待機電力などからも熱が出ています。加えてそこに日射が入ってくれば隙間風の入ってくる家でない限りそれなりに暖かくなることは想像していただけると思います。断熱性だけでなく日射も考慮した設計をするとこの数値が上がります。この数値が上がる意味を簡単に言うと外の気温が5度の時自然温度差が10度あるとすると室内の気温は15度になります。エアコンで暖房するときに室温を22度にしたければエアコンは7度気温を上げる仕事をすることになります。でも自然温度差が5度の家とすると外の気温が5度なら室温は10度です。室温を22度にするにはエアコンは12度気温を上げる仕事をしなければなりません。室温を7度上げる仕事をするのと12度上げる仕事ではエアコンの負荷(電気代)はかなり差が出てきます。冬季、11月から3月一杯までの5か月間24時間、家中ずっと暖房した時の暖房代はいくらになるか?この可児の家Bの自然温度差は10.1度あります。室温22度設定で20.088円室温20度設定なら14.337円です。5か月、150日ですから家中24時間暖房して一日の暖房代が20.088÷150=133円20度設定なら96円新築住宅を検討するとQ値やUa値、ηA(イーターエー)値と言った数字を説明されて何かわかったような気になりますが自然温度差が何度あるか?を聞くと分からない数字の説明より断熱性能を明確に示しています。もちろんC値も忘れないでください。PS日射熱の取得は数値で表すことができてηA(イーターエー)値と言いますがその数字を見ても一般の方はほとんどが?ηA値が良ければ自然温度差もよくなります。自然室温=外気温+生活熱+日射熱
2018年09月21日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。久しぶりに朝から快晴気持ちのいい朝です。先般の台風の補修工事紙太材木店にも50件近く依頼が来ています。大別すると屋根瓦の破損とカーポートなどのポリカの屋根次が雨樋そしフェンスなどの塀となります。屋根瓦の場合その何割かは雨漏れも発生しています。かなりの強風でしたから飛散したものも多くあるので窓ガラスの破損もあるかと思っていたのですが偶然かもしれませんが、こちらは一軒もありませんでした。高性能な住宅の場合夏季の日射の遮蔽は必須で方法としては外付けのシェード外付けのブラインドそしてガラリ戸となります。台風対策の一般的な措置としてはシャッター雨戸、雨戸、防犯フィルム網入りガラスの使用などがありますが多くの建築家は防災面で様々な工夫をしてシャッターを使いません。(サッシでさえ使わない建築家の方も多くいます)台風対策をして、日射の遮蔽もしてデザイン的にバランスのとれた建物にするとなると様々な工夫が求められます。つまり性能とデザインのバランスが求められるわけで限られた予算をどこにどのように使うか住まい手と設計者が十分に話し合う必要があります。紙太材木店がお勧めしているのはガラリ戸+防犯フィルムガラリ戸は日射の遮蔽にも有効ですしデザインもいろいろ工夫することができます。下の大野町の家では横格子ですが川辺の家Cでは縦格子でその幅ももっと広くしてあります。日射の遮蔽と防災、それにデザインとのバランスは常に工夫が求められます。
2018年09月19日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。9月も半ばを過ぎて今年も残すところ3か月と少し台風だけは前回でこりごりですから今年はもう勘弁していただきたいものです。さて、本日は3連休の最終日ということで少し軽めのお話し。以前から2020年に今の省エネ基準が義務化になるお話を度々してきました。住宅を建てる時は基本的に確認申請を出してOKをもらわなければ建てられないのが今の制度です。(一部の地域では着工届だけでOKの場合もあります)つまり、一定の省エネ性能を持った住宅でなければ確認申請を出しても下りない、と言うことは建てられないということになりますから2020年以降の住まいは義務として一定の省エネ性能を持たせると言うのが国の基本方針ヨーロッパでは既に導入されている法律で一定の省エネ性能のある住宅でなければ建てられません。