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3月決算企業の経理部は、この時期が忙しさのピークではないでしょうか。
4月中に決算発表を済ませる企業の割合は、今も昔も大きな変化はないようです。
多くの企業は、ゴールデンウィーク明けの決算発表です。
この時期は、年度決算に4月の月次決算が重なり、また、会社法の決算対応に株主総会の支援もあります。
忙しくて大変な時期になりますので、体調管理には気をつけています。
夜は出来るだけ早く寝るようにして、睡眠時間をしっかりと確保します。
20年ほど前に決算のメイン担当だった頃は、毎日遅くまで残業していましたが、その頃に比べると業務改善や効率化も進んでいます。
決算短信も、かつてはフルバージョンで作成していました。
有価証券報告書並みの注記を記載して、50ページほどの短信を作っていたものです。
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今思うと、よくあんなことをやっていたなと思います。
現在では簡素化されて、必須の注記のみとしているので、半分程度のボリュームで済みます。
決算発表に向けては、社内の手続きを経て発表します。
取締役会で承認を得て発表するという企業が多いでしょうが、その手前で開示内容を固めていくプロセスもあります。
現在の勤務先では、経理部が主催する開示書類に関する会議があります。
この公式な会議で、社内のコンセンサスを固めます。
毎回内容が重く、大変な会議ですが、当然ですがこれを経なければ決算発表は出来ません。
そのため、全集中でこの会議に臨みます。
この後、ゴールデンウィーク明けの取締役会を経て、決算発表となります。
あと10日あまり、緊張感で張り詰める日々が続きます。
これも経理の宿命です。
頑張っていきたいと思います。