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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!
May 25, 2008
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青い鉛筆
せっかくの観劇の時にボーっと観るのはもったいないから
図書館で「星の王子さま」をたくさん借りてきた。

内藤濯氏訳岩波書店判の著作権が切れた年に
新訳がこぞって出版され
山梨県で原画が発見されたことで話題になったでしょ。

私も「星の王子さま展」について
昨年4月28日の日記で書いていたのだけど、
結局行けずじまいだったから。



青い鉛筆さて、「音訳」(視覚障害者の方のために録音をする=活字を音声化する)
をするようになって
利用者の方の気持ちになるためにも
図書館でプロの方の朗読CDを借りて
聴くことがあるのですけど

その中に確かあったはず、
と探し出したのが
「音楽劇 星の王子さま」

飛行士ほかを森本レオ、王子さまを中島朋子。
薔薇の花はなんと岸田今日子。

そしてエンディングに流れる主題歌は歌薬師丸ひろ子、


男性役はすべて森本さん。何人演じ分けているんだろ、
ブラボー!!

耳では彼らの朗読を聴きながら、
目は図書館で借りてきた新訳本の読み比べ、
訳し方比べの5月だった。


うわばみのくだりなど、思った以上に鮮明でうれしかったけど
青い鉛筆いくつかの点でひっかかる言葉があったからなんだけど。

その中でもいちばん気になったのが「飼いならす」

そして、王子さまとの別れのシーンで
飛行士が何度もくりかえす

「僕、君のそばをはなれないよ」をどう訳すのかしらと。

それから、自分の星に残してきた花の大事さに気づいた王子が
5000本の薔薇たちに「君たちはきれいなだけじゃないか」と
話しかけるシーンが納得できなかった。
薔薇のために「ひまつぶしした」という箇所もね。

きつねから時間をかけて絆が深まるって話を聞いて
王子さまだけじゃなく、読んでい私も「ひまつぶし」したは
「時間をかける」ってことだと気づくのだけど。

訳をした人達、読んだ人達から内藤さんの訳はあまり
評判よくないらしく、その中でも1、2が「飼いならす」と
「ひまつぶし」だった。
文学的に良く理解して書いているのではなく、辞書の一番初めに
でてくる訳をそのまま並べて訳したなどど書いてある記事もあった。

青い鉛筆「アプリヴォワゼ」という動詞。
「飼いならす」だったり、「なじみになる」「なつく」
「なかよしになる」と訳されている。

「遊ぼうよ」と言われて「飼いならされていないから」と
断るのはなんか違和感あるな。どうしてなんだろ。

ねりらくさんにそのことを話したらこんな話を聞かせてくれた。
それは「飼いならす」擁護論。





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最終更新日  June 2, 2016 11:00:02 AM コメントを書く
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