さて、ここ半年ほどその義務化について延期、あるいは中止と言う話がいろんなところから出ています。簡単に言うと日和ったか?国交省この義務化の話が出ていた時からそれはずっと続いていたものですが(延期、中止)この義務化の水準が諸外国に比べとても低いもので誰でもできる簡単な基準まさかこの程度を義務化するのに反対勢力がいるのか?と思っていたらちゃんといるんですね。現行の基準では利益を上げているけれどその基準が変わると利益が減るとなると当然、基準変更には反対となります。今回は基準の変更ではなくその義務化という変更の一歩手前の処置それでも反対するのはその先が見えているからで義務化の数年後はその基準がさらに上がるのが分かっているからでしょう。時代とともに住まいに求められるものは変化してきました。ここ20.30年でも耐震性だけでなく暖かさや涼しさと言った暮らしいやすささらには省エネ性など次々に変化しています。日本では住宅は個人の資産と言う考えが一般的です。ですから自分の好きなように、好きなデザインで古い町並みに突然輸入住宅というケースも出てきますが住宅は社会資産、つまり個人の資産であると同時に社会の資産であるという視点に立つとこれから人口が減っていく中、家はどんどん余ってくる時代に自分はどんな家を建てるのか?義務化になる基準は1999年つまり今から20年ほど前に作られた基準です。今年30歳で家を建てて30年後の60~65歳で引退住んでいる家の性能基準、省エネ基準は50年前のものということになります。30年後には人口も減ってますし、家も余っています。余程立地が良ければ別ですが、恐らく誰も買い手はいないでしょう。年金も当てにならない状況でこれからの自身の資産形成をどう考えるかはとても大切です。義務化が延期、あるいは中止になっても省エネの大きな流れは止められません。消費税10%も近づいてきましたからどんな性能の家を建てるかじっくり考える必要があります。太陽光パネルは後からでも設置できます。
2018年09月17日
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ようやく起きたケヤキおはようございます、紙太材木店の田原です。台風被害の現地調査も昨日で一段落同時に補修の段取りを進めてますが屋根屋さんや板金屋さん、外構屋さんは皆どこも大忙しそこに連日の雨ですから被害に遭われた方を思うと頭の痛い日が続きます。前回、自然災害の多い日本では住まいには耐震性だけでなく+αの性能が求められるということを書きましたが簡単に言うと電気やガスなどのエネルギー源が途絶えても冬季の室温を一定以上に保たれるだけの自然温度差を確保する必要があるという事です。これには断熱性はもちろん、日射の取得も必要で設計上の工夫が求められます。非常時の太陽光パネルの自家使用や電気自動車の電源の利用なども考えられますがそれらは設備ですから使えるか使えないかはその時の運次第となります。となると家を建てる時の優先順位は躯体性能が第一で設備への投資はその次と言うことになります。日本の家は地震に耐えるのは当たり前で加えて、震災後の避難生活がエネルギー源が無くてもそれなりに暮らせる家まで求められる時代が来たのかもしれませんがそうなると住宅は消費の対象ではなく資産という考えになります。国は2020年に向けて中古住宅の流通を欧米並みに活発化させようとしてますが現実にはなかなか進んでいません。それは簡単で中古住宅の評価が日本で年を追うごとに下がっていくという現実があるのにそこに敢えて投資しようとするには相当程度の理由がなければしません。住宅は資産である(消費財ではなく、投資に値する)10年、20年後に例えば2000万で取得した家が2500万になるとなれば話は変わります。日本の税制を変えなければそんなの無理とお考えにおなるかもしれませんが時代は常に変化しています。外国人労働者も以前の規制の方向から人手不足を背景に受入れ方向に政策も変化してきています。30歳で家を建てて、60歳になる30年後の日本の住宅政策あるいは中古住宅の市場がどのようなものになるのか分かりませんがグローバル化の波は当然押し寄せているわけでお隣の住宅を取得するのは投資目的の中国人かもしれません。タワーマンションだけでなく立地が良ければ大都市ではどこでも起こっていることで住宅でも性能が担保され周辺環境が良ければ資産としても投資対象になるでしょう。その対象になるような家であれば老後は安心して暮らせます。建物の外観はいくらでも変えることができますが、断熱性などの性能を変えようとすると大きなお金が必要になってしまいます。
2018年09月14日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。ぐずついた天気が続き今日も午後から雨の予報ですが今にも雨が降り出しそうなどんよりした空です。今日は先日の台風で倒れた土場のケヤキを起こす作業の予定根が乾かないように水をかけて不織布で覆ってますが既に1週間経ってますので葉先が枯れ始めています。実は一昨日重機3台とリフトで起こそうとしたのですがあまりの重さに失敗今回は25トンのレッカーで再挑戦です。写真で見るとそれほど大きそうではありませんが幹の胴回りは3.5m、直径は1mを越えてます。樹齢は100年近くですから何とか再生させたいものです。さて、先日の北海道の地震では北海道全域が停電しました。一部ではなく全域でしかも完全復旧まで数日かかっています。そして、今朝の天気予報では旭川は6.5度になっています。この地震が真冬の厳冬期に起こっていたら、あるいは北海道ではなくこの美濃地方で起こっていたら電気を使う暖房器具は使えません。北海道でもオール電化の家は数多くあります。寒冷地用のエアコンやヒートポンプがありますから断熱を強化してあれば北見や旭川と言ったマイナス20度になるところでも問題なく過ごせますが停電となると話は別です。北海道のような地域でだけでなくこのようなケースでは自己防衛しかありません。北海道でどうするかと言う事は別にして1月、2月の美濃地方で今回のような地震が起こり停電が何日も続いた時はどうしたらよいか?何日も続くというのは東海地方を中心に広域で被害が予想されるわけで支援物資などが届くには何日もかかることが予想されますし避難所に指定されているところなどは体育館のような広い空間が多く暖房は期待できません。真冬の外気が毎朝マイナス3度、4度が続く美濃地方で避難所の生活は想像を越えるものがあると思われます。車中の避難も多くみられますが真冬にエンジンを切った車中の寒さがどれほどのものか経験された方は分かりますが毛布を幾重にもかけても寒くて何度も目が覚めてとても寝られる状況ではありません。東日本大震災の時新住協の事務局長の会沢さんが仙台で被災されました。2008年に大規模な耐震、断熱改修をされている家でしたから家自体は問題はなかったそうですが停電は5日間続いたそうです。そこでさらに5日間、合計10日間電気無し、無暖房の生活をされその間の外気温、室内気温を計測されたレポートがあります。(エコ住宅Q1.0-X BOOK 2012年版 札促社)3月の仙台は美濃地方の1月2月より少し暖かいですがそれでも朝の最低気温は半分近くがマイナスです。結論を言えば暖房器具無しの生活でも室温は14度~16度の範囲で生活ができています。熱損失係数(Q値)は1.47とそれほど小さい数値ではありません。冬季の日射熱取得率1.150w/hですが自然温度差は10.6度とかなり良い数字です。自然温度差で10度を越えようとすると相当設計に頭をひねる必要があります。自然温度差と言うのは単に断熱性を上げる工夫だけではいい数字になりません、これは昼夜平均で外気温よりも10.6度高いことを意味します。このように日射に恵まれた美濃地方では仙台と同様たとえ停電が何日か続いても断熱の強化と日射の工夫で厳冬期でも10日以上乗り越えることができます。上のQ値の1.47、自然温度差や日射取得が小さければ1.0前後まで上げる必要があることは言うまでもありません。耐震性はもちろんですが+αの備えも考える必要があります。
2018年09月12日
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LCCM住宅実験棟おはようございます、紙太材木店の田原です。台風の後、晴天は2日程しかなく瓦が割れたり飛んだりした屋根は応急修理で対応してますが数日は雨が続くようで心配です。今日も美濃地方はかなり強い雨が降っていて外の工事は進みそうにありません。週末はMOKスクールで大阪講師は辻充孝さん、南雄三さん 小泉雅生さん今回は住宅の環境系の方々が講師でしたが内容はハード資料も膨大ですし、授業のスピードも早く内容が濃い簡単にお話しすると辻さんは「数字で理解する温熱・省エネ設計術」環境家計簿というソフトを使って個々の住んでいる地域や家族構成で異なる消費エネルギーを標準的な一般的な家との比較がができます。ご自分のリーフォームされた住まいや以前のマンション暮らしの時のエネルギー更に講師の小泉さんが住んでいる家(アシタノイエ)の分析など暮らし方の方向性でエネルギー消費量が大きく異なることが分かります。計画段階で住まい手の暮らしの方向性を確認しその人にあった心地のいい省エネ住宅を作ることが大切です。南雄三さんは「結露の基礎~謎の結露まで」結露についての著書も何冊かありますがそれらをひとまとめにして1.5時間の授業にしたというまさにプロ向け、実務者向けの授業でした。新築住宅に住んでの3大不満の一つが結露です。日本の現状の基準ではまだまだ結露が発生しますから顧客満足のためにも結露を軽く考えてはいけません。発生メカニズムが分かると対策も取れます。小泉雅生さん筑波のLCCM住宅の設計もされていたのは知りませんでした。その道の大御所の方々の意見をまとめて設計するのは大変だったとか日射遮蔽のガラリ戸がなぜサッシの室内側にあるのか南面の角の斜めに突き出した壁の本当の理由は何だったのかなどいままで?になっていたことが明快に。室内の空気環境を一体にする(視覚は遮るが空気は一体にする)と音の問題が出てきますがそれを低減させるにはどうするかなど長年の課題がクリアになりました。建築中の花池の家で早速使えそうです。と言うことで今回のMOKスクールも内容の濃い授業でした。紙太材木店の家づくりも毎年進化してますのでご期待ください。LCCM住宅先日訪れたLCCM住宅(高知の梼原村)ZEHの次に来る住まいですがこれから新築を検討させる方は頭の片隅に置いても損はありません。
2018年09月10日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。しばらく雨が続きそうな天気ですが台風被害に遭われた方の応急修理は何とか昨日までに終えることが出来ました。田舎ですからJAの火災保険に加入されてる方が多く川辺町のJAだけで昨日までに60件の相談があったとか。他の保険会社も含めるとこの地域だけで相当数の被害が出ているようです。多くは瓦が飛ばされたり、浮いてずれたり、飛んだ瓦が屋根に当たってその部分の瓦が割れたり樋が飛ばされたり、塀や樹木が倒れたりと言うものです。上の写真は今回の台風で一番被害の大きなもので高台の南の縁に立地する住宅の屋根で、工事中のものではありません。杉皮が敷かれ、その上に瓦を固定するための土が団子状に置いてあります。いわゆる、土葺き瓦屋根と言うもので古い住宅の瓦屋根はほとんどがこの方式ですが現在では屋根が重くなることによる耐震性の問題や、台風の時に瓦が飛ぶこともあることなどから、ほとんどこのような施工はされていません。瓦が飛んだり、浮いたりするのは三角形をした屋根の風下側に多く発生します。飛行機が飛ぶのは翼の上面の気圧が低くなって揚力が発生し重い機体を持ち上げますが瓦が飛んだり、浮いたりする理屈も同じで三角形の頂点の風下側は気圧が低くなって揚力が発生して瓦を持ち上げているからです。ですから南向きの家では瓦が飛ぶのは北側の屋根になります。上の写真のケースは南面の屋根なので揚力で飛んだのではなくその立地から強い風に吹き飛ばされたというところでしょうか。綺麗に全部飛んでいるのはひところ流行ったコーキングで瓦同士をくっつける工事がされていたためです。土葺き瓦のズレを防止するというのがウリで訪販業者の得意技古い団地ではよく見ます。さて、問題は屋根は4mx7mほどの広さでそこに葺いてあった瓦が全て飛んでいるわけで道を挟んだ風下側の3軒の家を直撃しています。幸いけがをされた方はいないようですが住まい手の方の心労は相当なものがあります。このようなケースでは火災と同じく被害を受けても自分自身の保険で対応することになりますがご近所ですし今後の事も考えるとそれなりの対応が求められます。火災では火元にならない対策が求められるように今回の瓦のように対策の取りようのないものは仕方がありませんが台風の時は飛来しそうなものの固定は十二分にすることが求められます。この細い木がどうやったらトタン屋根を突き敗れるのか風の力は想像を越えるものがあります。
2018年09月07日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。予報通りというか、予想以上の強風の台風でした。フェンスが倒れたり、カーポートが傾いたり瓦が飛んだりと昨日は多くの連絡が入りましたがあの状況では動けず本日から本格的な対応に入ります。ご連絡を頂いた皆様にはご心配もあると思いますが順次対応させていただきますので今しばらくお待ちください。火災保険には風災(台風や竜巻の被害)が付いているケースが多くあります。被害に遭われた方は約款の確認をして被害状況の写真を撮っておくことをお勧めします。(免責金額の確認もしてください)本日はこれから災害対応に出ますので簡単ブログにて容赦下さい。m(__)m
2018年09月05日
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おはようございます紙太材木店の田原です。朝から雨の美濃地方ですが日中は晴れるようです。明日は台風の直撃が予想されますから本日中に台風養生しなければなりません。足場のネット付けたり外したりはこの夏は今回で3度目9月は台風の発生が8月よりも多いので後何回台風養生することになるか頭の痛いところです。さて、上の写真は先日耐震診断をした家で建てるられたのは昭和54年ですから今から39年前建物の外周は土壁で屋根は土葺き瓦当時としては標準的な家で住宅金融公庫から融資を受けた建物で外観も落ち着いた雰囲気の家で古さはそれほど感じません。筋交いも当時の規定通り入ってますし金物も使われていますが診断結果は0.22簡単に言うと今の基準の22%ほどの耐力しかない家ということになります。日本にはこの家のように耐震性が低く同時に断熱材が入っていない無断熱の家が既存住宅の半分ほどあります。かく言う私の家も上の写真の家と同じく無断熱で耐震性はとても低い数値です。診断を行った方でも実際に耐震補強工事までされる方は多くはありませんがそれは費用が思った以上かかることが原因です。一昔前の家ですから床面積も広く家全体を改修しなければなりませんから大きさと古さに比例して改修費用も大きくなります。でもこの家も当時としては一般的な家むしろ公庫の基準に準じていますから融資を受けずに建てた家より耐震強度はあると言っていいでしょう。住宅の耐震基準や省エネ基準は1981年を境に順次強化されてきました。ある基準が一般的になると次の新しい基準を作るという手法で強化され省エネ基準についても耐震基準を同じく2020年には義務化されます。自動車の排ガス基準も同じように強化されていきましたが住宅についても同じだと考えていいでしょう。気を付けなければならないのは省エネ基準はあくまで家庭で使うエネルギーを極力減らす基準であって健康に暮らせる基準、あるいは暮らし易さの基準と言ったものとは別物であることです。簡単に言うと省エネ基準をクリアしているから暖かい家、涼しい家とは限らないと言うことです。2020年に初めて省エネ基準が義務化されますが耐震基準が強化された1981年が始まりであったようにそれは始まりであって終わりではありません。つまり順次強化されていく省エネ基準の始まりであると理解する必要があります。簡単に言うとゴールポストが移動していくと考えていいでしょう。どうしたらいいのか?どう考えたらいいのか?参考になるのはHeat20のG2でしょう。岐阜県の美濃地方は2020年に義務化される北海道の基準を上回る性能が推奨されています。Ua値は0.34 Q値は1.3です
2018年09月03日
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